JP3722090B2 - 収納型ディスプレイ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、収納型ディスプレイ装置に係り、詳細にはディスプレイ部の移動動作の制御に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の収納型ディスプレイ装置を図1乃至図6を用いて説明する。
【0003】
図1は収納型ディスプレイ装置の概略構成を示す側面図である。図2は収納型ディスプレイ装置の概略構成を示すA矢視図である。図3はスライダのガイド部とシャーシのガイドレールとの係合状態を示す概略図で、(a)正面図、(b)B矢視図である。図6は従来例のディスプレイ部のガイド溝とシャーシのガイドピンとの係合状態を示す概略図で、(a)正面図(ディスプレイ部移動時)、(b)C矢視図である。
【0004】
10は例えば車載用のテレビジョンなどに該当する収納型ディスプレイ装置で、本体部のシャーシ20、ディスプレイユニット30、制御基板(図示省略)などにより構成されている。
【0005】
シャーシ20には、ディスプレイユニット30などが収納されさており、図1、図2で示すようにシャーシ20と蓋(図示省略)などにより構成されている。シャーシ20は、底部21の両側面に立設する側壁部22が形成されており、側壁部22には、ディスプレイユニット30を水平方向(ディスプレイユニット30の出し入れ方向)に移動させるときに、後述するスライダ35のガイドとなるガイドレール23が設けられている。ガイドレール23は、断面形状がコ字形状をしたレールで、開口側を左右対向させて設けられている。また、側壁部22の前面部近傍には、ディスプレイ部31のガイドとなるガイドピン24が、左右対向させて設けられている。その他に、シャーシ20の底部21の両側には、水平方向(ディスプレイユニット30の出し入れ方向)に延在して、スライダに設けられたピニオン43と歯合するラック25が設けられている。
【0006】
ディスプレイユニット30は、図1、図2で示すようにディスプレイ部31と、スライダ35などにより構成されている。
【0007】
ディスプレイ部31は、液晶表示素子ユニットなどを備えたパネル状をしており、左右の両側面には、本体部のシャーシ20に設けられたガイドピン24に係合するガイド溝32が形成されている。ガイド溝32は、挿入側から終端部に向かうほど幅が狭くなるように形成されている。また、ディスプレイ部31の下端部は、回動支軸33でスライダ35と回動自在に連結されており、ディスプレイ部31を所望する傾斜角度に回動させることができる。さらに、ディスプレイ部31を所望する傾斜角度に回動させるためのハーフギアー34が、回動支軸33と同軸線状に固定されている。尚、ディスプレイ部31は、ハーフギアー34に歯合する歯車41の回転方向、すなわち、後述するスライダ35に設けられた移動モータの回転方向を変えることにより、ディスプレイ部31の回動方向と傾斜角度を変えることができる。
【0008】
スライダ35は、底部36の両側面に立設する側壁部37が形成されており、側壁部37の前面側はディスプレイ部31と回動支軸33で連結されている。スライダ35は、ディスプレイ部31を水平方向(出し入れ方向)に移動させたり、回動させるための移動体である。スライダ35の側壁部37には、シャーシ20に設けられたガイドレール23の内径に係合するガイド部(例えば、ミニチュアベアリング)38などが設けられている。
【0009】
また、スライダ35には、ディスプレイ部31を回動させるための回動モータ39が設けられている。回動モータ39の回転軸には、ウオームが固定されており、ウオームと歯合するウオーム歯車をはじめ複数の歯車の組み合わせからなる回動歯車列の終端に設けられた歯車41が、ディスプレイ部31に固定されたハーフギアー34に歯合するように設けられている。尚、回動モータ39の回転方向を変えることにより、ディスプレイ部31の回動方向が変わるようになっている。
【0010】
また、スライダ35には、ディスプレイ部31を水平方向(出し入れ方向)に移動させための移動モータ42が設けられている。移動モータ42の回転軸には、ウオームが固定されており、ウオームと歯合するウオーム歯車をはじめ複数の歯車の組み合わせからなる移動歯車列の終端に設けられたピニオン43が、シャーシ20に設けられたラック25に歯合するように設けられている。尚、移動モータ42の回転方向を変えることによりディスプレイ部31の水平方向の移動方向が変わるようになっている。
【0011】
制御基板は、ディスプレイユニット30の駆動動作を制御する制御部を構成しており、マイクロコンピュータ(マイコン)、RAM・ROMなどのメモリ、フォトセンサなどの電子部品が実装されている。メモリには、予めディスプレイユニット30の駆動動作のプログラムが記録されており、プログラムに沿った自動的に制御がおこなわれる。
