JP3728743B2 - デジタル放送装置および方法、並びに提供媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタル放送装置および方法、並びに提供媒体に関し、特に、例えば、デジタルテレビジョン放送において、グローバルリダンダントチェーンを設けることにより、デジタルテレビジョン方法の冗長構造を簡易化したデジタル放送装置および方法、並びに提供媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
アナログ放送やデジタル放送に限らず、放送の供給が中断することは、重大事故の1つであり、放送システムには、このような重大事故を回避するために、多くの処置が講じられている。例えば、放送装置の故障による放送の中断を防止するために、従来、放送装置は、予備の装置を主の装置に対し並列駆動できるように配置し、主の装置が故障した場合、予備の装置が入れ替わるようになされている。
【0003】
現在、MPEG(Moving Picture Experts Group Phase)2に代表される符号化方式により、衛星放送による多チャンネルデジタル放送、例えば、北米のDIRECTTV(商標)や日本国内のPERFECTTV(商標)などが普及しはじめているが、この多チャンネル放送における放送装置においても、装置の故障による放送の中断を防止するために、予備の装置が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような衛星放送はチャンネル数が多いので、これらの放送装置の故障に備え予備の装置を設けるようにすると、装置が大型化し、構成が複雑になるばかりでなく、コスト高となる課題があった。
【0005】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、構成を複雑にしたり、コスト高とすることなく、装置が故障した場合における放送の中断を防止できるようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のデジタル放送装置は、放送情報を処理するN式の第1の処理手段と、放送情報を臨時に処理するM式の第2の処理手段と、第1の処理手段と第2の処理手段に、放送情報を供給する第1の供給手段と、第1の処理手段のうちの所定のものに供給している放送情報に対応する放送情報が第2の処理手段の所定のものに供給されるように、第1の供給手段を制御する制御手段と、N式の第1の処理手段に対応して設けられ、対応する第1の処理手段の出力を選択して出力するか、またはM式の第2の処理手段の出力のいずれか1つを、第1の処理手段の出力として選択して出力する選択手段と、M式の第2の処理手段の出力を、N式の第1の処理手段に対応して設けられた選択手段に供給する第2の供給手段とを備えることを特徴とする。
【0007】
請求項2に記載のデジタル放送方法は、放送情報を処理するN式の第1の処理手段と、放送情報を臨時に処理するM式の第2の処理手段とを備えるデジタル放送装置のデジタル放送方法において、第1の処理手段と第2の処理手段に、放送情報を供給する第1の供給ステップと、第1の処理手段のうちの所定のものに供給している放送情報に対応する放送情報が第2の処理手段の所定のものに供給されるように、第1の供給ステップでの供給を制御する制御ステップと、第1の処理手段の出力を選択して出力するか、またはM式の第2の処理手段の出力のいずれか1つを、第1の処理手段の出力として選択して出力する選択ステップと、M式の第2の処理手段の出力を、選択ステップで選択できるように供給する第2の供給ステップとを備えることを特徴とする。
【0008】
請求項3に記載の提供媒体は、放送情報を処理するN式の第1の処理手段と、放送情報を臨時に処理するM式の第2の処理手段とを備えるデジタル放送装置に用いるコンピュータプログラムであって、第1の処理手段と第2の処理手段に、放送情報を供給する第1の供給ステップと、第1の処理手段のうちの所定のものに供給している放送情報に対応する放送情報が第2の処理手段の所定のものに供給されるように、第1の供給ステップでの供給を制御する制御ステップと、第1の処理手段の出力を選択して出力するか、またはM式の第2の処理手段の出力のいずれか1つを、第1の処理手段の出力として選択して出力する選択ステップと、M式の第2の処理手段の出力を、選択ステップで選択できるように供給する第2の供給ステップとを備えるコンピュータプログラムを提供することを特徴とする。
【0012】
請求項1に記載のデジタル放送装置、請求項2に記載のデジタル放送方法、および請求項3に記載の提供媒体においては、放送情報を処理するN式の第1の処理手段と放送情報を処理するM式の第2の処理手段に、放送情報が供給され、第1の処理手段のうちの所定のものに供給している放送情報に対応する放送情報が第2の処理手段の所定のものに供給されるように制御され、第1の処理手段の出力が選択され出力されるか、またはM式の第2の処理手段の出力のいずれか1つが、第1の処理手段の出力として選択され出力され、M式の第2の処理手段の出力が、選択できるように供給される。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を説明するが、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の実施の形態との対応関係を明らかにするために、各手段の後の括弧内に、対応する実施の形態(但し一例)を付加して本発明の特徴を記述すると、次のようになる。但し勿論この記載は、各手段を記載したものに限定することを意味するものではない。
