JP3712072B2 - モニタ・ロギング装置 - Google Patents
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Description
図15に示すように、モニタ・ロギング装置がネットワーク40上にモニタ・ロギング用のコマンドを送信し、このコマンドを受信したノードの制御機器20がそれに対するレスポンスをネットワークに送信するので、この分ネットワーク40上のトラフィックが増加し、制御システムの機能を低下させてしまうという問題点があった。
従来のモニタ・ロギング装置では、各制御機器20は、制御装置10から送信された制御用のコマンドを受信し、このコマンドに対するレスポンスを制御装置10に送信するとともに、モニタ・ロギング装置30から受信したモニタリング用のコマンドを受信し、このコマンドに対するレスポンスをモニタ・ロギング装置30に送信するので、処理の負荷が増加する。
一般に、ネットワーク上のあるノードに対してコマンドを送信する場合には、そのコマンドフレーム中に送信元を指定するノードアドレス(例えばMAC ID)を有する必要がある。
上述したように、使用するネットワークのプロトコルによって、あるノードが1つ以上のノードと通信できないような方式を有する制御システムでは、モニタ・ロギング装置30を制御システムに付加することが不可能であるという問題点があった。
CANヘッダフィールド61は、図2(b)に示すように、1ビットからなるスタートビット(Start Bit)と、11ビットからなるCANアイデンティファイアー(CAN Identifiier)ビット612と、1ビットからなるRTRビット613と、6ビットからなるコントロールビット614とから構成されている。
図4(a)の(1)の欄に示すように、マスタ局としての制御装置10がスレーブ局として制御機器20に対して送信するフレームの場合には、9ビットに“0”と10ビットに“1”がセットされ、また、3ビットから8ビットにかけてマスタ局としての制御装置10のMAC IDがセットされ、更に0ビットから2ビットに“0,0,0”がセットされる。
図4(b)の(1)の欄に示すように、マスタ局としての制御装置10がスレーブ局として制御機器20に対して送信するフレームの場合には、9ビットに“0”と10ビットに“1”がセットされ、また、3ビットから8ビットにかけて送信先の制御機器20のMAC IDがセットされ、更に0ビットから2ビットに“1,0,1”がセットされる。
ところで、デバイスネット2では、一回に送信可能なデータのデータ量が最大8バイト(Byte)である。このため、それ以上のデータ量を有するデータを送信する場合には、分割送信しなければならない。
(2)INデータのみの場合、すなわち対象となるMAC IDを有する制御機器20から制御装置10に対して送信されたフレームが、ポールレスポンフレーム、または、ビットストローブレスポンスフレームのもの
(3)OUTおよびINデータ両方のもの、すなわち前述の(1)および(2)のフレームのもの
2 デバイスネット
10 制御装置
20 制御機器
30 モニタ・ロギング装置
310 アプリケーション部
320 フレーム解読部
320a 受信フィルタ手段
320b 有効フレーム受信検知手段
320c フレーム解析手段
320d フラグメントバッファ
320e I/Oデータバッファ
320f フラグメントカウンタ
320g フレーム情報記憶部
320h ノード情報記憶部
330 デバイスネット I/F
Claims (2)
- 制御装置側のマスタ局と制御機器側のスレーブ局とがネットワークを介してデータを通信し制御装置は取得したデータに基づき演算処理を行いその演算処理結果に基づき制御機器に対して所定の動作を実行させる制御システムのネットワークに接続し、ネットワークに接続されたマスタ局と複数のスレーブ局との間で通信されるフレームをすべて受信し、そのフレーム中のヘッダおよびデータフィールドを解読してデータを取得するフレーム解読部を備えたモニタ・ロギング装置であって、
前記フレーム解読部は、
前記受信したすべてのフレームのヘッダを参照して、複数のスレーブ局のうち対象となるスレーブ局に対して送信されたフレームか、前記対象となるスレーブ局が送信したフレームか、前述の両方のフレームか、のいずれかのフレームのみを選択受信するようになっていて、
前記選択受信したフレームのデータフィールドが所定の長さか否かを判断し、所定の長さであればフレーム解読をするようになっていて、否であればフレーム解読しないようになっていて、
前述の選択受信し、かつフレーム解読する対象のフレームについてのみ、フレーム中のデータフィールドを解読し、対象となるスレーブ局に対して送信されたフレームを選択受信するようにした場合にはマスタ局から対象となるスレーブ局に対して送信されたOUTデータのみを取得し、対象となるスレーブ局が送信したフレームを選択受信するようにした場合には対象となるスレーブ局がマスタ局へ送信したINデータのみを取得し、両方のフレームを選択受信するようにした場合には対象となるスレーブ局に関するINデータおよびOUTデータの両方を取得することにより、モニタ・ロギング用のデータを取得する
ことを特徴とするモニタ・ロギング装置。 - 制御装置側のマスタ局と制御機器側のスレーブ局とがネットワークを介してデータを通信し制御装置は取得したデータに基づき演算処理を行いその演算処理結果に基づき制御機器に対して所定の動作を実行させる制御システムのネットワークに接続し、ネットワークに接続されたマスタ局と複数のスレーブ局との間で通信されるフレームをすべて受信し、そのフレームからデータを取得するモニタ・ロギング装置であって、
前記受信したすべてのフレーム中のヘッダおよびデータフィールドを解読し、その解読をすることによってマスタ局とスレーブ局との間で通信されるINデータとOUTデータとを取得し、取得したデータを内蔵のバッファに書き込むフレーム解読部と、
前記フレーム解読部のバッファからINデータとOUTデータを読み出し、これをハードディスク等の記憶手段に格納するアプリケーション部と、を備え、
前記フレーム解読部は、
前記受信したすべてのフレームのヘッダを参照して、複数のスレーブ局のうち対象となるスレーブ局に対して送信されたフレームか、前記対象となるスレーブ局が送信したフレームか、前述の両方のフレームか、のいずれかのフレームのみを選択受信する受信フィルタ手段と、
前記選択受信したフレームのデータフィールドが所定の長さか否かを判断し、所定の長さであればフレーム解読をするようにし、否であればフレーム解読しないようにする有効フレーム受信検知手段と、を備え、
前記受信フィルタ手段が選択受信し、かつ有効フレーム受信検知手段がフレーム解読対象としたフレームについてのみ、フレーム中のデータフィールドを解読し、対象となるスレーブ局に対して送信されたフレームを選択受信するようにした場合には、マスタ局から対象となるスレーブ局に対して送信されたOUTデータのみを取得し、前記受信フィルタ手段を対象となるスレーブ局が送信したフレームを選択受信するようにした場合には対象となるスレーブ局がマスタ局へ送信したINデータのみを取得し、前述の両方のフレームを選択受信するようにした場合には対象となるスレーブ局に関するINデータおよびOUTデータの両方を取得することにより、モニタ・ロギング用のデータを前記バッファに書き込む
ことを特徴とするモニタ・ロギング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004260018A JP3712072B2 (ja) | 2004-09-07 | 2004-09-07 | モニタ・ロギング装置 |
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JP01717899A Division JP3682838B2 (ja) | 1999-01-26 | 1999-01-26 | モニタ・ロギング装置 |
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JP2004343814A JP2004343814A (ja) | 2004-12-02 |
JP3712072B2 true JP3712072B2 (ja) | 2005-11-02 |
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JP7028543B2 (ja) * | 2016-03-11 | 2022-03-02 | Necプラットフォームズ株式会社 | 通信システム |
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2004
- 2004-09-07 JP JP2004260018A patent/JP3712072B2/ja not_active Expired - Lifetime
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