JP3737676B2 - ホームページ表示方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、インターネットに接続したコンピュータシステムの液晶ディスプレイ装置等の画像表示装置の画面上にホームページの画像を表示させるのに用いて好適な表示方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
インターネットに接続したコンピュータシステムの液晶ディスプレイ装置等の画像表示装置の画面上にホームページの文字や画像を表示させる動作原理は、先ず、ホームページを開設する者がプログラム作成用の言語の一種であるHTML(Hyper Text Markup Language)を用いて、ホームページ用に準備したファイルに、ホームページの画像に用いる画像要素としての文字や図形や記号等を記述するとともに、同じくホームページの画像に用いる画像要素としての画像データを貼り付け、加えて多くの場合にその中の特定の文字列や図形、画像等についてリンク先のアドレスを組み込んでリンクを設定することで、ホームページのファイルを作成し、そのファイルを、インターネットに接続したコンピュータシステム中に置く。
【0003】
次いで閲覧者が、上記ホームページのファイルをインターネットを介して手元のコンピュータシステムに読み込ませると、そのコンピュータシステム内の閲覧ソフトウエア(ブラウザ)が上記画像表示装置の画面上に、ホームページの画像の画像要素である文字や図形や画像等を、平面的に、すなわちそれら文字や画像等を紙面上に表してその紙面の正面から見た状態で表示させる、というものである。
【0004】
そしてホームページの画像に上記リンクが設定されている場合には、閲覧者がそのホームページの画像中の下線の引かれた文字列やボタン化した図形等の、画像要素の全体または一部分をマウスの操作で指示することで、上記ファイル中にそれらに対して組み込まれたリンク先のアドレスのホームページのファイルを上記コンピュータシステムに次に読み込ませて、そのアドレスのホームページの画像を上記画像表示装置の画面上に表示させて閲覧することもできる。
【0005】
ところで、通常の書物を閲覧する際には、ページを次々とめくったりタイトルのみを飛ばし読みしたりすることで、あらかじめその書物の全体的な構成を概観することができるが、リンク先を多数設定した一般のホームページや、官公庁、大学、ショッピング・モール、電子図書館等のように多数のページを設けているホームページでは、各ページ間の関連性を示す案内図が表示されている場合を除き、ホームページ全体を概観して各ページ間の関連性を把握する方法がないという不都合がある。
【0006】
これに関し、例えば工業デザインのテクニカル・イラストレーションでは、三次元構造物である機器や装置の全体構造を立体的に見えるように平面上に描画して示すが、ホームページの画像のように元来立体要素を持たない文字や図形、記号、画像等を対象として、平面上にそれら文字等を立体的に見えるように表示するとともに立体的に位置して見えるように表示することで、大きな画像や多重的なページの全体的な構成を表示するということまでは行われていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
これがため、従来のホームページでは、閲覧者は、リンク先を組み込まれた複数の文字列や図形等からリンク先の内容を推理し、マウスの操作により、組み込まれたリンク先の同一ホームページ内のページや他のホームページの画像を読み込ませてその画像を画面上に表示させるが、表示させたページが希望したものでないことが多いため、ページ間を幾度となく行きつ戻りつする無駄な操作が多く発生してしまうという不都合がある。
【0008】
また、ホームページの画像の構成における上位ページと、下位ページあるいは参照ページとの関連付けが判らなくなって、迷路に入り込んでしまったようになる場合が多いという不都合もある。
【0009】
さらに、従来のホームページでは、その画像要素として複数のページがある場合に、それを平面的に一枚ずつ表示させることが多いため、それら複数のページの全体的な関係を想念するのに困難を伴う。そしてホームページの概観を把握するために複数ページを幾つか同時に画面上に表示させておいても、その関係性を記憶しておくのは難しいという不都合がある。
【0010】
すなわち、平面的に表示するのみの従来のホームページの表示方法では、膨大な量の情報を電子化したホームページに対して断片的な認識しかできないため、ホームページの全体的関連性を閲覧者が効率的に把握し得るようにするには、新たな表示方法が必要である。
【0011】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
この発明は、上記課題を有利に解決した表示方法を提供することを目的とするものであり、この発明のホームページ表示方法は、インターネットに接続したコンピュータシステムの画像表示装置の画面上にホームページの画像を表示させるに際し、前記ホームページの画像に用いる一もしくは複数の元の画像要素をそれぞれ、紙面上に表して空間内で斜め方向から見た状態に幾何学的に変形させて立体的に見えるようにし、前記ホームページの画像を、前記立体的に見えるようにした一もしくは複数の画像要素またはその画像要素の縮小版を含むものとすることを特徴とするものである。
