JPH1168789A - サーバを用いたレイヤ3スイッチング - Google Patents
サーバを用いたレイヤ3スイッチングInfo
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- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ATM−LANにおいてIPパケットをショー
トカットVCを通して高速伝送可能とし、パケットが発
生したときHop by Hopのルーティング処理を行わず、
瞬時にショートカットVCを張り、既存のATM機器と
の親和性をよくし、IPサブネットを無駄に使わずに以
上を達成する方式の提供。 【解決手段】ルートサーバ1とエッジスイッチ2、AT
Mスイッチ3とが、コネクション4を確立して保持し、
各装置は上記コネクションを通じて自身が知るネットワ
ーク情報をルートサーバに通知、ルートサーバは上記情
報からネットワーク全体のアドレス情報データベースを
作り、これを全エッジスイッチに通知する。エッジスイ
ッチは、この情報をもとに宛先のエッジスイッチに対し
てSVC等のコネクションを設定し(6)、パケットを
高速転送する手段(7)をもつ。これらのアドレス情情
報の取得、アドレス情報の通知、コネクションの設定な
どの処理をATMフォーラムベースのプロトコルで実現
できる手段をもつ。
トカットVCを通して高速伝送可能とし、パケットが発
生したときHop by Hopのルーティング処理を行わず、
瞬時にショートカットVCを張り、既存のATM機器と
の親和性をよくし、IPサブネットを無駄に使わずに以
上を達成する方式の提供。 【解決手段】ルートサーバ1とエッジスイッチ2、AT
Mスイッチ3とが、コネクション4を確立して保持し、
各装置は上記コネクションを通じて自身が知るネットワ
ーク情報をルートサーバに通知、ルートサーバは上記情
報からネットワーク全体のアドレス情報データベースを
作り、これを全エッジスイッチに通知する。エッジスイ
ッチは、この情報をもとに宛先のエッジスイッチに対し
てSVC等のコネクションを設定し(6)、パケットを
高速転送する手段(7)をもつ。これらのアドレス情情
報の取得、アドレス情報の通知、コネクションの設定な
どの処理をATMフォーラムベースのプロトコルで実現
できる手段をもつ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、IP(Internet
Protocol)パケット配送をATMネットワークを介し
て行う技術に関し、特に、ネットワーク内でルータのよ
うなHop by Hop(ホップ・バイ・ホップ)によるパケ
ット伝送をなくして高速伝送を達成する技術である。
Protocol)パケット配送をATMネットワークを介し
て行う技術に関し、特に、ネットワーク内でルータのよ
うなHop by Hop(ホップ・バイ・ホップ)によるパケ
ット伝送をなくして高速伝送を達成する技術である。
【0002】
【従来の技術】この種の従来技術として以下の文献等の
記載が参照される。
記載が参照される。
【0003】文献(1)(大和 克己、永見 健一、松
澤 茂雄、信学技報 SSE95−201,IN95−
145(1996−03)、「セルスイッチルータ−基
本コンセプトとマイグレーションシナリオ−」、199
6年3月)。
澤 茂雄、信学技報 SSE95−201,IN95−
145(1996−03)、「セルスイッチルータ−基
本コンセプトとマイグレーションシナリオ−」、199
6年3月)。
【0004】IPパケットをATMネットワークを介し
て配送する技術として、主に以下の4つが知られてい
る。
て配送する技術として、主に以下の4つが知られてい
る。
【0005】 ・Classical IPモデルとTag Switching。 ・MPOA。 ・IP Switch。 ・Cell Switch Router。
【0006】[1]Classical(クラシカル)IPモデ
ルとTag Switching(タグスイッチング)の特徴:異
なるIPサブネット間で通信を行う場合、図2に示すよ
うに、それぞれのIPサブネット間にルータが必要不可
欠である。
ルとTag Switching(タグスイッチング)の特徴:異
なるIPサブネット間で通信を行う場合、図2に示すよ
うに、それぞれのIPサブネット間にルータが必要不可
欠である。
【0007】[2]MPOAの特徴:ネットワーク内
に、MPC(Multiprotocol Client;マルチプロトコ
ルクライアント)、MPS(Multiprotocol Server;
マルチプロトコルサーバ)をもつ(図3参照)。この方
式は、LANE(LAN Emulation,LANエミュレ
ーション、但しLANはLocal Area Network)と、
NHRP(Next Hop Resolution Protocol;ネクス
トホップレゾルーションプロトコル)の技術を用いる。
同一のIPサブネット内で通信を行う場合には、LAN
Eプロトコルを用いて通信を行う。異なるIPサブネッ
ト間で通信を行う場合に、MPCは、まず、ルータの働
きをする。その後に、送信元と送信先とのMPC間で直
接コネクションを張り、通信する。
に、MPC(Multiprotocol Client;マルチプロトコ
ルクライアント)、MPS(Multiprotocol Server;
マルチプロトコルサーバ)をもつ(図3参照)。この方
式は、LANE(LAN Emulation,LANエミュレ
ーション、但しLANはLocal Area Network)と、
NHRP(Next Hop Resolution Protocol;ネクス
トホップレゾルーションプロトコル)の技術を用いる。
同一のIPサブネット内で通信を行う場合には、LAN
Eプロトコルを用いて通信を行う。異なるIPサブネッ
ト間で通信を行う場合に、MPCは、まず、ルータの働
きをする。その後に、送信元と送信先とのMPC間で直
接コネクションを張り、通信する。
【0008】図3において、MPS1からMPS2へ通
信を行うなら、MPCはMPS1とMPS2とのそれぞ
れに対してショートカットVCCを張る。この状態で
は、MPCがルータの役割を果たし、通信を行う。も
し、このとき、同一の宛先に対して頻繁に通信が行われ
るなら、NHRPプロトコルが動作し、MPC1はMP
S2に対しショートカットVCを張る。この状態では、
