JP3705458B2 - Catheter with sensor mechanism - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、体内に挿入されるカテーテルチューブの先端にセンサ部を備えたセンサ機構付きカテーテルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、体内挿入式の医療器具の一種としてカテーテルが知られている。カテーテルを構成する直径数mm以下のカテーテルチューブは、人体内にある各種の管、例えば血管等の中に挿入されるようになっている。カテーテルチューブの先端は体内の所望の部位まで誘導され、その部位において計測行為(例えば血圧の測定等)や治療行為(例えば血管の拡張等)を行う。このため、カテーテルのオペレータは、カテーテルチューブの先端を外部操作によって所望の部位まで確実に誘導する必要がある。
【0003】
ところで、体内にある管は必ずしも直線状ではなく、部分的に屈曲していたり分岐している場合が多い。しかも、管の径は必ずしも一定ではなく、管自体が細くなっていたり、内部にある障害物(例えば血栓)によって管が細くなっていることがある。よって、カテーテルチューブの進行方向前方の状況を検知する手段を持たない従来のカテーテルでは、オペレータはチューブの操作を自分の勘のみに頼らざるを得なかった。そのため、チューブの先端を所望の部位まで誘導するのに熟練を要する等の不都合が生じていた。
【0004】
ここで、前記不都合を解消すべく案出されたセンサ機構付きのカテーテル71の一例を図6に示す。このカテーテル71を構成するカテーテルチューブ72の先端側には圧力障壁73が設けられ、それによりチューブ72内にチップ収容室74が区画されている。このチップ収容室74には、台座75に載置された状態で半導体式圧力センサチップ76が収容されている。また、チップ収容室74内には圧力伝達媒体77が充填されるとともに、それを封止するためにチューブ72の先端側開口にはピストン78が移動可能に設けられている。
【0005】
従って、このセンサ機構付きカテーテル71では、受圧部であるピストン78の外側面に作用する圧力に変動が生じると、その影響は圧力伝達媒体77を介してセンサチップ76の感圧面に伝達される。その結果、カテーテルチューブ72の進行方向前方における障害物等の有無が検知されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のセンサ機構付きカテーテル71の場合、カテーテルチューブ72が小径であるため、センサチップ76、台座75、圧力障壁73等の微細な部品をチューブ72内に直接組み込むことが困難であった。よって、カテーテル71を容易に製造することができなかった。また、かかる特殊な構造を組付ける必要があったため、既存のカテーテルチューブ72をそのまま使用することができず、専用のものを作製することを余儀なくされていた。
【0007】
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、製造が容易なセンサ機構付きカテーテルを提供することにある。
また、本発明の別の目的は、製造が容易でありかつ生体での使用に適したセンサ機構付きカテーテルを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明では、受圧部と圧力伝達媒体と感圧部とを有するセンサ部がカテーテルチューブの先端側に配置され、そのセンサ部にて圧力変動が検知されるようになっているセンサ機構付きカテーテルにおいて、前記センサ部を前記カテーテルチューブと別体に形成し、そのセンサ部を前記カテーテルチューブの先端側に取付け、前記センサ部の頭部に前記受圧部を配置するとともに、前記受圧部をカテーテルチューブの長手方向に沿って移動可能に構成したことを特徴とするセンサ機構付きカテーテルをその要旨とする。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記センサ部は、前記受圧部を先端側に持つアウターチューブ内に前記感圧部を一端側にて保持するインナーチューブを嵌入してなるものであり、前記アウターチューブ内において前記受圧部と前記感圧部との間の空間には、前記圧力伝達媒体が充填されているとした。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項2において、前記アウターチューブまたは前記インナーチューブにおいて前記カテーテルチューブの先端側との接合部位には、凹凸が形成されているとした。
【0011】
