JP3695427B2 - データ記録方法及びデータ記録装置、データ記録媒体の製造方法、データ再生方法及び再生装置 - Google Patents

データ記録方法及びデータ記録装置、データ記録媒体の製造方法、データ再生方法及び再生装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばデジタル動画像データ及びデジタル音声データを圧縮して例えば光ディスク上に時分割多重して記録し再生するのに好適な、データ記録方法及び装置、データ記録媒体の製造方法、データ再生方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、映画などの映像作品においては、基本的に同じ内容でありながら、諸般の事情により細部においては多少異なる所謂バージョンの異なる作品が存在する場合がある。例えば、劇場における初回公開版と、監督が後に編集した所謂ディレクターズ・カット版が存在する場合などである。これは、当初の編集では興業上の理由、又は興業当時の政治的又は文化的な背景によって、撮影された一部のシーンがカットされたり、撮影し直したカットが使われたものの、後年になって前記事情の変容と作者の意思によって改めてカットされたシーン及び使われなかったシーンを含め再編集される場合である。これらは、ディレクターズ・カット版、完全版、特別版、その他各種名称で識別される。1つの作品から3つ以上のバージョンができあがっているものもある。
【0003】
また、劇場公開するためのバージョン以外にも、例えばテレビジョン放送などのために放送時間に対応させる編集が行われたり、あるいは、民生用の比較的に短時間記録再生用の記録再生装置に対応させるための編集が行われている。
【0004】
さらに、不特定多数の聴衆に公開される映画やビデオには、いわゆる「成人指定(レイティング:Rating)」がある。この成人指定は、映画が未成年に不適切な表現を含むとき、製作者側が自主的にこの映画を成人指定とし、未成年が観覧することを防止するものである。同様に成人指定を受けたビデオディスク等は、未成年への販売や譲渡が禁止される。
【0005】
米国におけるレイティングは、法律で規定されているものではなく、制作者(配給者、販売者)による自発的なものである。文献「THE MOVIE BUSINESS BOOK,pp396 〜406,"THE VOLUNTARY MOVIE RATING SYSTEM" 」によれば、G(GeneralAudiences - All ages admitted.)、PG(Parental Guidance Suggested; somematerial may not be suitable for children.)、PG−13(Parents strongly cautioned.Some material may be inappropriate for children under 13.)、R(Restricted, under 17 requires accompanying parent or adult guardian.)、NC− 17(No children under 17 admitted. )の5つのカテゴリに分類される。従つてこれらの指定に応じて、映画の入場が限定されたり、ビデオテープ等の販売が限定される。これまでは、映画全体に対し1つのレイティングレベルを付与しており、このレイティングレベルにより、映画館あるいはビデオショップにおいて、入場者(購入者)の年齢と比較するために使用されていた。このような人為的な行為に対して、成人指定を受けたビデオディスク等を、未成年が観覧することを再生機側で強制的に防止するという考えがある。この場合、ビデオディスク等に予め成人指定の有無を識別するためのフラグを書き込んでおき、再生機側でこれを検出して、再生を禁止してしまうという考えである。この機能をレイティング(Rating)システムと言い、以下単にレイティングと呼ぶ。
【0006】
欧州のデジタル放送システムでは、サービス情報の定義中に「Parental Rating 」の記述がある。この放送システムでは、年齢の記述方法を定義しており、この年齢から受信機がレイティングを働かすことを可能にしたものと考えられる。前述のレイティングシステムでは、プログラムのあるシーンのみが問題となる場合、そのプログラムの開始直前の位置に、識別コードを書き込んでおく。再生装置がレイティングモードの場合、その識別コードを識別することにより、プログラムを再生することなく中止する。この場合には、プログラム全体が視聴不可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明の目的は、複数のバージョンやレイティングモードに対応し、再生系において画像データの再生パターンに対応させた音声データの再生チャンネルを選択して上記再生パターンに対応した音声データと画像データを再生可能にする複数のバージョンやレイティングモードに対応するデータ記録方法及び装置、データ記録媒体の製造方法、データ再生方法及び装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るデータ記録方法は、画像データ、及び少なくとも非成人向けとされたチャンネルを含む複数チャンネルの言語に関するデータを供給し、上記画像データの複数の再生パターンの各々に対応する上記言語に関するデータの再生可能チャンネルを指定するフラグを生成し、上記供給された上記画像データ及び複数チャンネルの言語に関するデータを上記フラグとともに記録媒体に記録することを特徴とする。
【0009】
本発明に係るデータ記録方法では、例えば、上記フラグとともに上記画像データ及び複数チャンネルの言語に関するデータを多重化して記録媒体に記録する。
【0010】
また、本発明に係るデータ記録方法では、上記画像データと複数チャンネルの言語に関するデータを多重化して記録媒体に記録するとともに、上記フラグを上記記録媒体上の所定領域に記録する。
【0011】
また、本発明に係るデータ記録方法では、例えば、上記言語に関するデータとして音声データを記録媒体に記録する。
【0012】
また、本発明に係るデータ記録方法では、例えば、上記言語に関するデータとして字幕データを記録媒体に記録する。
【0013】
また、本発明に係るデータ記録方法において、上記画像データは、例えば、フレーム内符号化画像及びフレーム間予測符号化画像を含み、上記フラグは、例えば、上記フレーム内符号化画像の前に配置されるように多重化される。
【0014】
さらに、本発明に係るデータ記録方法において、上記言語に関するデータは、例えば、少なくとも複数の国の言語に関するデータを含む。
【0015】
本発明に係るデータ記録装置は、画像データ、及び少なくとも非成人向けとされたチャンネルを含む複数チャンネルの言語に関するデータを供給する供給手段と、上記画像データの複数の再生パターンの各々に対応する上記言語に関するデータの再生可能チャンネルを指定するフラグを生成する生成手段と、上記生成手段により生成されたフラグとともに上記画像データ及び複数チャンネルの言語に関するデータを記録媒体に記録する記録手段を備えることを特徴とする。
【0016】
本発明に係るデータ記録装置において、上記記録手段は、例えば、上記フラグとともに上記画像データ及び複数チャンネルの言語に関するデータを多重化して記録媒体に記録する。
【0017】
また、本発明に係るデータ記録装置において、上記記録手段は、例えば、上記画像データと複数チャンネルの言語に関するデータを多重化して記録媒体に記録するとともに、上記フラグを上記記録媒体上の所定領域に記録する。
【0018】
また、本発明に係るデータ記録装置において、上記記録手段は、例えば、上記言語に関するデータとして音声データを記録媒体に記録する。
【0019】
また、本発明に係るデータ記録装置において、上記記録手段は、例えば、上記言語に関するデータとして字幕データを記録媒体に記録する。
【0020】
また、本発明に係るデータ記録装置において、上記画像データは、例えば、フレーム内符号化画像及びフレーム間予測符号化画像を含み、上記フラグは、例えば、上記フレーム内符号化画像の前に配置されるように多重化される。
【0021】
さらに、本発明に係るデータ記録装置において、上記言語に関するデータは、例えば、少なくとも複数の国の言語に関するデータを含む。
