JP3738328B2 - Image processing device - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、グラフィックの表示・編集を行うことのできる画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
子供用お絵かきソフトを実行するパソコンやゲーム機等のグラフィック編集装置において、様々なグラフィックパーツを使用して任意のグラフィックを構成し表示できるものがある。例えば、目、口、まゆ、髪などのパーツを組み合せることにより似顔絵を作成する似顔絵作成装置などである。
【0003】
このような装置においては、従来、各グラフィックパーツを構成する画像データは1つのメモリ上に展開され、そのメモリ上の画像データが順次読み出されることにより、グラフィックが構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような従来技術では、各グラフィックパーツは、そのメモリ上での占有領域数に関係なく1つのメモリ上に展開されるため、メモリ上に展開されたグラフィックパーツの画像データを編集(移動、削除、追加等)しようとした場合に、メモリのアクセス効率が悪く、例えば、表示動作に時間がかかり、或いは、展開可能なメモリ領域が制限される結果、画像データの1ドットあたりのビット数、即ち色数を制限しなければならなくなる等の問題点を有している。
【0005】
より具体的には、例えば、メモリ上においてグラフィックパーツの画像データが所定の大きさの部分(セル)に分割して格納され、グラフィックパーツの表示位置もそのグラフィックパーツを構成するセル毎に指定されるような構成を有する場合に、1つのメモリ上で同時にアクセスされるセル数が増加すると、そのメモリを用いて表現されるグラフィックを例えば移動させるためには、一度に多くのセルを移動させるための制御を行わねばならず、処理の開始から完了までに多くの時間がかかり、結果的に表示動作の反応速度が低下してしまう。
【0006】
本発明の課題は、メモリ上のグラフィックパーツに対するアクセス性能を向上せることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、グラフィックパーツの画像データを組み合わせて表示画面上に配置することによりグラフィックを合成する画像処理装置を前提とする。
【0008】
そして、まず、それぞれ第1及び第2の表示画面領域が確保される複数の記憶手段(SRAM103、DP−RAM104)を有する。
次に、各記憶手段の第1の表示画面領域に前記スプライト画像が、第2の表示画面領域にビットマップ画像が割り当てられるように、グラフィックパーツの画像データを、複数の記憶手段の1つに確保されている表示画面領域に記憶させる画像データ書込み手段(CPU101)を有する。この割り当て制御は、予め静的に行われてもよいし、実際の書込み時に各記憶手段における記憶容量に応じて動的に行われてもよい。
【0009】
そして、複数の記憶手段に確保されている各表示画面領域から、それら各表示画面領域間で表示の優先度を制御しながら、それら各表示画面領域に記憶されているグラフィックパーツの画像データを並列に読み出して出力画像データとして出力する画像データ読出し手段(SRAMインタフェース部302とDP−RAMインタフェース部303を内蔵するVDP102)を有する。
【0010】
【作用】
所定のグラフィックパーツ毎にそれらが複数の記憶手段上の異なる表示画面領域に配置される。
【0011】
より具体的には、例えば、所定数までの第1のグラフィックパーツ(スプライト(オブジェクト))群が第1の記憶手段(SRAM103)上に確保される表示画面領域に配置される。一方、第2のグラフィックパーツ(ビットマップ)群が第2の記憶手段(DP−RAM104)上に確保される表示画面領域に配置される。
【0012】
このように、グラフィックパーツが複数の記憶手段に振り分けられることで、画像データ読出し手段は、それぞれの記憶手段上のグラフィックパーツの画像データに、独立にアクセスすることができる。
【0013】
【実施例】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施例につき詳細に説明する。
<実施例の回路の全体構成>
図1は、本発明の実施例の回路の全体構成図であり、ゲーム機の外観を有する低年齢層向けの似顔絵作成装置として実施され、テレビ111を除いて同一の筐体内に構成される。
【0014】
VDP(ビデオディスプレイプロセッサ)102は、スプライト(オブジェクト)、バックグラウンド、ビットマップ等に関する画像処理を制御する。
SRAM(スタティックRAM)103は、スプライト(オブジェクト)及びバックグラウンドの画像データを格納する。DP−RAM(デュアルポートRAM)104は、ビットマップの画像データを格納する。SRAM103及びDP−RAM104は、VDP102からアクセスされる。
【0015】
音源処理回路105は、画像と共に発音される楽音のサウンドデータを生成する。
サウンドRAM106は、音源処理回路105が処理する楽音波形データ及びそれらの制御データを格納する。
【0016】
プログラム/データROM107は、CPU101が実行するプログラム及びそのプログラムにおいて使用される各種データを格納する。CPU101は、このプログラムに従って、ワークRAM108を使用しながら、VDP102及び音源処理回路105を制御する。
【0017】
エンコーダ109は、VDP102から送られてくるRGBアナログ映像信号をテレビ規格の映像信号(NTSC信号)に変換する。
D/A変換器110は、音源処理回路105から送られてくるデジタルのサウンドデータをアナログのサウンド信号に変換する。
【0018】
テレビ111は、エンコーダ109から図1のビデオ出力端子104を介して出力される映像信号及びD/A変換器110から図1のオーディオ出力端子103を介して出力されるサウンド信号を再生する。
【0019】
コントロールパッド112は、図2に示される外観を有しており、ユーザに各種操作を行わせる。図2に示されるように、コントロールパッド112上には、SELスイッチ201、ENTERスイッチ202、及び上下左右スイッチ203〜206が備えられている。
<VDP102の構成>
図3は、図1に示されるVDP102の構成図である。
【0020】
このVDP102は、似顔絵作成時に、主として動くキャラクターを表現するスプライト(オブジェクト)と、背景を表現するバックグラウンド及びビットマップの、テレビ111(図1)への画面表示を、制御する。
【0021】
CPUインタフェース部301は、図1のCPU101との間のデータ転送時におけるインタフェースを制御する。
SRAMインタフェース部302は、後述するオブジェクトジェネレータ部304又はバックグラウンドジェネレータ部305が図1のSRAM103に格納されているスプライト(オブジェクト)又はバックグラウンド(背景)の画像データをアクセスする場合のインタフェースを制御する。
【0022】
DP−RAMインタフェース部303は、後述するビットマップジェネレータ部306が図1のDP−RAM104に格納されているビットマップの画像データをアクセスする場合のインタフェースを制御する。
【0023】
オブジェクトジェネレータ部304と、バックグラウンドジェネレータ部305、及びビットマップジェネレータ部306は、各水平期間(後述する図12を参照)毎に、図1のSRAM103又はDP−RAM104から、次の水平表示期間内の各ドット表示タイミングに対応する表示座標に配置されるスプライト(オブジェクト)、バックグラウンド、又はビットマップの色コードを読み込み、それぞれの内部のバッファに格納する。
【0024】
また、オブジェクトアトリビュートメモリ部307は、オブジェクトジェネレータ部304がSRAM103からSRAMインタフェース部302を介してスプライト(オブジェクト)を読み出すときのタイミングに対応する表示座標を格納する。
【0025】
プライオリティコントローラ部308は、各水平表示期間内の各ドット毎に、オブジェクトジェネレータ部304、バックグラウンドジェネレータ部305、又はビットマップジェネレータ部306がそれぞれ読み込んだ色コードのうちの1つを予め定められたプライオリティ(優先順位)に従って選択し出力する。
【0026】
カラールックアップテーブル部309は、プライオリティコントローラ部308から出力された色コードを、R(赤)、G(緑)、B(青)のデジタルデータに変換して出力する。
【0027】
RGB D/A変換部310は、プライオリティコントローラ部308から出力されるRGBデジタルデータをRGBアナログ映像信号に変換し出力する。
オシレータ部311は、VDP102に必要な各種クロックを生成する。
【0028】
水平/垂直同期カウンタ部312は、オシレータ部311が出力するクロックに従って、画像表示に必要な水平同期カウンタ値(水平同期信号)及び垂直同期カウンタ値(垂直同期信号)を生成するためのカウンタ回路である。
【0029】
デコーダ部313は、水平/垂直同期カウンタ部312が出力するカウンタ値から水平同期カウンタ値及び垂直同期カウンタ値をデコードし、VDP102内の各ブロックに供給する。
【0030】
ビデオ信号ジェネレータ部314は、デコーダ部313が出力する水平同期カウンタ値及び垂直同期カウンタ値から、図1のエンコーダ109が必要とするビデオ信号を生成し、エンコーダ109に供給する。
<画像データの構成>
まず、本実施例では、表示画面は、図4に示されるように、6枚の仮想的な表示面が重なったものとして定義される。これらの表示面は、奥から手前に向け、バックグラウンドA面(BG−A面)、ビットマップB面(BM−B面)、オブジェクトA面(OBJ−A面)、ビットマップA面(BM−A面)、オブジェクトB面(OBJ−B面)、及びバックグラウンドB面(BG−B面)の順に配置される。そして、手前の表示面にアサインされる画像ほど表示のプライオリティが高く、それより奥の表示面にアサインされている画像を隠して表示される。
【0031】
図5に、各表示面にアサインされる画像データの種類(部品)と、画面モードとの関係を示す。BG−A面、BG−B面、BM−A面、BM−B面、OBJ−A面、及びOBJ−B面に表示される各種画像データは、図6〜図8に示されるデータフォーマットで、図1のプログラム/データROM107に記憶される。BG−A面、BG−B面、OBJ−A面、及びOBJ−B面の画像データは、図1に示されるCPU101が、プログラム/データROM107から、ワークRAM108と、図3のCPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103に転送する。同様に、BM−A面及びBM−B面の画像データは、図1に示されるCPU101が、プログラム/データROM107から、ワークRAM108と、図3のCPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びDP−RAMインタフェース部303を介して、SRAM103に転送する。転送途中にワークRAM108に各種画像データが格納される場合のデータフォーマットは、図9に示される。
【0032】
本実施例では、データの圧縮効果を念頭におき、小面積画像及びその繰返しからなる画像を再生するために、小面積毎に画像データを区切ってSRAM103又はDP−RAM104に展開し、これを一度或いは任意に繰り返して画像として再生する。この小面積をセルと呼ぶ。
【0033】
BG面においては、このセルが任意にマップ(マトリクス)状に並べられ、目的の大きさの画像が合成される。画像中の一部分のみを変更したい場合は、SRAM103上の該当するセルのデータのみをCPU101により書き換えればよく、そのときに他のセルに影響を及ぼさずに済む。本実施例では、このBG面を2面分出力できる。これらを、BG−A面及びBG−B面と呼ぶ。
【0034】
OBJ面は、データの圧縮のためというよりも、小面積画像の表示位置を他の画像(背景等)に影響を与えず(描き直したりせず)に簡単に変更したり、多数(本実施例では同時表示数は128個)のスプライト(オブジェクト)画像間でプライオリティを持たせたりする目的で使用される。OBJ面上の画像データは小面積でデータ量(ドット数)が少ないために、1枚の画像データに対するメモリアクセス時間が少なくて済み、その分多数の画像データを再生することができる。但し、1画面あたりに同時に表示できるスプライト(オブジェクト)の数は制限されている。これは、後述する図3のオブジェクトアトリビュートメモリ部307のメモリ容量から規定される。OBJ面上の画像も、BG面上の画像と同様に、セルによって構成される。また、本実施例では、このOBJ面を2面分出力できる。これらを、OBJ−A面及びOBJ−B面と呼ぶ。
【0035】
BM面は、ある程度の面積を有する画像であるが、繰り返し再生される要素が少ない場合に適した面である。画像をセル形式に構成する必要がなく、更に、マップ情報も必要ない。この結果、比較的面積の大きな画像を効率良く表示させることができる。本実施例では、このBM面を2面分出力できる。これらを、BM−A面及びBM−B面と呼ぶ。
<VDP102及びCPU101の概略動作>
次に、CPU101とVDP102の概略の動作について説明する。
【0036】
次に、図3のオブジェクトジェネレータ部304及びバックグラウンドジェネレータ部305は、各水平期間内の時分割された各タイミングで、SRAMインタフェース部302をアクセスする。このアクセスにおいて、オブジェクトジェネレータ部304は、図1のSRAM103から、次の水平表示期間内の各ドットの表示タイミングに対応するOBJ−A面上の表示座標及びOBJ−B面上の表示座標にそれぞれ配置されるスプライト(オブジェクト)の色コードを読み出し、オブジェクトジェネレータ部304内の上記各表示面に対応するラインバッファにそれぞれ格納する。同様に、バックグラウンドジェネレータ部305は、図1のSRAM103から、次の水平表示期間内の各ドットの表示タイミングに対応するBG−A面上の表示座標及びBG−B面上の表示座標にそれぞれ配置されるバックグラウンドの色コードを読み出し、バックグラウンドジェネレータ部305内の上記各表示面に対応するラインバッファにそれぞれ格納する。
【0037】
上述した動作において、図1のCPU101は、図3のCPUインタフェース部301、アドレスバス315、及びデータバス316を介してオブジェクトアトリビュートメモリ部307に、図1のSRAM103に図7に示されるデータフォーマットで格納されている最大で128個の各スプライト(オブジェクト)がOBJ−A面又はOBJ−B面に配置される場合の配置座標を、図10に示されるデータフォーマットで格納する。そして、オブジェクトジェネレータ部304は、このオブジェクトアトリビュートメモリ部307に格納されている各スプライト(オブジェクト)について、それらの配置座標に対応する読出しタイミングを計算し、それらの計算されたタイミングで、各スプライト(オブジェクト)をSRAM103から読み出してラインバッファに格納する。
【0038】
一方、ビットマップジェネレータ部306は、上述のオブジェクトジェネレータ部304とバックグラウンドジェネレータ部305のアクセス動作からは独立して、各水平期間内の時分割された各タイミングで、DP−RAMインタフェース部303をアクセスする。このアクセスにおいて、バックグラウンドジェネレータ部305は、図1のDP−RAM104から、次の水平表示期間内の各ドットの表示タイミングに対応するBM−A面上の表示座標と、BM−B面上の表示座標とにそれぞれ配置されるビットマップの色コードを読み出し、ビットマップジェネレータ部306内の上記各表示面に対応するラインバッファにそれぞれ格納する。
【0039】
以上のようにして、各水平期間毎に、オブジェクトジェネレータ部304内の2つのラインバッファに、OBJ−A面及びOBJ−B面にそれぞれ配置される次の1ライン分のスプライト(オブジェクト)の色コードが得られ、バックグラウンドジェネレータ部305内の2つのラインバッファにBG−A面及びBG−B面にそれぞれ配置される次の1ライン分のバックグラウンドの色コードが得られ、更にビットマップジェネレータ部306内の4つのラインバッファにBM−A面と、BM−B面にそれぞれ配置される次の1ライン分のビットマップの色コードが得られる。
【0040】
なお、図1のCPU101は、図11に示されるデータフォーマットを有するVDP102内の特には図示しない表示制御レジスタに、図4に示される各表示面が使用されるか否かを設定する。図3のオブジェクトジェネレータ部304、バックグラウンドジェネレータ部305、及びビットマップジェネレータ部306は、この表示制御レジスタの内容を参照することにより、各表示面に対応する画像データ(色コード)をSRAM103又はDP−RAM104から読み出すか否かを決定する。
【0041】
図12は、画面表示タイミングの説明図である。
図3のデコーダ部313から出力される水平同期カウンタ値が000h〜1FFh(“h”は16進数を示す)まで変化する期間が1水平期間であり、そのうち000h〜0FFhの256カウント分の水平同期カウンタ値に対応する期間が256ドットからなる1ライン分の水平表示期間、それ以外の水平同期カウンタ値に対応する期間が水平ブランク期間である。また、デコーダ部313から出力される垂直同期カウンタ値が000h〜1FFhまで変化する期間が1垂直期間であり、これが図1のテレビ111上の1画面分の表示期間となる。そして、000h〜0DFhの224カウント分の垂直同期カウンタ値に対応する期間が垂直方向224ライン分の垂直表示期間、それ以外の垂直同期カウンタ値に対応する期間が垂直ブランク期間である。
【0042】
図3のカラールックアップテーブル部309からRGB D/A変換部310へは、水平同期カウンタ値がカウントアップされる毎に、1組ずつのRGBデータが出力される。
<CPU101の詳細動作>
図1のCPU101の動作について詳細に説明する。なお、以下に説明する各動作フローチャートは、CPU101がプログラム/データROM107に記憶される制御プログラムを実行する動作として実現される。また、特には言及しない限り図1〜図3の構成の各機能部分を参照するものとする。
全体動作フロー
図13は、CPU101が実行する全体動作フローチャートである。
【0043】
システムの電源がオンされると、ステップ1301で、ワークRAM108の内容、VDP102内のオブジェクトアトリビュートメモリ部307と特には図示しない各種レジスタの内容、及びSRAM103とDP−RAM104の内容等が初期化(イニシャライズ)される。
【0044】
次に、ステップ1302では、モード選択処理が実行される。ここでは、ユーザにアンケート画面又はファイルロード画面の何れかを選択させるためのモード選択画面が表示され、ユーザがコントロールパッド112においてONしたスイッチの種別の判定と、ONしたスイッチに応じたモード選択画面の表示の変更が行われる。
【0045】
モード選択画面上のアンケート画面の選択領域又はファイルロード画面の選択領域の何れかが強調表示されているときに、ユーザがENTERスイッチ202をONすると、ステップ1303で、特には図示しないレジスタに設定されている現在のモード番号が判定される。
【0046】
現在のモード番号が1であると判定された場合には、ステップ1304でファイルをロードするためのファイル操作画面の処理が実行される。
一方、現在のモード番号が2であると判定された場合には、ステップ1305でアンケート画面の処理が実行される。
【0047】
ユーザがステップ1304においてテレビ111に表示されるファイル操作画面又はステップ1305においてテレビ111に表示されるアンケート画面を終了させると、ステップ1306で似顔絵作成の処理が実行される。
【0048】
ステップ1306において、ユーザが、コマンドアイコンである後述する「モード選択画面に戻る」アイコンが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONした場合には、ステップ1302のモード選択処理に戻る。
【0049】
一方、ステップ1306において、ユーザが、コマンドアイコンである後述する「セーブ」アイコンが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONした場合には、ステップ1308と1309で、作成された似顔絵をファイルにセーブするための処理が実行される。この場合まず、ステップ1308で、ユーザにファイル名を入力させるための文字入力処理が実行され、ユーザがファイル名を入力すると、ステップ1309で、ファイルセーブ処理が実行され、その後、ステップ1306の似顔絵作成の処理に戻る。
モード選択処理のフロー
図14は、図13のステップ1302の処理として実行されるモード選択処理の動作フローチャートである。
【0050】
まず、ステップ1401では、モード選択画面表示処理が実行される。この処理の詳細な動作フローチャートは、図15に示される。
図15において、ステップ1501では、CPU101からVDP102に対して、出力画面のクリア命令が出される。この結果、テレビ111の画面表示がクリアされる。
【0051】
ステップ1502では、CPU101は、プログラム/データROM107上の図6に示されるBG−A面用のバックグラウンド画像データである背景データ(図5のモード選択画面参照)を、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のBG−A面の記憶領域に転送する。
【0052】
ステップ1503では、ステップ1502と同様に、CPU101は、プログラム/データROM107上の図6に示されるBG−B面用のバックグラウンド画像データであるモード選択画面データ(システム画面データ)(図5のモード選択画面参照)を、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のBG−B面の記憶領域に転送する。
【0053】
更に、ステップ1504では、モード選択画面の説明用のふきだし(以下「説明ふきだし」という)のデータとその座標データが作成される。具体的には、CPU101が、図59(M-a) に示されるイメージに対応するデータであって、プログラム/データROM107上の図6に示されるOBJ−B面用のオブジェクト画像データである図7▲3▼に示されるせりふ文のデータとせりふ枠のデータを、説明ふきだしのデータとして決定する。また、CPU101は、それらのオブジェクト画像データの表示位置を示す座標データを内部レジスタ上に作成する。
【0054】
ステップ1505においては、CPU101は、決定した図59(M-a) に示される説明ふきだし用のオブジェクト画像データを、プログラム/データROM107から、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のOBJ−B面の空きオブジェクト記憶領域に転送する(図5のモード選択画面参照)。また、CPU101は、内部レジスタ上に作成した上記オブジェクト画像データの表示位置を示す座標データを、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、及びデータバス316を介してオブジェクトアトリビュートメモリ部(OAM)307に転送する。
【0055】
ステップ1506では、上述の一連の転送処理が終了したか否かが判定され、転送終了が判定された時点で、図14のステップ1401のモード選択画面表示処理を終了する。この結果、図3に示される構成を有するVDP102が、前述したようにして、SRAM103上のBG−A面、BG−B面、及びOBJ−B面の各記憶領域に転送されたモード選択画面用の画像データをテレビ111に表示する。モード選択画面では、特には図示しないが、モード1とモード2を選択するための選択領域が表示されている。最初にモード選択画面が表示された時点では、例えばモード1の選択領域が強調表示されている。また、モード選択画面には、図59(M-a) に示される説明ふきだしの表示もなされる。
【0056】
次に、図14のステップ1402〜1407の繰返しにおいては、ユーザがコントロールパッド112においてONしたスイッチの種別の判定と、ONしたスイッチに応じたモード選択画面の表示の変更が行われる。
【0057】
即ち、ユーザが上スイッチ(SW)203をONすると、ステップ1402の判定がYES(Y)となり、更に特には図示しないレジスタMODEに設定されるモード番号(#)が1でなければステップ1403の判定もYESとなる。この結果、ステップ1404で、レジスタMODEに設定されるモード番号(#)が1にセットされる。モード番号が既に1になっている場合には、ステップ1403の判定がNO(N)となって、モード番号は変化しない。
【0058】
ステップ1405及び1406では、前述した図15のステップ1504及び1505の場合と同様にして、図59(M-a) に示されるモード選択画面の説明用の説明ふきだしのデータとその座標データが作成され、それらがSRAM103のOBJ−B面の空きオブジェクト記憶領域と、オブジェクトアトリビュートメモリ部307に転送される。
【0059】
この結果、モード1の選択領域が強調表示されると共に、図59(M-a) に示される説明ふきだしが表示される。
ユーザが下スイッチ204をONすると、ステップ1408の判定がYESとなり、ステップ1410で、レジスタMODEに設定されるモード番号(#)が2にセットされる。モード番号が既に2になっている場合には、ステップ1409の判定がNO(N)となって、モード番号は変化しない。
【0060】
ステップ1411及び1406では、前述した図15のステップ1504及び1505の場合と同様にして、図59(M-b) に示されるモード選択画面の説明用の説明ふきだしのデータとその座標データが作成され、それらがSRAM103のOBJ−B面の空きオブジェクト記憶領域と、オブジェクトアトリビュートメモリ部307に転送される。
【0061】
この結果、モード2の選択領域が強調表示されると共に、図59(M-b) に示される説明ふきだしが表示される。
ユーザがコントロールパッド112上のENTERスイッチ202をONするまではステップ1402〜1407の処理が繰り返される。ユーザがENTERスイッチ202をONすると、ステップ1407の判定がYESとなって、図13のステップ1302のモード選択処理を終了する。
ファイル
ファイルロード処理のフロー
図16〜図19は、図13のステップ1304として実行されるファイルロード処理を示す動作フローチャートである。この処理によって表示されるファイル操作画面上で、ユーザは、バッテリバックアップされているワークRAM108から、予めプリセットされている、或いは、ユーザ自身が作成し保存してあった似顔絵の画像データファイルを、SRAM103又はDP−RAM104にロードすることができる。
【0062】
ファイル操作画面としては、図49に示されるように、現在選択されているファイルの番号及び名前を表示する現在ファイル番号表示部及びファイル名表示部と、ファイルの種類を絵として表示するファイルアイコン1〜6と、説明ふきだしと人形の絵からなるヘルパーとが、テレビ111に表示される。
【0063】
ファイル操作画面では、ユーザは、コントロールパッド112上の上スイッチ203又は下スイッチ204をONすることにより、これからロードすべきファイルのグループとして、ファイルアイコン1〜3のグループとファイルアイコン4〜6のグループとの間を移動することができる。また、ユーザは、コントロールパッド112上の左スイッチ205又は右スイッチ206をONすることにより、これからロードすべきファイルとして、現在選択されているグループ内のファイルアイコンの何れかを選択することができる。これによって、選択されたファイルアイコンが強調表示されると共に、現在ファイル番号表示部とファイル名表示部の表示内容がそのファイルアイコンに対応する内容に変化する。そして、この状態でユーザがコントロールパッド112上のENTERスイッチ202をONすることによって、上記ファイルアイコンに対応するファイルのデータがSRAM103又はDP−RAM104にロードされる。ユーザは、このデータをもとにして、後述する図13のステップ1306の顔作成処理によって、似顔絵を編集することができる。
【0064】
以下に、図16〜図19の動作フローチャートの詳細を説明する。
まず、図16のステップ1601において、ファイル操作画面表示処理が実行される。この処理の詳細は、図19の動作フローチャートとして示される。
【0065】
図19において、ステップ1901では、CPU101からVDP102に対して、出力画面のクリア命令が出される。この結果、テレビ111の画面表示がクリアされる。
【0066】
ステップ1902では、CPU101は、プログラム/データROM107上の図6に示されるBG−A面用のバックグラウンド画像データである背景データ(図5のファイル操作画面参照)を、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のBG−A面の記憶領域に転送する。
【0067】
ステップ1903では、ファイル番号を示すレジスタFNに、値1がプリセットされる。
ステップ1904では、ステップ1902の場合と同様に、CPU101は、プログラム/データROM107上の図6に示されるBG−B面用のバックグラウンド画像データであるファイル操作画面データ(システム画面データ)を、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のBG−B面の記憶領域に転送する(図5のファイル操作画面参照)。これにより、図49に示されるファイル操作画面が、テレビ111に表示される。説明ふきだしの初期表示としては、図60(FL-a)に示される内容が表示される。
【0068】
ステップ1905では、上述の一連の転送処理が終了したか否かが判定され、転送終了が判定された後、更に、ステップ1906で、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶されるファイル操作画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、現在ファイル番号表示部及びファイル名表示部(図49参照)に対応するセルの部分のみが、レジスタFNの値1に対応する内容を示すデータに置き換えられる。具体的には、CPU101は、現在ファイル番号表示部のセルとして、レジスタFNの値1に対応する数字1を示す画像データをSRAM103の対応するエリアに転送し、ファイル名表示部のセルとして、ワークRAM108の図9に示される6個のアドレスエリア{AD7}〜{AD7+7}、{AD7+8}〜{AD7+15}、{AD7+16}〜{AD7+23}、{AD7+24}〜{AD7+31}、{AD7+32}〜{AD7+39}、{AD7+40}〜{AD7+47}のうち、レジスタFNの値1に対応するアドレスエリア{AD7}〜{AD7+7}に記憶されているファイル名画像データをSRAM103の対応するエリアに転送する。
【0069】
その後、図16のステップ1601のファイル操作画面表示処理を終了する。この結果、ファイル操作画面の初期画面として、ファイル番号1及びそのファイル名を表示する現在ファイル番号表示部及びファイル名表示部と、ファイルアイコン1が強調表示されたファイルアイコン1〜6と、図60(FL-a)に示される内容を表示する説明ふきだしと人形の絵からなるヘルパーとが、テレビ111に表示される。
【0070】
この状態から、ユーザがコントロールパッド112上の下スイッチ204をONすると図16のステップ1605の判定がYESとなり、そのときファイルアイコン1〜3のグループ内のファイルアイコン(図49参照)が選択されていてファイル番号を示すレジスタFNの値が3以下であればステップ1606の判定がYESとなって、ステップ1607で、レジスタFNの値が+3される。この結果、ファイルアイコンのグループが1〜3のグループから4〜6のグループに移動したことになる。その後、表示を変更するための、図17のステップ1614〜1619の処理が実行される。下スイッチ204がONされたときに既にファイルアイコン4〜6のグループ内のファイルアイコン(図49参照)が選択されていてファイル番号を示すレジスタFNの値が3以下でなければステップ1606の判定がNOとなって、表示内容は変更されず、ステップ1602の処理に戻る。
【0071】
ユーザがコントロールパッド112上の上スイッチ203をONすると図16のステップ1602の判定がYESとなり、そのときファイルアイコン4〜6のグループ内のファイルアイコン(図49参照)が選択されていてファイル番号を示すレジスタFNの値が3より大きければステップ1603の判定がYESとなり、ステップ1604で、レジスタFNの値が−3される。この結果、ファイルアイコンのグループが4〜6のグループから1〜3のグループに移動したことになる。その後、表示を変更するための、図17のステップ1614〜1619の処理が実行される。上スイッチ203がONされたときに既にファイルアイコン1〜3のグループ内のファイルアイコン(図49参照)が選択されていてファイル番号を示すレジスタFNの値が3より大きくなければステップ1603の判定がNOとなって、表示内容は変更されず、ステップ1602の処理に戻る。
【0072】
ユーザがコントロールパッド112上の左スイッチ205をONすると図16のステップ1611の判定がYESとなり、そのとき左端のファイルアイコンであるファイルアイコン1及びファイルアイコン4(図49参照)が選択されておらずレジスタFNの値が1及び4でなければステップ1612の判定がYESとなって、ステップ1613で、レジスタFNの値が−1される。この結果、選択されるファイルアイコンが1つ左に移動したことになる。その後、表示を変更するための、図17のステップ1614〜1619の処理が実行される。左スイッチ205がONされたときに左端のファイルアイコンであるファイルアイコン1又はファイルアイコン4が選択されておりレジスタFNの値が1又は4であればステップ1612の判定がNOとなって、表示内容は変更されず、ステップ1602の処理に戻る。
