JP3716248B2 - 仮設ゲートパネル取付具及びその取付構造 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、工事現場や建築現場等において、危険防止などのために設置される仮設パネルの出入口となる仮設ゲートにおいて、この仮設ゲートを構成している仮設ゲートパネルを支柱に連結するための仮設ゲートパネル取付具及びその連結構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種の仮設ゲートパネルとしては、例えば、特許文献1、或は特許文献2に記載されているものがある。
特許文献1に記載されている折り畳み式可動門扉は、支柱の側部に切り欠き部を形成するとともに、切り欠き部の裏面側に支柱受体を設け、一方、パネルの側端部に取付体を設け、この取付体を支柱の切り欠き部に配置した状態で、取付体と支柱受体とに支柱の裏面側からピンを嵌挿して固定することによって支柱にパネルを連結している。
【0003】
これによると、支柱とパネルとを連結するピンは、支柱の外側から見て切り欠き部内方に隠蔽されるため、外部からピンを引き抜くことが不可能となり、支柱からパネルを外して不正侵入したり盗難したりすることを防ぐようにしたものとしている。
【0004】
パネルを支柱に取付ける場合には、このパネルを支柱に取付けるためのピンと、パネル取付片及びパネル取付片を固着するためのボルトを必要とし、連結時には、先ず、筒状の取付体を有するパネル取付片を支柱に形成した切り欠き部に嵌合しておき、この状態でパネル取付片にパネルをボルトで固定する。
次いで、支柱の切り欠き部にパネル取付片の取付体を挿通して配置した状態にしておき、ピンを支柱の裏面側から嵌挿固定することによって支柱にパネルを枢着するようにしている。
【0005】
一方、特許文献2に記載されているパネル取付ピンのストッパーは、パネル支持桟の表側に設けたピン受に、パネル側部に設けたピン受を載せ、この上からパネル取付ピンを差し込み、この状態でパネル支持桟の裏側からねじボルトを差し込んでパネル支持桟の表側に当てたストッパー体に捩じ込んでストッパー体をパネル取付ピンの直ぐ上方に配設している。
【0006】
これによると、パネル取付ピンを表側から抜こうとした場合にはストッパー体によってパネル取付ピンの抜け出しを防ぐようにし、表側からパネル支持桟からパネルが外されることを防止している。
【0007】
パネルをパネル支持桟に取付ける場合には、パネル取付ピン、及びストッパー体と、このストッパー体を固着するためのねじボルトを必要とし、取付時には、先ず、パネル取付ピンによってパネルとパネル支持桟を連結した状態にしておき、次いで、パネル支持桟の裏側からねじボルトを差し込んでパネル支持桟の裏側に当てたストッパー体のねじ穴に螺着してストッパー体を固定するか、或は、ねじボルトを直接パネル支持桟に捩じ込んで、このねじボルトのねじ部がパネル取付ピンの真上に突出するようにしている。
【0008】
【特許文献1】
実公平5−32633号公報
【特許文献2】
特開平8−13961号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これらの外部からの侵入等を防ぐようにした仮設ゲートパネルにおいて、特許文献1によると、組立時の支柱の切り欠き部に対してパネル取付片の取付体を支柱の外側から嵌挿した状態にした後にピンをこのパネルを支柱に保持した状態で支柱の裏側から取付けなければならないため、ピンの取付け作業を一人では行うことができず、支柱の表裏面側に作業者が必要となるため取付け作業が面倒であった。
また、支柱とパネルを連結して侵入等を防ぐようにするには前述した多数の部品を必要とするため部品管理が面倒となり、紛失等のおそれもあった。
【0010】
一方、特許文献2は、ストッパー体を取付ける作業を行う場合、パネル支持桟の外側からストッパー体をパネル支持桟の表側に当て、ストッパー体のねじ部とパネル支持桟に設けた貫通孔を一致させた状態でねじボルトをパネル支持桟の内側から締め付けなければならないため、この場合にもこのねじボルトの締付け作業を一人では行うことが難しくストッパー体が取付け困難なものとなっていた。
【0011】
