JP3698381B2 - ベッドのボトム構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明に背上げ、膝上げ機能を有するベッドのボトム、詳しくは、利用者の腰部(尻部)を支持するボトムの腰ボトム構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、背上げ、膝上げ機構を有するベッドのボトムは、利用者の背部、頭部を支持する背ボトムと、利用者の大腿部を支持する膝ボトムとを夫々起伏機構によって起伏可能に取付けている。そのため、背ボトムと膝ボトム間に配設する腰ボトムは前記背ボトムと膝ボトムが可動するために、ベッドフレーム側に固設して、利用者の腰部の安定性を向上している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従って、腰ボトムはベッドフレーム側に固設し、この腰ボトムに、ヒンジによって背ボトム及び膝ボトムを起伏可能に取付けているため、腰ボトムのベッドフレームに対する固定構造が複雑化し、重量増を招く不具合があった。
【0004】
そこで、本発明は、斯様な背ボトム、膝ボトムが起伏するベッドのボトムにおいて、腰ボトムによる構造の複雑化と重量増を解消することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成するための本発明は、起伏する背ボトムと、この背ボトムに連結する腰ボトムと、 腰ボトムに連結し起伏する膝ボトムとを有するベッド のボトムにおいて、前記腰ボトムは背ボトムと膝ボトムに、両端部を架設したコネクタープレートから構成し、前記背ボトムと膝ボトムは夫々回転軸を中心に起伏し、両回転軸の両端はベッドフレームに固設したブラケットに回転自在に軸支し、前記コネクタープレートは多数の帯状金属板で、その両端には前記両回転軸に掛止する略C字状に掛止部を設けてなるものである。
【0006】
腰ボトムは背ボトムと膝ボトムとに架設したコネクタープレートより構成されているため、ベッドフレーム側に固定する必要がなく、背ボトムと膝ボトムの固定部位に固定される。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係るボトムを分解した状態を示し、ボトムは背ボトム(2)、腰ボトム(1)、膝ボトム(3)、脚ボトム(4)とから構成され、膝ボトム(3)はヒンジ(3A)(3A)により脚ボトム(4)に屈曲自在に連結されている。
【0008】
図示する腰ボトム(1)は多数の帯状金属板からなるコネクタープレート(10)…を並設して、各コネクタープレート(10)…の長さ方向の中央をパイプなどからなる連結材(11)で一体に連結しているが、以上のコネクタープレート(10)は略ボトムの幅と同一の大きさのプレートで成形してもよい。
【0009】
図示するように多数のコネクタープレート(10)を使用することにより、図2に示すように、各コネクタープレート(10)が背ボトム(2)と膝ボトム(3)の回転軸(22)(32)に有する間隙に掛止し易くなる。
【0010】
各コネクタープレート(10)は、図5に示すように、両端部が略C字状に折曲して、前記回転軸(22)(32)に掛止されるように成形されている。そして、各回転軸(22)(32)はコネクタープレート(10)に対して回転可能に取付けてある。
【0011】
また、各コネクタープレート(10)…を一体に連結する連結材(11)は、その両端部(11A)(11A)を左右のコネクタープレート(10)(10)より外方に突出させて、利用者が起き上がる際、利用者の手の支えとしている。
【0012】
背ボトム(2)は両端がベッドフレーム(A)に固設したブラケットに回転自在に支持されている回転軸(22)に、コ字状の枠材(21)の両遊端を溶接し、多数の帯状金属板からなる支持プレート(23)を間隔をあけて、前記回転軸(22)と枠材(21)とに架設してなるものである。図中(24)は連結杆、(25)は背上げ用のアーム(51)が当接するプレートを示す。
【0013】
そして、以上の背ボトム(2)は、回転軸(22)を回転中心にベッドフレーム(A)側に設けたモーター(54)の駆動力によって起伏するように構成されている。
【0014】
モーター(54)の駆動力は、図3に示すように伸縮ロッド(53)に伝達され、伸縮ロッド(53)が伸長(前進)すると、ブラケット(52)を介して前記回転軸(22)を回転可能に挿通する外筒と一体のアーム(51)が回動する。これにより、図4に示すように背ボトム(2)が起立方向に回動して利用者を背上げするように構成されている。
【0015】
一方、膝ボトム(3)はベッドフレーム(A)側に設けたブラケットに両端部を回転自在に軸支されている回転軸(32)に、コ字状の部材(31)の両遊端を溶接し、多数の帯状金属板からなる支承プレート(33)…を、前記背ボトム(2)の支持プレート(23)と同方向に向けて回転軸(32)と枠材(31)間に架設したものである。
【0016】
この膝ボトム(3)は回転軸(32)を駆動機構(不図示)によって回転させることにより、回転軸(32)を回転中心に脚ボトム(4)側が起伏するように構成され、この膝ボトム(3)の起伏動作に連動して、膝ボトム(3)にヒンジ(3A)(3A)によって連結されている脚ボトム(4)も起伏する。
【0017】
脚ボトム(4)は枠材(41)(42)と、この枠材(41)に横架してなる多数の支承プレート(43)とから構成されている。
【0018】
なお、以上のボトム上にはマットレス(B)が敷設され、利用者(M)は図3に示すようにマットレス(B)上に仰臥し、図4に示すように、背上げを行うことができるように構成されている。
【0019】
【発明の効果】
本発明によれば、腰ボトムが背ボトムと膝ボトムとの両回転軸に架設したコネクタープレートから構成されているため、前記従来品の如く、腰ボトムを専用の固定手段でベッドフレーム側に固定する必要がない。
【0020】
そのため、腰ボトムの構造が極めて簡単になるし、また、取付作業も容易になり、しかも、ボトムの軽量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部を分解して示す平面図である。
【図2】本発明の平面図である。
【図3】図2の側面図である。
【図4】図2の状態より背上げした状態を示す側面図である。
【図5】図1のVーV線断面図である。
【符号の説明】
1 腰ボトム
2 背ボトム
3 膝ボトム
10 コネクタープレート
22 背ボトムの回転軸
32 膝ボトムの回転軸
Claims (1)
- 起伏する背ボトムと、この背ボトムに連結する腰ボトムと、腰ボトムに連結し起伏する膝ボトムとを有するベッドのボトムにおいて、
前記腰ボトムは背ボトムと膝ボトムに、両端部を架設したコネクタープレートから構成し、
前記背ボトムと膝ボトムは夫々回転軸を中心に起伏し、両回転軸の両端はベッドフレームに固設したブラケットに回転自在に軸支し、前記コネクタープレートは多数の帯状金属板で、その両端には前記両回転軸に掛止する略C字状に掛止部を設けてなるベッドのボトム構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06562397A JP3698381B2 (ja) | 1997-03-05 | 1997-03-05 | ベッドのボトム構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06562397A JP3698381B2 (ja) | 1997-03-05 | 1997-03-05 | ベッドのボトム構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10243973A JPH10243973A (ja) | 1998-09-14 |
JP3698381B2 true JP3698381B2 (ja) | 2005-09-21 |
Family
ID=13292340
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06562397A Expired - Fee Related JP3698381B2 (ja) | 1997-03-05 | 1997-03-05 | ベッドのボトム構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3698381B2 (ja) |
-
1997
- 1997-03-05 JP JP06562397A patent/JP3698381B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10243973A (ja) | 1998-09-14 |
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