ユーザがコントロールパッド112上の右スイッチ206をONすると図16のステップ1608の判定がYESとなり、そのとき右端のファイルアイコンであるファイルアイコン3及びファイルアイコン6(図49参照)が選択されておらずレジスタFNの値が3及び6でなければステップ1609の判定がYESとなって、ステップ1610で、レジスタFNの値が+1される。この結果、選択されるファイルアイコンが1つ右に移動したことになる。その後、表示を変更するための、図17のステップ1614〜1619の処理が実行される。右スイッチ206がONされたときに右端のファイルアイコンであるファイルアイコン3又はファイルアイコン6が選択されておりレジスタFNの値が3又は6であればステップ1609の判定がNOとなって、表示内容は変更されず、ステップ1602の処理に戻る。
【0073】
以上の図16のステップ1605〜1607、ステップ1602〜1604、ステップ1611〜1613、又はステップ1608〜1610の何れかの処理の後、図17のステップ1614で、レジスタFNの値に対応するファイルアイコンのみが新たに強調表示される。具体的には、CPU101が、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶されるファイル操作画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、レジスタFNの値に対応するファイルアイコンに対応するセルの部分を、強調表示用のセルに置き換えると共に、例えば、レジスタFNの元の値に対応する今まで強調表示されていたファイルアイコンに対応するセルの部分を通常表示用のセルに置き換える。
【0074】
次に、ステップ1615において、レジスタFNの値のファイル番号に対応するワークRAM108上のアドレスにファイルが記憶されているか否かが判定される。具体的には、CPU101は、ワークRAM108上の図9に示されるAD7から始まるアドレスエリアのうち、レジスタFNの値に対応するエリア{AD7+{(FN)−1}×8}〜{AD7+{(FN)−1}×8+7}に有効なファイル名が記憶されているか否かを判定する。なお、(FN)はレジスタFNの値を示す。
【0075】
レジスタFNの値のファイル番号に対応するファイルが存在しステップ1615の判定がYESならば、CPU101は、ステップ1616で、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶されるファイル操作画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、説明ふきだしに対応するセルを、図60(FL-a)に示される内容に対応するセルに置き換える。このセルのデータは、プログラム/データROM107上の図6に示されるBG−B面用の画像データのうちのファイル操作画面用の画像データに含まれている。
【0076】
その後、ステップ1617で、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶されるファイル操作画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、現在ファイル番号表示部及びファイル名表示部(図49参照)に対応するセルの部分のみが、レジスタFNの値に対応する内容を示すデータに置き換えられる。具体的には、CPU101は、現在ファイル番号表示部のセルとして、レジスタFNの値に対応する数字を示す画像データをSRAM103の対応するエリアに転送し、ファイル名表示部のセルとして、ワークRAM108上の図9に示されるAD7から始まる6個のアドレスエリアのうちレジスタFNの値に対応するアドレスエリア{AD7+{(FN)−1}×8}〜{AD7+{(FN)−1}×8+7}に記憶されているファイル名画像データをSRAM103の対応するエリアに転送する。
【0077】
その後、図16のステップ1602の処理に戻る。
一方、レジスタFNの値のファイル番号に対応するファイルが存在せず図17のステップ1615の判定がNOなら、CPU101は、ステップ1618で、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶されるファイル操作画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、説明ふきだしに対応するセルを、図60(FL-b)に示される内容に対応するセルに置き換える。このセルのデータは、プログラム/データROM107上の図6に示されるBG−B面用の画像データのうちのファイル操作画面用の画像データに含まれている。
【0078】
その後、ステップ1619で、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶されるファイル操作画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、現在ファイル番号表示部及びファイル名表示部(図49参照)に対応するセルの部分のみが変更される。具体的には、CPU101は、現在ファイル番号表示部のセルとして、レジスタFNの値に対応する数字を示す画像データをSRAM103の対応するエリアに転送し、ファイル名表示部のセルの内容として、空白を示す画像データをSRAM103の対応するエリアに転送する。
【0079】
その後、図16のステップ1602の処理に戻る。
最後に、何れかのファイルアイコンが強調表示されると共に、現在ファイル番号表示部とファイル名表示部の表示内容がそのファイルアイコンに対応する内容となっているときに、ユーザがコントロールパッド112上のENTERスイッチ202をONすると、図16のステップ1602と1605と1608と1611の判定がNOとなり、図18のステップ1620の判定がYESとなる。
【0080】
この結果、ステップ1621で、CPU101は、レジスタFNの値に対応するワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD8+8×((FN)−1)}〜{AD8+8×((FN)−1)+7}に記憶されているパーツ種データである8種類のパーツ番号を、それぞれ、ワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD1}〜{AD1+7}にストアする。
【0081】
この場合、図13のステップ1306の顔作成処理において後述するように、ワークRAM108上のアドレスエリア{AD8+8×((FN)−1)}からアドレスエリア{AD1}にストアされるパーツ番号は、プログラム/データROM107上の図6に示されるBG−A面用の背景画像データ00〜06のうちの1つを指定する。
【0082】
また、ワークRAM108上のアドレスエリア{AD8+8×((FN)−1)+1}からアドレスエリア{AD1+1}にストアされるパーツ番号は、プログラム/データROM107上の図6に示されるBM−B面用の後ろ髪の画像データ10〜16のうちの1つと、図6に示されるBM−A面用の前髪の画像データ10〜16のうちの1つを指定する。
【0083】
ワークRAM108上のアドレスエリア{AD8+8×((FN)−1)+2}からアドレスエリア{AD1+2}にストアされるパーツ番号は、プログラム/データROM107上の図6に示されるBM−B面用のりんかくの画像データ20〜26のうちの1つを指定する。
【0084】
ワークRAM108上のアドレスエリア{AD8+8×((FN)−1)+3}からアドレスエリア{AD1+3}にストアされるパーツ番号は、プログラム/データROM107上の図6及び図7に示されるOBJ−A面用の目の画像データ30〜36のうちの1つと、図6及び図7に示されるOBJ−B面用のまゆの画像データ30〜36のうちの1つを指定する。
【0085】
ワークRAM108上のアドレスエリア{AD8+8×((FN)−1)+4}からアドレスエリア{AD1+4}にストアされるパーツ番号は、プログラム/データROM107上の図6及び図7に示されるOBJ−A面用の鼻の画像データ40〜46のうちの1つを指定する。
【0086】
ワークRAM108上のアドレスエリア{AD8+8×((FN)−1)+5}からアドレスエリア{AD1+5}にストアされるパーツ番号は、プログラム/データROM107上の図6及び図7に示されるOBJ−A面用の口の画像データ50〜56のうちの1つを指定する。
【0087】
ワークRAM108上のアドレスエリア{AD8+8×((FN)−1)+6}からアドレスエリア{AD1+6}にストアされるパーツ番号は、プログラム/データROM107上の図6及び図7に示されるOBJ−B面用のせりふ文の画像データ80〜86のうちの1つを指定する。
【0088】
最後に、ワークRAM108のアドレスエリア{AD8+8×((FN)−1)+7}からアドレスエリア{AD1+7}にストアされるパーツ番号は、プログラム/データROM107上の図6及び図7に示されるOBJ−B面用のせりふ枠の画像データ90〜96のうちの1つを指定する。
【0089】
ステップ1621の処理の後、ステップ1622で、レジスタFNの値がワークRAM108の図9に示されるアドレスエリア{AD3}にストアされる。
ステップ1622の処理の後、図13のステップ1304のファイルロード処理を終了する。
【0090】
このようにして、ワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD1}〜{AD1+9}にストアされたユーザが選択したファイルに含まれる似顔絵のパーツ番号に対応する各パーツは、後述する図13のステップ1306の顔作成処理において、プログラム/データROM107からSRAM103又はDP−RAM104に転送されてVDP102を介してテレビ111に表示され、ユーザは、このデータをもとにして似顔絵を編集することができ、また、必要に応じてファイルとしてセーブすることができる。
アンケート画面処理のフロー
図20〜図25は、図13のステップ1305として実行されるアンケート画面処理を示す動作フローチャートである。ユーザは、アンケート画面において、新規に作成したい似顔絵の概形を決定することができる。実際には、上述したプリセットファイルの中から、アンケート結果に最も近い特徴を有するファイルの内容がロードされる。
【0091】
まず、ステップ2001で、アンケート画面表示処理が実行される。この処理の詳細は、図25の動作フローチャートとして示される。
図25において、ステップ2501では、CPU101からVDP102に対して、出力画面のクリア命令が出される。この結果、テレビ111の画面表示がクリアされる。
【0092】
ステップ2502では、CPU101は、プログラム/データROM107上の図6に示されるBG−A面用のバックグラウンド画像データである背景データ(図5のアンケート画面参照)を、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のBG−A面の記憶領域に転送する。
【0093】
ステップ2503では、ステップ2502と同様に、CPU101は、プログラム/データROM107上の図6に示されるBG−B面用のバックグラウンド画像データであるアンケート画面データ(システム画面)(図5のアンケート画面参照)を、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のBG−B面の記憶領域に転送する。
【0094】
更に、ステップ2504では、アンケート画面の説明ふきだしのデータとその座標データが作成される。具体的には、CPU101が、図61(A-a) に示されるイメージに対応するデータであって、プログラム/データROM107上の図6に示されるOBJ−B面用のオブジェクト画像データである図7▲3▼に示されるせりふ文のデータとせりふ枠のデータを、説明ふきだしのデータとして決定する(図5のアンケート画面参照)。また、CPU101は、それらのオブジェクト画像データの表示位置を示す座標データを内部レジスタ上に作成する。
【0095】
ステップ2505では、CPU101は、決定した図61(A-a) に示される説明ふきだし用のオブジェクト画像データを、プログラム/データROM107から、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のOBJ−B面の空きオブジェクト記憶領域に転送する。また、CPU101は、内部レジスタ上に作成した上記オブジェクト画像データの表示位置を示す座標データを、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、及びデータバス316を介してオブジェクトアトリビュートメモリ部(OAM)307に転送する。
【0096】
ステップ2506では、上述の一連の転送処理が終了したか否かが判定され、転送終了が判定された時点で、図20のステップ2001のアンケート画面表示処理を終了する。この結果、図3に示される構成を有するVDP102が、前述したようにして、SRAM103上のBG−A面、BG−B面、及びOBJ−B面の各記憶領域に転送されたアンケート画面用の画像データをテレビ111に表示する。
【0097】
アンケート画面としては、図50に示されるように、#1〜#4の質問番号毎の選択答表示(質問番号1では答選択用絵も含む)と、「おしまい」(質問番号#5)の終了表示と、現在選択されている表示を指示する説明ふきだしと人形の絵からなるヘルパーが表示される。初期状態においては、ヘルパーは質問番号0の選択答表示を指示している。
【0098】
ユーザがコントロールパッド112上の下スイッチ204をONすると、ステップ2005の判定がYESとなり、特には図示しないレジスタに設定される質問番号(#)の値が5でなければステップ2006の判定がYESとなって、ステップ2007において、上記レジスタの質問番号(#)の値が+1だけインクリメントされる。質問番号(#)の値が5ならステップ2006の判定がNOとなり、質問番号(#)の値はインクリメントされない。
【0099】
一方、ユーザがコントロールパッド112上の上スイッチ203をONすると、ステップ2002の判定がYESとなり、特には図示しないレジスタに設定される質問番号(#)の値が1でなければステップ2003の判定がYESとなって、ステップ2004において、上記レジスタの質問番号(#)の値が+1だけデクリメントされる。質問番号(#)の値が1ならステップ2003の判定がNOとなり、質問番号(#)の値はデクリメントされない。
【0100】
以上のようにして、ユーザは、コントロールパッド112上の上スイッチ203又は下スイッチ204によって、質問番号(#)を変更することができる。そして、このようにして質問番号(#)が変更されると、図21のステップ2008〜2027において、変更された質問番号(#)に対応する処理が実行される。
【0101】
まず、質問番号(#)が1に変更された場合には、ステップ2008の判定がYESとなることにより、ステップ2009〜2011が実行される。
即ち、ステップ2009では、質問番号1に対応するアンケート画面の説明用の説明ふきだしのデータとその座標データが作成される。具体的には、CPU101が、図61(A-a) に示されるイメージに対応するデータであって、プログラム/データROM107上の図6に示されるOBJ−B面用のオブジェクト画像データである図7▲3▼に示されるせりふ文のデータとせりふ枠のデータを、説明ふきだしのデータとして決定する。また、CPU101は、それらのオブジェクト画像データの質問番号1に対応する表示位置を示す座標データを内部レジスタ上に作成する。
【0102】
ステップ2010では、CPU101は、決定した図61(A-a) に示される説明ふきだし用のオブジェクト画像データを、プログラム/データROM107から、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のOBJ−B面の空きオブジェクト記憶領域に転送する。また、CPU101は、内部レジスタ上に作成した上記オブジェクト画像データの表示位置を示す座標データを、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、及びデータバス316を介してオブジェクトアトリビュートメモリ部(OAM)307に転送する。
【0103】
ステップ2011では、上述した一連の転送処理が終了したか否かが判定される。そして、転送終了が判定された時点で、図61(A-a) に示される説明ふきだしが質問番号1の位置に表示されることになる。その後、図20のステップ2002の処理に戻る。
【0104】
次に、質問番号(#)が2〜5にそれぞれ変更された場合も、ステップ2012、2016、2020、又は2024の判定がそれぞれYESとなることにより、前述したステップ2009〜2011の場合と同様の、ステップ2013〜2015、2017〜2019、2021〜2023、又は2025〜2027の処理がそれぞれ実行される。この結果、質問番号2〜5のそれぞれに対応する図61(A-b) 、図61(A-c) 、図62(A-d) 、又は図62(A-e) にそれぞれ示されるアンケート画面の説明用の説明ふきだしのデータとその座標データがSRAM103のOBJ−B面の空きオブジェクト記憶領域とオブジェクトアトリビュートメモリ部(OAM)307に転送されることにより、各説明ふきだしが質問番号2〜5の各位置に表示されることになる。それぞれの処理の後、図20のステップ2002の処理に戻る。
【0105】
次に、質問番号(#)の値が1であるときに、ユーザが、コントロールパッド112上の右スイッチ206又は左スイッチ205をONすると、図22のステップ2028及び2029又は図23のステップ2044及び2045の判定がYESとなって、図22のステップ2030及び2031又は図23のステップ2046及び2047が実行される。
【0106】
右スイッチ206がONされた場合には図22のステップ2030で特には図示しないレジスタA1の値が2にセットされ、左スイッチ205がONされた場合は図23のステップ2046でレジスタA1の値が1にセットされる。なお、レジスタA1と後述するレジスタA2〜A4の初期値は1にプリセットされている。
【0107】
図22のステップ2031又は図23のステップ2047では、CPU101は、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶されるアンケート画面用のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、質問番号1の選択答表示(図50参照)に対応するセルの部分のみを、プログラム/データROM107上の図6に示されるBM−B面用のバックグラウンド画像データ領域から読み出したレジスタA1の新たな値2又は1に対応する新たなセルと置き換える。この結果、質問番号1の選択答表示が、「おんなのこ」(図50)又は「おとこのこ」という表示の間で変化する。
【0108】
また、質問番号(#)の値が2であるときに、ユーザが、コントロールパッド112上の右スイッチ206又は左スイッチ205をONすると、図22のステップ2028及び2032又は図23のステップ2044及び2048の判定がYESとなって、図22のステップ2033〜2035又は図23のステップ2049〜2051が実行される。
【0109】
右スイッチ206がONされた場合は、更にレジスタA2の値が3になっていなければ図22のステップ2033の判定がYESとなってステップ2034でレジスタA2の値が+1インクリメントされ、レジスタA2の値が3になっていればステップ2033の判定がNOとなってレジスタA2の値は変化しない。一方、左スイッチ205がONされた場合は、更にレジスタA2の値が1になっていなければ図23のステップ2049の判定がYESとなってステップ2050でレジスタA2の値が+1デクリメントされ、レジスタA2の値が1になっていればステップ2049の判定がNOとなってレジスタA2の値は変化しない。
【0110】
図22のステップ2035又は図23のステップ2051においては、CPU101は、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶されるアンケート画面用のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、質問番号2の選択答表示と答選択用絵(図50参照)に対応するセルの部分のみを、プログラム/データROM107上の図6に示されるBM−B面用のバックグラウンド画像データ領域から読み出したレジスタA2の新たな値に対応する新たなセルと置き換える。この結果、質問番号2の選択答表示と答選択用絵が3種類の表示のうちで順次変化する。その後、図20のステップ2002の処理に戻る。
【0111】
質問番号(#)の値が3或いは4であるときに、ユーザが、コントロールパッド112上の右スイッチ206又は左スイッチ205をONした場合には、図22のステップ2028及び2036又は図23のステップ2044及び2052の判定がYES、或いは、図22のステップ2028及び2040又は図23のステップ2044及び2056の判定がYESとなって、図22のステップ2037〜2039又は図23のステップ2053〜2055、或いは、図22のステップ2041〜2043又は図23のステップ2057〜2059が実行される。これらの場合の処理は、質問番号(#)の値が2の場合と同様である。
【0112】
即ち、レジスタA3或いはA4の値が1〜3の間でインクリメント又はデクリメントされた後、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶されるアンケート画面用のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、質問番号3或いは4の選択答表示(図50参照)に対応するセルの部分のみが、プログラム/データROM107上の図6に示されるBM−B面用のバックグラウンド画像データ領域から読み出されたレジスタA3或いはA4の新たな値に対応する新たなセルと置き換える。この結果、質問番号3或いは4の選択答表示がそれぞれ3種類の表示のうちで順次変化する。
【0113】
質問番号(#)の値が1〜4であるときに、ユーザが、コントロールパッド112上のENTERスイッチ202をONすると、図24のステップ2060の判定がYES、ステップ2061の判定がNOとなって、図20のステップ2002の処理に戻る。
【0114】
また、質問番号(#)の値が5であるとき、即ち、説明ふきだしが終了表示を示しているときに、ユーザが、コントロールパッド112上のENTERスイッチ202をONすると、図24のステップ2060及び2061の判定が共にYESとなる。この結果、ステップ2062で、CPU101は、アンケート結果を示すレジスタA1〜A4の値に基づいて、プログラム/データROM107上の特には図示しないテーブルを参照することにより、ロードすべきファイル番号を決定する。そして、前述した図13のステップ1304のファイルロード処理の場合と同様にして(図18のステップ1621参照)、CPU101は、上述のファイル番号に対応するワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD8+8×((FN)−1)}〜{AD8+8×((FN)−1)+7}に記憶されているパーツ種データである10種類のパーツ番号を、それぞれ、ワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD1}〜{AD1+7}にストアする。
【0115】
このようにして、ワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD1}〜{AD1+7}にストアされたユーザが選択したファイルに含まれる似顔絵のパーツ番号に対応する各パーツは、以下に説明する図13のステップ1306の顔作成処理において、プログラム/データROM107からSRAM103又はDP−RAM104に転送されてVDP102を介してテレビ111に表示され、ユーザは、このデータをもとにして似顔絵を編集することができ、また、必要に応じてファイルとしてセーブすることができる。
顔作成処理のフロー
前述したように、ユーザは、ファイル操作画面で選択したファイルアイコンに対応するファイルのデータ、又はアンケート画面で設定したアンケート結果に最も近い特徴を有するファイルのデータを、SRAM103又はDP−RAM104にロードさせ、このデータをもとにして、図13のステップ1306の顔作成処理によって、似顔絵を編集することができる。
【0116】
図51に基本システム画面の出力状態を示す。この画面は、図4で説明したように、図52〜図57に示されるBG−A面、BM−B面、OBJ−A面、BM−A面、OBJ−B面及びBG−B面が、手前の表示面にアサインされる画像ほど表示のプライオリティが高くそれより奥の表示面にアサインされている画像を隠して表示されるように重ねて表示されることにより、生成される。ここで、選択アイコン、説明ふきだし、コマンドアイコン等は、図57に示されるように、BG−B面に配置され、似顔絵画像は図53〜図56に示されるように、BM−B面、OBJ−A面、BM−A面、及びOBJ−B面に配置されるため、アイコンなどのユーザインタフェースに必要なグラフィックパーツは、隠れることなく常に可視状態におかれる。そして、奥のBG−A面に背景画像が配置され、この背景画像は、BG−B面、BM−B面、OBJ−A面、BM−A面、及びOBJ−B面の全てが透明である部分に見えることになる。また、説明ふきだしは、図57に示されるように、BG−B面に配置されるが、その内部の文字部分のセルのみが書き換えられることにより、他の画像に影響を与えずに説明文を変更することができる。
【0117】
次に、本実施例では、似顔絵を簡単に編集可能とするために、目、鼻、まゆ、りんかく、髪等のグラフィックパーツを組み合わせることにより似顔絵画像を合成している。この場合に、これらのグラフィックパーツを全て1つのメモリ上に展開すると、〔発明が解決しようとする課題〕の項で説明したように、例えば1つのメモリ上において、同時にアクセスされるグラフィックパーツを構成するセルの数が増加すると、そのメモリを用いて表現されるグラフィックを例えば移動させるためには、一度に多くのセルを移動させるための制御を行わねばならず、処理の開始から完了までに多くの時間がかかり、結果的に表示動作の反応速度が低下してしまう。また、展開可能なメモリ領域が制限される結果、画像データの1ドットあたりのビット数、即ち色数を制限しなければならなくなる場合も生じる。
【0118】
そこで、本実施例では、所定のグラフィックパーツ毎にそれらを異なるメモリ上の異なる表示面に配置することにより、処理時間の短縮と表示色数の増加を実現させている。具体的には、本実施例においては、図5及び図53〜図56に示されるように、DP−RAM104上のBM−A面に前髪、同じくDP−RAM104上のBM−B面に後ろ髪とりんかく(首を含む)、SRAM103上のOBJ−A面に鼻、目、口、同じくSRAM103上のOBJ−B面にまゆ、せりふ、せりふ枠が、それぞれ配置される。
【0119】
このように、グラフィックパーツがSRAM103とDP−RAM104に振り分けられることで、図3に示される構成を有するVDP102は、SRAMインタフェース部302によるSRAM103に対するアクセスと、DP−RAMインタフェース部303によるDP−RAM104に対するアクセスとを独立して行うことができ、この結果、画像表示性能を向上させることが可能となる。
【0120】
次に、顔作成処理では、以下の24のケースの処理が実行される。
(ケース1)
ユーザは、図51に示される顔作成処理時にテレビ111に表示される基本システム画面を見ながら、SELスイッチ201によって、選択アイコンの選択とコマンドアイコンの選択を切り換えることができる。
(ケース2)
ユーザは、コマンドアイコンの何れかが強調表示されているときに上スイッチ203又は下スイッチ204をONすることによって、コマンドアイコンである「セーブ」アイコンと「モード選択に戻る」アイコンを切り換えることができる。
(ケース3)
ユーザは、コマンドアイコンの何れかが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすることによって、「モード選択に戻る」アイコンが強調表示されているときにはモード選択画面に戻ることができ、「セーブ」アイコンが強調表示されているときには現在作成されている似顔絵データをファイルにセーブすることができる。
(ケース4)
ユーザは、似顔絵のパーツを選択するための図69(a) に示される第1階層の7種類の選択アイコンの何れかが強調表示されているときに左スイッチ205又は右スイッチ206をONすることにより、選択すべき選択アイコンを移動させることができ、同時に図51に示される説明ふきだしの内容が図63(K-a) 〜図64(K-g) に示されるように変化する。上スイッチ203及び下スイッチ204の操作は無効である。
(ケース5)
ユーザは、図69(a) に示される第1階層のふきだし以外の選択アイコンの何れかが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすることにより、第1階層の選択アイコンに対応する特には図示しない第2階層のふきだし以外の選択アイコンを表示させることができる。
(ケース6)
ユーザは、第2階層のふきだし以外の選択アイコンの何れかが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすると、図69(a) に示される第1階層の選択アイコンの表示に戻ることができる。
(ケース7)
ユーザは、第2階層のふきだし以外の選択アイコンの何れかが強調表示されているときに左スイッチ205又は右スイッチ206をONすることにより、選択される選択アイコンを移動させると同時に、選択されたパーツを表示させることができる。
(ケース8)
ユーザは、図69(a) に示される第1階層のふきだしの選択アイコンが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすることで、図69(b) に示される第2階層のふきだしの選択アイコンを表示させることができる。
(ケース9)
ユーザは、図69(b) に示される第2階層のふきだしの選択アイコンの何れかが強調表示されているときに左スイッチ205又は右スイッチ206をONすることによって、選択すべき選択アイコンを移動させることができ、同時に図51に示される説明ふきだしの内容が図65(C-0) 〜(C-2) に示されるように変化する。
(ケース10)
ユーザは、図69(b) に示される第2階層のふきだしの選択アイコンの何れかが強調表示されているときに上スイッチ203をONすることによって、図69(a) に示される第1階層の選択アイコンの表示に戻ることができる。
(ケース11)
ユーザは、図69(b) に示される第2階層のふきだしの選択アイコン中のせりふ選択の選択アイコンが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすることにより、せりふ選択の選択アイコンに対応する図69(c) に示される第3階層の選択アイコンを表示させることができる。
【0121】
図69(c) に示されるように、ユーザは、ふきだしとして表示するせりふを、現在のファイル名、或いは、予めプリセットされたせりふの中から選択することができ、それに対して修正を加えることができる。
(ケース12)
ユーザは、図69(c) に示される第3階層のせりふ選択の選択アイコンの何れかが強調表示されているときに左スイッチ205又は右スイッチ206をONすることにより、選択される選択アイコンを移動させることができ、同時に図51に示される説明ふきだしの内容が例えば図66(S-0) 〜(S-3) (左端から4つの選択アイコンに対応)に示されるように変化する。
(ケース13)
ユーザは、図69(c) に示される第3階層のせりふ選択の選択アイコンの何れかが強調表示されているときに上スイッチ203をONすることによって、図69(b) に示される第2階層のふきだしの選択アイコンの表示に戻ることができる。
(ケース14)
ユーザは、図69(c) に示される第3階層のせりふ選択の選択アイコンの何れかが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすることによって、図58に示される文字入力画面の入力済文字表示部に選択したせりふを表示させることができる。
(ケース15)
ユーザは、ケース14で文字入力画面を表示させているときにSELスイッチ201をONすることにより、文字表示部内のカーソル移動と入力済文字表示部内のカーソル移動とを切換えることができる。
(ケース16)
ユーザは、ケース14で文字入力画面を表示させているときに上スイッチ203又は下スイッチ204をONすることにより、文字表示部内のカーソルを上下に移動させることができる。
(ケース17)
ユーザは、ケース14で文字入力画面を表示させカーソルが文字表示部内にあるときに左スイッチ205又は右スイッチ206をONすることにより、文字表示部内のカーソルを左右に移動させることができる。
(ケース18)
ユーザは、ケース14で文字入力画面を表示させカーソルが入力済文字表示部内にあるときに左スイッチ205又は右スイッチ206をONすることにより、文字表示部内又は入力済文字表示部内でカーソルを左右に移動させることができる。
(ケース19)
ユーザは、ケース14で文字入力画面を表示させているときに文字表示部内で終了文字以外の文字(図58参照)を選んでENTERスイッチ202をONすることにより、文字表示部内で現在選択している文字を入力済文字表示部に表示させることができる。
(ケース20)