また、ねじボルトを直接パネル支持桟に捩じ込んでねじ部を直接パネル取付ピンの直上に配設させる場合には、このねじボルトの取付け作業は一人で行うことはできるが、取付け後のねじボルトのねじ部が取付ピンの真上となるように取付け位置を考慮しながら予め正確な位置に取付け用の孔を設ける必要があるばかりか、ねじボルトの取付け後においては、ストッパー体を設けた場合と比較して取付ピンの抜出し防止効果が薄れるというおそれがあり実際の使用に向いているとは言えない。
また、ストッパー機構を発揮させるための取付ピンとねじボルト及びストッパー体は個別の部品となっているため管理が面倒であるばかりか、特に、パネル取付ピンに関しては、内部に抜止め体を有し、この抜止め体をばね機構によって取付けているため構造が複雑となり、加工や組立てが複雑になったりしてコストがかかるという問題があった。
【0012】
本発明は、上記問題点を解決するために開発されたものであり、その目的とするところは、外部からの連結の解除を防止して建築現場等の内部への侵入及び盗難等を防ぐようにした仮設ゲートパネル取付具であって、連結作業を容易に行うことができ、部品管理が容易であり、しかも低コストにて製作することのできる仮設ゲートパネル取付具を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、請求項1に係る発明は、適宜の長さの棒状部材を略逆U字形状に曲折してこの略逆U字形状の端部を仮設ゲート連結用の挿入部とすると共に、曲折した曲折頂部に仮設ゲートに取付可能な取付部を設け、この取付部は、仮設ゲートの裏側から適宜の取付部材で取付け可能に設けた仮設ゲートパネル取付具である。
【0014】
請求項2に係る発明は、曲折頂部にナットを一体に固着して取付部を設けた仮設ゲートバネル取付具である。
【0015】
請求項3に係る発明は、鋼材等からなる適宜の長さの棒状部材を略逆U字形状に曲折し、この端部を挿入部として断面略コ字形状に形成した支柱の表側に設けた支受部にパネル側面に設けた支受部を載置した状態で支柱の表側から挿入すると共に、曲折した曲折頂部にボルト等の取付部材が螺着可能な取付部を設け、この取付部を支柱の裏側から取付部材で取付けてパネルと支柱とを連結した仮設ゲートパネルの取付構造である。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明における仮設ゲートパネル取付具の好ましい一例を実施形態に基づいて説明する。
図5は、仮設ゲートを示した正面図であり、この仮設ゲート1の外枠2は、縦枠3及び横枠4によって構成され、この横枠4に下側を溝状に形成したレール5を取付け、このレール5に断面略コ字形状に形成した支柱21を吊り下げている。支柱21は、レール5に対して左右に摺動可能であり、この支柱21に取付けたゲートバネル24が支柱21の摺動によって蛇腹状に曲折して仮設ゲート1を開閉可能に設けている。
この支柱21において、23は取付具本体11を取付けるために穿孔して設けた長穴であり、また、この支柱21の表側には貫通孔22aを有する中空円筒状の支受部22を突設して一体に設けている。
【0017】
図3に示す取付具本体11は、鋼材等からなる適宜の長さの棒状部材12を略逆U字形状に曲折したものであり、この略逆U字形状の端部を仮設ゲート1連結用の挿入部17としている。また、曲折した曲折頂部18に仮設ゲート1に取付け可能な取付部14を設け、この取付部14を仮設ゲート1の裏側から適宜の取付部材15で取付け可能に設けている。具体的には、曲折段部18にナット13を溶接等の手段で一体に固着して取付部14を設け、この取付部14に螺着可能なボルトを取付部材15として螺着するようにしている。
このナット13を固着する際には、取付具本体11の取付け方向である支柱21側にずらして固着するのがよく、取付具本体11の取付時には、このナット13を支柱21に近接させた状態で取付けて取付部材15の締付け時に緩みが少なくなるようにしている。
【0018】
ゲートパネル24の側面には、支柱21の支受部22に対応する支受部25を設け、この支受部25には支受部22の貫通孔22aと連通可能な貫通孔25aを設けている。
ゲートパネル24を支柱21に連結する場合には、支柱21の支受部22に支受部25を載置した状態で取付具本体11の挿入部17、17を支柱21の表側から各支受部22、25の連通した貫通孔22a、25aに挿入して支柱21に対してゲートパネル24を軸着させる。
