JP3726525B2 - 給油所用の精算システム - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車へ燃料油を給油する給油所用の精算システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
給油所において、販売金額の精算は、現金又はカードでおこなわれている。このカードには、プリペイドカード、クレジットカード、及びデビットカードがある。プリペイドカードの使用限度はカードの残金額であり、紛失した場合の損失はカードの残金額で比較的少額である。そして、クレジットカードの使用限度は預金残高額で比較的高額であり、紛失して他人に不正使用された場合に高額の損失を被ることがある。一方、デビットカードは、紛失してもコード番号を知らない他人に不正使用されることが無く安全であり、使用限度が自己の預金額であるので健全な買い物ができ、普及しつつある。このデビットカードが使用できる従来の給油所用の精算システムは、端末機にデビットカード用の入力機が取り付けられている。そして給油する顧客は端末機の所へ行き、入力機のカードリーダでデビットカードを読み、キーボードでコード番号を入力していた。このように車から降りて入力機を操作する必要があり、特に天候の悪い日には顧客に不便を強いている。また、端末機で顧客データを入力するので、顧客データが他人に見られて知られる虞がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、車に乗ったままで給油料金の精算ができ、顧客に不便を強いることがなく、しかも顧客データが他人に知られる虞が無い給油所用の精算システムを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、燃料油を給油する計量機と、デビットカード読み取り用のカードリーダ及びコード番号入力用のキーボードを有し、カードデータ及びコード番号の顧客データを出力する入力機と、入力した顧客データを外部の預金残高チェック手段へ送出し、預金残高チェック手段から残高有信号が入力した場合に計量機を可動状態にし、給油終了後に精算データを外部の清算手段へ送出する端末機とより構成された給油所用の精算システムにおいて、前記入力機は小型のボックスに設けられ、入力機には顧客データを出力する無線送信機が設けられ、前記端末機には入力機から出力される顧客データを受信する無線受信機が設けられている。このように入力機は無線式で小型のボックスに設けられているので、入力機を渡された顧客は車に乗ったままで顧客データを入力でき、顧客に不便を強いることがなく、しかも顧客データが他人に知られる虞が無くなる。
【0005】
そして、前記端末機は計量機の近傍に設置されるサブ端末機と、該サブ端末機に信号線で接続されたメイン端末機より構成され、前記無線受信機はサブ端末機に設けられているので、無線送信機と無線受信機とは近接し、小さい出力の無線送信機でよい。
【0006】
また、前記端末機には、前記預金残高チェック手段から残高無信号が入力した場合に作動する報知器が設けられているので、預金残高が無い人への商品販売を防止することができる。
【0007】
さらに、前記ボックスにはカメラが設けられ、該カメラで撮られた映像データは顧客データと共に無線送信機から出力され、前記端末機には映像データを記憶する記録部が設けられているので、デビットカードが不正使用されたときの使用者が直に判り、不正使用の防止ができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。図1乃至3に示すように、車に燃料油を給油する給油所1には複数のアイランド2設けられ、このアイランド2上には計量機3及びサブ端末機4が設けられている。給油所1の作業員は、無線式で携帯できる入力機5を持ち、事務所6内にはメイン端末機7が設けられている。そして、上述した計量機3及びサブ端末機4はメイン端末機7に信号線8で接続され、メイン端末機7は外部の預金残高チェック手段9及び清算手段10に信号線11を介して接続されている。なお、この預金残高チェック手段9及び清算手段10は、銀行又は銀行の付属機関などに設けられている。
【0009】
アイランド2上に設けられている計量機3は、メイン端末機7から入力する給油許可信号を受けて給油可能状態になる。そして車へ給油をし、給油が終了したときに給油データをメイン端末機7へ出力するようになっている。
【0010】
アイランド2上に設けられているサブ端末機4には、入力機5から出力された顧客データを受信する無線受信器4aと、給油伝票を発行するプリンタ4bと、デビットカードの預金残高がないことを報知する報知器4cと、これらの各機器に接続された制御部4dが設けられている。そして、制御部4dは無線受信器4aが受けた顧客データを信号線8を介してメイン端末機7へ出力し、メイン端末機7から伝票データを受けてプリンタ4bから給油伝票を発行し、メイン端末機7から報知信号を受けて報知器4cを作動するようになっている。なお、図示はしないがサブ端末機4には、各種のカードを読み取るカードリーダ、各種のデータを入力するキーボード、各種のデータを表示する表示器等も設けられている。