ユーザは、ケース14で文字入力画面を表示させているときに文字表示部内で終了文字(図58参照)を選んでENTERスイッチ202をONすることにより、入力済文字表示部に文字が存在しそれらの文字が非定型文を構成しているならそれをそのまま基本システム画面上のふきだしの文字として表示させることができる。また、入力済文字表示部内の文字が定型文を構成しているなら、現在選択されているせりふ枠の形に応じてその文を変換した後に、基本システム画面上のふきだしの文字として表示させることができる。その後、図69(d) に示される第3階層のせりふ枠の選択アイコンが表示され、ユーザは、せりふ枠の形を選択することができる。
(ケース21)
ユーザは、図69(b) に示される第2階層のふきだしの選択アイコン中のせりふ作成の選択アイコンが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすることにより、図58に示される文字入力画面が表示され、文字表示部から文字を選択することにより、せりふを作成することができる。
(ケース22)
ユーザは、図69(b) に示される第2階層のふきだしの選択アイコン中のせりふ枠の選択アイコンが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすることにより、せりふ枠の形の選択アイコンに対応する図69(d) に示される第3階層の選択アイコンを表示させることができる。
(ケース23)
ユーザは、図69(d) に示される第3階層のせりふ枠の形の選択アイコンの何れかが強調表示されているときに左スイッチ205又は右スイッチ206をONすることにより、選択される選択アイコンを移動させることができ、同時にケース20の場合と同様に作成されているせりふ文が定型文ならば選択された選択アイコンに対応するふきだしの形に従ってその文が変換され、表示されるせりふ文とふきだしの枠の形が変化する。
【0122】
このように、ふきだしのせりふ文として定型文が選択されているときに、ふきしたの形に従ってそのせりふ文を自動的に変換できる。
(ケース24)
ユーザは、図69(c) に示される第3階層のせりふ枠の形の選択アイコンの何れかが強調表示されているときに上スイッチ203をONすることによって、図69(b) に示される第2階層のふきだしの選択アイコンの表示に戻ることができる。
上述の各ケースの動作は、図13のステップ1306の顔作成処理に対応する図26〜図40の動作フローチャートによって実現される。以下、これらの動作フローチャートに従って、上述の各ケース毎の動作を詳細に説明する。
(ケース1の詳細動作)
ケース1では、ユーザは、図51に示される顔作成処理時にテレビ111に表示される基本システム画面を見ながら、SELスイッチ201によって、選択アイコンの選択とコマンドアイコンの選択を切り換えることができる。
【0123】
まず、図26のステップ2601では、基本システム画面表示処理が実行される。この処理の詳細は、図38の動作フローチャートとして示される。
図38において、ステップ3801では、CPU101からVDP102に対して、出力画面のクリア命令が出される。この結果、テレビ111の画面表示がクリアされる。
【0124】
ステップ3802では、選択アイコンの選択位置を示すレジスタNの値と、選択アイコンの表示階層を示すレジスタKの値が、共に0にリセットされる。
ステップ3803では、CPU101は、プログラム/データROM107上の図6に示されるアイコン画像データのうち図8に示される00番〜60番の7種類のアイコンに対応する各アイコン選択番号00〜60を、ワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD2}〜{AD2+6}にストアする。
【0125】
ステップ3804では、CPU101は、ワークRAM108上のアドレスエリア{AD1}に記憶されている背景番号に対応する背景データ(図52参照)を、プログラム/データROM107上の図6に示されるBG−A面用の背景データA−1〜A−7のうちから読み出して、それを、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のBG−A面の記憶領域に転送する(図5の基本システム画面参照)。
【0126】
ステップ3805では、CPU101は、プログラム/データROM107内の図6に示されるBG−B面用のバックグラウンド画像データである基本システム画面データ(システム画面データ)を、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のBG−B面の記憶領域に転送する(図5の基本システム画面のシステムに対応)。このときのイメージは、図57に示されるBG−B面のイメージのうち、図63(K-a) に示される内容を表示する説明ふきだしとコマンドアイコンの部分に対応するものである。
【0127】
ステップ3806では、CPU101は、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、選択アイコンに対応するセルの部分のみを、ステップ3803によってワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD2}〜{AD2+6}にストアされているアイコン番号に対応するプログラム/データROM107上の図8に示される7種類のパーツ種選択アイコンの画像データに置き換える(図5の基本システム画面のシステムに対応)。このときのイメージは、図57に示されるBG−B面のイメージのうち、7種類の選択アイコンの部分に対応するものである。選択アイコンは、図69(a) に示されるように、左から順に、背景、髪、りんかく、目・まゆ、鼻、口、ふきだしの7種類のパーツのイメージを表示する。
【0128】
次に、図39のステップ3901では、CPU101は、プログラム/データROM107の図6に示されるBG−A面用の7種類の背景画像データのうち、前述した図13のステップ1304のファイルロード処理又はステップ1305のアンケート画面処理によりワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD1}にストアされたパーツ番号に対応するものを読み出し、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のBG−A面の記憶領域に転送する(図5、図52参照)。図3に示される構成を有するVDP102は、前述したようにして、SRAM103上のBG−A面の記憶領域に転送された背景の画像データをテレビ111に表示する。
【0129】
ステップ3902では、CPU101は、プログラム/データROM107の図6に示されるBM−B面用の7種類の後ろ髪画像データのうち、前述した図13のステップ1304のファイルロード処理又はステップ1305のアンケート画面処理によってワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD1+1}にストアされたパーツ番号に対応するものを読み出し、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びDP−RAMインタフェース部303を介して、DP−RAM104のBM−B面の記憶領域の後ろ髪に対応するセルに転送する(図5、図53の後ろ髪の部分参照)。図3に示される構成を有するVDP102は、前述したようにして、DP−RAM104上のBM−B面の記憶領域に転送された後ろ髪の画像データをテレビ111に表示する。
【0130】
ステップ3903では、CPU101は、プログラム/データROM107の図6に示されるBM−A面用の7種類の前髪画像データのうち、前述した図13のステップ1304のファイルロード処理又はステップ1305のアンケート画面処理によってワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD1+1}にストアされたパーツ番号に対応するものを読み出し、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びDP−RAMインタフェース部303を介して、DP−RAM104のBM−A面の記憶領域に転送する(図5、図55参照)。図3に示される構成を有するVDP102は、前述したようにして、DP−RAM104上のBM−A面の記憶領域に転送された前髪の画像データをテレビ111に表示する。
【0131】
ステップ3904では、CPU101は、プログラム/データROM107の図6に示されるBM−B面用の7種類のりんかく画像データのうち、前述した図13のステップ1304のファイルロード処理又はステップ1305のアンケート画面処理によってワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD1+2}にストアされたパーツ番号に対応するものを読み出して、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びDP−RAMインタフェース部303を介して、DP−RAM104のBM−B面の記憶領域のりんかくに対応するセルに転送する(図5、図53のりんかくの部分を参照)。図3に示される構成を有するVDP102は、前述したようにして、DP−RAM104上のBM−B面の記憶領域に転送されたりんかくの画像データをテレビ111に表示する。
【0132】
ステップ3905では、CPU101は、プログラム/データROM107の図6及び図7に示されるOBJ−A面用の鼻の7種類の画像データのうち、前述した図13のステップ1304のファイルロード処理又はステップ1305のアンケート画面処理によってワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD1+4}にストアされたパーツ番号に対応するものを読み出し、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のOBJ−A面の空きオブジェクト記憶領域に転送する(図5、図54の鼻の部分を参照)。
【0133】
続くステップ3906では、CPU101は、ステップ3905で参照した鼻のパーツ番号に対応する座標データを、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、及びデータバス316を介してステップ3905で転送されたオブジェクト記憶領域に対応するオブジェクトアトリビュートメモリ部307のオブジェクト番号領域に転送する(図10参照)。
【0134】
ステップ3907では、CPU101は、プログラム/データROM107の図6及び図7に示されるOBJ−A面用の口の7種類の画像データのうち、前述した図13のステップ1304のファイルロード処理又はステップ1305のアンケート画面処理によってワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD1+5}にストアされたパーツ番号に対応するものを読み出し、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のOBJ−A面の空きオブジェクト記憶領域に転送する(図5、図54の口の部分を参照)。
【0135】
続くステップ3908では、CPU101は、ステップ3905で参照した口のパーツ番号に対応する座標データを、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、及びデータバス316を介してステップ3907で転送されたオブジェクト記憶領域に対応するオブジェクトアトリビュートメモリ部307のオブジェクト番号領域に転送する。
【0136】
図3に示される構成を有するVDP102は、前述したようにして、SRAM103上のOBJ−A面の記憶領域に転送された鼻と口の画像データを、オブジェクトアトリビュートメモリ部307に転送された座標データに対応する表示位置に表示する。
【0137】
ステップ3909では、CPU101は、プログラム/データROM107の図6及び図7に示されるOBJ−A面用の目の7種類の画像データのうち、前述した図13のステップ1304のファイルロード処理又はステップ1305のアンケート画面処理によってワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD1+3}にストアされたパーツ番号に対応するものを読み出し、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のOBJ−A面の空きオブジェクト記憶領域に転送する(図5、図54の目の部分を参照)。
【0138】
続くステップ3910では、CPU101は、ステップ3909で参照した目のパーツ番号に対応する座標データを、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、及びデータバス316を介してステップ3909で転送されたオブジェクト記憶領域に対応するオブジェクトアトリビュートメモリ部307のオブジェクト番号領域に転送する。
【0139】
図3に示される構成を有するVDP102は、前述したようにして、SRAM103上のOBJ−A面の記憶領域に転送された目の画像データを、オブジェクトアトリビュートメモリ部307に転送された座標データに対応する表示位置に表示する。
【0140】
ステップ3911では、CPU101は、プログラム/データROM107の図6及び図7に示されるOBJ−B面用のまゆの7種類の画像データのうち、前述した図13のステップ1304のファイルロード処理又はステップ1305のアンケート画面処理によってワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD1+3}にストアされたパーツ番号3に対応するものを読み出し、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のOBJ−B面の空きオブジェクト記憶領域に転送する(図5、図56のまゆの部分を参照)。
【0141】
続くステップ3912では、CPU101は、ステップ3911で参照したまゆのパーツ番号に対応する座標データを、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、及びデータバス316を介してステップ3911で転送されたオブジェクト記憶領域に対応するオブジェクトアトリビュートメモリ部307のオブジェクト番号領域に転送する。
【0142】
図3に示される構成を有するVDP102は、前述したようにして、SRAM103上のOBJ−B面の記憶領域に転送されたまゆの画像データを、オブジェクトアトリビュートメモリ部307に転送された座標データに対応する表示位置に表示する。
【0143】
最後に、ステップ3913においては、レジスタNの値0(図38のステップ3802参照)に対応する第1番目(左端)の背景の選択アイコンが強調表示される。具体的には、CPU101が、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、第1番目の選択アイコンに対応するセルの部分を、強調表示用のセルに置き換える。
【0144】
この処理の後に、図26のステップ2601の基本システム画面表示処理を終了する。この結果、例えば図51に示される基本システム画面(せりふ用ふきだしを除く)が表示される。
【0145】
続いて、ユーザが、表示された基本システム画面を見ながら、コントロールパッド112上のSELスイッチ201をONすると、図26のステップ2602と2606と図28のステップ2801と2804の判定がNOとなった後、図28のステップ2810の判定がYESとなる。
【0146】
この結果、ステップ2811で、選択アイコンとコマンドアイコンの何れかを選択するためのレジスタSFの値が0と1の間で反転させられた後、選択アイコンの表示階層を示すレジスタKの値が0にリセットされる。
【0147】
そして、レジスタSFの値が0ならば、ステップ2812の判定がYESとなり、ステップ2813で、レジスタNの値が示す番号の選択アイコンが強調表示される。具体的には、CPU101が、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、レジスタNの値に対応する番号の選択アイコンに対応するセルの部分を、強調表示用のセルに置き換える。その後、図26のステップ2602の処理に戻る。
【0148】
一方、レジスタSFの値が1ならば、ステップ2812の判定がNOとなり、更にステップ2807で、2つのコマンドアイコンのうちの一方を示すためのレジスタMの値が判定される。
【0149】
レジスタMの値が0でステップ2807の判定がYESならば、ステップ2808で、「セーブ」アイコン(図51参照)が強調表示される。具体的には、CPU101が、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、「セーブ」アイコンに対応するセルの部分を、強調表示用のセルに置き換える。その後、図26のステップ2602の処理に戻る。
【0150】
レジスタMの値が1でステップ2807の判定がNOならば、ステップ2809で、「モード選択画面に戻る」アイコン(図51参照)が強調表示される。具体的には、CPU101が、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、「モード選択画面に戻る」アイコンに対応するセルの部分を、強調表示用のセルに置き換える。その後、図26のステップ2602の処理に戻る。
(ケース2の詳細動作)
ケース2では、ユーザは、コマンドアイコンの何れかが強調表示されているときに上スイッチ203又は下スイッチ204をONすることにより、コマンドアイコンである「セーブ」アイコンと「モード選択に戻る」アイコンを切り換えることができる。
【0151】
ユーザがコマンドアイコンの何れかが強調表示されているときに上スイッチ203をONすると、図26のステップ2602と2606の判定がNOとなった後、図28のステップ2801と2802の判定がYESとなる。
【0152】
この結果、ステップ2803でレジスタMに値0がセットされ、ステップ2807の判定がYESとなって、ステップ2808で、「セーブ」アイコン(図51参照)が強調表示される。具体的には、CPU101が、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、「セーブ」アイコンに対応するセルの部分を、強調表示用のセルに置き換える。その後、図26のステップ2602の処理に戻る。
【0153】
一方、ユーザがコマンドアイコンの何れかが強調表示されているときに下スイッチ204をONすると、図26のステップ2602と2606と図28のステップ2801の判定がNOとなった後、図28のステップ2804と2805の判定がYESとなる。
【0154】
この結果、ステップ2806でレジスタMに値1がセットされ、ステップ2807の判定がNOとなって、ステップ2809で、「モード選択画面に戻る」アイコン(図51参照)が強調表示される。具体的には、CPU101が、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、「モード選択画面に戻る」アイコンに対応するセルの部分を、強調表示用のセルに置き換える。その後、図26のステップ2602の処理に戻る。
【0155】
なお、ユーザがコマンドアイコンの何れかが強調表示されているときに左スイッチ205又は右スイッチ206をONした場合には、図26のステップ2602又は2606の判定がYESとなった後、ステップ2603又は2607の判定がNOとなってステップ2602の処理に戻り、左スイッチ205又は右スイッチ206の操作は無効とされる。
(ケース3の詳細動作)
ケース3では、ユーザは、コマンドアイコンの何れかが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすることによって、「モード選択に戻る」アイコンが強調表示されているときにはモード選択画面に戻ることができ、「セーブ」アイコンアイコンが強調表示されているときには現在作成されている似顔絵データをファイルにセーブすることができる。
【0156】
ユーザが「モード選択に戻る」アイコンが強調表示されているときにENTERスイッチ202上のスイッチ203をONすると、図26のステップ2602と2606と図28のステップ2801と2804と2810の判定がNOとなった後、図29のステップ2901の判定がYES、ステップ2902と2903の判定がNOとなる。
【0157】
そして、ステップ2905でレジスタMODEにモード番号として値0がセットされ、図13のステップ1306の顔作成処理を終了する。
この結果、ステップ1307の判定の後、前述したステップ1302のモード選択処理に処理が戻る。
【0158】
ユーザが「セーブ」アイコンが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすると、図26のステップ2602と2606と図28のステップ2801と2804と2810の判定がNOとなった後に、図29のステップ2901の判定がYES、ステップ2902の判定がNO、ステップ2903の判定がYESとなる。
【0159】
そして、ステップ2904でレジスタMODEにモード番号として値3がセットされ、図13のステップ1306の顔作成処理を終了する。
この結果、ステップ1307の判定の後、後述するステップ1308と1309で、ファイルセーブのための処理が実行される。
(ケース4の詳細動作)
ケース4では、ユーザは、似顔絵のパーツを選択するための図69(a) に示される第1階層の7種類の選択アイコンの何れかが強調表示されているときに左スイッチ205又は右スイッチ206をONすることにより、選択すべき選択アイコンを移動させることができ、同時に図51に示される説明ふきだしの内容が図63(K-a) 〜図64(K-g) に示されるように変化する。上スイッチ203及び下スイッチ204の操作は無効である。
【0160】
ユーザが選択アイコンの何れかが強調表示されているときに左スイッチ205をONすると、ステップ2602と2603の判定がYESとなり、更にレジスタNの値が0でなく第1番目(左端)の選択アイコンが強調表示されていなければステップ2604の判定がYESとなって、ステップ2605でレジスタNの値が−1される。この結果、選択される選択アイコンが1つ左に移動したことになる。レジスタNの値が0で第1番目(左端)の選択アイコンが強調表示されている場合には、ステップ2604の判定がNOとなってステップ2602の処理に戻り、左スイッチ205の操作は無効とされる。
【0161】
一方、ユーザが選択アイコンの何れかが強調表示されているときに右スイッチ206をONすると、ステップ2602の判定がNOとなった後、ステップ2606と2607の判定がYESとなり、更にレジスタNの値が6でなく第7番目(右端)の選択アイコンが強調表示されていなければステップ2608の判定がYESとなって、ステップ2609でレジスタNの値が+1される。この結果、選択される選択アイコンが1つ右に移動したことになる。レジスタNの値が6で第7番目(右端)の選択アイコンが強調表示されている場合には、ステップ2608の判定がNOとなってステップ2602の処理に戻り、右スイッチ206の操作は無効とされる。
【0162】
ステップ2605又は2609の処理の後に、ステップ2610では、レジスタNの値に対応する番号の選択アイコンが強調表示される。具体的には、CPU101が、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、レジスタNの値に対応する番号の選択アイコンに対応するセルの部分を、強調表示用のセルに置き換えると共に、例えば、レジスタNの値+1(ステップ2605→2610の場合)又はレジスタNの値−1(ステップ2609→2610の場合)に対応する今まで強調表示されていた選択アイコンに対応するセルの部分を通常表示用のセルに置き換える。
【0163】
ステップ2610の処理の後、現在は第1階層の選択アイコンが表示されており選択アイコンの表示階層を示すレジスタKの値は0であるからステップ2611の判定がYESとなる。
【0164】
続いて、図69(a) の7種類の選択アイコンのうち現在強調表示されている選択アイコンに応じて、図26のステップ2612、図27のステップ2701、2703、2705、2707、2709、又は2711の何れかの判定がYESとなり、図26のステップ2613、図27のステップ2702、2704、2706、2708、2710、又は2712において、CPU101により、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データ(図57参照)を構成するセルのうち、説明ふきだしに対応するセルを、図63(K-a) 〜図64(K-g) の何れかの内容に対応するセルに置き換える。このセルのデータは、プログラム/データROM107上の図6に示されるBG−B面用の画像データのうちの基本システム画面用の画像データに含まれている。
【0165】
その後、図26のステップ2602の処理に戻る。
なお、ユーザが選択アイコンの何れかが強調表示されているときに上スイッチ203又は下スイッチ204をONした場合には、図28のステップ2801又は2804の判定がYESとなった後、ステップ2802又は2805の判定がNOとなってステップ2810と図29のステップ2901の判定がNOとなった後に図26のステップ2602の処理に戻り、上スイッチ203又は下スイッチ204の操作は無効とされる。
(ケース5の詳細動作)
ケース5では、ユーザは、図69(a) に示される第1階層のふきだし以外の選択アイコンの何れかが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすることにより、第1階層の選択アイコンに対応する特には図示しない第2階層のふきだし以外の選択アイコンを表示させることができる。
【0166】
ユーザが第1階層のふきだし以外の選択アイコンの何れかが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすると、図26のステップ2602と2606の判定がNO、図28のステップ2801と2804と2810の判定がNO、図29のステップ2901と2902と2906の判定がYESとなる。
【0167】
この結果、まず、ステップ2907で、レジスタN1にレジスタNの値が退避させられ、次に、ステップ2908でレジスタKに第2階層を示す値1がセットされる。
【0168】
そして、ふきだし以外の選択アイコンの番号は6でないからステップ2909の判定がYESとなる。
この結果、ステップ2910で、CPU101は、プログラム/データROM107上の図6に示されるアイコン画像データのうち図8に示される(N1)0番〜(N1)6番の7種類のアイコンに対応する各アイコン選択番号(N1)0番〜(N1)6番を、ワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD2}〜{AD2+6}にストアする。なお、(N1)は、レジスタN1が示す値を表わす。例えば、第1階層の背景の選択アイコンが強調表示されているときにENTERスイッチ202がONされてレジスタN1の値が0となっているならば、図8に示される00番〜06番の7種類の背景アイコンに対応する各アイコン選択番号が、アドレスエリア{AD2}〜{AD2+6}にストアされる。
【0169】
次に、ステップ2911では、CPU101は、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、選択アイコンに対応するセルの部分のみを、ステップ2910によってワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD2}〜{AD2+6}にストアされたアイコン番号に対応するプログラム/データROM107上の図8に示される背景用アイコン、髪用アイコン、りんかく用アイコン、目・まゆ用アイコン、鼻用アイコン、又は口用アイコンのそれぞれ7種類の選択アイコンの特には図示しない画像データに置き換える。
【0170】
その後、ステップ2912で、第2階層の選択アイコンの選択位置を示すレジスタNに値0がセットされ、図26のステップ2602の処理に戻る。
(ケース6の詳細動作)
ケース6では、ユーザは、第2階層のふきだし以外の選択アイコンの何れかが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすると、図69(a) に示される第1階層の選択アイコンの表示に戻ることができる。
【0171】
ユーザが第2階層のふきだし以外の選択アイコンの何れかが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすると、図26のステップ2602と2606の判定がNO、図28のステップ2801と2804と2810の判定がNO、図29のステップ2901と2902の判定がYES、ステップ2906の判定がNOとなる。
【0172】
この結果、ステップ2913で、CPU101は、プログラム/データROM107上の図6に示されるアイコン画像データのうち図8に示される00番〜60番の7種類のアイコンに対応する各アイコン選択番号00〜60を、ワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD2}〜{AD2+6}にストアする。
【0173】
次に、ステップ2914で、CPU101は、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、選択アイコンに対応するセルの部分のみを、ステップ2913によってワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD2}〜{AD2+6}にストアされたアイコン番号に対応するプログラム/データROM107上の図8及び図69(a) に示される7種類のパーツ種選択アイコンの画像データに置き換える。
【0174】
その後、ステップ2915で、レジスタKに第1階層を示す値0がセットされる。
更に、ステップ2916で、レジスタNに、レジスタN1に退避させられていた値が戻される。
【0175】
その後、図26のステップ2602の処理に戻る。
(ケース7の詳細動作)
ケース7では、ユーザは、第2階層のふきだし以外の選択アイコンの何れかが強調表示されているときに左スイッチ205又は右スイッチ206をONすることにより、選択される選択アイコンを移動させると同時に、選択されたパーツを表示させることができる。
【0176】
ユーザが第2階層のふきだし以外の選択アイコンの何れかが強調表示されているときに左スイッチ205をONすると、ステップ2602と2603の判定がYESとなり、更にレジスタNの値が0でなく第1番目(左端)の選択アイコンが強調表示されていなければステップ2604の判定がYESとなって、ステップ2605でレジスタNの値が−1される。この結果、第2階層で選択される選択アイコンが1つ左に移動したことになる。レジスタNの値が0で第1番目(左端)の選択アイコンが強調表示されている場合には、ステップ2604の判定がNOとなってステップ2602の処理に戻り、左スイッチ205の操作は無効とされる。
【0177】
一方、ユーザが第2階層のふきだし以外の選択アイコンの何れかが強調表示されているときに右スイッチ206をONすると、ステップ2602の判定がNOとなった後、ステップ2606と2607の判定がYESとなり、更にレジスタNの値が6でなく第7番目(右端)の選択アイコンが強調表示されていなければステップ2608の判定がYESとなって、ステップ2609でレジスタNの値が+1される。この結果、第2階層で選択される選択アイコンが1つ右に移動したことになる。レジスタNの値が6で第7番目(右端)の選択アイコンが強調表示されている場合には、ステップ2608の判定がNOとなってステップ2602の処理に戻り、右スイッチ206の操作は無効とされる。
【0178】
ステップ2605又は2609の処理の後に、ステップ2610では、レジスタNの値に対応する番号の選択アイコンが強調表示される。具体的には、CPU101が、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、レジスタNの値に対応する番号の選択アイコンに対応するセルの部分を、強調表示用のセルに置き換えると共に、例えば、レジスタNの値+1(ステップ2605→2610の場合)又はレジスタNの値−1(ステップ2609→2610の場合)に対応する今まで強調表示されていた選択アイコンに対応するセルの部分を通常表示用のセルに置き換える。
【0179】
ステップ2610の処理の後、現在は第2階層のふきだし以外の選択アイコンが表示されており選択アイコンの表示階層を示すレジスタKの値は1であるからステップ2611の判定がNOとなる。
【0180】
この結果、図30のステップ3001では、CPU101は、プログラム/データROM107上の図6に示されるアイコン画像データのうち図8に示されるパーツ番号{(N1)(N)}番のアイコンに対応するアイコン選択番号{(N1)(N)}番を、第1階層で選択された選択アイコン(図69(a) の左側6種類のうちの何れか)に対応するワークRAM108の図9に示されるアドレスエリア{AD1+(N1)}({AD1}〜{AD1+5}の何れか)にストアする。ここで、(N1)はレジスタN1の値、(N)はレジスタNの値である。例えば、第1階層で図69(a) に示される第1番目(左端)の背景の選択アイコンが強調表示されているときにENTERスイッチ202がONされた場合はレジスタN1の値は0であり、第2階層で左スイッチ205又は右スイッチ206がONされた後に第1番目の(左端)の選択アイコンが強調表示された場合はレジスタNの値は0となる。この結果、図8に示される00番の背景アイコンに対応するアイコン選択番号00番が、ワークRAM108の図9に示されるアドレスエリア{AD1}にストアされる。
【0181】