【0022】
本発明に係るデータ記録媒体の製造方法は、画像データ、及び少なくとも非成人向けとされたチャンネルを含む複数チャンネルの言語に関するデータを供給する供給ステップと、上記画像データの複数の再生パターンの各々に対応する上記言語に関するデータの再生可能チャンネルを指定するフラグを生成するフラグ生成ステップと、上記供給された上記画像データ及び複数チャンネルの言語に関するデータを上記フラグとともに記録媒体に記録する記録ステップとを有することを特徴とする。
【0023】
また、本発明に係るデータ記録媒体の製造方法では、例えば、上記記録ステップにおいて、上記フラグとともに上記画像データ及び複数チャンネルの言語に関するデータを多重化して記録媒体に記録する
【0024】
また、本発明に係るデータ記録媒体の製造方法では、例えば、上記記録ステップにおいて、上記言語に関するデータとして音声データを記録媒体に記録する。
【0025】
また、本発明に係るデータ記録媒体の製造方法では、例えば、上記記録ステップにおいて、上記言語に関するデータとして字幕データを記録媒体に記録する。
【0026】
また、本発明に係るデータ記録媒体の製造方法では、例えば、上記記録ステップにおいて、上記画像データと複数チャンネルの言語に関するデータを多重化して記録媒体に記録するとともに、上記フラグを上記記録媒体上の所定領域に記録する。
【0027】
また、本発明に係るデータ記録媒体の製造方法では、例えば、上記記録ステップにおいて、上記言語に関するデータとして音声データを記録媒体に記録する。
【0028】
さらに、本発明に係るデータ記録媒体の製造方法では、例えば、上記記録ステップにおいて、上記言語に関するデータとして字幕データを記録媒体に記録する
【0029】
本発明に係るデータ再生方法は、画像データ、及び少なくとも非成人向けとされたチャンネルを含む複数チャンネルの言語に関するデータが、上記画像データの複数の再生パターンの各々に対応する上記言語に関するデータの再生可能チャンネルを指定するフラグとともに記録されたデータ記録媒体を再生し、上記フラグに基づいて上記画像データの再生パターンに対応した言語に関するデータの再生チャンネルを選択し、上記選択された言語に関するデータの再生チャンネルを画像データとともに出力することを特徴とする。
【0030】
本発明に係るデータ再生方法では、例えば、上記フラグとともに、上記画像データ及び複数チャンネルの言語に関するデータが多重化されて記録されたデータ記録媒体を再生する。
【0031】
また、本発明に係るデータ再生方法では、例えば、画像データ及び複数チャンネルの言語に関するデータが多重化されて記録されているとともに、上記フラグが所定領域に記録された記録媒体を再生する。
【0032】
また、本発明に係るデータ再生方法では、例えば、上記言語に関するデータとして音声データを再生する。
【0033】
また、本発明に係るデータ再生方法では、例えば、上記言語に関するデータとして字幕データを再生する。
【0034】
また、本発明に係るデータ再生方法において、上記画像データは、例えば、フレーム内符号化画像及びフレーム間予測符号化画像を含み、上記フラグは、例えば、上記フレーム内符号化画像の前に配置されるように多重化されている。
【0035】
さらに、本発明に係るデータ再生方法において、上記言語に関するデータは、例えば、少なくとも複数の国の言語に関するデータを含む。
【0036】
本発明に係るデータ再生装置は、画像データ、及び少なくとも非成人向けとされたチャンネルを含む複数チャンネルの言語に関するデータが、上記画像データの複数の再生パターンの各々に対応する上記言語に関するデータの再生可能チャンネルを指定するフラグとともに記録されたデータ記録媒体を再生するデータ再生手段と、上記フラグに基づいて上記画像データの再生パターンに対応した言語に関するデータの再生チャンネルを選択する制御手段と、上記選択された言語に関するデータの再生チャンネルを画像データとともに出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
【0037】
本発明に係るデータ再生装置において、上記再生手段は、例えば、上記フラグとともに、上記画像データ及び複数チャンネルの言語に関するデータが多重化されて記録されたデータ記録媒体を再生する。
【0038】
また、本発明に係るデータ再生装置において、上記再生手段は、例えば、上記画像データと複数チャンネルの言語に関するデータが多重化されて記録されているとともに、上記フラグが所定領域に記録された記録媒体を再生する。
【0039】
また、本発明に係るデータ再生装置において、上記再生手段は、例えば、上記言語に関するデータとして音声データをデータ記録媒体から再生する。
【0040】
また、本発明に係るデータ再生装置において、上記再生手段は、例えば、上記言語に関するデータとして字幕データをデータ記録媒体から再生する。
【0041】
また、本発明に係るデータ再生装置において、上記画像データは、例えば、フレーム内符号化画像及びフレーム間予測符号化画像を含み、上記フラグは、例えば、上記フレーム内符号化画像の前に配置されるように多重化されている。
【0042】
さらに、本発明に係るデータ再生装置において、上記言語に関するデータは、例えば、少なくとも複数の国の言語に関するデータを含む。
【0043】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0044】
本発明に係るデータ符号化方法は、例えば図1に示すような構成のデータ符号化装置により実施される。
【0045】
この図1に示したデータ符号化装置は、ビデオ信号を圧縮符号化するビデオエンコーダ1と、例えば3系統のオーディオ信号AU1,AU2,AU3をそれぞれ圧縮符号化するオーディオエンコーダ2A,2B,2Cに接続された多重化装置3を備える。
【0046】
この符号化装置において、ビデオエンコーダ1の出力端子は、上記多重化装置3のビデオエントリポイント検出回路31の入力端子に接続されている。このビデオエントリポイント検出回路31の出力端子は、コードバッファ4の入力端子に接続されている。エントリセクタ発生回路32は、制御装置8の制御入力を受け、その出力をスイッチング回路6の入力端子E5に供給するようになされている。また制御装置8は、多重化システムクロック発生回路9の出力するシステムクロックの入力を受け、所定の周期でスイッチング回路6の入力端子E1〜E5を出力端子Fと順次接続状態にして、コードバッファ4,5A,5B,5C又はエントリセクタ発生回路32からデータを順次取り出して時分割多重し、ヘッダ付加回路7に出力する。
【0047】
また、制御装置8はヘッダ付加回路7を制御して、コードバッファ4から読み出したビデオデータにはビデオパケットヘッダを付加させる。またコードバッファ5から読み出したオーディオデータにはオーディオパケットヘッダを付加させる。
【0048】
さらに、制御装置8は、ビデオエンコーダ1又はビデオエントリポイント検出回路31から、Iピクチャの発生タイミングで発生されるエントリポイント発生信号の入力を受け、エントリセクタ発生回路32を制御して、ビットストリームの所定の位置にエントリセクタを挿入させる。ビデオエンコーダ1がエントリポイント発生信号を出力することができるように構成されている場合、ビデオエンコーダ1がIピクチャの発生タイミングでエントリポイント発生信号を出力する。
【0049】
また、ビデオエンコーダ1がエントリポイント発生信号を出力することができない構成の場合や、既にエンコードしてあるビデオビットストリームを多重化する際には、ビデオエントリポイント検出回路31がIピクチャの発生タイミングでエントリポイント発生信号を発生するか、又はビデオエンコーダ1より入力されたビデオデータからエントリポイントを検出し、エントリポイント発生信号を出力する。エントリポイント記憶装置33は、制御装置8から読み書きできるメモリで、検出されたエントリポイントの位置を記憶する。
【0050】
さらに、MAP情報記憶装置35は、外部入力装置などから入力された情報を蓄えており、その情報がエントリセクタを構成する毎に読み出され、エントリセクタに記録されるように、制御装置8により制御される。なお、将来のエントリセクタの位置を使用する情報などの場合には、全ての多重化が終了した後に、エントリポイント記憶装置33からエントリセクタの位置を読み出し、これをDSM10に供給して記録する。
