JP3717105B2 - ゴルフプレイのナビゲータ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ゴルフコースにおいて、ゴルフボールを打撃する際のコースの状況、打球の飛距離に応じて選択した打撃方向などゴルフコースの情報を提供するゴルフプレイのナビゲータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にゴルフコースにおいて、起伏のある地形に形成されたホール、またはドッグレッグホールなど、ホールによってはティグランド或いは打撃位置からグリーンまで見とおすことができないためにホール状況を視認できないことがあり、コースの地図を参照したり、キャディによってホール情報及び打撃に関する助言を得るようにしている。
【0003】
しかしながら、プレイヤー自身が地図のみにてホール状況を正確に把握することは困難であり、また、キャディによる説明でも知覚にずれが生じ易く、さらに、プレイヤーの個々の技量によってボールの飛距離が異なり、コース状況に応じて次の打撃位置を考慮して最適の打撃方向を決めることは困難であった。
【0004】
また、従来、例えば、特開平8−191913号公報に記載されているように、ボールの打撃位置からグリーンのカップまでの距離を表示できるゴルフコースの測位装置、或いは、特開平10−85377号公報に記載されているように、ボールの打撃方向を表示するナビゲータシステムが提案されている。
【0005】
上記従来提案されているゴルフコースの測位装置またはナビゲータシステムでは、プレイヤーは、ボールの打撃位置からグリーンのカップまでの距離、または、ホールの設計上から最適なボールの打撃方向を知ることができるが、従来の装置では、ホールの設計上から考えられる最適な打撃方向を示すもので、打撃方向の表示は一定であり、プレイヤーの個々の技量によってボールの飛距離が異なり、バンカー、または池、川などのハザードがあると、次のボールの打撃位置を考慮した場合、最適の打撃方向はプレイヤーの技量によって一定ではなく、飛距離の異なる個々のプレイヤーによっては、従来のホール設計上から決められた打撃方向は必ずしも最適な打撃方向とはいえないことが多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のゴルフコースの測位装置またはナビゲータシステムでは、ボールの打撃位置からグリーンのカップ位置までの距離は知ることができたが、設計上から決められた打撃方向は個々のプレイヤーにとっては必ずしも最適な打撃方向とはいえない問題があった。
【0007】
本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、個々のプレイヤーの技量に応じて選択できる最適な打撃方向を知ることのできるゴルフプレイのナビゲータ装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明のゴルフプレイのナビゲータ装置は、表示部と、各ホールごとに打球の飛距離に応じた最適な打撃方向指標エリアデータを格納したコースメモリと、前記表示部に各ホールごとにホール地形図を選択的に表示するホール表示手段と、ボールを打撃する現在地を検出し前記表示部に表示されたホール地形図画面上に打撃位置を表示する打撃位置検出手段と、この打撃位置検出手段にて検出された打撃位置からグリーンのカップ位置までの残り距離を前記表示部に表示された画面上に表示する距離表示手段と、表示部のホール地形図画面に表示された打撃位置からの打球の飛距離に応じて設定した最適な打撃方向指標エリアにおいて打撃位置から選択した飛距離に相当する距離の中央位置に向かう打撃方向を前記コースメモリに格納されているコースのデータベースに基いて、ホール地形図画面上に表示する打撃方向表示手段とを具備し、この打撃方向表示手段は、プレイヤーの自己の打球の技量に応じた飛距離の打撃方向確認スイッチキーを選択操作することにより、CPUにて演算・制御されてメモリのプログラムにしたがってコースメモリに格納されているコースのデータベースに基いて、各ホールごとにハザード、傾斜、高低により打球の選択された飛距離に応じて設定した最適な打撃方向指標エリアにおいて、打撃位置から選択した飛距離に相当する距離の中央位置に向う打撃方向を表示部に表示されたホール画面上に矢指にて表示するものである。
【0009】
