JP3720514B2 - 半導体レーザ装置の駆動方法、半導体レーザ装置及び光伝送システム - Google Patents

半導体レーザ装置の駆動方法、半導体レーザ装置及び光伝送システム Download PDF

Info

Publication number
JP3720514B2
JP3720514B2 JP05235997A JP5235997A JP3720514B2 JP 3720514 B2 JP3720514 B2 JP 3720514B2 JP 05235997 A JP05235997 A JP 05235997A JP 5235997 A JP5235997 A JP 5235997A JP 3720514 B2 JP3720514 B2 JP 3720514B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mode
wavelength
oscillation
semiconductor laser
selection means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP05235997A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09312434A (ja
Inventor
淳 新田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP05235997A priority Critical patent/JP3720514B2/ja
Priority to US08/814,316 priority patent/US5809047A/en
Publication of JPH09312434A publication Critical patent/JPH09312434A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3720514B2 publication Critical patent/JP3720514B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/50Transmitters
    • H04B10/501Structural aspects
    • H04B10/506Multiwavelength transmitters
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S5/00Semiconductor lasers
    • H01S5/06Arrangements for controlling the laser output parameters, e.g. by operating on the active medium
    • H01S5/062Arrangements for controlling the laser output parameters, e.g. by operating on the active medium by varying the potential of the electrodes
    • H01S5/0625Arrangements for controlling the laser output parameters, e.g. by operating on the active medium by varying the potential of the electrodes in multi-section lasers
    • H01S5/06255Controlling the frequency of the radiation
    • H01S5/06256Controlling the frequency of the radiation with DBR-structure
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/50Transmitters
    • H04B10/572Wavelength control
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S2301/00Functional characteristics
    • H01S2301/14Semiconductor lasers with special structural design for lasing in a specific polarisation mode
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S5/00Semiconductor lasers
    • H01S5/02Structural details or components not essential to laser action
    • H01S5/028Coatings ; Treatment of the laser facets, e.g. etching, passivation layers or reflecting layers
    • H01S5/0287Facet reflectivity
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S5/00Semiconductor lasers
    • H01S5/06Arrangements for controlling the laser output parameters, e.g. by operating on the active medium
    • H01S5/062Arrangements for controlling the laser output parameters, e.g. by operating on the active medium by varying the potential of the electrodes
    • H01S5/06233Controlling other output parameters than intensity or frequency
    • H01S5/06236Controlling other output parameters than intensity or frequency controlling the polarisation, e.g. TM/TE polarisation switching

