JP3738955B2 - Absorption chiller / heater and control method - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、吸収器と、高温再生器と、低温再生器と、凝縮器と、蒸発器とを有する吸収冷温水機に関し、特に、所謂「一重二重効用」と呼ばれる吸収冷温水機に関する。
【0002】
【従来の技術】
図28は、所謂「パラレルフロー」タイプとして構成された従来の一重二重効用吸収冷温水機を示している。
図28において、吸収器22からポンプ24により送出された稀溶液は、稀溶液ラインL1を流過し、低温溶液熱交換器26を経て、分岐点P1で、高温再生器44に連通するラインL1−1と、排熱焚再生器に連通するラインL1−2とに分岐する。
【0003】
ラインL1−2を流れる稀溶液は、排熱焚再生器30に供給される。排熱焚再生器30においては、稀溶液に対して、排熱ラインL2を流れる排熱流体(例えば温排水等)が保有するエンタルピー(顕熱)が付加されて、加熱・一部再生される。
排熱焚再生器30において再生された冷媒蒸気はラインL13を流れて凝縮器50へ流入する。
【0004】
排熱焚再生器30で加熱された吸収溶液は、ラインL1−21を経由して低温再生器48に供給される。
【0005】
一方、分岐点P1で分岐した他方のラインL1−1は、高温溶液熱交換器42を経由して、高温再生器44に送られる。
高温再生器44においては、例えばバーナ機構45等の加熱手段により吸収溶液が加熱・濃縮され、これにより発生(再生)した冷媒蒸気(水蒸気)は蒸気ラインL11を流れ、低温再生器48を介して凝縮器50(第1の凝縮器)に送られる。
【0006】
そして、低温再生器48において、蒸気が保有するエンタルピーにより、(ラインL1−21を経由して排熱焚再生器30から流入した)吸収溶液が再生される。そして再生した冷媒蒸気は、ラインL15を介して凝縮器50へ送られ、低温再生器48で加熱した吸収溶液はラインL1−22を流過する。
【0007】
高温再生器44で加熱・凝縮された吸収溶液(中間濃度溶液)は、溶液ラインL3を流れ、合流点P2で低温再生器48からのラインL1−22と合流する。ラインL3とラインL1−22は、合流した後、低温溶液熱交換器26を経由して、吸収器22に戻る。
【0008】
凝縮器50で凝縮した液相冷媒は、ラインL5を流れて蒸発器52へ供給される。蒸発器52で冷水ライン(図示せず)を流れる冷水から気化熱を奪って蒸発した冷媒蒸気は、ラインL17を流れて、吸収器22へ流入する。
【0009】
係る従来技術において、分岐点P1で分岐する2本のラインL1−1、L1−2を流れる吸収溶液の流量は、吸収冷温水機の圧力バランスに基いて、一定量に決定される。
これに対して、排熱ラインL2を経由して排熱焚再生器30に供給される排熱(或いは、排熱ラインL2を流れる排熱流体が保有する熱量)は、図示しない排熱源の状態により変動する。
【0010】
ここで、排熱ラインL2を流れる排熱流体の温度が、排熱焚再生器30内の吸収溶液温度よりも十分に高温であれば、ラインL1−2を流れる吸収溶液流量を増加することにより、排熱焚再生器30における再生量が増大し、高温再生器44の加熱手段45の高質燃料消費量を抑制して、吸収冷温水機の効率を向上出来る。
一方、排熱ラインL2を流れる排熱流体温度が、排熱焚再生器30内の吸収溶液温度に対して十分に高温とは言い得ない場合には、排熱焚再生器30における再生量は減少し、最悪の場合には、吸収溶液が保有する熱量が排熱流体へ(熱的に)逆流してしまう恐れがある。この様な場合には、ラインL1−1の流量を増加して、ラインL1−2の流量を減少する方が、吸収冷温水機の効率は良くなる。
従って、排熱流体の温度と、吸収溶液の温度とを比較して、ラインL1−1、L1−2を流れる吸収溶液流量を変更させることが、吸収冷温水機の効率を向上させるという見地からは好ましい。
【0011】
しかし、排熱流体の温度と、吸収溶液の温度とを比較して、排熱焚再生器30へ流入する吸収溶液流量を決定する様な吸収冷温水機は、現時点では存在しない。排熱流体の温度及び吸収溶液の温度には無関係に、吸収冷温水機内の溶液循環系における圧力バランスに基いて、排熱焚再生器30へ流入する吸収溶液流量が無作為に決定されてしまうのが、現状である。
従って、排熱流体温度が高いのに排熱焚再生器30へ流入する吸収溶液流量が少なかったり、或いは、排熱流体温度が低いのに排熱焚再生器30へ流入する吸収溶液流量が多かったりして、吸収冷温水機の効率を向上するのに逆効してしまう、という問題点が存在する。
【0012】
この様な問題点に対して、図29で示す様に、吸収器(高圧側吸収器)22Hから出る2本の稀溶液ラインL1−11、L1−12を設けることにより、対処することが考えられる。
すなわち、ラインL1−11はポンプP10−1によりヘッドが付加され高温溶液熱交換器42を介して高温再生器44に連通し、ラインL1−12はポンプP10−2によりヘッドが付加され低温溶液熱交換器26を介して排熱焚再生器30に連通する様に構成し、ポンプP10−1、P10−2の吐出流量を制御することにより、吸収溶液温度と排熱温度とに基いて、排熱再生器30に流入する吸収溶液流量を調節し、以って、吸収冷温水機の効率を向上せしめることが可能である。
【0013】
しかし、吸収器からラインを2本出して、各々のラインにポンプを介装し、各ポンプの吐出流量を(吸収溶液温度と排熱温度とに基いて)制御することは、構成を煩雑化して、吸収冷温水機製造コストを高騰化してしまう、という問題を生じてしまう。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、排熱焚再生器へ流入する吸収溶液流量を制御して、吸収冷温水機の効率を向上することが出来る様な吸収冷温水機及びその制御方法の提供を目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明の吸収冷温水機は、吸収器(22)と、高温再生器(44)と、低温再生器(48)と、排熱焚再生器(30)と、凝縮器(50)と、蒸発器(52)とを有する吸収冷温水機(20)において、吸収器(22)から送出された稀溶液が流過する稀溶液ライン(L1)は、第1の分岐点(BP)で、低温溶液熱交換器(26)が介装されている第1の分岐ライン(L1−1)と、冷媒ドレン熱交換器(70)が介装されている第2の分岐ライン(L1−2)とに分岐されており、高温再生器(44)で再生した冷媒蒸気が流れるライン(L11)の低温再生器(48)と凝縮器(50)の間の領域(L11−70)が前記冷媒ドレン熱交換器(70)と熱的に連通しており、低温再生器(48)を経由した後の冷媒(L11−70を流れる冷媒)が保有するエンタルピーが前記第2の分岐ライン(L1−2)を流れる稀溶液へ投入される様に構成されており、前記第1の分岐点(BP)に介装された三方弁(V1)と、排熱焚再生器(30)と熱的に連通する排熱ライン(L2)と排熱源に連通するライン(L2G)との分岐箇所或いは合流箇所に介装された排熱投入用三方弁(VE)と、該排熱投入用三方弁(VE)が排熱ラインL2側を開放しているか閉鎖しているかを検出する開閉センサ(S1)と、該開閉センサ(S1)の検知信号により前記三方弁(V1)を開閉制御する制御手段(150)とを設け、該制御手段(150)は、排熱投入用三方弁(VE)が排熱ライン(L2)側を開放しているのであれば、排熱焚再生器(30)に連通する第1の分岐ライン(L1−1)を流過する稀溶液の流量を所定量だけ増加し、排熱投入用三方弁(VE)が排熱ライン(L2)側を閉鎖しているのであれば、排熱焚再生器(30)に連通する第1の分岐ライン(L1−1)を流過する稀溶液の流量を、所定量だけ減少する制御を行う様に構成されている。(図1、図2)
ここで、排熱源に連通するライン(L2G)を流れる排熱流体温度が低温であり、排熱投入用三方弁(VE)が排熱ライン(L2)側を閉鎖して、排熱ライン(L2)及び排熱焚再生器(30)をバイパスしている場合には、吸収冷温水機の効率化という観点に着目すれば、排熱焚再生器(30)に連通する第1分岐ライン(L1−1)に多量の稀溶液を流過させる必要は無い。
一方、排熱源に連通するライン(L2G)を流れる排熱流体が高温で、排熱投入用三方弁(VE)が排熱ライン(L2)側を開放して、大量の排熱を排熱焚再生器(30)に対して投入出来る場合には、排熱焚再生器(30)に連通する第1分岐ライン(L1−1)に多量の稀溶液が流過する方が、吸収冷温水機の効率化に寄与する。
上述した様な構成を具備する本発明によれば、排熱ライン(L2)側が開放されているか否か、換言すれば排熱焚再生器(30)に排熱が投入されているか否かを判断し、排熱焚再生器(30)に供給される稀溶液流量(第1分岐ラインL1−1を流れる吸収溶液流量)を制御しているので、排熱が有効利用されて、高温再生器(44)で消費される高質燃料量を抑制して、吸収冷温水機の効率をさらに向上出来るのである。
【0016】
また本発明の吸収冷温水機は、吸収器(22)と、高温再生器(44)と、低温再生器(48)と、排熱焚再生器(30)と、凝縮器(50)と、蒸発器(52)とを有する吸収冷温水機(20)において、吸収器(22)から送出された稀溶液が流過する稀溶液ライン(L1)は、第1の分岐点(BP)で、低温溶液熱交換器(26)が介装されている第1の分岐ライン(L1−1)と、冷媒ドレン熱交換器(70)が介装されている第2の分岐ライン(L1−2)とに分岐されており、高温再生器(44)で再生した冷媒蒸気が流れるライン(L11)の低温再生器(48)と凝縮器(50)の間の領域(L11−70)が前記冷媒ドレン熱交換器(70)と熱的に連通しており、低温再生器(48)を経由した後の冷媒(L11−70を流れる冷媒)が保有するエンタルピーが前記第2の分岐ライン(L1−2)を流れる稀溶液へ投入される様に構成されており、前記第1の分岐点(BP)に介装された三方弁(V1)と、排熱焚再生器(30)と熱的に連通する排熱ライン(L2)を流れる流体の温度(Tw)を検出する温度センサ(S2)と、該温度センサ(S2)の検知信号により前記三方弁(V1)を開閉制御する制御手段(150)とを設け、該制御手段(150)は、排熱ライン(L2)側を流れる流体の温度(Tw)が上昇すれば、排熱焚再生器(30)に連通する第1の分岐ライン(L1−1)を流過する稀溶液の流量を増加し、排熱ライン(L2)側を流れる流体の温度(Tw)が下降すれば、排熱焚再生器(30)に連通する第1の分岐ライン(L1−1)を流過する稀溶液の流量を減少する制御を行う様に構成されている。(図3、図4)
上述した様な構成を具備する本発明によれば、排熱ライン(L2)を流れる温度(Tw)が上昇し、排熱焚再生器(30)に排熱が有効に投入される状態であるかか否かを判断し、排熱焚再生器(30)に供給される稀溶液流量(第1分岐ラインL1−1を流れる吸収溶液流量)を制御している。従って、排熱流体が保有する熱量(排熱)が投入可能か否かに基いて、第1分岐ライン(L1−1)を流れる吸収溶液流量を制御しているので、排熱の有効利用、高質燃料消費量の抑制を実現して、吸収冷温水機の効率をさらに向上している。
【0017】
さらに本発明の吸収冷温水機は、吸収器(22)と、高温再生器(44)と、低温再生器(48)と、排熱焚再生器(30)と、凝縮器(50)と、蒸発器(52)とを有する吸収冷温水機(20)において、吸収器(22)から送出された稀溶液が流過する稀溶液ライン(L1)は、第1の分岐点(BP)で、低温溶液熱交換器(26)が介装されている第1の分岐ライン(L1−1)と、冷媒ドレン熱交換器(70)が介装されている第2の分岐ライン(L1−2)とに分岐されており、高温再生器(44)で再生した冷媒蒸気が流れるライン(L11)の低温再生器(48)と凝縮器(50)の間の領域(L11−70)が前記冷媒ドレン熱交換器(70)と熱的に連通しており、低温再生器(48)を経由した後の冷媒(L11−70を流れる冷媒)が保有するエンタルピーが前記第2の分岐ライン(L1−2)を流れる稀溶液へ投入される様に構成されており、前記第1の分岐点(BP)に介装された三方弁(V1)と、吸収器(22)の出口における吸収溶液の温度(Ta)を検出する温度センサ(S3)と、該温度センサ(S3)の検知信号により前記三方弁(V1)を開閉制御する制御手段(150)とを設け、該制御手段(150)は、吸収器(22)の出口における吸収溶液の温度(Ta)が上昇すれば、排熱焚再生器(30)に連通する第1の分岐ライン(L1−1)を流過する稀溶液の流量を減少し、吸収器(22)の出口における吸収溶液の温度(Ta)が下降すれば、排熱焚再生器(30)に連通する第1の分岐ライン(L1−1)を流過する稀溶液の流量を増加する制御を行う様に構成されている。(図5、図6)。
上述した様な構成を具備する本発明によれば、吸収器(22)の出口における吸収溶液の温度(Ta)が下降すれば、吸収溶液濃度が薄くなり、飽和温度が下がるため、同一熱量が投入されても排熱焚再生器(30)における再生量が増加する。一方、吸収器(22)の出口における吸収溶液の温度(Ta)が上昇すれば、吸収溶液濃度が濃くなり、飽和温度が上がるため、同一熱量が投入されても排熱焚再生器(30)における再生量は減少する。
本発明では、吸収器出口温度(Ta)を計測することにより、吸収溶液(或いは稀溶液)濃度が薄いか濃いか、換言すれば、飽和温度が低い(再生し易い)か高い(再生し難い)かを判断し、それに基いて、排熱焚再生器(30)に供給される稀溶液流量(第1分岐ラインL1−1を流れる吸収溶液流量)を制御している。すなわち、排熱焚再生器に投入される排熱による再生量が増加するか否かに基いて、第1分岐ライン(L1−1)を流れる吸収溶液流量が制御され、排熱を有効利用し、高質燃料消費量を抑制して、吸収冷温水機の効率をさらに向上している。
【0018】
本発明の実施に際して、排熱ライン(L2)に排熱流体が流過しているか否かを検出する開閉センサ(S1)と、排熱流体温度(Tw)を検出する温度センサ(S2)と、吸収器(22)の出口における吸収溶液温度(Ta:吸収器出口温度)を検出する温度センサ(S3)の内の何れか2つを設け、或いは3つ全てを設け、各センサで検出される各パラメータを全て参照して、制御行われる様に構成することが出来る(図7、図8)。
【0019】
本発明において、前記第1の分岐ライン(L1−1)は、低温溶液熱交換器(26)を経由した後に前記第2の分岐ライン(L1−2)とは合流せずに排熱焚再生器(30)に連通し、該排熱焚再生器(30)から高温再生器(44)に向かうライン(L1−144)は、排熱焚再生器(30)と高温溶液熱交換器(42)の間の第1の合流点(GP)で前記第2の分岐ライン(L1−2)と合流して高温再生器(44)に連通し(L1−44)、高温再生器(44)で加熱された吸収溶液は、中間濃度溶液ライン(L3)を流れて低温再生器(48)へ流入し、低温再生器(48)で加熱された後に高濃度溶液ライン(L4)を流れ、低温溶液熱交換器(26)を経由して吸収器(22)に戻る様に構成することが好ましい(図1−図8:シリーズフロータイプ)。
【0020】
或いは、前記第1の分岐ライン(L1−1)は、低温溶液熱交換器(26)を経由した後に前記第2の分岐ライン(L1−2)とは合流せずに排熱焚再生器(30)に連通し、該排熱焚再生器(30)から高温再生器(44)に向かうライン(L1−144)は、高温溶液熱交換器(42)と高温再生器(44)の間の第1の合流点(GP)で前記第2の分岐ライン(L1−2)と合流して高温再生器(44)に連通し、高温再生器(44)で加熱された吸収溶液は中間濃度溶液ライン(L3)を流れて低温再生器(48)へ流入し、低温再生器(48)で加熱された後に高濃度溶液ライン(L4)を流れ、低温溶液熱交換器(26)を経由して吸収器(22)に戻る様に構成するのが好ましい(図9:シリーズフロータイプ)。
【0021】
そして本発明は、前記第1及び第2の分岐ライン(L1−1、L1−2)は低温溶液熱交換器(26)或いは冷媒ドレン熱交換器(70)を経由してから直ちに第1の合流点(GP)で合流し、第2の分岐点(P1)で高温再生器(44)に連通するライン(L1−3)と排熱焚再生器(30)に連通するライン(L1−4)に分岐し、高温再生器(44)に連通するライン(L1−3)を流れる稀溶液は高温溶液熱交換器(42)を経由して高温再生器(44)へ流入し、排熱焚再生器(30)に連通するライン(L1−4)を流れる稀溶液は排熱焚再生器(30)で加熱されて低温再生器(48)に流入し、低温再生器(48)で加熱された吸収溶液が流れるライン(L1−42)は、高温再生器(44)からの溶液ライン(L3)と第2の合流点(P2)で合流し(L4)、低温溶液熱交換器(26)を経由して吸収器(22)へ連通しており、前記三方弁(V1)は第1の分岐点(BP)ではなく、第2の分岐点(P1)に介装されているのが好ましい(図10:パラレルフロータイプ)。
【0022】
さらに本発明では、前記第1の分岐ライン(L1−1)は、低温溶液熱交換器(26)を経由した後に前記第2の分岐ライン(L1−2)とは合流せずに、第2の分岐点(P1)で高温再生器(44)に連通するライン(L1−3)と排熱焚再生器(30)に連通するライン(L1−4)に分岐し、高温再生器(44)に連通するライン(L1−3)を流れる稀溶液は高温溶液熱交換器(42)を経由して高温再生器(44)へ流入し、排熱焚再生器(30)に連通するライン(L1−4)は第1の合流点(GP)で前記第2の分岐ライン(L1−2)と合流し、該ライン(合流後のL1−4)を流れる稀溶液は排熱焚再生器(30)で加熱されて低温再生器(48)に流入し、低温再生器(48)で加熱された吸収溶液が流れるライン(L1−42)は高温再生器(44)からの溶液ライン(L3)と第2の合流点(P2)で合流し(L4)、低温溶液熱交換器(26)を経由して吸収器(22)へ連通しており、第1の分岐点(BP)に介装された前記三方弁(V1)に代えて、第2の分岐点(P1)に介装された三方弁(V2)を設けているのが好ましい(図11:パラレルフロータイプ)。
【0023】
或いは、前記第1の分岐ライン(L1−1)は、低温溶液熱交換器(26)を経由した後に前記第2の分岐ライン(L1−2)とは合流せずに、第2の分岐点(P1)で高温再生器(44)に連通するライン(L1−3)と排熱焚再生器(30)に連通するライン(L1−4)に分岐し、高温再生器(44)に連通するライン(L1−3)を流れる稀溶液は高温溶液熱交換器(42)を経由して高温再生器(44)へ流入し、排熱焚再生器(30)に連通するライン(L1−4)は第1の合流点(GP)で前記第2の分岐ライン(L1−2)と合流し、該ライン(合流後のL1−4)を流れる稀溶液は排熱焚再生器(30)で加熱されて低温再生器(48)に流入し、低温再生器(48)で加熱された吸収溶液が流れるライン(L1−42)は高温再生器(44)からの溶液ライン(L3)と第2の合流点(P2)で合流し(L4)、低温溶液熱交換器(26)を経由して吸収器(22)へ連通しているのが好ましい(図12:パラレルフロータイプ)。
【0024】
または、前記第1の分岐ライン(L1−1)は、低温溶液熱交換器(26)を経由した後に前記第2の分岐ライン(L1−2)とは合流せずに、第2の分岐点(P1)で高温再生器(44)に連通するライン(L1−3)と排熱焚再生器(30)に連通するライン(L1−4)に分岐し、高温再生器(44)に連通するライン(L1−3)を流れる稀溶液は高温溶液熱交換器(42)を経由して高温再生器(44)へ流入し、排熱焚再生器(30)に連通するライン(L1−4)は第1の合流点(GP)で前記第2の分岐ライン(L1−2)と合流し、該ライン(合流後のL1−4)を流れる稀溶液は排熱焚再生器(30)で加熱されて低温再生器(48)に流入し、低温再生器(48)で加熱された吸収溶液が流れるライン(L1−42)は高温再生器(44)からの溶液ライン(L3)と第2の合流点(P2)で合流し(L4)、低温溶液熱交換器(26)を経由して吸収器(22)へ連通しており、第1の分岐点(BP)に介装された前記三方弁(V1)に加えて、第2の分岐点(P1)に介装された三方弁(V2)を設けているのが好ましい(図13:パラレルフロータイプ)。
【0025】
これに加えて本発明では、前記第1の分岐ライン(L1−1)は、低温溶液熱交換器(26)を経由した後に前記第2の分岐ライン(L1−2)とは合流せずに、第2の分岐点(P1)で高温再生器(44)に連通するライン(L1−11)と排熱焚再生器(30)に連通するライン(L1−12)に分岐し、高温再生器(44)に連通するライン(L1−11)は第2の分岐点(P1)と高温溶液熱交換器(42)の間の第1の合流点(GP)で前記第2の分岐ライン(L1−2)と合流して(L1−44)高温再生器(44)へ連通し、排熱焚再生器(30)に連通するライン(L1−12)を流れる稀溶液は排熱焚再生器(30)で加熱されて低温再生器(48)に流入し、低温再生器(48)で加熱された吸収溶液が流れるライン(L1−122)は高温再生器(44)からの溶液ライン(L3)と第2の合流点(P2)で合流し、低温溶液熱交換器(26)を経由して吸収器(22)へ連通しており、第1の分岐点(BP)に介装された前記三方弁(V1)に代えて、第2の分岐点(P1)に介装された三方弁(V2)を設けているのが好ましい(図14:パラレルフロータイプ)。
【0026】
或いは本発明では、前記第1の分岐ライン(L1−1)は、低温溶液熱交換器(26)を経由した後に前記第2の分岐ライン(L1−2)とは合流せずに、第2の分岐点(P1)で高温再生器(44)に連通するライン(L1−11)と排熱焚再生器(30)に連通するライン(L1−12)に分岐し、高温再生器(44)に連通するライン(L1−11)は第2の分岐点(P1)と高温溶液熱交換器(42)の間の第1の合流点(GP)で前記第2の分岐ライン(L1−2)と合流して(L1−44)高温再生器(44)へ連通し、排熱焚再生器(30)に連通するライン(L1−12)を流れる稀溶液は排熱焚再生器(30)で加熱されて低温再生器(48)に流入し、低温再生器(48)で加熱された吸収溶液が流れるライン(L1−122)は高温再生器(44)からの溶液ライン(L3)と第2の合流点(P2)で合流し、低温溶液熱交換器(26)を経由して吸収器(22)へ連通しているのが好ましい(図15:パラレルフロータイプ)。
【0027】
本発明は、前記第1の分岐ライン(L1−1)は、低温溶液熱交換器(26)を経由した後に前記第2の分岐ライン(L1−2)とは合流せずに、第2の分岐点(P1)で高温再生器(44)に連通するライン(L1−11)と排熱焚再生器(30)に連通するライン(L1−12)に分岐し、高温再生器(44)に連通するライン(L1−11)は第2の分岐点(P1)と高温溶液熱交換器(42)の間の第1の合流点(GP)で前記第2の分岐ライン(L1−2)と合流して(L1−44)高温再生器(44)へ連通し、排熱焚再生器(30)に連通するライン(L1−12)を流れる稀溶液は排熱焚再生器(30)で加熱されて低温再生器(48)に流入し、低温再生器(48)で加熱された吸収溶液が流れるライン(L1−122)は高温再生器(44)からの溶液ライン(L3)と第2の合流点(P2)で合流し、低温溶液熱交換器(26)を経由して吸収器(22)へ連通しており、第1の分岐点(BP)に介装された前記三方弁(V1)に加えて、第2の分岐点(P1)に介装された三方弁(V2)を設けているのが好ましい(図16:パラレルフロータイプ)。
【0028】
本発明の実施に際して、前記第1の分岐ライン(L1−1)は、低温溶液熱交換器(26)を経由した後に前記第2の分岐ライン(L1−2)とは合流せずに、第2の分岐点(P1)で高温再生器(44)に連通するライン(L1−11)と排熱焚再生器(30)に連通するライン(L1−12)に分岐し、高温再生器(44)に連通するライン(L1−11)は高温溶液熱交換器(42)と高温再生器(44)の間の第1の合流点(GP)で前記第2の分岐ライン(L1−2)と合流して高温再生器(44)へ連通し、排熱焚再生器(30)に連通するライン(L1−12)を流れる稀溶液は排熱焚再生器(30)で加熱されて低温再生器(48)に流入し、低温再生器(48)で加熱された吸収溶液が流れるライン(L1−122)は高温再生器(44)からの溶液ライン(L3)と第2の合流点(P2)で合流し、低温溶液熱交換器(26)を経由して吸収器(22)へ連通しており、第1の分岐点(BP)に介装された前記三方弁(V1)に代えて、第2の分岐点(P1)に介装された三方弁(V2)を設けているのが好ましい(図17:パラレルフロータイプ)。
【0029】
本発明の実施に際して、前記第1の分岐ライン(L1−1)は、低温溶液熱交換器(26)を経由した後に前記第2の分岐ライン(L1−2)とは合流せずに、第2の分岐点(P1)で高温再生器(44)に連通するライン(L1−11)と排熱焚再生器(30)に連通するライン(L1−12)に分岐し、高温再生器(44)に連通するライン(L1−11)は高温溶液熱交換器(42)と高温再生器(44)の間の第1の合流点(GP)で前記第2の分岐ライン(L1−2)と合流して高温再生器(44)へ連通し、排熱焚再生器(30)に連通するライン(L1−12)を流れる稀溶液は排熱焚再生器(30)で加熱されて低温再生器(48)に流入し、低温再生器(48)で加熱された吸収溶液が流れるライン(L1−122)は高温再生器(44)からの溶液ライン(L3)と第2の合流点(P2)で合流し、低温溶液熱交換器(26)を経由して吸収器(22)へ連通しているのが好ましい(図18:パラレルフロータイプ)。
【0030】
本発明の実施に際して、前記第1の分岐ライン(L1−1)は、低温溶液熱交換器(26)を経由した後に前記第2の分岐ライン(L1−2)とは合流せずに、第2の分岐点(P1)で高温再生器(44)に連通するライン(L1−11)と排熱焚再生器(30)に連通するライン(L1−12)に分岐し、高温再生器(44)に連通するライン(L1−11)は高温溶液熱交換器(42)と高温再生器(44)の間の第1の合流点(GP)で前記第2の分岐ライン(L1−2)と合流して高温再生器(44)へ連通し、排熱焚再生器(30)に連通するライン(L1−12)を流れる稀溶液は排熱焚再生器(30)で加熱されて低温再生器(48)に流入し、低温再生器(48)で加熱された吸収溶液が流れるライン(L1−122)は高温再生器(44)からの溶液ライン(L3)と第2の合流点(P2)で合流し、低温溶液熱交換器(26)を経由して吸収器(22)へ連通しており、第1の分岐点(BP)に介装された前記三方弁(V1)に加えて、第2の分岐点(P1)に介装された三方弁(V2)を設けているのが好ましい(図19:パラレルフロータイプ)。
【0031】
