JP3710573B2 - Electrode structure of gallium nitride compound semiconductor light emitting device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、青色から紫外光領域で発光可能な窒化ガリウム系化合物半導体発光素子の電極構造に関し、特に、窒化ガリウム系化合物半導体層上に透光性電極を有する窒化ガリウム系化合物半導体発光素子の電極構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の窒化ガリウム系化合物半導体発光素子の電極構造として、特開平7−10663号公報に記載の窒化ガリウム系化合物半導体発光素子を図7に示す。
【0003】
まず、絶縁性のサファイア基板1の上に、n型窒化ガリウム系化合物半導体層2、p型窒化ガリウム系化合物半導体層3が形成され、更にその表面上にNi及びAuを積層した合金からなる透光性電極4と、Au単体、またはAuに加えて、Ti、Ni、In、Ptから少なくとも1種類を含む合金からなるボンディング用電極5が形成されている。また、n型窒化ガリウム系化合物半導体層2上にn型電極6を形成した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、透光性電極4は、発光波長領域にて透光性を保つため非常に薄い膜で形成されている。そのため、透光性電極4とp型窒化ガリウム系化合物半導体層3とのオーミック特性を得るために、熱処理中(アニール中)に露出した表面から透光性電極のNiが変質し、そのためオーミック特性が悪化し、発光効率の低下を招くことになる。このようなNiの変質が生じるのは、窒化ガリウム系材料はオーミック接触を十分に行うことが困難であるため、高い温度で熱処理を行う必要があるからである。
【0005】
さらに、透光性電極4は、非常に薄い膜であるので、p型窒化ガリウム系化合物半導体層3及びボンディング用電極5との密着性が悪く、ワイヤーボンディング時に剥がれ易くなる問題が生じた。
【0006】
従って、ワイヤーボンディング時に透光性電極4及びボンディング用電極5の剥れをなくすことでワイヤーボンディグ時の歩留りが向上し、且つ、発光効率の低下を押さえることのできる信頼性に優れた窒化ガリウム系化合物半導体発光素子の電極構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、窒化ガリウム系化合物半導体発光層の上にNiからなる薄膜とAuからなる薄膜が少なくとも1組以上交互に積層された透光性電極を有し、前記透光性電極上にボンディング用電極を有し、前記透光性電極は、Niからなる薄膜とAuからなる薄膜が少なくとも1組以上交互に積層され、窒化ガリウム系化合物半導体側がNiからなり、表面側がAuからなることを特徴とする。このような構造を形成することにより、透光性電極のNiの変質を防ぐことができ、窒化ガリウム系化合物半導体層と透光性電極とのオーミック特性を維持し、それに伴う発光効率の低下を生じさせないことが可能となる。
【0008】
また、窒化ガリウム系化合物半導体発光層の上にボンディング用電極を有し、前記ボンディング用電極を覆うようにNiからなる薄膜とAuからなる薄膜が少なくとも1組以上交互に積層された透光性電極を有し、前記透光性電極は、窒化ガリウム系化合物半導体側がNiからなり、表面側がAuからなることを特徴とする。
【0009】
また、ボンディング用電極を覆うようにNiとAuからなる多層構造の透光性電極を形成することにより、p型窒化ガリウム系化合物半導体層とボンディング用電極の付着力を一層強めることができる。さらに多層構造の透光性電極の最表面をAuにすることでAuワイヤーと付着力を強めることができる。そのため、ワイヤーボンディング時にボンディング用電極の剥がれを少なくすることが可能となる。
【0010】
また、多層構造の透光性電極とAuからなるボンディング用電極Auの間に密着性を向上させるNiからなるボンディング用電極を形成することにより、p型窒化ガリウム系化合物半導体層とボンディング用電極Auの付着力が強くなる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明を具体的な実施の形態に基づいて説明する。
【0012】
(実施の形態1)
本発明によって作製された窒化ガリウム系化合物半導体発光素子の電極構造の摸式図を図1に示す。
【0013】
絶縁性のサファイア基板1の上に、n型窒化ガリウム系化合物半導体層2、p型窒化ガリウム系化合物半導体層3が形成され、更にその表面上にNi、Auの順に交互に積層された透光性電極7と、Ni単体からなるボンディング用電極8とAu単体からなるボンディング用電極9が形成されている。透光性電極7は、最もp型窒化ガリウム系化合物半導体層3側はNiからなり、最も表面側はAuからなる。また、n型窒化ガリウム系化合物半導体層2上にn型電極6を形成した。
【0014】
上記のような本発明の窒化ガリウム系化合物半導体発光素子の製造工程について図4に示す。
【0015】
まず、MOCVD法で、絶縁性のサファイア基板1上に、n型窒化ガリウム系化合物半導体層2を積層する。次に、p型窒化ガリウム系化合物半導体層3を積層し、p型窒化ガリウム系化合物半導体層3の表面の所望の領域に電子ビーム蒸着法でNiとAuとを交互に2.5nmずつ積層した透光性電極7を形成する。
透光性電極7の膜厚は、発光波長において十分透過する厚さに設定する。
【0016】
p型窒化ガリウム系化合物層3と透光性電極7のNiとのオーミック特性を得るため、500℃のアニールを3分間行う。また、n型窒化ガリウム系化合物半導体層2上にn型電極6を形成した。この時の製造工程断面図を図4(a)に示す。