【0011】
作業員が持っている入力機5は小型のボックス12に設けられ、このボックス12にはデビットカードを読むカードリーダ5aと、コード番号等を入力するキーボード5bと、入力機5を操作している人を撮るカメラ5cと、顧客データ及び映像データを出力する無線送信機5dと、これらの各機器に接続された制御部5eが設けられている。そしてキーボード5bの設定キーが押されたときに制御部5eは、カードリーダ5aで読まれたカードデータ及びキーボード5bで入力されたコード番号の顧客データ、及びカメラ5cで撮った映像データを無線送信器5dからサブ端末機4へ出力するようになっている。
【0012】
事務所6内に設けられているメイン端末機7は、いわゆるPOSが使用されている。そして、メイン端末機7の制御部7aは、サブ端末機4から受けた顧客データを信号線11を介して外部の預金残高チェック手段9へ送出し、預金残高チェック手段9から残高有信号が入力すると計量機3へ給油許可信号を出力し、残高無信号が入力するとサブ端末機4へ報知信号を出力する。そして、計量機3から給油データ受けて精算データを外部の精算手段10へ送出し、さらに伝票データをサブ端末機4へ出力するようになっている。外部の精算手段10において、精算データに基づいた金額は顧客の預金から給油所1の預金へ振り替えられ、給油料金の精算がおこなわれる。また、サブ端末機4から受けた映像データはメイン端末機7の記憶部7bに記憶され、デビットカードが不正使用されたときのために一定期間保存されるようになっている。
【0013】
次に動作を説明する。給油に来た顧客がデビットカードで精算する場合は、作業員が所持している入力機5を顧客へ渡す。そして、顧客がデビットカードを入力器5のカードリーダ5aで読み、キーボード5bで使用する計量機3の番号及びコード番号を入力し、設定キーを押すと、制御部5eはカードリーダ5aで読まれたカードデータ及びキーボード5bで入力されたコード番号の顧客データ、及びカメラ5cで撮られた映像データを無線送信器5dから出力する。
【0014】
このように作業員が持っている入力器5にカードリーダ5a及びキーボード5bが設けられ、入力機5を渡された顧客自身が車内で顧客データを入力するので、天候が悪い日でも顧客に不便を強いることがなく、顧客データが他人に見られることがない。
【0015】
入力機5から顧客データ及び映像データを無線受信器4aを介して受けたサブ端末機4の制御部4dは、顧客データ及び映像データを信号線8を介してメイン端末機7へ出力する。そして、メイン端末機7の制御部7aは、顧客データを信号線11を介して預金残高チェック手段9へ送出する。預金残高チェック手段9は顧客データに基づき顧客の預金残高を審査し、残高有りと判断した場合は残高有信号をメイン端末機7へ送出し、残高無しと判断した場合は残高無信号をメイン端末機7へ送出する。
【0016】
残高有信号を受けたメイン端末機7は、信号線8を介して給油許可信号を計量機3へ出力する。給油許可信号を受けた計量機3は給油可能状態となり、作業員は計量機3から顧客の車へ給油をする。そして、給油が終わると、計量機3から給油データがメイン端末機7へ出力される。給油データを受けたメイン端末機7の制御部7aは、精算データを外部の精算手段10へ送出し、伝票データをサブ端末機4へ出力する。この伝票データを受けたサブ端末機4は、プリンタ4bから給油伝票を発行し、給油伝票を顧客へ渡して全ての給油作業が終わる。
【0017】
また、精算データを受けた精算手段10は、給油料金を顧客の預金から給油所1の預金へ振り替えて精算をおこなう。このように、給油料金の精算は精算手段10でおこなわれるので、給油料金の回収漏洩が無く、釣り銭の心配もない。
【0018】
なお、メイン端末機7が預金残高チェック手段9から残高無信号を受けた場合は、報知信号をサブ端末機4へ出力し、報知器4cが作動する。これにより、預金がない顧客への給油を防止することができる。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、燃料油を給油する計量機と、デビットカード読み取り用のカードリーダ及びコード番号入力用のキーボードを有し、カードデータ及びコード番号の顧客データを出力する入力機と、入力した顧客データを外部の預金残高チェック手段へ送出し、預金残高チェック手段から残高有信号が入力した場合に計量機を可動状態にし、給油終了後に精算データを外部の清算手段へ送出する端末機とより構成された給油所用の精算システムにおいて、前記入力機は小型のボックスに設けられ、入力機には顧客データを出力する無線送信機が設けられ、前記端末機には入力機から出力される顧客データを受信する無線受信機が設けられている。このように入力機は無線式で小型のボックスに設けられているので、入力機を渡された顧客は車に乗ったままで顧客データを入力でき、顧客に不便を強いることがなく、しかも顧客データが他人に知られる虞が無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の給油所用の精算システムを実施した給油所の平面図である。
