JP3735694B2 - カードプリンタ装置と方法 - Google Patents
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Description
本発明は記録ヘッドを含むプリンタ装置と相対的なワークピースの動きを操作するための新しい特徴を含むプリンタ装置と方法と、プリンタ装置によりプリントを制御する方法と記録ヘッドコントローラ装置及び方法に関する。より詳しくは、プリント過程を妨害することなくレセプターマテリアルの完全に露出した表面上に複数のパスプリントを可能にする、少なくとも一つのマイクロプロセッサーと少なくとも一つの連続階調記録ヘッドの間にこれらを連結するための記録ヘッドコントローラー装置を含むベルトシステム上で、例えばプラスチック性クレジットカードのようなレセプターマテリアルを搬送させるための装置に関する。
発明の背景
プラスチック性クレジットカードのようなレセプターマテリアルへカラー画像をプリントする場合、通常、三原色を用いて合成カラー画像作成する。これは通常、クレジットカードへリボンから連続的に三原色のそれぞれをプリントするための記録ヘッドを用いる、三つに分けられたプリントパスにおいて実現される。プリントパスは固定された記録ヘッドを横切ってクレジットカードを動かすことで普通実現される。通常クレジットカードはカードの表面に従うローラの組の利用によるか、又はキャリッジヨークに沿ってカードを運ぶことにより動かされる。
クレジットカードのようなワークピースを搬送させるためにいくつかの既存の装置が存在する。上述のものとして、カードは様々なラバーローラの組を使用したり、余り一般的ではないが固くされたピンを使用して前方へ駆動される。ローラの組はカードの位置を安定に保つための上部、下部ガイドレールと連係して用いられている。キャリッジヨークは通常カードを保つためのリーディング、そしてトレイリングフィンガーを設けられ、スチールケーブルとローラーセットを介して駆動することができる。カードを搬送するための、他の既知の装置として、装置の中や外へカードを駆動するためのプラスチックフィンガーの付いたタッブドタイミングベルトや、ローラセットと連係して用いられる、カードの表面や裏面に沿って取付けられるウレタンベルトがある。
プリント操作に関連させてカードを搬送するこれらの方法のあるものに認められるひとつの問題は、特に典型的なカードプリンタで成し遂げられる高い割合での階調カラー画像をプリントする時に、画像が望ましい鮮明さと解像度を持つように、カードの各パスにおけるカード上への各色のプリントを記録ヘッドの前に正確に整列させることが難しいことである。他の問題としては、カード全体のプリントが記録ヘッドの一つのパスに対し制限されるか、若しくは記録ヘッドがカードの所望の表面に部分的にしか接触しないことである。サーマル記録ヘッドを用いてプリントを行うプリント装置では、カード表面のどの部分でもプリントを可能とするために、カード表面全体からあらゆる障害が除かれている必要がある。しかし、このことは記録ヘッドとカードの位置が正しく合わされた状態を保つため用いられるカードホールド装置の多くの部材にも等しく要求される。
その他のカードホールド装置には吸引技術や、機械的な把持装置がある。吸引技術はバキュームポンプ、コントロールバルブ、そして拡張システムコントローラボードのようないくつかの構成要素を必要とする。バキュームポンプは余分なヒートロードや耳障りなノイズを発生し、そして現在のカード操作システムの物理的境界内にこうした構成要素を収容する際に新たな問題を引き起こす。カードの表面を触ることなくカードを機械的に保持するためには、カードエッジを押さえるために手段が要求されるが、カードエッジはカードが湾曲して保持部材表面から離れてしまう要因となる。更に、これらの手段によってカードを完全に保持するために、カードのプリントサイド側を機械的な維持手段で包まなければならないが、それによりプリント過程が妨げられる。加えて、機械的手段はカードホールド装置からカードを取り去るために供給される必要がある。
薄膜、厚膜そしてエッジ記録ヘッドのようなサーマル記録ヘッドは、被膜抵抗層により防御された抵抗性ヒートエレメントの線よりなる。この抵抗性発熱体は、電圧が印加された時熱を生じる。サーマル記録ヘッドは一般に、レジスターを活性化させるために必要なパワーを供給することができる出力ステージを持つ1×Nビットシフトレシスタより構成される。ここでNは画素表現の画像の最大幅か若しくは高さである。データは一度に1ビットの単位のクロックで記録ヘッドに送られる。使われるシフトレジスタの数は、用いられる特定のサーマル記録ヘッドに依存する。
デジタルの連続階調画素はマルチビット値を使用し、マルチビット値は記録ヘッドが画像の一列をプリントするために多数回ロードされることを要求する。例えば、もし画像に対する強度レベルを蓄えるために6ビットが使われたなら、記録ヘッドは2の6乗即ち64回ロードされなければならない。
ほとんどのアプリケーションはマイクロプロセッサにより、記録ヘッドを直接的に制御している。マイクロプロセッサはデータストリーム、クロックと共に記録ヘッドに要求された他のコントロール信号を供給する。マイクロプロセッサはプリントデータの管理や他のプリンタ機能の制御といった別の仕事を負っているので、記録ヘッド操作スピードは大抵最大速度を下回り、マイクロプロセッサがどれだけ忙しいかによって不規則性が見られる。こうした速度低下は、記録ヘッドに送らなければならない大量のデータのために連続的階調プリントと共に一層顕著にさえなる。
それゆえ、最大速度に近付くように記録ヘッドのプリント速度を上げるための方法を供給する必要がある
本発明はカード搬送装置やプリンタに使うための記録ヘッドコントローラに関連するこうした問題、あるいは他の問題を解決するものである。
発明の要約
本発明の目的は、例えばプラスチックカードのようなレセプターマテリアルの表面にグラフィック画像をプリントすることに用いるためのプリント装置と方法を提供することである。プリント装置はカード操作装置を含み、その装置ではカードはプリントされる表面の全体をプリントに不適当な状態(obscure)にすることのない手段でカード搬送システム上に保持される。
本発明において供給されたカード保持手段は、例えばウレタンや天然ゴムといった柔らかいエラストマーマテリアルで構成されあるいはコートされた搬送ベルトを含んでいる。搬送ベルトで用いられる柔らかいエラストマーマテリアルの特性は、例えば標準的なプラスチッククレジットカードの様な固いレセプターマテリアルを、付加的な接着部材を利用せずに搬送ベルト表面に接着させるといったものである。本発明において、プリント操作を通した動きに対しカードを積極的に保持するために、エンボス加工されたクレジットカードは搬送ベルトの柔らかいエラストマー表面に押しつけられる。プリント操作が完了すると、搬送ベルトはシャフト若しくは滑車の周りに引かれ、それにより柔らかいエラストマーマテリアルの特異な屈伸が可能となる。柔らかいエラストマーの屈伸により、カードは搬送ベルトの表面から開放される。
本発明の他の目的は、柔らかいエラストマーでコートされたカード搬送ベルトを使ったカード操作装置を含むプリント装置を提供することである。このカード操作装置は搬送ベルト上にカードを堅固に押さえるためのカードと同じ高さのローラを含み、このローラもまたプリントされるカードの表面から粗いほこりを取り去ることでカードを清浄することに用いられる。本発明においてクリーニングローラを有するクリーニングシステムはまた、ローラと搬送ベルトから粗いほこりを取り除くための手段と共に提供される。
