JP3712452B2 - 流量制御式充填方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液体を容器内へ充填する液体充填機に適用する流量制御式充填方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
貯液タンクに貯えた液体を配管を経て容器方向に導くとともに、同配管の途中に設けた開閉弁を開いて、液体圧により液体を容器内へ充填する液体の充填機において、前記開閉弁の上流側の液体圧力を測定し、この測定結果と予め記憶している圧力−充填時間関数とにより、充填時間を演算し、この演算結果に応じて前記開閉弁を開く液体充填機は、従来公知である。
【0003】
その概略を図4により説明すると、1が圧力タンクで、同圧力タンク1に元液2が貯えられ、同圧力タンク1には、配管3から高圧クリーンエアが供給され、同配管3には、圧力調整弁4が取付けられ、圧力タンク1内の圧力が略一定に保持されている。
圧力タンク1からは導管5により密閉式サービスタンク6へ元液2が導かれる。そして密閉式サービスタンク6の下流側には、導管7と分配管8と、ニードル弁9と導管10と充填ノズル11とが接続されている。
【0004】
ニードル弁9は、各充填ノズル11から吐出される液体流量を一定に調整するために設けられている。
導管10は、ゴム管等の柔らかい材料により作られており、導管10を固定押枠12と移動押枠13とで挟みつけることにより、導管10は管路が閉じられる。即ち、導管10と固定押枠12と移動押枠13とにより開閉弁が構成されている。
【0005】
移動押枠13はエアシリンダ14に接続しており、同エアシリンダ14には、電磁弁16を介して高圧空気源15が接続している。
エアシリンダ14は、ばね復帰式のものであって、電磁弁16が開かれれば、高圧空気源15からの高圧空気がエアシリンダ14へ送られ、同エアシリンダ14が伸長方向に作動して、各導管10が閉じる。また電磁弁16が閉じれば、エアシリンダ14がばねにより縮み方向に作動して、各導管10が開くようになっている。
【0006】
電磁弁16は、制御装置17により制御され、制御装置17には、密閉式サービスタンク6の圧力を検出する圧力検出器(圧力/電気変換器)18からの検出信号が入力される。そして制御装置17は、図5に示す手順により電磁弁16を制御する。
次に前記図4に示す液体充填機の充填動作を具体的に説明する。
【0007】
通常、電磁弁16は開き、導管10は閉じている。このとき、圧力検出器(圧力/電気変換器)18によりサービスタンク6内の圧力6内の圧力Pを検出して、電気信号に変換し、これを制御装置17のA/D変換器19(図5参照)によりデジタル信号Pnに変換して、演算回路20へ送る。
この演算回路20は、種々な圧力Pnに対して一定の充填量を得るための充填時間f(Pn)を設定する数表を内蔵している。この圧力Pn−充填時間f(Pn)の関係は、予め実験、計算等により求められて、演算回路20に入力されている。
【0008】
充填されるべき容器が充填ノズル11の下方へ搬送され、充填ノズル11が下降して、液体注入の準備が完了すると、充填機から充填開始指令21が発せられる。この充填開始指令21は、演算回路20及びタイマー23へ送られ、演算回路20が演算を開始するとともに、タイマー23がカウントを開始する。また同充填開始指令21は、弁操作装置24へ閉信号として送られて、電磁弁16が閉じ、エアシリンダ14がばねにより縮み方向に作動して、導管10が開いて、液体の充填が開始される。
【0009】
演算回路20は、入力した圧力信号Pnから充填時間f(Pn)を求めて、これをレジスター22へ送る。レジスター22は、充填時間f(Pn)をタイマー23へ送って、充填時間f(Pn)をタイマー23に設定する。タイマー23は、設定された充填時間f(Pn)をカウントすると、弁操作装置24へ弁開信号を送って、電磁弁16を開き、高圧空気源15からの高圧空気をエアシリンダ14へ送って、同エアシリンダ14を伸長方向に作動し、導管10を閉じて、液体の容器への注入を終了する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