【0012】
かかる表示方法によれば、ホームページの画像に用いる一または複数の元の画像要素(文字、図形、記号等を含む)をそれぞれ、紙面上に表して空間内で斜め方向から見た状態に幾何学的に変形させて立体的に見えるようにして、その一または複数の画像要素またはその縮小版をホームページの画像に含めているので、閲覧者は、画像表示装置の画面上で、その立体的に見える画像要素またはその縮小版を全体的または部分的に表示させて見ることで、ホームページの画像の全体構成を容易に概観し得て、そのホームページの画像の全体的関連性を効率的に把握することができる。
【0013】
さらに、この発明のホームページ表示方法は、前記元の画像要素の一もしくは複数の部分をそれぞれ、紙面上に表して空間内で斜め方向から見た状態に他の部分とは逆方向に幾何学的に変形させて他の部分から起き上がって見えるようにし、前記ホームページの画像を、前記起き上がって見えるようにした部分を有する前記立体的に見えるようにした一もしくは複数の画像要素またはその画像要素の縮小版を含むものとしたことを特徴とするものである。このようにすることで、リンクを設定する部分等の、元の画像要素のうちで特に閲覧者の注意を引きたい部分を、起き上がって見えるようにして目立たせることができるので、閲覧者に、リンクが設定された部分等を容易に発見させることができる。
【0014】
なお、この発明の表示方法においては、前記元の画像要素を、紙面上に表して空間内で斜め方向から見た状態に幾何学的に変形させて立体的に見えるようにするに際し、等軸測投影法を用いることとしても良く、このようにすれば、例えばジェイエーエスシー・ソフトウエア社の「ペイントショップ・プロ」等の市販されている画像処理ソフトウエアを用いて容易に実施し得る等軸測投影法(等角投影法ともいう)を用いるので、元の画像要素を容易に、紙面上に表して空間内で斜め方向から見た状態に幾何学的に変形させて立体的に見えるようにすることができる。ここで、文字や記号を、紙面上に表して空間内で斜め方向から見た状態に幾何学的に変形させて立体的に見えるようにする際、ジャストシステム社の市販ソフトウエア「花子10」を用いれば、その文字や記号を拡大表示しても輪郭がギザギザにならないように精度を上げて描画することができる。
【0015】
さらに、この発明の表示方法においては、複数の前記立体的に見えるようにした画像要素を、互いに同一平面上に位置して見えるように所定平面上に配置し、前記ホームページの画像を、前記立体的に見えるようにするとともに互いに同一平面上に位置して見えるように配置した複数の画像要素またはその画像要素の縮小版を含むものとしても良く、このようにすれば、複数の元の画像要素を用いて通常の画像表示装置の画面上に一度に表示し得る領域よりも大きい領域を持つホームページの画像を作成する場合に、その画像を例えばPDFのような精細なまま拡大表示させ得るファイル形式のデータでホームページのファイルに関連づけてホームページの閲覧時に最初はその画像が縮小された状態で表示されるようにしておくことで、また、その画像を例えばJPEGやGIFのような拡大表示させると粗くなるファイル形式のデータでホームページのファイルに関連づけるのと併せてその画像の縮小版をそのファイルの最初のページに関連づけておくことで、閲覧者が、その縮小された状態で表示される画像や縮小版の画像の全体を画像表示装置の画面上に表示させることができ、これによりホームページの画像の全体構成をより容易に概観し得て、そのホームページの画像の全体的関連性をより効率的に把握することができる。
【0016】
ここで、上記表示方法においては、前記立体的に見えるようにするとともに互いに同一平面上に位置して見えるように配置した複数の画像要素の相互の関連を示す関連表示図形を前記所定平面上に配置し、前記ホームページの画像を、前記関連表示図形をも含むものとしても良く、このようにすれば、ホームページの画像に、複数の画像要素の相互の関連を示す、例えば矢印や連結線等の関連表示図形が含まれるので、閲覧者が、その関連表示図形を手がかりにして所望の画像要素の所望の部分に到達するように、画像表示装置の画面上の表示範囲をずらしていったり、表示させるページを変更したりすることで、所望の部分を容易に表示させて確認することができる。
【0017】
また、この発明の表示方法においては、複数の前記立体的に見えるようにした画像要素を、互いに立体的に位置して見えるように所定平面上に配置し、前記ホームページの画像を、前記立体的に見えるようにするとともに互いに立体的に位置して見えるように配置した複数の画像要素またはその画像要素の縮小版を含むものとしても良く、このようにすれば、ホームページの画像として、例えば複数のページを構成する複数の画像要素を、それぞれ立体的に見えるようにするとともに互いに立体的に位置して見えるように配置して表示することができるので、閲覧者が、それら複数のページ間の階層構造をより容易に理解することができ、ひいてはホームページの画像の全体的関連性をより効率的に把握することができる。
【0018】
