JP3695742B2 - 放送信号用光変換コネクタ及び光変換コネクタを備えた放送信号用光受信装置 - Google Patents

放送信号用光変換コネクタ及び光変換コネクタを備えた放送信号用光受信装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、放送信号用光変換コネクタ及び光変換コネクタを備えた放送信号用光受信装置に関し、光ファイバーケーブルを介して伝送される光信号を電気信号に変換する放送信号用光変換コネクタ、及び、光変換コネクタにより変換された電気信号に所定の信号処理を施す光変換コネクタを備えた放送信号用光受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、マンションやオフィスビル等におけるビル内共聴システムにおいては、伝送ケーブルとして同軸ケーブルを使用した通信システムが適用されていた。同軸ケーブルは、使用実績が高く、かつ、関連技術がほぼ完成されているため、確実かつ比較的安価に通信システムを構築できるというメリットを有しているが、伝送される電気信号の減衰(伝送損失)が著しいため、長距離の信号伝送に適用する場合には、中継器等を複数設置して信号強度を補償する必要があるとともに、伝送できる情報量が少ない(帯域が狭い)等のデメリットを有している。
一方、近年、情報化社会の進展に伴い、大量かつ多彩な情報の伝達への要望が高まり、次世代の通信システムとして光ファイバケーブルを利用した通信システムの構築が促進されている。光ファイバケーブルは、伝送損失が小さく、高帯域で、軽量、無誘導等の同軸ケーブルにはない顕著な特徴を有している。
【0003】
以下に、従来のビル内共聴システムにおける概略構成について、図面を参照して簡単に説明する。
図10に示すように、ビル内共聴システム100は、ビルの屋上等に設置され、例えば、放送衛星(Broadcasting Satellite:BS)や通信衛星(Communication Satellite:CS)から送信される放送信号を受信するマスタアンテナ101、この放送信号(電気信号)を光信号に変換して光コード112に出力する光送信装置111、光コード112と複数本の光ファイバから構成される光ファイバーケーブル120の分界点(配線部)である送信側光成端箱113からなる送信側設備110と、同一ビル、又は、他のビルの地階等に設置され、光ファイバーケーブル120の1本のファイバを光コード132に接続する受信側光成端箱131、光コード132を介して伝送された光信号を電気信号に変換する光受信装置133、ビル内の各階、各部屋に設置され、分配器134を介して、変換された電気信号が同軸ケーブルにより配信される受信端末135からなる受信側設備130と、を有して構成されている。
【0004】
このように、高層ビル等、マスタアンテナ近傍の送信側設備から受信側設備までの距離が比較的長い場合や、伝送される電気信号の種類が多い(周波数帯域が広い)場合には、光ファイバーケーブルを適用することにより、信号損失を小さくして、大量の情報を良好に伝達することができる。
ここで、上述したようなビル内共聴システムに適用される光受信装置133について説明すると、図11に示すように、光ファイバケーブルを介して伝送される光信号を電気信号に変換するフォトダイオード等の受光素子133aと、変換された電気信号を増幅するためのプリアンプ133bと、増幅された電気信号の利得を制御して信号レベルを安定化させる利得調整回路(ゲインコントロール:GC)133cと、安定化された電気信号を所定の信号レベル(規定値)に増幅するポストアンプ133dと、を有して構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した通信システム、特に、光受信装置においては、単一の筐体に、上記図11に示したような光・電気変換機能及び信号処理機能を内蔵し、適用される通信システムの仕様に対応させた専用機器として、製造、提供されていたため、内部構成や筐体規模が不均一で多種多様化し、製品コストの上昇、汎用性の低下等を招いて、光ファイバーケーブルを利用した通信システムの導入を阻害するという問題を有していた。
そこで、本発明は、このような問題点に鑑み、適用される通信システムの仕様に影響されることなく、安価かつ簡易に設置することができ、光ファイバーケーブルを利用した通信システムの構築を一層促進することができる放送信号用光変換コネクタ及び光変換コネクタを備えた放送信号用光受信装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明に係る放送信号用光変換コネクタは、所定の形状を有する単一の筐体に、