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Semiconductor Lasers (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光波長多重通信などに用いられる波長可変半導体レーザなどの波長可変光源の駆動方法等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、励起状態に依存して出力光の偏光状態がTEモードとTMモードの間で切り換わる半導体レーザを、光波長多重通信などに用いる為の駆動方法としては、本出願人による先の出願(平成7年8月30日出願の特許出願で、その後、この特許出願を含む先の出願に基づく優先権を主張した平成8年8月17日出願の特許出願により取り下げ)に記載されているものがある。
【0003】
半導体レーザとしては図3に示したものを用いる。以下、これの偏波変調特性と波長可変特性について説明する。図4は、典型的な2電極DFB−LDの偏波変調特性を示すグラフであり、2電極に加えるバイアス電流I、IとTE/TM発振領域との関係を示している。各電極を含む領域の構成は対称でなく、例えば図3に示す様に、片端面をAR(反射防止)コーティングしている。ここで、ARコーティング518側の電極516bへのバイアス電流をI、劈開面側の電極516aへのバイアス電流をIとしている。図4に示す様に、ARコーティング側の領域では変調電流で高電流注入状態となり、このとき活性層512へのキャリア注入状態が高いレベルとなる為、短波長側でのゲイン増大が顕著となり、TMモードが支配的となる(この場合、下で説明する様に活性層512はInGaAs/InGaAsPからなる量子井戸活性層であるとする)。
【0004】
図4の2つの領域の境はTE/TMモード発振が競合する領域であり、2つのバイアス電流I、Iのバランスを、競合領域を実現するバランスから変えることによって両発振偏波間のスイッチングが可能となる。例えば、2つの領域のはざまの適当な位置(×印のポイント)で示すDCバイアス電流を印加した状態で、片方の電極(両方でもよい)に矩形波変調電流(振幅△i)を重畳すると、TE/TMモード間の変調が可能となる(図4において○印と●印のポイント)。変調電流の振幅△iは数mA以下であり、このとき、一方の発振偏波モードを選択することで高い消光比の変調出力が得られる。2つの偏波の発振出力間の波長差△λは1nm程度である。出力の波長可変を行なうには、図4におけるDCバイアス電流点(×印)を2つの偏波領域の遷移部分に沿って移動させることによって行なうことができる。本デバイスでは、DCバイアス電流の増大によりTE、TMモードともに長波長側にシフトしていく傾向が見られる。従って、図5に示す様に、I+Iについて上記のようなバイアス電流点の移動を行ない、変調電流を重畳して偏波変調することによって、2つの偏波に対応して2つの可変波長範囲を得ることができる。これら2つの波長可変領域を連結して利用することによって、レーザの出力の波長可変範囲を拡大できる。
【0005】
具体的には、図5において、バイアス電流点をPからPに移動させるとき、まず、TM偏光を選択することによってレーザの出力の波長を図5のλからλまで可変とできる。次に、バイアス電流点をもう一度Pに戻し、図3の半導体レーザの出射端面の前に置かれた出力偏波切換え素子の偏光子を90°回転させてTE偏光が選択されるようにし、再びバイアス電流点をP点まで移動させることによって、レーザの出力の波長を図5のλからλまで可変とするものである。この方式の採用により、通常の単一の固定偏波の出力波長範囲を、例えば、約2倍に拡大することが可能となり、光通信の波長多重度の増大などに極めて有効である。
【0006】
ここで、図3を用いて実際のDFB型半導体レーザの構造と偏波変調特性について説明する。510はn−InP基板、511はn−InGaAsP導波層、512はInGaAs(井戸層)/InGaAsP(障壁層)からなる量子井戸活性層、513はp−InGaAsP導波層、514はp−InPクラッド層、515はp−InGaAsキャップ層、516a、516bは上部電極、517は下部電極、518はARコーティングとして堆積したSiO層、519は回折格子である。
【0007】
量子井戸活性層512はInGaAs井戸層、InGaAsPバリア層からなり、それ特有のゲインスペクトルを有している。長波長側には価電子帯の最低次レベルの重い正孔(hh)と伝導帯の電子間の遷移によるゲインピークが存在し、わずかに離れて短波長側には次の量子準位である軽い正孔(lh)と伝導帯の電子間の遷移によるゲインピークが存在している。前者は比較的低い電流注入状態でも起こりTEモードにゲインを有し、後者は比較的高い電流注入状態で起こりTEおよびTMモードにゲインを有しており、偏波依存性のあるゲインスペクトルが現れる。偏波変調を可能にする為、ゲインの低いTMモードの発振を助ける様に、TMモードのゲインピークに合わせてブラッグ波長を選択し、それに基づいて回折格子519のピッチを決定する。活性層導波路の両モード間の伝搬定数差のために、TE/TMモード間のブラッグ波長差Δλが生じる。
【0008】
