JP3720848B2 - 二偏波レーダを使用する降水率を決定する方法およびそれを利用する気象レーダ - Google Patents

二偏波レーダを使用する降水率を決定する方法およびそれを利用する気象レーダ Download PDF

Info

Publication number
JP3720848B2
JP3720848B2 JP52405497A JP52405497A JP3720848B2 JP 3720848 B2 JP3720848 B2 JP 3720848B2 JP 52405497 A JP52405497 A JP 52405497A JP 52405497 A JP52405497 A JP 52405497A JP 3720848 B2 JP3720848 B2 JP 3720848B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radar
reflectance
polarization
differential
precipitation rate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP52405497A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000502794A5 (ja
JP2000502794A (ja
Inventor
ソバジエオ,アンリ
ベガン,ダニエル
ドウビエンヌ,レジ
Original Assignee
トムソン―セーエスエフ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by トムソン―セーエスエフ filed Critical トムソン―セーエスエフ
Publication of JP2000502794A publication Critical patent/JP2000502794A/ja
Publication of JP2000502794A5 publication Critical patent/JP2000502794A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3720848B2 publication Critical patent/JP3720848B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S13/00Systems using the reflection or reradiation of radio waves, e.g. radar systems; Analogous systems using reflection or reradiation of waves whose nature or wavelength is irrelevant or unspecified
    • G01S13/88Radar or analogous systems specially adapted for specific applications
    • G01S13/95Radar or analogous systems specially adapted for specific applications for meteorological use
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S7/00Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
    • G01S7/02Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S13/00
    • G01S7/024Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S13/00 using polarisation effects
    • G01S7/025Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S13/00 using polarisation effects involving the transmission of linearly polarised waves
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A90/00Technologies having an indirect contribution to adaptation to climate change
    • Y02A90/10Information and communication technologies [ICT] supporting adaptation to climate change, e.g. for weather forecasting or climate simulation