また本発明において、前記第1の分岐ライン(L1−1)は、低温溶液熱交換器(26)を経由した後に前記第2の分岐ライン(L1−2)とは合流せずに排熱焚再生器(30)に連通し、排熱焚再生器(30)で加熱された吸収溶液が流れるライン(L1−31)は、第2の分岐点(P1)で高温再生器(44)に連通するライン(L1−44)と低温再生器(48)に連通するライン(L1−48)に分岐し、高温再生器(44)に連通するライン(L1−44)を流れる稀溶液は高温溶液熱交換器(42)を経由して高温再生器(44)へ流入し、低温再生器(48)に連通するライン(L1−48)は第1の合流点(GP)で前記第2の分岐ライン(L1−2)と合流し、該ライン(合流後のL1−2)を流れる稀溶液は低温再生器(48)に流入して加熱され、低温再生器(48)で加熱された吸収溶液が流れるライン(L1−51)は、高温再生器(44)からの溶液ライン(L3)と第2の合流点(P2)で合流し(L4)、低温溶液熱交換器(26)を経由して吸収器(22)へ連通するのが好ましい(図20:パラレルフロータイプ)。
【0032】
或いは、前記第1の分岐ライン(L1−1)は、低温溶液熱交換器(26)を経由した後に前記第2の分岐ライン(L1−2)とは合流せずに排熱焚再生器(30)に連通し、排熱焚再生器(30)で加熱された吸収溶液が流れるライン(L1−31)は、第2の分岐点(P1)で高温再生器(44)に連通するライン(L1−44)と低温再生器(48)に連通するライン(L1−48)に分岐し、高温再生器(44)に連通するライン(L1−44)は、第2の分岐点(P1)と高温溶液熱交換器(42)の間の第1の合流点(GP)で前記第2の分岐ライン(L1−2)と合流して高温再生器(44)へ連通し、低温再生器(48)に連通するライン(L1−48)を流れる稀溶液は低温再生器(48)に流入して加熱され、低温再生器(48)で加熱された吸収溶液が流れるライン(L1−49)は、高温再生器(44)からの溶液ライン(L3)と第2の合流点(P2)で合流し、低温溶液熱交換器を経由して吸収器へ連通するのが好ましい(図21:パラレルフロータイプ)。
【0033】
そして、前記第1の分岐ライン(L1−1)は、低温溶液熱交換器(26)を経由した後に前記第2の分岐ライン(L1−2)とは合流せずに排熱焚再生器(30)に連通し、排熱焚再生器(30)で加熱された吸収溶液が流れるライン(L1−31)は、第2の分岐点(P1)で高温再生器(44)に連通するライン(L1−44)と低温再生器(48)に連通するライン(L1−48)に分岐し、高温再生器(44)に連通するライン(L1−44)は、高温溶液熱交換器(42)と高温再生器(44)の間の第1の合流点(GP)で前記第2の分岐ライン(L1−2)と合流して(L1−46)高温再生器(44)へ連通し、低温再生器(48)に連通するライン(L1−48)を流れる稀溶液は低温再生器(48)に流入して加熱され、低温再生器(48)で加熱された吸収溶液が流れるライン(L1−49)は、高温再生器(44)からの溶液ライン(L3)と第2の合流点(P2)で合流し、低温溶液熱交換器を経由して吸収器へ連通するのが好ましい(図22:パラレルフロータイプ)。
【0034】
本発明の実施に際して、前記第1の分岐ライン(L1−1)は、低温溶液熱交換器(26)を経由した後に前記第2の分岐ライン(L1−2)とは合流せずに排熱焚再生器(30)に連通し、排熱焚再生器(30)で加熱された吸収溶液が流れるライン(L1−130)は低温再生器(48)に連通し、低温再生器(48)で加熱された吸収溶液が流れるライン(L6)は、低温再生器(48)と高温溶液熱交換器(42)の間における第1の合流点(GP)で前記第2の分岐ライン(L1−2)と合流して高温再生器(44)へ連通し、高温再生器(44)で加熱された吸収溶液は吸収器(22)へ戻されるのが好ましい(図23:リバースフロータイプ)。
【0035】
そして、前記第1の分岐ライン(L1−1)は、低温溶液熱交換器(26)を経由した後に前記第2の分岐ライン(L1−2)とは合流せずに排熱焚再生器(30)に連通し、排熱焚再生器(30)で加熱された吸収溶液が流れるライン(L1−130)は低温再生器(48)に連通し、低温再生器(48)で加熱された吸収溶液が流れるライン(L6)は、高温溶液熱交換器(42)と高温再生器(44)の間の第1の合流点(GP)で前記第2の分岐ライン(L1−2)と合流して(L6−44)高温再生器(44)へ連通し、高温再生器(44)で加熱された吸収溶液は吸収器(22)へ戻されるのが好ましい(図24:リバースフロータイプ)。
【0036】
これに加えて、前記第1の分岐ライン(L1−1)は、低温溶液熱交換器(26)を経由した後に前記第2の分岐ライン(L1−2)とは合流せずに排熱焚再生器(30)に連通し、排熱焚再生器(30)で加熱された吸収溶液が流れるライン(L1−130)は、第1の合流点(GP)で前記第2の分岐ライン(L1−2)と合流して(L1−48)低温再生器(48)に連通し、低温再生器(48)で加熱された吸収溶液が流れるライン(L6)は高温再生器(44)へ連通し、高温再生器(44)で加熱された吸収溶液は吸収器(22)へ戻されるのが好ましい(図25:リバースフロータイプ)。
【0037】
本発明の実施に際しては、吸収器及び蒸発器(所謂「下胴」部分)が低圧側と高圧側の2段に構成されており、吸収冷温水機の効率化を企図しているのが好ましい(図26、図27)。
また、低圧側吸収器(22L)には溶液冷却吸収器(74)が設けられており、低圧側吸収器(22L)内で滴下される濃縮された吸収溶液が保有するエンタルピーを稀溶液に投入し、以って、稀溶液温度を上昇せしめ、その分だけ再生し易くして、吸収冷温水機の効率を改善するのが好ましい(図26、図27)。
さらに、高温溶液熱交換器(42)と高温再生器(44)の間の領域に、高質燃料排熱投入用熱交換器(76)が介装されており、該熱交換器(76)を介して、当該領域を流れる吸収溶液に、高質燃料排熱ライン(L20)を流れる高質燃料排熱(バーナ機構45の加熱手段で吸収溶液を加熱した後に系外に廃棄される排熱)が投入されているのが好ましい(図26、図27)。
【0038】
本発明によれば、低温再生器を経由した後の冷媒(L11−70を流れる冷媒)が保有するエンタルピーが、前記冷媒ドレン熱交換器(70)を介して、前記第2の分岐ライン(L1−2)を流れる稀溶液へ投入される様に構成されている。そして、前記第2の分岐ライン(L1−2)には前記冷媒ドレン熱交換器(70)のみが介装されており、低温溶液熱交換器(26)は介装されていない。従って、前記冷媒ドレン熱交換器(70)を介して、低温再生器を経由した後の冷媒(L11−70を流れる冷媒)が保有するエンタルピーが、広い温度範囲に亘って、前記第2の分岐ライン(L1−2)を流れる稀溶液へ投入される。
【0039】
低温溶液熱交換器(26)で加熱された後の稀溶液(前記第1の分岐ラインL1−1を流れる稀溶液温度)の温度が、例えば60℃−75℃であり、低温再生器(48)を加熱・再生した後の冷媒の温度が例えば90℃であるとしても、前記第2の分岐ライン(L1−2)に流入する稀溶液温度は前記第1の分岐ライン(L1−1)を流れる稀溶液温度よりも遥かに低いので、75℃−90℃の温度範囲のエンタルピーは勿論、40℃−75℃の温度範囲のエンタルピー(顕熱)も、第2の分岐ライン(L1−2)を流れる稀溶液を昇温するのに用いられる。すなわち、上述した本発明によれば、高温再生器(44)に供給される高質燃料が有効に利用されると共に、吸収溶液が効率的に昇温されるので、吸収冷温水機の効率が改善される。
【0040】
本発明の吸収冷温水機の制御方法は、吸収器(22)と、高温再生器(44)と、低温再生器(48)と、排熱焚再生器(30)と、凝縮器(50)と、蒸発器(52)とを有し、吸収器(22)から送出された稀溶液が流過する稀溶液ライン(L1)は、第1の分岐点(BP)で、低温溶液熱交換器(26)が介装されている第1の分岐ライン(L1−1)と、冷媒ドレン熱交換器(70)が介装されている第2の分岐ライン(L1−2)とに分岐されており、高温再生器(44)で再生した冷媒蒸気が流れるライン(L11)の低温再生器(48)と凝縮器(50)の間の領域(L11−70)が前記冷媒ドレン熱交換器(70)と熱的に連通しており、低温再生器(48)を経由した後の冷媒(L11−70を流れる冷媒)が保有するエンタルピーが前記第2の分岐ライン(L1−2)を流れる稀溶液へ投入される様に構成されており、前記第1の分岐点(BP)に介装された三方弁(V1)と、排熱焚再生器(30)と熱的に連通する排熱ライン(L2)と排熱源に連通するライン(L2G)との分岐箇所或いは合流箇所に介装された排熱投入用三方弁(VE)と、該排熱投入用三方弁(VE)が排熱ライン(L2)側を開放しているか閉鎖しているかを検出する開閉センサ(S1)と、該開閉センサ(S1)の検知信号により前記三方弁(V1)を開閉制御する制御手段(150)とを有する吸収冷温水機の制御方法において、前記開閉センサ(S1)により前記排熱投入用三方弁(VE)が排熱ラインL2側を開放しているか閉鎖しているかを検出する工程と、排熱投入用三方弁(VE)が排熱ライン(L2)側を開放しているのであれば、排熱焚再生器(30)に連通する第1の分岐ライン(L1−1)を流過する稀溶液の流量を所定量だけ増加し、排熱投入用三方弁(VE)が排熱ライン(L2)側を閉鎖しているのであれば、排熱焚再生器(30)に連通する第1の分岐ライン(L1−1)を流過する稀溶液の流量を、所定量だけ減少する工程、とを含んでいる(図2)。
【0041】
また本発明の吸収冷温水機の制御方法は、吸収器(22)と、高温再生器(44)と、低温再生器(48)と、排熱焚再生器(30)と、凝縮器(50)と、蒸発器(52)とを有し、吸収器(22)から送出された稀溶液が流過する稀溶液ライン(L1)は、第1の分岐点(BP)で、低温溶液熱交換器(26)が介装されている第1の分岐ライン(L1−1)と、冷媒ドレン熱交換器(70)が介装されている第2の分岐ライン(L1−2)とに分岐されており、高温再生器(44)で再生した冷媒蒸気が流れるライン(L11)の低温再生器(48)と凝縮器(50)の間の領域(L11−70)が前記冷媒ドレン熱交換器(70)と熱的に連通しており、低温再生器(48)を経由した後の冷媒(L11−70を流れる冷媒)が保有するエンタルピーが前記第2の分岐ライン(L1−2)を流れる稀溶液へ投入される様に構成されており、前記第1の分岐点(BP)に介装された三方弁(V1)と、排熱焚再生器(30)と熱的に連通する排熱ライン(L2)を流れる流体の温度(Tw)を検出する温度センサ(S2)と、該温度センサ(S2)の検知信号により前記三方弁(V1)を開閉制御する制御手段(150)とを有する吸収冷温水機の制御方法において、前記温度センサ(S2)により排熱ライン(L2)を流れる流体の温度(Tw)を検出する工程と、排熱ライン(L2)側を流れる流体の温度(Tw)が上昇すれば、排熱焚再生器(30)に連通する第1の分岐ライン(L1−1)を流過する稀溶液の流量を増加し、排熱ライン(L2)側を流れる流体の温度(Tw)が下降すれば、排熱焚再生器(30)に連通する第1の分岐ライン(L1−1)を流過する稀溶液の流量を減少する工程、とを含んでいる(図4)。
【0042】
さらに本発明の吸収冷温水機の制御方法は、吸収器(22)と、高温再生器(44)と、低温再生器(48)と、排熱焚再生器(30)と、凝縮器(50)と、蒸発器(52)とを有し、吸収器(22)から送出された稀溶液が流過する稀溶液ライン(L1)は、第1の分岐点(BP)で、低温溶液熱交換器(26)が介装されている第1の分岐ライン(L1−1)と、冷媒ドレン熱交換器(70)が介装されている第2の分岐ライン(L1−2)とに分岐されており、高温再生器(44)で再生した冷媒蒸気が流れるライン(L11)の低温再生器(48)と凝縮器(50)の間の領域(L11−70)が前記冷媒ドレン熱交換器(70)と熱的に連通しており、低温再生器(48)を経由した後の冷媒(L11−70を流れる冷媒)が保有するエンタルピーが前記第2の分岐ライン(L1−2)を流れる稀溶液へ投入される様に構成されており、前記第1の分岐点(BP)に介装された三方弁(V1)と、吸収器(22)の出口における吸収溶液の温度(Ta)を検出する温度センサ(S3)と、該温度センサ(S3)の検知信号により前記三方弁(V1)を開閉制御する制御手段(150)とを有する吸収冷温水機の制御方法において、前記温度センサ(S3)により吸収器(22)の出口における吸収溶液の温度(Ta)を計測する工程と、吸収器(22)の出口における吸収溶液の温度(Ta)が上昇すれば、排熱焚再生器(30)に連通する第1の分岐ライン(L1−1)を流過する稀溶液の流量を減少し、吸収器(22)の出口における吸収溶液の温度(Ta)が下降すれば、排熱焚再生器(30)に連通する第1の分岐ライン(L1−1)を流過する稀溶液の流量を増加する工程、とを有している(図6)。
【0043】
【発明の実施の形態】
以下、図1−図27を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
なお、図示の実施形態において、同様な部材については、同様な符号が付されている。
【0044】
図1中、全体を符号20で示す本発明の吸収式冷温水機は、所謂「シリーズフロー」タイプとして構成されている。
図1において、吸収器22からポンプ24により送出された稀溶液は、稀溶液ラインL1を流過し、分岐点BP(第1の分岐点)において、ラインL1−1(第1の分岐ライン)とラインL1−2(第2の分岐ライン)に分岐する。ラインL1−1には低温溶液熱交換器26が介装されており、ラインL1−2には冷媒ドレン熱交換器70が介装されている。
【0045】
ここで、第1の分岐点BPには三方弁V1が介装されており、該三方弁V1は、第1の分岐ラインL1−1と第2の分岐ラインL1−2の一方を開放し、他方を閉鎖する様に構成されている。なお符号100は、三方弁V1の駆動手段を示している。
【0046】
ラインL1−1を流れる稀溶液には、溶液ラインL4を流れる吸収溶液(高濃度溶液)が保有するエンタルピーが、低温溶液熱交換器26を介して投入される。そして、ラインL1−2を流れる稀溶液には、冷媒ラインL11の領域L11−70を流れる冷媒(吸収冷温水機の運転条件により、気相、液相、気液2相となる)が保有するエンタルピーが、冷媒ドレン熱交換器70を介して投入される。
【0047】
稀溶液ラインL1−1は、低温溶液熱交換器26を経由した後、直ちに合流せずに、排熱焚再生器30に連通する。その排熱焚再生器30には、ラインL2を流れる排熱流体(例えば温排水)が供給されている。
【0048】
ラインL2を流れる排熱流体は、その保有するエンタルピーを排熱焚再生器30内の吸収溶液に対して投入し、当該吸収溶液を加熱・一部再生せしめる。そして、再生した冷媒蒸気は蒸気ラインL13を介して凝縮器50に流入する。
【0049】
ここで、排熱ラインL2は、図示しない排熱源に連通するラインL2Gから分岐しており、その分岐箇所或いは合流箇所(図示の実施形態では合流箇所)には、排熱投入用三方弁VEが介装されている。
【0050】
排熱投入用三方弁VEは、ラインL2Gを流れる排熱流体の温度(図示しない排熱流体温度検出手段により検出される)により、ラインL2を開放して排熱流体が排熱ラインL2を流過する様にせしめ、或いは、ラインL2を閉鎖して排熱流体がラインL2をバイパスする様にせしめるべく、開閉制御を行う様に構成されている。そして、排熱投入用三方弁VEが、排熱ラインL2側を開放しているか、或いは閉鎖しているかは、開閉センサS1により検知される。
【0051】
排熱ラインL2から投入されるエンタルピーにより排熱焚再生器30内で加熱され、一部再生された後の吸収溶液は、ラインL1−144を流れ、ポンプ32によりヘッドを付加される。
【0052】
ポンプ32によりヘッドを付加された吸収溶液は、合流点GPで、第2の分岐ラインL1−2と合流する。そして、第2の分岐ラインL1−2とラインL1−144は、合流点GPで合流した後、ラインL1−44となり、高温溶液熱交換器42を経由して高温再生器44に連通する。
【0053】
高温再生器44において、吸収溶液はバーナ機構45により加熱・濃縮され、冷媒蒸気(水蒸気)が再生される。
【0054】
高温再生器44で加熱・凝縮された吸収溶液(中間濃度溶液)は、中間濃度溶液ラインL3を流れて低温再生器48へ流入する。この溶液が保有するエンタルピーは、高温溶液熱交換器42により、ラインL1−44(第1の合流点GPと高温再生器44とを連通するライン)を流れる吸収溶液に投入される。
低温再生器48で加熱・再生された後の吸収溶液(高濃度溶液)は、高濃度溶液ラインL4を流れ、低温溶液熱交換器26を経由して、吸収器22に戻される。
【0055】
一方、高温再生器44で再生した冷媒蒸気(水蒸気:気相冷媒)は蒸気ラインL11を流れ、低温再生器48において冷媒蒸気が保有するエンタルピーを吸収溶液に供給して、低温再生器48内の吸収溶液を再生する。
【0056】
高温再生器44で再生した冷媒蒸気は、低温再生器48を出た後に、気相冷媒、液相冷媒、気液2相流のいずれかの形態でライン(或いは領域)L11−70を流過する。
【0057】
このラインL11−70は、冷媒ドレン熱交換器70を介して凝縮器50に連通している。そして、ラインL11−70を流れる冷媒が保有するエンタルピーは、冷媒ドレン熱交換器70を介して、第2の分岐ラインL1−2(稀溶液ライン)を流れる稀溶液に供給される。
【0058】
ここで、ラインL1−2を流れる稀溶液に対しては、低温溶液熱交換器26を介してラインL4を流れる高濃度溶液が保有する熱が投入されるのではない。そのため、従来技術においては廃棄されていた領域のエンタルピー、例えばラインL11−70を流れる冷媒における40℃−75℃の領域のエンタルピー(顕熱)が、ラインL1−2を流れる稀溶液に対して供給される。すなわち、高温再生器44のバーナ機構45により付加されたエンタルピーが、有効利用される。
【0059】
図1において、ラインL5は凝縮器50で凝縮した液相冷媒を蒸発器52へ供給するための液相冷媒ラインである。また、ラインL17は、蒸発器52で冷水ライン(図示しない冷房負荷に連通しているライン:図示せず)を流れる冷水から気化熱を奪って蒸発した冷媒蒸気が流れる冷媒蒸気ラインであり、吸収器22へ連通している。
【0060】
ここで、ラインL2Gを流れる排熱流体温度が低温であり、排熱ラインL2及び排熱焚再生器30をバイパスしている場合には、吸収冷温水機20の効率化という観点に着目すれば、排熱焚再生器30に連通する第1分岐ラインL1−1に多量の稀溶液を流過させる必要は無い。
一方、ラインL2Gを流れる排熱流体が高温で、排熱流体が(排熱ラインL2を介して)排熱焚再生器30に対して保有する熱量を投入する場合には、排熱焚再生器30に連通する第1分岐ラインL1−1に多量の稀溶液が流過すれば、吸収冷温水機20の効率化に大いに寄与することとなる。
【0061】
そのため、図1の実施形態においては、排熱投入用三方弁VEの開閉状態に基いて、第1の分岐点BPに介装された三方弁V1の開閉制御を行うべく、制御手段150を設けている。
【0062】
以下、図2を主に参照しつつ、図1で示す実施形態における制御について説明する。
先ず、センサS1の検出信号が信号伝達ラインCL−1を介して制御手段150に送出される(ステップST1)。そして、当該信号に基いて、排熱投入用三方弁VEが排熱ラインL2側を開放しているのか、或いは閉鎖しているのかが判断される(ステップST2)。
【0063】
排熱投入用三方弁VEが排熱ラインL2側を開放しているのであれば(ステップST2がYES)、制御手段150は、信号伝達ラインCL−V1を介して三方弁V1の駆動手段100に対して制御信号を出力し、排熱焚再生器30に連通する第1の分岐ラインL1−1(WG側)を流過する稀溶液の流量を、所定量だけ増加する(換言すれば、第1所定値までラインL1−1の流量を増加する)(ステップST3)。
【0064】
一方、排熱投入用三方弁VEが排熱ラインL2側を閉鎖しているのであれば(ステップST2がNO)、排熱焚再生器30に連通する第1の分岐ラインL1−1(WG側)を流過する稀溶液の流量を、所定量だけ減少する(換言すれば、第2所定値までラインL1−1の流量を減少する)(ステップST4)。
【0065】
第1分岐ラインL1−1を流れる稀溶液流量を第1所定値或いは第2所定値に増減したならば(ステップST3、ST4を完了)、制御を続行するか否かを判断する(ステップST5)。
制御を続行するのであれば(ステップST5がNO)、ステップST1に戻り、ステップST5がYESであれば、制御を終了する。
【0066】
上述した様に、図1、図2の実施形態によれば、排熱焚再生器30に排熱が投入されているか否かに基いて、排熱焚再生器30に供給される稀溶液流量を制御しているので、排熱の有効利用、加熱手段45で付加される熱量の有効利用を通じて、吸収冷温水機20の効率をさらに向上出来るのである。
【0067】
図3の実施形態は、溶液循環系、冷媒循環系の構成は図1、図2の実施形態と同一である。しかし、図1、図2の実施形態では、排熱投入用三方弁VE(図1)の開閉に基いて三方弁V1の制御を行っているが、図3の実施形態では、排熱ラインL2を流れる排熱流体温度に基いて三方弁V1を制御している。
【0068】
図3において、排熱焚再生器30と熱的に連通している排熱ラインL2には、温度センサS2が設置されている。そして温度センサS2の検出信号は、信号伝達ラインCL−2を介して、制御手段150に送出される。
そして、制御手段150の制御信号は、信号伝達ラインCL−V1を介して、三方弁V1の駆動手段100へ出力される。
【0069】
図3の実施形態における制御を、図4をも参照して説明する。
排熱ラインL2を流れる排熱流体の温度Twを温度センサS2で検出したならば(ステップST11)、排熱流体温度が上昇したか否かを判断する(ステップST12)。
【0070】
排熱流体温度Twが上昇しているのであれば(ステップST12がYES)、制御手段150は、信号伝達ラインCL−V1を介して三方弁V1の駆動手段100に制御信号を出力して、排熱焚再生器30に連通する第1分岐ラインL1−1(WG側)の稀溶液流量を増加せしめる(ステップST13)。
排熱流体温度Twが上昇し、排熱焚再生器30に投入される熱量が増大するので、ラインL1−1の流量を増加すれば、排熱が有効利用されて、効率が向上するからである。
【0071】
一方、排熱流体温度Twが下降している場合には(ステップST12がNO)、排熱焚再生器30に連通する第1分岐ラインL1−1(WG側)の稀溶液流量を減少せしめる(ステップS14)。排熱流体温度Twが下降すれば排熱焚再生器30に投入される熱量も減少し、ラインL1−1を流れる稀溶液の再生量も減少してしまうことによる。
【0072】
第1分岐ラインL1−1の流量を増減したならば(ステップST13、ST14の完了)、制御を終了するか否かを判断して(ステップST15)、ステップST15がNOであればステップST11に戻る。
【0073】
図5で示す実施形態は、溶液循環系、冷媒循環系については図1−図4の実施形態と同一であるが、温度センサの設置位置が異なっている。
図5において、稀溶液ラインL1の、吸収器22とポンプ24との間の領域に温度センサS3が介装されており、溶液の吸収器出口温度Taを検出している。そして検出された溶液の吸収器出口温度Taは、信号伝達ラインCL−3を介して制御手段150に送られる。
【0074】
制御手段150からの制御信号は、信号伝達ラインCL−V1を介して、第1分岐点BPの三方弁V1(の駆動手段100)に対して出力されるのである。
その他の構成は、図1−図4と同様である。
【0075】
次に、図6をも参照して、図5の実施形態の制御について説明する。
吸収溶液の吸収器出口温度Taを温度センサS2で検出したならば(ステップST21)、当該吸収器出口温度Taが上昇したか否かを判断する(ステップST22)。
【0076】
吸収器出口温度Taが上昇(ステップST22がYES)するということは、稀溶液濃度が濃くなったことを意味している。そして稀溶液濃度が濃くなれば、飽和温度が上昇する。従って、同一熱量の排熱が投入されても、再生蒸気量は減少してしまう。そのため、同一流量の稀溶液が排熱焚再生器30に供給されても、再生量は減少する。従って、ステップST22がYESの場合、制御手段150は、信号伝達ラインCL−V1を介して三方弁V1の駆動手段100に制御信号を出力して、排熱焚再生器30に連通する第1分岐ラインL1−1(WG側)の稀溶液流量を減少せしめる(ステップS23)。
【0077】
一方、吸収器出口温度Taが下降している場合には(ステップST22がNO)、稀溶液濃度が薄くなっており、飽和温度が下降する。そのため、同一熱量の排熱が投入された際に排熱焚再生器30における再生量は増加する(再生し易い状態となる)。従って、ステップST22がNOの場合は、排熱焚再生器30に連通する第1分岐ラインL1−1(WG側)の稀溶液流量を増加せしめ(ステップS24)、排熱焚再生器30の再生量を増加して、高温再生器44における高質燃料消費量を抑制して、吸収冷温水機の効率を向上するのである。
【0078】
第1分岐ラインL1−1の流量を減増したならば(ステップST23、ST24の完了)、制御を終了するか否かを判断して(ステップST25)、ステップST25がNOであればステップST21に戻る。
【0079】
図1、図2の実施形態、図3、図4の実施形態、図5、図6の実施形態は、それぞれ単一のセンサS1、S2、S3により、単一のパラメータ(排熱ラインL2に排熱流体が流過しているか否か、排熱流体温度Twの昇降、吸収器22の出口における吸収溶液の液温Taの昇降)に基いて、三方弁V1の開閉制御が行われている。
しかし、複数のセンサ及び複数のパラメータを組み合わせて制御することも可能である。
【0080】
図7、図8の実施形態では、排熱ラインL2に排熱流体が流過しているか否かを検出するセンサS1と、排熱流体温度Twを検出するセンサS2と、吸収器22の出口温度Taを検出するセンサS3を設け、各センサで検出される各パラメータを全て参照して、制御が為されている。
その他の構成については、図7、図8の実施形態は、図1−図6の実施形態と同様である。
【0081】
次に、図8を主として参照しつつ、図7の実施形態の制御について説明する。先ず、センサS1により排熱ラインL2に排熱流体が流過しているか否かを検出し、センサS2により排熱流体温度Twを検出し、センサS3により吸収器22の出口温度Taを検出する(ステップST31)。
【0082】
排熱ラインL2に排熱流体が流過しているか否か、排熱流体温度Tw、吸収器22の出口における吸収溶液の液温Taを検出したならば(ステップST31の完了)、ステップS1−S3で検出された各パラメータに基いて、各種数式、特性曲線、マップ、その他に基いて、その時点における排熱焚再生器30への最適な稀溶液流量、換言すれば、第1分岐ラインL1−1における最適流量を決定する(ステップST32)。
【0083】
次に、ステップST32で決定された最適流量Qcと、その時点における第1分岐ラインL1−1における稀溶液流量Qpとを比較する(ステップST33)。
【0084】