電流注入バランス(I、I)を変化させることにより、ゲインスペクトルが変化する。この際、高電流注入状態でTMモードのゲインはTEモードのゲインに比べて大きく変化し、TE/TMモード間の発振の競合が起こり2つの偏波間でのスイッチングが生じる。ここで用いられる2つのTE/TMモード間の発振波長差Δλは両モード間の伝搬定数差によって決まるが、同一の量子井戸構造においては1〜2nm程度であることが認められる。
【0009】
この発振波長差は、共振器方向に異なる周期の回折格子を形成したり、共振器方向に異なる導波構造、異なる量子井戸活性層を導入したり、また量子井戸構造に歪み超格子を導入することなどにより、種々の設計値を得ることができる。上記の波長可変領域を連結して利用する方式の特徴を生かす為の必要且つ十分な両モード間の偏波変調時の発振波長差は、図5の動作例からも明らかな如く、両方の偏波における波長可変範囲が余り重ならない様に、片方の偏波における波長可変範囲程度でよいことがわかる。
【0010】
この様に、図4に示した特性を有する半導体レーザにおいて、2つの電極へ注入する電流を選ぶことによって、TE偏波或はTM偏波の光を得ることができ、例えば、片方の電極へ流す電流を変調することにより、出力光の偏光状態が変調信号に応じて変化する光信号を得ることができるものである。このように偏光の切り換わる光信号から、偏光子などを用いて片方の偏光の光を取り出すと、変調信号に対応した強度変調光信号が得られる。そして、このような半導体レーザで波長を変化させるには、図5に示すように、バイアス点をP1からP2へ変化させる。このようにすると、TM偏波の光を選択している場合、波長がλAからλBまで可変となる。この提案例では、さらにこの状態でバイアス点をP2からP1へ戻し且つ偏光子がTE偏波を選択するようにして、再びバイアス点をP1からP2へ変化させることにより、波長がλCからλDまで可変となる。
【0011】
【発明が解決しようとしている課題】
しかしながら、上記提案例では、偏光子で取り出して利用している光の波長を変化させる為、従来の波長可変半導体レーザと同じように波長を変化させた後に、状態が安定するまで時間を必要としていた。すなわち、電流の注入量を変化させて、波長を変化させる場合、電流の注入量変化が大きいと、共振器内での温度や、キャリアの不均一な状態が一時的に生じる。こうして、定常的な状態になるまで発振波長や光出力が揺らいで、安定化するまで時間を必要としていた。
【0012】
従って、本発明の目的は、通信等を行なっているときに波長を変えるのに際して、波長を変化させた後に、安定するまでの時間が無駄にならないようにするための波長可変半導体レーザ等の波長可変光源の駆動方法、波長可変光源装置及びこれを用いた光伝送システム等を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する為に、本発明では、第1の波長(このとき第1の励起状態における第1のモードになっており、モードは縦モードとも言える波長で規定される場合もあり、偏波状態で規定される場合もあり、また波長と偏波状態で規定される場合もある)の光を用いて通信等を行なっている間に、第2の波長(このとき第2の励起状態における第2のモードになっている)の光のモードを維持しつつその波長を、第1のモードにおける第1の波長の変動を抑制しつつ変化させて(例えば、徐々に変化させる)所望の値にもたらし、第1の波長を用いた通信等が終了した後に、モード選択手段で選択するモードを第2のモードに変化させ、変化後の第2の波長を用いて通信等を行なうことを特徴とする。
【0014】
上記手順において、第1の波長を用いて通信等を行なっている間に第2の波長を所望の波長に変化させる方法により、波長を変化させた後に、第2の波長が安定するまで第1の波長を用いて通信等をすることが可能となり、波長を変化させている間も通信等を中断する必要がなくなる。
【0015】
詳細には、本発明による波長可変光源である半導体レーザ装置の駆動方法は、少なくとも部分的に電流注入状態を変えることで、第1の励起状態における第1のモードでの発振と、第2の励起状態における第2のモードでの発振を切換え可能であり、かつ発振波長を変化可能である半導体レーザと、該レーザの前記第1のモードの発振光と前記第2のモードの発振光の内のいずれか一方を選択でき、かつ選択するモードを切換え可能であるモード選択手段とからなる半導体レーザ装置の駆動方法であって、前記レーザの発振光を変調電流信号に応じて前記第1のモードと第2のモードの間で変調し、前記モード選択手段により前記第1のモードの発振光と第2のモードの発振光の内のいずれか一方を選択して出力し、半導体レーザ装置に接続されている機器からの要求に応じて、少なくとも部分的に電流注入状態を変えることで、前記モード選択手段で選択しているモードの発振光の波長の変動を抑制しつつ、選択していない方のモードの発振波長を変化させて所望の値に設定し、波長の設定終了後、前記モード選択手段で選択するモードを前記所望の値に発振波長を設定したモードに切り換えることを特徴とする。
【0016】
上記方法において、前記第1のモードと第2のモードは互いに直交する2つの直線偏光モードであるときがある(光源が偏波変調半導体レーザであるような場合)。この場合、前記モード選択手段は、典型的には、選択するモードに偏光依存性を有して、該偏光依存性によって前記2つのモードの内のいずれか一方を選択するものであり、偏光依存性を切り換えることで選択するモードを切り換え可能である。
【0017】
