JP3711879B2 - ネットワーク障害解析装置およびネットワーク障害解析方法 - Google Patents

ネットワーク障害解析装置およびネットワーク障害解析方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数の通信機器により構成されるネットワーク上の論理回線サービスを提供するシステムにおいて発生する通信障害の障害解析方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6は、特開平10−11332号公報に示された従来のネットワーク障害解析処理方式を適用したネットワークシステムの構成を示すブロック図、図7は従来のネットワーク障害解析処理を示すフローチャートである。
図6において、60はネットワークシステム全体、61、62はネットワークシステム60内の伝送装置、63は各伝送装置61、62と接続されている障害解析システム、6A,6B,6Cは伝送装置61、62の通信機能を使用して各々業務αとβ両方、業務βのみ、業務αのみの処理を行なう端末を示す。
ここで、伝送装置61、62には各々通信障害発生時に障害を検出して障害解析システムに信号を送出する通信障害検出装置が組み込まれているとする。
ネットワークシステム60では、ネットワークシステム上の通信機器で障害が発生した場合、発生した障害に関して、障害の影響範囲、障害原因種類、障害業務、障害時刻の障害情報が採取され、障害解析システム63に通知される。
障害解析システム63では、障害情報が通知された後、図7のフローチャートに従って一定時間内に報告された障害履歴のみを参照し、新たに発生した障害情報が重複障害かどうかを確認する。
すなわち、新たに発生した障害情報と一定時間内に報告された障害履歴との照合を行い、以前の障害と同一物理回線上かどうか(ステップS71)、以前の障害と同一種類の障害かどうか(ステップS72)、また、同一業務で発生した障害かどうか(ステップS73)の3条件の確認を行なう。
この3条件の確認により上記3条件を満足した場合については、新たに発生した障害は同一原因の重複障害として明示的に障害を報告する事を抑止し、ネットワークシステム60への障害情報の報告を省略する(ステップS74)。
それ以外の場合には、そのまま報告する(ステップS75)。
このような処理により、同一原因の障害が複数、報告の形を変えて障害解析システムに報告された場合でも障害報告を抑止して必要最低限の障害に絞るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のネットワーク障害解析方式では、回線上に障害が発生した場合に、同一回線上に発生し且つ同一種類の障害として判断された場合にのみ、障害の重複と判断される。
しかし、複数の論理回線サービスを提供する通信機器で障害が発生した場合には、その通信機器に関係する論理回線全てで障害が報告される可能性があるが、報告される障害の形態は千差万別で、同一原因による障害が異なった種類の障害として報告され得るため、このような状況においては障害報告を抑制する事は困難であった。
また、複数の機器にまたがる論理回線サービスでは、関係する複数の通信機器から障害が報告される事が予想されるが、従来の方式では最初に報告される障害のみを残して以後の関連する障害報告は同一物理回線上、同一種類、同一業務の障害ということで重複障害として抑制されるように制御しているので、根本的な障害箇所に関わらない障害のみが残される可能性があった。
また、通信サービスを提供するネットワークシステムでは提供する通信サービスの業務種別まで把握しない場合も多く、実質的には内容が同じ業務でも、異なる業務で発生した障害として報告された場合、同一回線上、同一業務で発生した同一種類の障害は重複障害として抑制するという従来の方式においては、実際は同じ障害でも重複障害として抑制されず、重複したまま報告が行われてしまうことがあった。。
さらに、従来のネットワーク障害解析方式は、障害報告を必要最低限まで間引く事に主眼を置いているために、根本原因の推測解析には到らず、複雑な通信サービスシステムにおいては十分な障害の絞り込み及び障害原因、障害箇所の特定ができず、根本原因の究明まで時間を要するという問題点があった。
【0004】
