JP3715225B2 - Paving material, paving body and paving method - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、土と、その土を固める固化材とを混合してある舗装材に関すると共に、前記舗装材の特定の性質を専ら利用すべく地面上に舗装材を固めた状態に設置してある舗装体に関し、前記舗装材を取り扱った舗装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
歩道や公園路や車道等の舗装においては、従来からアスファルト舗装が広く採用されてきているが、アスファルト舗装は透水性が低いから、降雨時に雨水が舗装表面上に溜まり、歩行者の足元を濡らし易い問題点があると共に、舗装表面が無機質な仕上がりになり易いから、景観上の表情に乏しい問題点があり、例えば、自然な雰囲気の舗装が必要とされる場所では、近年、土を主材として固めた土舗装が採用される傾向にある。
この土舗装技術の代表的なものは、図5に示すように、真砂土(花崗岩の類が風化してできた砂状の土)と呼ばれる比較的粒度の揃った良質の土(図4に示す土のふるい試験による粒径加積曲線照参)1に、セメント2を混ぜた舗装材h1を用いるもので、地面G上にこの舗装材h1を所定厚みに敷設して、水の散布と締め固めによって、舗装体r1を形成するといった舗装方法を採るものであった。
即ち、舗装体は、前記真砂土が、セメント分によって比較的粗な状態に支持されている構造となっており、真砂土の質感を生かした透水性舗装が実現されているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
土舗装は、上述の通り、土の自然な質感を生かしながら、歩行にも適した舗装面に仕上げることができる反面、靴や車輪による摩耗に対する耐力は、アスファルト舗装に比べて低く、時間経過と共に、土が分離し易くなるのが現状である。
上述した従来の舗装技術によれば、主材として使用している真砂土は、前述の通り粒度が揃った粒子で構成されているから、それぞれの粒子間の係わりが弱く、例えば、降雨時の雨水によって非常に流され易い。即ち、このような性質の土を使用した従来の舗装技術においては、土粒子が舗装から分離して流されてしまい易く、舗装表面が凸凹になったり、土の流された跡に溝が出来たり、舗装面の劣化が激しくなり易い問題点がある。
【0004】
従って、本発明の目的は、上記問題点を解消し、土の質感を生かしながら、耐久性の高い舗装を形成できる舗装技術を提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明の特徴構成は、図1に例示するごとく、土1と、前記土1を固める固化材2とを混合してある舗装材において、前記土1と前記固化材2とが一体粒状に固化した固化粒4と、前記土1、及び、前記固化材2とを、均等係数が10以上の状態に混合してあるところにある。
【0006】
請求項1の発明の特徴構成によれば、前記土と前記固化材とが一体粒状に固化した固化粒を、前記土、及び、前記固化材と共に混合してあるから、固化粒そのものは、土単独の粒子より大径寸法となり、舗装材全体としては、固化材と、土の粒、前記固化粒とが混ざり合った混合物となる。
従って、土の粒単独の粒度分布に比べて、前記固化粒が混ざり合った分、構成粒子の粒度分布巾が広くなり、各粒子の係わりの強さ(流砂抵抗)を増加させることができ、各粒子が水に流されにくい舗装にすることが可能となる。
その結果、舗装表面に凸凹や溝が発生し難くなり、舗装の耐久性を向上させることが可能となる。
【0007】
請求項2の発明の特徴構成は、前記土1は、真砂土であるところにある。
【0008】
請求項2の発明の特徴構成によれば、請求項1の発明による作用効果を叶えることができるのに加えて、真砂土が備えた独特で自然な質感を、舗装表面の仕上がりに有効に生かすことが可能となる。また、原産地が全国的に広く存在している土の種類であることから、入手し易く、且つ、材料に関するコストダウンによって、安価に舗装工事を進めることが可能となる。
【0009】
請求項3の発明の特徴構成は、前記固化粒4は、その最大粒径を、前記土1の最大粒径より大きく設定してあるところにある。
【0010】
請求項3の発明の特徴構成によれば、請求項1又は2の発明による作用効果を叶えることができるのに加えて、舗装体を構成する粒子の最大粒径が、土粒子単独によって舗装体を構成したものに比べて、固化粒を配合したものの方が大きくなることで、舗装体の全体的な粒子径分布巾を広くすることができる。即ち、舗装体の中には、より大きな粒子から小さい粒子まで、いろいろなサイズの粒子が存在し、大きい粒子同士の間に中ぐらいの粒子が位置し、中ぐらいの粒子同士の間に小さい粒子が位置するといった具合に、粒子の間に他の粒子が入り込んだ係合構造となり、この係合構造によって、各粒子が簡単には移動しにくい状態となる。即ち、雨水によって各粒子が容易に流されるといったことを防止し易くなり、舗装面に凸凹や溝が出来にくく、舗装としての耐久性を向上させることが可能となる。
