JP3715959B2 - 撮像装置、その制御方法、及び制御プログラム - Google Patents

撮像装置、その制御方法、及び制御プログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ズームレンズ等により被写体像を変倍する変倍機能を有する撮像装置、その制御方法、その制御プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、CCDなどの撮像素子を備え、複数のレンズ群を光軸方向に動かして変倍動作を行うズーム機能を備えた電子カメラが広く知られているが、大別して静止画撮影を主とするものと動画撮影を主とするものがある。特に前者の電子カメラはシャッタチャンスを逃さないために起動時や画角決定時の前記変倍動作は速く動くことが要求され、また一般に静止画は動画に比べ画面のひずみやボケが目立つために高い画質が要求されることから、レンズ群の位置決めに高い精度が必要とされる。
【0003】
こうした静止画に適した要求を満たすために、従来より変倍機構にはDCモータなどの駆動アクチュエータと減速機構が用いられ、前記モータを高回転で駆動して高速駆動を行い、且つ常に一方向から停止するように位置決め制御することで前記減速機構のガタによる影響を受けることなく、レンズ群を高い精度で位置決めしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来例の機構・制御を有するカメラにおいて、動画の撮影中に変倍動作を行うと、位置決め時の片寄せ動作が不自然になるという問題があった。
【0005】
本発明は以上の事情に鑑みてなされたもので、不自然な画角変動をなくすことが可能な撮像装置、その制御方法、その制御プログラムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、被写体像を変倍する変倍手段と、撮影中は前記変倍手段の動作指示を受け付けない第一のモードと撮影中に前記変倍手段の動作指示を受け付ける第二のモードを選択する選択手段と、前記モード選択手段により前記第二のモードが選択されている場合には、変倍用レンズをテレ側及びワイド側双方向から停止位置へ停止することを許容して駆動制御し、前記第一のモードが選択されている場合には、変倍用レンズをテレ側及びワイド側何れか一方向からのみ停止位置へ停止することを許容して駆動制御する制御手段とを有する撮像装置とするものである。
【0011】
また、本発明は、被写体像を変倍する変倍手段と、撮影中は前記変倍手段の動作指示を受け付けない第一のモードと撮影中に前記変倍手段の動作指示を受け付ける第二のモードを選択する選択手段とを有する撮像装置の制御方法において、前記モード選択手段により前記第二のモードが選択されている場合には、変倍用レンズをテレ側及びワイド側双方向から停止位置へ停止することを許容して駆動制御し、前記第一のモードが選択されている場合には、変倍用レンズをテレ側及びワイド側何れか一方向からのみ前記停止位置へ停止することを許容して駆動制御する撮像装置の制御方法とするものである。
【0014】
また、本発明は、被写体像を変倍する変倍手段と、撮影中は前記変倍手段の動作指示を受け付けない第一のモードと撮影中に前記変倍手段の動作指示を受け付ける第二のモードを選択する選択手段とを有する撮像装置の制御プログラムにおいて、前記モード選択手段により前記第二のモードが選択されている場合には、変倍用レンズをテレ側及びワイド側双方向から停止位置へ停止することを許容して駆動制御し、前記第一のモードが選択されている場合には、変倍用レンズをテレ側及びワイド側何れか一方向からのみ前記停止位置へ停止することを許容して駆動制御する撮像装置の制御プログラムとするものである。
【0015】
また、本発明は、第一のモードと第二のモードを選択するモード選択手段と、前記モード選択手段により前記第一のモードが選択されている場合には、被写体像を変倍する変倍用レンズをテレ側及びワイド側双方向から停止位置へ停止することを許容して駆動制御し、前記第二のモードが選択されている場合には、変倍用レンズをテレ側及びワイド側何れか一方向からのみ前記停止位置へ停止することを許容して駆動制御する変倍手段とを有する撮像装置とするものである。
【0016】
また、本発明は、第一のモードと第二のモードをモード選択可能で、前記第一のモードが選択されている場合には、被写体像を変倍する変倍用レンズをテレ側及びワイド側双方向から停止位置へ停止することを許容して駆動制御し、前記第二のモードが選択されている場合には、前記変倍用レンズをテレ側及びワイド側何れか一方向からのみ前記停止位置へ停止することを許容して駆動制御する撮像装置の制御方法とするものである。
【0017】
