JP3696779B2 - 麺製造機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、麺製造機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の麺製造機は、捏ねた麺生地を収容するシリンダと、同シリンダ内の麺生地を押圧するピストンと、シリンダの底面に取り付けられ、押圧された麺生地が通過する複数の小孔を具備するノズル体と、シリンダの下方に位置し、小孔を通過して線状に形成された麺を受け止めて茹でる釜部とから構成されていた。
【0003】
また、上記麺製造機で麺を製造する場合は、捏ねた麺生地をシリンダに投入し、同シリンダ内の麺生地をピストンで押圧して、シリンダ底面に取り付けられたノズル体の小孔から麺生地を押し出すと共に、シリンダから押し出されて線状に形成された麺を、そのまま、シリンダの下方に位置する釜部で受け止めて茹でていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記麺製造機においては、麺生地を収容するシリンダが麺製造機本体に一体的に取り付けられているために、同麺製造機からシリンダを取り外すことができなかった。
【0005】
従って、シリンダに麺生地を投入する際には、シリンダの麺生地投入口上方に位置するピストン等をできるだけシリンダから離れた位置に変位させて、麺生地を投入しやすいようにするが、その変位可能範囲にも限りがあるので、同ピストン等がシリンダの麺投入口を干渉して、シリンダに麺生地を投入し辛かった。
【0006】
また、麺製造機使用後にシリンダを洗浄する際に、シリンダを取り外して十分な洗浄を行うことができないと共に、シリンダにノズル体を取り付ける場合、作業者は、シリンダを下方から覗き込む体勢を取らないと、ノズル体の取り付け状況を確認することができず、取り付け作業が行いにくかった。
【0007】
また、蕎麦麺を製造する場合、食感からすると、どうしても断面視矩形状のものを市場から要望されることが多い。
【0008】
しかし、断面矩形状の麺を形成するために、ノズル体に矩形状の小孔を形成しようとすると、ノズル体の製造過程において、一旦適当な小穴をノズル体の基材となる板体に開けた後に、さらにその小孔を加工して角を作って、矩形を形成しなければならず、製造工程が複雑となって簡単に矩形状の小孔を形成することができなかった。従って、ノズル体が高価なものとなっていた。
【0009】
さらに、従来の麺製造機においては、形成された麺を、直接、釜部で受け止めていたため、釜部全体に麺が広がって、麺を釜部から取り出しにくくなると共に、釜部には不特定量の麺が収容されることになり、茹でむらが生じることが多く、また、茹であがった麺を釜部から一定量ずつ取り出すことが難しかった。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決すべく、本発明では、捏ねた麺生地を収容するシリンダと、シリンダ内を摺動してシリンダ内の麺生地を押圧するピストンと、前記シリンダの底面に取り付けられ、押圧された麺生地が通過する複数の小孔を有するノズル体とを具備する麺押し出し部と、前記小孔を通過して線状に形成された麺を受け止めて茹でる麺茹で部とからなる麺製造機において、前記麺押し出し部には、シリンダ係止用フランジを内部に設けた円筒状のシリンダケースを垂設させており、このシリンダケースの周面にシリンダ取り出し口を開設して、前記シリンダ係止用フランジに係止させたシリンダをシリンダケースから取り外し・取替え自在にすると共に、前記シリンダ係止用フランジの下面に麺切りシャッターを前後にスライド移動可能に配設したことを特徴とする麺製造機を提供せんとするものである。
【0011】
また、本発明は、以下に述べる点において特徴を有するものである。
(1)ノズル体を、外周縁部に沿って複数の矩形溝を形成した中心円板の外側方に、同中心円板同様に、外周縁部に沿って複数の矩形溝を形成した径の異なる複数の環状体を同心円状に組合わせて構成し、前記矩形溝により麺生地通過用の小孔を形成して、断面矩形状の麺を押出し成形可能とし、このノズル体を嵌合させたノズルケースを前記シリンダの底部に取り付け、前記ノズルケースの外周面下端部に、前記シリンダ係止用フランジに嵌合する係止部を形成したこと。