本発明の1実施例は、柔らかいエラストマーでコートされたカード搬送ベルトを用いた複数のパスプリントを提供し、搬送ベルトとカードは柔らかいエラストマーでコートされたカード搬送ベルトにおいて可動なサーマル記録ヘッドに対向するプリント操作の間において動きが抑制される。熱転写プリントリボンはカード表面とサーマル記録ヘッドの間に供給される。サーマル記録ヘッドはキャリッジシステムに搭載され、キャリッジシステムはカードと相対的に直線的に往復駆動される。キャリッジシステムはキャリッジシステムの動きに対して要求される直線運動へドライブモータの回転運動を変換するためのコンバータアッセンブリ有している。
本発明の他の実施例は、柔らかいエラストマーでコートされたカード搬送ベルトを用いた複数のパスプリントを提供するもので、柔らかいエラストマーでコートされたカード搬送ベルトにおいてサーマル記録ヘッドは固定され、個々のプリントパスはサーマル記録ヘッドと相対的な搬送ベルトとカードの直線的な動きにより成る。
本発明のさらなる目的は、柔らかいエラストマーでコートされたカード搬送ベルトを用いるカード操作装置を有するプリンタ装置を供給することである。カード搬送ベルトにおいて、カード操作装置は階調カラー画像をプリントする時カードの単一のパスを許すための複数のサーマル記録ヘッドを持つことができる。
本発明はまた少なくとも一つのマイクロプロセッサと少なくとも一つの連続階調記録ヘッドの間のインタフェースを行うための記録ヘッドコントローラを提供する。プリント強度の数値はマイクロプロセッサにより固定されるか若しくは選ばれる。デジタル画像データはFIFOメモリ中にマイクロプロセッサから格納され、コントロールステートマシンはFIFOメモリからデータを読み込み、コントロールステートマシンはコントロールステートマシンによって生成されたレベル値と各々の画素値を比較し、コントロールステートマシンは1ビット値をプリント強度の数値と等しい繰り返し数値として記録ヘッドへ格納する。記録ヘッドに格納されると、プリントを開始するためのコントロール信号が記録ヘッドへ送られる。
本発明を特徴付ける前述または多くの他の優位性、そして新規の特性は別に添付され、本出願明細の一部を成す請求の範囲に特に開示されている。しかしながら、本発明、実際に使われることで達成される優位性や目的をよりよく理解するためには、この発明の好ましい実施例が示され記述されている、さらなる部分を成す図面とそれを参照した説明に注意が払われるべきである。
図面の詳細な説明
ここで図について説明すると、いくつかの図示を通じて相当する部分を参照番号により表している。
図1は本発明に従ったプリント装置のある実施例の全体図である。
図2aはカードが装置に入る状態を示す図1のプリント装置の上面図である。
図2bはカードがプリント位置にある状態を示す図1のプリント装置の上面図である。
図2cはプリント操作中のカードを示す図1のプリント装置の上面図である。
図2dはカードが装置から出る状態を示す図1のプリント装置の上面図である。
図3はベルトの両端で滑車によって引かれる搬送ベルトを描いた本発明の代わりの実施例の上面図である。
図4はマルチ記録ヘッドを示すた本発明の他の実施例のブロック図である。
図5は図2aのライン5−5に沿った滑車と搬送ベルトの横断面での側面図である。
図6は図1の搬送ベルトクリーニング装置とカードの上面図である。
図7は図1のサーマル記録ヘッドキャリッジアッセンブリの前面での正面図である。
図8は図7のサーマル記録ヘッドキャリッジアッセンブリ部の横断面での拡大正面図である。
図9aは図1のプレッシャーローラアッセンブリの静止した状態を示す上面図である。
図9bはプリント操作中のプレッシャーローラを示す図1のプレッシャーローラアッセンブリの上面図である。
図10はトランスファーリボンと記録ヘッドをアクセスするチルト機構を示す、図1のプリント装置のサーマル記録ヘッドとキャリッジアッセンブリの側面の正面図である。
図11はハードウエアをマウントする記録ヘッドにアクセスを可能とするために回転するレギュレータサーキットボードを示す、図10のプリント装置の記録ヘッドとキャリッジアッセンブリの側面の上面図である。
図12は搬送ベルトキャリッジアッセンブリを示す本発明の他の実施例の上面図である。
図13は本発明に従ったプリンタ装置のシステムコントローラとモータ入力とフィードバックに対するセンサ入力のブロック図である。
図14は本発明に従った記録ヘッドコントローラの略図である。
図15は本発明を用いたプリント過程のフローチャートである。
好ましい実施例の詳細な説明
以下に続く好ましい実施例の詳細な説明においては、説明の一部を成す添付図面参照し、共通番号は全編を通して共通部品を表している。添付図面においては、図示によってこの発明が実行されるであろう特徴的な実施例が示されている。それにより他の実施例が本発明の範囲から外れることなく用いられることが理解されるであろう。
共通の1992年1月14日発行の米国特許第5080512号は、カラープリント装置に関しており、本出願明細書中に番号を記載することにより合併される。さらに、1991年8月6日発行の米国特許第5037216号もまた、データを内包するカードの製造に関するシステムと方法に関しており、番号の記載により本出願に合併されている。
カード操作装置を含むプリント装置
図1は、共通に参照番号10で示されるプリント装置の好ましい実施例の斜視図である。このプリント装置は本発明の原理に従ってカード操作装置11と記録ヘッドコントロール装置(ここには図示していないが後で詳細に述べる)を有している。このプリント装置10はプリント能力を持つだけでなく、システム中にブランクマタリアルを蓄積し供給すること、エンボス、マグネチックストライプや保護層を添加すること、封筒等にプリントされたカードを集め、入れることができるモジュラーカードプロセスシステムの構成とすることができる。
本発明のプリント装置10は厚さ.010インチから.030インチまでの典型的なCR80ポリ塩化ビニルアセテートでできた標準的なクレジットカード材料のようなレセプターマテリアルに、写真やアートワーク、あるいは英数文字を含むカラーグラフィック画像をプリントする。このプリント装置10はCYMあるいはCYMB減色系プロセスで発散性の染料を用いてプリントする。CYMそしてCYMBはシアン、イエロー、マゼンダといった原色そして黒を表現するために用いられる。そのようなプリント装置10は単一の薄いフィルムサーマル記録ヘッド50と熱転写リボン76を用いてもよい。この転写リボン76はリボン76上の固着材で固定された染料を運び、プリント表面上に移される染料の量は、サーマル記録ヘッド50の各ドットエレメントにより生じたエネルギーに比例する。言い換えれば、ドットエレメントに対するエネルギーが増大すると、より多い染料がカード表面に発散される。転写リボン76は例えば紫外線照射の下で読むことが出来る透明な赤外染料といった特別なアプリケーションのために加えられたパネルも運ぶことができる。
プリントカードの表層での染料は安定化され、磨耗や、例えば札入れもしくは財布のカード仕切り等の隣接するプラスチック製品への出し入れから防御されることが可能である。従って好ましい実施例においては、ここに述べられるプリント操作の後にはカード表面に対する保護層を付加するステップが続く。この保護層は上述の目的のために転写リボン76に供給されたクリアパネル上で動く記録ヘッド50により付加される。