【0017】
次に、透光性電極7上に電子ビーム蒸着法でNiからなるボンディング用電極8を形成し、更に、Auからなるボンディング用電極9を形成する。この時の製造工程断面図を図4(b)に示す。
【0018】
本実施の形態では、透光性電極7はNiとAuとを交互に積層した多層構造からなるが、アニール温度に対して熱的に安定な金属からなる薄膜とNiとからなる多層構造でもよい。熱的に安定な金属としては、Au、Cu、Pt、Pd、Rh等の少なくとも1種からなる金属が好ましい。透光性電極7の形成方法は、電子ビーム蒸着法、真空蒸着法、スパッタリング法を用いてもよい。Auからなるボンディング用電極9は、Auワイヤーとの密着性向上させるためにAuを用いた。
【0019】
(実施の形態2)
本発明によって作製された別の窒化ガリウム系化合物半導体発光素子の電極構造の摸式図を図2に示す。
【0020】
絶縁性のサファイア基板1の上に、n型窒化ガリウム系化合物半導体層2、p型窒化ガリウム系化合物半導体層3が形成され、更にその表面上に、Niからなるボンディング用電極8が形成されている。更に、その上に、Auからなるボンディング用電極9が形成されており、Auからなるボンディング用電極9を覆うようにNiとAuとを交互に積層した透光性電極10が形成されている。また、n型窒化ガリウム系化合物半導体層2上にn型電極6を形成した。透光性電極10は、p型窒化ガリウム系化合物半導体層側はNiからなり、表面側はAuからなっている。
【0021】
上記のような本発明の窒化ガリウム系化合物半導体発光素子の製造工程について図5に示す。
【0022】
まず、実施の形態1と同様に形成されたp型窒化ガリウム系化合物半導体層3の表面に、電子ビーム蒸着法で形成されたNiからなるボンディング用電極8を形成し、その上に電子ビーム蒸着法で形成されたAuからなるボンディング用電極9を形成した。次に、Niからなるボンディング用電極8と、Auからなるボンディング用電極9のアニールを500℃、3分間行う。この時の製造工程断面図を図5(a)に示す。
【0023】
Auからなるボンディング用電極9を覆うように、p型窒化ガリウム系化合物半導体層3の表面の所望の領域にNiとAuの順に交互に積層した透光性電極10を電子ビーム蒸着法で15nmの厚さで形成する。次に、透光性電極10のアニールを400℃、3分で行う。この時の製造工程断面図を図5(b)に示す。
【0024】
透光性電極10は、2層構造でなくとも多層構造としても、p型窒化ガリウム系化合物半導体層側をNiとし、表面側をAuの順に構成にしておればよい。多層膜構造とした時の製造工程断面図を図5(c)に示す。
【0025】
次に、ワイヤーボンディングを行うと、透光性電極10が薄膜であるため、透光性電極10を突き破ってボンディング用電極9と接続される。
【0026】
ここで、ボンディング用電極8、9のアニールは透光性電極10のアニールの前に行われている上に、透光性電極10のアニール温度はボンディング用電極8、9のアニールの温度より低いため、透光性電極10の変質が発生することはない。さらに、Auからなるボンディング用電極9の表面上にNiとAuとを積層させる構造の透光性電極10を形成することにより、p型窒化ガリウム系化合物半導体層3とNiからなるボンディング用電極8の付着力を強めることができる。
【0027】
透光性電極10は熱的に安定な金属であるAu、Cu、Pt、Pd、Rh等の少なくとも1種とNiからなる多層構造でも構わない。Auからなるボンディング用電極9はAuワイヤーとの接着性向上のためAuを用いた。
【0028】
透光性電極の形成方法として、電子ビーム蒸着法、真空蒸着法、スパッタリング法等を用いることができる。
【0029】
(実施の形態3)
本発明のまた別の実施の形態によって作製された窒化ガリウム系化合物半導体発光素子の電極構造の摸式図を図3に示す。
【0030】
絶縁性のサファイア基板1の上に、n型窒化ガリウム系化合物半導体層2、p型窒化ガリウム系化合物半導体層3が形成され、その上にNiからなる第1の透光性電極11が形成され、その上にNiからなるボンディング用電極8が形成されている。更に、その上に、Auからなるボンディング用電極9が形成されており、Auからなるボンディング用電極9を覆うように電子ビーム蒸着法で2.5nmずつの膜厚でNiとAuとを交互に積層した第2の透光性電極12が形成されいる。また、n型窒化ガリウム系化合物半導体層2上にn型電極6を形成した。第2の透光性電極12は、第1の透光性電極側がNiであり、表面側がAuである。
【0031】
上記のような本発明の窒化ガリウム系化合物半導体発光素子の製造工程について図6に示す。
【0032】
まず、実施の形態1と同様に形成されたp型窒化ガリウム系化合物半導体3の表面に、電子ビーム蒸着法で2.5nmの膜厚のNiからなる第1の透光性電極11を形成する。また、n型窒化ガリウム系化合物半導体層2上にn型電極6を形成した。この時の製造工程断面図を図6(a)に示す。
【0033】
この上に、電子ビーム蒸着法で形成されたNiからなるボンディング用電極8を形成する。この時の製造工程断面図を図6(b)に示す。
【0034】
その上に電子ビーム蒸着法で形成されたAuからなるボンディング用電極9を形成した。p型ボンディング用電極9を覆うように、NiとAuとを順に交互に積層した第2の透光性電極12を電子ビーム蒸着法で2.5nmずつの膜厚で形成する。この時の製造工程断面図を図6(c)に示す。
【0035】
第1の透光性電極11とAuからなるボンディング用電極9の密着力を向上させるために、第1の透光性電極11とAuからなるボンディング用電極9の間にNiからなるボンディング用電極8を形成している。このためワイヤーボンディング時にボンディング用電極8、9の剥がれがなくなる。
