JP3703674B2 - フェイズドアレイアンテナ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、フェイズドアレイアンテナ装置(以下、アンテナ装置)に関し、特に送受信モジュールの冷却構造に特徴のあるアンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図8は、従来の空冷式アンテナ装置の断面図であって、2は複数のアンテナ素子21からなるアンテナ素子群、1はこの各アンテナ素子に対応してその背後に配置された複数の送受信モジュール11からなる送受信モジュール群、3は送受信モジュール群1を収容する筐体、4は送受信モジュール11とアンテナ素子21を接続する給電接続体、5は空気の入口として機能する第一冷媒口、6は空気の出口として機能する第二冷媒口である。
【0003】
上記アンテナ装置の稼働中においては、筐体3の内部もしくは外部に設けられた送風機(図示せず)を働かせて冷却用の空気を絶えず第一冷媒口5から筐体3内に導入して各送受信モジュール11に直交する方向に流し、かくして各送受信モジュール11を直列的に順番に冷却した後、第二冷媒口6から排出させる。
【0004】
上記の冷却構造では、冷却用空気は筐体3内を移動する間に送受信モジュール11から放出される熱により漸次温度上昇して冷却機能が低下し、この結果、第二冷媒口6の近傍に位置する送受信モジュール11は充分に冷却されない問題があった。換言すると、筐体3の第一冷媒口5と第二冷媒口6の各近傍に位置する送受信モジュール11の間に温度傾斜が生じ、この温度傾斜がアンテナ装置の信号の送受信性能を劣化させることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の従来技術の問題点に鑑み、複数の送受信モジュールを可及的均一に冷却し得る冷却構造を有するアンテナ装置を提供することを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明によるアンテナ装置は、(1)複数のアンテナ素子、この各アンテナ素子に対応してその背後に配置された複数の送受信モジュール、これら複数の送受信モジュールを収容する筐体、この筐体内に配置され、上記複数のアンテナ素子と上記複数の送受信モジュールの間に形成された第一冷媒流路、上記複数の送受信モジュールの間に形成されて上記第一冷媒流路に連通する第二冷媒流路を備え、複数の上記送受信モジュールの背後から冷媒を上記第二冷媒流路に供給し、上記第一冷媒流路を通じて上記筐体外に排出するようにしたものである。
(2)上記(1)において、冷媒の入口または出口として機能する第一冷媒口と冷媒の出口または入口として機能する第二冷媒口を有し、複数の送受信モジュールを収容する筐体を備えたものである。
(3)上記(2)において、第一冷媒口は筐体の背面に複数箇所設けられ、第二冷媒口は上記筐体の第一冷媒流路に通じる上下面または両側面のそれぞれに設けられたものである。
(4)上記(2)において、冷媒としての空気または液体冷媒を第一冷媒口から第二冷媒口に向けて、あるいは上記第二冷媒口から上記第一冷媒口に向けて強制的に送る冷媒強制流動装置を有するものである。
(5)上記(2)において、筐体は、仕切り壁により複数の送受信モジュールを収容する複数の区画室に区画され、各区画室毎に第一冷媒口を有すると共に、第一冷媒流路に開口する第三冷媒口を有するものである。
(6)上記(5)において、各区画室毎に冷媒流量調節装置を設けたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1におけるアンテナ装置の一部破断図を含む斜視図であり、図2は図1のX−X線に沿った断面図である。図1〜図2において、1は複数の送受信モジュール(以下、モジュール)11からなるモジュール群、2は各モジュール11と電気的に接続された複数のアンテナ素子21からなるアンテナ素子群、3はモジュール群1を収容する筐体、8は冷媒流路である。
【0008】
筐体3は、正面壁31、背面壁32、上面壁33、底面壁34、側面壁35および側面壁36の6面を有する直方体である。アンテナ素子群1を形成する複数のアンテナ素子21は正面壁31の外側に配置されており、通常はレドーム(図示せず)にて覆われている。複数のモジュール11は、マトリックス状に配置されてモジュール群1を形成しており、それらは側面壁35と側面壁36に固定された多段式の通気性棚(図示せず)の各段毎に上記マトリックス中の一つの行(row)を構成する複数のモジュール11の小群が搭載されるように配置されている。