前記図4、図5に示す従来の液体充填機では、各ニードル弁9により、各充填ノズル11の吐出流量を一定になるように調節し、開閉弁10、12、13により、各導管10を一斉に開閉するようになっており、個々の容器へ流れる液体(製品液)を計量していないので、各導管10を構成している柔らかい材料が変質して固化したり、液体から溶けたものが晶出したりして、流路抵抗が変化したとき、ニードル弁9により調整しなければならない。また圧力制御を確実に行わないと、流量コントロールが困難になるので、精密高価な圧力制御弁を必要としている。
【0011】
また電磁弁16を開いて、高圧空気源15からの高圧空気をエアシリンダ14へ送り、同エアシリンダ14を伸長方向に作動して、各導管10を閉じ、また電磁弁16を閉じ、エアシリンダ14をばねにより縮み方向に作動して、各導管10を開くようにしているので、充填動作の立ち上げ時のような過度期(低速運転時)や容器の歯抜け等の非定常運転時に、液体(充填液)に流速変化があると、管路抵抗が変化するので、液圧が変動して、流量コントロールが不確実になるという問題があった。
【0012】
本発明は前記の問題点に鑑み提案するものであり、その目的とする処は、▲1▼容器内への液体の充填精度を向上でき、▲2▼サニテーション作業を容易に行うことができ、▲3▼設備コストを低減できる流量制御式充填方法を提供しようとする点にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、貯液タンクに貯えた液体を配管を経て容器方向に導くとともに、同配管の途中に設けた開閉弁を開いて、液体圧により液体を容器内へ充填する液体の充填方法において、前記配管の途中に大気に開放し外部に固定された充填液タンクを設け、上端部を堰とする仕切板により同充填液タンクの内部をタンク内上流側とタンク内下流側とに仕切って、同タンク内上流側を前記貯液タンク側の供給配管に連通し、同タンク内上流側と同タンク内下流側とを同仕切板に設けた貫通孔により連通し、同タンク内下流側を排出配管に連通し、同排出配管の下流側に複数の充填ノズルを接続し、前記貯液タンクの液体を前記供給配管を経て前記充填液タンクのタンク内上流側へ供給し、同タンク内上流側に設置した液レベルセンサからの検出信号を前記供給配管に設けた流量調整弁へ送り、同流量制御弁を制御して、同タンク内上流側の液レベルを適当な範囲に調整するとともに、同タンク内上流側の液体を前記貫通孔を経て前記タンク内下流側へ絶えず送り込んで仕切板上端部の堰からタンク内上流側へ溢流させることにより充填液圧ヘッドの上限高さを一定に維持する一方、前記各充填ノズルへの分岐配管のそれぞれに設けた流量計からの検出信号を制御ユニットへ送り、ここで容器に充填する液体の充填時間を算定して、その結果を前記各充填ノズルへの分岐配管のそれぞれに設けた開閉弁へ送り、同各開閉弁を開閉して、容器に一定量の液体を充填することを特徴としている(請求項1)。
【0014】
前記請求項1記載の流量制御式充填方法において、各充填ノズル側排出配管のそれぞれに設けた流量計に電磁流量弁を使用し、各充填ノズル側排出配管のそれぞれに設けた開閉弁にダイアフラム開閉弁を使用してもよい(請求項2)。
前記請求項1、2記載の流量制御式充填方法において、排出配管の下流側に接続した各充填ノズルを縦方向の回転軸を中心とする水平円周上に等間隔に配置し、同各充填ノズルが同回転軸を中心に1回転する間に、同各充填ノズルの回転移動に同調して同各充填ノズルの下方を回転移動する容器に液体を順番に充填するときに、各充填バルブへの分岐配管と充填液タンクの下流側に接続した排出配管とをロータリージョイントにより接続し、同充填液タンクの下流側に接続した排出配管に流量調整弁を設け、始動の運転立ち上げ時、容器歯抜け時等の運転過度期に、充填液圧ヘッドの上限高さを一定に維持するように同流量調整弁を予め記憶している開度に自動的に設定するようにしてもよい(請求項3)。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に本発明の流量制御式充填方法を適用する液体充填機の一構成例を図1〜図3により説明する。