【0012】
次に、ディスプレイ部の収納及び排出動作を図4、図5を用いて説明する。
【0013】
先ず、ディスプレイ部31をモニタリング(使用)状態から本体のシャーシ内部に収納する動作について図3を用いて説明する。図4は従来例の収納型ディスプレイ装置のコンピュータの実行する処理(ディスプレイ部の収納動作)を示す図で、(a)フローチャート、(b)モータの制御に対するディスプレイユニットの動作方向、(イ)ディスプレイ部の回動方向、(ロ)収納/排出動作方向を示す図である。
【0014】
この処理は、収納用動作スイッチ(図示省略)が押されると実行される。ステップS1では、スライダ35に設けられた回動モータ39に、ディスプレイ部31が矢印DOWN方向へ回動する回転信号を出力し、ステップS2に移る。したがって、回動モータ39が所定の方向に回転すると、回動モータ39に接続した回動歯車列の終端に設けられた歯車41が回転する。歯車41が回転すると、歯車41に歯合したハーフギアー34が回動するので、ディスプレイ部31が矢印DOWN方向(図示下方向)へ回動する。ステップS2に移る。
【0015】
ステップS2では、ディスプレイ部31とスライダとの間に設けられたTILT・SW(チルト・スイッチ)のON/OFFの状態により、ディスプレイ部31の回動状態が判断され、TILT・SWがONの状態(ディスプレイ部31が水平状態になった時にONとなるようにTILT・SWが設定されている)になると、ステップS3に移り、ON状態でなければステップS1に戻る。ステップS3では、回動モータ39に停止信号を出力し、ステップS4に移る。したがって、回動モータ39の回転が停止して、ディスプレイ部31が水平に略近い状態で固定される。なお、この状態では、回動歯車列の歯車に回転方向の回転力が加わった状態となり、回動歯車列の歯車間に遊び(バックラッシュ)が無い状態で固定される。
【0016】
ステップS4では、スライダ35に設けられた移動モータ42に、ディスプレイ部31が矢印CLOWSE方向へ移動するように回転信号を出力し、ステップS5に移る。したがって、移動モータ42が所定の方向に回転し、移動モータ42に接続した移動歯車列の終端に設けられたピニオン43が、シャーシ20の底部21に設けられたラック25に歯合しているので、スライダ35はガイドレール23に案内されながら本体部のシャーシ20内部(矢印CLOWSE方向)へ移動を始める。そして、スライダ35が所定の位置まで移動すると、シャーシ20に設けられたガイドピン24とディスプレイ部31のガイド溝32とが係合し、ガイドピン24に案内されながらディスプレイユニット30が移動する。
【0017】
ステップS5では、収納終端部の少し手前に設けられたCLOWSE・END・SWのON/OFFの状態により、ディスプレイユニット30が所定の位置に到達したかどうかの判断が行われ、CLOWSE・END・SWがONの状態になれば所定の位置に到達したと判断され、ステップS6に移り、ON状態でなければステップS4に戻る。
【0018】
ステップS6では、この時点より、ディスプレイユニット30が、収納終端部に確実に到達するように、移動モータ42に所定の時間(ディスプレイユニット30が、収納終端部に到達するのに必要な移動モータ42の回転時間を実験により求める)だけ回転するように、回転信号を出力し、ステップS7に移る。ステップS7では、移動モータ42の回転を停止(ディスプレイユニット30の収納が完了する)して、処理を終える。
【0019】
次に、ディスプレイ部31を収納状態からモニタリング(使用)状態にする排出動作について図5を用いて説明する。図5は従来例の収納型ディスプレイ装置のコンピュータの実行する処理(ディスプレイ部の排出動作)を示すフローチャートである。
【0020】
この処理は、排出用動作スイッチ(図示省略)を操作すると実行される。ステップS11では、スライダ35に設けられた移動モータ42に、ディスプレイユニット30が矢印OPEN(前面方向)方向へ移動するように回転信号を出力し、ステップS12に移る。したがって、移動モータ42が回転し、移動モータ42に接続した移動歯車列の終端に設けられたピニオン43が、シャーシ20の底部21に設けられたラック25に歯合しているので、スライダ35はガイドレール23に、また、ディスプレイ部31はガイドピン24にそれぞれ案内されながら、前面方向へ移動するる。
【0021】
ステップS12では、シャーシ20の前面部近傍に設けられたOPEN・SWのON/OFFの状態によりディスプレイユニット30の位置を判断し、OPEN・SWがONの状態になれば、ディスプレイユニット30が所定の位置に到達したと判断して、ステップS13に移り、OFF状態であればステップS11に戻る。ステップS13では、移動モータ42に停止信号を出力し、移動モータ42の回転を停止させて、ステップS14に移る。