Description

本発明は、降水率および大気水象によって減衰された波長で作動するパルスレーダを使用して大気水象の反射率を決定する方法およびこの方法を実施する二偏波気象レーダに関するものである。
気象学では、特に短期予報の問題のために降水量および他の大気水象を観測する必要がある。この目的のために、これらの現象に特有なパラメータである降水率を定量的に測定するレーダを使用することに対して検討が何年間もなされている。これを行うために、レーダビームで照射されるとき、雨あるいは大気水象の反射率を測定することに基づいて方法が使用される。しかしながら、これらの方法の大部分に関しては、大気水象による減衰は測定を偏らせ、したがって、できるだけ減衰が小さく、比較的長い波長で作動する必要がある。このことは実用的な難点および高いコストをもたらす。
他のより魅力的な方法、すなわち、2つの波長および単一の偏波のための減衰の方法が提案されている。これは、レーダの較正とは無関係である利点を有する。しかしながら、この方法は、所望の精度の測定値を得る際にある種の技術的な困難をもたらす。これは、問題点が2つの波長のビームを一致させる際および同時測定の際に見られるためである。
実施されている全ての研究は、より短い波長でレーダを使用する利点を実証し、よりコンパクトで、あまり高価でない装置を選択するのを可能にした。しかしながら、これは、特に大量の降水がある場合、解決するのが非常に困難である減衰を補正する問題を引き起こす。
示差反射率を使用することによって降水率を決定する二偏波レーダを使用することにある改良が提案されている。この種の解決策は、例えば、E.GORGUCCIら著の論文「A Robust Estimator of Rainfall Rate Using Differential Reflectivity」(Journal of Atmospheric and Oceanic Technology,vol.11,April 1994,pages 586−592)あるいはC.W.ULBRICHら著の論文「Assessment of the contribution of differential polarization to improved rainfall measurement」(Radio Science,vol.19,No.1,January−February 1984,pages 49−57)に記載されている。これらの解決策は、適度の減衰に対して得られた結果を改良するが、大量の降水が直面する全ての問題点を解決しない。
本発明は、大気水象(雨、あられ、雲)が作る吸湿性媒体を通るリターン経路の電磁波の比較的高い減衰をもたらす短い波長の使用にもかかわらずこれらの欠点を解決する方法に関するものである。
本発明は、2つの偏波成分
Figure 0003720848
の反射率を測定し、一方で得られる値への減衰の影響を行われる示差測定によって補正するために二偏波レーダの使用に基づいている。
したがって、本発明は、大気水象によって減衰される波長で作動するパルスレーダを使用して大気水象の降水率および反射率を測定する方法を提供し、前記レーダが、偏波の各々によるいろいろな距離ゲートに対する減衰反射率(ZHa(r),ZVa(r))の対の一連の測定値を供給する二偏波レーダであり、この方法において、降水率(R)が1つの偏波(ZH)に対する反射率および非減衰示差反射率(ZDR)に基づいて推定され、前記方法は、
A)レーダの各距離ゲートにおいて、反射率Zを式Z=αRβ(ここで、αおよびβはパラメータである)の降水率Rと、および単一の偏波に対する減衰率を降水率とに連結する式の組合せによって、単一の偏波に対して測定された反射率に基づいて降水率(Rs)の第1の推定を決定するステップ、
B)前記降水率の第1の推定に基づいて、非減衰示差反射率(ZDRs)の推定値を得るステップ、
C)前記非減衰示差反射率(ZDRs)の推定値および減衰示差反射率(ZDRa)のレーダ測定値から、示差偏光減衰(ADP)の推定値を導くステップ、及び
D)非減衰反射率(ZHs(r))および降水率(Rs(r))の補正値を抽出することができるように、反射率を降水率を連結する式のパラメータ(α)の中の一方を反復調整によって、他方のパラメータ(β)を所定の一定の値に保持して、レーダの単一の偏波に対するステップAで推定された降水率の積分(I1(r,R))と前記示差偏光減衰(ADP)から導かれた降水率の積分(I2(r,R))とが等しくなるように試みるステップ、
を備えていることを特徴とする。
この方法の最大の利点は、この方法が示差測定に基づいているためにレーダの較正および可能な未検出の雲による減衰とは無関係であるということである。
本発明の他の態様は、降水率及び反射率を決定するために、大気水象によって減衰される波長のパルスで作動する二偏波気象レーダを提供し、前記レーダが、
2つの直交する偏波チャネル
Figure 0003720848
チャネルに対応するモードを抽出する手段に結合する二偏波アンテナ(1)と、
前記アンテナの2つのチャネルにパルスを送る送信機と、
2つの直交偏波チャネルによって出力される信号を処理する少なくとも1つの受信チャネルとを有し、
前記レーダは、前述の方法を利用するために設計されたディジタル信号処理装置を有することを特徴としている。
本発明は、下記の説明および添付図面によって、より明らかに理解され、他の特徴および利点は、明らかになる。
図1は、本発明による気象レーダの図である。
図2は、本発明による方法を利用するディジタル信号処理のブロック図である。
図1は、対の偏波気象レーダの図を表している。このレーダは、反射器(図示せず)を照明する二偏波主発生源1を備える二偏波アンテナを有する。この発生源は、2つの偏波チャネル
Figure 0003720848
を有するモード(直交モード)抽出器2と結合されている。この主発生源は、所望の距離(例えば、150kmの距離に対してFr=1kHz)に一致する反復周波数を有するパルスを送出するパルス送信機(6)によって供給される。送信電力は、水平に対して45°に向けられた偏波を得るためにマジックTを介して、すなわち円形偏波を得るために3dBの結合器5によってアンテナの2つのチャネルに分配される。この目的は、直交偏波を有する2つの信号を送受信し、その振幅に基づいてこの2つの信号を処理することにあるため、これらの2つの送信モードは同等である。円形偏波は、アンテナによって送信機に反射された定在波比によって二次的な利点を有する。
2つの電力サーキュレータ3および4によって得られる信号を処理する2つの同一受信チャネルが備えられている。従来のように各チャネルは、リミッタ7、8と、増幅器9、10と、中間周波数に変えるミキサ11、12と、中間周波数増幅器15、16、そのとき大きなダイナミックレンジを得る対数増幅器17、18と、アナログ/ディジタルコーダ19、20とを備えている。符号化信号は、下記に詳述され、この符号化信号が補正された後その出力として反射率Zおよび降水率Rを供給する、本発明によるディジタル処理装置21に送られる。ミキサ11および12は、さらに、自動周波数制御回路14によって制御されるローカル発振器13から信号を受信する。
大気水象の特徴に関する補助的な情報を得ることが望ましいある種の気象上の応用では、付加的ドップラー受信チャネルを使用して受信信号の位相を測定することは有利である。これらのチャネルは、チャネル
Figure 0003720848
の場合、直角符号化信号IH、QHを、またチャネル
Figure 0003720848
の場合、IV、QVを供給するために、一方は2つのアナログ/ディジタルコーダ23、24、および他方は2つのアナログ/ディジタルコーダ26、28が続くベクトル復調回路22、25を備えている。
本発明による方法の原理は下記のとおりである。単一の偏波、例えば
Figure 0003720848
チャネルに基づいて、距離rで雨(あるいは他の大気水象)の中で測定された減衰反射率ZHa(r)を減衰率に関係付ける式は下記のように記述することができる。
Figure 0003720848
ここで、ZO(r)は非減衰反射率であり、Δrは距離ゲートの幅であり、aiは階数iの距離ゲートに属する減衰率であり、単位長当たりdBで表され、ここで、ZHa(r)およびZO(r)は、dBZで、つまり、mm6-3の10・logZで表され、かつここで、r=n△rである。
減衰率は、下記の既知の式によって降水率Rと連結される。
Figure 0003720848
ここで、kHおよびγHは、温度および粒径分布(DSD)に若干依存し、各波長に対して計算することができる偏波
Figure 0003720848
に関するパラメータである。
式(1)および(2)を結合すると、下記の式となる。
Zo(r)=ZHa(r)+2ΔrkHI1(r,R) (3)
ここで、
Figure 0003720848
である。
1は、選択された
Figure 0003720848
偏波に対するレーダのビームに沿った降水率の積分を表す。つまり、I1は、ゲートnの前のn−1の距離ゲートの累積減衰を表している。
ところで、雨による反射率Zと降水率Rとの間に既知の関係がある。すなわち、
Z=αRβ (5)
ここで、αおよびβはパラメータである。したがって、式(4)は下記の等式で記述できる。
Figure 0003720848