第一のモードと第二のモードをモード選択可能で、前記第一のモードが選択されている場合には、被写体像を変倍する変倍用レンズをテレ側及びワイド側双方向から停止位置へ停止することを許容して駆動制御し、前記第二のモードが選択されている場合には、前記変倍用レンズをテレ側及びワイド側何れか一方向からのみ前記停止位置へ停止することを許容して駆動制御することを特徴とする撮像装置の制御プログラムとするものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0019】
図1は、本発明の実施の形態に係るカメラの電気的な構成を示すブロック図である。
【0020】
撮像素子32で光電変換された画像信号は、信号処理回路72で色変換、ガンマ処理等所定の処理が行われた後、カード媒体等のメモリ73に記録される。制御部74はカメラ全体の制御を行っており、鏡筒内部のリニアセンサ56、フォトインタラプタ29などの出力を監視しながらステップモータ24、DCモータ38、及び絞りユニット14を制御し、また上記信号処理回路72及びメモリ73の制御をも行っている。
【0021】
75は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリで、例えばEEPROM等が用いられる。76はモードダイアルスイッチで、電源オフ、撮影モード、再生モード、及びPC接続モード等の各機能モードを切り替え設定することができる。77はズームスイッチで、撮影者がワイド/テレの切り替えの操作に使用する。
【0022】
78は撮影モードにおいて動画と静止画を選択するスイッチで、前記モードダイアル76に含めてもよい。79はレリーズスイッチで、撮影の開始(動画撮影時は終了も)を指示する。
【0023】
図2及び図3は、図1に示したカメラの鏡筒部分の分解斜視図であり、また図4〜図6は中央断面図であり、図4は沈胴位置、図5はワイド位置、及び図6はテレ位置を示している。
【0024】
図2中の1は鏡筒ユニットの基部であるベースで、その前端部にネジ止めにより固定される固定筒2とともに鏡筒ユニットの構造体を形成する。3は1群鏡筒で、レンズ4、5、6を保持している。また外周側面には先端にテーパ部を持つフォロアピン7が3本圧入されており、前面にはキャップ8が接着により固定されている。
【0025】
9は2群鏡筒で、レンズ10、11、12を保持しており、絞りユニット14に接着等の手段により一体的に保持されている。
【0026】
絞りユニット14の外周部には、先端にテーパ部を持つ3個のフォロア部14aが一体的に形成されている。
【0027】
15はレンズ16を保持した3群鏡筒で、ガイドバー17、18に案内されるとともに、軸方向の位置はその腕部に挟持した雌ネジを有するナット19に規制され、引っ張りばね20で繰込み方向に片寄せされている。ナット19に設けられたスリット部19aには3群鏡筒15の突起15aが嵌合しており、回転が規制されている(図7参照)。
【0028】
21はマグネット22と一体的に設けられたスクリューで、前記ナット19の雌ネジ部と螺合する雄ネジ部を有する。23はベース1に圧入された軸受けメタルで、前記スクリュー21の一端部が回転可能に嵌合している。24は前記3群鏡筒を駆動するためのステップモータで、ベース固定されている。
【0029】
29はベース1に固定されたフォトインタラプタで、3群鏡筒15に一体的に固定されたスリット板30が、前記フォトインタラプタのスリット部に進退可能な位置に配置されている。31はベース1に固定されるキャップで、ガイドバー17、18の先端側を固定し、スクリュー21を回転可能に保持している。
【0030】
32は撮像素子で、ベース1にネジ止め固定される保持板33に接着等により固定保持されている。34はフレキで、光電変換された画像信号を後述の信号処理回路に供給する。35は防塵用のゴム、36はLPFで、共にベース1に接着等により固定されている。
【0031】
前記固定筒2の外周部には駆動環37が回転可能に嵌合している。駆動環37の外周部には一部にギア部37aを有する。38はDCモータで、出力軸にはピニオンギア39が圧入等により一体的に設けられている。モータ38の駆動力は、前記ギア39から順にギア40、41、42、43、44、45を経て前記駆動環37のギア部37aに伝達される(図8参照)。これらのギア40〜45はギアボックス46、47に収納され、ベース1に固定されている。また、前記モータ38も前記ギアボックス46に固定されている。
【0032】
前記固定筒2の内周部には移動カム環48が嵌合し、その内周に直進ガイド筒49が嵌合している。移動カム環48の外周部には、駆動ピン50とテーパ部を有するフォロアピン51が3個等分に植立されており、駆動ピン50は、固定筒2の穴部2aを貫通して駆動環37の内周側に設けられた溝部37bに嵌合している。また、フォロアピン51は、その先端テーパ部が固定筒2の内周に設けられたテーパカム溝2bに摺接している。図9に上記固定筒2の内面展開図を示す。
