JP3692766B2 - 画像読取装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は画像読取装置に関し、特に画像データを送信できるデータ処理装置を選択して確実に画像データを送信できるようにした装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、コピー機のデジタル化に伴い、コピー機を高性能なコピー・プリンタ機として利用する需要が増加しつつある。これは一般的にはコピー・プリンタ複合機(以下、デジタル複写機ともいう)と呼ばれている。
【0003】
また、デジタル複写機をネットワークを介してデータ処理装置と接続し、デジタル複写機で読み取った画像データをデータ処理装置に送信することも提案されている。この場合、デジタル複写機に対して送信機能を持たせるために、デジタル複写機に画像通信装置を付設すると共に、画像通信装置を介してデータ処理装置に接続し、デジタル複写機で読み取った画像データをデータ処理装置に送信して格納することが行われる。
【0004】
他方、従来より、画像読取装置において操作者が任意に複数の画像形成装置を選択して画像データを印刷するシステムが知られている(特許第2518584号公報、参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来公報のシステムでは画像読取装置から画像データを送信する先の画像形成装置を選択して一方的に送信するものであるので、その考え方を上述の提案形態に適用しても、画像データをデータ処理装置に送信した時にデータ処理装置の状態、例えば残り記憶容量を知ることができず、その容量を超えた部分の画像データを送信できず、又データ処理装置側がデータを受け入れる状態でなければ画像データを送信できない、等の問題が生じる。
【0006】
本発明はかかる問題点に鑑み、データ処理装置が画像データを受信できるか否かを確認して画像データを送信できるようにした画像読取装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明に係る画像読取装置は、読取った画像データを通信回路を介してデータ処理装置に送信する機能を有する画像読取装置において、画像を読み取り画像データを生成する画像読取手段と、データ処理装置からデータ処理装置のステータス情報を受信するステータス情報受信手段と、画像データの送り先であるデータ処理装置を表示する表示手段と、表示されたデータ処理装置の中から送り先のデータ処理装置を選択するための操作手段と、前記画像読取手段による画像データ生成前に前記ステータス情報受信手段によって受信したデータ処理装置のステータス情報に基づき、送り先候補となるデータ処理装置を上記表示手段に表示させ、前記画像読取手段による画像データ生成後に前記ステータス情報受信手段によって受信したデータ処理装置の残り記憶容量に関するステータス情報に基づき、画像データをデータ処理装置に送れるかどうかを判断し、その判断結果を上記表示手段に表示させる制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】
本発明の特徴の1つはデータ処理装置のステータス情報からデータ処理装置が画像データを受信可能か否かを判断し、画像データを送信可能なデータ処理手段を選択できるようにした点にある。これにより、画像データを確実にデータ処理装置に送信できることとなる。
【0009】
ステータス情報とはデータ処理装置の電源がONかOFFか、通信ケーブルの脱着によって通信可能か否か、データ処理装置が画像データを受信するための画像受信用アプリケーションのプログラムソフトが格納されているか否か、該プログラムソフトが起動しているか否か、データ処理装置の残り記憶容量等の情報をいうが、少なくとも、データ処理装置の残りの記憶容量を問い合わせ、画像データを受信可能な状態にあるかを問い合わせればよい。
【0010】
例えば、制御手段が読み取った画像データの容量とデータ処理装置の残り記憶容量とを比較して画像データをデータ処理手段に送信できるか否かを判断し、その判断結果を表示手段に表示させるようにすることができる。
【0011】
【作用及び発明の効果】
本発明によれば、データ処理装置のステータス情報からデータ処理装置が画像データを受信可能か否かを判断し、画像データを送信可能なデータ処理手段を選択できるようにした点にある。これにより、画像データを確実にデータ処理装置に送信して取り込ませることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。図1ないし図8は本発明に係る画像読取装置の好ましい実施形態を示す。図1は本例の画像読取装置の基本構成を示す。ネットワーク400には複数(1)〜(N)のクライアント端末(以下、単に端末ともいう)300、画像通信装置100、該画像通信装置100を介してデジタル複写機200が接続されている。なお、本例においては、画像通信装置100とデジタル複写機200とによって本発明に係る画像読取装置が構成されているが、画像形成装置とスキャナとによって構成されるものであってもよい。