カードはプリント装置に手動で入れられるが、好ましい実施例においては、図1で描かれたカード操作装置11のインフィードガイドローラアッセンブリ12のインフィードエンドと連なっているローラアッセンブリを含むカードインプットホッパ装置からプリント装置10に送り込む。図1に見られるように、ガイドローラアッセンブリ12はエンドレスなループを形成する搬送ベルト14の第一端点16で終わる。ベルト14は柔らかなウレタンゴムでカードを受け取る側が覆われている。搬送ベルト14はガイドプル20、24の2組の周りを動いている。搬送ベルトの第2端点18はアウトフィードガイドローラアッセンブリ28への引込線に位置している。アウトフィードガイドローラアッセンブリ28は搬送ベルト14からプリントされたカードを受け取り、カード操作装置11からカードを排出する。好ましい実施例においては、プリントされたカードはプリント装置10のカード操作装置11から付近のカードプロセスモジュールへ移される。好ましくはそこに保護層がカードの新しくプリントされた表面に供給される。
本発明のプリント装置10は保護コートの適用を必要としない陽イオン染料の使用が可能である。
図1に描かれているように、カードクリーニングシステム30は搬送ベルト14の第一端点近くに位置している。搬送ベルト14はオペレータセレクトレンジでクリーニングされる。好ましい実施例においては、ベルト14の部分は20枚のカードプリント操作毎に1回の割でクリーニングされる。カードクリーニングシステム30はプリント前のカードの表面から大きな埖や破片を取り除くクリーニングローラ32と、垂直に離れそして搬送ベルト14に向かったクリーニングローラ32の相互の動きを備えているクリーニングローラキャリッジ34と、クリーニングテープサプライスピンドル38から配置され、搬送ベルト14あるいはクリーニングローラ32と選択的接触の中へクリーニングテープ36を導くクリーニングテープテークアップスピンドル40、クリーニングテープドライブローラ42、44、そしてアイドルローラ46、48により動かされるクリーニングテープ36(不図示)から構成されている。クリーニングシステム30の操作は以下のページでより詳細に述べられる。
さらに図1を参照すると、搬送ベルト14は動くサーマル記録ヘッド50に対してブランクカードを位置ぎめするために使われる。図示のサーマル記録ヘッド50は記録ヘッドキャリッジアッセンブリ52のキャリッジブロック54にマウントされている。記録ヘッドキャリッジブロック54は搬送ベルト14に対し直線的に平行な方向に動く。この動きを可能とするための装置は、ドライブモータ56、プーリアッセッンブリ58、一定速度の直線的な動きにドライブモータ56とプーリアッセンブリ58の回転運動を変換するためのカップリングアッセンブリ60、リニアベアリングサポート70とその上でスライドするキャリッジブロック54、アッセンブリ52の両端点にあるキャリッジサポート72、74を含んでいる。カラー転写リボン76は図1に示されていないが、リボンサプライスピンドル78やリボンテークアップスピンドル80はもちろん、搬送ベルト14とサーマル記録ヘッド50の間のリボン76を導く様々のピンも示されている。転写リボン76の動作の詳細は、この叙述において後半に述べられる。図1の記録ヘッド50の反対側に、プリント操作の間の位置にプレッシャーローラアッセンブリ90を駆動するモータ92を含むプレッシャーローラアッセンブリ90が一般的に描かれている。プレッシャーローラアッセンブリ90はサーマル記録ヘッド50に対し直接的に反対側のカード110の裏面に対しプリント操作の間、力を与えるために供給される。この力は、プリントリボン染料がカードの表面に適切に転写されることを確実にする。プレシャーローラアッセンブリ90や他の構成物についてもまた以下の章でより詳細に述べられる。
図2aから2dを通して、本発明の好ましい実施例を従ったカードへのマルチカラー画像をプリントするときの基本操作が示されている。
図2aを参照すると、カード操作装置11を含むプリント装置10の全体図において、カード搬送ベルト14の上へインフィードガイドローラアッセンブリ12から転送されているクレジットカード110を表わされている。ここに見られるように、カード110は、ベルト14の表面に対する密着をカード110に引き起こす十分な力と共に、カード高さのラバーローラ32によりベルト14の第一端点16で搬送ベルト14上の柔らかなウレタン表面上にしっかりと押さえ付けられる。その力は、1−5ポンドの範囲である。先に述べたように、好ましい実施例においてはローラ32もまたカード表面から大きな埃を取り去るためにクリーニングローラとして使われる。プラスチックカード110は膠やビスシッド材の層といった加えられる接着材料の助けなしに搬送ベルトの柔らかいウレタンコートに密着する。このやり方で搬送ベルト14上にカード110を搬送することにより、プリント装置10は、希望するカラー画像調を得るための連続する工程のいくつかの段階において完全に露出されたカード表面を処理することが出来る。
搬送ベルト14は無限ループベルトとして描かれ、第一ガイドプーリ20と第二ガイドプーリ24の周りに駆動される。サーマル記録ヘッド50は、搬送ベルト14に並んで位置され、搬送ベルト14に対し平行な直線的な動きのためにキャリッジアッセンブリ52上にマウントされ、搬送ベルト14と接触することはない。
図2aにおけるカラー転写リボン76はリボンサプライスピンドル78から送り込まれ、第一リボンガイドバー81を回り、第一リボンガイドワイヤの周りに張られ、記録ヘッド50と搬送ベルト14の間のギャップ102を通り、第二リボンガイドワイヤ83を回り、第二ガイドバー84の反対側に張られ、そしてリボンテイクアップスピンドルによって巻き付けられる。記録ヘッド50と搬送ベルト14の間のギャップ102はプリントが完了したときこの領域を通してカード110の動きを許容し、更にカラーパネル間でリボン76が動くのを許す。
リボン76はラバーキャプスタンローラ86によりプリント装置10を通って進められる。キャプスタンローラ86はキャプスタンローラアーム85の端点に位置される。キャプスタンローラアーム85はテークアップスピンドル80により巻取られる使用済みのリボン76の外径に対しキャプステンローラ86を押しつけるように自身の他点において回転する。それにより、リボン76の層の間の空気を排出し、堅いロール状態を作り出す。リボン76を巻き上げるための駆動源としてキャプステンローラ86を使用することは、一定の径が、スピンドル78、80のどちらかにおけるリボン76の量にかかわらず保たれることを確実にする。それにより、記録ヘッド50での一定割合でリボンが横切る動作を保つ。リボン76はフォトセルがリボン76上のインデックスマークの存在を感知するまでキャプスタンローラ86により進められる。リボンテークアップスピンドル80は、希望のカラーパネルが正確な場所に来るまで二つのベルトドライブシステムを通してステップモータにより駆動される。
リボン76上の張力はサプライスピンドル78上を動くテークアップスプリング100によって保たれる。スプリング100もまたキャプスタンローラの動作からリボン76に対し生じる突発的衝撃を吸収するために働く。システムの他の端点では、リボンドライブモータはキャプスタンローラ86の突然の動作より生じるリボン76の破壊と延びをなくするため加速態勢にある。
図2aはまた搬送ベルト14の内側のサーマル記録ヘッド50の向こう側に位置するプレッシャーローラ94も描いている。プレッシャーローラ94はカード110に実際にプリントされるときのみ働かされる。