その後、第1階層で選択された選択アイコンの番号N1(レジスタN1の値)に応じて、ステップ3002、3004、3007、3009、又は3012の何れかの判定がYESとなる。
【0182】
ユーザが、第1階層で第1番目(左端)の背景の選択アイコン(図69(a) 参照)を選択した後に、第2階層で左スイッチ205又は右スイッチ206をONした場合には、ステップ3002の判定がYESとなる。
【0183】
この結果、ステップ3003で、CPU101は、プログラム/データROM107の図6に示されるBG−A面用の7種類の背景画像データのうち、ステップ3001でワークRAM108のアドレスエリア{AD1}にストアされたパーツ番号0(N)の背景アイコン(図8参照)に対応するものを読み出して、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のBG−A面の記憶領域に転送する(図52参照)。図3に示される構成を有するVDP102は、前述したようにして、SRAM103上のBG−A面の記憶領域に転送された背景の画像データをテレビ111に表示する。
【0184】
その後、図26のステップ2602の処理に戻る。
ユーザが、第1階層で第2番目の髪の選択アイコン(図69(a) 参照)を選択した後に、第2階層で左スイッチ205又は右スイッチ206をONした場合には、ステップ3004の判定がYESとなる。
【0185】
この結果、まず、ステップ3005で、CPU101は、プログラム/データROM107の図6に示されるBM−B面用の7種類の後ろ髪画像データのうち、ステップ3001でワークRAM108のアドレスエリア{AD1+1}にストアされたパーツ番号1(N)の髪アイコンに対応するものを読み出して、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びDP−RAMインタフェース部303を介して、DP−RAM104のBM−B面の記憶領域の後ろ髪に対応するセルに転送する(図53の後ろ髪の部分参照)。図3に示される構成を有するVDP102は、前述したようにして、DP−RAM104上のBM−B面の記憶領域に転送された後ろ髪の画像データをテレビ111に表示する。
【0186】
次に、ステップ3006で、CPU101は、プログラム/データROM107の図6に示されるBM−A面用の7種類の前髪画像データのうち、ステップ3001でワークRAM108のアドレスエリア{AD1+1}にストアされたパーツ番号1(N)の髪アイコンに対応するものを読み出して、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びDP−RAMインタフェース部303を介して、DP−RAM104のBM−A面の記憶領域に転送する(図55参照)。図3に示される構成を有するVDP102は、前述したようにして、DP−RAM104上のBM−A面の記憶領域に転送された前髪の画像データをテレビ111に表示する。
【0187】
その後、図26のステップ2602の処理に戻る。
ユーザが、第1階層で第3番目のりんかくの選択アイコン(図69(a) 参照)を選択した後に、第2階層で左スイッチ205又は右スイッチ206をONした場合には、ステップ3007の判定がYESとなる。
【0188】
この結果、ステップ3008で、CPU101は、プログラム/データROM107の図6に示されるBM−B面用の7種類のりんかく画像データのうち、ステップ3001でワークRAM108のアドレスエリア{AD1+2}にストアされたパーツ番号2(N)のりんかくアイコンに対応するものを読み出して、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びDP−RAMインタフェース部303を介して、DP−RAM104のBM−B面の記憶領域のりんかくに対応するセルに転送する(図53のりんかくの部分を参照)。図3に示される構成を有するVDP102は、前述したようにして、DP−RAM104上のBM−B面の記憶領域に転送されたりんかくの画像データをテレビ111に表示する。
【0189】
その後、図26のステップ2602の処理に戻る。
ユーザが、第1階層で第5番目の鼻又は第6番目の口の何れかの選択アイコン(図69(a) 参照)を選択した後に、第2階層で左スイッチ205又は右スイッチ206をONした場合には、ステップ3009の判定がYESとなる。
【0190】
この結果、まず、ステップ3010で、CPU101は、プログラム/データROM107の図6及び図7に示されるOBJ−A面用の鼻又は口のそれぞれ7種類の画像データのうち、ステップ3001でワークRAM108のアドレスエリア{AD1+N1}({AD1+4}又は{AD1+5})にストアされたパーツ番号(N1)(N)の鼻アイコン又は口アイコンに対応するものを読み出して、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のOBJ−A面の空きオブジェクト記憶領域に転送する(図54の鼻と口の部分を参照)。
【0191】
次に、ステップ3011で、CPU101は、ステップ3001でワークRAM108のアドレスエリア{AD1+N1}({AD1+4}又は{AD1+5})にストアされたパーツ番号(N1)(N)の鼻アイコン又は口アイコンに対応する座標データを、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、及びデータバス316を介してステップ3010で転送されたオブジェクト記憶領域に対応するオブジェクトアトリビュートメモリ部307のオブジェクト番号領域に転送する(図10参照)。
【0192】
図3に示される構成を有するVDP102は、前述したようにして、SRAM103上のOBJ−A面の記憶領域に転送された鼻又は口の画像データを、オブジェクトアトリビュートメモリ部307に転送された座標データに対応する表示位置に表示する。
【0193】
その後、図26のステップ2602の処理に戻る。
ユーザが、第1階層で第3番目の目・まゆの選択アイコン(図69(a) 参照)を選択した後に、第2階層で左スイッチ205又は右スイッチ206をONした場合には、ステップ3012の判定がYESとなる。
【0194】
この結果、まず、ステップ3013で、CPU101は、プログラム/データROM107の図6及び図7に示されるOBJ−A面用の目の7種類の画像データのうち、ステップ3001でワークRAM108のアドレスエリア{AD1+3}にストアされたパーツ番号3(N)の目・まゆアイコンに対応するものを読み出して、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のOBJ−A面の空きオブジェクト記憶領域に転送する(図54の目の部分を参照)。
【0195】
次に、ステップ3014で、CPU101は、ステップ3001でワークRAM108のアドレスエリア{AD1+3}にストアされたパーツ番号3(N)の目・まゆアイコンに対応する座標データを、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、及びデータバス316を介してステップ3013で転送されたオブジェクト記憶領域に対応するオブジェクトアトリビュートメモリ部307のオブジェクト番号領域に転送する。
【0196】
図3に示される構成を有するVDP102は、前述したようにして、SRAM103上のOBJ−A面の記憶領域に転送された目の画像データを、オブジェクトアトリビュートメモリ部307に転送された座標データに対応する表示位置に表示する。
【0197】
続いて、ステップ3015で、CPU101は、プログラム/データROM107の図6及び図7に示されるOBJ−B面用のまゆの7種類の画像データのうち、ステップ3001でワークRAM108のアドレスエリア{AD1+3}にストアされたパーツ番号3(N)の目・まゆアイコンに対応するものを読み出して、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のOBJ−B面の空きオブジェクト記憶領域に転送する(図56のまゆの部分を参照)。
【0198】
次に、ステップ3016で、CPU101は、ステップ3001でワークRAM108のアドレスエリア{AD1+3}にストアされたパーツ番号3(N)の目・まゆアイコンに対応する座標データを、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、及びデータバス316を介してステップ3015で転送されたオブジェクト記憶領域に対応するオブジェクトアトリビュートメモリ部307のオブジェクト番号領域に転送する。
【0199】
図3に示される構成を有するVDP102は、前述したようにして、SRAM103上のOBJ−B面の記憶領域に転送されたまゆの画像データを、オブジェクトアトリビュートメモリ部307に転送された座標データに対応する表示位置に表示する。
【0200】
その後、図26のステップ2602の処理に戻る。
(ケース8の詳細動作)
ケース8では、ユーザは、図69(a) に示される第1階層のふきだしの選択アイコンが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすることで、図69(b) に示される第2階層のふきだしの選択アイコンを表示させることができる。
【0201】
ユーザが第1階層のふきだしの選択アイコンが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすると、図26のステップ2602と2606の判定がNO、図28のステップ2801と2804と2810の判定がNO、図29のステップ2901と2902と2906の判定がYESとなる。
【0202】
この結果、まず、ステップ2907で、レジスタN1にレジスタNの値が退避させられ、次に、ステップ2908でレジスタKに第2階層を示す値1がセットされる。
【0203】
そして、ふきだしの選択アイコンの番号は6であるからステップ2909の判定がNOとなる。
この結果、図31のステップ3101で、CPU101は、プログラム/データROM107上の図6に示されるアイコン画像データのうち図8に示される70番、71番、及び72番の3種類のアイコンに対応する各アイコン選択番号70番、71番、及び72番を、ワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD2}〜{AD2+2}にストアする。また、CPU101は、ワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD2+3}〜{AD2+6}にはヌル(NUL)データをストアする。
【0204】
次に、ステップ3102では、CPU101は、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、選択アイコンに対応するセルの部分のみを、ステップ3101によってワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD2}〜{AD2+6}、実際はアドレスエリア{AD2}〜{AD2+2}にストアされたアイコン番号に対応するプログラム/データROM107上の図8に示されるせりふ選択アイコン、せりふ作成アイコン、及びふきだしアイコンの画像データに置き換える。
【0205】
この結果、図3に示される構成を有するVDP102は、前述のようにして、SRAM103上のBG−B面の記憶領域に転送された図69(b) に示される第2階層のふきだしの選択アイコンをテレビ111に表示する。
【0206】
その後、ステップ3103で、第2階層のふきだしの選択アイコンの選択位置を示すレジスタLに値0がセットされる。
次に、ステップ3110では、レジスタLの値0に対応する第1番目(左端)のせりふ選択の選択アイコンが強調表示される。具体的には、CPU101が、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、レジスタLの値0に対応する第1番目(左端)のせりふ選択の選択アイコンに対応するセルの部分を、強調表示用のセルに置き換える。
【0207】
続いて、ステップ3111においては、CPU101は、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データ(図57参照)を構成するセルのうち、説明ふきだしに対応するセルを、図65(C-0) の内容に対応するセルに置き換える。このセルのデータは、プログラム/データROM107上の図6に示されるBG−B面用の画像データのうちの基本システム画面用の画像データに含まれている。
【0208】
その後、ステップ3112と3113の判定がNOとなって、ステップ3104の処理に進む。
(ケース9の詳細動作)
ケース9では、ユーザは、図69(b) に示される第2階層のふきだしの選択アイコンの何れかが強調表示されているときに左スイッチ205又は右スイッチ206をONすることによって、選択すべき選択アイコンを移動させることができ、同時に図51に示される説明ふきだしの内容が図65(C-0) 〜(C-2) に示されるように変化する。
【0209】
ユーザが第2階層のふきだしの選択アイコンの何れかが強調表示されているときに左スイッチ205をONすると、図31のステップ3104の判定がYESとなり、更にレジスタLの値が0でなく第2階層の第1番目(左端)のせりふ選択の選択アイコン(図69(b) 参照)が強調表示されていなければステップ3105の判定がYESとなり、ステップ3106でレジスタLの値が−1される。この結果、第2階層で選択される選択アイコンが1つ左に移動したことになる。レジスタLの値が0で第1番目(左端)のせりふ選択の選択アイコンが強調表示されている場合には、ステップ3105の判定がNOとなって、ステップ3112と3113の判定がNOとなった後にステップ3104の処理に戻り、左スイッチ205の操作は無効とされる。
【0210】
ユーザが第2階層のふきだしの選択アイコンの何れかが強調表示されているときに右スイッチ206をONすると、図31のステップ3107の判定がYESとなり、更にレジスタLの値が2でなく第2階層の第3番目のせりふ枠の選択アイコン(図69(b) 参照)が強調表示されていなければステップ3108の判定がYESとなり、ステップ3109でレジスタLの値が+1される。この結果、第2階層で選択される選択アイコンが1つ右に移動したことになる。レジスタLの値が2で第3番目のせりふ枠の選択アイコンが強調表示されている場合には、ステップ3108の判定がNOとなって、ステップ3112と3113の判定がNOとなった後にステップ3104の処理に戻り、右スイッチ206の操作は無効とされる。
【0211】
ステップ3106又は3109の処理の後に、ステップ3110では、レジスタLの値に対応する番号の選択アイコンが強調表示される。具体的には、CPU101が、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、レジスタLの値に対応する番号の選択アイコンに対応するセルの部分を、強調表示用のセルに置き換えると共に、例えば、レジスタLの値+1(ステップ3105→3110の場合)又はレジスタLの値−1(ステップ3109→3110の場合)に対応する今まで強調表示されていた選択アイコンに対応するセルの部分を通常表示用のセルに置き換える。
【0212】
続いて、ステップ3111においては、CPU101は、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データ(図57参照)を構成するセルのうち、説明ふきだしに対応するセルを、図65(C-(L)) の内容に対応するセルに置き換える。ここで、(L) はレジスタLの値であり、従って、図65(C-(L)) は、図65(C-0) 、図65(C-1) 、又は図65(C-2) の何れかである。このセルのデータは、プログラム/データROM107上の図6に示されるBG−B面用の画像データのうちの基本システム画面用の画像データに含まれている。
【0213】
その後、ステップ3112と3113の判定がNOとなり、ステップ3104の処理に戻る。
(ケース10の詳細動作)
ケース10では、ユーザは、図69(b) に示される第2階層のふきだしの選択アイコンの何れかが強調表示されているときに上スイッチ203をONすることにより、図69(a) に示される第1階層の選択アイコンの表示に戻ることができる。
【0214】
ユーザが第2階層のふきだしの選択アイコンの何れかが強調表示されているときに上スイッチ203をONすると、図31のステップ3104と3107と3112の判定がNO、ステップ3113の判定がYESとなる。
【0215】
この結果、図29のステップ2913で、CPU101は、プログラム/データROM107上の図6に示されるアイコン画像データのうち図8に示される00番〜60番の7種類のアイコンに対応する各アイコン選択番号00〜60を、ワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD2}〜{AD2+6}にストアする。
【0216】
次に、ステップ2914で、CPU101は、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、選択アイコンに対応するセルの部分のみを、ステップ2913によってワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD2}〜{AD2+6}にストアされたアイコン番号に対応するプログラム/データROM107上の図8及び図69(a) に示される7種類のパーツ種選択アイコンの画像データに置き換える。
【0217】
その後、ステップ2915で、レジスタKに第1階層を示す値0がセットされる。
更に、ステップ2916で、レジスタNに、レジスタN1に退避させられていた値が戻される。
【0218】
その後、図26のステップ2602の処理に戻る。
(ケース11の詳細動作)
ケース11では、ユーザは、図69(b) に示される第2階層のふきだしの選択アイコン中のせりふ選択の選択アイコンが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすることにより、せりふ選択の選択アイコンに対応する図69(c) に示される第3階層の選択アイコンを表示させることができる。
【0219】
ユーザがせりふ選択の選択アイコンが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすると、図31のステップ3104と3107の判定がNOとなり、ステップ3112の判定がYES、図32のステップ3201の判定がYESとなる。
【0220】
この結果、図32のステップ3202で、CPU101は、プログラム/データROM107上の図6に示されるアイコン画像データのうち図8に示される80番〜86番の7種類のアイコンに対応する各アイコン選択番号80番〜86番を、ワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD2}〜{AD2+6}にストアする。
【0221】
次に、ステップ3203では、CPU101は、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、選択アイコンに対応するセルの部分のみを、ステップ3202によってワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD2}〜{AD2+6}にストアされたアイコン番号に対応するプログラム/データROM107上の図8に示される7種類のせりふ選択用の選択アイコンの画像データに置き換える。
【0222】
この結果、図3に示される構成を有するVDP102は、前述のようにして、SRAM103上のBG−B面の記憶領域に転送された図69(c) に示される第3階層のせりふ選択用の選択アイコンをテレビ111に表示する。
【0223】
その後、ステップ3204で、第3階層のせりふ選択用の選択アイコンの選択位置を示すレジスタMに値0がセットされる。
次に、ステップ3211では、レジスタMの値0に対応する第1番目(左端)のファイル名の選択アイコンが強調表示される。具体的には、CPU101が、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、レジスタMの値0に対応する第1番目(左端)のファイル名の選択アイコンに対応するセルの部分を、強調表示用のセルに置き換える。
【0224】
続いて、ステップ3212で、ワークRAM108の図9に示されるアドレスエリア{AD1+6}に、選択されたせりふ文の番号に対応するレジスタMの値がストアされる。
【0225】
更に、ステップ3213で、CPU101は、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データ(図57参照)を構成するセルのうち、説明ふきだしに対応するセルを、図66(S-0) の内容に対応するセルに置き換える。このセルのデータは、プログラム/データROM107上の図6に示されるBG−B面用の画像データのうちの基本システム画面用の画像データに含まれている。
【0226】
その後、後述する図33のステップ3301〜3303の処理の後、図33のステップ3305と3306の判定がNOとなって、図32のステップ3205の処理に進む。
(ケース12の詳細動作)
ケース12では、ユーザは、図69(c) に示される第3階層のせりふ選択の選択アイコンの何れかが強調表示されているときに左スイッチ205又は右スイッチ206をONすることにより、選択される選択アイコンを移動させることができ、同時に図51に示される説明ふきだしの内容が例えば図66(S-0) 〜(S-3) に示されるように変化する。
【0227】
ユーザがせりふ選択の選択アイコンの何れかが強調表示されているときに左スイッチ205をONすると、ステップ3205の判定がYESとなり、更にレジスタMの値が0でなく第1番目(左端)のファイル名の選択アイコンが強調表示されていなければステップ3206の判定がYESとなって、ステップ3207でレジスタMの値が−1される。この結果、選択されるせりふ選択の選択アイコンが1つ左に移動したことになる。レジスタMの値が0で第1番目(左端)のファイル名の選択アイコンが強調表示されている場合には、ステップ3206の判定がNOとなって、ステップ3208、図33のステップ3305と3306の判定がNOとなった後に図32のステップ3205の処理に戻り、左スイッチ205の操作は無効とされる。
【0228】
一方、ユーザが選択アイコンの何れかが強調表示されているときに右スイッチ206をONすると、ステップ3205の判定がNOとなった後、ステップ3208の判定がYESとなり、更にレジスタMの値が6でなく第7番目(右端)のおやすみの選択アイコンが強調表示されていなければステップ3209の判定がYESとなって、ステップ3210でレジスタMの値が+1される。この結果、選択されるせりふ選択の選択アイコンが1つ右に移動したことになる。レジスタMの値が6で第7番目(右端)のおやすみの選択アイコンが強調表示されている場合には、ステップ3209の判定がNOとなって、図33のステップ3305と3306の判定がNOとなった後に図32のステップ3205の処理に戻り、右スイッチ206の操作は無効とされる。
【0229】
ステップ3207又は3210等の処理の後、ステップ3211では、レジスタMの値に対応する番号の選択アイコンが強調表示される。具体的には、CPU101が、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、レジスタMの値に対応する番号の選択アイコンに対応するセルの部分を、強調表示用のセルに置き換えると共に、例えば、レジスタMの値+1(ステップ3207→3211の場合)又はレジスタMの値−1(ステップ3210→3211の場合)に対応する今まで強調表示されていた選択アイコンに対応するセルの部分を通常表示用のセルに置き換える。
【0230】
続いて、ステップ3212で、ワークRAM108の図9に示されるアドレスエリア{AD1+6}に、選択されたせりふ文の番号に対応するレジスタMの値がストアされる。
【0231】
更に、図32のステップ3213で、CPU101は、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データ(図57参照)を構成するセルのうち、説明ふきだしに対応するセルを、一部が図66に示される(S-(M)) の内容に対応するセルに置き換える。ここで、(M) はレジスタMの値であり、従って、(S-(M)) は、(S-0) 〜(S-6) ((S-0) 〜(S-4) は図66に示される)の何れかである。このセルのデータは、プログラム/データROM107上の図6に示されるBG−B面用の画像データのうちの基本システム画面用の画像データに含まれている。
【0232】
次に、第3階層の第1番目のファイル名の選択アイコンが強調表示されレジスタMの値が0になった場合には、図33のステップ3301の判定がYESとなる。
【0233】
この結果、まず、ステップ3302で、前述した図13のステップ1304のファイルロード処理(図18のステップ1622)又は後述する図13のステップ1309のファイルセーブ処理(図47のステップ4622)によって、ワークRAM108のアドレスエリア{AD3}に現ファイル番号がストアされているか否かが判定される。
【0234】
ステップ3302の判定がYESなら、ステップ3303において、CPU101は、ワークRAM108のアドレスエリア{AD3}にストアされている現ファイル番号に対応するファイル名を、ワークRAM108の図9に示されるAD7から始まるアドレスエリアから読み出して、AD4から始まるアドレスエリアから始まるアドレスエリアに転送する。具体的には、CPU101は、アドレスエリア{AD7+(現ファイル番号−1)×8}〜{AD7+(現ファイル番号−1)×8+7}にストアされているファイル名を、アドレスエリア{AD4}〜{AD4+7}に転送する。
【0235】
ステップ3302の判定がNOなら、ファイル名を取得することはできないので、ステップ3303は実行されない。
一方、第3階層の第1番目以外のせりふ選択用の選択アイコンが強調表示されレジスタMの値が0以外になった場合には、図33のステップ3301の判定がNOとなる。
【0236】
この結果、ステップ3304で、CPU101は、プログラム/データROM107の図6及び図7に示されるOBJ−B面用のせりふ文の7種類の画像データのうち、番号{8(M)}に対応するもの(12文字からなる)を読み出し、ワークRAM108のアドレスエリア{AD4}〜{AD4+11}に転送する。なお、(M)はレジスタMの値(M>0)であり、例えば(M)=1ならば、81番のせりふ文が転送の対象となる。
【0237】
ステップ3302の判定がNOとなった後、又はステップ3303若しくは3304の処理の後、ステップ3305と3306の判定がNOとなって、図32のステップ3205の処理に戻る。
(ケース13の詳細動作)
ケース13では、ユーザは、図69(c) に示される第3階層のせりふ選択の選択アイコンの何れかが強調表示されているときに上スイッチ203をONすることによって、図69(b) に示される第2階層のふきだしの選択アイコンの表示に戻ることができる。
【0238】
ユーザが第3階層のせりふ選択の選択アイコンの何れかが強調表示されているときに上スイッチ203をONすると、図32のステップ3205と3208と図33のステップ3305の判定がNO、図33のステップ3306の判定がYESとなり、図31のステップ3101の処理に戻り、図69(b) に示される第2階層のふきだしの選択アイコンが表示される。
(ケース14の詳細動作)
ケース14では、ユーザは、図69(c) に示される第3階層のせりふ選択の選択アイコンの何れかが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすることによって、図58に示される文字入力画面の入力済文字表示部に選択したせりふを表示させることができ、更に、文字表示部から文字を選択することにより、せりふを編集することができる。
【0239】
ユーザが第3階層のせりふ選択の選択アイコンの何れかが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすると、図32のステップ3205と3208の判定がNO、図33のステップ3305の判定がYESとなる。
【0240】
この結果、まず、図34のステップ3401で、文字入力画面表示処理が実行される。この処理の詳細は、図40の動作フローチャートとして示される。
図40において、ステップ4001では、CPU101からVDP102に対して、出力画面のクリア命令が出される。この結果、テレビ111の画面表示がクリアされる。
【0241】
ステップ4002では、CPU101は、プログラム/データROM107上の図6に示されるBG−A面用のバックグラウンド画像データである背景データ(図5の文字入力画面参照)を、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のBG−A面の記憶領域に転送する。
【0242】
ステップ4003においては、CPU101は、プログラム/データROM107上の図6に示されるBG−B面用のバックグラウンド画像データである文字入力画面データ(システム画面データ)を、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のBG−B面の記憶領域に転送する(図5の文字入力画面参照)。このときの説明ふきだしとしては、図58に示される内容のものが表示される。
【0243】
ステップ4004では、上述の一連の転送処理が終了したか否かが判定され、転送終了が判定された時点で、図34のステップ3401の文字入力画面表示処理を終了する。この結果、図3に示される構成を有するVDP102が、前述したようにして、SRAM103上のBG−A面及びBG−B面の各記憶領域に転送された文字入力画面用の画像データを図58に示されるフォーマットでテレビ111に表示する。
【0244】
次に、図34のステップ3402では、CPU101は、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される文字入力画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、図58に示される入力済文字表示部のセルを、図33のステップ3303又は3304の処理によってワークRAM108のアドレスエリア{AD4}〜{AD4+11}に転送されているせりふ文の文字画像データによって置き換える。この結果、入力済文字表示部には、ENTERスイッチ202がONされたときに強調表示されていた第3階層のせりふ選択の選択アイコンに対応するせりふが表示されることになる。
【0245】
その後、ステップ3403で、入力済文字表示部内の文字位置を示すレジスタCの値と、カーソルが文字表示部に位置するか入力済文字表示部に位置するかを示すレジスタSFの値が、共に0にリセットされる。
【0246】
その後、ステップ3404に進む。
(ケース15の詳細動作)
ケース15では、ユーザは、ケース14で文字入力画面を表示させているときにSELスイッチ201をONすることにより、文字表示部内のカーソル移動と入力済文字表示部内のカーソル移動とを切換えることができる。
【0247】
ユーザがケース14で文字入力画面を表示させているときにSELスイッチ201をONすると、図34のステップ3404の判定がYESとなり、ステップ3405でレジスタSFの値が0と1の間で反転させられる。この結果、レジスタSFの値が0になれば文字表示部内で、レジスタSFの値が1になれば入力済文字表示部内で、カーソル移動が可能となる。
【0248】
その後、ステップ3404の処理に戻る。
(ケース16の詳細動作)
ケース16では、ユーザは、ケース14で文字入力画面を表示させているときに上スイッチ203又は下スイッチ204をONすることにより、文字表示部内のカーソルを上下に移動させることができ、せりふ文のための文字を自由に選択することができる。
【0249】
ユーザがケース14で文字入力画面を表示させているときに上スイッチ203をONすると、図34のステップ3404の判定がNO、ステップ3406の判定がYESとなる。
【0250】
そして、文字表示部内の左右方向文字位置を示すレジスタXの値と上下方向文字位置を示すレジスタYの値のうち、上下方向を示すレジスタYの値が最上行を示す値0でなければ、ステップ3407の判定がYESとなって、ステップ3408で、レジスタYの値が−1される。
【0251】
続いて、図35のステップ3501で、レジスタXの値とレジスタYの値によって示される文字表示部内の文字部分が強調表示される。具体的には、CPU101が、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される文字入力画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、上記文字部分に対応するセルの部分を、強調表示用のセルに置き換えると共に、例えば、レジスタXの値とレジスタYの値+1によって示される文字表示部内の文字部分に対応するセルの部分を通常表示用のセルに置き換える。この結果、文字表示部内の文字位置が1行上に移動することになる。
【0252】
その後、図35のステップ3503の判定がNOとなって、図34のステップ3404の処理に戻る。
レジスタYの値が最上行を示す値0なら、ステップ3407の判定がNOとなってステップ3408は実行されず、ステップ3409、3412、3418の判定がNO、図35のステップ3503の判定がNOとなって図34のステップ3404の処理に戻り、上スイッチ203の操作は無効とされる。
【0253】
一方、ユーザがケース14で文字入力画面を表示させているときに下スイッチ204をONすると、図34のステップ3404と3406の判定がNO、ステップ3409の判定がYESとなる。
【0254】