請求項4に記載の発明は、請求項2において、前記接合部位は前記アウターチューブ基端側の小径部であり、その小径部の外周面には周方向に沿って延びる複数の抜け止め溝が形成されているとした。
【0012】
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項において、前記センサ部を構成する部材のうち外部に露出しているものは、生体適合性材料によって形成されているとした。
【0013】
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか1項において、前記センサ部と前記カテーテルチューブとの接合部位は、生体適合性材料からなる接着剤によって接着されているとした。
【0014】
以下、本発明の「作用」を説明する。
請求項1〜6に記載の発明によると、あらかじめ別体として作製されたセンサ部を既存のカテーテルチューブの先端側に取付けるだけで、所望のカテーテルを得ることができる。このため、センサ部を構成する各要素をカテーテルチューブ内に直接組み込んでいた従来とは異なり、製造が容易なカテーテルとすることができる。
【0015】
請求項2に記載の発明によると、インナーチューブの一端側に感圧部を前もって保持させ、この状態でアウターチューブ内にインナーチューブを嵌入させることにより、任意の位置に感圧部を配置することができる。従って、より製造が容易なカテーテルとすることができる。
【0016】
請求項3に記載の発明によると、アウターチューブまたはインナーチューブの接合部位に凹凸があることにより、カテーテルチューブとの界面での抵抗が増すため、カテーテルチューブからセンサ部が抜けにくくなる。
【0017】
請求項4に記載の発明によると、接合部位であるアウターチューブの小径部に複数の抜け止め溝があることにより、カテーテルチューブとの界面での抵抗が増すため、カテーテルチューブからセンサ部が抜けにくくなる。また、アウターチューブにおける接合部位が小径であると、接合時においてセンサ部とカテーテルチューブとの段差が解消され、両者の外径を合致させることができる。
【0018】
請求項5に記載の発明によると、センサ部の外部に露出している部材が生体適合性材料によって形成されているため、生体に対する適合性の高いカテーテルを実現することができる。
【0019】
請求項6に記載の発明によると、カテーテルチューブからのセンサ部の抜け止めがより確実に図られるとともに、生体に対する適合性の高いカテーテルを実現することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を障害物検知用のセンサ機構を備えた血管用のカテーテル1に具体化した一実施の形態を図1〜図3に基づき詳細に説明する。
【0021】
この血管用カテーテル1は、血管に挿入されるカテーテルチューブ(本実施形態ではポリ塩化ビニル製,直径1.6mm)2と、それを体外にて操作するためにチューブ2の基端部に設けられる操作手段とを備える。操作手段は、例えばチューブ2内に挿入された複数本のワイヤと、それらを操作するワイヤ操作部とによって構成されている。また、チューブ2の基端部には、チューブ2の先端側に造影剤等の薬液を供給するための圧送ポンプ等が接続されている。
【0022】
本実施形態のカテーテル1では、カテーテルチューブ2と別体に形成されたセンサ部としてのセンサアセンブリ3が同カテーテルチューブ2の先端側に取付けられている。
【0023】
図1にはセンサアセンブリ3を構成するアウターチューブ4が示され、図2には同じくセンサアセンブリ3を構成するインナーチューブ5が示されている。アウターチューブ4の先端側はカテーテルチューブ2の外径とほぼ等しい外径の大径部4aとなっており、基端側はそれよりも外径の小さい小径部4bとなっている。この小径部4bはカテーテルチューブ2の先端側に対して嵌着される部位であることから、その外周面には周方向に沿って延びる複数の抜け止め溝6が形成されている。アウターチューブ4の先端側開口部には、受圧部としてのピストン7がチューブ長手方向に沿って移動可能に嵌合されている。また、ピストン7とアウターチューブ4との接合部位は封止材8によって封止されている。
【0024】
インナーチューブ5は、アウターチューブ4よりも外径が小さくて長さが短い筒状部材であって、アウターチューブ4内に摺動不能に嵌入されている。大径部4aの内部に突出するインナーチューブ5の一方側の端部には、切り欠き部9が形成されている。この切り欠き部9の内壁面には、感圧部としての半導体式圧力センサチップ10が載置された台座11がエポキシ樹脂等のような接合材によって接合されている。台座11の上面とセンサチップ10の下面との間には、図3(a)に示されるように背圧室19が形成されてもよい。また、かかる背圧室19は、台座11に形成される図示しない背圧孔を介して相対圧領域に連通されていてもよい。