図2bを参照すると、カード110は搬送ベルト上に完全に移され、クリーニングローラ32はベルト14から離れて引き下げられる。搬送ベルト14はカード110がプリントのためサーマリ記録ヘッド50と接触させられるまでベルト14の第二端点に向かってカード110を動かし続け、接触点で動きを止める。図2bで示されるように、小さなギャップ102はカード110と転写リボン76とサーマル記録ヘッド50の間に保持される。一方カード110は搬送ベルト14により動かされる。
図2cは本発明を用いたプリント工程を描いている。三色プリントを実行するときの好ましい実施例においては、リボン76は例えば黄色であるような第一カラーパネルに進められる。リボン76の進行は以下のように制御される。プリント装置10はリボン76の端点上の識別バーを読むリボンインデックスバーフォトセルを含んでいる。ひとたびバーフォトセルが各カラーセットの開始バーを見分けると、リボンテークアップモータはプリントのためにリボン76を正確に位置決めするあらかじめ決定されたステップを計算する。サプライスプールでの第二のフォトセルは変化の度合いを監視し、スリップや起こりうるリボンの破壊をチェックするためこの情報を用いる。ひとたび第一の色が正確に位置決めされると、プレッシャーローラ94はサーマル記録ヘッド50に対して力を供給するため搬送ベルト14の内部表面116との接触に導かれる。プレッシャーローラの力は、大抵10−3ポンドである。サーマル記録ヘッド50がリニアベアリングサポート70を固定して動作するとき、黄色の画像がカード110上に転写される。記録ヘッド50が動作するとき、リボン76はアウトフィード、あるいはセカンド、記録ヘッド50の側面に位置しているリボンガイドワイヤ83によってカード表面111から分離される。リボン76とカード110が冷える前にカード110からリボン76を分離することで高プリントエネルギーレベルが可能となり、それによって高いコントラストを作られた画像上に実現し、そして高いカード製造レベルを実現する。
黄色パスが完了するとプレッシャーローラ94が切り離され、残った転写リボン76は記録ヘッド50の連続した動きにしたがってリボンガイドワイヤ82、83の一つによってカード表面111から切り離される。そしてリボン76は次の、あるいはマゼンダのカラーパネルに進められる。記録ヘッド50はホームポシションに帰され、そしてマゼンダのカラー画像が開始される。上に述べた段階はこの例において個々のカラーパスのそれぞれを完成するまで繰り返される。カードの表面上の記録ヘッド50によって作られたドラッグが原因で生じたその方向に添ったベルト14の僅かな動きは、ベルトドライブモータの抵抗する力によって制御される。発明の他の実施例においては、ベルト14の表面を機械的に結合するベルトクランプ装置を含むことができる。
記録ヘッド50が希望したパスの全てを完了すると、プレッシャーローラ94は切り離され、記録ヘッドキャリッジ54は図2dに見られるようにホームポジションに帰される。ベルトモータは作動し、カード110は搬送ベルト14の第二端点18に向かって送られる。搬送ベルト14が第二ガイドプーリ24を回るときベルト14におけるウレタンのアウターレイヤ120は曲げられ、カード110とベルト14の分離を引き起こす。カード110はそして次のカード処理ステーション内へカード110を搬送する命令や、あるいはカード110を手動で除去されるのを待つためにアウトフィードガイドローラアッセンブリ28内に搬送される。
図3に見られるように、これは図2aのライン3−3に添って切られた搬送ベルト14と第一ガイドプーリ20の断面図である。搬送ベルト14は平滑なカード受け面114とガイドプーリ20を結合するために配置された内面116を含んでいる。単純な平らなベルトはガイドプーリに関して`歩き`、それによって記録ヘッド50と共にあるカード110のミス配置が生じる。それゆえ、リブ117の二組が搬送ベルト14の内面116に作られる。リブ117は、インフィードガイドローラアッセンブリ12に関し完全に垂直な走査が保持されることを保証するために第一ガイドプーリ20と第二ガイドプーリ24に作られた溝部21に一致して結合する。溝部21は、溝部21の間の距離がプリントされたクレジットカードの高さに対し典型的に等しいような搬送ベルト14の上部と低部の端の傍に位置される。さらには、プレッシャーローラ94の高さもまたプリントされたプリントカードの高さと一致する。それゆえ、プレッシャローラ94は搬送ベルトのインナーサーフェイス116と合致するいかなる溝部も必要としない。インフィードローラアッセンブリ12と記録ヘッド50と共にベルト14の正確な列を保持するための他の実施例は、平らなベルトと連動する真円のローラを用いることである。好ましい実施例の搬送ベルト14は図3においても見られるように二つの層からなっている。搬送ベルトの内側層118は登録商標Kevlarのような硬く、柔軟性のある材料から作られる繊維119の層で補強された70−90デュロメータのAウレタンゴムで占められる。補強繊維119の層はリブサイド116と向かい合っている内側層118の滑らかな表面のちょうど下に置かれる。外側層120は5%可塑材を含む10−20デュロメータのAウレタンゴムで占められる。可塑材の低いレベルは良い分離と擦過耐久性を保持するために必要とされる。ベルト14の内側層118は補強層119を含み、柔らかな外側層120より曲がりにくい。ベルト14のふつうの軸は補強層119の傍に置かれる。それゆえ外側層120はベルト14がアウトフィードガイドプーリ24の周りに張られるときに内側層より強く曲げられる。外側層の違った緊張はカード110にたいし張られた表面から切り離されることをもたらす。
特に内側層118に関しては搬送ベルト14を構成する二つの層の構成と形態に関しいくつかの変形が取られること、この二つの層はいくつかのやり方で固定されることが理解される。例えば、内側層118はウレタンの特性に似たいくつかの材料で作ることができ、そして広いv形に形成することができる。層を固定する方法例として、成型法、ラバー接着、接着テープの使用が含まれる。
図4に描かれているように、搬送ベルト14の他の実施例は非回転ベルト14`を含むことがきでる。ベルト14`のそれぞれの端は非回転ベルト14`においてベルト14`の横の動きを引き起こすためにガイドプーリ20`、24`上で曲げられたり、曲げられなかったりする。
図5はカード操作装置11``を持つ本発明の他の実施例10``を示すブロック図である。この複数の記録ヘッド122はカード110``に対し色を転写するために用いられる。この発明において、記録ヘッド122あるいはカード搬送ベルト14``はプリント操作の間動きうる。例えば、複数のプリント操作においてカード110``とベルト14``は固定され、記録ヘッド122は動かされる。第一記録ヘッド122はカード110``に第一の色をプリントするためにカード110``上の位置へ動かされる。第一カラーパスの完了後、転写リボン76``はカード110``上の第二カラーセクション位置に進められる。そして第二記録ヘッド122はカード110``上に第二カラー画像をプリントするためにカード110``上に位置されるまで可動する。この行程はカラー画像が完了するまで何回も続けられる。
この場合、複数の記録ヘッド122はプリント操作の間固定位置に保持され、一方カード110``とベルト14``は動かされる。この行程はプリントの間に動くのがカード110``であって記録ヘッド122ではないことを除いて上の叙述に似ている。
