JP3714819B2 - 液晶表示パネルの検査方法及び検査装置 - Google Patents
液晶表示パネルの検査方法及び検査装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3714819B2 JP3714819B2 JP09366299A JP9366299A JP3714819B2 JP 3714819 B2 JP3714819 B2 JP 3714819B2 JP 09366299 A JP09366299 A JP 09366299A JP 9366299 A JP9366299 A JP 9366299A JP 3714819 B2 JP3714819 B2 JP 3714819B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- crystal display
- display panel
- circuit board
- flexible circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、フィルム液晶表示パネルの検査方法及び検査装置、より詳細には、フィルム液晶表示パネルの端子部における導電パターンの断線を検査する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図10は、フィルム液晶表示パネルの、従来の、点検検査方法の一例を説明するための要部構成図で、図中、1はフィルム液晶表示パネル端子部、1Aは該液晶表示パネル1の導電体パターン、2は導電ゴムコネクタ、3は駆動信号印加用プリント基板、4はパネル押え板で、図示のように、液晶表示パネルの端子部1と導電体パターン1Aと駆動信号印加用プリント基板3とを導電ゴムコネクタ2を介してパネル押え板4により押圧して導通させ、駆動信号印加用プリント基板3に駆動信号を印加し、液晶表示パネルの点灯,非点灯をみて、該液晶表示パネルの点灯(断線)検査をしていた。
【0003】
ポリマーフィルム基板を用いた液晶表示パネルも構造としてはガラス基板を用いた液晶表示パネルと同様のため、当初、上記方法をふまえて検査をおこなっていたが、ポリマーフィルム基板の導電体パターンはガラス基板を使用したものと比較して弱いため、基板製造時もしくはパネル製造工程で、微小なひびが入る場合がある。このひびは経時変化や振動、衝撃等により進行し、導電体パターンの断線を引き起こし、致命的な欠陥に至らせてしまう。而して、液晶表示パネルの端子部分は他の部材との接続部分として最もストレスを受ける場所であり、例えば、液晶表示パネル製造途中の工程で、液晶表示パネルの外形をプレスで打ち抜く時など、端子部にストレスがかかる場合がある。
【0004】
また、ヒートシールコネクタと呼ばれる、フィルム状のコネクタを液晶表示パネルの端子部に熱圧着させる場合など、百数十度の熱が端子部に印加される。この場合、微小なひびが端子部分に存在した場合、熱ストレス及び圧着時の圧力等により、このひびが進行し、端子部の導電体パターンを断線させることがある。また、従来、液晶表示パネルの検査に使用される導電ゴムコネクタはある圧力以上で導通接続が可能になるもので、その圧力により、液晶表示パネル端子部の導電体パターンにひびを発生させることも考えられる。
【0005】
また、ここで使用される導電ゴムコネクタからはシリコンオイルが析出し、フィルム基板を用いた液晶表示パネルの場合、前述のように、液晶表示パネルの導電体パターンが、基板にガラスを用いた液晶パネルと比較して弱いため、シリコンオイルをふき取るために直接端子部分を清掃することができず、シリコンオイルが表面に付着したままとなり、この場合、他の接続体との接着強度が著しく低下してしまうという問題も発生していた。
【0006】
また、図11に示すように、フレキシブルコネクタ6を接触端子にする場合、このフレキシブルコネクタ6の端面6Aが液晶表示パネルの端子部上にあると、接触圧をかけたとき、フレキシブルコネクタ6の端面6Aにも圧がかかって、該フレキシブルコネクタ基板6の接触端子の導電体パターンにキズをつける場合がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記のごとき実情に鑑みてなされたもので、液晶表示パネルの端子部導電体パターンに発生した微小なひびを検査段階で検知し、また、新たなひびを発生させない検査方法及び装置、及び、該端子部をシリコンオイル等で汚すことのない液晶表示パネルの検査方法及び装置を提供することを目的としてなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、液晶表示パネルと該液晶表示パネルを駆動するフレキシブル回路基板とを電気的に接触させ、該液晶表示パネル駆動用のフレキシブル回路基板に液晶駆動信号を印加して液晶表示パネルの端子部導電層が外側になるように曲げ、該液晶表示パネルの点灯,非点灯により、該液晶表示パネルを検査することを特徴としたものである。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記液晶表示パネル端子部の曲げ角度を5°〜15°とすることを特徴としたものである。