ステップST32で決定された最適流量Qcが、その時点における第1分岐ラインL1−1における稀溶液流量Qpよりも少量である場合には(ステップST33が「Qc<Qp」)、制御手段150は、信号伝達ラインCL−V1を介して三方弁V1の駆動手段100に制御信号を出力して、排熱焚再生器30に連通する第1分岐ラインL1−1(WG側)の稀溶液流量を減少せしめる(ステップS34)。
【0085】
ステップST32で決定された最適流量Qcが、その時点における第1分岐ラインL1−1における稀溶液流量Qpと等しい場合には(ステップST33が「Qc=Qp」)、三方弁V1の開度を変化せずに、排熱焚再生器30に連通する第1分岐ラインL1−1(WG側)の稀溶液流量を維持する(ステップS35)。
【0086】
ステップST32で決定された最適流量Qcが、その時点における第1分岐ラインL1−1における稀溶液流量Qpよりも多量である場合には(ステップST33が「Qc>Qp」)、制御手段150は、信号伝達ラインCL−V1を介して三方弁V1の駆動手段100に制御信号を出力して、排熱焚再生器30に連通する第1分岐ラインL1−1(WG側)の稀溶液流量を増加する(ステップS36)。
【0087】
第1分岐ラインL1−1の流量制御を完了(ステップST34、ST35、ST36の完了)、制御を終了するか否かを判断する(ステップST37)。ステップST37がNOであればステップST31に戻る。
【0088】
図9の実施形態も、図1−図8の実施形態と同様に、所謂「シリーズフロータイプ」の吸収冷温水機にかかるものである。
【0089】
この実施形態においても、分岐点BPで分岐した稀溶液ラインL1−1は、低温溶液熱交換器26を経由した後に直ちに合流せず、排熱焚再生器30に連通する。しかし図9の実施形態は、図1−図8の実施形態と比較して、第1の分岐ラインL1−1と第2の分岐ラインL1−2との合流点(第1合流点GP)の位置が異なっている。
【0090】
図9において、稀溶液ラインL1−1を介して排熱焚再生器30に供給された稀溶液は、排熱ラインL2から投入されるエンタルピーにより加熱され、一部再生された後、ラインL1−144を流れ、ポンプ32によりヘッドを負荷され、高温溶液熱交換器42を経由する。
それから、高温溶液熱交換器42と高温再生器44との間の領域における第1合流点GPにおいて、第1分岐ラインL1−2と第2分岐ラインL1−2とは合流し、ラインL1−44となり、高温再生器44に連通する。
【0091】
図9の実施形態におけるその他の構成及び作用効果は、図1−図8の実施形態と同様である。そして、図9の実施形態の第1分岐点BPにおける三方弁V1の開閉制御についても、図1−図8の実施形態と同様である。
【0092】
図9においては、排熱ラインL2に排熱流体が流過しているか否かを検出するセンサS1と、排熱流体温度Twを検出するセンサS2と、吸収器22の出口温度Taを検出するセンサS3を設け、各センサで検出されるパラメータは、それぞれ信号伝達ラインCL−1、CL−2、CL−3を介して制御手段150に入力されており、制御信号は信号伝達ラインCL−V1を介して三方弁V1の駆動手段100に送られている。
【0093】
しかし、図9の実施形態においても、センサS1、S2、S3のいずれか1つを設け、制御パラメータ(排熱ラインL2に排熱流体が流過しているか否か、排熱流体温度Tw、吸収器22の出口における吸収溶液の液温Ta)のいずれか1つのみに基いて、三方弁V1の開閉制御を行うことも出来る。同様に、何れか2つのセンサを設け、上記した3種類の制御パラメータから2種類を選択して制御することも出来る。
【0094】
図1−図9は、所謂「シリーズフロー」タイプの吸収冷温水機について本発明を適用した実施形態である。これに対して、図10の実施形態は、所謂「パラレルフロー」タイプの吸収冷温水機について本発明を適用したものである。
【0095】
図10において、吸収器22から出た稀溶液は、ポンプ24によりヘッドを付加されて稀溶液ラインL1を流れ、第1の分岐点BPにおいて、ラインL1−1とラインL1−2に分岐する。ここで、ラインL1−1には低温溶液熱交換器26が介装されており、ラインL1−2には冷媒ドレン熱交換器70が介装されている。
【0096】
ラインL1−1とラインL1−2とは、低温溶液熱交換器26或いは冷媒ドレン熱交換器70を経由してから、その近傍に設けられた第1の合流点GPで合流してラインL1−P1となる。このラインL1−P1は、第2の分岐点P1において、高温再生器44に連通するラインL1−3と、排熱焚再生器30に連通するラインL1−4とに分岐する。
【0097】
そして図10の実施形態においては、この第2分岐点P1において三方弁V2が介装されており、三方弁V2の駆動手段120に対しては、信号伝達ラインCL−V2を介して、制御手段150から制御信号が送られる様に構成されている。
なお、センサS1、S2、S3の設置位置については、図1−図9の実施形態と同様である。
【0098】
ラインL1−3を流れる稀溶液は、高温溶液熱交換器42を介して高温再生器44へ流入し、バーナ機構45により加熱・濃縮された後、溶液ラインL3を流れる。
高温再生器44で再生した冷媒蒸気は、低温再生器48に連通するラインL11を流れ、低温再生器48内の吸収溶液に保有するエンタルピーを供給して冷媒を再生した後、ラインL11−70を流れ、冷媒ドレン熱交換器70を介してラインL1−2内の稀溶液にエンタルピーを供給し、凝縮器50へ送られる。
【0099】
ラインL1−4を流れる稀溶液は、排熱焚再生器30において、排熱ラインL2を流れる排熱流体が保有するエンタルピーが投入され、加熱・再生・濃縮される。そして、排熱焚再生器30で再生された冷媒蒸気は、ラインL13を介して凝縮器50に供給され、再生・濃縮後の吸収溶液は、溶液ラインL1−41を流れて、低温再生器48に流入する。
【0100】
低温再生器48で加熱・再生・濃縮された吸収溶液は溶液ラインL1−42を流れ、溶液ラインL1−42は、第2の合流点P2において、高温再生器44からの溶液ラインL3と合流して溶液ラインL4となり、吸収器22へ戻る。
【0101】
この実施形態においても、図1の実施形態で説明したのと同様に、ラインL11−70を流れる冷媒が保有するエンタルピーが、広い温度範囲に亘って、冷媒ドレン熱交換器70を介して、稀溶液ラインL1−2内を流れる稀溶液に供給され、高温再生器44(のバーナ機構45)において付与されたエンタルピーが、冷媒蒸気発生のために有効に利用される。
また、排熱流体が保有するエンタルピーが、排熱焚再生器30における再生で利用されるので、排熱流体の保有するエンタルピーの利用効率も向上する。
その結果、吸収冷温水機全体の効率が上昇する。
【0102】
図10の実施形態におけるその他の構成及び作用効果は、図1−図9の実施形態と同様である。そして、図10の実施形態の第2分岐点P1における三方弁V2の開閉制御は、図1−図9の実施形態の、第1分岐点BPにおける三方弁V1の開閉制御と同様である。
【0103】
従って、排熱流体温度と吸収溶液との相対関係に基いて、三方弁V1を開閉制御することにより、排熱焚再生器30に流入する吸収溶液の流量を制御し、以って、吸収冷温水機の効率を向上せしめることが出来る。
【0104】
図10においては、排熱ラインL2に排熱流体が流過しているか否かを検出するセンサS1と、排熱流体温度Twを検出するセンサS2と、吸収器22の出口温度Taを検出するセンサS3を設け、各センサで検出されるパラメータは、それぞれ信号伝達ラインCL−1、CL−2、CL−3を介して制御手段150に入力されており、制御信号150は、全ての制御パラメータに基いて制御信号を送出している。
【0105】
しかし、図10の実施形態においても、センサS1、S2、S3のいずれか1つを設け、制御パラメータ(排熱ラインL2に排熱流体が流過しているか否か、排熱流体温度Tw、吸収器22の出口における吸収溶液の液温Ta)のいずれか1つのみに基いて、三方弁V1の開閉制御を行うことも出来る。同様に、何れか2つのセンサを設け、上記した3種類の制御パラメータから2種類を選択して制御することも出来る。
【0106】
図11の実施形態も、「パラレルフロータイプ」の吸収冷温水機に係る実施形態である。
図10で示す実施形態では、第1の分岐点BPで分岐した2本のラインL1−1とL1−2は、低温溶液熱交換器26或いは冷媒ドレン熱交換器70を経由してから直ちに、その近傍に設けられた第1の合流点GPで合流している。
【0107】
これに対して、図11の実施形態では、第1の分岐点BPで分岐した稀溶液ラインL1−1は、低温溶液熱交換器26を経由した後、直ちに合流すること無く、第2の分岐点P1で、高温再生器44に連通するラインL1−3と、ラインL1−4とに分岐する。そしてラインL1−4において、第1の合流点GPで他方の分岐ラインL1−2と合流して、排熱焚再生器30に連通するのである。
【0108】
換言すれば、図11の実施形態では、第1の合流点GPは、第2の分岐点P1と排熱焚再生器30との間の領域に設けられている。
【0109】
図11の実施形態におけるその他の構成は図10で示す実施形態と同様である。そして、図11の実施形態の第2分岐点P1における三方弁V2の開閉制御は(図10の実施形態の第2分岐点P1における三方弁V2の開閉制御と略々等しく)、図1−図9の実施形態の、第1分岐点BPにおける三方弁V1の開閉制御と同様である。
【0110】
図11においても、排熱ラインL2に排熱流体が流過しているか否かを検出するセンサS1と、排熱流体温度Twを検出するセンサS2と、吸収器22の出口温度Taを検出するセンサS3を設け、各センサで検出されるパラメータは、それぞれ信号伝達ラインCL−1、CL−2、CL−3を介して制御手段150に入力されており、制御信号150は、全ての制御パラメータに基いて制御信号を送出している。
【0111】
しかし、センサS1、S2、S3のいずれか1つを設け、制御パラメータ(排熱ラインL2に排熱流体が流過しているか否か、排熱流体温度Tw、吸収器22の出口における吸収溶液の液温Ta)のいずれか1つのみに基いて、三方弁V1の開閉制御を行うことも出来る。同様に、何れか2つのセンサを設け、上記した3種類の制御パラメータから2種類を選択して制御することも出来る。
【0112】
図12で示す実施形態は、図11で示す実施形態と、溶液循環系、冷媒循環系、その他の構成が殆ど同一である。
しかし、図11で示す実施形態では、第2の分岐点P1に三方弁V2を設け、当該三方弁V2の開閉制御をしているのに対して、図12で示す実施形態では、第1の分岐点BPに三方弁V1を設け、当該三方弁V1に対して開閉制御を行っている。
【0113】
図12の実施形態におけるその他の構成、作用効果は図11の実施形態と同様であり、分岐点に設けた三方弁の開閉制御の態様も同様である。
【0114】
ここで、図12においても、排熱ラインL2に排熱流体が流過しているか否かを検出するセンサS1と、排熱流体温度Twを検出するセンサS2と、吸収器22の出口温度Taを検出するセンサS3を設け、各センサで検出されるパラメータは、それぞれ信号伝達ラインCL−1、CL−2、CL−3を介して制御手段150に入力されており、制御信号150は、全ての制御パラメータに基いて制御信号を送出している。
【0115】
しかし、センサS1、S2、S3のいずれか1つを設け、制御パラメータ(排熱ラインL2に排熱流体が流過しているか否か、排熱流体温度Tw、吸収器22の出口における吸収溶液の液温Ta)のいずれか1種類のみに基いて、三方弁V1の開閉制御を行うことも出来る。同様に、何れか2つのセンサを設け、上記した3種類の制御パラメータから2種類を選択して制御することも出来る。
【0116】
図13で示す実施形態も、図11或いは図12で示す実施形態と、溶液循環系、冷媒循環系、その他の構成が殆ど同一である。
図11で示す実施形態では、第2の分岐点P1に三方弁V2を設け、当該三方弁V2の開閉制御をしており、図12で示す実施形態では、第1の分岐点BPに三方弁V1を設け、当該三方弁V1に対して開閉制御を行っている。
【0117】
これに対して、図13で示す実施形態では、第1の分岐点BPに三方弁V1を設けると共に、第2の分岐点P1にも三方弁V2を設け、制御手段150から、信号伝達ラインCL−V1を介して三方弁V1の駆動手段100へ制御信号を出力し、且つ、伝達ラインCL−V2を介して三方弁V2の駆動手段120へ制御信号を出力することにより、三方弁V1及びV2の双方を開閉制御している。
【0118】
図13の実施形態におけるその他の構成、作用効果は図11、図12の実施形態と同様であり、第1分岐点BPに設けた三方弁V1と、第2分岐点P1に設けた三方弁V2の開閉制御の態様も、図1−図12の実施形態と同様である。
【0119】
ここで、図13においても、排熱ラインL2に排熱流体が流過しているか否かを検出するセンサS1と、排熱流体温度Twを検出するセンサS2と、吸収器22の出口温度Taを検出するセンサS3を設け、各センサで検出されるパラメータは、それぞれ信号伝達ラインCL−1、CL−2、CL−3を介して制御手段150に入力されており、制御信号150は、全ての制御パラメータに基いて制御信号を送出している。
【0120】
しかし、センサS1、S2、S3のいずれか1つを設け、制御パラメータ(排熱ラインL2に排熱流体が流過しているか否か、排熱流体温度Tw、吸収器22の出口における吸収溶液の液温Ta)のいずれか1種類のみに基いて、三方弁V1の開閉制御を行うことも出来る。同様に、何れか2つのセンサを設け、上記した3種類の制御パラメータから2種類を選択して制御することも出来る。
【0121】
図14で示す実施形態も「パラレルフロータイプ」の吸収冷温水機にかかるものである。
図14において、分岐ラインL1−1は低温溶液熱交換器26を経由した後に、他方の分岐ラインL1−2と直ちに合流せず、第2の分岐点P1で、高温再生器44側に向かうラインL1−11と、排熱焚再生器30に連通するラインL1−12とに分岐する。
【0122】
ここで、第2分岐点P1には三方弁V2が設けられており、三方弁V2の駆動手段120に対しては、信号伝達ラインCL−V2を介して、制御手段150から制御信号が出力され、開閉制御が行われる。
【0123】
高温再生器44側に向かうラインL1−11は、第2分岐点P1と高温溶液熱交換器42との間の領域における第1の合流点GPで分岐ラインL1−2と合流してラインL1−44となり、高温再生器44へ連通する。
【0124】
一方、ラインL1−12は排熱焚再生器30に連通し、排熱焚再生器30で加熱・一部再生された吸収溶液はラインL1−121を介して低温再生器48に供給される。そして、低温再生器48で加熱・一部再生された吸収溶液はラインL1−122を流れ、該ラインL1−122は第2の合流点PでラインL3と合流してラインL4となり、吸収器22に戻る。
【0125】
図14の実施形態におけるその他の構成は図11−図13で示す実施形態と同様である。また、作用効果については、図1−図13で示す実施形態と同様である。
第2分岐点P1に設けた三方弁V2の開閉制御の態様も同様である。
【0126】
ここで、図14においても、排熱ラインL2に排熱流体が流過しているか否かを検出するセンサS1と、排熱流体温度Twを検出するセンサS2と、吸収器22の出口温度Taを検出するセンサS3を設け、各センサで検出されるパラメータは、それぞれ信号伝達ラインCL−1、CL−2、CL−3を介して制御手段150に入力されており、制御信号150は、全ての制御パラメータに基いて制御信号を送出している。
【0127】
しかし、センサS1、S2、S3のいずれか1つを設け、制御パラメータ(排熱ラインL2に排熱流体が流過しているか否か、排熱流体温度Tw、吸収器22の出口における吸収溶液の液温Ta)のいずれか1種類のみに基いて、三方弁V1の開閉制御を行うことも出来る。同様に、何れか2つのセンサを設け、上記した3種類の制御パラメータから2種類を選択して制御することも出来る。
【0128】
図15で示す実施形態は、図14で示す実施形態と、溶液循環系、冷媒循環系、その他の構成が殆ど同一である。
しかし、図14で示す実施形態では、第2の分岐点P1に三方弁V2を設け、当該三方弁V2の開閉制御をしているのに対して、図15で示す実施形態では、第1の分岐点BPに三方弁V1を設け、当該三方弁V1に対して開閉制御を行っている。
【0129】
図15の実施形態におけるその他の構成、作用効果は図14の実施形態と同様であり、第1分岐点BPに設けた三方弁V1の開閉制御の態様も同様である。
【0130】
ここで、図15においても、排熱ラインL2に排熱流体が流過しているか否かを検出するセンサS1と、排熱流体温度Twを検出するセンサS2と、吸収器22の出口温度Taを検出するセンサS3を設け、各センサで検出されるパラメータは、それぞれ信号伝達ラインCL−1、CL−2、CL−3を介して制御手段150に入力されており、制御信号150は、全ての制御パラメータに基いて制御信号を送出している。
【0131】
しかし、センサS1、S2、S3のいずれか1つを設け、制御パラメータ(排熱ラインL2に排熱流体が流過しているか否か、排熱流体温度Tw、吸収器22の出口における吸収溶液の液温Ta)のいずれか1種類のみに基いて、三方弁V1の開閉制御を行うことも出来る。同様に、何れか2つのセンサを設け、上記した3種類の制御パラメータから2種類を選択して制御することも出来る。
【0132】
図16で示す実施形態も、図14或いは図15で示す実施形態と、溶液循環系、冷媒循環系、その他の構成が殆ど同一である。
図14で示す実施形態では、第2の分岐点P1に三方弁V2を設け、当該三方弁V2の開閉制御をしており、図15で示す実施形態では、第1の分岐点BPに三方弁V1を設け、当該三方弁V1に対して開閉制御を行っている。
【0133】
これに対して、図16で示す実施形態では、第1の分岐点BPに三方弁V1を設けると共に、第2の分岐点P1にも三方弁V2を設け、制御手段150から、信号伝達ラインCL−V1を介して三方弁V1の駆動手段100へ制御信号を出力し、且つ、伝達ラインCL−V2を介して三方弁V2の駆動手段120へ制御信号を出力することにより、三方弁V1及びV2の双方を開閉制御している。
【0134】
図16の実施形態におけるその他の構成、作用効果は図14、図15の実施形態と同様であり、第1分岐点BPに設けた三方弁V1と、第2分岐点P1に設けた三方弁V2の開閉制御の態様も、図1−図15の実施形態と同様である。
【0135】
ここで、図16においても、排熱ラインL2に排熱流体が流過しているか否かを検出するセンサS1と、排熱流体温度Twを検出するセンサS2と、吸収器22の出口温度Taを検出するセンサS3を設け、各センサで検出されるパラメータは、それぞれ信号伝達ラインCL−1、CL−2、CL−3を介して制御手段150に入力されており、制御信号150は、全ての制御パラメータに基いて制御信号を送出している。
【0136】
しかし、センサS1、S2、S3のいずれか1つを設け、制御パラメータ(排熱ラインL2に排熱流体が流過しているか否か、排熱流体温度Tw、吸収器22の出口における吸収溶液の液温Ta)のいずれか1種類のみに基いて、三方弁V1の開閉制御を行うことも出来る。同様に、何れか2つのセンサを設け、上記した3種類の制御パラメータから2種類を選択して制御することも出来る。
【0137】
図17の実施形態も、「パラレルフロータイプ」の吸収冷温水機に係るものを示している。
図17において、分岐ラインL1−1は低温溶液熱交換器26を経由した後に、第2の分岐点P1で、高温再生器44側に向かうラインL1−11と、排熱焚再生器30に連通するラインL1−12とに分岐する。
【0138】
ここで、第2分岐点P1には三方弁V2が設けられており、三方弁V2の駆動手段120に対しては、信号伝達ラインCL−V2を介して、制御手段150から制御信号が出力され、開閉制御が行われる。
【0139】
そしてラインL1−11は高温溶液熱交換器42を経由し、高温溶液熱交換器42と高温再生器44との間の領域における第1の合流点GPで、分岐ラインL1−2と合流してラインL1−44となり、高温再生器44へ連通する。
【0140】
図17の実施形態におけるその他の構成は図10−図16で示す実施形態と同様である。また、図17の実施形態の作用効果については、図1−図16で示す実施形態と同様である。また、第2分岐点P1における三方弁V2の開閉制御についても、図1−図16の実施形態と同様である。
【0141】
図18で示す実施形態は、図17で示す実施形態と、溶液循環系、冷媒循環系、その他の構成が殆ど同一である。
しかし、図17で示す実施形態では、第2の分岐点P1に三方弁V2を設け、当該三方弁V2の開閉制御をしているのに対して、図18で示す実施形態では、第1の分岐点BPに三方弁V1を設け、当該三方弁V1に対して開閉制御を行っている。
【0142】
図18の実施形態におけるその他の構成、作用効果は図17の実施形態と同様であり、第1分岐点BPに設けた三方弁V1の開閉制御の態様も同様である。
【0143】
ここで、図18においても、排熱ラインL2に排熱流体が流過しているか否かを検出するセンサS1と、排熱流体温度Twを検出するセンサS2と、吸収器22の出口温度Taを検出するセンサS3を設け、各センサで検出されるパラメータは、それぞれ信号伝達ラインCL−1、CL−2、CL−3を介して制御手段150に入力されており、制御信号150は、全ての制御パラメータに基いて制御信号を送出している。
【0144】
しかし、センサS1、S2、S3のいずれか1つを設け、制御パラメータ(排熱ラインL2に排熱流体が流過しているか否か、排熱流体温度Tw、吸収器22の出口における吸収溶液の液温Ta)のいずれか1種類のみに基いて、三方弁V1の開閉制御を行うことも出来る。同様に、何れか2つのセンサを設け、上記した3種類の制御パラメータから2種類を選択して制御することも出来る。
【0145】
図19で示す実施形態も、図17或いは図18で示す実施形態と、溶液循環系、冷媒循環系、その他の構成が殆ど同一である。
図17で示す実施形態では、第2の分岐点P1に三方弁V2を設け、当該三方弁V2の開閉制御をしており、図18で示す実施形態では、第1の分岐点BPに三方弁V1を設け、当該三方弁V1に対して開閉制御を行っている。
【0146】
これに対して、図19で示す実施形態では、第1の分岐点BPに三方弁V1を設けると共に、第2の分岐点P1にも三方弁V2を設け、制御手段150から、信号伝達ラインCL−V1を介して三方弁V1の駆動手段100へ制御信号を出力し、且つ、伝達ラインCL−V2を介して三方弁V2の駆動手段120へ制御信号を出力することにより、三方弁V1及びV2の双方を開閉制御している。
【0147】
図19の実施形態におけるその他の構成、作用効果は図17、図18の実施形態と同様であり、第1分岐点BPに設けた三方弁V1と、第2分岐点P1に設けた三方弁V2の開閉制御の態様も、図1−図18の実施形態と同様である。
【0148】
ここで、図19においても、排熱ラインL2に排熱流体が流過しているか否かを検出するセンサS1と、排熱流体温度Twを検出するセンサS2と、吸収器22の出口温度Taを検出するセンサS3を設け、各センサで検出されるパラメータは、それぞれ信号伝達ラインCL−1、CL−2、CL−3を介して制御手段150に入力されており、制御信号150は、全ての制御パラメータに基いて制御信号を送出している。
【0149】
しかし、センサS1、S2、S3のいずれか1つを設け、制御パラメータ(排熱ラインL2に排熱流体が流過しているか否か、排熱流体温度Tw、吸収器22の出口における吸収溶液の液温Ta)のいずれか1種類のみに基いて、三方弁V1の開閉制御を行うことも出来る。同様に、何れか2つのセンサを設け、上記した3種類の制御パラメータから2種類を選択して制御することも出来る。
【0150】
図20の実施形態もパラレルフロータイプの吸収冷温水機に係るものを示している。
図20において、稀溶液ラインL1は第1の分岐点BPで第1分岐ラインL1−1と、第2分岐ラインL1−2とに分岐する。第1分岐ラインL1−1には低温溶液熱交換器26が介装されており、第2分岐ラインL1−2は冷媒ドレン熱交換器70を介装している。
【0151】
ここで、第1分岐点BPには三方弁V1が介装されており、三方弁V1の駆動手段100に対しては、信号伝達ラインCL−V1を介して、制御手段150から制御信号が出力され、以って、三方弁V1の開閉制御が行われる。
【0152】
第1分岐ラインL1−1は低温溶液熱交換器26を経由した後に、排熱焚再生器30に連通する。そして、排熱焚再生器30で加熱・一部再生された吸収溶液はラインL1−31を流れ、該ラインL1−31は、第2の分岐点P1で、高温再生器44側に向かうラインL1−44と、低温再生器48側へ向かうラインL1−48とに分岐する。
【0153】
ここでラインL1−48は、第1の合流点GPで分岐ラインL1−2と合流してラインL1−49となり、低温再生器48へ連通する。
低温再生器48で加熱・一部再生された吸収溶液はラインL1−51を流れ、該ラインL1−51は第2の合流点P1でラインL3と合流して、ラインL4となる。
【0154】
図20の実施形態におけるその他の構成は図10−図19で示す実施形態と同様である。また、図20の実施形態の作用効果については、図1−図19で示す実施形態と同様である。
さらに、図20の実施形態における第1分岐点BPに設置された三方弁V1の開閉制御の態様についても、図1−図19の実施形態と同様である。
【0155】
図20においても、排熱ラインL2に排熱流体が流過しているか否かを検出するセンサS1と、排熱流体温度Twを検出するセンサS2と、吸収器22の出口温度Taを検出するセンサS3を設け、各センサで検出されるパラメータは、それぞれ信号伝達ラインCL−1、CL−2、CL−3を介して制御手段150に入力されており、制御信号150は、全ての制御パラメータに基いて制御信号を送出している。
【0156】
但し、センサS1、S2、S3のいずれか1つを設け、制御パラメータ(排熱ラインL2に排熱流体が流過しているか否か、排熱流体温度Tw、吸収器22の出口における吸収溶液の液温Ta)のいずれか1種類のみに基いて、三方弁V1の開閉制御を行うことも出来る。同様に、何れか2つのセンサを設け、上記した3種類の制御パラメータから2種類を選択して制御することも出来る。
【0157】
図21の実施形態も、パラレルフロータイプの吸収冷温水機に係る。
図21において、第1分岐点BPで分岐した2本の分岐ラインL1−1、L1−2の内、低温溶液熱交換器26を介装している分岐ラインL1−1は、排熱焚再生器30に連通し、排熱焚再生器30で加熱・一部再生された吸収溶液はラインL1−31を流れ、該ラインL1−31は、第2の分岐点P1で、高温再生器44側に向かうラインL1−44と、低温再生器48側へ向かうラインL1−48とに分岐する。
【0158】
第1分岐点BPには三方弁V1が設けられ、三方弁V1の駆動手段100に対しては、信号伝達ラインCL−V1を介して、制御手段150から制御信号が出力され、以って、三方弁V1の開閉制御を行っている。