図6は、カードは搬送ベルト14上にインフィードローラアッセンブリ12から移される点において図2aと似ている。前述したように、位置Aでベルト14の柔らかいウレタン表面上のカード110を押しつけるローラ32もまたプリントに先だって大きなほこりを取り去るためにプリント表面111の上をクリーニング操作する。クリーニングローラ32は、ガイドシャフト33上をスライドするキャリッジブロック34から成るクリーニングローラキャリッジアッセンブリの上にマウントして描かれている。クリーニングローラキャリッジ34はキャリッジブロック34上の真下に置かれたモータ35によって位置決めされる。モータ35はキャリッジブロック34上に作用するエキセントリックカム37を結合し、ブロック34は搬送ベルトとカード110に向かったり離れたりして動かされる。図6にクリーニングローラ32に集められた大きな埃を取り除き、大きなほこりや残骸から搬送ベルト14の表面をクリーニングするのに使われるクリーニングテープ装置39も描かれている。クリーニングテープ36はクリーニングテープスピンドル38から配置され、そこでテープ36は二つのドライブローラ42、44と二つのアイドラローラ46、48によって回転され、クリーニングテープテークアップスピンドル40で終わる。モータ41はベルトドライブ43を介して第一テープドライブローラ42を駆動する。テープテークアップスピンドル40は第一テープドライブローラ42により駆動される第二タイミングベルト45によって駆動される。
ソレノイド47とアクテュエーティングアーム49は搬送ベルト14のカード保持面114と接触するクリーニングテープ36を持ってくるためのアイドラーローラ46、48と係合させられる。ソレノイドのシャフトはプリント装置10の基盤内の旋回心軸点51の周りを同様に回転するアクテュエーティングアーム49の一つの端に回転して取付けられる。アクテュエーティングアームの第二端点にはL字状の拡張部が設けられ、アイドラーローラ46、48が位置されるのはこの拡張部の上である。
図6はクリーニングテープ36によるクリーニングローラ32のクリーニングを描いている。クリーニングローラ32とキャリッジ34はクリーニングローラ32がリアアイドラローラ46の周りを通るクリーニングテープ36を巻きつけるまで位置Bにガイドシャフト33に沿って下げられる。
図6はまたクリーニングテープ36による搬送ベルト14のクリーニングを描いている。ソレノイド47は、アクテュエーティングアーム49に対し作用するためにソレノイドシャフトを引き起こして動作され、それにより旋回心軸点51の周りに回転するためのアーム49をもたらす。アクテュエーティングアーム49の拡張部は搬送ベルトに向かって回転され、従って位置Cで搬送ベルト14と接触するまでフォーワードアイドラロ−ラ48にクリーニングテープ36を持ってくる。クリーニングローラ32は図6における構成の配置からわかるように搬送ベルトと共に一斉にクリーニングされるべきことに注意すべきである。ここでサーマル記録ヘッドキャリッジアッセンブリ52を描いた図7を参照すると、ここにはリニア案内部材70にスライドするように装着されたキャリッジブロック54が示されている。キャリッジブロック54の直線的な動きは、搬送ベルト14に対し平行である。リニア案内部材70はキャリッジサポート72、74内の各端に装着される。キャリッジサポート72、74には回転ピン73が設けられ、この目的は章の続きで述べられる。
本発明の好ましい実施例においては、リニア案内部材70に沿ったキャリッジブロック54の動きは、ボールナット104とリードスクリュウ106の組を駆動するステップモータ56によって産み出される。図7に見られるように、タイミングプーリセット57とタイミングベルト59は定速度カップリング63を駆動するステップモータをジャックシャフト61に取付ける。カップリング63はジャックシャフト61の出力端をリードスクリュウ106の入力端107につなげる。リードスクリュウ106は基本的にはボールナット104を調整するスレッドシャフトである。図8においてみられるように、カップリングドライブシャフト64は六角形65を持った穴開きシャフトである。ジャックシャフト61の出力端62とリードスクリュウ106の入力端107はカップリングドライブシャフト64の六角形65に緩やかにフィットするゆるやかな六角形である。ゆるやかな六角形は、リードスクリュウ106が操作の間回転したとき、もしリードスクリュウシャフトがぐらついたり、好ましい回転軸の周りによろめいたりするとリードスクリュウ106の一定な角速度を与える。カップリング63は、トルクの伝達そしてプリント画像に欠陥を引き起こすリードスクリュウシャフト端107に対し通常のいくつかの力を防ぐのを助けるために緩やかなフィットで供給される。
なお図8を参照すると、リードスクリュウ106はキャリッジサポート74内のボールベアリング113に取付けられる二列ボールベアリングに取付けられる。ボールトラストベアリング124とワッシャ126はボールベアリング113の各々の外側に位置される。この配置は絶対原点128を提供し、キャリッジ54は絶対原点128についてリードスクリュウ106に関し可動できる。一つのリードスクリュウ106のドライブ端107は案内部材に装着される。リードスクリュウ106の反対の端108は動きに対し自由である。このような設計はリードスクリュウシャフトを製造するときにそれらに普通に形成され、プリント画像に僅かの欠点を引き起こす第二ヘリックスの効果を調整するために好ましい実施例において具体化される。
ボールナット104はキャリッジブロック54上に装着され、そしてリードスクリュウ106がステップモータ56によって回転されるときキャリッジブロック54が一致した直線方向に動くためにもたらされるようにリードスクリュウ106と一緒に操作される。
好ましい実施例においては、プレッシャーローラ94が搬送ベルト14の反対側のサーマル記録ヘッド50に対して搬送ベルトの内側表面116に対してカード110のプリントのあいだ力を発生するように設けられている。図9aに描かれるように、ステップモータ92はプレッシャローラシャフト96の一つの端で終わるリンケージ95に対し力を移すギア93の組の上で動作する。プレッシャーローラ94はローラーシャフト96の第二端に装着され、そして搬送ベルト14、あるいはカード110、あるいは同様のものの寄り合わせの厚さに多様性を認めるためのローラ94を許容するためジンバル装置97と共に提供される。張力スプリング98は希望する画像を形成するため10−30lbsの相当の力を作るため搬送ベルト14の内側層116に対してプレッシャーローラ94を傾ける。スプリング98の使用はベルト14あるいは装置の厚さの多様性のためにプレッシャーローラ94の相互な動きもまた許容する。図9bは搬送ベルト14から開放されたプレッシャーローラ94を示す。ローラ94とリンケージ95はリターンスプリング99によって搬送ベルト14からの離脱まで傾けられる。
プリント装置は操作者によってこれら消耗財の除去を簡単にするためにサーマル記録ヘッド50と転写リボン76の間に領域をアクセスするために傾き装置130を含んでいる。図10に見られるように、アクチュエーティングレバー131はその基盤に旋回心軸的に装着され、そしてアーム132に張力スプリングメンバ134の一つの端が装着されるアーム132を含む。張力スプリングメンバ134の他の端はキャリッジサポート72に対し回転運動を与えるために装着される。キャリッジサポート72、そして従って全体のキャリッジアッセンブリ52は、アクチュエーティングレバー131は引き下げられたときキャリッジサポート72に供給されたピボットピン73について回転する。ピボットピン73は各々のキャリッジサポート72を調整するキャリッジサポートブロック68に回転可能に装着される。搬送ベルト14から離して記録ヘッドキャリッジアッセンブリ52を傾けることによってアクセスは構成物の間に領域を設けられ、それにより転写リボン76と記録ヘッド50の取り替えが容易となる。
