JP2001274828A - ネットワークにおけるルーティング情報マッピング装置、その方法及び記録媒体 - Google Patents
ネットワークにおけるルーティング情報マッピング装置、その方法及び記録媒体Info
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Abstract
上で必要不可欠なコネクション機能網とコネクションレ
ス網との間のルーティング情報のマッピング方法を提供
する。 【解決手段】従来のOSPFパケットのオプションフィ
ールドに、新たに、自ルータがコネクション機能網に属
しているか否かを他のルータに知らせるためのLビット
を設け、他のルータにLビットを含むOSPFパケット
を送信するようにする。これにより、ネットワークに属
する各ルータは、どのルータがコネクション機能網に属
するかをLビットを検出することによって自動的に知る
ことが出来る。そして、この情報に基づいて、ルーティ
ングツリーを作成することによって、ルーティングツリ
ー上でコネクション機能網装置を判別し、境界装置にお
いて、コネクション機能網とコネクションレス網とのマ
ッピングを行うようにする。
Description
けるルーティング情報マッピング装置に関する。
F(Internet Engineering Task Force)において、
MPLS(MultiProtocol Label Switching )の標準
化が進められている。MPLSはATM(Asynchronous
Transfer Mode)やフレームリレーといった、コネク
ション型の網とIP網を統合する技術であり、インター
ネットの世界で最も注目されている技術の一つである。
密接な関係がある。現在のインターネットサービスプロ
バイダ(ISP)のバックボーン網(基幹網)はATM
交換機で構成されているのが標準的であり、ATM網内
エッジ装置(IP網とATM網の境界装置)間(すなわ
ち、基幹網)は、メッシュ型ネットワークで、PVC
(Permannent Virtual Circuit)コネクションを手動
で設定し、かつ、PVCと宛先IPアドレスの組を示す
テーブルを手動で網内装置に設定することで、運用され
てきた。
を搭載し、IP上で動作する独自のコネクション確立プ
ロトコルを開発することで、自動でIPパケットのアド
レスを元に、コネクションを確立するMPLSが提案さ
れた。
アプリケーションとして網の高度な運用を可能にするト
ラフィック・エンジニアリングの方式を議論している。
その中で、網内でトラフィックの負荷分散(Load Bala
ncing )を行うことが話題の中心である。
おいて、一つの入り口境界装置(IP網からMPLS網
への入り口)と出口境界装置(MPLS網からIP網へ
の出口)間に複数のルートを確立する技術が必須であ
る。この技術は、明示的ルーティング(Explicit Rout
ing )と呼ばれている。明示的ルーティングを実現する
ためのプロトコルが、現在二つ提案されている。IET
FのシグナリングプロトコルであるRSVP(Resource
Reservation Protocol )を拡張したRSVPLSP
−tunneling と、MPLSのオリジナルプロトコルであ
るLDP(Label Distribution Protocol )を拡張し
たCR−LDPである。これらは、任意の入り口境界装
置から、指定した出口境界装置との間にコネクションを
確立する。
2205、Resource ReSerVationProtocol (RSV
P)−−−Version 1 Functional Specification
(入手場所 ftp://ftp.isi.edu/i
n−notes/rfc2205.txt)を参照され
たい。
準化されているのは、プロトコルのみで、 1)どのようにして入り口境界装置が出口境界装置のI
Pアドレスを知るか 2)どのようにして確立したコネクションにIPアドレ
スを関係づけるか が全く規定されていない。従って、現実的には、上記課
題を解決しない限り自動負荷分散は実現不可能である。
グプロトコルに注目する。IPパケットのフローは厳密
には、 のパラメータ組で定義される。MPLSの負荷分散は、
IPパケットを、フローのパラメータの任意の組み合わ
せなどによるFEC(Forward Equivaent Class )と
いうフローと比較して、より大きいフローの束で扱う。
FECの具体例は、 が挙げられる。負荷分散は、このFECを複数のルート
で分散することで実現する。コネクションプロトコル
は、複数ルート、つまり複数コネクションを提供する
が、FECをコネクションに対応付ける方式が抜け落ち
ている。言い換えると、FEC・コネクション間マッピ
ング方式を確立しないと、自動負荷分散は実現できな
い。
る各社ベンダとも手動設定で、マッピングテーブルを作
る方法を取っている。手動設定であると、決めうちした
二点間においてのみ負荷分散するといった、限定された
使い方しかできない。この程度の負荷分散機能では、網
パフォーマンス向上の効果は薄い。
動負荷分散を実現する上で必要不可欠なコネクション機
能網とコネクションレス網との間のルーティング情報の
マッピング方法を提供することである。
報マッピング装置は、自装置がコネクション機能網に属
しているか否かを示す情報を載せたパケットを送信する
送信手段と、他の装置から受信したパケットから、該他
の装置がコネクション機能網に属しているか否かに関す
る情報及び、ネットワークの構成に関する情報を抽出す
る受信手段と、該受信手段が抽出した情報に基づき、ど
の装置がコネクション機能網に属するかを明示するネッ
トワークのルーティングツリーを生成するツリー生成手
段とを備えることを特徴とする。
は、(a)自装置がコネクション機能網に属しているか
否かを示す情報を載せたパケットを送信するステップ
と、(b)他の装置から受信したパケットから、該他の
装置がコネクション機能網に属しているか否かに関する
情報及び、ネットワークの構成に関する情報を抽出する
ステップと、(c)該ステップ(b)で抽出した情報に
基づき、どの装置がコネクション機能網に属するかを明
示するネットワークのルーティングツリーを生成するス
テップとを備えることを特徴とする。
ル、あるいは、コネクションプロトコルを介して、ネッ
トワーク装置間で授受されるパケットに、パケットを送
信した装置がコネクション機能網の装置か否かを示す情
報を付加して他の装置に送信する。従って、この処理を
ネットワークの各装置が行うことによって、ネットワー
クの全ての装置が、どの装置がコネクション機能網装置
であり、どの装置がそうでないかを自動的に判別するこ
とが出来る。
境界装置を判別することができ、境界装置において、コ
ネクション機能網に接続されている外部網の情報を集め
て、コネクション機能網のコネクションと、外部網のア
ドレスとの間に対応関係を付けるルーティング情報のマ
ッピングを行うことが出来る。
ィング情報のマッピング手段を提供することにより、ネ
ットワークにおける負荷分散を効率的に行うことが出来
る。
ortest Path First :ルータがルーティングプロトコ
ルを共有する方式を規定したプロトコル)といった既存
のインターネットルーティングプロトコル情報を利用し
て、完全自動で、FEC・コネクション間マッピングを
行い、その情報をコネクションプロトコルに伝達し、負
荷分散に必要な複数ルートを確立する方式を提案する。
ルーティングプロトコルへの変更は、新たに識別子を追
加する程度の非常に小さい変更で済む。
を自動化し、さらには網の任意リンクの負荷状態に応じ
て迂回経路の追加・削除を自律的に行うといった運用が
実現でき、網の性能の大きな向上が期待できる。