また、上記方法において、前記第1のモードと第2のモードそれぞれにおける発振波長は常に異なるものであり(この場合、偏光状態は同じであってもよい)、前記モード選択手段は、選択するモードに波長依存性を有して、該波長依存性によって前記2つのモードの内のいずれか一方を選択するものであり、選択する波長(或は波長域)を変更することで選択するモードを切り換え可能であってもよい。この場合、例えば、光源は光周波数変調(FSK変調)レーザを用いられ、その時にはモード選択手段はバンドパスフィルタやシャープカットフィルタなどである必要がある。
【0018】
また、上記方法において、前記モード選択手段で選択しているモードの発振光の波長の変動を抑制しつつ、選択していない方のモードの発振波長を変化させる方法としては、前記光源に第1の制御量を与えて第1のモードで発振するようにし、第2の制御量を与えて第2のモードで発振するように制御しているときに、前記選択しているモードで発振するための制御量を、選択しているモードの発振波長の変化が抑制されるように制御して(この制御量を固定している場合も含む)、選択していない方のモードで発振するための制御量を、選択していないモードの発振波長が変化するように制御することによって実現する方法がある。
【0019】
また、上記方法において、前記モード選択手段が選択するモードを切り換えるときに、前記光源を変調する変調信号を反転させてもよい。
【0020】
更に、本発明による半導体レーザ装置は、少なくとも部分的に電流注入状態を変えることで、第1の励起状態における第1のモードでの発振と、第2の励起状態における第2のモードでの発振を切換え可能であり、かつ発振波長を変化可能である半導体レーザと、該レーザの前記第1のモードの発振光と前記第2のモードの発振光の内のいずれか一方を選択でき、かつ選択するモードを切換え可能であるモード選択手段と、前記レーザを制御して、供給される変調電流信号に応じて前記第1のモードと第2のモードの間で変調し、接続されている機器からの要求に応じて、少なくとも部分的に電流注入状態を変えることで、前記モード選択手段で選択しているモードの発振光の波長の変動を抑制しつつ、選択していない方のモードの発振波長を変化させて所望の値に設定するレーザ制御手段と、前記モード選択手段を制御して、前記選択していないモードの発振光の波長が所望の値に設定された後、前記モード選択手段で選択するモードを前記所望の値に発振波長を設定したモードに切り換えるモード選択制御手段とからなることを特徴とする。
【0021】
上記の装置において、前記第1のモードと第2のモードは互いに直交する2つの直線偏光モードであり、前記モード選択手段は偏光選択手段であったり、前記第1のモードと第2のモードそれぞれにおける発振波長は常に異なるものであり、前記モード選択手段は選択波長を変更可能なバンドパスフィルタを用いた波長選択手段であったり、所定の波長以上の波長を選択する状態と所定の波長以下の波長を選択する状態との間で切り換えられる(この所定の波長は、例えば、図5のλBとλCの間の波長である)波長選択手段であったりする。
【0022】
更に、本発明による光伝送システムは、上記の本発明による波長可変光源を有することを特徴とする。このシステムでは、前記モード選択手段で選択しているモードの発振光を用いて通信を行い、通信波長を変えるべく選択していない方のモードの発振波長を変化させている間も、選択しているモードの発振光を用いて通信を行うことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
実施例1
図1は本実施例の特徴を最も良く表わす図面である。同図において、1は、励起状態に依存して出力光の偏光をTE光(pn接合に水平な方向だけに電界ベクトルがある光)とTM光(光の電界ベクトルがTE光と垂直な方向だけの光)のどちらか一方とすることができ、且つ発振波長を変化させることが可能な半導体レーザ、2は、半導体レーザ1から出力された光のTE光またはTM光のどちらか一方だけを選択する偏光選択手段、3は、半導体レーザ1を駆動する第1駆動回路、4は、偏光選択手段2を駆動する第2駆動回路、5は制御回路、6は波長選択信号、7は信号、8は第1制御信号、9は第2制御回路、10は第1駆動信号、11は第2駆動信号、12は半導体レーザ1の光出力、13は、偏光選択手段2を用いて光出力12より一方の偏光を選択したものである光信号である。
【0024】
図2には、偏光選択手段2の具体的構成の一例を示した。図2において、14は偏光ビームスプリッタ、15は、偏光ビームスプリッタ14からの2つの光入力のうち1つを選択する光スイッチ、16はミラーである。
【0025】
図2の構成を用いることにより、光出力12(半導体レーザ1の励起状態によりTE光であったりTM光であったりする)は、偏光ビームスプリッタ14によりTE光とTM光の2つの経路に分離され、この分離された光出力12のうちの一方を光スイッチ15で選択することにより、光出力12のTE光またはTM光を光信号13とする。光スイッチ15は、プリズムやミラー或は光ファイバ自身等を可動する機械的方式のもの、ニオブ酸リチウムなどの電気光学効果、磁気光学効果、熱光学効果などを利用したもの等、公知のものが用いられる。第2駆動信号11はプリズムなどを機械的に動かしたりする為や、位相変調型光スイッチや方向性結合器型光スイッチなどの電極へ電力を印加する為のものである。図3には、既述した半導体レーザ1の具体的構成の一例を示した。