図11に見られるように、記録ヘッドキャリッジブロック54の後からレギュレータサーキットボード140を傾けて離すことにより、キャリッジブロック54に記録ヘッド50を装着するサムスクリュウ138にアクセスすることが可能となる。レギュレータサーキットボード140はレギュレータボード140の上端のラッチ141と、それぞれがレギュレータボード140の下の端の傍に位置する二つのピボットアーム142によってキャリッジブロック54に対しマウントされる。このピボットアーム142は回転点143にキャリッジブロック54に対し一つの端で回転可能に装着される。記録ヘッドマウントスクリュウ138をアクセスするため、ラッチ141はキャリッジブロック54から切り離され、それにより図11に見られるようにキャリッジブロック54から離れて回転するためのレギュレータボード140の上端を許容し、スクリュウ138の頭を露出する。図12に置いてみられるような本発明の他の実施例は上述したように柔らかなゴムのカード搬送ベルト14```を用いたカード操作装置11```を含むプリント装置10```を提供することができる。ここにおいては記録ヘッド50```はプリント操作の間固定される。この実施例では、カード110```は搬送ベルト14```によって記録ヘッド50```の傍のプリントのために予め決定された位置に運ばれる。ベルト14```はそしてキャリッジシステムに装着されるクランピング装置によってしっかりと掴まれる。キャリッジシステムは記録ヘッド面に対し平行な直線方向に相対的に駆動され、それは搬送ベルト14```、すなわちカード110```がプリント操作の間制止した記録ヘッド50```を横切って動かされることによる。好ましい実施例はプリント装置10の動作を監視するための14のフォトセルとセンサを利用する。図13は上述の装置の構成物を駆動するソレノイドそして様々のモータと選択的に連絡するシステムコントローラ162内に情報を与えるセンサを描いている。本発明の上述の好ましい実施例に従って多色プリントを行ない、センサを識別しそしてモータあるいはソレノイドを対応付けるところの動作シーケンスは後述される。
プリント装置10の操作が始められる前に記録ヘッドは装置の適切な垂直位置にラッチされなければならなく、この位置は記録ヘッドインプリントポジションセンサ154によって決められ、傾斜機構アクチュエータレバー131の傍に置かれる。
クレジットカード110はインフィードガイドローラアッセンブリ12を通してプリント装置10の中に導入され、インフィード`カードイン`フォトセル150をブロックする。プリント装置10はブロックされたことを保証するために水平カード位置フォトセル150の状態を確認する。このシステム10は`カードイン`フォトセル150が低い状態に変わるまで、あるいはカード110が第一センサ150を通過するまでインフィードガイドローラ/ベルトドライブモータ163を動かすために所定の行程数(この実施例においては711段階)を命令する。この点で、プリント装置10はインフィードガイドローラアッセンブリ12から出たカードを動かし、搬送ベルト14の表面上に押しつけられ、そして正確な停止位置への段階を数え始める。搬送ベルト上にカードを押しつけるのに用いられるクリーニングローラ32の位置は、クリーニングローラポジションフォトセル161によって検出される。
搬送ベルト14はプリント装置10がプログラムされたエンコーダのカウントを達成するまで再び動き始める(好ましい実施例では435段階)。このカウントはベルトポジションエンコーダセンサ153によって検出される(この機能を達成するために二つのセンサが用いられる)。ベルトドライブモータ163はプリント操作の間ベルト14上のカード110の位置を安定にするのを助けることを可能とされる。カード110あるいは記録ヘッドキャリッジ52はセンサによって、例えば記録ヘッドキャリッジホームセンサ155で位置決め可能である。
第一の色(黄色)は所定の位置に動かされ、適切な位置はリボンインデックスマークデテクタ158によって検出される。プリント装置10はリボンインデックスバーをモニタし、リボン76における滑りあるいは起こりうる破壊を確認するために用いられるそれぞれのバーの間の段階数を計算する。これはリボンモニタセンサ159により検出されうる。プレッシャローラドライブモータ92はカード110そしてプレッシャローラ94、好ましい実施例における140段階に対して記録ヘッド50を供給するために付勢される。張力スプリング98はプレッシャーローラ力を提供する。プレッシャローラドライブモータ92はプリントの間のみ駆動され、そしてリボン前進操作の間は開放される。
記録ヘッドキャリッジモータ56は黄色の画像の大きさによって決定されたステップ数までキャリッジ54を動かすように動作する。そしてキャリッジ54はカード表面111からリボン76を十分分離するために加えられたステップ数(この実施例では720ステップ)を動かされる。記録ヘッドキャリッジリミットフォトセル156はカード110からリボン76を分離するための必要な動きを越えることからキャリッジ54を守る。プレッシャローラドライブモータ92はカード110から圧力を開放するために折り返される。プレッシャローラホームフォトセル157はプレッシャローラ94の適切な撤退を検出する。
リボン76はつぎの色(マゼンダ)に動かされ、プリンタキャリッジ54はホーム位置に戻され、この位置は記録ヘッドキャリッジホームセンサ155により検出される。プリント操作はここで上述の同じ段階の後で続く。そして最後の色(シアン)を通して繰り返す。記録ヘッドキャリッジ54はホームポジションに戻される。ベルトモータ163は再び動かされ、カード110はベルト14の柔らかいウレタン外側層120の差別的な緊張のために搬送ベルト14の表面から分離される。カード110はカード110をつぎのモジュールへ移すかあるいは手動で取り去るための命令を待つためにアウトフィードガイドローラアッセンブリ20によって取り上げられる。アウトフィードでのカード110の位置は カードアウト フォトセル152によって決定される。
搬送ベルト14のクリーニングはシステムコントローラ162によって動作される。コントローラ162はクリーニングテープドライブモータ41を動作し、搬送ベルト14の反対にアイドラローラ48を置くためにテープソレノイド47を動作する。クリーニングテープ36における破壊は、クリーニングテープモーションデテクタフォトセル160によって検出される。
好ましい実施例で使われるモータは200ステップ/ターンを持つステップモータであり、二方向性である。このモータの各々の機能と電流値は以下の通りである。
記録ヘッドキャリッジモータ:3.9amps
12:1でギヤ調整されたリードスクリュウで10ステップ/ドット列の割合で記録ヘッドを動かす。
クリーニングテープテークアップモータ:3.9amps
クリーニングテープテークアップスピンドルを回し、そして間接的に、二つのクリーニングリボンドライブローラを回す。
プレシャローラポジションモータ:1.0amp
記録ヘッドの反対にプレッシャローラを下げる。
搬送ベルトドライブモータ:1.0amp
インフィードそしてアウトフィードガイドローラ加えて必要な内部搬送ローラの組を駆動する。搬送ベルトもまた駆動する。全てのローラの組はベルトがクリーニングされるとき通常の搬送の反対方向に動かないように捕まえられる。
リボンテークアップモータ:1.0amp
