JP3707970B2 - データ配信サーバ及びデータ配信方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、動的に変化するデータを配信するデータ配信サーバ及びデータ配信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
昨今、インターネットの利用が急速に広まっており、情報発信もしくは情報交換の手段としてだけではなく、新たなビジネスの基盤として大きな期待が寄せられている。
【0003】
インターネットを利用したビジネスの一つに、インターネット・オークションがある。伝統的なオークションでは参加者は一堂に会して入札する必要があったが、インターネット・オークションには参加者が実際に集まる必要がないという際だった利点がある。この利点を生かして、インターネット・オークションが行われ始めているわけである。
【0004】
オークションの代表的な方法として、入札するとその入札価格が即座に公開されて、参加者がその状況を見ながら価格を競り上げる「イングリッシュオークション」や、主催者が提示価格を少しずつ下げていき最初に名乗り出た人が競り落とす「ダッチオークション」がある。これらのオークションでは、逐次変化する入札価格や提示価格を速やかに参加者に伝達する必要がある。WWW(World Wide Web)を用いてインターネット・オークションを実現するには、時々刻々変化するデータを表示する能力がサーバに求められる。
【0005】
WWWサーバにおいて、変化するデータを表示するページを構成する方法として、ページ中にデータベースをアクセスする命令を含ませておき、表示要求があったときに命令を解釈実行することにより、最新のデータを含んだページを表示する方式がある。その代表的な方式には、例えば、「PHP/FIサーバサイドスクリプト入門」Software Design(月刊雑誌、1998年1月号、技術評論社)に開示されているPHP(HTML Preprocessor)や、CGI(Common Gateway Interface)などがある。
【0006】
これらの方式は、ページ要求を受け付けた時点でプログラムによりページを生成する仕組みであり、ページに最新のデータを反映させることができる。
【0007】
しかしながら、オークションのように多数の参加者が一斉に同じページを見る場合には、データの変化があってもなくても個々の参加者からのページ要求があるたびにページを構成するので、データ変更頻度よりもデータ表示頻度が著しく高い場合には、効率が悪いという問題点があった。
【0008】
ここで、図8に、従来のデータ配信装置の構成例を示す。図8に示されるように、従来のデータ配信装置は、データ入力部101、データ記憶部102、ページ生成部103、ページ要求受付部104、ページ出力部105から構成される。
【0009】
表示すべきデータは、データ入力部101より入力され、データ記憶部102に記憶される。その後、ページ要求受付部104は、受け付けた要求を解析して、ページ生成が必要であると判定すると、ページ生成部103に指示する。ページ生成部103は、ページ要求受付部104からの指示に基づき、データ記憶部102よりデータを読み出して、ページを生成する。生成されたページは、ページ出力部105に渡され、要求元に向けて送信される。CGIではページ生成部(ページ生成プロセス)はページ要求のたびに起動されるのに対し、PHPではページ生成部(ページ生成プロセス)は予め起動されて指示待ち状態で待機しておりページ要求時には直ちにページ生成を行うので、PHPはCGIに比べて高速な処理ができる。しかし、上記のような方式は、いずれも、データ入力部101からデータ記憶部102へのデータ書き込みと、ページ生成部103によるデータ記憶部102からのデータ読み出しとを、排他的に制御する必要があるので、オークションのように頻繁にデータを書き込んだり読み出したりする用途には向かない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
従来のページ要求受信時にページを生成する方法では、ページに反映すべきデータの発生頻度よりもページ要求受信頻度が著しく高い場合には処理効率が悪いという問題点があった。
【0011】
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、効率よくページを生成することが可能なデータ配信サーバ及びデータ配信方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るデータ配信サーバは、少なくとも1つのページの発生を引き起こすデータが入力された時点で、該入力されたデータを用いてページを生成する第1のモードと、該データが入力された時点では該ページを生成せず、その後にページ要求を受信した時点で、該データを用いてページを生成する第2のモードとを実行可能なページ生成手段と、生成された前記ページを記憶するページ記憶手段と、前記ページ要求を受信する頻度と前記データが入力される頻度との関係に応じて前記第1のモードまたは前記第2のモードを設定する設定手段と、ページ要求を受信したときに、前記第2のモードが設定されている場合には該当するページが前記ページ生成手段により生成された後に、前記第1のモードが設定されている場合には該当するページを生成することなしに、前記ページ記憶手段から該当するページを読み出してその要求元に配信する配信手段とを備えたことを特徴とする。
好ましくは、前記設定手段は、前記ページ要求を受信する頻度に係る特性および前記データが入力される頻度に係る特性として、前記ページ要求を受信する平均時間間隔および前記データが入力される平均時間間隔を測定する測定手段と、前記測定手段による測定の結果、前記ページ要求の受信平均時間間隔が前記データの入力平均時間間隔よりも短いことが示される場合に、前記第1のモードを設定し、それ以外の場合に、前記第2のモードを設定する手段とを含むようにしてもよい。
