JP3713814B2

JP3713814B2 - Receiving antenna for wireless door lock device of vehicle and wireless door lock device

Info

Publication number: JP3713814B2
Application number: JP12870596A
Authority: JP
Inventors: 好則勝田
Original assignee: Denso Corp
Current assignee: Denso Corp
Priority date: 1996-05-23
Filing date: 1996-05-23
Publication date: 2005-11-09
Anticipated expiration: 2016-05-23
Also published as: JPH09310548A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のワイヤレスドアロック装置用受信アンテナ及びこの受信アンテナを備えたワイヤレスドアロック装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
車両用ワイヤレスドアロック装置においては、受信アンテナを受信機に内蔵し外部に露出させないようにしたものがある。これによれば、当該受信アンテナの設置場所にとらわれることなく、受信機の設置場所を決定することができる。また、受信アンテナの設置費用や配線費用も不要となってワイヤレスドアロック装置のコスト低減にも役立っている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、車室内の外部から見易い位置が車外からの送信電波を受信し易い位置であることから、上述のように受信アンテナを内蔵した受信機は、車室内の外部から見易い位置に設置するのが望ましい。
しかし、上記受信機を車室内の外部から見易い位置に設置すると、この受信機が車室内の見栄えを悪くするため、受信機を乗員の目に触れない場所に設置する必要がある。
【０００４】
従って、受信機を乗員の目に触れない場所に設置するという要請と、受信機即ち受信アンテナを車室内の外部から見易い位置に設置するという要請とは、物理的に相入れないことといえる。
また、仮に、これらの要請を満たす受信機の設置位置を見出せたとしても、この設置位置は、車両の車体形状により変わるため、車両毎に設置位置を検討する必要が生ずる。
【０００５】
これに対しては、実開昭５９−３９５１８号公報や実開昭５９−３９５１９号公報にて示されているように、サンバイザの遮光板に受信アンテナをループ状に内蔵することも考えられる。
しかし、これらの公報のものでは、見栄えの問題は解消するとしても、受信アンテナが遮光板内にて広い範囲に亘り位置している。このため、サンバイザの使用時と非使用時とでは、遮光板の支柱に対する回動位置が異なり、受信アンテナの位置も大きく変化する。従って、受信アンテナの指向特性が、遮光板の位置により大きく変化してしまうという不具合が生ずる。
【０００６】
そこで、本発明は、以上のようなことに対処するため、車両の車室外から見易い位置にあるサンバイザの活用に工夫を凝らすことにより、指向特性を良好に維持しかつ見栄えのよい安価な車両のワイヤレスドアロック装置用受信アンテナ及び当該ワイヤレスドアロック装置を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項１に記載の発明によれば、受信アンテナが、サンバイザの支柱により構成されている。
このため、車室内の乗員にとって見栄えのよい位置にある受信アンテナを備えたワイヤレスドアロック装置を提供できる。
【０００８】
また、受信アンテナをサンバイザの支柱でもって兼用するので、室内に既設のサンバイザの構成部材を有効に活用することとなる。このため、車室内の乗員にとって見栄えのよい位置にある受信アンテナを備えたワイヤレスドアロック装置を低コストにて提供できる。
また、受信アンテナは、サンバイザに設けた金属材料からなる支柱により構成され、かつ、この支柱は車室内にてその外部から見易い位置に配置されている。従って、受信アンテナとしての電波受信機能を適正に確保できる。
【０００９】
しかも、遮光板を上下方向に回動してもその位置が変わらないように遮光板を支持する支柱により受信アンテナを構成しているので、遮光板を上下方向に位置調整しても、受信アンテナの位置は殆ど変わらない。従って、受信アンテナの指向特性が変化することはない。また、車両の仕様の変化とはかかわりなくサンバイザの位置が特定されるため、受信アンテナの設置位置を車種に応じて検討する必要もない。また、請求項２及び３に記載の発明によれば、受信アンテナが、サンバイザの遮光板にその支柱による軸支部と同軸的な位置近傍にて内蔵されており、かつ、信号処理回路が遮光板に内蔵されて受信アンテナと接続してある。
【００１０】
これにより、遮光板を上下方向に位置調整しても、受信アンテナの位置は殆ど変わらない。その結果、請求項１の発明と同様の作用効果を達成できる。
この場合、受信アンテナ及び信号処理回路が共に遮光板に内蔵されているから、両者間の接続配線を不要にできる。
ここで、請求項３に記載の発明のように、遮光板には照明光源付きミラー（３３、３４）を設け、かつ照明光源の電源線及び接地線が信号処理回路の電源線及び接地線とそれぞれ共通にすれば、更に余分な配線を不要にできる。