つぎのパネルあるいはカラーパネルのつぎのセットにカラーリボンを進める。
クリーニングローラポジションモータ:1.0amps
操作あるいはクリーニング位置にカードクリーニングローラを置く。
記録ヘッドコントロール装置:
連続トーン記録ヘッドにマイクロプロセッサを連結するための記録ヘッドコントロールインターフェイスが図14に示される。第一マイクロプロセッサ301は共通の第一データバス305を通してファーストインファーストアウト(FIFO)メモリ319と第二の同じFIFOメモリ321に8ビット画像データを送り出す。FIFOメモリは、データが一方のFIFOメモリに書き込まれたり、同時に他方のFIFOメモリから読み込むことができるようにダブルバッファリングを実行するため用いられる。もしダブルバッファリングが必要ないなら、インターフェイスを変形したり、FIFOメモリ321やマルチプルザ307をなくしたり、FIFOメモリ319のみを使ったりすることが可能であることが認められる。インターフェースは、8ビット以外の普通に使われる長さのデータワードがインターフェースエレメントに書き込まれたりインターフェースエレメントから読み込まれたりするように改変できるのも認める。
マイクロプロセッサ301がFIFOメモリ319と321に画像データを送った後、それ以上の記録ヘッドコントロールタスクから開放され、画像内のつぎの並びをプリントするときまで別のタスクを実行できる。プログラムのゲートアレイとして実行されたステートマシン325はコントロールライン313と315を通してFIFOメモリ319と321の間に選択するためのマルチプレクサ307を示すためにコントロールライン317を使う。コントロールライン323と327は第二データバス327を介してコンパレータ333に向けてFIFOメモリ319と321から画像データの転送を始めるためにステートマシン325によって使われる。第三データバス331は、ステートマシン325からコンパレータまで、発生されたレベル値を転送するために使われる。コンパレータ333はステートマシン325によって発生されたレベル値を画像データ画素値と比較し、記録ヘッド341へライン343と345を介して1ビット値を出力する。この比較過程は用いられたプリント量の数と等しい量の数を求めて繰り返す。多色プリントにおいては、シアン、黄色、そしてマゼンダ(CMY)減法混色値へ赤、緑、青(RGB)加法混色値を変換するために、1の補数の減算がコンパレータ333によって行なわれる。
好ましい実施例においては画像の高さは512画素、記録ヘッドはより早くデータ転送を提供するために好ましくは二つの256×1ビット記録ヘッドエレメントで満たされる。
512画素以外の合理的な高さ、あるいは幅を持った画像がプリント領域の増減を許容し、あるいは画像の解像度の増減を許容することを確保しつつこの発明で用いられることが認められる。複数の記録ヘッドエレメントはその全体の高さが全体画像高さに加えられる限り一つの記録ヘッドエレメントの代わりに使用することも認められる。例えば、512画素の画像ハイトのために、一つの512×1ビットプリントエレメント、二つの256×1ビットプリントエレメント、四つの128×1ビットプリントエレメント、と続く、は512画素記録ヘッドを満たすために用いられる。
ステートマシン325はプログラム可能なゲートアレイを用いて実現され、そしてクロックライン339、ストローブライン337、そしてラッチライン315を通して記録ヘッド341に接続される。異なった構成を可能とするために、ステートマシン325のためのプログラミングだけでなくプリント強度の数値がステートマシン325に第四データバス309を介して第二マイクロプロセッサ303から送られる。制御情報はコントロールライン311を介してステートマシン325から第二マイクロプロセッサ303に送られ、そしてコントロールライン301を介して第一マイクロプロセッサ301に送られる。
可能なステートマシンの他の実施例として、これに限定されないが、固定されたゲートアレイあるいはマイクロプロセッサを用いることが可能であることが理解されるであろう。インターフェースのコストを減らすために第二マイクロプロセッサ303を排除し第一マイクロプロセッサ301のみの使用が可能であることも認められる。記録ヘッド341が複数のプリントエレメントを用いて実現される場合、記録ヘッドでの各プリントエレメントに対応するしコンパレータ333とコントロールライン335、337、339が設けられる。
デジタルの連続トーン画像をプリントする方法が図15に描かれている。349では、マイクロプロセッサからの画像行列値がメモリに読み込まれる。351では、ステートマシンからのシグナルに基づいて、画像行値はコンパレータ333にメモリから送られる。そしてレベル値は353でコンパレータにステートマシンから伝達され、そして画像値とレベルとは355で比較される。もしこれがカラープリント過程なら、実行された引き算はCYM値へRGB画像を変換するためにRGB画像値上で実行される。そして適当なワンビット行値は359で記録ヘッドから出力される。もし361にプリントされずに残っている多くの画像行があるなら、制御は349に戻る。
分析:
64階のプリント強度が用いられる典型的なアプリケーションにおいて、512画素の記録ヘッドのロードサイクルは512発のtclock時間を要する。もしtclockが250ナノセカンド(ns)なら、1つのサイクルは64マイクロセカンド(μs)である。1つの階調ラインは64×64μsあるいは4.096ミリセカンド(ms)でプリントされる。この時間の間、コントローラはアクティブであるが、マイクロプロセッサが1μsメモリサイクルと仮定して、記録ヘッドを補助するのに512μsだけアクティブである。これにより、プリントの間、凡そ4msのうちの3.5ms、あるいはプリント時間の凡そ87.5%の間マイクロプロセッサが開放される。実際、観察されるプリント速度はおよそ3倍である。
いくつかの本発明の特徴と優位性が前述の説明に於て発明の機能と構造の詳細と共に述べられたが、この開示は単なる実例であって、詳細の変更、特にパーツの形、大きさ、配置において、クレームが表わされている用語の広義で一般的な意味によって示唆される発明の原理内で、十分に可能である。
Claims (29)
- 記録ヘッドを有するプリント装置に対してプラスチックのカードのようなワークピースの動きを操作する装置であって、
前記カードを垂直方向の姿勢で保持するための追加的なカード保持を不要にするために、前記カードの自己粘着力により垂直方向の姿勢で、搬送ベルト上に粘着させて保持するための垂直面を有する保持表面手段であって、
前記カード保持表面手段は、内側層と該内側層より高い柔軟性を有する外側層とから構成される前記搬送ベルトを含み、
前記カード上へのプリントを行う間、前記記録ヘッドと前記搬送ベルトとの間で前記カードを位置させるように、前記搬送ベルトの近傍に配設され、かつ前記記録ヘッドを支持する記録ヘッドキャリッジ手段と、
を具備することを特徴とする装置。 - 前記記録ヘッドキャリッジ手段は、前記カード上にプリントする間、前記カードと相対的に前記記録ヘッドを移動させるための手段を有することを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 更に複数の前記記録ヘッドを具備することを特徴とする請求項1に記載の装置。
