JP3716677B2 - 車輌運行管理システム用端末装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、流通や運輸に使用する車輌の運行を管理するために各車輌に搭載される車輌運行管理システム用端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3は、流通業界や運輸業界に用いられている従来のGPS(Global Positioning System )による車輌運行管理システムの全体的な構成を示しており、このシステムでは車輌に搭載する端末装置Aと、管理センターB側に設置される中央管理装置たる中央コンピュータ23とで構成されている。
【0003】
車輌に搭載した端末装置AはGPSの衛星より発せられるGPSの信号をGPSアンテナ1で受信した後、現在位置検知手段を実現するGPSエンジン2で現在の位置情報に変換し、演算処理手段を構成するマイクロコンピュータ(以下マイコンと称する)4に取り込むようになっており、マイコン4は、取り込んだ位置情報と、車輌の状態を監視するために設けた各種のセンサー5から得られる車輌の状態情報を半導体メモリよりなる記憶装置3に書き込んでいる。
【0004】
またマイコン4は、管理センターBに設けられた例えばパーソナルコンピュータからなる中央コンピュータ23からの要求に応じて、例えばモデムなどからなるアダプタ6と、例えば携帯電話などからなる無線装置7とで構成される通信手段を経由して管理センターB側へ、記憶装置3に書き込んだ各種のデータを伝送する。
【0005】
管理センターB側では無線装置21及びアダプタ22を通じて中央コンピュータ23と端末装置Aとの間で情報の授受が行えるようになっており、上記の要求のコマンドを端末装置Aへ送信し、端末装置Aから現在位置の情報、車輌の状態情報を受信することにより、車輌運行の管理を行っている。
【0006】
ところで、端末装置Aと管理センターBとの間の通信が不通になると、逐次発生するGPSエンジン2やセンサー5の出力データに対して、記憶装置3の容量が不足することがある。そこで、補助記憶装置としてメモリカードであるICカード9が付設されており、マイコン4は、カード用インタフェース(カードI/F)8を通じて記憶装置3の内容を定期的にICカード9に書き込むようになっている。ここに、記憶媒体としてのICカード9には記憶装置3よりも十分記憶容量の大きいものが使用されている。なお、ICカード9に書き込まれたデータはマイコン4で読み出すものではなく、車輛が帰着してから管理センターB側の中央コンピュータ23に接続し、中央コンピュータ23に吸い上げられるようになっており、データの流れはマイコン4からICカード9への一方通行となっている。
【0007】
また、管理センターB側で、各車輌の運行状態(例えば、荷物を積載している状態(以下、この状態を実車と言う)であるか、荷物を積載していない状態(以下、この状態を空車と言う)であるか、荷物を積み込んでいる状態(以下、この状態を荷積と言う)であるか、或いは荷物を卸している状態(以下、この状態を荷卸と言う)であるかなど)を把握したいという要求があるが、その車輌が荷積中であるか荷卸中であるかといった情報は、センサーなどでは検出することができないため、運転手が現在の車輌の運行状態を入力する必要がある。
【0008】
そこで、図4に示すように、端末装置Aの前面パネル11には、車輌の運行状態を入力するための入力スイッチ12が複数設けられており、入力スイッチ12を操作すると、例えば現在の運行状態が実車又は空車に切り換えられていた。また、前面パネル11には、車輌の運行状態を点灯状態に応じて表示する複数の発光ダイオード(以下、LEDと略す)13が設けられており、運転手が入力スイッチ12を操作すると、マイコン4は入力スイッチ12の操作に応じてLED13の点灯状態を変化させ、LED13により車輌の運行状態を表示していた。また、マイコン4では、各入力スイッチ12の操作に応じて、各入力スイッチ12の操作状態を示す情報や各LED13の点灯状態を示す情報を、通信手段を経由して管理センターB側へ発信したり、カード用インタフェース8を通じてICカード9に書き込んだりしていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記構成の車輌運行管理システム用端末装置では、端末装置Aから発信された各入力スイッチ12の操作状態を示す情報や各LED13の点灯状態を示す情報を、管理センターB側の中央コンピュータ23で後加工することにより、各車輌の運行状態を管理センターB側で把握していたが、入力スイッチ12の操作状態やLED13の点灯状態が意味する運行状態は、運用される車輌の種別や業種などによって様々であり、複数の目的に使用する車輌を同じ中央コンピュータ23で管理する場合、中央コンピュータ23での処理量が増大して、中央コンピュータ23の負担が大きくなるという問題があった。