【0012】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記液晶表示パネルと接触させるフレキシブル回路基板の端面を該液晶表示パネルに接触させないことを特徴としたものである。
【0013】
請求項4の発明は、液晶表示パネルを載置する傾斜面を有する液晶表示パネル載置台と、該液晶表示パネル載置台の下端部前面側に対向配設されたフレキシブル回路基板と、該回路基板の上部に上下方向に移動可能に配設されたパネル押圧板とを有し、前記液晶表示パネルの端子部を前記液晶表示パネルの端子部の導電層形成面が前記フレキシブル回路基板と対向する向きで、かつ前記導電層形成面が外側に曲がるように前記フレキシブル回路基板に重ね、前記パネル押圧板を押圧して前記液晶表示パネルの端子部とフレキシブル回路基板とを電気的に接続するようにしたことを特徴としたものである。
【0014】
請求項5の発明は、液晶表示パネルを載置する傾斜面を有しかつ該傾斜面の上端において水平部を有する液晶表示パネル載置台と、該載置台の前記水平部の上部に上下方向に移動可能に配設されたパネル押圧板と、該パネル押圧板の下面側に一体的に取り付けられたフレキシブル回路基板とを有し、前記液晶表示パネル載置台の前記水平部に液晶表示パネルの端子部を前記液晶表示パネルの端子部の導電層形成面が前記載置台の載置面と反対側の向きで、かつ前記導電層形成面が外側に曲がるように載せ、前記パネル押圧板を押圧して前記液晶表示パネルの端子部と前記フレキシブル回路基板とを電気的に接続するようにしたことを特徴としたものである。
【0015】
請求項6の発明は、請求項4又は5の発明において、前記フレキシブル回路基板は、基台上に取り付けられ、該基台の前記フレキシブル回路基板が取り付けられている側と反対側の面に緩衝材を有することを特徴としたものである。
【0016】
請求項7の発明は、請求項6の発明において、前記フレキシブル回路基板は、前記液晶表示パネルに対向する側において、前記基台に巻回されて配設されていることを特徴としたものである。
【0017】
請求項8の発明は、請求項4乃至7のいずれかの発明において、前記フレキシブル回路基板は、接着層のない2層フレキシブル回路基板であることを特徴としたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明による液晶表示パネル検査装置の一実施例を説明するための斜視図(図1(A))及び要部側面図(図1(B))で、図中、10は本発明による液晶表示パネル検査装置、11は被検査対象である液晶表示パネル、12は傾斜面12Aを有するパネル載置台、13はフレキシブル回路基板(液晶表示パネルの駆動回路基板)、14はフレキシブル回路基板支持基台、15はパネル押え板で、図示のように、液晶表示パネル11はパネル載置台12の上に載せられ、該液晶表示パネル11の端子部分はパネル載置台12の傾斜面12Aから先の角度のついた部分(水平部)12B部に配置される。ポリマーフィルム基板を用いた液晶表示パネルは可撓性を持つため、角度を設けて、検査時に液晶表示パネルの端子部を曲げることにより、後工程で進行の恐れがある微小なひびが端子部分にあった場合、そのひびを拡大させ、高抵抗にさせる。
【0019】
このとき端子の導電体パターン11Aが、図2(B)に示すように、外側に広げる向きになるように曲げる。このようにすると、図2(A)に示す導電体パターン11AのひびPは、図2(B)にP′にて示すように広がり、ひびを拡大させ、高抵抗となる。高抵抗になった場合、液晶表示パネルの表示状態はその信号線のみ表示薄もしくは非点灯となり判別可能となる。実験では微小なひびをもつ端子を高抵抗にさせるために曲げた角度は、図3に示すように、5°〜15°であった。ここで、5°以下ではひびの拡大に影響を与えることは無く、15°以上では正常なパターンにひびを発生させてしまう。傾斜角度は、パネル載置台12の傾斜面12Aの傾斜角を変化させることで変えることができる。
【0020】
