JP3708386B2 - パッド印刷機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷技術分野、特に、ブレードを用いて適量の印刷用インクを塗布した印版より転写パッドを用いて印刷するパッド印刷機の技術分野に関する。
【0002】
【従来の技術】
磁気カセットテープケース等の成形樹脂製品をはじめとする各種の製品に印刷を施すパッド印刷機は、インクが塗布される印版と被印刷物とを隣接して配置するとともに、これら印版と被印刷物の間で転写パッドを門型の経路に沿って往復運動させることにより、まず、インクが塗布された印版に転写パッドを押し付けて、その印版に設けられた所定のパタンを構成する印刷用パターン溝内に塗布されたインクを付着させた後、この転写パッドを被印刷物に押しつけることにより、所定のパターンを構成するインクを被印刷物に転写する。
【0003】
このようなパッド印刷機として、例えば、実用新案登録第2534978号公報に記載されるようなパッド印刷機が挙げられる。図5に、このパッド印刷機の一例であるパッド印刷機100が示される。
パッド印刷機100は、略L字状の本体フレーム102を備え、この本体フレーム102の前面位置に鉛直方向に支持軸103が垂下され、この支持軸103の下端に弾力性のある転写パッド104が備えられ、この転写パッド104の直下の転写位置に対して印版105が前後に(図中左右に)移動可能に備えられる。転写位置の後部には、インク容器106が備えられ、印版105はその上面に描かれている所定の印刷パターンを形成する印刷用パターン溝がインク容器106の直下位置(以降、インク塗布位置という)と上記転写位置とにわたり、駆動手段107によって前後移動するように構成される。
【0004】
また、インク容器106は、図6にその断面形状が示されるように、上下が開口された筒形状であり、下端面に同心状に設けたリング溝にセラミック製のブレード106aが突出状態で嵌着される。また、インク容器106上部内周部に切り欠きによる嵌合部が形成され、この嵌合部に嵌合する蓋107が嵌められる。
この蓋107は、インク容器106内部のインク室106bに下垂する軸部108と、この軸部108に固定して取り付けられる流動抑制板109を有し、流動抑制板109は、蓋107がインク容器106の切り欠き部に嵌められることにより、印版105と接触することなく、印版105の面より若干浮いた位置に配置される。また、流動抑止板109の外縁とインク容器106の内周面は接触せず、わずかな開口部を形成し、この開口部より印刷用インクが下方に流入し、流動抑止板109と印版105の間に印刷用インクが貯留される。
【0005】
印版105は、図7に示されるように、インク塗布位置と転写位置との間の印版105の面上をX方向に往復するので、インク塗布位置にあるインク容器106を通過した印刷用パタン溝に印刷用インクが塗布され、さらに、余分な印刷用インクがブレード106aで掻き取られる。次に、印版105が前進するに伴い、転写パッドがP1の位置からP2の位置に下降して印版105に押しつけられる。この後、転写パッド104が若干上昇し、印版105がインク塗布位置に後退し、かつその間に転写パッド104がP3の位置に大きく下降して被印刷物に押しつけられて印刷される。
このようなパッド印刷機100として、ナビタス株式会社製NEAT−70エアー駆動式インキポットタイプパッド印刷機が挙げられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このようなパッド印刷機100は、被印刷物を大量かつ高速に印刷する場合、例えば図8(a)や(b)に示される印字「126L」の領域A〜Dのように、印版105の移動方向X方向に沿って印刷パターンの境界からインクがはみ出してしまう場合がある。特に、インクのはみ出しは、印版105が転写位置に移動する際の、インク塗布位置方向に向かって発生する。このようなインクのはみ出しは、被印刷物である製品の製品情報を提供する印刷文字にとって好ましくなく、顧客に不快感を与えたり、製品品質の管理状態に懸念を与える場合もある。
そのためインクのはみ出した被印刷物は不良品として出荷されず、その結果、生産効率が低下するといった問題があった。
【0007】
