JP3695014B2 - 仮設信号システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、道路工事等に用いて交通を片側通行規制する、仮設信号システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
道路工事現場、事故現場等において、複数の信号機を用いて交通を片側通行規制する仮設信号システムが用いられている。この仮設信号システムは、交通規制区間の出入り口等に信号機をそれぞれ仮設して、赤信号灯や青信号灯等の信号灯を切り替えて信号を表示することにより、一方の方向の車両等を停止すると共に他方の方向の車両等を通行させた後、その他方の方向の車両等を停止すると共に一方の方向の車両等を通行させる規制を繰り返し、片側通行規制するようになっている。そして一般には、各信号機間の点灯の同期をとりながら、予め設定された時間間隔で赤信号灯と青信号灯の表示を交互に繰り返し、交通を規制するようになっている。
【0003】
しかしこのような予め設定された時間間隔で赤信号灯と青信号灯の表示を切り替える仮設信号システムを用いた場合、時間帯により交通の流れが大きく変わる場所等は、一方の方向の車線の流れは円滑に流れるが、他方の方向の車線の流れは交通渋滞を招くというように、全体の交通の流れのバランスが取れにくいという問題があった。
【0004】
そのため、例えば、特開平5−159197号に示されるような、信号機の部分を通過する車両数を検出する車両通過数検出手段を設け、検出した車両台数により青信号灯の点灯の時間を調整するようにした仮設信号システムや、特開平7−21490号に示されるような、信号機から離れた位置に車両検出手段を設けて車両待ち台数を求め、その車両待ち台数と予め設定した許容待ち台数を比較することにより青信号灯の点灯の時間を調整するようにした仮設信号システムが検討されている。
【0005】
しかし、特開平5−159197号に示されるような仮設信号システムの場合、車両の大きさや通行速度によって、一定時間に通過できる台数が変わりやすいため、実際に赤信号によって停車している車両台数と差が生じやすいという問題があり、特に2輪車が含まれる場合差が生じやすいという問題があった。また、特開平7−21490号に示されるような仮設信号システムの場合、待ち台数が予め設定した許容待ち台数未満の場合は調整されず、かつ、その予め設定した許容待ち台数は通行量の多いときを基準に一般に設定されているため、通行量が少ない場合は、全体の交通の流れのバランスが取れにくいという問題があった。
【0006】
そのため、信号灯を有する信号機を交通規制区間の入り口部にそれぞれ設け、各信号機の信号灯の点灯を制御して交通を規制する仮設信号システムであって、双方向の車線の通行量に差がある場合であっても、全体の交通の流れのバランスが取りやすく、安定した片側通行規制を可能とする仮設信号システムが求められている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題点を改善するために成されたもので、その目的とするところは、赤信号灯及び青信号灯を有する信号機を交通規制区間の入り口部にそれぞれ設け、各信号機の信号灯の点灯を制御して交通を片側通行規制する仮設信号システムであって、双方向の車線の通行量に差がある場合であっても、全体の交通の流れのバランスが取りやすく、安定した片側通行規制を可能とする仮設信号システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る仮設信号システムは、赤信号灯及び青信号灯を備えた信号機を交通規制区間の入り口部にそれぞれ設け、各信号機の信号灯の点灯を制御して交通を片側通行規制する仮設信号システムであって、その信号機により停車する車両のうち、最も交通規制区間に近い車両の停止時間を検出する停止時間検出手段を各信号機に備えると共に、各信号機の停止時間検出手段の検出した車両の停止時間に応じて各信号機の信号灯の点灯を調整する制御手段を備えることを特徴とする。
【0009】
本発明の請求項2に係る仮設信号システムは、請求項1記載の仮設信号システムにおいて、制御手段において各信号機の信号灯の点灯を調整する方法が、いずれかの信号機の青信号灯が点灯を開始してから、その信号機の次のサイクルの青信号灯が点灯を開始するまでの間の時間以上の所定時間中に、停止時間検出手段が検出した車両の停止時間pと、上記所定時間中に赤信号灯を点灯した時間qを用いて、下記式(a)で表される車両停止時間率rを各信号機毎に求め、その各信号機毎の車両停止時間率rと青信号灯を点灯する時間の比が、各信号機間で等しくなるように青信号灯を点灯する時間を調整する方法であることを特徴とする。
r=p/q ・・・(a)
【0010】
本発明の請求項3に係る仮設信号システムは、請求項1又は請求項2記載の仮設信号システムにおいて、全ての信号機の車両停止時間率rが、予め設定された値以下の場合に、各信号機の信号灯の点灯を、赤信号灯の点滅動作に変更する点滅手段をも備えることを特徴とする。
