JP3695813B2 - フリーピストン式ヴィルミエサイクル機関 - Google Patents
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- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2309/00—Gas cycle refrigeration machines
- F25B2309/001—Gas cycle refrigeration machines with a linear configuration or a linear motor
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- Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フリーピストン式ヴィルミエサイクル機関(以下フリーピストン式VM機関と略称する)に関し、特にVM機関全体を小型化して空調機及び冷凍機等に好適なフリーピストン式VM機関に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のフリーピストン式VM機関の基本構造を示す図2において、その構造及び作動について説明する。
高温ディスプレーサ1は直径aのディスプレーサピストンロッド2と直径bのディスプレーサピストンロッド3とが直列に連結された段違いロッドを有し、ディスプレーサピストンロッド3の端部はリニアアクチュエータ4により強制的に図面上、上下に駆動される。
一方、円筒形のスリーブ5a、5bの外側には、図で上から順に高温側高温部熱交換器6a、高温側再生器7、高温側中温部熱交換器8、低温側中温部熱交換器9、低温側再生器10及び低温側低温部熱交換器11が配設され、高温側中温部熱交換器8と低温側中温部熱交換器9とはリング形部12を介して一体となっている。
さらに、高温側再生器7、高温側中温部熱交換器8、低温側中温部熱交換器9の外側には夫々高温側円筒形シェル13、中温側円筒形シェル14a、14bが配設され、また低温側再生器10及び低温側低温部熱交換器11の外側には低温側円筒形シェル15が配設されて外部と隔離される。
高温側円筒形シェル13の頭部には電気ヒータ6が設けられ、暖房用として高温側中温部熱交換器8及び低温側中温部熱交換器9から熱を取り出し、また冷房用として低温側低温部熱交換器11から冷熱を与えられる。搬送用媒体としては水が夫々の熱交換器の外側に配設される。
ここで、電気ヒータ6により加熱された高温作動空間16及び中温作動空間17内のヘリウム等の作動ガスによって、高温側中温部熱交換器8を介して外側の水を加熱し、一方低温作動空間18及び中温作動空間17内の作動ガスは低温側中温部熱交換器9を介して外側の水を加熱すると共に、低温側低温部熱交換器11を介して外側の水から熱を奪う。このとき、前記高温ディスプレーサ1の上下運動は作動ガスを高温作動空間16と中温作動空間17との間を、高温側高温部熱交換器6a、高温側再生器7及び高温側中温部熱交換器8を通って交番させる。
また、低温ディスプレーサ19の上下運動は作動ガスを低温作動空間18及び中温作動空間17の間を、低温側低温部熱交換器11、低温側再生器10及び低温側中温部熱交換器9を通って交番させる。
その際、高温の作動ガスと低温の作動ガスとの割合が変化することにより圧力変動を生じるが、ディスプレーサピストンロッド2、3の直径a及びbの相違によって起こる容積変化により低温ディスプレーサ19に加振力を生じ、高温ディスプレーサ1とはある一定の位相差を保つように低温ディスプレーサ19が作動する。このとき、各再生器7、10の蓄熱作用により各作動空間は温度が一定に保たれる。機関としての出力は各熱交換器6a、8、9及び11の熱の放出、吸収を暖房、冷房として利用する訳である。
また、20は低温ディスプレーサ用補助機械ばね、21は作動空間18のためのロッドシール、22は高温ディスプレーサ用機械ばね、23は適当な圧力値に保つためのバッフア室、24はバッフア室用ロッドシール、25は低温ディスプレーサ内ガスばね室である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のフリーピストン式VM機関では、上記のように構成されていたから、次のような問題点があった。
▲1▼高温ディスプレーサ用機械ばねを機関外のバッファ室に設けていたため、VM機関全体が大きくなる。
▲2▼また、従来のものでは低温室内をディスプレーサロッドが貫通するため、シール部を配置することが必要であり、このシール部でガス漏れや摩擦損失が発生する恐れがあった。