【0009】
モジュール群1とアンテナ素子群2の間、およびモジュール1群中の左右方向と上下方向において互いに隣接するモジュール11同士の間には冷媒を流し得る冷媒流路が設けられており、冷媒流路8はモジュール群1とアンテナ素子群2の間に存在する空間を流路とする第一冷媒流路81、および互いに隣接するモジュール11同士の間を流路とする第二冷媒流路82とからなっている。
第二冷媒流路82は複数の部分流の集合であって、各部分流は互いに並列的に存在してそれらは全て第一冷媒流路81と連通している。
【0010】
さらに図1〜図2において、4はモジュール11とアンテナ素子21を接続する給電接続体、5は筐体3の背面壁32に設けられた第一冷媒口、6は筐体3の上面壁33に設けられて第一冷媒流路81と連通する第二冷媒口、7は筐体3の背面壁32の内面に設置された電源である。個々のアンテナ素子21とそれに対応するモジュール11は、正面壁31を貫通し且つ第一冷媒流路81を横断する給電接続体4により電気的に接続されている。
【0011】
次に実施の形態1の稼働状態について説明する。筐体3の内部もしくは外部に設けられた冷媒強制流動装置としての送風機(図示せず)により、複数の第一冷媒口5より冷却用の空気が筐体3内に取り込まれる。取り込まれた冷却用空気は矢印の方向に流れて、即ち先ずモジュール11間の第二冷媒流路82内を並列的に且つ各モジュール11の背後から頭部の方向に流れ、ついで第一冷媒流路81において合流し、最後に第一冷媒流路81内を上昇して第二冷媒口6から排出される。かくすると全てのモジュール11は、他のモジュール11が発する熱の影響を受けていない低温度の冷却用空気により冷却される。よってそれらモジュール11毎における冷却効率は頗る良好であり、しかも全てのモジュール11がほぼ一様に冷却されることになる。
【0012】
以上のように実施の形態1によるアンテナ装置においては、複数のモジュール11が多行多列のマトリックス状に配置されたものであっても各モジュール11はほぼ一様にしかも効果的に冷却される。したがってアンテナ装置の送受信性能は極めて良好であり、またモジュール11およびアンテナ素子21の複雑且つ高密度の実装が可能となる顕著な効果がある。
【0013】
実施の形態2.
図3は本発明の実施の形態2におけるアンテナ装置の一部破断図を含む斜視図であり、図4は図3のX−X線に沿った断面図である。図3〜図4は、それぞれ前記の図1〜図2に対応していて実施の形態2は実施の形態1とほぼ同構造であるが、但し筐体3の上面壁33と下面壁34の両方に第一冷媒流路81に連なる第二冷媒口61、62をそれぞれ有する点(図4参照)において実施の形態1と異なるものである。
【0014】
したがって実施の形態2においては、複数の第一冷媒口5から取り込まれた冷却用空気は矢印の方向に流れて、即ち先ず第二冷媒流路82を並列的に流れ、ついで第一冷媒流路81において合流し、最後に筐体3のほぼ中間の高さ辺りで上下に分かれて一方は第一冷媒流路81内を上昇して第二冷媒口61から、また他方は第一冷媒流路81内を降下して第二冷媒口62から、それぞれ排出される。
【0015】
実施の形態2では、モジュール群1を冷却して温度上昇した冷却用空気を上下2か所の第二冷媒口61、62から排出するのでその排出効率が良く、しかして実施の形態1の場合よりも筐体3内を一層低温度に保持できるのでその分だけモジュール群1全体の冷却効果が高くなる。
【0016】
実施の形態3.
図5は、本発明の実施の形態3の断面図である。実施の形態3は、実施の形態2とは筐体3の側面壁35と側面壁36の2か所に第二冷媒口61、62をそれぞれ設けた点において異なる。したがって実施の形態3においては、複数の第一冷媒口5から取り込まれた冷却用空気は矢印の方向に流れて、即ち先ず第二冷媒流路82を並列的に流れ、ついで第一冷媒流路81において合流し、最後に筐体3の略中央辺りで左右に分かれて一方は第二冷媒口61から、また他方は第二冷媒口62からそれぞれ排出される。
【0017】
実施の形態3では、モジュール群1を冷却して温度上昇した冷却用空気を左右2か所の第二冷媒口61、62から排出するので、実施の形態2の場合と同様にその排出効率が良く、しかして実施の形態1よりも筐体3内を一層低温度に保持できるので、その分モジュール群1全体の冷却効果が高くなる。
【0018】
実施の形態4.