【0033】
図10は、移動カム環48の内面展開図であり、その内周にはテーパカム溝48a、48bが設けられ、それぞれ前記フォロア7及び14aが摺接している。
【0034】
同時に、各フォロアの側面部は、前記直進ガイド筒49の直線溝49a、49bに嵌合しており、その回転方向の位置が規制されている。また、直進ガイド筒49の外周部の前方側突起部49cは、移動カム環内周の溝部48cに当接しているとともに後端部のフランジ部49dが移動カム環の端部に当接しており、これによって直進ガイド筒は移動カム環に対して光軸方向への相対的な移動が規制されている。同時に後方側突起部49eは固定筒2の内周の直線溝部2cに直進可能に嵌合しており、回転方向の移動を規制されている。
【0035】
図2〜図6において、52はキャップで、固定筒2との間に防塵用のシート53を保持する。また、移動カム環の溝部48cにも防塵用のシート55が挿入されている。56はリニアセンサで、ベース1にネジ止め等により固定される。その回路構成は図11(a)で示す如く可変抵抗器であり、摺動子56aをスライドすると出力は図11(b)で示すようにリニアに変化する。57はその腕部57aに前記摺動子56aを挟持するレバーで、ガイドバー58に案内される。また、レバー57は先端にテーパ部を有するフォロア部57bを持ち、その側面はベース1の溝部1aに嵌合している。59は前記レバー57を片寄せするバネであり、図12はこの部分を正面から見た図である。
【0036】
図13は、前記駆動環37の外面展開図であり、直線カム溝37cには前記レバー57のフォロア部57bが摺接している。また、37d、38eは不図示のファインダレンズをズーム駆動させるためのテーパカム溝であり、60はコンペンセータレンズ(不図示)に一体的に設けられたフォロア部、61はバリエータレンズ(不図示)に一体的に設けられたフォロア部で、それぞれ前記カム溝37d、37eに摺接している。
【0037】
次に、以上のような構成において、その動作を説明する。
【0038】
DCモータ38を駆動すると、先に述べたようにギア39〜45を介して駆動環37が回転し(図8参照)、駆動ピン50を介して移動カム環48が回転するが、フォロアピン51を介して固定筒2のカム2bに沿って移動するため光軸方向にも移動する(図9参照)。移動カム環48が光軸方向に移動すると、直進ガイド筒49も光軸方向に移動するが、外周の突起部49eが固定筒溝部2cに規制されているために回転することなく光軸方向にのみ移動する。
【0039】
移動カム環48が回転すると、1群鏡筒3及び絞りユニット14に固定された2群鏡筒はそれぞれ直進ガイド筒の溝49a、49bに沿って移動カム環48のカム48a及び48bのリフトに応じて光軸方向に相対的に移動する(図10参照)。
【0040】
図14(a)〜(e)はカム部の軌跡のみを抜き出した図であり、同図(a)は固定筒2のカム、同図(b)は移動カム環48の1群鏡筒カム、同図(c)は移動カム環48の2群カムである。同図(d)は1群鏡筒の移動軌跡で、(a)と(b)の和であり、同図(e)は2群鏡筒の移動軌跡で(a)と(c)の和となる。
【0041】
横軸のWはワイド位置、Tはテレ位置、Sは沈胴位置である。こうして、DCモータ38の駆動により、沈胴位置と撮影可能位置の切り替えと、撮影範囲でのズーム動作を行う。また、駆動環37が回転すると、前述の如く不図示のファインダレンズがフォロア60、61を介してカム37d、37eに沿って光軸方向に移動し、上記鏡筒のズーム動作に連動する。
【0042】
同時に、レバー57はカム37cに沿って光軸方向に移動してリニアセンサ56の摺動子56aを変位させ、図11(b)のようにその出力を変化させる。この出力を検出することでズーム位置を逐次検知することができる。
【0043】
図15は、本実施形態のカメラが備えている3種類のズーム駆動モードを示す図である。図中矢印がズームの駆動方向を示しており、Wはワイド、Tはテレを表す。
【0044】
図15の(a)は目標位置に対して必ず一方向から駆動して停止するもので、これによって前記ギア列39〜45のバックラッシュの影響を吸収して精度良く位置決めすることができる。またこの時、制御部74は前記DCモータ38の端子間に高い電圧を印可するよう制御し、したがって高速で駆動される。これによってレンズ群の位置決めを素早く行うことができる。
【0045】
(b)は目標位置に対して前記(a)のような反転駆動は行わず、そのまま停止する。これにより、動画撮影中などには不自然な画角変化がなくなる。また、制御部74は端子電圧を低くするよう制御しており、低速で駆動される。これによって動画撮影中の駆動音を低く押さえることができる。
