JP3706016B2 - Flat small brushless vibration motor - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、移動体通信装置の無音報知手段に用いて好適な扁平な小形ブラシレス振動モータに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、扁平な小形ブラシレス振動モータとして本出願人は、先に実開平4−137463号(実用新案登録第2549357号)、特開平10−248203号などを提案している。
また、同様なものとして特開平11−98761号に示すようにロータケースの側面を折り返して偏心させたものが提案されている。
しかしながら、このような構成では、通常のロータケースの材質が比重7.9位のスチールであるため、偏心量が少なく実用性がない。
このため、小型ブラシレス振動モータとして磁気回路を構成するロータケースの内側に浅い円筒型マグネットを配し、外側に半円筒型のタングステン合金からなる、偏心ウエイトを配した、たとえば特開2000−166173号の図1に示すようなものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような構造では、偏心ウエイト部分がロータケースの旋回外径より突き出ざるを得ないため、この危険性を回避し、取り扱いが容易なようにカバーを取り付けたものとなっている。したがって、径方向にサイズが大となってしまう嫌いがある。すなわち、振動量を大にするため偏心ウエイトを大にするほど、径方向のサイズが犠牲になる問題が出る。
この対策としてロータケースの旋回外径から偏心ウエイトが出っ張らないようにする必要がある。
【0004】
そこで、この発明は、ロータケースのほぼ厚み部分を利用してマグネットに固着させることによりサイズが犠牲にならず、振動量も犠牲にしないようにした扁平な小形ブラシレス振動モータを提供するのを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するには、請求項1に示すようにロータケース(57)は軸(2)が支持された中央部(57a)を有すると共に、該中央部から複数個の橋絡部(57b)を残して複数個の透孔(57c)が形成され、前記橋絡部(57b)に内側の天井部から扁平な軸方向空隙型マグネット(68)が固着され、タングステン合金製の偏心ウエイト(W3)の少なくとも一部が前記ロータケースに設けた偏心ウエイト取付ガイドを介して前記透孔の一部に固着されると共に、前記中央部を介して少なくとも反対側にも透孔(57c)が設けられ、前記偏心ウエイトの内側に前記軸方向空隙型マグネットが臨むように位置されている偏心ロータと、この偏心ロータを回転自在に支持する軸支部(11a)が一体化され、この軸支部の周囲に一体に備えられた樹脂製のステータベース(11)と、該ステータベースの上面には等分に位置される複数の空心電機子コイル(33a、33b‥)の内少なくとも1個の電機子コイル分が削除されるように配された空心電機子コイルと、前記ステータベースの側方に配設された少なくとも正負2個の端子と、前記偏心ロータの軸方向空隙型マグネットの磁力を受けるものでマグネットの磁力による吸着力をコントロールするために所定の形状に形成された磁性体からなり複数片を有する骨幹(11h)と、前記樹脂製ステータベースの上面で前記削除される空心電機子コイルの位置に組み込まれた駆動回路部材と、前記偏心ロータを覆うように前記ステータの側部に取り付けられたカバーとが備えられたもので達成できる。
また、請求項2に示すようにロータケース(57)は軸(2)が支持される中央部(57a)を有すると共に、少なくとも天井部に複数個の橋絡部(57b)を残して該橋絡部が外周部分で閉じられることによって複数個の透孔(57c)が形成され、この透孔の一部に該透孔と同形状の部分を有するタングステン合金製の偏心ウエイト(W3)が配置され、前記中央部を介して反対側は透孔のままとして前記橋絡部と偏心ウエイトに臨む天井部面に軸方向空隙形マグネット(68)が接着された偏心ロータと、この偏心ロータを回転自在に支持する軸支部が一体化され、この軸支部の周囲に一体に備えられた樹脂製のステータベース(11)と、該ステータベースの上面には等分に位置されたもので複数個の空心電機子コイルの内少なくとも1個の電機子コイル分が削除されるように配された空心電機子コイルと、側方に配設された少なくとも正負2個の端子と、前記偏心ロータの軸方向空隙型マグネットの磁力を受ける磁性体からなるものでマグネットの磁力による吸着力をコントロールするために所定の形状に形成された骨幹(11h)と、前記樹脂製ステータベースの上面で前記削除された空心電機子コイルの位置に組み込まれた駆動回路部材と、前記偏心ロータを覆うように前記ステータの側部に取り付けられたカバーとが備えられたものでも達成できる。