【0025】
図3(a)に示されるように、半導体式圧力センサチップ10は中央に肉薄部分を有しており、その肉薄部分の上面には歪みゲージ12が形成されている。センサチップ10の上面に形成された図示しないボンディングパッドと、フラットケーブル13の中継タブ14とは、ボンディングワイヤ15を介して電気的に接続されている。このフラットケーブル13は、カテーテルチューブ2内を通り抜けてチューブ2の基端部まで到っている。
【0026】
インナーチューブ5の内部において前記切り欠き部9よりもやや基端寄りの位置には、同インナーチューブ5の貫通孔を非貫通状態に封止する圧力障壁16が形成されている。本実施形態の圧力障壁16はセンサチップ10から引き出されたボンディングワイヤ15を全体的に封止するものであることから、その形成材料として絶縁体が使用されている。そして、この圧力障壁16によりアウターチューブ4内に媒体収容空間17が区画され、その中には圧力伝達媒体としてのシリコーンゲル18が充填されている。また、前記圧力障壁16はシリコーンゲル18のチューブ2基端側への流動を阻止する役割を果たしている。
【0027】
センサアセンブリ3を構成する各部材のうち外部に露出しているものは、生体適合性材料によって形成されていることが望ましい。よって、本実施形態ではアウターチューブ4をSUS304製にし、ピストン7をPTFE(ポリテトラフロロエチレン)製にし、さらに封止材8をシリコーン樹脂製にしている。また、センサアセンブリ3とカテーテルチューブ2との接合部位を接着している接着剤20も、シリコーン樹脂等の生体適合性材料からなることが望ましい。
【0028】
図3(b),図3(c)に示されるように、カテーテルチューブ2は、チューブ2の軸線方向に沿って同チューブ2内を2つの領域に分割する分離壁21を有している。そして、この分離壁21により、フラットケーブル13を収容するための断面半円状の信号線用ルーメン22と、薬液としての造影剤等を供給するための断面半円状の薬液供給用ルーメン23とが区画されている。この薬液供給用ルーメン23はカテーテルチューブ2の外周面にて開口する透孔24を持っており、造影剤はその透孔24を介してチューブ2の外周面側に供給されるようになっている。なお、薬液供給用ルーメン23の先端側開口は封止栓25によって封止されている。
【0029】
上記のようなセンサアセンブリ3は、例えば以下の手順により作製される。まず、台座11にセンサチップ10を搭載した後、センサチップ10とフラットケーブル13とをワイヤボンディングする。次に、フラットケーブル13をインナーチューブ5内に挿通させるとともに、接合材を用いて台座11を切り欠き部9に固定する。この後、例えば流動状の絶縁材料を充填しかつ硬化させることにより、インナーチューブ5内に圧力障壁16を形成する。続いて、前記インナーチューブ5をアウターチューブ4の小径部4b側の開口から嵌入させる。この後、アウターチューブ4の大径部4a側の開口を介して、アウターチューブ4の内部にシリコーンゲル18を充填する。さらに、前記開口をピストン7で封止した後、接合部位を封止材8で封止する。
【0030】
このようにして得られたセンサアセンブリ3は、さらに以下のようにして既存のカテーテルチューブ2の先端側に取付けられる。まず、フラットケーブル13をカテーテルチューブ2の信号線用ルーメン22内に挿通させておく。次いで、センサアセンブリ3を構成するアウターチューブ4の小径部4bをカテーテルチューブ2の先端側開口から挿入するようにして嵌着させ、さらに両者2,4の接合部位を接着剤20によって接着する。
【0031】
次に、上記のセンサアセンブリ3を備えた本実施形態のカテーテル1によるセンシングについて説明する。
カテーテルチューブ2の先端の進行方向前方の状況が変わった場合、チューブ2の挿入抵抗が変化し、それに伴ってピストン7に作用する圧力も変化する。例えば、チューブ2が挿入されている血管の内部に障害物(血栓や腫瘍など)や狭窄部位がある場合には、センサアセンブリ3の頭部が同部位に押し付けられることにより、挿入抵抗が増加する。従って、ピストン7に作用する圧力も、それに伴って増加する。このような変化が起きた場合、媒体収容空間17内に充填されているシリコーンゲル18の圧力が増加し、その結果としてセンサチップ10の肉薄部分に加わる圧力も増加する。つまり、センサアセンブリ3の外部で起こった圧力の変化は、シリコーンゲル18を介してセンサチップ10に間接的に伝達される。すると、センサチップ10の肉薄部分の歪みが大きくなり、その上にある歪みゲージ12の抵抗値に変化が生じる。そして、このときセンサチップ10は、圧力の変化を電気信号として外部に出力する。この出力された電気信号は、ボンディングワイヤ15及びフラットケーブル13を介してチューブ2の基端部にある電気回路に入力・処理され、それによって可視化される。よって、オペレータは、その可視化されたデータを判断材料として、進行方向前方の状況、即ち障害物や狭窄の有無等を確実に検知することができる。つまり、オペレータは、上記の場合にワイヤを操作することによって、圧力が減少するような方向にセンサアセンブリ3の頭部を向ければよいことになる。また、このセンサアセンブリ3は、上記のような事項をセンシングするためばかりでなく、例えば血圧等を測定するため等にも使用することが可能である。また、センサアセンブリ3の位置をより詳細に把握するために血管の造影を行う場合には、薬液供給用ルーメン23に造影剤を供給して透孔24からその造影剤を吐出させればよい。もっとも、薬液供給用ルーメン23に造影剤以外の液体、例えば血栓溶解剤などの医薬品等を供給してもよい。さらに、前記薬液供給用ルーメン23を介して血液等を採取することも可能である。
【0032】
さて、本実施形態において特徴的な作用効果を以下に列挙する。
(イ)本実施形態のカテーテル1であると、上述したように、カテーテルチューブ2の先端を血管内の所望の部位まで確実に誘導することができる。それに加え、あらかじめ別体として作製されたセンサアセンブリ3を既存のカテーテルチューブ2の先端側に取付けるだけで、所望のカテーテル1を得ることが可能である。このため、センサ部を構成する各要素をカテーテルチューブ2内に直接組み込んでいた従来とは異なり、製造が容易なカテーテル1とすることができる。
【0033】
(ロ)このカテーテル1では、インナーチューブ5の一端側に形成された切り欠き部9にセンサチップ10等を前もって保持させ、この状態でアウターチューブ4内にインナーチューブ5を嵌入させている。ゆえに、センサアセンブリ3内の任意の位置にセンサチップ10を配置することができ、この点においてより製造が容易なカテーテル1とすることができる。
【0034】
(ハ)本実施形態では、アウターチューブ4の小径部4aの外周面に、凹凸としての複数の抜け止め溝6が形成されている。従って、アウターチューブ4とカテーテルチューブ2との接合部位の界面での抵抗が増し、カテーテルチューブ2からセンサアセンブリ3が抜けにくくなる。また、アウターチューブ4における接合部位が小径であるため、嵌着時にセンサアセンブリ3とカテーテルチューブ2との段差が解消され、両者2,3の外径が合致する。その結果、血管への挿入時に引っ掛かりが起こりにくく、操作性に優れたカテーテル1を得ることができる。
【0035】
(ホ)このカテーテル1では、センサアセンブリ3の外部に露出している部材4,7,8が生体適合性材料によって形成されている。このため、センサアセンブリ3が血液等のような生体内物質等に接触することがあっても、血管内に血栓等を引き起こすことはない。よって、このカテーテル1は生体に対する適合性が高く、生体での使用に適したものとなっている。
【0036】
(ヘ)このカテーテル1ではセンサアセンブリ3とカテーテルチューブ2とが、生体適合性材料からなる接着剤20によって接着されかつ封止されている。従って、カテーテルチューブ2からのセンサアセンブリ3の抜け止めがより確実に図られるとともに、生体に対する適合性も高くなる。ゆえに、生体での使用に極めて適したものとなっている。
【0037】
(ト)このカテーテル1には、極めて小型な半導体式圧力センサチップ10が感圧部として利用されている。このため、他の感圧方式を採用した場合に比べて、センサアセンブリ3自体の小型化を図ることができるとともに、実用に耐えうるものとすることができる。
【0038】
(チ)このカテーテル1には圧力障壁16が設けられているため、チューブ2の基端方向へのシリコーンゲル18の流動が阻止される。従って、センサチップ10の肉薄部分に作用する圧力の増加分とシリコーンゲル18の圧力の増加分との差が小さくなる。その結果、圧力が正確に伝達されるようになり、センサアセンブリ3によるセンシング感度が向上する。また、圧力障壁16があると、シリコーンゲル18の充填作業が容易になるという利点もある。
【0039】
なお、本発明は上記の実施形態のみに限定されることはなく、例えば次のように変更することが可能である。
(1)図4(a)に示される別例1のセンサアセンブリ31も元来は別体として作製されたものであって、カテーテルチューブ2よりも小径かつ径の等しいアウターチューブ32内にセンサチップ10等を保持するインナーチューブ33を嵌入してなる。そして、このセンサアセンブリ31は、ピストン7のみを露出させた状態で全体的にカテーテルチューブ2内に完全に没入するように嵌着されている。また、接合部位となるアウターチューブ32の基端側外周面には、凹凸としての複数の抜け止め溝6がその周方向に沿って延びるように形成されている。このような構成であっても、既存のカテーテルチューブ2の先端側に取付けるだけで、所望のカテーテル1を容易に製造することができる。
【0040】
(2)図4(b)に示される別例2のセンサアセンブリ41の場合、切り欠き部9に台座11を固定させている接合材42として、エポキシ樹脂等の流動状封止材料を充填しかつ硬化させたものが使用されている。そして、この接合材42はインナーチューブ5の貫通孔を非貫通状態に封止しており、圧力障壁42aを兼ねたものとなっている。このような構成であっても、既存のカテーテルチューブ2の先端側に取付けるだけで、所望のカテーテル1を容易に製造することができる。
【0041】
(3)図5(a)に示される別例3のセンサアセンブリ51も元来は別体として作製されたものであって、径の等しいアウターチューブ52内にセンサチップ10等を保持するインナーチューブ5を一部分だけ嵌入してなる。カテーテルチューブ2内に嵌入されるインナーチューブ5は、アウターチューブ52から突出している。接合部位となるインナーチューブ5の外周面には、凹凸としての複数の抜け止め溝6がその周方向に沿って延びるように形成されている。このような構成であっても、既存のカテーテルチューブ2の先端側に取付けるだけで、所望のカテーテル1を容易に製造することができる。
【0042】
(4)図5(b)に示される別例4のセンサアセンブリ61も元来は別体として作製されたものであって、カテーテルチューブ2よりも大径かつ径の等しいアウターチューブ62を構成要素としている。このアウターチューブ62内には、センサチップ10等を保持するとともに、カテーテルチューブ2とほぼ等しい外径のインナーチューブ63が完全に挿入された状態で嵌着されている。そして、カテーテルチューブ2の先端側はアウターチューブ62の基端側開口に嵌入されている。従って、この別例4では、アウターチューブ62の基端側内周面に凹凸としての複数の抜け止め溝6が形成されている。
【0043】
(5)圧力伝達媒体としてのシリコーンゲル18に代えて、シリコーン以外のゲル状物質を選択してもよく、さらにはシリコーンオイル等のような流動性のある物質を使用してもよい。なお、いわゆる媒体に「おどり」現象が起こりにくいということを鑑みると、シリコーンゲル18のようなゲル状物質を選択することがより好ましい。
【0044】
(6)抜け止め溝6以外に、例えば突起等を凹凸として形成してもよい。
ここで、特許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技術的思想をその効果とともに以下に列挙する。
【0045】
(1) 請求項1乃至6のいずれか1項において、前記カテーテルチューブはチューブ軸線方向に沿って分割された複数のルーメンを有し、それらのうちの少なくとも1つは、カテーテルチューブの外周面にて開口する透孔を持つ流体通過用ルーメンであることを特徴とするセンサ機構付きカテーテル。この構成であると、造影剤や医薬品等の液体をカテーテルチューブの先端に供給することができる。
【0046】
(2) 技術的思想1において、前記流体通過用ルーメンは、前記透孔を介して前記カテーテルチューブの外周面側に薬液を供給するためのものであることを特徴とするセンサ機構付きカテーテル。この構成であると、医薬品をカテーテルチューブの先端に供給することにより、治療行為を行なうことができる。
【0047】
(3) 請求項1乃至6,技術的思想1,2のいずれか1項において、前記センサ部とカテーテルチューブとは略等しい外径に形成されることを特徴とするセンサ機構付きカテーテル。この構成であると、センサ部とカテーテルチューブとの段差が解消されることで挿入時に引っ掛かりが起こりにくくなり、操作性に優れたカテーテルを得ることができる。
【0048】
(4) 受圧部と圧力伝達媒体と感圧部とを有し、カテーテルチューブの先端側に配置され、圧力変動を検知するセンサ機構付きカテーテル用センサアセンブリであって、前記センサ部は前記カテーテルチューブと別体であり、前記受圧部を先端側に持つアウターチューブ内に前記感圧部を保持するインナーチューブを嵌入してなるものであり、前記アウターチューブ内において前記受圧部と前記感圧部との間の空間には、前記圧力伝達媒体が充填されていることを特徴とするセンサ機構付きカテーテル用センサアセンブリ。このセンサアセンブリを用いれば、本発明の優れたカテーテルを確実にかつ容易に製造することができる。
【0049】
なお、本明細書中において使用した技術用語を次のように定義する。
「生体適合性材料:血液、体液、リンパ液、その他の生体内物質との反応性が低い材料をいい、例えばシリコーン樹脂やポリ塩化ビニル等の樹脂、ステンレスや金等の金属、アルミナやジルコニア等のセラミックスなどがある。」
【0050】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1〜6に記載の発明によれば、センサ部を構成する各要素をカテーテルチューブ内に直接組み込んでいた従来とは異なり、製造が容易なセンサ機構付きカテーテルを提供することができる。また、センサ部の頭部に受圧部が配置されているので、カテーテル先端の進行方向前方の状況を検知することができる。
【0051】
請求項2に記載の発明によれば、その構造上、任意の位置に感圧部を配置することができるため、より製造が容易なセンサ機構付きカテーテルを提供することができる。
【0052】
請求項3に記載の発明によれば、カテーテルチューブからセンサ部が抜けにくくなり、生体での使用に適したものとすることができる。
請求項4に記載の発明によれば、カテーテルチューブからセンサ部が抜けにくくなることで生体での使用に適したものとなり、かつ管への挿入時に引っ掛かりが起こりにくくなることで操作性に優れたものとなる。
【0053】
請求項5に記載の発明によれば、生体適合性が高くなることにより、生体での使用に適したものとすることができる。
請求項6に記載の発明によれば、カテーテルチューブからのセンサ部の抜け止めがより確実に図られるとともに生体適合性が高くなることによって、生体での使用に適したものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した実施形態の血管用カテーテルのセンサアセンブリを構成するアウターチューブ及びピストンを示す斜視図。
【図2】同じくセンサアセンブリを構成するインナーチューブ、台座、センサチップ等を示す斜視図。
【図3】(a)は前記カテーテルの先端部分の断面図、(b)は(a)におけるA−A線断面図、(c)は(a)におけるB−B線断面図。
【図4】(a)は別例1のカテーテルの先端部分を示す断面図、(b)は別例2のカテーテルの先端部分を示す断面図。
【図5】(a)は別例3のカテーテルの先端部分を示す断面図、(b)は別例4のカテーテルの先端部分を示す断面図。
【図6】従来例のカテーテルの先端部分を示す断面図。
【符号の説明】
1…センサ機構付きカテーテル、2…カテーテルチューブ、3,31,41,51,61…センサ部としてのセンサアセンブリ、4,32,52,62…アウターチューブ、4a…小径部、5,63…インナーチューブ、6…凹凸としての抜け止め溝、7…受圧部としてのピストン、10…感圧部としての半導体式圧力センサチップ、18…圧力伝達媒体としてのシリコーンゲル、20…接着剤。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a catheter with a sensor mechanism having a sensor portion at the tip of a catheter tube inserted into the body.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, a catheter is known as a type of intracorporeal medical instrument. A catheter tube having a diameter of several mm or less constituting a catheter is inserted into various tubes such as blood vessels in the human body. The distal end of the catheter tube is guided to a desired site in the body, and a measurement action (for example, blood pressure measurement) or a treatment action (for example, blood vessel dilation) is performed at the site. For this reason, the operator of the catheter needs to reliably guide the distal end of the catheter tube to a desired site by an external operation.