【0013】
端末300は通常はパーソナルコンピュータであって、利用者が画像データを取得したり、表示したりする装置であるが、デジタル複写機200に画像データを送信して作像させることもできる。
【0014】
画像通信装置100は1つ以上の端末300からの画像読み取り要求を受信し、デジタル複写機200と通信して画像データを受け取り、要求のあった端末300に画像データを送信する。また、画像データの保存が必要な場合には画像データを蓄積することもできるようになっている。
【0015】
画像通信装置100はネットワーク400から通信データを制御するI/F部101、デジタル複写機200から送られてくる画像データを蓄積する画像データ蓄積部102、画像データの画像回転、解像度変換、階調変換等を行う画像データ処理部103、端末300からの処理要求(ジョブ)を記憶し、順次実行するための待ち行列記憶部105、デジタル複写機200各部の稼働状態を管理し、端末300から要求された待ち行列記憶部105内のジョブが実行可能な状態かどうかを判断し、実行可能であればジョブを実行させる稼働状態管理部106、デジタル複写機200との通信データ及び画像データを送受信するためのI/F部107、上記各部101〜107の処理を制御するメイン制御部104から構成されている。
【0016】
デジタル複写機200は原稿の画像を読み取ってデジタル画像データに変換するスキャナ部220、画像通信装置100と通信し、画像通信装置100から画像読み取り要求等を受信し、又デジタル複写機200の稼働状態やスキャナ部220から送られる画像データ等を画像通信装置100に送信するためのI/F部240、画像通信装置100又はスキャナ部220から送信される画像データを用紙上に作像するプリンタ部250、上記各部220〜250の動作及び処理を制御する制御部230、制御部230に対して各種指示を与える操作パネル部210から構成されている。
【0017】
端末300は各種の演算制御を行うCPU310、画像データを記憶するHDD311、各種の信号やデータを保存するRAM312、プログラムを記憶するROM312、各種の表示を行う表示部314、ネットワーク400との接続を行うI/F部316、CPU310に対して各種の指示を行うための操作部315から構成されている。
【0018】
図3はデジタル複写機200の操作パネル部210を示す。操作パネル部210はタッチパネルを備えたLCD表示画面1、置数キー2、クリアキー3、ストップキー4、スタートキー5、パネルリセットキー6、印刷モードキー7を備えている。操作はデジタル複写機200の液晶パネルによって行うので、端末300の状態や選択可能かどうかの情報が画像によって分かりやすく表示されるようになっている。
【0019】
次に、画像送信方法の概略を説明する。図4及び図5の(a)(b)は端末300を選択するためにLCD表示画面1に表示される画面である。
【0020】
デジタル複写機200の電源を立ち上げ、LCD表示画面1のタッチパネルを操作してスキャンモード選択画面を選ぶと、図4に示される画面がLCD表示画面1に表示される。画像通信装置100の電源はデジタル複写機200と連動して立ち上がる。電源が立ち上がると、画像通信装置100は端末300に対して第1のステータス情報を取得するために定期的な問い合わせを行う。
【0021】
図4に示されるLCD表示画面1の画面においてスキャンモードの選択ボタン14を押下すると、画面には図5の(a)に示されるように登録されている端末300が表示され、同時に端末300から取得した第1のステータス情報に従って画像データ転送可能な端末300が示される。この時、画像データを送信すべき端末300の選択はまだ行えない。
【0022】
次に、デジタル複写機200の操作パネル部210においてスタートボタン6を押下すると、原稿の読み取りが開始され、読み取りが終了すると、図5の(a)の画面が再表示される。読み取り終了後に再表示された画面には端末300から取得した第2のステータス情報を参照した結果に基づいて画像データを転送可能な端末300が表示される。
【0023】
再表示された画面で読み取り画像データを送る端末300を選択してスタートボタン6を押下すると、選択した端末300に画像データの転送が行われる。
【0024】