そして、ホール表示手段によって表示部に各ホールごとの地形図画面が選択的に表示され、プレイヤーは視覚では知ることのできない各ホールの状況を把握でき、また、打撃位置検出手段にて検出された打撃位置、例えば、ホールのティグランド、またはホール上の第2打目以降の打撃位置からグリーンのカップ位置までの距離を容易に確認でき、その打撃位置から、打撃方向表示手段によって個々のプレイヤーの選択された打球の飛距離に応じた最適な打撃方向が打球の飛距離に応じて設定した最適な打撃方向指標エリア内で表示され、より最適な打撃方向を知ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面に基いて説明する。
【0011】
ナビゲータ装置は、図2に示すように、例えば、スコアカードまたは手帳程度の大きさで扁平状のナビゲータ本体1を備え、このナビゲータ本体1には開閉自在に軸支されたカバー体2を備え、前記ナビゲータ本体1は携帯可能に構成され、このナビゲータ本体1の表面は前記カバー体2の閉塞状態で覆われる操作盤3に形成され、また、前記カバー体2は閉塞時にナビゲータ本体1の操作盤3と対向する内面には、例えば液晶表示部などの表示部4が設けられている。
【0012】
前記操作盤3には、ゴルフコースの全ホールの地形図画面を表示させる全景表示スイッチキー5、各ホールごとにホールの地形図画面を表示させるホール選択表示スイッチキー6、現在地を地形図画面上に表示させる現在地確認スイッチキー7、打撃方向を地形図画面上に表示させる打撃方向確認スイッチキー8a,8b,8c、グリーンの地形図画面を表示させるグリーン表示スイッチキー9、表示するホールを選択するテンキー10、ホール及びグリーンの表示態様選択スイッチキー11、ファイルデータのデータベースを書き換える書き換えスイッチキー12、電源スイッチキー13などが設けられている。
【0013】
また、図1に示すように、前記ナビゲータ本体1には、GPS位置測定部15、このGPS位置測定部15の受信アンテナ16、ナビゲータの主制御・演算を行うCPU17、このCPU17が実行するプログラム、その他のデータを記憶するメモリ18、ファイル化されたゴルフコースの地形図データベース、その他のデータベースを格納しているコースメモリ19、風向き及び風速測定手段20から送信される風向き、風速データを受信するアンテナ21、このアンテナ21が受信したデータを受け入れる受信部22、充電可能な電池23などが設けられている。
【0014】
前記コースメモリ19はコースの全景の地形図、各ホールのハザード、アウトバーンライン、ペナルティラインなどを示す平面地形図、傾斜、高低を示す断面地形図、立体的に示す立体地形図、各グリーンの傾斜、芝目などを示す平面地形図、傾斜、高低を示す断面地形図などの地形図のデータベースが格納されている。
【0015】
さらに、このコースメモリ19には、各ホールごとにハザード、傾斜、高低などを考慮して、打球の飛距離、例えば、140m、180m、220mに応じた最適な打撃方向指標エリアデータが格納されている。
【0016】
また、このコースメモリ19には、各ホールごとに、例えば、当日使用のホールのグリーンがサブグリーンか、または、ベント芝か、高麗芝か、修理地などの情報、その他の注意事項、ローカルルールなどの教示事項などのデータが書き換え可能に記憶されている。
【0017】
そして、このコースメモリ19は、ナビゲータ本体1に装置されたメモリにて構成され、このコースメモリ19は書換が可能となっている。
【0018】
また、前記ナビゲータ本体1に設けられた全景表示スイッチキー5、CPU17、メモリ18、コースメモリ19、操作盤3などにて前記表示部4にゴルフコースの全ホールの地形を表示する全景表示手段25が構成されている。
【0019】
そして、この全景表示手段25は、全景表示スイッチキー5を操作すると、CPU17にて制御されてメモリ18のプログラムにしたがってコースメモリ19に格納されているコースのデータベースに基いて図4に示すように、表示部4にコースの全景の地形図画面を表示するようになっている。
【0020】
また、前記ナビゲータ本体1に設けられたホール選択表示スイッチキー6、テンキー10、CPU17、メモリ18、コースメモリ19、操作盤3などにて前記表示部4に各ホールごとにホール状況を選択的に表示するホール表示手段26が構成されている。
【0021】