【0011】
請求項4の発明の特徴構成は、図1に例示するごとく、地面G上に、土1を主体とした舗装材を固めた状態に設置してある舗装体において、前記舗装材が、請求項1〜3の何れか一項に記載の舗装材であるところにある。
【0012】
請求項4の発明の特徴構成によれば、請求項1〜3の何れかの発明による作用効果を備えた舗装体を形成することができる。
即ち、請求項1の発明による舗装材を使用した舗装体においては、舗装表面に凸凹や溝が発生し難くなり、舗装の耐久性を向上させることができる。
また、請求項2の発明による舗装材を使用した舗装体においては、真砂土が備えた独特で自然な質感を、舗装表面の仕上がりに有効に生かせると共に、材料に関するコストダウンによって安価に舗装工事を進めることが可能となる。
また、請求項3の発明による舗装材を使用した舗装体においては、粒子の間に他の粒子が入り込んだ係合構造をつくり易く、雨水によって各粒子が容易に流されるといったことを防止し易くなり、舗装としての耐久性をより向上させることが可能となる。
【0013】
請求項5の発明の特徴手段は、図1に例示するごとく、土1を固化材2で固めた舗装体r1を、地面Gから分離した後、粒状に粉砕して固化粒4に加工し、前記固化粒4と前記固化材2との混合体を含む均等係数が10以上の舗装材h2を前記地面G上に敷設し、その舗装材h2を締め固めて舗装体r2を形成するところにある。
【0014】
請求項5の発明の特徴手段によれば、土を固化材で固めた既存の舗装体を粒状に粉砕することで固化粒に加工するから、固化粒そのものは、土と固化材とが一体粒状に固化した粒の形態を呈しやすく、土単独の粒子より大径寸法で、且つ、土の自然な質感を備えた固化粒を形成することができる。また、舗装体の粉砕の過程では、当然の事ながら小さく粉砕された粒子も発生するから、舗装材全体としては、構成粒子の粒度分布巾が、土単独の舗装材に比べて広くなり、各粒子の係わりの強さ(流砂抵抗)を増加させることができ、各粒子が水に流されにくい舗装を形成することが可能となる。その結果、舗装表面に凸凹や溝が発生し難くなり、舗装の耐久性を向上させることが可能となる。
また、前記固化粒は、従来であれば廃棄物として処理していた既存の舗装体を原材料とするわけであるから、その廃棄物処理費用を省略することができると共に、全面的に新たな土を舗装材料として使用するのに替えて、前記固化粒を再生材として利用することによる材料費のコストダウンも可能となり、舗装工事全体としたコストの低減化を図ることが可能となる。
【0015】
請求項6の発明の特徴手段は、図1に例示するごとく、舗装材h2は、前記固化粒4と前記固化材2と前記土1との混合体であるところにある。
【0016】
請求項6の発明の特徴手段によれば、請求項5の発明による作用効果を叶えることができるのに加えて、土の自然な質感を、より生かした舗装体を形成することが可能となる。
【0017】
請求項7の発明の特徴手段は、前記土1は、真砂土であるところにある。
【0018】
請求項7の発明の特徴手段によれば、請求項5又は6の発明による作用効果を叶えることができるのに加えて、真砂土が備えた独特で自然な質感を、舗装表面の仕上がりに有効に生かすことが可能となる。また、原産地が全国的に広く存在している土の種類であることから、安価に且つ容易に入手することができ、材料に関するコストダウンをより進めることが可能となる。
【0019】
請求項8の発明の特徴手段は、前記固化粒4は、その最大粒径を、前記土1の最大粒径より大きく設定してあるところにある。
【0020】
請求項8の発明の特徴手段によれば、請求項5〜7の何れかの発明による作用効果を叶えることができるのに加えて、舗装体を構成する粒子の最大粒径が、土粒子単独によって舗装体を構成したものに比べて、固化粒を配合したものの方が大きくなることで、舗装体の全体的な粒子径分布巾を広くすることができる。即ち、舗装体の中には、より大きな粒子から小さい粒子まで、いろいろなサイズの粒子が存在し、大きい粒子同士の間に中ぐらいの粒子が位置し、中ぐらいの粒子同士の間に小さい粒子が位置するといった具合に、粒子の間に他の粒子が入り込んだ係合構造となり、この係合構造によって、各粒子が簡単には移動しにくい状態となる。即ち、雨水によって各粒子が容易に流されるといったことを防止し易くなり、舗装面に凸凹や溝が出来にくい、耐久性の高い舗装を形成することが可能となる。
【0021】
尚、上述のように、図面との対照を便利にするために符号を記したが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0023】
図5は、本発明の舗装技術を適用させる前の歩道Rを示すもので、歩道Rは、地面Gを転圧等の手段によって締め固めて形成した舗装下地G1上に、真砂土 (土に相当)1とセメント(固化材に相当)2とを含む舗装材h1を、よく混合した状態に敷設し、水3を散布すると共に転圧(鏝や転圧ローラ等によって転圧)して締め固めることで、前記真砂土1がセメント2によって支持された状態の舗装体r1を形成してある。所謂、真砂土舗装を歩道Rに施してある。