【図2】本発明の給油所用の精算システムのブロック図である。
【図3】入力機の正面図である。
【符号の説明】
1 給油所
2 アイランド
3 計量機
4 サブ外端末機
4a 無線受信器
4b プリンタ
4c 報知器
4d 制御部
5 入力器
5a カードリーダ
5b キーボード
5c カメラ
5d 無線送信機
5e 制御部
6 事務所
7 メイン端末機
7a 制御部
7b 記憶部
8、11 信号線
9 預金残高チェック手段
10 精算手段
12 ボックス
【発明の属する技術分野】
本発明は、車へ燃料油を給油する給油所用の精算システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
給油所において、販売金額の精算は、現金又はカードでおこなわれている。このカードには、プリペイドカード、クレジットカード、及びデビットカードがある。プリペイドカードの使用限度はカードの残金額であり、紛失した場合の損失はカードの残金額で比較的少額である。そして、クレジットカードの使用限度は預金残高額で比較的高額であり、紛失して他人に不正使用された場合に高額の損失を被ることがある。一方、デビットカードは、紛失してもコード番号を知らない他人に不正使用されることが無く安全であり、使用限度が自己の預金額であるので健全な買い物ができ、普及しつつある。このデビットカードが使用できる従来の給油所用の精算システムは、端末機にデビットカード用の入力機が取り付けられている。そして給油する顧客は端末機の所へ行き、入力機のカードリーダでデビットカードを読み、キーボードでコード番号を入力していた。このように車から降りて入力機を操作する必要があり、特に天候の悪い日には顧客に不便を強いている。また、端末機で顧客データを入力するので、顧客データが他人に見られて知られる虞がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、車に乗ったままで給油料金の精算ができ、顧客に不便を強いることがなく、しかも顧客データが他人に知られる虞が無い給油所用の精算システムを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、燃料油を給油する計量機と、デビットカード読み取り用のカードリーダ及びコード番号入力用のキーボードを有し、カードデータ及びコード番号の顧客データを出力する入力機と、入力した顧客データを外部の預金残高チェック手段へ送出し、預金残高チェック手段から残高有信号が入力した場合に計量機を可動状態にし、給油終了後に精算データを外部の清算手段へ送出する端末機とより構成された給油所用の精算システムにおいて、前記入力機は小型のボックスに設けられ、入力機には顧客データを出力する無線送信機が設けられ、前記端末機には入力機から出力される顧客データを受信する無線受信機が設けられている。このように入力機は無線式で小型のボックスに設けられているので、入力機を渡された顧客は車に乗ったままで顧客データを入力でき、顧客に不便を強いることがなく、しかも顧客データが他人に知られる虞が無くなる。
【0005】
そして、前記端末機は計量機の近傍に設置されるサブ端末機と、該サブ端末機に信号線で接続されたメイン端末機より構成され、前記無線受信機はサブ端末機に設けられているので、無線送信機と無線受信機とは近接し、小さい出力の無線送信機でよい。
【0006】
また、前記端末機には、前記預金残高チェック手段から残高無信号が入力した場合に作動する報知器が設けられているので、預金残高が無い人への商品販売を防止することができる。
【0007】
さらに、前記ボックスにはカメラが設けられ、該カメラで撮られた映像データは顧客データと共に無線送信機から出力され、前記端末機には映像データを記憶する記録部が設けられているので、デビットカードが不正使用されたときの使用者が直に判り、不正使用の防止ができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。図1乃至3に示すように、車に燃料油を給油する給油所1には複数のアイランド2設けられ、このアイランド2上には計量機3及びサブ端末機4が設けられている。給油所1の作業員は、無線式で携帯できる入力機5を持ち、事務所6内にはメイン端末機7が設けられている。そして、上述した計量機3及びサブ端末機4はメイン端末機7に信号線8で接続され、メイン端末機7は外部の預金残高チェック手段9及び清算手段10に信号線11を介して接続されている。なお、この預金残高チェック手段9及び清算手段10は、銀行又は銀行の付属機関などに設けられている。
【0009】
アイランド2上に設けられている計量機3は、メイン端末機7から入力する給油許可信号を受けて給油可能状態になる。そして車へ給油をし、給油が終了したときに給油データをメイン端末機7へ出力するようになっている。