【0026】
次に本実施例の動作について説明する。
波長選択信号6(例えば、波長λAで出力するように指示する信号)を受けた制御回路5は、対応する波長が出力できる半導体レーザ1の動作点を選択し、第1駆動回路3と第2駆動回路4へそれぞれ第1制御信号8と第2制御信号9を出力する。第1制御信号8を受けた第1駆動回路3は、図6の波長λA(TM偏波)と波長λC(TE偏波)の光を半導体レーザ1が出力するように電流値(バイアス電流)を設定する。また、第2制御信号9を受けた第2駆動回路4は、偏光選択手段2が半導体レーザ1の光出力12のTM偏光成分(すなわち波長λA)を選択し、光信号13にするように、第2駆動信号11を偏光選択手段2へ送る。この状態で、信号7に応じて半導体レーザ1を駆動することにより信号7に応じた光信号13が得られる。
【0027】
ここで、出力光の波長を変える場合について説明する。波長選択信号6により他の波長(例えば波長λC’)で光信号13を出力することが要求されると、制御回路5は第1駆動回路3の駆動条件を変化させる。すなわち、図6に示してあるように、それまで波長λA(TM偏波)と波長λC(TE偏波)の間で変調されていたのを、波長λA(TM)と波長λC’(TE)の間で変調されるように駆動状態を変化させる。この動作は、最初バイアス電流I1が固定で電流I2が変調されていた状態から電流I1、I2ともに変調する状態に変化させることを意味している。この時の電流変化の具合は、一度にλからλ’に変化するような電流の変化を与えるのではなく(λとλ’の差が充分小さい場合は一度に変化させてもよい)、何段階かに区切って行なう。例えば、何段階かに区切って波長λ(TE偏波)を実現しているI(今まで固定のバイアス電流)を変化させ、これに伴い非定常な状況が生じない様に電流変化を行なう。この際、λ(使っていない波長)変化の為のIの変化により徐々にλ(使っている波長)が変化してしまう場合は、Iの変調電流を制御することなどによりλを一定の値とすればよい。波長λ(TE偏波)を実現している電流I、Iの少なくとも一方が何段階かに区切って徐々に変化させないと、使用波長の変化を抑制しつつ、不使用波長を所望の波長に変化させられない場合は、そのようにする。この場合も、λ(使っている波長)が変動してしまいそうなら、そうならない様に波長λ(使っている波長)を実現している電流I、Iも適当に制御する。
【0028】
この到達状態で、変化させた波長λC’が安定するまで待った後に、偏光選択手段2が選択している偏光をそれまでのTM偏光からTE偏光に変えることにより、波長λC’の光を光信号13とすることができる。
【0029】
波長が所望の波長になったかどうかは、特に本発明に特有でないが、あらかじめ測定してある注入電流と発振波長や偏光の関係をもとに、注入電流(バイアス電流と変調電流)を設定したのち(必要ならば、上記の様に何段階かに分けて設定する)十分に時間をおく方法、また波長検知機構を内蔵させモニターする方法などがある。
【0030】
以後は、上述のように、偏光選択手段2で選択していない偏波の波長だけを変化させる手順を繰り返す。図6では、波長の変化のさせ方が、λA、λC’と比較的近接した順に示してあるが、本発明の場合、波長の変化のさせ方は通信に用いていない方の偏光で出力可能な波長であれば、どの波長へ移すことも可能である。
【0031】
次に本実施例を通信に適用した例を示す。
図7に光通信系の図を示した。図7において、100は光送信機で、内部の構成は、例えば、図1に示したものとなっている。101は光送信機100に接続されている端末機器、102は光受信機、103は光ファイバ、104はスターカプラ、105は、光受信機102に接続してある端末機器である。
【0032】
図8には、光受信機102の構成を簡単に示してある。同図において、13は光送信機100から伝送されてくる光信号、110は光バンドパスフィルタ、111は光検出器、112は制御回路、113は光信号13が電気に変換された信号である。
【0033】
ここで示した光通信系は、通信の具合を説明する為のもので、簡略に示した。ここでの通信では、図5に示された範囲の波長の光を用いることができる。最初に光受信機102が固定の光バンドパスフィルタ110(透過する波長が固定のもの)を有する場合を説明する。
【0034】
例えば、光送信機#N(100)に接続されている端末#1(101)が、光受信機#1(102)に接続されている端末#1(105)へ信号を送出する場合を考える。送信端末#1(101)は、光送信機#N(100)へ通信要求相手先を知らせる。光送信機#N(100)は、相手先の波長へ、現在使用していない偏光の光の波長が変えられるか否かを調べる(あらかじめ出力可能な波長範囲と偏光の関係およびその状態に必要な電流量は把握してある)。調べた結果、出力可能な波長であれば、上記のごとく光の波長を変化させ、波長が安定し、もう一方の偏光を用いた通信が終了した後に、偏光選択手段2により偏光を切り換えて、選択する波長へ切り換えて通信を開始する。
【0035】
ここで使用する偏光状態により(TEとかTM)、半導体レーザ1の駆動法に工夫が必要であるが、例えば、次の様な方法が使用できる。
【0036】