即ち、図5の(a)では画面にデジタル複写機200に接続されている端末300がアイコンPC1〜PC5で表示され、端末300が読み取った画像データを受信できる状態にあれば、そのアイコンが明るい色で表示され、何らかの影響で読み取った画像を受信できない場合には暗い色で表示される。図5の(a)では接続されている5台の端末300のうち、PC5の端末300だけは読み取った画像を受信できない、即ち画像データをデジタル複写機200から送信できない。読み取った画像データの送り先の端末300の選択は表示されている端末300のアイコンを指で押下することによって選択できる。例えば、PC4の端末300を選択すると、PC4のアイコンが円22で囲まれる。パソコンの選択が終われば、OKの領域を押下することで選択が確定され、画像データが送信される。
【0025】
なお、ステータス情報の問い合わせを行う端末300をネットワーク400に接続されている全ての端末300とする場合には図5の(a)は端末300のステータス情報を受け取って画像データを送信しうる全ての端末300が表示されることとなる。従って、画像データを送信しえない端末300のアイコンは画面上には表示されない。
【0026】
即ち、画像読取前には送信可能な端末300の全てのアイコンが明るい色で表示される。画像読取後にはHDD311の残り記憶容量についてのステータス情報を基に、送信しようとしている画像データの容量を満たしている端末300についてはアイコンを明るい色のままとし、HDD311の残り記憶容量が画像データの容量をみたしていない端末300についてはそのアイコンが暗い色で表示される。この場合、HDD311の残り記憶容量が画像データの容量をみたしていない端末300についてはそのアイコンの表示を消すようにしてもよい。
【0027】
図5の(b)は読み取った画像を送ることができない時の理由を表示する画面である。図5の(a)の画面において暗い色で表示されたアイコンPC5を押下することにより、図5の(b)の画面が現れ、PC5の端末300へ画像データを送信できない理由が表示される。
【0028】
取得する端末300のステータス情報には上述のように第1のステータス情報と第2のステータス情報とがある。本例では画像通信装置100が端末300からステータス情報を取得する。
【0029】
第1のステータス情報は端末300の電源がONかOFFか、通信ケーブルの脱着によって通信可能か否か、端末300側で画像データを受信するための画像受信用アプリケーションのプログラムソフト(以下、画像受信用ソフトという)が格納されているか否か、の情報をいう。画像受信用ソフトが格納されているか否かの情報の問い合わせは本例特有の動作である。問い合わせする相手側の端末300は本例では予め登録されている。登録されている端末300は既に画像受信用ソフトを備えていることを利用者が知った上で登録されるのが普通である。このような状況を考慮すると、第1のステータス情報に画像受信用ソフトの有無の確認を行わなくてもよいと考えられるが、登録後に端末300から画像受信用ソフトがなくなることがありえる。そこで、画像受信用ソフトが端末300から削除された時の確認のために第1のステータス情報には画像受信用ソフトの有無が問い合わせ項目として含まれている。なお、画像受信用ソフトの有無確認の時期は第1のステータス情報の問い合わせの時ではなく、画像データ送信準備状態に入った時、第2のステータス情報の問い合わせ時期に合わせて確認を行ってもよい。
【0030】
なお、端末300の電源がOFFであることやケーブルが外れていることは端末300から、ステータス情報として送信されてこない。そこで、画像通信装置100からの問い合わせに対し、所定時間内にステータス情報が送信されてこない時に電源のOFFやケーブルの外れを判断し、その結果、その状態を現すステータス情報が作られるようになっている。
【0031】
第2のステータス情報は第1ステータス情報とその他に端末300内のHDD311の残り記憶容量が含まれる。第1のステータス情報を含めるのは問い合わせをしていない時、又は先に問い合わせした第1のステータス情報が変化したか否かを確認するためである。HDD311の残り記憶容量を含めているのは端末300との接続が可能とはなっているが、残り記憶容量の関係で画像データを受信することができるか否かを判断するためである。
【0032】
また、本例で用いる画像受信用ソフトは2種類が必要とされる。1つは画像を取り込む第1のソフト、他は第1のソフトを起動させるための第2のソフトである。
【0033】
第1のソフトには以下のような機能がある。
▲1▼.画像通信装置100から送られてきたスキャンされた画像データを受け取る。
▲2▼.受け取った画像データを端末300の画面に表示する。
▲3▼.受け取った画像データを端末300の画面上で編集する。画像の色、解像度、大きさ等をマウスを使って変えることができる。