検査装置10の液晶表示パネル11と接触する接触子にはフレキシブル回路基板を使用し、導電ゴムコネクタでは1端子あたり約2〜3kgfの圧力を必要とするところ、およそ10gf程度の圧力で接触をとることを可能とし、導電ゴムコネクタによる荷重ひびの影響を解消した。また、そのフレキシブル基板の構成は、図4(A)に示すように、ベースフィルム13Aと銅箔13Bとの間に接着剤層13Cがあると、その接着剤層13Cの凹凸により、銅箔13Bにも凹凸が現れ、その凹凸が、接触した液晶表示パネルの導電体パターンにひびを発生させる可能性があることから、図4(B)に示すように、銅箔13Bの平滑性の高い、接着剤層13Cのない2層フレキシブル基板を使用した。例えば、住友ベークライト株式会社のA−1 FLEX)これにより、凹凸の影響のない接触をさせることが可能となった。
【0021】
また、フレキシブル基板を使用することにより、導電ゴムコネクタから析出するシリコーンオイルの影響を無くすことができ、ヒートシールコネクタ等の、パネル端子と接続させる導電体との実装後の接続強度を上げることが可能となった。ここで、例えば、接触させるフレキシブル基板の銅箔は屈曲性を持たせるため、厚み約18μmとし、薄いため、液晶表示パネルの連続した端子に荷重のばらつきを少なく接触させるためには、パネルの載置台の平滑性が要求された。ここで、パネル載置台の加工精度には限界があるため、本発明では、図5に示すように、フレキシブル基板を固定する基台14の、フレキシブル基板13の反対側に0.5mmのシリコーンゴムシート16を敷くことにより、パネル載置台の凹凸の影響を緩和させている。この構成により、従来の検査方法よりも、液晶表示パネルの端子を曲げることにより、表示パネルの断線検出率がおよそ3%向上した。
【0022】
ここで、特開平10−260424号公報において、液晶表示パネルを実際に積載する曲面形状にならって曲げ、検査接続端子もそれにならって曲げるという発明が公開されているが、これは曲面形状に成形された表示パネルと、どのようにその曲がった接続端子と安定して接触を図るかを目的とするものである。これに対して、本発明では曲面形状に成形されたパネルと限定することなく、平面形状のパネルの端子部もしくは表示パネルを故意に曲げることにより、不良の検出率を高めることを目的としている。また、液晶表示パネルに接触させる端子は曲面にさせることなく、平面で接触させている。また、表示パネルの曲げる方向は端子部の導電体パターンのひびを拡大させる方向に曲げるため、図6に示すように、導電体パターン11Aが外側にむかうように曲げられている。
【0023】
また、本発明では、液晶表示パネルとその端子部に接続された導体を同時に曲げることにより、導体圧着接続時に発生した微小ひびによる断線の検出効果を上げることにも対応している。この場合、信号供給用の接続端子は圧着された導体の反対側端子に接触させている。
【0024】
以上の説明では表示パネル端子が表示面側から出ているものを対象に説明したが、逆に、裏面から端子がでているものもある。この場合は図8のような構成となり、表示パネルの周辺を押さえることにより、パネル端子を外曲げにしている。
【0025】
また、フレキシブルコネクタを接触端子にする場合、図11に示したように、フレキシブル基板の端面が表示パネル端子上にあると、接触圧をかけたとき、端面にも圧がかかって、端子の導電パターンにキズをつける場合がある。そこで本発明では、フレキシブル基板端面13Aを図9(A)に示すように、フレキシブル基板の支持基台14に巻き付けるようにさせ、表示パネル端子から離すことにより、接触子圧接時のキズを防ぐことが可能となる。これはフレキシブル基板の端面13Aをパネル端子からはみださせる図9(B)のようにしても構わない。
【0026】
【発明の効果】
請求項1に対する効果:
液晶表示パネルと該液晶表示パネルを駆動するフレキシブル回路基板とを電気的に接触させ、該液晶表示パネル駆動回路に液晶駆動信号を印加液晶表示パネルの端子部導電層が外側になるように曲げ、該液晶表示パネルの点灯,非点灯により、該液晶表示パネルを検査するようにしたので、微小ひびを容易に検出することが可能になり、その後の工程における信頼性の向上がはかれる。更には、液晶パネルの導電体パターンの微小ひびを広げる方向に曲げることにより、微小ひびの検出をより高めることが可能になる。
【0027】
請求項2に対する効果:
請求項1の発明において、前記液晶表示パネル端子の曲げ角度を5°〜15°とするようにしたので、良品に悪影響を与えることなく請求項1の発明を満足させることができる。
【0030】
請求項3に対する効果:
