JP3715811B2 - スリッパ消毒供給装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スリッパに紫外線を照射して消毒殺菌し、消毒殺菌済みのスリッパを使用者に対して供給するスリッパ消毒供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
小規模病院や診療所では、院内の環境維持のために土足禁止にし、スリッパを使用している例が多い。しかし、そこで使用されるスリッパは、来院者が共用で使用することや、洗浄が行われないため、微生物レベルでは相当に汚染されている。また、昨今の清潔志向が高まる傾向の中で、他人が使用したスリッパをそのまま使用することに抵抗を感じる人が増えている。
【0003】
上記のような状況の中で、スリッパ消毒殺菌器なるものは既に存在しているが、そのほとんどは扉付きの下駄箱に紫外線ランプを取り付けた構造である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記の下駄箱タイプのスリッパ消毒殺菌器では、全てのスリッパを均等に消毒殺菌することができず、紫外線ランプから離れた箇所に入れられたスリッパの消毒殺菌は不十分となる。
【0005】
また、上記の下駄箱タイプのスリッパ消毒殺菌器では、出し入れが容易な箇所に収納されているスリッパばかりが繰り返し使用され、繰り返し使用されるスリッパは十分な消毒殺菌時間を確保できない。
【0006】
さらに、来院者がスリッパを出し入れするときに、紫外線を浴びてしまう。
【0007】
そこで本発明は、全てのスリッパを均等に、しかも、確実に消毒殺菌することができるスリッパ消毒供給装置を提供することを目的とする。
【0008】
また本発明は、小型化を図って狭い設置スペース内に設置することができるスリッパ消毒殺菌装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明のスリッパ消毒供給装置は、上部にスリッパ投入口を有し、下部にスリッパ取出口を有する本体ケースと、前記本体ケース内に設けられ、前記スリッパ投入口から投入されたスリッパを横向き状態で前記スリッパ投入口から前記スリッパ取出口に向けて案内するガイド機構と、前記本体ケース内に設けられ、前記本体ケース内に投入された前記スリッパを消毒殺菌する紫外線ランプと、を有する。また、前記スリッパ投入口の上方を覆うフードが設けられ、このフードは前記スリッパの足入れ部の形状に倣った傾斜形状に形成されている。
【0010】
ここで、「スリッパが横向き」とは、スリッパの爪先側と踵側とを結ぶ直線が水平方向を向き、かつ、スリッパの底面部が垂直面内に位置する状態を意味する。
【0011】
従って、ガイド機構により案内されて本体ケース内を移動するスリッパは、横向きに対向させた状態で移動するため、本体ケースの横幅寸法及び高さ寸法を小さくすることができ、小型化を図ることができる。また、このような向きで移動するスリッパに対して紫外線を照射することにより、全てのスリッパを均等に、かつ、確実に消毒殺菌することができる。さらに、ガイド機構により案内されて移動する各スリッパの足入れ部に他のスリッパの爪先部分が入り込まないため、スリッパの詰まりが発生しにくくなるとともに、最も消毒殺菌が必要であるスリッパの足入れ部の内側の消毒殺菌をより一層確実に行うことができる。また、フードの形状によりスリッパを返却する際の向きを指示することができ、スリッパを逆向きに返却することが原因となる本体ケース内でのスリッパの詰まりが防止される。また、このフードを設けることにより、本体ケース内の覗き込みを阻止でき、スリッパ載置板の回動時などに本体ケース内から漏れ出す紫外線を直視することが防止される。
【0012】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のスリッパ消毒供給装置において、前記スリッパ投入口には、前記スリッパが載置されたときにそのスリッパの荷重により回転して載置された前記スリッパを前記ガイド機構に向けて落下させるスリッパ載置板が設けられている。
【0013】