ここで、上記表示方法においては、前記立体的に見えるようにするとともに互いに立体的に位置して見えるように配置した複数の画像要素の相互の立体的位置関係を示す立体的位置関係表示図形を前記所定平面上に配置し、前記ホームページの画像を、前記立体的位置関係表示図形をも含むものとしても良く、このようにすれば、ホームページの画像に、複数の画像要素の相互の立体的位置関係を示す例えば箱形図形や連結パイプ等の立体的位置関係表示が含まれるので、閲覧者が、その立体的位置関係表示図形を手がかりにして所望の画像要素の所望の部分に到達するように、画像表示装置の画面上の表示範囲をずらしていったり、表示させるページを変更したりすることで、所望の部分を容易に表示させて確認することができる。
【0019】
さらに、この発明の表示方法においては、前記立体的に見えるようにした画像要素またはその画像要素の縮小版について、その画像要素または縮小版の全体または一部分を指示すると所定の前記立体的に見えるようにした画像要素または前記ホームページの画像に含めた所定の前記元の画像要素を表示させるリンク命令を設定しておいても良く、このようにすれば、ホームページの画像全体を概観して所望の部分を選択した後に、その所望の部分について、立体的に見えるようにした画像要素または元の平面的に見える画像要素を容易に表示させて確認することができる。
【0020】
また、この発明の表示方法においては、前記立体的に見えるようにした画像要素またはその画像要素の縮小版について、その画像要素または縮小版の全体または一部分を指示すると他の所定のホームページを表示させるリンク命令を設定しておいても良く、このようにすれば、ホームページの画像全体を概観してそのホームページに関連する他のホームページを選択した後に、そのホームページの画像を容易に表示させて確認することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明の実施の形態を実施例によって、図面に基づき詳細に説明する。ここに、図1は、この発明のホームページ表示方法の一実施例を示すフローチャートであり、この実施例の方法では、例えばマイクロソフト社の市販ソフトウエアである「ウィンドウズ95オペレーティングシステム」または「ウィンドウズ98オペレーティングシステム」等がインストールされた通常のパーソナルコンピュータシステムを用いて、先ず既存のホームページの画像を等軸測投影法(等角投影法ともいう)により変形させて、立体的に見える画像に改造する。
【0022】
この実施例の表示方法では、先ずステップ1で、作成済みのホームページの一つのページの画像を上記コンピュータシステムの画像表示装置の画面上に、例えばマイクロソフト社の市販ソフトウエアである「インターネット・エクスプローラ」等のブラウザ・ソフトウエアで表示させ、次いでステップ2で、そのコンピュータシステムに、例えばIBM社のDOS/Vオペレーティングシステムが作動するコンピュータシステムの場合は「PrtSc」キーを含むそのシステム固有の設定のキー操作で、上記表示させた画像全体を元の画像要素としてハードコピーさせる命令を入力する。この操作により、続くステップ3で、上記ホームページの画像は、イメージデータ形式に変換されて、例えば上記コンピュータの上記オペレーティングシステムの付属ソフトウエアである「クリップボード」に保存され、以後、描画ソフトウエアで自由に変形させることが可能になる。
【0023】
次のステップ4では、上記コンピュータシステムで、例えばジェイエーエスシー・ソフトウエア社の「ペイントショップ・プロ」等の市販画像処理ソフトウエアを起動し、上記ハードコピーしたホームページの画像である元の画像をそこに読み込ませて画面上に表示させる。この段階では画像は未だ、図2(a)に示すように、通常の、紙面に相当する底面部B上にその画像を表示してそれを正面視した状態となっている。続くステップ5では、ホームページの作成者が、上記紙面に相当する底面部Bを、図2(c)に示すように斜め方向から見た水平面に見えるように描画するか、図2(e)に示すように斜め方向から見た垂直面に見えるように描画するかを選択する。
【0024】
そしてステップ5で水平面に見える描画を選択した場合は、ホームページの作成者が、ステップ6で、上記画像処理ソフトウエアに例えば「イメージ」、「変形」、「ゆがみ」、「30%」というコマンドを順次に指示して実行させ、図2(b)に示すように、長方形の輪郭を持つ底面部B上の元の画像をその底面部Bとともに全体的に右方向へ歪ませて、対角120度および60度を持つ平行四辺形の輪郭の底面部B上の画像に変形させ、続くステップ7で、上記画像処理ソフトウエアに例えば「イメージ」、「回転」、「左」、「指定」、「330」というコマンドを順次に指示して実行させ、上記変形後の底面部Bおよびその上の画像を左方向(反時計方向)に330度回転させる。これにより、続くステップ8で、上記変形後の底面部Bは、図2(c)に示すように、斜め方向から見た水平面に見えるようになり、その底面部B上の画像は、斜め方向から見た水平面上に乗った水平状態に見えるようになる。
【0025】
また、ステップ5で垂直面に見える描画を選択した場合は、ホームページの作成者が、ステップ9で、上記画像処理ソフトウエアに例えば「イメージ」、「変形」、「ゆがみ」、「−30%」というコマンドを順次に指示して実行させ、図2(d)に示すように、長方形の輪郭を持つ底面部B上の元の画像をその底面部Bとともに全体的に左方向へ歪ませて、対角120度および60度を持つ平行四辺形の輪郭の底面部B上の画像に変形させ、続くステップ10で、上記画像処理ソフトウエアに例えば「イメージ」、「回転」、「左」、「指定」、「330」というコマンドを順次に指示して実行させ、上記変形後の底面部Bおよびその上の画像を左方向に330度回転させる。これにより、続くステップ11で、上記変形後の底面部Bは、図2(e)に示すように、斜め方向から見た垂直面に見えるようになり、その底面部B上の画像は、斜め方向から見た垂直面上に乗った垂直状態に見えるようになる。