【００１１】
また、請求項４に記載の発明によれば、車両のワイヤレスドアロック装置用受信アンテナが、サンバイザに設けた金属材料からなる支柱により構成されている。
これにより、請求項１に記載の発明の作用効果を達成できるワイヤレスドアロック装置用受信アンテナを提供できる。
【００１２】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第１実施の形態を図１乃至図４に基づいて説明する。
図１は、本発明を適用した車両用ワイヤレスドアロック装置の概略ブロック構成を示している。
ここで、当該車両は、図２にて示すごとく、サンバイザＳを備えている。このサンバイザＳは、当該車両の車室内運転席前側上方にて、フロントウインドシールドＦ（図３参照）上縁近傍の車室上壁１０に取り付けられている。これにより、サンバイザＳは、車室の外部からその窓を通し見易い位置に配置されている。
【００１３】
このサンバイザＳは、支柱２０と、遮光板３０とにより構成されている。支柱２０は、金属製パイプ（例えば、鉄）の外表面に、腐食防止のための金属メッキを施してなるもので、この支柱２０は、鉛直部２１と、この鉛直部２１から水平状に延出する水平部２２とによりＬ字状に形成されている。
鉛直部２１は、その上端にて、外カバー１０ａの水平状底壁１１に形成した貫通穴部１１ａ内に水平方向に回動可能に軸支されており、この鉛直部２１の上端に一体に形成した金属製フランジ２１ａは、貫通穴部１１ａから下方へは抜け止め不能となっている。
【００１４】
ここで、外カバー１０ａは、そのフランジ１２にて、車室上壁１０の外板に金属製ベース１２ａを介し複数の金属製ねじ１２ｂにより締着されており、この外カバー１０ａの底壁１１は、車室上壁１０の内板の開口部を通り車室内に突出している。なお、外カバー１０ａの底壁１１上には、内カバー１０ｂが、鉛直部２１のフランジ２１ａを覆蓋するように、装着されている。本実施の形態では、外カバー１０ａ及び内カバー１０ｂは、共に、電気的絶縁樹脂材料により形成されて、支柱２０を当該車両の車体から電気的に絶縁している。
【００１５】
支柱２０の水平部２２には、遮光板３０が、その上縁部３１（遮光板３０の水平状回動軸に相当する）にて回動可能に軸支されており、この遮光板３０は、水平部２２を軸として上下方向に回動する（図３参照）。また、この遮光板３０は、支柱２０の鉛直部２１の回動に伴いこの鉛直部２１を軸として水平方向に回動する（図４参照）。
【００１６】
ワイヤレスドアロック装置は、当該車両の運転席ドアに装備したドアロック機構Ｌを備えており、このドアロック機構Ｌは、そのロック作動により、上記運転席ドアをロックし、そのアンロック作動により上記運転席ドアをアンロックするように構成されている。
また、ワイヤレスドアロック装置は、送信機４０と受信アンテナ５０とを備ており、送信機４０は、その所持者の操作により、当該車両を特定する照合コードを電波として受信アンテナ５０に向け送信する。
【００１７】
受信アンテナ５０は本発明の要部を構成するもので、この受信アンテナ５０は、上述したサンバイザＳの支柱２０でもって構成されている。しかして、この受信アンテナ５０は、送信機４０の送信電波を受信して受信信号として受信機６０に出力する。
ここで、支柱２０でもって受信アンテナ５０を構成することに着目した根拠について説明する。
【００１８】
サンバイザＳが当該車両の外部から見易い位置にあることに加え、通常、上記送信機４０において使用される電波の周波数としては、近年、３００ＭＨｚが採用されている。従って、受信アンテナ５０としては、最低でも、３００ＭＨｚの電波の（１／４）波長である２５ｃｍ程度の長さが必要とされる。この点から、受信アンテナ５０の長さとしては、サンバイザＳの支柱２０の長さが適当であるからである。
【００１９】
受信機６０は、高周波信号処理回路６１を備えており、この高周波信号処理回路６１は、同軸ケーブル６２を介し受信アンテナ５０即ちサンバイザＳの支柱２０に接続されている（図１及び図２参照）。当該高周波信号処理回路６１は、受信アンテナ５０の受信信号を増幅復調波形整形処理し、上記照合コードを表す処理信号を発生する。
【００２０】
ここで、同軸ケーブル６２は、図２にて示すごとく、車室上壁１０の外板と内板の間に挿入されており、この同軸ケーブル６２の外端部６２ａは、その折り返し網線部６２ｂにて、クランプ１３によりベース１２ａに固定されている。これにより、網線部６２ｂが、ベース１２ａ及びねじ１２ｂを介し、同軸ケーブル６２の当該車両の車体に対する接地を確保している。
【００２１】
また、同軸ケーブル６２は、その中心導体の先端露出部６２ｃにて、内カバー１０ｂ内にその上壁を通り延出し、支柱２０のフランジ２１ａに半田付けにより電気的に接続されている。
また、受信機６０は、マイクロコンピュータ６３、メモリ６４、入力回路６５及び出力回路６６を備えており、マイクロコンピュータ６３は、高周波信号処理回路６１からの処理信号及びメモリ６４の記憶データ（上記照合データ）に基づき、照合データの一致不一致を判定し、出力回路６６を介し、ドアロック機構Ｌの作動の許否を表す出力を、ドアロック機構Ｌ用モータＭの駆動を制御する制御回路７０に出力する。
【００２２】
この制御回路７０は、出力回路６６の出力に基づき、ドアロック機構Ｌの作動をロック作動及びアンロック作動のいずれかにするように、モータＭを制御する。なお、入力回路６５は、当該車両の運転席ドアの開閉状態を検出するドアスイッチＳＷの出力やキーの有無を検出するキースイッチの出力をマイクロコンピュータ６３に出力する。この出力は、マイクロコンピュータ６３にて、出力回路６６への出力可否を判定する条件として使用される。