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、重複障害の抑制度が高く、また、障害箇所の特定を行って根本原因の検出が可能となる障害解析処理方法および障害解析処理装置を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明に係るネットワーク障害解析装置は、ネットワークシステムにおける障害情報を検知する障害情報検知手段と、前記ネットワークシステムを構成するネットワーク要素を階層的に定義したデータベースと、このデータベースと前記障害情報検知手段により検知された障害情報とに基づき、前記ネットワーク要素のうち障害の原因と推定されるネットワーク要素を抽出する障害解析手段とを有したものである。
【0006】
請求項2記載の発明に係るネットワーク障害解析装置は、請求項1に記載のネットワーク障害解析装置において、前記障害解析手段により抽出された障害の原因と推定されるネットワーク要素について、障害を検出する診断プログラムを実行して、障害の原因であるネットワーク要素を特定する特定手段を有したものである。
【0007】
請求項3記載の発明に係るネットワーク障害解析装置は、請求項2に記載のネットワーク障害解析装置の特定手段において、前記障害情報検知手段により検知された障害情報と前記データベースとに基づき、各障害情報の影響度の優先順位をつけて障害の原因であるネットワーク要素を特定するようにしたものである。
【0008】
請求項4記載の発明に係るネットワーク障害解析装置は、請求項2または請求項3に記載のネットワーク障害解析装置の特定手段において、障害情報の発生元のネットワーク要素とその上位のネットワーク要素について、障害を検出する診断プログラムを実行し、障害の原因であるネットワーク要素を特定するようにしたものである。
【0009】
請求項5記載の発明に係るネットワーク障害解析装置は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のネットワーク障害解析装置のデータベースにおいて、前記ネットワークシステムを構成するネットワーク要素を木構造として定義するようにしたものである。
【0010】
請求項6記載の発明に係るネットワーク障害解析方法は、ネットワークシステムを構成するネットワーク要素を階層的に定義したデータベースと、ネットワークシステムにおいて検知された障害情報とに基づき、
前記ネットワーク要素のうち障害の原因と推定されるネットワーク要素を抽出するようにしたものである。
【0011】
請求項7記載の発明に係るネットワーク障害解析方法は、請求項6に記載のネットワーク障害解析方法において、抽出された障害の原因と推定されるネットワーク要素について、診断プログラムを実行して、障害の原因であるネットワーク要素を特定するようにしたものである。
【0012】
請求項8記載の発明に係るネットワーク障害解析方法は、請求項7に記載のネットワーク障害解析方法において、前記検知された障害情報と前記データベースとに基づき、各障害情報の影響度の優先順位をつけて障害の原因であるネットワーク要素を特定するようにしたものである。
【0013】
請求項9記載の発明に係るネットワーク障害解析方法は、請求項7または請求項8に記載のネットワーク障害解析方法において、前記データベースの階層に沿って、順次、障害情報の発生元のネットワーク要素から上位のネットワーク要素について、診断プログラムを実行し、障害の原因であるネットワーク要素を特定するようにしたものである。
【0014】
請求項10記載の発明に係るネットワーク障害解析方法は、請求項6ないし請求項9のいずれかに記載のネットワーク障害解析方法のデータベースとして、前記ネットワークシステムを構成するネットワーク要素を木構造として定義するようにしたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明のネットワーク障害解析装置を適用したネットワークシステムの構成の一例を示すブロック図である。
図1において、10は障害解析手段、101は障害解析手段10内に組み込まれて、ネットワークシステムを構成するネットワーク要素を階層的に予め定義した木構造データベース、11、12、13は通信サービスを提供するための通信装置、11a、12a、12b、13aは各通信装置に組み込まれて、ユーザ端末と伝送路を結ぶインタフェースとして通信サービスを実際に提供する通信カード、1A,1B,1C、1D、1E、1Fは、通信サービスを享受するユーザ端末を示す。
各通信装置11、12、13は、障害発生時に障害情報を障害解析手段10に報告する障害情報検知手段を備えている。
【0016】
1ABは、ユーザ端末1Aとユーザ端末1B間の論理回線サービス伝送路(AB間回線)であり、この図1の例では各通信カード11a、12a、13aを経由している。
1CDは、ユーザ端末1Cとユーザ端末1D間の論理回線サービス伝送路(CD間回線)であり、この図1の例では各通信カード11a、12bを経由している。