【0051】
図1に示したデータ符号化装置において、多重化ビットストリームは、少なくとも1つのパックと、ISO_11172_end_codeにより構成される。そして、各パックは、例えば図2に示すようなフォーマットで構成されている。
【0052】
すなわち、最初に、Pack_Start_Code,SCR,MUX_RateよりなるPack_Header(ヘッダ)が配置され、次に、Video_Packet_Headerが、さらにその次に、Iピクチャを含まないビデオデータがセクタ構造で配置されている。ビデオデータの次にはEntry_Packetが、その次にはVideo_Packet_Header が、さらにその次には、Iピクチャを含むビデオデータがセクタ構造で配置されている。すなわち、Iピクチャ(エントリポイント)を含むビデオデータの直前(Video_Packet_Header の直前)には、Entry_Packetが配置されるようになされている。そして、この実施の形態の場合、ビデオデータの次にAudio_Packet_Header が配置され、その次にセクタ構造のオーディオデータが配置されている。
【0053】
上記Entry_Packet(エントリセクタ)は、図3に示すフォーマットとされている。すなわち、この図3に示すエントリセクタでは、最初に、Pack_Start_code,SCR,MUX_Rate よりなるPack_Header(ヘッダ)が配置され、次に、Program_Stream_DirectryとProgram_Stream_Mapが順番に配置されている。さらに、この例の場合にはビデオ以外のパケットが1つ含まれ、その次にIピクチャを含むビデオデータが配置されている。この例の場合、セクタの先頭から決められた順番で情報が出現するので、取り扱いが容易である。
【0054】
上記Program_Stream_Directry は、MPEG2システム規格で決められた構造であり、図4に示すように、ストリーム中のアクセス可能な位置を示すためのものである。ここでは、図4中のループAを7回廻ることにより、前方3個、直後のイントラピクチャ及び後方3個のエントリポイントの位置を記録する。
【0055】
また、上記Program_Stream_Mapは、例えば図5に示すように定義され、この図5中のループB及びループCに図6に示すような各種情報を納めるdescriptor()が置かれる。そして、この実施の形態では、上記Program_Stream_Map中のループCにあるdescriptor()として、図7に示すようなdvd_audio_descriptor()が定義され、また、図8に示すようなdvd_lpcm_descriptor() が定義され、さらに、図9に示すようなdvd_subtitle_descriptor()が定義される。
【0056】
図7に示したdvd_audio_descriptor()におけるpath_number_flag_Nはパス番号Nで再生されるべきオーディオストリームであれば1にセットされ、再生されるべきでなければ0にセットされる1ビットフラグである。また、channel_configuration はそのオーディオストリーム内の符号化されたチャンネル数である。
【0057】
また、図8に示したdvd_lpcm_descriptor() におけるmix_typeはLPCMにおけるオーディミックスのタイプを定義する4ビットのコードである。また、path_number_flag_Nはパス番号Nで再生されるべきオーディオストリームであれば1にセットされ、再生されるべきでなければ0にセットされる1ビットフラグである。
【0058】
さらに、図9に示したdvd_subtitle_descriptor()におけるsubtitle_typeは図10に示すサブタイトルストリームのタイプを定義する4ビットのコードである。また、aspect_ratio_infomation はこのサブタイトルストリームの表示アスペクト定義する4ビットのコードである。さらに、path_number_flag_Nはパス番号Nで再生されるべきオーディオストリームであれば1にセットされ、再生されるべきでなければ0にセットされる1ビットフラグである。
【0059】
また、DSM10上のデータの並びは図12に示すように構成されている。すなわち、ディスクの内周側にはTOC(Table Of Contents )と呼ばれる各多重化ストリームの情報を集積した情報が記録され、その後に、多重化ストリームが順番に記録されている。
【0060】
TOCのデータは例えば図13に示すように記録される。すなわち、先ずディスク中の多重化ストリームの数が記録される。次に多重化ストリームの数だけループが回ることにより、各多重化ストリームの情報がTOCに記録される。
【0061】
ループ中には、先ず、各多重化ストリームの先頭及び最終セクタアドレスが記録される。次に図5に示すように定義されたProgram_Stream_Mapが記録される。これはストリーム中に記録されるものと同一である。すなわち、Program_Stream_Mapには、図7に示すようなdvd_audio_descriptor()が定義され、また、図8に示すようなdvd_lpcm_descriptor() が定義され、さらに、図9に示すようなdvd_subtitle_descriptor()が定義される。
【0062】
次に、図1に示したデータ符号化装置の動作について説明する。制御装置8は、ビデオエンコーダ1又はビデオエントリポイント検出回路31からのエントリポイント発生信号を受け取り、ビデオエントリポイントの直前にエントリセクタを挿入させる。すなわち、エントリポイント発生信号の入力を受けたとき、エントリセクタ発生回路32にエントリパケットを発生させるとともに、スイッチング回路6を入力端子E5側に切り換えさせ、ヘッダ付加回路7に供給させて、コードバッファ4,5A,5B,5Cからのビデオデータおよび各チャンネルのオーディオデータと多重化させる。
【0063】
ここで、上記ビデオデータおよび各チャンネルのオーディオデータの各エレメンタリストリームは、上記Program_Stream_Map中のstream_type により各エレメンタリストリームのタイプが定義され、dvd_audio_descriptor()やdvd_lpcm_descriptor() によってビデオデータの再生パターンすなわちパスに対応させたオーディオデータの再生チャンネルを指定するフラグが与えられて記録される。
【0064】
これにより、例えば、3系統のオーディオ信号AU1,AU2,AU3うちオーディオ信号AU1は一般的な音声であり、オーディオ信号AU2は大人向けの音声であり、オーディオ信号AU3は子供向けの音声であった場合に、一般向けのビデオ信号の再生パターンpath1では3系統のオーディオ信号AU1,AU2,AU3うちオーディオ信号AU1とオーディオ信号AU3の再生を許可し、大人向けの再生パターンpath2では3系統のオーディオ信号AU1,AU2,AU3全ての再生を許可する。あるいは、再生パターン毎に再生チャンネルを固定して、再生パターンpath1ではオーディオ信号AU1の再生を許可し、再生パターンpath2ではオーディオ信号AU2の再生を許可し、再生パターンpath3ではオーディオ信号AU3の再生を許可する。
【0065】
なお、図1で示したデータ符号化装置は、図12で示す構成を作成するために以下の動作を行う。すなわち、総てに先立ちTOCの領域を確保する。これは、指定された多重化ストリームの数に応じてDSM10の領域を予め確保することとなる。そして、既に説明したような符号化を行う。
【0066】
各多重化ストリームの符号化を終える度に、図1のデータ符号化装置は、TOCデータの更新を行う。すなわち、符号化を終えた多重化ストリームの先頭及び最終セクタアドレスを図13で示すTOCのそれぞれ、エントリポイント情報に記述したものと同一のdvd_audio_descriptor()やdvd_lpcm_descriptor()、dvd_subtitle_descriptor()を記録する。
【0067】
このように、ビデオデータの再生パターンに対応させた音声データの再生チャンネルをフラグで指定して符号化することができる。
【0068】