【0026】
上記の如くして変形させた画像を描画させた後は、ホームページの作成者が、ステップ12で、上記変形によって作成した疑似立体画像をイメージデータとして上記クリップボードに表示させて、名前を付けて保存させ、次いでステップ13で、元とするホームページの画像の全てのページについてゆがみと回転を繰り返したかを判断し、ゆがみと回転を行っていないページが残っていれば、ステップ1に戻って次のページの画像を表示させ、上記の処理を繰り返す。一方、全てのページについてゆがみと回転を繰り返していれば処理を終了する。
【0027】
上記の如くして作成した複数の疑似立体画像を、例えばホームページの一つのページの画像として使用する際には、上記画像処理ソフトウエアにて、例えば概ね幅3000ピクセル×高さ3000ピクセルで解像度72ピクセル/インチの画像領域を設定し、次いで上記クリップボードに表示させた上記疑似立体画像を「コピー」の指示によって一旦記録した後、上記画像処理ソフトウエアに例えば「編集」、「貼り付け」、「新しいレイヤー」というコマンドを順次に指示して実行させて上記レイヤー上に貼り付ける。この時、そのレイヤーの背景に斜眼紙画像を表示させておき、その斜眼紙画像を基準として、上記複数の疑似立体画像を、後述の如くして、相互に同一平面上に位置して見えるように配置したり、相互に立体的に位置して見えるように配置したりした後、そのレイヤー上の複数の画像のみをホームページの画像とすれば、それら複数の疑似立体画像の相互の関連や階層構造における相互の位置づけを容易に把握し得る画像を作成することができる。
【0028】
また、この実施例の方法では、上記変形させた底面部上の画像に対して、その画像内の特定の文字列や図形、記号、画像部分等を起き上がらせて立体的に表示させており、この処理は、先ず、上記画像処理ソフトウエアにて、その変形させた底面部上の画像の元とした正面視の画像から、起き上がらせる文字列や図形、記号、画像部分等を領域指定して切り取り、次いで、例えば底面部B上の画像が図2(c)に示す如く水平状態に見えるものの場合は「イメージ」、「変形」、「ゆがみ」、「−30%」というコマンドを順次に指示して実行させるというようにして、その切り取った文字列や図形、記号、画像部分等を上記の底面部を歪ませる処理の逆方向に同程度歪ませて、元の輪郭が長方形であれば平行四辺形に変形させ、次いで、底面部上の画像と同様に「イメージ」、「回転」、「左」、「指定」、「330」というコマンドを順次に指示して実行させて、その文字列や図形、記号、画像部分等を左方向に330度回転させ、その変形および回転させた画像を上記「クリップボード」に表示させて名前を付けて保存させる。
【0029】
かかる処理を繰り返して蓄積した、起き上がらせる文字列や図形、記号、画像部分等は、上記画像処理ソフトウエアにて、先ず背景色を透過色とし、次いで上記底面部B上の画像を表示させて、その画像中の、上記起き上がらせる文字列等と同一の文字列等の位置に底辺を合わせて重ねて配置し、さらに、白あるいは黒等の背景色を用いて影を付けることで立体感を強める。これにより、例えば図3(a)に示すように、底面部B上の文字列C1が斜め方向から見た水平面上に乗った水平状態に見えるものの場合は、実際はその底面部B上の文字列C1およびそこに重ねた起き上がらせる文字列C2の下辺は画像の垂直線に対して右に120度傾斜する一方、その起き上がらせる文字列C2の左右両辺は画像の垂直線に対して平行になるので、その文字列C2は擬似的立体感を持って底面部B上の画像から起き上がって見えるものとなる。また図3(b)に示すように、底面部B上の文字列C3が斜め方向から見た垂直面上に乗った垂直状態に見えるものの場合も同様にして、起き上がらせる文字列C4は擬似的立体感を持って底面部B上の画像から起き上がって見えるものとなる。
【0030】
図4は、水平状態に見える文字列や垂直状態に見える文字列、そしてそれらから起き上がって見える文字列を、既存のホームページから流用するのでなく当初から作成する方法を示すフローチャートであり、この方法は、例えばジャストシステム社の画像処理ソフトウエアである「花子」を用いることで実施することができ、ここでは先ず、ホームページの作成者が、文字列を入力するとともに、ステップ21で、文字列を描画する底面部が、図3(a)の底面部Bの如き水平面に見えるものか、図3(b)の底面部Bの如き垂直面に見えるものかを選択し、水平面に見える底面部を選択した場合は、次にステップ22で、処理する文字列の属性を、図3(a)の文字列C2の如き起き上がって見える見出し部文字列とするか、図3(a)の文字列C1の如き底面部上に位置して見える本文文字列とするかを選択する。
【0031】
そして見出し部文字列を選択した場合には、ステップ23で、文字列を構成する文字の属性を−30度の斜体とする操作を行い、続くステップ24で、その文字列の枠を左方向に330度回転させる操作を行う。これにより次のステップ25で、上記コンピュータシステムが、先に入力された文字列を−30度の斜体とするとともに左方向に330度回転させて、そのステップ25に示す如き、底辺が垂直線に対して右回りに120度傾くとともに左右両辺が垂直線に対して平行となった、起き上がって見える文字列の画像を描画する。