MPS1とMPS2と直接通信できるため、パケットを
高速に転送できる。
信を行うなら、MPCはMPS1とMPS2とのそれぞ
れに対してショートカットVCCを張る。この状態で
は、MPCがルータの役割を果たし、通信を行う。も
し、このとき、同一の宛先に対して頻繁に通信が行われ
るなら、NHRPプロトコルが動作し、MPC1はMP
S2に対しショートカットVCを張る。この状態では、
MPS1とMPS2と直接通信できるため、パケットを
高速に転送できる。
【0009】[3]IP Switch(IPスイッチ)の
特徴:ネットワーク内にIP Switch Gateway(IP
スイッチゲートウエイ;「GW」という)、IPスイッ
チ(「IPSW」という)をもつ(図4参照)ゲートウ
エイ(GW)は、主にIP Switch 網の終端を行う。
IPSWは、主にIPパケットのフォワーディングを行
うコントローラ部(CTL)と、ATMセルのスイッチ
ングを行うスイッチ部(SW)と、から構成される。G
Wは、唯一のIPSWと接続され、複数の既存LANに
属する。IPSWは複数のGW、IPSWと接続され
る。あるIPSWと別のIPSWとの間にあるIPサブ
ルットは、これら2つのノードのみをもつ。GWとIP
SWのそれぞれのポートはIPアドレスをもつ。
特徴:ネットワーク内にIP Switch Gateway(IP
スイッチゲートウエイ;「GW」という)、IPスイッ
チ(「IPSW」という)をもつ(図4参照)ゲートウ
エイ(GW)は、主にIP Switch 網の終端を行う。
IPSWは、主にIPパケットのフォワーディングを行
うコントローラ部(CTL)と、ATMセルのスイッチ
ングを行うスイッチ部(SW)と、から構成される。G
Wは、唯一のIPSWと接続され、複数の既存LANに
属する。IPSWは複数のGW、IPSWと接続され
る。あるIPSWと別のIPSWとの間にあるIPサブ
ルットは、これら2つのノードのみをもつ。GWとIP
SWのそれぞれのポートはIPアドレスをもつ。
【0010】図4に示すように、隣接する各デバイス間
はVCが常に張られている。このとき、コントローラ部
(CTL)がルータの働きをし、Hop by Hopで通信を
行う。もしこのとき、同一の宛先に対して頻繁に通信が
行われるなら、それぞれのノードは上流のノードに対し
専用のVCを用意するように要求を送る。特に異常がな
い場合、隣接するノード間に専用のVCを張る。特定の
プロトコルも同様に隣接するノード間に専用のVCを張
る。IPSWの上流、下流の双方に専用のVCができる
と、IPSWはSWによってこれらを直接結ぶ。すなわ
ち、通信路内にCTLを介在しないようにする。この状
態ではIPSW内でルーティングを行わないので、パケ
ットを高速に転送できる。
はVCが常に張られている。このとき、コントローラ部
(CTL)がルータの働きをし、Hop by Hopで通信を
行う。もしこのとき、同一の宛先に対して頻繁に通信が
行われるなら、それぞれのノードは上流のノードに対し
専用のVCを用意するように要求を送る。特に異常がな
い場合、隣接するノード間に専用のVCを張る。特定の
プロトコルも同様に隣接するノード間に専用のVCを張
る。IPSWの上流、下流の双方に専用のVCができる
と、IPSWはSWによってこれらを直接結ぶ。すなわ
ち、通信路内にCTLを介在しないようにする。この状
態ではIPSW内でルーティングを行わないので、パケ
ットを高速に転送できる。
【0011】[4]Cell Switch Router(セルスイ
ッチルータ)の特徴:ネットワーク内にCell Switch
Router(セルスイッチルータ、「CSR」という)を
もつ。CSRは、主にIPパケットのフォワーディング
を行うコントローラ部(CTL)と、ATMセルのスイ
ッチングを行うスイッチ部(SW)とで構成される。C
SRはまた、CSR網の終端も行う。
ッチルータ)の特徴:ネットワーク内にCell Switch
Router(セルスイッチルータ、「CSR」という)を
もつ。CSRは、主にIPパケットのフォワーディング
を行うコントローラ部(CTL)と、ATMセルのスイ
ッチングを行うスイッチ部(SW)とで構成される。C
SRはまた、CSR網の終端も行う。
【0012】Cell Switch Routerの基本動作は、I
P Switchとよく似ている。隣接する各デバイス間はあ
らかじめVCが張られており、CTLがルータのように
Hopby Hop(ホップ・バイ・ホップ)で通信を行う。
特定のパケットでは、専用のVCを隣接するノード間で
用意し、これらをSWによって直接結ぶ。すなわち、通
信路内にCTLを介在しないようにする。この状態では
CSR内でルーティングを行わないので、パケットを高
速に転送できる。IP Switchと大きく異なる点は、用
いるプロトコルである。
P Switchとよく似ている。隣接する各デバイス間はあ
らかじめVCが張られており、CTLがルータのように
Hopby Hop(ホップ・バイ・ホップ)で通信を行う。
特定のパケットでは、専用のVCを隣接するノード間で
用意し、これらをSWによって直接結ぶ。すなわち、通
信路内にCTLを介在しないようにする。この状態では
CSR内でルーティングを行わないので、パケットを高
速に転送できる。IP Switchと大きく異なる点は、用
いるプロトコルである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来技術は下記記載の問題点を有している。
た従来技術は下記記載の問題点を有している。
【0014】(1)第1の問題点は、Classical IP
モデルとTag Switchingにおいて、異なるIPサブネ
ット間で通信を行う場合、伝送速度の向上が望めない、
ということである。
モデルとTag Switchingにおいて、異なるIPサブネ
ット間で通信を行う場合、伝送速度の向上が望めない、
ということである。
【0015】その理由は、IPサブネット間にルータが
常に介在し、ルータがソフトウェア処理によってパケッ
ト伝送を行うことが、パケット伝送のボトルネックとな
るためである。
常に介在し、ルータがソフトウェア処理によってパケッ
ト伝送を行うことが、パケット伝送のボトルネックとな
るためである。
【0016】(2)第2の問題点は、MPOAにおい
て、それぞれの隣接するMPC−MPS間、MPS−M