【0022】
ステップS14では、スライダ35に設けられた回動モータ39に、ディスプレイ部31が矢印UP方向(図示上方向)に回動するように回動信号を出力し、ステップS15に移る。したがって、回動モータ39が回転し、回動モータ39に接続した回動歯車列の終端に設けられた歯車41が回転し、歯車41に歯合したハーフギアー34が回動するので、ディスプレイ部31が矢印UP方向へ回動する。
【0023】
ステップS15では、ディスプレイ部31が所望する傾斜角度の位置に到達したかどうかが、TILT・SPDカウンタのカウント値により判断される。TILT・SPDカウンタは、ディスプレイ部31の角度が所定角度変わる毎に発生するパルス(フォトセンサなどにより構成された回転角センサから出力される)を回転方向に応じて加算、減算するもので、そのカウント値がディスプレイ部31の角度を示すものとなる。そして、このカウント値が所定値になった時にディスプレイ部31が、所望する傾斜角度の位置に到達したと判断し、ステップS16に移り、そうでなければステップS14に戻る。ステップS16では、回動モータ39に停止信号を出力し、回動モータ39を停止させてディスプレイ部31をモニタリング(使用)状態として処理を終える。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述の収納型ディスプレイ装置10では、ディスプレイ部31を使用(視認)状態から本体のシャーシ20内に収納する際に、ディスプレイ部31を水平状態に戻してから収納する。この状態で、ディスプレイ部31の両側面に設けられたガイド溝32の中心を通る直線に対して、本体のシャーシ20内に設けられたガイドピン24の中心が、同一直線の延長線上から外れる場合がある。このような状態でディスプレイ部31が収納されると、ガイド溝32にガイドピン24が係合した際に、擦れて摩擦抵抗が大きくなり円滑な収納が阻害される。また、擦れが発生することにより移動モータ42に余分な負荷が加わり駆動力にロスが発生したり、移動モータ42の発熱上昇の原因につながるおそれがある。
【0025】
その他に、摩擦抵抗が大きくなると係合部に磨耗が発生し、ガイド溝32とガイドピン24との相対隙間が大きくなる。そして、ディスプレイ部31が収納状態において外部振動が加わると振動異音(タッピング音)が大きくなったり、振動異音が発生しやすくなる。この振動異音対策として、ガイド溝32の最先端部にゴムなどの防振部材を設けることにより対応できるが、部材費が割高となる。
【0026】
尚、本体のシャーシ20内に収納されているディスプレイ部31を使用状態にする場合にも上記と同じような問題が発生するおそれがある。
【0027】
本発明は、上述の問題を解決するもので、ディスプレイユニットが本体ケース内に、円滑に収納および取り出しが可能で、しかも所定の位置において確実に固定できる収納型ディスプレイ装置を提供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】
本発明は上述の目的を達成するもので、画像を表示するディスプレイ部と、スライダとが回動軸により接続され、回動モータから回動歯車列を介して伝達される駆動力により該ディスプレイ部の該スライダに対する角度が変わると共に、該スライダの摺動により該ディスプレイ部を本体シャーシ内部に出し入れ可能とした収納型ディスプレイ装置において、前記ディスプレイ部収納時に、第1に前記ディスプレイ部の前記スライダに対する角度が所定角度となるように前記回動モータを駆動し、第2に前記回動モータを逆方向に前記回動歯車列に遊びが発生するように駆動し、第3に前記スライダを収納完了位置まで摺動し、第4に前記回動モータを前記回動歯車列の遊びが無くなるように駆動するモータ駆動制御手段を備えたことを特徴とするものである。
【0029】
また、前記モータ駆動制御手段は、第1に前記回動モータを前記回動歯車列に遊びが発生するように駆動し、第2に前記スライダを突出完了位置まで摺動し、第3に前記ディスプレイ部の前記スライダに対する角度が所定角度となるように前記回動モータを駆動することを特徴とするものである。
【0030】