【0019】
次いで、ナット13のめねじ部13aを長穴23に合わせた状態で支柱21の裏側からこのめねじ部13aに螺着させるように取付部材15を取付けてゲートパネル24と支柱21とを連結するようにしている。
16はワッシャであり、このワッシャ16を支柱21と取付部材15との間に介在させている。
【0020】
なお、本実施形態においては、棒状部材12の曲折頂部18にナット13を取付部14として固着しているが、曲折頂部18に図示しない取付用ボルトを螺着して取付部14とすることもできる。この場合、棒状部材の曲折頂部に取付用ボルトを螺着するためのめねじを加工するようにすれば取付用ボルトを棒状部材12に一体化することができ、取付用ボルトの雄ねじを取付部とし、この取付部に螺着可能な取付用ナットを取付部材として支柱21裏側から螺着するようにすれば取付部がナットである場合と同様に取付具本体を支柱に取付け可能となる。
【0021】
取付具本体11は、いたずら防止などのために長尺状に設け、貫通孔22a、25aに対して深く挿入可能に設けたものであり、この場合には取付具本体11の取付部14をナット13として、この長尺用の取付具本体11の取付け位置を調節可能な長穴23を設けるようにしている。
【0022】
一方、取付部14として取付ボルトを螺着した場合は、この取付ボルトに螺着する取付用ナットとして蝶ナットを使用することができ、蝶ナットを使用したときには工具を使用することなく手指によって締付けや取り外しを行うことができまた、長穴を必要としないため棒状部材を短く成形することができ、しかも、この蝶ナットの取付け部分を鍛造等の加工によって平坦状に成形するようにすれば、締付け時に隙間がなく、強固に締付けることができる等のメリットがある。
【0023】
なお、支受部22及び25は、図5に示すように支柱21及びゲートパネル24に対してそれぞれ上部、中央部、及び下部の3箇所に設けているが、これ以外にも、各支柱21及びゲートパネル24の任意の高さに適宜の数を設けることができることは勿論である。
【0024】
仮設ゲート1を開閉する出入口であって、具体的には左右の扉同志の当接部位となる中央側の支柱には、支柱の片側のみにゲートパネル24を連結すればよいため、上記の例に示した連結とは異なり、中央側の各支柱は、縦方向間隔に支受部を、例えば3ヶ所溶接した形状となる。
【0025】
各支柱にゲートパネル24を連結する際には、先ず、支柱の高さ方向中央付近に設けた支受部22に対して予め棒状に形成した図示しない別の取付具(一般の取付具)をGL方向から挿入して予め溶着しておき、この取付具の突出部分に対して対応するゲートパネル24の支受部25の貫通孔25aを上方から挿入して支柱にゲートパネル24を仮着する。
次いで、ゲートパネル24と支柱に設けた残りの支受部(例えば上下部2ヶ所)に対して棒状の取付具をそれぞれ通常の挿入方向により上方から挿入することでゲートパネル24と支柱を連結でき、1つの支柱の片側にゲートパネル24を連結することが可能となる。
このようにして中央側の各支柱に対してゲートパネルを連結することができ、仮設ゲートを開閉する出入口を設けることができる。この場合、支受部22にGL方向から溶着した一般の取付具に対して上方からゲートパネル24を仮着し、残りの支受部に対して上方から取付具を挿入して連結するようにしているので、本発明の仮設パネルを用いて連結する場合と同様にいたずら防止等の効果が得られる。
更に、各支柱には、把手を溶接等の手段で予め設けるようにすれば扉の開閉動作を行い易くすることができる。
【0026】
次に、本発明の仮設ゲートパネル取付具の作用を説明する。
本発明の仮設ゲートパネル取付具は、支柱21の表側から挿入部17を支受部22、25に挿入した状態で支柱21の裏側から取付部14を取付けるようにして支柱21とゲートパネル24を連結しているので、連結後には取付具本体11を仮設ゲート1の表側から引き抜くことができず、この取付部14から取付部材15を外す場合には、仮設ゲート1の裏側から行うようにしているため、工事現場や建築現場への侵入等を防ぐことが可能となる。
【0027】