【0032】
また本文文字列を選択した場合には、ステップ26で、文字列を構成する文字の属性を30度の斜体とする操作を行い、続くステップ27で、その文字列の枠を左方向に330度回転させる操作を行う。これにより次のステップ28で、上記コンピュータシステムが、先に入力された文字列を30度の斜体とするとともに左方向に330度回転させて、そのステップ28に示す如き、底辺が垂直線に対して右回りに120度傾くとともに左右両辺が垂直線に対して右まわりに60度傾いた、底面部上に位置して見える文字列の画像を描画する。
【0033】
一方ステップ21で垂直面に見える底面部を選択した場合は、次にステップ29で、処理する文字列の属性を、図3(b)の文字列C4の如き起き上がって見える見出し部文字列とするか、図3(b)の文字列C3の如き底面部上に位置して見える本文文字列とするかを選択する。そして見出し部文字列を選択した場合には、ステップ30で、文字列を構成する文字の属性を30度の斜体とする操作を行い、続くステップ31で、その文字列の枠を左方向に330度回転させる操作を行う。これにより次のステップ32で、上記コンピュータシステムが、先に入力された文字列を30度の斜体とするとともに左方向に330度回転させて、そのステップ32に示す如き、底辺が垂直線に対して右回りに120度傾くとともに左右両辺が垂直線に対して右まわりに60度傾いた、起き上がって見える文字列の画像を描画する。
【0034】
また本文文字列を選択した場合には、ステップ33で、文字列を構成する文字の属性を−30度の斜体とする操作を行い、続くステップ34で、その文字列の枠を左方向に330度回転させる操作を行う。これにより次のステップ35で、上記コンピュータシステムが、先に入力された文字列を−30度の斜体とするとともに左方向に330度回転させて、そのステップ35に示す如き、底辺が垂直線に対して右回りに120度傾くとともに左右両辺が垂直線に対して平行となった、底面部上に位置して見える文字列の画像を描画する。
【0035】
なお、上記各文字列画像を作成する際、好ましくは、あらかじめ上記「花子」の描画画面上に斜眼紙(±30度)の補助線を描いておき、その描画画面上で、対角が120度および60度の平行四辺形を描いてそれを右方向(時計方向)に30度回転させることで底面部の領域を描画し、その底面部に色を着けておくことでページの群分けを容易にする。また、文字サイズを最小の3ポイントに設定して、より多くの文字列を含むページを作成し得るようにする。これにより、用紙サイズA3横領域に25枚程度のページを描画することができる。
【0036】
そして上記底面部の領域をホームページの一枚分のページに見立てて、マイクロソフト社の市販ソフトウエアである「マイクロソフト・ワード98」等の文字入力ソフトウエアで入力した電子文書中の所要の文字列を選択して、「コピー」操作することでその底面部の領域の所望の位置に貼り付け、その文字列を選択した後、「文字枠スタイル」、「枠回転角」、「330」と順次に指示を入力することで、文字列が左方向に330度回転する。次いで、「文字」コマンドを選択し、「文字属性」、「飾り」中の「斜体にする」、「−30度」と順次に指示を入力し、O.Kとすることで、左に30度変形するとともに右下がりに30度傾斜した上記ステップ25の、斜め方向から見た水平状態の底面部に対して起き上がって見える文字列の画像が描画される。また、文字属性の斜体の傾斜角度の入力時に「−30度」の代わりに「30度」と入力することで、上記ステップ28の、斜め方向から見た垂直状態の底面部上に位置して見える文字列の画像が描画される。
【0037】
さらにこの実施例の表示方法では、先に設定した幅3000ピクセル×高さ3000ピクセルで解像度72ピクセル/インチの大きな画像領域に、上記複数の底面部を配置するに際し、図5のフローチャートに示すように、先ずステップ41で、作成するホームページの表示対象の業態区分を判断して、業態区分が官公庁広報や企業組織広報の如き組織広報系の場合には、ステップ42へ進み、図6(a)に示すように、複数のページを上下関係(階層関係)に分類して、図7に示すように、次のステップ43で、トップページの下方に逐次、部門見出しページを配置し、次のステップ44で、部門詳細ページをそれぞれの部門見出しページと同一の階層に配置し、次のステップ45で、最終ページを右下端に配置した後、その画像ファイルを保存する。ここで、ページの立体的配置のみでは複数ページの相互の立体的構造表現が充分でない等の場合には、図7に示すように、立体的位置関係表示図形として、例えば水平線に対して30度をなす直線と90度をなす直線とを組み合わせて直方体や立方体に見える枠図形Fを描画し、その枠図形Fの面上に乗って見えるようにページを配置すれば、ページ群を立体的にまとめることができる。
【0038】
また業態区分がショッピングやイベント系の場合には、ステップ46へ進み、図6(b)に示すように、複数のページを同一平面上で前後左右の位置に分類して、図8に示すように、次のステップ47で、トップ頁や商品群頁を前後左右に配置し、次のステップ48で、さらにオークションやショッピング頁を前後方向に配置し、次のステップ49で、最終頁を右下端に配置した後、その画像ファイルを保存する。ここで、ページの前後左右の配置のみでは複数ページの相互の関連性表現が充分でない等の場合には、関連表示図形として、図7および図8に示すように、矢印線Aを描画し、その矢印線Aでページ間を繋ぐようにすれば、ページ群の相互の関連性を明確にすることができる。