【0046】
(c)は現在の停止位置において再度片寄せ駆動を行うもので、前記(a)と同様の駆動速度で位置決めされる。
【0047】
図16は、本実施形態に係るカメラの動作を示すフローチャートである。
【0048】
モードダイアル76で撮影モードが選択されるとレンズが繰り出されワイド位置にて位置決めされ撮影待機状態になる(ステップS101)。ここでの駆動は前記図15(a)の駆動パターンで行われる。この状態でズームスイッチ77、レリーズスイッチの操作の有無を適宜チェックする(ステップS102,ステップS103)。
【0049】
ズームスイッチ77が操作されると、その司令に応じてテレ方向あるいはワイド方向に図15の駆動パターン(a)で駆動され(ステップS104)、停止後には前記ステップS101の待機状態に戻る。レリーズスイッチ79が操作されると、次に選択スイッチ78の状態をチェックし(ステップS105)、静止画が選択されていれば静止画の撮影を行う(ステップS106)。この時の撮影は1枚の画像を撮影するだけの単写でも、あるいはレリーズスイッチ79が押されている間に連続して画像を取り込む連写でもよいが、同時にズームの操作は受け付けない。撮影終了後には待機状態のステップS101に戻る。
【0050】
選択スイッチで動画が選択されていた場合は動画撮影を開始し(ステップS107)、次のレリーズスイッチ79の操作まで撮影を継続する。その間にズームスイッチ77が操作されると(ステップS108−y)、その司令に応じてテレ方向あるいはワイド方向に図15の駆動パターン(b)で駆動され(ステップS109)、撮影は継続される。そして再度レリーズスイッチ79が操作されると(ステップS110−y)撮影を終了し(ステップS111)、図15の駆動パターン(c)で同じポジションに再位置決めして(ステップS112)初期の待機状態(ステップS101)に戻る。
【0051】
なお、上述した図16のフローチャートに従ったプログラムを例えばメモリ75に格納し動作することにより、上述の制御方法を実現させることが可能となる。
【0052】
本発明は、上述した実施形態の装置に限定されず、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用してもよい。前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体をシステムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、完成されることは言うまでもない。
【0053】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMを用いることができる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0054】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、次のプログラムコードの指示に基づき、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニットに備わるCPUなどが処理を行って実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0055】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、不自然な画角変動をなくすことが可能な撮像装置、その制御方法、その制御プログラムを提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るカメラの電気的な構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したカメラの鏡筒部分の分解斜視図である。
【図3】図1に示したカメラの鏡筒部分の分解斜視図である。
【図4】鏡筒の中央断面図(沈胴位置)である。
【図5】鏡筒の中央断面図(ワイド位置)である。
【図6】鏡筒の中央断面図(テレ位置)である。
【図7】3群鏡筒駆動部の正面図である。
【図8】ズーム駆動ギア列を示す図である。
【図9】固定筒の内面展開図を示す図である。
【図10】移動カム環48の内面展開図である。
【図11】リニアセンサの特性図である。
【図12】リニアセンサ周辺の正面図である。
【図13】駆動環37の外面展開図である。
【図14】カム及び鏡筒の軌跡を説明する図である。
【図15】実施形態のカメラが備えている3種類のズーム駆動モードを示す図である。
【図16】実施形態に係るカメラの動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ベース