F Version 2(入手場所 ftp://ftp.is
i.edu/in−notes/rfc2328.tx
t)を参照されたい。
などの詳細については、「インターネットRFC辞典;
アスキー出版局 ISBN4−7561−1888−
7」を参照されたい。
成を示す図である。図1に示す構成においては、周囲を
囲むIP網(コネクションレス型の網)の間にコネクシ
ョン機能網(コネクション型の網:例えば、ATM網
等)が挟まった構成になっている。IP網とコネクショ
ン機能網との境界には、コネクション機能網境界装置が
置かれ、コネクション機能網内には、コネクション機能
網装置が置かれる。ここで、コネクション機能網装置や
コネクション機能網境界装置は、コネクション機能網の
ルータである。
右側のIP網にはIP網ルータR1と端末H2、H3、
H4が位置する。コネクション機能網装置(境界装置を
含む)は、以下の機能を持つ。 ・IPルータ機能(IPパケットのルーティング/フォ
ワーディング機能) ・高機能ルーティングプロトコル ・コネクション型インターフェースとその制御機構 ・コネクションプロトコル ・コネクション制御機構 すなわち、コネクション機能網装置は、コネクションプ
ロトコルによってコネクション機能網内に確立するコネ
クションを管理し、併せて送信アドレス等のIPパケッ
ト情報とコネクションとの対応表を管理する。
ワーディング機能) ・高機能ルーティングプロトコル 端末は、以下の機能を持つ。 ・IP端末機能(RFC1122相当) また、次のような条件を前提として考える。 ○デフォルトコネクション コネクション機能網装置間には、ルーティングプロトコ
ルのメッセージとコネクションプロトコルの制御メッセ
ージ転送用コネクションが存在する。コネクションとし
て、ポイント・ポイント・コネクションまたはポイント
・マルチポイント・コネクションを使うことが出来る
が、ルーティングプロトコル、コネクションプロトコル
の特性に合ったコネクションを用意することが望まし
い。
声パケット等をルーティングするために必要な情報をコ
ネクション機能網装置やルータ等の間でやりとりするた
めのプロトコルであり、コネクションプロトコルとは、
実際に音声パケット等を送受信するためのプロトコルで
ある。 ○ホスト端末のアドレス 図1に示す基本網構成において、端末H1〜H4は、ル
ーティングプロトコルを実装していない。そのため、端
末H1〜H4のホスト(不図示)が直接接続されている
ルータ(例えば、ルータR1等であり、その他について
は図示していない)のルーティングテーブルに、端末H
1〜H4のIPアドレスを登録していることを前提とす
る。 ○ルーティングプロトコル インターネットの標準化団体に相当するIETFで標準
化されたOSPFのような、自律的に網内のルーティン
グを解決する、ダイナミックルーティングプロトコルが
各装置(ルータ、コネクション機能網装置、コネクショ
ン機能網境界装置)に実装されていることを前提とす
る。
確立手順を示す図である。まず、ステップ1において、
コネクション機能網装置LSR1〜4及びルータR1
は、ルーティングプロトコルであるOSPFを利用し
て、ルーティングテーブルの内容を交換し、同じルーテ
ィングテーブルを全てのコネクション機能網装置LSR
1〜4及びルータR1が共有する。
先のアドレス(destination address:d.a )と、対応
するアドレスへパケットを送信する場合に、パケットを
出力すべきインターフェース(outgoing interface :
OI)とを対にして格納している。
ルーティングテーブルの授受は、レイヤ構造では、レイ
ヤ3に属する処理である。次に、ステップ2において、
コネクション機能網に含まれるコネクション機能網装置
LSR1〜LSR4の間にコネクションが確立される。
ン機能網装置は、IPパケットをコネクション機能網に
収容するために、特定のd.a.とOIを有するIPパケッ
トをどのようにルーティングするかを示すラベルテーブ
ルをレイヤ2のレベルで保持している。このラベルテー
ブルは、in label とout labelとを対応させ、更に、
これをルーティングテーブルに対応させることによっ
て、実際にパケットをルーティングするものである。in
label やout labelは、例えば、ATM通信を例に取
ると、in label が入力するパケットのVPI/VCP
(Virtual PathIdentifier /Virtual Channel Iden
tifier)であり、out labelが出力する場合のVPI/
VCIである。すなわち、in label は、コネクション
機能網装置にパケットが入力するときのコネクションの
識別子であり、out labelは、コネクション機能網装置
からパケットが出力されるときのコネクションの識別子
であり、これらの対応を各コネクション機能網装置にお
いて付けておくことにより、コネクションの確立を実現
する。
ルで使用されるテーブルであり、コネクション機能網内
では、レイヤ2のレベルでパケットの転送が行われるの
で、高速に転送が行われる。一方、IPパケットなどの
転送は、レイヤ3のルーティングテーブルによって行わ
れるので、コネクション機能網境界装置LSR1、LS
R3、LSR4では、ラベルテーブルとルーティングテ
ーブルとの対応を付けるようにする。このとき、例え
ば、端末H1から端末H2〜4にパケットを送信する場
合、LSR1においては、入力側がコネクションレスの
IP網であるため、入力コネクションの識別子が存在し
ないので、LSR1が有するラベルテーブルにおいて
は、in label の項は、空白となり、out labelのみが
登録されることとなる。逆に、LSR3、4において
は、out labelの登録が空欄となり、inlabel のみの登
録が生じることになる。
コネクションレスのパケットであるIPパケットに対し
てコネクションの確立を行う。図3は、OSPFの動作
手順を示す図である。
を示している。ルータ(LSR1〜4)起動時(同時に
全ルータが起動したとする)に、お互いのインターフェ
ース情報を交換しAu。これをフラッディング(floodi
ng)と言う。
を送信する。 (2)各ルータは、となりから受けたメッセージをメッ
セージ処理後、その次のルータに転送する。 (3)(2)と同様、新たに受けたメッセージを転送す
る。
は、3ホップ(3段)なので、あるOSPFメッセージ
は、3段転送された後、転送終了となる。これにより、
全ルータでルーティング情報が同期する。ここで、ホッ
プとは、ネットワーク装置間に形成されるコネクション
の単位のことであり、複数のネットワーク装置を介した
コネクションは複数のホップからなる。
ら送信されるOSPFメッセージは、(1−b)に示さ
れるように、LSR2で受信される。LSR2は、LS
R1から受信したOSPFメッセージを(2−b)で示
されるように、LSR3とLSR4に転送する。LSR
3で、OSPFメッセージは終端される。一方、おSR
4では、その先にルータR1が接続されているので、
(3−b)で示されるように、OSPFメッセージをル
ータR1に転送する。
ジは、(1−a)、(1−c)、(1−e)に示される
ように、LSR1、LSR3、LSR4に送られる。L
SR1とLSR3では、OSPFメッセージを終端す
る。LSR4では、LSR2から受け取ったOSPFメ
ッセージをルータR1に転送する(2−e)。
ジは、(1−d)に示されるように、LSR2に送ら
れ、更に、(2−d)で示されるように、LSR1とL
SR4に転送される。LSR1では、受信したOSPF
メッセージを終端する。LSR4では、(2−d)で受
け取ったOSPFメッセージをルータR1に転送する
(3−d)。