光信号である放送信号を伝送する光ファイバーケーブルの先端のコネクタ着脱可能に接続される前記筐体の長手方向一端に設けられた入力側コネクタと、
前記光ファイバーケーブルを介して入力された前記光信号である放送信号を電気信号に変換する受光素子と、
前記電気信号に所定の信号処理を施す信号処理装置に対して着脱可能に接続され、前記受光素子により変換された電気信号を該信号処理装置に出力するとともに、前記電気信号に重畳して前記信号処理装置からの駆動電力を前記受光素子に供給する前記筐体の長手方向他端に設けられた規格化された内周ネジ式雌型の出力側コネクタと、を備えたことを特徴としている。
【0007】
請求項2記載の発明に係る放送信号用光変換コネクタは、請求項1記載の放送信号用光変換コネクタにおいて、前記出力側コネクタは、前記筐体の他端側から延伸する所定の伝送線の末端に設けられていることを特徴としている。
請求項3記載の発明に係る放送信号用光変換コネクタは、請求項1記載の放送信号用光変換コネクタにおいて、前記単一の筐体に、前記受光素子により変換された前記電気信号を所定の信号レベルに増幅処理する増幅手段を備えたことを特徴としている。
請求項4記載の発明に係る放送信号用光変換コネクタは、請求項3記載の放送信号用光変換コネクタにおいて、前記増幅手段が、増幅率の変更設定を可能なように構成されていることを特徴としている。
請求項5記載の発明に係る放送信号用光変換コネクタは、請求項1記載の放送信号用光変換コネクタにおいて、前記単一の筐体に、前記入力側コネクタを介して入力される前記光信号を検出する検出手段と、前記検出回路による前記光信号の検出結果を表示する表示手段と、を備えたことを特徴としている。
【0009】
請求項6記載の発明に係る光変換コネクタを備えた放送信号用光受信装置は、光変換コネクタと信号処理装置を有する光変換コネクタを備えた放送信号用光受信装置であって、
前記光変換コネクタは、
所定の形状を有する単一の筐体に、
光信号である放送信号を伝送する光ファイバーケーブルの先端のコネクタが着脱可能に接続される前記筐体の長手方向一端に設けられた入力側コネクタと、
前記光ファイバーケーブルを介して入力された前記光信号である放送信号を電気信号に変換する受光素子と、
前記信号処理装置に対して着脱可能に接続され、前記受光素子により変換された電気信号を該信号処理装置に出力する前記筐体の長手方向他端に設けられた規格化された内周ネジ式雌型の出力側コネクタと、
を有し、
前記信号処理装置は、
前記光変換コネクタの出力側コネクタから出力された前記受光素子により変換された電気信号に所定の信号処理を施す処理手段と、
前記受光素子により変換された電気信号に重畳して前記受光素子に駆動電力を供給する電源供給手段と、
を有することを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明に係る光変換コネクタの第1の実施形態を示す概略構成図であり、図2は、本実施形態に係る光変換コネクタに適用される内部回路例を示す概略回路図であり、図3は、本実施形態に係る光変換コネクタと信号処理回路(汎用のBS/CSブースタ)との接続状態を示す外観図である。
【0011】
図1(a)、(b)に示すように、本実施形態に係る光変換コネクタ10Aは、大別して、円筒形状を有する単一の筐体11の内部に、少なくとも光信号を電気信号に変換(光・電気変換)する受光素子PDを備え、筐体11の一方の端部に光ファイバ(又は、光コード)21と接続する入力側コネクタ12と、受光素子PDにより光・電気変換された電気信号に増幅処理等の所定の信号処理を施す信号処理回路(信号処理装置)31と接続する出力側コネクタ13とを備えて構成され、入力端子In(入力側コネクタ12)を介して入力された光信号を、電気信号に変換して出力端子Out(出力側コネクタ13)から出力する。
【0012】
受光素子PDは、半導体素子からなる一種のダイオードであって、ダイオード接合に対して逆方向に電圧を印加することにより、入射された光信号の強度に比例した振幅を有する電気信号を出力する。受光素子PDには、一般に、ピンフォトダイオードやアバランシェフォトダイオードが適用される。
入力側コネクタ12は、光ファイバ41の先端に取り付けられた規格化されたコネクタ(例えば、FC形、SC形)42に着脱可能に接続される形状を有している。