【0039】
図9は、立方体状および楔状の枠図形Fと、矢印線Aとに加えて、関連表示図形として角筒状およず円筒状の連結図形Cを用いて、立体的配置の複数のページPの相互の関連性および立体的位置関係を表したものである。
【0040】
上記の如くして先に設定した幅3000ピクセル×高さ3000ピクセルで解像度72ピクセル/インチの大きな画像領域に配置した複数の底面部および、その底面部に配置した起き上がらせる文字列や図形、記号、画像部分等の画像は、例えばアドビ社の市販画像処理ソフトウエアである「アクロバット4.0」にてPDFファイルとして保存するか、あるいは上記「ペイントショップ・プロ」等にてPNGファイルとして保存することが望ましい。PDF形式のファイルは、インターネットでダウンロード可能なアドビ社の無料配布ソフトウエア「アクロバット・リーダー」を用いることで画面表示させることができ、そのファイルは画像全体で100%倍率で閲覧し得るとともに3ポイントの大きさの斜体の文字を800%の倍率で充分読むことができ、しかも斜線が拡大されても粗くなってギザギザな線になることもない。またPNG形式のファイルは、大きな画像領域についてホームページ作成ソフトウエアによりHTML形式ファイルで関連性を記述するのに適している。
【0041】
なお、上記画像全体の縮小版を作成するか、あるいは立体的に見えるようにした上記各ページの縮小版を作成して平面的あるいは立体的に組み合わせるとともにそこに上記関連表示図形や立体的位置関係表示図形を加えるかすることで、比較的小さな画像領域で納まるホームページ画像を作成し、その中の各ページに後述の如くして、元の大きさの平面視あるいは上記立体的に見える同ページへのリンクを設定した上で、例えば上記「ペイントショップ・プロ」を用いてJPEGファイルやGIFファイルのような通常のファイル形式で保存しても良い。
【0042】
そして、上記各ファイル形式で保存したホームページの画像には、一つのページ全体の他、その中の任意の画像部分や文字列についても、クリックして指示することで同一ホームページ内の他のページや他のホームページを表示させるリンクを設定することができ、例えばJPEGファイルやGIFファイルやPNGファイルの場合には、IBM社の市販のソフトウエアである「ホームページビルダー2000」を用いることで上記リンクを設定でき、そのリンク設定後の画像ファイルの他、リンクを設定していない画像ファイルについても、上記「ホームページビルダー2000」を用いれば、先に記したブラウザ・ソフトウエアでその画像ファイルの文字や画像等を表示させ得るHTML形式のファイルを新たに生成することができる。
【0043】
またPDFファイルの場合には、上記「アクロバット4.0」を用いることで上記リンクを設定することができ、そのリンク設定後のPDFファイルや、リンクを設定していないPDFファイルにつき、別途作成したHTML形式のファイルに関連を記述しておけば、それらのPDFファイルの画像を上記ブラウザ・ソフトウエアで表示させることができる。
【0044】
このようにして作成したHTML形式のファイルおよびそこに関連づけた画像ファイルあるいはPDFファイルを、インターネットに接続したホストコンピュータにアップロードしておけば、閲覧者がインターネットを介しコンピュータシステムにダウロードして、上記ブラウザで画像表示装置の画面上に表示させることで、図7〜図9に示す如き疑似立体表現のホームページの画像をその画面上に表示されることができる。なお、ホームページの主な画像をPDFファイルとしてHTMLファイルで関連づけておく場合には、そのHTMLファイルで最初に案内画面を表示させるようにしてそこに上記「アクロバットリーダー」のダウロードサイトへのリンクボタンを設けておけば良く、このようにすれば、閲覧者が「アクロバットリーダー」を持っていない場合でもそれを容易に入手し得て、ホームページの全体画像を容易に拡大・縮小して見ることができる。
【0045】
かくしてこの実施例のホームページ表示方法によれば、ホームページの画像に用いる一または複数の元の画像要素(文字、図形、記号等を含む)をそれぞれ、図3(a),(b)に示すように、紙面上に表して空間内で斜め方向から見た状態に幾何学的に変形させて立体的に見えるようにして、その一または複数の画像要素またはその縮小版をホームページの画像に含めているので、閲覧者は、画像表示装置の画面上で、その立体的に見える画像要素またはその縮小版を全体的または部分的に表示させて見ることができ、これにより、ホームページの画像の全体構成を容易に概観し得て、そのホームページの画像の全体的関連性を効率的に把握することができる。
【0046】