本発明は従来技術の上記課題(問題点)を解決するようにしたフリーピストン式VM機関を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、このような上記課題を解決するために、高温部中温室と低温部中温室とを連通するためのガス通路を設けた再生サイクルを用いた外燃機関であるフリーピストン式ヴィルミエサイクル機関において、低温ディスプレーサロッドを中空にして高温ディスプレーサロッドを収納する中空室とし、低温ディスプレーサ内を中空にして低温ディスプレーサ用ガスばね室とし、上記中空室を低温ディスプレーサ用ガスばね室内に張り出して高温ディスプレーサ用ガスばね室とし、また、上記高温ディスプレーサ用ガスばね室と低温ディスプレーサ用ガスばね室とを連通するガスばね室通路を形成するように構成した。
この場合、上記構成において、該高温ディスプレーサ用ガスばね室内部に高温ディスプレーサ用機械ばねを内蔵すると共に、低温ディスプレーサ用ガスばね室内に上記低温ディスプレーサロッドに装着される低温ディスプレーサ用機械ばねを設けるようにすることが望ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施の形態を示すもので、以下同図を用いて本発明を具体的に説明する。
同図において、101は高温室、102は高温部中温室、103は低温部中温室、104は低温室、105は高温ディスプレーサ用ガスばね室、106は低温ディスプレーサ用ガスばね室、107は高温部中温室102と低温部中温室103とを連通するガス通路である。
また、108は高温ディスプレーサ、109は低温ディスプレーサ、110は高温ディスプレーサロッド、111は低温ディスプレーサロッド、112はヒータ、113は高温側再生器、114は低温側再生器である。
また、115は高温部ラジエータ、116は低温部ラジエータ、117はクーラ、118は高温ディスプレーサ用機械ばね、119は低温ディスプレーサ用機械ばねである。
なお、120はガスばね室通路で、高温ディスプレーサ用ガスばね室105と低温ディスプレーサ用ガスばね室106とを連通するためのものである。
本発明のVM機関では、上記のように、低温ディスプレーサロッドの内部を中空に形成して、高温ディスプレーサ用ガスばね室105とし、この高温ディスプレーサ用ガスばね室105の内部に高温ディスプレーサ用機械ばね118を内蔵し、高温ディスプレーサ用ガスばね室105と低温ディスプレーサ用ガスばね室106とを、ガスばね室通路120によって連通するようにし、高温ディスプレーサ108を駆動するためのガスばね室と、低温ディスプレーサ109を駆動するためのガスばね室とが共用するような構成とした点に、構成上の特徴がある。このため、従来VM機関の外部に設けられていた高温ディスプレーサ用機械ばねが機関内部にコンパクトに収納され、VM機関全体の大きさが、大幅に小型化される。
なお、ガスばね室通路120により、高温デイスプレーサ用ガスばね室105及び低温デイスプレーサ用ガスばね室106とを連通するようにしたので、高温ディスプレーサロッド110の上下動により生じる高温デイスプレーサ用ガスばね室105内のガスばね作用に要求される同室の容積を小さくできるため、VM機関をコンパクトに設計できる。
【0006】
【発明の効果】
本発明は上記のように低温ディスプレーサロッドを中空にして高温ディスプレーサロッドを収納する中空室とし、低温ディスプレーサ内を中空にして低温ディスプレーサ用ガスばね室とし、上記中空室を低温ディスプレーサ用ガスばね室内に張り出して高温ディスプレーサ用ガスばね室とし、また、上記高温ディスプレーサ用ガスばね室と低温ディスプレーサ用ガスばね室とを連通するガスばね室通路を形成するように構成したので、次のような優れた効果を有する。
▲1▼従来のように低温室内をロッドが貫通する必要がないため、シールが不要となり、またガス漏れがなくなり、熱損失や摩擦による機械損失等が低減される。
▲2▼従来、VM機関の外部に設けられていた高温ディスプレーサ用機械ばねを、本発明では機関の内部に配置される低温ディスプレーサロッドの内部に収納するようにし、しかも、高温ディスプレーサ用ガスばね室と低温ディスプレーサ用ガスばね室とを相互に共用するようにしたので、高温デイスプレーサ用ガスばね室の容積が縮小でき、VM機関全体の大きさを大幅に小型化することができる。従って、空調機及び冷凍機等に好適なフリーピストン式VM機関が得られる。
▲3▼また、ガスばね室通路により、高温デイスプレーサ用ガスばね室及び低温デイスプレーサ用ガスばね室とを連通するようにしたので、高温及び低温ディスプレーサの上下動により生じる作動ガスの移動を円滑にすることができ、機関性能の劣化がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるフリーピストン式VM機関の構成を示す縦断正面図である。