図1は液体充填機を示す系統図、図2は図1の液体充填機の液体の流れ及び流量制御系を示すブロック図、図3は図2中の充填量制御の手順を示すブロック図である。
【0016】
なおロータリー式充填機では、排出配管39の下流側に接続した各充填ノズル52を縦方向の回転軸を中心とする水平円周上に等間隔に配置し、同各充填ノズル52が同回転軸を中心に1回転する間に、同各充填ノズル52の回転移動に同調して同各充填ノズル52の下方に給排される容器50に液体を順番に充填するようになっている。
【0017】
(第1実施形態)
図1の32が大気に開放した充填液タンクで、同充填液タンク32の内部を、上端部を堰32C−1とする仕切板32により、タンク内上流側32Aとタンク内下流側32Bとに仕切って、同タンク内上流側32Aを供給配管33を介して貯液タンク(図示せず)に連通し、同タンク内上流側32Aと同タンク内下流側32Bとを同仕切板32Cに設けた貫通孔により連通し、同タンク内下流側32Bを排出配管39に連通し、仕切板32Cの貫通孔にポンプ34を設け、同ポンプ34を駆動するモータ35を充填液タンク32外に設置している。
【0018】
液体(充填液)が貯液タンク(図示せず)→配管33→流量調整弁31→充填液タンク32のタンク内上流側32Aへ供給される。
タンク内上流側32Aに設置したフロート32から上方に延びた上部検知部材を液レベルセンサ37、38により検出し、そのとき得られた検出信号を制御装置62→供給配管33に設けた流量調整弁31へ送り、供給流量を増減させて、タンク内上流側32Aの液レベルをポンプ34の吸込口よりも高いレベルに制御する一方、液レベルセンサ37、38により得られた検出信号を制御装置62→モータ35へ送り、同モータ35によりポンプ34を駆動し、タンク内上流側32A内の液体をタンク内下流側32Bへ絶えず送り込み、タンク内下流側32B内の液体を仕切板32Cの堰32C−1からタンク内上流側32A内へ溢流させて、タンク内下流側32Bの充填液圧ヘッドの上限高さを一定に維持する。
【0019】
1Nをタンク内上流側32Aからタンク内下流側32Bへのポンプ34の流量、QOUT をタンク内下流側32Bから排出配管39への排出流量とすれば、Q1N>QOUT の状態により、堰32C−1からオーバフローする。
タンク内下流側32Bの排出配管39がロータリージョイント45の固定部45Aに接続され、ロータリージョイント45の回転部45Bが充填機の回転部配管47に接続され、ロータリージョイント45には、スリップリング46が設けられている。また上記排出配管39には、流量調整弁40が設けられている。この流量調整弁40には、後述するように弁の開度を幾つかの決められた位置に設定する必要があるので、エンコーダ41付きモータにより駆動される。
【0020】
上記回転部配管47は、円環状のチャンバ48に接続され、同チャンバ48には、各充填ノズル52が縦方向の回転軸を中心とする水平円周上に等間隔に取付けられ、同各充填ノズル52への分岐配管のそれぞれには、流量計49と開閉弁51とが設けられている。そして回転部には、制御ユニット61が各充填ノズル52の数と同数設けられ、それぞれが独立して各充填ノズル52の流量計49と開閉弁51とを制御する。
【0021】
図2、図3に示すように各充填ノズル52が外部の決められた固定位置(充填開始位置)を通過する都度、通過信号が制御ユニット61にインプットされ、制御ユニット61は、上記通過信号により直ちに開閉弁51を開く指令を発して、容器50に液体が充填される。液体が容器50に向かって流れると、流量計49が流量(流速)を測定して、その結果を制御ユニット61へ送り、制御ユニット61では、流量(流速×管内断面積=単位時間当たり流量)から規定充填量を充填する時間を算定して、算定時間が経過したときに、開閉弁51に閉の指令を発する。
【0022】
固定部材に取付けられている容器センサ55は、搬送されてきた容器50が充填ノズル52の下方にセットされた直後に、容器50の有無を制御ユニット61に知らせるもので、容器センサ55が容器有りの信号を伝えた場合には、制御ユニット61の充填開始信号が開閉弁51へ発信されるが、容器50が無い場合には、制御ユニット61の充填開始信号が開閉弁51へ発信されない。