(2)麺茹で部は、収容した水を加熱する加熱手段を設けた釜部を具備し、同釜部に複数の麺収容籠を取出し自在に配設すると共に、釜部を設けた麺茹で部の機枠奥部側から支軸を立設し、同支軸の上側部に、麺押し出し部を支軸を中心として水平回動するように取り付け、前記各麺収容籠で、ノズル体を通過した麺をそれぞれ受け止め可能とする一方麺収容籠の下部には、沸騰によって発生する気泡を収集する傘状の集泡体を設けたこと。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明における麺製造機は、捏ねた麺生地を収容するシリンダと、シリンダ内を摺動してシリンダ内の麺生地を押圧するピストンと、前記シリンダの底面に取り付けられ、押圧された麺生地が通過する複数の小孔を有するノズル体とを具備する麺押し出し部と、前記小孔を通過して線状に形成された麺を受け止めて茹でる麺茹で部とからなる。
【0013】
上記麺製造機において、前記麺押し出し部には、シリンダ係止用フランジを内部に設けた円筒状のシリンダケースを垂設させており、このシリンダケースの周面にシリンダ取り出し口を開設して、前記シリンダ係止用フランジに係止させたシリンダをシリンダケースら取り外し・取替え自在にすると共に、前記シリンダ係止用フランジの下面に麺切りシャッターを前後にスライド移動可能に配設したので、シリンダが麺押し出し部に固定されたままでは行いにくい作業において、例えば、シリンダに麺生地を投入する場合、シリンダにノズル体を取り付ける場合、麺製造のために使用したシリンダを洗浄する場合等において、シリンダを麺押し出し部から取り外して作業することができ、各々の作業の効率を上げることができる。また、ノズル体から押し出された麺を麺切りシャッターによって一定の長さに切断し、麺茹で部へそのまま落下させることができる。
【0014】
また、本麺製造機では、断面視矩形状の麺を製造することができる。そのためには、シリンダに取り付けるノズル体を、外周縁部に沿って複数の矩形溝を形成した中心円板の外側方に、同中心円板同様に、外周縁部に沿って複数の矩形溝を形成した径の異なる複数の環状体を同心円状に組合わせて構成することができ、前記矩形溝により麺生地通過用の小孔を形成して、断面矩形状の麺を押出し成形可能とするものである。
【0015】
このように、外周縁部に沿って複数の矩形溝を形成した中心円板、及び環状体を組み合わせてノズル体を構成することにより、ノズル体に矩形状の小孔を形成する際の作業を、簡単にすることがある。
【0016】
すなわち、これまで通り一枚の板体に穿孔して、矩形状の小孔を形成していく場合は、一回の穿孔で矩形状の穴を形成するのは難しいので、一旦適当な小孔を開けた後に、今度はその小孔の形状を矩形にすべくさらに加工を施さなければならないが、板体の縁に矩形状の溝を形成するのは比較的簡単なので、本発明のように、矩形状の溝を外周縁部に沿って形成した中心円板、及び環状体を同心円状に嵌合して組み合わせることで矩形状の小孔を形成する方法を採ると、これまでよりも簡単に、ノズル体に矩形状の小孔を形成することができ、低コストでの製造が可能となる。更に、ノズルケースの外周面下端部に形成した係止部を、シリンダ係止用フランジに嵌合させて、ノズルケースを取り付けたシリンダをシリンダケース内に収容することができる。
【0017】
また、麺茹で部には、収容した水を加熱する加熱手段を具備する釜部を設けることができる。加えて、かかる釜部に複数の麺収容籠を取出し自在に配設して、ノズル体を通過した麺を麺収容籠で受け止めるようにすることが望ましい。
【0018】
このように、複数の麺収容籠を取出し自在に配設することによって、釜部全体に麺が広がることがなくなり、一々麺を掬わなくても、麺収容籠を取り出すだけで釜部から確実且つ簡単に麺を取り出すことができると共に、麺を一定量ずつ小分けにして茹でることになるので、各麺収容籠内の麺は茹で時間がほぼ一定になって茹でむらが生じにくく、しかも、茹であがった麺を一定量ずつ釜部から取り出すことができる。
【0019】
また、麺収容籠の下部には、沸騰によって発生する気泡を収集する傘状の集泡体を設けることが好ましい。すなわち、かかる集泡体により、区切られたスペースである麺収容籠の中に多くの気泡を集めることができ、麺収容籠内の気泡の密度が大きくなり、効率よく麺を茹でることができる。