ジは、(1−f)に示されるように、ルータR1とLS
R2に送られる。ルータR1では、OSPFメッセージ
を終端する。LSR4からのOSPFメッセージを受け
取ったLSR2は、(2−f)に示されるように、LS
R1とLSR3にOSPFメッセージを転送する。
ージは、(1−g)で示されるように、LSR4に送ら
れ、更に、(2−g)で示されるように、LSR2に送
られる。LSR2では、(3−g)で示されるように、
受信したOSPFメッセージをLSR1とLSR3に転
送する。
へのL3ルーティング情報マッピング方式について説明
する。図4は、ルーティングプロトコルによるリンク情
報配布の様子を示した図である。
信する場合を考えると、IPパケットはIP網→コネク
ション機能網→IP網の順に転送される。IP網内は現
在のルータでの処理に従い、ホップ・ホップ(各ルー
タ)でIPヘッダ処理を行い転送される。コネクション
機能網では、二つの境界装置間に確立されているコネク
ション上を転送される。つまり、コネクション機能網内
は、IPヘッダ処理は行われず、コネクション機能網が
持つラベルで転送処理される。コネクション機能網とし
て、ATM網を例に取ると、コネクション機能網内は、
ATMセルのヘッダ中のVPI/VCIというラベルで
転送される。
ングプロトコルを実装していることを前提としている。
つまり、コネクション機能網装置、コネクション機能網
境界装置は、OSPFといったルーティングプロトコル
を実装し、IPルーティング処理ができることが前提で
ある。また、コネクション機能網装置は、コネクション
機能を備えている。ATMスイッチ機能を備えたルータ
がこれに相当する。
点から見れば差はなく、同じルータに見えるので、どの
ルータがIP網に属し、どれがコネクション網に属する
かが分かるようにする。すなわち、どのルータがコネク
ション網機能を保有しているかを網全体に伝達すること
で、IP網とコネクション機能網との自動連携が可能に
なる。
ルとコネクション機能網装置(MPLSルータ)が連携
するために、どの装置が通常のルータで、どの装置がコ
ネクション機能網装置であるかを自動で各装置が把握す
ることを可能とする。これにより、各ノードにおいてル
ーティングツリーを形成する際、どの装置群がIP網に
属し、コネクション機能網に属するか、ネットワークマ
ップを作ることができる。
装置群がコネクション機能網に属するかを各ルータが把
握するための方策として、ルーティングプロトコルにお
けるリンク情報交換パケット中に、コネクション機能網
装置の識別子を追加する。
て、自己のインターフェースとそれにつながるリンク情
報を広報する。その広報情報フィールド中に、コネクシ
ョン機能網装置識別子を追加することで、網全体に、ど
の装置群がコネクション機能網に属するかの情報が伝達
できる。
ツリーに反映させると、入り口境界装置、出口境界装
置、また、出口境界装置の先にある網情報を得ることが
可能である。
利用されているルーティングプロトコルであるOSPF
を例に取る。OSPFは、LSAオブジェクトを用いて
隣接ルータ間でリンク情報の交換を行う。
ルドのうちのオプションフィールドを示した図である。
同図(a)に示すように、オプションフィールドには、
様々なビットが設けられているが、両端にあるビットは
使用されていない。
れていないビットにLビットというビットを新たに定義
する。Lビット:自装置がMPLSのLSR(Label S
witching Router)であれば、1に設定する。もし、自
装置がMPLSのLSRでなければ、0に設定する。も
し、このような拡張ビットを実装しないOSPFがあれ
ば、Lビットの設定は行われないが、このような拡張ビ
ットを実装するOSPFから見れば、自動的にLビット
は0とされたことと同じになるので、Lビットの設定が
できないOSPFを使用したルータでは、コネクション
機能網装置ではないと判断される。
Fを用いた場合の情報配布シーケンスを示す。図中では
LSR4から生成されるリンク情報の伝達過程を示して
いる。伝達は、OSPFの情報伝達方法に完全に従う。
各ルータでは、全てのルータは、OSPFを実装してお
り、それぞれLSR4と同様にリンク情報をネットワー
クに伝達する。リンク情報を受け取った各ルータはコネ
クション機能網装置識別子をデータベースとして保管す
る。
要なルーティング情報のマッピングを行うために必要な
情報をルーティングプロトコル中に埋め込むので、非常
に簡潔に実現することができる。ルーティングプロトコ
ルの変更は識別子を記述するビットを一つ定義するのみ
であり、プロトコルへ要求される変更はほとんどない。
クライアント・サーバモデルによるリンク情報の伝達方
式を説明する図である。図6の構成では、ネットワーク
にサーバを置き、そこにコネクション機能網装置識別情
報を蓄積する。各ルータはクライアントとして、該情報
を引き出したい時に、サーバにアクセスする。
手動入力と、プロトコルによる情報伝達の方法が考えら
れる。サーバに蓄積するコネクション機能網装置識別子
は、トラヒックエンジニアリングの際、複数ルート検索
を行うために使用するのが一つの目的である。つまり、
ルーティング検索の基礎情報である、リンク情報データ
ベースと共に使用されることが多い。従って、現実的に
は、サーバにルーティングのリンク情報と共に蓄積する
ことが望ましい。
クション機能網装置をSNMPクライアントとした構成
を示す図である。全ての装置にはSNMP(Simple Ne
twork Management Protocol )が実装されているもの
とする。SNMPサーバには、ネットワーク内全装置の
エントリを持ち、どのクライアントがコネクション機能
網装置であるかのエントリを予めオペレータが入力して
おく。SNMPサーバは、(各装置の起動時に)SNM
Pクライアントにコネクション機能網装置識別情報を伝
達する。
響を与えずに、コネクション機能網と、その境界装置の
情報が得られる。もしネットワークにSNMPサーバが
存在すれば、それをデータ蓄積場所とできるので、実装
が容易である。情報の管理の面から見ると、集中管理型
であるので、メンテナンスは容易である。
アリングを実現するための手段として明示的ルーティン
グが必要であることは、前述したとおりであるが、これ
を実現するプロトコルは、複数提案されており、現在R
SVP、LSP−トンネリングとCR−LDPが標準化
される見通しである。MPLSネットワーク内で、どの
コネクション機能網装置がどのコネクションプロトコル
を実装しているか知る必要がある。これを実装コネクシ
ョンプロトコル識別子として、各コネクション機能網装
置に伝達するようにする。上述した方式で伝達するコネ
クション機能網装置識別子情報に加え、実装コネクショ
ンプロトコル識別情報を持つことで、各装置はコネクシ
ョン機能網で通信可能な相手のリストを知ることができ
る。
けることにより、ルーティングプロトコルとコネクショ
ン機能網装置(MPLSルータ)が連携するために必要
不可欠な技術であり、コネクション機能網装置が通信可
能な相手を知ることが可能になり、ネットワークの確実
な動作保証を提供することができる。
子のルーティングプロトコルによる伝達方式を説明する
図である。本実施形態は、ルーティングプロトコルにお
けるリンク情報交換パケット中に、装置に実装されてい
るコネクションプロトコル識別子を追加する。
ングプロトコルが交換する情報の中に埋め込む。ここで
は、OSPFを使用した場合の例を挙げる。例えば、O
SPFのオプションフィールド(8ビット)の1ビット
を使用する。8ビット中、最右端のビット7をRビット
として定義する。
ンネリングを実装するLSRであれば、1を設定する。
もし自装置においてRSVP LSP−トンネリングが