本発明では、ページを生成する条件を適宜設定もしくは制御することによって、状況に応じた稼働をさせて、更なる処理の効率化を図ることができる。
また、好ましくは、前記入力されたデータから生成すべき(1または複数の)ページを特定するための生成ページ特定手段を更に備え、前記ページ生成部手段は、データ入力時点に、前記生成ページ特定手段によって特定されたページのみを生成するようにしてもよい。さらに、好ましくは、前記生成ページ特定手段は、データに付されるキー情報と、該キー情報を持つデータが入力されたときに生成すべき1または複数のページの識別情報との対応関係情報、またはデータに付されるキー情報に適用することによって生成すべき1または複数のページの識別情報を得るための規則情報を含むようにしてもよい。
ところで、上記発明において、前記データ配信サーバを、複数の者が限定された数量の商品を予め規定された方法で競って購入する形態の売買(例えば、イングリッシュオークション、ダッチオークション、タイムセールなど)をネットワーク(例えば、インターネット)を利用して実施するためのページを提供するサーバ(例えば、オークションサーバ)としてもよい。なお、この場合において、ページは、例えば、トップページ、少なくともトップページからリンクされた売買形態毎の商品一覧ページ、少なくとも商品一覧ページからリンクされた商品毎の個別商品ページを含むように、階層的に構成してもよい。この場合、例えば、新たな商品の売買を開始するためのデータが入力された場合、該新たな商品の売買のためのページが生成される。また、例えば、利用者側から前記ネットワークを介して或る商品に対する購入の申し込みを受信し、これによって該或る商品の売買のためのページの表示内容を更新すべきものとなった場合、該或る商品の売買のためのページが生成し直される。例えば、上記売買形態がイングリッシュオークションの場合、ページには或る商品に対して入札されたその時点での最も高い入札価格(このままであれば落札することになる価格)が表示される。利用者は、ページ要求を出し、配信され表示されたページにおいて商品やその時点での最高値の入札価格を閲覧して、商品を購入する意思を持った場合には、その時点での最高値の入札価格を越える入札価格を付けて予め規定された手順に従って入札するための処理を行う。
【0024】
なお、装置に係る本発明は方法に係る発明としても成立し、方法に係る本発明は装置に係る発明としても成立する。
【0025】
また、装置または方法に係る本発明は、コンピュータに当該発明に相当する手順を実行させるための(あるいはコンピュータを当該発明に相当する手段として機能させるための、あるいはコンピュータに当該発明に相当する機能を実現させるための)プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体としても成立する。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら発明の実施の形態を説明する。
【0027】
図1に、本実施形態に係るデータ配信サーバの構成例を示す。
【0028】
なお、本実施形態に係るデータ配信サーバは、通常、サーバとして好適な計算機上で本データ配信サーバ用プログラムを実行することにより実現される。もちろん、本データ配信サーバ用プログラムは、記録媒体または通信媒体を媒介にして受け渡し可能である。
また、上記のように本実施形態に係るデータ配信サーバを計算機とソフトウェアを用いて実現する場合、当該ソフトウェアは特定のオペレーティングシステム上で実行されるものであってもよいし、オペレーティングシステムなしに実行されるものであってもよい。もちろん、前者の場合に、当該ソフトウェアが、オペレーティングシステムにより提供される機能を利用するものであってもよい。
【0029】
本実施形態に係るデータ配信サーバでは、ページを生成する際に、種々のスペックのブラウザに応えるために、htmlページおよびxmlページを両方生成するものとする(すなわち、要求元のブラウザに応じて、htmlページ、または、xmlページおよびスタイルシート(例えばxslデータ)、を配信する)。もちろん、htmlページまたはxmlページの一方のみをサポートするものとして、htmlページまたはxmlページのみを生成するようにしてもよい。
また、本実施形態では、ページの「生成」とは、そのままではページとして表示できないデータをもとにして新たにページを生成する場合の他に、あるページに新たな内容を付け加える場合や、あるページに含まれるあるデータの値を書き換える(更新する)場合も含むものとする。
【0030】
さて、図1に示されるように、本実施形態のデータ配信サーバは、基本的な構成として、データ入力部11、データ記憶部12、ページ生成部13、ページ要求受付部14、ページ出力部15、ページ記憶部16を備えている。
【0031】
ここでは、ページを生成するタイミングを、ページ要求受信時ではなく、データ入力時とする。
【0032】
すなわち、ある時点において、表示すべきデータが、データ入力部11より入力され、データ記憶部12に記憶される。この時点で、データ入力部11は、ページ生成部13に、ページの生成を指示する。
そして、ページ生成部13は、上記の指示に従って、データ記憶部12から必要なデータを読み出し、読み出したデータをもとにページを生成し、生成したページをページ記憶部16に記憶しておく。
しかして、ページ要求受付部14がページ要求を受け付けると、従来のようにページ生成を行うことなく、ページ記憶部16から該当するページを読み出し、ページ出力部15より要求元に向けて送信する。
【0033】
なお、データ入力部11は、ページ生成部13に指示を出す際に、入力されたデータも併せて渡すようにしてもよい。