そして、このホール表示手段26は、ホール選択表示スイッチキー6を操作してからテンキー10によってホール番号を入力すると、CPU17にて制御されてメモリ18のプログラムにしたがってコースメモリ19に格納されているコースのデータベースに基いて図5に示すように、表示部4に選択されたホールの地形図を表示するとともに当該ホールにおける注意事項及び教示事項を表示するようになっている。
【0022】
さらに、前記ナビゲータ本体1に設けられた現在地確認スイッチキー7、GPS(Global Positioning System)位置測定部15、CPU17、メモリ18、コースメモリ19、操作盤3などにてゴルフボールを打撃する現在地を検出し前記表示部4に表示されたホール地形図画面上に打撃位置を表示する打撃位置検出手段27が構成されている。
【0023】
そして、この打撃位置検出手段27は、現在地確認スイッチキー7を操作することによって、GPS衛星からの電波を受信アンテナ16にて受信し、CPU17にて演算・制御されてメモリ18のプログラムにしたがってコースメモリ19に格納されているコースのデータベースに基いて表示部4に選択されたコースの地形図画面上に現在位置、例えば、ティグランド、または第2打、第3打位置など、図5に示すように第2打の打撃位置Pを表示する。
【0024】
また、前記ナビゲータ本体1に設けられた現在地確認スイッチキー7、CPU17、メモリ18、コースメモリ19、操作盤3などにて前記打撃位置検出手段27にて検出された打撃位置からグリーンのカップ位置Gまでの残り距離を表示部4に表示された画面上に表示する距離表示手段28が構成されている。
【0025】
そして、この距離表示手段28は前記現在地確認スイッチキー7の操作によって表示部4に現在位置の打撃位置Pが表示されると、CPU17にて演算・制御されてメモリ18のプログラムにしたがってコースメモリ19に格納されているコースのデータベースに基いて図5に示すように、検出された打撃位置Pから当日のグリーンのカップ位置までの距離を表示するとともに当該ホールにおける注意事項及び教示事項を表示するようになっている。
【0026】
また、この状態で表示態様選択キー11を操作する度に、CPU17はコースメモリ19に記憶されているホールの平面地形図画面から図6に示すように高低を示す断面地形図画面、図7に示す立体地形図画面、図5に示す平面地形図画面に順次に切換え表示する。
【0027】
また、前記ナビゲータ本体1に設けられた打撃方向確認スイッチキー8a,8b,8c、CPU17、メモリ18、コースメモリ19、操作盤3などにて前記表示部4のホール画面に表示された打撃位置からの打球の飛距離に応じて選択された最適の打撃方向をホール画面上に表示する打撃方向表示手段29が構成されている。
【0028】
そして、この打撃方向表示手段29は、プレイヤーの自己の打球の技量に応じた飛距離の打撃方向確認スイッチキー8a,8b,8cを選択操作することにより、CPU17にて演算・制御されてメモリ18のプログラムにしたがってコースメモリ19に格納されているコースのデータベースに基いて、コースメモリ19に記録されている各ホールごとにハザード、傾斜、高低などを考慮して、打球の飛距離、例えば、140m、180m、220mのうちの選択された飛距離に応じて設定した最適な打撃方向指標エリアAにおいて、打撃位置から選択した飛距離に相当する距離の中央位置に向う打撃方向を表示部4に表示されたホール画面上に矢指Bにて表示する。
【0029】
また、前記ナビゲータ本体1に設けられたグリーン表示スイッチキー9、CPU17、メモリ18、コースメモリ19、操作盤3などにて前記表示部4に選択されているホール、すなわち表示部4に表示されているホールのグリーンを表示するグリーン表示手段30が構成されている。
【0030】
そして、このグリーン表示手段30は、グリーン表示スイッチキー9を操作すると、CPU17にて制御されてメモリ18のプログラムにしたがってコースメモリ19に格納されているコースのデータベースに基いて図9に示すように、表示部4にグリーンの平面地形図画面を表示するようになっている。
【0031】
この表示部4に表示されたグリーンの平面地形図画面には芝目、ボールの転動速さなどのグリーンの状況が表示される。
【0032】
さらに、この状態で表示態様選択スイッチキー11を操作する度に、CPU17はコースメモリ19に記憶されているグリーンの平面地形図画面から、図10に示す高低を示す断面地形図画面、図9に示す平面地形図画面に順次に切換え表示する。