また、画像を表示するディスプレイ部と、駆動源を有するスライダとが回動軸により接続されたディスプレイユニットが、本体シャーシ内部に収納可能に設けられた収納型ディスプレイ装置において、側面に設けられたガイド溝と、前記回動軸線上に固定された歯車とを備えたディスプレイ部と、前記ディスプレイ部を回動させる回動モータに接続して設けられた回動歯車列と、該ディスプレイ部を水平方向に移動させる移動モータに接続して設けられた移動歯車列と、水平方向に案内するガイド部とを備えたスライダと、前記ガイド溝に係合するガイドピンと、前記ガイド部に係合するガイドレールと、前記移動モータに接続して設けられた移動歯車列のピニオンに係合するラックとを備えた本体シャーシと、前記ディスプレイユニットの駆動動作を制御する制御手段とからなり、前記ディスプレイ部が水平状態で移動時には、該ディスプレイ部に設けられた歯車と歯合する前記回動歯車列の歯車との間に遊びが設けられ、また、該ディスプレイ部が前記本体シャーシ内部に収納後には、前記ガイド溝とガイドピンとが押圧状態となるように、前記回動モータの回転方向が制御されてなることを特徴とするものである。
【0031】
また、画像を表示するディスプレイ部と、駆動源を有するスライダとが回動軸により接続されたディスプレイユニットが、本体シャーシ内部に収納可能に設けられた収納型ディスプレイ装置において、側面に設けられたガイド溝と、前記回動軸線上に固定された歯車とを備えたディスプレイ部と、前記ディスプレイ部を回動させる回動モータに接続して設けられた回動歯車列と、該ディスプレイ部を水平方向に移動させる移動モータに接続して設けられた移動歯車列と、水平方向に案内するガイド部とを備えたスライダと、前記ガイド溝に係合するガイドピンユニットと、前記ガイド部に係合するガイドレールと、前記移動モータに接続して設けられた移動歯車列のピニオンに係合するラックとを備えた本体シャーシと、前記ガイド溝に係合するガイドピンと、該ガイドピンを面に対して垂直に保持するプレートと、該プレートをシャーシに回動自在に保持する回動軸と、該プレートを回動方向に付勢する弾性体とを備えた前記ガイドピンユニットと、前記ディスプレイユニットの駆動動作を制御する制御手段とからなり、前記ガイドピンユニットは、前記回動軸を支点にして所定の範囲内において前記ガイド溝に追従し、前記ディスプレイ部をガイドすることを特徴とするものである。
【0032】
また、前記ディスプレイ部と前記スライダとの接続部の対向する端面間には、該ディスプレイ部が水平状態において回動方向に付勢する弾性体が設けられてなることを特徴とするものである。
【0033】
また、前記ディスプレイ部と前記ガイドレールとの間には、該ディスプレイ部が水平状態において回動方向に付勢する弾性体が設けられてなることを特徴とするものである。
【0034】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施の形態を図7乃至図9を用いて説明する。
【0035】
図9は本発明の第1の実施の形態に係るディスプレイ部のガイド溝とシャーシのガイドピンとの係合状態を示す概略図で、(a)正面図(ディスプレイ部移動時)、(b)側面図(ディスプレイ部収納時)である。尚、本発明は従来例で説明した収納型ディスプレイ装置と基本的には略同じである。異なるところは、ディスプレイユニットの駆動動作の制御の一部であるので、従来例と同じ構成については同じ符号を用いて説明し、異なるところを重点に説明する。
【0036】
10は例えば車載用のテレビジョンなどに該当する収納型ディスプレイ装置で、本体部のシャーシ20、ディスプレイユニット30、制御基板(図示省略)などにより構成されている。
【0037】
本発明の制御基板は、従来例の制御基板に実装されたメモリに記録されたプログラムにおける、ディスプレイ部の回動動作処理に変更を施したもので、その他は、従来例の制御基板にメモリされたプログラムと略同じである。
【0038】
次に、ディスプレイ部の収納及び排出動作を図7、図8を用いて説明する。
【0039】
先ず、ディスプレイ部31をモニタリング(使用)状態から本体のシャーシ内部に収納する動作について図7を用いて説明する。図7は本発明の第1の実施の形態に係るコンピュータの実行する処理(ディスプレイ部の収納動作)を示す図で、(a)フローチャート、(b)モータの制御に対するディスプレイユニットの動作方向、(イ)ディスプレイ部の回動方向、(ロ)収納/排出動作方向を示す図である。
【0040】
先ず、ディスプレイ部31をモニタリング(使用)状態から本体のシャーシ内部に収納する動作について説明する。
【0041】
この処理は、収納用動作スイッチ(図示省略)を操作すると実行される。ステップS21では、スライダ35に設けられた回動モータ39に、ディスプレイ部31が矢印DOWN方向へ回動するように回転信号を出力し、ステップS22に移る。したがって、回動モータ39が所定の方向に回転し、回動モータ39に接続した回動歯車列の終端に設けられた歯車41が回転する。歯車41が回転すると、歯車41に歯合したハーフギアー34が回動するので、ディスプレイ部31が矢印DOWN方向(図示下方向)へ回動する。
【0042】
ステップS2では、ディスプレイ部31とスライダとの間に設けられたTILT・SW(チルト・スイッチ)のON/OFFの状態により、ディスプレイ部31の回動状態が判断され、TILT・SWがONの状態(ディスプレイ部31が水平状態になった時にONとなるようにTILT・SWは設定されている)になると、ステップS23に移り、ON状態でなければステップS21に戻る。