次に図11を参照して本発明に係るデータ復号化装置について説明する。この図11に示したデータ復号化装置は、上述の図1に示したデータ符号化装置により符号化されたデータを記録したDSM10から再生されたデータを復号化するものである。
【0069】
このデータ復号化装置において、分離装置21のヘッダ分離回路22は、DSM10から読み出されたデータから、パックヘッダ、セクタヘッダおよびエントリセクタを分離して制御装置24に供給するとともに、時分割多重されたデータをスイッチング回路23の入力端子Gに供給する。スイッチング回路23の出力端子H1,H2は、それぞれビデオデコーダ25、オーディオデコーダ26の入力端子に接続されている。
【0070】
また制御装置24は、ヘッダ分離回路22より入力されたデータから、エントリポイントに関する情報(エントリセクタの情報)を読み出し、エントリポイント記憶装置41に供給し、記憶させる。制御装置24にはDSM10から現在の読出位置の情報が供給されるので、制御装置24は、エントリポイントの位置とその内容を、対応付けて記憶させるようにすることができる。
【0071】
分離装置21の制御装置24は、ヘッダ分離回路22から供給されたセクタヘッダのstream_id に従い、スイッチング回路23の入力端子Gと出力端子H1,H2を順次接続状態にして、時分割多重されたデータを正しく分離させ、ビデオデータをビデオデコーダ25に、オーディオデータをオーディオデコーダ26に、それぞれ供給させる。
【0072】
なお、制御装置24の記憶回路に十分に余裕がある場合、以下のような動作をすることも可能である。すなわち、制御装置は再生に先立ち、図12に示すTOCを読み出し自らの記憶回路に記憶する。これにより多重化ストリームを再生する度に情報を取り込むことなく処理を行うことができる。
【0073】
この多重化データ復号化装置における制御装置24は、ユーザにより設定されるパス指定信号で指定されたパスと多重化ビットストリームのパス情報により、オーディオストリームを選択して、ビデオデータに対応したオーディオデータをオーディオデコーダ26にデコードさせるように再生動作を制御する。
【0074】
このような構成の多重化データ復号化装置では、上述の3系統のオーディオ信号AU1,AU2,AU3うちオーディオ信号AU1は一般的な音声であり、オーディオ信号AU2は大人向けの音声であり、オーディオ信号AU3は子供向けの音声であった場合に、一般向けのビデオ信号の再生パターンpath1ではパス指定信号による指定で3系統のオーディオ信号AU1,AU2,AU3うちオーディオ信号AU1又はオーディオ信号AU3の復号し、また、大人向けの再生パターンpath2ではパス指定信号による指定で3系統のオーディオ信号AU1,AU2,AU3のどれかを復号をすることができる。
【0075】
また、本発明に係るデータ符号化方法は、例えば図14に示すような構成のデータ符号化装置により実施される。
【0076】
この図14に示したデータ符号化装置は、上述の図1に示したデータ符号化装置において8系統のオーディオ信号AU1〜AU8を取り扱うようにし、さらに、それらに対応する8系統の字幕データをそれぞれパケット化する字幕エンコーダ11A〜11Hとコードバッファ12A〜12Hを設けたものである。
【0077】
そして、制御装置8は、多重化システムクロック発生回路9の出力するシステムクロックの入力を受け、所定の周期でスイッチング回路6の入力端子E1〜E18を出力端子Fと順次接続状態にして、コードバッファ4,5A〜5H,12A〜12H又はエントリセクタ発生回路32からデータを順次取り出して時分割多重し、ヘッダ付加回路7に出力する。また、制御装置8はヘッダ付加回路7を制御して、コードバッファ4から読み出したビデオデータにはビデオパケットヘッダを付加させる。また、コードバッファ5A〜5Hから読み出したオーディオデータにはオーディオパケットヘッダを付加させる。さらに、コードバッファ12A〜12Hから読み出した字幕データには字幕パケットヘッダを付加させる。さらに、制御装置8は、ビデオエンコーダ1又はビデオエントリポイント検出回路31から、Iピクチャの発生タイミングで発生されるエントリポイント発生信号の入力を受け、エントリセクタ発生回路32を制御して、ビットストリームの所定の位置にエントリセクタを挿入させる。ビデオエンコーダ1がエントリポイント発生信号を出力することができるように構成されている場合、ビデオエンコーダ1がIピクチャの発生タイミングでエントリポイント発生信号を出力する。
【0078】
また、ビデオエンコーダ1がエントリポイント発生信号を出力することができない構成の場合や、既にエンコードしてあるビデオビットストリームを多重化する際には、ビデオエントリポイント検出回路31がIピクチャの発生タイミングでエントリポイント発生信号を発生するか、又はビデオエンコーダ1より入力されたビデオデータからエントリポイントを検出し、エントリポイント発生信号を出力する。エントリポイント記憶装置33は、制御装置8から読み書きできるメモリで、検出されたエントリポイントの位置を記憶する。
【0079】
さらに、MAP情報記憶装置35は、外部入力装置などから入力された情報を蓄えており、その情報がエントリセクタを構成する毎に読み出され、エントリセクタに記録されるように、制御装置8により制御される。なお、将来のエントリセクタの位置を使用する情報などの場合には、全ての多重化が終了した後に、エントリポイント記憶装置33からエントリセクタの位置を読み出し、これをDSM10に供給して記録する。
【0080】
図14に示したデータ符号化装置において、多重化ビットストリームの各パックは、最初に、Pack_Start_Code,SCR,MUX_RateよりなるPack_Header が配置され、次に、Video_Packet_Header が、さらにその次に、Iピクチャを含まないビデオデータがセクタ構造で配置されている。ビデオデータの次にはEntry_Packetが、その次にはVideo_Packet_Header が、さらにその次には、Iピクチャを含むビデオデータがセクタ構造で配置されている。すなわち、Iピクチャ(エントリポイント)を含むビデオデータの直前(Video_Packet_Header の直前)には、Entry_Packetが配置されるようになされている。そして、この場合、ビデオデータの次にAudio_Packet_Header が配置され、その次にセクタ構造のオーディオデータが配置されている。
【0081】
上記Entry_Packet(エントリセクタ)は、図15に示すフォーマットとされている。すなわち、この図15に示すエントリセクタでは、最初に、Pack_Start_code,SCR,MUX_Rate よりなるPack_Header(ヘッダ)が配置され、次に、Program_Stream_DirectryとProgram_Stream_Map が順番に配置されている。さらに、この例の場合にはビデオ以外のパケットが1つ含まれ、その次にイントラピクチャを含むビデオデータが配置されている。この例の場合、セクタの先頭から決められた順番で情報が出現するので、取り扱いが容易である。そして、この場合、ビデオデータの次にAudio_Packet_Header が配置され、その次にセクタ構造のオーディオデータが配置され、さらに、オーディオデータの次に字幕_Packet_Headerが配置され、その次にセクタ構造の字幕データが配置されている。
【0082】
上記Program_Stream_Directry は、MPEG2システム規格で決められた構造であり、ストリーム中のアクセス可能な位置を示すためのものである。
【0083】
また、上記Program_Stream_Map中にはglobal descriptors()が定義され、さらに、図16に示すようなpath_descriptor()が上記global descriptors()中に定義される。
【0084】
ここで、上記path_descriptor()は、各パスを定義するものであって、図16にシンタックスを示すように、パス番号(path_number)やトラック番号(track_number)、セクタ番号(pX_sectors_to_read,pX_sectors_from_start)、セクタオフセット(pX_offset_next_section・・・pX_offset_start_track)、トラックタイムコード(pX_track_tc_hours_1・・・pX_track_tc_frames_2)、パスタイムコード(pX_path_tc_hours_1・・・pX_path_tc_frames_2)などが記述される。