これによって、ページ生成部13がデータ記憶部12からデータを読み出す手間を省くこともできる。
【0034】
また、ページ生成部13がページを生成する際に、毎回全てのページを生成するのではなく、入力されたデータが影響しないページは対象から除外し、入力されたデータが影響するページ(例えば、該データを含む既存の本来のページと、該本来のページへのリンクを持つ他の既存のページであって該データの少なくとも一部分をも含むページ;また、例えば、該データから新たに生成されるページと、該新たに生成されるページへのリンクを新たに張るべき既存のページ)だけを生成するようにすると効率がよい。
このためには、例えば、ページ生成部13の中に、データ記憶部12で用いる主キーと生成すべきページとの対応表を備え、入力されたデータの持つ主キーに基づいて、この対応表を参照して、生成すべきページを決定するようにしてもよい(より具体的には、例えば、この対応表に、生成すべき1または複数のページを識別する情報を登録しておく)。
【0035】
また、データ入力がページ出力よりも頻繁に起きると、あるページに関係するデータが入力されたためにその時点で該ページが生成し直されてから、該ページに対するページ要求を受信するよりも先に、該ページに関係する更なるデータの入力がなされ、この時点で該ページが更に生成し直されてしまう場合がある。すなわち、該ページが実際に使われる前に生成し直されると、結果的に処理の無駄が発生していることになる。
そこで、例えば、ページ要求の平均時間間隔がデータ入力の平均時間間隔よりも短い場合にのみ(もしくは、ページ要求の平均時間間隔がデータ入力の平均時間間隔よりも所定の基準を越えて短い場合にのみ)、データ入力時にページを生成させ、それ以外の場合には、ページ要求受信時にページを生成させる、というようにすることも可能である。
データ入力時にページを生成するモード(モードAと呼ぶ)と、ページ要求時にページを生成するモード(モードBと呼ぶ)との切替えは、(1)いずれのモードを選択するかを(データ配信サーバに)静的に設定しておく方法と、(2)(データ配信サーバが)上記の2種類の時間間隔を測定しながら上記の基準に従ってモードを動的に切替える方法がある。
また、(3)上記のモードAと、上記のモードBと、上記の測定結果に基づいて動的に切替えるモード(モードCと呼ぶ)の3つのモードのうちから、ユーザが所望のモードを選択して設定するという方法も可能である。
【0036】
このように本実施形態によれば、例えばオークションのようにデータ変更頻度よりもデータ表示頻度が高いと想定される場合にも、効率良く、時々刻々と変化するデータをリアルタイムにページに反映させることができる。
【0037】
なお、データ入力時には、データを書き込むためにデータ記憶部(後に示す図2や図4では商品DBがこれに相当)の排他的ロックが必要であり、ページ生成時には、データを読み出すためにデータ記憶部の共有ロックが必要である。ページ生成とデータ入力とが混在するとデータ記憶部をロックする機会が多くなり性能低下の原因となるが、上記のように、データ入力時に生成も行うようにした場合には、ロック回数を減らすことができる。
【0038】
さて、以下では、本発明をインターネット・リアルタイム・オークション・システムに適用した場合を例にとって本実施形態についてより詳しく説明する。
【0039】
以下では、最初に、図2を参照しながらシステムの基本的な構成例を説明し、次に、図3を参照しながらクライアント側に表示されるページ画面構成例について説明する。そして、図4を参照しながらより詳しいシステム構成例について説明し、次に、図5〜図7を参照しながら本オークション・システムにおけるデータ入力とデータ生成に関して詳細に説明する。
【0040】
以下では、オークションの代表的な方法として、入札するとその入札価格が即座に公開されて、参加者がその状況を見ながら価格を競り上げる「イングリッシュオークション」(この場合、例えば、参加者の入札により、現時点の最高値の入札価格のデータが時々刻々と入力され得る)を主として例にとって説明を行うが、主催者が提示価格を少しずつ下げていき最初に名乗り出た人が競り落とす「ダッチオークション」(この場合、例えば、サーバ側の仕組みによって、より低い提示価格のデータが時系列的に発生する)など他の形態のオークションも同様に実現可能である。また、オークションの他にも、一定の期間内に一定数の特定の商品を申し込みの早い者順に販売する「タイムセール」(この場合、例えば、利用者からの申し込みにより、当該商品の残数のデータが時々刻々と変化し得る)など、種々の商品販売形態が実現可能である。
【0041】
図2に、本発明を適用したオークション・システムの基本的な構成例を示す。
【0042】
オークション参加者は、少なくとも競合いができる程度の人数がいるものとする。それらオークション参加者は、WWWブラウザ31を用い、インターネットを介しオークションサーバ32に接続し、オークションサーバ32からページを取得し表示させて、例えば競合い状況を見たり入札をしたりする。
【0043】
このオークションサーバ32は、図2に示されるように、WWWサーバ321、商品ページ記憶部322、オークションエンジン(処理部)323、顧客データベース(DB)324、商品データベース(DB)325を含んでいる。また、商品管理ツール33がオークションサーバ32に接続されている。
【0044】
図2において、図1のデータ入力部11に相当するのは、商品管理ツール33(事業者による設定時にデータ発生)、およびオークションエンジン323内のオークション機能(図示せず)である。図1のデータ入力部11に相当し得るオークション機能は、オークションアルゴリズムによって異なり得るが、例えば、イングリッシュオークションなどの場合には、入札受付処理機能(オークション参加者からの入札時にデータ発生)と、終了処理機能(当該オークションの終了時にデータ発生)がこれに相当する。