【0036】
本実施の形態では、第1の透光性電極11としてNi単体を使用したが、NiとAuとの積層構造や交互に積層することで二層膜、多層膜としてもよい。この時の断面図を図6(d)、図6(e)に示す。また、第2の透光性電極12も、NiとAuとの積層構造や複数層交互に積層した多層膜としても、第2の透光性電極12の表面をAuとすれば構わない。
【0037】
第1、第2の透光性電極形成方法は、電子ビーム蒸着法、真空蒸着法、スパッタリング法等を用いる。
【0038】
実施の形態3において作製された窒化ガリウム系化合物半導体発光素子は、p型窒化ガリウム系化合物半導体層3上の第1の透光性電極11のNiからなる膜の膜厚を厚くできる自由度があるため、オーミック特性及び密着性がより向上できる。
【0039】
また、本実施の形態では、n型窒化ガリウム系化合物半導体層の上にp型窒化ガリウム系化合物半導体層を積層させた窒化ガリウム系化合物半導体発光素子を用いたが、p型窒化ガリウム系化合物半導体層の上にn型窒化ガリウム系化合物半導体層を積層させた窒化ガリウム系化合物半導体発光素子を用いても構わない。
【0040】
【発明の効果】
本発明によれば、電極を発光透光面とする窒化ガリウム系化合物半導体発光素子において、透光性電極がNiと熱的に安定な金属とを交互に積層した多層構造であることによって、ボンディング時にかかる力によっても窒化ガリウム系化合物半導体層とボンディング用電極との剥がれが生じないように密着性を向上できる。また、透光性電極の窒化ガリウム系化合物半導体側にNi、表面側に熱的に安定な金属を配置するように多層構造を形成することにより、アニール中に生じるNiの変質を防ぐことができ、窒化ガリウム半導体層と透光性電極のオーミック特性を維持することができる。
【0041】
また、ボンディング用電極を覆うようにNi及びAuからなる多層構造の透光性電極を形成することにより、p型窒化ガリウム系化合物半導体層とボンディング用電極の付着力を一層強めることができる。また、ボンディング用電極のアニール温度が透光性電極のアニール温度より高く、かつ、ボンディング用電極のアニールを透光性電極のアニールの前に行うことにより、透光性電極の変質が発生することなく、透光性電極とボンディング用電極の密着力を強くできる。
【0042】
そのために、オーミック特性とボンディング時の電極剥がれの問題が解決でき、発光効率及び信頼性の良好な窒化ガリウム系化合物半導体発光素子の電極構造が実現できる。
【0043】
さらに、ボンディング電極をNiで形成することで、透光性電極とボンディング用電極との密着力を向上させるために透光性電極とボンディング用電極の間に密着力が向上する。
【0044】
また、熱的に安定な金属として、Au、Cu、Pt、Pd、Rhが好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に記載の窒化ガリウム系化合物半導体発光素子の電極構造の摸式図である。
【図2】実施の形態2に記載の本発明の窒化ガリウム系化合物半導体発光素子の電極構造の摸式図である。
【図3】実施の形態3に記載の本発明の窒化ガリウム系化合物半導体発光素子の電極構造の模式図である。
【図4】実施の形態1に記載の窒化ガリウム系化合物半導体発光素子の電極構造の作製工程を示す図である。
【図5】実施の形態2に記載の窒化ガリウム系化合物半導体発光素子の電極構造の作製工程を示す図である。
【図6】実施の形態3に記載の窒化ガリウム系化合物半導体発光素子の電極構造の作製工程を示す図である。
【図7】従来の窒化ガリウム系化合物半導体発光素子の電極構造の摸式図である。
【符号の説明】
1 絶縁性のサファイア基板
2 n型窒化ガリウム系化合物半導体層
3 p型窒化ガリウム系化合物半導体層
4 透光性電極
5 ボンディング用電極
6 n型電極
7 透光性電極
8 Niからなるボンディング用電極
9 Auからなるボンディング用電極
10 透光性電極
11 第1の透光性電極
12 第2の透光性電極[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an electrode structure of a gallium nitride-based compound semiconductor light-emitting device capable of emitting light in a blue to ultraviolet region, and in particular, an electrode of a gallium nitride-based compound semiconductor light-emitting device having a translucent electrode on a gallium nitride-based compound semiconductor layer. Concerning structure.
[0002]
[Prior art]
As an electrode structure of a conventional gallium nitride compound semiconductor light emitting device, a gallium nitride compound semiconductor light emitting device described in JP-A-7-10663 is shown in FIG.
[0003]
First, an n-type gallium nitride-based
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, the