【0013】
また、出力側コネクタ13は、同軸ケーブル用に規格化された雌側(内周ネジ側)コネクタ(例えば、F形、FT形)が適用され、信号処理回路31に設けられた雄側(外周ネジ側)コネクタ32に対して、着脱可能に接続される形状を有している。なお、後述するように、信号処理回路31には、例えば、雄側コネクタ32に直接接続される同軸ケーブルを介して伝送される電気信号を増幅処理する汎用のBS/CSブースタ等が適用される。ここで、汎用のBS/CSブースタは、アンテナ線(同軸ケーブル)を介して、アンテナコンバータ用の電源を供給する機能を備えており、これにより、上記受光素子PDに駆動電力が供給される。
【0014】
次いで、本実施形態に係る光変換コネクタの内部回路について説明する。
図2に示すように、光変換コネクタ10Aは、抵抗R1と、コンデンサC1、C2と、フォトダイオードPDと、インダクタンスL1、L2とを備え、図示を省略した信号処理回路にコネクタ接続された出力端子Outから、所定の駆動電力(電圧)が供給されて、受光素子PDに逆バイアスが印加される。
このような回路構成において、光ファイバケーブルを介して光信号が受光素子PDに入射すると、光信号の強度に比例した振幅を有する電気信号に変換されて、出力端子Outから出力される。
【0015】
すなわち、本実施形態に係る光変換コネクタ10Aは、従来の光受信装置(図11参照)における光・電気変換機能のみを独立した単一の筐体に収納して光・電気変換器(O/E)として構成したことを特徴とするものであり、図3に示すように、この光変換コネクタ10Aを汎用のBS/CSブースタ等の信号処理回路31の雄側コネクタ32にコネクタ接続することにより、電気信号に変換された放送信号を増幅処理して、従来の光受信装置と同等の機能を実現するものである。ここで、33は、信号処理回路31により増幅処理等の所定の信号処理が施された放送信号を出力する雄側コネクタであり、34は、信号処理回路31から出力される放送信号を各受信端末に配信するための同軸ケーブルである。なお、図3においては、光変換コネクタ10Aを信号処理回路31の雄側コネクタ32に直接コネクタ接続した状態を示したが、光変換コネクタ10Aと信号処理回路31との間に同軸ケーブルを介して間接的に接続するようにしてもよい。
【0016】
このような構成において、上述したように、光変換コネクタ10Aから信号処理回路31に変換、出力される電気信号に重畳して、信号処理回路31から出力側コネクタ13(出力端子Out:信号処理回路31の雄側コネクタ32)を介して、光変換コネクタ10Aに駆動電力が供給されるので、光変換コネクタ10Aは、電源を備えることなく、光・電気変換機能を実現することができる。よって、回路構成を簡略化して筐体規模を大幅に小型軽量化することができる。
また、本実施形態に係る光変換コネクタ10Aに適用される受光素子PDを、入射される光信号の幅広い帯域(例えば、数MHz〜数GHz)に対応して光・電気変換が可能なように設定することにより、出力側コネクタに接続される信号処理回路31の周波数特性に関係なく、様々な種類のBS/CSブースタや、入力端子(すなわち、光変換コネクタ10Aが接続される端子)に、駆動電力となるDC(直流)電源を供給することができる他のブースタ等に適用することができ、汎用性の高い光受信装置を実現することができる。
【0017】
さらに、従来技術に示したように、同軸ケーブルを使用した通信システムは、技術的に確立されている上、広く普及しているので、多種多様な仕様に対応した汎用機器を安価かつ簡易に入手することができる。したがって、このような通信システムに適用される入手が容易な汎用のブースタに、本実施形態に係る光変換コネクタ10Aを直接、あるいは、同軸ケーブルを介してコネクタ接続することにより、専用の光受信装置を備えることなく、所定の仕様に対応した光受信装置を、安価かつ簡易に実現することができ、光ファイバケーブルを利用した通信システムの構築を一層促進することができる。
なお、汎用のブースタ等の信号処理回路31から光変換コネクタ10Aに供給される駆動電力は、ゆらぎや歪みのない"ピュア"な電源であることが望ましい。光・電気変換時に電気信号にノイズ等が混入し、これが後段の信号処理に影響を及ぼすことを抑制するためである。
【0018】
<第2の実施形態>
次に、本発明に係る光変換コネクタの第2の実施形態について、図面を参照して説明する。