【0010】
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、端末装置から送られた車輌の運行状態を示す情報を中央監視装置側で後加工する必要のない車輌運行管理システム用端末装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明では、GPSを用いた搭載車輌の現在位置検知手段と、現在位置検知手段の検知データから車輌の現在位置を取得する演算処理手段と、演算処理手段で取得された車輌の現在位置の情報を無線伝送路を通して中央管理装置へ伝送する通信手段とを少なくとも備え、予め設定された車輌の複数の運行状態から現在の運行状態を選択的に入力するための複数の入力スイッチと、書換可能な不揮発性メモリからなり、各運行状態毎に各入力スイッチの操作時に遷移する先の運行状態がそれぞれ設定された状態遷移表を記憶する記憶手段と、入力スイッチが操作されると前記状態遷移表にしたがって現在の車輌の運行状態を取得し、取得した運行状態を通信手段を通して中央管理装置へ伝送する前処理手段と、記憶手段に記憶された状態遷移表を書き換える書換手段とを設けたことを特徴とし、記憶手段には、各運行状態において各入力スイッチが操作されると遷移する先の運行状態を設定した状態遷移表が記憶されており、前処理手段は、入力スイッチが操作されると状態遷移表にしたがって現在の車輌の運行状態を取得し、取得した運行状態を中央管理装置側に伝送しているので、中央管理装置側で端末装置から伝送された情報を後処理する必要がなく、中央管理装置側の負担を低減することができる。しかも書換手段を用いて記憶手段に記憶された状態遷移表の内容を書き換えることができるので、各端末装置に設けた入力スイッチの意味を変更することができ、車輌の用途を変更する場合にも容易に対応できる。
【0012】
請求項2の発明では、請求項1の発明において、車輌の運行状態を点灯状態に応じて表示する点灯表示手段を設け、演算処理手段は、前処理手段の取得した現在の車輌の運行状態に応じて点灯表示手段の点灯状態を変化させることを特徴とし、演算処理手段は、前処理手段の取得した車輌の運行状態に応じて点灯表示手段の点灯状態を変化させているので、点灯表示手段の点灯状態から運行状態の入力結果を容易に判別することができる。
【0014】
請求項の発明では、請求項の発明において、状態遷移表が書き込まれた記憶媒体を接続するためのインタフェースを設け、書換手段は、記憶手段に記憶された状態遷移表を、インタフェースを通じて記憶媒体から読み込んだ状態遷移表の内容に書き換えることを特徴とし、請求項の発明と同様の作用を奏する。
【0015】
請求項の発明では、請求項の発明において、書換手段は、記憶手段に記憶された状態遷移表を、中央管理装置から通信手段を通して伝送された状態遷移表の内容に書き換えることを特徴とし、請求項の発明と同様の作用を奏する。
【0016】
請求項の発明では、請求項の発明において、外部のコンピュータと接続するための外部インタフェースを設け、書換手段は、記憶手段に記憶された状態遷移表を、外部インタフェースを通じて外部のパーソナルコンピュータから入力された状態遷移表の内容に書き換えることを特徴とし、請求項の発明と同様の作用を奏する。
【0017】