【００２３】
このように構成した本第１実施の形態において、当該車両から乗員が降りた状態では、通常、サンバイザＳの支柱２０の水平部２２は、図３にて示すように、フロントウインドシールドＦの上縁に平行に水平状に位置している。
このとき、支柱２０は、当該車両の外部から見易い位置に維持されている。即ち、受信アンテナ５０は、当該車両の外部から窓を通して受信し易い位置にある。また、支柱２０は、上述のごとく、金属製パイプ、金属メッキ及び金属製フランジ２１ａにより構成されているので、この支柱２０は、受信アンテナ５０として要求される電気的良導性を十分に満たす。さらに、支柱２０の長さは、送信機４０の送信電波を受信するに十分な値を有している。
【００２４】
従って、送信機４０から電波を送信すると、この電波は、受信アンテナ５０により的確に受信され、受信信号として同軸ケーブル６２を通し受信機６０に出力される。
すると、この受信機６０の出力に基づき制御回路７０がモータＭを介してドアロック機構Ｌをロック作動或いはロック作動する。これにより、車両ドアがロック或いはアンロックされる。
【００２５】
また、受信アンテナ５０は、上述のごとく、支柱２０をアンテナとして兼用して構成されているので、当該車両に乗員が乗車しても、乗員にとって、この受信アンテナ５０が目障りとなることはない。従って、見栄えのよい受信アンテナを備えたワイヤレスドアロック装置を提供できる。
また、車両の仕様の変化とはかかわりなくサンバイザの位置が特定されるため、受信アンテナの設置位置を車種に応じて検討する必要もない。
【００２６】
また、受信アンテナ５０として、車両に既設のサンバイザの支柱を兼用しているので、別途受信アンテナを設けることなくコストの低減に役立つ。
なお、サンバイザＳは、図４にて示すごとく、車室の窓からの日差しを遮るためこの窓側に位置することもあるが、乗員の降車は、サンバイザＳをフロントウインドシールドＦの上縁に平行に位置させた上で行うのが通常故、降車後にサンバイザＳが車室の窓側に位置することはない。
【００２７】
従って、当該車両から乗員が降車した状態では、サンバイザＳは、フロントウインドシールドＦの上縁に平行に位置しているから、送信機４０から電波を送信するときには、受信アンテナ５０の受信指向特性は、常に、同一の状態にある。このため、ワイヤレスドアロック装置の作動に支障をきたすことはない。
なお、上記第１実施の形態では、支柱２０を金属製パイプにより構成した例について説明したが、この支柱２０を金属製円柱により構成して実施してもよい。
【００２８】
また、上記第１実施の形態では、遮光板３０の上縁部を支柱２０にて軸支するようにして例について説明したが、これに代えて、例えば、遮光板３０の上下方向中間部位を支柱２０にて軸支するようにして実施してもよい。
図５及び図６は、本発明に係るワイヤレスドアロック装置の第２実施の形態を示している。
【００２９】
この第２実施の形態では、図６にて示すごとく、上記第１実施の形態にて述べたサンバイザＳに代えて、サンバイザＳａが採用されている。このサンバイザＳａは、支柱２０Ａと、遮光板３０Ａとにより構成されている。
支柱２０Ａは、電気的絶縁製パイプにより、鉛直部２３及び水平部２４を有するようにＬ字状に形成されており、鉛直部２３は、上記支柱２０の鉛直部２１に代えて、車室上壁１０に水平方向に回動可能に軸支されている。また、サンバイザＳａの水平部２４には、遮光板３０Ａが、その上縁部３２の右端部にて、上下方向に回動可能に軸支されている。
【００３０】
これにより、サンバイザＳａは、サンバイザＳと同様の回動機能を果たす。なお、支柱２０Ａを、上記第１実施の形態にて述べた支柱２０と同様の構成材料により形成して実施してもよい。
本第２実施の形態におけるワイヤレスドアロック装置は、図５にて示すごとく、受信アンテナ５０Ａ、上記第１実施の形態にて述べた受信機６０、制御装置７０、モータＭ及びドアロック機構Ｌを備えている。
【００３１】
受信アンテナ５０Ａ及び受信機６０の高周波信号処理回路６１は、図６にて示すごとく、遮光板３０Ａに内蔵されている。
ここで、受信アンテナ５０Ａは、銅線等の電気的良導性のよい導線からなるもので、この受信アンテナ５０Ａは、図６にて示すごとく、遮光板３０Ａの上縁部３２内に位置している。
【００３２】
これにより、遮光板３０Ａの上下方向の回動とはかかわりなく、受信アンテナ５０Ａの指向特性を同一に維持できる。但し、この受信アンテナ５０Ａの長さは、上記受信アンテナ５０の長さを同様である。
また、高周波信号処理回路６１は、その入力端子にて、受信アンテナ５０Ａに直接接続されており、この高周波信号処理回路６１からコネクタ６１ａを介し延出する電源線６１ｂ、接地線６１ｃ及び出力線６１ｄは、支柱２０Ａを通り電源、車体及びマイクロコンピュータ６３にそれぞれ接続されている。その他の構成は上記第１実施の形態と同様である。
【００３３】
このように構成した本第２実施の形態においては、受信アンテナ５０Ａが、サンバイザＳａの遮光板３０Ａの上縁部に内蔵されている。従って、この遮光板３０Ａが、支柱２０Ａの水平部２４、即ち、上縁部３２を軸として回動しても、受信アンテナ５０Ａが、その位置をほぼ変化させることがなく、常に、同一の指向特性を維持できる。
【００３４】