【0043】
ステップS23では、回動モータ39に停止信号を出力し、ステップS24に移る。したがって、回動モータ39の回転が停止して、ディスプレイ部31が水平に略近い状態で固定される。この状態では、回動歯車列の歯車に回転方向の回転力が加わった状態となっており、回動歯車列の歯車間に遊び(バックラッシュ)が無い状態で固定さる。
【0044】
ステップS24では、この時点より、ディスプレイ部31が矢印UP方向へ回動するように、回動モータ39に所定の時間(回動歯車列の歯車41とハーフギアー34との間に遊びができるのに必要な回動モータ39の回転時間を実験により求める)だけ回転するように、回転信号を出力して回転させた後(バックラッシュができた状態)に、ステップS25に移る。ステップS25では、回動モータ39に停止信号を出力して、回動モータ39の回転を停止させて、ステップS26に移る。
【0045】
ステップS26では、スライダ35に設けられた移動モータ42に、ディスプレイ部31が矢印CLOWSE方向へ移動するように回転信号を出力して、ステップS27に移る。したがって、移動モータ42が所定の方向に回転し、移動モータ42に接続した移動歯車列の終端に設けられたピニオン43が、シャーシ20の底部21に設けられたラック25に歯合しているので、スライダ35はガイドレール23に案内されながら本体部のシャーシ20内部(矢印CLOWSE方向)へ移動を始める。そして、スライダ35が所定の位置まで移動すると、シャーシ20に設けられたガイドピン24とディスプレイ部31のガイド溝32とが係合し、ガイドピン24に案内されながらディスプレイユニット30が移動する。
【0046】
ステップS27では、収納終端部の少し手前に設けられたCLOWSE・END・SWのON/OFFの状態により、ディスプレイユニット30が所定の位置に到達したかどうかの判断が行われ、CLOWSE・END・SWがONの状態になれば所定の位置に到達したと判断され、ステップS28に移り、ON状態でなければ、ステップS26に戻る。
【0047】
ステップS28では、この時点より、ディスプレイユニット30が、収納終端部に確実に到達するように、移動モータ42に所定の時間(ディスプレイユニット30が、収納終端部に到達するのに必要な移動モータ42の回転時間を実験により求める)だけ回転するように、回転信号を出力し、ステップS29に移る。
【0048】
ステップS29では、移動モータ42の回転を停止(ディスプレイユニット30が収納終端部に固定される)し、ステップS30に移る。ステップS30では、ディスプレイ部31が矢印DOWN方向へ回動するように、回動モータ39に所定の時間(ディスプレイ部31のガイド溝32の上側面が係合するガイドピン24に押圧させるのに必要な回動モータ39の回転時間を実験により求める)だけ回転するように、回転信号を出力し、ステップS31に移る。
【0049】
ステップS31では、回動モータ39に停止信号を出力し、回動モータ39の回転を停止(収納が完了)して、処理を終える。この状態で、ディスプレイ部31の先端部が僅かに(ガイド溝32とガイドピン24の隙間分)おじぎをし、ディスプレイ部31のガイド溝32の上側面がガイドピン24に押圧した状態で固定される。
【0050】
次に、ディスプレイ部31を収納状態からモニタリング(使用)状態に排出する動作について図8を用いて説明する。図8本発明の第1の実施の形態に係るコンピュータの実行する処理(ディスプレイ部の排出動作)を示すフローチャートである。
【0051】
この処理は、排出用動作スイッチ(図示省略)を操作すると実行される。ステップS41では、スライダ35に設けられた回動モータ39に、ディスプレイ部31が矢印UP(上方向)方向へ僅かに回動するように回転信号を出力し、ステップS42に移る。したがって、回動モータ39が所定の方向に回転し、回動モータ39に接続した回動歯車列の終端に設けられた歯車41が回転する。そして、歯車41に歯合したハーフギアー34が回動するので、ディスプレイ部31が矢印UP方向へ回動して、シャーシ20のガイドピン24に押圧していたディスプレイ部31のガイド溝32が離れると共に、回動モータ39に接続した回動歯車列の歯車間に遊び(バックラッシュ)が設けらる。ステップS42では、回動モータ39に停止信号を出力し、回動モータ39の回転を停止させて、ステップS43に移る。
【0052】