【0015】
請求項1に記載のデジタル放送装置は、放送情報を処理するN式の第1の処理手段(例えば、図6のチェーン60)と、放送情報を臨時に処理するM式の第2の処理手段(例えば、図6のGR90)と、第1の処理手段と第2の処理手段に、放送情報を供給する第1の供給手段(例えば、図6のNMD10)と、第1の処理手段のうちの所定のものに供給している放送情報に対応する放送情報が第2の処理手段の所定のものに供給されるように、第1の供給手段を制御する制御手段(例えば、図6のMRC71)と、N式の第1の処理手段に対応して設けられ、対応する第1の処理手段の出力を選択して出力するか、またはM式の第2の処理手段の出力のいずれか1つを、第1の処理手段の出力として選択して出力する選択手段(例えば、図6のIFスイッチ80)と、M式の第2の処理手段の出力を、N式の第1の処理手段に対応して設けられた選択手段に供給する第2の供給手段(例えば、図7の分配器110)とを備えることを特徴とする。
【0017】
図1は、本発明を適用したデジタル放送システムの構成例を示している。
【0018】
放送番組編成システム(以下BDPS(Broadcast Data Processing System)と略称する)1には、番組供給会社が担当する番組素材およびプロモーション素材の番組編成表が登録され、管理されている。この番組編成表は、例えば、番組提供会社に関する情報などが記録されているサービス情報ファイル、1時間単位の放送番組のスケジュールなどの情報が記録されているイベント情報ファイル、および15秒単位の放送番組のタイムスケジュールなどの情報が記録されている運行情報ファイルなど、各種のファイルに分けられ、BDPS1に格納されている。
【0019】
ベースバンドシステム2には、放送番組素材そのものが格納されており、その放送番組素材は、ベースバンド信号に変換され、セントラルプロセッシングシステム3に供給されるようになされている。
【0020】
セントラルプロセッシングシステム3は、BDPS1から送出された情報から顧客管理システム(以下SMS(Subscriber Management System)と略称する)4に対応する情報を抽出しSMS4に供給し、また、BDPS1、ベースバンドシステム2、および顧客視聴許可システム(以下SAS(Subscriber Authorization System)と略称する)5から送出される情報を、図示せぬ衛星の複数のトランスポンダに対応するチャンネル(チェーン)ごとに多重化し、IFシステム6に送信するようになされている。
【0021】
IFシステム6は、セントラルプロセッシングシステム3から送信された多重化信号を、QPSK変調してIF信号に変換し、さらにRF信号に変換して、図示せぬ衛星に伝送するようになされている。
【0022】
SMS4は、顧客登録情報や料金徴収情報などの顧客管理に関する情報を格納するようになされており、SAS5は、SMS4から送出されたEMM(Entitlement Management Message)データを受け取り、そのEMMデータを暗号化し、パケット化し、セントラルプロセッシングシステム3に送出するようになされている。
【0023】
図2に、セントラルプロセッシングシステム3およびIFシステム6のより具体的な構成例を示す。
【0024】
ネットワークマネージメントデータベース(以下NMD(Network Management Database)と略称する)10は、トランクLAN11を介して、BDPS1およびベースバンドシステム2に接続され、さらに、PGS-LAN12を介して、SMS4、SAS5、各チェーン20−1乃至20−N(以下、個々に区別する必要がない場合、単に、チェーン20と記述する)のプログラムガイドシステム(以下PGS(Program Guide System)と略称する)21に接続されている。NMD10は、主に、図示せぬ入力端末とサーバから構成されており、所定の情報ファイルをBDPS1から受け取り、保持するとともに、所定の情報ファイルをSMS4、各チェーン20−1乃至20−Nに分配するようになされている。
【0025】
チェーン20−1乃至20−Nは、NMD10から分配された放送番組編成情報に基づいて、ベースバンドシステム2から供給される放送番組素材を処理し、図示せぬ衛星のトランスポンダに出力するようになされている。チェーン20−1乃至20−Nの一部は、セントラルプロセッシングシステム3を構成し、他の一部は、IFシステム6を構成している。
【0026】
PGS21は、PGS-LAN12を介してNMD10、SMS4、およびSAS5に接続され、さらに、チェーンコントロールLAN22を介してエンコーダコントロールサブシステム(以下ECS(Encoder Control Subsystem)と略称する)23、電子番組ガイドフローコントローラ(以下EPG-FC(Electronic Program Guide-Flow Controller)と略称する)24、マルチプレクサコントロールサブシステム(以下MCS(Multiplexer Control Subsystem)と略称する)25に接続されている。