【0159】
図21の実施形態では、高温再生器44側に向かうラインL1−44が、第2分岐点P1と高温溶液熱交換器42との間の領域における第1の合流点GPで、分岐ラインL1−2と合流してラインL1−46となり、該ラインL1−46は高温溶液熱交換器42を経由して高温再生器44へ連通する。
【0160】
一方、ラインL1−48を介して低温再生器48に供給され、加熱・一部再生された吸収溶液はラインL1−49を流れ、第2の合流点P1でラインL3と合流して、ラインL4となる。
【0161】
図21の実施形態におけるその他の構成は図20で示す実施形態と同様である。また、図21の実施形態の作用効果については、図1−図20で示す実施形態と同様である。
そして、第1分岐点BPに設けた三方弁V1の開閉制御の態様も、図1−図20の実施形態と同様である。
【0162】
図21においても、排熱ラインL2に排熱流体が流過しているか否かを検出するセンサS1と、排熱流体温度Twを検出するセンサS2と、吸収器22の出口温度Taを検出するセンサS3を設け、各センサで検出されるパラメータは、それぞれ信号伝達ラインCL−1、CL−2、CL−3を介して制御手段150に入力されており、制御信号150は、全ての制御パラメータに基いて制御信号を送出している。
【0163】
但し、センサS1、S2、S3のいずれか1つを設け、制御パラメータ(排熱ラインL2に排熱流体が流過しているか否か、排熱流体温度Tw、吸収器22の出口における吸収溶液の液温Ta)のいずれか1種類のみに基いて、三方弁V1の開閉制御を行うことも出来る。同様に、何れか2つのセンサを設け、上記した3種類の制御パラメータから2種類を選択して制御することも出来る。
【0164】
図22も、パラレルフロータイプの吸収冷温水機にかかる実施形態を示している。
図22においても、稀溶液ラインL1は第1の分岐点BPで、低温溶液熱交換器26を介装した第1の分岐ラインL1−1と、冷媒ドレン熱交換器70を介装した第2の分岐ラインL1−2とに分岐している。
【0165】
第1の分岐点BPには三方弁V1が設けられ、三方弁V1の駆動手段100に対しては、信号伝達ラインCL−V1を介して、制御手段150から制御信号が出力される。これにより、三方弁V1の開閉制御が行われる。
【0166】
第1の分岐ラインL1−1を流れる吸収溶液は、低温溶液熱交換器26、排熱焚再生器30、ラインL1−31、第2の分岐点P1を介して高温再生器44側に向かうラインL1−44を流れる。そしてラインL1−44は、高温溶液熱交換器42と高温再生器44との間の領域における第1の合流点GPで、分岐ラインL1−2と合流してラインL1−46となり、高温再生器44へ連通している。
【0167】
図22の実施形態におけるその他の構成は図21で示す実施形態と同様である。また、図22の実施形態の作用効果については、図1−図21で示す実施形態と同様である。
さらに、第1分岐点BPに設けられた三方弁V1の開閉制御の態様についても、図1−図21と同様である。
【0168】
図22においても、排熱ラインL2に排熱流体が流過しているか否かを検出するセンサS1と、排熱流体温度Twを検出するセンサS2と、吸収器22の出口温度Taを検出するセンサS3を設け、各センサで検出されるパラメータは、それぞれ信号伝達ラインCL−1、CL−2、CL−3を介して制御手段150に入力されており、制御信号150は、全ての制御パラメータに基いて制御信号を送出している。
【0169】
但し、センサS1、S2、S3のいずれか1つを設け、制御パラメータ(排熱ラインL2に排熱流体が流過しているか否か、排熱流体温度Tw、吸収器22の出口における吸収溶液の液温Ta)のいずれか1種類のみに基いて、三方弁V1の開閉制御を行うことも出来る。同様に、何れか2つのセンサを設け、上記した3種類の制御パラメータから2種類を選択して制御することも出来る。
【0170】
図23−図25は、本発明を所謂「リバースフロー」タイプの吸収冷温水機に適用した実施形態を示している。
【0171】
図23で示す実施形態にかかる吸収冷温水機において、吸収器22を出てポンプ24でヘッドを付加された稀溶液は、稀溶液ラインL1を流れ、稀溶液ラインL1は、第1の分岐点BPにおいて、低温溶液熱交換器26が介装された第1の分岐ラインL1−1と、冷媒ドレン熱交換器70が介装されている第2の分岐ラインL1−2とに分岐している。
【0172】
第1分岐点BPには三方弁V1が設けられ、三方弁V1の駆動手段100に対しては、信号伝達ラインCL−V1を介して、制御手段150から制御信号が出力されており、以って、三方弁V1の開閉制御を行っている。
【0173】
第1の分岐点BPで分岐した稀溶液ラインL1−1は、低温溶液熱交換器26を経由した後、排熱焚再生器30に連通し、その内部を流れる吸収溶液を排熱焚再生器30へ供給する。
【0174】
排熱焚再生器30で加熱・一部再生された吸収溶液は、ラインL1−130を流れて低温再生器48に供給される。そして、低温再生器48で加熱・一部再生された吸収溶液は、ラインL6を流れ、ポンプ62でヘッドが負荷される。そして、ラインL6は、低温再生器48と高温溶液熱交換器42との間の領域における第1の合流点GPで、第2の分岐ラインL1−2と合流してラインL6−44となる。
【0175】
ラインL6−44は高温溶液熱交換器42を経由して、高温再生器44に連通する。
高温再生器44のバーナ機構45で加熱・濃縮された吸収溶液は、溶液ラインL3を流れて吸収器22へ戻される。
【0176】
高温再生器44で再生した冷媒蒸気は、低温再生器48に連通するラインL11を流れ、低温再生器48内の吸収溶液に保有するエンタルピーを供給して冷媒を再生した後、ラインL11−70を流れ、冷媒ドレン熱交換器70を介してラインL1−2内の稀溶液にエンタルピーを供給し、凝縮器50へ送られる。
【0177】
図23の実施形態においても、図1−図22の実施形態で説明したのと同様に、ラインL11−70を流れる冷媒が保有するエンタルピーが、広い温度範囲に亘って、冷媒ドレン熱交換器70を介して、稀溶液ラインL1−2内を流れる稀溶液に供給され、高温再生器44(のバーナ機構45)において付与されたエンタルピーが、冷媒蒸気発生のために有効に利用される。
【0178】
また、排熱流体温度と吸収溶液との相対関係に基いて、三方弁V1を開閉制御することにより、排熱焚再生器30に流入する吸収溶液の流量を制御し、以って、吸収冷温水機の効率を向上せしめることが出来る。
【0179】
図23の実施形態における他の構成は、図1−図22の実施形態と同様である。また図23の実施形態におけるその他の作用効果については、図1−図22の実施形態と同様である。
そして、第1分岐点BPにおける三方弁V1の開閉制御の態様も、図1−図22の実施形態と同様である。
【0180】
図23においても、排熱ラインL2に排熱流体が流過しているか否かを検出するセンサS1と、排熱流体温度Twを検出するセンサS2と、吸収器22の出口温度Taを検出するセンサS3を設け、各センサで検出されるパラメータは、それぞれ信号伝達ラインCL−1、CL−2、CL−3を介して制御手段150に入力されており、制御信号150は、全ての制御パラメータに基いて制御信号を送出している。
【0181】
但し、センサS1、S2、S3のいずれか1つを設け、制御パラメータ(排熱ラインL2に排熱流体が流過しているか否か、排熱流体温度Tw、吸収器22の出口における吸収溶液の液温Ta)のいずれか1種類のみに基いて、三方弁V1の開閉制御を行うことも出来る。同様に、何れか2つのセンサを設け、上記した3種類の制御パラメータから2種類を選択して制御することも出来る。
【0182】
図23で示す実施形態では、ラインL1−2とラインL6とが合流する第1の合流点GPは、低温再生器48と高温溶液熱交換器42との間の領域に設けられている。
これに対して、図24の実施形態では、ラインL6とラインL1−2とが合流する第1の合流点GPは、高温溶液熱交換器42と高温再生器44の間の領域に設けられている。
【0183】
換言すれば、低温再生器48で加熱・濃縮され、ポンプ62でヘッドが負荷された吸収溶液は、ラインL6を流れ、高温溶液熱交換器42とを経由した後に、高温溶液熱交換器42と高温再生器44の間の領域における第1の合流点GPで、第2分岐ラインL1−2と合流して、ラインL6−44となる。そしてラインL6−44は、高温再生器44に連通する。
【0184】
図24の実施形態におけるその他の構成は図23で示す実施形態と同様である。また、図24の実施形態の作用効果については、図1−図23で示す実施形態と同様である。
そして、図24の分岐点BPにおける三方弁V1の開閉制御についても、図1−図23で示す実施形態と同様である。
【0185】
図24においても、排熱ラインL2に排熱流体が流過しているか否かを検出するセンサS1と、排熱流体温度Twを検出するセンサS2と、吸収器22の出口温度Taを検出するセンサS3を設け、各センサで検出されるパラメータは、それぞれ信号伝達ラインCL−1、CL−2、CL−3を介して制御手段150に入力されており、制御信号150は、全ての制御パラメータに基いて制御信号を送出している。
【0186】
但し、センサS1、S2、S3のいずれか1つを設け、制御パラメータ(排熱ラインL2に排熱流体が流過しているか否か、排熱流体温度Tw、吸収器22の出口における吸収溶液の液温Ta)のいずれか1種類のみに基いて、三方弁V1の開閉制御を行うことも出来る。同様に、何れか2つのセンサを設け、上記した3種類の制御パラメータから2種類を選択して制御することも出来る。
【0187】
図25で示す実施形態においても、第1の分岐点BPで分岐した稀溶液ラインL1−1は、低温溶液熱交換器26を経由した後、直ちに合流すること無く、排熱焚再生器30に連通する。そして、ラインL1−1の内部を流れる吸収溶液は、排熱焚再生器30へ供給される。
【0188】
排熱焚再生器30で加熱・一部再生された吸収溶液は、低温再生器48に連通するラインL1−130を流れ、排熱焚再生器30と低温再生器48の間の領域における第1の合流点GPで、ラインL1−2に合流して、ラインL1−48となる。ラインL1−48は低温再生器48に連通しており、その内部の吸収溶液は低温再生器48へ供給される。
低温再生器48で加熱・一部再生された吸収溶液は、ラインL6を流れポンプ62でヘッドが負荷され、高温再生器44へ供給される。
【0189】
図25の実施形態におけるその他の構成は図23、図24で示す実施形態と同様である。また、図25の実施形態の作用効果については、図1−図24で示す実施形態と同様である。
さらに、図25の分岐点BPにおける三方弁V1の開閉制御については、図1−図24で示す実施形態と同様である。
【0190】
図25においても、排熱ラインL2に排熱流体が流過しているか否かを検出するセンサS1と、排熱流体温度Twを検出するセンサS2と、吸収器22の出口温度Taを検出するセンサS3を設け、各センサで検出されるパラメータは、それぞれ信号伝達ラインCL−1、CL−2、CL−3を介して制御手段150に入力されており、制御信号150は、全ての制御パラメータに基いて制御信号を送出している。
【0191】
但し、センサS1、S2、S3のいずれか1つを設け、制御パラメータ(排熱ラインL2に排熱流体が流過しているか否か、排熱流体温度Tw、吸収器22の出口における吸収溶液の液温Ta)のいずれか1種類のみに基いて、三方弁V1の開閉制御を行うことも出来る。同様に、何れか2つのセンサを設け、上記した3種類の制御パラメータから2種類を選択して制御することも出来る。
【0192】
図26は「パラレルフロー」タイプの吸収冷温水機を変形した実施形態にかかるものであり、吸収器及び蒸発器(所謂「下胴」部分)が低圧側と高圧側の2段に構成されており、吸収冷温水機の効率化を企図している。
また、低圧側吸収器22Lには溶液冷却吸収器74が設けられており、低圧側吸収器22L内で滴下される濃縮された吸収溶液が保有するエンタルピーを稀溶液に投入し、稀溶液温度を上昇せしめるので、その分だけ再生し易くなり、吸収冷温水機の効率が改善される。
さらに、ラインL1−44における高温溶液熱交換器42と高温再生器44の間の領域に、高質燃料排熱投入用熱交換器76が介装されており、熱交換器76を介して、当該領域を流れる吸収溶液に、高質燃料排熱ラインL20を流れる高質燃料排熱(バーナ機構45の加熱手段で吸収溶液を加熱した後に系外に廃棄される排熱流体が保有する熱量)が投入されている。
【0193】
図26の実施形態におけるその他の構成及び作用効果については、図10で示す実施形態と同様である。そして、第2の分岐点P1における三方弁V2の開閉制御についても、図10と同様である。
【0194】
図26においても、排熱ラインL2に排熱流体が流過しているか否かを検出するセンサS1と、排熱流体温度Twを検出するセンサS2と、吸収器22の出口温度Taを検出するセンサS3を設け、各センサで検出されるパラメータは、それぞれ信号伝達ラインCL−1、CL−2、CL−3を介して制御手段150に入力されており、制御信号150は、全ての制御パラメータに基いて制御信号を送出している。
【0195】
但し、センサS1、S2、S3のいずれか1つを設け、制御パラメータ(排熱ラインL2に排熱流体が流過しているか否か、排熱流体温度Tw、吸収器22の出口における吸収溶液の液温Ta)のいずれか1種類のみに基いて、三方弁V1の開閉制御を行うことも出来る。同様に、何れか2つのセンサを設け、上記した3種類の制御パラメータから2種類を選択して制御することも出来る。
【0196】
図27の実施形態は、図26の実施形態と概略同様な構成を具備しているが、第1合流点GPと第2分岐点P1を連通するラインL1−3に排熱投入用熱交換器80が介装されている。この排熱投入用熱交換器80を介して、当該ラインL1−3内を流れる吸収溶液に、排熱ラインL2を流れる排熱流体が保有する熱量が投入される。
【0197】
図27の実施形態におけるその他の構成及び作用効果については、図26の実施形態と同様である。そして、第2の分岐点P1における三方弁V2の開閉制御についても、図26(或いは図10)と同様である。
【0198】
図27において、排熱ラインL2に排熱流体が流過しているか否かを検出するセンサS1と、排熱流体温度Twを検出するセンサS2と、吸収器22の出口温度Taを検出するセンサS3を設け、各センサで検出されるパラメータは、それぞれ信号伝達ラインCL−1、CL−2、CL−3を介して制御手段150に入力されており、制御信号150は、全ての制御パラメータに基いて制御信号を送出している。
【0199】
但し、センサS1、S2、S3のいずれか1つを設け、制御パラメータ(排熱ラインL2に排熱流体が流過しているか否か、排熱流体温度Tw、吸収器22の出口における吸収溶液の液温Ta)のいずれか1種類のみに基いて、三方弁V1の開閉制御を行うことも出来る。同様に、何れか2つのセンサを設け、上記した3種類の制御パラメータから2種類を選択して制御することも出来る。
【0200】
【発明の効果】
以上説明した様に、本発明の吸収冷温水機では、排熱と吸収冷温水機内部の吸収溶液循環系との相対的な温度関係に基いて、分岐点における三方弁の開閉制御を行い、以って、排熱焚再生器に流入する吸収溶液量を制御することにより、高温再生器で消費される高質燃料を抑制し、排熱を有効利用して、吸収冷温水機の効率を改善することが出来る。
また、高温再生器で吸収溶液を再生した後の排熱流体が保有するエンタルピーであって、従来は利用されなかったエンタルピーが、冷媒ドレン熱交換器を介して稀溶液に投入されて、稀溶液の加熱に利用される。そのため、高質燃料が有効利用され、吸収冷温水機の熱効率が更に改善される。
さらに本発明によれば、排熱焚再生器において、冷媒蒸気の再生量を増加して、吸収冷温水機の熱効率を改善することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す模式的に表現するブロック図。
【図2】図1の実施形態の制御フローチャートを示す図。
【図3】本発明の第2実施形態を示す模式的に表現するブロック図。
【図4】図3の実施形態の制御フローチャートを示す図。
【図5】本発明の第3実施形態を示す模式的に表現するブロック図。
【図6】図5の実施形態の制御フローチャートを示す図。
【図7】本発明の第4実施形態を示す模式的に表現するブロック図。
【図8】図7の実施形態の制御フローチャートを示す図。
【図9】本発明の第5実施形態を示す模式的に表現するブロック図。
【図10】本発明の第6実施形態を示す模式的に表現するブロック図。
【図11】本発明の第7実施形態を示す模式的に表現するブロック図。
【図12】本発明の第8実施形態を示す模式的に表現するブロック図。
【図13】本発明の第9実施形態を示す模式的に表現するブロック図。
【図14】本発明の第10実施形態を示す模式的に表現するブロック図。
【図15】本発明の第11実施形態を示す模式的に表現するブロック図。
【図16】本発明の第12実施形態を示す模式的に表現するブロック図。
【図17】本発明の第13実施形態を示す模式的に表現するブロック図。
【図18】本発明の第14実施形態を示す模式的に表現するブロック図。
【図19】本発明の第15実施形態を示す模式的に表現するブロック図。
【図20】本発明の第16実施形態を示す模式的に表現するブロック図。
【図21】本発明の第17実施形態を示す模式的に表現するブロック図。
【図22】本発明の第18実施形態を示す模式的に表現するブロック図。
【図23】本発明の第19実施形態を示す模式的に表現するブロック図。
【図24】本発明の第20実施形態を示す模式的に表現するブロック図。
【図25】本発明の第21実施形態を示す模式的に表現するブロック図。
【図26】本発明の第21実施形態を示す模式的に表現するブロック図。
【図27】本発明の第22実施形態を示す模式的に表現するブロック図。
【図28】従来の吸収冷温水機の1例を模式的に表現するブロック図。
【図29】その他の従来技術を模式的に表現するブロック図。
【符号の説明】
20・・・吸収式冷温水機
22・・・吸収器
24、32・・・ポンプ
26・・・低温溶液熱交換器
30・・・排熱焚再生器
L1、L1−1、L1−2、L1−22、L1−23、L3、L4、L5、L6、L6−1、L6−2、L8、L22・・・溶液ライン
L1A・・・溶液ラインの領域
L5、L11、L11−D、L13、L15、L17、L17L、L17H、L52、L70・・・冷媒ライン
CL−1、CL−2、CL−3、CL−V1、CL−V2・・・信号伝達ライン42・・・高温溶液熱交換器
44・・・高温再生器
48・・・低温再生器
50・・・凝縮器
52・・・蒸発器
70・・・冷媒ドレン熱交換器
74・・・溶液冷却吸収器
76・・・高質燃料排熱投入用熱交換器
80・・・排熱投入用熱交換器
V1、V2・・・三方弁
VE・・・排熱投入用三方弁
100、120・・・三方弁駆動手段
S1、S2、S3・・・センサ
150・・・駆動手段[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an absorption chiller / heater having an absorber, a high-temperature regenerator, a low-temperature regenerator, a condenser, and an evaporator, and more particularly, to an absorption chiller / heater called a “single double effect”.
[0002]
[Prior art]
FIG. 28 shows a conventional single double-effect absorption chiller / heater configured as a so-called “parallel flow” type.
In FIG. 28, the dilute solution sent from the
[0003]
The dilute solution flowing through the line L1-2 is supplied to the exhaust
The refrigerant vapor regenerated in the
[0004]
The absorption solution heated by the exhaust
[0005]
On the other hand, the other line L1-1 branched at the branch point P1 is sent to the
In the
[0006]
Then, in the low-
[0007]
The absorbing solution (intermediate concentration solution) heated and condensed by the
[0008]
The liquid-phase refrigerant condensed in the
[0009]
In the related art, the flow rate of the absorbing solution flowing through the two lines L1-1 and L1-2 branched at the branch point P1 is determined to be a constant amount based on the pressure balance of the absorption chiller / heater.
In contrast, the exhaust heat supplied to the
[0010]
Here, if the temperature of the exhaust heat fluid flowing through the exhaust heat line L2 is sufficiently higher than the absorption solution temperature in the exhaust
On the other hand, when the temperature of the exhaust heat fluid flowing through the exhaust heat line L2 cannot be said to be sufficiently high with respect to the absorption solution temperature in the exhaust
Therefore, comparing the temperature of the exhaust heat fluid and the temperature of the absorption solution and changing the flow rate of the absorption solution flowing through the lines L1-1 and L1-2 from the viewpoint of improving the efficiency of the absorption chiller / heater. Is preferred.
[0011]
However, there is currently no absorption chiller / heater that compares the temperature of the exhaust heat fluid with the temperature of the absorption solution to determine the flow rate of the absorption solution flowing into the
Accordingly, the flow rate of the absorbing solution flowing into the exhaust
[0012]
As shown in FIG. 29, such a problem can be addressed by providing two dilute solution lines L1-11 and L1-12 that exit from the absorber (high-pressure side absorber) 22H. It is done.
That is, the line L1-11 is added with a head by a pump P10-1, and communicates with the
[0013]
However, taking out two lines from the absorber, installing a pump in each line, and controlling the discharge flow rate of each pump (based on the absorption solution temperature and exhaust heat temperature) complicates the configuration. As a result, the production cost of the absorption chiller / heater increases.
[0014]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been proposed in view of the above-described problems of the prior art, and it is possible to control the absorption solution flow rate flowing into the exhaust heat regenerator to improve the efficiency of the absorption chiller / heater. The purpose is to provide an absorption chiller / heater and its control method.
[0015]
[Means for Solving the Problems]