パラメータαおよびβはDSDに強く依存する。式(3)および(5)の4つのパラメータk、γ、αおよびβに対する近似値を使用することによって、補正された推定値Z′(r)は、「雨の中で5cmのレーダの減衰の反復的補正(Iterative correction for attenuation of 5cm radar in rain)」(J.Appl.Meteor.,17,508〜514ページ)において、1978年にP.H.Hildebrandによって提案された反復方法を使用することによって、n個の一連の測定値Za(r)に基づいて計算することができる。この論文で示されるように、推定されるDSDの誤差および温度は、これらの減衰推定値をひどく劣化させるが、これらの劣化は、レーダを較正する際の誤差から生じる劣化と比較して小さい。レーダ較正誤差によって影響が及ぼされるパラメータはZをRに関係付ける式のパラメータであるので、I1(r,R)に関する本質的な不確実性はパラメータαおよびβに関する不確実性から生じる。
したがって、これらの不確実性を解決するために、レーダの両方の偏波を使用する示差測定が使用される。示差反射率ZDRは下記の式によって定義される。
ZDR=ZH-ZV (6)
ここで、ZはdBZで表され、ここで、添え字HおよびVは、レーダの2つの偏波、例えば水平および垂直に対応する。
減衰波長の場合、H偏波およびV偏波に対して式(1)を使用して、H項からV項を減算すると下記の式が与られる。
ZDRa(r)=ZDRS(r)-2ADP(r) (7)
ここで、ZDRaは減衰偏波レーダ測定値であり、ZDRs=ZOH−ZOVは、単に滴の形状による非減衰示差反射率であり、ADPは、電磁波の経路に対する示差偏波減衰であり、すなわち、
Figure 0003720848
である。
仮定されたDSDの場合、滴の形状による示差反射率ZDRsは降水率の関数として計算することができる。すなわち、
ZDRS=f(R) (9)
式(8)の減衰率aiHおよびaiVは、H偏波およびV偏波に対する式(2)によって表される。DSDが仮定されている場合、パラメータkH、kV、γHおよびγVを計算することができる。計算は、差aH−aVがDSDには著しく依存しないことを示している。所与の波長に関しては、kHおよびkVはまったく異なるが、
Figure 0003720848
である。
したがって、式(2)および(8)を結合することにより、下記の式が与えられる。
ADP(r)=Δr(kH-kV)I2(r,R) (10)
ここで、
Figure 0003720848
式(11)は、式(4′)として、つまり、Zの関数として同様に記述することができる。
2(r,R)は、正確に既知と仮定される示差減衰ADP、kH−kVから推定される降水率の積分を表す。I2(r,R)は示差測定から生じるので、ADPはレーダの較正に依存しない。
これはI1およびI2の推定における場合であり、パラメータαおよびβだけは、雨および較正の誤差におけるDSDの自然の変動性のために可変である。
本発明による方法において、観察される降雨の種類と波長に対応する気候学上の平均値に等しい一定値にβを保持し、示差減衰ADPを使用してパラメータαを調整することが提案されている。
このβに関する仮定は文献で利用可能な多数の測定値によって確認されている。
したがって、この原理は、偏波の中の単一の偏波に対する一連の測定値に基づいてI1を決定する一方、αの任意の中間値を選択し、示差レーダ測定値および非示差反射率を推定するためのI1を使用する計算に基づいてI2を推定し、そのとき非減衰反射率Zi(r)および降水率Ri(r)の補正推定値を抽出することができるαを
Figure 0003720848
まで変えるのに適当であるかのようにI1およびI2を比較することにある。
図2は、この方法を利用することができるディジタル処理装置を示している。この図の左側の部分は単一の偏波、すなわちH偏波の処理に関するものであるのに対して、右側の部分は示差処理に関するものである。
Hチャネルのコーダ19によって供給された対数信号は、変換され、ステップ30の線形信号ZHa(r)に戻される。これらの信号はレーダのN個のパルスにわたって平均化され(ステップ31)、それから、推定降水率
Figure 0003720848
は、αの場合には任意に式(5)により予め決定されるパラメータαおよびβに基づいて計算され(ステップ32)、これは各距離ゲートiに対して行われる。
ステップ33は、式(2)に基づいて減衰率aiを計算することにある。
それから、値
Figure 0003720848
の推定は、そこから式(2)および(4)により導かれる(ステップ34)。
さらに、単一の偏波Hに対する一連の測定値から導かれる減衰反射率
Figure 0003720848
はステップ36および37によって計算され、式(3)の減衰項
Figure 0003720848
はステップ35で推定される。足し算からなるステップ38によってこの式(3)を利用することによって、H偏波に対する非減衰反射率の推定ZHS(r)を提供し、それから、ステップ47によって、既に選択されたパラメータαおよびβを有する式(5)利用することによって補正された降水率
Figure 0003720848
の推定値を提供する。
この推定値に基づいて、ステップ48によって、式(9)により非減衰示差反射率ZDRsの推定値を計算できる。
さらに、30および40によって供給されるHチャネルおよびVチャネルに対する符号化信号で開始し、比率ZHa(r)/ZVa(r)がとられ(ステップ41)、それからステップ42のN個のパルスにわたって平均化される減衰偏波レーダ測定値ZDRa(r)を提供する。この平均値と48によって供給された非減衰示差反射率の推定値との差(ステップ43)は、示差偏波減衰
Figure 0003720848
の推定を構成する。値ΔrおよびkH−kVに基づいて、ステップ44は、式(10)により
Figure 0003720848
の推定値を供給する。それから
Figure 0003720848
がステップ45で比較される。
Figure 0003720848
であるならば、ステップ46は、適当な方向に増分量Δαだけパラメータαを変え、計算を再開するためにステップ32および47に新しいα′を適用することにある。これらの演算は、αに与えられる正しい値に相当する
Figure 0003720848
が得られるまで繰り返される。したがって、非減衰反射率
Figure 0003720848
および降水率
Figure 0003720848
の補正値を導くことができる。
本発明による方法の原理の説明において、ZDRs、ならびに式(10)に対するkHおよびkVが単一の仮定されたDSDに対して計算されたことが、式(9)に対して仮定された。このことは、所与の気候条件に対して平均DSDは安定したパラメータであるので、受け入れられる。したがって、気候学上の考慮すべき問題に基づいて特定のDSDを選択できる。
さらに、反射率が低い場合、距離rの距離ゲートを選択することが好ましい。何故ならば、そのときZDRsは低く、式(9)による推定の誤差はその一部に対しても低いためである。距離rのゲートは著しく変更される係数I1、I2およびαなしの異なる反射率を有する、rの周りの他の距離ゲートと取り換えることができるので、この特定のゲートの選択は、いっそう正当化され、容易になる。
したがって、2あるいは3つの隣接するゲートに基づいてαを計算し、DSDの分散の影響を減らすために平均値を使用することができる。
観測された半径方向が、本発明による方法が同時に利用できるいくつかのセグメントに細分できることにも注目できる。
前述の方法は、1つの偏波に対するレーダで測定された反射率に影響を及ぼすかあるいは示差値に影響を及ぼすランダムサンプリング誤差にあまり影響を受けない。
本発明による方法の主な利点の1つが既に述べられている。すなわち、これは、レーダの較正および未検出の雲による減衰とは無関係である。
他の可能な使用があられの定性的な検出であることを加えることができる。このための説明は、あられが雨のセルの中にあるとき、あられはほぼ球状であるので、あられは、両方の偏波に対して高い反射率を生じ、その結果、
Figure 0003720848
であり、したがってほぼゼロの示差反射率を生じることである。一方、偏波とは無関係な強烈な減衰があり、そしてそのゆえに示差減衰ADPにゼロ寄与である。したがって、あられの存在はI1を修正するが、均一の雨の場合とは著しく違って、同様にI2を修正しない。したがって、αのかなりの変化が観測され、これはあられの表示として使用することができる。
前述の説明は示差偏波減衰ADPを使用することで示されているが、本発明による方法は、伝搬の程度×kmで示される示差移相KDP=KH−KVで作動するように行うこともできる。
明らかに、記載されている例はどの方法でも本発明を限定しない。特に、記載されている気象レーダは、記載されている2つのチャネルの代わりに単一の受信チャネルを使用でき、2つの偏波に対する信号は、時分割でチャネルを使用するために入力でスイッチされ、出力で“スイッチされない”。スイッチング速度は、偏波Hおよび偏波Vに対して受信された信号がスイッチング時間中に互いに関連しないように単に選択される必要がある。
さらに、ドップラーチャネルの出力の使用可能な信号IおよびQによって、チャネルHおよびVの各々の信号振幅
Figure 0003720848
を計算でき、この振幅は、チャネル17、19および18、20を使用することを避けるためにコーダ19および20による信号出力の代わりに使用できる。しかしながら、これに関する欠点は、この振幅が対数増幅器の使用から生じるダイナミックレンジを与えないということである。
最後に、図2の本発明による処理装置において、変換して線形信号に戻す代わりに対数信号を使用し続けることは考えられる。