【0010】
アイランド2上に設けられているサブ端末機4には、入力機5から出力された顧客データを受信する無線受信器4aと、給油伝票を発行するプリンタ4bと、デビットカードの預金残高がないことを報知する報知器4cと、これらの各機器に接続された制御部4dが設けられている。そして、制御部4dは無線受信器4aが受けた顧客データを信号線8を介してメイン端末機7へ出力し、メイン端末機7から伝票データを受けてプリンタ4bから給油伝票を発行し、メイン端末機7から報知信号を受けて報知器4cを作動するようになっている。なお、図示はしないがサブ端末機4には、各種のカードを読み取るカードリーダ、各種のデータを入力するキーボード、各種のデータを表示する表示器等も設けられている。
【0011】
作業員が持っている入力機5は小型のボックス12に設けられ、このボックス12にはデビットカードを読むカードリーダ5aと、コード番号等を入力するキーボード5bと、入力機5を操作している人を撮るカメラ5cと、顧客データ及び映像データを出力する無線送信機5dと、これらの各機器に接続された制御部5eが設けられている。そしてキーボード5bの設定キーが押されたときに制御部5eは、カードリーダ5aで読まれたカードデータ及びキーボード5bで入力されたコード番号の顧客データ、及びカメラ5cで撮った映像データを無線送信器5dからサブ端末機4へ出力するようになっている。
【0012】
事務所6内に設けられているメイン端末機7は、いわゆるPOSが使用されている。そして、メイン端末機7の制御部7aは、サブ端末機4から受けた顧客データを信号線11を介して外部の預金残高チェック手段9へ送出し、預金残高チェック手段9から残高有信号が入力すると計量機3へ給油許可信号を出力し、残高無信号が入力するとサブ端末機4へ報知信号を出力する。そして、計量機3から給油データ受けて精算データを外部の精算手段10へ送出し、さらに伝票データをサブ端末機4へ出力するようになっている。外部の精算手段10において、精算データに基づいた金額は顧客の預金から給油所1の預金へ振り替えられ、給油料金の精算がおこなわれる。また、サブ端末機4から受けた映像データはメイン端末機7の記憶部7bに記憶され、デビットカードが不正使用されたときのために一定期間保存されるようになっている。
【0013】
次に動作を説明する。給油に来た顧客がデビットカードで精算する場合は、作業員が所持している入力機5を顧客へ渡す。そして、顧客がデビットカードを入力器5のカードリーダ5aで読み、キーボード5bで使用する計量機3の番号及びコード番号を入力し、設定キーを押すと、制御部5eはカードリーダ5aで読まれたカードデータ及びキーボード5bで入力されたコード番号の顧客データ、及びカメラ5cで撮られた映像データを無線送信器5dから出力する。
【0014】
このように作業員が持っている入力器5にカードリーダ5a及びキーボード5bが設けられ、入力機5を渡された顧客自身が車内で顧客データを入力するので、天候が悪い日でも顧客に不便を強いることがなく、顧客データが他人に見られることがない。
【0015】
入力機5から顧客データ及び映像データを無線受信器4aを介して受けたサブ端末機4の制御部4dは、顧客データ及び映像データを信号線8を介してメイン端末機7へ出力する。そして、メイン端末機7の制御部7aは、顧客データを信号線11を介して預金残高チェック手段9へ送出する。預金残高チェック手段9は顧客データに基づき顧客の預金残高を審査し、残高有りと判断した場合は残高有信号をメイン端末機7へ送出し、残高無しと判断した場合は残高無信号をメイン端末機7へ送出する。
【0016】
残高有信号を受けたメイン端末機7は、信号線8を介して給油許可信号を計量機3へ出力する。給油許可信号を受けた計量機3は給油可能状態となり、作業員は計量機3から顧客の車へ給油をする。そして、給油が終わると、計量機3から給油データがメイン端末機7へ出力される。給油データを受けたメイン端末機7の制御部7aは、精算データを外部の精算手段10へ送出し、伝票データをサブ端末機4へ出力する。この伝票データを受けたサブ端末機4は、プリンタ4bから給油伝票を発行し、給油伝票を顧客へ渡して全ての給油作業が終わる。
【0017】
また、精算データを受けた精算手段10は、給油料金を顧客の預金から給油所1の預金へ振り替えて精算をおこなう。このように、給油料金の精算は精算手段10でおこなわれるので、給油料金の回収漏洩が無く、釣り銭の心配もない。
【0018】