The absorption chiller / heater of the present invention includes an absorber (22), a high temperature regenerator (44), a low temperature regenerator (48), a waste heat regenerator (30), a condenser (50), and evaporation. In the absorption chiller / heater (20) having the vessel (52), the rare solution line (L1) through which the rare solution sent out from the absorber (22) flows is the first branch point (BP) at a low temperature. The first branch line (L1-1) in which the solution heat exchanger (26) is interposed, and the second branch line (L1-2) in which the refrigerant drain heat exchanger (70) is interposed The region (L11-70) between the low temperature regenerator (48) and the condenser (50) of the line (L11) through which the refrigerant vapor regenerated by the high temperature regenerator (44) flows is the refrigerant drain heat. It is in thermal communication with the exchanger (70) and flows through the refrigerant (L11-70) after passing through the low temperature regenerator (48). The three-way valve is constructed so that the enthalpy possessed by the refrigerant) is introduced into the dilute solution flowing through the second branch line (L1-2), and is interposed at the first branch point (BP) (V1), exhaust heat input intercalated at a junction or junction of the exhaust heat line (L2) in thermal communication with the exhaust heat regenerator (30) and the line (L2G) in communication with the exhaust heat source A three-way valve (VE) for opening, an open / close sensor (S1) for detecting whether the three-way valve (VE) for exhaust heat input opens or closes the exhaust heat line L2, and the open / close sensor (S1) And a control means (150) for controlling opening and closing of the three-way valve (V1) by a detection signal. The control means (150) opens the exhaust heat line (L2) side of the exhaust heat input three-way valve (VE). If so, the first branch line ( If the flow rate of the dilute solution flowing through 1-1) is increased by a predetermined amount and the exhaust heat input three-way valve (VE) closes the exhaust heat line (L2) side, the exhaust heat soot regenerator The flow rate of the dilute solution flowing through the first branch line (L1-1) communicating with (30) is controlled to be reduced by a predetermined amount. (Fig. 1 and Fig. 2)
Here, the temperature of the exhaust heat fluid flowing through the line (L2G) communicating with the exhaust heat source is low, the exhaust heat input three-way valve (VE) closes the exhaust heat line (L2) side, and the exhaust heat line (L2 ) And the exhaust heat soot regenerator (30), the first branch line (L1) communicating with the exhaust heat soot regenerator (30) is focused on from the viewpoint of improving the efficiency of the absorption chiller / heater. It is not necessary to flow a large amount of dilute solution through -1).
On the other hand, the exhaust heat fluid flowing through the line (L2G) communicating with the exhaust heat source is hot, and the exhaust heat input three-way valve (VE) opens the exhaust heat line (L2) side to exhaust a large amount of exhaust heat. If the regenerator (30) can be charged, the absorption chiller / heater is more likely to allow a large amount of rare solution to flow through the first branch line (L1-1) communicating with the exhaust heat regenerator (30). Contribute to the efficiency improvement.
According to the present invention having the configuration as described above, whether or not the exhaust heat line (L2) side is opened, in other words, whether or not exhaust heat is input to the exhaust heat soot regenerator (30). Judgment and control of the dilute solution flow rate (absorbed solution flow rate flowing through the first branch line L1-1) supplied to the exhaust heat soot regenerator (30), the exhaust heat is effectively utilized, and the high temperature regenerator By suppressing the amount of high-quality fuel consumed in (44), the efficiency of the absorption chiller / heater can be further improved.
[0016]
Further, the absorption chiller / heater of the present invention includes an absorber (22), a high temperature regenerator (44), a low temperature regenerator (48), a waste heat soaker regenerator (30), a condenser (50), In the absorption chiller / heater (20) having the evaporator (52), the rare solution line (L1) through which the rare solution sent from the absorber (22) flows is the first branch point (BP). A first branch line (L1-1) in which a low-temperature solution heat exchanger (26) is interposed, and a second branch line (L1-2) in which a refrigerant drain heat exchanger (70) is interposed. The region (L11-70) between the low temperature regenerator (48) and the condenser (50) of the line (L11) through which the refrigerant vapor regenerated by the high temperature regenerator (44) flows is the refrigerant drain. The refrigerant (L11-70) is in thermal communication with the heat exchanger (70) and passes through the low temperature regenerator (48). A three-way valve arranged at the first branch point (BP) so that the enthalpy possessed by the refrigerant is flowing into the dilute solution flowing through the second branch line (L1-2). (V1), a temperature sensor (S2) for detecting the temperature (Tw) of the fluid flowing in the exhaust heat line (L2) in thermal communication with the exhaust heat soot regenerator (30), and the temperature sensor (S2) And a control means (150) for controlling the opening and closing of the three-way valve (V1) according to the detection signal, and the control means (150), if the temperature (Tw) of the fluid flowing through the exhaust heat line (L2) rises, The flow rate of the dilute solution flowing through the first branch line (L1-1) communicating with the exhaust heat soot regenerator (30) is increased, and the temperature (Tw) of the fluid flowing through the exhaust heat line (L2) is decreased. If so, the first branch line (L1- ) And is configured so as to perform control to decrease the flow rate of the diluted solution flowing past a. (Fig. 3, Fig. 4)
According to the present invention having the configuration as described above, the temperature (Tw) flowing through the exhaust heat line (L2) rises, and the exhaust heat is effectively input to the exhaust heat regenerator (30). Is determined, and the dilute solution flow rate (absorbing solution flow rate flowing through the first branch line L1-1) supplied to the exhaust heat soot regenerator (30) is controlled. Therefore, since the absorption solution flow rate flowing through the first branch line (L1-1) is controlled based on whether or not the amount of heat (exhaust heat) possessed by the exhaust heat fluid can be input, effective use of exhaust heat, The efficiency of the absorption chiller / heater is further improved by reducing the consumption of high-quality fuel.
[0017]
Furthermore, the absorption chiller / heater of the present invention includes an absorber (22), a high temperature regenerator (44), a low temperature regenerator (48), a waste heat soaker regenerator (30), a condenser (50), In the absorption chiller / heater (20) having the evaporator (52), the rare solution line (L1) through which the rare solution sent from the absorber (22) flows is the first branch point (BP). A first branch line (L1-1) in which a low-temperature solution heat exchanger (26) is interposed, and a second branch line (L1-2) in which a refrigerant drain heat exchanger (70) is interposed. The region (L11-70) between the low temperature regenerator (48) and the condenser (50) of the line (L11) through which the refrigerant vapor regenerated by the high temperature regenerator (44) flows is the refrigerant drain. The refrigerant (L11-7) is in thermal communication with the heat exchanger (70) and passes through the low temperature regenerator (48). The enthalpy possessed by the refrigerant flowing through the second branch line (L1-2) is introduced into the dilute solution, and the three sides interposed in the first branch point (BP) The valve (V1), a temperature sensor (S3) for detecting the temperature (Ta) of the absorbing solution at the outlet of the absorber (22), and the three-way valve (V1) are controlled to open and close by a detection signal of the temperature sensor (S3). Control means (150), and the control means (150) communicates with the exhaust heat regenerator (30) when the temperature (Ta) of the absorbent solution at the outlet of the absorber (22) rises. If the flow rate of the dilute solution flowing through the first branch line (L1-1) is decreased and the temperature (Ta) of the absorbing solution at the outlet of the absorber (22) decreases, the waste heat regenerator (30) A dilute solution flowing through the first branch line (L1-1) that communicates And it is configured so as to perform the control to increase the flow rate. (FIGS. 5 and 6).
According to the present invention having the above-described configuration, if the temperature (Ta) of the absorbing solution at the outlet of the absorber (22) decreases, the concentration of the absorbing solution decreases and the saturation temperature decreases. Even if it is charged, the amount of regeneration in the exhaust heat soot regenerator (30) increases. On the other hand, if the temperature (Ta) of the absorption solution at the outlet of the absorber (22) increases, the concentration of the absorption solution increases and the saturation temperature increases. Therefore, even if the same amount of heat is input, the exhaust heat soot regenerator (30) The amount of regeneration in decreases.
In the present invention, by measuring the absorber outlet temperature (Ta), the concentration of the absorbing solution (or rare solution) is low or high, in other words, the saturation temperature is low (easy to regenerate) or high (not easy to regenerate). Based on this, the dilute solution flow rate (absorbing solution flow rate flowing through the first branch line L1-1) supplied to the exhaust heat soot regenerator (30) is controlled. That is, based on whether or not the amount of regeneration due to exhaust heat input to the exhaust heat regenerator increases, the flow rate of the absorbing solution flowing through the first branch line (L1-1) is controlled to effectively use the exhaust heat. In addition, the consumption of high-quality fuel is suppressed and the efficiency of the absorption chiller / heater is further improved.
[0018]
In implementing the present invention, an open / close sensor (S1) for detecting whether or not the exhaust heat fluid is flowing through the exhaust heat line (L2), and a temperature sensor (S2) for detecting the exhaust heat fluid temperature (Tw) Any two or all three of the temperature sensors (S3) for detecting the absorbing solution temperature (Ta: absorber outlet temperature) at the outlet of the absorber (22) are provided and detected by each sensor. It can be configured such that control is performed with reference to all the parameters (FIGS. 7 and 8).
[0019]
In the present invention, the first branch line (L1-1) passes through the low temperature solution heat exchanger (26) and does not merge with the second branch line (L1-2) to regenerate the exhaust heat soot. The line (L1-144) communicating with the regenerator (30) and going from the exhaust heat soot regenerator (30) to the high temperature regenerator (44) is connected to the exhaust heat soot regenerator (30) and the high temperature solution heat exchanger (42). ) At the first junction (GP) between the second branch line (L1-2) and communicate with the high temperature regenerator (44) (L1-44), and at the high temperature regenerator (44) The heated absorbent solution flows through the intermediate concentration solution line (L3) and flows into the low temperature regenerator (48). After being heated by the low temperature regenerator (48), it flows through the high concentration solution line (L4), It is preferable to configure so as to return to the absorber (22) via the heat exchanger (26) (FIGS. 1 to 8: Leeds flow type).