【0006】
請求項1に示す発明では、小型ながら軽量化と遠心力を両立させることができ、軸方向空隙型のコアレススロットレス型でも骨幹によって磁気吸着量をコントロールできるのでロスの少ないモータにでき、カバー材質を選定することにより、その断熱性からリフロー半田ができるようになり、このカバーによって偏心ロータが保護されるので、取り扱いに利便性がある。
請求項2に示す発明の偏心ロータは、偏心ウエイトの取り付け空間の配慮が不要となって薄型で小型な軸方向空隙型振動モータに構成でき、軸方向空隙型のコアレススロットレス型でも骨幹によって磁気吸着量をコントロールできるのでロスの少ないモータにでき、カバー材質を選定することにより、その断熱性からリフロー半田ができるようになり、このカバーによって偏心ロータが保護されるので、取り扱いに利便性がある。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明の第1の実施の形態を示すもので、径方向空隙形コアード方式の小形ブラシレス振動モータの内部の平面図である。
図2は図1のモータの縦断面図である。
図3は図1のモータの変形例の内部の平面図である。
図4はこの発明の第2の実施の形態を示すもので、軸方向空隙形コアード方式の小形ブラシレス振動モータの縦断面図である。
図5は図4のモータの内部の平面図である。
図6はこの発明の第3の実施の形態を示すもので、軸方向空隙形コアレス方式の小型ブラシレス振動モータの縦断面図である。
図7は図6のモータの内部の平面図である。
【0008】
以下、この発明の構成を図示する各実施の形態に基づいて説明する。
図1、図2に示すものは3相の径方向空隙形コアード方式の扁平な小形ブラシレス振動モータで、すなわち、ハウジングHの一部を構成する骨幹1hにアウトサート成形した耐熱性樹脂からなるこれまたハウジングの一部を構成する平面からみて角形のステータベース1の中央に軸支部1aを前記骨幹1hからバーリングして立ち上げ、この軸支部1aに軸2を圧入することによって固定する。この軸支部1aに電機子コイル3a、3b‥‥、3fをコアカバー(図示せず)を介して突極4a、4b‥‥、4fに巻回したステータコア4を取り付けることにより3相の6極からなるステータSとして構成している。前記骨幹1hの一部は、図で詳記しないが共通端子1kを除きそれぞれ独立して端子部1tを形成しており、前記電機子コイル3a、3b‥‥、3fの巻回した膨らみ部分を逃げるようにした凹所1nが設けられる。
なお、前記電機子コイルは通常は対向する電機子コイル同士をシリーズに結線したものとなり、その端末は、前記各端子部1tと一体の露出部1uに結線される。
一方ロータRは、中心に軸受5aを設けた浅い円筒型ロータケース5とこの内側に固着された浅い円筒形マグネット6からなり、さらに、このロータケース5の側面に第1の切り欠き部5bとその両端に偏心ウエイト取り付けガイド部5bbを設けるとともに、この第1の切り欠き部5bの前記軸受5aを介した反対側側面に軽量化手段として第2の切り欠き部5cが設けられている。さらに軽量化を図るために前記第1の切り欠き部5bの反対側の天井には略半月型の第3の切り欠き部5dを形成している。
そして、前記第1の切り欠き部5bに本願の特徴である半円筒型の偏心ウエイトWをはめ込んで天井部で固着すると共に、前記浅い円筒形マグネット6の外周に直接接着などで取り付けてなるものである。
このようにした偏心ロータRは中心に配した前記軸受5aを介して前記軸2に回転自在に装着されるようになっている。この偏心ロータRは、前記浅い円筒形マグネット6の中心とステータコア4の中心が軸方向にずらしてあることにより、ステータ側に引き寄せられ、2枚の薄いスラストワッシャswで回転自在に受け止められる。
ここで前記偏心ウエイトWは、銅タングステン合金で密度(比重)17程度のものが採用される。
また、ここでは円筒形マグネット6は良好な起動が得られるように周方向にNS交互に磁化した8個の磁極を有している。
なお、偏心ロータRが剥き出しになっているので、機器に搭載するのに不便であれば、想像線で示すようにハウジングの一部を構成する薄い断熱効果のある非磁性ステンレス製のカバーCでこの偏心ロータRを覆うようにしてもよい。
このカバーCは、各端子部1t‥‥から絶縁して前記角形のステータベース1に裾部分Caを折り曲げて取り付ければよい。
このようにすれば、多少マグネットの漏洩磁束があってもロータの回転に支障をきたすおそれがなく、リフロー半田においてもマグネットへの断熱ができる。また、前記各端子部は角形のコーナーに配され、角形の外径より外方に突きでないように配慮されている。
このようにした構成の駆動方式としては3相ユニポーラあるいはバイポーラによるセンサレス方式が用いられる。その駆動原理は公知のため説明を省略する。
【0009】
以下、上記の実施の形態の変形例や他の実施の形態を説明するが、同一の部材または同一機能を有する略同一部材については同一符号を付してその説明を省略する場合がある。
図3に示すものは、上記の第1の変形例で、偏心ロータR1として樹脂製の浅い円筒形マグネット66の一部に起動に問題がない程度の開角(ここでは90度)の食い込み部を有する切り欠き66aを設け、この切り欠き66aに鉄粉入りで密度(比重)13程度のタングステン合金からなるポリアミド樹脂製の偏心ウエイトW1を前記樹脂製の浅い円筒型マグネット66と一体成形することによって取り付けたものである。ここでも前記偏心ウエイトW1の反対側にはロータケース55の側面が食い込み部55eを有するように切り欠かれてここに前記樹脂製の浅い円筒型マグネット66の一部が食い込むようになっている。すなわちロータケース55も含めて一体成形されるものである。
図中、55fは偏心ウエイトW1とロータケース55と連結するためにロータケース55の天井部に設けた透孔で偏心ウエイトの取り付けガイド部として機能する。これによって偏心ウエイトW1はロータケース55に保持されることになる。
【0010】
図4、図5に示すものは、この発明の第2の実施の形態である軸方向空隙型コアード方式の扁平な小形ブラシレス振動モータに採用したものであって、すなわち、偏心ロータR2は、中央に軸2を固着したロータケース55の天井部のコーナーに平面からみて取り付け用円弧孔55gが設けられ、この取り付け用円弧孔55gに偏心ウエイトW2をはめ込んでリング状軸方向空隙形マグネット67に直接接着している。この軸方向空隙形マグネット67は、ちょうど後述の突極のブレード部分に空隙を介して臨ませるようになっており、前記偏心ウエイトW2の反対側の前記ロータケース55には軽量化手段として平面からみた場合、円弧形の第1の切り欠き部55cと略半月形の第2切り欠き部55dを設けてなるものである。
一方、このような偏心ロータR2を駆動するステータS2は、薄い錫引き鋼板(ブリキ)からなるリードフレームから切り出した骨幹11hにアウトサート成形した耐熱性で摺動性のよいチタン酸バリウムウイスカ入りポリフェニレンサルファイド樹脂からなる角形のステータベース11の中央に軸受を兼ねた軸支部11aを前記骨幹11hから補強用舌片11rを内部に含ませて立ち上げ、この軸支部11aの周囲に3相6個の電機子コイル3a、3b‥‥、3fを巻回した同数の突極44a、44b‥‥、44fを有するコア44を配置したものである。このコア44は各突極のブレードa、b‥‥、fを少し径方向に幅を持たせている。前記骨幹11hの一部は、共通端子1kを除きそれぞれ独立して端子部1tを形成している。ここで、前記偏心ロータR2を構成するリング状軸方向空隙型マグネット67は、電機子コイル3a、3b‥‥、3fの巻回厚みを利用してブレード部分に臨ませて配置されることになり、その配置空間が無視できることになるので、モータの姿勢が高くなるおそれがない。したがって、前記ブレードa、b‥‥、fに径方向空隙を介して臨ませた前記偏心ウエイトW2は、上記図1の場合の径方向空隙形マグネットの位置にくることになるので、回転時に大きな遠心力が得られる。
図中、Bは偏心ロータR2の軸方向吸着力による回転時のブレーキロスを軽減するために軸の基端を受けるようにしたボールであり、11sは前記骨幹11aの一部を残した補強用橋絡片である。
【0011】
図6、図7は、この発明の第3の実施の形態として軸方向空隙形コアレス方式の小形ブラシレス振動モータにしたもので、偏心ロータR3は、中央部57aに軸22を固着するとともにこの中央部57aから橋絡部57bを残して複数個の透孔57cを設け、内側に扁平な軸方向空隙形マグネット68を固着したロータケース57と、さらに前記透孔57cの一部に比重17の銅タングステン合金からなる扁平な偏心ウエイトW3を接着してなるものである。この場合、扁平な偏心ウエイトW3は比較的サイズが大となるので、平板形ロータケース57の厚み内に収められる程度に薄くできることになり、偏心ウエイトW3があっても姿勢が高くなるおそれがない。
このような偏心ロータR3を駆動するステータS3は、上記図4のものと同様に、薄い錫引き鋼板(ブリキ)からなるリードフレームから切り出した骨幹11hにアウトサート成形した耐熱性で摺動性のよいチタン酸バリウムウイスカ入りポリフェニレンサルファイド樹脂からなる角形のステータベース11の中央に軸受を兼ねた軸支部11aを前記骨幹11hから補強用舌片11rを内部に含ませて立ち上げ、この軸支部11a の周囲に3相6個の空心電機子コイル33a、33b‥‥、33fを配置してステータS3としたものである。 これら空心電機子コイル33a、33b‥‥、33fの下部にはコイル端末が押し潰されて断線しないように導出するための凹所11nが設けられる。
前記骨幹11hの一部は、共通端子1kを除きそれぞれ独立して端子部11tを形成しており、骨幹11hは前記軸方向空隙形マグネットの磁力による吸着力をコントロールできるように所定の形状に設定される。
なお、前記各電機子コイルは、通常対向する電機子コイル同士をシリーズに結線したものとなり、その端末は凹所11nを介して前記各端子1tに結線される。
このステータは、上記図6に示したように3相6個の空心電機子コイルからなるものでもよいが、少なくとも1個の空心電機子コイルを削除して空いた部分に駆動回路部材を格納したものにしてもよい。
このようにすれば、給電端子は正負の2個ですむ。
【0012】
この発明は、その技術的思想、特徴から逸脱することなく、他のいろいろな実施の形態をとることができる。そのため、前述の実施の形態は単なる例示に過ぎず限定的に解釈してはならない。この発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には拘束されない。
【0013】
【発明の効果】
この発明は、上記のように構成したので、ロータケースのほぼ厚み部分を利用してマグネットに固着させることによりサイズが犠牲にならず、振動量も犠牲にしないようにした扁平な小形ブラシレス振動モータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施の形態を示す径方向空隙型コアード方式の小型ブラシレス振動モータの内部の平面図である。
【図2】 図1のモータの縦断面図である。
【図3】 図1のモータの変形例の内部の平面図である。
【図4】 この発明の第2の実施の形態を示す軸方向空隙形コアレス方式の小型ブラシレス振動モータの縦断面図である。
【図5】 図4のモータの平面図である。
【図6】 この発明の第3の実施の形態を示すもので、軸方向空隙形コアレス方式の小形ブラシレス振動モータの縦断面図である。
【図7】 図6のモータの平面図である。
【符号の説明】
H‥ハウジング
1、11‥ステータベース
2、22‥軸
3a〜3f‥電機子コイル
33a〜33f‥空心電機子コイル
4、44‥ステータコア
4a〜4f、44a〜44f‥突極
S、S1、S2‥ステータ
R、R1、R2‥偏心ロータ
5、55‥浅い円筒型ロータケース
5b‥第1の切り欠き部
5c、55c‥第2の切り欠き部
5d、55d‥第3の切り欠き部
55g‥円弧孔
57‥ロータケース
57a‥中央部
57b‥橋絡部
57c‥透孔
6、66‥浅い円筒マグネット
67‥リング状軸方向空隙形マグネット
68‥リング状の扁平なマグネット
C‥カバー
W、W1、W2、W3‥偏心ウエイト[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a flat small brushless vibration motor suitable for use as a silence notification means of a mobile communication device.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, the present applicant has previously proposed Japanese Utility Model Laid-Open No. 4-137463 (Utility Model Registration No. 2549357), Japanese Patent Laid-Open No. 10-248203, and the like as flat small brushless vibration motors.
Further, as a similar one, as shown in Japanese Patent Application Laid-Open No. 11-98761, a rotor case whose side surface is folded and eccentric is proposed.
However, in such a configuration, since the material of a normal rotor case is steel having a specific gravity of about 7.9, the amount of eccentricity is small and not practical.
For this reason, a shallow cylindrical magnet is arranged inside a rotor case constituting a magnetic circuit as a small brushless vibration motor, and an eccentric weight made of a semi-cylindrical tungsten alloy is arranged outside, for example, Japanese Patent Laid-Open No. 2000-166173. There is something as shown in FIG.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In such a structure, since the eccentric weight portion has to protrude from the turning outer diameter of the rotor case, this risk is avoided and a cover is attached so as to facilitate handling. Therefore, there is a dislike that the size becomes large in the radial direction. In other words, the larger the eccentric weight in order to increase the amount of vibration, the more sacrificing the radial size.
As a countermeasure, it is necessary to prevent the eccentric weight from protruding from the turning outer diameter of the rotor case.
[0004]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a flat, small brushless vibration motor in which the size is not sacrificed and the amount of vibration is not sacrificed by fixing the magnet to the magnet using the substantially thick portion of the rotor case. It is what.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
To solve the above problems, the co the rotor case as shown in claim 1 (57) has a central portion the shaft (2) is supported (57a), a plurality of bridging portions from the center portion A plurality of through holes (57c) are formed leaving (57b), and a flat axial gap type magnet (68) is fixed to the bridging portion (57b) from the inner ceiling, and is made of a tungsten alloy eccentric. wait at least with a portion is fixed to a portion of the through hole through the eccentric weight mounted guide provided in the rotor casing, through the central portion through hole in at least the opposite side of the (W3) (57c) is provided, and the axial air-gap type eccentric rotor magnet is positioned so as to face the inside of the eccentric weight, shaft support for rotatably supporting the eccentric rotor (11a) are integrated, the shaft support One around A resin-made stator base (11) provided in the body , and at least one armature coil of a plurality of air-core armature coils (33a, 33b,. magnet There in those receiving the air-core armature coil arranged to be removed, at least positive and negative two terminals disposed on a side of said stator base, the magnetic force of the axial gap-type magnet of the eccentric rotor and diaphyseal having a plurality pieces Do Ri from the predetermined shape to form a magnetic material in order to control the suction force by a magnetic force (11h), the position of the air-core armature coils the deletion in the resin stator base of the upper surface And a cover attached to a side portion of the stator so as to cover the eccentric rotor .
Also, the rotor case (57) as shown in
[0006]
According to the first aspect of the present invention, it is possible to achieve both a reduction in weight and a centrifugal force while being small in size, and even in an axial gap type coreless slotless type, the amount of magnetic adsorption can be controlled by the diaphysis. By selecting this, reflow soldering can be performed due to its heat insulation, and the eccentric rotor is protected by this cover, so that it is convenient to handle.
The eccentric rotor according to the second aspect of the present invention can be configured as a thin and small axial gap type vibration motor because no consideration is given to the installation space for the eccentric weight. Since the amount of adsorption can be controlled, it can be a motor with less loss, and by selecting a cover material, reflow soldering can be performed due to its heat insulation, and this cover protects the eccentric rotor, so it is convenient to handle .
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 shows the first embodiment of the present invention, and is a plan view of the inside of a small brushless vibration motor of a radial gap type cored system.
FIG. 2 is a longitudinal sectional view of the motor of FIG.
FIG. 3 is a plan view of the inside of a modification of the motor of FIG.
FIG. 4 shows a second embodiment of the present invention and is a longitudinal sectional view of a small brushless vibration motor of an axial air gap type cored system.
FIG. 5 is a plan view of the inside of the motor of FIG.
FIG. 6 shows a third embodiment of the present invention, and is a longitudinal sectional view of a small brushless vibration motor of an axial gap type coreless system.
FIG. 7 is a plan view of the inside of the motor of FIG.
[0008]
Hereinafter, the configuration of the present invention will be described based on each embodiment shown in the drawings.
1 and FIG. 2 are three-phase, radially-voided, cored, flat, small brushless vibration motors, that is, made of heat-resistant resin that is outsert-molded on a skeleton 1h that constitutes a part of the housing H. Further, the shaft support portion 1a is erected from the skeleton 1h at the center of the
The armature coils are usually formed by connecting opposing armature coils in series, and their terminals are connected to the exposed
On the other hand, the rotor R is composed of a shallow
The semi-cylindrical eccentric weight W, which is the feature of the present application, is fitted into the
The eccentric rotor R configured as described above is rotatably mounted on the
Here, the eccentric weight W is a copper tungsten alloy having a density (specific gravity) of about 17.
Here, the
In addition, since the eccentric rotor R is exposed, if it is inconvenient to mount on the equipment, as shown by an imaginary line, the cover C made of non-magnetic stainless steel having a thin heat insulating effect constituting a part of the housing is used. The eccentric rotor R may be covered.
The cover C may be attached to the
In this way, even if there is a leakage flux of the magnet to some extent, there is no risk of disturbing the rotation of the rotor, and heat insulation to the magnet can be achieved even in reflow soldering. Further, each terminal portion is arranged at a corner of the square, and consideration is given so that it does not protrude outward from the outer diameter of the square.
As a drive system having such a configuration, a sensorless system using a three-phase unipolar or bipolar is used. Since the driving principle is known, the description thereof is omitted.
[0009]
Hereinafter, although the modification of said embodiment and other embodiment are described, about the same member or the substantially identical member which has the same function, the same code | symbol may be attached | subjected and the description may be abbreviate | omitted.
FIG. 3 shows a biting portion having an opening angle (90 degrees in this case) that does not cause a problem in starting part of the resin-made shallow
In the figure, 55f is a through hole provided in the ceiling portion of the
[0010]
4 and 5 are employed in an axial gap type cored flat, small brushless vibration motor according to the second embodiment of the present invention. That is, the eccentric rotor R2 is formed at the center. An
On the other hand, the stator S2 for driving the eccentric rotor R2 is made of polyphenylene containing barium titanate whisker having good heat resistance and slidability which is outsert-molded on a diaphysis 11h cut out from a lead frame made of a thin tinned steel plate (tinplate). A
In the figure, B is a ball that receives the base end of the shaft in order to reduce brake loss during rotation due to the axial attractive force of the eccentric rotor R2, and 11s is a reinforcing member that leaves a part of the
[0011]
FIG. 6 and FIG. 7 show a small brushless vibration motor of an axial gap type coreless system as a third embodiment of the present invention. The eccentric rotor R3 has a
The stator S3 for driving the eccentric rotor R3 is heat-resistant and slidable outsert-molded on a diaphysis 11h cut out from a lead frame made of a thin tinned steel plate (tinplate) as in the case of FIG. A
A part of the diaphysis 11h forms a terminal portion 11t independently of each other except for the
Each armature coil is normally formed by connecting opposing armature coils in series, and the terminal is connected to each terminal 1t via a recess 11n.
As shown in FIG. 6, this stator may be composed of three-phase six air-core armature coils, but at least one air-core armature coil is deleted and a drive circuit member is stored in a vacant portion. You may make it.
In this way, only two positive and negative power supply terminals are required.
[0012]
The present invention can take various other embodiments without departing from the technical idea and characteristics thereof. Therefore, the above-described embodiment is merely an example and should not be interpreted in a limited manner. The technical scope of the present invention is indicated by the claims, and is not restricted by the text of the specification.
[0013]
【The invention's effect】
Since the present invention is configured as described above, a flat small brushless vibration motor that does not sacrifice the size and the amount of vibration by fixing the magnet to the magnet using the substantially thick portion of the rotor case. Can be provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view of the inside of a radial brushed cored small brushless vibration motor showing a first embodiment of the present invention;
FIG. 2 is a longitudinal sectional view of the motor shown in FIG.
FIG. 3 is an internal plan view of a modified example of the motor of FIG. 1;
FIG. 4 is a longitudinal sectional view of a small brushless vibration motor of an axial gap type coreless system showing a second embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a plan view of the motor of FIG. 4;
FIG. 6 shows a third embodiment of the present invention and is a longitudinal sectional view of a small brushless vibration motor of an axial gap coreless type.
7 is a plan view of the motor of FIG. 6. FIG.
[Explanation of symbols]
H ·
Claims (2)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000343764A JP3706016B2 (en) | 2000-11-10 | 2000-11-10 | Flat small brushless vibration motor |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
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