【0024】
この真砂土舗装は、表面に、前記真砂土1の粒子が露出した状態に仕上がるから、自然な質感をもたせることができる。
前記舗装体r1の粒子構造を模式的に表したのが図5である。これから解るように、当該実施形態で説明する真砂土1は、比較的、各粒子の大きさが揃っており、均等係数Ucで表すと、5〜6程度と小さい値を示す。
尚、均等係数Ucとは、粒径の均等性を表す数値で、土のふるい試験で求めた粒径加積曲線(図4参照)から、数1によって求められるもので、この値が大きいほど色々な粒径の土粒子が混ざり合っており、この値が小さいほど粒径の均等性が大きいことを示す。
【0025】
【数1】
Uc=D60/D10
Uc………均等係数
D60………粒径加積曲線における重量百分率が60%に相当する粒径
D10………粒径加積曲線における重量百分率が10%に相当する粒径
【0026】
次に、図1は、本発明の舗装技術を適用させた歩道Rを示すもので、歩道Rは、上述の従来の真砂土舗装による舗装体r1を、改修して新しい舗装体r2を形成してある。
【0027】
以下に、新しい舗装体r2の形成手順について説明する。
[1]真砂土1をセメント2で固めたものである旧舗装体r1を、地面Gから分離した後、その塊状の分離片を粉砕装置3によって粉砕し、粒状の固化粒4を造る(図2参照)。
[2]前記固化粒4を、混合装置5に移して粒度を調整すると共に、セメント2(必要に応じて新しい真砂土も追加)と混合して新たな舗装材h2を造る(図3参照)。
[3]地面Gを転圧等の手段によって締め固めて形成した舗装下地G1上に、前記舗装材h2を、よく混合した状態に所定の厚みで敷設し、水を散布すると共に、例えば、鏝や転圧ローラ等によって締め固めることで新しい舗装体r2を形成する(図3参照)。
【0028】
このようにして形成した新たな舗装は、改修前の真砂土舗装と同様に、表面に、前記真砂土1の粒子が露出した状態に仕上がるから、自然な質感をもたせることができる。
前記舗装体r2の粒子構造を模式的に表したのが図1である。これから解るように、舗装材h2の中には、真砂土1の単体状態の土粒子1a、真砂土1の土粒子1aにセメント2が一体的に固化した固化粒4等の粒子が含まれ、それらは、前記粉砕装置3や混合装置5による粉砕の度合いの差によって、大きい粒から小さい粒まで様々な粒径のものが存在してる。当該実施形態で説明する舗装体r2の舗装材h2は、各粒子の大きさが不揃いで、図に示すように、大きい粒子どうしの間隙に、小さい粒子が入り込んだ係合構造をとり易く、降雨によって流れ難い状態に形成されている。均等係数Ucで表すと、10以上と大きい値を示す。
そして、それら広い粒径分布からなる舗装体r2は、セメント2の硬化に伴って、上述の各粒子相互の係合構造を維持した状態に支持される。
【0029】
前記粉砕装置3について説明すると、図2に示すように、クローラ6aを備えた移動型の粉砕装置本体6を設け、この粉砕装置本体6上には、破砕対象物を投入自在なホッパ6b、ホッパ6bに投入された破砕対象物を破砕して細かな粒体にする破砕部6c、破砕部6cで破砕された粒体を粉砕装置本体6から搬出自在なコンベヤ6dとを設けて構成してある。そして、前記ホッパ6bと粉砕部6cとの間には、破砕対象物内の細粒分は、コンベヤ6c上へ落下させるズリ抜き機構が設けてある。
従って、破砕対象物となる旧舗装体r1の塊状分離片をホッパ6bに投入すると、前記ズリ抜き機構により、細粒分は直接にコンベヤ6d上に落下し、破砕対象となる塊状分離片が、破砕部6cに送られて破砕される。そして、破砕されて粒となった固化粒4は、前記細粒分と同様に、コンベヤ6dによって前記混合装置5に送り出される。因みに、説明を割愛したが、前記破砕部6cは、この種の破砕対象物を破砕する公知の破砕装置と同様の機構を採用してある。
尚、目標とする破砕寸法は、破砕装置本体6によって予め設定することができるように構成してある。
【0030】
前記混合装置5について説明すると、図3に示すように、クローラ7aを備えた移動型の混合装置本体7を設け、この混合装置本体7上には、前記固化粒4を投入自在な第一ホッパ7b、固化用のセメント2を投入自在な第二ホッパ7c、前記第一ホッパ7bからの固化粒4と第二ホッパ7eからのセメント2とを、設定した割合で混合自在な混合部7d、混合部7dで混合された舗装材h2を混合装置本体7から搬出自在なコンベヤ7eとを設けて構成してある。そして、前記両ホッパ7c・7eとコンベヤ7eとの間には、前記固化粒4を混合しながら粒度を調整自在な混合調整機構7fが設けてある。
従って、混合対象物となる前記固化粒4を第一ホッパ7bに投入すると、第二ホッパ7c内に予め貯留してあるセメント2と、固化粒4とがそれぞれ前記混合部7dへ送られて舗装材h2として混合される。そして、その舗装材h2は、前記混合調整機構7fに送られて、攪拌されると共に最終的な粒度調整が成され、コンベヤ7eによって舗装対象部へ送り出される。
尚、目標とする舗装材h2の配合量や、最大粒径は、混合装置本体7によって予め設定することができるように構成してある。当該実施形態では、舗装材h2の最大粒径は、真砂土1の最大粒径よりも大きくなるように設定してある。