図4は、第2の実施形態に係る光変換コネクタを示す概略構成図であり、図5は、本実施形態に係る光変換コネクタに適用される内部回路例を示す概略回路図であり、図6は、本実施形態に係る光変換コネクタと信号処理回路(汎用のBS/CSブースタ)との接続状態を示す概略構成図である。ここで、上述した実施形態と同等の構成については、同一の符号を付して、その説明を省略する。なお、必要に応じて、図1に示した概略構成図を参照して説明する。
図4に示すように、本実施形態に係る光変換コネクタ10Bは、単一の筐体11の内部に、光信号を電気信号に変換(光・電気変換)する受光素子PDと、変換された電気信号を初段増幅するプリアンプ(増幅手段)21とを備えて構成され、入力端子In(入力側コネクタ)を介して入力された光信号を所定の信号レベルの電気信号に変換して出力端子Out(出力側コネクタ)から出力する。
【0019】
このような構成を有する光変換コネクタ10Bの内部回路は、図5に示すように、抵抗R1と、コンデンサC1〜C3と、フォトダイオードPDと、インダクタンスL1〜L3と、プリアンプ21を備え、図示を省略した信号処理回路にコネクタ接続された出力端子Outから、所定の駆動電力(電圧)が供給されて、受光素子PDに逆バイアスが印加される。
そして、光ファイバケーブルを介して光信号が受光素子PDに入射すると、光信号の強度に比例した振幅を有する電気信号に変換された後、プリアンプ21により所定の信号レベルに初段増幅されて、出力端子Outから出力される。
【0020】
すなわち、本実施形態に係る光変換コネクタ10Bは、従来の光受信装置(図11参照)における光・電気変換機能及び初段の増幅機能を独立した単一の筐体に収納して光・電気変換器(O/E)として構成したことを特徴とするものであり、図6に示すように、この光変換コネクタ10Aを汎用のBS/CSブースタ等の信号処理回路31にコネクタ接続することにより、信号処理回路31は、予め初段増幅された電気信号に対して、利得調整回路31aにより利得を制御して信号レベルを安定化させ、ポストアンプ31bにより所定の信号レベル(規定値)に増幅する。
これにより、光変換コネクタ10Bと信号処理回路31とをコネクタ接続して構成される光受信装置により処理される信号(RF出力)のC/N比が改善されるとともに、信号処理回路31側の回路構成をより簡略化して製品コストの低減を図ることできる。
【0021】
<第3の実施形態>
次に、本発明に係る光変換コネクタの第3の実施形態について、図面を参照して説明する。
図7は、第3の実施形態に係る光変換コネクタを示す概略構成図である。ここで、上述した実施形態と同等の構成については、同一の符号を付して、その説明を省略する。
図7(a)、(b)に示すように、本実施形態に係る光変換コネクタ10Cは、単一の筐体11の内部に、光信号を電気信号に変換(光・電気変換)する受光素子PDと、変換された電気信号を初段増幅するプリアンプ(増幅手段)21と、変換された電気信号を分岐する分岐器22と、分岐された電気信号に基づいて光信号の入射の有無を検出する検波回路(検出手段)23と、筐体11の側面等に設けられ、光信号の検出結果を視覚的に認識させる表示ランプ(表示手段)24とを備えて構成され、入力端子In(入力側コネクタ)を介して入力された光信号を所定の信号レベルの電気信号に変換して出力端子Out(出力側コネクタ)から出力するとともに、光信号の入力状態を視覚的に通知する。
【0022】
このような構成を有する光変換コネクタ10Cにおいて、上述した各実施形態と同様に、図示を省略した信号処理回路にコネクタ接続された出力端子Outから、所定の駆動電力(電圧)が供給されて、受光素子PDに逆バイアスが印加され、光ファイバケーブルを介して光信号が受光素子PDに入射すると、光信号の強度に比例した振幅を有する電気信号に変換された後、プリアンプ21により所定の信号レベルに初段増幅される。初段増幅された電気信号は、出力端子Outから出力されるとともに、分岐器22により分岐されて検波回路23に入力され、RF信号(高周波信号)を取り出すことにより、受光素子PDへの光信号の入射の有無が検出され、また、適正なRFレベルの有無が検出される。そして、受光素子PDに光信号が入射されている場合には、例えば、表示ランプ24を点灯、あるいは、未入射の場合とは異なる色(例えば、緑)で点灯する。
【0023】
すなわち、光ファイバケーブルを介して光信号が入力された状態を表示ランプにより視覚的に通知することができるので、これにより、光信号の伝送状態や光変換コネクタにおける光・電気変換状態等を、メンテナンス要員等の観察者が容易に認識することができる。