そこで、本発明は、上記問題を解決すべく、印版面上に設けられた印刷用パタン溝内に印刷用インクを塗布し、ブレードを用いて余分なインクを掻き取り、印刷用パタン溝内に塗布されたインクを転写パッドを用いて印刷するパッド印刷機において、印刷した印刷パターンの境界からインクのはみ出しを防止する防止手段を備えるパッド印刷機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記問題点を解決するために、印刷パターンからのインクのはみ出しについてその原因を調べた結果、インクのはみ出しは、インクの一部分がインク容器室内から外側に漏れ出し、上記ブレードの外周まわりで乾燥し、その一部分が固形物となって上記ブレードに付着し、印版の移動と共に、この付着物がパターン印刷用溝内に塗布されたインクをパターン印刷用溝外に引き出すことによって発生することを知見し、以下に述べる本発明に至ったものである。
【0009】
すなわち、本発明は、印刷用パタン溝を有する印版と、
印刷用インクを前記印刷用パタン溝内に塗布するとともに、前記印版と接触する先端部に円弧状のブレードを備え、このブレードを前記印版に対して相対的に摺動することで余分な印刷用インクを前記印版の面から掻き取るインク塗布手段と、
前記印版と、前記ブレードを有する前記インク塗布手段とを相対的に往復運動して摺動させる摺動駆動手段と、
前記円弧状のブレードを、前記円弧状のブレードの円周方向に回転させる回転手段と、
印刷用インクの塗布された前記印刷用パタン溝に押しつけ、前記印刷用インクを付着する転写パッドと、
この転写パッドを用いて被印刷物に転写するための前記転写パッドを駆動する転写パッド駆動手段と、を備え、
前記印版には、印刷の度に前記ブレードと接触する、溶剤の含浸した溶剤吸収体が載置固定されており、前記ブレードは、前記回転手段により円周方向に回転しながら前記溶剤吸収体と摺接することを特徴とするパッド印刷機を提供するものである。
【0010】
ここで、前記円弧状のブレードによる掻き取りは、前記印刷用パタン溝を前記ブレードに対して相対的に移動させることにより行われ、前記円弧状のブレードで囲まれる範囲内に前記印刷用パタン溝が位置して印刷用インクを前記印刷用パタン溝内に塗布する際に、前記ブレードは回転して前記溶剤吸収体と摺接することが好ましい。さらに、前記溶剤吸収体は、溶剤貯留槽から溶剤が供給管を介して自動的に供給されることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のパッド印刷機について、添付の図面に示される好適実施例を基に詳細に説明する。
【0012】
図1に、本発明のパッド印刷機10の要部を示すもので、パッド印刷機10は、印刷用パタン溝P(図2参照)を有する印版12と、印刷用インクを印刷用パタン溝P内に塗布するとともに、印版12と接触する先端部に円弧形状のブレード14(図4参照)を備え、印版12を摺動して余分な印刷用インクを掻き取るインク塗布装置16と、印版12を摺動させる印版駆動手段18と、印刷用パタン溝Pに押しつけ、印刷用インクを付着する転写パッド20と、この転写パッド20を用いて被印刷物Tに転写するために転写パッド20を駆動する転写パッド駆動手段22と、印版12の摺動中の少なくとも一期間中、ブレード14が接触する、溶剤の含浸した溶剤吸収体24aおよび24bと、ブレード14を備えるインク塗布装置16を円周方向に回転する回転装置26とを主に有して構成される。
【0013】
図2は、印版12とインク塗布装置16と溶剤吸収体24aおよび24bの位置関係を示すものである。
本実施例では、インク塗布装置16が固定され、印版12が移動する態様であるが、図2では、理解を容易にするために、印版12を固定してインク塗布位置16を図中左右に移動する態様で示している。
印版12は、インク塗布装置16と接触する転写位置の面上に印刷用パタン溝Pを備え、インク塗布装置16と相対的に摺動して印刷用パタン溝Pにインクが塗布される平板である。印版12は、印版駆動手段18に連結される図示されないスライダに固定され、図1中、X方向に一定周期で往復運動される。
印版12には、図2に示すように、溶剤の含浸した溶剤吸収体24aおよび24bが、印版12の面上に、押さえ板25aおよび25bを介して固定される。