【0031】
本実施形態の舗装技術によれば、本来廃棄するはずの舗装体を粉砕して、前記固化粒4に再生することで、舗装工事のコストダウンを叶えることが可能となることに加えて、土の質感を残しながらも舗装としての性能の向上を図り、耐久性の高い舗装とすることが可能となった。
【0032】
〔別実施形態〕
以下に他の実施の形態を説明する。
【0033】
〈1〉 前記土は、先の実施形態で説明した真砂土に限るものではなく、他の土であってもよい。要するに、舗装に土の持つ自然の質感を反映できるものであればよく、それを総称して土という。
〈2〉 前記舗装材は、先の実施形態で説明した固化粒4と固化材2とからなる配合物に限るものではなく、例えば、新たな土を加えたり、セメントの硬化成分である珪酸カルシウム、アルミン酸カルシウムなどのカルシウム化合物に作用して透水性を増加させる炭酸カルシウム及び珪石粉を主成分とする透水性土壌硬化混和剤や、他の混和剤を加えたりするものであってもよい。また、固化材は、セメントに限るものではなく、自硬性のあるバインダ成分を形成できるものであってもよい。
〈3〉 当該舗装方法の実施においては、先の実施形態で説明した各設備を使用するものに限らず、仕様の異なる装置に変更することや、装置を用いずに人力で実施するものであっても良い。また、舗装材との水の混合に関しては、先の実施形態で説明したように、地面上に舗装材を配置した後に散布する方法に替えて、予め、舗装材と水とを混合した後、それらを地面上に配置する方法であってもよく、更には、両者の方法を併用するものであっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】舗装状況を示す模式図
【図2】破砕装置を示す側面視一部切欠き断面図
【図3】混合装置を示す側面視一部切欠き断面図
【図4】真砂土の粒径加積曲線を説明する図
【図5】従来の舗装状況を示す模式図
【符号の説明】
1 土
2 固化材
4 固化粒
G 地面
h2 舗装材
r1 舗装体
r2 舗装体[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a pavement material in which soil and a solidifying material for solidifying the soil are mixed, and is installed in a state where the pavement material is solidified on the ground so as to exclusively use the specific properties of the pavement material. The present invention relates to a paving method in which the paving material is handled.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, asphalt pavement has been widely used for pavements such as sidewalks, park roads, and roadways, but asphalt pavement has low water permeability, rainwater accumulates on the pavement surface during rainfall, and wets the feet of pedestrians. There are problems that are easy to make, and the pavement surface tends to have an inorganic finish, so there are problems with poor facial expressions.For example, in places where pavement with a natural atmosphere is required, in recent years, soil has been the main material. There is a tendency to use hardened soil pavement.
As shown in FIG. 5, a typical example of this soil pavement technique is a high-quality soil with relatively uniform grain size (referred to FIG. 4) called true sand soil (sandy soil formed by weathering granite). In the soil sieving test shown in the particle size accumulation curve reference 1), a pavement material h1 mixed with