図9は、半導体レーザ1を駆動した時の光出力の説明をする為の図である。図9(a)は半導体レーザ1を駆動する為の信号(例えば、上述した変調電流)である。図9(b)及び(c)は半導体レーザ1の偏光モード別の光出力を示している。本例の場合、図9(a)の駆動信号に対して、TEモードの光出力は図9(b)のように同相(同じ信号)で、またTMモードの光出力は図9(c)のように逆相(逆転した信号)で出力される。そこで、TEモード及びTMモードの光出力波形を同じにする工夫をする。図10には、TEモード及びTMモードの光出力波形を同じにする為の駆動信号を説明する為の図を示した。
【0037】
図10(a)及び(b)には、TE及びTMモード用の駆動信号を示した。図10(c)には、半導体レーザ1を図10(a)或は(b)の信号で駆動して得られた光出力12を、偏光分離手段2によって図10(a)或は(b)に対応した偏光モードで選択した場合に得られた光信号13を示した。図10(a)及び(b)に示した様に、TEモード用の駆動信号とTMモード用の駆動信号は互いに相補的である。この様に工夫した信号(図10(a)及び(b))で駆動した場合、本実施例で用いた半導体レーザ1の特性により、光信号13としては図10(c)に示した同一の信号が得られる(図10(a)の信号で駆動した場合は偏光分離手段2で光出力12のTEモード成分だけを選択して光信号13とし、図10(b)の信号で駆動した場合は偏光分離手段2で光出力12のTMモード成分を選択して光信号13とする)。
【0038】
実施例2
図11に本発明の他の実施例を示した。図11において、図1と同一部材は同一番号で示してある。20は光バンドパスフィルタである。光バンドパスフィルタ20は、外部からの制御でその選択(透過)波長が変化可能な構成である。
【0039】
本実施例では、図1の偏光選択手段2のかわりに光バンドパスフィルタ20を用いた。半導体レーザ1のバイアス電流と波長の関係は図5に示したようになっている。1つの動作で、TM偏波のある波長(例えばλA)とTE偏波の他の波長(例えばλC)が出力されている。波長λAが光バンドパスフィルタ20で選択されているときに、もう一方の波長λC(TE偏波)の波長を変化させることが可能である。ただし、λAとλCの差が光バンドパスフィルタ20の透過波長幅より大きい必要はある。この点を考慮することにより本構成で実施例1と同じ動作を行なうことができる。
【0040】
また、このバンドパスフィルタの選択波長幅は、このレーザがファブリペロ型の共振器を持つレーザなどの時は、あるバイアス値に対して複数の波長が同時に発振する(マルチモード発振)場合があるので、その場合には、そのうちの1つのモードを選択できるように、同時に発振する2つのモードの波長間隔よりも狭いことが必要である。
【0041】
また、レーザが、DFB構造やDBR構造などで単一モード選択構造を有しておりマルチモード発振しないときや、マルチモード発振による他の波長が十分に離れている等で影響を無視できるときには、バンドパスフィルタではなく、所定の波長よりも大きい波長か、それよりも小さい波長かで波長選択を行うシャープカットフィルタを用いてもよい。この場合には、選択するモードの切り換えは該フィルタにおいて所定の波長よりも大きい波長を選択するか、小さい波長を選択するかを切り換えることにより行う事になる。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、偏波変調LDなどの可変波長光源の通信等に用いている方のモードの光の波長はそのままにしておいて、通信等に用いていないモードの光の波長を変化させて安定させ、その間にもう一方のモードの光で通信等を行なうことにより、波長を変化させる為の時間、また変化させた波長が安定するまでの時間も無駄なく、通信等を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示すブロック図。
【図2】本発明の第1の実施例のモード選択手段である偏光選択手段の構成を示すブロック図。
【図3】第1の実施例の半導体レーザの構造を示す図。
【図4】図3の半導体レーザの特性を示す図。
【図5】図3の半導体レーザのバイアス電流と波長の関係を示す図。
【図6】本発明の動作を説明する為の図。
【図7】本発明を通信系に適用した場合の構成を示すブロック図。
【図8】図7中の受信機の例を示すブロック図。
【図9】図1中の半導体レーザの動作ないし特性を説明する図。
【図10】図1中の半導体レーザの動作ないし工夫した駆動方法を説明する図。
【図11】モード選択手段として波長選択手段を用いた本発明の第2の実施例の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1 偏波変調半導体レーザ
2 モード選択手段である偏光選択手段
3 半導体レーザ1用の第1駆動回路
4 偏光選択手段2用の第2駆動回路
5 制御回路
6 波長選択信号
7 送信すべき信号
8 第1駆動回路3用の第1制御信号
9 第2駆動回路4用の第2制御信号
10 半導体レーザ1用の第1駆動信号
11 偏光選択手段2用の第2駆動信号
12 半導体レーザ1の光出力
13 光信号
14 偏光ビームスプリッタ
15 光スイッチ
16 ミラー
20 波長選択手段である光バンドパスフィルタ
100 光送信機
101 光送信機100に接続された端末
102 光受信機
103 光ファイバ
104 光スターカプラ
105 光受信機102に接続された端末
110 光受信機102の光バンドパスフィルタ
111 光受信機102の光検出器
112 光受信機102の制御回路
113 信号