【0011】
また、赤信号灯及び青信号灯を備えた信号機を交通規制区間の入り口部にそれぞれ設け、各信号機の信号灯の点灯を制御して交通を片側通行規制する仮設信号システムであって、その信号機が規制する車線の車両の通過を検出する車両通過検出手段と、その信号機により停車する車両の列のうち、信号機から少なくとも車両2台以上の距離離れた位置の車両の停止状態を検出する車両停止検出手段とを各信号機に備えると共に、いずれかの信号機の車両停止検出手段が車両の停止を検出し、かつ、その検出した信号機を除く信号機の車両通過検出手段が所定の時間以上車両を検出していない場合に、停止を検出した車両停止検出手段を備える信号機を除く信号機の赤信号灯を点灯すると共に青信号灯を消灯し、次いで予め設定された時間経過後、停止を検出した車両停止検出手段を備える信号機の青信号灯を点灯すると共に赤信号灯を消灯する制御を行う制御手段とを備えてもよい。
【0012】
本発明の請求項1に係る仮設信号システムによると、その信号機により停車する車両のうち、最も交通規制区間に近い車両の停止時間を用いて青信号灯を点灯する時間を調整するようにしているため、車両の大きさや通行速度による影響を受けず、また、通行量の多い車線の青信号灯が点灯する時間を長くするように調整するため、双方向の車線の通行量に差がある場合であっても、全体の交通の流れのバランスが取りやすく、安定した片側通行規制が可能となる。
【0013】
また、本発明の仮設信号システムによると、双方向の車線の通行量に大きな差があって一方の車線の通行量が特に少ない場合、通行量の特に少ない車線に車両の通行がない間は、通行量の多い車線を連続して青信号灯の点灯とすることができるため、全体の交通の流れのバランスが取りやすく、安定した片側通行規制が可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明に係る仮設信号システムを図面に基づいて説明する。図1は本発明の請求項1に係る仮設信号システムの一実施の形態を説明する図であり、図2は本発明の仮設信号システムの他の実施の形態を説明する図である。
【0015】
本発明の請求項1に係る仮設信号システムの一実施の形態は、図1に示すように、赤信号灯11及び青信号灯12を備えた信号機1a,1bを交通規制区間4の入り口部の停止線3,3の付近にそれぞれ設け、各信号機1a,1bの信号灯(11,12)の点灯を制御して交通を片側通行規制する仮設信号システムである。そして、その信号機1a,1bにより停車する車両2のうち、最も交通規制区間4に近い車両2の停止時間を検出する停止時間検出手段13を各信号機1a,1bに備えると共に、各信号機1a,1bの停止時間検出手段13と接続した制御手段(図示せず)を一方の信号機1aに備えている。
【0016】
そして、制御手段において、各信号機1a,1bの停止時間検出手段13が、それぞれ所定時間中に検出した車両の停止時間pと、上記所定時間中に赤信号灯を点灯した時間qを用いて、下記式(a)で表される車両停止時間率rを各信号機1a,1b毎に求めるようになっている。
r=p/q ・・・(a)
【0017】
なお、車両の停止時間pを検出する所定の時間は、いずれかの信号機1aの青信号灯12が点灯を開始してから、その信号機1aの次のサイクルの青信号灯12が点灯を開始するまでの間の点灯1サイクルの時間以上であれば特に限定するものではないが、その数倍の点灯数サイクルの時間であると、車両2の通行量を平均化したデータが得られるため好ましい。なお、複数のサイクルに渡る時間で検出する場合には、それぞれのサイクルにおいて検出した、最も交通規制区間4に近い車両2の停止時間の合計と、その複数のサイクルにおける赤信号灯を点灯した時間の合計を用いて車両停止時間率を求める。なお、5サイクル以上の時間で検出する場合には、中間で開始及び終了したサイクルの影響は小さくなるため、サイクルの区切りで開始及び終了しなくてもよい。
【0018】
次いで、制御手段において、その各信号機1a,1b毎の車両停止時間率r1,r2と青信号灯12を点灯する時間s1,s2の比が、下記式(b)で表すように、各信号機1a,1b間で等しくなるように、青信号灯12を点灯する時間s1,s2を調整するようになっている。
r1:s1=r2:s2 ・・・(b)
【0019】
なおこの調整する方法としては、上記式(b)を変形することにより、例えば、一方の信号機1aの新たな青信号灯12を点灯する時間s1は、下記式(c)で表す式で計算されるようになっている。
s1=(r1/r2)×s2 ・・・(c)
【0020】
なおこのとき、一方の信号機1aの青信号灯12が消灯してから他方の信号機1bの青信号灯12が点灯するまでの間の、双方向共に赤信号灯11が点灯する時間は、変更しないことが好ましい。また、青信号灯12を点灯する時間s1,s2の最短値を決めておき、上記式(c)等で計算した値がその最短値未満の場合には、各信号機1a,1bの青信号灯12の点灯する時間s1,s2の比率は変えずにその点灯する時間s1,s2を長くしてして最短値に合わせるようにすると、通行量の少ない車線の流れが安定して好ましい。また、上記点灯1サイクルの長さの最長値を決めておき、上記式(c)等で計算した点灯1サイクルの長さがその最長値を越える場合には、各信号機1a,1bの青信号灯12の点灯する時間s1,s2の比率は変えずにその点灯する時間s1,s2を短くしてもよい。
【0021】
このように、その信号機1a,1bにより停車する車両2のうち、最も交通規制区間4に近い車両2の停止時間を用いて青信号灯12を点灯する時間s1,s2を調整するようにしているため、車両の大きさや通行速度による影響を受けず、また、通行量の多い車線の青信号灯12が点灯する時間s1を長くするように調整するため、双方向の車線の通行量に差がある場合であっても、全体の交通の流れのバランスが取りやすく、安定した片側通行規制が可能となる。また、通行量が少ない場合と通行量が多い場合で、同じ方法で制御が可能なため、制御手段の構造が簡単な構造でよいという効果も得られる。
【0022】
なお、この仮設信号システムに、全ての信号機1a,1bの車両停止時間率r1,r2が、予め設定された値以下の場合に、各信号機の信号灯の点灯を、赤信号灯の点滅動作に変更する点滅手段を備えていてもよい。その場合、夜間等、特に通行量が少ない時には点滅動作となるため、通行量が少ない時に赤信号灯11で停車することが少なくなり、交通の流れが更に良好となり好ましい。なお、この赤信号灯の点滅動作に変更する予め設定された値は、特に限定するものではなく、夜間等の通行量より適宜設定すればよい。
【0023】
また、図2に示すように、赤信号灯11及び青信号灯12を備えた信号機1a,1bを交通規制区間4の入り口部の停止線3,3の付近にそれぞれ設け、各信号機1a,1bの信号灯(11,12)の点灯を制御して交通を片側通行規制する仮設信号システムである。そして、その信号機1a,1bが規制する車線の車両2の通過を検出する車両通過検出手段17と、その信号機1a,1bにより停車する車両2の列のうち、信号機1a,1bから少なくとも車両2の2台以上の距離離れた位置の車両2の停止状態を検出する車両停止検出手段18とを各信号機1a,1bに備えると共に、各信号機1a,1bの車両通過検出手段17及び車両停止検出手段18と接続した制御手段(図示せず)を一方の信号機1aに備えてもよい
【0024】
そして、制御手段において、一方の信号機1aの車両停止検出手段18が車両2の停止を検出し、かつ、その検出した信号機1aを除く信号機1bの車両通過検出手段17が所定の時間以上車両2を検出していない場合に、停止を検出した車両停止検出手段18を備える信号機1aを除く信号機1bの赤信号灯11を点灯すると共に青信号灯12を消灯し、次いで予め設定された時間経過後、停止を検出した車両停止検出手段18を備える信号機1aの青信号灯12を点灯すると共に赤信号灯11を消灯する制御を行うようになっている。
【0025】
なお、制御手段が制御を行う、停止を検出した車両停止検出手段18を備える信号機1aを除く信号機1bの赤信号灯11を点灯すると共に青信号灯12を消灯する工程と、停止を検出した車両停止検出手段18を備える信号機1aの青信号灯12を点灯すると共に赤信号灯11を消灯する工程の間の、予め設定された時間は、双方向共に赤信号灯11が点灯する時間であり、青信号灯12の点灯で通過しようとしたその車線の全ての車両2が、交通規制区間4を十分通過可能な時間を、適宜設定すればよい。
【0026】
そのため、双方向の車線の通行量に大きな差があって一方の車線の通行量が特に少ない場合、通行量の特に少ない車線に車両2の通行がない間は、通行量の多い車線を連続して青信号灯12の点灯とすることができるため、全体の交通の流れのバランスが取りやすく、安定した片側通行規制が可能となる。また、その信号機1a,1bにより停車する車両2のうち、最も交通規制区間4に近い車両2ではなく、信号機1a,1bから少なくとも車両2の2台以上の距離離れた位置の車両2の停止状態を検出して制御するようにしているため、上記双方向共に赤信号灯11が点灯する時間が過度に設けられなくなり、全体の交通の流れが良好となる。
【0027】
なお、車両2の停止を検出した信号機1aを除く信号機1bの車両通過検出手段17が車両2を検出していない場合に、制御手段が制御を行う上記所定の時間は、車両2の通行量に応じて適宜設定すればよい。
【0028】
【実施例】
図1に示すような、赤信号灯11及び青信号灯12を備えた信号機1a,1bを交通規制区間4の入り口部付近にそれぞれ設け、各信号機1a,1bの信号灯(11,12)の点灯を制御して交通を片側通行規制する仮設信号システムであって、その信号機1a,1bにより停車する車両2のうち、最も交通規制区間4に近い車両2の停止時間を検出する停止時間検出手段13を各信号機1a,1bに備えると共に、各信号機1a,1bの停止時間検出手段13と接続した制御手段を一方の信号機1aに備えた仮設信号システムを用いて片側通行規制を行った。