ステップS43では、スライダ35に設けられた移動モータ42に、ディスプレイユニット30が矢印OPEN(前面方向)方向へ移動するように回転信号を出力し、移動モータ42を所定の方向に回転させ、ステップS44に移る。したがって、移動モータ42が回転し、移動モータ42に接続した移動歯車列の終端に設けられたピニオン43が、シャーシ20の底部21に設けられたラック25に歯合しているので、スライダ35はガイドレール23に、また、ディスプレイ部31はガイドピン24にそれぞれ案内されながら前面方向へ移動する。
【0053】
ステップS44では、シャーシ20の前面部近傍に設けられたOPEN・SWのON/OFFの状態により、ディスプレイユニット30の位置を判断し、OPEN・SWがONの状態になれば、ディスプレイユニット30が所定の位置に到達したと判断して、ステップS45に移り、OFF状態であればステップS43に戻る。ステップS45では、移動モータ42に停止信号を出力し、移動モータ42の回転を停止させて、ステップS46に移る。
【0054】
ステップS46では、スライダ35に設けられた回動モータ39に、ディスプレイ部31が矢印UP方向(上方向)に回動するように回動信号を出力し、ステップS47に移る。したがって、回動モータ39が回転して回動モータ39に接続した回動歯車列の終端に設けられた歯車41が回転し、歯車41に歯合したハーフギアー34が回動するので、ディスプレイ部31が矢印UP方向へ回動する。
【0055】
ステップS47では、ディスプレイ部31が所望する傾斜角度(モニタリング角度)の位置に達したかどうかが、TILT・SPDカウンタのカウント値により判断される。TILT・SPDカウンタは、ディスプレイ部31の角度が所定の所定角度変わる毎に発生するパルス(フォトセンサなどにより構成された回転角度センサにより出力される)を回転方向に応じて加算、減算するもので、そのカウント値がディスプレイ部31の角度を示すものとなる。そして、カウント値が所定値となった時にディスプレイ部31が所望する傾斜角度の位置に到達したと判断し、ステップS48に移り、そうでなければステップS46に戻る。ステップS48では、回動モータ39に停止信号を出力し、回動モータ39を停止させて、処理を終える。この状態でディスプレイ部31がモニタリング(使用)状態となる。
【0056】
以上説明したように本発明の第1の実施の形態に係る収納型ディスプレイ装置10によれば、ディスプレイ部31を水平状態にして本体のシャーシ20内部に収納するときに、ディスプレイ部31のハーフギアー34に接続する回動歯車列の歯車間に遊び(バックラッシュ)が設けられるので、ディスプレイ部31に設けられたガイド溝32と、シャーシ20に設けられたガイドピン24とが無理なく係合するので、ディスプレイ部31を円滑に収納することができる。また、係合部の磨耗などがなくなる。従って、移動モータ42の駆動力にロスが発生したり、移動モータ42の発熱上昇の阻害要因などをなくすることができる。
【0057】
その他に、ディスプレイ部31を本体のシャーシ20内部に収納した際に、ディスプレイ部31のガイド溝32がガイドピン24に押圧した状態て固定されるので、外部振動が加わっても振動異音(タッピング音)の発生を抑えることができる。
【0058】
尚、本発明の第1の実施の形態では、ディスプレイユニット30の駆動動作を上述のように制御することにより、従来例の課題(不具合)を対策することができるので、収納型ディスプレイ装置10を安価に提供することができる。
【0059】
次に、本発明の第2の実施の形態を図10を用いて説明する。
【0060】
図10は本発明の第2の実施の形態に係る収納型ディスプレイ装置のガイドピンユニットを示す概略図で、(a)正面図(取付状態)、(b)D矢視図(ガイドピンユニット)である。尚、第2の実施の形態は第1の実施の形態の一部を変更したもので、その他については第1の実施の形態と略同じであるので、同じ構成については同じ符号を付し説明を省略する。
【0061】
50はガイドピンユニットで、ディスプレイ部31を水平方向に移動させる時の案内となる。ガイドピンユニット50は、図10で示すようにガイドピン51、プレート52および引張ばね53などにより構成されている。ガイドピン51はプレート52の面に対して垂直に立設しており、プレート52はガイドピン51を対向させて、シャーシ20の両側壁部22に回動自在に固定されている。また、ガイドピンユニット50は、引張ばね53により上方向または下方向に回動可能に付勢されている。
【0062】
以上説明したように本発明の第2の実施の形態に係るガイドピンユニット50によれば、ディスプレイユニット30のディスプレイ部31に設けられたガイド溝32に対して、常に一定のバイアスがかかった状態で係合するので、外部振動が加わっても振動異音(タッピング音)の発生を抑えることができる。
【0063】
その他に、ガイドピンユニット50が回動自在に設けられているので、ディスプレイユニット30が水平方向へ移動する際に、偏った無理な力が加わることがなくなり、円滑な移動が可能となるので、移動モータ42に加わる余分な負荷が抑えられ駆動力のロスがなくなる。また、駆動移動モータ42の発熱上昇の原因を抑えることができる。