1EFは、ユーザ端末1Eとユーザ端末1F間の論理回線サービス伝送路(EF間回線)であり、この図1の例では各通信カード12b、13aを経由している。
【0017】
図2は図1における障害解析手段10に組み込まれている木構造データベース101の構成を示すブロック図である。
この木構造データベース101には、最上位(幹)にネットワークシステム全体の情報、その下位にネットワークシステムを構成するネットワーク要素である各通信装置の情報、さらにその下位に各通信装置に実装されている通信カードの情報、そのまた下位に各通信カードに提供される論理回線サービスの伝送路の情報を階層的に定義して登録してあるものとする。
【0018】
図2において、2はネットワークシステム全体の情報を示す幹の部分、21、22、23は図1における各通信装置11、12、13の情報を示す枝の部分であり、また、21a、22a、22b、23aは図1における各通信カード11a、12a、12b、13aの情報を示す枝の部分である。
【0019】
図1におけるAB間回線1ABは、図2のデータベース構造においては通信カード11aを示す枝21aの下位に定義されたAB間回線2AB1、通信カード12aを示す枝22aの下位に定義されたAB間回線2AB2、通信カード13aを示す枝23aの下位に定義されたAB間回線2AB3にて表現されている。
これらAB間回線2AB1、AB間回線2AB2、AB間回線2AB3は木構造データベース上に定義されているが、これに加えてそれぞれ双方向のリンクが張られており、このことにより効率的に関係する枝の探索が可能となっている。
【0020】
同様に図1におけるCD間回線1CDは、図2のデータベース構造においては通信カード11aを示す枝21aの下位に定義されたCD間回線2CD1、通信カード12bを示す枝22bの下位に定義されたCD間回線2CD2にて表現されている。
また、これらCD間回線2CD1、CD間回線2CD2も上記と同様に、木構造データベース上に定義されているが、これに加えてそれぞれ双方向のリンクが張られており、このことにより効率的に関係する枝の探索が可能となっている。
【0021】
さらに同様に図1における図2のデータベース構造においてはEF間回線1EFは、図2のデータベース構造においては通信カード12bを示す枝22bの下位に定義されたEF間回線2EF1、通信カード13aを示す枝23aの下位に定義されたEF間回線2EF2にて表現されている。
さらにまた、これらEF間回線2EF1、EF間回線2EF2も上記と同様に、木構造上に定義されているが、これに加えてそれぞれ双方向のリンクが張られており、このことにより効率的に関係する枝の探索が可能となっている。
【0022】
図3は、図1における障害解析手段10が障害報告を受信した後に行なう障害原因と推定されるネットワーク要素を抽出する処理を示すフローチャートであり、図4は図3の処理により、障害原因と推定されるネットワーク要素を抽出した後に行なう根本の障害原因と推定されるネットワーク要素を特定する処理を示すフローチャートである。
また、図5は、図2における通信カード11aで故障障害が発生した場合の一例を示す説明図である。
【0023】
次に動作について説明する。
まず、障害解析処理を行なう前に、通信装置や通信カード等の各通信機器の構成情報及びそれらにより提供される通信サービス情報を元にして、予め障害解析手段10上に図2のような木構造データベース101を登録しておく。
各通信機器の接続情報及びサービス提供に関わる情報は、例えば、運用管理者が通信機器の構成やサービスの変更に伴ってデータベースツールを通して入力し、別途管理する。
【0024】
そして、障害解析処理は、2段階に分けて行なわれる。
第1段階としては、障害解析手段10が受信した障害報告から障害原因と推定されるネットワーク要素を図3のフローチャートに従って抽出する。
第2段階としては、第1段階で抽出された障害原因と推定されるネットワーク要素から根本の障害原因と推定されるネットワーク要素を図4のフローチャートに従って特定する。
【0025】
図3において、まず、関連性があると推定される一連の障害報告を「発生リスト」にリストアップする(ステップS31)。
すなわち、この障害解析手段10には、関連する障害報告と判断する上での発生障害時間間隔としてある一定時間が予め設定されており、その設定された一定時間内に発生した障害報告は、その障害報告間に関連性があると推定される。一方、発生した障害報告がこの発生障害時間間隔を過ぎて報告される場合には、発生した障害報告間の関連性が薄いと判断される。
【0026】
そして、この「発生リスト」にリストアップされた障害について以下の処理を行なう。