【0029】
そして、双方の信号機1a,1bの青信号灯12を点灯する時間s1,s2をそれぞれ30秒とし、双方向共に赤信号灯11が点灯する時間をそれぞれ20秒とした合計100秒(=30×2+20×2)を点灯1サイクルとして片側通行規制を開始した。適当な時間経過後、制御手段において、各信号機1a,1bの停止時間検出手段13が、それぞれ点灯3サイクルの時間の間に検出した車両の停止時間p1,p2と、上記点灯3サイクルの間に赤信号灯11が点灯した時間q1,q2を用いて、上記式(a)で表される車両停止時間率r1,r2を各信号機1a,1b毎に求めた。その値は、表1に示すように、一方の信号機1aは0.3、他方の信号機1bは0.6であった。
【0030】
【表1】
Figure 0003695014
【0031】
次いで、上記式(c)等を用いて新たな点灯1サイクル当たりの青信号灯12を点灯する時間s11,s12を求めたところ、表1に示すように、一方の信号機1aは15秒、他方の信号機1bは60秒であった。そのため、点灯1サイクルあたりの青信号灯12を点灯する時間s11,s12をこの15秒、及び60秒に変更し、その間の双方向共に赤信号灯11が点灯する時間はそれぞれ20秒としたまま合計115秒(=15+60+20×2)を点灯1サイクルとするよう変更して片側通行規制を行った。
【0032】
適当な時間経過後、同様の方法で車両の停止時間p1,p2を測定したところ、表2に示すように、双方の車両の停止時間p1,p2の差が小さくなっており、全体の交通の流れのバランスが取りやすく、安定した片側通行規制が可能となっていることが確認された。なお、同様に新たな点灯1サイクルあたりの青信号灯12を点灯する時間s11,s12を求めたところ、表2に示すように、双方向共変更なく、信号機1aは15秒、他方の信号機1bは60秒であった。
【0033】
【表2】
Figure 0003695014
【0034】
【発明の効果】
本発明の請求項1及び請求項2に係る仮設信号システムは、その信号機により停車する車両のうち、最も交通規制区間に近い車両の停止時間を用いて青信号灯を点灯する時間を調整するようになっているため、車両の大きさや通行速度による影響を受けず、また、通行量の多い車線の青信号灯が点灯する時間を長くするように調整するため、双方向の車線の通行量に差がある場合であっても、全体の交通の流れのバランスが取りやすく、安定した片側通行規制が可能となる。
【0035】
本発明の請求項3に係る仮設信号システムは、通行量が少ない時に赤信号灯で停車することが少なくなり、交通の流れが特に良好となる。
【0036】
また、本発明の仮設信号システムは、双方向の車線の通行量に大きな差があって一方の車線の通行量が特に少ない場合、通行量の特に少ない車線に車両の通行がない間は、通行量の多い車線を連続して青信号灯の点灯とすることができるため、全体の交通の流れのバランスが取りやすく、安定した片側通行規制が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の請求項1に係る仮設信号システムの一実施の形態を説明する図である。
【図2】 本発明の仮設信号システムの他の実施の形態を説明する図である。

Claims (3)

  1. 赤信号灯及び青信号灯を備えた信号機を交通規制区間の入り口部にそれぞれ設け、各信号機の信号灯の点灯を制御して交通を片側通行規制する仮設信号システムであって、その信号機により停車する車両のうち、最も交通規制区間に近い車両の停止時間を検出する停止時間検出手段を各信号機に備えると共に、各信号機の停止時間検出手段の検出した車両の停止時間に応じて各信号機の信号灯の点灯を調整する制御手段を備えることを特徴とする仮設信号システム。
  2. 制御手段において各信号機の信号灯の点灯を調整する方法が、いずれかの信号機の青信号灯が点灯を開始してから、その信号機の次のサイクルの青信号灯が点灯を開始するまでの間の時間以上の所定時間中に、停止時間検出手段が検出した車両の停止時間pと、上記所定時間中に赤信号灯を点灯した時間qを用いて、下記式(a)で表される車両停止時間率rを各信号機毎に求め、その各信号機毎の車両停止時間率rと青信号灯を点灯する時間の比が、各信号機間で等しくなるように青信号灯を点灯する時間を調整する方法であることを特徴とする請求項1記載の仮設信号システム。
    r=p/q ・・・(a)
  3. 全ての信号機の車両停止時間率rが、予め設定された値以下の場合に、各信号機の信号灯の点灯を、赤信号灯の点滅動作に変更する点滅手段をも備えることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の仮設信号システム。
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