請求項1又は2の発明において、前記液晶表示パネルと接触させるフレキシブル回路基板の端面を該液晶表示パネル端子に接触させないようにしたので、フレキシブル基板端面をフレキシブル基板の支持体に巻き付け、或いは、表示パネル端子から離すようにすることにより、接触子圧接時のキズを防ぐことが可能となる。なお、これはフレキシブル基板の端面をパネル端子からはみださせるようにしても構わない。
【0031】
請求項4に対する効果:
液晶表示パネルを載置する傾斜面を有する液晶表示パネル載置台と、該液晶表示パネル載置台の下端部前面側に対向配設されたフレキシブル回路基板と、該回路基板の上部に上下方向に移動可能に配設されたパネル押圧板とを有し、前記液晶表示パネルの端子部を前記液晶表示パネルの端子部の導電層形成面が前記フレキシブル回路基板と対向する向きで、かつ前記導電層形成面が外側に曲がるように前記フレキシブル回路基板に重ね、前記パネル押圧板を押圧して前記液晶表示パネルの端子部とフレキシブル回路基板とを電気的に接続するようにしたので、フレキシブル回路基板と液晶表示パネルの端子部との電気的接続を簡単にかつ確実に行うことができる。
【0032】
請求項5に対する効果:
液晶表示パネルを載置する傾斜面を有しかつ該傾斜面の上端において水平部を有する液晶表示パネル載置台と、該載置台の前記水平部の上部に上下方向に移動可能に配設されたパネル押圧板と、該パネル押圧板の下面側に一体的に取り付けられたフレキシブル回路基板とを有し、前記液晶表示パネル載置台の前記水平部に液晶表示パネルの端子部を前記液晶表示パネルの端子部の導電層形成面が前記載置台の載置面と反対側を向きで、かつ前記導電層形成面が外側に曲がるように載せ、前記パネル押圧板を押圧して前記液晶表示パネルの端子部と前記フレキシブル回路基板とを電気的に接続するようにしたので、ヒートシールコネクタ等を有する端子が裏面から出ている液晶表示パネルの検査を簡単にかつ確実に行うことができる。
【0033】
請求項6に対する効果:
請求項4又は5の発明において、前記フレキシブル回路基板は、基台上に取り付けられ、該基台の前記フレキシブル回路基板が取り付けられている側と反対側の面に緩衝材を有するようにしたので、フレキシブル回路基板と液晶パネル端子との接触がより安定に保たれる。
【0034】
請求項7に対する効果:
請求項6の発明において、前記フレキシブル回路基板は、前記液晶表示パネルに対向する側において、前記基台に巻回又は液晶表示パネルの端面から離れるように配設されているようにしたので、接触子圧接時のキズを防ぐことが可能となる。
【0035】
請求項8に対する効果:
請求項4乃至7のいずれかの発明において、前記フレキシブル回路基板は、接着層のない2層フレキシブル回路基板であるようにしたので、接触時の液晶パネルに与える影響を低減することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるフィルム液晶表示パネル検査装置の構成例を示す図である。
【図2】 フレキシブル基板と液晶表示パネルが圧接された状態を示す図である。
【図3】 曲げにより、ひびが拡大する様子を示す図である。
【図4】 2層フレキシブル基板の構成例及び3層フレキシブル基板の構成図を示す。
【図5】 フレキシブル基板とその裏側に設けた緩衝材の構成例を示す図である。
【図6】 パネル端子の外曲げの方向を示す図である。
【図7】 液晶パネルとそれに接続されたヒートシールコネクタを同時に曲げたときの検査接続を示す図である。
【図8】 表示パネルの端子が裏面から出ている場合の本構成の一例を示す図である。
【図9】 フレキシブル回路基板の配設例を示す図である。
【図10】 従来のフィルム液晶表示パネル端子との接触例を示す図である。
【図11】 従来の検査で用いられる、導電ゴムコネクタを使用した接触例を示す図である。
【符号の説明】
11…液晶表示パネル、12…液晶表示パネル載置台、13…フレキシブル回路基板、14…フレキシブル回路基板用基台、15…パネル押え板、16…緩衝剤、19…ヒートシールコネクタ。
Claims (8)
- 液晶表示パネルと該液晶表示パネルを駆動するフレキシブル回路基板とを電気的に接触させ、該液晶表示パネル駆動用のフレキシブル回路基板に液晶駆動信号を印加して液晶表示パネルの端子部導電層が外側になるように曲げ、該液晶表示パネルの点灯,非点灯により、該液晶表示パネルを検査することを特徴とする液晶表示パネルの検査方法。
- 前記液晶表示パネルの端子部分の曲げ角度を5°〜15°とすることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示パネルの検査方法。