Claims (15)

  1. 大気水象によって減衰される波長で作動するパルスレーダを使用して大気水象の降水率および反射率を測定する方法であって、前記レーダは、偏波の各々に従っていろいろな距離ゲートに対する減衰反射率(ZHa(r),ZVa(r))の対の一連の測定値を供給する二偏波レーダであり、この方法において、降水率(R)が1つの偏波(ZH)に対する反射率および非減衰示差反射率(ZDR)に基づいて推定され、前記方法は、
    A)レーダの各距離ゲートにおいて、反射率Zを式Z=αRβ(ここで、αおよびβはパラメータである)の降水率Rと、および単一の偏波に対する減衰率を降水率とに連結する式の組合せによって、単一の偏波に対して測定された反射率に基づいて第1の降水率(Rs)の推定値を決定するステップ、
    B)前記降水率の第1の推定に基づいて、非減衰示差反射率(ZDRs)の推定値を得るステップ、
    C)前記非減衰示差反射率(ZDRs)の推定値および減衰示差反射率(ZDRs)のレーダ測定値から、示差偏波減衰(ADP)の推定値を導くステップ、
    D)非減衰反射率(ZHs(r))および降水率(Rs(r))の補正値を抽出することができるように、反射率を降水率を連結する式のパラメータの中の一方(α)を反復調整によって、他方のパラメータ(β)を所定の定数に保持して、レーダの単一の偏波に対するステップAで推定された降水率の積分(I1(r,R))と前記示差偏光減衰(ADP)から導き出された降水率の積分(I2(r,R))とが等しくなるように試みるステップ、
    を備えていることを特徴とする方法。
  2. ステップA)が
    a)第1の前記一連の測定値(ZHa(r))に対して、任意の一定のパラメータ(α,β)に基づいていろいろな距離ゲート(1〜n−1)に対する降水率(Ri)の推定値を計算するステップ、
    b)前記降水率(Ri)の推定値から、降水による減衰に固有な第1の推定値(I1(r,R))を導くステップであって、前記第1の推定値は、単一の偏波に対する推定された降水率の積分であり、
    c)前記第1の推定値(I1(r,R))および第1の一連の測定値(ZHa(r))に基づいて、非減衰反射率(ZHs(r))および補正された降水率(Rs)の推定値を決定するステップ、
    を備えていることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記ステップB)が、
    d)前記補正された降水率(Rs)の推定値および所与の粒径分布(DSD)に基づいて、非減衰示差反射率(ZDRs(r))の推定値を計算するステップ、
    を備えていることを特徴とする請求項1および2のいずれか一項に記載の方法。
  4. 前記ステップC)が
    e)前記減衰反射率(ZHa(r),ZVa(r))の対の一連の測定値に基づいて、減衰示差反射率(ZDRa(r))の測定値を計算するステップ、
    f)減衰示差反射率(ZDRa(r))の測定値およびステップd)中に得られた非減衰示差反射率(ZDRs(r))の推定値から、示差偏波減衰(ADP)の推定値を導くステップ、
    を備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記ステップD)が、
    g)前記示差偏波減衰(ADP)の推定値から、降水による減衰に固有な第2の推定値(I2(r,R))、すなわち降水率の積分を導くステップ、
    h)前記降水による減衰に固有な前記第1の推定値(I1(r,R))および第2の推定値(I2(r,R))を比較するステップ、
    i)ステップh)による前記比較が、前記第1および第2の推定値が異なっていることを示しているならば、ステップa)の前記パラメータ(α,β)の少なくとも1つを変え、かつステップa)〜h)を繰り返すステップ、
    j)ステップh)による前記比較が、前記第1および第2の推定値が等しいことを示しているならば、非減衰反射率(ZHs(r))および補正降水速度(Rs)の前記推定値を抽出するステップ、
    を備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. ステップa)が、
    a.1)レーダのN個のパルスにわたって前記第1の一連の前記測定値(ZHa(r))を平均化すること、
    a.2)各距離ゲート(i)に対して、式
    Figure 0003720848
    により、任意の一定のパラメータ(α,β)に基づいて降水率の推定値
    Figure 0003720848
    を計算すること、
    を含むことを特徴とする請求項2〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. ステップb)が、
    b.1)降水率の推定値
    Figure 0003720848
    に基づいて、下記の式により各距離ゲートで減衰率
    Figure 0003720848
    を計算すること、
    Figure 0003720848
    ここで、kHおよびγHは、所与の温度および所与の粒径分布に対する所定のパラメータである、及び
    b.2)これらの減衰率
    Figure 0003720848
    から、下記の式により前記第1の推定値
    Figure 0003720848
    を導くこと、
    Figure 0003720848
    ここで、nはレーダからの距離rに対する距離ゲートの数である、
    を含むことを特徴とする請求項2〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. ステップc)が、
    c.1)前記第1の推定値
    Figure 0003720848
    に基づいて、
    Figure 0003720848
    であるような減衰値
    Figure 0003720848
    を計算すること、
    ここで、Δrは距離ゲートの幅である、
    c.2)レーダのN個のパルスにわたって前記第1の一連の前記測定値(ZHz(r))を平均化すること、
    c.3)前記非減衰反射率推定値
    Figure 0003720848
    を得るために前記減衰
    Figure 0003720848
    と前記減衰反射率の平均値
    Figure 0003720848
    との和をとること、
    c.4)