PS間でコネクションが張られてからでないと、end t
o end(エンド・ツー・エンド)でコネクションを張る
ことができない、ということである。
て、それぞれの隣接するMPC−MPS間、MPS−M
PS間でコネクションが張られてからでないと、end t
o end(エンド・ツー・エンド)でコネクションを張る
ことができない、ということである。
【0017】同様に、IP Switchにおいて、それぞれ
の隣接するGW−IPSW間、IPSW−IPSW間で
専用のVCが張られてからでないと、end to end(エ
ンド・ツー・エンド)でコネクションを張ることができ
ない、ということである。
の隣接するGW−IPSW間、IPSW−IPSW間で
専用のVCが張られてからでないと、end to end(エ
ンド・ツー・エンド)でコネクションを張ることができ
ない、ということである。
【0018】同様に、CSRにおいて、それそれの隣接
するCSR−CSR間で専用のVCが張られてからでな
いと、end to end(エンド・ツー・エンド)でコネク
ションを張ることができない、ということである。
するCSR−CSR間で専用のVCが張られてからでな
いと、end to end(エンド・ツー・エンド)でコネク
ションを張ることができない、ということである。
【0019】上記各問題の理由は、MPS、IPSW、
CSRがそれぞれと隣接するノードとプロトコルのやり
取りを行なった後に、end to end(エンド・ツー・エ
ンド)のコネクションができるためである。
CSRがそれぞれと隣接するノードとプロトコルのやり
取りを行なった後に、end to end(エンド・ツー・エ
ンド)のコネクションができるためである。
【0020】(3)第3の問題点は、IP Switch、C
SRにおいて、ATMフォーラムのアプローチと全く親
和性がない、ということである。
SRにおいて、ATMフォーラムのアプローチと全く親
和性がない、ということである。
【0021】その理由は、それぞれ独自のプロトコルを
採用している、ためである。
採用している、ためである。
【0022】(4)第4の問題点は、IP Switch、C
SRにおいて、IPドメインを無駄に使う、ということ
である。
SRにおいて、IPドメインを無駄に使う、ということ
である。
【0023】その理由は、IPSW、CSRの各ポート
が、IPプロトコルを終端するのに、IPアドレスを必
要とするためである。
が、IPプロトコルを終端するのに、IPアドレスを必
要とするためである。
【0024】(5)第5の問題点は、IP Switch、C
SRにおいて、ATMスイッチ全てにルーティングプロ
トコルを搭載する必要がある、ということである。すな
わち、ATMネットワークを、IPSWやCSRで構成
しなければならない。
SRにおいて、ATMスイッチ全てにルーティングプロ
トコルを搭載する必要がある、ということである。すな
わち、ATMネットワークを、IPSWやCSRで構成
しなければならない。
【0025】その理由は、IPSW、CSRがルーティ
ング処理を行なわなければ通信ができないためである。
ング処理を行なわなければ通信ができないためである。
【0026】(6)第6の問題点は、MPOAにおい
て、新たにパケットが発生した時MPSの処理の負荷が
急増する、ということである。
て、新たにパケットが発生した時MPSの処理の負荷が
急増する、ということである。
【0027】同様に、IP Switchにおいて、新たにパ
ケットが発生した時IPSWの処理の負荷が急増する、
ということである。
ケットが発生した時IPSWの処理の負荷が急増する、
ということである。
【0028】同様にCSRにおいて、新たにパケットが
発生した時CSRの処理の負荷が急増する、ということ
である。
発生した時CSRの処理の負荷が急増する、ということ
である。
【0029】上記各問題の理由は、新たにパケットが発
生した時、それぞれのノードは隣接するノードとプロト
コルをやり取りし、アドレス解決と、テーブルの作成を
行う、ためである。
生した時、それぞれのノードは隣接するノードとプロト
コルをやり取りし、アドレス解決と、テーブルの作成を
行う、ためである。
【0030】(7)第7の問題点は、MPOA、IP
Switch、CSRにおいて、ネットワーク規模が大きく
なるにつれ、ネットワーク全体のアドレス解決用リソー
スが、指数関数的に増加する、ということである。
Switch、CSRにおいて、ネットワーク規模が大きく
なるにつれ、ネットワーク全体のアドレス解決用リソー
スが、指数関数的に増加する、ということである。
【0031】その理由は、ネットワーク規模が大きくな
るにつれ、MPS、IPSW、CSRのもつアドレス解
決用テーブルのエントリ数が増大すると共に、MPS自
体の数も増加する、ためである。
るにつれ、MPS、IPSW、CSRのもつアドレス解
決用テーブルのエントリ数が増大すると共に、MPS自
体の数も増加する、ためである。
【0032】したがって、本発明は、上記問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的は、異なるIPサブ
ネット間にルータがなくても通信が行えるようにし、パ
ケット伝送の高速化、伝送効率向上を図るサーバを用い
た通信方式を提供することある。
てなされたものであって、その目的は、異なるIPサブ
ネット間にルータがなくても通信が行えるようにし、パ
ケット伝送の高速化、伝送効率向上を図るサーバを用い
た通信方式を提供することある。
【0033】また本発明の他の目的は、エンド・ツー・
エンド(end to end)のコネクションを瞬時に張れるよ
うにし、パケット伝送の高速化、伝送効率向上を図る通
信方式を提供することにある。
エンド(end to end)のコネクションを瞬時に張れるよ
うにし、パケット伝送の高速化、伝送効率向上を図る通
信方式を提供することにある。
【0034】本発明のさらに別の目的は、ネットワーク
内にアドレス解決を行うサーバを1つだけとし、構成を
簡易化し、伝送効率向上、アドレス解決用リソースの節
約、IPサブネットの有効利用を図る通信方式を提供す
ることにある。
内にアドレス解決を行うサーバを1つだけとし、構成を
簡易化し、伝送効率向上、アドレス解決用リソースの節
約、IPサブネットの有効利用を図る通信方式を提供す
ることにある。
【0035】そして、本発明のさらに別の目的は、アド