ステップS33からステップS38までの処理、すなわち、「発生リスト」にリストアップされた障害に対応する枝の親の枝を探索し、その親の枝に対応する障害が「発生リスト」にリストアップされていなければ「候補リスト」に登録するという一連の処理を「発生リスト」の先頭から最後まで繰り返す。この一連の処理を行なうことにより、障害原因と推定されるネットワーク要素を抽出する。
【0027】
まず、「発生リスト」の先頭にリストアップされた障害にポインタを合わせる(ステップS32)。
そして、ポインタが「発生リスト」の最後であるかを判断し(ステップ33)、最後でなければ、ポインタが指す障害の発生したネットワーク要素に対応する木構造データベース上の枝の枝情報(例えば枝が示すネットワーク要素の名前やその枝の親の枝のデータべース上の枝番号等)を読み出し(ステップS34)、木構造データベース上でその枝の親の枝の枝情報を読み出す(ステップS35)。
そして、その親の枝が「発生リスト」に登録されているか確認し(ステップS36)、登録されていれば(ステップS36でYes)そのままとし、一方、登録されていなければ(ステップS36でNo)、その親の枝を「候補リスト」に登録して(ステップS37)、ポインタを「発生リスト」にリストアップされた次の障害に進ませる(ステップS38)。
このような処理を「発生リスト」にリストアップされた障害が最後(ステップS33でYes)になるまで行なうことにより、根本の障害原因と推定されるネットワーク要素を示す枝の抽出結果である「候補リスト」が作成される。
【0028】
そして、次に、この「候補リスト」にリストアップされた枝について図4のステップS41からステップS48までの処理、すなわち、「候補リスト」にリストアップされた枝の親の枝を探索し、その親の枝に対する診断プログラムを実行し、障害が検出されたら、障害検出マークを付けて「候補リスト」の最後尾にその親の枝を追加し、「候補リスト」にリストアップされていた枝を「候補リスト」から削除するという一連の処理を「候補リスト」の先頭から最後まで繰り返す。この一連の処理をおこなうことにより、根本の障害原因と推定されるネットワーク要素を特定する。
【0029】
まず、「候補リスト」の先頭にリストアップされた枝にポインタを合わせる(ステップS41)。
そして、ポインタが「候補リスト」の最後にあるかを判断し(ステップS42)、最後でなければ、ポインタが指す枝の親の枝を探索し(ステップS43)、その親の枝に対する診断プログラムが未実施なら、診断プログラムを実行する(ステップS44)。
診断プログラム実行により、障害が検出されたか確認し(ステップS45)、障害が検出されたら(ステップS45でYes)、障害検出マークを付け、「候補リスト」の最後尾にその親の枝を追加し(ステップS46)、「候補リスト」にリストアップされていた枝を「候補リスト」から削除し(ステップS47)、ポインタを「候補リスト」にリストアップされた次の枝に進ませる(ステップS48)。
また、障害が検出されなければ(ステップS45でNo)、そのままステップS48に進む。
このような処理を「候補リスト」にリストアップされた枝が最後(ステップS42でYes)になるまで行なうことにより、根本の障害原因と推定されるネットワーク要素を特定する。
【0030】
以上の「発生リスト」及び「候補リスト」に対する一連の処理が終了した時点に、「候補リスト」に登録されている枝が障害根本原因対象であり、「候補リスト」の最後尾になるほど最有力候補と解析される。
そこで、最後に「候補リスト」に登録されている枝を障害根本原因として、リストの最後尾から逆順に診断プログラム結果と共に出力する(ステップS49)。出力先としては、例えば、運用管理者が作業する端末ディスプレイ等が考えられる。
【0031】
以下、具体的な例として、通信装置12において故障障害が発生した場合を想定する。
このとき、AB回線及びCD回線にて通信が行われ、両論理回線サービス伝送路にて障害が発生したとすると、木構造データベース101上のAB間回線及びCD間回線に関して各通信装置の障害検出装置が障害を検知して障害報告を障害解析手段10に送信する。
具体的には、図2のデータベース構造において通信カード11aを示す枝21a部分の下位に定義されたAB間回線2AB1、通信カード11aを示す枝21a部分の下位に定義されたCD間回線2CD1、通信カード12bを示す枝22b部分の下位に定義されたCD間回線2CD2、通信カード11aを示す枝21a、通信カード12aを示す枝22aの5件の枝に対する障害報告がこの順序で短時間の内に障害解析手段10に報告されたとする。
【0032】