▲4▼.受け取った画像データを保存する。端末300では画面に表示されている画像データを任意の記録媒体(例えば、HDD311等)に保存することができる。その時、保存データ形式(JPEG、BMP、TIFF等)を選択できる。
【0034】
第2のソフトは以下のような機能がある。
▲1▼.端末300を立ち上げたときにいつも立ち上がっている。
▲2▼.画像通信装置100から端末300の状態の確認の要求があった時に端末300の状態を確認してその結果を画像通信装置100に返す。
▲3▼.画像通信装置100から、画像データを端末300に送信したいとの要求があった時に第1のソフトを起動する。
この第2のソフトは端末300に電源を投入した時から、バッググラウンドで起動している。即ち、マルチタスク環境において現在の入力コマンドには対応できない状態で起動していて、外部装置からの信号に応答して第1のソフトを起動する。
【0035】
他方、画像通信装置100はデジタル複写機200の電源が立ち上がると、上述のように連動して電源が立ち上がり、端末300に対して定期的に第1のステータス情報を問い合わせる。ステータス情報を問い合わせに行く端末300は予め登録されている端末300である。対象の端末300は画像通信装置100の稼働状態管理部106に登録されている。稼働状態理部106は接続されている端末300とデジタル複写機200の稼働状態を管理している。なお、登録された端末300を対象とするのではなく、ネットワーク400に接続されている全ての端末300を選択対象にすることもできる。
【0036】
即ち、画像通信装置100は電源がONされると、稼働状態管理部106からI/F部101を介してネットワーク400上の登録された端末300へ第1のステータス情報を問い合わせ、そのステータス情報を稼働状態管理部106に格納する。ステータス情報の問い合わせは一定時間ごとに端末300に対して行われ、その都度、取得したステータス情報は稼働状態管理部106に格納される。
【0037】
また、デジタル複写機200は図5の(a)の画面が表示されている状態で、スタートキー6が押下されると、画像通信装置100に対してスキャンモード実行準備の指示を行い、続いてスキャナ部220に載置されている原稿を読み取り、画像通信装置100に送る。
【0038】
画像通信装置100はデジタル複写機200からの画像データを受信すると、端末300に第2のステータス情報を問い合わせる。短時間に端末300のHDD311の残り記憶容量に急激な変化がないことを前提とした場合、画像通信装置100が第2のステータス情報を問い合わせる時期は画像データを受信する前の画像データ送信準備状態に入った時でもよい。
【0039】
第2のステータス情報から、選択した端末300が画像データを受信できる状態であることが確認されると、画像通信装置100は画像データを端末300に送信し、端末300は受けとった画像データをHDD311に格納し、こうして画像データを送信できる。
【0040】
次に、画像送信方法を図6ないし図8を用いて詳細に説明する。図6ないし図8はデジタル複写機200から画像通信装置100を介して端末300に画像データを送る制御のフローチャートで、図6はデジタル複写機200の制御部230が行う処理、図7は画像通信装置100の制御部104が行う処理、図8は端末100のCPU310が行う処理を示す。なお、図6において右方は画像通信装置100との間のやり取りを、図7において左方はデジタル複写機200との、右方は端末300とのやり取りを、図8において左方は画像通信装置100との間のやり取りを示す。
【0041】
まず、デジタル複写機200では、利用者がデジタル複写機200のLCD表示画面1においてスキャンモードの選択ボタンを押下すると(ステップS001)、図5の(a)に示されるように、登録されている端末300を画面に表示し、また、画像通信装置100からの第1のステータス情報に基づいて画像データ転送可能な端末を画面に表示する。画像通信装置100に対して画像データ送信準備を要求した後(ステップS002)、スタートボタンが押下されると、画像の読み込みを行い(ステップS003)、読み取った画像データを画像通信装置100に送信する(ステップS004)。次に、画像通信装置100から第2のステータス情報を受け取り(ステップS005)、そのステータス情報に基づき、画像データを端末300に送信できるかを判断し、その結果をLCD表示画面1に図5の(a)に示す形態で表示する(ステップS006)。利用者がLCD表示画面1で選択すべき端末300を選択してスタートボタン6を押下すると、画像通信装置100に対して選択された端末300と選択指示とを含むデータを画像通信装置100に送信し(ステップS008)、処理を終了する。
【0042】
他方、画像通信装置100では、先に説明したように、デジタル複写機200の電源の立ち上げに連動して電源が立ち上がると、端末300に対して定期的に第1のステータス情報を問い合わせる。また、図7に示されるように、画像データ送信準備の要求を受け取ると(ステップS009)、デジタル複写機200からの画像データを受け取り、画像データ蓄積部102に格納する(ステップS010)。次に、端末300に対し、端末状況を問い合わせ(ステップS011)、端末300からの第2のステータス情報を受け取り(ステップS012)、デジタル複写機200に対して第2のステータス情報を送信する(ステップS013)。デジタル複写機200から、選択された端末300と選択指示とを含むデータを受信すると(ステップS014)、端末300に対して画像受信ソフトの起動を要求した後(ステップS015)、画像受信ソフトが起動したか否かを端末300に問い合わせ(ステップS016)、端末300からの画像受信ソフトのステータス情報を受け取る(ステップS017)。画像受信ソフトが起動していると(ステップS018)、画像データを端末300に送信し(ステップS019)、処理を終了する。
【0043】
また、端末300では図8に示されるように、画像通信装置100からの端末状況の問い合わせを受けとると(ステップS022)、端末300の状況を確認し(ステップS023)、ステータス情報を画像通信装置100に送信する(ステップS024)。次に、画像通信装置100からの画像受信ソフトの起動要求を受けとると(ステップS025)、画像受信ソフトが既に起動していて、画像データを受けとることができる状態になっいるか否かを判定し(ステップS026)、画像受信ソフトが起動していない時には画像受信ソフトを起動する(ステップS027)。次に、画像通信装置100からの画像受信ソフトの起動に関する問い合わせがあると、画像ソフトの起動状況を確認し(ステップS028)、そのステータス情報を画像通信装置100に送信し(ステップS029)、画像通信装置100からの画像データを受け取り(ステップS030)、処理を終了する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像送信装置の好ましい実施形態を示す全体構成図である。
【図2】 上記実施形態におけるクライアント端末を示す構成図である。
【図3】 上記実施形態におけるデジタル複写機の操作パネル部を示す図である。
【図4】 上記操作パネル部の初期画面を示す図である。
【図5】 上記操作パネル部の画像読取前の状態(a)及び送信できない端末の表示(b)を示す図である。
【図6】 上記実施形態におけるデジタル複写機の処理を示すフローチャート図である。
【図7】 上記実施形態における画像通信装置の処理を示すフローチャート図である。
【図8】 上記実施形態におけるクライアント端末の処理を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
100 画像通信装置
102 画像データ蓄積部
104 メイン制御部
200 デジタル複写機
210 操作パネル部
220 スキャナ部
230 制御部
300 クライアント端末
310 CPU
311 HDD
Claims (2)
- 読取った画像データを通信回路を介してデータ処理装置に送信する機能を有する画像読取装置において、
画像を読み取り画像データを生成する画像読取手段と、
データ処理装置から当該データ処理装置のステータス情報を受信するステータス情報受信手段と、
画像データの送り先であるデータ処理装置を表示する表示手段と、
表示されたデータ処理装置の中から送り先のデータ処理装置を選択するための操作手段と、
前記画像読取手段による画像データ生成前に前記ステータス情報受信手段によって受信したデータ処理装置のステータス情報に基づき、送り先候補となるデータ処理装置を上記表示手段に表示させ、前記画像読取手段による画像データ生成後に前記ステータス情報受信手段によって受信したデータ処理装置の残り記憶容量に関するステータス情報に基づき、画像データをデータ処理装置に送れるかどうかを判断し、その判断結果を上記表示手段に表示させる制御手段と、
を備えたことを特徴とする画像読取装置。 - 上記制御手段が送信する画像データの容量とデータ処理装置の残り記憶容量とを比較して画像データをデータ処理装置に送信できるかどうかを判断し、その判断結果を表示手段に表示させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
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