JP3696583B2 - 学習机 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、学習机に関するものである。
【0002】
【従来の技術・発明が解決しようとする課題】
従来技術として、例えば、実開昭55−166544号公報及び実開平1−161643号公報では、机天板上に載置した上棚装置に移動式本立を設けるにおいて、本立を、上棚装置の棚板と後板とに当接する底板と背板とを備えると共に少なくとも左右一対の側板とを有する構成として、上棚装置における後板の表面に固着した横長のガイドレールの下向き開放状凹溝内に、本立における背板の上端縁を摺動可能に嵌合させることで、本立を机上棚の左右いずれの個所にも移動でき、且つ本立が前方向にずれ落ちることを防止した構成を提案している。
【0003】
また、実開昭55−100537号公報や実開昭58−168266号公報には、上棚装置や陳列棚における横長の桟に、ブックエンドまたは仕切り板の後端部を左右摺動自在に嵌合する構成が開示されている。
【0004】
本発明は、更に学習机の上棚装置の使い勝手を良くすることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、脚で支持された机天板と、この机天板の後部に配置された上棚装置とを備えた机であって、前記上棚装置は、その背面部に位置した棚枠と、水平状の載置板に仕切り板が取付けられていて前記棚枠の前面に重なるように配置された書棚とを備えており、前記書棚を棚枠に、仕切り板を上向きにした姿勢と仕切り板を下向きにした姿勢とのいずれの姿勢も選択自在でかつ、仕切り板を下向きにした姿勢でも載置板に本等を載置できるように取付けている。
請求項2の発明は、請求項1において、前記書棚は、前記棚枠を構成する横桟に取付けており、更に、前記仕切り板が下向きになる姿勢で書棚を棚枠に取り付けた状態で仕切り板と机天板との間に間隔が空くように設定している。
【0006】
【発明の効果】
本発明によると、書棚は、仕切りを上向きにした姿勢と下向きにした姿勢とに変更できると共に、いずれの姿勢でも載置板には本等を載置することができるため、本等の配置を自由に設定できて使い勝手が良い。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
【0008】
≪第1実施形態≫
図1〜図4では第1実施形態を示している。図1は、上棚装置を備えた学習机(以下、「机」と略す)1の斜視図で、上棚装置は机天板5の後部に立設した棚枠2と移動式書棚3,4とを備えている。図2は要部側断面図である。
【0009】
机1は木製であり、その上面を構成する机天板5はその左右両側下面が脚足6で支持されており、机天板5の下面には平抽斗7が前後移動可能に装着されている。机の内部には、キャスタ9付きのワゴン式袖抽斗10が配置されている。
【0010】
棚枠2は、左右一対の偏平板状の縦長の支柱11と、この左右支柱11の上端部位を連結する上横桟12と、支柱11の上下中途部位間を連結する中途横桟13,14と、下横桟15等からなっている。これらはすべて木製であって、各部材は、所定の木組み及び埋め込みナットとビス等にて互いに連結されている。
【0011】
上横桟12の下部側には上棚板16をビス等にて固定しており、この上棚板16の下面には蛍光灯等の照明具17を設け、その前部に、透明または半透明の合成樹脂製の横長のフード18を装着している。
【0012】
符号19は、前記上棚板16の左右両側端と支柱11とを連結するための補強用ブラケットである。なお、上棚板16の下面一側には、電気機器用の電源コンセント20や照明具17のON・OFFスイッチ21等が配置されている。
【0013】
前記棚枠2の支柱11は、机1の後部側脚足6に取付け金具22を介して着脱自在に連結されている(図2参照)。
【0014】
符号3は、棚枠2に着脱自在且つ左右移動可能に装着される上移動式書棚3であり、この上移動式書棚3は、水平状の載置板23と少なくとも左右両側板24と背面板25とからなる。符号4は下移動式書棚であり、この下移動式書棚4は、水平状の載置板26と左右両側板27と中仕切り板28と背面板29とから成っている。
【0015】
上移動式書棚3における背面板25の前面下方と左右両側板24の後端との間には、前記上横桟12の厚さ寸法に相当する下方開放状の切欠き係止部30を形成している。図2に示すように、前記左右両側の切欠き係止部30を上横桟12の上縁に嵌合させると、上移動式書棚3における載置板23が前記棚枠2における上棚板16の上面に当接し、上移動式書棚3は上横桟12に沿って左右移動可能となる。
【0016】
また、前記左右両側に下向き開口の切欠き係止部30を形成したことにより、背面板25と左右両側板24及び載置板23の後端縁とで上横桟12を前後に挟むことになっており、このため上移動式書棚3は上棚板16から不用意に脱落しない。
【0017】
なお、載置板23の下面や切欠き係止部30に摩擦係数の小さい合成樹脂材からなる滑り片(図示しない)を設けておけば、上移動式書棚3の移動時に本45等の重みで棚板16や上横桟12の各表面が傷つくのを防止できる。
【0018】
図3は下移動式書棚4の正面図である。この下移動式書棚4は、棚枠2の上下中途部位に平行状に配置した中途横桟13,14に、連結手段31を介して左右移動可能で且つ着脱自在に装着している(図1及び図2参照)。
【0019】
この場合、連結手段31はねじ部34から成っており、このねじ部34は、大径の摘み部32と、2本の中途横桟13,14間に挿入できる丸軸状のボス部33と、該ボス部33から突出して下移動式書棚4の左右両側板27の背面に設けた埋め込みナット35に螺着できるねじ部34とにより構成されている。
【0020】
このように構成すると、中途横桟13,14の背面側からボス部33を上下両中途横桟13,14の隙間に嵌挿して、ねじ部34を前面側に配置した下移動式書棚4の左右両側板27に締着することにより、連結手段31の大径摘み部32が上下両中途横桟13,14の背面に当接するだけで横移動自在だから、下移動式書棚4を中途横桟13,14に沿って左右移動させることができる。
【0021】
また、連結手段31を一旦外して、図4に示すように、下移動式書棚4を上下逆さまに反転させた状態(載置板26を上にした状態)にして、再度連結手段31を介して一対の中途横桟13,14間に装着すれば、机天板5上に載置した大判の本46の側面を、下移動式書棚4の側板27または中仕切り板28にて支えることができ、さらに、下移動式書棚4の載置板26に本47を載置することもできる。
【0022】
なお、下移動式書棚4の側板27や背面板29の裏面が中途横桟13,14の表面に当接する個所には、前述の滑り片を設けておくことが好ましい。
【0023】
≪第2実施形態≫
図5〜図7では、連結手段の別例である第2実施形態を示している。図5は平面図、図6は図5のVI−VI視断面図、図7は図6の VII-VII視拡大断面図である。
【0024】
この実施形態では、下移動式書棚4における左右両側板27の外面に上下長手で後面開放状の金属製等の取付け枠体36を固着し、この取付け枠体36に形成した内部溝36aに、上下に相対向するように配置された一対のフック体37の基部37aを上下摺動自在に嵌挿している。
【0025】
この場合、取付け枠体36の内部溝36aに縦長の案内突条38を形成する一方、各フック体37における基部37aの左右両側面に、前記案内突条38に嵌合する縦長の凹溝39を形成することにより、取付け枠体36に対する各フック体37の取付けガタを防止すると共に、各フック体37にて下移動式書棚4及び載置物の重量を確実に支持できるようにしている。
【0026】
上下フック37は、ねじ40とナット41とで取付け枠体36に固定している。この場合、上側のフック体37は高さ調節不能の状態で取付け枠体36に固定されている一方、下部側のフック体37は、その案内突条38にねじ40が嵌まる縦長の挿通孔42を穿設することにより、高さ調節自在な状態で固定できるようになっている。
【0027】
この実施例の連結手段においても、前記下移動式書棚4は、中途横桟13,14に対して左右移動可能及び着脱自在に装着できると共に、上下逆にした姿勢で装着することができる。なお、上下両フック体37の両方の装着高さ位置を調節可能に構成しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】学習机の全体斜視図である。
【図2】図1のII−II視拡大側断面図である。
【図3】下移動式書棚の正面図である。
【図4】下移動式書棚を上下逆して装着した場合の側断面図である。
【図5】連結手段の別例である第2実施形態の平面図である。
【図6】図5のVI−VI視断面図である。
【図7】図6の VII-VII視拡大断面図である。
【符号の説明】
1 学習机
2 棚枠
4 下部移動式書棚
5 机天板
11 支柱
12 上横桟
13,14 中途横桟
16 上棚板
23,26 載置板
24,27 側板
25,29 背面板
28 中央仕切り板
Claims (2)
- 脚で支持された机天板と、この机天板の後部に配置された上棚装置とを備えた机であって、
前記上棚装置は、その背面部に位置した棚枠と、水平状の載置板に仕切り板が取付けられていて前記棚枠の前面に重なるように配置された書棚とを備えており、前記書棚を棚枠に、仕切り板を上向きにした姿勢と仕切り板を下向きにした姿勢とのいずれの姿勢も選択自在でかつ、仕切り板を下向きにした姿勢でも載置板に本等を載置できるように取付けている、
学習机。 - 前記書棚は、前記棚枠を構成する横桟に取付けており、更に、前記仕切り板が下向きになる姿勢で書棚を棚枠に取り付けた状態で仕切り板と机天板との間に間隔が空くように設定している、
請求項1に記載の学習机。
Priority Applications (1)
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JP2002269656A JP3696583B2 (ja) | 2002-09-17 | 2002-09-17 | 学習机 |
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