従って、返却するスリッパをスリッパ載置板の上に載せると、スリッパ載置板が回転して載置されたスリッパをガイド機構に向けて落下する。このため、使用したスリッパを返却するときの操作が簡単になる。
【0016】
請求項記載の発明は、請求項1又は2記載のスリッパ消毒供給装置において、前記ガイド機構は、前記スリッパを自重により落下させる構造である。
【0017】
従って、本体ケース内においてスリッパ投入口から投入されたスリッパをスリッパ取出口に向けて移動させるための駆動機構が不要となり、構造が簡単になる。
【0018】
請求項記載の発明は、請求項1、2又は3記載のスリッパ消毒供給装置において、前記本体ケースの前面に、透明な正面カバーが開閉自在に設けられている。
【0019】
従って、本体ケース内でスリッパの詰まりなどの異常が発生した場合、正面カバーを開ける前に異常原因を確認することができ、その異常に対して迅速に対応することができる。そして、この正面カバーを開くことにより、異常箇所の修理や本体ケース内の清掃を容易に行える。
【0020】
請求項記載の発明は、請求項1、2、3又は4記載のスリッパ消毒供給装置において、前記紫外線ランプは長尺形状であり、前記スリッパの足入れ部の内側を照射する位置に上下方向に向けて配置されている。
【0021】
従って、特に消毒殺菌を必要とするスリッパの足入れ部の内側に紫外線を照射することができ、かつ、紫外線ランプの数を増やすことなくスリッパに対する紫外線の照射時間を長くして消毒殺菌効果を高めることができる。
【0022】
請求項記載の発明は、請求項1、2、3、4又は5記載のスリッパ消毒供給装置において、前記スリッパ取出口には、1組の前記スリッパを前記本体ケース外へ送り出す送り出し機構が設けられ、この送り出し機構を作動させる取出スイッチが前記本体ケースの外周部に設けられている。
【0023】
従って、取出スイッチを操作すると送り出し機構が作動し、消毒殺菌済みの1組のスリッパがスリッパ取出口から本体ケース外へ送り出される。このため、スリッパを使用する場合におけるスリッパの取出し操作性が向上する。
【0024】
【発明の実施の形態】
本発明の第一の実施の形態を図1ないし図4に基づいて説明する。図1は、全体構造の外観を示す斜視図である。図2は、内部構造を示す縦断正面図である。図3は、内部構造を示す縦断側面図である。図4は、内部構造を示す水平断面図である。
【0025】
スリッパ消毒供給装置は縦長直方体形状の本体ケース1を有し、本体ケース1の上部にスリッパ投入口2が形成され、本体ケース1の下部にスリッパ取出口3が形成されている。本体ケース1内には、スリッパ投入口2から投入されたスリッパ4をスリッパ取出口3へ向けて案内するガイド機構5が2組設けられている。これらのガイド機構5は、上下方向に延出した3本のガイドレール5a,5b,5cにより形成されている。さらに、本体ケース1内には、この本体ケース1内に収納されたスリッパ4を消毒殺菌するための紫外線を照射する紫外線ランプ6a,6bが設けられている。
【0026】
前記スリッパ投入口2には、通常時にはスリッパ投入口2を閉止する水平位置へ回動し、スリッパ4が載置されたときにそのスリッパ4の荷重によりゆっくり回転し、載置されたスリッパ4をガイド機構5によるスリッパ保持位置へ向けて落下させるロータリーダンパー方式のスリッパ載置板7が設けられている。スリッパ載置板7は平行に一対設けられており、各スリッパ載置板7にそれぞれ片方のスリッパ4を載置する構造となっている。
【0027】
本体ケース1の上面部には、スリッパ投入口2の上方を覆うフード8が固定されている。このフード8は、スリッパ4の足入れ部4aの形状に倣った形状に形成されており、本体ケース1の正面側から見て、手前側が大きく開放されて先端側が狭く形成されている。また、このフード8は紫外線を遮光する材料で形成されている。
【0028】
前記ガイド機構5のガイドレール5a〜5cは、図4に示すようにスリッパ4を3点で保持するように配置され、ガイド機構5で保持されるスリッパ4は、スリッパ4の爪先側と踵側とを結ぶ直線が水平方向を向き、かつ、スリッパ4の底面部4bが垂直面内に位置する、いわゆる、横向きに保持されている。さらに、ガイド機構5が2組設けられていることにより、一組のスリッパ4が足入れ部4aを向かい合わせた背中合わせ状態に対向されている。また、ガイド機構5で保持されるスリッパ4は、自重により下方へ落下するようになっている。ガイド機構5の下端側であってスリッパ取出口3に対向する位置には、最下位のスリッパ4の底面部4bに当接してこのスリッパ4を約45°に傾斜させて保持する保持板9が設けられている。