そして、文字表示部内の左右方向文字位置を示すレジスタXの値と上下方向文字位置を示すレジスタYの値のうち、上下方向を示すレジスタYの値が最下行を示す値10でなければ、ステップ3410の判定がYESとなって、ステップ3411で、レジスタYの値が+1される。
【0255】
続いて、前述した図35のステップ3501で、レジスタXの値とレジスタYの値によって示される文字表示部内の文字部分が強調表示され、レジスタXの値とレジスタYの値−1により示される文字表示部内の文字部分の強調表示が解除される。この結果、文字表示部内の文字位置が1行下に移動することになる。
【0256】
その後、図35のステップ3503の判定がNOとなって、図34のステップ3404の処理に戻る。
レジスタYの値が最下行を示す値10なら、ステップ3410の判定がNOとなってステップ3411は実行されず、ステップ3412、3418の判定がNO、図35のステップ3503の判定がNOとなって図34のステップ3404の処理に戻り、下スイッチ204の操作は無効とされる。
(ケース17の詳細動作)
ケース17では、ユーザは、ケース14で文字入力画面を表示させカーソルが文字表示部内にあるときに左スイッチ205又は右スイッチ206をONすることにより、文字表示部内のカーソルを左右に移動させることができ、せりふ文のための文字を自由に選択することができる。
【0257】
ユーザがケース14で文字入力画面を表示させカーソルが文字表示部内にあるときに左スイッチ205をONすると、図34のステップ3404と3406と3409の判定がNOとなった後、ステップ3412と3413の判定がYESとなる。
【0258】
そして、文字表示部内の左右方向文字位置を示すレジスタXの値と上下方向文字位置を示すレジスタYの値のうち、左右方向を示すレジスタXの値が最左行を示す値0でなければ、ステップ3414の判定がYESとなって、ステップ3415で、レジスタXの値が−1される。
【0259】
続いて、前述した図35のステップ3501で、レジスタXの値とレジスタYの値によって示される文字表示部内の文字部分が強調表示され、レジスタXの値+1とレジスタYの値により示される文字表示部内の文字部分の強調表示が解除される。この結果、文字表示部内の文字位置が1行左に移動することになる。
【0260】
その後、図35のステップ3503の判定がNOとなって、図34のステップ3404の処理に戻る。
レジスタXの値が最左行を示す値0なら、ステップ3414の判定がNOとなってステップ3415は実行されず、ステップ3418の判定がNO、図35のステップ3503の判定がNOとなって図34のステップ3404の処理に戻り、左スイッチ205の操作は無効とされる。
【0261】
一方、ユーザがケース14で文字入力画面を表示させカーソルが文字表示部内にあるときに右スイッチ206をONすると、図34のステップ3404と3406と3409と3412の判定がNOとなった後、ステップ3418と3419の判定がYESとなる。
【0262】
そして、文字表示部内の左右方向文字位置を示すレジスタXの値と上下方向文字位置を示すレジスタYの値のうち、左右方向を示すレジスタXの値が最右行を示す値10でなければ、ステップ3420の判定がYESとなって、ステップ3421で、レジスタXの値が+1される。
【0263】
続いて、前述した図35のステップ3501で、レジスタXの値とレジスタYの値によって示される文字表示部内の文字部分が強調表示され、レジスタXの値−1とレジスタYの値により示される文字表示部内の文字部分の強調表示が解除される。この結果、文字表示部内の文字位置が1行右に移動することになる。
【0264】
その後、図35のステップ3503の判定がNOとなって、図34のステップ3404の処理に戻る。
レジスタXの値が最右行を示す値10なら、ステップ3420の判定がNOとなってステップ3421は実行されず、図35のステップ3503の判定がNOとなって図34のステップ3404の処理に戻り、右スイッチ206の操作は無効とされる。
(ケース18の詳細動作)
ケース18では、ユーザは、ケース14で文字入力画面を表示させカーソルが入力済文字表示部内にあるときに左スイッチ205又は右スイッチ206をONすることによって、入力済文字表示部内でカーソルを左右に移動させることができ、せりふ文内での新たな文字の入力位置を自由に変更することができる。
【0265】
ユーザがケース14で文字入力画面を表示させカーソルが入力済文字表示部内にあるときに左スイッチ205をONすると、図34のステップ3404と3406と3409の判定がNO、ステップ3412の判定がYES、ステップ3413の判定がNOとなる。
【0266】
そして、入力済文字表示部内の文字位置を示すレジスタCの値が左端を示す値0でなければ、ステップ3416の判定がYESとなり、ステップ3417で、レジスタCの値が−1される。
【0267】
続いて、図35のステップ3502で、レジスタCの値+1(+1はレジスタCの値が0オリジンのため)によって示される入力済文字表示部内の文字部分が強調表示される。具体的には、CPU101が、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される文字入力画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、上記文字部分に対応するセルの部分を、強調表示用のセルに置き換えると共に、例えば、(レジスタCの値+1)+1によって示される入力済文字表示部内の文字部分に対応するセルの部分を通常表示用のセルに置き換える。この結果、入力済文字表示部内の文字位置が1文字左に移動することになる。
【0268】
その後、図35のステップ3503の判定がNOとなって、図34のステップ3404の処理に戻る。
レジスタCの値が左端を示す値0なら、ステップ3416の判定がNOとなってステップ3417は実行されず、ステップ3418の判定がNO、図35のステップ3503の判定がNOとなって図34のステップ3404の処理に戻り、左スイッチ205の操作は無効とされる。
【0269】
一方、ユーザがケース14で文字入力画面を表示させカーソルが入力済文字表示部内にあるときに右スイッチ206をONすると、図34のステップ3404と3406と3409と3412の判定がNO、ステップ3418の判定がYES、ステップ3419の判定がNOとなる。
【0270】
そして、入力済文字表示部内の文字位置を示すレジスタCの値が右端を示す値11でなければ、ステップ3422の判定がYESとなって、ステップ3423で、レジスタCの値が+1される。
【0271】
続いて、前述した図35のステップ3502で、レジスタCの値+1により示される入力済文字表示部内の文字部分が強調表示され、(レジスタCの値+1)−1によって示される入力済文字表示部内の文字部分の強調表示が解除される。この結果、入力済文字表示部内の文字位置が1文字右に移動することになる。
【0272】
その後、図35のステップ3503の判定がNOとなって、図34のステップ3404の処理に戻る。
レジスタCの値が右端を示す値11なら、ステップ3422の判定がNOとなってステップ3423は実行されず、図35のステップ3503の判定がNOとなって図34のステップ3404の処理に戻り、右スイッチ206の操作は無効とされる。
(ケース19の詳細動作)
ケース19では、ユーザは、ケース14で文字入力画面を表示させているときに文字表示部内で終了文字以外の文字(図58参照)を選んでENTERスイッチ202をONすることにより、文字表示部内で現在選択している文字を入力済文字表示部に表示させることができる。
【0273】
ユーザがケース14で文字入力画面を表示させて文字表示部内で終了文字以外の文字が強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすると、図34のステップ3404と3406と3409と3412と3418の判定がNO、図35のステップ3503と3504の判定がYESとなる。
【0274】
この結果、ステップ3506で、CPU101は、レジスタXの値とレジスタYの値によって示される文字表示部内の文字位置に割り当てられている文字に対応する文字コードを、ワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD4+(C)}にストアする。ここで、(C)はレジスタCの値を示す。例えば、レジスタCの値が2なら、文字コードは、アドレスエリア{AD4+2}にストアされる。レジスタCの値は0から11まで変化し得るため、文字コードがストアされるアドレスエリアの範囲は、{AD4}〜{AD4+11}の範囲である。
【0275】
続いて、ステップ3507で、レジスタCの値+1によって示される入力済文字表示部内の文字部分に、レジスタXの値とレジスタYの値によって示される文字表示部内の文字位置に割り当てられている文字に対応する文字画像データが転送される。具体的には、CPU101が、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される文字入力画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち上記文字部分に対応するセルの部分に、上述の文字画像データを、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して転送する。この文字画像データは、プログラム/データROM107上の図6に示されるBG−B面用の画像データに含まれている。この結果、ENTERスイッチ202がONされたときに文字表示部内で強調表示されていた文字が、入力済文字表示部内で強調表示されている部分に表示されることになる。
【0276】
その後、入力済文字表示部内の文字位置を示すレジスタCの値が右端を示す値11でなければ、ステップ3508の判定がYESとなって、ステップ3509で、レジスタCの値が+1される。
【0277】
次に、前述したステップ3502で、レジスタCの値+1により示される入力済文字表示部内の文字部分が強調表示され、(レジスタCの値+1)−1によって示される入力済文字表示部内の文字部分の強調表示が解除される。この結果、入力済文字表示部内の文字位置が1文字右に移動することになる。
【0278】
その後、図35のステップ3503の判定がNOとなって、図34のステップ3404の処理に戻る。
レジスタCの値が右端を示す値11なら、ステップ3508の判定がNOとなってステップ3509は実行されず、図35のステップ3503の判定がNOとなって図34のステップ3404の処理に戻る。
(ケース20の詳細動作)
ケース20では、ユーザは、ケース14で文字入力画面を表示させているときに文字表示部内で終了文字(図58参照)を選んでENTERスイッチ202をONすることにより、入力済文字表示部に文字が存在しそれらの文字が非定型文を構成しているならそれをそのまま基本システム画面上のふきだしの文字として表示させることができる。また、入力済文字表示部内の文字が定型文を構成しているなら、現在選択されているせりふ枠の形に応じてその文を変換した後に、基本システム画面上のふきだしの文字として表示させることができる。
【0279】
ユーザがケース14で文字入力画面を表示させて文字表示部内で終了文字が強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすると、図34のステップ3404と3406と3409と3412と3418の判定がNO、図35のステップ3503の判定がYES、ステップ3504の判定がNOとなる。
【0280】
この結果、ステップ3050では、顔画像表示処理が実行される。この処理の詳細は、図41の動作フローチャートとして示される。
図41において、ステップ4101では、CPU101は、ワークRAM108上のアドレスエリア{AD1}に記憶されている背景番号に対応する背景データ(図52参照)を、プログラム/データROM107上の図6に示されるBG−A面用の背景データA−1〜A−7のうちから読み出して、それを、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のBG−A面の記憶領域に転送する(図5の基本システム画面参照)。
【0281】
ステップ4105では、CPU101は、プログラム/データROM107内の図6に示されるBG−B面用のバックグラウンド画像データである基本システム画面データ(システム画面データ)を、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のBG−B面の記憶領域に転送する(図5の基本システム画面のシステムに対応)。このときのイメージは、図57に示されるBG−B面のイメージのうち、図65(C-2) に示される内容を表示する説明ふきだしとコマンドアイコンの部分に対応するものである。後述するようにENTERスイッチ202がONされた後は、せりふ枠を選択できるようになるため、図65(C-2) に示される内容の説明ふきだしが表示される。
【0282】
次に、図42のステップ4201〜4212では、図26のステップ2601の基本システム画面表示処理において実行される図39のステップ3901〜3912の一連の処理の場合と全く同様にして、似顔絵の作成によってワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD1}〜{AD1+6}にストアされた各パーツ番号に対応する画像データを読み出し、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302又はDP−RAMインタフェース部303を介して、SRAM103又はDP−RAM104の各記憶領域に転送すると共に、OBJ−A面及びOBJ−B面用の座標データを、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、及びデータバス316を介して、オブジェクトアトリビュートメモリ部307に転送する。
【0283】
この結果、図3に示される構成を有するVDP102によって、作成された似顔絵の画像が、テレビ111に表示される。
その後、図35のステップ3505の顔画像表示処理を終了する。
【0284】
続いて、図36のステップ3601では、ワークRAM108の図9に示されるアドレスエリア{AD4}〜{AD4+11}にせりふ文を構成する入力文字の文字コードが存在するならば、ステップ3602の判定がYESとなって、せりふ枠内にせりふ文を表示させるためのステップ3603〜3606の処理が実行される。入力文字の文字コードが存在しないなら、ステップ3602の判定がNOとなって、これらの処理は実行されない。
【0285】
ステップ3603では、上記アドレスエリアの文字コードによって構成される入力文が定型文であるか否かが判定される。この判定処理は、予めプログラム/データROM107上の図6及び図7に示されるOBJ−B面用の画像データである7種類のせりふ文を構成する各文字の文字コードと上記アドレスエリア内の各入力文字の文字コードとを比較する処理として実現される。
【0286】
入力文が定型文でステップ3602の判定がYESならば、ステップ3603で、レジスタWの値に応じて、入力文を構成するワークRAM108の図9に示されるアドレスエリア{AD4}〜{AD4+11}内の各文字コードが変換され、ワークRAM108の図9に示されるアドレスエリア{AD5}〜{AD5+11}にストアされる。レジスタWには、後述するようにユーザが選択することのできるせりふ枠の形に応じた値がセットされている。そして、このせりふ枠の形に応じて、入力文が、例えば図70(a) 〜(d) に示されるように、自動的に変化する。これによって、ユーザは、せりふ枠を選択するだけで様々なせりふを楽しむことができる。せりふ文の変換処理は、例えばレジスタWの値に応じたせりふ文の文字コード列を、プログラム/データROM107に記憶された特には図示しない変換テーブルから選択する動作として実現される。
【0287】
一方、入力文が非定型文でステップ3602の判定がNOならば、ステップ3604で、入力文を構成するワークRAM108の図9に示されるアドレスエリア{AD4}〜{AD4+11}内の各文字コードが、そのままワークRAM108の図9に示されるアドレスエリア{AD5}〜{AD5+11}にストアされる。
【0288】
ステップ3603又は3604の処理の後、ステップ3605では、CPU101は、ワークRAM108のアドレスエリア{AD5}〜{AD5+11}にストアされた各文字コードに対応するせりふ文字の画像データを、プログラム/データROM107上の図6及び図7に示されるOBJ−B面用の記憶領域から読み出し、それらを、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のOBJ−B面の空きオブジェクト記憶領域に転送する。
【0289】
次に、ステップ3606で、CPU101は、ワークRAM108のアドレスエリア{AD5}〜{AD5+11}に対応する座標データを、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、及びデータバス316を介してステップ3605で転送されたオブジェクト記憶領域に対応するオブジェクトアトリビュートメモリ部307のオブジェクト番号領域に転送する(図10参照)。
【0290】
続いて、ステップ3607では、CPU101は、後述するせりふ枠の選択処理によりワークRAM108のアドレスエリア{AD1+7}にストアされたせりふ枠番号に対応するせりふ枠の画像データを、プログラム/データROM107上の図6及び図7に示されるOBJ−B面用の記憶領域から読み出し、それらを、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のOBJ−B面の空きオブジェクト記憶領域に転送する。
【0291】
次に、ステップ3606で、CPU101は、ステップ3607で処理対象となったせりふ枠番号に対応する座標データを、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、及びデータバス316を介してステップ3605で転送されたオブジェクト記憶領域に対応するオブジェクトアトリビュートメモリ部307のオブジェクト番号領域に転送する。
【0292】
以上の処理の結果、 図3に示される構成を有するVDP102が、前述したようにして、SRAM103上のOBJ−B面の記憶領域に転送されたせりふ文とせりふ枠の各画像データを、オブジェクトアトリビュートメモリ部307に転送された各座標データに対応する表示位置に表示する(図56参照)。
【0293】
その後、ステップ3609の判定がNOとなり(図31のステップ3103参照)、ステップ3610で、レジスタLに、第2階層のふきだしの選択アイコンにおいてせりふ枠の選択アイコンが選択されたことを示す値2がセットされ、図37のステップ3701の判定がNOとなり、ステップ3705以降のせりふ枠の選択のための処理が実行される。せりふ枠の選択のための処理については、ケース22の詳細動作の説明において後述する。
(ケース21の詳細動作)
ケース21では、ユーザは、図69(b) に示される第2階層のふきだしの選択アイコン中のせりふ作成の選択アイコンが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすることにより、図58に示される文字入力画面が表示され、文字表示部から文字を選択することによって、せりふを作成することができる。
【0294】
ユーザがせりふ作成の選択アイコンが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすると、図31のステップ3104と3107の判定がNOとなり、ステップ3112の判定がYES、図32のステップ3201の判定がNO、図37のステップ3701の判定がYESとなる。
【0295】
そして、まず、図37のステップ3702で、文字入力画面表示処理が実行される。この処理は、図34のステップ3401の処理と同様であり、前述した図40の動作フローチャートとして示される。この結果、図3に示される構成を有するVDP102が、前述したようにして、SRAM103上のBG−A面及びBG−B面の各記憶領域に転送された文字入力画面用の画像データを図58に示されるフォーマットでテレビ111に表示する。
【0296】
その後、ステップ3703で、入力済文字表示部内の文字位置を示すレジスタCの値が0にリセットさせ、ステップ3704で、カーソルが文字表示部に位置するか入力済文字表示部に位置するかを示すレジスタSFの値も0にリセットされる。
【0297】
以下、図34のステップ3404以降の処理が実行されることにより、前述したせりふ文を入力するための処理が実行され、これによりユーザは、せりふ文を入力することができる。
【0298】
せりふ文の入力が終了しENTERスイッチ202がONされると、図3に示される構成を有するVDP102が、前述したようにして、SRAM103上のOBJ−B面の記憶領域に転送されたせりふ文とせりふ枠の各画像データを、オブジェクトアトリビュートメモリ部307に転送された各座標データに対応する表示位置に表示する。
【0299】
その後、図36のステップ3609の判定がNOとなって、ステップ3610で、レジスタLに、第2階層のふきだしの選択アイコンにおいてせりふ枠の選択アイコンが選択されたことを示す値2がセットされ、図37のステップ3701の判定がNOとなり、ステップ3705以降のせりふ枠の選択のための処理が実行される。
(ケース22の詳細動作)
ケース22では、ユーザは、図69(b) に示される第2階層のふきだしの選択アイコン中のせりふ枠の選択アイコンが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすることにより、せりふ枠の形の選択アイコンに対応する図69(d) に示される第3階層の選択アイコンを表示させることができる。
【0300】
ユーザがせりふ枠の選択アイコンが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすると、図31のステップ3104と3107の判定がNOとなり、ステップ3112の判定がYES、図32のステップ3201の判定がNO、図37のステップ3701の判定がNOとなる。
【0301】
この結果、図37のステップ3705で、CPU101は、プログラム/データROM107上の図6に示されるアイコン画像データのうち図8に示される90番〜96番の7種類のアイコンに対応する各アイコン選択番号90番〜96番を、ワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD2}〜{AD2+6}にストアする。
【0302】
次に、ステップ3706では、CPU101は、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、選択アイコンに対応するセルの部分のみを、ステップ3705によってワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD2}〜{AD2+6}にストアされたアイコン番号に対応するプログラム/データROM107上の図8に示される7種類のせりふ枠の選択アイコンの画像データに置き換える。
【0303】
この結果、図3に示される構成を有するVDP102は、前述のようにして、SRAM103上のBG−B面の記憶領域に転送された図69(d) に示される第3階層のせりふ枠の選択アイコンをテレビ111に表示する。
【0304】
その後、ステップ3707で、第3階層のせりふ枠の選択アイコンの選択位置を示すレジスタWに値0がセットされる。
次に、ステップ3714では、レジスタWの値0に対応する第1番目(左端)の選択アイコンが強調表示される。具体的には、CPU101が、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、レジスタWの値0に対応する第1番目(左端)の選択アイコンに対応するセルの部分を、強調表示用のセルに置き換える。
【0305】
続いて、ステップ3715で、ワークRAM108の図9に示されるアドレスエリア{AD1+7}に、選択されたせりふ枠の番号に対応するレジスタWの値0がストアされる。
【0306】
そして、図36のステップ3601〜3608の処理の後、ステップ3609の判定がYESとなって、図37のステップ3708の処理に進む。
(ケース23の詳細動作)
ケース23では、ユーザは、図69(d) に示される第3階層のせりふ枠の形の選択アイコンの何れかが強調表示されているときに左スイッチ205又は右スイッチ206をONすることにより、選択される選択アイコンを移動させることができる。
【0307】
ユーザがせりふ枠の選択アイコンの何れかが強調表示されているときに左スイッチ205をONすると、ステップ3708の判定がYESとなり、更にレジスタWの値が0でなく第1番目(左端)の選択アイコンが強調表示されていなければステップ3709の判定がYESとなって、ステップ3710でレジスタWの値が−1される。この結果、選択されるせりふ枠の選択アイコンが1つ左に移動したことになる。レジスタWの値が0で第1番目(左端)の選択アイコンが強調表示されている場合には、ステップ3709の判定がNOとなって、ステップ3708の処理に戻り、左スイッチ205の操作は無効とされる。
【0308】
一方、ユーザが選択アイコンの何れかが強調表示されているときに右スイッチ206をONすると、ステップ3708の判定がNOとなった後、ステップ3711の判定がYESとなり、更にレジスタWの値が6でなく第7番目(右端)の選択アイコンが強調表示されていなければステップ3712の判定がYESとなって、ステップ3713でレジスタWの値が+1される。この結果、選択されるせりふ枠の選択アイコンが1つ右に移動したことになる。レジスタWの値が6で第7番目(右端)の選択アイコンが強調表示されている場合には、ステップ3712の判定がNOとなって、ステップ3716の判定がNOとなった後にステップ3708の処理に戻り、右スイッチ206の操作は無効とされる。
【0309】
ステップ3710又は3713等の処理の後、ステップ3714では、レジスタWの値に対応する番号の選択アイコンが強調表示される。具体的には、CPU101が、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、レジスタWの値に対応する番号の選択アイコンに対応するセルの部分を、強調表示用のセルに置き換える。
【0310】
続いて、ステップ3715で、ワークRAM108の図9に示されるアドレスエリア{AD1+7}に、選択されたせりふ枠の番号に対応するレジスタWの値がストアされる。
【0311】
そして、図36のステップ3601〜3608の処理が実行されることによって、前述したように既に作成又は選択されているせりふ文が、非定型文ならそれがそのまま新たなせりふ枠の内部に表示され、定型文ならレジスタWにセットされた新たに選択されたせりふ枠の形の情報に応じて入力文が変換されてせりふ枠の内部に表示される。
【0312】
その後、ステップ3609の判定がYESとなって、図37のステップ3708の処理に戻る。
(ケース24の詳細動作)
ケース24では、ユーザは、図69(c) に示される第3階層のせりふ枠の形の選択アイコンの何れかが強調表示されているときに上スイッチ203をONすることによって、図69(b) に示される第2階層のふきだしの選択アイコンの表示に戻ることができる。
【0313】
ユーザが第3階層のせりふ枠の選択アイコンの何れかが強調表示されているときに上スイッチ203をONすると、図37のステップ3708と3711の判定がNO、ステップ3716の判定がYESとなり、図31のステップ3101の処理に戻り、図69(b) に示される第2階層のふきだしの選択アイコンが表示される。
文字入力処理のフロー
図43〜図45は、図13のステップ1308として実行される文字入力画面の処理を示す動作フローチャートである。ユーザは、この文字入力画面で、セーブするファイル名を入力することができる。
【0314】
前述したように、図13のステップ1306の顔作成処理において、ユーザが「セーブ」アイコン(図51参照)が強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすると、図29のステップ2904でレジスタMODEにモード番号として値3がセットされて図13のステップ1306の顔作成処理が終了し、この結果、図13のステップ1307の判定の後に、ステップ1308の文字入力処理が実行される。
【0315】
まず、図43のステップ4301で、文字入力画面表示処理が実行される。この処理は、前述した図13のステップ1306の顔作成処理における図34のステップ3401の処理と同様であり、前述した図40の動作フローチャートとして示される。この結果、図3に示される構成を有するVDP102が、前述したようにして、SRAM103上のBG−A面及びBG−B面の各記憶領域に転送された文字入力画面用の画像データを図58に示されるフォーマットでテレビ111に表示する。説明ふきだしとしては、図67(Z-a) に示される内容のものが表示される。
【0316】
これ以降、ユーザは、文字入力画面上で、上スイッチ203、下スイッチ204、左スイッチ205、又は右スイッチ206をONすることにより、図58に示される文字表示部内でカーソルを上下左右に移動させることができ、ファイル名のための文字を自由に選択することができる。
【0317】
ユーザが文字入力画面を表示させているときに上スイッチ203をONすると、図43のステップ4302の判定がNOとなる。
そして、文字表示部内の左右方向文字位置を示すレジスタXの値と上下方向文字位置を示すレジスタYの値のうち、上下方向を示すレジスタYの値が最上行を示す値0でなければ、ステップ4303の判定がYESとなって、ステップ4304で、レジスタYの値が−1される。
【0318】
続いて、図44のステップ4314で、レジスタXの値とレジスタYの値によって示される文字表示部内の文字部分が強調表示される。具体的には、CPU101が、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される文字入力画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、上記文字部分に対応するセルの部分を、強調表示用のセルに置き換えると共に、例えば、レジスタXの値とレジスタYの値+1によって示される文字表示部内の文字部分に対応するセルの部分を通常表示用のセルに置き換える。この結果、文字表示部内の文字位置が1行上に移動することになる。
【0319】
その後、図44のステップ4315の判定がNOとなって、図43のステップ4302の処理に戻る。
レジスタYの値が最上行を示す値0なら、ステップ4303の判定がNOとなってステップ4304は実行されず、ステップ4302の処理に戻り、上スイッチ203の操作は無効とされる。
【0320】
一方、ユーザが文字入力画面を表示させているときに下スイッチ204をONすると、図43のステップ4302の判定がNO、ステップ4305の判定がYESとなる。
【0321】
そして、文字表示部内の左右方向文字位置を示すレジスタXの値と上下方向文字位置を示すレジスタYの値のうち、上下方向を示すレジスタYの値が最下行を示す値10でなければ、ステップ4306の判定がYESとなって、ステップ4307で、レジスタYの値が+1される。
【0322】
続いて、前述した図44のステップ4314で、レジスタXの値とレジスタYの値によって示される文字表示部内の文字部分が強調表示され、レジスタXの値とレジスタYの値−1により示される文字表示部内の文字部分の強調表示が解除される。この結果、文字表示部内の文字位置が1行下に移動することになる。
【0323】
その後、図44のステップ4315の判定がNOとなって、図43のステップ4302の処理に戻る。
レジスタYの値が最下行を示す値10なら、ステップ4306の判定がNOとなってステップ4307は実行されず、ステップ4302の処理に戻り、下スイッチ204の操作は無効とされる。
【0324】
ユーザが文字入力画面を表示させカーソルが文字表示部内にあるときに左スイッチ205をONすると、図43のステップ4302と4305の判定がNOとなった後、ステップ4308の判定がYESとなる。
【0325】
そして、文字表示部内の左右方向文字位置を示すレジスタXの値と上下方向文字位置を示すレジスタYの値のうち、左右方向を示すレジスタXの値が最左行を示す値0でなければ、ステップ4309の判定がYESとなって、ステップ4310で、レジスタXの値が−1される。
【0326】
続いて、前述した図44のステップ4314で、レジスタXの値とレジスタYの値によって示される文字表示部内の文字部分が強調表示され、レジスタXの値+1とレジスタYの値により示される文字表示部内の文字部分の強調表示が解除される。この結果、文字表示部内の文字位置が1行左に移動することになる。
【0327】
その後、図44のステップ4315の判定がNOとなって、図43のステップ4302の処理に戻る。
レジスタXの値が最左行を示す値0なら、ステップ4309の判定がNOとなってステップ4310は実行されず、ステップ4302の処理に戻り、左スイッチ205の操作は無効とされる。
【0328】
一方、ユーザが文字入力画面を表示させカーソルが文字表示部内にあるときに右スイッチ206をONすると、図43のステップ4302と4305と4308の判定がNOとなった後に、図44のステップ4311の判定がYESとなる。
【0329】
そして、文字表示部内の左右方向文字位置を示すレジスタXの値と上下方向文字位置を示すレジスタYの値のうち、左右方向を示すレジスタXの値が最右行を示す値10でなければ、ステップ4312の判定がYESとなって、ステップ4313で、レジスタXの値が+1される。
【0330】
続いて、前述したステップ4314で、レジスタXの値とレジスタYの値によって示される文字表示部内の文字部分が強調表示され、レジスタXの値−1とレジスタYの値により示される文字表示部内の文字部分の強調表示が解除される。この結果、文字表示部内の文字位置が1行右に移動することになる。
