JP3717721B2 - 周波数低倍回路及びそれを用いた無線通信装置 - Google Patents

周波数低倍回路及びそれを用いた無線通信装置 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は周波数逓倍回路及びそれ用いた無線通信装置、更に詳しくいえば、搬送周波数が逓倍関係にある複数の搬送周波数の搬送波を用いて通信する無線通信装置、特に、無線通信装置を構成する周波数変換部に用いられる周波数逓倍回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
無線通信装置の送信部では、送信すべき信号を搬送周波数の比がほぼ逓倍関係にある複数の無線周波数帯を1つの装置で送受信するにあたり、1つの周波数変換回路で対応する場合、それぞれの周波数帯に対応した複数の局所発振回路が必要となったり、1つの発振回路で対応する場合、発振回路の出力と周波数変換回路の局所発振回路入力端子にスイッチなどの伝送路切り換え回路を接続し、入力される信号と同じ周波数である基本波に対して低損失伝送路又は信号増幅する岐路と、周波数逓倍回路があり、基本波に対して逓倍、増幅する岐路とを切り換える必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
局部発振回路の数が増えると複数の局部発振回路相互間で干渉し発振周波数の変動、変調が生じるなどの問題が発生するため、装置の性能が劣化する。また、局所発振回路の数が増えると局所発振回路の周波数安定度を高めるためのPLL(Phase Locked Loop)回路の数も増え小型化、低コスト化、低消費電力化が困難である。そのため局所発振回路数の少ない無線装置が必要である。
【0004】
次に、基本波と逓倍波を1つの局所発振回路と周波数逓倍回路を用いて出力する場合、図1のように局所発振回路1と周波数変換回路2の間のスイッチ3とスイッチ4を用いて基本波に対する岐路5と周波数逓倍回路6を含んだ逓倍波に対する岐路7とを切り換える構成が考えられる。この場合、2つの岐路5及び7に対するスイッチ3とスイッチ4のアイソレーションが悪いとスイッチ3と岐路7とスイッチ4と岐路5からなる閉ループを信号が循環する。特に基本波に対する岐路5が方向性のない伝送線路のみで構成されている場合、その影響は顕著に見られる。
【0005】
この場合、岐路7の逓倍回路で出力された信号波がスイッチ4、基本波に対する岐路5、スイッチ3を経て周波数逓倍回路6の入力側に帰還され更に逓倍される。この逓倍波が周波数変換回路6に入力されそれが周波数変換回路2で変換され不要な周波数が発生してしまう問題がある。また、信号の帰還は周波数逓倍回路6が異常発振し通信に異常をきたす問題がある。
【0006】
本発明の目的は、局所発振回路を単一にして、無線通信装置の小型、経済化を図ると共に、局所発振回路を単一にしたときに生じる不要な周波数の信号の発生及び異常発振を防止しすることである。
本発明の他の目的は、上記目的を達成するために必要な周波数逓倍回路を実現することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の無線装置は、送信ブロックに中間信号又は変調信号を基本周波数又は基本周波数の逓倍の搬送周波数の搬送信号に変換する周波数変換部、また、受信ブロックにおける第1の搬送周波数又は第1の搬送周波数の逓倍の搬送周波数の受信無線信号(受信搬送信号)を中間信号又は復調に変換する周波数変換部の構成を、 単一の基本周波数の発振信号を発生する局所発振回路と、上記発振信号から入力し、制御信号によって上記発振信号又は上記発振信号を基本周波数の逓倍周波数の信号に変換した信号を選択的に切り替えて発生する周波数逓倍回路と、上記周波数逓倍回路の出力と上記中間信号又は変調信号あるいは受信無線信号とを混合し所定の周波数の中間信号成分を取り出す周波数変換回路で構成する。
【0008】
特に、上記周波数低倍回路は、第1の制御信号によって、線形、非線形動作に切り替えられる増幅素子と、上記増幅素子の出力を第2の制御信号によって、通過特性の異なる回路を構成、選択し、基本波又はその逓倍波を選択的に出力する構成とした。
【0009】
本発明の無線通信装置は、局所発振回路が単一であり、装置の経済化、小型化を実現すると共に、周波数変換部を構成する周波数逓倍回路が、線形、線形動作が選択的に行われる増幅素子と通過特性の異なる回路を直列接続して構成しているため、図1で説明したような、不要波、異常発振の発生を防止できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図2は本発明による無線通信装置の一実施形態における送信ブロック1の構成図である。本実施形態は、搬送周波数の比が1:2の場合を示す。