- 前記液晶表示パネルと接触させるフレキシブル回路基板の端面を該液晶表示パネルに接触させないことを特徴とする請求項1又は2に記載の液晶表示パネルの検査方法。
- 液晶表示パネルを載置する傾斜面を有する液晶表示パネル載置台と、該液晶表示パネル載置台の下端部前面側に対向配設されたフレキシブル回路基板と、該回路基板の上部に上下方向に移動可能に配設されたパネル押圧板とを有し、前記液晶表示パネルの端子部を前記液晶表示パネルの端子部の導電層形成面が前記フレキシブル回路基板と対向する向きで、かつ前記導電層形成面が外側に曲がるように前記フレキシブル回路基板に重ね、前記パネル押圧板を押圧して前記液晶表示パネルの端子部とフレキシブル回路基板とを電気的に接続するようにしたことを特徴とする液晶表示パネルの検査装置。
- 液晶表示パネルを載置する傾斜面を有しかつ該傾斜面の上端において水平部を有する液晶表示パネル載置台と、該載置台の前記水平部の上部に上下方向に移動可能に配設されたパネル押圧板と、該パネル押圧板の下面側に一体的に取り付けられたフレキシブル回路基板とを有し、前記液晶表示パネル載置台の前記水平部に液晶表示パネルの端子部を前記液晶表示パネルの端子部の導電層形成面が前記載置台の載置面と反対側の向きで、かつ前記導電層形成面が外側に曲がるように載せ、前記パネル押圧板を押圧して前記液晶表示パネルの端子部と前記フレキシブル回路基板とを電気的に接続するようにしたことを特徴とする液晶表示パネルの検査装置。
- 前記フレキシブル回路基板は、基台上に取り付けられ、該基台の前記フレキシブル回路基板が取り付けられている側と反対側の面に緩衝材を有することを特徴とする請求項4又は5に記載の液晶表示パネルの検査装置。
- 前記フレキシブル回路基板は、前記液晶表示パネルに対向する側において、前記基台に巻回されて配設されていることを特徴とする請求項6に記載の液晶表示パネルの検査装置。
- 前記フレキシブル回路基板は、接着層のない2層フレキシブル回路基板であることを特徴とする請求項4乃至7のいずれかに記載の液晶表示パネルの検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09366299A JP3714819B2 (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 液晶表示パネルの検査方法及び検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09366299A JP3714819B2 (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 液晶表示パネルの検査方法及び検査装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000284248A JP2000284248A (ja) | 2000-10-13 |
JP3714819B2 true JP3714819B2 (ja) | 2005-11-09 |
Family
ID=14088617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09366299A Expired - Fee Related JP3714819B2 (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 液晶表示パネルの検査方法及び検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3714819B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101236230A (zh) * | 2007-02-02 | 2008-08-06 | 深圳富泰宏精密工业有限公司 | 检测设备 |
CN102841456B (zh) * | 2011-06-23 | 2016-07-06 | 神讯电脑(昆山)有限公司 | 面板测试治具 |
CN112327073B (zh) * | 2020-10-09 | 2022-11-01 | 武汉华星光电半导体显示技术有限公司 | 一种柔性屏测试设备及柔性屏测试方法 |
-
1999
- 1999-03-31 JP JP09366299A patent/JP3714819B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000284248A (ja) | 2000-10-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7993417B2 (en) | Method of adhering a pair of members | |