    Figure 0003720848
    により補正された降水率の推定値
    Figure 0003720848
    を計算すること、
    を含むことを特徴とする請求項2〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. ステップe)が、
    e.1)レーダの減衰示差反射率(ZDRa(r))の値を得るために前記一連の対の系列(ZHa(r),ZVa(r))における測定値の比をとること、
    e.2)レーダのN個のパルスにわたって前記減衰示差反射率の前記値を平均化すること、
    を含むことを特徴とする請求項4〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. ステップf)が、レーダ経路のための前記示差偏波減衰
    Figure 0003720848
    の推定値を得るために、ステップd)より得られた非減衰示差反射率
    Figure 0003720848
    の前記推定値と減衰示差反射率
    Figure 0003720848
    の前記平均値との差をとることを含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  11. ステップg)が、示差偏波減衰
    Figure 0003720848
    の前記推定値に基づいて、下記の式により前記第2の推定値
    Figure 0003720848
    を計算することを含むことを特徴とする請求項5〜10のいずれか一項に記載の方法であって、
    Figure 0003720848
    ここで、kvは、第2の一連の測定値(ZVa(r))に対してkhと同様に予め決められたパラメータである。
  12. 大気水象によって減衰される波長のパルスで作動し、降水率および反射率を測定する二偏波気象レーダにおいて、前記レーダは、
    手段(2,3,4)に結合し、2つの直交偏波チャネル
    Figure 0003720848
    に対応するモードを抽出する二偏波アンテナ(1)と、
    前記アンテナの2つのチャネルにパルスを供給する送信機(5、6)と、
    前記2つの直交偏波チャネルによって出力される信号を処理する少なくとも1つの受信チャネル(7、9、11、13、15、17、19;10、12、13、16、18、20)とを有し、
    前記レーダは、請求項1〜11のいずれか一項による方法を実施するたるに設計されたディジタル信号処理装置(21)を有することを特徴とする二偏波気象レーダ。
  13. 前記受信チャネルの出力において、前記レーダがダイナミックレンジを増加させる対数増幅器(17、18)を備え、前記ディジタル信号処理装置(21)が受信信号の値を取り出すためにその入力で変換手段(30、36、40)を有することを特徴とする請求項12に記載のレーダ。
  14. 2つの偏波のための受信チャネルの出力とそれぞれ結合された2つのドップラー受信チャネル(22〜24;25〜27)をさらに備えていることを特徴とする請求項12および13のいずれか一項に記載のレーダ。
  15. 2つの偏波を交互に処理するために同時に制御される入出力スイッチング手段と結合された単一の受信チャネルを有し、スイッチング速度が、2つの偏波で受信された信号がスイッチング時間中に互いに関連しないようなものであることを特徴とする請求項12〜14のいずれか一項に記載のレーダ。
JP52405497A 1995-12-26 1996-12-13 二偏波レーダを使用する降水率を決定する方法およびそれを利用する気象レーダ Expired - Fee Related JP3720848B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9515483A FR2742876B1 (fr) 1995-12-26 1995-12-26 Procede de determination du taux de precipitation par radar a double polarisation et radar meteorologique le mettant en oeuvre
FR95/15483 1995-12-26
PCT/FR1996/002006 WO1997024629A1 (fr) 1995-12-26 1996-12-13 Procede de determination du taux de precipitation par radar a double polarisation et radar meteorologique le mettant en oeuvre