【0011】
周波数f1の信号(基本波)に対応する送信電力増幅回路8−1、送信電力増幅回路8−1の出力端子に接続された送信周波数帯域制限回路9−1、無線周波数f2の信号(逓倍波)に対応する送信電力増幅回路8−2、送信電力増幅回路8−2の出力端子に接続された送信周波数帯域制限回路9−2と送信電力増幅回路8 1 、送信電力増幅回路 8 − 2 の入力端子に接続され、制御端子17により伝送路を切り換える切り換えスイッチ11をもつ増幅回路12と、無線周波数f1、f2に対応し、変調信号端子18と局所発振信号入力端子20を持ち、出力が切り換えスイッチ11に接続された広帯域送信用周波数変換回路(以下単に、周波数変換回路と称ぶ)16と周波数変換回路16の局所発振信号入力端子20と局所発振回路14の出力端子の間に周波数制御端子19に印加する電圧信号レベルにより動作が変わる周波数逓倍回路15をもつ。
【0012】
周波数f1を使って信号を送信する場合、変調信号mtは変調回路と各回路の制御機能をもつ回路13から変調信号入力端子18を介して周波数変換回路16へ入力される。一方、局所発振回路14から出力された周波数がLt [Hz]の局所発振信号は周波数逓倍回路15に入力される。このとき、回路13からは周波数制御端子19を介して、入力された信号に対して低損失回路又は増幅回路として動作する電圧信号レベルが印加されるため、局所発振信号入力端子20には周波数Lt[Hz]の局所発振信号が入力される。
【0013】
周波数変換回路16では入力された変調信号mtと周波数Lt[Hz]の局所発振信号から周波数f1=(mt+Lt)[Hz]の信号を出力する。この時、切り換えスイッチ11は回路13からの信号が制御端子17を介して電力増幅回路8−1と周波数変換回路16間を導通し、電力増幅回路8−2と周波数変換回路16間を非導通にするように駆動される。これにより、周波数f1の信号は第1送信電力増幅回路8−1で電力増幅、周波数帯域制限回路9−1で不要な周波数を遮断され、出力端子10−1に出力される。
【0014】
次に、無線周波数f2を使って信号を送信する場合、変調信号mtは回路13から変調信号入力端子18を介して周波数変換回路16へ入力される。一方、局所発振回路14から出力された周波数がLt[Hz]の局所発振信号は周波数逓倍回路15に入力される。このとき、回路13からは周波数制御端子19を介して、入力された信号に対して周波数逓倍回路として動作する電圧信号が印加されるため、局所発振信号入力端子20には(2×Lt)[Hz]の局所発振信号が入力される。周波数変換回路16では入力された変調信号mtと周波数(2×Lt)[Hz]の局所発振信号によって、周波数f2=(mt+(2×Lt))[Hz」の信号を出力する。
【0015】
この時、切り換えスイッチ11は回路13からの信号が制御端子17を介して電力増幅回路8−2と周波数変換回路16間を導通し、電力増幅回路8−1と周波数変換回路16間を非導通にするように駆動される。周波数f2の信号は電力増幅回路8−2で電力増幅、帯域制限回路9−2で不要な周波数成分を遮断され出力端子10−2に出力される。
【0016】
図3は本発明による無線通信装置の一実施形態における受信ブロック1の構成図である。無線周波数f3に対応する受信低雑音増幅回路21−1、低雑音増幅回路21−1の出力端子に接続された受信周波数帯域制限回路22−1と無線周波数f4に対応する受信低雑音増幅回路21−2、低雑音増幅回路21−2の出力端子に接続された受信周波数帯域制限回路22−2と周波数帯域制限回路22−1の出力端子と周波数帯域制限回路22−2の出力端子に接続され、制御端子30により伝送路を切り換えるスイッチ24からなる無線回路25と無線周波数f3、f4に対応し、復調信号端子31と局所発振信号入力端子29と無線周波数入力端子を持ち、無線周波数入力端子が切り換えスイッチ24に接続された周波数変換回路26と周波数変換回路26の局所発振信号入力端子29と局所発振回路27の出力端子の間に周波数制御端子32に印加する電圧信号レベルにより動作が変わる周波数逓逓倍回路28で構成される。
【0017】