[0005]
Furthermore, since the
[0006]
Therefore, by eliminating the peeling of the
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has been made to solve the above-described problem. A translucent electrode in which at least one pair of Ni thin films and Au thin films are alternately stacked on a gallium nitride compound semiconductor light emitting layer is provided. And having a bonding electrode on the translucent electrode, wherein the translucent electrode is formed by alternately laminating at least one pair of thin films made of Ni and thin films made of Au, and the gallium nitride compound semiconductor side is Ni The surface side is made of Au. By forming such a structure, the Ni of the translucent electrode can be prevented from being altered, the ohmic characteristics of the gallium nitride compound semiconductor layer and the translucent electrode are maintained, and the luminous efficiency associated therewith is reduced. It is possible not to cause it.
[0008]
A translucent electrode having a bonding electrode on a gallium nitride-based compound semiconductor light-emitting layer, wherein at least one pair of Ni thin films and Au thin films are alternately stacked so as to cover the bonding electrodes The translucent electrode is characterized in that the gallium nitride compound semiconductor side is made of Ni and the surface side is made of Au.
[0009]
Further, by forming a multi-layer translucent electrode made of Ni and Au so as to cover the bonding electrode, the adhesion between the p-type gallium nitride compound semiconductor layer and the bonding electrode can be further increased. Furthermore, by making the outermost surface of the translucent electrode having a multilayer structure Au, adhesion with the Au wire can be strengthened. Therefore, it is possible to reduce peeling of the bonding electrode during wire bonding.
[0010]
Further, a p-type gallium nitride compound semiconductor layer and a bonding electrode Au are formed by forming a bonding electrode made of Ni that improves adhesion between the translucent electrode having a multilayer structure and the bonding electrode Au made of Au. The adhesion of becomes stronger.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The present invention will be described based on specific embodiments.
[0012]
(Embodiment 1)
A schematic diagram of an electrode structure of a gallium nitride-based compound semiconductor light-emitting device manufactured according to the present invention is shown in FIG.