【0020】
さらに、釜部を設けた麺茹で部の機枠奥部側から支軸を立設し、同支軸の上側部に、麺押出し部を支軸を中心として水平回動するように取り付けることができる。かかる構成とすれば、麺収容籠を釜部内に複数並べておき、次に麺押し出し部を首振り作動させて、順次、麺押し出し部から釜部の麺収容籠内に麺を押し出し投入していくことができ、麺収容籠に麺を押し出し投入するために、空の麺収容籠をわざわざ麺押し出し部の直下に持っていく必要がなく、手間を省くことができる。
【0021】
【実施例】
本発明の実施例を図面に基づき説明する。
【0022】
図1は本発明にかかる麺製造機1の一部断面全体正面図、図2は同一部断面全体側面図である。
【0023】
図1,図2に示すように、麺製造機1は、麺生地を成形して線状の麺aを形成する麺押し出し部2と、同麺押し出し部2で線状に形成された麺aを茹でる麺茹で部3とから構成される。また、本実施例では、麺茹で部3に付随して、麺冷却部4も設けており、同麺冷却部4では、麺茹で部3で茹でられた麺aを冷却できるようにしている。麺押し出し部2の下方に麺茹で部3が位置し、麺茹で部3の側方に麺冷却部4が位置する。
【0024】
麺押し出し部2には、上部にボックス状のシリンダ装置5を配設し、同シリンダ装置5の底面前部に、円筒状のシリンダケース6を垂設している。かかるシリンダケース6内には、底面にノズル体7を取り付けた円筒状のシリンダ8及びシリンダ8内を摺動する円柱状のピストン9を収容している。
【0025】
シリンダケース6内において、ピストン9は、棒状のロッド10を介してシリンダ装置5から垂下しており、シリンダ装置5の作動によって上下に変位して、シリンダ8内を摺動する。
【0026】
一方、ピストン9の下方に位置するシリンダ8は、シリンダケース6の内周面下端部に沿って付設したシリンダ係止用フランジ11によって、シリンダケース6内に係止されている。このように、シリンダ8はシリンダケース6に係止された状態であり、シリンダケース6と一体に固設されておらず、加えて、シリンダケース6の前側下部周壁をアーチ状に開口してシリンダ取り出し口12を配設しているので、同シリンダ取り出し口12からシリンダ8を自在に取り出すことができる。図中、13はシリンダケース6の把手である。
【0027】
また、シリンダ係止用フランジ11の下面には、矩形ゲート状のシャッター受枠14を取り付け、同シャッター受枠14を構成する左右板体14a,14bの間には、前後2本のローラ(図示せず)をローラ軸15によって軸架している。そして、ローラ(図示せず)上には、バット状の麺切りシャッター16を前後スライド移動自在に載置し、同麺切りシャッター16の後壁は、外側に向かって傾斜させると共に、上方に向かって突出させて、麺切断部17としている。
【0028】
従って、麺切りシャッター16を前後にスライド移動させると、同麺切りシャッター16の後壁に設けた麺切断部17が、シリンダ8の底部に取り付けたノズル体7の下面に沿って摺動し、ノズル体7を通過した麺aをくい切ることができる。図中、18は麺切りシャッター16の把手である。
【0029】
ここで、麺押し出し部2からの取り外し・取替えを自在とした前記シリンダ8及びシリンダ8に取り付けるノズル体7について、図に基づきさらに詳説する。
【0030】
図3はシリンダ8及びノズル体7の分解縦断面図、図4はシリンダ8及びノズル体7の合体縦断面図、図5はノズル体7の底面図、図6はノズル体7の平面図である。
【0031】
本実施例におけるシリンダ8は、シリンダ本体26と、同シリンダ本体26の下部に螺合したノズルケース部24とからなり、同ノズルケース部24の底部に、ノズル体7を嵌合している。
【0032】
シリンダ本体26は、所定厚みを有する円筒状に構成しており、同シリンダ本体26の外周面下端部を内側に向かって段状に窪ませて、ノズルケース部24を取り付けるための雄ねじ部19を形成している。
【0033】
また、ノズルケース部24は、シリンダ本体26と同様の径及び厚みを有する円筒状に構成すると共に、同ノズルケース部24の内周面上端部は、外側に向かって段状に削り取って、前記シリンダ8と歯合するように雌ねじ部25を形成している。そして、シリンダ本体26の雄ねじ部19と、ノズルケース部24の雌ねじ部25を合致させたときに、両ネジ部19,25を形成するためにシリンダ本体26の外周面下端部及びノズルケース部24の内周面上端部に設けた段差が相殺されて、面一となるように構成している。
【0034】
また、ノズルケース部24の外周面下端部は、内側に向かって段状に窪ませて係止部27を形成しており、同係止部27を前記したシリンダケース6のシリンダ係止用フランジ11に嵌合することによって、ノズル体7を取り付けたシリンダ8をシリンダケース6内に収容可能としている。一方、ノズルケース部24の内周面下端部には、ノズル体7を嵌合するための突出部28を周面に沿って配設している。
【0035】
上記ノズルケース部24に嵌合するノズル体7は、中心円板21と、同中心円板21の外方に同心円的に嵌合して組み合わせた径の異なる複数の環状体22a,22b,22cとからなる。本実施例では、3個の環状体22a,22b,22cを用いており、同環状体22a,22b,22c及び中心円板21の外周縁部に、略正方形形状とした複数の矩形溝20を形成して、同矩形溝20により麺生地通過用の矩形状小孔23を形成している。
【0036】
中心円板21は所定の厚みを有する円板状に形成し、同中心円板21の外周面上端部には、周面に沿って中心円板係止用フランジ31を突設すると共に、中心円板21の外周縁部には、複数の矩形溝20を形成している。
【0037】
また、径の異なる3個の環状体22a,22b,22cは、所定厚みを有する環状に構成し、同環状体22a,22b,22cの外周面上端部には、周面に沿って環状体係止用フランジ29を突設すると共に、同内周面上端部には、周面に沿って係止用凹部30を形成している。また、中心円板21と同様、環状体22a,22b,22cの外周縁部には複数の矩形溝20を形成している。
【0038】
そして、中心円板21の直径を最小径の環状体22cの内径と同じ大きさに、最小径の環状体22cの外径を次に径の大きい環状体22bの内径と同じ大きさに、同環状体22bの外径を最大径の環状体22aの内径と同じ大きさににして、中心円板21の外方に同心円的に環状体22a,22b,22cを順次嵌め込んでいる。
【0039】
このとき、中央円板21及び環状体22b,22cに設けた係止用フランジ29,31を、近接する外側の環状体22a,22b,22cの係止用凹部30にそれぞれ嵌め込んで、内側の環状体22b,22c及び中央円板21を外側の環状体22a,22b,22cで係止するようにしている。これにより、ノズル体7の構成要素である中心円板21及び環状体22a,22b,22cを一体化している。
【0040】
また、中心円板21及び各環状体22a,22b,22cの外側縁部に形成した矩形溝20の開口部は、それぞれ外側の環状体22a,22b,22cの内周面によって塞がれるので、矩形状の小孔23を形成することができる。
【0041】
このように、外周縁部に沿って複数の矩形溝20を形成した中心円板21、及び環状体22a,22b,22cを組み合わせてノズル体7を構成することによって、簡単に矩形状の小孔23を形成することができ、同矩形状の小孔23によって、断面視略矩形状の麺aを形成することができる。
【0042】
また、上記ノズル体7をシリンダ8に取り付ける場合は、ノズル体7の最外側に位置する最大径の環状体22aの環状体係止用フランジ29を、前記ノズルケース部24の突出部28に嵌合する。このときに、最外側の環状体22aの外側縁部に形成した矩形溝20の開口部もノズルケース部24の内周面によって塞がれて、矩形状の小孔23となる。
【0043】
次に、他実施例として、円形状の小孔を具備するノズル体7について説明する。図7は他実施例としてのノズル体7を示す底面図、図8は同底面図であり、本実施例では、前記実施例とは異なり、ノズルケース部24の下端部に、円形状の小孔33を複数穿設した板状のノズル体7'を配設している。
【0044】
すなわち、矩形状の小孔23と異なり、円形状の小孔33は簡単に穿孔することができるので、円形状の小孔33を形成する場合には、板状のノズル体7'に直接穿孔して小孔33を形成している。
【0045】