これにより、上記第１実施の形態と同様の作用効果を達成できる。また、高周波信号処理回路６１が受信アンテナ５０Ａと共に遮光板３０Ａに内蔵されているので、高周波信号処理回路６１を受信アンテナ５０Ａに直接接続することができ、その結果、上記第１実施の形態にて述べた同軸ケーブル６２が不要となる。よって、支柱２０Ａを通す配線数が減少するので、コスト低減につながる。
【００３５】
図７は、上記第２実施の形態の変形例を示している。
この変形例では、上記第２実施の形態にて述べた遮光板３０Ａの表面にミラー３３及び照明用ランプ３４が設けられている。
ランプ３４は、両配線３４ａ、３４ｂにて、それぞれ、高周波信号処理回路６１の電源線６１ｂ及び接地線６１ｃに、支柱２０Ａの内端近傍にて接続されている。なお、ランプ３４及びミラー３３は、カバー３５により開閉可能に覆蓋されている。その他の構成は上記第２実施の形態と同様である。
【００３６】
このように構成した本変形例では、ランプ３４の両配線３４ａ、３４ｂが、高周波信号処理回路６１の電源線６１ｂ及び接地線６１ｃを利用して電源及び車体に接続されているので、高周波信号処理回路６１の電源線及び接地線をランプ３４の電源線及び接地線として共用できる。その結果、ランプ３４独自の電源線及び接地線を不要とし得る。
【００３７】
なお、上記第２実施の形態では、受信機６０のうち、高周波信号処理回路６１のみを遮光板３０Ａに内蔵するようにしたが、これに限らず、受信機６０のうち高周波信号処理回路６１以外の回路をも遮光板３０Ａに内蔵して実施してもよい。
また、上記第２実施の形態では、遮光板３０Ａの上縁部を支柱２０Ａにて軸支するようにして例について説明したが、これに代えて、例えば、遮光板３０Ａの上下方向中間部位を支柱２０Ａの水平部２４にて軸支するようにして実施してもよい。この場合、受信アンテナ５０Ａは、支柱２０Ａの水平部２４と同軸的に遮光板３０Ａに内蔵する。これにより、上記第２実施の形態と同様の作用効果を達成できる。
【００３８】
また、本発明の実施にあたっては、運転席前側上方に位置するサンバイザに限ることなく、当該車両の助手席その他の座席側に設けた各種のサンバイザに本発明を適用して実施してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る車両用ワイヤレスドアロック装置の第１実施の形態を示すブロック図である。
【図２】当該車両のフロントウインドシールド上縁近傍に位置する車室上壁に運転席上方にて取り付けたサンバイザと、受信機との接続状態を示す要部断面図である。
【図３】図２のサンバイザの遮光板を上下方向に回動する状態を示す斜視図である。
【図４】図２のサンバイザの遮光板を水平方向に回動する状態を示す斜視図である。
【図５】本発明に係る車両用ワイヤレスドアロック装置の第２実施の形態を示すブロック図である。
【図６】図５の受信アンテナ及び高周波信号処理回路を内蔵するサンバイザの要部拡大図である。
【図７】上記第２実施の形態の変形例を示す部分破断図である。
【符号の説明】
４０…送信機、２０、２０Ａ…支柱、２２、２４…水平部、３３…ミラー、
３４…照明用ランプ、５０、５０Ａ…受信アンテナ、６０…受信機、
６１…高周波信号処理回路、６１ｂ…電源線、６１ｃ…接地線、
Ｌ…ドアロック機構。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a receiving antenna for a wireless door lock device of a vehicle and a wireless door lock device including the receiving antenna.
[0002]
[Prior art]
In some wireless door lock devices for vehicles, a receiving antenna is built in the receiver so that it is not exposed to the outside. According to this, the installation location of the receiver can be determined without being restricted by the installation location of the receiving antenna. In addition, the installation cost and wiring cost of the receiving antenna are not required, which helps to reduce the cost of the wireless door lock device.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, since the position that can be easily seen from the outside of the vehicle interior is the position that can easily receive transmission radio waves from the outside of the vehicle, the receiver with the built-in receiving antenna as described above should be installed at a position that is easy to see from the outside of the vehicle interior. desirable.