[0013]
An n-type gallium nitride
[0014]
FIG. 4 shows the manufacturing process of the gallium nitride compound semiconductor light emitting device of the present invention as described above.
[0015]
First, the n-type gallium nitride
The film thickness of the
[0016]
In order to obtain ohmic characteristics between the p-type gallium
[0017]
Next, a
[0018]
In the present embodiment, the
[0019]
(Embodiment 2)
FIG. 2 shows a schematic diagram of an electrode structure of another gallium nitride-based compound semiconductor light-emitting device manufactured according to the present invention.
[0020]
An n-type gallium nitride
[0021]
FIG. 5 shows a manufacturing process of the gallium nitride compound semiconductor light emitting device of the present invention as described above.
[0022]
First, a
[0023]
A
[0024]
Even if the
[0025]
Next, when wire bonding is performed, since the
[0026]
Here, the annealing of the
[0027]
The
[0028]
As a method for forming the light-transmitting electrode, an electron beam evaporation method, a vacuum evaporation method, a sputtering method, or the like can be used.
[0029]
(Embodiment 3)
FIG. 3 shows a schematic diagram of an electrode structure of a gallium nitride-based compound semiconductor light-emitting device manufactured according to still another embodiment of the present invention.
[0030]
An n-type gallium nitride
[0031]
The manufacturing process of the gallium nitride compound semiconductor light emitting device of the present invention as described above is shown in FIG.
[0032]
First, on the surface of the p-type gallium
[0033]
On this, a
[0034]
A
[0035]
In order to improve the adhesion between the first
[0036]
In the present embodiment, Ni alone is used as the first
[0037]
As the first and second translucent electrode forming methods, an electron beam evaporation method, a vacuum evaporation method, a sputtering method, or the like is used.
[0038]
The gallium nitride compound semiconductor light-emitting device manufactured in the third embodiment has a degree of freedom to increase the thickness of the Ni film of the first
[0039]
In this embodiment, a gallium nitride compound semiconductor light emitting device in which a p-type gallium nitride compound semiconductor layer is stacked on an n-type gallium nitride compound semiconductor layer is used. However, a p-type gallium nitride compound semiconductor is used. A gallium nitride compound semiconductor light emitting element in which an n-type gallium nitride compound semiconductor layer is stacked on the layer may be used.
[0040]
【The invention's effect】
According to the present invention, in a gallium nitride-based compound semiconductor light-emitting device using an electrode as a light-transmitting light-transmitting surface, the light-transmitting electrode has a multilayer structure in which Ni and a thermally stable metal are alternately stacked. Adhesion can be improved so that peeling between the gallium nitride compound semiconductor layer and the bonding electrode does not occur even with a force applied sometimes. In addition, by forming a multi-layer structure in which Ni is placed on the gallium nitride compound semiconductor side of the translucent electrode and a thermally stable metal is placed on the surface side, it is possible to prevent Ni deterioration that occurs during annealing. The ohmic characteristics of the gallium nitride semiconductor layer and the translucent electrode can be maintained.
[0041]
Further, by forming a multi-layer translucent electrode made of Ni and Au so as to cover the bonding electrode, the adhesion between the p-type gallium nitride compound semiconductor layer and the bonding electrode can be further increased. Further, the annealing temperature of the bonding electrode is higher than the annealing temperature of the translucent electrode, and the annealing of the bonding electrode is performed before the annealing of the translucent electrode, thereby causing the alteration of the translucent electrode. In addition, the adhesion between the translucent electrode and the bonding electrode can be increased.
[0042]
Therefore, the problem of ohmic characteristics and electrode peeling at the time of bonding can be solved, and an electrode structure of a gallium nitride-based compound semiconductor light-emitting element with good luminous efficiency and reliability can be realized.
[0043]
Further, by forming the bonding electrode with Ni, the adhesion between the translucent electrode and the bonding electrode is improved in order to improve the adhesion between the translucent electrode and the bonding electrode.