この取付具本体11は、適宜の長さの棒状部材12を略逆U字形状に曲折してこの略逆U字形状の端部を仮設ゲート1を連結するための挿入部17とすると共に、曲折した曲折頂部18に仮設ゲート1に取付可能な取付部14を設け、この取付部14は、仮設ゲート1の裏側からボルト等の適宜の取付部材15で取付け可能に設けているので、先ず、この取付具本体11によって仮設ゲート1の表側から支柱21とゲートパネル24とを仮固着した状態にしておき、次いで、裏側から取付部14を取付けることによってこの取付具本体11を用いて支柱21とゲートパネル24の連結作業及び抜出し防止機能を発揮させることができ、作業者一人で簡単に取付けを行うことができる。
【0028】
取付具本体11は、曲折頂部18にナット13を一体に固着して取付部14を設けるか、又はボルトを螺着して取付部を形成することもできるので、部品点数が少なく、この取付具本体11を取付けるために必要な取付部材15及びワッシャ16は保管時等においては取付具本体11と一体化することができ、部品管理が容易であり、これらの紛失等のおそれがない。
【0029】
また、曲折した棒状部材12に取付部14を設けることにより簡単な加工で取付具本体11を設けることができ、棒状部材12の曲折位置を変えるだけで支柱21の幅長に対応させた取付具本体11を容易に形成することができるため、コストがかからず、更には、使用する棒状部材12の長さを調節することによって取付箇所に応じて全長を変更したりする等の実施に応じた変更を容易に行うこともできるため経済的であり、低コストにて設けることができる。
【0030】
また、鋼材等からなる適宜の長さの棒状部材12を略逆U字形状に曲折し、この端部を挿入部17として断面略コ字形状に形成した支柱21の表側に設けた支受部22にゲートパネル24側面に設けた支受部25を載置した状態で支柱21の表側から挿入すると共に、曲折した曲折頂部18にボルト等の取付部材15が螺着可能な取付部14を設け、この取付部14を支柱21の裏側から取付部材15で取付けてゲートパネル24と支柱21とを連結するような連結構造としているので、支柱とゲートパネルの支受部を重ね合わせた状態で取付ピンを差し込むことによって連結するような従来より使用されている形態の支柱を使用でき、この支柱に対して穴の位置や長さなどを調節しながら長穴23を穿孔するようにすれば、パネル及び支柱を新たに設計・製作することなくそのまま使用して仮設ゲート1を設けることが可能である。
【0031】
【発明の効果】
以上のことから明らかなように、請求項1に係る発明によると、外部からの仮設ゲートパネルの連結の解除を防止して建築現場等の内部への侵入及び盗難等を防ぐようにできる仮設ゲートパネル取付具であり、仮設ゲートパネルの連結時には、一人の作業者によって締付け作業を行って容易に連結作業を行うことができる。また、この取付具を用いて取付用の他の部品を一体化させた状態にできるため部品管理が容易であり、しかもコストを削減することができる仮設ゲートパネル取付具である。
【0032】
請求項2に係る発明によると、簡単な加工によって容易に形成することができる仮設ゲートパネル取付具であり、しかもこの仮設ゲートパネル取付具は低コストにて設けることができる。
【0033】
請求項3に係る発明によると、従来より使用されているパネルと支柱を利用して仮設ゲートを設けることができ、コストを大幅に削減できる仮設ゲートパネル取付具の取付構造である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の仮設ゲートパネル取付具の取付け状態を示した正面図である。
【図2】本発明の仮設ゲートパネル取付具の取付け過程を示した斜視図である。
【図3】本発明の仮設ゲートパネル取付具の斜視図である。
【図4】本発明の仮設ゲートパネル取付具の取付け状態を示す一部切欠き平面図である。
【図5】仮設ゲートを示した正面図である。
【符号の説明】
1 仮設ゲート
11 取付具本体
12 棒状部材
13 ナット
14 取付部
15 取付部材
17 挿入部
18 曲折頂部
21 支柱
22、25 支受部
24 ゲートパネル
【発明の属する技術分野】
本発明は、工事現場や建築現場等において、危険防止などのために設置される仮設パネルの出入口となる仮設ゲートにおいて、この仮設ゲートを構成している仮設ゲートパネルを支柱に連結するための仮設ゲートパネル取付具及びその連結構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種の仮設ゲートパネルとしては、例えば、特許文献1、或は特許文献2に記載されているものがある。