However, if the receiver is installed at a position where it can be easily seen from the outside of the vehicle interior, the receiver deteriorates the appearance of the vehicle interior. Therefore, it is necessary to install the receiver in a place where it cannot be seen by passengers.
[0004]
Therefore, it can be said that the request to install the receiver in a place where the occupant cannot see and the request to install the receiver, that is, the reception antenna, at a position where it can be easily seen from the outside of the passenger compartment are physically incompatible.
Further, even if a receiver installation position that satisfies these requirements can be found, the installation position varies depending on the vehicle body shape of the vehicle. Therefore, it is necessary to examine the installation position for each vehicle.
[0005]
In response to this, as shown in Japanese Utility Model Laid-Open Nos. 59-39518 and 59-39519, it is conceivable to incorporate a receiving antenna in a light-shielding plate of a sun visor in a loop shape.
However, in these publications, even though the problem of appearance is solved, the receiving antenna is located over a wide range in the light shielding plate. For this reason, when the sun visor is used and when it is not used, the rotation position of the light shielding plate with respect to the column is different, and the position of the receiving antenna also changes greatly. Therefore, there arises a problem that the directivity characteristic of the receiving antenna is largely changed depending on the position of the light shielding plate.
[0006]
Therefore, in order to deal with the above-described problems, the present invention has been devised to utilize a sun visor located at an easily viewable position from outside the vehicle compartment, thereby maintaining a good directional characteristic and an inexpensive vehicle with good appearance. It is an object of the present invention to provide a receiving antenna for a wireless door lock device and the wireless door lock device.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, according to the first aspect of the present invention, the receiving antenna is constituted by the strut of the sun visor.
For this reason, the wireless door lock apparatus provided with the receiving antenna in the position where it looks good for the passenger | crew in a vehicle interior can be provided.
[0008]
In addition, since the receiving antenna is also used as the support of the sun visor, the component members of the existing sun visor can be effectively used in the room. For this reason, the wireless door lock apparatus provided with the receiving antenna located in a position that looks good for passengers in the vehicle compartment can be provided at low cost.
The receiving antenna is constituted by a support made of a metal material provided on the sun visor, and this support is arranged at a position that is easily visible from the outside in the vehicle interior. Therefore, the radio wave receiving function as a receiving antenna can be appropriately secured.
[0009]
In addition, since the receiving antenna is constituted by a support column that supports the light shielding plate so that the position does not change even if the light shielding plate is rotated in the vertical direction, the receiving antenna can be adjusted even if the position of the light shielding plate is adjusted in the vertical direction. The position of is almost unchanged. Therefore, the directivity characteristic of the receiving antenna does not change. Further, since the position of the sun visor is specified regardless of changes in the vehicle specifications, it is not necessary to consider the installation position of the receiving antenna according to the vehicle type. According to the second and third aspects of the invention, the receiving antenna is built in the light shielding plate of the sun visor in the vicinity of the position coaxial with the shaft support portion of the support column, and the signal processing circuit is the light shielding plate. It is built in and connected to the receiving antenna.
[0010]
Thereby, even if the position of the light shielding plate is adjusted in the vertical direction, the position of the receiving antenna is hardly changed. As a result, the same effect as that of the invention of claim 1 can be achieved.
In this case, since both the receiving antenna and the signal processing circuit are built in the light shielding plate, the connection wiring between them can be made unnecessary.
Here, as in the invention described in claim 3, the light shielding plate is provided with mirrors with illumination light sources (33, 34), and the power source line and ground line of the illumination light source are connected to the power source line and ground line of the signal processing circuit. If they are common, extra wiring can be eliminated.
[0011]
According to the fourth aspect of the present invention, the receiving antenna for the wireless door lock device of the vehicle is constituted by the support column made of a metal material provided on the sun visor.
Thereby, the receiving antenna for a wireless door lock device that can achieve the operation and effect of the invention according to claim 1 can be provided.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
FIG. 1 shows a schematic block configuration of a vehicle wireless door lock device to which the present invention is applied.
Here, the vehicle includes a sun visor S as shown in FIG. The sun visor S is attached to the vehicle interior upper wall 10 in the vicinity of the upper edge of the front windshield F (see FIG. 3) at the upper front side of the vehicle interior driver's seat of the vehicle. Thereby, the sun visor S is arranged at a position where it can be easily seen through the window from the outside of the passenger compartment.
[0013]
The sun visor S includes a support 20 and a light shielding plate 30. The support column 20 is formed by applying metal plating for preventing corrosion on the outer surface of a metal pipe (for example, iron). The support column 20 extends horizontally from the vertical portion 21 and the vertical portion 21. It is formed in an L shape by the horizontal portion 22 that comes out.
The vertical portion 21 is pivotally supported at the upper end thereof in a through hole portion 11a formed in the horizontal bottom wall 11 of the outer cover 10a so as to be rotatable in the horizontal direction, and is integrated with the upper end of the vertical portion 21. The formed metal flange 21a cannot be prevented from coming down from the through hole portion 11a.