図6は、本発明の実施の形態4の断面図である。実施の形態4は、実施の形態3とは筐体3の内部が仕切り壁37によりモジュール群1の一部分を収容する複数の区画室に区画されている点において異なる。各区画室は、筐体3の背面32に設けられた第一冷媒口5と仕切り壁37に設けられた第三冷媒口371とを有している。この第三冷媒口371は、第一冷媒流路81に連通している。したがって実施の形態4においては、各第一冷媒口5から取り込まれた冷却用空気は各区画室内の第二冷媒流路82を並列的に流れ、第三冷媒口371から第一冷媒流路81に入り、ついで筐体3の略中央辺りで左右に分かれて一方は第二冷媒口61から、また他方は第二冷媒口62から、それぞれ排出される。
なお、第三冷媒口371に流量調整を目的として、遮蔽板や、送風機を設けてもよい。
【0019】
実施の形態4では、筐体3の内部が仕切り壁37により複数の区画室に区画されて各区画室毎に冷媒の取り入れと排出が行われるので各区画室間でのモジュール11の冷却の程度の差が小さくなる。したがって実施の形態4は、複数のモジュール11を収容した大型の筐体3を有するアンテナ装置に効果的に適用することができる。
【0020】
実施の形態5.
図7は、本発明の実施の形態5についての説明図であって、図1や図3に示したアンテナ装置の筐体3、モジュール11、アンテナ素子21、給電接続体4、第一冷媒口5、第二冷媒口6、電源7など、および図6に示した仕切り壁37や第三冷媒口371などの記載を全て省略し、冷媒流路8のみを概念的に示すものである。
【0021】
図7において冷媒流路8は、第一冷媒流路81と第二冷媒流路82とからなり、第一冷媒流路81は支第一冷媒流路811〜819の9部分とそれらの合流路8110からなる。一方、第二冷媒流路82は支第二冷媒流路821〜829の9部分からなり、さらにそのうちの支第二冷媒流路821は、サブ支第二冷媒流路8211〜8218の8部分からなる。他の支第二冷媒流路も同様に8つのサブ支第二冷媒流路からなる。サブ支第二冷媒流路8211〜8218の8部分は支第一冷媒流路811に合流し、他のサブ支第二冷媒流路例えば8251〜8258(図7においては符号を付けず)の8部分は支第一冷媒流路815に合流する。さらに支第一冷媒流路811〜819の9部分は、合流路8110に合流する。実施の形態5において各支第一冷媒流路811〜819は、合流路8110に合流する少し手前に冷媒流量調節装置9をそれぞれ有する。なお、合計72のサブ支第二冷媒流路8211〜8218、8221〜8228・・・・・8291〜8298は、いずれも前記図1〜図6におけるモジュール11間の第二冷媒流路82に該当し、支第一冷媒流路811〜819およびそれらの合流路8110は冷媒流路81に該当する。
【0022】
実施の形態5におけるアンテナ装置の筐体の内部は、実施の形態4の場合にように仕切り壁により9つの区画室に区画されており、各区画室はモジュール間に存在する8つのサブ支第二冷媒流路(例えばサブ支第二冷媒流路8251〜8258)と一つの支第一冷媒流路(例えば支第一冷媒流路815)が存在し、且つ冷媒流量調節装置9を有する。したがってそれぞれの冷媒流量調節装置9を操作して各区画室の冷媒流量が一定となるようにすると、あるいは各区画室の温度が一定となるように冷媒流量を調節することにより、実施の形態4の場合より一層確実にモジュールを均一に冷却することができる。
【0023】
実施の形態5においては、筐体が仕切り壁により9つの区画室に区画され、各区画室はマトリックス中の一つの行または列(column)のモジュール群を含む例を示したが、筐体は任意の数の区画室に区画されてもよく、また一つの区画室は二以上の行または列のモジュール群を含むように区画されてもよい。
【0024】
実施の形態6.