請求項の発明では、請求項1乃至5の何れか1つの発明において、車輌の状態を検出するセンサーを設け、上記状態遷移表には、センサーから検出データが入力された際に遷移する先の運行状態が各運行状態毎に設定されたことを特徴とし、前処理手段は、センサーから検出データが入力されると状態遷移表に基づいて現在の車輌の運行状態を取得しているので、車輌の運行状態を自動的に検出することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1に示すように、以下に説明する本実施形態の基本的な構成は図3に示した従来構成と同様のものであって、主な相違点はカード用インタフェース8を介してマイコン4とICカード9との間でデータを授受可能としている点である。ICカード9には車輛の現在位置やセンサー5の検出データを書き込むだけではなく、車輌の運行状態毎に、各入力スイッチ12の操作時に遷移する先の運行状態がそれぞれ設定された状態遷移表を予め書き込んでおき、その状態遷移表を読み出すことができるようにしてある。尚、図3に示す従来構成と同一の構成要素については同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0019】
本実施形態の端末装置Aの他の構成は、従来例と同様に、中央管理装置を構成する管理センターB側の中央コンピュータ23との間で、アダプタ6及び無線装置7からなる通信手段により情報の授受が行えるもので、演算処理手段を構成するマイコン4は、GPSアンテナ1及びGPSエンジン2からなる現在位置検知手段により現在位置を取得し、取得した位置情報とセンサー5から得た車輌の状態情報とを、記憶装置3に書き込んでいる。また、マイコン4は、管理センターB側からの要求に応じて、車輌の位置情報や状態情報をアダプタ6及び無線装置7よりなる通信手段を介して管理センターB側へ伝送する。
【0020】
一方、管理センターB側では、無線装置21及びアダプタ22を介して中央コンピュータ23と端末装置Aとの間で情報の授受を行っている。
【0021】
また、端末装置Aと管理センターBとの間の通信が不通になると、GPSエンジン2やセンサー5の出力データに対して記憶装置3の容量が不足する場合があり、データが溢れるのを防ぐため、マイコン4は、カード用インタフェース8を介して記憶装置3の内容を定期的にICカード9に書き込んでいた。
【0022】
ところで、図2に示すように、端末装置Aの前面パネル11には、予め設定された車輌の複数の運行状態から現在の運行状態を選択的に入力するための複数(本実施形態では例えば4個)の入力スイッチ12と、車輌の運行状態を点灯状態に応じて表示する複数のLED13とが設けられている。また、記憶手段を構成する記憶装置3には、車輌の運行状態毎に、入力スイッチ12が操作されたり、センサー5からの検出信号が入力された際に遷移する先の運行状態がそれぞれ設定された状態遷移表Xが記憶されている。
【0023】
表1は状態遷移表Xの一例を示している。状態遷移表Xには、車輌の運行状態が予め複数(例えば10個)設定されており、各運行状態には0番から9番までの番号が割り当てられている。例えば0番の運行状態は、荷物を積載せずに一般道を走行している状態、1番の運行状態は、荷物を積載させずに高速道を走行している状態をそれぞれ示している。
【0024】
【表1】
Figure 0003716677
【0025】
そして、各運行状態毎に、4個の入力スイッチ12a〜12dがそれぞれ操作されたり、センサー5から車輌が走行したことを示す走行検出信号が入力された際に遷移する先の運行状態の番号が設定されている。なお、入力スイッチ12aは実車又は空車の切り換えを行うスイッチ、入力スイッチ12bは荷積又は荷卸の切り換えを行うスイッチ、入力スイッチ12cは一般道又は高速道の切り換えを行うスイッチ、入力スイッチ12dは待機又は休憩の切り換えを行うスイッチである。また、センサー5は例えば車輌の走行速度を検出しており、車速が所定のしきい値(例えば時速15km)を越えると、走行検出信号を発生する。
【0026】
ここで、空車と一般道のLED13が点灯している0番の運行状態において、運転者により実車又は空車の切り換えを行う入力スイッチ12aが操作されると、前処理手段を構成するマイコン4は状態遷移表Xにしたがって、運行状態が6番に遷移したと判断し、空車のLED13を消灯させると共に、実車のLED13を点灯させる。また、荷積と実車のLED13が点灯している4番の運行状態において、車輌が走行を開始し、その速度が時速15kmを越えると、センサー5は走行検出信号を発生する。この時、マイコン4は状態遷移表Xにしたがって、6番の運行状態に遷移したと判断し、荷積のLED13を消灯させるとともに、一般道のLED13を点灯させる。また、マイコン4は、取得した現在の運行状態を示す番号を記憶装置3に書き込むととともに、アダプタ6及び無線装置7からなる通信手段を通じて管理センターB側に伝送する。