[0014]
Here, the outer cover 10a is fastened at its flange 12 to the outer plate of the vehicle interior upper wall 10 by a plurality of metal screws 12b via a metal base 12a, and the bottom wall 11 of the outer cover 10a. Is projected through the opening of the inner plate of the vehicle interior upper wall 10 into the vehicle interior. An inner cover 10b is mounted on the bottom wall 11 of the outer cover 10a so as to cover the flange 21a of the vertical portion 21. In the present embodiment, both the outer cover 10a and the inner cover 10b are formed of an electrically insulating resin material, and electrically insulate the column 20 from the vehicle body of the vehicle.
[0015]
A light shielding plate 30 is pivotally supported on the horizontal portion 22 of the support column 20 by an upper edge portion 31 (corresponding to a horizontal rotation shaft of the light shielding plate 30). Rotate up and down about the horizontal portion 22 (see FIG. 3). Further, the light shielding plate 30 rotates in the horizontal direction around the vertical portion 21 as the vertical portion 21 of the column 20 rotates (see FIG. 4).
[0016]
The wireless door lock device includes a door lock mechanism L mounted on the driver's seat door of the vehicle. The door lock mechanism L locks the driver's seat door by the lock operation, and the door lock mechanism L by the unlock operation. It is configured to unlock the driver's seat door.
Further, the wireless door lock device includes a transmitter 40 and a receiving antenna 50, and the transmitter 40 transmits a verification code for identifying the vehicle to the receiving antenna 50 as a radio wave by an operation of the owner. .
[0017]
The receiving antenna 50 constitutes a main part of the present invention, and this receiving antenna 50 is constituted by the support column 20 of the sun visor S described above. Thus, the receiving antenna 50 receives the transmission radio wave from the transmitter 40 and outputs it to the receiver 60 as a received signal.
Here, the grounds for paying attention to the configuration of the receiving antenna 50 with the support 20 will be described.
[0018]
In addition to the sun visor S being easily visible from the outside of the vehicle, the frequency of radio waves used in the transmitter 40 is generally 300 MHz in recent years. Accordingly, the receiving antenna 50 is required to have a length of at least about 25 cm, which is a (1/4) wavelength of a 300 MHz radio wave. This is because the length of the support column 20 of the sun visor S is appropriate as the length of the receiving antenna 50.
[0019]
The receiver 60 includes a high-frequency signal processing circuit 61, and the high-frequency signal processing circuit 61 is connected to the receiving antenna 50, that is, the column 20 of the sun visor S via a coaxial cable 62 (see FIGS. 1 and 2). . The high frequency signal processing circuit 61 amplifies and demodulates the received signal of the receiving antenna 50 and generates a processed signal representing the verification code.
[0020]
Here, as shown in FIG. 2, the coaxial cable 62 is inserted between the outer plate and the inner plate of the passenger compartment upper wall 10, and the outer end portion 62a of the coaxial cable 62 is connected to the folded mesh portion 62b. The clamp 13 fixes the base 12a. Thereby, the mesh part 62b has ensured the grounding with respect to the vehicle body of the said vehicle of the coaxial cable 62 via the base 12a and the screw 12b.
[0021]
The coaxial cable 62 extends through the upper wall of the inner cover 10b at the tip exposed portion 62c of the center conductor, and is electrically connected to the flange 21a of the support column 20 by soldering.
The receiver 60 includes a microcomputer 63, a memory 64, an input circuit 65, and an output circuit 66. The microcomputer 63 processes the processing signal from the high-frequency signal processing circuit 61 and the data stored in the memory 64 (the above collation data). ) To determine whether the collation data matches or not, and outputs an output indicating whether the operation of the door lock mechanism L is permitted or not via the output circuit 66 to the control circuit 70 that controls the drive of the motor M for the door lock mechanism L. .
[0022]
Based on the output of the output circuit 66, the control circuit 70 controls the motor M so that the operation of the door lock mechanism L is either a lock operation or an unlock operation. The input circuit 65 outputs to the microcomputer 63 the output of the door switch SW that detects the open / closed state of the driver's door of the vehicle and the output of the key switch that detects the presence or absence of a key. This output is used by the microcomputer 63 as a condition for determining whether or not output to the output circuit 66 is possible.
[0023]
In the first embodiment configured as described above, when the occupant has descended from the vehicle, the horizontal portion 22 of the support column 20 of the sun visor S is usually positioned above the front windshield F as shown in FIG. It lies horizontally parallel to the edge.
At this time, the column 20 is maintained at a position where it can be easily seen from the outside of the vehicle. That is, the receiving antenna 50 is in a position where it can be easily received through the window from the outside of the vehicle. Moreover, since the support | pillar 20 is comprised by the metal pipe, metal plating, and the metal flange 21a as mentioned above, this support | pillar 20 fully satisfy | fills the electrical conductivity which is requested | required as the receiving antenna 50. FIG. Further, the length of the support column 20 has a value sufficient to receive the transmission radio wave of the transmitter 40.