【0033】
また、前記表示部4にはアンテナ21にて受信部22が受信した風向き及び風速測定手段20からの信号に基いてCPU17の制御でメモリ18のプログラムに基いて風向き及び風速が表示される。
【0034】
なお、書き換え手段31によって、グリーン、カップ位置などの書き換え操作を行うとことにより、コースメモリ19に格納されているデータベースを書き換えることができる。この書き換え手段31は、例えば、操作盤3に設けられた書き換えスイッチキー12、CPU17、受信部22、メモリ18、コースメモリ19にて構成され、書き換えスイッチキー12の操作で、ゴルフコースの管理者側の送信装置から無線送信されたデータが前記アンテナ21にて受信部22が受信してCPU17の制御でメモリ18に記録されているプログラムにしたがってデータベースが書換られる。また、このコースメモリ19は、ナビゲータ本体1に着脱自在に装着されるICメモリ、フロッピーディスクなどに書き換えることによりコースメモリを書き換えることもできる。
【0035】
風向き及び風速表示手段32は、アンテナ21に接続された受信部22、CPU17、メモリ18にて構成され、受信部22が受信した風向き及び風速測定手段20からの信号に基いてCPU17の制御でメモリ18のプログラムに基いて風向き及び風速が表示部4に表示される。
【0036】
次に、この実施の態様の作用を説明する。
【0037】
ゴルフプレイのスタートに際し、操作盤3に設けられた書き換えスイッチキー12を操作することにより、送信装置から無線送信された書き換えデータをアンテナ21にて受信し、受信部22は当日情報データ、例えば各ホールの使用するグリーン、グリーンのカップ位置、修繕地などの書き換えデータを受信し、CPU17の制御でメモリ18のプログラムにしたがってコースメモリ19のデータを書き換える。
【0038】
図11に示すように、この当日の情報データが書き換えられた状態で、操作盤3の全景表示スイッチキー5を操作すると(ステップ1)、CPU17の制御でメモリ18のプログラムにしたがってコースメモリ19に記憶された全ゴルフコースの全景の地形図画面を選択して前記表示部4に図4に示すように、コース全景地形図画面を表示する(ステップ2)。このコース全景地形図画面は第1ホールから第18ホールを表示する。また、同時に、表示部4にはアンテナ21にて受信部22が受信した風向き及び風速測定手段20からの信号に基いてCPU17の制御でメモリ18のプログラムに基いて風向き及び風速が表示される(ステップ3)。
【0039】
この表示部4に表示される全景地形図画面にて初めてのコースでもプレイヤーはコースを容易に理解できる。
【0040】
また、図12に示すように、ホール選択表示スイッチキー6を操作し(ステップ10)、次いで、テンキー10でホールの番号を入力すると(ステップ11)、CPU17の制御でメモリ18のプログラムによってコースメモリ19に記憶された各ホールから選択されたホールの平面地形図画面を図5に示すように、前記表示部4に表示する(ステップ12)。このホールの地形図にはティグランド40、フェアウエイ41、バンカー42、グリーン43、カップ44などとともに当該ホールにおけるアウトバーンC、ペナルティゾーンDを表示し、同時に、表示部4にはコースのローカルルールなどの注意事項及び教示事項と風向き、風速を表示する。
【0041】
そして、現在地確認スイッチキー7を操作すると(スイッチ13)、GPS衛星からの電波を受信アンテナ16にて受信し、GPS位置測定部15が受信した位置情報信号に基いてCPU17にて演算・制御されてメモリ18のプログラムにしたがってコースメモリ19に格納されているコースのデータベースに基いて表示部4に選択されたコースの地形図上に現在位置、例えば、ティグランド、または第2打、第3打位置など、図5に示すように第2打の打撃位置Pを表示する(ステップ14)。
【0042】
また、現在地確認キー7を操作することにより(ステップ13)、表示部4に現在位置の打撃位置Pが表示されると(ステップ14)、CPU17にて演算・制御されてメモリ18のプログラムにしたがってコースメモリ19に格納されているコースのデータベースに基いて図5に示すように、検出された打撃位置Pから当日のグリーンのカップ位置までの距離Lを表示する(ステップ15)。
【0043】