印版12が往復運動によりインク塗布位置に来ると、インク容器16aの下端面に配置されるブレード14は、溶剤の含浸した溶剤吸収体24aと接触し、ブレード14の周辺部に付着したインク固形物を溶解するように構成される。
また、溶剤を含浸した溶剤吸収体24bも、印版12が往復運動の際、ブレード14と接触するように構成されるため、ブレード14の周辺部に付着したインク固形物の溶解を可能とする。
溶剤吸収体24aや24bの素材として、特に限定されないが、好ましくは、ブレード14と接触した際に、細かな素材繊維が印版12上に放出されない繊維の織布、たとえば長繊維の織布であることが好ましい。
【0014】
このような溶剤吸収体24aは、図3に示されるような押さえ板25aに固定される。押さえ板25aの上面には開口部を有し、溶剤貯留槽に接続される供給管25cを介して、一定周期あるいは間歇的に溶剤が自動的に送り出される。その結果、溶剤吸収体24aは溶剤によって常時含浸される。
溶剤吸収体24bについても、供給管25dを介して溶剤貯留槽に接続され、一定周期あるいは間歇的に溶剤が自動的に送り出され、溶剤吸収体24bは溶剤によって常時含浸される。
溶剤として、例えばシクロヘキサノンやエチレングリコール等の有機溶剤がインクの組成成分に応じて適宜選択される。
本実施例では、図2のように、印版12上の図中右端面と下側面とに溶剤吸収体24aおよび24bを配置するが、この2面に限定されるわけでなく、印版12を囲む四面の内いずれか一面または複数面に溶剤の含浸した溶剤吸収体を配置してもよい。
【0015】
インク塗布装置16は、図4にその断面図が示されるように、上下が開口された筒形状のインク容器16aと、インク容器16aの下端面に同心円状に設けたリング溝に突出状態で嵌着され、Oリング等によってシールされたブレード14と、インク容器16aを下方に押しつける容器支持ロッド16bと、インク容器16aの上部内周面に設けられた切り欠き部に嵌合され、インク容器16aの上部開口部を被う蓋16eと、蓋16eより垂直下方に伸びる軸部16fと、軸部16fより印版12と接触することなく一定距離離間して浮かせた流動抑止板16gとを主に有して構成される。
【0016】
ここで、インク容器16aのフランジ部16hの側面には、リング回転用の駆動ギアが設けられ、アクチュエータに接続された回転装置26のカム26aと歯合され円周方向に回転する回転手段を形成する。
すなわち、印版12は、図1中X方向に往復移動するとともに、インク容器16aのブレード14は、上記回転手段によってインク容器16aとともに円周方向に回転することができる。
このようにブレード14を回転するのは、後述するように、円弧形状のブレード14の外周に付着するインク固形物を、溶剤の含浸した溶剤吸収体24aおよび24bに接触させて、ブレード14の円周に沿って付着した固形物を、円周上一様に溶解してクリーニングし、上述した印刷時のインクのはみ出しを防止するためである。
【0017】
また、左右一対の容器支持ロッド16bは、部材16cを介してインク容器16aに固定されるとともに、パッド印刷機10の本体フレームから伸びる左右一対の継ぎ手17aにそれぞれ取り付けられる。左右一対の継ぎ手17aは、図示されない本体フレームに取り付けられたバネ17bによって下方に付勢される。
これによって、インク容器16aの下端面に配置されるブレード14は印版12の面上に一定の力で押さえられ、印版12とブレード14との隙間は無くなり、インク容器16a容器内にインク貯留室を形成することができる。このようにインク容器16aは、部材16cを介して、バネ17bによって印版12上に付勢されるが、部材16cとインク容器16aは、その接触面16iにおいて摩擦抵抗が小さく、図2中紙面に垂直方向に摺動可能に取り付けられるため、インク容器16aは、回転手段によって印版12上で回転することができる。
【0018】
印版駆動手段18は、印版12を往復運動させる駆動装置であって、駆動モータ、電磁クラッチ、ブレーキ、プーリおよびタイミングベルトを備え、印版12を固定するスライダに連結される。
また、転写パッド駆動手段22も印版駆動手段18と同様に、駆動モータ、電磁クラッチ、ブレーキ、プーリおよびタイミングベルトを備え、転写パッド20を一定のタイミングで、転写位置、被印刷物の印刷位置に上下移動することができる。