特許文献1に記載されている折り畳み式可動門扉は、支柱の側部に切り欠き部を形成するとともに、切り欠き部の裏面側に支柱受体を設け、一方、パネルの側端部に取付体を設け、この取付体を支柱の切り欠き部に配置した状態で、取付体と支柱受体とに支柱の裏面側からピンを嵌挿して固定することによって支柱にパネルを連結している。
【0003】
これによると、支柱とパネルとを連結するピンは、支柱の外側から見て切り欠き部内方に隠蔽されるため、外部からピンを引き抜くことが不可能となり、支柱からパネルを外して不正侵入したり盗難したりすることを防ぐようにしたものとしている。
【0004】
パネルを支柱に取付ける場合には、このパネルを支柱に取付けるためのピンと、パネル取付片及びパネル取付片を固着するためのボルトを必要とし、連結時には、先ず、筒状の取付体を有するパネル取付片を支柱に形成した切り欠き部に嵌合しておき、この状態でパネル取付片にパネルをボルトで固定する。
次いで、支柱の切り欠き部にパネル取付片の取付体を挿通して配置した状態にしておき、ピンを支柱の裏面側から嵌挿固定することによって支柱にパネルを枢着するようにしている。
【0005】
一方、特許文献2に記載されているパネル取付ピンのストッパーは、パネル支持桟の表側に設けたピン受に、パネル側部に設けたピン受を載せ、この上からパネル取付ピンを差し込み、この状態でパネル支持桟の裏側からねじボルトを差し込んでパネル支持桟の表側に当てたストッパー体に捩じ込んでストッパー体をパネル取付ピンの直ぐ上方に配設している。
【0006】
これによると、パネル取付ピンを表側から抜こうとした場合にはストッパー体によってパネル取付ピンの抜け出しを防ぐようにし、表側からパネル支持桟からパネルが外されることを防止している。
【0007】
パネルをパネル支持桟に取付ける場合には、パネル取付ピン、及びストッパー体と、このストッパー体を固着するためのねじボルトを必要とし、取付時には、先ず、パネル取付ピンによってパネルとパネル支持桟を連結した状態にしておき、次いで、パネル支持桟の裏側からねじボルトを差し込んでパネル支持桟の裏側に当てたストッパー体のねじ穴に螺着してストッパー体を固定するか、或は、ねじボルトを直接パネル支持桟に捩じ込んで、このねじボルトのねじ部がパネル取付ピンの真上に突出するようにしている。
【0008】
【特許文献1】
実公平5−32633号公報
【特許文献2】
特開平8−13961号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これらの外部からの侵入等を防ぐようにした仮設ゲートパネルにおいて、特許文献1によると、組立時の支柱の切り欠き部に対してパネル取付片の取付体を支柱の外側から嵌挿した状態にした後にピンをこのパネルを支柱に保持した状態で支柱の裏側から取付けなければならないため、ピンの取付け作業を一人では行うことができず、支柱の表裏面側に作業者が必要となるため取付け作業が面倒であった。
また、支柱とパネルを連結して侵入等を防ぐようにするには前述した多数の部品を必要とするため部品管理が面倒となり、紛失等のおそれもあった。
【0010】
一方、特許文献2は、ストッパー体を取付ける作業を行う場合、パネル支持桟の外側からストッパー体をパネル支持桟の表側に当て、ストッパー体のねじ部とパネル支持桟に設けた貫通孔を一致させた状態でねじボルトをパネル支持桟の内側から締め付けなければならないため、この場合にもこのねじボルトの締付け作業を一人では行うことが難しくストッパー体が取付け困難なものとなっていた。
【0011】
また、ねじボルトを直接パネル支持桟に捩じ込んでねじ部を直接パネル取付ピンの直上に配設させる場合には、このねじボルトの取付け作業は一人で行うことはできるが、取付け後のねじボルトのねじ部が取付ピンの真上となるように取付け位置を考慮しながら予め正確な位置に取付け用の孔を設ける必要があるばかりか、ねじボルトの取付け後においては、ストッパー体を設けた場合と比較して取付ピンの抜出し防止効果が薄れるというおそれがあり実際の使用に向いているとは言えない。