【図2】従来のフリーピストン式VM機関の構成を示す縦断正面図である。
【符号の説明】
105:高温ディスプレーサ用ガスばね室
106:低温ディスプレーサ用ガスばね室
107:ガス通路
108:高温ディスプレーサ
109:低温ディスプレーサ
110:高温ディスプレーサロッド
111:低温ディスプレーサロッド
118:高温ディスプレーサ用機械ばね
119:低温ディスプレーサ用機械ばね
120:ガスばね室通路
【発明の属する技術分野】
本発明は、フリーピストン式ヴィルミエサイクル機関(以下フリーピストン式VM機関と略称する)に関し、特にVM機関全体を小型化して空調機及び冷凍機等に好適なフリーピストン式VM機関に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のフリーピストン式VM機関の基本構造を示す図2において、その構造及び作動について説明する。
高温ディスプレーサ1は直径aのディスプレーサピストンロッド2と直径bのディスプレーサピストンロッド3とが直列に連結された段違いロッドを有し、ディスプレーサピストンロッド3の端部はリニアアクチュエータ4により強制的に図面上、上下に駆動される。
一方、円筒形のスリーブ5a、5bの外側には、図で上から順に高温側高温部熱交換器6a、高温側再生器7、高温側中温部熱交換器8、低温側中温部熱交換器9、低温側再生器10及び低温側低温部熱交換器11が配設され、高温側中温部熱交換器8と低温側中温部熱交換器9とはリング形部12を介して一体となっている。
さらに、高温側再生器7、高温側中温部熱交換器8、低温側中温部熱交換器9の外側には夫々高温側円筒形シェル13、中温側円筒形シェル14a、14bが配設され、また低温側再生器10及び低温側低温部熱交換器11の外側には低温側円筒形シェル15が配設されて外部と隔離される。
高温側円筒形シェル13の頭部には電気ヒータ6が設けられ、暖房用として高温側中温部熱交換器8及び低温側中温部熱交換器9から熱を取り出し、また冷房用として低温側低温部熱交換器11から冷熱を与えられる。搬送用媒体としては水が夫々の熱交換器の外側に配設される。
ここで、電気ヒータ6により加熱された高温作動空間16及び中温作動空間17内のヘリウム等の作動ガスによって、高温側中温部熱交換器8を介して外側の水を加熱し、一方低温作動空間18及び中温作動空間17内の作動ガスは低温側中温部熱交換器9を介して外側の水を加熱すると共に、低温側低温部熱交換器11を介して外側の水から熱を奪う。このとき、前記高温ディスプレーサ1の上下運動は作動ガスを高温作動空間16と中温作動空間17との間を、高温側高温部熱交換器6a、高温側再生器7及び高温側中温部熱交換器8を通って交番させる。
また、低温ディスプレーサ19の上下運動は作動ガスを低温作動空間18及び中温作動空間17の間を、低温側低温部熱交換器11、低温側再生器10及び低温側中温部熱交換器9を通って交番させる。
その際、高温の作動ガスと低温の作動ガスとの割合が変化することにより圧力変動を生じるが、ディスプレーサピストンロッド2、3の直径a及びbの相違によって起こる容積変化により低温ディスプレーサ19に加振力を生じ、高温ディスプレーサ1とはある一定の位相差を保つように低温ディスプレーサ19が作動する。このとき、各再生器7、10の蓄熱作用により各作動空間は温度が一定に保たれる。機関としての出力は各熱交換器6a、8、9及び11の熱の放出、吸収を暖房、冷房として利用する訳である。
また、20は低温ディスプレーサ用補助機械ばね、21は作動空間18のためのロッドシール、22は高温ディスプレーサ用機械ばね、23は適当な圧力値に保つためのバッフア室、24はバッフア室用ロッドシール、25は低温ディスプレーサ内ガスばね室である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のフリーピストン式VM機関では、上記のように構成されていたから、次のような問題点があった。
▲1▼高温ディスプレーサ用機械ばねを機関外のバッファ室に設けていたため、VM機関全体が大きくなる。
▲2▼また、従来のものでは低温室内をディスプレーサロッドが貫通するため、シール部を配置することが必要であり、このシール部でガス漏れや摩擦損失が発生する恐れがあった。
本発明は従来技術の上記課題(問題点)を解決するようにしたフリーピストン式VM機関を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、このような上記課題を解決するために、高温部中温室と低温部中温室とを連通するためのガス通路を設けた再生サイクルを用いた外燃機関であるフリーピストン式ヴィルミエサイクル機関において、低温ディスプレーサロッドを中空にして高温ディスプレーサロッドを収納する中空室とし、低温ディスプレーサ内を中空にして低温ディスプレーサ用ガスばね室とし、上記中空室を低温ディスプレーサ用ガスばね室内に張り出して高温ディスプレーサ用ガスばね室とし、また、上記高温ディスプレーサ用ガスばね室と低温ディスプレーサ用ガスばね室とを連通するガスばね室通路を形成するように構成した。
この場合、上記構成において、該高温ディスプレーサ用ガスばね室内部に高温ディスプレーサ用機械ばねを内蔵すると共に、低温ディスプレーサ用ガスばね室内に上記低温ディスプレーサロッドに装着される低温ディスプレーサ用機械ばねを設けるようにすることが望ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施の形態を示すもので、以下同図を用いて本発明を具体的に説明する。
同図において、101は高温室、102は高温部中温室、103は低温部中温室、104は低温室、105は高温ディスプレーサ用ガスばね室、106は低温ディスプレーサ用ガスばね室、107は高温部中温室102と低温部中温室103とを連通するガス通路である。
また、108は高温ディスプレーサ、109は低温ディスプレーサ、110は高温ディスプレーサロッド、111は低温ディスプレーサロッド、112はヒータ、113は高温側再生器、114は低温側再生器である。
また、115は高温部ラジエータ、116は低温部ラジエータ、117はクーラ、118は高温ディスプレーサ用機械ばね、119は低温ディスプレーサ用機械ばねである。
なお、120はガスばね室通路で、高温ディスプレーサ用ガスばね室105と低温ディスプレーサ用ガスばね室106とを連通するためのものである。
本発明のVM機関では、上記のように、低温ディスプレーサロッドの内部を中空に形成して、高温ディスプレーサ用ガスばね室105とし、この高温ディスプレーサ用ガスばね室105の内部に高温ディスプレーサ用機械ばね118を内蔵し、高温ディスプレーサ用ガスばね室105と低温ディスプレーサ用ガスばね室106とを、ガスばね室通路120によって連通するようにし、高温ディスプレーサ108を駆動するためのガスばね室と、低温ディスプレーサ109を駆動するためのガスばね室とが共用するような構成とした点に、構成上の特徴がある。このため、従来VM機関の外部に設けられていた高温ディスプレーサ用機械ばねが機関内部にコンパクトに収納され、VM機関全体の大きさが、大幅に小型化される。
なお、ガスばね室通路120により、高温デイスプレーサ用ガスばね室105及び低温デイスプレーサ用ガスばね室106とを連通するようにしたので、高温ディスプレーサロッド110の上下動により生じる高温デイスプレーサ用ガスばね室105内のガスばね作用に要求される同室の容積を小さくできるため、VM機関をコンパクトに設計できる。
【0006】
【発明の効果】
本発明は上記のように低温ディスプレーサロッドを中空にして高温ディスプレーサロッドを収納する中空室とし、低温ディスプレーサ内を中空にして低温ディスプレーサ用ガスばね室とし、上記中空室を低温ディスプレーサ用ガスばね室内に張り出して高温ディスプレーサ用ガスばね室とし、また、上記高温ディスプレーサ用ガスばね室と低温ディスプレーサ用ガスばね室とを連通するガスばね室通路を形成するように構成したので、次のような優れた効果を有する。
▲1▼従来のように低温室内をロッドが貫通する必要がないため、シールが不要となり、またガス漏れがなくなり、熱損失や摩擦による機械損失等が低減される。
▲2▼従来、VM機関の外部に設けられていた高温ディスプレーサ用機械ばねを、本発明では機関の内部に配置される低温ディスプレーサロッドの内部に収納するようにし、しかも、高温ディスプレーサ用ガスばね室と低温ディスプレーサ用ガスばね室とを相互に共用するようにしたので、高温デイスプレーサ用ガスばね室の容積が縮小でき、VM機関全体の大きさを大幅に小型化することができる。従って、空調機及び冷凍機等に好適なフリーピストン式VM機関が得られる。
▲3▼また、ガスばね室通路により、高温デイスプレーサ用ガスばね室及び低温デイスプレーサ用ガスばね室とを連通するようにしたので、高温及び低温ディスプレーサの上下動により生じる作動ガスの移動を円滑にすることができ、機関性能の劣化がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるフリーピストン式VM機関の構成を示す縦断正面図である。
【図2】従来のフリーピストン式VM機関の構成を示す縦断正面図である。
【符号の説明】
105:高温ディスプレーサ用ガスばね室
106:低温ディスプレーサ用ガスばね室
107:ガス通路
108:高温ディスプレーサ