【0085】
上記パス番号(path_number)は記述子が参照するパス番号を与える3ビットの数値である。
【0086】
上記トラック番号(track_number)は、現トラック番号に等しい16ビットの数値である。プログラムの開始位置への相対的なトラック番号をエンコードした値とされる。セグメント(segments)のトラック番号は、1パスあるいは複数のパスで共用される。トラック番号は、パスを通して増加される。ディスク上の絶対トラック番号はdisc_toc()中のprogram_linkageで与えられるトラック番号オフセットを加算することによってこの相対トラック番号から知ることができる。
【0087】
上記セクタ番号(pX_sectors_to_read)は、パス番号Xのプログラムのセクションを読み終わるまでに必要な残りのセクタ数を与える符号無し整数である。この値が0であれば、現セクタは、パス番号Xのパスの1部を構成していない。この値がNであれば、このパスのこのセクションの終了まで読むのに、現セクタを含んでNセクタが残っている。
【0088】
また、セクタ番号(pX_sectors_from_start)は、パス番号Xの現セクタから現セクションの開始位置までのセクタ数を与える符号無し整数である。この値が0であれば、現セクタは、このセクションの最初のセクタである。この値がNであれば、現セクションの開始位置から現セクタまでに、現セクタを含まずNセクタある。
【0089】
上記オフセット(pX_offset_next_section)は、パス番号Xのパスの現エントリセクタから次のセクションの開始位置のエントリセクタまでのセクタオフセットである。このオフセットは、正又は負で2の補数にエンコードされている。この値が0であれば、現セクタの属するセクションの次に再生されるべきセクションがない、すなわち、プログラムの終了である。
【0090】
また、オフセット(pX_offset_previous_section)は、パス番号Xのパスの現エントリセクタから前のセクションの最終エントリセクタまでのセクタオフセットである。このオフセットは、正又は負で2の補数にエンコードされている。この値が0であれば、現セクタの属するセクションの前に再生されるべきセクションがない、すなわち、プログラムの最初である。
【0091】
もし、上記セクタ番号(pX_sectors_to_read,pX_sectors_from_start)及び上記オフセット(pX_offset_next_section,pX_offset_previous_section)が全てゼロであれば、パス番号Xのパスは使用されないか、又は、そのエントリセクタはパス番号Xのパスの1部を構成していない。
【0092】
また、オフセット(pX_offset_next_track)はパス番号Xのパスの現セクタから次のトラックの開始位置のエントリセクタまでのセクタオフセットである。このオフセットは、正又は負で2の補数にエンコードされている。この値が0であれば、このパス上に次のトラックはない。
【0093】
また、オフセット(pX_offset_start_track)は、パス番号Xのパスの現セクタから現トラックの開始位置のエントリセクタまでのセクタオフセットである。このオフセットは、正又は負で2の補数にエンコードされている。現エントリセクタがトラックの先頭セクタであれば、このオフセット(pX_offset_start_track)は、前のトラックの開始位置へのオフセットとなる。この値が0であれば、このパス上に前のトラックはない。
【0094】
次に、図14に示したデータ符号化装置の動作について説明する。制御装置8は、ビデオエンコーダ1又はビデオエントリポイント検出回路31からのエントリポイント発生信号を受け取り、ビデオエントリポイントの直前にエントリセクタを挿入させる。すなわち、エントリポイント発生信号の入力を受けたとき、エントリセクタ発生回路32にエントリパケットを発生させるとともに、スイッチング回路6を入力端子E18側に切り換えさせ、ヘッダ付加回路7に供給させて、コードバッファ4,5A〜5H,12A〜12Hからのビデオデータ、各チャンネルのオーディオデータ及び各チャンネルの字幕データと多重化させる。
【0095】
ここで、上記ビデオデータおよび各チャンネルのオーディオデータの各エレメンタリストリームは、上記Program_Stream_Map中のstream_type により各エレメンタリストリームのタイプが定義され、dvd_audio_descriptor()やdvd_lpcm_descriptor() によってビデオデータの再生パターンすなわちパスに対応させたオーディオデータの再生チャンネルを指定するフラグが与えられて記録される。
【0096】
次に図17を参照して本発明に係るデータ復号化装置について説明する。この図17に示したデータ復号化装置は、図14に示したデータ符号化装置により符号化されたデータを記録したDSM10から再生されたデータを復号化するものであって、上述の図11に示したデータ復号化装置に字幕デコーダ27をさらに設けたものである。
【0097】
このデータ復号化装置において、分離装置21のヘッダ分離回路22は、DSM10から読み出されたデータから、パックヘッダ、セクタヘッダおよびエントリセクタを分離して制御装置24に供給するとともに、時分割多重されたデータをスイッチング回路23の入力端子Gに供給する。スイッチング回路23の出力端子H1,H2,H3は、それぞれビデオデコーダ25、オーディオデコーダ26、字幕デコーダ27の入力端子に接続されている。
【0098】
また制御装置24は、ヘッダ分離回路22より入力されたデータから、エントリポイントに関する情報(エントリセクタの情報)を読み出し、エントリポイント記憶装置41に供給し、記憶させる。制御装置24にはDSM10から現在の読出位置の情報が供給されるので、制御装置24は、エントリポイントの位置とその内容を、対応付けて記憶させるようにすることができる。
【0099】
分離装置21の制御装置24は、ヘッダ分離回路22から供給されたセクタヘッダのstream_id に従い、スイッチング回路23の入力端子Gと出力端子H1〜H3を順次接続状態にして、時分割多重されたデータを正しく分離させ、ビデオデータをビデオデコーダ25に、オーディオデータをオーディオデコーダ26に、字幕データを字幕デコーダ27にそれぞれ供給させる。
【0100】
なお、制御装置24の記憶回路に十分に余裕がある場合、以下のような動作をすることも可能である。すなわち、制御装置は再生に先立ち、TOCを読み出し自らの記憶回路に記憶する。これにより多重化ストリームを再生する度に情報を取り込むことなく処理を行うことができる。
【0101】
この多重化データ復号化装置における制御装置24は、ユーザにより設定されるパス指定信号で指定されたパスと多重化ビットストリームのパス情報により、オーディオストリーム及び字幕データを選択して、ビデオデータに対応したオーディオデータ及び字幕データをオーディオデコーダ26及び字幕デコーダ27にデコードさせるように再生動作を制御する。
【0102】
このような構成の多重化データ復号化装置では、上述の8系統のオーディオ信号AU1〜AU8うちオーディオ信号AU1〜AU3は一般的な音声であり、オーディオ信号AU4〜AU6は大人向けの音声であり、オーディオ信号AU7,AU8は子供向けの音声であった場合に、一般向けのビデオ信号の再生パターンpath1ではパス指定信号による指定で8系統のオーディオ信号AU1〜AU8のうちオーディオ信号AU1〜AU3又はオーディオ信号AU7,AU8の復号し、また、大人向けの再生パターンpath2ではパス指定信号による指定で8系統のオーディオ信号AU1〜AU8のどれかを復号をすることができ、さらに、パス指定信号による指定で8系統の字幕データのどれかを復号することができる。
【0103】
ここで、パス番号Nで再生されるべきオーディオストリームであれば1にセットされ、再生されるべきでなければ0にセットされる1ビットフラグであるpath_number_flag_Nによって、各再生パターンにおけるオーディオデータ及び字幕データのオン/オフが指定される。
【0104】
【発明の効果】
