JP3704672B2 - ケーブル架構 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
この発明は、無柱、大空間の屋根を必要とする競輪場、サッカー場などの屋根の構築に大空間架構形式として採用されるケーブルガーダー、ケーブルネット、サスペンション膜、ケーブルドーム等々のケーブル架構の技術分野に属し、更に言えば、上向き荷重(風荷重)及び下向き荷重(積雪荷重)などに対して、一種のバッフア(バネ機構)により荷重に見合った力を保持して追従し、各ケーブルの張力変動を最小限に抑制するケーブル架構の構法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ケーブル架構は、大空間架構形式として各方面に広く採用されている。図5は直径200m余のサッカー場屋根のケーブル構造のモデルを示している。屋根を構成するケーブルを内側のテンションリング3で引張り、外側の三角トラス4を介して躯体と一体化されている。
【0003】
ケーブル架構の原理機構は、図6に例示したように、吊りケーブル1と押さえケーブル2とを交差させ、下向き荷重を吊りケーブル1で支持させ、上向き荷重は押さえケーブル2で支持させて架構の構造安定性を保つ構成である。従って、吊りケーブル1及び押さえケーブル2の双方に常にケーブル張力を存在させることにより成立する構造でもある。必然、ケーブルに初期張力の導入作業を伴い、双方の(又は他の)ケーブルとの同調(平衡)が必要でもある。
【0004】
図6に吊りケーブル1と押さえケーブル2の初期張力と最大ケーブル張力の設定概念図として例示したように、吊りケーブル1の場合は上向き荷重(風荷重)の増大に概ね反比例してケーブル張力T1 が低下するから、最大上向き荷重P1 時にケーブル張力T1 が零以上の大きさを保ち得る大きさの初期張力T10を導入しておく必要がある。同様に、押さえケーブル2の場合は下向き荷重(積雪荷重)の増大に概ね反比例してケーブル張力T2 が低下するから、最大下向き荷重P2 時にケーブル張力T2 が零以上の大きさを保ち得る大きさの初期張力T20を導入しておく必要がある。
【0005】
図6はまた、吊りケーブル1の場合は、図中の左側半分に示す下向き荷重(積雪荷重)の増大に概ね正比例してケーブル張力T1 は左肩上がりに増大するから、最大下向き荷重P2 時のケーブル張力T1maxに対して強度上十分な安全性を保てる大きさの断面設計を行う必要がある。同様に、押さえケーブル2の場合は、図6の右側半分に示す上向き荷重(風荷重)の増大に概ね正比例してケーブル張力T2 は右肩上がりに増大するから、最大上向き荷重P2 時のケーブル張力T2maxに対して強度上十分な安全性を保てる大きさの断面設計を行う必要があることも示している。
【0006】
【本発明が解決しようとする課題】
一般に、ケーブル架構は、柔構造であり、軽量構造である。その故に、上向きの風荷重、或いは下向きの積雪荷重が支配的外力となる。そして、ケーブル断面の大きさは、最大上向き荷重時又は最大下向き荷重時に発生するケーブル張力の大きさにより決定される。
【0007】
しかるに、図6に示した荷重条件を見るかぎり、従来の構法では、吊りケーブル1及び押さえケーブル2にはそれぞれ、最大上向き荷重時又は最大下向き荷重時の双方に常にケーブル張力を存在させ得る大きさの初期張力T10,T20を導入しておくことが前提条件となる。そして、この初期張力を基礎として更に、最大上向き荷重時又は最大下向き荷重時の各ケーブルの発生張力(最大のケーブル張力)に対する強度上の安全性を確保するケーブル断面の設計が必要であることが明白である。例えば、吊りケーブル1及び押さえケーブル2に導入する初期張力T10,T20の大きさが約400トンで、最大上向き荷重時又は最大下向き荷重時のケーブル発生張力が更に400トン増加するとすれば、これに必要なケーブル断面の大きさは直径が170mmにも達する。図5に示すリングケーブル3の場合は、最大数1000トンに及ぶ大きさのケーブル張力になり、数10本の束ケーブルの使用を余儀なくされるほか、アンカー部分あるいは継手部分が複雑なディテールを要求される等々の設計的問題を抱えている。
【0008】
その結果、本来は構造を軽量化しコストダウンを図るべきはずのケーブル架構が重量構造となり、高価なものとなるなど、かえって本来の特長を喪失する結果となっている。
従って、本発明の目的は、上向き又は下向きの変動荷重に対して、ある種のバッファにより、荷重に見合った一定のケーブル張力を維持ないし保持したまま追従する張力可変機能を備え、また、屋根の変形をある程度許容する変形吸収機能を備えることによって変動荷重を振動エネルギとして発散(消滅)させる所謂減衰機構を有するケーブル端部の定着装置を用いたケーブル架構の構法を提供することである。