また、ストッパー機構を発揮させるための取付ピンとねじボルト及びストッパー体は個別の部品となっているため管理が面倒であるばかりか、特に、パネル取付ピンに関しては、内部に抜止め体を有し、この抜止め体をばね機構によって取付けているため構造が複雑となり、加工や組立てが複雑になったりしてコストがかかるという問題があった。
【0012】
本発明は、上記問題点を解決するために開発されたものであり、その目的とするところは、外部からの連結の解除を防止して建築現場等の内部への侵入及び盗難等を防ぐようにした仮設ゲートパネル取付具であって、連結作業を容易に行うことができ、部品管理が容易であり、しかも低コストにて製作することのできる仮設ゲートパネル取付具を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、請求項1に係る発明は、適宜の長さの棒状部材を略逆U字形状に曲折してこの略逆U字形状の端部を仮設ゲート連結用の挿入部とすると共に、曲折した曲折頂部に仮設ゲートに取付可能な取付部を設け、この取付部は、仮設ゲートの裏側から適宜の取付部材で取付け可能に設けた仮設ゲートパネル取付具である。
【0014】
請求項2に係る発明は、曲折頂部にナットを一体に固着して取付部を設けた仮設ゲートバネル取付具である。
【0015】
請求項3に係る発明は、鋼材等からなる適宜の長さの棒状部材を略逆U字形状に曲折し、この端部を挿入部として断面略コ字形状に形成した支柱の表側に設けた支受部にパネル側面に設けた支受部を載置した状態で支柱の表側から挿入すると共に、曲折した曲折頂部にボルト等の取付部材が螺着可能な取付部を設け、この取付部を支柱の裏側から取付部材で取付けてパネルと支柱とを連結した仮設ゲートパネルの取付構造である。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明における仮設ゲートパネル取付具の好ましい一例を実施形態に基づいて説明する。
図5は、仮設ゲートを示した正面図であり、この仮設ゲート1の外枠2は、縦枠3及び横枠4によって構成され、この横枠4に下側を溝状に形成したレール5を取付け、このレール5に断面略コ字形状に形成した支柱21を吊り下げている。支柱21は、レール5に対して左右に摺動可能であり、この支柱21に取付けたゲートバネル24が支柱21の摺動によって蛇腹状に曲折して仮設ゲート1を開閉可能に設けている。
この支柱21において、23は取付具本体11を取付けるために穿孔して設けた長穴であり、また、この支柱21の表側には貫通孔22aを有する中空円筒状の支受部22を突設して一体に設けている。
【0017】
図3に示す取付具本体11は、鋼材等からなる適宜の長さの棒状部材12を略逆U字形状に曲折したものであり、この略逆U字形状の端部を仮設ゲート1連結用の挿入部17としている。また、曲折した曲折頂部18に仮設ゲート1に取付け可能な取付部14を設け、この取付部14を仮設ゲート1の裏側から適宜の取付部材15で取付け可能に設けている。具体的には、曲折段部18にナット13を溶接等の手段で一体に固着して取付部14を設け、この取付部14に螺着可能なボルトを取付部材15として螺着するようにしている。
このナット13を固着する際には、取付具本体11の取付け方向である支柱21側にずらして固着するのがよく、取付具本体11の取付時には、このナット13を支柱21に近接させた状態で取付けて取付部材15の締付け時に緩みが少なくなるようにしている。
【0018】
ゲートパネル24の側面には、支柱21の支受部22に対応する支受部25を設け、この支受部25には支受部22の貫通孔22aと連通可能な貫通孔25aを設けている。
ゲートパネル24を支柱21に連結する場合には、支柱21の支受部22に支受部25を載置した状態で取付具本体11の挿入部17、17を支柱21の表側から各支受部22、25の連通した貫通孔22a、25aに挿入して支柱21に対してゲートパネル24を軸着させる。
【0019】
次いで、ナット13のめねじ部13aを長穴23に合わせた状態で支柱21の裏側からこのめねじ部13aに螺着させるように取付部材15を取付けてゲートパネル24と支柱21とを連結するようにしている。
16はワッシャであり、このワッシャ16を支柱21と取付部材15との間に介在させている。
【0020】