本発明に係るデータ記録方法では、画像データ、及び少なくとも非成人向けとされたチャンネルを含む複数チャンネルの言語に関するデータを供給し、上記画像データの複数の再生パターンの各々に対応する上記言語に関するデータの再生可能チャンネルを指定するフラグを生成し、上記供給された上記画像データ及び複数チャンネルの言語に関するデータを上記フラグとともに記録媒体に記録するので、再生系において上記画像データの再生パターンに対応させた言語に関するデータの再生チャンネルを選択して上記再生パターンに対応した複数チャンネルの言語に関するデータと画像データを再生可能に画像データと複数チャンネルの言語に関するデータを記録媒体に記録することができる。
【0105】
本発明に係るデータ記録方法では、例えば、上記フラグとともに上記画像データ及び複数チャンネルの言語に関するデータを多重化して記録媒体に記録することにより、再生系において上記画像データの再生パターンに対応させた言語に関するデータの再生チャンネルを選択して上記再生パターンに対応した複数チャンネルの言語に関するデータと画像データを再生可能に画像データと複数チャンネルの言語に関するデータを記録媒体に記録することができる。
【0106】
また、本発明に係るデータ記録方法では、例えば、上記画像データと複数チャンネルの言語に関するデータを多重化して記録媒体に記録するとともに、上記フラグを上記記録媒体上の所定領域に記録することにより、再生系において上記画像データの再生パターンに対応させた言語に関するデータの再生チャンネルを選択して上記再生パターンに対応した複数チャンネルの言語に関するデータと画像データを再生可能に画像データと複数チャンネルの言語に関するデータを記録媒体に記録することができる。
【0107】
また、本発明に係るデータ記録方法では、例えば、上記言語に関するデータとして音声データを記録媒体に記録することにより、再生系において上記画像データの再生パターンに対応させた音声データの再生チャンネルを選択して上記再生パターンに対応した複数チャンネルの音声データと画像データを再生可能に画像データと複数チャンネルの音声データを記録媒体に記録することができる。
【0108】
また、本発明に係るデータ記録方法では、上記言語に関するデータとして字幕データを記録媒体に記録することにより、再生系において上記画像データの再生パターンに対応させた音声データ及び字幕データの再生チャンネルを選択して上記再生パターンに対応した複数チャンネルの音声データ及び字幕データと画像データを再生可能に画像データと複数チャンネルの音声データを記録媒体に記録することができる。
【0109】
本発明に係るデータ記録装置では、供給手段により画像データ、及び少なくとも非成人向けとされたチャンネルを含む複数チャンネルの言語に関するデータを供給し、上記画像データの複数の再生パターンの各々に対応する上記言語に関するデータの再生可能チャンネルを指定するフラグを生成手段により生成し、上記生成手段により生成されたフラグとともに上記画像データ及び複数チャンネルの言語に関するデータを記録手段により記録媒体に記録するので、再生系において上記画像データの再生パターンに対応させた言語に関するデータの再生チャンネルを選択して上記再生パターンに対応した言語に関するデータと画像データを再生可能に画像データと複数チャンネルの言語に関するデータを記録媒体に記録することができる。
【0110】
また、本発明に係るデータ記録装置では、上記記録手段により、例えば、上記フラグとともに上記画像データと複数チャンネルの言語に関するデータを多重化して記録媒体に記録することができる。これにより、再生系において上記画像データの再生パターンに対応させた音声データの再生チャンネルを選択して上記再生パターンに対応した複数チャンネルの言語に関するデータと画像データを再生可能に画像データと複数チャンネルの音声データを記録媒体に記録することができる。
【0111】
また、本発明に係るデータ記録装置では、上記記録手段により、例えば、画像データと複数チャンネルの言語に関するデータを多重化して記録媒体に記録するとともに、上記フラグを上記記録媒体上の所定領域に記録することができる。これにより、再生系において上記画像データの再生パターンに対応させた音声データの再生チャンネルを選択して上記再生パターンに対応した複数チャンネルの言語に関するデータと画像データを再生可能に画像データと複数チャンネルの音声データを記録媒体に記録することができる。
【0112】
また、本発明に係るデータ記録装置では、上記記録手段により言語に関するデータとして例えば音声データを記録媒体に記録することができる。これにより、再生系において上記画像データの再生パターンに対応させた音声データの再生チャンネルを選択して上記再生パターンに対応した複数チャンネルの音声データと画像データを再生可能に画像データと複数チャンネルの音声データを記録媒体に記録することができる。
【0113】
さらに、本発明に係るデータ記録装置では、上記記録手段により言語に関するデータとして例えば字幕データを記録媒体に記録することができる。これにより、再生系において上記画像データの再生パターンに対応させた音声データの再生チャンネルを選択して上記再生パターンに対応した複数チャンネルの音声データと画像データを再生可能に画像データと複数チャンネルの音声データを記録媒体に記録することができる。
【0114】
このように、本発明に係るデータ記録装置では、画像データ、及び少なくとも非成人向けとされたチャンネルを含む複数チャンネルの言語に関するデータを供給する供給手段と、上記画像データの複数の再生パターンの各々に対応する上記言語に関するデータの再生可能チャンネルを指定するフラグを生成する生成手段と、上記生成手段により生成されたフラグとともに上記画像データ及び複数チャンネルの言語に関するデータを記録媒体に記録する記録手段を備えることにより、再生系において上記画像データの再生パターンに対応させた音声データ及び字幕データの再生チャンネルを選択して上記再生パターンに対応した音声データ及び字幕データと画像データを再生可能に画像データと複数チャンネルの音声データ及び字幕データを記録媒体に記録することができる。
【0115】
本発明に係るデータ記録媒体の製造方法では、画像データ、及び少なくとも非成人向けとされたチャンネルを含む複数チャンネルの言語に関するデータが、上記画像データの複数の再生パターンの各々に対応する上記言語に関するデータの再生可能チャンネルを指定するフラグとともに記録されるので、再生系において上記画像データの再生パターンに対応させた言語に関するデータの再生チャンネルを選択して上記再生パターンに対応した言語に関するデータと画像データを再生可能なデータ記録媒体を製造することができる。
【0116】
また、本発明に係るデータ記録媒体の製造方法では、例えば、上記フラグとともに上記画像データ及び複数チャンネルの言語に関するデータを多重化して記録されるので、再生系において上記画像データの再生パターンに対応させた言語に関するデータの再生チャンネルを選択して上記再生パターンに対応した言語に関するデータと画像データを再生可能なデータ記録媒体を製造することができる。
【0117】
また、本発明に係るデータ記録媒体では、例えば、上記画像データと複数チャンネルの言語に関するデータが多重化されて記録されるとともに、上記フラグが所定領域に記録されるので、再生系において上記画像データの再生パターンに対応させた言語に関するデータの再生チャンネルを選択して上記再生パターンに対応した言語に関するデータと画像データを再生可能なデータ記録媒体を製造することができる。
【0118】
また、本発明に係るデータ記録媒体の製造方法では、例えば、上記言語に関するデータとして音声データが記録されるので、再生系において上記画像データの再生パターンに対応させた音声データの再生チャンネルを選択して上記再生パターンに対応した複数チャンネルの音声データと画像データを再生可能なデータ記録媒体を製造することができる。
【0119】
さらに、本発明に係るデータ記録媒体の製造方法では、例えば、上記言語に関するデータとして字幕データが記録されるので、再生系において上記画像データの再生パターンに対応させた音声データ及び字幕データの再生チャンネルを選択して上記再生パターンに対応した音声データ及び字幕データと画像データを再生可能なデータ記録媒体を製造することができる。
【0120】