[0020]
Alternatively, the first branch line (L1-1) passes through the low-temperature solution heat exchanger (26) and does not merge with the second branch line (L1-2), so that the exhaust heat soot regenerator ( 30), a line (L1-144) from the exhaust heat soot regenerator (30) to the high temperature regenerator (44) is connected between the high temperature solution heat exchanger (42) and the high temperature regenerator (44). The absorbing solution heated by the high temperature regenerator (44) is joined to the second branch line (L1-2) at the first confluence (GP) and communicated with the high temperature regenerator (44). It flows through the line (L3), flows into the low temperature regenerator (48), is heated by the low temperature regenerator (48), then flows through the high concentration solution line (L4), and passes through the low temperature solution heat exchanger (26). It is preferable to configure so as to return to the absorber (22) (FIG. 9: series flow type).
[0021]
In the present invention, the first and second branch lines (L1-1, L1-2) pass through the low-temperature solution heat exchanger (26) or the refrigerant drain heat exchanger (70) immediately after the first. A line (L1-3) that joins at the junction (GP) and communicates with the high-temperature regenerator (44) at the second branch point (P1) and a line (L1-4) that communicates with the exhaust heat regenerator (30) ) And the dilute solution flowing through the line (L1-3) communicating with the high temperature regenerator (44) flows into the high temperature regenerator (44) via the high temperature solution heat exchanger (42), and is exhausted. The dilute solution flowing through the line (L1-4) communicating with the regenerator (30) is heated by the exhaust heat regenerator (30), flows into the low temperature regenerator (48), and is heated by the low temperature regenerator (48). The line (L1-42) through which the absorbent solution flows is connected to the solution line (L3) from the high temperature regenerator (44). (L4), and communicates with the absorber (22) via the low-temperature solution heat exchanger (26). The three-way valve (V1) is connected to the first branch point (BP ), But preferably at the second branch point (P1) (FIG. 10: parallel flow type).
[0022]
Furthermore, in the present invention, the first branch line (L1-1) does not merge with the second branch line (L1-2) after passing through the low-temperature solution heat exchanger (26), and the second branch line (L1-2) Branch line (L1-3) communicating with the high temperature regenerator (44) and a line (L1-4) communicating with the exhaust heat soot regenerator (30) at the branch point (P1) of the high temperature regenerator (44) The dilute solution flowing through the line (L1-3) communicating with the refrigerant flows into the high temperature regenerator (44) via the high temperature solution heat exchanger (42), and communicates with the exhaust heat regenerator (30) (L1). -4) joins the second branch line (L1-2) at the first joining point (GP), and the rare solution flowing through the line (L1-4 after joining) becomes the exhaust heat regenerator (30). ) To flow into the low-temperature regenerator (48) and the absorption solution heated by the low-temperature regenerator (48) flows (L -42) joins the solution line (L3) from the high temperature regenerator (44) at the second junction (P2) (L4), and passes through the low temperature solution heat exchanger (26) to the absorber (22). In place of the three-way valve (V1) interposed at the first branch point (BP), a three-way valve (V2) interposed at the second branch point (P1) is provided. (FIG. 11: parallel flow type).
[0023]
Alternatively, the first branch line (L1-1) does not merge with the second branch line (L1-2) after passing through the low-temperature solution heat exchanger (26), and the second branch point. (P1) branches to a line (L1-3) that communicates with the high temperature regenerator (44) and a line (L1-4) that communicates with the exhaust heat soot regenerator (30), and communicates with the high temperature regenerator (44). The dilute solution flowing through the line (L1-3) flows into the high-temperature regenerator (44) via the high-temperature solution heat exchanger (42) and communicates with the exhaust heat regenerator (30) (L1-4). Joins the second branch line (L1-2) at the first joining point (GP), and the rare solution flowing through the line (L1-4 after joining) is heated by the exhaust heat regenerator (30). Into the low temperature regenerator (48), and the line (L1-42) through which the absorption solution heated by the low temperature regenerator (48) flows. The solution line (L3) from the high temperature regenerator (44) joins at the second junction (P2) (L4) and communicates with the absorber (22) via the low temperature solution heat exchanger (26). (FIG. 12: parallel flow type).
[0024]
Alternatively, the first branch line (L1-1) does not merge with the second branch line (L1-2) after passing through the low-temperature solution heat exchanger (26), and the second branch point. (P1) branches to a line (L1-3) that communicates with the high temperature regenerator (44) and a line (L1-4) that communicates with the exhaust heat soot regenerator (30), and communicates with the high temperature regenerator (44). The dilute solution flowing through the line (L1-3) flows into the high-temperature regenerator (44) via the high-temperature solution heat exchanger (42) and communicates with the exhaust heat regenerator (30) (L1-4). Joins the second branch line (L1-2) at the first joining point (GP), and the rare solution flowing through the line (L1-4 after joining) is heated by the exhaust heat regenerator (30). Into the low temperature regenerator (48), and the line (L1-42) through which the absorption solution heated by the low temperature regenerator (48) flows. The solution line (L3) from the high temperature regenerator (44) joins at the second junction (P2) (L4) and communicates with the absorber (22) via the low temperature solution heat exchanger (26). In addition to the three-way valve (V1) interposed at the first branch point (BP), a three-way valve (V2) interposed at the second branch point (P1) is preferably provided. (FIG. 13: Parallel flow type).
[0025]
In addition, in the present invention, the first branch line (L1-1) does not merge with the second branch line (L1-2) after passing through the low-temperature solution heat exchanger (26). The second branch point (P1) branches into a line (L1-11) communicating with the high temperature regenerator (44) and a line (L1-12) communicated with the exhaust heat soot regenerator (30). A line (L1-11) communicating with (44) is a first junction (GP) between the second branch point (P1) and the high-temperature solution heat exchanger (42), and the second branch line (L1). -2) (L1-44) communicates with the high temperature regenerator (44), and the rare solution flowing through the line (L1-12) communicating with the exhaust heat soot regenerator (30) 30) is a line in which the absorption solution heated by the low temperature regenerator (48) flows and flows into the low temperature regenerator (48). 1-122) joins at the solution line (L3) from the high temperature regenerator (44) and the second junction (P2), and communicates with the absorber (22) via the low temperature solution heat exchanger (26). In place of the three-way valve (V1) interposed at the first branch point (BP), a three-way valve (V2) interposed at the second branch point (P1) is provided. Is preferred (FIG. 14: parallel flow type).
[0026]
Alternatively, in the present invention, the first branch line (L1-1) passes through the low-temperature solution heat exchanger (26) and does not merge with the second branch line (L1-2). Branch line (L1-11) communicating with the high temperature regenerator (44) and a line (L1-12) communicating with the exhaust heat soot regenerator (30) at the branch point (P1) of the high temperature regenerator (44) The line (L1-11) communicating with the second branch line (L1-2) is a first junction (GP) between the second branch point (P1) and the high temperature solution heat exchanger (42). (L1-44) is connected to the high-temperature regenerator (44), and the rare solution flowing through the line (L1-12) connected to the exhaust heat soot regenerator (30) is removed by the exhaust heat soot regenerator (30). A line (L1-) that is heated and flows into the low temperature regenerator (48) through which the absorption solution heated by the low temperature regenerator (48) flows. 22) joins at the solution line (L3) from the high temperature regenerator (44) and the second junction (P2), and communicates with the absorber (22) via the low temperature solution heat exchanger (26). (FIG. 15: parallel flow type).
[0027]
In the present invention, the first branch line (L1-1) does not merge with the second branch line (L1-2) after passing through the low-temperature solution heat exchanger (26). At the branch point (P1), the line (L1-11) communicated with the high temperature regenerator (44) and the line (L1-12) communicated with the exhaust heat soot regenerator (30) are branched to the high temperature regenerator (44). The communicating line (L1-11) is a first junction (GP) between the second branch point (P1) and the high temperature solution heat exchanger (42) and the second branch line (L1-2). The dilute solution that joins (L1-44) and communicates with the high-temperature regenerator (44) and flows through the line (L1-12) that communicates with the exhaust heat regenerator (30) is heated by the exhaust heat regenerator (30). Line that flows into the low temperature regenerator (48) and through which the absorption solution heated by the low temperature regenerator (48) flows (L1-122) The solution line (L3) from the high temperature regenerator (44) joins at the second junction (P2) and communicates with the absorber (22) via the low temperature solution heat exchanger (26). In addition to the three-way valve (V1) interposed at one branch point (BP), it is preferable to provide a three-way valve (V2) interposed at the second branch point (P1) (FIG. 16). : Parallel flow type).
[0028]
In carrying out the present invention, the first branch line (L1-1) passes through the low-temperature solution heat exchanger (26) and does not merge with the second branch line (L1-2). The bifurcation point (P1) branches to a line (L1-11) that communicates with the high temperature regenerator (44) and a line (L1-12) that communicates with the exhaust heat soaker regenerator (30), and the high temperature regenerator (44 ) Communicated with the second branch line (L1-2) at the first junction (GP) between the high temperature solution heat exchanger (42) and the high temperature regenerator (44). The dilute solution that joins and communicates with the high-temperature regenerator (44) and flows through the line (L1-12) that communicates with the exhaust heat soot regenerator (30) is heated by the exhaust heat soot regenerator (30) and is then supplied to the low-temperature regenerator. The line (L1-122) that flows into (48) and flows through the absorption solution heated by the low temperature regenerator (48) is high. The solution line (L3) from the regenerator (44) joins at the second junction (P2) and communicates with the absorber (22) via the low temperature solution heat exchanger (26). Instead of the three-way valve (V1) interposed at the branch point (BP), a three-way valve (V2) interposed at the second branch point (P1) is preferably provided (FIG. 17: Parallel flow type).
[0029]
In carrying out the present invention, the first branch line (L1-1) passes through the low-temperature solution heat exchanger (26) and does not merge with the second branch line (L1-2). The bifurcation point (P1) branches to a line (L1-11) that communicates with the high temperature regenerator (44) and a line (L1-12) that communicates with the exhaust heat soaker regenerator (30), and the high temperature regenerator (44 ) Communicated with the second branch line (L1-2) at the first junction (GP) between the high temperature solution heat exchanger (42) and the high temperature regenerator (44). The dilute solution that joins and communicates with the high-temperature regenerator (44) and flows through the line (L1-12) that communicates with the exhaust heat soot regenerator (30) is heated by the exhaust heat soot regenerator (30) and is then supplied to the low-temperature regenerator. The line (L1-122) that flows into (48) and flows through the absorption solution heated by the low temperature regenerator (48) is high. It is preferable that the solution line (L3) from the regenerator (44) joins at the second junction (P2) and communicates with the absorber (22) via the low-temperature solution heat exchanger (26). (FIG. 18: Parallel flow type).
[0030]
In carrying out the present invention, the first branch line (L1-1) passes through the low-temperature solution heat exchanger (26) and does not merge with the second branch line (L1-2). The bifurcation point (P1) branches to a line (L1-11) that communicates with the high temperature regenerator (44) and a line (L1-12) that communicates with the exhaust heat soaker regenerator (30), and the high temperature regenerator (44 ) Communicated with the second branch line (L1-2) at the first junction (GP) between the high temperature solution heat exchanger (42) and the high temperature regenerator (44). The dilute solution that joins and communicates with the high-temperature regenerator (44) and flows through the line (L1-12) that communicates with the exhaust heat soot regenerator (30) is heated by the exhaust heat soot regenerator (30) and is then supplied to the low-temperature regenerator. The line (L1-122) that flows into (48) and flows through the absorption solution heated by the low temperature regenerator (48) is high. The solution line (L3) from the regenerator (44) joins at the second junction (P2) and communicates with the absorber (22) via the low temperature solution heat exchanger (26). In addition to the three-way valve (V1) interposed at the branch point (BP), a three-way valve (V2) interposed at the second branch point (P1) is preferably provided (FIG. 19: Parallel flow type).
[0031]
In the present invention, the first branch line (L1-1) does not merge with the second branch line (L1-2) after passing through the low-temperature solution heat exchanger (26), and is exhausted. The line (L1-31) that communicates with the regenerator (30) and through which the absorbent solution heated by the exhaust heat regenerator (30) flows communicates with the high temperature regenerator (44) at the second branch point (P1). The dilute solution that branches into the line (L1-48) communicating with the low temperature regenerator (48) and the line (L1-48) communicating with the low temperature regenerator (48) flows through the line (L1-44) communicated with the high temperature regenerator (44). A line (L1-48) that flows into the high-temperature regenerator (44) via the exchanger (42) and communicates with the low-temperature regenerator (48) is a second junction line at the first junction (GP). The dilute solution that joins (L1-2) and flows through the line (L1-2 after joining) is a low temperature regenerator. 48), the line (L1-51) through which the absorption solution heated by the low temperature regenerator (48) flows is connected to the solution line (L3) from the high temperature regenerator (44) and the second junction. It is preferable to join at (P2) (L4) and communicate with the absorber (22) via the low-temperature solution heat exchanger (26) (FIG. 20: parallel flow type).
[0032]
Alternatively, the first branch line (L1-1) passes through the low-temperature solution heat exchanger (26) and does not merge with the second branch line (L1-2), so that the exhaust heat soot regenerator ( 30), the line (L1-31) through which the absorption solution heated in the exhaust heat regenerator (30) flows is a line (L1-31) that communicates with the high temperature regenerator (44) at the second branch point (P1). L1-44) branches to a line (L1-48) communicating with the low temperature regenerator (48), and a line (L1-44) communicating with the high temperature regenerator (44) is connected to the second branch point (P1). The first junction (GP) between the high temperature solution heat exchangers (42) joins the second branch line (L1-2) and communicates with the high temperature regenerator (44). ) The dilute solution flowing through the line (L1-48) communicating with the gas flows into the low-temperature regenerator (48) and is heated for low-temperature regeneration. The line (L1-49) through which the absorption solution heated in (48) flows joins at the solution line (L3) from the high temperature regenerator (44) and the second junction (P2), and the low temperature solution heat exchanger. It is preferable to communicate with the absorber via (FIG. 21: parallel flow type).
[0033]
The first branch line (L1-1) passes through the low temperature solution heat exchanger (26) and does not merge with the second branch line (L1-2). 30), the line (L1-31) through which the absorption solution heated in the exhaust heat regenerator (30) flows is a line (L1-31) that communicates with the high temperature regenerator (44) at the second branch point (P1). L1-44) and a line (L1-48) branching to a line (L1-48) communicating with the low temperature regenerator (48) and a line (L1-44) communicating with the high temperature regenerator (44) are connected to the high temperature solution heat exchanger (42). The first junction (GP) between the high temperature regenerators (44) joins the second branch line (L1-2) (L1-46) and communicates with the high temperature regenerator (44) for low temperature regeneration. The dilute solution flowing through the line (L1-48) communicating with the regenerator (48) flows into the low temperature regenerator (48) and is heated. The line (L1-49) through which the absorption solution heated by the low temperature regenerator (48) flows joins the solution line (L3) from the high temperature regenerator (44) at the second junction (P2), and the low temperature It is preferable to communicate with the absorber via a solution heat exchanger (FIG. 22: parallel flow type).
[0034]
In carrying out the present invention, the first branch line (L1-1) passes through the low-temperature solution heat exchanger (26) and does not merge with the second branch line (L1-2) to exhaust heat. A line (L1-130) that communicates with the regenerator (30) and through which the absorption solution heated by the exhaust heat regenerator (30) flows communicates with the low temperature regenerator (48) and is connected with the low temperature regenerator (48). The line (L6) through which the heated absorbent solution flows is the second branch line (L1-2) at the first junction (GP) between the low temperature regenerator (48) and the high temperature solution heat exchanger (42). ) And communicated with the high temperature regenerator (44), and the absorption solution heated by the high temperature regenerator (44) is preferably returned to the absorber (22) (FIG. 23: reverse flow type).
[0035]
The first branch line (L1-1) passes through the low temperature solution heat exchanger (26) and does not merge with the second branch line (L1-2). 30), the line (L1-130) through which the absorption solution heated by the exhaust heat regenerator (30) flows communicates with the low temperature regenerator (48) and is absorbed by the low temperature regenerator (48). The line (L6) through which the solution flows joins the second branch line (L1-2) at the first junction (GP) between the high temperature solution heat exchanger (42) and the high temperature regenerator (44). (L6-44) It is preferable that the absorbent solution communicated with the high temperature regenerator (44) and heated by the high temperature regenerator (44) is returned to the absorber (22) (FIG. 24: reverse flow type).
[0036]
In addition, the first branch line (L1-1) does not merge with the second branch line (L1-2) after passing through the low-temperature solution heat exchanger (26), and is exhausted. A line (L1-130) that communicates with the regenerator (30) and through which the absorption solution heated by the exhaust heat regenerator (30) flows is a second junction line (L1) at a first junction (GP). -2) (L1-48) communicates with the low temperature regenerator (48), and the line (L6) through which the absorption solution heated by the low temperature regenerator (48) flows communicates with the high temperature regenerator (44). The absorbing solution heated by the high-temperature regenerator (44) is preferably returned to the absorber (22) (FIG. 25: reverse flow type).
[0037]
In carrying out the present invention, it is preferable that the absorber and the evaporator (so-called “lower body” portion) are configured in two stages, a low-pressure side and a high-pressure side, to increase the efficiency of the absorption chiller / heater. (FIGS. 26 and 27).
In addition, the low pressure side absorber (22L) is provided with a solution cooling absorber (74), and the enthalpy held by the concentrated absorption solution dropped in the low pressure side absorber (22L) is added to the rare solution. Therefore, it is preferable to improve the efficiency of the absorption chiller / heater by increasing the temperature of the dilute solution and facilitating the regeneration by that amount (FIGS. 26 and 27).
Furthermore, a high-quality fuel exhaust heat input heat exchanger (76) is interposed in a region between the high-temperature solution heat exchanger (42) and the high-temperature regenerator (44), and the heat exchanger (76) The high-quality fuel exhaust heat flowing through the high-quality fuel exhaust heat line (L20) (exhaust heat discarded outside the system after the absorbent solution is heated by the heating means of the burner mechanism 45) ) Is preferably input (FIGS. 26 and 27).
[0038]
According to the present invention, the enthalpy held by the refrigerant (the refrigerant flowing through L11-70) after passing through the low-temperature regenerator is transferred to the second branch line (L1) via the refrigerant drain heat exchanger (70). -2). And only the said refrigerant | coolant drain heat exchanger (70) is interposed in the said 2nd branch line (L1-2), and the low temperature solution heat exchanger (26) is not interposed. Therefore, the enthalpy possessed by the refrigerant (refrigerant flowing through L11-70) after passing through the low-temperature regenerator via the refrigerant drain heat exchanger (70) is the second branch over a wide temperature range. The dilute solution flowing through the line (L1-2) is charged.
[0039]
The temperature of the dilute solution (the dilute solution temperature flowing through the first branch line L1-1) after being heated by the low temperature solution heat exchanger (26) is, for example, 60 ° C.-75 ° C., and the low temperature regenerator (48 Even if the temperature of the refrigerant after heating and regeneration is, for example, 90 ° C., the temperature of the dilute solution flowing into the second branch line (L1-2) is the same as that of the first branch line (L1-1). Since it is much lower than the flowing dilute solution temperature, not only the enthalpy in the temperature range of 75 ° C-90 ° C but also the enthalpy (sensible heat) in the temperature range of 40 ° C-75 ° C is the second branch line (L1-2) Is used to raise the temperature of a dilute solution flowing through That is, according to the present invention described above, the high-quality fuel supplied to the high-temperature regenerator (44) is effectively used, and the absorption solution is heated efficiently, so that the efficiency of the absorption chiller / heater is improved. Improved.
[0040]
The control method of the absorption chiller / heater of the present invention includes the absorber (22), the high temperature regenerator (44), the low temperature regenerator (48), the exhaust heat soot regenerator (30), and the condenser (50). And the evaporator (52), the rare solution line (L1) through which the rare solution sent from the absorber (22) flows is the first branch point (BP), and the low temperature solution heat exchanger (26) is branched into the first branch line (L1-1) in which the refrigerant drain heat exchanger (70) is interposed and the first branch line (L1-2) in which the refrigerant drain heat exchanger (70) is interposed. The region (L11-70) between the low temperature regenerator (48) and the condenser (50) of the line (L11) through which the refrigerant vapor regenerated by the high temperature regenerator (44) flows is the refrigerant drain heat exchanger (70). ) And is in thermal communication with the refrigerant (the refrigerant flowing through L11-70) after passing through the low temperature regenerator (48). It is configured so that the enthalpy is poured into a dilute solution flowing through the second branch line (L1-2), and a three-way valve (V1) interposed in the first branch point (BP), Waste heat input three-way valve (VE) interposed at a junction or junction between the exhaust heat line (L2) in thermal communication with the hot metal regenerator (30) and the line (L2G) in communication with the exhaust heat source An open / close sensor (S1) for detecting whether the exhaust heat input three-way valve (VE) opens or closes the exhaust heat line (L2), and a detection signal from the open / close sensor (S1). In the control method of the absorption chiller / heater having the control means (150) for controlling the opening and closing of the three-way valve (V1), the three-way valve for exhaust heat input (VE) is connected to the exhaust heat line L2 side by the opening / closing sensor (S1). A process to detect whether it is open or closed, If the three-way valve (VE) opens the exhaust heat line (L2) side, the rare solution that flows through the first branch line (L1-1) communicating with the exhaust heat soot regenerator (30) If the exhaust heat input three-way valve (VE) is closed on the exhaust heat line (L2) side, the first branch communicating with the exhaust heat regenerator (30) is increased. A step of reducing the flow rate of the dilute solution flowing through the line (L1-1) by a predetermined amount (FIG. 2).
[0041]
Moreover, the control method of the absorption chiller / heater of the present invention includes an absorber (22), a high temperature regenerator (44), a low temperature regenerator (48), a waste heat regenerator (30), and a condenser (50 ) And an evaporator (52), and the dilute solution line (L1) through which the dilute solution sent from the absorber (22) flows is a low temperature solution heat exchange at the first branch point (BP). The first branch line (L1-1) in which the condenser (26) is interposed, and the second branch line (L1-2) in which the refrigerant drain heat exchanger (70) is interposed. The region (L11-70) between the low temperature regenerator (48) and the condenser (50) of the line (L11) through which the refrigerant vapor regenerated by the high temperature regenerator (44) flows is the refrigerant drain heat exchanger ( 70) and is in thermal communication with the refrigerant (refrigerant flowing through L11-70) after passing through the low temperature regenerator (48). Enthalpy is introduced into a dilute solution flowing through the second branch line (L1-2), and a three-way valve (V1) interposed in the first branch point (BP); The temperature sensor (S2) for detecting the temperature (Tw) of the fluid flowing through the exhaust heat line (L2) that is in thermal communication with the exhaust heat soot regenerator (30), and the three-way detection by the detection signal of the temperature sensor (S2) In the control method of the absorption chiller / heater having control means (150) for controlling opening and closing of the valve (V1), a step of detecting the temperature (Tw) of the fluid flowing through the exhaust heat line (L2) by the temperature sensor (S2). When the temperature (Tw) of the fluid flowing through the exhaust heat line (L2) rises, the rare solution flowing through the first branch line (L1-1) communicating with the exhaust heat soot regenerator (30) Increase the flow rate and the temperature of the fluid flowing on the exhaust heat line (L2) side If (Tw) falls, it includes a step of reducing the flow rate of the rare solution flowing through the first branch line (L1-1) communicating with the exhaust heat regenerator (30) (FIG. 4). ).