レス情報の取得、アドレス情報の通知、コネクションの
設定などの処理はATMフォーラムベースのプロトコル
で実現可能とし、既存の機器との親和性向上を図る通信
方式を提供することにある。
レス情報の取得、アドレス情報の通知、コネクションの
設定などの処理はATMフォーラムベースのプロトコル
で実現可能とし、既存の機器との親和性向上を図る通信
方式を提供することにある。
【0036】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、ATM(Asynchronous Transfer Mod
e)ネットワーク内にルートサーバを備え、前記ルート
サーバが、レイヤ3のルーティング情報をもち、かつ、
ATMネットワークに接続されている装置(以下「エッ
ジスイッチ」という)の持つレイヤ3のルーティング情
報を、エッジスイッチ、ATMスイッチの持つATMア
ドレスとともに収集し、さらに前記ルートサーバが、得
られた情報を整理し、前記エッジスイッチからの宛先A
TMアドレスを解決するための問い合わせに対して、問
い合わせで参照されている宛先ネットワークアドレスを
検索キーとして、整理したネットワーク情報データベー
スを参照することにより得られるATMアドレスを問い
合わせ元に回答し、その結果、前記エッジスイッチがエ
ッジスイッチ間にショートカットVC(Virtual Chan
nel)を設定し、ネットワーク端末間で直接かつ高速に
データ伝送することを可能とした、ことを特徴とする。
め、本発明は、ATM(Asynchronous Transfer Mod
e)ネットワーク内にルートサーバを備え、前記ルート
サーバが、レイヤ3のルーティング情報をもち、かつ、
ATMネットワークに接続されている装置(以下「エッ
ジスイッチ」という)の持つレイヤ3のルーティング情
報を、エッジスイッチ、ATMスイッチの持つATMア
ドレスとともに収集し、さらに前記ルートサーバが、得
られた情報を整理し、前記エッジスイッチからの宛先A
TMアドレスを解決するための問い合わせに対して、問
い合わせで参照されている宛先ネットワークアドレスを
検索キーとして、整理したネットワーク情報データベー
スを参照することにより得られるATMアドレスを問い
合わせ元に回答し、その結果、前記エッジスイッチがエ
ッジスイッチ間にショートカットVC(Virtual Chan
nel)を設定し、ネットワーク端末間で直接かつ高速に
データ伝送することを可能とした、ことを特徴とする。
【0037】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について以下
に説明する。本発明のネットワークは、その好ましい実
施の形態において、ルートサーバ、エッジスイッチ、A
TMスイッチで構成する。ルートサーバとエッジスイッ
チ、ルートサーバとATMスイッチはそれぞれSVC
(Switched Virtual Channel)接続される。本発
明は、ルートサーバがネットワーク全体のネットワーク
情報データベースを取りまとめ、各エッジスイッチに報
告することで、異なるIPサブネット間にATM網を超
えるSVCを張るようにしたものであり、本発明のネッ
トワークは、好ましくは、ATMフォーラムベースのプ
ロトコルを用いる。
に説明する。本発明のネットワークは、その好ましい実
施の形態において、ルートサーバ、エッジスイッチ、A
TMスイッチで構成する。ルートサーバとエッジスイッ
チ、ルートサーバとATMスイッチはそれぞれSVC
(Switched Virtual Channel)接続される。本発
明は、ルートサーバがネットワーク全体のネットワーク
情報データベースを取りまとめ、各エッジスイッチに報
告することで、異なるIPサブネット間にATM網を超
えるSVCを張るようにしたものであり、本発明のネッ
トワークは、好ましくは、ATMフォーラムベースのプ
ロトコルを用いる。
【0038】より詳細には、本発明は、その好ましい実
施の形態において、図1を参照すると、ルートサーバ
(RS)1、エッジスイッチ(ES)2、ATMスイッ
チ(SW)3が、装置の立ち上がり直後から、Unicast
(ユニキャスト)コネクションを確立し保持する手段
(Unicast SVCコネクション)4をもち、エッジス
イッチは上記コネクションを通じて、自身のATMアド
レスと、自身を通じて直接及び間接的に到達できるレイ
ヤ3サブネットワーク情報と、をルートサーバに通知す
る手段を備え、ルートサーバ1は、エッジスイッチから
収集した上記情報から、到達可能なレイヤ3サブネット
ワーク5と経由すべき装置のATMアドレスの関係をま
とめ、エッジスイッチ2全てに対してこの情報を通知す
る手段を備えている。
施の形態において、図1を参照すると、ルートサーバ
(RS)1、エッジスイッチ(ES)2、ATMスイッ
チ(SW)3が、装置の立ち上がり直後から、Unicast
(ユニキャスト)コネクションを確立し保持する手段
(Unicast SVCコネクション)4をもち、エッジス
イッチは上記コネクションを通じて、自身のATMアド
レスと、自身を通じて直接及び間接的に到達できるレイ
ヤ3サブネットワーク情報と、をルートサーバに通知す
る手段を備え、ルートサーバ1は、エッジスイッチから
収集した上記情報から、到達可能なレイヤ3サブネット
ワーク5と経由すべき装置のATMアドレスの関係をま
とめ、エッジスイッチ2全てに対してこの情報を通知す
る手段を備えている。
【0039】さらに、エッジスイッチ2は、上記手段に
より得られたテーブルを参照し、宛先ネットワークアド
レスから経由すべきATMアドレスを検索する手段と、
得られたATMアドレスを持った装置に対してSVC
(Switched Virtual Circuit)等のコネクションを
設定する手段(ショートカットSVCコネクション)6
と、設定されたコネクションを通じてパケット7をフォ
ワードする手段をもつ。
より得られたテーブルを参照し、宛先ネットワークアド
レスから経由すべきATMアドレスを検索する手段と、
得られたATMアドレスを持った装置に対してSVC
(Switched Virtual Circuit)等のコネクションを
設定する手段(ショートカットSVCコネクション)6
と、設定されたコネクションを通じてパケット7をフォ
ワードする手段をもつ。
【0040】また、これらのアドレス情報の取得、アド