That is, the pavement has a structure in which the pure sand soil is supported in a relatively coarse state by the cement component, and a water-permeable pavement that makes use of the texture of the pure sand soil is realized.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, the soil pavement can be finished to a pavement surface suitable for walking while taking advantage of the natural texture of the soil, but the resistance to wear by shoes and wheels is lower than that of asphalt pavement, and over time The present situation is that the soil is easily separated.
According to the above-mentioned conventional pavement technology, since the pure sand used as the main material is composed of particles having a uniform particle size as described above, the relationship between each particle is weak, for example, during rain Very easy to be washed away by rainwater. In other words, in the conventional pavement technology using soil having such properties, the soil particles are likely to be separated and washed away from the pavement, and the surface of the pavement becomes uneven or a groove is formed in the trace of the soil. There is a problem that the deterioration of the pavement surface is likely to become severe.
[0004]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a pavement technique capable of solving the above-described problems and forming a highly durable pavement while taking advantage of the texture of the soil.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
As illustrated in FIG. 1, the characteristic configuration of the invention of
[0006]
According to the characteristic configuration of the invention of
Therefore, compared to the particle size distribution of the soil particles alone, the solidified particles are mixed together, the particle size distribution width of the constituent particles is widened, and the strength of the engagement of each particle (sand flow resistance) can be increased. It becomes possible to make the pavement difficult for each particle to be washed away by water.
As a result, unevenness and grooves are less likely to occur on the pavement surface, and the durability of the pavement can be improved.