【0009】
本発明の異なる目的は、初期張力を大幅に引下げて、ケーブルの設計断面を縮小化し、ケーブル接合部を簡素化することによりケーブル架構重量を低減すること、そして、ケーブル長さの施工誤差の吸収機能を備え、初期張力導入時の施工性に優れたケーブル架構の構法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するための手段として、請求項1記載の発明に係るケーブル架構は
初期張力を導入した吊りケーブルと押さえケーブルとを交叉させ下向き荷重を吊りケーブルで支持させ、上向き荷重を押さえケーブルで支持させて安定性を保つケーブル架構において、
各吊りケーブル及び押さえケーブルの端部を、張力可変機能と変形吸収機能を有するパッシブダンパー型の定着装置にて一定の初期張力で支持させ、吊りケーブルについては最大上向き荷重時の張力を零以上の大きさに保ち、逆に最大下向き荷重時の張力の増大を可及的に小さく保ち、押さえケーブルについては最大下向き荷重時の張力を零以上の大きさに保ち、逆に最大上向き荷重時の張力の増大を可及的に小さく保つ構成としたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
請求項1記載の発明に係るケーブル架構の構法は、初期張力を導入した吊りケーブル1と押さえケーブル2との組み合わせを主要部として構成されるケーブル架構の構法として好適に実施される。
本発明の実施形態は、ケーブル架構を構成する各吊りケーブル1及び押さえケーブル2の端部を、図1に例示したように張力可変機能及び変形吸収機能を有するパッシブダンパー型の定着装置10にて固定系に支持させることを特徴とする。パッシブダンパー型の定着装置10は、吊りケーブル1については、最大上向き荷重時に初期張力を零以上の大きさに保ち、逆に最大下向き荷重時の張力の増大を可及的に小さく保つ機能を有する。また、押さえケーブル2については、最大下向き荷重時に初期張力を零以上の大きさに保ち、逆に最大上向き荷重時の張力の増大を可及的に小さく保つ機能を有し、もって双方のケーブルに常にケーブル張力を存在させる条件を満たす。
【0013】
このパッシブダンパー型定着装置10の具体的構成は、図2に摸式図を示したように、シリンダ11内を滑動するピストン12の前室へ圧力ボトル13内の定圧流体(ガス又は油)が供給され、同ピストン12は一定大きさの流体圧力fで図中左方へ押される。前記ピストン12のロッド14に、ピンジョイント15を介して許容角の範囲内でケーブルの振れを許容するようにケーブルソケット16が連結され、該ケーブルソケット16に、上記の吊りケーブル1又は押さえケーブル2の端部が結合され、各ケーブルは前記ピストン12に作用する流体圧力fの総和の力Fで図中左方への一定大きさの張力を付与される。前記シリンダ11は、その後端部を絶対的固定系の基礎梁20へシリンダブラケット17により強固に固定されている(図1参照)。図1中の符号18は減衰機構であり、図2には逆止め弁18aと絞り18bとで構成されていることを示している。図1中の符号19はシリンダ11の稼働姿勢を調整し維持するシリンダサポートである。
【0014】
上記したパッシブダンパー型定着装置10の作用について説明する。圧力ボトル13に収容された流体圧力fがピストン12へ作用すると、同ピストンの受圧面積との積として明快な総和の力F(一例として100トン前後)がケーブル1又は2を図の左方へ引っ張ることになる。このパッシブダンパー型定着装置10の荷重−変形特性を、張力可変ダンパーのばね定数として示した例が図3Aである。ケーブル1又は2へ導入する初期張力の大きさを仮に図3AのK点(1500kg/cm)とした場合に、変動荷重によって前記ケーブル張力が変動する状態を図3が示している。
【0015】
図3Aの例では、吊りケーブル1又は押さえケーブル2の張力が変動荷重によって増大する場合はピストン12の若干の右行き変位に伴う同流体の圧縮抵抗と絞り18bの働きでバッファ効果を奏しつつケーブル張力の急上昇に追従する。逆に、吊りケーブル1又は押さえケーブル2の張力が変動荷重によって減少する時は、ケーブルの緩みをピストン12の左行き変位として許容しつつ、同ピストン12の前室に作用している流体圧力の若干の緩慢な低下をバッファ効果として伴いつつ追従する。従って、この時もケーブル張力はさほど急激に低下することはない。もっとも、パッシブダンパー型定着装置10のバネ定数は図3Aの限りではなく、図3B又は図3Cの如き特性を種々自由に設定可能であり、ケーブル架構形式に応じて選択し実施することができる。