レス情報の通知、コネクションの設定などの処理をAT
Mフォーラムベースのプロトコルで実現できる手段をも
つ。
レス情報の通知、コネクションの設定などの処理をAT
Mフォーラムベースのプロトコルで実現できる手段をも
つ。
【0041】本発明においては、ルートサーバ1と、エ
ッジスイッチ2、ATMスイッチ3とが、装置の立ち上
がり直後からUnicastコネクションを確立し、保持する
手段は、ルートサーバとそれぞれの装置の間で、どのよ
うなときでもネットワーク情報のやり取りが可能となる
という作用効果を奏する。
ッジスイッチ2、ATMスイッチ3とが、装置の立ち上
がり直後からUnicastコネクションを確立し、保持する
手段は、ルートサーバとそれぞれの装置の間で、どのよ
うなときでもネットワーク情報のやり取りが可能となる
という作用効果を奏する。
【0042】またエッジスイッチ2が上記コネクション
を通じて、自身のATMアドレスと自身を通じて直接及
び間接的に到達できるレイヤ3サブネットワーク情報と
をルートサーバに通知する手段は、ルートサーバ1がネ
ットワーク全体のアドレス情報を取得することを可能と
する。
を通じて、自身のATMアドレスと自身を通じて直接及
び間接的に到達できるレイヤ3サブネットワーク情報と
をルートサーバに通知する手段は、ルートサーバ1がネ
ットワーク全体のアドレス情報を取得することを可能と
する。
【0043】ルートサーバ1がエッジスイッチ2から収
集した上記情報から、到達可能なレイヤ3サブネットワ
ークと経由すべき装置のATMアドレスの関係をまとめ
ることから、宛先別のアドレス解決用テーブルの作成を
可能とすると共に、転送先が同一のパケットを同一VC
にまとめて流すための情報の作成を可能としている。
集した上記情報から、到達可能なレイヤ3サブネットワ
ークと経由すべき装置のATMアドレスの関係をまとめ
ることから、宛先別のアドレス解決用テーブルの作成を
可能とすると共に、転送先が同一のパケットを同一VC
にまとめて流すための情報の作成を可能としている。
【0044】エッジスイッチ2全てに対して情報を通知
する手段をルートサーバ1が備えたことにより、上記情
報をエッジスイッチ2も保有でき、コネクションを設定
する手段に利用できる。
する手段をルートサーバ1が備えたことにより、上記情
報をエッジスイッチ2も保有でき、コネクションを設定
する手段に利用できる。
【0045】得られたATMアドレスを持った装置に対
してSVC等のコネクションを設定する手段は、従来法
のように、スイッチ全てにルーティングプロトコルを搭
載する必要がなくなり、ドメインの無駄使いもなくな
り、さらに、パケットを所望の宛先へ送るためのVCを
ショートカットで直接張ることができる。
してSVC等のコネクションを設定する手段は、従来法
のように、スイッチ全てにルーティングプロトコルを搭
載する必要がなくなり、ドメインの無駄使いもなくな
り、さらに、パケットを所望の宛先へ送るためのVCを
ショートカットで直接張ることができる。
【0046】そして、設定されたコネクションを通じて
パケットをフォワードする手段は、パケットの高速伝送
を可能とする。
パケットをフォワードする手段は、パケットの高速伝送
を可能とする。
【0047】これらのアドレス情報の取得、アドレス情
報の通知、コネクションの設定などの処理を、ATMフ
ォーラムベースのプロトコルで実現することにより、既
存のATMネットワーク機器との親和性を高める。
報の通知、コネクションの設定などの処理を、ATMフ
ォーラムベースのプロトコルで実現することにより、既
存のATMネットワーク機器との親和性を高める。
【0048】
【実施例】本発明の一実施例について、図1を参照して
以下に説明する。ATMネットワーク内にネットワーク
情報のデータベースを管理するルートサーバ1を置く。
このルートサーバ1は1つのATM LAN内に1つ存
在すればよいが、むろん複数あってもかまわない。ルー
トサーバ1は、Well Known(ウェルノウン)ATMア
ドレスをもち、これによりATMネットワーク内のすべ
てのエッジスイッチ2、ATMフォーラムベースのプロ
トコルを用いているATMスイッチ3に対しSVC接続
できる。
以下に説明する。ATMネットワーク内にネットワーク
情報のデータベースを管理するルートサーバ1を置く。
このルートサーバ1は1つのATM LAN内に1つ存
在すればよいが、むろん複数あってもかまわない。ルー
トサーバ1は、Well Known(ウェルノウン)ATMア
ドレスをもち、これによりATMネットワーク内のすべ
てのエッジスイッチ2、ATMフォーラムベースのプロ
トコルを用いているATMスイッチ3に対しSVC接続
できる。
【0049】エッジスイッチ2は、自身を通じて直接、
及び間接的に到達できるレイヤ3サブネットワークのア
ドレス情報を学習し、この情報をルートサーバ1に報告
する。報告は、エッジスイッチ2が立ち上がった(起動
した)ときから、必要に応じていつでも行える。この処
理も、ATMフォーラムベースのプロトコルで実現可能
である。
及び間接的に到達できるレイヤ3サブネットワークのア
ドレス情報を学習し、この情報をルートサーバ1に報告
する。報告は、エッジスイッチ2が立ち上がった(起動
した)ときから、必要に応じていつでも行える。この処
理も、ATMフォーラムベースのプロトコルで実現可能
である。
【0050】ここで、アドレス情報とは、例えばExter
nal Reachable(エクスターナリ・リーチャブル;外部
到達可能)アドレス(IP Address)、ATMアドレ
スなどである。
nal Reachable(エクスターナリ・リーチャブル;外部
到達可能)アドレス(IP Address)、ATMアドレ
スなどである。
【0051】ルートサーバ1は、各々のエッジスイッチ
2、ATMスイッチ3から到達可能な装置へのアドレス
をまとめ、ATMアドレスとエクスターナリ・リーチャ
ブルアドレスとの対応テーブルを作り、各エッジスイッ
チに必要なアドレス情報データベース(対応テーブル)
を送信する。この報告もエッジスイッチ2が立ち上がっ
たときから、必要に応じていつでも行える。エッジスイ
ッチ2は、このテーブルを保持することができる。
2、ATMスイッチ3から到達可能な装置へのアドレス
をまとめ、ATMアドレスとエクスターナリ・リーチャ
ブルアドレスとの対応テーブルを作り、各エッジスイッ
チに必要なアドレス情報データベース(対応テーブル)
を送信する。この報告もエッジスイッチ2が立ち上がっ
たときから、必要に応じていつでも行える。エッジスイ
ッチ2は、このテーブルを保持することができる。
【0052】新たにパケットが発生したとき、エッジス
イッチ2は、保持した対応テーブルを基に、ATM網を
超えるSVCを瞬時に張ることが可能になる。仮に、エ
ッジスイッチ2がテーブルを持たない場合でも、エッジ
スイッチ2は、常に、ルートサーバ1と通信可能である
ため、ルートサーバ1の持つテーブルを基に、SVCを
瞬時に張ることが可能である。このSVC上をパケット
が流れるため高速なデータ転送が行える。
イッチ2は、保持した対応テーブルを基に、ATM網を
超えるSVCを瞬時に張ることが可能になる。仮に、エ
ッジスイッチ2がテーブルを持たない場合でも、エッジ
スイッチ2は、常に、ルートサーバ1と通信可能である
ため、ルートサーバ1の持つテーブルを基に、SVCを
瞬時に張ることが可能である。このSVC上をパケット
が流れるため高速なデータ転送が行える。
【0053】アドレス情報の取得、アドレス情報の通
知、コネクションの設定などの処理は、RIP(Routi
ng Information Protocol)、OSPF(Open S
hortest Path First)、ATMのシグナリングプロ
トコルなどのプロトコルをもちいる。
知、コネクションの設定などの処理は、RIP(Routi
ng Information Protocol)、OSPF(Open S
hortest Path First)、ATMのシグナリングプロ
トコルなどのプロトコルをもちいる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
下記記載の効果を奏する。
下記記載の効果を奏する。
【0055】本発明の第1の効果は、異なるサブネット
間でも、Hop by Hop(ホップ・バイ・ホップ)するこ
となしに、直接パケット伝送が行うことができ高速通信
を可能とする、ということである。
間でも、Hop by Hop(ホップ・バイ・ホップ)するこ
となしに、直接パケット伝送が行うことができ高速通信
を可能とする、ということである。
【0056】その理由は、本発明においては、それぞれ
のエッジスイッチは、ルートサーバから通知されるテー
ブルを基に他のエッジスイッチに対して直接VCを張る
ことができるため、である。
のエッジスイッチは、ルートサーバから通知されるテー
ブルを基に他のエッジスイッチに対して直接VCを張る
ことができるため、である。
【0057】また、本発明の第2の効果は、新たなパケ
ットが発生しても複雑なプロトコルでやり取りをするこ
となしに、即座にend to end(エンド・ツー・エン
ド)のSVCを張ることができる、ということである。
ットが発生しても複雑なプロトコルでやり取りをするこ
となしに、即座にend to end(エンド・ツー・エン
ド)のSVCを張ることができる、ということである。
【0058】その理由は、本発明において、各エッジス
イッチは、予め自身のネットワーク層の到達可能なアド
レス(Reachable Address)を学習し、ネットワーク
情報データベースをルートサーバに報告し、ルートサー
バはこれを基に、アドレス解決用のネットワーク情報デ
ータベースを備えたことによる。
イッチは、予め自身のネットワーク層の到達可能なアド
レス(Reachable Address)を学習し、ネットワーク
情報データベースをルートサーバに報告し、ルートサー
バはこれを基に、アドレス解決用のネットワーク情報デ
ータベースを備えたことによる。
【0059】また、本発明の第3の効果は、既存ATM
ネットワークとの親和性が非常によくなる、ということ
である。
ネットワークとの親和性が非常によくなる、ということ
である。
【0060】その理由は、本発明において、ルートサー
バ、エッジスイッチが行うアドレス情報の取得、アドレ
ス情報の通知、コネクションの設定などの処理はATM
フォーラムベースのプロトコルで実現できるためであ
る。
バ、エッジスイッチが行うアドレス情報の取得、アドレ
ス情報の通知、コネクションの設定などの処理はATM
フォーラムベースのプロトコルで実現できるためであ
る。
【0061】さらに、本発明の第4の効果は、IPドメ
インの無駄使いを無くすということである。
インの無駄使いを無くすということである。
【0062】その理由は、本発明においては、ATMネ
ットワーク内にIPサブネットは必要ないためである。
ットワーク内にIPサブネットは必要ないためである。
【0063】そして、本発明の第5の効果は、ATMス
イッチにルーティングプロトコルを搭載する必要がなく
なる、ということである。
イッチにルーティングプロトコルを搭載する必要がなく
なる、ということである。
【0064】その理由は、本発明においては、ATMネ
ットワーク内のATMスイッチは、ATMフォーラムベ
ースのシグナリングのみ行い、ルーティングは行わない
ためである。
ットワーク内のATMスイッチは、ATMフォーラムベ
ースのシグナリングのみ行い、ルーティングは行わない
ためである。
【0065】また、本発明の第6の効果は、新たなパケ
ットが発生しても特別なプロトコルを動作させることが
なく、従来法よりも少ない処理でend to end(エンド
・ツー・エンド)のSVCを張ることができるというこ
とである。
ットが発生しても特別なプロトコルを動作させることが
なく、従来法よりも少ない処理でend to end(エンド
・ツー・エンド)のSVCを張ることができるというこ
とである。
【0066】その理由は、本発明においては、ルートサ
ーバとエッジスイッチは装置が立ち上がったときから、
それぞれのネットワーク情報を交換し、予めアドレス解
決のためのテーブルを用意しているためである。
ーバとエッジスイッチは装置が立ち上がったときから、
それぞれのネットワーク情報を交換し、予めアドレス解
決のためのテーブルを用意しているためである。
【0067】そして、本発明の第7の効果は、従来法と
比較して、ネットワーク規模が増大してもネットワーク
全体のアドレス解決用リソースを少なく抑えることがで
きるということである。
比較して、ネットワーク規模が増大してもネットワーク
全体のアドレス解決用リソースを少なく抑えることがで
きるということである。
【0068】その理由は、本発明においては、ルートサ
ーバは1つのATM LANで1つあればよく、また、
ネットワーク全体のネットワーク情報をルートサーバが
集中処理し、冗長なデータを省くことができるためであ
る。
ーバは1つのATM LANで1つあればよく、また、
ネットワーク全体のネットワーク情報をルートサーバが
集中処理し、冗長なデータを省くことができるためであ
る。
【図1】本発明の実施の形態のシステム構成の一例を示
す図である。
す図である。
【図2】Classical IPモデル、Tag Switchingの構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図3】MPOAの構成を示す図である。
【図4】IP Switchの構成を示す図である。
1 ルートサーバ 2 エッジスイッチ 3 ATMスイッチ 4 Unicast SVCコネクション 5 IPサブネットワーク 6 ショートカットSVCコネクション 7 パケットの伝送
Claims (3)
- 【請求項1】ATM(Asynchronous Transfer Mod
e)ネットワーク内にルートサーバを備え、 前記ルートサーバが、レイヤ3のルーティング情報をも
ち、かつ、ATMネットワークに接続されている装置
(以下「エッジスイッチ」という)の持つレイヤ3のル
ーティング情報を、エッジスイッチ、ATMスイッチの
持つATMアドレスとともに収集し、 さらに、前記ルートサーバが、得られた情報を整理し、
前記エッジスイッチからの宛先ATMアドレスを解決す
るための問い合わせに対して、問い合わせで参照されて
いる宛先ネットワークアドレスを検索キーとして、整理
したネットワーク情報データベースを参照することによ
り得られるATMアドレスを問い合わせ元に回答し、 その結果、前記エッジスイッチがエッジスイッチ間にシ
ョートカットVC(Virtual Channel)を設定し、 ネットワーク端末間で直接かつ高速にデータ伝送するこ
とを可能とした、ことを特徴とするATMネットワーク
の通信制御方式。 - 【請求項2】ATMネットワーク内にルートサーバを備
え、 前記ルートサーバが、エッジスイッチの持つレイヤ3の
ルーティング情報を、前記エッジスイッチ、ATMスイ
ッチの持つATMアドレスとともに収集し、 さらに前記ルートサーバが、得られた情報を整理し、各
々の前記エッジスイッチに対して、宛先サブネットワー
クと、それに到達可能なエッジスイッチへの最適なAT
Mアドレスを一つ選択し、両者の関係の情報を各々の前
記エッジスイッチに分配し、前記エッジスイッチが、該
ネットワーク情報を検索することにより得られたATM
アドレスを検索キーとして処理した結果、前記エッジス
イッチ間にショートカットVCを設定し、ネットワーク
端末間で直接かつ高速にデータ伝送することを可能とし
たことを特徴とするATMネットワークの通信制御方
法。。 - 【請求項3】ATMネットワーク内にルートサーバを備
え、 前記ルートサーバと、エッジスイッチ、及びATMスイ
ッチが、コネクションを確立して保持し、 それぞれの装置は、前記コネクションを通じて自装置が
知るネットワーク情報を前記ルートサーバに通知し、 前記ルートサーバは、前記情報からネットワーク全体の
アドレス情報データベースを作成し、これを全てのエッ
ジスイッチに通知し、 前記エッジスイッチは、前記情報を基に宛先のエッジス
イッチに対してショートカットSVCのコネクションを
設定し、パケットを高速転送する、ことを特徴とするA
TMネットワークの通信制御方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9235344A JPH1168789A (ja) | 1997-08-15 | 1997-08-15 | サーバを用いたレイヤ3スイッチング |
US09/133,405 US6363072B1 (en) | 1997-08-15 | 1998-08-13 | ATM network communication control system allowing end-to-end connection to be set up with ease and communication control method thereof |
CA002245092A CA2245092A1 (en) | 1997-08-15 | 1998-08-14 | Atm network communication control system allowing end-to-end connection to be set up with ease and communication control method thereof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9235344A JPH1168789A (ja) | 1997-08-15 | 1997-08-15 | サーバを用いたレイヤ3スイッチング |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1168789A true JPH1168789A (ja) | 1999-03-09 |
Family
ID=16984710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9235344A Pending JPH1168789A (ja) | 1997-08-15 | 1997-08-15 | サーバを用いたレイヤ3スイッチング |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6363072B1 (ja) |
JP (1) | JPH1168789A (ja) |
CA (1) | CA2245092A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2364851A (en) * | 2000-07-15 | 2002-02-06 | 3Com Corp | Identifying an edge switch and port to which a network user is attached |
US6985960B2 (en) | 2000-03-27 | 2006-01-10 | Fujitsu Limited | Routing information mapping device in a network, method thereof and storage medium |
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US6874022B1 (en) | 1999-03-12 | 2005-03-29 | Cisco Technology, Inc. | Method and system for modeling behavior of elements in a telecommunications system |
EP1045611B1 (en) * | 1999-04-12 | 2006-03-22 | Alcatel | Method of supporting shortcuts in the network layer |
US6614791B1 (en) * | 1999-05-11 | 2003-09-02 | Nortel Networks Limited | System, device, and method for supporting virtual private networks |
US6628654B1 (en) * | 1999-07-01 | 2003-09-30 | Cisco Technology, Inc. | Dispatching packets from a forwarding agent using tag switching |
US7051066B1 (en) * | 1999-07-02 | 2006-05-23 | Cisco Technology, Inc. | Integrating service managers into a routing infrastructure using forwarding agents |
US6643289B1 (en) * | 1999-12-29 | 2003-11-04 | 3Com Corporation | Method of MPOA status change notification |
US6633542B1 (en) * | 1999-12-29 | 2003-10-14 | 3Com Corporation | Method of establishing a flow in an ATM based MPOA network |
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US7006506B1 (en) * | 2000-09-18 | 2006-02-28 | Lucent Technologies Inc. | Automatic detection and configuration of OSPF virtual links |
GB0227614D0 (en) * | 2002-11-27 | 2002-12-31 | 3Com Corp | Packet-switched network and network switches having a network layer forwarding by data link switching |
US7697545B1 (en) * | 2004-07-14 | 2010-04-13 | Computer Associates Think, Inc. | Discovery of component relationships in distributed data processing networks |
US9338094B2 (en) * | 2014-03-31 | 2016-05-10 | Dell Products, L.P. | System and method for context aware network |
CN105872039A (zh) * | 2016-03-29 | 2016-08-17 | 乐视控股(北京)有限公司 | 终端设备间传输文件的方法、终端设备及文件传输系统 |
EP3355514B1 (en) * | 2016-03-29 | 2019-08-21 | Huawei Technologies Co., Ltd. | Method and device for transmitting network attack defense policy and method and device for defending against network attack |
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JP2849259B2 (ja) | 1991-02-13 | 1999-01-20 | 三菱電機株式会社 | Atm網によるlan間接続方式 |
US5896568A (en) * | 1996-09-06 | 1999-04-20 | Northern Telecom Limited | Wireless architecture having redistributed access functions |
JPH11112504A (ja) * | 1997-09-30 | 1999-04-23 | Fujitsu Ltd | Lanエミュレーションシステムおよびatmスイッチ |
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-
1997
- 1997-08-15 JP JP9235344A patent/JPH1168789A/ja active Pending
-
1998
- 1998-08-13 US US09/133,405 patent/US6363072B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-08-14 CA CA002245092A patent/CA2245092A1/en not_active Abandoned
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA2245092A1 (en) | 1999-02-15 |
US6363072B1 (en) | 2002-03-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010220 |