無線周波数f3の信号を受信する場合、周波数f3の入力信号は入力端子23−1を介して低雑音増幅回路21−1で増幅、周波数帯域制限回路22−1で不要な信号は遮断される。この時、切り換えスイッチ24は復調回路、制御回路を持つ回路33から端子30を経る制御信号により増幅回路22−1と周波数変換回路26間を導通し、増幅回路22−2と周波数変換回路26を非導通にする。切り換えスイッチ24を経た信号は周波数変換回路26に入力される。
【0018】
一方、局所発振信器27からの周波数がLr[Hz]の局所発振信号は周波数変換回路26に入力される。このとき、回路33からは周波数制御端子32を介して、入力信号に対して低損失回路又は増幅回路として動作するような電圧信号レベルが印加されるため、局所発振信号入力端子29には周波数Lr[Hz]の局所発振信号が入力される。周波数変換回路26では入力された無線周波数f3と周波数Lr[Hz]の局所発振信号から周波数Dt=(f3―Lr)[Hz]の信号を出力する。周波数Dtは復調信号又は中間周波数である。
【0019】
次に、無線周波数f4の信号を受信する場合、周波数f4の信号は入力端子23−2を介して増幅回路21−2で低雑音増幅、帯域制限回路22−2で不要な信号を遮断される。この時、切り換えスイッチ24は復調回路33、から端子30を経る制御信号により増幅回路21−2と周波数変換回路26間を導通し、増幅回路21−1と周波数変換回路26を非導通にする。切り換えスイッチ24を経た信号は周波数変換回路26に入力される。
【0020】
一方、局所発振器27から出力された周波数がLr[Hz]の局所発振信号は周波数変換回路26に入力される。このとき、回路33からは周波数制御端子32を介して、入力された信号に対して周波数逓倍回路として動作するような電圧信号レベルが印加されるため、局所発振信号入力端子29には周波数(2×Lr)[Hz]の局所発振信号が入力される。周波数変換回路26では入力された無線周波数f4と周波数Lr[Hz]の局所発振信号から周波数Dt=(f3―(2×Lr))[Hz]を出力する。Dtは復調信号又は中間周波数である。
【0021】
図4は本発明によるの無線通信装置の一実施形態の構成を示すブロック図である。本実施形態は、図2の送信部及び図3の受信部を組合わせて構成したもので、同一機能部分には同じ記号を示す。無線周波数f1=f3、f2=f4である。図2で示した無線回路12の端子10−1と図3で示した無線回路25の端子23−1には、制御端子35−1によって送受信を切り換える切り換えスイッチ34−1が接続される。また、送信ブロックの端子10−2と受信ブロックの端子23−2には制御端子35−2によって送受信を切り換える切り換えスイッチ34−2が接続される。無線周波数の切り換えは送信ブロック内の切り換えスイッチ11と受信ブロック内の切り換えスイッチ24で行い、各無線周波数における送受信の切り換えは切り換えスイッチ34−1と切り換えスイッチ34−2で行う。
【0022】
図5は本発明によるの周波数逓倍回路の一実施例の回路図である。
入力端子37と出力端子53との間に、直流成分遮断用容量38、入力整合回路39、FET40、段間回路43、直流成分遮断用容量45、段間回路44、FET47、出力整合回路49及び直流成分遮断用容量52が順次直列接続されている。さらに、制御信号端子46でオン/オフ動作する第3スイッチ41と回路の逓倍動作時、基本波を減衰させる先端開放伝送路からなる第1のフィルタ回路42、FET40のゲートバイアス端子からなる周波数制御端子54とFET40のドレインバイアス端子55、FET47のゲートバイアス端子56とドレインバイアス端子56、出力整合回路49に制御信号端子51でオン/オフ動作するスイッチ48と回路の基本波動作時、逓倍波を減衰させる先端開放の伝送路からなる第2のフィルタ回路50が付加されている。
【0023】
段間回路43、44はスイッチ41がオフ状態でフィルタ回路42が動作しない時は伝送線路として機能するが、スイッチ41がオンのときは、フィルタ回路42とで基本波に対して減衰、2逓倍波に対して伝送路として機能する。また、スイッチ48で制御される第2のフィルタ回路50の先端開放伝送路は2逓倍波に対して位相が90度の奇数倍となるようにする。
【0024】
これにより、スイッチ48がオンの時、2逓倍波は第2のフィルタ回路50の開放端部で短絡となり信号レベルが減衰される。FET40は周波数制御端子54に印加する電圧レベルで増幅回路、周波数逓倍回路として動作し、FET47は増幅回路として動作する。また、出力整合回路49としては基本波から所望の逓倍波までの広帯域な整合がとれるよう抵抗からなる集中定数素子で整合をとる。
【0025】