[0024]
Accordingly, when radio waves are transmitted from the transmitter 40, the radio waves are accurately received by the receiving antenna 50, and are output to the receiver 60 through the coaxial cable 62 as received signals.
Then, the control circuit 70 locks or locks the door lock mechanism L via the motor M based on the output of the receiver 60. As a result, the vehicle door is locked or unlocked.
[0025]
Further, as described above, the receiving antenna 50 is configured by using the support column 20 as an antenna. Therefore, even if an occupant gets on the vehicle, the receiving antenna 50 does not become an obstacle to the occupant. Therefore, it is possible to provide a wireless door lock device equipped with a good-looking receiving antenna.
Further, since the position of the sun visor is specified regardless of changes in the vehicle specifications, it is not necessary to consider the installation position of the receiving antenna according to the vehicle type.
[0026]
In addition, since the receiving antenna 50 is also used as a post of an existing sun visor in the vehicle, it is useful for cost reduction without providing a separate receiving antenna.
As shown in FIG. 4, the sun visor S may be positioned on the side of the window in order to block the sunlight from the window of the passenger compartment. Therefore, the sun visor S is not positioned on the window side of the passenger compartment after getting off the vehicle.
[0027]
Therefore, when the occupant gets out of the vehicle, the sun visor S is positioned in parallel with the upper edge of the front windshield F. , Always in the same state. For this reason, it does not interfere with the operation of the wireless door lock device.
In addition, although the example which comprised the support | pillar 20 by the metal pipe was demonstrated in the said 1st Embodiment, you may implement this support | pillar 20 by comprising a metal cylinder.
[0028]
In the first embodiment, the example has been described in which the upper edge portion of the light shielding plate 30 is pivotally supported by the support column 20, but instead of this, for example, the intermediate portion in the vertical direction of the light shielding plate 30 is provided. You may implement so that it may be supported by the support | pillar 20.
5 and 6 show a second embodiment of the wireless door lock device according to the present invention.
[0029]
In the second embodiment, as shown in FIG. 6, a sun visor Sa is adopted instead of the sun visor S described in the first embodiment. The sun visor Sa is composed of a support 20A and a light shielding plate 30A.
The support column 20A is formed in an L shape by an electrically insulating pipe so as to have a vertical portion 23 and a horizontal portion 24. The vertical portion 23 replaces the vertical portion 21 of the support column 20 above the passenger compartment. The wall 10 is pivotally supported so as to be rotatable in the horizontal direction. Further, a light shielding plate 30A is pivotally supported on the horizontal portion 24 of the sun visor Sa at the right end portion of the upper edge portion 32 so as to be rotatable in the vertical direction.
[0030]
As a result, the sun visor Sa performs the same rotation function as the sun visor S. The strut 20A may be formed by using the same material as that of the strut 20 described in the first embodiment.
As shown in FIG. 5, the wireless door lock device in the second embodiment includes the receiving antenna 50A, the receiver 60, the control device 70, the motor M, and the door lock mechanism L described in the first embodiment. I have.
[0031]
The receiving antenna 50A and the high frequency signal processing circuit 61 of the receiver 60 are built in the light shielding plate 30A as shown in FIG.
Here, the receiving antenna 50A is made of a conductive wire having good electrical conductivity such as a copper wire, and the receiving antenna 50A is located in the upper edge portion 32 of the light shielding plate 30A as shown in FIG. ing.
[0032]
Thereby, the directivity characteristics of the receiving antenna 50A can be kept the same regardless of the vertical rotation of the light shielding plate 30A. However, the length of the receiving antenna 50A is the same as the length of the receiving antenna 50.
The high frequency signal processing circuit 61 is directly connected to the receiving antenna 50A at its input terminal, and the power line 61b, the ground line 61c and the output line 61d extending from the high frequency signal processing circuit 61 through the connector 61a. Are connected to the power source, the vehicle body and the microcomputer 63 through the column 20A. Other configurations are the same as those in the first embodiment.
[0033]
In the second embodiment configured as described above, the receiving antenna 50A is built in the upper edge portion of the light shielding plate 30A of the sun visor Sa. Therefore, even if the light shielding plate 30A rotates about the horizontal portion 24 of the support column 20A, that is, the upper edge portion 32, the receiving antenna 50A does not substantially change its position and always has the same directivity. The characteristics can be maintained.
[0034]
Thereby, the effect similar to the said 1st Embodiment can be achieved. Further, since the high-frequency signal processing circuit 61 is built in the light shielding plate 30A together with the receiving antenna 50A, the high-frequency signal processing circuit 61 can be directly connected to the receiving antenna 50A, and as a result, in the first embodiment described above. The described coaxial cable 62 is not necessary. Accordingly, the number of wires passing through the support 20A is reduced, which leads to cost reduction.
[0035]
FIG. 7 shows a modification of the second embodiment.
In this modification, a mirror 33 and an illumination lamp 34 are provided on the surface of the light shielding plate 30A described in the second embodiment.