【0331】
その後、ステップ4315の判定がNOとなって、図43のステップ4302の処理に戻る。
レジスタXの値が最右行を示す値10なら、ステップ4312の判定がNOとなってステップ4313は実行されず、図43のステップ4302の処理に戻って、右スイッチ206の操作は無効とされる。
【0332】
次に、ユーザが文字入力画面を表示させて文字表示部内で終了文字(図58参照)以外の文字が強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすると、図43のステップ4302と4305と4308の判定がNO、図44のステップ4311の判定がNO、ステップ4315の判定がYES、ステップ4316の判定がNOとなる。
【0333】
この結果、図45のステップ4317の判定処理が実行される。ここでは、図58に示される文字入力画面上の入力済文字表示部内の文字位置を示すレジスタCの値が、ファイル名の最大文字長である8文字に対応する値7以下を示しているか否かが判定される。なお、レジスタCの値は、特には図示しないが、図13のステップ1308の文字入力処理の実行開始時に0にリセットされている。
【0334】
レジスタCの値が7以下でステップ4317の判定がYESならば、ステップ4318以降の処理が実行される。レジスタCの値が8文字を超えステップ4317の判定がNOとなると、それ以上ファイル名の文字は入力されない。
【0335】
ステップ4318では、CPU101は、レジスタXの値とレジスタYの値によって示される文字表示部内の文字位置に割り当てられている文字に対応する文字コードを、ワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD6+(C)}にストアする。ここで、(C)はレジスタCの値を示す。レジスタCの値は0から7まで変化し得るため、文字コードがストアされるアドレスエリアの範囲は、{AD6}〜{AD6+7}の範囲である。
【0336】
続いて、ステップ4319で、レジスタCの値+1によって示される入力済文字表示部内の文字部分に、レジスタXの値とレジスタYの値によって示される文字表示部内の文字位置に割り当てられている文字に対応する文字画像データが転送される。具体的には、CPU101が、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される文字入力画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち上記文字部分に対応するセルの部分に、上述の文字画像データを、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して転送する。この文字画像データは、プログラム/データROM107上の図6に示されるBG−B面用の画像データに含まれている。この結果、ENTERスイッチ202がONされたときに文字表示部内で強調表示されていた文字が、入力済文字表示部に追加表示されることになる。
【0337】
その後、ステップ4320で、レジスタCの値が+1され、図43のステップ4302の処理に戻る。
最後に、ユーザが文字入力画面を表示させて文字表示部内で終了文字(図58参照)が強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすると、図43のステップ4302と4305と4308の判定がNO、図44のステップ4311の判定がNO、ステップ4315と4316の判定がYESとなって、図13のステップ1308の文字入力処理を終了する。
【0338】
この結果、ワークRAM108のアドレスエリア{AD6}〜{AD6+7}に、ユーザが入力したファイル名の最大8文字文の文字コード列が得られる。
ファイルセーブ処理のフロー
図46〜図48は、図13のステップ1309として実行されるファイルセーブ処理を示す動作フローチャートである。この処理によって表示されるファイル操作画面上で、ユーザは、バッテリバックアップされているワークRAM108に、ユーザ自身が作成した似顔絵の画像データファイルをセーブすることができる。
【0339】
ファイル操作画面としては、前述した図13のステップ1304のファイルロード処理において表示される図49に示されるファイル操作画面と同様であり、現在選択されているファイルの番号及び名前を表示する現在ファイル番号表示部及びファイル名表示部と、ファイルの種類を絵として表示するファイルアイコン1〜6と、説明ふきだしと人形の絵からなるヘルパーとが、テレビ111に表示される。
【0340】
ファイル操作画面では、ユーザは、コントロールパッド112上の上スイッチ203又は下スイッチ204をONすることにより、これからセーブすべきファイルのグループとして、ファイルアイコン1〜3のグループとファイルアイコン4〜6のグループとの間を移動することができる。また、ユーザは、コントロールパッド112上の左スイッチ205又は右スイッチ206をONすることにより、これからセーブすべきファイルとして、現在選択されているグループ内のファイルアイコンの何れかを選択することができる。これによって、選択されたファイルアイコンが強調表示されると共に、現在ファイル番号表示部がそのファイルアイコンに対応する番号に変化し、ファイル名表示部の表示内容が図13のステップ1308でユーザが入力したファイル名に対応する内容に変化する。そして、この状態でユーザがコントロールパッド112上のENTERスイッチ202をONすることによって、上記ファイルアイコンに対応するファイルの格納位置に、似顔絵のデータがセーブされる。
【0341】
以下に、図46〜図48の動作フローチャートの詳細を説明する。
まず、図46のステップ4601において、ファイル操作画面表示処理が実行される。この処理の詳細は、図48の動作フローチャートとして示される。
【0342】
図48において、ステップ4801では、CPU101からVDP102に対して、出力画面のクリア命令が出される。この結果、テレビ111の画面表示がクリアされる。
【0343】
ステップ4802では、CPU101は、プログラム/データROM107上の図6に示されるBG−A面用のバックグラウンド画像データである背景データ(図5のファイル操作画面参照)を、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のBG−A面の記憶領域に転送する。
【0344】
ステップ4803では、ファイル番号を示すレジスタFNに、値1がプリセットされる。
ステップ4804では、ステップ4802の場合と同様に、CPU101は、プログラム/データROM107上の図6に示されるBG−B面用のバックグラウンド画像データであるファイル操作画面データ(システム画面データ)を、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のBG−B面の記憶領域に転送する(図5のファイル操作画面参照)。これにより、図49に示されるファイル操作画面が、テレビ111に表示される。説明ふきだしの初期表示としては、図68(FS-a)に示される内容が表示される。
【0345】
ステップ4805では、上述の一連の転送処理が終了したか否かが判定され、転送終了が判定された後、更に、ステップ4806で、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶されるファイル操作画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、現在ファイル番号表示部及びファイル名表示部(図49参照)に対応するセルの部分のみが、レジスタFNの値1に対応する内容を示すデータに置き換えられる。具体的には、CPU101は、現在ファイル番号表示部のセルとして、レジスタFNの値1に対応する数字1を示す画像データをSRAM103の対応するエリアに転送し、ファイル名表示部のセルとして、ワークRAM108の図9に示されるAD7から始まる6個のアドレスエリアのうち、レジスタFNの値1に対応するアドレスエリア{AD7}〜{AD7+7}に記憶されているファイル名画像データを、SRAM103の対応するエリアに転送する。
【0346】
その後、図46のステップ4601のファイル操作画面表示処理を終了する。この結果、ファイル操作画面の初期画面として、ファイル番号1及びそのファイル名を表示する現在ファイル番号表示部及びファイル名表示部と、ファイルアイコン1が強調表示されたファイルアイコン1〜6と、図68(FS-a)に示される内容を表示する説明ふきだしと人形の絵からなるヘルパーとが、テレビ111に表示される。
【0347】
この状態から、ユーザがコントロールパッド112上の下スイッチ204をONすると図46のステップ4605の判定がYESとなり、そのときファイルアイコン1〜3のグループ内のファイルアイコン(図49参照)が選択されていてファイル番号を示すレジスタFNの値が3以下であればステップ4606の判定がYESとなって、ステップ4607で、レジスタFNの値が+3される。この結果、ファイルアイコンのグループが1〜3のグループから4〜6のグループに移動したことになる。その後、表示を変更するための、図47のステップ4614〜4617の処理が実行される。下スイッチ204がONされたときに既にファイルアイコン4〜6のグループ内のファイルアイコン(図49参照)が選択されていてファイル番号を示すレジスタFNの値が3以下でなければステップ4606の判定がNOとなって、表示内容は変更されず、ステップ4602の処理に戻る。
【0348】
ユーザがコントロールパッド112上の上スイッチ203をONすると図46のステップ4602の判定がYESとなり、そのときファイルアイコン4〜6のグループ内のファイルアイコン(図49参照)が選択されていてファイル番号を示すレジスタFNの値が3より大きければステップ4603の判定がYESとなり、ステップ4604で、レジスタFNの値が−3される。この結果、ファイルアイコンのグループが4〜6のグループから1〜3のグループに移動したことになる。その後、表示を変更するための、図47のステップ4614〜4617の処理が実行される。上スイッチ203がONされたときに既にファイルアイコン1〜3のグループ内のファイルアイコン(図49参照)が選択されていてファイル番号を示すレジスタFNの値が3より大きくなければステップ4603の判定がNOとなって、表示内容は変更されず、ステップ4602の処理に戻る。
【0349】
ユーザがコントロールパッド112上の左スイッチ205をONすると図46のステップ4611の判定がYESとなり、そのとき左端のファイルアイコンであるファイルアイコン1及びファイルアイコン4(図49参照)が選択されておらずレジスタFNの値が1及び4でなければステップ4612の判定がYESとなって、ステップ4613で、レジスタFNの値が−1される。この結果、選択されるファイルアイコンが1つ左に移動したことになる。その後、表示を変更するための、図47のステップ4614〜4617の処理が実行される。左スイッチ205がONされたときに左端のファイルアイコンであるファイルアイコン1又はファイルアイコン4が選択されておりレジスタFNの値が1又は4であればステップ4612の判定がNOとなって、表示内容は変更されず、ステップ4602の処理に戻る。
【0350】
ユーザがコントロールパッド112上の右スイッチ206をONすると図46のステップ4608の判定がYESとなり、そのとき右端のファイルアイコンであるファイルアイコン3及びファイルアイコン6(図49参照)が選択されておらずレジスタFNの値が3及び6でなければステップ4609の判定がYESとなって、ステップ4610で、レジスタFNの値が+1される。この結果、選択されるファイルアイコンが1つ右に移動したことになる。その後、表示を変更するための、図47のステップ4614〜4617の処理が実行される。右スイッチ206がONされたときに右端のファイルアイコンであるファイルアイコン3又はファイルアイコン6が選択されておりレジスタFNの値が3又は6であればステップ4609の判定がNOとなって、表示内容は変更されず、ステップ4602の処理に戻る。
【0351】
以上の図46のステップ4605〜4607、ステップ4602〜4604、ステップ4611〜4613、又はステップ4608〜4610の何れかの処理の後、図47のステップ4614で、レジスタFNの値に対応するファイルアイコンのみが新たに強調表示される。具体的には、CPU101が、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶されるファイル操作画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、レジスタFNの値に対応するファイルアイコンに対応するセルの部分を、強調表示用のセルに置き換えると共に、例えば、レジスタFNの元の値に対応する今まで強調表示されていたファイルアイコンに対応するセルの部分を通常表示用のセルに置き換える。
【0352】
次に、ステップ4615において、レジスタFNの値のファイル番号に対応するワークRAM108上のアドレスにファイルが記憶されているか否かが判定される。具体的には、CPU101は、ワークRAM108上の図9に示されるAD7から始まるアドレスエリアのうち、レジスタFNの値に対応するエリア{AD7+{(FN)−1}×8}〜{AD7+{(FN)−1}×8+7}に有効なファイル名が記憶されているか否かを判定する。なお、(FN)はレジスタFNの値を示す。
【0353】
レジスタFNの値のファイル番号に対応するファイルが存在しステップ4615の判定がYESならば、CPU101は、ステップ4616で、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶されるファイル操作画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、現在ファイル番号表示部及びファイル名表示部(図49参照)に対応するセルの部分のみが、レジスタFNの値に対応する内容を示すデータに置き換えられる。具体的には、CPU101は、現在ファイル番号表示部のセルとして、レジスタFNの値に対応する数字を示す画像データをSRAM103の対応するエリアに転送し、ファイル名表示部のセルとして、ワークRAM108上の図9に示されるAD7から始まる6個のアドレスエリアのうちレジスタFNの値に対応するアドレスエリア{AD7+{(FN)−1}×8}〜{AD7+{(FN)−1}×8+7}に記憶されているファイル名画像データをSRAM103の対応するエリアに転送する。
【0354】
その後、ステップ4618の判定がNOとなって、図46のステップ4602の処理に戻る。
一方、レジスタFNの値のファイル番号に対応するファイルが存在せず図47のステップ4615の判定がNOなら、CPU101は、ステップ4617で、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶されるファイル操作画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、現在ファイル番号表示部及びファイル名表示部(図49参照)に対応するセルの部分のみが変更される。具体的には、CPU101は、現在ファイル番号表示部のセルとして、レジスタFNの値に対応する数字を示す画像データをSRAM103の対応するエリアに転送し、ファイル名表示部のセルの内容として、空白を示す画像データをSRAM103の対応するエリアに転送する。
【0355】
その後、ステップ4618の判定がNOとなって、図46のステップ4602の処理に戻る。
最後に、何れかのファイルアイコンが強調表示されると共に、現在ファイル番号表示部とファイル名表示部の表示内容がそのファイルアイコンに対応する内容となっているときに、ユーザがコントロールパッド112上のENTERスイッチ202をONすると、図46のステップ4602と4605と4608と4611の判定がNOとなり、図47のステップ4618の判定がYESとなる。
【0356】
この結果、ステップ4619で、CPU101は、レジスタFNの値に対応するワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD8+8×((FN)−1)}〜{AD8+8×((FN)−1)+7}に、それぞれ、ワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD1}〜{AD1+7}に記憶されているパーツ種データである8種類のパーツ番号をストアする。
【0357】
次に、ステップ4620で、CPU101は、レジスタFNの値に対応するワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD7+8×((FN)−1)}〜{AD8+8×((FN)−1)+7}に、それぞれ、ユーザによる文字入力操作に基づいて前述した図13のステップ1308の文字入力処理における図45のステップ4318でワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD6}〜{AD6+7}に記憶された、ファイル名を構成する文字コードを、ストアする。
【0358】
続いて、ステップ4621で、CPU101は、レジスタFNの値に対応するワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD9+12×((FN)−1)}〜{AD9+12×((FN)−1)+11}に、それぞれ、ワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD4}〜{AD4+11}に記憶されているせりふ文を構成する入力文字の文字コードをストアする。
【0359】
最後に、ステップ4622で、レジスタFNの値がワークRAM108の図9に示されるアドレスエリア{AD3}にストアされる。
ステップ4622の処理の後、図13のステップ1308のファイルセーブ処理を終了し、図13のステップ1306の処理に戻る。
<他の実施例>
以上説明した実施例においては、BM−A面に前髪、BM−B面に後ろ髪とりんかく、OBJ−A面に鼻、目、口、OBJ−B面にまゆ、せりふ、せりふ枠、というように、グラフィックパーツ毎に配置される表示面が予め決定されているが、本発明はこれに限られるものではなく、例えばSRAM103上に確保されるOBJ−A面及びOBJ−B面に配置されるスプライト(オブジェクト)のグラフィックパーツの数が所定個数以上になったら、それ以降のスプライト(オブジェクト)のグラフィックパーツがDP−RAM104上のBM−A面又はBM−B面に配置されるように、動的な制御が行われるようにしてもよい。
【0360】
【発明の効果】
本発明によれば、所定のグラフィックパーツ毎にそれらの大きさに応じて複数の記憶手段上の異なる表示画面領域に配置されることにより、効率の良いアクセスと画像表示性能の向上が実現される。
【0361】
より具体的には、例えば、所定数までの第1のグラフィックパーツ群が第1の記憶手段上に確保される表示画面領域に配置され、第2のグラフィックパーツ群が第2の記憶手段上に確保される表示画面領域に配置されるというように、グラフィックパーツが複数の記憶手段に振り分けられることで、画像データ読出し手段は、それぞれの記憶手段上のグラフィックパーツの画像データに、独立にアクセスすることが可能となり、この結果、画像表示性能を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の回路の全体構成図である。
【図2】コントロールパッド112の外観図である。
【図3】VDPの構成図である。
【図4】表示画面の階層構造の説明図である。
【図5】画面アサインを示す図である。
【図6】プログラム/データROM107に記憶される各種画像データのフォーマットを示す図(その1)である。
【図7】プログラム/データROM107に記憶される各種画像データのフォーマットを示す図(その2)である。
【図8】プログラム/データROM107に記憶される各種画像データのフォーマットを示す図(その3)である。
【図9】ワークRAMに記憶される各種画像データのフォーマットを示す図である。
【図10】オブジェクトアトリビュートメモリ部のデータ構成図である。
【図11】表示制御レジスタのデータ構成図である。
【図12】画面表示タイミングの説明図である。
【図13】全体動作フローチャートである。
【図14】モード選択処理の動作フローチャートである。
【図15】モード選択画面表示処理の動作フローチャートである。
【図16】ファイルロード処理の動作フローチャート(その1)である。
【図17】ファイルロード処理の動作フローチャート(その2)である。
【図18】ファイルロード処理の動作フローチャート(その3)である。
【図19】ファイル画面表示処理の動作フローチャートである。
【図20】アンケート画面処理の動作フローチャート(その1)である。
【図21】アンケート画面処理の動作フローチャート(その2)である。
【図22】アンケート画面処理の動作フローチャート(その3)である。
【図23】アンケート画面処理の動作フローチャート(その4)である。
【図24】アンケート画面処理の動作フローチャート(その5)である。
【図25】アンケート画面表示処理の動作フローチャートである。
【図26】顔作成処理の動作フローチャート(その1)である。
【図27】顔作成処理の動作フローチャート(その2)である。
【図28】顔作成処理の動作フローチャート(その3)である。
【図29】顔作成処理の動作フローチャート(その4)である。
【図30】顔作成処理の動作フローチャート(その5)である。
【図31】顔作成処理の動作フローチャート(その6)である。
【図32】顔作成処理の動作フローチャート(その7)である。
【図33】顔作成処理の動作フローチャート(その8)である。
【図34】顔作成処理の動作フローチャート(その9)である。
【図35】顔作成処理の動作フローチャート(その10)である。
【図36】顔作成処理の動作フローチャート(その11)である。
【図37】顔作成処理の動作フローチャート(その12)である。
【図38】基本システム画面表示処理の動作フローチャート(その1)である。
【図39】基本システム画面表示処理の動作フローチャート(その2)である。
【図40】文字入力画面表示処理の動作フローチャートである。
【図41】顔画像表示処理の動作フローチャート(その1)である。
【図42】顔画像表示処理の動作フローチャート(その2)である。
【図43】文字入力処理の動作フローチャート(その1)である。
【図44】文字入力処理の動作フローチャート(その2)である。
【図45】文字入力処理の動作フローチャート(その3)である。
【図46】ファイルセーブ処理の動作フローチャート(その1)である。
【図47】ファイルセーブ処理の動作フローチャート(その2)である。
【図48】ファイル画面表示処理の動作フローチャートである。
【図49】ファイル操作画面のレイアウト図である。
【図50】アンケート画面のレイアウト図である。
【図51】基本システム画面のレイアウト図である。
【図52】基本システム画面におけるBG−A面のレイアウト図である。
【図53】基本システム画面におけるBM−B面のレイアウト図である。
【図54】基本システム画面におけるOBJ−A面のレイアウト図である。
【図55】基本システム画面におけるBM−A面のレイアウト図である。
【図56】基本システム画面におけるOBJ−B面のレイアウト図である。
【図57】基本システム画面におけるBG−B面のレイアウト図である。
【図58】文字入力画面のレイアウト図である。
【図59】モード選択処理における説明ふきだしの内容を示す図である。
【図60】ファイルロード処理における説明ふきだしの内容を示す図である。
【図61】アンケート画面処理における説明ふきだしの内容を示す図(その1)である。
【図62】アンケート画面処理における説明ふきだしの内容を示す図(その2)である。
【図63】基本システム画面における説明ふきだしの内容を示す図(その1)である。
【図64】基本システム画面における説明ふきだしの内容を示す図(その2)である。
【図65】基本システム画面における説明ふきだしの内容を示す図(その3)である。
【図66】基本システム画面における説明ふきだしの内容を示す図(その4)である。
【図67】文字入力画面における説明ふきだしの内容を示す図である。
【図68】ファイルセーブ処理における説明ふきだしの内容を示す図である。
【図69】選択アイコンを示す図である。
【図70】ふきだしの形とせりふの変化を示す図である。
【符号の説明】
101 CPU
102 VDP
103 SRAM
104 DP−RAM
105 音源処理回路
106 サウンドRAM
107 プログラム/データROM
108 ワークRAM
109 エンコーダ
110 D/A変換器
111 テレビ
112 コントロールパッド
201 SELスイッチ
202 ENTERスイッチ
203 上スイッチ
204 下スイッチ
205 左スイッチ
206 右スイッチ
301 CPUインタフェース部
302 SRAMインタフェース部
303 DP−RAMインタフェース部
304 オブジェクトジェネレータ部
305 バックグラウンドジェネレータ部
306 ビデオ信号ジェネレータ部
307 オブジェクトアトリビュートメモリ部
308 プライオリティコントローラ部
309 カラールックアップテーブル部
310 RGB D/A変換部
311 オシレータ部
312 水平/垂直同期カウンタ部
313 デコーダ部
314 ビデオ信号ジェネレータ部
315 アドレスバス
316 データバス[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to an image processing apparatus capable of displaying and editing graphics.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Some graphic editing apparatuses such as personal computers and game machines that execute children's drawing software can configure and display arbitrary graphics using various graphic parts. For example, a caricature creating apparatus that creates a caricature by combining parts such as eyes, mouth, eyebrows, and hair.
[0003]
In such an apparatus, conventionally, image data constituting each graphic part is developed on one memory, and the graphic is constituted by sequentially reading the image data on the memory.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in such a conventional technology, each graphic part is expanded on one memory regardless of the number of occupied areas on the memory, and therefore image data of the graphic part expanded on the memory is edited (moved). If the attempt is made to delete, add, etc., the memory access efficiency is poor. For example, the display operation takes time, or the expandable memory area is limited. As a result, the number of bits per dot of image data That is, there is a problem that the number of colors must be limited.
[0005]
More specifically, for example, image data of a graphic part is stored in a predetermined size portion (cell) on the memory, and the display position of the graphic part is also specified for each cell constituting the graphic part. If the number of cells accessed simultaneously on one memory increases in order to move, for example, a graphic expressed using the memory, many cells are moved at once. Therefore, it takes a lot of time from the start to the completion of the process, and as a result, the response speed of the display operation decreases.
[0006]
An object of the present invention is to improve the performance of accessing graphic parts on a memory.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The present invention is premised on an image processing apparatus that combines graphics data by combining graphic part image data and arranging them on a display screen.
[0008]
And first, eachFirst and secondIt has a plurality of storage means (
Next, each storage meansThe sprite image is assigned to the first display screen area, and the bitmap image is assigned to the second display screen area.And image data writing means (CPU 101) for storing graphic part image data in a display screen area secured in one of a plurality of storage means. This allocation control may be performed statically in advance, or may be performed dynamically according to the storage capacity of each storage unit at the time of actual writing.
[0009]
Then, from each display screen area secured in a plurality of storage means, while controlling the display priority between the display screen areas, the graphic part image data stored in each display screen area is parallelized. And image data reading means (VDP 102 having a built-in
[0010]
[Action]
For each predetermined graphic part, they are arranged in different display screen areas on a plurality of storage means.
[0011]
More specifically, for example, up to a predetermined number of first graphic parts (sprite (object)) groups are arranged in a display screen area secured on the first storage means (SRAM 103). On the other hand, the second graphic part (bitmap) group is arranged in the display screen area secured on the second storage means (DP-RAM 104).
[0012]
As described above, the graphic parts are distributed to the plurality of storage units, so that the image data reading unit can independently access the image data of the graphic parts on each storage unit.