KR100915643B1 (ko) | 프로브 카드 | |
CN101059605B (zh) | 检查显示板的装置和方法 | |
WO2004002203A1 (ja) | 回路基板装置および基板間の接続方法 | |
WO2001036987A1 (fr) | Sonde, son procede de fabrication, et procede de verification d'un substrat a l'aide de la sonde | |
JP3714819B2 (ja) | 液晶表示パネルの検査方法及び検査装置 | |
KR101849988B1 (ko) | 디스플레이패널 검사용 프로브조립체 | |
JPH04184264A (ja) | 表示パネル用プローバ | |
TW569062B (en) | Thermal bonding device and method | |
TWI324500B (en) | The way to prevent the broken circuit of the fpc | |
JP2003302914A (ja) | 電子装置 | |
WO2018212089A1 (ja) | 表示モジュールの製造方法、及び表示モジュールの検査方法 | |
JP2002217237A (ja) | 平面表示装置 | |
KR100737384B1 (ko) | 모바일용 디스플레이 패널의 검사장치 및 방법 | |
JP2000347592A (ja) | 平面表示パネルの電極端子接続方法 | |
KR20130038072A (ko) | 양면 에프피씨비 자동 접착 장치 및 방법 | |
JPH09121078A (ja) | 電気的接続構造及び液晶装置 | |
KR20090068886A (ko) | 이방성 도전 필름을 이용한 접속 구조체 및 그의 접속상태검사방법 | |
KR101289939B1 (ko) | 배선 필름용 커넥터 및 이를 이용한 액정표시장치용검사장치 | |
JP2011249527A (ja) | 回路モジュール | |
JPH08255568A (ja) | 表示パネルの配線接続方法および圧着装置 | |
JP2000292439A (ja) | 垂直作動型プローブカード | |
JPH10260424A (ja) | 液晶表示パネルの検査装置及びそれを用いた検査方法 | |
JPH11184405A (ja) | 液晶表示装置 | |
JP2001125127A (ja) | 液晶装置及びその接続方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050418 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050524 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050713 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050823 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050823 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080902 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090902 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090902 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100902 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110902 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120902 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130902 Year of fee payment: 8 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |