JP3693006B2 - 障害発生時のローカル迂回方式 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、予め一つの入力インデックスに対して複数の出力先が登録され、障害が発生していない出力先を選択するルータ/ネットワークのローカル迂回方式に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、高速ルーティングを実現するために種々のルータが開発されている。このようなルータとしては、例えばRFC3031で規定されたMPLS(Multiprotocol Label Switching Architecture)のルータがある。MPLSは、従来のネットワーク層プロトコルによる転送に比べて、転送速度やネットワーク管理(トラフィック毎のポリシー等)など様々な点で利点を有し、広く採用されてきている。
【0003】
図1にMPLSドメインの構成例を示す。
MPLSドメイン内では、FEC(Forwarding Equivalence Classes)をトラフィック分割の基準にして各LSP(Label Switched Path )が形成される。各LSPにおいて、MPLSドメインの入り口のルータはIngress LSR(Label Switching Router)、出口のルータはEgressLSRと呼ばれる。 Ingress LSRは、各FECに対応するNext Hopや出力ラベル等の情報であるNHLFE(Next Hop Label Forwarding Entry) のMAPを有する。Ingress 以外のLSRは、各入力ラベルに対応するNHLFEのMAPを保持する。
以上のような構成をとるMPLSドメインでは、以下のようなスイッチングを行っていきデータを転送していく。
【0004】
Ingress LSRは、自身のNHLFEのMAPを参照して、入力されたパケット(入力インデックス)にラベルを付し、Next Hop(出力インタフェース部)へ出力する。
MPLSドメイン内のIngress LSR及びEgressLSR以外のLSRは、自身のNHLFEを参照して、入力インデックスのラベルを交換しNext Hopへ出力する。
EgressLSRは、パケットからラベルをとり、MPLSドメイン外へパケットを送出する。
【0005】
以上のように、MPLSでは、FECごとにMPLSドメイン内のパスが決まっており、各ルータは所定の出力インタフェース部へラベルを交換したパケットを出力するだけでよいため、極めて高速なルーティングが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、いずれの高速ルーティング技術を採用しても、ネットワークに障害が発生した場合には通常時のルーティングが行えない。以下、図2に示すMPLSのLSRペア(LSR1−LSR2)間において障害が発生した場合を例にとり説明する。
【0007】
図2において、LSR1は、出力先インターフェイス1−1に障害が発生している。したがって、LSR1は、LSP2へパケットを転送できない。そこで、何らかの回避処理が必要となる。
もし、LSPは、各MAPがユーザによりスタティック(Static)に設定されるものである場合、ユーザにより新しいMAP情報へ変更されるのを待つか、障害が解消するのを待つ必要がある。また、LDP(Label Distribution Protocol )により新しいMAP情報を作成するものであっても、Label Distribution peer 間で情報のやりとりが必要となる。
いずれにしても、LSPは、新しくMAPが作成されるまではパケットを破棄する。したがって、ネットワークの信頼性は極めて低くなる。また、障害が解消するまで又はルーティングし直されるまで、入力されたパケットをバッファリングして後に送信するようにすると、データ伝送に遅延が生じる。
【0008】
以上のように、このようなルータ/ネットワークをミッション・クリティカルなトラフィック伝送用に使用することは困難であるという問題点が存在する。
【0009】
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、一つの入力インデックスに対して複数の出力先を設定しておき、障害が発生していない出力先にパケットを送出できるようにし、例えばミッション・クリティカルなトラフィックも伝送可能とするルータ及びルータの出力先決定方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、請求項1記載のルータは、一つの入力インデックスに対して出力インタフェース部の優先使用順位が記載されたMAPテーブルと、出力インタフェースごとの障害の有無が記載された障害ビットテーブルとを備え、出力インタフェースごとに障害の有無を検出し、前記障害ビットテーブルを更新する障害情報管理部と、障害ビットテーブル及びMAPテーブルを参照し、障害が発生していない出力インタフェースの内、前記優先使用順位が最も高い出力インタフェースを出力先として選択する出力情報検索部とを有することを特徴とする。これにより、出力先のインタフェース部/インタフェースや仮想的な回線に障害が生じても、すぐに他の出力先に変更できるため、例えばミッション・クリティカルなトラフィック伝送も可能となる。