【0023】
(第2実施形態)
各充填ノズル52への分岐配管に設ける流量計49に電磁流量計(分岐配管内の流れを遮るものが何もない電磁流量計)を使用すれば、液体(充填液)の流れ抵抗がなく、サニテーションが容易なので、飲料充填の場合、最適である。また各充填ノズル52を開閉する開閉弁51にダイヤフラム開閉弁を使用して、清浄エアで作動すれば、これも飲料充填の場合、最適であり、開閉の応答性も向上する。
【0024】
(第3実施形態)
前記大気に開放した充填液タンク32内の仕切板32Cの上端部の堰32C−1と各充填ノズル52の先端部(下端部)との垂直距離が充填液圧ヘッドになり、各充填ノズル52の先端部から流出する液体(充填液)の流速は、充填ノズル52の先端部から充填液タンク32内の液面(タンク内下流側32Bの液面)までの高さと、充填液タンク32(タンク内下流側32B)から充填液ノズル52までの配管内の流れ圧力損失とより、決定される。
【0025】
ロータリー式充填機では、各充填ノズル52が縦方向の回転軸を中心に1回転する間に、同各充填ノズル52の回転移動に同調して同各充填ノズル52の下方を回転移動する容器50に液体が順番に充填される。
通常の運転時、排出配管39→回転部配管47→各充填ノズル52に流れる液体(充填液)は、一定量であるが、始動の運転立ち上げ時、容器歯抜け時等の運転過度期には、液体(充填液)に流量変化があって、配管圧力損失が変化するので、流量計49の測定流量値に誤差の生じる可能性がある。
【0026】
この状態を改善するため、充填液タンク32とロータリージョイント45との間の排出配管39に流量調整弁40を設け、充填中の容器50の数或いは充填機の回転速度に対応する流量調整弁40の開度を、定常時の系内圧力損失と同レベルになるように予め算定まはた実験で決めておき、これを制御装置62に記憶することにより、始動の運転立ち上げ時、容器歯抜け時等の運転過度期の流量調整弁40の開度を自動的に設定して、充填液圧力を一定に揃え、流量計49を通過する流速範囲を狭くして、測定値を安定させる。
【0027】
固定部材に取付けられている容器センサ55は、搬送されてきた容器50が充填ノズル52の下方にセットされた直後に、容器50の有無を制御ユニット61に知らせ、制御ユニット61からの容器信号がスリップリング46を経て制御装置62へ送られ、充填機上にセットされた容器50の数が制御装置62によりカウントされ、同カウント数に対応して流量調整弁40の開度が記憶されている算定値または実験値に自動的に設定される(図2参照)。
【0028】
【発明の効果】
本発明の流量制御式充填方法は前記のように貯液タンクの液体を供給配管を経て充填液タンクのタンク内上流側へ供給し、同タンク内上流側に設置した液レベルセンサからの検出信号を供給配管に設けた流量調整弁へ送り、同流量制御弁を制御して、同タンク内上流側の液レベルを適当な範囲に調整するとともに、同タンク内上流側の液体を仕切板に設けた貫通孔を経てタンク内下流側へ絶えず送り込んで仕切板上端部の堰からタンク内上流側へ溢流させることにより充填液圧ヘッドの上限高さを一定に維持する一方、各充填ノズルへの分岐配管のそれぞれに設けた流量計からの検出信号を制御ユニットへ送り、ここで容器に充填する液体の充填時間を算定して、その結果を各充填ノズルへの分岐配管のそれぞれに設けた開閉弁へ送り、同各開閉弁を開閉して、容器に一定量の液体を充填するので、容器内への液体の充填精度を向上できる。
【0029】
その際、各充填ノズルへの分岐配管に設ける流量計に電磁流量計(分岐配管内の流れを遮るものが何もない電磁流量計)を使用すれば、液体(充填液)の流れ抵抗がなく、サニテーションが容易なので、飲料充填の場合、最適である。また各充填ノズルを開閉する開閉弁にダイヤフラム開閉弁を使用して、清浄エアで作動すれば、これも飲料充填の場合、最適であり、開閉の応答性も向上する。
【0030】