これに基づき、図3のフローチャートに従って障害の原因と推定されるネットワーク要素を抽出する。
まず、上記5件の枝に対する障害報告は短時間の内に報告されているので、障害解析手段10では、関連性があると推定し、この5件の枝を「発生リスト」にリストアップする(ステップS31)。
【0033】
そして、「発生リスト」の最初から処理を開始(ステップS32)し、発生リストにリストアップされたもの全てに対して以下の処理を行なう。具体的には、「発生リスト」にリストアップされたAB間回線を示す枝2AB1、CD間回線を示す枝2CD1、CD間回線を示す枝2CD2、通信カード11aを示す枝21a、通信カード12aを示す枝22aの5件を順番に処理していく。
【0034】
最初は、「発生リスト」の先頭にあるAB間回線を示す枝2AB1が対象となる。
枝2AB1の枝情報を読み出し(ステップS34)、枝2AB1の親の枝21aの枝情報を読み出し(ステップS35)、この枝21aが現在の「発生リスト」に登録されているか確認する(ステップS36)。
この場合、親の枝枝21aが登録されている(ステップS36でYes)ので、枝2AB1を「候補リスト」に登録せず、ポインタを次に進ませる(ステップS38)。
【0035】
次は、CD間回線を示す枝2CD1が対象となる。
枝2CD1の枝情報を読み出し(ステップS34)、枝2CD1の親の枝21aの枝情報を読み出し(ステップS35)、この枝21aが現在の「発生リスト」に登録されているか確認する(ステップS36)。
この場合、枝2AB1と同様に親の枝21aが登録されている(ステップS36でYes)ので枝2CD1を「候補リスト」に登録せず、ポインタを次に進ませる(ステップS38)。
【0036】
次は、CD間回線を示す枝2CD2が対象となる。
枝2CD2の枝情報を読み出し(ステップS34)、枝2CD2の親の枝22bの枝情報を読み出し(ステップS35)、この枝22bが現在の「発生リスト」に登録されているか確認する(ステップS36)。
この場合、親の枝22bが登録されていない(ステップS36でNo)ので、枝2CD2を「候補リスト」に登録(ステップS37)し、ポインタを次に進ませる(ステップS38)。
【0037】
次は、通信カード11aを示す枝21aが対象となる。
枝21aの枝情報を読み出し(ステップS34)、枝21aの親の枝21の枝情報を読み出し(ステップS35)、この枝21が現在の「発生リスト」に登録されているか確認する(ステップS36)。
この場合には、親の枝21が「発生リスト」に登録されていない(ステップS36でNo)ので、枝21aを「候補リスト」に登録(ステップS37)し、ポインタを次に進ませる(ステップS38)。
【0038】
次は、通信カード12aを示す枝22aが対象となる。
枝22aの枝情報を読み出し(ステップS34)、枝22aの親の枝22の枝情報を読み出し(ステップS35)、この枝22が現在の「発生リスト」に登録されているか確認する(ステップS36)。
この場合には、親の枝22が「発生リスト」に登録されていない(ステップS36でNo)ので、枝22aを「候補リスト」に登録(ステップS37)する。
ここで、ポインタが「発生リスト」の最後にある(ステップS33でYes)、すなわち、「発生リスト」の最後まで処理が進んだので、「発生リスト」上での処理はここで終る。
【0039】
「発生リスト」上での処理が終った段階で、「候補リスト」には根本の障害原因と推定されるネットワーク要素の候補として、CD間回線を示す枝2CD2、通信カード11aを示す枝21a、通信カード12aを示す枝22aの3件が登録されている。
【0040】
次に、図4のフローチャートに従って根本の障害原因と推定されるネットワーク要素を特定する処理を行なう。
具体的には、「候補リスト」にリストアップされたCD間回線を示す枝2CD2、通信カード11aを示す枝21a、通信カード12aを示す枝22aの3件を順番に処理していく。
【0041】
まず、「候補リスト」の最初から処理を開始する(ステップS41)。
最初は、「候補リスト」の先頭にあるCD間回線を示す枝2CD2が対象となる。
枝2CD2の親の枝を探索(ステップS43)し、2CD2の親の枝22bに対して診断プログラムを実行する(ステップS44)。
この場合、枝22bに対応する通信カード12bが組込まれている通信装置12自体が故障しているので障害が検出される(ステップS45)。
そこで、枝2CD2の親の枝22bを「候補リスト」の最後に追加登録(ステップS46)するとともに、この枝22bの付加情報として障害検出マークをつける。そして、枝2CD2を「候補リスト」から削除する(ステップS47)し、ポインタを次に進ませる(ステップS48)。
【0042】