動作していなければ、0を設定する。もし、この拡張を
実装しないOSPFがあれば、自動的に0を設定するこ
とになるので、RSVP LSP−トンネリングが動作
しない装置であると見なされる。
子を埋め込むことで、OSPFがリンク情報交換する際
にネットワーク中に自動的にコネクションプロトコル情
報が伝達される。
必要なルーティング情報のマッピングを行う際に、必要
な情報をルーティングプロトコル中に埋め込むので、非
常に簡潔に実現することが出来る。ルーティングプロト
コルの変更は識別子を記述するビットを一つ定義するの
みであり、プロトコルへの影響はほとんどない。
ネクションプロトコル情報の配布の様子を示す図であ
る。図9では、コネクションプロトコル情報が、LSR
4から各ネットワーク装置に送信される様子を示してい
る。上述したように、LSR4は、OSPFのオプショ
ンフィールドにRビットを設定し、ルータR1とLSR
2に情報を送信する。これにより、ルータR1とLSR
2は、LSR4が実装しているコネクションプロトコル
を知ることができる。
に、LSR4から受け取った情報をそのまま転送する。
従って、LSR1とLSR3は、LSR4からのRビッ
トの設定値を知ることができるので、やはり、LSR4
が実装しているコネクションプロトコルを知ることが出
来る。
別子のクライアント・サーバモデルによる伝達方式を説
明する図である。ネットワークにサーバを置き、そこに
コネクション機能網装置識別情報を蓄積する。各ルータ
はクライアントとして、該情報を引き出したい時に、サ
ーバにアクセスする。
手動入力と、プロトコルによる情報伝達の方法が考えら
れる。サーバに蓄積するコネクションプロトコル識別子
は、トラフィックエンジニアリングの際、複数ルート検
索を行うために使用するのが一つの目的である。つま
り、ルーティング検索の基礎情報である、リンク情報デ
ータベースと共に使用されることが多い。従って、現実
的には、サーバにルーティングのリンク情報と共に蓄積
することが望ましい。
ネクション機能網装置をSNMPクライアントとした構
成である。全ての装置にはSNMPが実装されているも
のとする。SNMPサーバには、ネットワーク内全装置
のエントリを持ち、どのクライアントがコネクション機
能網装置であるかのエントリを予めオペレータが入力し
ておく。SNMPサーバは、(各装置の起動時に)SN
MPクライアントにコネクション機能網装置識別情報を
伝達する。それにより、図11のようなテーブルを構成
でき、明示的なルーティングが通信可能である相手を判
別することができる。
のどの装置のコネクション機能網装置であるか否か、及
び、実装されているコネクションプロトコルを登録する
テーブルである。
録されると共に、各アドレスによって特定された装置
に、コネクション機能網装置識別子(Lビット)の値の
検出結果と、コネクションプロトコル識別子(Rビッ
ト)の値の検出結果が登録される。
0.0.01である装置は、コネクション機能網装置で
あり、RSVP LSP−トンネリングを実装している
ことが示され、アドレスが10.25.1.1の装置
は、コネクション機能網装置であるが、RSVP LS
P−トンネリングを実装していないことが示される。
のプロトコルには一切影響を与えずに、コネクション機
能網とその境界装置の情報が得られるようになってい
る。もしネットワークにSNMPサーバが存在すれば、
それをデータ蓄積場所とできるので、実装が容易であ
る。情報の管理の面から見ると、集中管理型であるので
メンテナンスは容易である。
施形態に関連する機能ブロックを示す図である。各コネ
クション機能網装置は、ルーティングプロトコル10を
実装しており、ルーティングプロトコル10は、以下の
機能ブロックからなる。
情報を有する、外部からのルーティングパケット(OS
PFパケット)を受信し、データベースに登録できる形
に処理するパケット受信処理部11が設けられている。
パケット受信処理部11は、受信したルーティングパケ
ット(OSPFパケット)から、ノード、リンク情報
や、Lビット、Rビット情報を取得し、これをデータベ
ースに格納することが出来るようなフォーマットに処理
すると、ネットワークのノード、リンク情報及び、Lビ
ット、Rビット情報を受信データのデータベース12に
送信する。受信データのデータベース12では、受信し
たネットワークのノード(ルータ)、リンクの情報及び
Lビット、Rビット情報を蓄積する。
路を決定するためのルーティング機能を有する。ここ
で、追加機能として、自ルータからあらゆる地点までの
経路を示すツリー情報を生成するツリー生成機能14を
設ける。ツリー生成機能14で生成されたツリー情報
は、トポロジーデータベース15に渡される。ツリー情
報の生成方法については後述する。
ング処理に際に生成したツリー情報を保持する。トポロ
ジーデータベース15は、どこの目的地に対して、どの
経路を通り、また、ネットワークの中のどこが、コネク
ション機能網(MPLSネットワーク)であるか、の情
報を有する。
ポロジーデータベース15から、境界装置のリスト、及
び、外部網情報を抽出するための処理機能を有する。ト
ポロジー判定部16で抽出された情報は、装置内のコネ
クション処理を行っているコネクション処理部へ受け渡
される。
プログラムであるOSPFに従って、OSPFパケット
を生成し、他のルータなどに送信する機能である。この
とき、本実施形態においては、OSPFパケットのオプ
ションフィールドに、LビットとRビットの設定を行
う。ただし、パケット送信処理部17のLビット、Rビ
ットの設定機能は、すべてのルータが有しているわけで
はなく、この機能を有しないルータから送出されるOS
PFパケットには、Lビット、Rビットの設定は行われ
ない。この場合、Lビット、Rビットの設定機能を有し
ないルータから送出されたOSPFパケットは、受信側
において、自動的にLビットとRビットが0に設定され
ているものと判断される。
ング・ツリーの作成方式について説明する。図4〜図1
1で説明した方式で得られた、コネクション機能網装置
の識別子情報とコネクションプロトコル識別情報をルー
ティングのリンク情報に追加し、リンク情報を元に二つ
の識別情報の追加されたルーティング・ツリーを作成す
る。
を示す図である。図13(a)に従来の方式におけるL
SR1が有するルーティングツリーを、図13(b)に
本実施形態によるLSR1の有するルーティングツリー
を示す。
のルーティングエリア内では、コネクション機能網装置
であるか、IPルータであるか区別はつかない。また、
実装コネクションプロトコル情報も持たない。従って、
ルート(LSR1)から見て、どの装置が境界装置であ
るか判断がつかない。
施形態によるルーティングツリーは、コネクション機能
網装置識別子及びコネクションプロトコル識別子のビッ
トがONの場合、そのルータ(図13(b)の場合、L
SR1〜LSR4)は、図中のように黒抜きの二重丸で
しめすように、コネクション通信可能なコネクション機
能網装置であると判断する。
実施形態に従って作成されたルーティングツリーでは、
どの装置によりコネクション機能網が構成されており、
どの装置が境界装置であるかの判断を行うことが出来
る。
ための処理を示す疑似コードを示す。OSPFでは、リ
ンク情報を元にSPF(Shortest Path First )アル
ゴリズム(OSPFを実現するためのアルゴリズムをこ
のように呼ぶ)が動作し、自装置をルートとしたルーテ
ィングツリーが作成される。また、その過程で、各dest
ination に対するコストも計算される。注目する装置を
ポインタcurrent pointer で指し示す。
し、エントリが無くなったら(ツリーの先端まで到着し