ドレインバイアス端子57、ゲートバイアス端子56のバイアス値は増幅回路として動作するため、FET47の静特性と負荷特性を考慮して決定する。また、FET40のドレインバイアス55端子に加えられる電圧は端子57に加えられる電圧と同じバイアス値でよい。周波数逓倍回路を基本波動作させるときには周波数制御端子54にゲートバイアス端子56と同じバイアスを印加し、増幅回路として動作させる。このとき、スイッチ41は制御端子46に加えられる制御信号によりオフ状態となり、第1のフィルタ回路42は動作しない。スイッチ48は制御端子51に加えられる制御信号によりオン状態となりフィルタ回路50は動作し逓倍波を減衰させる。
【0026】
次に2逓倍動作させるときは制御端子54のバイアス点をFET40のピンチオフ電圧付近に固定し、FET40の非線形性を利用して逓倍波を発生させる。このとき、制御信号端子46によりスイッチ41はオン状態となりフィルタ回路42が動作し基本波を減衰させる。スイッチ48は制御端子51に加えられる制御信号によりオフ状態となりフィルタ回路50は動作しない。これにより本実施形態の周波数逓倍回路は入力された信号に対して基本波を出力するときは第2逓倍波を抑圧し、2逓倍波を出力するときは、基本波を抑圧する。
【0027】
上記実施形態における周波数逓倍回路は基本波と第2逓倍波を得る場合について説明したが、前述の動作原理により基本波の周波数と整数倍の関係にある逓倍波を得るようにすることができる。第1の増幅素子FET40は、線形、非線形動作が制御信号によって切り換えれられ、第1の増幅素子の出力側に所定の逓倍波を阻止するフィルタ回路をスイッチによって接続、非接続をすることによって、基本波、整数倍の逓倍波を選択的に出力するように構成すればよい。
【0028】
【発明の効果】
本発明の周波数逓倍回路を用いた無線通信端末は端末内の周波,数変換回路、局所発振回路の数を削減できるため、局所発振回路間の干渉を低減でき高品質な無線通信を可能とする。また、発振回路数の低減は周波数安定化回路であるPLL(Phase Locked Loop)回路の部品点数を削減し端末の小型化、低消費電力化を実現する。また、周波数逓倍回路が2逓倍回路として動作しているとき、段間回路に並列に接続された基本波抑圧回路により純度の高い2逓倍波が得られる。これにより、基本波、2逓倍波においても高品質な無線通信が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の技術から考えられる周波数逓倍回路の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明による無線通信装置の一実施形態における送信ブロック1の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明による無線通信装置の一実施形態における受信ブロックの構成を示すブロック図である。
【図4】本発明によるの無線通信装置の一実施形態における送受信モジュールのブロック図である。
【図5】本発明による周波数逓倍回路の一実施例の回路図である。
【符号の説明】
1…局所発振回路、2…周波数変換回路、3…切り換えスイッチ、
4…切り換えスイッチ、5…基本波に対する岐路、
6…周波数逓倍回路、7…2逓倍波に対する岐路、
8−1,8−2…送信電力増幅回路、
9−1,9−2…周波数帯域制限回路、
10−1,10−2…出力端子、11…切り換えスイッチ、
12…無線回路、13…無線周波数用変調回路・制御回路、
14…局所発振回路、15…周波数逓倍回路、
16…送信用広帯域周波数変換回路、17…制御用端子、
18…変調信号端子、19…周波数制御端子、
20…局所発振回路端子、25…受信ブロック、
21−1,21−2…受信低雑音増幅回路、
22−1,22−2…周波数帯域制限回路、
23−1,23−2…無線周波数入力端子、
24…切り換えスイッチ、26…受信用広帯域周波数変換回路、
27…局所発振回路、29…局所発振回路端子、30…制御用端子、
31…復調信号端子、32…周波数制御端子、
33…無線周波数用復調回路・制御回路
34−1,34−2…送受信切り換えスイッチ、
35−1,35−2…制御端子、38、45、52…直流遮断用容量、37…入力端子、
39…入力整合回路、40…FET、41…スイッチ、
42…フィルタ回路、43、44…段間回路、46…制御用端子、
47…FET、48…スイッチ、49…出力整合回路、
50…フィルタ回路、51…制御用端子、53…出力端子、
54…周波数制御端子、56…ゲートバイアス端子、
55、57…ドレインバイアス端子。