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2000502794A JP2000502794A (ja) 2000-03-07
JP2000502794A5 JP2000502794A5 (ja) 2004-11-04
JP3720848B2 true JP3720848B2 (ja) 2005-11-30

Family

ID=9485950

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52405497A Expired - Fee Related JP3720848B2 (ja) 1995-12-26 1996-12-13 二偏波レーダを使用する降水率を決定する方法およびそれを利用する気象レーダ

Country Status (9)

Country Link
US (1) US6061013A (ja)
EP (1) EP0870206B1 (ja)
JP (1) JP3720848B2 (ja)
KR (1) KR100442009B1 (ja)
CN (1) CN1114833C (ja)
CA (1) CA2242225C (ja)
DE (1) DE69604088T2 (ja)
FR (1) FR2742876B1 (ja)
WO (1) WO1997024629A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100921424B1 (ko) 2008-11-13 2009-10-14 부경대학교 산학협력단 도플러 기상레이더의 관측 자료를 이용한 강수량 추정 방법

Families Citing this family (75)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2742876B1 (fr) * 1995-12-26 1998-02-06 Thomson Csf Procede de determination du taux de precipitation par radar a double polarisation et radar meteorologique le mettant en oeuvre
US6164130A (en) * 1997-06-15 2000-12-26 Spherics Mess- Und Analysetechnik Gmbh Electromagnetic measuring system for meteorology
FR2774174B1 (fr) * 1998-01-23 2000-07-07 Centre Nat Rech Scient Technique pour l'estimation de pluie a partir d'un radar meteorologique a diversite de polarisation
US6563432B1 (en) * 2001-01-12 2003-05-13 Safegate International Ab Aircraft docking system and method with automatic checking of apron and detection of fog or snow
FR2827391B1 (fr) * 2001-07-11 2005-04-08 Centre Nat Rech Scient Technique pour l'estimation de pluie avec radar lorsque l'attenuation est negligeable
US6522972B2 (en) 2001-07-18 2003-02-18 Preston W Helms Method for determining an instantaneous unit hydrograph
US7049997B2 (en) * 2002-09-20 2006-05-23 Enterprise Electronics Corporation Simultaneous dual polarization radar system
US6859163B2 (en) * 2002-09-20 2005-02-22 Drs Weather Systems, Inc. Simultaneous dual polarization radar system
US6803875B1 (en) * 2002-09-20 2004-10-12 Drs Weather Systems, Inc. Simulatneous dual polarization radar system
JP3707469B2 (ja) * 2002-11-19 2005-10-19 三菱電機株式会社 二重偏波レーダ装置及びその信号処理方法
DE10305139B4 (de) * 2003-02-07 2006-02-16 Metek Metereologische Meßtechnik GmbH Verfahren und Vorrichtung zur Ermittlung von Niederschlagsarten in der Atmosphäre
OA13040A (en) * 2003-03-21 2006-11-10 Entpr Electronics Corp Simultaneous dual polarization radar system.
US7053813B1 (en) * 2004-04-22 2006-05-30 University Corporation For Atmospheric Research Radar system
US6879280B1 (en) * 2004-06-28 2005-04-12 Rockwell Collins, Inc. Vertical weather profile display system and method
JP2006184130A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Tdk Corp レーダー装置
JP4762566B2 (ja) * 2005-02-15 2011-08-31 三菱電機株式会社 気象レーダ装置
FI117950B (fi) * 2005-05-23 2007-04-30 Vaisala Oyj Samanaikaisen kaksoispolarisoinnin tutkajärjestelmä, jossa on jalustaan asennettu vastaanotin
CN1967283B (zh) * 2005-11-18 2010-05-12 中国科学院物理研究所 一种用于气象雷达接收机前端的微波子系统
US7623064B2 (en) * 2005-12-06 2009-11-24 Arthur Robert Calderbank Instantaneous radar polarimetry
US7671785B1 (en) * 2005-12-15 2010-03-02 Baron Services, Inc. Dual mode weather and air surveillance radar system
US7439899B2 (en) * 2006-03-22 2008-10-21 Enterprise Electronics Corporation Encoded transmitted signals in a simultaneous dual polarization weather system
US7551123B2 (en) * 2006-03-22 2009-06-23 Enterprise Electronics Corporation Phase shifted transmitted signals in a simultaneous dual polarization weather system
US7369082B2 (en) * 2006-07-12 2008-05-06 Enterprise Electronics Corporation Method and apparatus implementing a scan strategy for automatic high power tube recovery
US7683828B2 (en) * 2006-07-12 2010-03-23 Enterprise Electronics Corporation System and method for measuring phase and power variance
US7750573B2 (en) * 2006-07-12 2010-07-06 Enterprise Electronics Corporation Method and apparatus for automatic high power tube recovery
DE102006054320A1 (de) * 2006-11-17 2008-05-21 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Erkennen von Niederschlag mittels Radar
JP4667426B2 (ja) * 2007-06-26 2011-04-13 三菱電機株式会社 気象レーダ装置
FR2925697B1 (fr) * 2007-12-21 2010-01-15 Thales Sa Procede de traitement d'une image radar.
US7898459B2 (en) * 2008-03-14 2011-03-01 Colorado State University Research Foundation Adaptive specific differential phase in dual-polarization radar
EP2286511B1 (en) * 2008-05-07 2017-03-22 Colorado State University Research Foundation Dual-polarization radar processing system using time domain method
KR100942689B1 (ko) * 2008-11-13 2010-02-16 부경대학교 산학협력단 편파파라메터 차등위상을 이용한 편파레이더 강수감쇠 보정방법
JP5325361B2 (ja) * 2009-02-06 2013-10-23 古野電気株式会社 レーダ装置