2 固定筒
31 群鏡筒
92 群鏡筒
14 絞りユニット
153 群鏡筒
24 ステップモータユニット
32 撮像素子
37 駆動環
38 DCモータ
48 移動カム環
49 直進ガイド筒
56 リニアセンサ

Claims (25)

  1. 被写体像を変倍する変倍手段と、動画撮影モードと静止画撮影モードを選択するモード選択手段と、前記モード選択手段により動画撮影モードが選択されているか静止画撮影モードが選択されているかに応じて前記変倍手段が動作する際の変倍動作特性を変更する変更手段とを有し、
    前記変倍手段は、前記モード選択手段により動画撮影モードが選択されている場合には、変倍用レンズをテレ側及びワイド側双方向から停止位置へ停止することを許容して駆動制御し、静止画撮影モードが選択されている場合には、変倍用レンズをテレ側及びワイド側何れか一方向からのみ停止位置へ停止することを許容して駆動制御することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記変倍手段は、前記モード選択手段により動画撮影モードが選択されている場合に、動画撮影終了に応答して現在の停止位置において再位置決めするよう変倍用レンズを前記静止画撮影モードが選択されている場合と同じ方向から停止させるように往復動作させることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 被写体像を変倍する変倍手段と、動画撮影モードと静止画撮影モードを選択するモード選択手段と、前記モード選択手段により動画撮影モードが選択されているか静止画撮影モードが選択されているかに応じて前記変倍手段が動作する際の変倍動作特性を変更する変更手段とを有し、
    前記変倍手段は、前記モード選択手段により動画撮影モードが選択されている場合に、動画撮影終了に応答して現在の停止位置において再位置決めするよう変倍用レンズをテレ側及びワイド側何れか一方向からのみ停止させる往復動作をさせることを特徴とする撮像装置。
  4. 前記被写体像を撮像する撮影用の撮像素子を有することを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかの請求項に記載の撮像装置。
  5. 被写体像を変倍する変倍手段と、撮影中は前記変倍手段の動作指示を受け付けない第一のモードと撮影中に前記変倍手段の動作指示を受け付ける第二のモードを選択する選択手段と、前記モード選択手段により前記第二のモードが選択されている場合には、変倍用レンズをテレ側及びワイド側双方向から停止位置へ停止することを許容して駆動制御し、前記第一のモードが選択されている場合には、変倍用レンズをテレ側及びワイド側何れか一方向からのみ停止位置へ停止することを許容して駆動制御する制御手段とを有することを特徴とする撮像装置。
  6. 前記制御手段は、前記モード選択手段により前記第二のモードが選択されている場合に、撮影終了に応答して現在の停止位置において再位置決めするよう変倍用レンズを前記第一のモードが選択されている場合と同じ方向から停止させるように往復動作させることを特徴とする請求項5記載の撮像装置。
  7. 被写体像を変倍する変倍手段と、
    撮影中は前記変倍手段の動作指示を受け付けない第一のモードと撮影中に前記変倍手段の動作指示を受け付ける第二のモードを選択する選択手段と、
    前記モード選択手段により動画撮影モードが選択されている場合に、動画撮影終了に応答して現在の停止位置において再位置決めするよう変倍用レンズをテレ側及びワイド側何れか一方向からのみ停止させる往復動作をさせる制御手段と
    を有することを特徴とする撮像装置。
  8. 前記被写体像を撮像する撮影用の撮像素子を有することを特徴とする請求項乃至請求項のいずれかの請求項に記載の撮像装置。
  9. 被写体像を変倍する変倍手段と、撮影中は前記変倍手段の動作指示を受け付けない第一のモードと撮影中に前記変倍手段の動作指示を受け付ける第二のモードを選択する選択手段とを有する撮像装置の制御方法において、前記モード選択手段により前記第二のモードが選択されている場合には、変倍用レンズをテレ側及びワイド側双方向から停止位置へ停止することを許容して駆動制御し、前記第一のモードが選択されている場合には、変倍用レンズをテレ側及びワイド側何れか一方向からのみ停止位置へ停止することを許容して駆動制御することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  10. 被写体像を変倍する変倍手段と、撮影中は前記変倍手段の動作指示を受け付けない第一のモードと撮影中に前記変倍手段の動作指示を受け付ける第二のモードを選択する選択手段とを有する撮像装置の制御プログラムにおいて、前記モード選択手段により前記第二のモードが選択されている場合には、変倍用レンズをテレ側及びワイド側双方向から停止位置へ停止することを許容して駆動制御し、前記第一のモードが選択されている場合には、変倍用レンズをテレ側及びワイド側何れか一方向からのみ停止位置へ停止することを許容して駆動制御することを特徴とする撮像装置の制御プログラム。