【0027】
PGS21は、主に、図示せぬ入力端末とサーバから構成されており、NMD10より所定の情報を入手し、ECS23、EPG-FC24、およびMCS25に、それぞれ対応する情報を送出するようになされている。ECS23は、例えばワークステーションで構成され、PGS21から送出された情報に基づいて、エンコード部30を制御するようになされている。
【0028】
エンコード部30は、8チャンネル分のエンコーダ31乃至エンコーダ38、およびマルチプレクサ39により構成されており、ベースバンドシステム2から送信された8チャンネル分のベースバンド信号を、エンコーダ31乃至エンコーダ38で符号化し、符号化した信号をマルチプレクサ39で多重化し、多重化した信号をマルチプレクサ部(以下MUX(Multiplexer)部と略称する)40に出力する。
【0029】
EPG-FC24は、例えばインターフェイスおよびワークステーションで構成され、PGS21から送出された所定の情報(EPG情報)をインターフェイスを介して、MUX部40に出力する。MCS25は、例えばワークステーションで構成され、PGS21から送出された情報に基づいてMUX部40を制御するようになされている。
【0030】
MUX部40は、2つのマルチプレクサ(MUX41とMUX42)から構成されている。エンコード部30は、同一の2つの信号を出力し、EPGーFC24も同様に、同一の2つの信号を出力する。エンコード部30から出力される一方の信号およびEPG-FC24から出力される一方の信号は、MUX41に入力され、それぞれ他方の信号はMUX42へ入力される。MUX41とMUX42は、それぞれの入力を多重化し、IFシステム6のQPSK変調部50に出力する。
【0031】
IFシステム6のQPSK変調部50は、QPSK変調器52およびQPSK変調器53から構成されている。MUX41から出力される多重化信号は、QPSK変調器52に入力され、MUX42から出力される多重化信号は、QPSK変調器53に入力される。QPSK変調器52およびQPSK変調器53は、それぞれ入力された多重化信号をQPSK変調し、IFスイッチ54に出力する。
【0032】
IFスイッチ54は、QPSK変調器52またはQPSK変調器53から出力されるQPSK変調信号を選択し、増幅器55に出力する。増幅器55は、図示せぬアップコンバータおよびハイパワーアンプにより構成され、IFスイッチ54で選択されたQPSK変調信号を、増幅し、アンテナ56を介して、図示せぬ衛星に出力する。但し、実際には、各チェーン20−1乃至20−Nの出力がさらに多重化されて、衛星に出力される。従ってこの例では、N個のトランスポンダに対応する信号が出力される。
【0033】
次に、図2に示す構成例の動作を説明する。
【0034】
BDPS1は、登録されている放送映像素材に基づいて、サービス情報ファイル、イベント情報ファイル、および運行情報ファイルなどを作成し、NMD10に送出する。NMD10は、BDPS1から供給された情報を格納し、またBDPS1から送出された情報からSMS4に必要な情報を抽出し、NMD10で設定した別の情報を付加し格納している。さらに、NMD10は、SAS5から、MUX部40を設定するのに必要なワークキーテーブルファイルおよびCAシステムデータファイルを読み出し、格納している。
【0035】
SMS4は、定期的にNMD10にアクセスし、NMD10に格納されているSMS4に対応する情報を読み出す。
【0036】
PGS21は、チェーン20−1に対応する図示せぬ衛星の1個のトランスポンダに出力する情報をNMD10より取得し、ECS23、EPG-FC24、およびMCS25に供給する。
【0037】
例えば、PGS21は、2日後に放送される1日分の放送番組の運行情報ファイルを、NMD10から取得し、ECS23に供給する。ECS23は、供給された運行情報ファイルから、2時間後に放送される1時間分のエンコーダスケジュールを入手し、エンコード部30に供給する。エンコード部30は、ECS23から供給されたエンコーダスケジュールに基づいて、ベースバンドシステム2から入力されるベースバンド信号を、エンコーダ31乃至エンコーダ38で符号化し、符号化された信号をマルチプレクサ39で多重化し、多重化した信号をMUX部40に出力する。
【0038】
いまの場合、1つのトランスポンダに最大7つの放送番組が供給され、ベースバンドシステム2からは、7つの放送番組の情報に対応する7つのベースバンド信号がエンコード部30に供給されるものとする。エンコード部30のエンコーダ31乃至エンコーダ38の8つのエンコーダのうち、7つのエンコーダがベースバンド信号を符号化する。1つ余ったエンコーダは、7つのエンコーダのうち1つが故障したとき代わりに符号化を実行するようになされている。エンコーダ31乃至エンコーダ38の故障検出、またはエンコーダの入れ替え処理は、エンコード部30内において適宜、実行される。
【0039】
また、例えば、PGS21は、デジタル衛星放送におけるサービス情報ファイルを、NMD10から取得し、EPG-FC24に供給する。EPG-FC24は、図示せぬインターフェースを介し、PGS21から供給されたサービス情報ファイルを、セッション化し、パケット化し、ソケット通信により、MUX部40に出力する。