The lamp 34 is connected to the power supply line 61b and the ground line 61c of the high-frequency signal processing circuit 61 in the vicinity of the inner end of the column 20A through both wirings 34a and 34b. The lamp 34 and the mirror 33 are covered with a cover 35 so as to be opened and closed. Other configurations are the same as those of the second embodiment.
[0036]
In this modified example configured as described above, since both the wires 34a and 34b of the lamp 34 are connected to the power source and the vehicle body using the power line 61b and the ground line 61c of the high frequency signal processing circuit 61, the high frequency signal processing is performed. The power line and the ground line of the circuit 61 can be shared as the power line and the ground line of the lamp 34. As a result, the power supply line and the ground line unique to the lamp 34 may be unnecessary.
[0037]
In the second embodiment, only the high-frequency signal processing circuit 61 of the receiver 60 is built in the light shielding plate 30A. However, the present invention is not limited to this, and the receiver 60 other than the high-frequency signal processing circuit 61 is used. This circuit may also be built in the light shielding plate 30A.
In the second embodiment, the example has been described in which the upper edge portion of the light shielding plate 30A is pivotally supported by the support column 20A. Instead, for example, an intermediate portion in the vertical direction of the light shielding plate 30A is used. You may implement so that it may be supported by the horizontal part 24 of the support | pillar 20A. In this case, the receiving antenna 50A is built in the light shielding plate 30A coaxially with the horizontal portion 24 of the column 20A. Thereby, the effect similar to the said 2nd Embodiment can be achieved.
[0038]
In implementing the present invention, the present invention may be applied to various sun visors provided on the passenger seat and other seat sides of the vehicle, without being limited to the sun visor located in front of the driver's seat.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a first embodiment of a vehicle wireless door lock device according to the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view of an essential part showing a connection state between a receiver and a sun visor attached above a driver's seat on a vehicle upper wall positioned near the upper edge of the front windshield of the vehicle.
3 is a perspective view showing a state in which a light shielding plate of the sun visor in FIG. 2 is rotated in the vertical direction. FIG.
4 is a perspective view showing a state in which a light shielding plate of the sun visor of FIG. 2 is rotated in a horizontal direction. FIG.
FIG. 5 is a block diagram showing a second embodiment of the wireless door lock device for a vehicle according to the present invention.
6 is an enlarged view of a main part of a sun visor incorporating the receiving antenna and the high-frequency signal processing circuit of FIG. 5;
FIG. 7 is a partial cutaway view showing a modification of the second embodiment.
[Explanation of symbols]
40 ... Transmitter, 20 and 20A ... Post, 22, 24 ... Horizontal part, 33 ... Mirror,
34 ... lighting lamp, 50, 50A ... receiving antenna, 60 ... receiver,
61 ... high frequency signal processing circuit, 61b ... power line, 61c ... ground line,
L: Door lock mechanism.

Claims

A door of a vehicle provided with a sun visor (S) having a column (20) provided at a suitable position on the vehicle interior wall and a light shielding plate (30) supported on the vehicle interior wall via the column so as to be adjustable in position is locked or A locking mechanism (L) for unlocking;
A receiving antenna (50) for receiving the transmission radio wave of the transmitter (40);
In a wireless door lock device comprising control means (60, 70, M) for controlling the operation of the lock mechanism so as to lock or unlock the door based on the radio wave received by the receiving antenna.
The support column is formed of a metal material, and supports the light shielding plate so that the position does not change even if the light shielding plate is rotated in the vertical direction .
The wireless door lock device for a vehicle, wherein the receiving antenna is constituted by the support column.

A locking mechanism (L) for locking or unlocking a door of a vehicle equipped with a sun visor (Sa);
A receiving antenna (50A) for receiving the transmission radio wave of the transmitter (40);
A signal processing circuit (61) that performs signal processing on the radio waves received by the receiving antenna;
A wireless door lock device comprising control means (61 to 66, 70, M) for controlling the lock mechanism so as to lock or unlock the door based on the output of the signal processing circuit,
The sun visor is composed of a column (20A) provided at an appropriate position on the vehicle interior wall of the vehicle, and a light shielding plate (30A) supported on the vehicle interior wall via the column so as to be adjustable in position.
The receiving antenna is built in the light shielding plate in the vicinity of a position coaxial with the shaft support portion by the support column,
A wireless door lock device for a vehicle, wherein the signal processing circuit is built in the light shielding plate and connected to the receiving antenna.

The light shielding plate is provided with illumination light source mirrors (33, 34),
The wireless door lock device for a vehicle according to claim 2, wherein a power supply line and a ground line of the illumination light source are respectively common to a power supply line and a ground line (61b, 61c) of the signal processing circuit.

A reception antenna for a wireless door lock device for a vehicle, comprising a sun visor (S) supported at a proper position in a vehicle compartment via a column (20) so as to be position-adjustable,
The support column is formed of a metal material, and supports the light shielding plate so that the position does not change even if the light shielding plate is rotated in the vertical direction .
A receiving antenna for a wireless door lock device of a vehicle constituted by this support.