なお、小孔の形状を変えることによって、形成される麺aの断面形状を変えることができるので、前記矩形状及び円形状の小孔23,33を形成したノズル体7に限らず、小孔の形状が異なる複数のノズル体7を用意しておき、目的に合わせてシリンダ8に取り付けるノズル体7を交換してもよい。
【0046】
次に、上記麺押し出し部2の下方に位置し、同麺押し出し部2で形成された麺aを受け止めて茹でる麺茹で部3について説明する。
【0047】
麺茹で部3では、矩形箱型状の機枠34の奥部側に支軸36を立設しており、同支軸36の上側部に、麺押し出し部2を水平方向の首振り自在に取り付けている。すなわち、支軸36の上側部を麺押し部2に設けたシリンダ装置5の底面後部に取り付けると共に、同シリンダ装置5が、支軸36を中心として水平回動するように構成している。図中、54は機枠34の下面四隅に設けた脚部である。
【0048】
また、機枠34の内側には、矩形箱型状の釜部37を配設すると共に、同釜部37の底壁は、前後側から中央に向かって下方に傾斜させて、中央をやや窪んだ状態とし、側面視略V字状に形成している。そして、側面視V字状の最凹部には、排水口38を配設している。
【0049】
さらに、かかる釜部37の内側底部には、同釜部37に収容した水を加熱するための加熱手段として、U字状のヒータ39を複数配設している。同ヒータ39は、U字状を形成する2つの直線部分が上下に縦列する状態で釜部37に配設されており、かかるヒータ39上には、麺押し出し部2で形成された麺aを受け止める麺収容籠40を載置している。
【0050】
このように、ヒータ39上に直接麺収容籠40を載置することにより、ヒータ39周辺の沸騰湯を、すぐに麺収容籠40内の麺aに当てることができ、麺aを効率よく茹でることができる。
【0051】
また、上記麺収容籠40は釜部37から取出し自在であり、メッシュ体で形成した籠本体41と、同籠本体41の上部開口に連設した周壁部42と、同周壁部42に連設した把手43と、同じく周壁部42に連設した係止用フック44と、籠本体41の底部に連設した傘状の集泡体45とから構成している。
【0052】
本実施例において、籠本体41は矩形箱型状に形成しており、同籠本体41に合わせて、周壁部42も矩形枠状に形成している。かかる周壁部42の一部は、突出させて注ぎ口46としており、茹で上がった麺aを他の容器等に排出しやすいようにしている。
【0053】
また、周壁部42に連設した係止用フック44は、釜部37に麺収容籠40を固定するためのものであり、麺収容籠40を釜部37内に配設する場合は、係止用フック44を釜部37の前壁に引っかけて麺収容籠40を固定し、麺収容籠40が傾いて同麺収容籠40内の麺aが外に流出しないようにしている。
【0054】
さらに、籠本体41底部の集泡体45は、沸騰によって発生する気泡を収集する役割を果たし、同集泡体45下端の広い開口部で多くの気泡を収集すると共に、収集した気泡を、集泡体45上端と籠本体41下端との連結部に設けた通路から籠本体41へ移動させて、区切られたスペースである籠本体41内に集中的に気泡が集まるようにしている。従って、収容した麺aに沸騰湯を効率よく当てることができると共に、沸騰湯を籠本体41内で対流させて、麺aを十分に動かして解すことができる。
【0055】
上記麺茹で部3の側方には、麺茹で部3で茹でられた麺aを冷却可能に構成した麺冷却部4を配設している。
【0056】
麺冷却部4には、矩形箱型状の機枠47の内側にシンク49を配設しており、同シンク49は、矩形箱型状のシンク槽50と、同シンク槽50の底壁に設けた排水口51と、シンク槽50に面する機枠に取り付けた蛇口52とから構成している。図中、53は脚部である。
【0057】
かかる麺冷却部4は、例えば、そう麺やうどん麺や蕎麦麺のように、熱湯で茹でた麺aをその後冷却する必要がある場合に使用する。麺冷却部4のシンク槽50は、麺収容籠40を収容可能に構成されており、茹で終えた麺aを、麺収容籠40ごとシンク槽50に移動させて流水にさらすことで、麺aを冷却することができる。
【0058】
次に、上記麺製造機1を用いた麺aの製造方法について説明する。本実施例では、蕎麦麺を製造する場合について説明する。
【0059】
(麺形成)
麺aを断面視略矩形状に製造すべく、まず、麺押し出し部2から取り外した状態のシリンダ8に、矩形状の小孔23を具備するノズル体7を取り付ける。蕎麦粉及び水を混合して捏ねた麺生地をかかるシリンダ8に投入し、同シリンダ8を麺押し出し部2のシリンダケース6内に戻す。ここで、本実施例におけるシリンダ8は、麺押し出し部から自在に取り出せるので、前記ノズル体7の取り付け及び麺生地の投入を簡単に行うことができる。
【0060】
次に、シリンダ装置5を始動させて、ピストン9にシリンダ8内の麺生地を押圧させ、麺生地をノズル体7の小孔23から押し出して、線状の麺aを形成する。押し出された麺aは麺切りシャッター16に設けた麺切断部17よって一定の長さに切断し、切断した麺aを、麺押し出し部2の下方に配設した麺茹で部3へそのまま落下させる。落下した麺aは、麺茹で部3の麺収容籠40で受け止める。
【0061】
このとき、麺押し出し部2を首振り作動させて、釜部37に複数収容した麺収容籠40のそれぞれに、一定量ずつ麺aが収容されるようにしている。従って、麺収容籠40内に麺を押し出し投入するために、麺収容籠40を麺押し出し部2の直下にわざわざ移動させなくてもよい。
【0062】
(麺茹で)
麺押し出し部2で成形された麺aを受け止める麺収容籠40は、麺茹で部3の釜部37内に配設したヒータ39上に載置されており、同麺収容籠40に設けた係止用フック44によって釜部37の前壁に係止されている。また、釜部37内には水を収容すると共に、同水をヒータ39によって沸騰させており、麺収容籠40内の麺aはこの沸騰湯によって茹でられる。このとき、沸騰によって発生した気泡が、麺収容籠40に設けた集泡体45によって麺収容籠40内に集められるので、麺aを効率的に茹でることができる。
【0063】
茹で終わった麺aは、麺茹で部3から取り出して麺冷却部4に移し、流水にさらして冷却する。このとき、麺茹で部3内の麺aは麺収容籠40内に収容されているので、麺収容籠40を取り出すだけで釜部37から確実且つ簡単に麺aを取り出すことができる。
【0064】
また、籠本体41はメッシュ体によって構成しているので、釜部37から麺収容籠40ごと取り出した麺aを、麺収容籠40に収容された状態のまま麺冷却部4に移し、流水にさらすことができる。
【0065】
なお、麺冷却部4内に麺収容籠40を収容する場合は、同麺収容籠40に設けた係止用フック44を麺冷却部4のシンク槽50の側壁に引っかけて、麺収容籠40が動かないように固定する。
【0066】
【発明の効果】
請求項1記載の本発明によれば、シリンダ係止用フランジに係止させたシリンダをシリンダケースから取り外し・取替え自在に配設したことによって、シリンダが麺押し出し部に固定されたままでは行いにくい作業において、例えば、シリンダに麺生地を投入する場合、シリンダにノズル体を取り付ける場合、麺製造のために使用したシリンダを洗浄する場合等において、シリンダを麺押し出し部から取り外して作業することができ、各々の作業の効率を上げることができる。また、シリンダ係止用フランジの下面に前後にスライド移動可能に配設した麺切りシャッターによって、ノズル体から押し出された麺を一定の長さに切断し、麺茹で部へそのまま落下させることができる。
【0067】
請求項2記載の本発明によれば、ノズル体を、外周縁部に沿って複数の矩形溝を形成した中心円板の外側方に、同中心円板同様に、外周縁部に沿って複数の矩形溝を形成した径の異なる複数の環状体を同心円状に組合わせて構成し、前記矩形溝により麺生地通過用の小孔を形成して、断面矩形状の麺を押出し成形可能としたことによって、これまでよりも簡単にノズル体に矩形状の小孔を形成することができ、低コストでノズル体を製造することができる。また、ノズルケースの外周面下端部に形成した係止部を、シリンダ係止用フランジに嵌合させて、ノズルケースを取り付けたシリンダをシリンダケース内に収容することができる。
【0068】
請求項3記載の本発明によれば、麺茹で部は、収容した水を加熱する加熱手段を設けた釜部を具備し、同釜部に複数の麺収容籠を取出し自在に配設して、ノズル体を通過した麺をそれぞれ受け止め可能としたことによって、釜部全体に麺が広がることがなくなり、一々麺を掬わなくても、麺収容籠を取り出すだけで釜部から確実且つ簡単に麺を取り出すことができると共に、麺を一定量ずつ小分けにして茹でることになるので、各麺収容籠内の麺は茹で時間がほぼ一定になって茹でむらが生じにくく、しかも、茹であがった麺を一定量ずつ釜部から取り出すことができる。また、麺収容籠の下部に、沸騰によって発生する気泡を収集する傘状の集泡体を設けたことによって、区切られたスペースである麺収容籠の中に多くの気泡を集めることができ、従って、麺収容籠内の気泡の密度が大きくなり、効率よく麺を茹でることができる。
【0069】
また、釜部を設けた麺茹で部の機枠奥部側から支軸を立設し、同支軸の上側部に、麺押出し部を支軸を中心として水平回動するように取り付けたことによって、麺収容籠を釜部内に複数並べておき、次に麺押し出し部を首振り作動させて、順次、麺押し出し部から釜部の麺収容籠内に麺を押し出し投入していけば、麺収容籠に麺を押し出し投入するために、空の麺収容籠をわざわざ麺押し出し部の直下に持っていく必要がなく、手間を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における麺製造機の一部断面全体正面図。
【図2】本発明における麺製造機の一部断面全体側面図。
【図3】シリンダ及びノズル体の分解縦断面図。
【図4】シリンダ及びノズル体の合体縦断面図。
【図5】ノズル体の底面図。
【図6】ノズル体の平面図。
【図7】他実施例としてのノズル体の底面図。
【図8】他実施例としてのノズル体の一部断面正面図。
【符号の説明】
1 麺製造機
2 麺押し出し部
3 麺茹で部
7,7' ノズル体
8 シリンダ
9 ピストン
20 矩形溝
21 中心円板
22a,22b,22c 環状体
23,33 小孔
34 機枠
36 支軸
37 釜部
40 麺収容籠
45 集泡体

Claims (3)

  1. 捏ねた麺生地を収容するシリンダ(8)と、シリンダ(8)内を摺動してシリンダ(8)内の麺生地を押圧するピストン(9)と、前記シリンダ(8)の底面に取り付けられ、押圧された麺生地が通過する複数の小孔(23,33)を有するノズル体(7)とを具備する麺押し出し部(2)と、前記小孔(23,33)を通過して線状に形成された麺(a)を受け止めて茹でる麺茹で部(3)とからなる麺製造機(1)において、
    前記麺押し出し部 ( ) には、シリンダ係止用フランジ( 11 )を内部に設けた円筒状のシリンダケース(6)を垂設させており、このシリンダケース(6)の周面にシリンダ取り出し口( 12 )を開設して、前記シリンダ係止用フランジ( 11 )に係止させたシリンダ(8)をシリンダケース(6)から取り外し・取替え自在にすると共に、前記シリンダ係止用フランジ( 11 )の下面に麺切りシャッター( 16 )を前後にスライド移動可能に配設したことを特徴とする麺製造機。
  2. ノズル体(7)を、外周縁部に沿って複数の矩形溝(20)を形成した中心円板(21)の外側方に、同中心円板(21)同様に、外周縁部に沿って複数の矩形溝(20)を形成した径の異なる複数の環状体(22a,22b,22c)を同心円状に組合わせて構成し、前記矩形溝(20)により麺生地通過用の小孔(33)を形成して、断面矩形状の麺(a)を押出し成形可能とし、このノズル体 ( ) を嵌合させたノズルケース( 24 )を前記シリンダ(8)の底部に取り付け、前記ノズルケース( 24 )の外周面下端部に、前記シリンダ係止用フランジ( 11 )に嵌合する係止部( 27 )を形成したことを特徴とする請求項1記載の麺製造機。
  3. 麺茹で部 ( ) は、収容した水を加熱する加熱手段を設けた釜部 (37) を具備し、同釜部 (37) に複数の麺収容籠 (40) を取出し自在に配設すると共に、釜部(37)を設けた麺茹で部(3)の機枠(34)奥部側から支軸(36)を立設し、同支軸(36)の上側部に、麺押し出し部(2)を支軸 (36) を中心として水平回動するように取り付け、前記各麺収容籠 (40) で、ノズル体 ( ) を通過した麺 ( ) をそれぞれ受け止め可能とする一方、各麺収容籠 (40) の下部には、沸騰によって発生する気泡を収集する傘状の集泡体 (45) をそれぞれ設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の麺製造機。
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