【0040】
さらに、例えば、PGS21は、2日後に放送される1日分の放送番組のイベント情報ファイルを、NMD10から取得し、MCS25に供給する。MCS25は、PGS21から供給されたイベント情報ファイルから、2時間後に放送される1時間分のマルチプレクサスケジュールとマルチプレクサ設定情報を入手し、MUX部40に供給する。MUX部40では、マルチプレクサ設定情報に指定されたMUX41またはMUX42が、マルチプレクサスケジュールに基づいて、エンコード部30から出力された信号、およびEPG-FC24から出力された信号を多重化し、IFシステム6に出力する。指定されていないMUX41またはMUX42は、指定されたMUX41またはMUX42が故障したとき代わりに多重化を行う。
【0041】
QPSK変調部50のQPSK変調器52およびQPSK変調器53は、MUX部40のMUX41またはMUX42から出力された多重化信号をそれぞれQPSK変調し、IFスイッチ54に出力する。
【0042】
QPSK変調部50において、MUX部40と同様に、2つのQPSK変調器(QPSK変調器52およびQPSK変調器53)が配置されており、使用されていないQPSK変調器52またはQPSK変調器53は、使用されている一方が故障したとき代わりに、QPSK変調を行うようになされている。
【0043】
IFスイッチ54は、QPSK変調部50のQPSK変調器52とQPSK変調器53の一方から出力されたQPSK変調信号を選択し、増幅器55に出力する。増幅器55は、アップコンバータおよびハイパワーアンプにより、IFスイッチ54からのQPSK変調信号を14GHzに周波数シフトして増幅し、アンテナ56を介して、衛星に出力する。
【0044】
IFスイッチ54は、手動で操作される。
【0045】
エンコード部30、MUX部40、およびQPSK変調部50では、放送番組素材が直接処理されるため、故障によりその機能が実行されなくなると、放送が中断する重大事故が発生する場合がある。そのため、上述したように、エンコード部30、MUX部40、およびQPSK変調部50は、複数の装置(エンコード部30におけるエンコーダ31乃至エンコーダ38、MUX部40におけるMUX41とMUX42、QPSK変調部50におけるQPSK変調器52とQPSK変調器53)を並列に駆動させ、1式が故障した場合、他の1式が故障した1式と入れ替わる冗長構造が取られている。
【0046】
一方、エンコード部30やMUX部40を制御するECS23やMCS25には、上述したような冗長構造が取られていない。これは、ECS23またはMCS25は、次に述べる時間設定方法に基づき、エンコード部30またはMUX部40を制御し、仮に、ECS23またはMCS25が故障しても、放送が中断する重大事故を回避することができるようになされているためである。
【0047】
MUX部40のMUX41を制御するMCS25の時間設定例を、図3を参照して、説明する。
【0048】
図3(A)は従来の時間設定例を示す。この例においてMCS25は、1時より前の所定の時刻に、第1の設定として1時に多重化を開始し、2時に多重化を停止することをMUX41に指令し、2時より前の所定の時刻に、第2の設定として、2時に多重化を開始し、3時に多重化を停止することをMUX41に指令する。また、図3(B)に示す従来の他の時間設定例においては、MCS25は、1時より前の所定の時刻に、第1の設定として、1時に多重化を開始し、1時間の間、多重化を継続することをMUX41に指令し、2時より前の所定の時刻に、第2の設定として、2時に多重化を開始し、1時間の間、多重化を継続することをMUX41に指令する。図3(A)および(B)における時間設定例では、MUX41は、1度多重化処理を停止し、次の設定により再度、多重化を開始する。
【0049】
この場合、MCS25が、例えば、第1の設定をMUX41に指令した後、故障し、第2の設定をMUX41に指令できない時、MUX41において2時以降の多重化が実行されず、放送は中断される。
【0050】
図3(C)に示す本発明の時間設定例では、MCS25は、1時より前の所定の時刻に、第1の設定として、1時に多重化を開始することをMUX41に指令し、2時より前の所定の時刻に、第2の設定として、2時に多重化を開始することをMUX41に指令する。このように、MCS25は、1時間ごとに、多重化を開始する時刻だけを(多重化を終了するタイミングを指示せず)、MUX41に指令する。この時間設定例によれば、仮に、MCS25が、第1の設定をMUX41に指令した後、故障し、第2の設定をMUX41に指令できない場合でも、MUX41は、第1の設定の指令に基づき、多重化をし続け、放送は中断されない。
【0051】
このように、図3(C)に示す時間設定例を採用することにより、MCS25が故障した場合においても、MUX部40は、MCS25の故障前の設定に基づいて多重化処理を実行することができ、放送が中断される重大事故を回避することができる。
【0052】
図4および図5を参照して、図3(C)に示す時間設定例をさらに具体的に説明する。
【0053】