そして、ホールの表示態様選択スイッチキー11を操作すると(ステップ16)、図6に示すように、ホールの表示画面は傾斜、高低を示す断面地形図画面となり(ステップ17)、さらに、ホールの表示態様選択スイッチキー11を操作すると(ステップ18)、図7に示すように、ホールの表示画面はを立体地形図画面を表示部4に表示し(ステップ19)、次いで、ホールの表示態様選択スイッチキー11を操作すると図5に示す平面地形図画面を表示し、表示態様選択スイッチキー11の操作ごとにこの表示態様を反復するので、プレイヤーは視覚で感知できないホールの状況を把握できる。
【0044】
次いで、プレイヤーが自己の打撃技量に応じた距離の打撃方向確認スイッチキー8a、8b、8cを選択操作すると(ステップ20)、図8に示すようにCPU17にて演算・制御されてメモリ18のプログラムにしたがってコースメモリ19に格納されているコースのデータベースに基いて、コースメモリ19に記録されている各ホールごとにハザード、傾斜、高低などを考慮して、打球の飛距離、例えば、140m、180m、220mのうちの選択された飛距離に応じて設定した最適な打撃方向指標エリアAにおいて、打撃位置から選択した飛距離に相当する距離の中央位置に向う打撃方向を表示部4に表示されたホール画面上に矢指Bにて表示する。
【0045】
例えば、打撃の飛距離が短いプレイヤーは飛距離140mに対応する小飛距離の打撃方向確認スイッチキー8aを選択操作すると、図8(a)に示すように、短い飛距離に応じて設定した最適な打撃方向指標エリアA1において、打撃位置から選択した飛距離140mに相当する距離の中央位置に向う打撃方向を表示部4に表示されたホール画面上に矢指B1にて表示する(ステップ21)。
【0046】
また、第1打の落下位置が実線に示すように、P1点であると、このP点から打撃方向指標エリアA1において、打撃位置P1から飛距離140mに相当する距離の中央位置P2に向う打撃方向を矢指B2にて表示する。
【0047】
さらに、第1打の落下位置が鎖線に示すように、P3点であると、このP3点から打撃方向指標エリアA1において、打撃位置P3から飛距離140mに相当する距離の中央位置P2に向う打撃方向を矢指B2にて表示する。
【0048】
同様に、打撃の飛距離が中距離のプレイヤーは飛距離180mに対応する中飛距離の打撃方向確認スイッチキー8bを選択操作すると、図8(b)に示すように、中打撃距離に応じて設定した最適な打撃方向指標エリアA2において、打撃位置から選択した飛距離180mに相当する距離の中央位置に向う打撃方向を表示部4に表示されたホール画面上に矢指B1にて表示する。
【0049】
さらに、打球の飛距離が長距離のプレイヤーは飛距離220mに対応する中飛距離の打撃方向確認スイッチキー8cを選択操作すると、図8(c)に示すように、長飛距離に応じて設定した最適な打撃方向指標エリアA3において、打撃位置から選択した飛距離220mに相当する距離の中央位置に向う打撃方向を表示部4に表示されたホール画面上に矢指B1にて表示する。
【0050】
この打撃方向確認スイッチキー8a、8b、8cの大中小の打球の飛距離ごとにその打撃位置から、個々のプレイヤーの飛距離に応じて最適な打撃方向を知ることができる。
【0051】
そして、グリーン上にボールが位置した状態で、グリーン表示スイッチキー9を操作すると(ステッ22)、CPU17にて制御されてメモリ18のプログラムにしたがってコースメモリ19に格納されているコースのデータベースに基いて図9に示すように、表示部4にグリーンの平面地形図画面を表示する(ステップ23)。
【0052】
この表示部4に表示されたグリーンの画面には、傾斜方向E、芝目F、ボールの転動速さなどのグリーンの状況が表示される。
【0053】
さらに、この状態で表示態様選択スイッチキー11を操作すると、CPU17はコースメモリ19に記憶されているグリーンの平面地形図画面から、図10に示す高低を示す断面地形図画面に切換え表示し、さらに、表示態様選択スイッチキー11を操作するとグリーンの平面地形図画面を表示し、表示態様選択スイッチキー11の操作の都度にこのグリーンの地形図の表示態様が切換えられる。
【0054】
また、ナビゲータ装置は携帯できるので、打撃位置検出手段27は打撃位置からグリーンのカップ位置までの距離を検出するため、打撃位置からグリーンのカップまでの距離を確実に検出でき、その打撃位置から打撃方向表示手段29は個々のプレイヤーの打球の飛距離に応じて最適な打撃方向を表示することができる。
【0055】