たら)一つ戻り、エントリを探す、といった方式であ
る。各エントリの追加判断の時(ルーチン中(1))、
コネクション機能網装置識別子(Lビット)とコネクシ
ョンプロトコル識別子(Rビット)を見て、両方ともビ
ットが立っていれば、有効なコネクション機能網装置で
あると判断する。
4において、初期化のステップでは、自ノードをツリー
のルートとする。また、ポインタcurrent pointer を自
ノードに設定する。次にSPFルーチンを実行する。ま
ず、while 文によって、以下の処理が繰り返し行われ
る。
付けられた)リンク情報をOSPFLSA(Link Stat
e Advertisement)データベース(図12の受信データ
のデータベースに対応し、隣のルータに送るべきデータ
を保持しているデータベースである)を検索して、取得
する。
見されたか否かを判断する。もし、新しいエントリが見
つかった場合には、新エントリをツリーに追加する。そ
して、エントリのリンク情報のオプションヘッダ(フィ
ールド)のLビットがONかつRビットがONであるか
否かを判断する。LビットとRビットがONの場合に
は、新エントリに対応する装置は、有効なコネクション
機能網装置である旨判断し、その情報を保持してcurren
t pointer を新エントリのノードに設定する。Lビット
とRビットのいずれか、あるいは、両方がONでない場
合には、単に、current pointer を新エントリのノード
に設定する。
否かを判断する。エントリがある場合には、while 文の
先頭に戻って、処理を繰り返す。エントリがない場合に
は、current pointer を一階層上位のノードに設定した
のち、IF文で、current pointer がnullになったか、す
なわち、一階層上位のノードが存在するか否かを判断
し、存在する場合には、while文の先頭に戻って処理を
繰り返す。一階層上位のノードが存在しない場合には、
全てのノードのサーチが終了したとして、while文を抜
け、処理を終了する。
トコルのメカニズムを利用し、効率的にネットワークト
ポロジーマップを描くことができる。次に、境界装置判
別方式について説明する。
ーにおいて、どの装置がコネクション機能網境界装置で
あるか判定する。前述したように、トラフィック・エン
ジニアリングを行うために、任意のコネクション機能網
境界装置は、他の全ての境界装置のアドレスを知る必要
がある。あるコネクション機能網境界装置が、上記実施
形態で得られたルーティングツリーを元に以下のルール
に従って、境界装置を発見する。 ・ツリー中で、コネクション機能網装置識別子ビット
(Lビット)が立っている(ONになっている)装置が
連続しているツリー部をコネクション機能網とする。 ・ツリー中のある位置で、注目しているノードにつなが
る枝の中で一つでもコネクション機能網装置識別子ビッ
ト(Lビット)がOFFになっているとき、該位置の装
置を境界装置として登録する。
ネクション機能網境界装置リストを得る。図15は、コ
ネクション機能網境界装置リストの生成処理を示す疑似
コードである。
装置リストの生成処理の概念を説明する図である。更
に、図17は、LSR1の保持する境界装置エントリの
例を示す図である。
SR1が有するリスト作成を行う。上記実施形態で作ら
れたツリーをLSR1は持っているとする。これを元
に、図15のアルゴリズムによって、図16の(1)〜
(3)のシーケンスでリストを得る。ツリー中で、ある
位置の下につながる枝をchild と呼び、上につながる幹
をparentと呼ぶ。どの位置においても、parentは一つ存
在し、child は0から複数存在する。
のように動作する。 (1)LSR1からスタートし、下方向に探索する。L
SR1−LSR2−LSR3と移動していき、Lビット
がOFFになっているR1にたどり着く。この時点で、
R1のparent、つまりLSR3がコネクション機能網境
界装置であることが分かる。LSR3を境界装置エント
リに追加する。 (2)LSR3−LSR2の幹方向に戻り、まだ探索し
ていない右部分であるLSR2−LSR4方向に移動。
LビットがOFFであるH2にたどり着く。この時点
で、H2のparentであるLSR4がコネクション機能網
境界装置であることがわかる。LSR4を境界装置エン
トリに追加する。 (3)H2からLSR4−LSR2−LSR1と幹方向
に戻る。これで全ての装置を探索したことになるので終
了。
トリとして図17のリストを得る。図15の疑似コード
を説明する。まず、初期化において、各位置のノードを
探索したか否かを示す識別用のフラグtraced[](探索済
み=1、未探索=0)を用意し、ツリー中の現在位置cu
rrent pointer をLSR1に設定し、境界装置エントリ
の配列edge entry[] を設け、合計境界装置エントリ数
を表す変数edge entry numberを設ける。
ile 文内で、最初に、current pointer が指す装置のch
ild の情報を見る。そして、IF文で、現在のchild が探
索済みか否かを判断し、探索済みでない場合には、curr
ent pointer をchild に設定して、child のtracedフラ
グを探索済みにする。現在のchild が探索済みである場
合には、次のELSE IF文で、全child が探索済みか否か
を判断する。全childが探索済みの場合には、current p
ointer をparentに設定し、次のIF文で、parentがnull
か否かを判断する。parentがnullの場合には、全探索が
終了したとして、while 文を抜けて、処理を終了する。
parentがnullでない場合には、while 文の先頭に戻っ
て、処理を繰り返す。
合には、IF文で、current pointerの示すLビットが0
か否かを判断する。0でない場合には、while 文の先頭
に戻って処理を繰り返す。Lビットが0であった場合に
は、current pointer で示されるノードのparentが境界
装置であることを意味するので、edge entry の配列で
あって、edge entry numberで示される番号の配列にpa
rentの装置を示す識別子を設定する。そして、edge en
try numberを1だけ増加し、current pointerをparent
に設定して、while 文の先頭に戻って処理を繰り返す。
OSPFの機能の違いを説明する図である。図18
(a)は、従来のOSPFに従ったルーティングツリー
のイメージと各ルータが有するルーティングテーブルの
エントリ内容を示す図である。
るルーティングツリーのイメージと各ルータが有するル
ーティングテーブルのエントリ内容を示す図である。同
図(a)と(b)を比較して分かるように、本実施形態
においては、前述の実施形態に従って、境界装置のIP
アドレスが分かるので、これをdestinationaddressと、
OIと共に対応させて格納している。従って、ツリーの
図に示されるように、どのルータが境界装置となり、ど
の範囲がコネクション機能網に含まれているかを知るこ
とが出来る。
式と、出口境界装置−境界装置外網情報作成方式につい
て説明する。コネクション機能網装置の識別子情報を追
加したルーティング・ツリーから、コネクション機能網
出口境界装置を識別し、その出口境界装置より先のIP
網に存在する装置のリストを把握し、出口境界装置−F
EC対応表を確立する。
リの境界装置に対して、その先につながるネットワーク
の情報を対応させることで、MPLSのトラフィック・
エンジニアリングに必要な完全な情報が得られることに
なる。特に、トラフィック・エンジニアリングの負荷分
散の観点からは、入り口境界装置はIPパケットのヘッ