チェーン20は、衛星の所定のトランスポンダに、それぞれ視聴制限がある3つの番組(チャンネルA、チャンネルB、およびチャンネルC)を供給するものとする。チャンネルAは、図4(A)に示すように、1時から2時までが、スクランブルオフ、2時から3時までが、スクランブルオンとされ、チャンネルBおよびチャンネルCは、図4(B)と(C)に示すように、1時から2時までが、スクランブルオン、2時から3時までが、スクランブルオフとされる。スクランブルオンの場合、そのチャンネルの信号は、特定の視聴者(特定の契約をした視聴者)だけが視聴でき、一般の視聴者は視聴できないようにスクランブルされ、スクランブルオフの場合、一般の視聴者が視聴できるように、信号はスクランブルされずに、通常の状態で供給される。
【0054】
MCS25は、このような視聴制限に関する情報に基づいたマルチプレクサスケジュールに従い、MUX部40を制御するが、例えば、MCS25が図3(A)および図3(B)に示した時間設定例でMUX40部を制御したとすると、仮に、第2の設定がMUX40に指令されない場合、図5(A)に示すように、放送は、2時以降、中断する。しかしながら、MCS25が図3(C)に示した時間設定例によりMUX部40を制御したとすれば、第2の設定がMUX部40に指示されない場合においても、第1の設定に基づいて、放送は図5(B)に示すように供給される。
【0055】
上述したように、MCS25は、故障に備え予備の装置を設けることなしに、放送中断のような重大事故を回避することができる。
【0056】
しかしながら、故障発生時、MUX40は多重化処理を継続してはいるが、これはMCS25の故障前の設定に従っているもので、できるだけ速やかに、正常な状態に復旧させる必要がある。以下には、この点を考慮した構成例について説明する。
【0057】
図6に、本発明を適用したデジタル放送システムの他の構成例を示す。なお、図2における場合と対応する部分については、同一の符号を付してあり、以下では、その説明は適宜省略する。
【0058】
セントラルプロセッシングシステム3のPGS21、ECS23、EPG-FC24、MCS25、エンコード部30、MUX部40、サブリダンダントコントローラ(以下SRC(Subredundant Controller)と略称する)58、およびIFシステム6は、衛星のN個のトランスポンダに対応するチェーン60を構成する。いまの場合、N=4とし、4つのチェーン60−1乃60−4が存在し、これをノーマルチェーンと称する。
【0059】
セントラルプロセッシングシステム3のECS23、EPG-FC24、およびMCS25は、図3(C)に示した時間設定に基づいて、所定の処理を行う。
【0060】
セントラルプロセッシングシステム3において、NMD10は、トランクLAN11を介して、BDPS1およびベースバンドシステム2に接続され、さらに、PGS-LAN12を介してマスターリダンダントコントローラ(以下MRC(Master Redundant Controller)と略称する)71、SMS4、SAS5、およびチェーン60−1乃至60−4のPGS21に接続されている。
【0061】
MRC71は、PGS-LAN12を介して、NMD10、SMS4、SAS5、およびチェーン60−1乃至60−4のPGS21に接続され、さらに、モニターLAN72を介して、チェーン60−1乃至60−4のSRC58に接続されている。MRC71は、主に、図示せぬ入力端末、ワークステーション、およびアラームを出力するスピーカから構成されており、所定の情報をNMD10およびSRC58から取得し、保持するとともに、NMD10およびSRC58に所定の情報を供給するようになされている。
【0062】
SRC58は、例えばワークステーションで構成され、PGS21から所定の情報を取得し、また、MRC71から送出される情報をPGS21に供給し、さらに、所定の情報をMRC71に供給するようになされている。
【0063】
IFシステム6のIFスイッチ80は、QPSK変調器選択スイッチ81、チェーン選択スイッチ82、およびGRスイッチ83から構成されており、QPSK変調器選択スイッチ81は、QPSK変調部50のQPSK変調器52またはQPSK変調器53から出力されたQPSK変調信号を選択するようになされている。
【0064】
チェーン選択スイッチ82は、ノーマル側が選択されることにより、チェーン60のQPSK変調部50から出力されるQPSK変調信号が増幅器55に出力され、また、GR側が選択されることにより、グローバルリダンダントチェーン(GR90とGR91)から出力されるQPSK変調信号が増幅器55に供給される。
【0065】
GRスイッチ83は、チェーン選択スイッチ82においてGR側が選択され、GRスイッチ83のGR90側が選択されることより、GR90から出力されるQPSK信号が増幅器55に供給され、GRスイッチ83のGR91側が選択されることにより、GR91から出力されるQPSK変調信号が増幅器55に供給される。
【0066】
グローバルリダンダントチェーン(GR90とGR91)は、ノーマルチェーン(チェーン60−1乃至60−4)の中のどれかが、故障したとき代わりに使用される。
【0067】
図7に、グローバルリダンダントチェーンのGR90の構成例を示す。
【0068】
GR90は、基本的に、チェーン60とほぼ同様の構成を有しており、図6のチェーン60の構成例と対応する部分については、同一の符号を付してあり、以下では、その説明は適宜省略する。また、GR91はGR90と同一の構成を有しているので、GR91の構成例の説明は省略する。