【0045】
データ記憶部12に相当するのは、商品DB325である。なお、顧客DB324のデータは、オークションのために必要なデータであるが、ページ生成とは直接関係ないものとする。
【0046】
ページ生成部13に相当するものはオークションサーバ32内にあるが図2では記述を省略してある。
【0047】
ページ要求受付部14およびページ出力部15は、WWWサーバ321の機能によって提供されるものとする。
【0048】
ページ記憶部16に相当するのは、商品ページDB323である。
【0049】
なお、オークションエンジン323は、オークションに関するデータ処理や、前述のページ発生モード(A,B,C)の設定・制御などを行うための部分である。
【0050】
なお、図2のシステムでは、商品管理ツール33をオークションサーバ32とは独立に構成した場合を示している。例えば、商品管理ツール33の部分を優れたユーザインタフェースを持つツールが多いPC(パーソナルコンピュータ)上に、オークションサーバ32の部分を柔軟なサーバ設定をしやすいUNIXマシン上にと、分割して実装するようにしてもよい。もちろん、商品管理ツール33をオークションサーバ32上に実装してもよい。また、例えば、オークション事業者がインターネット・サービス・プロバイダのサーバを利用する場合には、商品管理ツール33とオークションサーバ32をPPP等で接続する形態もある。後に示す図4の構成例の場合も同様である。
【0051】
さて、図2のシステムにおいて、オークションを主催し商品を販売する事業者は、商品管理ツール33を用いてオークションにかける商品の設定を行い、オークション終了後に落札結果を得る。
【0052】
最初に、事業者が商品に関する情報を設定すると、商品情報(商品説明、オークション開始価格、終了時刻など)は、出品番号を主キーとして、商品DB325に格納される。商品DB325にデータが格納されると、ページ生成部(図示せず)が商品一覧ページや商品個別ページなどのページを生成し、商品ページ記憶部322に格納する。
【0053】
オークション参加者は、WWWブラウザ31を通してWWWサーバ321にページ要求を出すことにより、商品一覧ページや商品個別ページなどのページを見ることができる。購入したい商品があれば、WWWサーバ321に対して入札を行う。
【0054】
入札のデータは、WWWサーバ321によりオークションエンジン323に渡され、オークションアルゴリズムに応じた処理を行う。その結果として、最新価格を更新したときや、オークション終了時刻になって落札者を決めたときなどに、商品ページ記憶部322中の商品一覧ページや商品個別ページを更新する。
【0055】
ここで、本オークション・システムが扱う商品ページの例について説明する。
【0056】
図3に、商品ページの例を示す。
【0057】
図3において、「矢印の線」は、ハイパーテキストのリンクを示す。例えば、ユーザがWWWブラウザ上に表示されたトップページ41にあるリンク4111をマウスでクリックすると、矢印の先のページ421にジャンプすることができる。
【0058】
図3の例では、参加者が商品を探しやすいように、商品を複数のカテゴリに分類し、商品ページも階層構造にする。
【0059】
図3のページ41は、このショッピングサイトのトップページである。この例では、オークション販売と同時に、価格を安く固定して時間を区切って一定数量の物品を販売するタイムセールという販売形式も併せて行う。そのため、トップページ41の左側にオークション販売の商品カテゴリの一覧(リンク群)411を、右側にタイムセール販売のカテゴリの一覧(リンク群)412を表示している。
【0060】
トップページ41の各カテゴリのリンク(4111,4121参照)をたどると、カテゴリごとの商品一覧ページ(例えば、421や422)が表示される。商品一覧ページには、カテゴリ内の各々の商品へのリンク、競合いの状況を示す現在価格や、残り個数が表示される(4211,4221参照)。
【0061】
なお、図3の例では、各カテゴリの商品一覧ページ(例えば、421や422)にも、トップページ41と同じように、各カテゴリの商品一覧ページへのリンク群(4212,4222参照)が設けられている(トップページ41に戻らずに、他のカテゴリの商品一覧ページへジャンプすることができる)。
【0062】
さらに、商品一覧ページ(例えば、421や422)からリンクをたどると、商品個別ページ(例えば、431や432)が表示される。これらのページには、商品の画像や説明、入札や購入申し込みのボタン(=入札価格や購入個数などをサーバに伝えるためのフォーム)、最新の入札状況や販売状況が表示される(4311,4321等参照)。
【0063】
なお、図3の例では、トップページ41に設けた特別に紹介したい商品へのリンク(413参照)によって、トップページ41から直接、該当する商品一覧ページ(例えば、421や422)にジャンプすることができるものとなっている。
【0064】
さらに、商品個別ページ(例えば、431や432)からリンク(4312,4322参照)をたどると、商品の最も詳しい説明である商品詳細ページ(カタログページ)(例えば、441や442)が表示される。
【0065】
ここで、例えば、図3のページ構成例のように、あるページ431へ他のページ421からリンクが張られている場合に、該あるページ431で表示されるデータの一部(現在価格)を該他のページ421にも表示する場合がある。このような場合には、該あるページ431内のデータの値が更新された場合には、該他のページ421の該当データ(現在価格)も更新することになる。
【0066】
また、新たにオークションが開始される場合のように、ページ自体が初めて生成されるような場合もある。この場合において、例えば41,421等の既存の他のページに当該初めて発生させたページへのリンクを付加する場合には、当該リンクを付加する41,421等の既存の他のページも内容が変わるので、それら生成することになる。