なお、本実施形態においては、棒状部材12の曲折頂部18にナット13を取付部14として固着しているが、曲折頂部18に図示しない取付用ボルトを螺着して取付部14とすることもできる。この場合、棒状部材の曲折頂部に取付用ボルトを螺着するためのめねじを加工するようにすれば取付用ボルトを棒状部材12に一体化することができ、取付用ボルトの雄ねじを取付部とし、この取付部に螺着可能な取付用ナットを取付部材として支柱21裏側から螺着するようにすれば取付部がナットである場合と同様に取付具本体を支柱に取付け可能となる。
【0021】
取付具本体11は、いたずら防止などのために長尺状に設け、貫通孔22a、25aに対して深く挿入可能に設けたものであり、この場合には取付具本体11の取付部14をナット13として、この長尺用の取付具本体11の取付け位置を調節可能な長穴23を設けるようにしている。
【0022】
一方、取付部14として取付ボルトを螺着した場合は、この取付ボルトに螺着する取付用ナットとして蝶ナットを使用することができ、蝶ナットを使用したときには工具を使用することなく手指によって締付けや取り外しを行うことができまた、長穴を必要としないため棒状部材を短く成形することができ、しかも、この蝶ナットの取付け部分を鍛造等の加工によって平坦状に成形するようにすれば、締付け時に隙間がなく、強固に締付けることができる等のメリットがある。
【0023】
なお、支受部22及び25は、図5に示すように支柱21及びゲートパネル24に対してそれぞれ上部、中央部、及び下部の3箇所に設けているが、これ以外にも、各支柱21及びゲートパネル24の任意の高さに適宜の数を設けることができることは勿論である。
【0024】
仮設ゲート1を開閉する出入口であって、具体的には左右の扉同志の当接部位となる中央側の支柱には、支柱の片側のみにゲートパネル24を連結すればよいため、上記の例に示した連結とは異なり、中央側の各支柱は、縦方向間隔に支受部を、例えば3ヶ所溶接した形状となる。
【0025】
各支柱にゲートパネル24を連結する際には、先ず、支柱の高さ方向中央付近に設けた支受部22に対して予め棒状に形成した図示しない別の取付具(一般の取付具)をGL方向から挿入して予め溶着しておき、この取付具の突出部分に対して対応するゲートパネル24の支受部25の貫通孔25aを上方から挿入して支柱にゲートパネル24を仮着する。
次いで、ゲートパネル24と支柱に設けた残りの支受部(例えば上下部2ヶ所)に対して棒状の取付具をそれぞれ通常の挿入方向により上方から挿入することでゲートパネル24と支柱を連結でき、1つの支柱の片側にゲートパネル24を連結することが可能となる。
このようにして中央側の各支柱に対してゲートパネルを連結することができ、仮設ゲートを開閉する出入口を設けることができる。この場合、支受部22にGL方向から溶着した一般の取付具に対して上方からゲートパネル24を仮着し、残りの支受部に対して上方から取付具を挿入して連結するようにしているので、本発明の仮設パネルを用いて連結する場合と同様にいたずら防止等の効果が得られる。
更に、各支柱には、把手を溶接等の手段で予め設けるようにすれば扉の開閉動作を行い易くすることができる。
【0026】
次に、本発明の仮設ゲートパネル取付具の作用を説明する。
本発明の仮設ゲートパネル取付具は、支柱21の表側から挿入部17を支受部22、25に挿入した状態で支柱21の裏側から取付部14を取付けるようにして支柱21とゲートパネル24を連結しているので、連結後には取付具本体11を仮設ゲート1の表側から引き抜くことができず、この取付部14から取付部材15を外す場合には、仮設ゲート1の裏側から行うようにしているため、工事現場や建築現場への侵入等を防ぐことが可能となる。
【0027】
この取付具本体11は、適宜の長さの棒状部材12を略逆U字形状に曲折してこの略逆U字形状の端部を仮設ゲート1を連結するための挿入部17とすると共に、曲折した曲折頂部18に仮設ゲート1に取付可能な取付部14を設け、この取付部14は、仮設ゲート1の裏側からボルト等の適宜の取付部材15で取付け可能に設けているので、先ず、この取付具本体11によって仮設ゲート1の表側から支柱21とゲートパネル24とを仮固着した状態にしておき、次いで、裏側から取付部14を取付けることによってこの取付具本体11を用いて支柱21とゲートパネル24の連結作業及び抜出し防止機能を発揮させることができ、作業者一人で簡単に取付けを行うことができる。
【0028】