[0044]
Further, Au, Cu, Pt, Pd, and Rh are preferable as the thermally stable metal.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic diagram of an electrode structure of a gallium nitride-based compound semiconductor light-emitting element described in
2 is a schematic diagram of an electrode structure of a gallium nitride-based compound semiconductor light-emitting element according to the present invention described in
3 is a schematic diagram of an electrode structure of a gallium nitride-based compound semiconductor light-emitting element according to the present invention described in
4 is a diagram showing a manufacturing process of an electrode structure of the gallium nitride-based compound semiconductor light-emitting element described in
5 is a diagram showing a manufacturing process of an electrode structure of a gallium nitride-based compound semiconductor light-emitting element described in
6 is a diagram showing a manufacturing process of an electrode structure of a gallium nitride-based compound semiconductor light-emitting element described in
FIG. 7 is a schematic diagram of an electrode structure of a conventional gallium nitride-based compound semiconductor light emitting device.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (7)
前記透光性電極上にボンディング用電極を有し、
前記透光性電極は、窒化ガリウム系化合物半導体側にNiからなる薄膜が位置し、表面側に前記選択された金属からなる薄膜が位置する構造である
ことを特徴とする窒化ガリウム系化合物半導体発光素子の電極構造。On the gallium nitride-based compound semiconductor light-emitting layer, a thin film made of Ni and Cu, Pd, a translucent electrode and the thin film made of one or more metal selected from the group are laminated alternately one set or more Rh Have
Having a bonding electrode on the translucent electrode;
The translucent electrode has a structure in which a thin film made of Ni is located on the gallium nitride compound semiconductor side and a thin film made of the selected metal is located on the surface side. The electrode structure of the element.
ことを特徴とする請求項1に記載の窒化ガリウム系化合物半導体発光素子の電極構造。The translucent electrode claims, characterized in that a thin film made of Ni and Cu, Pd, and a thin film made of one or more metal selected from the group consisting of Rh are those formed by laminating alternately two sets or more Item 2. An electrode structure of a gallium nitride-based compound semiconductor light-emitting device according to Item 1 .
前記ボンディング用電極の上に、当該ボンディング用電極の上面を全面的に覆う、Niからなる薄膜と熱的に安定な金属からなる薄膜とが交互に1組み以上積層されてなる透光性電極を有し、
前記透光性電極は、窒化ガリウム系化合物半導体側にNiからなる薄膜が位置し、表面側に前記選択された金属からなる薄膜が位置する構造である
ことを特徴とする窒化ガリウム系化合物半導体発光素子の電極構造。On the gallium nitride compound semiconductor light emitting layer, it has a bonding electrode,
A translucent electrode in which one or more pairs of thin films made of Ni and thin films made of a thermally stable metal are alternately stacked on the bonding electrode so as to cover the entire upper surface of the bonding electrode. Have
The translucent electrode is positioned a thin film made of Ni to a gallium nitride-based compound semiconductor side, gallium nitride-based compound, wherein the thin film made of the selected metal on the surface side of the structure you location position Electrode structure of semiconductor light emitting device.
ことを特徴とする請求項3に記載の窒化ガリウム系化合物半導体発光素子の電極構造。The electrode structure of the gallium nitride-based compound semiconductor light-emitting device according to claim 3.
前記ボンディング用電極の上に、当該ボンディング用電極を覆うように、Niからなる薄膜と熱的に安定な金属からなる薄膜とが交互に1組み以上積層されてなる第2の透光性電極を有し、
前記第2の透光性電極は、第1の透光性電極側にNiからなる薄膜が位置し、表面側に熱的に安定な金属からなる薄膜が位置する構造である
ことを特徴とする窒化ガリウム系化合物半導体発光素子の電極構造。On the gallium nitride compound semiconductor light emitting layer, it has a first translucent electrode, and has a bonding electrode on the first translucent electrode,
On the bonding electrode so as to cover the bonding electrode, the second light-transmitting electrode and a thin film made of a thin film and thermally stable metal composed of Ni are laminated alternately one set or more Have
The second translucent electrode has a structure in which a thin film made of Ni is located on the first translucent electrode side, and a thin film made of a thermally stable metal is located on the surface side. Electrode structure of gallium nitride compound semiconductor light emitting device.
ことを特徴とする請求項5に記載の窒化ガリウム系化合物半導体発光素子の電極構造。It said thermally stable metal, Au, Cu, Pt, Pd , an electrode structure of a gallium nitride-based compound semiconductor light-emitting device according to claim 5, characterized in that it consists of at least one of Rh.
ことを特徴とする請求項1乃至6に記載の窒化ガリウム系化合物半導体発光素子の電極構造。Said bonding electrodes, and the bonding electrode made of Ni, the gallium nitride-based compound semiconductor light-emitting device according to claim 1 to 6 bonding electrode made of Au thereon characterized in that it is a laminated structure Electrode structure.
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