また、優先使用順位を付け、障害が発生していない出力先の内、優先使用順位の最も高いものを使用するので、障害発生時でも効率的なルートを設定可能となる。
【0011】
また、請求項2記載のルータは、請求項1記載のルータにおいて、出力インタフェースが仮想的な回線に置換されたことを特徴とする。
【0012】
以上の発明は、請求項3に記載のように、特にMPLS(Multiprotocol Label Switching )などの入力インデックスに対して予めパス(経路)が規定されたルーティングを行うネットワークに適用することが好ましい。また、請求項4のように、入力インデックスに対する出力インタフェース部の優先使用順位は、NHLFE( Next Hop Label Forwarding Entry )で規定されることが好ましい。これにより、障害発生時にも高速なルーティングを実現でき、しかもミッション・クリティカルなトラフィック伝送も可能となるからである。また、復旧時には予め設定されたパスに戻るため、効率的な伝送も可能となる。
【0014】
また、請求項5、請求項6に記載のローカル迂回方法は、一つの入力インデックスに対して出力インタフェース部及び/又は仮想的な回線の優先使用順位が記載されたMAPテーブルと、出力インタフェース及び/又は仮想的な回線ごとの障害の有無が記載された障害ビットテーブルとを備えたルータの障害発生箇所迂回方法であって、次のステップを有することを特徴とする。
(1)出力インタフェース及び/又は仮想的な回線ごとに障害の有無を検出し、障害ビットテーブルを更新するステップ。
(2)障害ビットテーブル及びMAPテーブルを参照し、障害が発生していない出力インタフェース及び/又は仮想的な回線の内、優先使用順位が最も高い出力インタフェース及び/又は仮想的な回線を出力先として選択するステップ。
これにより、出力先のインタフェース部/インタフェースや仮想的な回線に障害が生じても、すぐに他の出力先に変更できるため、例えばミッション・クリティカルなトラフィック伝送も可能となる。
また、優先使用順位を付け、障害が発生していない出力先の内、優先使用順位の最も高いものを使用するので、障害発生時でも効率的なルートを設定可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るルータ及びローカル迂回方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の説明においてはMPLSにおけるルータを例にとる。
まず、ルータの構成について説明する。
【0016】
(ルータ)
図3は、LSRのハード構成例を示す。
図3において、LSRは、一又は複数のスロットを有する。各スロットは、それぞれ同一でも異なっていてもよい物理パッケージである。例えば、ATM(OC−3)やFastEthernet(100Base−TX)などの物理パッケージを搭載する。
各スロットは、それぞれの物理パッケージに応じた一又は複数の入出力インタフェース部を備える。
図3においてLSR−MBは、MAP管理及び各Slot/Interfaceの状態管理を行う、いわゆる管理ボード(ManagementBoard )である。
【0017】
図4は、LSRの内部構成例を示すブロック図である。図4に示す各ブロックは図3のLSR−MBに搭載されていてもよい。図4において、LSRは、LSR−MAPテーブル記憶部10、障害ビットテーブル記憶部11と、障害情報管理部12と、出力情報検索部13と、フレーム(ラベル)生成・解析部14と、送受信バッファ15とを備える。
【0018】
(LSR−MAPテーブル記憶部10)
図4において、LSR−MAPテーブル記憶部10は、例えば図5に示すようなMAPテーブルが記憶される。
図5において、MAPテーブルは、入力インデックス(Index1〜IndexN、Nは正の整数)に対するNHLFEを規定したテーブルである。Ingress LSRの場合はFTNとなり、Ingress LSR以外ではILMとなる。各NHLFEは、要素の一つとして、出力先スロット、インタフェース部の情報が含まれる。次に、入力インデックス『Index1』を例にとり詳細に説明する。
【0019】
図5において、入力インデックス1の『FEC1』に対しては、『NHLFE1A』、『NHLFE1B』、『NHLFE1C』...が規定されている。なお、NHLFE1の次に記したアルファベットは、優先度(優先使用順位)を示し、Aと記されたNHLFEの優先度が最も高く、以下BからZへの順に優先度が低いことを表す。つまり、入力インデックスに対して一又は複数のNHLFEが優先度順でMAPされている。また、複数のNHLFEがMAPされている場合には、NHLFEに優先度(優先使用順位)が設定される。
したがって、NHLFEが二つのみMAPされる場合は、優先度が高いNHLFEはプライマリ(Primary )となり、低いほうはセカンダリ(Secondary )となる。
【0020】
NHLFEには、少なくとも出力先を特定するための情報とパケットに付するラベルの数字などの出力情報が含まれる。NHLFE1Aは、出力先がスロット5の出力先インタフェース部2で、出力ラベルとして16を付するという情報が含まれている。
【0021】