ダ中のdestination に対応する出口境界装置情報を自動
で得ることが出来れば、完全に自律的なネットワークの
負荷分散が実現できる。
クのエントリを作成する処理の疑似コードを示す図であ
る。また、図20は、境界装置における外部網情報の作
成処理の概念を示す図である。
界装置/外部網情報エントリの例を示す図である。図2
0の例では、このアルゴリズムは以下のように動作す
る。(1)、(2)、(3)LSR3からスタートし、
下方向に探索する。R1−H4−R1−H3と探索す
る。R1、H4、H3は全てLビットがOFFなので、
LSR3につながる装置として登録する。(4)、
(5)同様に、LSR4につながる装置H4のリストを
登録する。
トリとして図21のリストを得る。図19の疑似コード
を説明する。まず、初期化において、各位置のノードを
探索したか否かのフラグを設定するtraced[]。このフラ
グは、探索済みの時、1に設定され、未探索の場合、0
に設定される。また、ポインタcurrent Pointer をLS
R1に設定する(ここでの実施形態は、LSR1をルー
トとして説明している)。また、境界装置エントリを格
納する配列edge entry[] を設ける。更に、合計境界装
置エントリ数を格納する変数edge entry numberを用意
する。
current pointer が示す装置のchild を見る。IF文で、
child が探索済みか否かを判断する。探索済みでない場
合には、current pointer をchild に設定し(未探索の
child に移動)、child の探索済みフラグを1に設定す
る。もし、child が探索済みであった場合には、ELSEIF
文で、全child が探索済みか否かを判断する。探索済み
でない場合には、while 文の先頭に戻って処理を繰り返
す。全child が探索済みであった場合には、current po
inter をparentに設定し、parentがnullか否かを判断す
る。parentがnullの場合には、全探索が終了したとし
て、while 文を抜けて、処理を終了する。parentがnull
でない場合には、while 文の先頭に戻って処理を繰り返
す。
current pointer の示すLビットが0か否かを判断す
る。0であった場合には、edge entry number番目のed
ge entry 配列にparent装置を設定し、edge entry nu
mberを1だけ増加する。次に、IF文でcurrent pointer
の示すLビットが0でないか否かを判断する。0でない
場合には、current pointer の示すIPアドレスをedge
entry[edge entry number] に対応させて、エントリ
の追加を行う。そして、while 文の先頭に戻って処理を
繰り返す。
クション機能網出口境界装置ルーティング情報伝達方式
を説明する。上記実施形態では、網リンク情報を、保持
するルーティングプロトコルによって配布することを前
提に話を進めた。ここでは、各装置が網全体のリンク情
報をえることができないとき、どのようにして、上記実
施形態と同様のエントリを作成するかについて述べる。
が他のコネクション機能網境界装置のエントリを持って
いるとする。この情報を元に、コネクションプロトコル
は、入り口コネクション機能網境界装置から出口コネク
ション機能網境界装置間で動作することができる。コネ
クションプロトコルにより、入り口から出口の間に、コ
ネクションを確立する際に、出口境界装置のルーティン
グプロトコルが保持しているルーティングテーブルをコ
ネクションプロトコルにpiggybacking(ついでに載せ
る)する形で、出口から入り口に伝達する。これによ
り、境界装置/外部網情報エントリを構成することがで
きる。
した場合の例を示す。図22は、本実施形態において新
たに定義されるオブジェクトを説明する図である。
ェクトと、routing table オブジェクトを定義する。ro
uting table request オブジェクトは、PATHメッセージ
(RSVP(Resource Reservation Setup Protoco
l)の送信用メッセージ)に入るオブジェクトである。
送信元(入り口境界装置)は、出口境界装置のルーティ
ングテーブルエントリを得たい場合、routing table re
quest オブジェクトをPATHメッセージに含めるようにす
る。
装置がrouting table request オブジェクトを含むPATH
メッセージを受け取ったとき、routing table オブジェ
クトを含めたRESVメッセージ(RSVPの応答用メ
ッセージ)をrouting tablerequest の送信元に返す。
このとき、routing table オブジェクト中に、ルーティ
ングテーブルのファイルをコピーして転送する。
ンスを示す図である。すなわち、LSR1がLSR4の
ルーティングテーブルを欲しい場合、LSR1は、LS
R4に向けて、コネクションプロトコルを用いて、上記
PATHメッセージをLSR2を介して送信する。LSR4
では、PATHメッセージを受け取ると、自装置のルーティ
ングテーブルをコピーしてRESVメッセージに含め、
LSR2を介してLSR1に送信する。このようにし
て、LSR1は、LSR4のルーティングテーブルを取
得することが出来る。
ジェクトを追加する必要が出てくる。前述の実施形態の
様に付加的ルーティング情報をルーティングプロトコル
を利用するか、コネクションプロトコルを使用するかの
違いであるが、実装上は容易にできる方を採用すればよ
い。リンク情報を保持しないルーティングプロトコルと
してRIP(Routing Information Protocol)の実装
が考えられる。本方式はRIPとRSVP(Resource
Reservation Setup Protocol)を使ったMPLSネッ
トワークに適用できる。
いる際の出口境界装置−境界装置外網情報の最適化方式
について述べる。また、図24は、ルーティング情報の
最適化を説明する図である。
保持せずルーティングテーブルのみを持つ場合におい
て、コネクションプロトコルを利用して、出口境界装置
の保持するルーティングテーブルを入り口境界装置に伝
達し、その情報を元にlabel-FEC テーブルを生成する。
クリンク情報から計算されたルーティングテーブルを入
り口境界装置が集める方式であるため、集めたルーティ
ング情報が入り口境界装置にとって必ずしも最適なルー
ト情報であるとは限らない。そこで、ルート最適化を図
る手段が必要となる。
らルーティングテーブルを得る。それらのテーブルを比
較すると、入り口境界装置から見た、あるdestination
(宛先)に対して、複数の境界装置に通るルートが存在
する可能性がある。そのとき以下のアルゴリズムに従
い、最適化を図る。 1)LSRiを通るルートのコストを算出。cost(i) =
(入り口境界装置−>LSRiのコスト)+(LSRi
−>destination のコスト) 2)cost(i) (i=存在する全てのルート)の最小のもの
を見つける。min[cost(i) (i=存在する全てのるー
と)] 3)見つけた最小コストを持つルートをlabel-FEC テー
ブルエントリに採用する。
から端末H3へのルートは、LSR1−LSR2−LS
R3経由とLSR1−LSR2−LSR4経由の2ルー
トがある。LSR1は、出口境界装置であるLSR3と
LSR4からルーティングテーブルを得るが、両方のル
ーティングテーブルには、端末H3のエントリが存在す
る。そこで、最適化アルゴリズムを適用して、LSR1
−LSR2−LSR3−R1−H3ルートとLSR1−
LSR2−LSR4−R1−H3ルートの両方を比較
し、コストの小さい方を採用する。
ーティングプロトコルの場合、出口境界装置のルーティ
ング情報を得るには、ルーティングテーブルを手に入れ
る手段をとるしかない。ただ、入り口境界装置は直接ネ
ットワークのリンク情報を得るわけではないので、本当
に最適化されたルート情報を得ているかは分からない。
そこで、上記最適化方式をとることで、問題を回避出来
る。
ivalent Classの略称である。FECは、どのフロー
(ユーザが生成するデータストリームのこと)が、MP
LSネットワークの入り口で、どのコネクションに対応
するかを表現するものである。普通FECは、FECテ
ーブルとして境界装置で保持される。フローというの
は、ユーザのパケットストリームを表現する最小単位で
あるのに対し、MPLSネットワークでは、ネットワー
ク内に流れるデータを扱う際の最小単位をFEC表現す
る。FECの粒度(細かさ)は、最小ではユーザフロー
で考えることができ、最大で出口境界装置(つまり、あ
る出口境界装置行きのデータは全部一つのFEC)とす
ることができる。
ト計算はルーティングプロトコル内に実装されているの
が通常である。アルゴリズムとしては、いくつか方式が
あるが、OSPFプロトコルの場合はdijkstraアルゴリ
ズムというよく知られたアルゴリズムが使われる。本発
明においても、このアルゴリズムまたは、これに準ずる
ものを利用することを想定している。
l −FEC テーブルの例を示す図である。入り口境界装置
が保持するlabel-FEC テーブルは図25のような構成を
取る。また、このテーブルは、出口境界装置の数だけ複
数存在する。
手動で書かれる場合もあれば、ある制御のために、入り
口境界装置内にあるアプリケーションプログラムが自動
でダイナミックにFECを書き換えることがある。FE
Cは、一番細かく指定するときで、d.a.、s.a.、d.p.、
s.p.、proto の五つを指定する。例として、よく使われ
るパターンは、d.a.、d.p.の組を指定し、他は無指定で
ある。
クションを確立したものが、個々のエントリとされる。
このテーブルを使うことで、入り口境界装置で各フロー
をMPLSネットワークの大きなトラフィックのコネク
ションに対応付ける。
読み込む。このときFECデータは、出口境界装置毎に
初期設定が置かれている。これにより、同図のテーブル
の左側が生成される。 2.入り口境界装置からRSVPでコネクションが確立
された時点(最初は、システム起動時)で、テーブルの
右側にlabel が一段目から書き込まれていく。
アで実現する場合に必要とされるルータのハードウェア
構成を示す図である。ルータ20は、CPU25、メモ
リ24、記憶装置26、入出力装置27、及び受信イン
ターフェース21と送信インターフェース23を複数ず
つ備える。
ース21で受信されたパケットをバス又はスイッチ22
を介してメモリ24に格納する。CPU25は、入出力
装置27のフロッピー(登録商標)ディスクFDDやC
D−ROM、メモリカードなどから入力され、ハードデ
ィスクやフラッシュメモリなどの記憶装置に格納されて
いるプログラムをメモリ24に展開し、実行する。CP
U25は、このプログラムを実行することによって、複
数の受信インターフェース21の1つから受信されたパ
ケットを、どの送信インターフェース23に出力するか
を決定し、メモリ24から読み出して、バス又はスイッ
チ22を介して、送信インターフェース23に送る。送
信インターフェース23は、メモリ24から送られてき
たパケットを回線に送出する。
4に読み込んだプログラムは、ルーティングを行うため
のプログラムであるが、本発明の上記実施形態を実現す
るプログラムも同時に読み込む。従って、OSPFパケ
ットのオプションフィールドにLビットやRビットを設
定する処理を行う。また、ルーティングツリー作成処理
も記憶装置26から読み込んだプログラムに基づいて行
うことが可能である。
プログラムは、FDDやCD−ROM、メモリカードな
どによって各ルータ20に配布され、これらに格納され
ているプログラムを記憶装置にインストールすることに
よって、ルータに本発明の実施形態の機能を持たせるこ
とが出来る。
置27からアップデート用のプログラムをインストール
し、本発明の実施形態を実現するように機能拡張を行う
ことが出来る。
必要なコネクション機能網とコネクションレス網との間
のマッピングを自動的に行うことができる。
ある。
す図である。
の様子を示した図である。
オプションフィールドを示した図である。
・サーバモデルによるリンク情報の伝達方式を説明する
図である。
網装置をSNMPクライアントとした構成を示す図であ
る。
ングプロトコルによる伝達方式を説明する図である。
ロトコル情報の配布の様子を示す図である。
アント・サーバモデルによる伝達方式を説明する図であ
る。
コネクション機能網装置であるか否か、及び、実装され
ているコネクションプロトコルを登録するテーブルであ
る。
する機能ブロックを示す図である。
る。
示す疑似コードを示す。
理を示す疑似コードである。
理の概念を説明する図である。
示す図である。
能の違いを説明する図である。
を作成する処理の疑似コードを示す図である。
念を示す図である。
ントリの例を示す図である。
ェクトを説明する図である。
である。
る。
ルの例を示す図である。
場合に必要とされるルータのハードウェア構成を示す図
である。
Claims (33)
- 【請求項1】自装置がコネクション機能網に属している
か否かを示す情報を載せたパケットを送信する送信手段
と、 他の装置から受信したパケットから、該他の装置がコネ
クション機能網に属しているか否かに関する情報及び、
ネットワークの構成に関する情報を抽出する受信手段
と、 該受信手段が抽出した情報に基づき、どの装置がコネク
ション機能網に属するかを明示するネットワークのルー
ティングツリーを生成するツリー生成手段と、を備える
ことを特徴とするルーティング情報マッピング装置。 - 【請求項2】前記ネットワークのルーティングツリーに
基づいて、自装置がコネクション機能網の境界装置であ
るか否かを判断する判断手段、 を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のルーテ
ィング情報マッピング装置。 - 【請求項3】前記ルーティングツリーと、コネクション
機能網の境界装置に関する情報から、コネクション機能
網に接続されている外部網に関する情報を取得する外部
網情報取得手段、 を更に備えることを特徴とする請求項2に記載のルーテ
ィング情報マッピング装置。 - 【請求項4】自装置が該境界装置であった場合、コネク
ション機能網と自装置に接続する外部網とのルーティン
グ情報を対応付けるテーブルを生成するマッピング手
段、 を更に備えることを特徴とする請求項3に記載のルーテ
ィング情報マッピング装置。 - 【請求項5】前記送信手段は、自装置がどのコネクショ
ンプロトコルを使用しているかを示す情報を前記パケッ
トに載せて送信することを特徴とする請求項1に記載の
ルーティング情報マッピング装置。 - 【請求項6】各装置からネットワークの構成に関する情
報と、自装置がコネクション機能網に属しているか否か
を示す情報を各装置から受信し、得られた情報を格納
し、各装置からの要求に従って、ネットワークの構成に
関する情報と各装置がコネクション機能網に属している
か否かを示す情報とを、該要求を送信してきた装置に対
して送信するサーバ手段を更に備えることを特徴とする
請求項1に記載のルーティング情報マッピング装置。 - 【請求項7】前記サーバ手段は、各装置がどのコネクシ
ョンプロトコルを使用しているかを示す情報を各装置か
ら受信し、該情報を格納し、各装置からの要求に従っ
て、該情報を要求を行った装置に送信することを特徴と
する請求項6に記載のルーティング情報マッピング装
置。 - 【請求項8】前記パケットは、ルーティングプロトコル
を用いて送受信されることを特徴とする請求項1に記載
のルーティング情報マッピング装置。 - 【請求項9】前記パケットは、コネクションプロトコル
を用いて送受信されることを特徴とする請求項1に記載
のルーティング情報マッピング装置。 - 【請求項10】他の装置から送信された、コネクション
機能網と自装置に接続する外部網とのルーティング情報
を対応付けるテーブルを、自装置においてルーティング
情報として使用することを特徴とする請求項4に記載の
ルーティング情報マッピング装置。 - 【請求項11】前記テーブルが複数の他の装置から得ら
れた場合、該テーブルを得たネットワークのルートに関
して、コストを算出し、該コストの最適なルートを介し
て送信されてきた該テーブルを使用することを特徴とす
る請求項10に記載のルーティング情報マッピング装
置。 - 【請求項12】(a)自装置がコネクション機能網に属
しているか否かを示す情報を載せたパケットを送信する
ステップと、 (b)他の装置から受信したパケットから、該他の装置
がコネクション機能網に属しているか否かに関する情報
及び、ネットワークの構成に関する情報を抽出するステ
ップと、 (c)該ステップ(b)で抽出した情報に基づき、どの
装置がコネクション機能網に属するかを明示するネット
ワークのルーティングツリーを生成するステップと、を
備えることを特徴とするルーティング情報マッピング方
法。 - 【請求項13】(d)前記ネットワークのルーティング
ツリーに基づいて、自装置がコネクション機能網の境界
装置であるか否かを判断するステップ、を更に備えるこ
とを特徴とする請求項12に記載のルーティング情報マ
ッピング方法。 - 【請求項14】(e)前記ルーティングツリーと、コネ
クション機能網の境界装置に関する情報から、コネクシ
ョン機能網に接続されている外部網に関する情報を取得
するステップ、を更に備えることを特徴とする請求項1
3に記載のルーティング情報マッピング方法。 - 【請求項15】(f)自装置が該境界装置であった場
合、コネクション機能網と自装置に接続する外部網との
ルーティング情報を対応付けるテーブルを生成するステ
ップ、を更に備えることを特徴とする請求項14に記載
のルーティング情報マッピング方法。 - 【請求項16】前記ステップ(a)は、自装置がどのコ
ネクションプロトコルを使用しているかを示す情報を前
記パケットに載せて送信することを特徴とする請求項1
2に記載のルーティング情報マッピング方法。 - 【請求項17】(g)各装置からネットワークの構成に
関する情報と、自装置がコネクション機能網に属してい
るか否かを示す情報を各装置から受信し、得られた情報
を格納し、各装置からの要求に従って、ネットワークの
構成に関する情報と各装置がコネクション機能網に属し
ているか否かを示す情報とを、該要求を送信してきた装
置に対して送信するステップを更に備えることを特徴と
する請求項12に記載のルーティング情報マッピング方
法。 - 【請求項18】前記ステップ(g)では、各装置がどの
コネクションプロトコルを使用しているかを示す情報を
各装置から受信し、該情報を格納し、各装置からの要求
に従って、該情報を要求を行った装置に送信することを
特徴とする請求項17に記載のルーティング情報マッピ
ング方法。 - 【請求項19】前記パケットは、ルーティングプロトコ
ルを用いて送受信されることを特徴とする請求項12に
記載のルーティング情報マッピング方法。 - 【請求項20】前記パケットは、コネクションプロトコ
ルを用いて送受信されることを特徴とする請求項12に
記載のルーティング情報マッピング方法。 - 【請求項21】他の装置から送信された、コネクション
機能網と自装置に接続する外部網とのルーティング情報
を対応付けるテーブルを、自装置においてルーティング
情報として使用することを特徴とする請求項15に記載
のルーティング情報マッピング方法。 - 【請求項22】前記テーブルが複数の他の装置から得ら
れた場合、該テーブルを得たネットワークのルートに関
して、コストを算出し、該コストの最適なルートを介し
て送信されてきた該テーブルを使用することを特徴とす
る請求項21に記載のルーティング情報マッピング方
法。 - 【請求項23】プロセッサに、 (a)自装置がコネクション機能網に属しているか否か
を示す情報を載せたパケットを送信するステップと、 (b)他の装置から受信したパケットから、該他の装置
がコネクション機能網に属しているか否かに関する情報
及び、ネットワークの構成に関する情報を抽出するステ
ップと、 (c)該ステップ(b)で抽出した情報に基づき、どの
装置がコネクション機能網に属するかを明示するネット
ワークのルーティングツリーを生成するステップと、を
備えることを特徴とするルーティング情報マッピング方
法を実行させるプログラムを格納した記録媒体。 - 【請求項24】(d)前記ネットワークのルーティング
ツリーに基づいて、自装置がコネクション機能網の境界
装置であるか否かを判断するステップ、を更に備えるこ
とを特徴とする請求項23に記載の記録媒体。 - 【請求項25】(e)前記ルーティングツリーと、コネ
クション機能網の境界装置に関する情報から、コネクシ
ョン機能網に接続されている外部網に関する情報を取得
するステップ、を更に備えることを特徴とする請求項2
4に記載の記録媒体。 - 【請求項26】(f)自装置が該境界装置であった場
合、コネクション機能網と自装置に接続する外部網との
ルーティング情報を対応付けるテーブルを生成するステ
ップ、を更に備えることを特徴とする請求項25に記載
の記録媒体。 - 【請求項27】前記ステップ(a)は、自装置がどのコ
ネクションプロトコルを使用しているかを示す情報を前
記パケットに載せて送信することを特徴とする請求項2
3に記載の記録媒体。 - 【請求項28】(g)各装置からネットワークの構成に
関する情報と、自装置がコネクション機能網に属してい
るか否かを示す情報を各装置から受信し、得られた情報
を格納し、各装置からの要求に従って、ネットワークの
構成に関する情報と各装置がコネクション機能網に属し
ているか否かを示す情報とを、該要求を送信してきた装
置に対して送信するステップを更に備えることを特徴と
する請求項23に記載の記録媒体。 - 【請求項29】前記ステップ(g)では、各装置がどの
コネクションプロトコルを使用しているかを示す情報を
各装置から受信し、該情報を格納し、各装置からの要求
に従って、該情報を要求を行った装置に送信することを
特徴とする請求項28に記載の記録媒体。 - 【請求項30】前記パケットは、ルーティングプロトコ
ルを用いて送受信されることを特徴とする請求項23に
記載の記録媒体。 - 【請求項31】前記パケットは、コネクションプロトコ
ルを用いて送受信されることを特徴とする請求項23に
記載の記録媒体。 - 【請求項32】他の装置から送信された、コネクション
機能網と自装置に接続する外部網とのルーティング情報
を対応付けるテーブルを、自装置においてルーティング
情報として使用することを特徴とする請求項26に記載
の記録媒体。 - 【請求項33】前記テーブルが複数の他の装置から得ら
れた場合、該テーブルを得たネットワークのルートに関
して、コストを算出し、該コストの最適なルートを介し
て送信されてきた該テーブルを使用することを特徴とす
る請求項32に記載の記録媒体。
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