前記実施の形態では、ナビゲータ装置は携帯可能とした構成について説明したが、ナビゲータ装置は個人別ゴルフバッグ搬送用カートに装備することができ、個人別ゴルフバッグ搬送用カートはホールコース内に移動できるので、打撃位置からグリーンホールまでの距離を確実に検出できる。
【0056】
また、ナビゲータ装置は携帯用及び個人別ゴルフバッグ搬送用カート装着用に兼用できる。
【0057】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、ホール表示手段によって表示部に各ホールごとの画面が選択的に表示され、プレイヤーは視覚で知ることのできない各ホールの状況を把握でき、特に、高低差の大きいホール、ドッグレッグのホールなど視認できないホールに有効で、また、打撃位置検出手段にて検出された打撃位置、例えば、ホールのティグランド、ホール上の2打目以降からの打撃位置からグリーンのカップまでの距離を確認でき、その打撃位置から、距離表示手段にて演算処理手段により求められた打撃方向表示手段によって個々のプレイヤーの選択された打球の飛距離に応じた最適な打撃方向を知ることができ、打撃方向表示手段によって個々のプレイヤーの選択され打球の飛距離に応じた最適な打撃方向が打球の飛距離に応じて設定した最適な打撃方向指標エリア内で表示され、より最適な打撃方向を知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態を示すゴルフプレイのナビゲータ装置の構成図である。
【図2】 同上ナビゲータ装置の斜視図である。
【図3】 同上ナビゲータ装置の構成説明図である。
【図4】 同上ナビゲータ装置の表示部の全景表示地形図画面を示す説明図である。
【図5】 同上ナビゲータ装置の表示部のホール平面地形図画面を示す説明図である。
【図6】 同上ナビゲータ装置の表示部のホール断面地形図画面を示す説明図である。
【図7】 同上ナビゲータ装置の表示部のホール立体地形図画面を示す説明図である。
【図8】 (a)は同上ナビゲータ装置の表示部の短い飛距離の打撃方向を示す画面の説明図、(b)は同上ナビゲータ装置の表示部の中飛距離の打撃方向を示す画面の説明図、(c)は同上ナビゲータ装置の表示部の長飛距離の打撃方向を示す画面の説明図である。
【図9】 同上ナビゲータ装置の表示部のグリーン平面地形図画面を示す説明図である。
【図10】 同上ナビゲータ装置の表示部のグリーン断面地形図画面を示す説明図である。
【図11】 同上ゴルフコースの全景地形図表示のフローチャート図である。
【図12】 同上ホールの地形図表示のフローチャート図である。
【符号の説明】
1 ナビゲータ本体
4 表示部
8a , 8b , 8c 打撃方向確認スイッチキー
17 CPU
19 コースメモリ
26 ホール表示手段
27 打撃位置検出手段
28 距離表示手段
29 打撃方向表示手段
Claims (1)
- 表示部と、
各ホールごとに打球の飛距離に応じた最適な打撃方向指標エリアデータを格納したコースメモリと、
前記表示部に各ホールごとにホール地形図を選択的に表示するホール表示手段と、
ボールを打撃する現在地を検出し前記表示部に表示されたホール地形図画面上に打撃位置を表示する打撃位置検出手段と、
この打撃位置検出手段にて検出された打撃位置からグリーンのカップ位置までの残り距離を前記表示部に表示された画面上に表示する距離表示手段と、
表示部のホール地形図画面に表示された打撃位置からの打球の飛距離に応じて設定した最適な打撃方向指標エリアにおいて打撃位置から選択した飛距離に相当する距離の中央位置に向かう打撃方向を前記コースメモリに格納されているコースのデータベースに基いて、ホール地形図画面上に表示する打撃方向表示手段と
を具備し、
この打撃方向表示手段は、プレイヤーの自己の打球の技量に応じた飛距離の打撃方向確認スイッチキーを選択操作することにより、CPUにて演算・制御されてメモリのプログラムにしたがってコースメモリに格納されているコースのデータベースに基いて、各ホールごとにハザード、傾斜、高低により打球の選択された飛距離に応じて設定した最適な打撃方向指標エリアにおいて、打撃位置から選択した飛距離に相当する距離の中央位置に向う打撃方向を表示部に表示されたホール画面上に矢指にて表示することを特徴とするゴルフプレイのナビゲータ装置。
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