Claims (7)

  1. 中間信号又は変調信号を基本周波数又は基本周波数の逓倍周波数の搬送周波数の信号で搬送信号に変換する周波数変換部と上記周波数変換部の出力信号を電力増幅して伝送出力する増幅回路をもつ無線通信装置であって、
    上記周波数変換部が、単一の基本周波数の発振信号を発生する局所発振回路と、制御信号によって上記発振信号又は上記発振信号を基本周波数の逓倍周彼数の信号に変換した信号を切り替えて発生する周波数逓倍回路と、上記周波数逓倍回路の出力と上記中間信号又は変調信号とを混合し上記増幅回路に入力する送信用周波数変換回路と有し、上記周波数逓倍回路が、制御信号によって、線形、非線形動作が切り換えられる増幅素子と、上記増幅素子の出力側に所定の逓倍波を阻止するフィルタ回路をスイッチによってオン/オフすることによって、上記基本周波数又は逓倍周波数の信号を出力する出力回路を設けて構成されたことを特徴とした無線通信装置。
  2. 第1の搬送周波数又は第1の搬送周波数の逓倍の搬送周波数の受信無線信号を電力増幅する増幅回路と、上記増幅回路の出力を中間信号又は復調信号に変換する周波数変換部とをもつ無線通信装置であって、
    上記周波数変換部が、単一の基本周波数の発振信号を発生する局所発振回路と、制御信号によって上記発振信号の信号又は上記発振信号の周波数の逓倍周波数の信号に変換した信号を切り替えて発生する周波数通倍回路と、上記周波数逓倍回路の出力と上記増幅回路の出力とを混合し上記中間信号を得る周波数変換回路と有し、上記周波数逓倍回路が、第1の制御信号によって、線形、非線形動作が切り換えられる増幅素子と、上記増幅素子の出力側に所定の逓倍波を阻止するフィルタ回路をスイッチによってオン/オフすることによって、上記基本波又は上記逓倍周波数の信号を出力する出力回路を設けて構成されたことを特徴とした無線通信装置。
  3. 上記周波数逓倍回路の出力回路は、第2の制御信号によって第1のフィル夕がオン/オフされ第1の増幅素子の出力を第2の増幅素子に入力する段間回路と、上記第2の増幅素子の出力を第3の制御信号によって第2のフィル夕がオン/オフされ、上記基本周波数又は遍倍波周波数の信号を上記周波数変換回路に入力する回路とを有することを特徴とする請求項1又は2記載の無線通信装置。
  4. 第1の制御信号によって、線形、非線形動作が切り換えられる増幅素子と、上記増幅素子の出力側に所定の逓倍波を阻止するフィルタ回路を第2の制御信号によって駆動されるスイッチによって接続、非接続して、基本波、逓倍波を選択的に出力するように出力回路を設けて構成されたことを特徴とする周波数逓倍回路。
  5. 第1の制御信号によって、線形、非線形動作が切り換えられる第1の増幅素子と、上記第1の増幅素子の出力を第2の増幅素子に結合する第1段間回路と、上記第2の増幅素子の出力を出力端子に結合する第2段間回路とから成り、上記第1段間回路が第2の制御信号によって第1のフィルタ回路を開閉し、上記線形動作のとき、第1段間回路を伝送線路とし、上記非線形動作のとき、基本波を減衰する回路とするように構成され、上記第2段間回路が、第2の制御信号によって第2のフィルタ回路を開閉し、上記線形動作のとき、第2段間回路を逓倍波を減衰させ、上記非線形動作のとき、上記第2のフィルタ回路を分離するように構成されたことをことを特徴とする周波数逓倍回路。
  6. 基本周波数の信号を入力し、線形動作又は非線形動作を第1の制御信号によって選択的に行う第1の増幅素子と、上記第1増幅素子の出力を直流遮断容量素子を介して第2の増幅素子に結合する第1の伝送線路と、第2の増幅素子の出力に直流遮断容量素子を介して出力端子に結合する第2の伝送線路と、上記第1の伝送線路に第2の制御信号によって開閉される第1のスイッチを介して結合される上記基本周波数の信号を減衰させる先端開放線路と、上記第2の伝送線路に第3の制御信号によって開閉される第2のスイッチを介して結合される上記基本周波数の2逓倍波の信号に対して位相が90度の奇数倍となる先端開放線路とを有して構成されたことを特徴とする周波数逓倍回路。
  7. 周波数変換回路と、
    単一の局所発振回路と、
    上記周波数変換回路と上記単一の局所発振回路との間に接続され、線形動作および非線形動作のいずれかを選択的に行う増幅素子と周波数通過特性が可変である回路とを直列接続して構成された周波数低倍回路と
    を具備してなることを特徴とする無線通信装置。
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