またこの実施例のホームページ表示方法によれば、図3(a),(b)中の文字列C2,C4のように、元の画像要素の一もしくは複数の部分である文字列や画像部分等をそれぞれ、紙面上に表して空間内で斜め方向から見た状態に他の部分とは逆方向に幾何学的に変形させて、他の部分から起き上がって見えるようにし、ホームページの画像を、その起き上がって見えるようにした部分を有する、立体的に見えるようにした一もしくは複数の画像要素またはその画像要素の縮小版を含むものとしているので、リンクを設定する部分等の、元の画像要素のうちで特に閲覧者の注意を引きたい部分を、起き上がって見えるようにして目立たせることができ、これにより、閲覧者に、リンクが設定された部分等を容易に発見させることができる。
【0047】
さらに、この実施例のホームページ表示方法によれば、元の画像要素を、紙面上に表して空間内で斜め方向から見た状態に幾何学的に変形させて立体的に見えるようにするに際し、市販されている画像処理ソフトウエアを用いて容易に実施し得る等軸測投影法(等角投影法ともいう)を用いるので、元の画像要素を容易に、紙面上に表して空間内で斜め方向から見た状態に幾何学的に変形させて立体的に見えるようにすることができる。そして、文字や記号を、紙面上に表して空間内で斜め方向から見た状態に幾何学的に変形させて立体的に見えるようにする際に、上記「花子10」を用いても良いので、その文字や記号を拡大表示しても輪郭がギザギザにならないように精度を上げて描画することができる。
【0048】
さらに、この実施例の表示方法によれば、立体的に見えるようにした複数の画像要素を、図8に示すように、互いに同一平面上に位置して見えるように所定平面としての所定画像領域上に配置し、ホームページの画像を、その立体的に見えるようにするとともに互いに同一平面上に位置して見えるように配置した複数の画像要素(例えば複数のページの画像)またはその画像要素の縮小版を含むものとしているので、複数の元の画像要素を用いて通常の画像表示装置の画面上に一度に表示し得る領域よりも大きい画像領域を持つホームページの画像を作成する場合に、その画像を例えばPDFのような精細なまま拡大表示させ得るファイル形式のデータでホームページのファイルに関連づけてホームページの閲覧時に最初はその画像が縮小された状態で表示されるようにしておくことで、またその画像を例えばJPEGやGIFのような拡大表示させると粗くなるファイル形式のデータでホームページのファイルに関連づけるのと併せてその画像の縮小版をそのファイルの最初のページに関連づけておくことで、閲覧者が、その縮小された状態で表示される画像や縮小版の画像の全体を画像表示装置の画面上に表示させることができ、これによりホームページの画像の全体構成をより容易に概観し得て、そのホームページの画像の全体的関連性をより効率的に把握することができる。
【0049】
しかも、上記表示方法によれば、図8や図9に示すように、立体的に見えるようにするとともに互いに同一平面上に位置して見えるように所定平面としての所定画像領域上に配置した複数の画像要素(例えば複数のページの画像)の相互の関連を示す、関連表示図形としての矢印線Aや連結図形Cを上記所定平面上に配置し、ホームページの画像を、その関連表示図形をも含むものとしているので、閲覧者が、その関連表示図形を手がかりにして所望の画像要素の所望の部分に到達するように、画像表示装置の画面上の表示範囲をずらしていったり、表示させるページを変更したりすることで、所望の部分を容易に表示させて確認することができる。
【0050】
また、この実施例の表示方法によれば、立体的に見えるようにした複数の画像要素(例えば複数のページの画像)を、互いに立体的に位置して見えるように所定平面としての所定画像領域上に配置し、ホームページの画像を、その立体的に見えるようにするとともに互いに立体的に位置して見えるように配置した複数の画像要素またはその画像要素の縮小版を含むものとしているので、閲覧者が、それら複数のページ間の階層構造をより容易に理解することができ、ひいてはホームページの画像の全体的関連性をより効率的に把握することができる。
【0051】
しかも、上記表示方法によれば、図7や図9に示すように、立体的に見えるようにするとともに互いに立体的に位置して見えるように所定平面としての所定画像領域上に配置した複数の画像要素(例えば複数のページの画像)の相互の立体的位置関係を示す立体的位置関係表示図形としての枠図形Fをその所定平面上に配置し、ホームページの画像を、その立体的位置関係表示図形をも含むものとしているので、閲覧者が、その立体的位置関係表示図形を手がかりにして所望の画像要素の所望の部分に到達するように、画像表示装置の画面上の表示範囲をずらしていったり、表示させるページを変更したりすることで、所望の部分を容易に表示させて確認することができる。
【0052】
さらに、この実施例の表示方法によれば、立体的に見えるようにした画像要素またはその画像要素の縮小版について、その画像要素または縮小版の全体または一部分を指示すると所定の立体的に見えるようにした画像要素または元の画像要素を表示させるリンク命令を設定しておいても良いので、ホームページの画像全体を概観して所望の部分を選択した後に、その所望の部分について、立体的に見えるようにした画像要素または元の平面的に見える画像要素を容易に表示させて確認することができる。
【0053】
加えて、この実施例の表示方法によれば、立体的に見えるようにした画像要素またはその画像要素の縮小版について、その画像要素または縮小版の全体または一部分を指示すると他の所定のホームページを表示させるリンク命令を設定しておいても良いので、ホームページの画像全体を概観してそのホームページに関連する他のホームページを選択した後に、そのホームページの画像を容易に表示させて確認することができる。