なお、図7においては、分岐器22をプリアンプ21の後段に設けているが、受光素子PDの後段に設けて受光素子PDの出力レベルに基づいて、上記光信号の伝送状態や光・電気変換状態等を判定してもよい。
【0024】
<第4の実施形態>
次に、本発明に係る光変換コネクタの第4の実施形態について、図面を参照して説明する。
図8は、第4の実施形態に係る光変換コネクタを示す概略構成図である。ここで、上述した実施形態と同等の構成については、同一の符号を付して、その説明を省略する。
図8に示すように、本実施形態に係る光変換コネクタ10Dは、単一の筐体11の内部に、受光素子PDと、プリアンプ(増幅手段)21と、受光素子PDに入射された光信号の強度に応じた信号成分を増幅するアンプ25と、増幅された信号成分に基づいて、受光レベルを判定する比較回路26と、当該判定結果を視覚的に認識させる表示ランプ(表示手段)27とを備えて構成され、入力端子In(入力側コネクタ)を介して入力された光信号を所定の信号レベルの電気信号に変換して出力端子Out(出力側コネクタ)から出力するとともに、光信号の入力状態(伝送状態)を視覚的に通知する。ここで、アンプ25及び比較回路26は、本発明における検出手段を構成している。
【0025】
このような構成を有する光変換コネクタ10Dにおいて、上述した各実施形態と同様に、光ファイバケーブルを介して光信号が受光素子PDに入射すると、光信号の強度に比例した振幅を有する電気信号に変換された後、プリアンプ21により所定の信号レベルに初段増幅し、出力端子Outから出力するとともに、受光素子PDの受光レベルが取り出され、光信号の強度に比例した振幅のDC部分(直流成分)を抽出して、アンプ25により所定量増幅して比較回路26に入力される。比較回路26は、受光素子PDにより所定の受光レベルが得られているか否かを判定し、その判定結果を表示ランプ27に表示する。
これにより、光信号の伝送状態を検出することができるので、メンテナンス要員等の観察者は、容易に適正な光信号が受信されているか否かを認識することができる。
【0026】
なお、上述した第2乃至第4の実施形態においては、プリアンプ21に可変抵抗を設けてプリアンプ21の増幅率(ゲイン)を変更設定可能なように構成してもよい。このようにゲイン調整部を設けることにより、光変換コネクタに入力される光信号のレベルが規定値よりも低い場合、あるいは、高い場合には、このゲイン調整部により光変換コネクタから出力される電気信号のレベルを規定値に調整して、規定レベルの信号を後段の信号処理回路に供給することができる。
また、上述した各実施形態に示した構成においては、光変換コネクタの筐体を円筒形状にした場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、三角柱形状や四角柱形状等の他の形状を有しているものであってもよいことはいうまでもない。要するに、上述した信号処理回路との接続状態を良好に保持できるものであれば良く、例えば、上記実施形態に示した円筒形状の筐体の両端に入出力側コネクタを設けた構造によれば、光ファイバや同軸ケーブル等と延在方向を整列化して、接続経路を簡略化することができるとともに、取り付け、取り外し、交換時における作業性を向上することができる。
【0027】
さらに、上述した各実施形態においては、筐体11と一体的に入力側コネクタ12、及び、出力側コネクタ13を設けた構成について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、図9(a)に示すように、筐体11から出力側に同軸ケーブル(すなわち、可撓性の伝送線)14を延伸し、その同軸ケーブル14の末端に、出力側コネクタ13を設ける構成としてもよい。このような構成を有する光変換コネクタ10Eによれば、単一の筐体11を有しつつ、筐体11の設置方向(取り付け方向)に関わりなく、出力側コネクタ13の接続方向を任意に変更することができるので、図9(b)に示すように、信号処理回路31との接続自由度を向上させて、コネクタ接続作業を容易に行うことができる。