次は、通信カード11aを示す枝21aが対象となる。
枝21aの親の枝を探索(ステップS43)し、枝21aの親の枝21に対して診断プログラムを実行する(ステップS44)。
この場合、枝21aに対応する通信カード12aが組込まれている通信装置11は故障していないので障害は検出されない(ステップS45)。
親の枝が故障していないということは、枝21a自体が根本障害原因の候補のままとすべきであるということであり、枝21aは「候補リスト」にそのまま残ることになる。
その後、ポインタを次に進ませる(ステップS48)。
【0043】
次は、通信カード12aを示す枝22aが対象となる。
すなわち、枝22aの親の枝を探索(ステップS43)し、枝22aの親の枝22に対して診断プログラムを実行する(ステップS44)。
この場合、枝22に対応する通信装置12自体が故障しているので、障害が検出される(ステップS45)。
そこで、枝22aの親の枝22を「候補リスト」の最後に追加登録(ステップS46)するとともに、この枝22の付加情報として障害検出マークをつける。そして、枝22aを「候補リスト」から削除する(ステップS47)し、ポインタを次に進ませる(ステップS48)。
【0044】
次は、「候補リスト」上の処理中に新規に登録した通信カード12bを示す枝22bが対象となる。
枝22bの親の枝を探索(ステップS43)した後、ステップS44に進むが、枝22bの親の枝22に対してすでに診断プログラムを実行しているので、このときは診断プログラムを実行しない。次に、ステップS45に進み、実施済みの診断結果から障害「有」を検出しているので、ステップS46に進む。そして、「候補リスト」の最後に追加登録(ステップS46)するとともに、この枝22bの付加情報として障害検出マークをつける。なお、すでに枝22は「候補リスト」に登録済であり、今回登録すると二重に登録することになるので、このような場合にはステップS46の登録処理は省略してもよい。そして、枝22bを「候補リスト」から削除する(ステップS47)。
その後、ポインタを次に進ませる(ステップS48)。
【0045】
次は、やはり、「候補リスト」上の処理中に新規に登録した通信装置12を示す枝22が対象である。
枝22の親の枝を探索(ステップS43)し、枝22の親の枝2に対して診断プログラムを実行する(ステップS44)。
この場合、枝2に対応するネットワーク全体は故障していないので障害は検出されない(ステップS45)。
そこで、枝22は「候補リスト」にそのまま残ることになり、根本障害原因の候補のままとなる。
【0046】
「候補リスト」の最後まで処理が進んだので、「候補リスト」上での処理はここで終る(ステップS42でYes)。
以上のことから、最終的に「候補リスト」には通信カード11aを示す枝21aと通信装置12を示す枝22の2件の枝が残る。
【0047】
「候補リスト」の最後尾から障害根本原因の有力候補と解析されるため、障害根本原因として、「候補リスト」の最後尾から逆順に、「候補リスト」に登録された枝を障害解析手段10から診断プログラムの結果とともに出力する。
すなわち、障害根本原因の最有力候補としては枝22に対応する通信装置12、次候補としては枝21aに対応する通信カード11aの2つが障害解析手段10から出力される(ステップS49)。
以上のようにして、障害の原因であるネットワーク要素が特定され、障害への対応を管理者等がスムーズに行なうことができる。
【0048】
なお、実施の形態1では、データベース101を障害解析手段10の内部にある構成として説明したが、外部にある構成としてもよい。
【0049】
【発明の効果】
以上のようにこの発明によれば、ネットワークシステムにおける障害情報を検知する障害情報検知手段と、前記ネットワークシステムを構成するネットワーク要素を階層的に定義したデータベースと、このデータベースと前記障害情報検知手段により検知された障害情報とに基づき、前記ネットワーク要素のうち障害の原因と推定されるネットワーク要素を抽出する障害解析手段とを備えたので、通信回線サービスを提供するネットワークシステム上で発生した障害により、同一の根本原因ながら複数の障害が報告された場合でも、発生障害から障害原因を推測した上で、重複障害を排除できる。
【0050】
また、前記障害解析手段により抽出された障害の原因と推定されるネットワーク要素について、障害を検出する診断プログラムを実行して、障害の原因であるネットワーク要素を特定する特定手段を備えたので、推測箇所の診断を行なえ、根本的原因が障害報告されていない場合でも根本原因の特定を行う事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のネットワーク障害解析装置を適用したネットワークシステムの構成の一例を示すブロック図