本発明の実施の形態6は、前記した実施の形態1〜5のいずれか一形態に対応し、但し実施の形態1〜5において用いられた送風機に代えて、冷却用の空気が筐体3の第二冷媒口6から取り込まれて第一冷媒口5から排出されるようにする送風機が用いられる。実施の形態1〜5においては、第一冷媒流路81は第二冷媒流路82の合流路として機能したが、実施の形態6においてはそれらとは逆に第一冷媒流路81は冷媒を複数の第二冷媒流路82に分配する分配路として機能する。即ち実施の形態6においては、冷媒の流れる方向を実施の形態1〜5の場合と逆にすることになるが、かくしてもモジュール11の均一な冷却が達成されるので送風機の種類、設置方法、設置箇所を多様化し得る利点がある。
【0025】
実施の形態7.
実施の形態7は前記実施の形態1〜6のいずれか一形態に対応し、但し送風機に代えて、液体冷媒を筐体3内に流し得る循環ポンプを備えた液体冷媒供給機が用いられる。液体冷媒としては特に制限はなく、例えばフッ素系不活性液体などのクーラントや水などが挙げられる。液体冷媒として上記のような電気絶縁油類を用いる場合には、電気絶縁油類がモジュール11、アンテナ素子21、給電接続体4、および電源7などと直接接触しても短絡の問題がないので、空気と同様に第一冷媒口5から筐体3内に直に供給し、第二冷媒口6から排出するようにしてよい。あるいは実施の形態6の場合のように、第二冷媒口6から筐体3内に直に供給し、第一冷媒口5から排出するようにしてよい。それらの場合、筐体3の外壁が電気絶縁油類で汚染されることがないように、第一冷媒口5や第二冷媒口6と上記液体冷媒供給機との接続は液密構造とされる。
【0026】
液体冷媒として水や導電性液体を用いる場合には、それを筐体3内に直に供給すると短絡の危険性があるので、第二冷媒流路82や第一冷媒流路81に冷却ダクトや冷却パネルを設置してそれらの内部に液体冷媒を流すようにするとよい。
【0027】
前記の各実施の形態において、送風機やなどの冷媒強制流動装置は冷媒を送り出す型のものであってもよく、あるいは冷媒を吸い込む型のものであってもよい。またそれらは第一冷媒口5や第二冷媒口6に直に設置してもよく、あるいはそれら冷媒口から外部に延びるダクトに設置してもよい。
【0028】
【発明の効果】
本発明の前記(1)の発明におけるアンテナ装置は、以上説明した通り、複数のアンテナ素子、この各アンテナ素子に対応してその背後に配置された複数のモジュール、上記複数のアンテナ素子と上記複数のモジュールの間に形成された第一冷媒流路、上記複数のモジュールの間に形成されて上記第一冷媒流路に連通する第二冷媒流路を備え、複数の上記モジュールの背後から冷媒を上記第一冷媒流路および上記第二冷媒流路を通じて供給または排出するようにしたものであるので、全ての上記モジュールは他のモジュールが発する熱の影響を受けていない低温度の冷媒、例えば空気により冷却されるので、冷却効率が良好であり、しかも全ての上記モジュールが略一様に冷却されるので本発明の前記課題を達成することができる。
【0029】
さらに上記(1)の発明において、冷媒の入口または出口として機能する第一冷媒口と冷媒の出口または入口として機能する第二冷媒口を有し、且つ複数のモジュールを収容する筐体を備え、加えて冷媒としての空気または液体冷媒を上記第一冷媒口から上記第二冷媒口に向けて、あるいは上記第二冷媒口から上記第一冷媒口に向けて強制的に送る冷媒強制流動装置を有すると、上記冷媒が効果的に上記モジュール間に流されるので冷却効果が向上し、しかしてモジュールおよびアンテナ素子の複雑且つ高密度の実装が可能となる顕著な効果がある。その場合、上記冷媒として液体を用いると冷却力が一層向上する。また上記第一冷媒口と上記第二冷媒口が冷媒の入口または出口としてそれぞれ機能すると、上記冷媒強制流動装置の種類、設置方法、設置箇所を多様化し得る利点がある。
【0030】