【0016】
以上要するに、本発明のケーブル架構によれば、ケーブル架構の張力条件を図4A、Bにおいて、従来のケーブル架構を点線で示し(これは図6に実線で示した概念図の転写である。)、本発明のケーブル架構によるものを実線で示して対比したように、本発明のケーブル架構によれば、初期張力の大きさを図中の落差H相当分だけ大幅に引き下げて、T10、T20を例えば5トン以下にしても、吊りケーブル1又は押さえケーブル2の双方に常にケーブル張力を存在させることができる。その結果、風又は積雪に起因する最大変動荷重時の最大発生ケーブル張力も相対的に前記の落差H相当だけ低減できることを示している。そして、図3の荷重−変形特性の応用により、図4B中に示した減衰効果Dを加味した設計を行うと、最大ケーブル張力をかなり低減することが可能で、ケーブルの断面設計を更に有利に行える。少なくとも、従来のケーブル架構の初期張力の大きさ程度を最大発生ケーブル張力として設計することすら可能であることを図4A、Bが示している。その結果、ケーブル架構の重量は50%以下にまで半減させることも可能であり、必然、コストの削減も10%以上は可能であり、ケーブル架構本来の特長を発揮するものとなる。当然のことながら、各ケーブルの端部が定着する下部構造体の設計においても、ケーブル張力が小さくなることにより施工コストを大幅に低減できることになる。なお、図4Cは、図4A、Bを分離して表示する以前の図6に相当するケーブル張力の変動特性図を概略示している。
【0017】
その他、パッシブダンパー型定着装置10を使用すると、ケーブルの端部の支持を兼ねて、必要な初期張力の導入を行うことができるから、従来のように定着手段とは別個に初期張力導入手段を採用する構法に比して、面倒がなく、初期張力導入時の調整時間を50%以上も半減できる。その上、ピストン12のストロークの大きさの範囲で、ケーブル長さの施工誤差の吸収も容易に可能であるのである。
【0018】
なお、パッシブダンパー型定着装置10の構造原理などは、上記の各機能と作用、効果が奏される限り、上記した図1、図2の構成には限らない。
【0019】
【本発明が奏する効果】
本発明に係るケーブル架構によれば、へーブルの初期張力及び変動荷重によるケーブル発生張力を小さく抑制できる。その結果、ケーブルの設計断面の縮小化と、ケーブル接合部の簡易化が達成される、ケーブル架構の重量を半減可能である。ひいてはケーブル架構のコストを大幅に低減でき、もってケーブルの架構本来の特徴である軽量、低コスト屋根の実現に寄与する。
【0020】
また、ケーブル長さの施工誤差に対する吸収効果により施工性が大きく向上するほか、ケーブルの初期張力の導入作業の簡素化と工期の短縮を図ることもできる。
更に、ケーブル端部を定着する下部構造体の施工コストの大幅な低減も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のケーブル架構に使用するパッシブダンパー型定着装置の側面図である。
【図2】前記パッシブダンパー型定着装置の構造の式図である。
【図3】Aは前記パッシブダンパー型定着装置の荷重ー変位特性図、B、Cは異なる特性図である。
【図4】Aは積雪等による下向き荷重側、Bは風荷重による上向き荷重側に分離して吊りケーブル及び押さえケーブルの張力変動特性を、本発明のケーブル架構を実線で示し、従来のケーブル架構を点線で示した。Cは前記A、B図に示す下向き荷重側と上向き荷重側を図6と同様一つにまとめたケーブル張力の変動特性図である。
【図5】ケーブル架構屋根の一例を示した平面図である。
【図6】従来一般のケーブル架構におけるケーブル張力の初期張力及び変動荷重による変化を示す特性図である。
【符号の説明】
1 吊りケーブル
2 押さえケーブル
10 パッシブダンパー型定着装置

Claims (1)

  1. 初期張力を導入した吊りケーブルと押さえケーブルとを交叉させ下向き荷重を吊りケーブルで支持させ、上向き荷重を押さえケーブルで支持させて安定性を保つケーブル架構において、
    各吊りケーブル及び押さえケーブルの端部を、張力可変機能と変形吸収機能を有するパッシブダンパー型の定着装置にて一定の初期張力で支持させ、吊りケーブルについては最大上向き荷重時の張力を零以上の大きさに保ち、逆に最大下向き荷重時の張力の増大を可及的に小さく保ち、押さえケーブルについては最大下向き荷重時の張力を零以上の大きさに保ち、逆に最大上向き荷重時の張力の増大を可及的に小さく保つ構成としたことを特徴とする、ケーブル架構
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