【0054】
以上、図示例に基づき説明したが、この発明は上述の例に限定されるものでなく、例えば、関連表示図形や立体的位置関係表示図形として上記図示例以外のものを用いても良く、また複数ページの相互の配置を上記図示例以外に設定しても良く、さらにリンク命令を、同一ページ上の複数の画像部分間で画面表示する画像部分を切り換えるものとしても良い。
【0055】
また上記実施例では複数のページを立体的に配置する複数の画像要素としているが、通常は高解像度の画像表示装置の画面上に一度に表示し得る領域に概略相当する大きさのものである一枚のページの、複数の部分を上記複数の画像要素として、相互に関連づけて配置しても良く、さらに、画像要素を立体的に見えるようにする幾何学的変形処理において、上記例の等軸測投影法以外の投影法で行うようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のホームページ表示方法の一実施例を示すフローチャートである。
【図2】 上記実施例のホームページ表示方法における底面部の変形過程を例示す説明図である。
【図3】 上記実施例のホームページ表示方法において底面部上に表示する文字列を例示す説明図である。
【図4】 上記実施例のホームページ表示方法における立体的に見える文字列を当初から作成する方法を例示するフローチャートである。
【図5】 上記実施例のホームページ表示方法における複数のページの配置方法を例示するフローチャートである。
【図6】 上記実施例のホームページ表示方法における複数のページの分類方法を例示する説明図である。
【図7】 上記実施例のホームページ表示方法における複数のページの立体的配置状態を例示する説明図である。
【図8】 上記実施例のホームページ表示方法における複数のページの平面的配置状態を例示する説明図である。
【図9】 上記実施例のホームページ表示方法における複数のページの配置状態の他の例を示す説明図である。
【符号の説明】
A 矢印線
B 底面部
C 連結図形
C1〜C4 文字列
F 枠図形
P ページ
Claims (8)
- インターネットに接続したコンピュータシステムの画像表示装置の画面上にホームページの画像を表示させるに際し、
前記ホームページの画像に用いる一もしくは複数の元の画像要素をそれぞれ、紙面上に表して空間内で斜め方向から見た状態に幾何学的に変形させて立体的に見えるようにし、
前記元の画像要素の一もしくは複数の部分をそれぞれ、紙面上に表して空間内で斜め方向から見た状態に他の部分とは逆方向に幾何学的に変形させて他の部分から起き上がって見えるようにし、
前記ホームページの画像を、前記起き上がって見えるようにした部分を有する前記立体的に見えるようにした一もしくは複数の画像要素またはその画像要素の縮小版を含むものとすることを特徴とする、ホームページ表示方法。 - 前記元の画像要素を、紙面上に表して空間内で斜め方向から見た状態に幾何学的に変形させて立体的に見えるようにするに際し、
等軸測投影法を用いることを特徴とする、請求項1記載のホームページ表示方法。 - 複数の前記立体的に見えるようにした画像要素を、互いに同一平面上に位置して見えるように所定平面上に配置し、
前記ホームページの画像を、前記立体的に見えるようにするとともに互いに同一平面上に位置して見えるように配置した複数の画像要素またはその画像要素の縮小版を含むものとすることを特徴とする、請求項1または2記載のホームページ表示方法。 - 前記立体的に見えるようにするとともに互いに同一平面上に位置して見えるように配置した複数の画像要素の相互の関連を示す関連表示図形を前記所定平面上に配置し、
前記ホームページの画像を、前記関連表示図形をも含むものとすることを特徴とする、請求項3記載のホームページ表示方法。 - 複数の前記立体的に見えるようにした画像要素を、互いに立体的に位置して見えるように所定平面上に配置し、
前記ホームページの画像を、前記立体的に見えるようにするとともに互いに立体的に位置して見えるように配置した複数の画像要素またはその画像要素の縮小版を含むものとすることを特徴とする、請求項1から4までの何れか記載のホームページ表示方法。 - 前記立体的に見えるようにするとともに互いに立体的に位置して見えるように配置した複数の画像要素の相互の立体的位置関係を示す立体的位置関係表示図形を前記所定平面上に配置し、
前記ホームページの画像を、前記立体的位置関係表示図形をも含むものとすることを特徴とする、請求項5記載のホームページ表示方法。 - 前記立体的に見えるようにした画像要素またはその画像要素の縮小版について、その画像要素または縮小版の全体または一部分を指示すると所定の前記立体的に見えるようにした画像要素または前記ホームページの画像に含めた所定の前記元の画像要素を表示させるリンク命令を設定しておくことを特徴とする、請求項1から6までの何れか記載のホームページ表示方法。
- 前記立体的に見えるようにした画像要素またはその画像要素の縮小版について、その画像要素または縮小版の全体または一部分を指示すると他の所定のホームページを表示させるリンク命令を設定しておくことを特徴とする、請求項1から7までの何れか記載のホームページ表示方法。
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