【0028】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、単一の筐体に、光信号である放送信号を伝送する光ファイバーケーブルの先端のコネクタ着脱可能に接続される前記筐体の長手方向一端に設けられた入力側コネクタと、光信号である放送信号を電気信号に変換する受光素子と、前記電気信号に所定の信号処理を施す信号処理装置に対して着脱可能に接続され、前記受光素子により変換された電気信号を該信号処理装置に出力するとともに、前記電気信号に重畳して前記信号処理装置からの駆動電力を前記受光素子に供給する前記筐体の長手方向他端に設けられた規格化された内周ネジ式雌型の出力側コネクタと、を備えたので、光・電気変換機能のみを有する光変換コネクタを、簡易な回路構成により小型軽量化して実現することができ、汎用のブースタ等の信号処理装置への簡易な接続が可能となる。
また、入出力側コネクタに接続される光ファイバや同軸ケーブル、他の配線等と延在方向を整列化して、接続経路を簡略化することができるとともに、取り付け、取り外し、交換時における作業性を向上することができる。
また、入力側コネクタは、光ファイバの先端に取り付けられた規格化されたコネクタに対応した構造を有し、着脱可能に接続されているので、光変換コネクタを簡易に光ファイバに接続、取り外しすることができ、通信システムの施工、メンテナンス時の作業性を向上させることができる。
また、出力側コネクタは、後段の信号処理装置や同軸ケーブルに取り付けられた規格化されたコネクタに対応した構造を有し、着脱可能に接続されているので、光変換コネクタを簡易に信号処理装置や同軸ケーブルに接続、取り外しすることができ、通信システムの施工、メンテナンス時の作業性を向上させることができる。
また、出力側コネクタは、電気信号に重畳して信号処理装置からの駆動電力を受光素子に供給するので、光変換コネクタに電源を備えることなく、光・電気変換機能を実現することができる。よって、回路構成を簡略化して筐体規模を大幅に小型軽量化することができる。
【0029】
請求項2記載の発明によれば、出力側コネクタが、筐体の他端側から延伸する所定の伝送線の末端に設けられているので、光変換コネクタを構成する筐体の設置方向に関係なく、出力側コネクタの向きを任意に変更することができ、光変換コネクタの接続自由度を増して、後段の信号処理回路等との接続作業を容易に行うことができる。
請求項3記載の発明によれば、光変換コネクタの単一の筐体に、受光素子に加え、変換された電気信号を所定の信号レベルに増幅処理する増幅手段を備えたので、後段に接続される信号処理装置により処理される信号(RF出力)のC/N比を改善することができるとともに、後段の増幅回路の構成を簡略化して製品コストの低減を図ることできる。
【0030】
請求項4記載の発明によれば、増幅手段が、増幅率の変更設定を可能なように構成されているので、信号処理装置に規定の電気信号を与えることができ、信号レベルの調整を簡易に行うことができ、システムの信頼性を確保することができる。
請求項5記載の発明によれば、光変換コネクタの単一の筐体に、入力される光信号を検出する検出手段と、検出回路による光信号の検出結果を表示する表示手段と、を備えたので、光信号の伝送状態や光変換コネクタにおける光・電気変換状態等を容易に視覚的に認識することができる。
【0032】
請求項6記載の発明によれば、光変換コネクタと信号処理装置を有する光変換コネクタを備えた放送信号用光受信装置であって、
前記光変換コネクタは、
所定の形状を有する単一の筐体に、
光信号である放送信号を伝送する光ファイバーケーブルの先端のコネクタが着脱可能に接続される前記筐体の長手方向一端に設けられた入力側コネクタと、前記光ファイバーケーブルを介して入力された前記光信号である放送信号を電気信号に変換する受光素子と、前記信号処理装置に対して着脱可能に接続され、前記受光素子により変換された電気信号を該信号処理装置に出力する前記筐体の長手方向他端に設けられた規格化された内周ネジ式雌型の出力側コネクタと、を有し、前記信号処理装置は、前記光変換コネクタの出力側コネクタから出力された前記受光素子により変換された電気信号に所定の信号処理を施す処理手段と、前記受光素子により変換された電気信号に重畳して前記受光素子に駆動電力を供給する電源供給手段と、を有しているので、信号処理装置として、広く普及し、多種多様な仕様に対応した同軸ケーブル用の汎用機器を使用することができ、通信システムを安価かつ簡易に構築することができる。
また、光変換コネクタを簡易に光ファイバに接続、取り外しすることができ、通信システムの施工、メンテナンス時の作業性を向上させることができ、光変換コネクタに電源を備えることなく、光・電気変換機能を実現することができる。よって、回路構成を簡略化して筐体規模を大幅に小型軽量化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光変換コネクタの第1の実施形態を示す概略構成図である。
【図2】第1の実施形態に係る光変換コネクタに適用される内部回路例を示す概略回路図である。
【図3】第1の実施形態に係る光変換コネクタと汎用の信号処理回路との接続状態を示す外観図である。
【図4】本発明に係る光変換コネクタの第2の実施形態を示す概略構成図である。
【図5】第2の実施形態に係る光変換コネクタに適用される内部回路例を示す概略回路図である。
【図6】第2の実施形態に係る光変換コネクタと信号処理回路との接続状態を示す概略構成図である。
【図7】本発明に係る光変換コネクタの第3の実施形態を示す概略構成図である。
【図8】本発明に係る光変換コネクタの第4の実施形態を示す概略構成図である。
【図9】本発明に係る光変換コネクタの他の構成例を示す概略構成図である。
【図10】従来のビル内共聴システムを示す概略構成図である。
【図11】従来の光受信装置の内部回路例を示す概略回路図である。
【符号の説明】
10A〜10E 光変換コネクタ
11 筐体
12 入力側コネクタ
13 出力側コネクタ
21 プリアンプ
22 分岐器
23 検波回路
24、27 表示ランプ
25 アンプ
26 比較回路
31 信号処理回路
31a 利得調整回路
31b ポストアンプ
41 光ファイバ
PD 受光素子

Claims (6)

  1. 所定の形状を有する単一の筐体に、
    光信号である放送信号を伝送する光ファイバーケーブルの先端のコネクタ着脱可能に接続される前記筐体の長手方向一端に設けられた入力側コネクタと、
    前記光ファイバーケーブルを介して入力された前記光信号である放送信号を電気信号に変換する受光素子と、
    前記電気信号に所定の信号処理を施す信号処理装置に対して着脱可能に接続され、前記受光素子により変換された電気信号を該信号処理装置に出力するとともに、前記電気信号に重畳して前記信号処理装置からの駆動電力を前記受光素子に供給する前記筐体の長手方向他端に設けられた規格化された内周ネジ式雌型の出力側コネクタと、
    を備えたことを特徴とする放送信号用光変換コネクタ。
  2. 前記出力側コネクタは、前記筐体の他端側から延伸する所定の伝送線の末端に設けられていることを特徴とする請求項1記載の放送信号用光変換コネクタ。
  3. 前記単一の筐体に、前記受光素子により変換された前記電気信号を所定の信号レベルに増幅処理する増幅手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の放送信号用光変換コネクタ。
  4. 前記増幅手段は、増幅率の変更設定が可能なように構成されていることを特徴とする請求項3記載の放送信号用光変換コネクタ。
  5. 前記単一の筐体に、前記入力側コネクタを介して入力される前記光信号を検出する検出手段と、
    前記検出回路による前記光信号の検出結果を表示する表示手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の放送信号用光変換コネクタ。
  6. 光変換コネクタと信号処理装置を有する光変換コネクタを備えた放送信号用光受信装置であって、
    前記光変換コネクタは、
    所定の形状を有する単一の筐体に、
    光信号である放送信号を伝送する光ファイバーケーブルの先端のコネクタが着脱可能に接続される前記筐体の長手方向一端に設けられた入力側コネクタと、
    前記光ファイバーケーブルを介して入力された前記光信号である放送信号を電気信号に変換する受光素子と、
    前記信号処理装置に対して着脱可能に接続され、前記受光素子により変換された電気信号を該信号処理装置に出力する前記筐体の長手方向他端に設けられた規格化された内周ネジ式雌型の出力側コネクタと、
    を有し、
    前記信号処理装置は、
    前記光変換コネクタの出力側コネクタから出力された前記受光素子により変換された電気信号に所定の信号処理を施す処理手段と、
    前記受光素子により変換された電気信号に重畳して前記受光素子に駆動電力を供給する電源供給手段と、
    を有することを特徴とする光変換コネクタを備えた放送信号用光受信装置。
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