[0007]
According to a second aspect of the present invention, the
[0008]
According to the characteristic configuration of the invention of
[0009]
The characteristic configuration of the invention of
[0010]
According to the characteristic configuration of the invention of
[0011]
As illustrated in FIG. 1, the characteristic configuration of the invention of
[0012]
According to the characteristic configuration of the invention of
That is, in the pavement using the pavement material according to the invention of the first aspect, unevenness and grooves are less likely to occur on the pavement surface, and the durability of the pavement can be improved.
Moreover, in the paving body using the paving material according to the invention of
Moreover, in the pavement using the pavement material according to the invention of
[0013]
The characteristic means of the invention of claim 5 is, as illustrated in FIG. 1, after separating the pavement r <b> 1 obtained by solidifying the
[0014]
According to the characterizing means of the invention of claim 5, since the existing pavement obtained by solidifying the soil with the solidifying material is processed into a solidified particle by pulverizing it into a granular shape, the solidified particle itself is composed of the soil and the solidified material in an integral granular form. It is easy to exhibit the form of the solidified grain, and it is possible to form a solidified grain having a larger diameter than a single particle of the soil and having a natural texture of the soil. In addition, in the process of crushing the pavement, naturally, small pulverized particles are also generated, so as a whole pavement material, the particle size distribution width of the constituent particles becomes wider than that of soil alone pavement, The strength of particle engagement (sand flow resistance) can be increased, and it becomes possible to form a pavement in which each particle is less likely to flow into water. As a result, unevenness and grooves are less likely to occur on the pavement surface, and the durability of the pavement can be improved.
In addition, since the solidified grains are made from the existing pavement that has been treated as waste in the past, the waste disposal cost can be omitted, and new soil is completely removed. Instead of using as a paving material, it is possible to reduce the material cost by using the solidified grains as a recycled material, and it is possible to reduce the cost of the entire paving work.
[0015]
The characteristic means of the invention of claim 6 is that, as illustrated in FIG. 1, the pavement material h <b> 2 is a mixture of the solidified
[0016]
According to the characteristic means of the invention of claim 6, in addition to being able to achieve the function and effect of the invention of claim 5, it becomes possible to form a pavement that makes better use of the natural texture of the soil. .
[0017]
The characteristic means of the invention of claim 7 is that the
[0018]
According to the characteristic means of the invention of claim 7, in addition to being able to achieve the function and effect of the invention of claim 5 or 6, the unique and natural texture provided by the true sand soil is effective for finishing the pavement surface. It is possible to make use of it. Moreover, since the place of origin is a kind of soil that is widely present nationwide, it can be easily obtained at a low cost, and the cost for materials can be further reduced.
[0019]
The characteristic means of the invention of claim 8 is that the solidified
[0020]
According to the characterizing means of the invention of claim 8, in addition to being able to achieve the function and effect of any of the inventions of claims 5 to 7, the maximum particle size of the particles constituting the pavement is earth particles alone Compared with the structure of the pavement, the mixture of solidified grains is larger, so that the overall particle size distribution width of the pavement can be widened. In other words, there are particles of various sizes in the pavement, from larger particles to smaller particles, with the middle particles located between the larger particles and the smaller particles between the middle particles. In other words, other particles enter between the particles, and this engagement structure makes it difficult for each particle to easily move. That is, it becomes easy to prevent each particle from being easily washed away by rainwater, and it becomes possible to form a highly durable pavement in which unevenness and grooves are hardly formed on the pavement surface.
[0021]
In addition, as mentioned above, although the code | symbol was written in order to make contrast with drawing convenient, this invention is not limited to the structure of an accompanying drawing by this entry.
[0022]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0023]
FIG. 5 shows a sidewalk R before the pavement technique of the present invention is applied. The sidewalk R is formed on a pavement foundation G1 formed by compacting the ground G by means of rolling or the like. Equivalent) 1 and pavement material h1 containing cement (corresponding to solidified material) 2 are laid in a well-mixed state, sprayed with
[0024]
Since this true sandy soil pavement is finished in a state in which the particles of the true
FIG. 5 schematically shows the particle structure of the pavement r1. As will be understood, the
The uniformity coefficient Uc is a numerical value representing the uniformity of the particle size, and is obtained from the particle size accumulation curve (see FIG. 4) obtained by the soil sieving test. The soil particles of various particle sizes are mixed, and the smaller the value, the greater the uniformity of the particle size.