LSR−MAPテーブルは、任意の方法で作成できる。例えば、手動によってスタティック(Static)に設定してもよく、LSRのペア間でのLDP(Label Distribution Protocol )によって自動生成してもよい。
【0022】
(障害ビットテーブル記憶部11)
障害ビットテーブル記憶部11は、例えば図6に示すような障害ビットテーブルを記憶する。
図6において、障害ビットテーブルは、スロット(slot)とインタフェース部(interface )の二次元テーブルである。転送可能なインタフェース部には『0』、転送不能なインタフェース部には『1』と記している。転送不能なインタフェース部は、例えば、障害が発生しているインタフェースに接続しているものや初期化処理を行っているものなどがある。
以上のような障害ビットテーブルは障害情報管理部12により常時更新される。
【0023】
(障害情報管理部12)
障害情報管理部12は、各インタフェースの状況を随時監視し、障害ビットテーブルを更新する。つまり、送信不能なインタフェース部を検出した場合には、障害ビットテーブルにおける当該インタフェース部の欄を『1』とする。このインタフェース部が送信可能な状態となったことを検出した場合には上記欄を『0』とする。
なお、障害検出方法は任意のいずれの方法を採用してもよい。
【0024】
(出力情報検索部13)
出力情報検索部13は、LSR−MAPテーブル記憶部10に記憶されたLSR−MAPテーブルと、障害ビットテーブル記憶部11に記憶された障害ビットテーブルとを用いて、パケット転送のためのNHLFEを選択する。例えば、次の手順で選択することもできる。
(1)FECの検索
Ingress LSRは、ヘッダ情報( 送信元アドレス, 宛先アドレス等)からFECを決定できる。Ingress 以外のLSRは、入力ラベルによってFECが決定できる。
なお、該当するFECが存在しない場合にはパケットを破棄する。
(2)NHLFEの仮決定
FECからMAPのインデックスが分かる。したがって、そのインデックスに結び付られた(関連づけられた)最も優先度の高いNHLFEをNHLFE候補とする。
なお、該当するNHLFEがない場合にはパケットを破棄する。
(3)上記NHLFEの出力先情報の抽出
上記NHLFEの出力先情報(スロット、インタフェースを特定する情報)を抽出する。なお、前記したようにNHLFEには出力先情報が含まれている。
(4)障害ビットテーブルの検索
障害ビットテーブルを用いて、上記NHLFEで特定される出力先が使用可能か検索する。
(5)NHLFEの決定
上記NHLFEで特定される出力先が使用可能な場合には、これを有効なNHLFEとする(NHLFEの決定)。
上記NHLFEで特定される出力先が使用不能な場合には、このNHLFEを除いて最も高い優先度のNHLFEを検索する。このNHLFEをNHLFE候補とし、上記(3)へ戻る。
【0025】
(フレーム(ラベル)生成・解析部14)
フレーム(ラベル)生成・解析部14は、次の処理を行う。
・入力されたパケット(送受信バッファ15に格納されたパケット)の入力インデックスを解析し、解析結果を出力情報検索部13に入力する。
・出力するパケット(送受信バッファ15に格納されたパケット)を、出力情報検索部13から指示されたラベルを付する。又は、出力するパケットのラベルを、出力情報検索部13に指示されたラベルに変更する。
・出力するパケットを、出力情報検索部13に指示された出力先(インタフェース部)へ送出する。
【0026】
(送受信バッファ15)
送受信バッファ15は、入出力されるパケットの一時記憶場所として用いられる。
【0027】
(他のルータ)
なお、上記したルータは、本発明の一つの実施の形態であり、本発明は、他の実施の形態をとることも当然に可能である。
例えば、障害ビットテーブルを物理インターフェイス単位ではなく仮想的な回線単位(たとえば、ATM回線のVC等)に持たることもできる。これにより、より局所的な障害に対しての切り換えも可能となる。
【0028】
また、NHLFEに優先順位を付けなくてもよい。この場合、出力情報検索部13は、障害が発生していないNHLFEを選択すればよい。つまり、一つの入力インデックスに対して複数のNHLFE(Next Hop Label Forwarding Entry )をマップし、障害が発生していないNHLFEを用いてもよい。
【0029】
また、次のような構成も当然に本発明に含まれる。
MAPテーブル
一つの入力インデックスに対して出力インタフェース部及び/又は仮想的な回線の優先使用順位が記載される。
障害ビットテーブル
出力インタフェース及び/又は仮想的な回線ごとの障害の有無が記載される。
障害情報管理部12
出力インタフェース及び/又は仮想的な回線ごとに障害の有無を検出し、障害ビットテーブルを更新する。
出力情報検索部13
障害ビットテーブル及びMAPテーブルを参照し、障害が発生していない出力インタフェース及び/又は仮想的な回線の内、優先使用順位が最も高い出力インタフェース及び/又は仮想的な回線を出力先として選択する。
次に、本実施の形態に係るローカル迂回方法について説明する。
【0030】
(ローカル迂回方法)
図7は、本実施の形態に係るローカル迂回方法例を説明するためのフローチャートである。この方法では、ルータは、以下のNHLFE選択の処理を行う。