US8264908B2 (en) * 2009-03-09 2012-09-11 Second Wind Systems, Inc. Method of detecting and compensating for precipitation in sodar systems
JP5214562B2 (ja) * 2009-08-26 2013-06-19 株式会社東芝 気象レーダシステムとその降水強度算出方法及びプログラム
JP2011027546A (ja) * 2009-07-24 2011-02-10 Toshiba Corp 気象レーダシステムとその降水量算出方法
EP2278353B1 (en) * 2009-07-24 2018-02-14 Kabushiki Kaisha Toshiba Weather radar apparatus and rainfall rate calculation method
JP2011047742A (ja) * 2009-08-26 2011-03-10 Toshiba Corp 気象レーダシステムとその降水強度算出方法及びプログラム
JP2011047743A (ja) * 2009-08-26 2011-03-10 Toshiba Corp 気象レーダシステムとその降水強度算出方法及びプログラム
JP5491788B2 (ja) * 2009-07-24 2014-05-14 株式会社東芝 気象レーダシステムとその降水強度算出方法
JP5135317B2 (ja) * 2009-11-04 2013-02-06 株式会社ホンダエレシス 車載レーダ装置、及びプログラム
US8988274B2 (en) * 2009-11-16 2015-03-24 The Board Of Regents Of The University Of Oklahoma Cylindrical polarimetric phased array radar
JP4832597B2 (ja) * 2011-01-11 2011-12-07 三菱電機株式会社 気象レーダ装置
US9261583B2 (en) * 2011-04-07 2016-02-16 Baron Services, Inc. Systems and methods for calibrating dual polarization radar systems
KR101221773B1 (ko) 2011-05-09 2013-01-11 경북대학교 산학협력단 이중편파 레이더를 이용한 기상 및 비기상 에코 분류 방법
US9182485B1 (en) * 2011-05-24 2015-11-10 Garmin International, Inc. Transmit/receive module for electronically steered weather radar
US8854250B2 (en) * 2011-06-28 2014-10-07 Vaisala Oyj Off-diagonal element echo power estimator for polarization weather radar
CN102662162B (zh) * 2012-02-16 2013-09-11 邓勇 X波段多普勒雷达降水估测方法
US9465106B2 (en) * 2012-03-27 2016-10-11 Colorado State University Research Foundation Robust attenuation correction system for radar reflectivity and differential reflectivity
KR101255736B1 (ko) 2012-09-21 2013-04-26 대한민국 단일편파 레이더를 이용한 기상 및 비기상 에코 분류 방법
CN102998670B (zh) * 2012-11-29 2014-03-26 北京无线电测量研究所 一种Ka频段固定指向双极化全固态毫米波云雷达
KR101294681B1 (ko) * 2013-04-18 2013-08-08 (주) 웨더링크 기상 신호 처리장치 및 그 처리방법
JP6297037B2 (ja) 2013-07-11 2018-03-20 古野電気株式会社 気象情報処理装置、気象レーダシステムおよび気象情報処理方法
KR101469860B1 (ko) * 2013-10-07 2014-12-08 부경대학교 산학협력단 기상 레이더 자료를 이용한 대류성 강우 특성 정보를 얻는 방법
KR101437587B1 (ko) * 2013-10-16 2014-11-03 부경대학교 산학협력단 정확한 강우량 추정을 위한 차등위상차 값의 보정방법
US10488556B2 (en) 2014-03-28 2019-11-26 Northeastern University System for multivariate climate change forecasting with uncertainty quantification
CN104330801B (zh) * 2014-11-15 2017-01-11 安徽四创电子股份有限公司 一种基于全数字阵列的有源相控阵天气雷达系统
US10026163B2 (en) 2015-02-25 2018-07-17 Cale Fallgatter Hydrometeor identification methods and systems
RU2648237C2 (ru) * 2015-04-27 2018-03-23 МИНИСТЕРСТВО ОБОРОНЫ РОССИЙСКОЙ ФЕДЕРАЦИИ ФЕДЕРАЛЬНОЕ ГОСУДАРСТВЕННОЕ КАЗЁННОЕ ВОЕННОЕ ОБРАЗОВАТЕЛЬНОЕ УЧРЕЖДЕНИЕ ВЫСШЕГО ПРОФЕССИОНАЛЬНОГО ОБРАЗОВАНИЯ Военная академия ракетных войск стратегического назначения имени Петра Великого Способ измерения положения фронта волны
RU2611587C1 (ru) * 2015-12-23 2017-02-28 Игорь Владимирович Рябов Базовая станция дистанционного зондирования атмосферы
RU2655164C2 (ru) * 2016-07-04 2018-05-24 Федеральное государственное бюджетное военное образовательное учреждение высшего образования "Военно-космическая академия имени А.Ф.Можайского" Министерства обороны Российской Федерации Система для определения скорости распространения и направления прихода ионосферного возмущения
FR3061775B1 (fr) * 2017-01-09 2020-03-27 Novimet Procede d'estimation d'un taux de precipitations, notamment de pluie ou de neige
CN107024698A (zh) * 2017-03-16 2017-08-08 河海大学 基于降雨衰减模型的雨区合成孔径雷达成像仿真方法
KR101881418B1 (ko) * 2017-08-23 2018-07-24 영남대학교 산학협력단 기후환경을 고려한 라이다 장치 및 그의 출력조절 방법
CN107703487B (zh) * 2017-09-15 2019-10-08 北京无线电测量研究所 一种一体化的天气雷达双极化组件
CN107643522B (zh) * 2017-09-19 2020-07-07 中国电子科技集团公司第三十八研究所 一种双频段双极化星载云雨测量雷达系统
RU2693842C1 (ru) * 2018-07-30 2019-07-05 Федеральное Государственное Бюджетное Учреждение "Институт Прикладной Геофизики Имени Академика Е.К. Федорова" (Фгбу "Ипг") Способ зондирования ионосферы и тропосферы
CN109884605B (zh) * 2019-02-02 2020-12-15 中国气象科学研究院 云雨对雷达信号的吸收衰减和米氏散射衰减的提取方法
CN111044984B (zh) * 2020-01-08 2023-07-18 福建省气象科学研究所 一种基于威力分布的雷达性能检测方法
CN111474606B (zh) * 2020-03-30 2022-04-05 中国人民解放军国防科技大学 基于双频双极化微波链路的降雨与水汽综合测量装置及方法
KR102221897B1 (ko) * 2020-08-31 2021-03-04 대한민국 실시간 레이더 반사도 보정오차 감시 방법, 이를 수행하기 위한 기록 매체 및 장치
RU2756977C1 (ru) * 2020-11-22 2021-10-07 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Поволжский государственный технологический университет" Радиокомплекс для метеорной и трансионосферной связи
CN113341420B (zh) * 2021-06-07 2023-07-18 中国气象局上海台风研究所(上海市气象科学研究所) 适用不同气候态降雨的双偏振气象雷达雨滴谱反演方法
CN113466868B (zh) * 2021-06-09 2022-03-11 中山大学 一种处理双极化雷达差分相位的方法及系统
KR102632005B1 (ko) * 2021-07-02 2024-02-01 대한민국 다중 지상 통신 기지국 마이크로파를 활용한 엑스밴드 단일 편파 레이더 반사도 보정 장치 및 그 방법
KR102632006B1 (ko) * 2021-07-02 2024-02-01 대한민국 다중 지상 통신 기지국 마이크로파를 활용한 엑스밴드 이중 편파 레이더 반사도 보정 장치 및 그 방법