Claims (16)

  1. 少なくとも部分的に電流注入状態を変えることで、第1の励起状態における第1のモードでの発振と、第2の励起状態における第2のモードでの発振を切換え可能であり、かつ発振波長を変化可能である半導体レーザと、該レーザの前記第1のモードの発振光と前記第2のモードの発振光の内のいずれか一方を選択でき、かつ選択するモードを切換え可能であるモード選択手段とからなる半導体レーザ装置の駆動方法であって、前記レーザの発振光を変調電流信号に応じて前記第1のモードと第2のモードの間で変調し、前記モード選択手段により前記第1のモードの発振光と第2のモードの発振光の内のいずれか一方を選択して出力し、半導体レーザ装置に接続されている機器からの要求に応じて、少なくとも部分的に電流注入状態を変えることで、前記モード選択手段で選択しているモードの発振光の波長の変動を抑制しつつ、選択していない方のモードの発振波長を変化させて所望の値に設定し、波長の設定終了後、前記モード選択手段で選択するモードを前記所望の値に発振波長を設定したモードに切り換えることを特徴とする半導体レーザ装置の駆動方法。
  2. 前記第1のモードと第2のモードは互いに直交する2つの直線偏光モードである請求項1に記載の半導体レーザ装置の駆動方法。
  3. 前記モード選択手段は、選択するモードに偏光依存性を有するものであり、該偏光依存性によって前記2つのモードの内のいずれか一方を選択するものである請求項1もしくは2に記載の半導体レーザ装置の駆動方法。
  4. 前記第1のモードと第2のモードそれぞれにおける発振波長は常に異なるものであり、前記モード選択手段は、選択するモードに波長依存性を有するものであり、該波長依存性によって前記2つのモードの内のいずれか一方を選択するものである請求項1もしくは2に記載の半導体レーザ装置の駆動方法。
  5. 前記モード選択手段で選択しているモードの発振光を用いて通信を行い、選択していない方のモードの発振波長を変化させている間も選択しているモードの発振光を用いて通信を行う請求項1乃至4のいずれかに記載の半導体レーザ装置の駆動方法。
  6. 前記モード選択手段で選択しているモードの発振光の波長の変動を抑制しつつ、選択していない方のモードの発振波長を変化させるのは、前記レーザに第1の電流制御量を与えて第1のモードで発振するようにし、第2の電流制御量を与えて第2のモードで発振するように制御しているときに、前記選択しているモードで発振するための電流制御量を、選択しているモードの発振波長の変化が抑制されるように制御して、選択していない方のモードで発振するための電流制御量を、選択していないモードの発振波長が変化するように制御する事によって実現する請求項1乃至5のいずれかに記載の半導体レーザ装置の駆動方法。
  7. 前記選択していない方のモードで発振するための電流制御量の制御は、複数段階に分けて徐々に行なう請求項6記載の半導体レーザ装置の駆動方法。
  8. 前記モード選択手段が選択するモードを切り換えるときに、前記レーザを変調する変調電流信号を反転させる請求項1乃至7のいずれかに記載の半導体レーザ装置の駆動方法。
  9. 少なくとも部分的に電流注入状態を変えることで、第1の励起状態における第1のモードでの発振と、第2の励起状態における第2のモードでの発振を切換え可能であり、かつ発振波長を変化可能である半導体レーザと、該レーザの前記第1のモードの発振光と前記第2のモードの発振光の内のいずれか一方を選択でき、かつ選択するモードを切換え可能であるモード選択手段と、前記レーザを制御して、供給される変調電流信号に応じて前記第1のモードと第2のモードの間で変調し、接続されている機器からの要求に応じて、少なくとも部分的に電流注入状態を変えることで、前記モード選択手段で選択しているモードの発振光の波長の変動を抑制しつつ、選択していない方のモードの発振波長を変化させて所望の値に設定するレーザ制御手段と、前記モード選択手段を制御して、前記選択していないモードの発振光の波長が所望の値に設定された後、前記モード選択手段で選択するモードを前記所望の値に発振波長を設定したモードに切り換えるモード選択制御手段とからなる半導体レーザ装置。
  10. 前記第1のモードと第2のモードは互いに直交する2つの直線偏光モードであり、前記モード選択手段は偏光選択手段である請求項9に記載の半導体レーザ装置。
  11. 前記第1のモードと第2のモードそれぞれにおける発振波長は常に異なるものであり、前記モード選択手段は選択する波長を変更できる波長選択手段である請求項9に記載の半導体レーザ装置。
  12. 前記レーザ制御手段は、前記モード選択手段が選択するモードを切り換えるときに、前記レーザを変調する変調電流信号を反転させるものである請求項9乃至11のいずれかに記載の半導体レーザ装置。
  13. 光送信装置から光信号を出力して信号を伝送する光伝送システムであって、前記光送信装置が、少なくとも部分的に電流注入状態を変えることで、第1の励起状態における第1のモードでの発振と、第2の励起状態における第2のモードでの発振を切換え可能であり、かつ発振波長を変化可能であるレーザと、該レーザの前記第1のモードの発振光と前記第2のモードの発振光の内のいずれか一方を選択でき、かつ選択するモードを切換え可能であるモード選択手段と、前記レーザを制御して、供給される変調電流信号に応じて前記第1のモードと第2のモードの間で変調し、接続されている機器からの要求に応じて、少なくとも部分的に電流注入状態を変えることで、前記モード選択手段で選択しているモードの発振光の波長の変動を抑制しつつ、選択していない方のモードの発振波長を変化させて所望の値に設定するレーザ制御手段と、前記モード選択手段を制御して、前記選択していないモードの発振光の波長が所望の値に設定された後、前記モード選択手段で選択するモードを前記所望の値に発振波長を設定したモードに切り換えるモード選択制御手段とからなる半導体レーザ装置を有する光伝送システム。
  14. 前記第1のモードと第2のモードは互いに直交する2つの直線偏光モードであり、前記モード選択手段は偏光選択手段である請求項13に記載の光伝送システム。
  15. 前記第1のモードと第2のモードそれぞれにおける発振波長は常に異なるものであり、前記モード選択手段は選択する波長を変更できる波長選択手段である請求項13に記載の光伝送システム。
  16. 前記レーザ制御手段は、前記モード選択手段が選択するモードを切り換えるときに、前記レーザを変調する変調電流信号を反転させるものである請求項13乃至15のいずれかに記載の光伝送システム。
JP05235997A 1996-03-19 1997-02-20 半導体レーザ装置の駆動方法、半導体レーザ装置及び光伝送システム Expired - Fee Related JP3720514B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05235997A JP3720514B2 (ja) 1996-03-19 1997-02-20 半導体レーザ装置の駆動方法、半導体レーザ装置及び光伝送システム
US08/814,316 US5809047A (en) 1996-03-19 1997-03-11 Method for driving a wavelength changeable light source apparatus, such a wavelength changeable light source apparatus and an optical communication system using the same