取付具本体11は、曲折頂部18にナット13を一体に固着して取付部14を設けるか、又はボルトを螺着して取付部を形成することもできるので、部品点数が少なく、この取付具本体11を取付けるために必要な取付部材15及びワッシャ16は保管時等においては取付具本体11と一体化することができ、部品管理が容易であり、これらの紛失等のおそれがない。
【0029】
また、曲折した棒状部材12に取付部14を設けることにより簡単な加工で取付具本体11を設けることができ、棒状部材12の曲折位置を変えるだけで支柱21の幅長に対応させた取付具本体11を容易に形成することができるため、コストがかからず、更には、使用する棒状部材12の長さを調節することによって取付箇所に応じて全長を変更したりする等の実施に応じた変更を容易に行うこともできるため経済的であり、低コストにて設けることができる。
【0030】
また、鋼材等からなる適宜の長さの棒状部材12を略逆U字形状に曲折し、この端部を挿入部17として断面略コ字形状に形成した支柱21の表側に設けた支受部22にゲートパネル24側面に設けた支受部25を載置した状態で支柱21の表側から挿入すると共に、曲折した曲折頂部18にボルト等の取付部材15が螺着可能な取付部14を設け、この取付部14を支柱21の裏側から取付部材15で取付けてゲートパネル24と支柱21とを連結するような連結構造としているので、支柱とゲートパネルの支受部を重ね合わせた状態で取付ピンを差し込むことによって連結するような従来より使用されている形態の支柱を使用でき、この支柱に対して穴の位置や長さなどを調節しながら長穴23を穿孔するようにすれば、パネル及び支柱を新たに設計・製作することなくそのまま使用して仮設ゲート1を設けることが可能である。
【0031】
【発明の効果】
以上のことから明らかなように、請求項1に係る発明によると、外部からの仮設ゲートパネルの連結の解除を防止して建築現場等の内部への侵入及び盗難等を防ぐようにできる仮設ゲートパネル取付具であり、仮設ゲートパネルの連結時には、一人の作業者によって締付け作業を行って容易に連結作業を行うことができる。また、この取付具を用いて取付用の他の部品を一体化させた状態にできるため部品管理が容易であり、しかもコストを削減することができる仮設ゲートパネル取付具である。
【0032】
請求項2に係る発明によると、簡単な加工によって容易に形成することができる仮設ゲートパネル取付具であり、しかもこの仮設ゲートパネル取付具は低コストにて設けることができる。
【0033】
請求項3に係る発明によると、従来より使用されているパネルと支柱を利用して仮設ゲートを設けることができ、コストを大幅に削減できる仮設ゲートパネル取付具の取付構造である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の仮設ゲートパネル取付具の取付け状態を示した正面図である。
【図2】本発明の仮設ゲートパネル取付具の取付け過程を示した斜視図である。
【図3】本発明の仮設ゲートパネル取付具の斜視図である。
【図4】本発明の仮設ゲートパネル取付具の取付け状態を示す一部切欠き平面図である。
【図5】仮設ゲートを示した正面図である。
【符号の説明】
1 仮設ゲート
11 取付具本体
12 棒状部材
13 ナット
14 取付部
15 取付部材
17 挿入部
18 曲折頂部
21 支柱
22、25 支受部
24 ゲートパネル
Claims (3)
- 適宜の長さの棒状部材を略逆U字形状に曲折してこの略逆U字形状の端部を仮設ゲート連結用の挿入部とすると共に、曲折した曲折頂部に仮設ゲートに取付可能な取付部を設け、この取付部は、仮設ゲートの裏側から適宜の取付部材で取付け可能に設けたことを特徴とする仮設ゲートパネル取付具。
- 曲折頂部にナットを一体に固着して取付部を設けた請求項1記載の仮設ゲートバネル取付具。
- 鋼材等からなる適宜の長さの棒状部材を略逆U字形状に曲折し、この端部を挿入部として断面略コ字形状に形成した支柱の表側に設けた支受部にパネル側面に設けた支受部を載置した状態で支柱の表側から挿入すると共に、曲折した曲折頂部にボルト等の取付部材が螺着可能な取付部を設け、この取付部を支柱の裏側から取付部材で取付けてパネルと支柱とを連結したことを特徴とする仮設ゲートパネルの取付構造。
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