- プリントされるべき前記カードの表面をクリーニングし、前記搬送ベルト上に前記カードを押し付けるためのカードクリーニングローラ手段をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 前記搬送ベルトの一部が前記記録ヘッドとプレッシャーローラの間を通るように、前記記録ヘッドと対向して位置されるプレッシャーローラを、更に具備することを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 前記カード上にプリントする間、前記記録ヘッドに対して前記カードを相対的に動かすためのカード搬送キャリッジ手段を具備することを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 前記搬送ベルトは無限ループであることを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 前記搬送ベルトを、前記記録ヘッドと水平に整列させるために、前記内側層に形成された2つの水平リブを、その溝部で案内して保持し、かつ駆動するためのプーリを設けたことを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 前記搬送ベルトは、柔らかなエラストマー材からなることを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 前記搬送ベルトはウレタンから成ることを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 前記搬送ベルトの外側層は、5%可塑材を含む10−20デュロメータのショア「A」ウレタンエラストマーから成ることを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 前記搬送ベルトの内側層は、繊維層で補強される70−90デュロメータのショア「A」ウレタンエラストマーから成ることを特徴と特徴とする請求項1に記載の装置。
- 前記記録ヘッドと前記カードの間に、熱転写マルチカラープリントリボンを供給するためのリボン供給手段を更に具備することを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 前記熱転写カラープリントリボンは、CYMB減法混色染料を有することを特徴とする請求項13に記載の装置。
- 前記熱転写カラープリントリボンは、カラー顔料を有することを特徴とする請求項13に記載の装置。
- 前記記録ヘッドキャリッジ手段は、
キャリッジブロックを支持し、ガイドするためのベアリングシャフト手段と、
前記ベアリングシャフト手段のどちらかの端に設けられたキャリッジサポートと、
前記ベアリングシャフト手段に沿う直線運動方向に前記キャリッジブロックを駆動するための手段と、を具備することを特徴とする請求項2に記載の装置。 - 前記記録ヘッドキャリッジ手段は、リードスクリュウアッセンブリを含み、
前記リードスクリュウアッセンブリは、前記記録ヘッドを一定の割合で駆動するために、ドライブシャフトの出力端とリードスクリュウシャフトの入力端の間に連結される定速度カップリング手段を有することを特徴とする請求項16に記載の装置。 - 前記定速度カップリング手段は、前記ドライブシャフトの出力端と前記リードスクリュウシャフトの入力端上に球状の六角端を滑らかにつなげる六角径を持つカップリング手段を有することを特徴とする請求項17に記載の装置。
- 更に前記記録ヘッドキャリッジ手段を軸支するための軸支手段を有し、それにより前記記録ヘッドキャリッジ手段はカード搬送路から離れるように回動可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 少なくとも一つのマイクロプロセッサと少なくとも一つの連続階調記録ヘッドの間をつなぐための記録ヘッドコントローラ手段を備え、プリント強度の数は前記マイクロプロセッサによって一定にされるか選択され、
(a)前記記録ヘッドに送られるデジタル画像データを蓄積するための、第一データバスを介して前記マイクロプロセッサに連結されるメモリ手段と、
(b)もし画素がプリントされると、二つのマルチビットデジタル入力を比較し、前記記録ヘッドに1ビット値を出力し、第二データバスを介して前記メモリ手段に連結されるコンパレータ手段と、
(c)前記メモリ手段からデジタル画像を読み込み、プリント強度の数と等しい数だけ繰り返して、ステートマシン手段によって発生されたレベル値を画素値と比較するためのステートマシン手段であって、第三データバスを介して前記コンパレータ手段に連結されることを特徴とする請求項1に記載の装置。 - 前記メモリ手段は、少なくとも同じFメモリを具備することを特徴とする請求項20に記載の装置。
- FIFOメモリと、前記ステートマシン手段に接続及び制御されるマルチプレックス手段との間で選択するマルチプレックス手段をさらに具備することを特徴とする請求項21に記載の装置。
- 前記ステートマシン手段は、第四データバスを介して前記マイクロプロセッサーに接続されるプログラム可能なゲートアレイ手段を具備することを特徴とする請求項20に記載の装置。
- 記録ヘッドを有するプリント装置を通してプラスチックのカードのようなワークピースを運ぶ方法であって、
前記カードを搬送路に沿って垂直方向の姿勢を保持して送ることで前記プリント装置に送る工程と、
前記カードを垂直方向に保持するための追加的な保持を不要にするために、前記カードの自己粘着力により垂直方向の姿勢で、垂直面を有する搬送ベルト上に前記カードを粘着および固定されて前記プリント装置に送る工程であって、
前記搬送ベルトは、内側層と該内側層より高い柔軟性を有する外側層から構成され、
プリント位置まで前記カードを搬送する工程と、
前記プリント位置から離れるように前記カードを搬送する工程と、
前記搬送ベルトから内側層と外側層を異なるように延ばすことで前記カードを開放する工程と、そして
前記プリント装置から離れるように前記カードを運ぶ工程と、を具備することを特徴とする方法。 - クリーニングリボンで前記カードの表面を覆うことによって前記カードの表面をクリーニングする工程をさらに含むことを特徴とする請求項24に記載の方法。
- 更に前記搬送ベルトの表面をクリーニングする工程を含むことを特徴とする請求項24に記載の方法。
- 固定位置に前記カードを保持する間、前記カードの表面に沿って前記プリント装置の前記記録ヘッドを動かすことを含み、前記カード上にプリントする工程を有することを特徴とする請求項24に記載の方法。
- 前記搬送ベルトを無限ループで動かす工程を含むことを特徴とする請求項24に記載の方法。
- 少なくとも一つのマイクロプロセッサと少なくとも一つの連続階調記録ヘッドの間をつなぐための記録ヘッドコントローラ手段と、デジタルメモリと、コンパレータとステートマシンとを備え、前記連続階調記録ヘッドによりデジタル連続階調値による制御を行うために、
(a) 前記マイクロプロセッサからの画像値を前記デジタルメモリにロードする工程と、
(b) 前記画像値を前記デジタルメモリから前記コンパレータに送る工程と、
(c) 前記ステートマシンによって発生されたレベル値を前記コンパレータに送る工程と、
(d) 前記レベル値と画像値を比較する工程と、
(e) 必要に応じてRGB値をCYM値に変換するための減法をする工程と、
(f) 前記記録ヘッドに適当な1ビット値を出力する工程と、
(g)もし画像内にプリントすべき残った行が存在するなら、前記(a)工程に制御を戻す工程と、を具備することを特徴とする請求項24に記載の方法。
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