[0013]
【Example】
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
<Overall Configuration of Circuit of Example>
FIG. 1 is an overall configuration diagram of a circuit according to an embodiment of the present invention, which is implemented as a portrait creation device for a low-age group having the appearance of a game machine, and is configured in the same casing except for a
[0014]
A VDP (video display processor) 102 controls image processing related to sprites (objects), backgrounds, bitmaps, and the like.
An SRAM (static RAM) 103 stores sprites (objects) and background image data. A DP-RAM (dual port RAM) 104 stores bitmap image data. The SRAM 103 and the DP-
[0015]
The sound
The
[0016]
The program /
[0017]
The
The D /
[0018]
The
[0019]
The
<Configuration of VDP 102>
FIG. 3 is a configuration diagram of the
[0020]
This
[0021]
The
The
[0022]
The DP-RAM interface unit 303 controls an interface when a
[0023]
The object generator unit 304, the background generator unit 305, and the
[0024]
The object
[0025]
The
[0026]
The color
[0027]
The RGB D /
The oscillator unit 311 generates various clocks necessary for the
[0028]
The horizontal / vertical
[0029]
The
[0030]
The video
<Configuration of image data>
First, in the present embodiment, the display screen is defined as a stack of six virtual display surfaces as shown in FIG. These display surfaces are directed from the back to the front, background A surface (BG-A surface), bitmap B surface (BM-B surface), object A surface (OBJ-A surface), and bitmap A surface (BM). -A plane), object B plane (OBJ-B plane), and background B plane (BG-B plane). Then, the image assigned to the front display surface has a higher display priority, and the image assigned to the back display surface is hidden and displayed.
[0031]
FIG. 5 shows the relationship between the image data type (parts) assigned to each display surface and the screen mode. Various image data displayed on the BG-A surface, BG-B surface, BM-A surface, BM-B surface, OBJ-A surface, and OBJ-B surface are in the data format shown in FIGS. 1 is stored in the program /
[0032]
In this embodiment, in consideration of the data compression effect, in order to reproduce a small area image and an image formed by repeating the small area image, the image data is divided for each small area and developed into the
[0033]
On the BG plane, the cells are arbitrarily arranged in a map (matrix) shape, and an image of a desired size is synthesized. If it is desired to change only a part of the image, only the data of the corresponding cell on the
[0034]
In the OBJ plane, rather than for data compression, the display position of a small area image can be easily changed without affecting (not redrawing) other images (background, etc.) Then, it is used for the purpose of giving priority among the sprite (object) images of 128 simultaneous display. Since the image data on the OBJ plane has a small area and a small amount of data (number of dots), the memory access time for one piece of image data can be reduced, and a larger amount of image data can be reproduced accordingly. However, the number of sprites (objects) that can be displayed simultaneously per screen is limited. This is defined from the memory capacity of an object
[0035]
The BM surface is an image having a certain area, but is a surface suitable when there are few elements that are repeatedly reproduced. There is no need to configure the image in cell format, and no map information is required. As a result, an image having a relatively large area can be displayed efficiently. In this embodiment, two BM surfaces can be output. These are called the BM-A plane and the BM-B plane.
<Schematic operation of
Next, schematic operations of the
[0036]
Next, the object generator unit 304 and the background generator unit 305 in FIG. 3 access the
[0037]
In the operation described above, the
[0038]
On the other hand, the
[0039]
As described above, for each horizontal period, the colors of the next one line of sprites (objects) arranged in the two line buffers in the object generator unit 304 on the OBJ-A plane and the OBJ-B plane, respectively. The code is obtained, and the background color code for the next one line arranged on each of the BG-A plane and the BG-B plane is obtained in the two line buffers in the background generator unit 305, and further the bitmap generator. Bit map color codes for the next one line respectively arranged on the BM-A plane and the BM-B plane are obtained in the four line buffers in the
[0040]
1 sets whether or not each display surface shown in FIG. 4 is used in a display control register (not shown) in the
[0041]
FIG. 12 is an explanatory diagram of screen display timing.
The horizontal synchronization counter value output from the
[0042]
Each time the horizontal synchronization counter value is counted up, one set of RGB data is output from the color
<Detailed Operation of
The operation of the
Overall operation flow
FIG. 13 is a flowchart illustrating the entire operation executed by the
[0043]
When the system power is turned on, in step 1301, the contents of the
[0044]
Next, in
[0045]
When either the questionnaire screen selection area or the file loading screen selection area on the mode selection screen is highlighted, when the user turns on the
[0046]
If it is determined that the current mode number is 1, a file operation screen process for loading a file is executed in
On the other hand, if it is determined that the current mode number is 2, a questionnaire screen process is executed in
[0047]
When the user ends the file operation screen displayed on the
[0048]
In step 1306, when the user turns on the
[0049]
On the other hand, if the user turns on the
Mode selection process flow
FIG. 14 is an operation flowchart of the mode selection process executed as the process of
[0050]
First, in step 1401, a mode selection screen display process is executed. A detailed operation flowchart of this processing is shown in FIG.
In FIG. 15, in
[0051]
In
[0052]
In
[0053]
Further, in step 1504, data for explaining speech on the mode selection screen (hereinafter referred to as “explain speech”) and its coordinate data are created. Specifically, the
[0054]
In step 1505, the
[0055]
In
[0056]
Next, in the repetition of
[0057]
That is, when the user turns on the upper switch (SW) 203, the determination in
[0058]
In
[0059]
As a result, the
When the user turns on the
[0060]
In
[0061]
As a result, the
Until the user turns on the
File
File loading process flow
16 to 19 are operation flowcharts showing the file loading process executed as
[0062]
As shown in FIG. 49, the file operation screen includes a current file number display section and a file name display section for displaying the number and name of the currently selected file, and a
[0063]
On the file operation screen, when the user turns on the
[0064]
Details of the operation flowcharts of FIGS. 16 to 19 will be described below.
First, in
[0065]
In FIG. 19, in
[0066]
In
[0067]
In
In step 1904, as in
[0068]
In
[0069]
Thereafter, the file operation screen display process in
[0070]
From this state, when the user turns on the
[0071]
When the user turns on the
[0072]
When the user turns on the
When the user turns on the
[0073]
After any of the processes in
[0074]
Next, in
[0075]
If a file corresponding to the file number of the value of the register FN exists and the determination in
[0076]
Thereafter, in
[0077]
Thereafter, the processing returns to step 1602 in FIG.
On the other hand, if the file corresponding to the file number of the value of the register FN does not exist and the determination in
[0078]
Thereafter, in
[0079]
Thereafter, the processing returns to step 1602 in FIG.
Finally, when any file icon is highlighted and the display contents of the current file number display part and the file name display part are contents corresponding to the file icon, the user can When the
[0080]
As a result, in
[0081]
In this case, the part number stored in the address area {AD1} from the address area {AD8 + 8 × ((FN) −1)} on the
[0082]
The part number stored in the address area {AD1 + 1} from the address area {AD8 + 8 × ((FN) -1) +1} on the
[0083]
The part number stored in the address area {AD1 + 2} from the address area {AD8 + 8 × ((FN) −1) +2} on the
[0084]
The part number stored in the address area {AD1 + 3} from the address area {AD8 + 8 × ((FN) -1) +3} on the
[0085]
The part number stored in the address area {AD1 + 4} from the address area {AD8 + 8 × ((FN) -1) +4} on the
[0086]
The part number stored in the address area {AD1 + 5} from the address area {AD8 + 8 × ((FN) -1) +5} on the
[0087]
The part number stored in the address area {AD1 + 6} from the address area {AD8 + 8 × ((FN) -1) +6} on the
[0088]
Finally, the part number stored in the address area {AD1 + 7} from the address area {AD8 + 8 × ((FN) −1) +7} of the
[0089]
After the process of
After the process of
[0090]
In this way, each part corresponding to the part number of the portrait included in the file selected by the user stored in the address areas {AD1} to {AD1 + 9} shown in FIG. 9 on the
Questionnaire screen processing flow
20 to 25 are operation flowcharts showing the questionnaire screen process executed as
[0091]
First, in
In FIG. 25, in
[0092]
In
[0093]
In step 2503, as in
[0094]
Further, in
[0095]
In step 2505, the
[0096]
In
[0097]
As shown in FIG. 50, the questionnaire screen includes selection answer display for each question number of # 1 to # 4 (including question selection picture in question number 1) and “end” (question number # 5). A helper composed of an end speech display, an instruction speech bubble for instructing the currently selected display, and a picture of a doll is displayed. In the initial state, the helper instructs the selection answer display of
[0098]
When the user turns on the
[0099]
On the other hand, when the user turns on the
[0100]
As described above, the user can change the question number (#) with the
[0101]
First, when the question number (#) is changed to 1, the determination in
That is, in step 2009, explanation balloon data for explaining the questionnaire screen corresponding to the
[0102]
In step 2010, the
[0103]
In step 2011, it is determined whether or not the series of transfer processes described above has been completed. Then, when it is determined that the transfer has been completed, the explanation balloon shown in FIG. 61 (A-a) is displayed at the position of
[0104]
Next, even when the question number (#) is changed to 2 to 5, respectively, the determination in
[0105]
Next, when the user turns on the
[0106]
When the
[0107]
In
[0108]
If the user turns on the
[0109]
When the
[0110]
In
[0111]
When the value of the question number (#) is 3 or 4, and the user turns on the
[0112]
That is, after the value of the register A3 or A4 is incremented or decremented between 1 and 3, among the cells constituting the background image data for the questionnaire screen stored in the storage area of the BG-B surface of the
[0113]
If the value of the question number (#) is 1 to 4 and the user turns on the
[0114]
Further, when the value of the question number (#) is 5, that is, when the explanation balloon indicates the end display, if the user turns on the
[0115]
In this way, each part corresponding to the part number of the portrait included in the file selected by the user stored in the address areas {AD1} to {AD1 + 7} shown in FIG. 9 on the
Face creation process flow
As described above, the user causes the
[0116]
FIG. 51 shows the output state of the basic system screen. As described with reference to FIG. 4, the screen includes the BG-A plane, the BM-B plane, the OBJ-A plane, the BM-A plane, the OBJ-B plane, and the BG-B plane shown in FIGS. The image assigned to the front display surface has a higher display priority, and is generated by being displayed so as to be hidden and displayed so that the image assigned to the display surface behind it is hidden. Here, the selection icons, explanation balloons, command icons, etc. are arranged on the BG-B plane as shown in FIG. 57, and the portrait images are displayed on the BM-B plane, OBJ, as shown in FIGS. -Since they are arranged on the A plane, the BM-A plane, and the OBJ-B plane, the graphic parts necessary for the user interface such as icons are always visible without being hidden. A background image is arranged on the back BG-A surface, and all of the BG-B surface, BM-B surface, OBJ-A surface, BM-A surface, and OBJ-B surface are transparent. It looks like a certain part. Also, as shown in FIG. 57, the explanation balloon is arranged on the BG-B plane, but only the character portion cell inside it is rewritten, so that the explanation can be written without affecting other images. Can be changed.
[0117]
Next, in this embodiment, in order to easily edit the portrait, the portrait image is synthesized by combining graphic parts such as eyes, nose, eyebrows, phosphorus and hair. In this case, when all of these graphic parts are expanded on one memory, as described in the section [Problems to be solved by the invention], for example, a graphic part that is accessed simultaneously is configured on one memory. When the number of cells to be increased increases, for example, in order to move the graphic represented by using the memory, it is necessary to perform control for moving many cells at a time. As a result, the response speed of the display operation decreases. Further, as a result of limiting the expandable memory area, the number of bits per dot of image data, that is, the number of colors may have to be limited.
[0118]
In this embodiment, therefore, the processing time is reduced and the number of display colors is increased by arranging the predetermined graphic parts on different display surfaces in different memories. Specifically, in this embodiment, as shown in FIGS. 5 and 53 to 56, the BM-A surface on the DP-
[0119]
As described above, the graphic parts are distributed to the
[0120]
Next, in the face creation process, the following 24 cases are executed.
(Case 1)
The user can switch between the selection of the selection icon and the selection of the command icon with the
(Case 2)
The user can switch between a “save” icon and a “return to mode selection” icon which are command icons by turning on the
(Case 3)
The user can return to the mode selection screen when the “return to mode selection” icon is highlighted by turning on the
(Case 4)
The user turns on the
(Case 5)
The user turns on the
(Case 6)
When the user turns on the
(Case 7)
The user selects the selected icon at the same time as moving the selected icon by turning on the
(Case 8)
The user turns on the
(Case 9)
The user moves the selection icon to be selected by turning ON the
(Case 10)
The user turns on the
(Case 11)
The user responds to the selection icon of the dialogue selection by turning ON the
[0121]
As shown in FIG. 69 (c), the user can select a dialogue to be displayed as a speech balloon from the current file name or a preset preset dialogue, and can modify it. it can.