【0069】
IFスイッチ100は、QPSK変調部50のQPSK変調器52またはQPSK変調器53からのQPSK変調信号を選択し、分配器110に出力している。分配器110は、IFスイッチ100からのQPSK変調信号を、ノーマルチェーン(チェーン60−1乃至チェーン60−4)のGRスイッチ83に分配している。
【0070】
図8に、分配器110の構成例を示す。
【0071】
GR91は、GR90と同様のIFスイッチ100と分配器110(アンプ111乃至アンプ114)を有するので、GR91のIFスイッチと分配器は、GR90のIFスイッチ100と分配器110と同一の符号を付してある。また、チェーン60−2、チェーン60−3、およびチェーン60−4は、チェーン60−1と同様のIFスイッチ80(QPSK変調器選択スイッチ81、チェーン選択スイッチ82、およびGRスイッチ83)を有するので、チェーン60−1のIFスイッチ80と同一の符号を付してある。
【0072】
GR90とGR91のIFスイッチ100によって選択されたQPSK変調器52またはQPSK変調器53からのQPSK変調信号は、対応する分配器110のアンプ111乃至アンプ114に出力されるようになされている。GR90の分配器110のアンプ111の出力はチェーン60−1のGRスイッチ83のGR90側の端子に接続され、アンプ112の出力はチェーン60−2のGRスイッチ83のGR90側の端子に接続され、アンプ113の出力はチェーン60−3のGRスイッチ83のGR90側の端子に接続され、アンプ114の出力はチェーン60−4のGRスイッチ83のGR90側の端子に接続されている。
【0073】
GR91の分配器110のアンプ111の出力はチェーン60−1のGRスイッチ83のGR91側の端子に接続され、アンプ112の出力はチェーン60−2のGRスイッチ83のGR91側の端子に接続され、アンプ113の出力はチェーン60−3のGRスイッチ83のGR91側の端子に接続され、アンプ114の出力はチェーン60−4のGRスイッチ83のGR91側の端子に接続されている。
【0074】
チェーン60−1乃至チェーン60−4のIFスイッチ80が操作されることにより、GR90またはGR91のIFスイッチ100から出力される多重化信号が選択され、チェーン60−1乃至チェーン60−4の増幅器55に出力される。
【0075】
図7に戻り、エンコード部130は、8チャンネル分のエンコーダ131乃至エンコーダ138、およびマルチプレクサ139より構成されている。エンコード部130は、ベースバンドシステム2からリダンダントルータ140を介して、送信されたベースバンド信号を、エンコーダ131乃至エンコーダ138により符号化し、マルチプレクサ139により多重化するようになされている。
【0076】
リダンダントルータ140は、ベースバンドシステム2からノーマルチェーンのエンコード部30に送出されているベースバンド信号と同一の信号を、グローバルリダンダントチェーンのエンコード部130に分配している。
【0077】
図9に、リダンダントルータ140の構成例を示す。
【0078】
GR91は、GR90と同様のエンコード部130(エンコーダ131乃至エンコーダ138、マルチプレクサ139)を有するので、GR91のエンコード部は、GR90のエンコード部130と同一の符号を付してある。
【0079】
ベースバンドシステム2は、ノーマルチェーン(チェーン60−1乃至60−N)のエンコード部30の各エンコーダ(エンコーダ31乃至エンコーダ38)に、接続されており、それぞれベースバンド信号を供給するようになされている。リダンダントルータ140は、ベースバンドシステム2からノーマルチェーンに供給されているベースバンド信号を、グローバルリダンダントチェーン(GR90およびGR91)のエンコード部130に、供給している。いまの場合、ベースバンドシステム2からチェーン60−1に供給されているベースバンド信号が、GR90にも供給され、チェーン60−4に供給されているベースバンド信号が、GR91にも供給されている。図中のX印は、リダンダントルータ140によって、回線が結合されている状態を表す。
【0080】
次に、グローバルリダンダントチェーンのGR90がチェーン60−1と入れ替わる動作例を、図6乃至図9、および図10に示すフローチャートを参照し、説明する。
【0081】
ステップS1において、ノーマルチェーン(チェーン60−1乃至60−4)のどれかが故障した場合、所定の方法により、その故障が検出され、故障が発生したチェーン番号が、図示せぬSEC-NETを介して、MCR71に送信される。いまの場合チェーン60−1のMCS25において故障が発生したものとする。
【0082】
次に、ステップS2において、故障が発生したチェーンの番号を受信したMRC71は、図示せぬスピーカを介して、デジタル放送装置に故障が発生したことをオペレータに通知する。また同時に、MRC71は、図示せぬ表示部に図11に示すGR対応ファイルを表示し、故障したチェーンの番号をオペレータに通知する。チェーン60−1のチェーン番号は1とする。
【0083】