[0042]
Furthermore, the control method of the absorption chiller / heater of the present invention includes an absorber (22), a high temperature regenerator (44), a low temperature regenerator (48), a waste heat regenerator (30), and a condenser (50 ) And an evaporator (52), and the dilute solution line (L1) through which the dilute solution sent from the absorber (22) flows is a low temperature solution heat exchange at the first branch point (BP). The first branch line (L1-1) in which the condenser (26) is interposed, and the second branch line (L1-2) in which the refrigerant drain heat exchanger (70) is interposed. The region (L11-70) between the low temperature regenerator (48) and the condenser (50) of the line (L11) through which the refrigerant vapor regenerated by the high temperature regenerator (44) flows is the refrigerant drain heat exchanger ( 70) is in thermal communication with the refrigerant (the refrigerant flowing through L11-70) after passing through the low-temperature regenerator (48). Enthalpy to be introduced into a dilute solution flowing through the second branch line (L1-2), a three-way valve (V1) interposed at the first branch point (BP), A temperature sensor (S3) for detecting the temperature (Ta) of the absorbing solution at the outlet of the absorber (22), and a control means (150) for controlling opening and closing of the three-way valve (V1) by a detection signal of the temperature sensor (S3). In the control method of the absorption chiller / heater having the above, the step of measuring the temperature (Ta) of the absorbing solution at the outlet of the absorber (22) by the temperature sensor (S3), and the absorbing solution at the outlet of the absorber (22) If the temperature (Ta) increases, the flow rate of the rare solution flowing through the first branch line (L1-1) communicating with the exhaust heat soot regenerator (30) is reduced, and the outlet of the absorber (22) The absorption solution temperature (Ta) at If the step of increasing the flow rate of the diluted solution flowing past the first branch line communicating with the exhaust heat 焚再 production unit (30) (L1-1), and a city (Figure 6).
[0043]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
In the illustrated embodiment, similar members are denoted by the same reference numerals.
[0044]
In FIG. 1, the absorption chiller / heater of the present invention, indicated as a whole by
In FIG. 1, the dilute solution sent from the
[0045]
Here, a three-way valve V1 is interposed at the first branch point BP, and the three-way valve V1 opens one of the first branch line L1-1 and the second branch line L1-2, It is configured to close the other.
[0046]
The enthalpy which the absorption solution (high concentration solution) which flows through the solution line L4 is input to the rare solution flowing through the line L1-1 through the low temperature
[0047]
The dilute solution line L1-1 passes through the low temperature
[0048]
The exhaust heat fluid flowing through the line L2 inputs its enthalpy to the absorbing solution in the exhaust
[0049]
Here, the exhaust heat line L2 branches off from a line L2G communicating with an exhaust heat source (not shown), and the exhaust heat input three-way valve VE is provided at the branch point or the junction (the junction in the illustrated embodiment). It is intervened.
[0050]
The exhaust heat input three-way valve VE opens the line L2 according to the temperature of the exhaust heat fluid flowing through the line L2G (detected by an exhaust heat fluid temperature detecting means not shown), and the exhaust heat fluid flows through the exhaust heat line L2. Or open / close control is performed to close the line L2 and cause the exhaust heat fluid to bypass the line L2. The open / close sensor S1 detects whether the exhaust heat input three-way valve VE opens or closes the exhaust heat line L2.
[0051]
The absorbing solution after being heated and partially regenerated in the
[0052]
The absorbing solution to which the head is added by the
[0053]
In the high-
[0054]
The absorption solution (intermediate concentration solution) heated and condensed by the
The absorption solution (high concentration solution) heated and regenerated by the
[0055]
On the other hand, the refrigerant vapor (water vapor: vapor phase refrigerant) regenerated by the
[0056]
After the refrigerant vapor regenerated by the
[0057]
The line L11-70 communicates with the
[0058]
Here, the heat held by the high-concentration solution flowing through the line L4 is not input to the dilute solution flowing through the line L1-2 via the low-temperature
[0059]
In FIG. 1, a line L <b> 5 is a liquid phase refrigerant line for supplying the liquid phase refrigerant condensed by the
[0060]
Here, when the temperature of the exhaust heat fluid flowing through the line L2G is low and bypasses the exhaust heat line L2 and the
On the other hand, when the exhaust heat fluid flowing through the line L2G is hot and the exhaust heat fluid inputs the amount of heat retained by the exhaust heat fluid regenerator 30 (via the exhaust heat line L2), the exhaust heat residue regenerator If a large amount of a rare solution flows through the first branch line L <b> 1-1 communicating with 30, it will greatly contribute to the efficiency of the absorption chiller /
[0061]
Therefore, in the embodiment of FIG. 1, control means 150 is provided to perform opening / closing control of the three-way valve V1 interposed at the first branch point BP based on the opening / closing state of the exhaust heat input three-way valve VE. ing.
[0062]
Hereinafter, the control in the embodiment shown in FIG. 1 will be described with reference mainly to FIG.
First, the detection signal of the sensor S1 is sent to the control means 150 via the signal transmission line CL-1 (step ST1). Then, based on the signal, it is determined whether the exhaust heat input three-way valve VE opens or closes the exhaust heat line L2 side (step ST2).
[0063]
If the exhaust heat input three-way valve VE opens the exhaust heat line L2 side (YES in step ST2), the control means 150 is connected to the drive means 100 of the three-way valve V1 via the signal transmission line CL-V1. On the other hand, a control signal is output and the flow rate of the rare solution flowing through the first branch line L1-1 (WG side) communicating with the exhaust
[0064]
On the other hand, if the exhaust heat input three-way valve VE closes the exhaust heat line L2 side (step ST2 is NO), the first branch line L1-1 (WG side) communicating with the exhaust heat soot regenerator 30 ) Is decreased by a predetermined amount (in other words, the flow rate of the line L1-1 is decreased to the second predetermined value) (step ST4).
[0065]
If the dilute solution flow rate flowing through the first branch line L1-1 is increased or decreased to the first predetermined value or the second predetermined value (steps ST3 and ST4 are completed), it is determined whether or not the control is continued (step ST5). .
If the control is continued (NO in step ST5), the process returns to step ST1, and if step ST5 is YES, the control is terminated.
[0066]
As described above, according to the embodiment of FIGS. 1 and 2, the flow rate of the rare solution supplied to the exhaust
[0067]
In the embodiment of FIG. 3, the configurations of the solution circulation system and the refrigerant circulation system are the same as those of the embodiment of FIGS. However, in the embodiment of FIGS. 1 and 2, the three-way valve V1 is controlled based on the opening and closing of the exhaust heat input three-way valve VE (FIG. 1), but in the embodiment of FIG. 3, the exhaust heat line L2 is controlled. The three-way valve V1 is controlled based on the temperature of the exhaust heat fluid flowing through the.
[0068]
In FIG. 3, a temperature sensor S <b> 2 is installed in the exhaust heat line L <b> 2 that is in thermal communication with the exhaust
And the control signal of the control means 150 is output to the drive means 100 of the three-way valve V1 via the signal transmission line CL-V1.
[0069]
The control in the embodiment of FIG. 3 will be described with reference to FIG.
If the temperature sensor S2 detects the temperature Tw of the exhaust heat fluid flowing through the exhaust heat line L2 (step ST11), it is determined whether or not the exhaust heat fluid temperature has increased (step ST12).
[0070]
If the exhaust heat fluid temperature Tw is rising (YES in step ST12), the control means 150 outputs a control signal to the drive means 100 of the three-way valve V1 via the signal transmission line CL-V1, The dilute solution flow rate of the first branch line L1-1 (WG side) communicating with the
Since the exhaust heat fluid temperature Tw rises and the amount of heat input to the exhaust
[0071]
On the other hand, when the exhaust heat fluid temperature Tw is decreasing (NO in step ST12), the dilute solution flow rate of the first branch line L1-1 (WG side) communicating with the exhaust
[0072]
If the flow rate of the first branch line L1-1 is increased or decreased (completion of steps ST13 and ST14), it is determined whether or not the control is terminated (step ST15). If step ST15 is NO, the process returns to step ST11. .
[0073]
The embodiment shown in FIG. 5 is the same as the embodiment of FIGS. 1 to 4 in terms of the solution circulation system and the refrigerant circulation system, but the installation position of the temperature sensor is different.
In FIG. 5, a temperature sensor S3 is interposed in a region of the rare solution line L1 between the
[0074]
The control signal from the control means 150 is output to the three-way valve V1 (the driving means 100) at the first branch point BP via the signal transmission line CL-V1.
Other configurations are the same as those in FIGS.
[0075]
Next, the control of the embodiment of FIG. 5 will be described with reference to FIG.
If the absorber outlet temperature Ta of the absorbing solution is detected by the temperature sensor S2 (step ST21), it is determined whether the absorber outlet temperature Ta has increased (step ST22).
[0076]
An increase in the absorber outlet temperature Ta (YES in step ST22) means that the diluted solution concentration has increased. And if a dilute solution density | concentration becomes deep, saturation temperature will rise. Therefore, even if the same amount of exhaust heat is input, the amount of regenerated steam is reduced. Therefore, even if a dilute solution having the same flow rate is supplied to the exhaust
[0077]
On the other hand, when the absorber outlet temperature Ta is decreasing (NO in step ST22), the dilute solution concentration is low and the saturation temperature is decreasing. Therefore, when the same amount of exhaust heat is input, the amount of regeneration in the
[0078]
If the flow rate of the first branch line L1-1 is decreased (steps ST23 and ST24 are completed), it is determined whether or not to end the control (step ST25). If step ST25 is NO, the process proceeds to step ST21. Return.
[0079]
The embodiment of FIGS. 1, 2, 3, 4, 5, 6, respectively, uses a single sensor (
However, it is also possible to control by combining a plurality of sensors and a plurality of parameters.
[0080]
7 and 8, the sensor S1 that detects whether or not the exhaust heat fluid is flowing through the exhaust heat line L2, the sensor S2 that detects the exhaust heat fluid temperature Tw, and the outlet of the absorber 22 A sensor S3 for detecting the temperature Ta is provided, and control is performed with reference to all parameters detected by each sensor.
For other configurations, the embodiment of FIGS. 7 and 8 is the same as the embodiment of FIGS.
[0081]
Next, the control of the embodiment of FIG. 7 will be described with reference mainly to FIG. First, the sensor S1 detects whether or not the exhaust heat fluid is flowing through the exhaust heat line L2, the sensor S2 detects the exhaust heat fluid temperature Tw, and the sensor S3 detects the outlet temperature Ta of the
[0082]
If the exhaust heat fluid is flowing through the exhaust heat line L2, whether the exhaust heat fluid temperature Tw and the liquid temperature Ta of the absorption solution at the outlet of the
[0083]
Next, the optimum flow rate Qc determined in step ST32 is compared with the dilute solution flow rate Qp in the first branch line L1-1 at that time (step ST33).
[0084]
When the optimum flow rate Qc determined in step ST32 is smaller than the dilute solution flow rate Qp in the first branch line L1-1 at that time (step ST33 is “Qc <Qp”), the control unit 150 A control signal is output to the driving means 100 of the three-way valve V1 via the signal transmission line CL-V1, and the flow rate of the dilute solution in the first branch line L1-1 (WG side) communicating with the exhaust
[0085]
When the optimum flow rate Qc determined in step ST32 is equal to the dilute solution flow rate Qp in the first branch line L1-1 at that time (step ST33 is “Qc = Qp”), the opening degree of the three-way valve V1 is changed. Without maintaining, the dilute solution flow rate of the first branch line L1-1 (WG side) communicating with the exhaust
[0086]
When the optimum flow rate Qc determined in step ST32 is larger than the dilute solution flow rate Qp in the first branch line L1-1 at that time (step ST33 is “Qc> Qp”), the control unit 150 A control signal is output to the driving means 100 of the three-way valve V1 via the signal transmission line CL-V1, and the flow rate of the rare solution in the first branch line L1-1 (WG side) communicating with the exhaust
[0087]
The flow control of the first branch line L1-1 is completed (steps ST34, ST35, ST36 are completed), and it is determined whether or not to end the control (step ST37). If step ST37 is NO, the process returns to step ST31.
[0088]
The embodiment of FIG. 9 is also related to a so-called “series flow type” absorption chiller / heater, similar to the embodiment of FIGS.
[0089]
Also in this embodiment, the dilute solution line L1-1 branched at the branch point BP does not immediately join after passing through the low-temperature
[0090]
In FIG. 9, the rare solution supplied to the exhaust
Then, at the first junction GP in the region between the high temperature
[0091]
Other configurations and operational effects in the embodiment of FIG. 9 are the same as those of the embodiment of FIGS. The opening / closing control of the three-way valve V1 at the first branch point BP of the embodiment of FIG. 9 is the same as that of the embodiment of FIGS.
[0092]
In FIG. 9, the sensor S1 that detects whether or not the exhaust heat fluid flows through the exhaust heat line L2, the sensor S2 that detects the exhaust heat fluid temperature Tw, and the outlet temperature Ta of the
[0093]
However, also in the embodiment of FIG. 9, any one of the sensors S1, S2, and S3 is provided, and control parameters (whether or not the exhaust heat fluid is flowing through the exhaust heat line L2, whether or not the exhaust heat fluid temperature Tw, The opening / closing control of the three-way valve V1 can also be performed based on only one of the absorbing solution liquid temperature Ta) at the outlet of the
[0094]
1 to 9 show an embodiment in which the present invention is applied to a so-called “series flow” type absorption chiller / heater. On the other hand, in the embodiment of FIG. 10, the present invention is applied to a so-called “parallel flow” type absorption chiller / heater.
[0095]
In FIG. 10, the dilute solution coming out of the
[0096]
The line L1-1 and the line L1-2 pass through the low-temperature
[0097]
In the embodiment of FIG. 10, the three-way valve V2 is interposed at the second branch point P1, and the control means is connected to the driving means 120 of the three-way valve V2 via the signal transmission line CL-V2. A control signal is sent from 150.
In addition, about the installation position of sensor S1, S2, S3, it is the same as that of embodiment of FIGS. 1-9.
[0098]
The dilute solution flowing through the line L1-3 flows into the
The refrigerant vapor regenerated by the
[0099]
The rare solution flowing through the line L1-4 is heated, regenerated, and concentrated in the
[0100]
The absorption solution heated, regenerated and concentrated by the
[0101]
In this embodiment as well, as described in the embodiment of FIG. 1, the enthalpy held by the refrigerant flowing through the line L11-70 is rarely passed through the refrigerant
Moreover, since the enthalpy possessed by the exhaust heat fluid is used for regeneration in the exhaust
As a result, the efficiency of the entire absorption chiller / heater increases.
[0102]
Other configurations and operational effects in the embodiment of FIG. 10 are the same as those of the embodiment of FIGS. The opening / closing control of the three-way valve V2 at the second branch point P1 in the embodiment of FIG. 10 is the same as the opening / closing control of the three-way valve V1 at the first branch point BP in the embodiment of FIGS.
[0103]
Therefore, based on the relative relationship between the exhaust heat fluid temperature and the absorption solution, the flow rate of the absorption solution flowing into the exhaust
[0104]
In FIG. 10, the sensor S1 that detects whether or not the exhaust heat fluid is flowing through the exhaust heat line L2, the sensor S2 that detects the exhaust heat fluid temperature Tw, and the outlet temperature Ta of the
[0105]
However, also in the embodiment of FIG. 10, any one of the sensors S1, S2, and S3 is provided, and the control parameter (whether or not the exhaust heat fluid flows through the exhaust heat line L2, whether or not the exhaust heat fluid temperature Tw, The opening / closing control of the three-way valve V1 can also be performed based on only one of the absorbing solution liquid temperature Ta) at the outlet of the
[0106]
The embodiment of FIG. 11 is also an embodiment according to the “parallel flow type” absorption chiller / heater.
In the embodiment shown in FIG. 10, the two lines L <b> 1-1 and L <b> 1-2 branched at the first branch point BP are immediately passed through the low temperature
[0107]
On the other hand, in the embodiment of FIG. 11, the dilute solution line L1-1 branched at the first branch point BP passes through the low temperature
[0108]
In other words, in the embodiment of FIG. 11, the first junction point GP is provided in a region between the second branch point P1 and the exhaust
[0109]
Other configurations in the embodiment of FIG. 11 are the same as those of the embodiment shown in FIG. The opening / closing control of the three-way valve V2 at the second branch point P1 in the embodiment of FIG. 11 (substantially equal to the opening / closing control of the three-way valve V2 at the second branch point P1 of the embodiment of FIG. 10) is shown in FIG. This is the same as the open / close control of the three-way valve V1 at the first branch point BP in the ninth embodiment.
[0110]
Also in FIG. 11, the sensor S1 that detects whether or not the exhaust heat fluid is flowing through the exhaust heat line L2, the sensor S2 that detects the exhaust heat fluid temperature Tw, and the outlet temperature Ta of the
[0111]
However, any one of the sensors S1, S2, S3 is provided, and the control parameters (whether or not the exhaust heat fluid is flowing through the exhaust heat line L2, whether or not the exhaust heat fluid temperature Tw, the absorption solution at the outlet of the absorber 22) The opening / closing control of the three-way valve V1 can be performed based on only one of the liquid temperatures Ta). Similarly, any two sensors can be provided, and control can be performed by selecting two types from the above three types of control parameters.
[0112]
The embodiment shown in FIG. 12 is almost the same as the embodiment shown in FIG. 11 in the solution circulation system, the refrigerant circulation system, and other configurations.
However, in the embodiment shown in FIG. 11, the three-way valve V2 is provided at the second branch point P1, and the opening and closing control of the three-way valve V2 is performed, whereas in the embodiment shown in FIG. A three-way valve V1 is provided at the branch point BP, and opening / closing control is performed on the three-way valve V1.
[0113]
Other configurations and operational effects in the embodiment of FIG. 12 are the same as those of the embodiment of FIG.
[0114]
Here, also in FIG. 12, the sensor S1 that detects whether or not the exhaust heat fluid is flowing through the exhaust heat line L2, the sensor S2 that detects the exhaust heat fluid temperature Tw, and the outlet temperature Ta of the
[0115]
However, any one of the sensors S1, S2, S3 is provided, and the control parameters (whether or not the exhaust heat fluid is flowing through the exhaust heat line L2, whether or not the exhaust heat fluid temperature Tw, the absorption solution at the outlet of the absorber 22) It is also possible to control the opening / closing of the three-way valve V1 based on only one of the liquid temperatures Ta). Similarly, any two sensors can be provided, and control can be performed by selecting two types from the above three types of control parameters.
[0116]
The embodiment shown in FIG. 13 is almost the same as the embodiment shown in FIG. 11 or FIG. 12 in the solution circulation system, the refrigerant circulation system, and other configurations.
In the embodiment shown in FIG. 11, a three-way valve V2 is provided at the second branch point P1, and the opening and closing control of the three-way valve V2 is performed. In the embodiment shown in FIG. 12, the three-way valve is provided at the first branch point BP. V1 is provided to perform opening / closing control on the three-way valve V1.
[0117]
On the other hand, in the embodiment shown in FIG. 13, the three-way valve V1 is provided at the first branch point BP, and the three-way valve V2 is also provided at the second branch point P1. By outputting a control signal to the driving means 100 of the three-way valve V1 via -V1 and outputting a control signal to the driving means 120 of the three-way valve V2 via the transmission line CL-V2, the three-way valves V1 and V2 Both are controlled to open and close.
[0118]
Other configurations and effects in the embodiment of FIG. 13 are the same as those of the embodiment of FIGS. 11 and 12, and the three-way valve V1 provided at the first branch point BP and the three-way valve V2 provided at the second branch point P1. The mode of the opening / closing control is also the same as that of the embodiment of FIGS.
[0119]
Here, also in FIG. 13, the sensor S1 that detects whether or not the exhaust heat fluid is flowing through the exhaust heat line L2, the sensor S2 that detects the exhaust heat fluid temperature Tw, and the outlet temperature Ta of the
[0120]
However, any one of the sensors S1, S2, S3 is provided, and the control parameters (whether or not the exhaust heat fluid is flowing through the exhaust heat line L2, whether or not the exhaust heat fluid temperature Tw, the absorption solution at the outlet of the absorber 22) It is also possible to control the opening / closing of the three-way valve V1 based on only one of the liquid temperatures Ta). Similarly, any two sensors can be provided, and control can be performed by selecting two types from the above three types of control parameters.
[0121]
The embodiment shown in FIG. 14 also relates to a “parallel flow type” absorption chiller / heater.
In FIG. 14, the branch line L1-1 does not immediately merge with the other branch line L1-2 after passing through the low-temperature
[0122]
Here, a three-way valve V2 is provided at the second branch point P1, and a control signal is output from the control means 150 to the driving means 120 of the three-way valve V2 via the signal transmission line CL-V2. Opening / closing control is performed.
[0123]
The line L1-11 heading toward the high-
[0124]
On the other hand, the line L1-12 communicates with the exhaust
[0125]
Other configurations in the embodiment of FIG. 14 are the same as those of the embodiment shown in FIGS. Moreover, about an effect, it is the same as that of embodiment shown in FIGS.
The same applies to the open / close control mode of the three-way valve V2 provided at the second branch point P1.
[0126]
Here, also in FIG. 14, the sensor S <b> 1 that detects whether the exhaust heat fluid is flowing through the exhaust heat line L <b> 2, the sensor S <b> 2 that detects the exhaust heat fluid temperature Tw, and the outlet temperature Ta of the
[0127]
However, any one of the sensors S1, S2, S3 is provided, and the control parameters (whether or not the exhaust heat fluid is flowing through the exhaust heat line L2, whether or not the exhaust heat fluid temperature Tw, the absorption solution at the outlet of the absorber 22) It is also possible to control the opening / closing of the three-way valve V1 based on only one of the liquid temperatures Ta). Similarly, any two sensors can be provided, and control can be performed by selecting two types from the above three types of control parameters.
[0128]
The embodiment shown in FIG. 15 is almost the same as the embodiment shown in FIG. 14 in the solution circulation system, the refrigerant circulation system, and other configurations.
However, in the embodiment shown in FIG. 14, the three-way valve V2 is provided at the second branch point P1 and the three-way valve V2 is controlled to open and close, whereas in the embodiment shown in FIG. A three-way valve V1 is provided at the branch point BP, and opening / closing control is performed on the three-way valve V1.