【0029】
本体ケース1内には長尺形状の紫外線ランプ6a,6bが設けられている。一方の紫外線ランプ6aは、上下方向に向けて配置され、かつ、スリッパ4の足入れ部4aの内側に向けて紫外線を照射する位置に配置されている。また、この紫外線ランプ6aには、この紫外線ランプ6aから照射された紫外線が本体ケース1の正面側へ向けて照射されることを防止する反射カバー10が取り付られている。他方の紫外線ランプ6bは本体ケース1内の下部側において水平方向に向けて配置され、かつ、スリッパ4の底面部4bを照射する位置に配置されている。
【0030】
本体ケース1の正面側には、透明な部材で形成された正面カバー11が開閉自在に取り付けられている。
【0031】
スリッパ取出口3には、揺動自在に吊り下げられたカバー3aが設けられ、このカバー3aの奥側に、底面部4bを保持板9に当接させている最下位の1組のスリッパ4を本体ケース1外へ送り出す送り出し機構12が設けられている。この送り出し機構12は、正逆回転自在なモータ13と、モータ13により駆動される駆動プーリ14及び従動プーリ15,16と、これらのプーリ14〜16間に巻回されたワイヤ17と、ワイヤ17に固定された押出し金具18とにより構成されている。本体ケース1の正面側上部には、モータ13を駆動させることにより送り出し機構12を作動させる取出スイッチ19が設けられている。この取出スイッチ19の横には、本体ケース1内がスリッパ4で満杯になり、又は、スリッパ4の詰まりなどの異常発生によりスリッパ4の返却が不能であことを知らせる返却不能表示ランプ20が設けられている。
【0032】
このような構成においては、本体ケース1内には多数のスリッパ4が収納されており、それらのスリッパ4に対して紫外線ランプ6a,6bから紫外線が照射され、スリッパ4の消毒殺菌が行われる。本体ケース1内に収納されたスリッパ4は、図2ないし図4に示すように、足入れ部4aの内側を紫外線ランプ6aからの紫外線で照射され、底面部4bを紫外線ランプ6bからの紫外線で照射される。さらに、最も消毒殺菌を必要とする足入れ部4aの内側についてはスリッパ4が上方から下方へ移動する間の長時間に渡って紫外線が照射され、しかも、この足入れ部4aに他のスリッパ4の爪先部分が入り込まないために確実に消毒殺菌を行える。
【0033】
また、ガイド機構5により案内されて本体ケース1内を移動するスリッパ4は、横向きで背中合わせに対向した状態で移動するため、本体ケース1の横幅寸法及び高さ寸法を小さくし、スリッパ消毒供給装置の小型化を図ることができる。
【0034】
使用したスリッパ4を返却する場合には、スリッパ4をスリッパ載置板7の上へ載置する。このとき、スリッパ4の爪先を奥側へ向ける。フード8の形状がスリッパ4の足入れ部4aの形状に倣った形状となっており、返却時におけるスリッパ4の向きを暗に指示しているため、スリッパ4を逆向き(爪先側を手前にした向き)に返却することを防止できる。スリッパ4の逆向き返却を確実に防止するためには、フード8に絵図、文字などによりスリッパ4の返却向きを表示する。
【0035】
スリッパ4が載置板7の上に載置されると、載置板7はスリッパ4の荷重により図2において二点鎖線で示す位置まで回動し、載置されたスリッパ4はガイド機構5に向けて落下する。
【0036】
載置板7が回動するとき、紫外線ランプ6a,6bから照射されている紫外線の一部がスリッパ投入口2から上方へ漏れ出すが、フード8を設けたことによりスリッパ投入口2からの本体ケース1内の覗き込みが阻止されている。このため、載置板7の回動時に、スリッパ4を返却した者又は本体ケース1の近くにいた者が、スリッパ投入口2から漏れ出した紫外線を直視するということが防止される。
【0037】
本体ケース1の正面には透明な正面カバー11が開閉自在に設けられているので、本体ケース1内でスリッパ4の詰まりなどの異常が発生した場合、正面カバー11を開ける前に異常原因を確認することができ、その異常に対して迅速に対応することができる。そして、この正面カバー11を開くことにより、異常箇所の修理や本体ケース1内の清掃を容易に行える。なお、本体ケース1における正面カバー11の縁部に対向する位置には紫外線ランプ6a,6bをオン・オフさせるスイッチ(図示せず)が設けられており、正面カバー10を開放したときにこのスイッチがオフになって紫外線ランプ6a,6bが消灯され、作業者が紫外線を浴びることが防止される。
【0038】
本体ケース1内からスリッパ4を取出す場合には、取出スイッチ19を押す。すると、モータ13が駆動され、ワイヤ17が回転し、このワイヤ17に固定されている押出し金具18が図3において実線で示す位置から二点鎖線で示す位置へ移動し、最下位に位置している1組のスリッパ4に当接してこのスリッパ4を本体ケース1外へ送り出す。押出し金具18が二点鎖線で示した位置まで移動すると、モータ13が逆向きに回転し、次のスリッパ4がその底面部4bを保持板9に当接する位置まで移動する前に実線で示した位置へ復帰する。
【0039】
なお、本実施の形態においては、ガイド機構5により保持される1組のスリッパ4を、足入れ部4aを向かい合わせて保持した場合を例に挙げて説明したが、底面部4bを向かい合わせるように保持してもよい。
【0040】
ついで、本発明の第二の実施の形態を図5に基づいて説明する。なお、図1及び図4において説明した部分と同じ部分は同じ符号で示し、説明も省略する。本実施の形態は、送り出し機構12に代えて、異なる構造の送り出し機構21を設けたものである。他の部分は第一の実施の形態と同じである。
【0041】
この送り出し機構21は、一定方向へ回転するモータ22と、モータ22により駆動される駆動プーリ23及び従動プーリ24と、これらのプーリ23,24の間に巻回されたベルト25と、ベルト25の外周面に固定された2個の突起26とにより構成されている。
【0042】
このような構成において、本体ケース1内からスリッパ4を取出す場合には、取出スイッチ19を押す。すると、モータ22が駆動され、ベルト25が矢印A方向へ半周分回転する。これにより、一方の突起26が最下位に位置する1組のスリッパ4に当接してこのスリッパ4を本体ケース1外へ送り出す。
【0043】
【発明の効果】
請求項1記載の発明のスリッパ消毒供給装置によれば、ガイド機構により案内されて本体ケース内を移動するスリッパは、横向き状態で移動するため、本体ケースの横幅寸法及び高さ寸法を小さくすることができ、小型化を図ることができる。また、このような向きで移動するスリッパに対して紫外線を照射することにより、全てのスリッパを均等に、かつ、確実に消毒殺菌することができる。さらに、ガイド機構により案内されて移動する各スリッパの足入れ部に他のスリッパの爪先部分が入り込まないため、スリッパの詰まりが発生しにくくなるとともに、最も消毒殺菌が必要であるスリッパの足入れ部の内側の消毒殺菌をより一層確実に行うことができる。また、スリッパ投入口の上方を覆うフードが設けられ、このフードはスリッパの足入れ部の形状に倣った傾斜形状に形成されているので、このフードの形状によりスリッパを返却する際の向きを指示することができ、スリッパを逆向きに返却することが原因となる本体ケース内でのスリッパの詰まりを防止することができる。また、このフードを設けることにより、本体ケース内の覗き込みを阻止することができ、スリッパ載置板の回動時などに本体ケース内から漏れ出す紫外線を直視することを防止して安全性を向上させることができる。
【0044】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載のスリッパ消毒供給装置において、スリッパ投入口には、スリッパが載置されたときにそのスリッパの荷重により回転して載置されたスリッパをガイド機構に向けて落下させるスリッパ載置板が設けられているので、返却するスリッパをスリッパ載置板の上に載せると、スリッパ載置板が回転して載置されたスリッパをガイド機構に向けて落下させることができ、使用したスリッパを返却するときの操作を簡単にすることができる。
【0046】
請求項記載の発明によれば、請求項1又は2記載のスリッパ消毒供給装置において、ガイド機構は、スリッパを自重により落下させる構造であるので、本体ケース内においてスリッパ投入口から投入されたスリッパをスリッパ取出口に向けて移動させるための駆動機構が不要となり、簡単な構造とすることができる。
【0047】
請求項記載の発明によれば、請求項1、2又は3記載のスリッパ消毒供給装置において、本体ケースの前面に、透明な正面カバーが開閉自在に設けられているので、本体ケース内でスリッパの詰まりなどの異常が発生した場合、正面カバーを開ける前に異常原因を確認することができ、その異常に対して迅速に対応することができる。そして、この正面カバーを開くことにより、異常箇所の修理や本体ケース内の清掃を容易に行うことができる。
【0048】
請求項記載の発明によれば、請求項1、2、3又は4記載のスリッパ消毒供給装置において、紫外線ランプは長尺形状であり、スリッパの足入れ部の内側を照射する位置に上下方向に向けて配置されているので、特に消毒殺菌を必要とするスリッパの足入れ部の内側に紫外線を照射することができ、かつ、紫外線ランプの数を増やすことなくスリッパに対する紫外線の照射時間を長くして消毒殺菌効果を高めることができる。
【0049】
請求項記載の発明によれば、請求項1、2、3、4又は5記載のスリッパ消毒供給装置において、スリッパ取出口には、1組のスリッパを本体ケース外へ送り出す送り出し機構が設けられ、この送り出し機構を作動させる取出スイッチが本体ケースの外周部に設けられているので、取出スイッチを操作することにより送り出し機構を作動させて消毒殺菌済みの1組のスリッパを本体ケース外へ送り出すことができ、スリッパを使用する場合におけるスリッパの取出し操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態のスリッパ消毒供給装置を示す斜視図である。
【図2】縦断正面図である。
【図3】縦断側面図である。
【図4】水平断面図である。
【図5】本発明の第二の実施の形態のスリッパ消毒供給装置を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
1 本体ケース
2 スリッパ投入口
3 スリッパ取出口
4 スリッパ
4a 足入れ部
5 ガイド機構
6a,6b 紫外線ランプ
7 スリッパ載置板
8 フード
11 正面カバー
12,21 送り出し機構
19 取出スイッチ

Claims (6)

  1. 上部にスリッパ投入口を有し、下部にスリッパ取出口を有する本体ケースと、
    前記本体ケース内に設けられ、前記スリッパ投入口から投入されたスリッパを横向き状態で前記スリッパ投入口から前記スリッパ取出口に向けて案内するガイド機構と、
    前記本体ケース内に設けられ、前記本体ケース内に投入された前記スリッパを消毒殺菌する紫外線ランプと、
    前記スリッパの足入れ部の形状に倣った傾斜形状に形成され、前記スリッパ投入口の上方を覆うフードと、
    を有するスリッパ消毒供給装置。
  2. 前記スリッパ投入口には、前記スリッパが載置されたときにそのスリッパの荷重により回転して載置された前記スリッパを前記ガイド機構に向けて落下させるスリッパ載置板が設けられている請求項1記載のスリッパ消毒供給装置。
  3. 前記ガイド機構は、前記スリッパを自重により下方へ移動させる構造である請求項1又は2記載のスリッパ消毒供給装置。
  4. 前記本体ケースの前面に、透明な正面カバーが開閉自在に設けられている請求項1、2又は3記載のスリッパ消毒供給装置。
  5. 前記紫外線ランプは長尺形状であり、前記スリッパの足入れ部の内側を照射する位置に上下方向に向けて配置されている請求項1、2、3又は4記載のスリッパ消毒供給装置。
  6. 前記スリッパ取出口には、1組の前記スリッパを前記本体ケース外へ送り出す送り出し機構が設けられ、この送り出し機構を作動させる取出スイッチが前記本体ケースの外周部に設けられている請求項1、2、3、4又は5記載のスリッパ消毒供給装置。
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