109:低温ディスプレーサ
110:高温ディスプレーサロッド
111:低温ディスプレーサロッド
118:高温ディスプレーサ用機械ばね
119:低温ディスプレーサ用機械ばね
120:ガスばね室通路
Claims (2)
- 高温部中温室と低温部中温室とを連通するためのガス通路を設けた再生サイクルを用いた外燃機関であるフリーピストン式ヴィルミエサイクル機関において、低温ディスプレーサロッドを中空にして高温ディスプレーサロッドを収納する中空室とし、低温ディスプレーサ内を中空にして低温ディスプレーサ用ガスばね室とし、上記中空室を低温ディスプレーサ用ガスばね室内に張り出して高温ディスプレーサ用ガスばね室とし、また、上記高温ディスプレーサ用ガスばね室と低温ディスプレーサ用ガスばね室とを連通するガスばね室通路を形成するようにしたことを特徴とするフリーピストン式ヴィルミエサイクル機関。
- 高温部中温室と低温部中温室とを連通するためのガス通路を設けた再生サイクルを用いた外燃機関であるフリーピストン式ヴィルミエサイクル機関において、低温ディスプレーサロッドを中空にして高温ディスプレーサロッドを収納する中空室とし、低温ディスプレーサ内を中空にして低温ディスプレーサ用ガスばね室とし、上記中空室を低温ディスプレーサ用ガスばね室内に張り出して高温ディスプレーサ用ガスばね室とし、該高温ディスプレーサ用ガスばね室内部に高温ディスプレーサ用機械ばねを内蔵すると共に、低温ディスプレーサ用ガスばね室内に上記低温ディスプレーサロッドに装着される低温ディスプレーサ用機械ばねを設けるようにし、また上記高温ディスプレーサ用ガスばね室と低温ディスプレーサ用ガスばね室とを連通するガスばね室通路を形成するようにしたことを特徴とするフリーピストン式ヴィルミエサイクル機関。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33431695A JP3695813B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | フリーピストン式ヴィルミエサイクル機関 |
US08/755,954 US5737925A (en) | 1995-11-30 | 1996-11-25 | Free piston Vuillermier machine |
EP96308577A EP0777044B1 (en) | 1995-11-30 | 1996-11-27 | Free piston vuillermier machine |
DE69611717T DE69611717T2 (de) | 1995-11-30 | 1996-11-27 | Vuillermier Freikolbenmaschine |
DK96308577T DK0777044T3 (da) | 1995-11-30 | 1996-11-27 | Fristempel-Vuillermier-maskine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33431695A JP3695813B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | フリーピストン式ヴィルミエサイクル機関 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09151791A JPH09151791A (ja) | 1997-06-10 |
JP3695813B2 true JP3695813B2 (ja) | 2005-09-14 |
Family
ID=18275996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33431695A Expired - Fee Related JP3695813B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | フリーピストン式ヴィルミエサイクル機関 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3695813B2 (ja) |
-
1995
- 1995-11-30 JP JP33431695A patent/JP3695813B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH09151791A (ja) | 1997-06-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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