さらに第一冷媒口は筐体の背面に複数箇所設けられ、第二冷媒口は上記筐体の第一冷媒流路に通じる上下面または両側面のそれぞれに設けられると、モジュール群を冷却して温度上昇した冷媒を上下または両側の2ケ所の第二冷媒口から排出するのでその排出効率が良く、しかして筐体内を一層低温度に保持できるのでその分モジュール群全体の冷却効果が高くなる。
【0031】
さらに筐体は、仕切り壁により複数のモジュールを収容する複数の区画室に区画され、各区画室毎に第一冷媒口を有すると共に、第一冷媒流路に開口する第三冷媒口を有すると、各区画室毎に冷媒の取り入れと排出が行われるので上記各区画室間での複数の上記モジュールの冷却の程度の差が実質的に無くなる。したがってかかる態様は、複数のモジュールを収容した大型の筐体を有するアンテナ装置に効果的に適用し得る。
【0032】
またさらに各区画室毎に冷媒流量調節装置を設けることにより、複数のモジュールを一層確実且つ均一に冷却することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1におけるフェイズドアレイアンテナ装置の一部破断図を含む斜視図である。
【図2】 図1のX−X線に沿った断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態2におけるフェイズドアレイアンテナ装置の一部破断図を含む斜視図である。
【図4】 図3のX−X線に沿った断面図である。
【図5】 本発明の実施の形態3におけるフェイズドアレイアンテナ装置の断面図である。
【図6】 本発明の実施の形態4におけるフェイズドアレイアンテナ装置の断面図である。
【図7】 本発明の実施の形態5におけるフェイズドアレイアンテナ装置の説明図である。
【図8】 従来のフェイズドアレイアンテナ冷却構造の断面図である。
【符号の説明】
1 モジュール群、11 モジュール、2 アンテナ素子群、
21 アンテナ素子、3 筐体、37 仕切り壁、4 給電接続体、
5 第一冷媒口、6 第二冷媒口、7 電源、81 第一冷媒流路、
82 第二冷媒流路、9 冷媒流量調節装置。
Claims (6)
- 複数のアンテナ素子、この各アンテナ素子に対応してその背後に配置された複数の送受信モジュール、これら複数の送受信モジュールを収容する筐体、この筐体内に配置され、上記複数のアンテナ素子と上記複数の送受信モジュールの間に形成された第一冷媒流路、上記複数の送受信モジュールの間に形成されて上記第一冷媒流路に連通する第二冷媒流路を備え、複数の上記送受信モジュールの背後から冷媒を上記第二冷媒流路に供給し、上記第一冷媒流路を通じて上記筐体外に排出するようにしたことを特徴とするフェイズドアレイアンテナ装置。
- 冷媒の入口または出口として機能する第一冷媒口と冷媒の出口または入口として機能する第二冷媒口を有し、複数の送受信モジュールを収容する筐体を備えたことを特徴とする請求項1記載のフェイズドアレイアンテナ装置。
- 第一冷媒口は筐体の背面に複数箇所設けられ、第二冷媒口は上記筐体の第一冷媒流路に通じる上下面または両側面のそれぞれに設けられたことを特徴とする請求項2記載のフェイズドアレイアンテナ装置。
- 冷媒としての空気または液体冷媒を第一冷媒口から第二冷媒口に向けて、あるいは上記第二冷媒口から上記第一冷媒口に向けて強制的に送る冷媒強制流動装置を有することを特徴とする請求項2記載のフェイズドアレイアンテナ装置。
- 筐体は、仕切り壁により複数の送受信モジュールを収容する複数の区画室に区画され、各区画室毎に第一冷媒口を有すると共に、第一冷媒流路に開口する第三冷媒口を有することを特徴とする請求項2記載のフェイズドアレイアンテナ装置。
- 各区画室毎に冷媒流量調節装置を設けたことを特徴とする請求項5記載のフェイズドアレイアンテナ装置。
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