本発明に係るデータ再生方法は、画像データ、及び少なくとも非成人向けとされたチャンネルを含む複数チャンネルの言語に関するデータが、上記画像データの複数の再生パターンの各々に対応する上記言語に関するデータの再生可能チャンネルを指定するフラグとともに記録されたデータ記録媒体を再生し、上記フラグに基づいて上記画像データの再生パターンに対応した言語に関するデータの再生チャンネルを選択し、上記選択された言語に関するデータの再生チャンネルを画像データとともに出力することができる。
【0121】
また、本発明に係るデータ再生方法では、例えば、上記フラグとともに上記画像データと複数チャンネルの言語に関するデータが多重化されて記録されたデータ記録媒体から再生される上記フラグに基づいて、上記画像データの再生パターンに対応した言語に関するデータの再生チャンネルを選択することにより、上記再生パターンに対応した言語に関するデータと画像データを再生することができる。
【0122】
また、本発明に係るデータ再生方法では、例えば、画像データと複数チャンネルの言語に関するデータが多重化されて記録されているとともに、上記フラグが所定領域に記録された記録媒体から再生される上記フラグに基づいて、上記画像データの再生パターンに対応した言語に関するデータの再生チャンネルを選択することにより、上記再生パターンに対応した言語に関するデータと画像データを再生することができる。
【0123】
また、本発明に係るデータ再生方法では、言語に関するデータとして、例えば音声データをデータ記録媒体から再生することにより、画像データの再生パターンに対応した音声データを上記画像データとともに再生することができる。
【0124】
さらに、本発明に係るデータ再生方法では、言語に関するデータとして、例えば字幕データをデータ記録媒体から再生することにより、画像データの再生パターンに対応した音声データ及び/又は字幕データを上記画像データとともに再生することができる。
【0125】
本発明に係るデータ再生装置では、画像データと複数チャンネルの言語に関するデータ及び上記画像データの複数の再生パターンの各々に対応する言語に関するデータの再生可能チャンネルを指定するフラグが記録されたデータ記録媒体をデータ再生手段により再生し、上記フラグに基づいて上記画像データの再生パターンに対応した言語に関するデータの再生チャンネルを制御手段により選択し、上記選択された言語に関するデータの再生チャンネルを画像データとともに出力手段から出力することができる。
【0126】
また、本発明に係るデータ再生装置は、画像データ、及び少なくとも非成人向けとされたチャンネルを含む複数チャンネルの言語に関するデータが、上記画像データの複数の再生パターンの各々に対応する上記言語に関するデータの再生可能チャンネルを指定するフラグとともに記録されたデータ記録媒体をデータ再生手段により再生し、上記フラグに基づいて上記画像データの再生パターンに対応した言語に関するデータの再生チャンネルを制御手段により選択し、上記選択された言語に関するデータの再生チャンネルを画像データとともに出力手段から出力するとができる。
【0127】
また、本発明に係るデータ再生装置では、上記再生手段により、例えば、画像データの再生パターンに対応させた言語に関するデータの再生チャンネルを指定するフラグとともに上記画像データと複数チャンネルの言語に関するデータが多重化されて記録されたデータ記録媒体から再生されるフラグに基づいて、再生処理手段により、上記画像データの再生パターンに対応した言語に関するデータの再生チャンネルを選択して、上記再生パターンに対応した言語に関するデータと画像データを再生することができる。
【0128】
また、本発明に係るデータ再生装置では、上記再生手段により、例えば、画像データと複数チャンネルの言語に関するデータが多重化されて記録されているとともに、上記フラグが所定領域に記録された記録媒体から再生される上記フラグに基づいて、上記制御手段により上記画像データの再生パターンに対応した言語に関するデータの再生チャンネルを選択して、上記再生パターンに対応した言語に関するデータと画像データを再生することができる。
【0129】
また、本発明に係るデータ再生装置では、上記再生手段により、言語に関するデータとして、例えば、画像データの再生パターンに対応した音声データをデータ記録媒体から上記画像データとともに再生することができる。
【0130】
さらに、本発明に係るデータ再生装置において、上記再生処理手段により、言語に関するデータとして、例えば、画像データの再生パターンに対応した字幕データをデータ記録媒体から上記画像データとともに再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ符号化装置の構成を示すブロック図である。
【図2】上記データ符号化装置におけるディスクのデータフォーマットのうち、パックのフォーマットを示す図である。
【図3】エントリセクタのフォーマットを説明する図である。
【図4】上記エントリセクタにおけるProgram_Stream_Directry の内容を示す図である。
【図5】上記エントリセクタにおけるProgram_Stream_Map()の内容を示す図である。
【図6】上記Program_Stream_Map()の記述内容を示す図である。
【図7】上記Program_Stream_Map()に記述されるdvd_audio_descriptor()の内容を示す図である。
【図8】上記Program_Stream_Map()に記述されるdvd_lpcm_descriptor() の内容を示す図である。
【図9】上記Program_Stream_Map()に記述されるdvd_subtitle_descriptor() の内容を示す図である。
【図10】上記dvd_subtitle_descriptor()に記述されるsubtitle_typeの内容を示す図である。
【図11】本発明に係るデータ復号化装置の構成例を示すブロック図である。
【図12】上記データ符号化装置におけるDSM上のデータの並びを示す図である。
【図13】TOCのデータの構成例を示す図である。
【図14】本発明に係るデータ符号化装置の構成を示すブロック図である。
【図15】上記データ符号化装置におけるエントリセクタのフォーマットを説明する図である。
【図16】上記エントリセクタにおけるProgram_Stream_Map()中のglobal_descriptors()に記述されるpath_descriptor() の内容を示す図である。
【図17】本発明に係るデータ復号化装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ビデオエンコーダ、2A,2B,2C オーディオエンコーダ、3 多重化装置、4,5A,5B,5C,12A〜12H コードバッファ、6 スイッチング回路、7 ヘッダ付加回路、8 制御装置、9 多重化システムクロック発生回路、10 DSM、11A〜11H 字幕コーダ、21 分離装置、22ヘッダ分離回路、23 スイッチング回路、24 制御装置、25 ビデオデコーダ、26 オーディオデコーダ、27 字幕デコーダ、35 MAP情報記憶装置

Claims (43)

  1. 画像データ、及び少なくとも非成人向けとされたチャンネルを含む複数チャンネルの言語に関するデータを供給し、
    上記画像データの複数の再生パターンの各々に対応する上記言語に関するデータの再生可能チャンネルを指定するフラグを生成し、
    上記供給された上記画像データ及び複数チャンネルの言語に関するデータを上記フラグとともに記録媒体に記録することを特徴とするデータ記録方法。
  2. 上記フラグとともに上記画像データ及び複数チャンネルの言語に関するデータを多重化して記録媒体に記録することを特徴とする請求項1記載のデータ記録方法。
  3. 上記言語に関するデータとして音声データを記録媒体に記録することを特徴とする請求項1記載のデータ記録方法。
  4. 上記言語に関するデータとして字幕データを記録媒体に記録することを特徴とする請求項1記載のデータ記録方法。
  5. 上記画像データと複数チャンネルの言語に関するデータを多重化して記録媒体に記録するとともに、上記フラグを上記記録媒体上の所定領域に記録することを特徴とする請求項1記載のデータ記録方法。