【0031】
(ステップS1)
スロット/インタフェース部よりパケットが入力されると処理を開始する。
【0032】
(ステップS2)
入力パケットから必要情報( ヘッダ情報、入力ラベル情報等)が抽出する。
【0033】
(ステップS3)
FEC検索が行いFECを求める。
Ingress LSRの場合は、ヘッダ情報( 送信元アドレス, 宛先アドレス等)からFECを決定できる。Ingress 以外のLSRの場合は、入力ラベルによってFECを決定できる。
該当するFECが存在しない場合は、パケットを破棄する。
【0034】
(ステップS4)
決定したFECからMAPのインデックスがわかる。このインデックスに結び付られた(関連づけられた)NHLFEの内、最も優先度の高いNHLFEをNHLFE候補とする。
該当するNHLFEが無い場合には、パケットを破棄する。
【0035】
(ステップS5)
候補となったNHLFEの出力先情報( スロット、インタフェース部の情報) を抽出する。
【0036】
(ステップS6)
抽出した出力先情報を用いて障害ビットテーブルを検索する。
出力先が使用不能な場合にはステップS7へ進む。
出力先が使用可能な場合にはステップS8へ進む。
【0037】
(ステップS7)
次優先度のNHLFEをNHLFE候補とし、ステップS4へもどる。
【0038】
(ステップS8)
上記NHLFE候補を有効なNHLFEとして決定する。
【0039】
(ステップS9)
決定したNHLFE情報に基づいてパケットの出力処理を行う。
【0040】
以上、この発明の好適な実施の形態を説明したが、上述の実施の形態はこの発明の説明のための例示であって、この実施形態のみにこの発明の範囲を限定する趣旨ではない。当業者は、この発明の要旨を逸脱することなく、種々の変形、改良、修正、簡略化などを上記実施形態に加えた種々の他の形態でもこの発明を実施することができる。
【0041】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、例えば、手動によるStatic設定であっても、障害時に自動的な迂回が可能となる。また、LDP使用時でも、LSRペア間での複雑な処理を行うことなく、すばやく自動的に迂回することが可能となる。
障害回復時も、自動的に優先度の高いNHLFEである元の出力インターフェイスへパス(経路)を戻すこともできる。
このように、本発明によれば、極めて信頼性の高い伝送が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】MPLSドメインの概要を示す図である。
【図2】LSRペアの接続例を示した図である。
【図3】本発明によるルータのハード構成例を示したブロック図である。
【図4】図3のルータの内部構成例を示したブロック図である。
【図5】LSR−MAPテーブルの例を示す。
【図6】障害ビットテーブルの例を示す。
【図7】図3のルータのローカル迂回処理例を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10 LSR−MAPテーブル記憶部
11 障害ビットテーブル記憶部
12 障害情報管理部
13 出力情報検索部
14 フレーム(ラベル)生成・解析部
15 受信バッファ
Claims (6)
- 一つの入力インデックスに対して出力インタフェース部の優先使用順位が記載されたMAPテーブルと、出力インタフェースごとの障害の有無が記載された障害ビットテーブルとを備え、
出力インタフェースごとに障害の有無を検出し、前記障害ビットテーブルを更新する障害情報管理部と、
障害ビットテーブル及びMAPテーブルを参照し、障害が発生していない出力インタフェースの内、前記優先使用順位が最も高い出力インタフェースを出力先として選択する出力情報検索部とを有することを特徴とするルータ。 - 請求項1記載のルータにおいて、出力インタフェースが仮想的な回線に置換されたことを特徴とするルータ。
- 前記ルータはMPLS( Multiprotocol Label Switching )ルータであることを特徴とする請求項2記載のルータ。
- 前記1つの入力インデックスに対する前記出力インタフェース部の優先使用順位は、NHLFE( Next Hop Label Forwarding Entry )で規定されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のルータ。
- 一つの入力インデックスに対して出力インタフェース部の優先使用順位が記載されたMAPテーブルと、出力インタフェースごとの障害の有無が記載された障害ビットテーブルとを備えたルータの障害発生箇所迂回方法であって、
出力インタフェースごとに障害の有無を検出し、前記障害ビットテーブルを更新するステップと、
障害ビットテーブル及びMAPテーブルを参照し、障害が発生していない出力インタフェースの内、前記優先使用順位が最も高い出力インタフェースを出力先として選択するステップとを有することを特徴とするローカル迂回方法。 - 請求項5記載のローカル迂回方法において、出力インタフェースが仮想的な回線に置換されたことを特徴とするローカル迂回方法。
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