本実施例では、インク容器16aを固定し、印版12を往復運動するものであるが、印版12を固定し、インク容器16aを往復運動する構成であってもよい。すなわち、本発明においては、印版12とブレードを備えるインク容器16aとを相対的に摺動させるものであればいずれの構成としてもよい。
パッド印刷機10は以上のように構成される。
【0019】
次に、パッド印刷機10の作用を説明する。
パッド印刷動作時、スライダに固定された印版12が印版駆動手段18によって往復運動することによって、印版12の印刷用パタン溝Pがインク塗布装置16の位置、すなわちインク塗布位置に来るにともない、印刷用パタン溝P内にインクが塗布される。その後、印版12がインク塗布位置から転写位置に、前進することにより、ブレード14によって余分なインクは掻き取られる。
【0020】
その際、印刷用パターン溝Pとブレード14との間の僅かな隙間からインク容器16aの外部に漏出した少量のインクは、場合によっては外気に触れて固形化してブレード14の外周に付着する。このブレードに付着したインク固形物を溶解して除去するために、印版12には、インクを溶解する溶剤を含浸した溶剤吸収体24aおよび24bがブレード14と接触するように配置され、印版12が往復運動をする際に溶剤吸収体24aおよび24bとブレード14とが接触して、ブレード14の外周に付着したインク固形物を溶解する。これによってブレード14のまわりは、溶剤によって常時クリーニングされる。
【0021】
さらに、印版12が前進して転写位置に来るとともに、転写パッド20が転写パッド駆動手段22によって連動して下降し、印版12上の印刷用パターン溝Pに押し付けられる。印刷パッド20が印刷用パターン溝内に塗布されたインクを付着させた後、転写パッド20は上昇すると共に、被印刷物Tの上方に横移動し、被印刷物Tの上面に下降して、被印刷物Tに押しつけることにより、所定のパターンを構成するインクを被印刷物Tに転写する。
このように印版12の往復運動の度にパッド印刷が行われ、また往復運動の度に、溶剤吸収体24aや24bに接触してブレード14がクリーニングされる。
【0022】
一方、印刷パッド20が下降して被印刷物Tに転写する動作時間中、印版12はインク塗布位置に後退する。インク塗布位置で、インク容器16aは回転装置26によって回転し、それに伴い、下端面に設けられたブレード14も円周方向に回転する。その際、円弧状のブレード14は、溶剤吸収体24aおよび24bに接触しているので、ブレード14の回転とともに、回転前、溶剤吸収体24aや24bと接触せず、ブレード14の円周まわりの一部分に付着したインク固形物は、溶剤吸収体24aおよび24bと接触し、溶剤吸収体24aおよび24bに含浸された溶剤によって溶解される。このようにして、ブレード14の全周は、一様にクリーニングされる。
【0023】
このような円周方向の回転は、固形化したインクを適切にクリーニングする点から、ブレード14が溶剤吸収体24aおよび24bと接触するインク塗布位置で行われるのが好ましいが、インク塗布位置と転写位置の間のいずれの位置で行われてもよい。
また、一回の回転量は、特に制限されないが、固形化したインクを適切にクリーニングする点から、30度以上であるのが好ましい。
【0024】
また、溶剤は、溶剤貯留槽に接続された供給管25cや25dによって周期的に、あるいは間歇的に溶剤吸収体24aおよび24bに供給される。従って溶剤吸収体24aおよび24bは、常時溶剤が含浸される。
【0025】
以上、本発明のパッド印刷機について詳細に説明したが、本発明は上記実施例に限定はされず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良および変更を行ってもよいのはもちろんである。
【0026】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、溶剤を含浸した溶剤吸収体とブレードを接触させることにより、ブレードの外周に漏出して固形化したインク固形物がブレードの周に付着することを防止でき、印刷パターンの境界からのインクのはみ出しを防止することができる。さらに、円弧状のブレードにブレード回転手段を備えることにより、ブレードの全周を一様にクリーニングすることができ、印刷パターンの境界からのインクのはみ出しをより効果的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のパッド印刷機の一例の要部を示す概略斜視図である。