次に、ステップS3において、デジタル放送装置が故障したことを認知したオペレータは、MRC71の図示せぬ表示部に表示されたGR対応ファイルに所定の情報を入力し、故障が発生したチェーン60−1と入れ替わるグローバルリダンダントチェーン(GR90またはGR91)を選定し、GR対応ファイルを作成する。いまの場合、オペレータは、チェーン60−1とGR90とを入れ替えるものとし、GR対応ファイルのXの所に1を入力する。
【0084】
図11のGR対応ファイルのXの所に、オペレータが、ノーマルチェーンのどれかのチェーン番号を入力すると、GR90は番号が入力されたチェーンと入れ替わり、図中のYの所にノーマルチェーンのどれかのチェーン番号を入力すると、GR91は番号が入力されたチェーンと入れ替わるようになる。
【0085】
次に、ステップS4において、MRC71は、ステップS3で作成されたGR対応ファイルを、NMD10に送出する。
【0086】
次に、ステップS5において、NMD10はGR対応ファイルを受信し、ステップS6においては、GR対応ファイルの情報に基づいて、NMD10は、GR90のPGS21に、チェーン60−1に関する情報をNMD10から取得するように指示する。
【0087】
次に、ステップS7において、NMD10の指示に基づいて、GR90のPGS21は、チェーン60−1に関する情報をNMD10から取得する。GR90のPGS21がチェーン60−1に関する情報を取得した時点で、GR90は駆動し、GR90はチェーン60−1に対応する多重化信号を、GR90の分配器110を介し、ノーマルチェーン(チェーン60−1乃至60−4)のIFスイッチ80のGRスイッチ83に出力しはじめる。
【0088】
次に、ステップS8において、GR90のSRC58は、GR90のPGS21がNMD10から所定の情報を入力し終えたことを確認すると、MRC71に、そのことをMRC71に通知する。
【0089】
次に、ステップS9において、MRC71は、図示せぬスピーカを介して、オペレータにチェーン60−1のIFスイッチ80の操作をできることを通知する。
【0090】
ステップS10おいては、オペレータは、チェーン60−1のチェーン選択スイッチ82をGR側に設定し、次に、ステップS11において、GRスイッチ83をGR90側に設定する。このことより、GR90からのQPSK変調信号が、チェーン60−1の増幅器55に供給され、アンテナ56を介して、図示せぬ衛星に伝送される。
【0091】
以上のようにして、ノーマルチェーンに故障が発生した場合、グローバルリダンダントチェーン(GR90またはGR91)は、故障したノーマルチェーンの情報を直ちに入手し、故障したノーマルチェーンに入れ替わって、放送を図示せぬ衛星の所定のトランスポンダに伝送する。このことより、放送が中断する重大事故が回避され、かつ、装置の故障により放送状態が制限されることなく、放送が供給される。
【0092】
上記例の場合、入力側の操作(ステップS1乃至ステップS8)から出力側の操作(ステップS9乃至ステップS11)に至る時間は不特定であるため、自動にIFスイッチ80を切れ換えず、オペレータが手動で操作するようにした。
【0093】
また、チェーン60−1に故障が発生し、GR90に入れ替わるまでは、チェーン60−1のMCS25は、図3(B)の時間設定により、故障前の設定に基づいて、MUX40を制御し、多重化信号を出力し続けている。
【0094】
さらに、グローバルリダンダントチェーンにより、放送は正常に供給されているため、故障したノーマルチェーンは、故障状態を保持しておくことができ、故障の原因調査が容易になる。
【0095】
さらに、2つのグローバルリダンダントチェーン(GR90およびGR91)は、複数のノーマルチェーンをバックアップすることもでき、または、グローバルリダンダントチェーン(GR90およびGR91)同士をバックアップすることもできる。
【0096】
さらに、グローバルリダンダントチェーンを用いて、装置およびプログラムのバージョンアップを予め評価し、ノーマルチェーンに導入することができる。
【0097】
さらに、プロモーション専用サービスのバックアップとしてグローバルリダンダントチェーンを用いることができる。
【0098】
なお、上記したような処理を行うコンピュータプログラムをユーザに伝送する伝送媒体としては、磁気ディスク、CD-ROM、固体メモリなどの記録媒体の他、ネットワーク、衛星などの通信媒体を利用することができる。
【0099】
【発明の効果】
請求項1に記載のデジタル放送装置、請求項2に記載のデジタル放送方法、および請求項3に記載の提供媒体によれば、放送情報を処理するN式の第1の処理手段と放送情報を処理するM式の第2の処理手段に、放送情報を供給し、第1の処理手段のうちの所定のものに供給している放送情報に対応する放送情報が第2の処理手段の所定のものに供給されるように制御し、第1の処理手段の出力が選択され出力されるか、またはM式の第2の処理手段の出力のいずれか1つを、第1の処理手段の出力として選択して出力し、M式の第2の処理手段の出力を、選択できるように供給するようにしたので、放送を中断することなしに、第1の処理手段に発生した故障状態を保持することができ、そのため、故障の原因調査を容易にする。さらに、第2の処理手段を用いて所定の機能を評価して、その評価結果に基づいて、第1の処理手段に所定の機能を展開することが可能となる。さらに、第2の処理手段をプロモーション専用のバックアップとして用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したデジタル放送システムの構成例を示すブロック図である。