【0067】
なお、あるオークション421が終了した場合のように、落札結果(例えば、落札価格、あるいは落札結果および落札者、など)を一定期間表示して、その後にページ自体を削除するような場合もある。落札結果を表示する場合には、例えば、当該ページにおいて、「現在価格」を「落札価格」と表現を変えたり、入札ボタン(4313)を削除したりする。また、例えば、41等のリンク元のページに、この商品のオークションが終了した旨を一定期間表示する場合には、当該リンク元ページも内容が変わるので、それも生成し直すことになる。そして、当該ページ自体を削除したために、リンク元ページから当該削除するページ421へのリンクを除去する場合には、当該リンクを除去するリンク元ページも内容が変わるので、それも生成し直すことになる。
【0068】
なお、あるページを生成する場合には、そのページへのリンクを持つページをすべて生成する方法も考えられる。
【0069】
また、あるページの内容を更新することになるデータであって、かつ、そのページにとって即応性を有するデータが入力された場合には、そのデータ入力時点でページを生成するが、あるページの内容を更新することになるデータであって、かつ、即応性を有しないデータが入力された場合には、その時点ではページを生成しないようにする方法も考えられる。
【0070】
さて、以下では、本発明を適用したオークション・システムの構成例についてより詳しく説明する。
【0071】
図4に、本発明を適用したオークション・システムのより詳しい構成例(図2をより詳しくした実現例)を示す。
【0072】
ここでは、イングリッシュオークションを主として例にとって説明するので、データ入力には、事業者がオークションにかける商品の設定をする場合と、オークション実施中に参加者が入札する場合と、あるオークションが終了した場合とがあることになる。
【0073】
図4において、図1のデータ入力部11に相当するのは、商品管理ツール51(事業者による設定時にデータ発生)、入札受付CGI(Common Gateway Interface)554(オークション参加者からの入札時にデータ発生)、終了コマンド555(当該オークションの終了時にデータ発生)である。
【0074】
データ記憶部12に相当するのは、データ記憶部53の商品DB532である。なお、データ記憶部53の顧客DB531のデータは、オークションのために必要なデータであるが、ページ生成とは直接関係ないものとする。
【0075】
ページ生成部13に相当するのは、ページ生成部52である。
【0076】
ページ要求受付部14およびページ出力部15は、WWWサーバ56の機能によって提供されるものとする。
【0077】
ページ記憶部16に相当するのは、商品ページDB54である。
【0078】
なお、オークションエンジン323は、オークションに関するデータ処理や、前述のページ発生モード(A,B,C)の設定・制御などを行うための部分である。
【0079】
さて、図4の構成例において、オークションを実施する事業者は、商品管理ツール51を用いてオークションにかける商品を設定したり落札結果を得たりする。
【0080】
ページ生成部52は、テンプレートやスタイルシートをもとに表示すべきページの中間ファイルを生成するページ生成プログラム1(521)と、中間ファイルに最新データを埋め込む処理などを行うページ生成プログラム2(522)とに分けて実現している。
【0081】
すなわち、新たにページを生成するときなどのように中間ファイルを生成する必要があるときもしくは中間ファイルを生成し直す必要があるときに、ページ生成プログラム1(521)とページ生成プログラム2(522)の両方が実行され、ページに含まれるデータの内容が更新されるだけのときなどのように中間ファイルに変更がないときに、ページ生成プログラム2(522)のみが実行され実行される。
【0082】
これら2つのページ生成プログラムは、主キーである出品番号(出品No)から変更すべきページを選ぶ際に用いる、出品番号−商品ページ対応表523を共有している(この場合、データの受け渡しは、出品番号を付加して行うものとする)。対応表523の内容は、主に商品管理ツール51を通して設定される。
【0083】
図4の例では、対応表523に、生成すべき一覧ファイル名や個別ファイル名などが登録されている。
【0084】
なお、この対応表523は、図4では表形式で実現したが、「出品番号に拡張子“.htm”をつけて個別ファイル名とする」などのルール形式で保持してもよい。
【0085】
商品管理ツール51から入力されたデータは、データ記憶部53に記憶される。データ記憶部53は、顧客ごとの本システム用の登録名やパスワード、連絡先などを格納する顧客DB531と、商品情報や入札状況を格納する商品DB532とを含んでいる。
【0086】
商品DB532の内容として、533にその一例を示す。もちろん、533の例の他に、売買形態(例えば、イングリッシュオークションか、ダッチオークションか、タイムセールかなど)、オークション開示時刻、開始価格、終了価格など、種々の項目を設けて構わない。
【0087】
商品ページDB54は、表示すべきページを格納するデータベースである。本実施形態では、1ページを1ファイルに格納し、ディレクトリ構造を持ったファイルシステム中に格納するものとしている。他の実現方法としては、1ページを大容量オブジェクトとしてオブジェクト指向データベースに格納するなどの方法がある。
【0088】
図4の例においては、前述したように、同一ページに対して、htmlとxmlの両方でデータを持つようにしている。
【0089】