[0003]
By the way, the tube in the body is not necessarily linear, and is often partially bent or branched. In addition, the diameter of the tube is not necessarily constant, and the tube itself may be thin, or the tube may be thin due to an obstacle (for example, a thrombus) inside. Therefore, in a conventional catheter that does not have a means for detecting the situation ahead of the direction of travel of the catheter tube, the operator has to rely only on his or her intuition for the operation of the tube. Therefore, inconveniences such as requiring skill to guide the tip of the tube to a desired site have occurred.
[0004]
Here, FIG. 6 shows an example of a
[0005]
Therefore, in this
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the case of the
[0007]
The present invention has been made in view of the above problems, and an object thereof is to provide a catheter with a sensor mechanism that is easy to manufacture.
Another object of the present invention is to provide a catheter with a sensor mechanism that is easy to manufacture and suitable for use in a living body.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problem, in the invention according to
[0009]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect, the sensor portion is formed by inserting an inner tube that holds the pressure-sensitive portion on one end side in an outer tube having the pressure-receiving portion on the distal end side. In the outer tube, the space between the pressure receiving part and the pressure sensitive part is filled with the pressure transmission medium.
[0010]
According to a third aspect of the present invention, in the second aspect, in the outer tube or the inner tube, a concavity and convexity are formed at a joint portion with the distal end side of the catheter tube.
[0011]
According to a fourth aspect of the present invention, in the second aspect, the joining portion is a small-diameter portion on the base end side of the outer tube, and a plurality of retaining grooves extending along the circumferential direction are formed on the outer peripheral surface of the small-diameter portion. It has been formed.
[0012]
According to a fifth aspect of the present invention, in any one of the first to fourth aspects, a member constituting the sensor unit that is exposed to the outside is formed of a biocompatible material. .
[0013]
A sixth aspect of the present invention is that, in any one of the first to fifth aspects, the joint portion between the sensor portion and the catheter tube is bonded by an adhesive made of a biocompatible material.
[0014]
Hereinafter, the “action” of the present invention will be described.
According to the first to sixth aspects of the present invention, a desired catheter can be obtained simply by attaching a sensor unit prepared in advance as a separate body to the distal end side of an existing catheter tube. For this reason, unlike the conventional case where each element constituting the sensor unit is directly incorporated in the catheter tube, the catheter can be easily manufactured.
[0015]
According to the second aspect of the present invention, the pressure-sensitive portion is disposed at an arbitrary position by holding the pressure-sensitive portion in advance on one end side of the inner tube and fitting the inner tube into the outer tube in this state. Can do. Therefore, the catheter can be manufactured more easily.
[0016]
According to the third aspect of the present invention, since the joint portion of the outer tube or the inner tube has irregularities, resistance at the interface with the catheter tube is increased, so that it is difficult for the sensor portion to come off from the catheter tube.
[0017]
According to the invention described in
[0018]
According to the fifth aspect of the present invention, since the member exposed to the outside of the sensor portion is formed of the biocompatible material, a catheter having high compatibility with the living body can be realized.
[0019]
According to the sixth aspect of the present invention, it is possible to more reliably prevent the sensor portion from being removed from the catheter tube, and it is possible to realize a catheter that is highly compatible with a living body.
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment in which the present invention is embodied in a
[0021]
This
[0022]
In the
[0023]
FIG. 1 shows an
[0024]
The
[0025]
As shown in FIG. 3A, the semiconductor
[0026]
A
[0027]
Of the members constituting the sensor assembly 3, those exposed to the outside are preferably formed of a biocompatible material. Therefore, in this embodiment, the
[0028]
As shown in FIGS. 3B and 3C, the
[0029]
The sensor assembly 3 as described above is manufactured, for example, by the following procedure. First, after mounting the
[0030]
The sensor assembly 3 obtained in this way is further attached to the distal end side of the existing
[0031]
Next, sensing by the
When the situation in the forward direction of the distal end of the
[0032]
Now, characteristic effects in the present embodiment are listed below.
(A) As described above, the
[0033]
(B) In this
[0034]
(C) In the present embodiment, a plurality of retaining
[0035]
(E) In this
[0036]
(F) In this
[0037]
(G) The
[0038]
(H) Since the
[0039]
In addition, this invention is not limited only to said embodiment, For example, it can change as follows.