また充填液タンクとロータリージョイントとの間の排出配管に流量調整弁を設け、充填中の容器の数或いは充填機の回転速度に対応する流量調整弁の開度を、定常時の系内圧力損失と同レベルになるように予め算定まはた実験で決めておき、これを制御装置に記憶することにより、始動の運転立ち上げ時、容器歯抜け時等の運転過度期の流量調整弁の開度を自動的に設定して、充填液圧力を一定に揃え、流量計を通過する流速範囲を狭くして、測定値を安定させるので、充填流量を増大させることがなくて、ロータリー式充填機でも、容器内への液体の充填精度を向上できる。
【0031】
また充填液タンク(製品液タンク)を大気開放形にしているので、構造を簡単化できて、設備コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の流量制御式充填方法に適用する液体充填機を示す系統図である。
【図2】同液体充填機の液体の流れ及び流量制御系を示すブロック図である。
【図3】図2中の充填量制御の手順を示すブロック図である。
【図4】従来の液体充填機を示す系統図である。
【図5】同液体充填機の制御装置の操作手順を示す説明図である。
【符号の説明】
31 流量調整弁
32 充填液タンク
32A タンク内上流側
32B タンク内下流側
32C 仕切板
32C−1 堰
33 供給配管
34 ポンプ
35 モータ
36 フロート
37、38 液レベルセンサ
39 排出配管
40 流量調整弁
41 エンコーダ
45 ロータリージョイント
45A ロータリージョイント45の固定部
45B ロータリージョイント45の回転部
47 回転部配管
48 チャンバー
49 流量計
50 容器
51 開閉弁
52 充填ノズル
61 制御ユニット
62 制御装置

Claims (3)

  1. 貯液タンクに貯えた液体を配管を経て容器方向に導くとともに、同配管の途中に設けた開閉弁を開いて、液体圧により液体を容器内へ充填する液体の充填方法において、前記配管の途中に大気に開放し外部に固定された充填液タンクを設け、上端部を堰とする仕切板により同充填液タンクの内部をタンク内上流側とタンク内下流側とに仕切って、同タンク内上流側を前記貯液タンク側の供給配管に連通し、同タンク内上流側と同タンク内下流側とを同仕切板に設けた貫通孔により連通し、同タンク内下流側を排出配管に連通し、同排出配管の下流側に複数の充填ノズルを接続し、前記貯液タンクの液体を前記供給配管を経て前記充填液タンクのタンク内上流側へ供給し、同タンク内上流側に設置した液レベルセンサからの検出信号を前記供給配管に設けた流量調整弁へ送り、同流量制御弁を制御して、同タンク内上流側の液レベルを適当な範囲に調整するとともに、同タンク内上流側の液体を前記貫通孔を経て前記タンク内下流側へ絶えず送り込んで仕切板上端部の堰からタンク内上流側へ溢流させることにより充填液圧ヘッドの上限高さを一定に維持する一方、前記各充填ノズルへの分岐配管のそれぞれに設けた流量計からの検出信号を制御ユニットへ送り、ここで容器に充填する液体の充填時間を算定して、その結果を前記各充填ノズルへの分岐配管のそれぞれに設けた開閉弁へ送り、同各開閉弁を開閉して、容器に一定量の液体を充填することを特徴した流量制御式充填方法。
  2. 前記各充填ノズル側排出配管のそれぞれに設けた流量計に電磁流量弁を使用し、前記各充填ノズル側排出配管のそれぞれに設けた開閉弁にダイアフラム開閉弁を使用した請求項1記載の流量制御式充填方法。
  3. 前記排出配管の下流側に接続した各充填ノズルを縦方向の回転軸を中心とする水平円周上に等間隔に配置し、同各充填ノズルが同回転軸を中心に1回転する間に、同各充填ノズルの回転移動に同調して同各充填ノズルの下方を回転移動する容器に液体を順番に充填するときに、前記各充填バルブへの分岐配管と前記充填液タンクの下流側に接続した排出配管とをロータリージョイントにより接続し、同充填液タンクの下流側に接続した排出配管に流量調整弁を設け、始動の運転立ち上げ時、容器歯抜け時等の運転過度期に、充填液圧ヘッドの上限高さを一定に維持するように同流量調整弁を予め記憶している開度に自動的に設定する請求項1、2記載の流量制御式充填方法。
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