また、図4の例においては、例えば、ページ541(L1.htm、L1.xml)は、図3の例のトップページ41に相当し、542はページ541のインライン画像データ、543はxmlデータのためのスタイルシートである。また、例えば、ページ547(L2.htm、L2.xml)は、図3の商品一覧ページ421、ページ548(L3.htm、L3.xml)は、図3の商品個別ページ431に相当する。
【0090】
オークションエンジン55は、入札を受け付けるCGIプログラム554、ページ要求に対して動的な処理をするページ表示CGIプログラム551、オークションの終了処理をするコマンド555、入力頻度・ページ要求を測定するコマンド553などから構成される。タイマー556は、終了コマンド555がオークションの終了を判断するために用いられる。
【0091】
また、図4の例では、オークションエンジン55内の設定ファイル552にページを生成するモード(例えば、前述のモードA,B,Cのいずれか)を設定し、設定されたモードによって、例えば、データ入力時にページを生成するか、ページ要求受信時にページを生成するか、測定コマンド553を定期的に起動し測定結果に従ってデータ入力時またはページ要求受信時にページを生成するか、などといった設定もしくは制御をすることができる。
【0092】
なお、他のオークション形態や販売形態を実施する場合には、オークションエンジン323の中のコマンドを適宜修正すればよい。
【0093】
WWWサーバ56は、XML対応ブラウザ571やXML非対応ブラウザ572に対して、ページ要求受付部とページ出力部を兼ねた役割を果たす。
【0094】
オークション参加者が入札状況を見るときは、XML対応ブラウザ571やXML非対応ブラウザ572からページ要求をインターネット58を介してWWWサーバ56に送る。オークション参加者からページ要求があると、WWWサーバ56中のページ要求受付部が商品ページDB54より該当ページ(例えば、トップページ、商品一覧ページ、あるいは商品個別ページなど)を読み出し、WWWサーバ56中のページ出力部が要求元に向けて、XMLもしくはHTMLページを送信する。
【0095】
また、WWWサーバ56が入札を受けると、その入札データは、入札受付CGIコマンド554に渡され、データとして商品DB532に格納されると共に、入札データで指定されている出品番号に基づいて、例えば該当する商品に関するデータを含む商品一覧ページおよび商品個別ページを生成し直し、結果を商品ページDB54に格納する。
【0096】
さて、図4の構成例では、図1におけるデータ入力部に相当する機能が3つある。
【0097】
すなわち、(i)事業主が最初に商品を設定したり、オークション実施中に設定を変更する場合には、商品管理ツール51がデータ入力部となる。(ii)参加者がブラウザから入札する場合には、入札受付CGI554がデータ入力部となる。さらに、(iii )タイマー556により所定の時刻に起動される終了コマンドもデータ入力部として機能する。
【0098】
以下では、上記の3つの場合のデータの流れについて図5、図6、図7を参照しながら順番に説明する。
【0099】
まず、(i)の商品管理ツール51がデータ入力部11に相当する場合について説明する。
【0100】
図5に、商品管理ツール51がデータ入力部11に相当する場合のデータの流れを示す。
【0101】
事業主は、オークションを開始する前に、販売する商品に関する説明やオークションの終了時刻などの設定を、商品管理ツール51を用いて行う。
【0102】
設定されたデータは、出品番号を主キーとしてデータ記憶部53に格納されるとともに、ページ生成部52に渡される。
【0103】
ページ生成プログラム1およびページ生成プログラム2により生成されたページが商品ページDB54に格納される。
【0104】
最初にオークションを設定するときや、商品を追加するときには、出品番号をキーとして、どのデータが入力されたときにどのページを生成するかを決める対応表523が生成される。以降は、この対応表523を参照しながら、ページ生成プログラム1,2が必要最小限のページを生成する。
【0105】
なお、この場合に、入力時点で直ちにページを生成し格納するのではなく、例えば、指定された時刻になってから生成し格納するようにしてもよい。
【0106】
なお、本実施形態では、ページ生成プログラム1はグラフィカルインタフェースが優れているパソコン上に実装し、ページ生成プログラム2は文字列操作プログラムを記述しやすいワークステーション上に実行したが、必ずしも分割して実装する必要はない。
【0107】
次に、(ii)の入札受付CGI554がデータ入力部11に相当する場合について説明する。
【0108】
図6に、入札受付CGI554がデータ入力部11に相当する場合のデータの流れを示す。
【0109】
参加者がブラウザ571,572からインターネット58を経由して接続したWWWサーバ56を介して入札すると、入札された情報が入札受付CGI554に渡される。
【0110】
入札された情報を渡された入札受付CGI554は、商品DB532に格納されている情報を参照しながら、入札を受け付けるかどうか(例えば、その入札が適式な入札であるか否か、かつ、その入札価格がそのオークションにおけるそれまでの入札価格の最高値を越えるものであるかどうか)を判定する。
【0111】
入札を受け付ける場合には、その情報を商品DB532に格納するとともに、ページ生成プログラム2(522)に、ページ変更の指示を与える。ページ生成プログラム2は、対応表523を参照しながら、入札により変化する情報(現在の落札可能価格や入札事実など)を含むページだけを生成し直す。
【0112】
なお、例えば、入札が適式であるが、入札価格が最高値でないために入札を受け付けない場合であっても、調査のためなどで入札の統計データ等を収集する場合には、その情報を商品DB532もしくは統計用DB等に格納する。また、例えば、入札総数等の参考データをもページに表示させる場合には、現在の落札可能価格が更新されなくても、参考データが更新されたならば、該当するページを生成し直す。
【0113】
次に、(iii )の終了コマンド555がデータ入力部11となる場合について説明する。
【0114】
図7に、終了コマンド555がデータ入力部11となる場合のデータの流れを示す。
【0115】
タイマー556により所定の時刻に終了コマンド555が起動されると、商品DB523に格納されている終了時刻や入札履歴などをもとにオークションの終了処理を始める。終了コマンド555は、終了を予告するメッセージやオークションが終了したメッセージをページ生成プログラム2(522)に渡して、新しいページを生成するように依頼する。ページ生成プログラム2は、対応表523を参照しながら、入札により変化する情報(現在の落札価格や入札事実など)を含むページだけを生成し直す。
【0116】
なお、「タイムセール」は「イングリッシュオークション」と同様であり、売買の申し込みがあった場合は、上記の(ii)に該当する。この場合、商品の残数が更新される。
【0117】
また、「ダッチオークション」の場合は、例えば、入力受付CGI554の後にダッチオークション制御コマンドを設け、入札があるまでの間、ダッチオークション制御コマンドは、タイマーを参照して所定のタイミングになったら提示価格を下げ、これを商品DBに格納させるとともに、ページ生成部に渡して該当ページの該当データを更新したものを生成させ、商品ページDBに格納させる。入札があった場合は、ダッチオークション制御コマンドは、上記の(iii )と同様に、オークションの終了処理を行う。
【0118】
以上で説明したように、本実施形態によれば、データの変更頻度よりも表示頻度が著しく高い場合でも、サーバの負荷が小さいデータ配信サーバを実現することができる。
【0119】
図4の例におけるCGIを用いた実験によると、ページ要求後にページを生成して出力するまでの時間は、ページ要求時に予め生成されたページを読み出して出力するまでの時間の3倍以上かかっている。よって、本発明を用いれば、入札頻度がページ読み出し頻度に比べて無視できる場合で、負荷を1/3以下にすることができる。
【0120】
以上、本発明をインターネット・オークション・システムに適用した場合を例にとって説明してきたが、本発明はその他の種々のインターネット上のシステムあるいはデータ配信サーバにも適用可能である。
【0121】
より具体的には、例えば、インターネットにおけるニュース配信システムや、スポーツ情報配信システムにも、適用可能である。
【0122】
その際、モードAとモードBを使い分けると、効率の良い配信サーバを実現することができる。
【0123】
すなわち、この場合、データ記憶部には、ニュース記事やスポーツのスコアなどを格納する。
【0124】
そして、日常的なニュースしかないときや、スポーツの試合をしていない時間帯には、新しい記事を入力した時点でページを生成してページ記憶部に格納しておく。
【0125】
一方、事件が起こり時々刻々新しい記事が発生するときや、スポーツの試合中には、ページ要求受信時点で最新情報を取り込んだページを生成して出力する。
【0126】
もちろん、本発明は、インターネット・オークション・システムや、インターネットを利用したニュース配信システムあるいはスポーツ情報配信システムに限らず、他の種々のデータ配信システムに適用可能である。
【0127】
また、以上では、インターネットでの利用を中心に説明してきたが、本発明は、他の広域ネットワークにおけるデータ配信システムにも適用可能である。もちろん、LANにおけるデータ配信システムにも適用可能である。
【0128】
なお、以上の各機能は、ソフトウェアとしても実現可能である。
【0129】
また、本実施形態は、コンピュータに所定の手段を実行させるための(あるいはコンピュータを所定の手段として機能させるための、あるいはコンピュータに所定の機能を実現させるための)プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体としても実施することもできる。
【0130】
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において種々変形して実施することができる。
【0131】
【発明の効果】
本発明によれば、データ入力時にページを生成して格納しておくモードと、ページ要求受信時にページを生成するモードとを適宜使い分けることができるので、効率良くページ生成を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るデータ配信サーバの構成例を示す図
【図2】本発明の一実施形態に係るインターネットオークションシステムの構成例を示す図
【図3】商品ページの構成例を示す図
【図4】本発明の一実施形態に係るインターネットオークションシステムのより詳しい構成例を示す図
【図5】図4のインターネットオークションシステム中のデータの流れを説明するための図
【図6】図4のインターネットオークションシステム中のデータの流れを説明するための図
【図7】図4のインターネットオークションシステム中のデータの流れを説明するための図
【図8】従来のデータ配信サーバの構成例を示す図
【符号の説明】
11…データ入力部
12,53…データ記憶部
13,52…ページ生成部
14…ページ要求受付部
15…ページ出力部
16…ページ記憶部
31…WWWブラウザ
32…オークションサーバ
321,56…WWWサーバ
322…商品ページ記憶部
55,323…オークションエンジン
324,531…顧客データベース
325,532…商品データベース
51,33…商品管理ツール
521,522…ページ生成プログラム
523…対応表
54…商品ページデータベース
551…ページ表示CGI
552…設定ファイル