[0025]
[Expression 1]
Uc = D 60 / D 10
Uc ..... Uniformity coefficient D 60 ..... Particle size D 10 corresponding to 60% by weight in the particle size accumulation curve .... Particle size corresponding to 10% by weight in the particle size accumulation curve. ]
Next, FIG. 1 shows a sidewalk R to which the pavement technique of the present invention is applied. The sidewalk R is a modified pavement r1 formed by the above-described conventional pure sand soil pavement to form a new pavement r2. It is.
[0027]
Below, the formation procedure of the new pavement r2 is demonstrated.
[1] After separating the old pavement r1 obtained by solidifying the
[2] The solidified
[3] On the pavement base G1 formed by compacting the ground G by means of rolling or the like, the pavement material h2 is laid in a predetermined thickness in a well-mixed state, sprayed with water, Then, a new pavement r2 is formed by compacting with a rolling roller or the like (see FIG. 3).
[0028]
The new pavement thus formed is finished in a state in which the particles of the
FIG. 1 schematically shows the particle structure of the pavement r2. As will be understood from this, the pavement material h2 includes particles such as
And the pavement r2 which consists of these wide particle size distribution is supported in the state which maintained the above-mentioned engagement structure of each particle | grain with hardening of the
[0029]
The pulverizing
Accordingly, when the bulk separated piece of the old pavement r1 that is the object to be crushed is put into the
Note that the target crushing dimensions can be set in advance by the crushing device body 6.
[0030]
The mixing device 5 will be described. As shown in FIG. 3, a movable mixing device main body 7 having a
Therefore, when the solidified
In addition, the blending amount and the maximum particle size of the target pavement material h2 can be set in advance by the mixing device body 7. In the embodiment, the maximum particle size of the pavement material h2 is set to be larger than the maximum particle size of the
[0031]
According to the pavement technique of the present embodiment, the pavement that is supposed to be discarded should be crushed and regenerated into the solidified
[0032]
[Another embodiment]
Other embodiments will be described below.
[0033]
<1> The soil is not limited to the true sand soil described in the previous embodiment, and may be other soil. In short, any material that can reflect the natural texture of the soil in the pavement may be used.
<2> The pavement material is not limited to the composition composed of the solidified
<3> The pavement method is not limited to using each facility described in the previous embodiment, but may be changed to a device with a different specification or performed manually without using a device. May be. In addition, regarding the mixing of water with the pavement material, as described in the previous embodiment, instead of the method of spraying after arranging the pavement material on the ground, in advance, after mixing the pavement material and water, The method of arrange | positioning them on the ground may be sufficient, Furthermore, you may use both methods together.
[Brief description of the drawings]
[Fig. 1] Schematic diagram showing the pavement situation [Fig. 2] Side view partially cut away sectional view showing the crushing device [Fig. 3] Side view partially cut away sectional view showing the mixing device [Fig. Diagram explaining radial accumulation curve [Fig. 5] Schematic diagram showing conventional pavement situation [Explanation of symbols]
1
Claims (8)
前記土と前記固化材とが一体粒状に固化した固化粒と、前記土、及び、前記固化材とを、均等係数が10以上の状態に混合してある舗装材。A pavement material in which soil and a solidifying material that hardens the soil are mixed,
And solidifying grains and the solidifying material and the soil is solidified integrally particulate, the soil, and, paving materials and the solidifying material, uniformity coefficient is are mixed in a state of 10 or more.
前記舗装材が、請求項1〜3の何れか一項に記載の舗装材である舗装体。It is a pavement that is installed on the ground in a state where the pavement material mainly composed of soil is hardened,
The pavement which the said pavement is a pavement as described in any one of Claims 1-3.
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