【図2】 図1に示されるパッド印刷機の主要部を説明する説明図である。
【図3】 図1に示されるパッド印刷機に用いられる押さえ板を示す斜視図である。
【図4】 図1に示されるインク塗布装置の断面を示す概略断面図である。
【図5】 従来のパッド印刷機を示す概略斜視図である。
【図6】 図5に用いられるインク塗布装置の断面を示す概略断面図である。
【図7】 従来のパッド印刷機のパッド印刷を説明する説明図である。
【図8】 (a)および(b)は、従来のパッド印刷機を用いて印刷された印刷パタンを示す説明図である。
【符号の説明】
10,100 パッド印刷機
12,105 印版
14,106a ブレード
16 インク塗布装置
18 印版駆動手段
20,104 転写パッド
22 転写パッド駆動手段
24a,24b 溶剤吸収体
26 回転装置
102 本体フレーム
103 支持軸
106 インク容器
107 蓋
108 軸部
109 流動抑止板
Claims (3)
- 印刷用パタン溝を有する印版と、
印刷用インクを前記印刷用パタン溝内に塗布するとともに、前記印版と接触する先端部に円弧状のブレードを備え、このブレードを前記印版に対して相対的に摺動することで余分な印刷用インクを前記印版の面から掻き取るインク塗布手段と、
前記印版と、前記ブレードを有する前記インク塗布手段とを相対的に往復運動して摺動させる摺動駆動手段と、
前記円弧状のブレードを、前記円弧状のブレードの円周方向に回転させる回転手段と、
印刷用インクの塗布された前記印刷用パタン溝に押しつけ、前記印刷用インクを付着する転写パッドと、
この転写パッドを用いて被印刷物に転写するための前記転写パッドを駆動する転写パッド駆動手段と、を備え、
前記印版には、印刷の度に前記ブレードと接触する、溶剤の含浸した溶剤吸収体が載置固定されており、前記ブレードは、前記回転手段により円周方向に回転しながら前記溶剤吸収体と摺接することを特徴とするパッド印刷機。 - 前記円弧状のブレードによる掻き取りは、前記印刷用パタン溝を前記ブレードに対して相対的に移動させることにより行われ、
前記円弧状のブレードで囲まれる範囲内に前記印刷用パタン溝が位置して印刷用インクを前記印刷用パタン溝内に塗布する際に、前記ブレードは回転して前記溶剤吸収体と摺接する請求項1に記載のパッド印刷機。 - 前記溶剤吸収体は、溶剤貯留槽から溶剤が供給管を介して自動的に供給される請求項1に記載のパッド印刷機。
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JP31835699A JP3708386B2 (ja) | 1999-11-09 | 1999-11-09 | パッド印刷機 |
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Cited By (2)
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KR101563275B1 (ko) * | 2015-06-01 | 2015-10-26 | 주식회사 아이씨맥스 | 3차원 표면 인쇄장치용 잉크공급장치 |
KR20200025436A (ko) * | 2018-08-30 | 2020-03-10 | 고영순 | 잉크공급장치가 구비된 패드인쇄기 |
-
1999
- 1999-11-09 JP JP31835699A patent/JP3708386B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR101563275B1 (ko) * | 2015-06-01 | 2015-10-26 | 주식회사 아이씨맥스 | 3차원 표면 인쇄장치용 잉크공급장치 |
KR20200025436A (ko) * | 2018-08-30 | 2020-03-10 | 고영순 | 잉크공급장치가 구비된 패드인쇄기 |
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