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9036496 1996-03-19
JP8-90364 1996-03-19
JP05235997A JP3720514B2 (ja) 1996-03-19 1997-02-20 半導体レーザ装置の駆動方法、半導体レーザ装置及び光伝送システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09312434A JPH09312434A (ja) 1997-12-02
JP3720514B2 true JP3720514B2 (ja) 2005-11-30

Family

ID=26392961

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05235997A Expired - Fee Related JP3720514B2 (ja) 1996-03-19 1997-02-20 半導体レーザ装置の駆動方法、半導体レーザ装置及び光伝送システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5809047A (ja)
JP (1) JP3720514B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6927153B2 (ja) * 2018-05-30 2021-08-25 日本電信電話株式会社 半導体レーザ

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3210159B2 (ja) * 1993-12-10 2001-09-17 キヤノン株式会社 半導体レーザ、光源装置、光通信システム及び光通信方法
US5659560A (en) * 1994-05-12 1997-08-19 Canon Kabushiki Kaisha Apparatus and method for driving oscillation polarization selective light source, and optical communication system using the same

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09312434A (ja) 1997-12-02
US5809047A (en) 1998-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3323725B2 (ja) 偏波変調レーザ、その駆動方法及びそれを用いた光通信システム
JP3387746B2 (ja) 屈曲チャンネルストライプの偏波変調可能な半導体レーザ
EP0293008B1 (en) A method and apparatus for an oscillation frequency separation among a plurality of laser devices
JPS6154690A (ja) 半導体レ−ザ装置
US5757832A (en) Optical semiconductor device, driving method therefor and light source and opitcal communication system using the same
JPH06103778B2 (ja) 半導体分布帰還形レーザを含む光学装置およびその駆動方法
JP2001320124A (ja) 変調器集積化光源及び光通信用モジュール
US5926497A (en) Diffraction grating with alternately-arranged different regions, optical semiconductor device with the diffraction grating, and apparatus and optical communication system using the same
US5862165A (en) Variable wavelength light source using a laser, wavelength control method, optical communication system and optical communication method
JPH11312846A (ja) 偏波依存性を持つ位相シフト領域を有する分布帰還型半導体レーザ、それを用いた光送信機及び光通信システム
JP3720514B2 (ja) 半導体レーザ装置の駆動方法、半導体レーザ装置及び光伝送システム
JP3630977B2 (ja) 位相調整領域を有するレーザ及びその使用法
JP3246703B2 (ja) 偏波変調可能な半導体レーザおよびこれを用いた光通信方式
JPH0722702A (ja) 半導体レーザ装置、その駆動方法とそれを用いた光通信方式
JP3287443B2 (ja) 偏波変調可能な半導体レーザおよびこれを用いた光通信方式
JPH05283783A (ja) 周波数変調された光信号用の光受信器及び光リンク
JPH07235718A (ja) 偏波変調可能な分布帰還型半導体レ−ザ
JPH08172243A (ja) 光伝送装置及びその変調方式
JP3387722B2 (ja) 半導体レーザ装置及びそれを用いた光通信システム
JPH11340566A (ja) 分布反射型偏波変調半導体レーザ
JPH08139401A (ja) 光伝送装置の変調方式及びこれを用いた光通信方式
JPH1022571A (ja) Teモード損失選択制御偏波変調半導体レーザ
JP3072124B2 (ja) 光集積型半導体レーザ装置
JPH09289357A (ja) 光半導体装置、その製造方法、駆動方法、及びこれらを使ったシステム
JPH08172234A (ja) 光伝送装置およびその変調方式

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050902

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050908

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090916

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090916

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100916

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100916

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110916

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110916

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120916

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120916

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130916

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees