JP3715486B2 - 受信装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コード情報を含む振幅変調信号を受信して復調する受信装置、特には携帯型のものとして構成する場合に好適する受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば車両用ドアのロック・アンロックを自動的に行うスマートエントリシステム(パッシブエントリシステム)においては、車両側からコード化された状態で送信されるID要求信号に応答するための携帯機(所謂スマートカード)が用意され、これを運転者が常時において携帯することになる。このような携帯機には、従来より、例えば特開昭60−159265号公報に見られるように、図4に示すような受信装置を内蔵することが行われている。
【0003】
この図4において、受信アンテナ1は、コイル1a及びコンデンサ1bの並列共振回路により構成されたもので、車両側からコード情報を振幅変調した状態で送信されてくるID要求信号を電磁結合により受信する。このようなコード情報を含む受信信号は、ダイオード2a及び検波用時定数回路を構成するコンデンサ2b、抵抗2cを備えたダイオード検波回路2により包絡線検波された後に、当該検波回路2に直流結合されたオペアンプ3で増幅される。このオペアンプ3の増幅出力は、図示しない比較回路において所定の基準電圧と比較され、その比較出力によりコード情報を抽出する構成となっている。特に、特開昭60−159265号公報に開示されたものにあっては、外来妨害電波や外来ノイズ(瞬間的なのものではなく定常的なノイズ)に起因した悪影響が出る場合には、基準電圧発生回路を通じて比較回路のしきい値電圧(基準電圧)を切り替えることにより、ノイズに起因する誤動作を防止する構成としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記携帯機にあっては、車両側からのID要求信号を常時において受信可能なスタンバイ状態(電源投入状態)に保持しておく必要があるため、その電源が内蔵電池であることを考慮すると、消費電流を極力小さくすることが必要になってくる。また、セキュリティを高めるためにはコード情報の情報量を増やすことになるが、このような状況下でシステムの動作速度を十分に確保するためには、車両との間の通信速度を高めることが望ましい。
【0005】
しかしながら、図4に示した従来の受信装置のように、検波出力を増幅するためにオペアンプ3を使用する構成では、そのスルーレートを大きくして通信速度の高速化を図った場合に消費電流の増大を招くという事情があるため、低消費電流化と高速通信とを両立できないという問題点があった。また、従来構成では、受信信号の電圧レベルが、検波用ダイオード2aの順方向電圧降下に相当したレベル以下の場合には検波動作が不可能になるため、その効率が悪く、この面からも消費電流の増大を招くことになる。さらに、ノイズに起因した誤動作を防止するために、特開昭60−159265号公報に記載された装置のように、外来妨害電波や外来ノイズの有無に応じて基準発生回路の基準電圧を切り替えるための回路構成を設けた場合には、その回路規模が大きくなることが避けられず、結果的に消費電流の増大を招くと共に、コストの高騰を来たすことになる。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、回路規模を抑制したコスト安な構成で消費電流の低減並びに通信速度の向上を実現できると共に、定常的なノイズに起因した誤動作の防止も図り得るようになる受信装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1に記載した手段を採用できる。この手段によれば、検波出力の増幅のためにトランジスタ増幅回路を用いているから、その増幅のためにオペアンプを使用した場合のように、通信速度を高速化する際に消費電流が増大する恐れがなくなる。つまり、低消費電流化を図りながら通信速度の向上を図り得るようになる。また、トランジスタ検波回路を用いているから、検波動作可能な受信信号のレベルが、ダイオード検波回路を用いる場合に比べて大幅に低くなる。このため、受信レベルが微小な状態でも動作可能となって、その効率を向上させ得るようになり、この面からも低消費電流化を実現できる。しかも、検波回路と増幅回路との間が交流結合されているから、検波回路の受信信号にノイズが含まれる場合であっても、その検波出力中から信号の変化分だけを取り出し得るようになり、結果的に受信信号のレベルがノイズレベル以上あればコード情報の抽出が可能となる。つまり、比較回路に設定された基準電圧を切り替えなくてもコード情報の抽出が可能になるものであり、従って、従来のように基準電圧の切り替えのための回路構成を設ける必要がなくなって、回路規模の増大に起因したコストの高騰を招く恐れがなくなるものである。
【0008】
また、前記増幅回路を、トランジション周波数が数GHzの増幅用トランジスタを使用したトランジスタ増幅回路として構成することにより、消費電流が数μAに設定された状態でも、増幅対象の振幅変調信号の搬送波周波数が100kHzの帯域で30dB以上のゲインが得られるような回路構成としたから、消費電流の大幅な低減を実現でき、例えば電源を電池から得る回路構成とする場合に好適するようになる。
【0009】
検波回路の前段に前置増幅回路が設けられる結果、感度が向上するようになって受信可能範囲が広くなる。また。検波用トランジスタの非線形領域で検波動作が行われるから、ダイオード検波回路を用いる場合に比べて効率が大幅に向上するようになり、しかも、前置増幅回路の負荷インピーダンスが高くなるから、インピーダンス変換機能も発揮できるようになる。
【0010】
この場合、前置増幅回路の増幅要素として高トランジション周波数のトランジスタを使用することにより、消費電流が数μAに設定された状態でも、増幅対象の振幅変調信号の搬送波周波数が100kHzの帯域で30dB以上のゲインが得られるような回路構成としたから、前置増幅回路での消費電流も大幅に低減可能となる。
【0011】
さらに、低消費電流化に伴い電池寿命が延長されることになり、実際に携帯して使用する際の動作信頼性が向上するようになる。
【0012】
請求項2に記載した手段によれば、車両側の送信装置からの振幅変調信号を電磁結合により受信し、その受信信号中から抽出したコード情報が予め設定されたコード情報と一致する場合のみ動作指令用コード信号を車両側へ無線送信(アンサバック)する構成となっているから、送信装置を中心とした限られた範囲でのみ振幅変調信号の受信動作が可能となり、不要な受信動作及びこれに対する応答動作を無駄に行う可能性が低くなる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を車両のスマートエントリシステムに適用した一実施例について図1ないし図3を参照しながら説明する。
図2には、スマートエントリシステムの要部の構成が概略的に示されている。この図2において、運転者が携帯するスマートカード11は、車両側に設けられた送受信ユニット12(送信装置に相当)との間で双方向通信可能に構成されている。この場合、送受信ユニット12は、ID要求信号Sdを送信アンテナ12aを通じて比較的短い周期で出力すると共に、スマートカード11側から送信される応答信号Sa(動作指令用コード信号に相当)を受信アンテナ12bを通じて受信するようになっており、受信信号を復調して図示しない車両用ECUに供給する構成となっている。尚、上記ID要求信号Sdは、シリアルデータより成るコード情報を含む暗号データを振幅変調した信号であり、その搬送波周波数は例えば134kHz程度に設定されている。また、上記応答信号Saも、シリアルデータより成るコード情報を含む暗号データを振幅変調した信号であり、その搬送周波数は例えば310MHz程度に設定されている。
【0014】
スマートカード11は、電池(図示せず)を電源としたもので、以下のような構成となっている。即ち、受信アンテナ13はコイル13a及びコンデンサ13bの並列共振回路により構成されたもので、前記ID要求信号Sdを電磁結合により受信する。受信したID要求信号Sdは、前置増幅回路14、トランジスタ検波回路15、ベースバンド増幅回路16を通じて増幅・検波された後に、比較回路17にて基準電圧と比較されて二値化され、以てコード情報が抽出される。尚、上記受信アンテナ13、前置増幅回路14、トランジスタ検波回路15、ベースバンド増幅回路16により本発明でいう受信装置18が構成されるものである。
【0015】
比較回路17の出力を受ける送受信制御IC19は、当該比較回路17にて抽出されたコード情報を復号すると共に、その復号結果が予め設定された情報と一致するときにRF部20及び送信アンテナ21より成るアンサバック用送信装置22を通じて前記応答信号Saを送信する動作を行うようになっている。尚、この応答信号Saを送受信ユニット12を通じて受信する車両側においては、図示しない車両用ECUが受信した応答信号Saから抽出されたコード情報を復号すると共に、その復号結果が予め設定された情報と一致するときに、所定の負荷制御動作(ドアロック機構の解錠や施錠動作、或いはエンジン始動を許可する動作など)を行う構成となっている。
【0016】
さて、図1には前記受信装置18の具体的な回路構成が示されている。
この図1において、受信アンテナ13の出力をカップリングコンデンサ23を介して受ける前置増幅回路14は、受信アンテナ13を通じて受信した搬送波信号(ID要求信号Sd)を増幅するためのもので、エミッタ接地形式のトランジスタ増幅回路により構成されている。即ち、前置増幅回路14は、エミッタが接地されたnpn型トランジスタ14aのコレクタを、図示しない電池から給電される電源端子+Vに対し負荷抵抗14bを介して接続すると共に、そのトランジスタ14bのコレクタ・ベース間に自己バイアス用抵抗14cを接続した構成となっている。
【0017】
この前置増幅回路14の増幅出力を受けるトランジスタ検波回路15は、その増幅出力(周波数が134kHz程度の搬送波信号)を周波数が25kHz程度のベースバンド信号に変換するためのもので、コレクタが電源端子+Vに接続されたnpn型トランジスタ15aのエミッタを、検波用時定数回路としてのコンデンサ15b及び抵抗15cの並列回路を介して接地端子に接続すると共に、そのトランジスタ15aのベースを、前置増幅回路14の出力点である前記トランジスタ14aのコレクタに接続した構成となっている。この場合、上記トランジスタ15aが非線形領域で検波動作を行うように回路定数が設定される。
【0018】
このトランジスタ検波回路15の検波出力(ベースバンド信号)をカップリングコンデンサ24(本発明でいう交流結合素子に相当)を介して受けるベースバンド増幅回路16も、前記前置増幅回路14と同様にエミッタ接地形式のトランジスタ増幅回路により構成されている。即ち、ベースバンド増幅回路16は、エミッタが接地されたnpn型トランジスタ16aのコレクタを、電源端子+Vに対し負荷抵抗16bを介して接続すると共に、そのトランジスタ16bのコレクタ・ベース間に自己バイアス用抵抗16cを接続した構成となっている。そして、このベースバンド増幅回路16の増幅出力は、カップリングコンデンサ25を介して比較回路17(図2参照)に与えられる。
【0019】
この場合、上記前置増幅回路14及びベースバンド増幅回路16内のトランジスタ14a及び16aとして、トランジション周波数fT が数GHz以上のものを使用している。これにより、受信装置18の回路定数を、各トランジスタ14a及び16aのコレクタ電流(消費電流)が数μA程度となるような状態に設定したときでも、受信するID要求信号Sd(振幅変調信号)の搬送波周波数が100kHzオーダーの帯域(並びにベースバンド信号の周波数に対応した25kHzオーダーの帯域)で30dB程度以上のゲイン(小信号電流増幅率)が得られるように構成している。
【0020】
つまり、例えば、トランジスタ14a及び16aとしてfT =10GHz(コレクタ電流が7mAのときのカタログ値)のトランジスタ(例えば、2SC5095)を使用した場合、そのコレクタ電流が2μAのときのゲイン(小信号電流増幅率)は、図3に示すような周波数特性を示すようになる。本実施例の場合、増幅対象のID要求信号Sdの搬送波周波数は134kHz程度に設定され、ベースバンド周波数は25kHz程度に設定されているから、図3の周波数特性に当てはめると、32.5dB近く若しくは32.5dB程度のゲインが得られることになる。
【0021】
上記した本実施例によれば、トランジスタ検波回路15による検波出力の増幅のためにトランジスタ増幅回路より成るベースバンド増幅回路16を用いているから、その増幅のためにオペアンプを使用した従来構成のように、通信速度を高速化する際に消費電流が増大する恐れがなくなる。つまり、低消費電流化を図りながら通信速度の向上を図り得るようになるから、シリアルデータより成るコード情報を含むID要求信号Sdを受信する場合に有益となる。また、トランジスタ検波回路15を用いているから、検波動作可能な受信信号のレベルが、ダイオード検波回路を用いる場合に比べて大幅に低くなる。このため、受信レベルが微小な状態でも動作可能となって、その効率を向上させ得るようになり、この面からも低消費電流化を実現できる。
【0022】
しかも、トランジスタ検波回路15とベースバンド増幅回路16との間がカップリングコンデンサ24により交流結合されているから、トランジスタ検波回路15の受信信号にノイズが含まれる場合であっても、その検波出力中から信号の変化分だけを取り出し得るようになり、結果的に受信信号のレベルがノイズレベル以上あれば、比較回路17においてコード情報の抽出が可能となる。つまり、比較回路17に設定された基準電圧を切り替えなくてもコード情報の抽出が可能になるものであり、従って、従来のように基準電圧の切り替えのための回路構成を設ける必要がなくなって、回路規模の増大に起因したコストの高騰を招く恐れがなくなるものである。
【0023】
また、前置増幅回路14及びベースバンド増幅回路16のための増幅要素として、トランジション周波数fT が数GHz程度以上のトランジスタ14a及び16aを使用することにより、それらのコレクタ電流が数μA程度に設定された状態でも、受信するID要求信号Sdの搬送波周波数が134kHz程度の帯域(並びにベースバンド信号の周波数に対応した25kHzオーダーの帯域)で30dB程度以上のゲインが得られるような回路構成としたから、消費電流の大幅な低減を実現でき、本実施例のように受信装置18の電源を電池から得る回路構成とする場合に好適するようになる。具体的には、本実施例のように、電池を電源とした携帯型のスマートカード11に内蔵する場合には、低消費電流化に伴い電池寿命が延長されることになり、スマートカード11を実際に使用する際の動作信頼性が向上するようになる。
【0024】
しかも、トランジスタ検波回路15の前段に前置増幅回路14が設けられる結果、感度が向上するようになって受信可能範囲が広くなる。また、検波用トランジスタ15aは、その非線形領域で検波動作を行う構成となっているから、ダイオード検波回路を用いる場合に比べて効率が大幅に向上するようになり、しかも、前置増幅回路14の負荷インピーダンスが高くなるから、インピーダンス変換機能も発揮できるようになる。
【0025】
さらに、スマートカード11内の受信装置18は、車両側の送受信ユニット12からのID要求信号Sdを電磁結合により受信し、その受信信号中から抽出したコード情報が予め設定されたコード情報と一致する場合のみ応答信号Saを車両側へ無線送信(アンサバック)する構成となっているから、スマートカード11側では、送受信ユニット12を中心とした限られた範囲でのみID要求信号Sdの受信動作が可能となり、不要な受信動作及びこれに対する応答動作を無駄に行う可能性が低くなり、電磁寿命の長期化を図る上で有利となる。
【0026】
尚、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、次のような変形または拡張が可能である。
検波回路の検波要素や前置増幅回路及び増幅回路の増幅要素としてFETを用いる構成としても良い。スマートエントリシステムに限らず、他のシステム或いは装置用の携帯型の受信装置に適用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路構成図
【図2】スマートエントリシステムの概略的構成図
【図3】トランジスタゲインの周波数特性図
【図4】従来構成を示す図1相当図
【符号の説明】
11はスマートカード、12は送受信ユニット(送信装置)、13は受信アンテナ、14は前置増幅回路、14aはトランジスタ、15は検波回路、15aはトランジスタ、16はベースバンド増幅回路、16aはトランジスタ、17は比較回路、18は受信装置、22はアンサバック用送信装置、24はカップリングコンデンサ(交流結合素子)を示す。
Claims (2)
- コード情報を含むと共に搬送周波数が134kHzの帯域に設定された振幅変調信号を検波する検波回路と、この検波回路の検波出力を増幅する増幅回路と、この増幅回路の増幅出力を予め設定された基準電圧と比較することにより前記コード情報を抽出する比較回路とを備え、電池を電源とする携帯型に構成された受信装置において、
前記検波回路を、検波用トランジスタの非線形領域で検波動作を行うトランジスタ検波回路として構成すると共に、当該検波回路の前段に受信信号を増幅する前置増幅回路を設け、
前記増幅回路を、トランジション周波数が数GHzの増幅用トランジスタを使用したトランジスタ増幅回路として構成することにより、その消費電流が数μAに設定された状態でも前記振幅変調信号の搬送波周波数が100kHzの帯域で30dB以上のゲインが得られるような回路構成とし、
前記前置増幅回路の増幅要素として、トランジション周波数が数GHzのトランジスタを使用することにより、その消費電流が数μAに設定された状態でも前記振幅変調信号の搬送波周波数が100kHzの帯域で30dB以上のゲインが得られるような回路構成し、
前記検波回路と増幅回路との間に交流結合素子を介在させたことを特徴とする受信装置。 - 車両に搭載された送信装置からのコード情報を含む振幅変調信号を電磁結合により受信して前記検波回路に与える受信アンテナと、
この受信アンテナの受信信号中のコード情報を前記検波回路、増幅回路及び比較回路を通じて抽出したコード情報が予め設定されたコード情報と一致する場合のみ動作指令用コード信号を前記車両側へ無線送信するアンサバック用送信装置とを備えたことを特徴とする請求項1記載の受信装置。
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