  6. 上記言語に関するデータとして音声データを記録媒体に記録することを特徴とする請求項5記載のデータ記録方法。
  7. 上記言語に関するデータとして字幕データを記録媒体に記録することを特徴とする請求項5記載のデータ記録方法。
  8. 上記画像データは、フレーム内符号化画像及びフレーム間予測符号化画像を含み、上記フラグは、上記フレーム内符号化画像の前に配置されるように多重化されることを特徴とする請求項2記載のデータ記録方法。
  9. 上記言語に関するデータは、少なくとも複数の国の言語に関するデータを含むことを特徴とする請求項1記載のデータ記録方法。
  10. 画像データ、及び少なくとも非成人向けとされたチャンネルを含む複数チャンネルの言語に関するデータを供給する供給手段と、
    上記画像データの複数の再生パターンの各々に対応する上記言語に関するデータの再生可能チャンネルを指定するフラグを生成する生成手段と、
    上記生成手段により生成されたフラグとともに上記画像データ及び複数チャンネルの言語に関するデータを記録媒体に記録する記録手段を備えることを特徴とするデータ記録装置。
  11. 上記記録手段は、上記フラグとともに上記画像データ及び複数チャンネルの言語に関するデータを多重化して記録媒体に記録することを特徴とする請求項10記載のデータ記録装置。
  12. 上記記録手段は、上記言語に関するデータとして音声データを記録媒体に記録する特徴とする請求項10記載のデータ記録装置。
  13. 上記記録手段は、上記言語に関するデータとして字幕データを記録媒体に記録することを特徴とする請求項10記載のデータ記録装置。
  14. 上記記録手段は、上記画像データと複数チャンネルの言語に関するデータを多重化して記録媒体に記録するとともに、上記フラグを上記記録媒体上の所定領域に記録することを特徴とする請求項10記載のデータ記録装置。
  15. 上記記録手段は、上記言語に関するデータとして音声データを記録媒体に記録することを特徴とする請求項14記載のデータ記録装置。
  16. 上記記録手段は、上記言語に関するデータとして字幕データを記録媒体に記録することを特徴とする請求項14記載のデータ記録装置。
  17. 上記画像データは、フレーム内符号化画像及びフレーム間予測符号化画像を含み、上記フラグは、上記フレーム内符号化画像の前に配置されるように多重化されることを特徴とする請求項11記載のデータ記録装置。
  18. 上記言語に関するデータは、少なくとも複数の国の言語に関するデータを含むことを特徴とする請求項10記載のデータ記録装置。
  19. 画像データ、及び少なくとも非成人向けとされたチャンネルを含む複数チャンネルの言語に関するデータを供給する供給ステップと、
    上記画像データの複数の再生パターンの各々に対応する上記言語に関するデータの再生可能チャンネルを指定するフラグを生成するフラグ生成ステップと、
    上記供給された上記画像データ及び複数チャンネルの言語に関するデータを上記フラグとともに記録媒体に記録する記録ステップと
    を有することを特徴とするデータ記録媒体の製造方法。
  20. 上記記録ステップでは、上記フラグとともに上記画像データ及び複数チャンネルの言語に関するデータを多重化して記録媒体に記録することを特徴とする請求項19記載のデータ記録媒体の製造方法。
  21. 上記記録ステップでは、上記言語に関するデータとして音声データを記録媒体に記録することを特徴とする請求項19記載のデータ記録媒体の製造方法。
  22. 上記記録ステップでは、上記言語に関するデータとして字幕データを記録媒体に記録することを特徴とする請求項19記載のデータ記録媒体の製造方法。
  23. 上記記録ステップでは、上記画像データと複数チャンネルの言語に関するデータを多重化して記録媒体に記録するとともに、上記フラグを上記記録媒体上の所定領域に記録することを特徴とする請求項19記載のデータ記録媒体の製造方法。
  24. 上記記録ステップでは、上記言語に関するデータとして音声データを記録媒体に記録することを特徴とする請求項23記載のデータ記録媒体の製造方法。
  25. 上記記録ステップでは、上記言語に関するデータとして字幕データを記録媒体に記録することを特徴とする請求項23記載のデータ記録媒体の製造方法。
  26. 画像データ、及び少なくとも非成人向けとされたチャンネルを含む複数チャンネルの言語に関するデータが、上記画像データの複数の再生パターンの各々に対応する上記言語に 関するデータの再生可能チャンネルを指定するフラグとともに記録されたデータ記録媒体を再生し、上記フラグに基づいて上記画像データの再生パターンに対応した言語に関するデータの再生チャンネルを選択し、上記選択された言語に関するデータの再生チャンネルを画像データとともに出力することを特徴とするデータ再生方法。
  27. 上記フラグとともに、上記画像データ及び複数チャンネルの言語に関するデータが多重化されて記録されたデータ記録媒体を再生することを特徴とする請求項26記載のデータ再生方法。
  28. 上記言語に関するデータとして音声データを再生することを特徴とする請求項26記載のデータ再生方法。
  29. 上記言語に関するデータとして字幕データを再生することを特徴とする請求項26記載のデータ再生方法。
  30. 画像データ及び複数チャンネルの言語に関するデータが多重化されて記録されているとともに、上記フラグが所定領域に記録された記録媒体を再生することを特徴とする請求項26記載のデータ再生方法。
  31. 上記言語に関するデータとして音声データを再生することを特徴とする請求項30記載のデータ再生方法。
  32. 上記言語に関するデータとして字幕データを再生することを特徴とする請求項30記載のデータ再生方法。
  33. 上記画像データは、フレーム内符号化画像及びフレーム間予測符号化画像を含み、上記フラグは、上記フレーム内符号化画像の前に配置されるように多重化されていることを特徴とする請求項27記載のデータ再生方法。
  34. 上記言語に関するデータは、少なくとも複数の国の言語に関するデータを含むことを特徴とする請求項26記載のデータ再生方法。
  35. 画像データ、及び少なくとも非成人向けとされたチャンネルを含む複数チャンネルの言語に関するデータが、上記画像データの複数の再生パターンの各々に対応する上記言語に関するデータの再生可能チャンネルを指定するフラグとともに記録されたデータ記録媒体を再生するデータ再生手段と、
    上記フラグに基づいて上記画像データの再生パターンに対応した言語に関するデータの再生チャンネルを選択する制御手段と、
    上記選択された言語に関するデータの再生チャンネルを画像データとともに出力する出力手段とを備えることを特徴とするデータ再生装置。
  36. 上記再生手段は、上記フラグとともに、上記画像データ及び複数チャンネルの言語に関するデータが多重化されて記録されたデータ記録媒体を再生することを特徴とする請求項35記載のデータ再生装置。
  37. 上記再生手段は、上記言語に関するデータとして音声データをデータ記録媒体から再生することを特徴とする請求項35記載のデータ再生装置。
  38. 上記再生手段は、上記言語に関するデータとして字幕データをデータ記録媒体から再生することを特徴とする請求項35記載のデータ再生装置。
  39. 上記再生手段は、上記画像データと複数チャンネルの言語に関するデータが多重化されて記録されているとともに、上記フラグが所定領域に記録された記録媒体を再生することを特徴とする請求項35記載のデータ再生装置。
  40. 上記再生手段は、上記言語に関するデータとして音声データをデータ記録媒体から再生することを特徴とする請求項39記載のデータ再生装置。
  41. 上記再生手段は、上記言語に関するデータとして字幕データをデータ記録媒体から再生することを特徴とする請求項39記載のデータ再生装置。
  42. 上記画像データは、フレーム内符号化画像及びフレーム間予測符号化画像を含み、上記フラグは、上記フレーム内符号化画像の前に配置されるように多重化されていることを特徴とする請求項36記載のデータ再生装置。
  43. 上記言語に関するデータは、少なくとも複数の国の言語に関するデータを含むことを特徴とする請求項35記載のデータ再生装置。
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