(1) The
[0040]
(2) In the case of the
[0041]
(3) The
[0042]
(4) The
[0043]
(5) Instead of the
[0044]
(6) In addition to the retaining
Here, in addition to the technical ideas described in the claims, the technical ideas grasped by the above-described embodiments are listed below together with their effects.
[0045]
(1) The catheter tube according to any one of
[0046]
(2) In the
[0047]
(3) A catheter with a sensor mechanism according to any one of
[0048]
(4) A sensor assembly for a catheter with a sensor mechanism that has a pressure receiving portion, a pressure transmission medium, and a pressure sensing portion, is disposed on the distal end side of the catheter tube, and detects pressure fluctuations, and the sensor portion is the catheter tube And an inner tube that holds the pressure-sensitive part is fitted into an outer tube having the pressure-receiving part on the distal end side. In the outer tube, the pressure-receiving part and the pressure-sensitive part are A sensor assembly for a catheter with a sensor mechanism, characterized in that the space between them is filled with the pressure transmission medium. By using this sensor assembly, the superior catheter of the present invention can be reliably and easily manufactured.
[0049]
The technical terms used in this specification are defined as follows.
“Biocompatible materials: refers to materials with low reactivity with blood, body fluids, lymph fluids, and other in-vivo substances, such as resins such as silicone resin and polyvinyl chloride, metals such as stainless steel and gold, alumina and zirconia There are ceramics. "
[0050]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the first to sixth aspects of the present invention, unlike the conventional case in which the elements constituting the sensor unit are directly incorporated in the catheter tube, the catheter with the sensor mechanism that is easy to manufacture is provided. Can be provided. Moreover, since the pressure receiving part is arrange | positioned at the head of a sensor part, the condition ahead of the advancing direction of the catheter front-end | tip can be detected.
[0051]
According to the second aspect of the present invention, since the pressure-sensitive portion can be disposed at an arbitrary position on the structure, a catheter with a sensor mechanism that is easier to manufacture can be provided.
[0052]
According to the third aspect of the present invention, it is difficult for the sensor portion to come off from the catheter tube, and it can be made suitable for use in a living body.
According to the fourth aspect of the present invention, the sensor portion is less likely to be removed from the catheter tube, so that it is suitable for use in a living body, and the operability is improved because it is less likely to be caught when inserted into a tube. It will be a thing.
[0053]
According to the fifth aspect of the present invention, the biocompatibility is increased, so that it can be suitable for use in a living body.
According to the sixth aspect of the present invention, the sensor unit can be more reliably prevented from being removed from the catheter tube, and the biocompatibility can be improved, so that it can be suitable for use in a living body.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an outer tube and a piston constituting a sensor assembly of a blood vessel catheter according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view showing an inner tube, a pedestal, a sensor chip, and the like that also constitute a sensor assembly.
3A is a cross-sectional view of the distal end portion of the catheter, FIG. 3B is a cross-sectional view taken along line AA in FIG. 3A, and FIG. 3C is a cross-sectional view taken along line BB in FIG.
4A is a cross-sectional view showing a distal end portion of a catheter of another example 1, and FIG. 4B is a cross-sectional view showing a distal end portion of the catheter of another example 2. FIG.
5A is a sectional view showing a distal end portion of a catheter of another example 3, and FIG. 5B is a sectional view showing a distal end portion of the catheter of another example 4;
FIG. 6 is a cross-sectional view showing a distal end portion of a conventional catheter.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記センサ部を前記カテーテルチューブと別体に形成し、そのセンサ部を前記カテーテルチューブの先端側に取付け、前記センサ部の頭部に前記受圧部を配置するとともに、前記受圧部をカテーテルチューブの長手方向に沿って移動可能に構成したことを特徴とするセンサ機構付きカテーテル。In the catheter with a sensor mechanism in which a sensor part having a pressure receiving part, a pressure transmission medium, and a pressure sensitive part is arranged on the distal end side of the catheter tube, and the pressure fluctuation is detected by the sensor part.
The sensor portion is formed separately from the catheter tube, the sensor portion is attached to the distal end side of the catheter tube, the pressure receiving portion is disposed at the head of the sensor portion, and the pressure receiving portion is disposed in the longitudinal direction of the catheter tube. A catheter with a sensor mechanism, which is configured to be movable along a direction .
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