553…測定コマンド
554…入札受付CGI
555…終了コマンド
556…タイマー
571…XML対応ブラウザ
572…XML非対応ブラウザ
58…インターネット

Claims (9)

  1. 少なくとも1つのページの発生を引き起こすデータが入力された時点で、該入力されたデータを用いてページを生成する第1のモードと、該データが入力された時点では該ページを生成せず、その後にページ要求を受信した時点で、該データを用いてページを生成する第2のモードとを実行可能なページ生成手段と、
    生成された前記ページを記憶するページ記憶手段と
    記ページ要求を受信する頻度と前記データが入力される頻度との関係に応じて、前記第1のモードまたは前記第2のモードを設定する設定手段と、
    ページ要求を受信したときに、前記第2のモードが設定されている場合には該当するページが前記ページ生成手段により生成された後に、前記第1のモードが設定されている場合には該当するページを生成することなしに、前記ページ記憶手段から該当するページを読み出してその要求元に配信する配信手段とを備えたことを特徴とするデータ配信サーバ。
  2. 前記設定手段は、
    前記ページ要求を受信する頻度に係る特性および前記データが入力される頻度に係る特性として、前記ページ要求を受信する平均時間間隔および前記データが入力される平均時間間隔を測定する測定手段と、
    前記測定手段による測定の結果、前記ページ要求の受信平均時間間隔が前記データの入力平均時間間隔よりも短いことが示される場合に、前記第1のモードを設定し、それ以外の場合に、前記第2のモードを設定する手段とを含むことを特徴とする請求項1に記載のデータ配信サーバ。
  3. 前記入力されたデータから生成すべきページを特定するための生成ページ特定手段を更に備え、
    前記ページ生成部手段は、データ入力時点に、前記生成ページ特定手段によって特定されたページのみを生成することを特徴とする請求項1または2に記載のデータ配信サーバ。
  4. 前記生成ページ特定手段は、データに付されるキー情報と、該キー情報を持つデータが入力されたときに生成すべき1または複数のページの識別情報との対応関係情報、またはデータに付されるキー情報に適用することによって生成すべき1または複数のページの識別情報を得るための規則情報を含むことを特徴とする請求項3に記載のデータ配信サーバ。
  5. 前記データ配信サーバは、複数の者が限定された数量の商品を予め規定された方法で競って購入する形態の売買をネットワークを利用して実施するためのページを提供するサーバであることを特徴とする請求項1ないし4に記載のデータ配信サーバ。
  6. 新たな商品の売買を開始するためのデータが入力された場合、該新たな商品の売買のためのページが生成されることを特徴とする請求項5に記載のデータ配信サーバ。
  7. 利用者側から前記ネットワークを介して或る商品に対する購入の申し込みを受信し、これによって該或る商品の売買のためのページの表示内容を更新すべきものとなった場合、該或る商品の売買のためのページが生成し直されることを特徴とする請求項5または6に記載のデータ配信サーバ。
  8. 少なくとも1つのページの発生を引き起こすデータが入力された時点で、該入力されたデータを用いてページを生成する第1のモードと、該データが入力された時点では該ページを生成せず、その後にページ要求を受信した時点で、該データを用いてページを生成する第2のモードとを実行可能なページ生成手段と、生成された前記ページを記憶するページ記憶手段とを備えたデータ配信サーバにおけるデータ配信方法であって
    記ページ要求を受信する頻度と前記データが入力される頻度との関係に応じて前記第1のモードまたは前記第2のモードを設定するステップと、
    データが入力されたときに、前記第1のモードが設定されている場合には、該入力されたデータを用いてページを生成し、生成された該ページを前記ページ記憶手段に記憶するステップと、
    ページ要求を受けたときに、前記第2のモードが設定されている場合には該当するページが前記ページ生成手段により生成された後に、前記第1のモードが設定されている場合には該当するページを生成することなしに、前記ページ記憶手段から該当するページを読み出してその要求元に配信するステップとを備えたことを特徴とするデータ配信方法。
  9. 少なくとも1つのページの発生を引き起こすデータが入力された時点で、該入力されたデータを用いてページを生成する第1のモードと、該データが入力された時点では該ページを生成せず、その後にページ要求を受信した時点で、該データを用いてページを生成する第2のモードとを実行可能なページ生成手段と、生成された前記ページを記憶するページ記憶手段とを備えたデータ配信サーバとしてコンピュータを機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体であって
    記ページ要求を受信する頻度と前記データが入力される頻度との関係に応じて前記第1のモードまたは前記第2のモードを設定するステップと、
    データが入力されたときに、前記第1のモードが設定されている場合には、該入力されたデータを用いてページを生成し、生成された該ページを前記ページ記憶手段に記憶するステップと、
    ページ要求を受けたときに、前記第2のモードが設定されている場合には該当するページが前記ページ生成手段により生成された後に、前記第1のモードが設定されている場合には該当するページを生成することなしに、前記ページ記憶手段から該当するページを読み出してその要求元に配信するステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
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