【0027】
この時、管理センターB側の中央コンピュータ23では、無線装置21及びアダプタ22を介して、端末装置Aから伝送された車輌の運行状態を示す番号を受信する。このように、端末装置Aのマイコン4では、入力スイッチ12a〜12dが操作されたり、センサー5から走行検出信号が入力されると、状態遷移表Xに基づいて現在の運行状態を取得しており、取得した運行状態を管理センターB側に伝送しているので、管理センターB側に設けられた中央コンピュータ23で端末装置Aから伝送されたデータの後処理を行う必要がなく、中央コンピュータ23の処理量を減らして、中央コンピュータ23の負担を低減することができる。また、マイコン4では、取得した現在の運行状態を示す番号を、外部のコンピュータ(図示せず)を接続するための外部インタフェース(外部I/F)10を通じて外部のコンピュータに伝送したり、カード用インタフェース8を通じてICカード9に書き込んでいる。
【0028】
ところで、記憶装置3は書換可能な不揮発性メモリ(フラッシュROM)から構成されており、記憶装置3に記憶されている状態遷移表Xの内容を書き換えることができる。すなわち、新規の状態遷移表X’が書き込まれた記憶媒体としてのICカード9を端末装置Aのカード用インタフェース8に接続すると、書換手段を構成するマイコン4は、記憶装置3に記憶されている状態遷移表Xの内容を、ICカード9から読み込んだ新規の状態遷移表X’の内容に書き換えているので、端末装置Aを搭載する車輌を異なる目的に使用する場合にも容易に対応することができる。尚、マイコン4は、記憶装置3に記憶されている状態遷移表Xの内容を、外部インタフェース10を通じて外部のコンピュータから伝送された新規の状態遷移表X’の内容に書き換えるようにしても良い。また、管理センターBの中央コンピュータ23には、大容量記憶装置(ハードディスクなど)を用いたIDコードマスタ24が設けられており、IDコードマスタ24に新規の状態遷移表X’を書き込み、マイコン4では、記憶装置3に記憶された状態遷移表Xの内容を、管理センターB側から通信手段を通じて読み込んだ新規の状態遷移表X’の内容に書き換えるようにしても良い。
【0029】
【発明の効果】
上述のように、請求項1の発明は、GPSを用いた搭載車輌の現在位置検知手段と、現在位置検知手段の検知データから車輌の現在位置を取得する演算処理手段と、演算処理手段で取得された車輌の現在位置の情報を無線伝送路を通して中央管理装置へ伝送する通信手段とを少なくとも備え、予め設定された車輌の複数の運行状態から現在の運行状態を選択的に入力するための複数の入力スイッチと、書換可能な不揮発性メモリからなり、各運行状態毎に各入力スイッチの操作時に遷移する先の運行状態がそれぞれ設定された状態遷移表を記憶する記憶手段と、入力スイッチが操作されると前記状態遷移表にしたがって現在の車輌の運行状態を取得し、取得した運行状態を通信手段を通して中央管理装置へ伝送する前処理手段と、記憶手段に記憶された状態遷移表を書き換える書換手段とを設けたことを特徴とし、記憶手段には、各運行状態において各入力スイッチが操作されると遷移する先の運行状態を設定した状態遷移表が記憶されており、前処理手段は、入力スイッチが操作されると状態遷移表にしたがって現在の車輌の運行状態を取得し、取得した運行状態を中央管理装置側に伝送しているので、中央管理装置側で端末装置から伝送された情報を後処理する必要がなく、中央管理装置側の負担を低減することができるという効果がある。しかも、書換手段を用いて記憶手段に記憶された状態遷移表の内容を書き換えることができるので、各端末装置に設けた入力スイッチの意味を変更することができ、車輌の用途を変更する場合にも容易に対応できるという効果がある。
【0030】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、車輌の運行状態を点灯状態に応じて表示する点灯表示手段を設け、演算処理手段は、前処理手段の取得した現在の車輌の運行状態に応じて点灯表示手段の点灯状態を変化させることを特徴とし、演算処理手段は、前処理手段の取得した車輌の運行状態に応じて点灯表示手段の点灯状態を変化させているので、点灯表示手段の点灯状態から運行状態の入力結果を容易に判別することができるという効果がある。