[0129]
Other configurations and operational effects in the embodiment of FIG. 15 are the same as those of the embodiment of FIG. 14, and the mode of opening / closing control of the three-way valve V1 provided at the first branch point BP is also the same.
[0130]
Here, also in FIG. 15, the sensor S1 that detects whether or not the exhaust heat fluid is flowing through the exhaust heat line L2, the sensor S2 that detects the exhaust heat fluid temperature Tw, and the outlet temperature Ta of the
[0131]
However, any one of the sensors S1, S2, S3 is provided, and the control parameters (whether or not the exhaust heat fluid is flowing through the exhaust heat line L2, whether or not the exhaust heat fluid temperature Tw, the absorption solution at the outlet of the absorber 22) It is also possible to control the opening / closing of the three-way valve V1 based on only one of the liquid temperatures Ta). Similarly, any two sensors can be provided, and control can be performed by selecting two types from the above three types of control parameters.
[0132]
The embodiment shown in FIG. 16 is almost the same as the embodiment shown in FIG. 14 or FIG. 15 in the solution circulation system, the refrigerant circulation system, and other configurations.
In the embodiment shown in FIG. 14, a three-way valve V2 is provided at the second branch point P1, and the opening and closing control of the three-way valve V2 is performed. In the embodiment shown in FIG. 15, the three-way valve at the first branch point BP. V1 is provided to perform opening / closing control on the three-way valve V1.
[0133]
On the other hand, in the embodiment shown in FIG. 16, the three-way valve V1 is provided at the first branch point BP, and the three-way valve V2 is also provided at the second branch point P1. By outputting a control signal to the driving means 100 of the three-way valve V1 via -V1 and outputting a control signal to the driving means 120 of the three-way valve V2 via the transmission line CL-V2, the three-way valves V1 and V2 Both are controlled to open and close.
[0134]
Other configurations and operational effects in the embodiment of FIG. 16 are the same as those of the embodiment of FIGS. 14 and 15, and the three-way valve V1 provided at the first branch point BP and the three-way valve V2 provided at the second branch point P1. The mode of the opening / closing control is the same as that of the embodiment of FIGS.
[0135]
Here, also in FIG. 16, the sensor S1 that detects whether or not the exhaust heat fluid is flowing through the exhaust heat line L2, the sensor S2 that detects the exhaust heat fluid temperature Tw, and the outlet temperature Ta of the
[0136]
However, any one of the sensors S1, S2, S3 is provided, and the control parameters (whether or not the exhaust heat fluid is flowing through the exhaust heat line L2, whether or not the exhaust heat fluid temperature Tw, the absorption solution at the outlet of the absorber 22) It is also possible to control the opening / closing of the three-way valve V1 based on only one of the liquid temperatures Ta). Similarly, any two sensors can be provided, and control can be performed by selecting two types from the above three types of control parameters.
[0137]
The embodiment of FIG. 17 also shows a “parallel flow type” absorption chiller / heater.
In FIG. 17, the branch line L <b> 1-1 communicates with the line L <b> 1-11 toward the
[0138]
Here, a three-way valve V2 is provided at the second branch point P1, and a control signal is output from the control means 150 to the driving means 120 of the three-way valve V2 via the signal transmission line CL-V2. Opening / closing control is performed.
[0139]
The line L1-11 passes through the high temperature
[0140]
Other configurations in the embodiment of FIG. 17 are the same as those of the embodiment shown in FIGS. The operational effects of the embodiment of FIG. 17 are the same as those of the embodiment shown in FIGS. Also, the opening / closing control of the three-way valve V2 at the second branch point P1 is the same as in the embodiment of FIGS.
[0141]
The embodiment shown in FIG. 18 is almost the same as the embodiment shown in FIG. 17 in the solution circulation system, the refrigerant circulation system, and other configurations.
However, in the embodiment shown in FIG. 17, the three-way valve V2 is provided at the second branch point P1, and the opening and closing control of the three-way valve V2 is performed, whereas in the embodiment shown in FIG. A three-way valve V1 is provided at the branch point BP, and opening / closing control is performed on the three-way valve V1.
[0142]
The other configurations and operational effects in the embodiment of FIG. 18 are the same as those of the embodiment of FIG. 17, and the open / close control mode of the three-way valve V1 provided at the first branch point BP is also the same.
[0143]
Here, also in FIG. 18, the sensor S1 that detects whether or not the exhaust heat fluid flows through the exhaust heat line L2, the sensor S2 that detects the exhaust heat fluid temperature Tw, and the outlet temperature Ta of the
[0144]
However, any one of the sensors S1, S2, S3 is provided, and the control parameters (whether or not the exhaust heat fluid is flowing through the exhaust heat line L2, whether or not the exhaust heat fluid temperature Tw, the absorption solution at the outlet of the absorber 22) It is also possible to control the opening / closing of the three-way valve V1 based on only one of the liquid temperatures Ta). Similarly, any two sensors can be provided, and control can be performed by selecting two types from the above three types of control parameters.
[0145]
The embodiment shown in FIG. 19 is almost the same as the embodiment shown in FIG. 17 or FIG. 18 in the solution circulation system, the refrigerant circulation system, and other configurations.
In the embodiment shown in FIG. 17, a three-way valve V2 is provided at the second branch point P1, and the opening and closing control of the three-way valve V2 is performed. In the embodiment shown in FIG. 18, the three-way valve at the first branch point BP. V1 is provided to perform opening / closing control on the three-way valve V1.
[0146]
On the other hand, in the embodiment shown in FIG. 19, the three-way valve V1 is provided at the first branch point BP, and the three-way valve V2 is provided at the second branch point P1. By outputting a control signal to the driving means 100 of the three-way valve V1 via -V1 and outputting a control signal to the driving means 120 of the three-way valve V2 via the transmission line CL-V2, the three-way valves V1 and V2 Both are controlled to open and close.
[0147]
Other configurations and operational effects in the embodiment of FIG. 19 are the same as those of the embodiment of FIGS. 17 and 18, and the three-way valve V1 provided at the first branch point BP and the three-way valve V2 provided at the second branch point P1. The mode of opening / closing control is also the same as that of the embodiment of FIGS.
[0148]
Here, also in FIG. 19, the sensor S1 that detects whether or not the exhaust heat fluid flows through the exhaust heat line L2, the sensor S2 that detects the exhaust heat fluid temperature Tw, and the outlet temperature Ta of the
[0149]
However, any one of the sensors S1, S2, S3 is provided, and the control parameters (whether or not the exhaust heat fluid is flowing through the exhaust heat line L2, whether or not the exhaust heat fluid temperature Tw, the absorption solution at the outlet of the absorber 22) It is also possible to control the opening / closing of the three-way valve V1 based on only one of the liquid temperatures Ta). Similarly, any two sensors can be provided, and control can be performed by selecting two types from the above three types of control parameters.
[0150]
The embodiment of FIG. 20 also shows a parallel flow type absorption chiller / heater.
In FIG. 20, the dilute solution line L1 branches to a first branch line L1-1 and a second branch line L1-2 at a first branch point BP. The first branch line L1-1 is provided with a low-temperature
[0151]
Here, a three-way valve V1 is interposed at the first branch point BP, and a control signal is output from the control means 150 to the driving means 100 of the three-way valve V1 via the signal transmission line CL-V1. Thus, opening / closing control of the three-way valve V1 is performed.
[0152]
The first branch line L <b> 1-1 passes through the low temperature
[0153]
Here, the line L1-48 joins the branch line L1-2 at the first joining point GP to become a line L1-49, and communicates with the
The absorbing solution heated and partially regenerated by the
[0154]
Other configurations in the embodiment of FIG. 20 are the same as those of the embodiment shown in FIGS. The operational effects of the embodiment of FIG. 20 are the same as those of the embodiment shown in FIGS.
Furthermore, the mode of opening / closing control of the three-way valve V1 installed at the first branch point BP in the embodiment of FIG. 20 is the same as that of the embodiment of FIGS.
[0155]
Also in FIG. 20, the sensor S1 that detects whether or not the exhaust heat fluid is flowing through the exhaust heat line L2, the sensor S2 that detects the exhaust heat fluid temperature Tw, and the outlet temperature Ta of the
[0156]
However, any one of the sensors S1, S2, S3 is provided, and the control parameters (whether or not the exhaust heat fluid is flowing through the exhaust heat line L2, whether or not the exhaust heat fluid temperature Tw, the absorption solution at the outlet of the absorber 22) It is also possible to control the opening / closing of the three-way valve V1 based on only one of the liquid temperatures Ta). Similarly, any two sensors can be provided, and control can be performed by selecting two types from the above three types of control parameters.
[0157]
The embodiment of FIG. 21 also relates to a parallel flow type absorption chiller / heater.
In FIG. 21, of the two branch lines L1-1 and L1-2 branched at the first branch point BP, the branch line L1-1 interposing the low-temperature
[0158]
A three-way valve V1 is provided at the first branch point BP, and a control signal is output from the control means 150 to the driving means 100 of the three-way valve V1 via the signal transmission line CL-V1, Open / close control of the three-way valve V1 is performed.
[0159]
In the embodiment of FIG. 21, the line L1-44 toward the
[0160]
On the other hand, the absorption solution supplied to the
[0161]
Other configurations in the embodiment of FIG. 21 are the same as those of the embodiment shown in FIG. 21 is the same as that of the embodiment shown in FIGS. 1 to 20.
And the mode of opening and closing control of the three-way valve V1 provided at the first branch point BP is also the same as that of the embodiment of FIGS.
[0162]
Also in FIG. 21, the sensor S1 that detects whether or not the exhaust heat fluid flows through the exhaust heat line L2, the sensor S2 that detects the exhaust heat fluid temperature Tw, and the outlet temperature Ta of the
[0163]
However, any one of the sensors S1, S2, S3 is provided, and the control parameters (whether or not the exhaust heat fluid is flowing through the exhaust heat line L2, whether or not the exhaust heat fluid temperature Tw, the absorption solution at the outlet of the absorber 22) It is also possible to control the opening / closing of the three-way valve V1 based on only one of the liquid temperatures Ta). Similarly, any two sensors can be provided, and control can be performed by selecting two types from the above three types of control parameters.
[0164]
FIG. 22 also shows an embodiment of a parallel flow type absorption chiller / heater.
Also in FIG. 22, the rare solution line L1 is the first branch point BP, and the first branch line L1-1 including the low-temperature
[0165]
A three-way valve V1 is provided at the first branch point BP, and a control signal is output from the control means 150 to the driving means 100 of the three-way valve V1 via the signal transmission line CL-V1. Thereby, opening / closing control of the three-way valve V1 is performed.
[0166]
The absorption solution flowing through the first branch line L1-1 is a line heading toward the high-
[0167]
Other configurations in the embodiment of FIG. 22 are the same as those of the embodiment shown in FIG. The operational effects of the embodiment of FIG. 22 are the same as those of the embodiment shown in FIGS.
Furthermore, the manner of opening / closing control of the three-way valve V1 provided at the first branch point BP is also the same as in FIGS.
[0168]
Also in FIG. 22, the sensor S1 that detects whether or not the exhaust heat fluid is flowing through the exhaust heat line L2, the sensor S2 that detects the exhaust heat fluid temperature Tw, and the outlet temperature Ta of the
[0169]
However, any one of the sensors S1, S2, S3 is provided, and the control parameters (whether or not the exhaust heat fluid is flowing through the exhaust heat line L2, whether or not the exhaust heat fluid temperature Tw, the absorption solution at the outlet of the absorber 22) It is also possible to control the opening / closing of the three-way valve V1 based on only one of the liquid temperatures Ta). Similarly, any two sensors can be provided, and control can be performed by selecting two types from the above three types of control parameters.
[0170]
23 to 25 show an embodiment in which the present invention is applied to a so-called “reverse flow” type absorption chiller / heater.
[0171]
In the absorption chiller / heater according to the embodiment shown in FIG. 23, the dilute solution that has left the
[0172]
A three-way valve V1 is provided at the first branch point BP, and a control signal is output from the control means 150 to the driving means 100 of the three-way valve V1 via the signal transmission line CL-V1. Thus, opening / closing control of the three-way valve V1 is performed.
[0173]
The dilute solution line L1-1 branched at the first branch point BP passes through the low-temperature
[0174]
The absorbent solution heated and partially regenerated by the exhaust
[0175]
The line L6-44 communicates with the
The absorbent solution heated and concentrated by the
[0176]
The refrigerant vapor regenerated by the
[0177]
In the embodiment of FIG. 23 as well, the enthalpy possessed by the refrigerant flowing through the line L11-70 is the refrigerant
[0178]
Further, based on the relative relationship between the exhaust heat fluid temperature and the absorption solution, the flow rate of the absorption solution flowing into the exhaust
[0179]
Other configurations in the embodiment of FIG. 23 are the same as those of the embodiment of FIGS. Other operational effects in the embodiment of FIG. 23 are the same as those of the embodiment of FIGS.
And the mode of opening and closing control of the three-way valve V1 at the first branch point BP is also the same as that of the embodiment of FIGS.
[0180]
23, the sensor S1 that detects whether or not the exhaust heat fluid is flowing through the exhaust heat line L2, the sensor S2 that detects the exhaust heat fluid temperature Tw, and the outlet temperature Ta of the
[0181]
However, any one of the sensors S1, S2, S3 is provided, and the control parameters (whether or not the exhaust heat fluid is flowing through the exhaust heat line L2, whether or not the exhaust heat fluid temperature Tw, the absorption solution at the outlet of the absorber 22) It is also possible to control the opening / closing of the three-way valve V1 based on only one of the liquid temperatures Ta). Similarly, any two sensors can be provided, and control can be performed by selecting two types from the above three types of control parameters.
[0182]
In the embodiment shown in FIG. 23, the first junction point GP where the line L1-2 and the line L6 merge is provided in a region between the
On the other hand, in the embodiment of FIG. 24, the first junction point GP where the line L6 and the line L1-2 join is provided in a region between the high temperature
[0183]
In other words, the absorbing solution heated and concentrated by the
[0184]
Other configurations in the embodiment of FIG. 24 are the same as those of the embodiment shown in FIG. The operational effects of the embodiment of FIG. 24 are the same as those of the embodiment shown in FIGS.
The opening / closing control of the three-way valve V1 at the branch point BP in FIG. 24 is the same as that in the embodiment shown in FIGS.
[0185]
Also in FIG. 24, the sensor S1 that detects whether or not the exhaust heat fluid is flowing through the exhaust heat line L2, the sensor S2 that detects the exhaust heat fluid temperature Tw, and the outlet temperature Ta of the
[0186]
However, any one of the sensors S1, S2, S3 is provided, and the control parameters (whether or not the exhaust heat fluid is flowing through the exhaust heat line L2, whether or not the exhaust heat fluid temperature Tw, the absorption solution at the outlet of the absorber 22) It is also possible to control the opening / closing of the three-way valve V1 based on only one of the liquid temperatures Ta). Similarly, any two sensors can be provided, and control can be performed by selecting two types from the above three types of control parameters.
[0187]
Also in the embodiment shown in FIG. 25, the dilute solution line L1-1 branched at the first branch point BP passes through the low temperature
[0188]
The absorbent solution heated and partially regenerated by the exhaust
The absorbing solution heated and partially regenerated by the
[0189]
Other configurations in the embodiment of FIG. 25 are the same as those of the embodiment shown in FIGS. The operational effects of the embodiment of FIG. 25 are the same as those of the embodiment shown in FIGS.
Furthermore, the opening / closing control of the three-way valve V1 at the branch point BP in FIG. 25 is the same as that in the embodiment shown in FIGS.
[0190]
Also in FIG. 25, the sensor S1 that detects whether or not the exhaust heat fluid flows through the exhaust heat line L2, the sensor S2 that detects the exhaust heat fluid temperature Tw, and the outlet temperature Ta of the
[0191]
However, any one of the sensors S1, S2, S3 is provided, and the control parameters (whether or not the exhaust heat fluid is flowing through the exhaust heat line L2, whether or not the exhaust heat fluid temperature Tw, the absorption solution at the outlet of the absorber 22) It is also possible to control the opening / closing of the three-way valve V1 based on only one of the liquid temperatures Ta). Similarly, any two sensors can be provided, and control can be performed by selecting two types from the above three types of control parameters.
[0192]
FIG. 26 relates to a modified embodiment of the “parallel flow” type absorption chiller / heater, in which the absorber and the evaporator (so-called “lower body” portion) are configured in two stages, a low pressure side and a high pressure side. The company intends to improve the efficiency of the absorption chiller / heater.
Further, the low
Furthermore, a high quality fuel exhaust heat
[0193]
Other configurations and operational effects in the embodiment of FIG. 26 are the same as those of the embodiment shown in FIG. And the open / close control of the three-way valve V2 at the second branch point P1 is the same as in FIG.
[0194]
Also in FIG. 26, the sensor S1 that detects whether or not the exhaust heat fluid is flowing through the exhaust heat line L2, the sensor S2 that detects the exhaust heat fluid temperature Tw, and the outlet temperature Ta of the
[0195]
However, any one of the sensors S1, S2, S3 is provided, and the control parameters (whether or not the exhaust heat fluid is flowing through the exhaust heat line L2, whether or not the exhaust heat fluid temperature Tw, the absorption solution at the outlet of the absorber 22) It is also possible to control the opening / closing of the three-way valve V1 based on only one of the liquid temperatures Ta). Similarly, any two sensors can be provided, and control can be performed by selecting two types from the above three types of control parameters.
[0196]
The embodiment of FIG. 27 has a configuration substantially similar to that of the embodiment of FIG. 26, but is connected to a line L1-3 connecting the first junction point GP and the second branch point P1 to the heat exchanger for exhaust heat input. 80 is interposed. Through this
[0197]
Other configurations and operational effects in the embodiment of FIG. 27 are the same as those of the embodiment of FIG. The opening / closing control of the three-way valve V2 at the second branch point P1 is the same as that in FIG. 26 (or FIG. 10).
[0198]
In FIG. 27, a sensor S1 that detects whether or not the exhaust heat fluid is flowing through the exhaust heat line L2, a sensor S2 that detects the exhaust heat fluid temperature Tw, and a sensor that detects the outlet temperature Ta of the
[0199]
However, any one of the sensors S1, S2, S3 is provided, and the control parameters (whether or not the exhaust heat fluid is flowing through the exhaust heat line L2, whether or not the exhaust heat fluid temperature Tw, the absorption solution at the outlet of the absorber 22) It is also possible to control the opening / closing of the three-way valve V1 based on only one of the liquid temperatures Ta). Similarly, any two sensors can be provided, and control can be performed by selecting two types from the above three types of control parameters.
[0200]
【The invention's effect】
As described above, in the absorption chiller / heater of the present invention, based on the relative temperature relationship between the exhaust heat and the absorption solution circulation system inside the absorption chiller / heater, the opening / closing control of the three-way valve at the branch point is performed, Therefore, by controlling the amount of absorbed solution flowing into the exhaust heat regenerator, the high-quality fuel consumed in the high-temperature regenerator is suppressed, and the exhaust heat is effectively used to improve the efficiency of the absorption chiller / heater. It can be improved.
In addition, the enthalpy held by the exhaust heat fluid after regenerating the absorbing solution with the high temperature regenerator, which has not been used conventionally, is introduced into the rare solution via the refrigerant drain heat exchanger, and the rare solution It is used for heating. Therefore, high quality fuel is effectively used, and the thermal efficiency of the absorption chiller / heater is further improved.
Furthermore, according to the present invention, in the exhaust heat regenerator, the amount of refrigerant vapor regenerated can be increased, and the thermal efficiency of the absorption chiller / heater can be improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram schematically illustrating a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a view showing a control flowchart of the embodiment of FIG. 1;
FIG. 3 is a block diagram schematically illustrating a second embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a view showing a control flowchart of the embodiment of FIG. 3;
FIG. 5 is a block diagram schematically illustrating a third embodiment of the present invention.
6 is a diagram showing a control flowchart of the embodiment of FIG. 5;
FIG. 7 is a block diagram schematically illustrating a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a view showing a control flowchart of the embodiment of FIG. 7;
FIG. 9 is a block diagram schematically illustrating a fifth embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a block diagram schematically illustrating a sixth embodiment of the present invention.
FIG. 11 is a block diagram schematically illustrating a seventh embodiment of the present invention.
FIG. 12 is a block diagram schematically illustrating an eighth embodiment of the present invention.
FIG. 13 is a block diagram schematically illustrating a ninth embodiment of the present invention.
FIG. 14 is a block diagram schematically illustrating a tenth embodiment of the present invention.
FIG. 15 is a block diagram schematically illustrating an eleventh embodiment of the present invention.
FIG. 16 is a block diagram schematically illustrating a twelfth embodiment of the present invention.
FIG. 17 is a block diagram schematically illustrating a thirteenth embodiment of the present invention.
FIG. 18 is a block diagram schematically illustrating a fourteenth embodiment of the present invention.
FIG. 19 is a block diagram schematically illustrating a fifteenth embodiment of the present invention.
FIG. 20 is a block diagram schematically illustrating a sixteenth embodiment of the present invention.
FIG. 21 is a block diagram schematically illustrating a seventeenth embodiment of the present invention.
FIG. 22 is a block diagram schematically illustrating an eighteenth embodiment of the present invention.
FIG. 23 is a block diagram schematically illustrating a nineteenth embodiment of the present invention.
FIG. 24 is a block diagram schematically illustrating a twentieth embodiment of the present invention.
FIG. 25 is a block diagram schematically illustrating a twenty-first embodiment of the present invention.
FIG. 26 is a block diagram schematically illustrating a twenty-first embodiment of the present invention.
FIG. 27 is a block diagram schematically illustrating a twenty-second embodiment of the present invention.
FIG. 28 is a block diagram schematically illustrating an example of a conventional absorption chiller / heater.
FIG. 29 is a block diagram schematically illustrating another conventional technique.
[Explanation of symbols]
20 ... Absorption type water heater
22 ... Absorber
24, 32 ... Pump
26 ... Low temperature solution heat exchanger
30 ... Waste heat regenerator
L1, L1-1, L1-2, L1-22, L1-23, L3, L4, L5, L6, L6-1, L6-2, L8, L22 ... Solution line
L1A: Solution line area
L5, L11, L11-D, L13, L15, L17, L17L, L17H, L52, L70 ... Refrigerant line
CL-1, CL-2, CL-3, CL-V1, CL-V2 ...
44 ... High temperature regenerator
48 ... Low temperature regenerator
50 ... Condenser
52 ... Evaporator
70 ... Refrigerant drain heat exchanger
74 ... Solution cooling absorber
76 ... Heat exchanger for high-quality fuel exhaust heat input
80 ... Heat exchanger for exhaust heat input
V1, V2 three-way valve
VE: Three-way valve for exhaust heat input
100, 120 ... three-way valve drive means
S1, S2, S3 ... Sensor
150 ... Driving means
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