なお、メイン端末機7が預金残高チェック手段9から残高無信号を受けた場合は、報知信号をサブ端末機4へ出力し、報知器4cが作動する。これにより、預金がない顧客への給油を防止することができる。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、燃料油を給油する計量機と、デビットカード読み取り用のカードリーダ及びコード番号入力用のキーボードを有し、カードデータ及びコード番号の顧客データを出力する入力機と、入力した顧客データを外部の預金残高チェック手段へ送出し、預金残高チェック手段から残高有信号が入力した場合に計量機を可動状態にし、給油終了後に精算データを外部の清算手段へ送出する端末機とより構成された給油所用の精算システムにおいて、前記入力機は小型のボックスに設けられ、入力機には顧客データを出力する無線送信機が設けられ、前記端末機には入力機から出力される顧客データを受信する無線受信機が設けられている。このように入力機は無線式で小型のボックスに設けられているので、入力機を渡された顧客は車に乗ったままで顧客データを入力でき、顧客に不便を強いることがなく、しかも顧客データが他人に知られる虞が無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の給油所用の精算システムを実施した給油所の平面図である。
【図2】本発明の給油所用の精算システムのブロック図である。
【図3】入力機の正面図である。
【符号の説明】
1 給油所
2 アイランド
3 計量機
4 サブ外端末機
4a 無線受信器
4b プリンタ
4c 報知器
4d 制御部
5 入力器
5a カードリーダ
5b キーボード
5c カメラ
5d 無線送信機
5e 制御部
6 事務所
7 メイン端末機
7a 制御部
7b 記憶部
8、11 信号線
9 預金残高チェック手段
10 精算手段
12 ボックス
Claims (4)
- 燃料油を給油する計量機と、デビットカード読み取り用のカードリーダ及びコード番号入力用のキーボードを有し、カードデータ及びコード番号の顧客データを出力する入力機と、入力した顧客データを外部の預金残高チェック手段へ送出し、預金残高チェック手段から残高有信号が入力した場合に計量機を可動状態にし、給油終了後に精算データを外部の清算手段へ送出する端末機とより構成された給油所用の精算システムにおいて、
前記入力機は小型のボックスに設けられ、入力機には顧客データを出力する無線送信機が設けられ、前記端末機には入力機から出力される顧客データを受信する無線受信機が設けられていることを特徴とする給油所用の精算システム。 - 前記端末機は計量機の近傍に設置されるサブ端末機と、該サブ端末機に信号線で接続されたメイン端末機より構成され、前記無線受信機はサブ端末機に設けられている請求項1に記載の給油所用の精算システム。
- 前記端末機には、前記預金残高チェック手段から残高無信号が入力した場合に作動する報知器が設けられている請求項1又は2に記載の給油所用の精算システム。
- 前記ボックスにはカメラが設けられ、該カメラで撮られた映像データは顧客データと共に無線送信機から出力され、前記端末機には映像データを記憶する記録部が設けられている請求項1乃至3に記載の給油所用の精算システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00905199A JP3726525B2 (ja) | 1999-01-18 | 1999-01-18 | 給油所用の精算システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00905199A JP3726525B2 (ja) | 1999-01-18 | 1999-01-18 | 給油所用の精算システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000203696A JP2000203696A (ja) | 2000-07-25 |
JP3726525B2 true JP3726525B2 (ja) | 2005-12-14 |
Family
ID=11709849
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00905199A Expired - Fee Related JP3726525B2 (ja) | 1999-01-18 | 1999-01-18 | 給油所用の精算システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3726525B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015114679A (ja) * | 2013-12-09 | 2015-06-22 | パーク二四株式会社 | 車両管理サーバおよびコンピュータプログラム |
-
1999
- 1999-01-18 JP JP00905199A patent/JP3726525B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP2000203696A (ja) | 2000-07-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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