【0064】
尚、ガイドピンユニット50の回動付勢力に引張ばね53を用いたが、これに限らず、弾性体であればよく、例えば、捩じりばね、棒ばね、板ばね、圧縮コイルばね、ゴム部材などを用いることもできる。
【0065】
次に、本発明の第3の実施の形態を図11および図12を用いて説明する。
【0066】
図11は本発明の第3の実施の形態に係る収納型ディスプレイ装置の一部を示す概略図で、(a)側面図、(b)平面図である。図12は本発明の第3の実施の形態と一部が異なる収納型ディスプレイ装置の一部を示す概略側面図である。尚、第3の実施の形態は第1の実施の形態の一部を変更したもので、その他については第1の実施の形態と略同じであるので、同じ構成については同じ符号を付し説明を省略する。
【0067】
60はディスプレイユニットで、ディスプレイ部31、スライダ35および樹脂または金属製の板ばね61などにより構成されている。板ばね61は、ディスプレイ部31が略水平状態(ディスプレイ部31とスライダ35とが略直線状態)になった際に、圧縮状態となるように、ディスプレイ部31とスライダ35との対向する端面間に設けられる。板ばね61の他に、例えば、板状のゴム部材、コイルばね、棒ばねなどを用いることもでき、ディスプレイ部31の端面またはスライダ35の端面に固定して用いてもよい。
【0068】
以上説明したように本発明の第3の実施の形態に係るディスプレイユニットによれば、ディスプレイ部31とスライダ35との対向する端面間に、板ばね61を設けることにより、板ばね61が圧縮された状態では、ディスプレイ部31とスライダ35との間に、バイアスがかかり、水平状態ではディスプレイ部31が弾性保持されるので、外部振動が加わっても振動異音(タッピング音)の発生を抑えることができる。
【0069】
尚、上記の説明ではディスプレイ部31とスライダ35との対向する端面間に板ばね61を設けたが、その他に、図12で示すようにディスプレイ部31と、ガイドレール23の上面との間に樹脂または金属製の板ばね65を設けてもよい。板ばね65の他に、例えば、棒ばね、板状のゴム部材などを、ガイドレール23の上面の前面近傍に固定して用いることにより、ディスプレイ部31が、板ばね65に係合状態において、ディスプレイ部31とガイドレール23の上面との間に、バイアスがかかった状態で弾性保持されるので、外部振動が加わっても振動異音(タッピング音)の発生を抑えることができる。また、板ばね65のディスプレイ部31との接触部に、回転ローラを設けることにより接触抵抗が減少するので、擦れ傷を抑えることができる。
【0070】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ディスプレイが本体ケース内に、円滑に収納および取り出しが可能で、しかも所定の位置において確実に固定できる収納型ディスプレイ装置を安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】収納型ディスプレイ装置の概略構成を示す側面図である。
【図2】収納型ディスプレイ装置の概略構成を示すA矢視図である。
【図3】スライダのガイド部とシャーシのガイドレールとの係合状態を示す概略図である。
【図4】従来例の収納型ディスプレイ装置のコンピュータの実行する処理(ディスプレイ部の収納動作)を示す図である。
【図5】従来例の収納型ディスプレイ装置のコンピュータの実行する処理(ディスプレイ部の排出動作)を示すフローチャートである。
【図6】従来例のディスプレイ部のガイド溝とシャーシのガイドピンとの係合状態を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係るコンピュータの実行する処理(ディスプレイ部の収納動作)を示す図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態に係るコンピュータの実行する処理(ディスプレイ部の排出動作)を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第1の実施の形態に係るディスプレイ部のガイド溝とシャーシのガイドピンとの係合状態を示す図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係る収納型ディスプレイ装置のガイドピンユニットを示す概略図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態に係る収納型ディスプレイ装置の一部を示す概略図である。
【図12】本発明の第3の実施の形態と一部が異なる収納型ディスプレイ装置を示す概略側面図である。
【符号の説明】