【図2】図1のセントラルプロセッシングシステム3およびIFシステム6のより具体的な構成例を示すブロック図である。
【図3】図2のMCS25の時間設定例を説明する図である。
【図4】図2のMCS25の時間設定例を説明する他の図である。
【図5】図2のMCS25の時間設定例を説明する他の図である。
【図6】本発明を適用したデジタル放送システムのさらに他の構成例を示すブロック図である。
【図7】図6のグローバルリダンダントチェーンのGR90の構成例を示すブロック図である。
【図8】図7の分配器110の構成例を示すブロック図である。
【図9】図6のリダンダントルータ140の構成例を示すブロック図である。
【図10】図6のデジタル放送システムの動作例を示すフローチャートである。
【図11】 GR対応ファイルの内容を表す図である。
【符号の説明】
1 放送番組編成システム, 2 ベースバンドシステム, 3 セントラルプロセッシングシステム, 4 顧客管理システム, 5 顧客視聴許可システム, 6 IFシステム, 10 NMD, 11 トランクLAN, 12 PGS-LAN, 20 チェーン, 21 PGS, 22 チェーンコントロールLAN, 23 ECS, 24 EPG-FC, 25 MCS, 30 エンコード部, 31 エンコーダ, 32 エンコーダ, 33 エンコーダ, 34 エンコーダ, 35エンコーダ, 36 エンコーダ, 37 エンコーダ, 38 エンコーダ, 39 マルチプレクサ, 40 MUX部, 41 MUX, 42 MUX, 50 QPSK変調部, 52 QPSK変調器, 53 QPSK変調器, 54 IFスイッチ, 55 増幅器, 56 アンテナ, 58 SRC, 60 チェーン,71 MRC, 72 モニターLAN, 80 IFスイッチ, 81 QPSK変調器選択スイッチ, 82 チェーン選択スイッチ, 83 GRスイッチ, 90 GR, 91 GR, 100 IFスイッチ, 110 分配器, 111 アンプ, 112 アンプ, 113 アンプ, 114 アンプ, 130 エンコード部, 131 エンコーダ, 132 エンコーダ, 133 エンコーダ, 134 エンコーダ, 135 エンコーダ, 136 エンコーダ,137 エンコーダ, 138 エンコーダ, 139 マルチプレクサ, 140 リダンダントルータ

Claims (3)

  1. 放送情報を処理するN式の第1の処理手段と、
    前記放送情報を臨時に処理するM式の第2の処理手段と、
    前記第1の処理手段と第2の処理手段に、前記放送情報を供給する第1の供給手段と、
    前記第1の処理手段のうちの所定のものに供給している前記放送情報に対応する放送情報が前記第2の処理手段の所定のものに供給されるように、前記第1の供給手段を制御する制御手段と、
    N式の前記第1の処理手段に対応して設けられ、対応する前記第1の処理手段の出力を選択して出力するか、またはM式の前記第2の処理手段の出力のいずれか1つを、前記第1の処理手段の出力として選択して出力する選択手段と、
    M式の前記第2の処理手段の出力を、N式の前記第1の処理手段に対応して設けられた前記選択手段に供給する第2の供給手段と
    を備えることを特徴とするデジタル放送装置。
  2. 放送情報を処理するN式の第1の処理手段と、
    前記放送情報を臨時に処理するM式の第2の処理手段と
    を備えるデジタル放送装置のデジタル放送方法において、
    前記第1の処理手段と第2の処理手段に、前記放送情報を供給する第1の供給ステップと、
    前記第1の処理手段のうちの所定のものに供給している前記放送情報に対応する放送情報が前記第2の処理手段の所定のものに供給されるように、前記第1の供給ステップでの供給を制御する制御ステップと、
    前記第1の処理手段の出力を選択して出力するか、またはM式の前記第2の処理手段の出力のいずれか1つを、前記第1の処理手段の出力として選択して出力する選択ステップと、
    M式の前記第2の処理手段の出力を、前記選択ステップで選択できるように供給する第2の供給ステップと
    を備えることを特徴とするデジタル放送方法。
  3. 放送情報を処理するN式の第1の処理手段と、
    前記放送情報を臨時に処理するM式の第2の処理手段と
    を備えるデジタル放送装置に用いるコンピュータプログラムであって、
    前記第1の処理手段と第2の処理手段に、前記放送情報を供給する第1の供給ステップと、
    前記第1の処理手段のうちの所定のものに供給している前記放送情報に対応する放送情報が前記第2の処理手段の所定のものに供給されるように、前記第1の供給ステップでの供給を制御する制御ステップと、
    前記第1の処理手段の出力を選択して出力するか、またはM式の前記第2の処理手段の出力のいずれか1つを、前記第1の処理手段の出力として選択して出力する選択ステップと、
    M式の前記第2の処理手段の出力を、前記選択ステップで選択できるように供給する第2の供給ステップと
    を備えるコンピュータプログラムを提供することを特徴とする提供媒体。
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