【図2】 図1における障害解析手段10に組み込まれている木構造データベースの構成を示すブロック図
【図3】 図1における障害解析手段10が障害報告を受信した後に行なう障害の原因と推定されるネットワーク要素を抽出する処理を示すフローチャート
【図4】 図1における障害解析手段10が障害原因と推定されるネットワーク要素を抽出した後に行なう根本の障害原因と推定されるネットワーク要素を特定する処理を示すフローチャート
【図5】 図2における通信装置12で故障障害が発生した場合の一例を示す説明図
【図6】 従来のネットワーク障害解析処理方式を適用したネットワークシステムの構成を示すブロック図
【図7】 従来のネットワーク障害解析処理を示すフローチャート
【符号の説明】
10 障害解析手段、 101 データベース、 11、12、13 通信装置、 11a、12a、12b、13a 通信カード、 1A,1B,1C、1D、1E、1F ユーザ端末、 60 ネットワークシステム全体、 61、62 伝送装置、 63 障害解析システム、 6A,6B,6C 端末

Claims (6)

  1. ネットワークシステムにおける障害情報を検知する障害情報検知手段と、
    前記ネットワークシステムを構成するネットワーク要素を階層的に定義したデータベースと、
    このデータベースと前記障害情報検知手段により検知された障害情報とに基づき、前記ネットワーク要素のうち障害の原因と推定されるネットワーク要素を抽出する障害解析手段と
    前記障害解析手段により抽出された障害の原因と推定されるネットワーク要素と障害情報の発生元のネットワーク要素とその上位のネットワーク要素について、障害を検出する診断プログラムを実行して、障害の原因であるネットワーク要素を特定する特定手段と
    を備えたことを特徴とするネットワーク障害解析装置。
  2. ネットワークシステムにおける障害情報を検知する障害情報検知手段と、
    前記ネットワークシステムを構成するネットワーク要素を階層的に定義したデータベースと、
    このデータベースと前記障害情報検知手段により検知された障害情報とに基づき、前記ネットワーク要素のうち障害の原因と推定されるネットワーク要素を抽出する障害解析手段と
    前記障害解析手段により抽出された障害の原因と推定されるネットワーク要素と障害情報の発生元のネットワーク要素とその上位のネットワーク要素について、障害を検出する診断プログラムを実行して、かつ、前記障害情報検知手段により検知された障害情報と前記データベースとに基づき、各障害情報の影響度の優先順位をつけて、障害の原因であるネットワーク要素を特定する特定手段と
    を備えたことを特徴とするネットワーク障害解析装置。
  3. 前記データベースは、
    前記ネットワークシステムを構成するネットワーク要素を木構造として定義する
    ことを特徴とする請求項または請求項に記載のネットワーク障害解析装置。
  4. ネットワークシステムを構成するネットワーク要素を階層的に定義したデータベースと、
    ネットワークシステムにおいて検知された障害情報とに基づき、前記ネットワーク要素のうち障害の原因と推定されるネットワーク要素を抽出し、
    前記抽出された障害の原因と推定されるネットワーク要素と障害情報の発生元のネットワークとその上位のネットワーク要素について、障害を検出する診断プログラムを実行して、障害の原因であるネットワーク要素を特定する
    ことを特徴とするネットワーク障害解析方法。
  5. ネットワークシステムを構成するネットワーク要素を階層的に定義したデータベースと、
    ネットワークシステムにおいて検知された障害情報とに基づき、前記ネットワーク要素のうち障害の原因と推定されるネットワーク要素を抽出し、
    前記抽出された障害の原因と推定されるネットワーク要素と障害情報の発生元のネットワークとその上位のネットワーク要素について、障害を検出する診断プログラムを実行して、かつ、前記検知された障害情報と前記データベースとに基づき、各障害情報の影響度の優先順位をつけて、障害の原因であるネットワーク要素を特定する
    ことを特徴とするネットワーク障害解析方法。
  6. 前記データベースは、
    前記ネットワークシステムを構成するネットワーク要素を木構造として定義する
    ことを特徴とする請求項または請求項に記載のネットワーク障害解析方法。
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