  11. 前記制御プログラムを格納することを特徴とする請求項10に記載の記録媒体。
  12. 第一のモードと第二のモードを選択するモード選択手段と、前記モード選択手段により前記第一のモードが選択されている場合には、被写体像を変倍する変倍用レンズをテレ側及びワイド側双方向から停止位置へ停止することを許容して駆動制御し、前記第二のモードが選択されている場合には、変倍用レンズをテレ側及びワイド側何れか一方向からのみ停止位置へ停止することを許容して駆動制御する変倍手段とを有することを特徴とする撮像装置。
  13. 前記第一のモードは、動画撮影モードであり、前記第2の撮影モードは、静止画撮影モードであることを特徴とする請求項12記載の撮像装置。
  14. 前記第一のモードは、前記変倍手段が撮影中に動作指示を受け付けるモードであり、前記第二のモードは、前記変倍手段が撮影中に動作指示を受け付けないモードであることを特徴とする請求項12記載の撮像装置。
  15. 前記変倍手段は、前記モード選択手段により前記第一のモードが選択されている場合に、撮影終了に応答して現在の停止位置において再位置決めするよう前記変倍用レンズを前記第二のモードが選択されている場合と同じ方向から停止させるように往復動作させることを特徴とする請求項12乃至請求項14のいずれかの請求項に記載の撮像装置。
  16. 第一のモードと第二のモードを選択するモード選択手段と、
    前記モード選択手段により前記第一のモードが選択されている場合に、撮影終了に応答して現在の停止位置において再位置決めするよう変倍用レンズをテレ側及びワイド側何れか一方向からのみ停止させる往復動作をさせる変倍手段と
    を有することを特徴とする撮像装置。
  17. 第一のモードと第二のモードをモード選択可能で、前記第一のモードが選択されている場合には、被写体像を変倍する変倍用レンズをテレ側及びワイド側双方向から停止位置へ停止することを許容して駆動制御し、前記第二のモードが選択されている場合には、前記変倍用レンズをテレ側及びワイド側何れか一方向からのみ停止位置へ停止することを許容して駆動制御することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  18. 前記第一のモードは、動画撮影モードであり、前記第2の撮影モードは、静止画撮影モードであることを特徴とする請求項17記載の撮像装置の制御方法。
  19. 前記第一のモードは、撮影中に動作指示を受け付けるモードであり、前記第二のモードは、撮影中に動作指示を受け付けないモードであることを特徴とする請求項17記載の撮像装置の制御方法。
  20. 前記第一のモードが選択されている場合に、撮影終了に応答して前記変倍用レンズを前記第二のモードが選択されている場合と同じ方向から停止させるように往復動作させることを特徴とする請求項17乃至請求項19のいずれかの請求項に記載の撮像装置の制御方法。
  21. 第一のモードと第二のモードをモード選択可能で、前記第一のモードが選択されている場合には、被写体像を変倍する変倍用レンズをテレ側及びワイド側双方向から停止位置へ停止することを許容して駆動制御し、前記第二のモードが選択されている場合には、前記変倍用レンズをテレ側及びワイド側何れか一方向からのみ停止位置へ停止することを許容して駆動制御することを特徴とする撮像装置の制御プログラム。
  22. 前記第一のモードは、動画撮影モードであり、前記第2の撮影モードは、静止画撮影モードであることを特徴とする請求項21記載の撮像装置の制御プログラム。
  23. 前記第一のモードは、撮影中に動作指示を受け付けるモードであり、前記第二のモードは、撮影中に動作指示を受け付けないモードであることを特徴とする請求項21記載の撮像装置の制御プログラム。
  24. 前記第一のモードが選択されている場合に、撮影終了に応答して前記変倍用レンズを前記第二のモードが選択されている場合と同じ方向から停止させるように往復動作させることを特徴とする請求項21乃至請求項23のいずれかの請求項に記載の撮像装置の制御プログラム。
  25. 前記制御プログラムを格納することを特徴とする請求項20乃至請求項24のいずれかの請求項に記載の記録媒体。
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