(Case 12)
The user selects a selection icon to be selected by turning on the
(Case 13)
The user turns on the
(Case 14)
The user turns on the
(Case 15)
The user can switch between the cursor movement in the character display section and the cursor movement in the input character display section by turning on the
(Case 16)
The user can move the cursor in the character display unit up and down by turning on the
(Case 17)
The user can move the cursor in the character display portion to the left and right by displaying the character input screen in
(Case 18)
The user displays the character input screen in
(Case 19)
When the user is displaying the character input screen in
(Case 20)
When the user selects the ending character (see FIG. 58) in the character display portion and turns on the
(Case 21)
The user inputs the character input shown in FIG. 58 by turning ON the
(Case 22)
The user turns ON the
(Case 23)
The user selects a selection that is selected by turning on the
[0122]
In this way, when a fixed phrase is selected as a speech bubble statement, it can be automatically converted according to the shape of the speech bubble.
(Case 24)
The user turns on the
The operation in each case described above is realized by the operation flowcharts in FIGS. 26 to 40 corresponding to the face creation processing in step 1306 in FIG. Hereinafter, the operation for each case will be described in detail according to these operation flowcharts.
(Detailed operation of Case 1)
In
[0123]
First, in
In FIG. 38, in step 3801, the
[0124]
In
In step 3803, the
[0125]
In step 3804, the
[0126]
In step 3805, the
[0127]
In
[0128]
Next, in step 3901 in FIG. 39, the
[0129]
In Step 3902, the
[0130]
In step 3903, the
[0131]
In
[0132]
In step 3905, the
[0133]
In the subsequent step 3906, the
[0134]
In step 3907, the
[0135]
In the
[0136]
As described above, the
[0137]
In step 3909, the
[0138]
In the subsequent step 3910, the
[0139]
As described above, the
[0140]
In step 3911, the
[0141]
In the subsequent step 3912, the
[0142]
The
[0143]
Finally, in
[0144]
After this processing, the basic system screen display processing in
[0145]
Subsequently, when the user turns on the
[0146]
As a result, after the value of the register SF for selecting either the selection icon or the command icon is inverted between 0 and 1 in
[0147]
If the value of the register SF is 0, the determination at
[0148]
On the other hand, if the value of the register SF is 1, the determination in
[0149]
If the value of the register M is 0 and the determination in step 2807 is YES, a “save” icon (see FIG. 51) is highlighted in
[0150]
If the value of the register M is 1 and the determination in step 2807 is NO, a “return to mode selection screen” icon (see FIG. 51) is highlighted in
(Detailed operation of Case 2)
In
[0151]
If the user turns on the
[0152]
As a result, the
[0153]
On the other hand, if the user turns on the
[0154]
As a result, the
[0155]
When the user turns on the
(Detailed operation of Case 3)
In
[0156]
If the user turns on the
[0157]
In step 2905, a
As a result, after the determination in
[0158]
When the user turns on the
[0159]
In step 2904, the
As a result, after the determination in
(Detailed operation of Case 4)
In
[0160]
If the user turns on the
[0161]
On the other hand, if the user turns on the
[0162]
After the processing of
[0163]
After the processing of step 2610, the selection icon of the first hierarchy is currently displayed, and the value of the register K indicating the display hierarchy of the selection icon is 0, so the determination of
[0164]
Subsequently,
[0165]
Thereafter, the processing returns to step 2602 in FIG.
When the user turns on the
(Detailed operation of Case 5)
In
[0166]
If the user turns on the
[0167]
As a result, first, in
[0168]
Since the number of the selection icon other than the balloon is not 6, the determination in step 2909 is YES.
As a result, in step 2910, the
[0169]
Next, in step 2911, the
[0170]
Thereafter, in
(Detailed operation of Case 6)
In
[0171]
If the user turns on the
[0172]
As a result, in
[0173]
Next, in step 2914, the
[0174]
Thereafter, in step 2915, a
Further, in step 2916, the value saved in the register N1 is returned to the register N.
[0175]
Thereafter, the processing returns to step 2602 in FIG.
(Detailed operation of Case 7)
In
[0176]
If the user turns on the
[0177]
On the other hand, if the user turns on the
[0178]
After the processing of
[0179]
After the process of step 2610, the selection icon other than the second-level balloon is currently displayed and the value of the register K indicating the display hierarchy of the selection icon is 1, so the determination in
[0180]
As a result, in
[0181]
Thereafter, depending on the number N1 (value of the register N1) of the selection icon selected in the first hierarchy, the determination in any of
[0182]
If the user selects the first (leftmost) background selection icon (see FIG. 69 (a)) in the first hierarchy and then turns on the
[0183]
As a result, in
[0184]
Thereafter, the processing returns to step 2602 in FIG.
If the user selects the second hair selection icon (see FIG. 69 (a)) in the first layer and then turns on the
[0185]
As a result, first, in
[0186]
Next, in
[0187]
Thereafter, the processing returns to step 2602 in FIG.
If the user selects the third link selection icon (see FIG. 69 (a)) in the first hierarchy and then turns on the
[0188]
As a result, in
[0189]
Thereafter, the processing returns to step 2602 in FIG.
After the user selects the selection icon (see FIG. 69 (a)) of the fifth nose or the sixth mouth in the first hierarchy, the
[0190]
As a result, first, in step 3010, the
[0191]
Next, in
[0192]
As described above, the
[0193]
Thereafter, the processing returns to step 2602 in FIG.
If the user selects the third eye / eyebrows selection icon (see FIG. 69A) in the first hierarchy and then turns on the
[0194]
As a result, first, in
[0195]
Next, in
[0196]
As described above, the
[0197]
Subsequently, in
[0198]
Next, in step 3016, the
[0199]
The
[0200]
Thereafter, the processing returns to step 2602 in FIG.
(Detailed operation of Case 8)
In
[0201]
If the user turns on the
[0202]
As a result, first, in
[0203]
Since the number of the balloon selection icon is 6, the determination in step 2909 is NO.
As a result, in step 3101 in FIG. 31, the
[0204]
Next, in
[0205]
As a result, the
[0206]
Thereafter, in
Next, in
[0207]
Subsequently, in
[0208]
Thereafter, the determinations at
(Detailed operation of Case 9)
In
[0209]
If the user turns on the
[0210]
If the user turns on the
[0211]
After the process of
[0212]
Subsequently, in
[0213]
Thereafter, the determinations at
(Detailed operation of case 10)
In
[0214]
If the user turns on the
[0215]
As a result, in
[0216]
Next, in step 2914, the
[0217]
Thereafter, in step 2915, a
Further, in step 2916, the value saved in the register N1 is returned to the register N.
[0218]
Thereafter, the processing returns to step 2602 in FIG.
(Detailed operation of case 11)
In
[0219]
If the user turns on the
[0220]
As a result, in
[0221]
Next, in
[0222]
As a result, the
[0223]
Thereafter, in
Next, in step 3211, the first (leftmost) file name selection icon corresponding to the
[0224]
Subsequently, in
[0225]
Further, in
[0226]
Thereafter, after the processing of
(Detailed operation of case 12)
In
[0227]
If the user turns on the
[0228]
On the other hand, if the user turns on the
[0229]
After the processing in
[0230]
Subsequently, in
[0231]
Further, in
[0232]
Next, when the selection icon for the first file name in the third hierarchy is highlighted and the value of the register M becomes 0, the determination in
[0233]
As a result, first, in
[0234]
If the determination in
[0235]
If the determination in
On the other hand, when the selection icon for selecting a dialog line other than the first one in the third hierarchy is highlighted and the value of the register M becomes other than 0, the determination in
[0236]
As a result, in
[0237]
After the determination in
(Detailed operation of case 13)
In
[0238]
If the user turns on the
(Detailed operation of case 14)
In
[0239]
When the user turns on the
[0240]
As a result, first, in step 3401 in FIG. 34, a character input screen display process is executed. Details of this processing are shown as an operation flowchart in FIG.
In FIG. 40, in step 4001, an output screen clear command is issued from the
[0241]
In step 4002, the
[0242]
In
[0243]
In
[0244]
Next, in step 3402 of FIG. 34, the
[0245]
Thereafter, in
[0246]
Thereafter, the process proceeds to step 3404.
(Detailed operation of case 15)
In
[0247]
If the user turns on the
[0248]
Thereafter, the processing returns to step 3404.
(Detailed operation of case 16)
In
[0249]
If the
[0250]
If the value of the register Y indicating the vertical direction is not the
[0251]
Subsequently, in
[0252]
Thereafter, the determination at step 3503 in FIG. 35 is NO, and the processing returns to step 3404 in FIG.
If the value of the register Y is 0 indicating the top row, the determination in
[0253]
On the other hand, if the user turns on the
[0254]
If the value of the register Y indicating the vertical direction is not the
[0255]
Subsequently, in
[0256]
Thereafter, the determination at step 3503 in FIG. 35 is NO, and the processing returns to step 3404 in FIG.
If the value of the register Y is 10 indicating the bottom row, the determination at
(Detailed operation of case 17)
In
[0257]
When the user displays the character input screen in
[0258]
Of the value of the register X indicating the left and right character position in the character display portion and the value of the register Y indicating the vertical character position, the value of the register X indicating the left and right direction is not 0 indicating the leftmost line. The determination in step 3414 is YES, and the value in register X is decremented by 1 in
[0259]
Subsequently, in
[0260]
Thereafter, the determination at step 3503 in FIG. 35 is NO, and the processing returns to step 3404 in FIG.
If the value of the register X is 0 indicating the leftmost row, the determination at step 3414 is NO and
[0261]
On the other hand, if the user displays the character input screen in
[0262]
Of the value of the register X indicating the horizontal character position in the character display portion and the value of the register Y indicating the vertical character position, the value of the register X indicating the horizontal direction is not the
[0263]
Subsequently, in
[0264]
Thereafter, the determination at step 3503 in FIG. 35 is NO, and the processing returns to step 3404 in FIG.
If the value of the register X is 10 indicating the rightmost row, the determination in
(Detailed operation of case 18)
In
[0265]
When the user displays the character input screen in
[0266]
If the value of the register C indicating the character position in the input character display portion is not 0 indicating the left end, the determination in
[0267]
Subsequently, in
[0268]
Thereafter, the determination at step 3503 in FIG. 35 is NO, and the processing returns to step 3404 in FIG.
If the value of the register C is 0 indicating the left end, the determination at
[0269]
On the other hand, if the user displays the character input screen in
[0270]
If the value of the register C indicating the character position in the input character display portion is not the
[0271]
Subsequently, in
[0272]
Thereafter, the determination at step 3503 in FIG. 35 is NO, and the processing returns to step 3404 in FIG.
If the value of the register C is 11 indicating the right end, the determination at step 3422 is NO and step 3423 is not executed, the determination at step 3503 in FIG. 35 is NO and the processing returns to step 3404 in FIG. The operation of the
(Detailed operation of case 19)
In
[0273]
If the user displays the character input screen in
[0274]
As a result, in step 3506, the
[0275]
Subsequently, in
[0276]
Thereafter, if the value of the register C indicating the character position in the input character display portion is not the
[0277]
Next, in
[0278]
Thereafter, the determination at step 3503 in FIG. 35 is NO, and the processing returns to step 3404 in FIG.
If the value of the register C is 11 indicating the right end, the determination in step 3508 is NO and
(Detailed operation of case 20)
In
[0279]
If the user displays the character input screen in
[0280]
As a result, in step 3050, face image display processing is executed. Details of this processing are shown as an operation flowchart in FIG.
41, in step 4101, the
[0281]
In step 4105, the
[0282]
Next, in steps 4201 to 4212 of FIG. 42, by creating a portrait in exactly the same way as the series of processing of steps 3901 to 3912 of FIG. 39 executed in the basic system screen display processing of
[0283]
As a result, the created portrait image is displayed on the
Thereafter, the face image display process in step 3505 of FIG. 35 is terminated.
[0284]
Subsequently, in
[0285]
In
[0286]
If the input sentence is a fixed sentence and the determination in
[0287]
On the other hand, if the input sentence is an atypical sentence and the determination in
[0288]
After the processing of
[0289]
Next, in
[0290]
Subsequently, in step 3607, the
[0291]
Next, in
[0292]
As a result of the above processing, the
[0293]
Thereafter, the determination in step 3609 becomes NO (see
(Detailed operation of case 21)
In
[0294]
If the user turns on the
[0295]
First, in step 3702 of FIG. 37, a character input screen display process is executed. This process is the same as the process of step 3401 of FIG. 34, and is shown as the operation flowchart of FIG. 40 described above. As a result, the
[0296]
Thereafter, in
[0297]
Thereafter, the processing after
[0298]
When the input of the dialogue sentence is completed and the
[0299]
Thereafter, the determination at step 3609 in FIG. 36 is NO, and at
(Detailed operation of case 22)
In case 22, the user turns on the
[0300]
If the user turns on the
[0301]
As a result, in step 3705 of FIG. 37, the
[0302]
Next, in
[0303]
As a result, the
[0304]
Thereafter, in
Next, in
[0305]
Subsequently, in step 3715, the
[0306]
Then, after the processes in
(Detailed operation of case 23)
In
[0307]
If the user turns on the
[0308]
On the other hand, if the user turns on the
[0309]
After the processing in
[0310]
Subsequently, in step 3715, the value of the register W corresponding to the number of the selected dialogue frame is stored in the address area {AD1 + 7} shown in FIG.
[0311]
Then, by executing the processing of
[0312]
Thereafter, the determination in step 3609 is YES, and the processing returns to step 3708 in FIG.
(Detailed operation of case 24)
In
[0313]
If the user turns on the
Character input process flow
43 to 45 are operation flowcharts showing the character input screen process executed as
[0314]
As described above, in the face creation process in step 1306 in FIG. 13, if the user turns on the
[0315]
First, in step 4301 of FIG. 43, a character input screen display process is executed. This process is the same as the process of step 3401 of FIG. 34 in the face creation process of step 1306 of FIG. 13 described above, and is shown as the operation flowchart of FIG. As a result, the
[0316]
Thereafter, the user turns on the
[0317]
If the
If the value of the register Y indicating the vertical direction is not the
[0318]
Subsequently, in
[0319]
Thereafter, the determination at
If the value of the register Y is 0 indicating the top row, the determination in step 4303 is NO,
[0320]
On the other hand, if the
[0321]
If the value of the register Y indicating the vertical direction is not the
[0322]
Subsequently, in
[0323]
Thereafter, the determination at
If the value of the register Y is 10 indicating the bottom row, the determination in
[0324]
If the user displays the character input screen and the
[0325]
Of the value of the register X indicating the left and right character position in the character display portion and the value of the register Y indicating the vertical character position, the value of the register X indicating the left and right direction is not 0 indicating the leftmost line. The determination in step 4309 is YES, and the value of register X is decremented by 1 in
[0326]
Subsequently, in
[0327]
Thereafter, the determination at
If the value of the register X is 0 indicating the leftmost row, the determination in step 4309 is NO,
[0328]
On the other hand, when the user displays the character input screen and the
[0329]
Of the value of the register X indicating the horizontal character position in the character display portion and the value of the register Y indicating the vertical character position, the value of the register X indicating the horizontal direction is not the
[0330]
Subsequently, in
[0331]
Thereafter, the determination in
If the value of the register X is 10 indicating the rightmost row, the determination in
[0332]
Next, when the user displays the character input screen and the
[0333]
As a result, the determination process in
[0334]
If the value of register C is 7 or less and the determination at
[0335]
In step 4318, the
[0336]
Subsequently, in step 4319, the character assigned to the character position in the character display portion indicated by the value of the register X and the value of the register Y is changed to the character portion in the input character display portion indicated by the value of the
[0337]
Thereafter, in
Finally, when the user displays the character input screen and the
[0338]
As a result, in the address areas {AD6} to {AD6 + 7} of the
File save process flow
46 to 48 are operation flowcharts showing the file saving process executed as
[0339]
The file operation screen is the same as the file operation screen shown in FIG. 49 displayed in the file loading process in
[0340]
On the file operation screen, when the user turns on the
[0341]
Details of the operation flowcharts of FIGS. 46 to 48 will be described below.
First, in step 4601 of FIG. 46, a file operation screen display process is executed. The details of this process are shown as an operation flowchart in FIG.
[0342]
In FIG. 48, in step 4801, the
[0343]
In
[0344]
In
In step 4804, as in
[0345]
In
[0346]
Thereafter, the file operation screen display process in step 4601 in FIG. 46 is terminated. As a result, as the initial screen of the file operation screen, the current file number display part and file name display part for displaying the
[0347]
From this state, when the user turns on the
[0348]
When the user turns on the
[0349]
When the user turns on the
[0350]
When the user turns on the
[0351]
After any of the processes in steps 4605 to 4607,
[0352]
Next, in
[0353]
If a file corresponding to the file number of the value of the register FN exists and the determination in
[0354]
Thereafter, the determination at
On the other hand, if there is no file corresponding to the file number of the value of register FN and the determination in
[0355]
Thereafter, the determination at
Finally, when any file icon is highlighted and the display contents of the current file number display part and the file name display part are contents corresponding to the file icon, the user can When the
[0356]
As a result, in step 4619, the
[0357]
Next, in step 4620, the
[0358]
Subsequently, in
[0359]
Finally, in step 4622, the value of the register FN is stored in the address area {AD3} shown in FIG.
After the process of step 4622, the file saving process of
<Other embodiments>
In the embodiment described above, the front hair is on the BM-A surface, the back hair is on the BM-B surface, the nose, the eyes, the mouth on the OBJ-A surface, the eyebrows on the OBJ-B surface, the dialog, the speech frame, etc. In addition, the display surface to be arranged for each graphic part is determined in advance, but the present invention is not limited to this. For example, the display surface is arranged on the OBJ-A surface and the OBJ-B surface secured on the
[0360]
【The invention's effect】
According to the present invention, each predetermined graphic part is arranged in different display screen areas on a plurality of storage means according to the size thereof, thereby realizing efficient access and improvement of image display performance. .
[0361]
More specifically, for example, up to a predetermined number of first graphic parts groups are arranged in a display screen area secured on the first storage means, and the second graphic parts group are placed on the second storage means. As the graphic parts are distributed to a plurality of storage means such as being arranged in the reserved display screen area, the image data reading means independently accesses the image data of the graphic parts on each storage means. As a result, the image display performance can be improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall configuration diagram of a circuit according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an external view of a
FIG. 3 is a configuration diagram of a VDP.
FIG. 4 is an explanatory diagram of a hierarchical structure of a display screen.
FIG. 5 is a diagram showing screen assignment.
FIG. 6 is a diagram (part 1) illustrating a format of various image data stored in a program /
7 is a diagram (No. 2) showing a format of various image data stored in a program /
FIG. 8 is a diagram (part 3) illustrating a format of various image data stored in the program /
FIG. 9 is a diagram showing a format of various image data stored in the work RAM.
FIG. 10 is a data configuration diagram of an object attribute memory unit.
FIG. 11 is a data configuration diagram of a display control register.
FIG. 12 is an explanatory diagram of screen display timing.
FIG. 13 is an overall operation flowchart.
FIG. 14 is an operation flowchart of mode selection processing;
FIG. 15 is an operation flowchart of a mode selection screen display process.
FIG. 16 is an operation flowchart (part 1) of a file load process;
FIG. 17 is an operation flowchart (part 2) of the file loading process;
FIG. 18 is an operation flowchart (part 3) of the file loading process;
FIG. 19 is an operation flowchart of a file screen display process.
FIG. 20 is an operation flowchart (part 1) of a questionnaire screen process;
FIG. 21 is an operation flowchart (part 2) of the questionnaire screen process;
FIG. 22 is an operation flowchart (part 3) of the questionnaire screen process;
FIG. 23 is an operation flowchart (part 4) of the questionnaire screen process;
FIG. 24 is an operation flowchart (part 5) of the questionnaire screen process;
FIG. 25 is an operation flowchart of a questionnaire screen display process.
FIG. 26 is an operation flowchart (part 1) of a face creation process;
FIG. 27 is an operation flowchart (part 2) of the face creation process;
FIG. 28 is an operation flowchart (part 3) of the face creation processing;
FIG. 29 is an operation flowchart (part 4) of the face creation processing;
FIG. 30 is an operation flowchart (part 5) of the face creation process;
FIG. 31 is an operation flowchart (No. 6) of face creation processing;
FIG. 32 is an operation flowchart (part 7) of the face creation processing;
FIG. 33 is an operational flowchart (No. 8) of face creation processing;
FIG. 34 is an operational flowchart (No. 9) of face creation processing;
FIG. 35 is an operational flowchart (No. 10) of a face creation process;
FIG. 36 is an operational flowchart (No. 11) of the face creation processing;
FIG. 37 is an operational flowchart (No. 12) of face creation processing;
FIG. 38 is an operation flowchart (No. 1) of basic system screen display processing;
FIG. 39 is an operation flowchart (No. 2) of a basic system screen display process;
FIG. 40 is an operation flowchart of a character input screen display process.
FIG. 41 is an operation flowchart (part 1) of face image display processing;
FIG. 42 is an operation flowchart (part 2) of face image display processing;
FIG. 43 is an operation flowchart (part 1) of character input processing;
FIG. 44 is an operation flowchart (part 2) of the character input process;
FIG. 45 is an operation flowchart (part 3) of the character input process;
FIG. 46 is an operation flowchart (part 1) of the file saving process;
FIG. 47 is an operation flowchart (part 2) of the file saving process;
FIG. 48 is an operation flowchart of a file screen display process.
FIG. 49 is a layout diagram of a file operation screen.
FIG. 50 is a layout diagram of a questionnaire screen.
FIG. 51 is a layout diagram of a basic system screen.
FIG. 52 is a layout diagram of the BG-A plane on the basic system screen.
FIG. 53 is a layout diagram of the BM-B surface on the basic system screen.
FIG. 54 is a layout diagram of the OBJ-A plane on the basic system screen.
FIG. 55 is a layout diagram of the BM-A plane on the basic system screen.
FIG. 56 is a layout diagram of the OBJ-B plane on the basic system screen.
FIG. 57 is a layout diagram of the BG-B plane on the basic system screen.
FIG. 58 is a layout diagram of a character input screen.
FIG. 59 is a diagram showing the contents of explanation speech bubbles in mode selection processing.
FIG. 60 is a diagram illustrating the contents of explanation speech bubbles in the file loading process.
FIG. 61 is a diagram (part 1) illustrating the contents of explanation speech bubbles in questionnaire screen processing;
FIG. 62 is a diagram (part 2) showing the contents of the explanation speech bubbles in the questionnaire screen process;
FIG. 63 is a diagram (part 1) illustrating the content of an explanation bubble on the basic system screen.
FIG. 64 is a diagram (part 2) illustrating the content of an explanation speech bubble on the basic system screen.
FIG. 65 is a diagram (No. 3) illustrating the contents of the description speech bubbles on the basic system screen.
FIG. 66 is a diagram (No. 4) illustrating the contents of the description speech bubbles on the basic system screen.
FIG. 67 is a diagram showing the contents of explanation speech bubbles on the character input screen.
FIG. 68 is a diagram showing the contents of explanation speech bubbles in the file saving process;
FIG. 69 is a diagram showing selection icons.
FIG. 70 is a diagram showing changes in the shape of speech bubbles and dialog.
[Explanation of symbols]
101 CPU
102 VDP
103 SRAM
104 DP-RAM
105 Sound source processing circuit
106 Sound RAM
107 Program / data ROM
108 Work RAM
109 Encoder
110 D / A converter
111 TV
112 Control pad
201 SEL switch
202 Enter switch
203 Upper switch
204 Lower switch
205 Left switch
206 Right switch
301 CPU interface unit
302 SRAM interface unit
303 DP-RAM interface
304 Object generator
305 Background generator
306 Video signal generator
307 Object attribute memory section
308 Priority controller
309 Color Lookup Table
310 RGB D / A converter
311 Oscillator section
312 Horizontal / vertical synchronization counter
313 Decoder part
314 Video signal generator
315 Address bus
316 Data bus
Claims (1)
それぞれ第1及び第2の表示画面領域が確保される複数の記憶手段と、
該各記憶手段の第1の表示画面領域に前記スプライト画像が、第2の表示画面領域にビットマップ画像が割り当てられるように前記グラフィックパーツの画像データを前記複数の記憶手段の1つに確保されている表示画面領域に記憶させる画像データ書込み手段と、
前記複数の記憶手段に確保されている各表示画面領域から、該各表示画面領域間で表示の優先度を制御しながら、該各表示画面領域に記憶されているグラフィックパーツの画像データを並列に読み出して出力画像データとして出力する画像データ読出し手段と
を有することを特徴とする画像処理装置。 In an image processing apparatus for combining graphics by combining image data of graphic parts consisting of a sprite image representing a moving character and a bitmap image representing a background on a display screen,
A plurality of storage means each securing a first and second display screen area;
The graphic part image data is secured in one of the plurality of storage means so that the sprite image is assigned to the first display screen area of each storage means and the bitmap image is assigned to the second display screen area. Image data writing means to be stored in the display screen area,
The image data of the graphic parts stored in each display screen area is controlled in parallel while controlling the display priority between the display screen areas from the display screen areas secured in the plurality of storage means. An image processing apparatus comprising: image data reading means for reading and outputting as output image data.
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