【0032】
請求項の発明は、請求項の発明において、状態遷移表が書き込まれた記憶媒体を接続するためのインタフェースを設け、書換手段は、記憶手段に記憶された状態遷移表を、インタフェースを通じて記憶媒体から読み込んだ状態遷移表の内容に書き換えることを特徴とし、請求項の発明と同様の効果を奏する。
【0033】
請求項の発明は、請求項の発明において、書換手段は、記憶手段に記憶された状態遷移表を、中央管理装置から通信手段を通して伝送された状態遷移表の内容に書き換えることを特徴とし、請求項の発明と同様の効果を奏する。
【0034】
請求項の発明は、請求項の発明において、外部のコンピュータと接続するための外部インタフェースを設け、書換手段は、記憶手段に記憶された状態遷移表を、外部インタフェースを通じて外部のパーソナルコンピュータから入力された状態遷移表の内容に書き換えることを特徴とし、請求項の発明と同様の効果を奏する。
【0035】
請求項の発明は、請求項1乃至5の何れか1つの発明において、車輌の状態を検出するセンサーを設け、上記状態遷移表には、センサーから検出データが入力された際に遷移する先の運行状態が各運行状態毎に設定されたことを特徴とし、前処理手段は、センサーから検出データが入力されると状態遷移表に基づいて現在の車輌の運行状態を取得しているので、車輌の運行状態を自動的に検出することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の車輌運行管理システム用端末装置を用いる車輌運行管理システムの概略構成図である。
【図2】同上の一部省略せるブロック図である。
【図3】従来の車輌運行管理システム用端末装置を用いる車輌運行管理システムの概略構成図である。
【図4】同上の一部省略せるブロック図である。
【符号の説明】
A 端末装置
B 管理センター
X 状態遷移表
2 GPSエンジン
3 記憶装置
4 マイコン
5 センサー

Claims (6)

  1. GPSを用いた搭載車輌の現在位置検知手段と、現在位置検知手段の検知データから車輌の現在位置を取得する演算処理手段と、演算処理手段で取得された車輌の現在位置の情報を無線伝送路を通して中央管理装置へ伝送する通信手段とを少なくとも備え、予め設定された車輌の複数の運行状態から現在の運行状態を選択的に入力するための複数の入力スイッチと、書換可能な不揮発性メモリからなり、各運行状態毎に各入力スイッチの操作時に遷移する先の運行状態がそれぞれ設定された状態遷移表を記憶する記憶手段と、入力スイッチが操作されると前記状態遷移表にしたがって現在の車輌の運行状態を取得し、取得した運行状態を通信手段を通して中央管理装置へ伝送する前処理手段と、記憶手段に記憶された状態遷移表を書き換える書換手段とを設けたことを特徴とする車輌運行管理システム用端末装置。
  2. 車輌の運行状態を点灯状態に応じて表示する点灯表示手段を設け、演算処理手段は、前処理手段の取得した現在の車輌の運行状態に応じて点灯表示手段の点灯状態を変化させることを特徴とする請求項1記載の車輌運行管理システム用端末装置。
  3. 状態遷移表が書き込まれた記憶媒体を接続するためのインタフェースを設け、書換手段は、記憶手段に記憶された状態遷移表を、インタフェースを通じて記憶媒体から読み込んだ状態遷移表の内容に書き換えることを特徴とする請求項1記載の車輌運行管理システム用端末装置。
  4. 書換手段は、記憶手段に記憶された状態遷移表を、中央管理装置から通信手段を通して伝送された状態遷移表の内容に書き換えることを特徴とする請求項記載の車輌運行管理システム用端末装置。
  5. 外部のコンピュータと接続するための外部インタフェースを設け、書換手段は、記憶手段に記憶された状態遷移表を、外部インタフェースを通じて外部のパーソナルコンピュータから入力された状態遷移表の内容に書き換えることを特徴とする請求項記載の車輌運行管理システム用端末装置。
  6. 車輌の状態を検出するセンサーを設け、上記状態遷移表には、センサーから検出データが入力された際に遷移する先の運行状態が各運行状態毎に設定されたことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1つに記載の車輌運行管理システム用端末装置
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