10・・収納型ディスプレイ装置
20・・シャーシ
21,36・・底部
22,37・・側壁部
23・・ガイドレール
24,51・・ガイドピン
25・・ラック
30,60・・ディスプレイユニット
31・・ディスプレイ部
32・・ガイド溝
33・・回動支軸
34・・ハーフギアー
35・・スライダ
38・・ガイド部
39・・回動モータ
41・・歯車
42・・移動モータ
43・・ピニオン
50・・ガイドピンユニット
52・・プレート
53・・引張ばね
61,65・・板ばね
Claims (6)
- 画像を表示するディスプレイ部と、スライダとが回動軸により接続され、回動モータから回動歯車列を介して伝達される駆動力により該ディスプレイ部の該スライダに対する角度が変わると共に、該スライダの摺動により該ディスプレイ部を本体シャーシ内部に出し入れ可能とした収納型ディスプレイ装置において、
前記ディスプレイ部収納時に、
第1に前記ディスプレイ部の前記スライダに対する角度が所定角度となるように前記回動モータを駆動し、
第2に前記回動モータを逆方向に前記回動歯車列に遊びが発生するように駆動し、
第3に前記スライダを収納完了位置まで摺動し、
第4に前記回動モータを前記回動歯車列の遊びが無くなるように駆動するモータ駆動制御手段を備えたことを特徴とする収納型ディスプレイ装置。 - 前記モータ駆動制御手段は、
第1に前記回動モータを前記回動歯車列に遊びが発生するように駆動し、
第2に前記スライダを突出完了位置まで摺動し、
第3に前記ディスプレイ部の前記スライダに対する角度が所定角度となるように前記回動モータを駆動することを特徴とする請求項1に記載の収納型ディスプレイ装置。 - 画像を表示するディスプレイ部と、駆動源を有するスライダとが回動軸により接続されたディスプレイユニットが、本体シャーシ内部に収納可能に設けられた収納型ディスプレイ装置において、
側面に設けられたガイド溝と、前記回動軸線上に固定された歯車とを備えたディスプレイ部と、
前記ディスプレイ部を回動させる回動モータに接続して設けられた回動歯車列と、該ディスプレイ部を水平方向に移動させる移動モータに接続して設けられた移動歯車列と、水平方向に案内するガイド部とを備えたスライダと、
前記ガイド溝に係合するガイドピンと、前記ガイド部に係合するガイドレールと、前記移動モータに接続して設けられた移動歯車列のピニオンに係合するラックとを備えた本体シャーシと、
前記ディスプレイユニットの駆動動作を制御する制御手段とからなり、
前記ディスプレイ部が水平状態で移動時には、該ディスプレイ部に設けられた歯車と歯合する前記回動歯車列の歯車との間に遊びが設けられ、また、該ディスプレイ部が前記本体シャーシ内部に収納後には、前記ガイド溝とガイドピンとが押圧状態となるように、前記回動モータの回転方向が制御されてなることを特徴とする収納型ディスプレイ装置。 - 画像を表示するディスプレイ部と、駆動源を有するスライダとが回動軸により接続されたディスプレイユニットが、本体シャーシ内部に収納可能に設けられた収納型ディスプレイ装置において、
側面に設けられたガイド溝と、前記回動軸線上に固定された歯車とを備えたディスプレイ部と、
前記ディスプレイ部を回動させる回動モータに接続して設けられた回動歯車列と、該ディスプレイ部を水平方向に移動させる移動モータに接続して設けられた移動歯車列と、水平方向に案内するガイド部とを備えたスライダと、
前記ガイド溝に係合するガイドピンユニットと、前記ガイド部に係合するガイドレールと、前記移動モータに接続して設けられた移動歯車列のピニオンに係合するラックとを備えた本体シャーシと、
前記ガイド溝に係合するガイドピンと、該ガイドピンを面に対して垂直に保持するプレートと、該プレートをシャーシに回動自在に保持する回動軸と、該プレートを回動方向に付勢する弾性体とを備えた前記ガイドピンユニットと、
前記ディスプレイユニットの駆動動作を制御する制御手段とからなり、
前記ガイドピンユニットは、前記回動軸を支点にして所定の範囲内において前記ガイド溝に追従し、前記ディスプレイ部をガイドすることを特徴とする収納型ディスプレイ装置。 - 前記ディスプレイ部と前記スライダとの接続部の対向する端面間には、該ディスプレイ部が水平状態において回動方向に付勢する弾性体が設けられてなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の収納型ディスプレイ装置。
- 前記ディスプレイ部と前記ガイドレールとの間には、該ディスプレイ部が水平状態において回動方向に付勢する弾性体が設けられてなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の収納型ディスプレイ装置。
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