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60100676U (ja) * 1984-10-11 1985-07-09 株式会社トキメック レ−ダ装置
JP2635679B2 (ja) * 1988-05-09 1997-07-30 株式会社東芝 気象レーダ装置
JP2660942B2 (ja) * 1991-02-25 1997-10-08 日本無線株式会社 気象観測用レーダにおける降水形態識別方法
FR2742876B1 (fr) * 1995-12-26 1998-02-06 Thomson Csf Procede de determination du taux de precipitation par radar a double polarisation et radar meteorologique le mettant en oeuvre

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100921424B1 (ko) 2008-11-13 2009-10-14 부경대학교 산학협력단 도플러 기상레이더의 관측 자료를 이용한 강수량 추정 방법

Also Published As

Publication number Publication date
CA2242225C (fr) 2004-09-28
WO1997024629A1 (fr) 1997-07-10
CN1206469A (zh) 1999-01-27
FR2742876A1 (fr) 1997-06-27
CA2242225A1 (fr) 1997-07-10
DE69604088D1 (de) 1999-10-07
FR2742876B1 (fr) 1998-02-06
JP2000502794A (ja) 2000-03-07
KR19990076841A (ko) 1999-10-25
EP0870206A1 (fr) 1998-10-14
DE69604088T2 (de) 2000-01-20
EP0870206B1 (fr) 1999-09-01
KR100442009B1 (ko) 2004-10-02
US6061013A (en) 2000-05-09
CN1114833C (zh) 2003-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3720848B2 (ja) 二偏波レーダを使用する降水率を決定する方法およびそれを利用する気象レーダ
US8004458B2 (en) Means for dual polarization radar with automatic built-in test equipment and calibration
JP4750261B2 (ja) 宇宙機器搭載用レーダ
US7592948B2 (en) System and method for dual polarization radar with automatic built-in test equipment and calibration
Hogan et al. Stratocumulus liquid water content from dual-wavelength radar
Goddard et al. The Chilbolton Advanced Meteorological Radar: A tool for multidisciplinary atmospheric research
US8325084B2 (en) System for calibration of dual polarization radar with built-in test couplers
Larsen et al. The spaced antenna technique for radar wind profiling
Reid et al. Mesospheric radar wind comparisons at high and middle southern latitudes
CN108107432A (zh) 基于时域扰动的高低轨双基sar保相成像方法
US5621413A (en) Vehicle-ground surface measurement system
KR101193500B1 (ko) 자동 내장 테스트 설비 및 캘리브레이션을 가진 이중 편파 레이더를 위한 개선된 시스템 및 방법
Lin et al. Wind retrieval capability of rotating range-gated fanbeam spaceborne scatterometer
Kim et al. Correction of X-band radar reflectivity and differential reflectivity for rain attenuation using differential phase
Pant et al. Wind profiler and radio acoustic sounding system at IMD, Pune: Some preliminary results
Zhang et al. Consistency analysis and correction of ground-based radar observations using space-borne radar
Camps et al. PAU in SeoSAT: A proposed hybrid L-band microwave radiometer/GPS reflectometer to improve Sea Surface Salinity estimates from space
Scarchilli et al. Weather radar calibration by means of the metallic sphere and multiparameter radar measurements
Timothy et al. Test of the specific differential propagation phase shift (KDP) technique for rain-rate estimation with a Ku-band rain radar
McLinden et al. Calibration of the UMass Advanced Multi-Frequency Radar (AMFR)
Hedallikar et al. Radiometric and Geometric Calibration for Ground based Synthetic Aperture Radar System
Veselovska et al. Retrieval of vertical profile of cloud water content using active-passive sensing
EP4244656A1 (en) Atmospheric pressure sensor
Mclinden Calibration of the UMass Advanced Multi-Frequency Radar
Rincon et al. Forward and Backscattering Measurements of Rainfall over a path at the GPM Frequencies

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20031205

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20031205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050830

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050817

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050909

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees