JP3690737B2 - プログラムコンポーネントの時分割多重化パケットを有する信号を処理するオーディオ/ビデオ信号トランスポート・プロセッサにおける装置 - Google Patents

プログラムコンポーネントの時分割多重化パケットを有する信号を処理するオーディオ/ビデオ信号トランスポート・プロセッサにおける装置 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、パケット・ビデオ信号からのプログラム・コンポーネント・データのパケットを処理し、異なるプログラム信号コンポーネントの対応するペイロードを抽出する装置に関する。本発明は、トランスポート・バッファ・メモリをアドレシングする装置を含むと共に、共通トランスポート・バッファ・メモリを利用するという考え方を取り入れている。
【0002】
なお、本明細書の記述は本件出願の優先権の基礎たる米国特許出願第08/232,787号(1994年4月22日出願)および第08/232,789号(1994年4月22日出願)の明細書の記載に基づくものであって、当該米国特許出願の番号を参照することによって当該米国特許出願の明細書の記載内容が本明細書の一部分を構成するものとする。
【0003】
【背景技術】
圧縮ビデオ信号をパケットで送信し、それぞれのパケットにエラー保護/訂正の機能をもたせるとよいことは、例えば、米国特許第5,168,356号および米国特許第5,289,276号から公知である。これらの特許におけるシステムでは、複数のプログラム・コンポーネントからなるとしても、単一のテレビジョン・プログラム(番組)がそれぞれの伝送チャネルから送信され、処理されている。これらのシステムでは、逆トランスポート・プロセッサ(inverse transport processor) を利用して、それぞれのプログラムのビデオ信号コンポーネントを抽出し、別の処理を受けてからビデオ・コンポーネントが再生されるようになっている。第5,289,276号特許では、ビデオ信号コンポーネントを処理することだけが開示されている。また、第5,168,356号特許では、他のプログラム・コンポーネントを分離する逆トランスポート・プロセッサが説明されており、単純なデマルチプレクサ(demultiplexer) がパケット・ヘッダ・データに応じてそれぞれの信号コンポーネントを区別するようになっている。分離されたビデオ・コンポーネントはバッファ・メモリと結合され、残りの信号コンポーネントはそれぞれの処理回路と直接に結合されていることが示されている。
【0004】
コードをテレビション信号と一緒に送信すると、対話式プログラミング(interactive programming) を実現できることは、米国特許第5,233,654号から公知である。このコードは、テレビジョン受信機(television receiver) に関連するコンピュータによって操作されるか、あるいは実行されているのが代表的である。
【0005】
プログラム・コンポーネントの大部分が圧縮されているようなアプリケーションでは、伝送チャネルとそれぞれのコンポーネント処理(圧縮解除-decompression) 装置の大部分との間に、ある種のバッファリング(buffering) が必要である。従って、すべてのコンポーネントではないとしても、その大部分をバッファ・メモリと結合しておくことが望ましい。異なるプログラム・コンポーネントのデータ・レート(data rate) は、それぞれのコンポーネント間でも、それぞれのコンポーネント内でも大幅に変化する場合がある。従って、各コンポーネントを別々にバッファリングすると有利である。圧縮されたプログラム・コンポーネント・データをバッファリングしたり、対話式プログラム一般を処理したりするためのバッファ・メモリは重要である。実際、バッファ・メモリは受信システムのコストに顕著に貢献している。
【0006】
逆トランスポート・プロセッサが、例えば、セット・トップ・ボックス(set top box:テレビの上に置くすえ置き型の受信装置)に内蔵されている場合は、メモリ・サイズとメモリ管理回路は、利用者のコストをできる限り低く抑えるために最小限にしておく必要がある。従って、経済的に望ましいことは、プログラム・コンポーネントのバッファリング、プロセッサのハウスキーピング(house keeping) 、および対話式機能用に同一のメモリとメモリ管理回路を使用することである。
【0007】
【発明の概要】
本発明は、TDMパケット信号受信装置用の逆トランスポート・プロセッサ・システムである。このシステムは、プログラム・コンポーネント・データの必要とするペイロードを選択的に抽出し、そのデータを共通バッファ・メモリのデータ入力ポートと結合するための装置を備えている。マイクロプロセッサはデータを生成し、このデータも共通バッファ・メモリのデータ入力ポートに入力される。それぞれのコンポーネント・ペイロードとマイクロプロセッサによって生成されたデータは、アドレス・マルチプレクサによってメモリ・アドレス入力ポートに入力される関連のメモリ・アドレスに応じて共通バッファ・メモリのそれぞれのブロックにストアされる。
【0008】
特定の実施例では、それぞれのプログラム・コンポーネントのプログラム・コンポーネント・パケット・ペイロードは多重化されてメモリ・データ入力ポートに入力され、複数の開始ポインタ(start pointer) と終了ポインタ (end pointer)に従って、ランダム・アクセス・メモリ(RAM) の選択エリア(select area) へ送られる。開始ポインタと終了ポインタは、各プログラム・コンポーネント用に1つあて設けられており、第1の複数のレジスタにストアされる。アドレスはその一部が、加算器(adder) と多重化された複数の読取りポインタ・レジスタ(read pointer register) によって生成され、それぞれのプログラム・コンポーネントのポインタを連続的にインクリメントしていくようになっている。開始ポインタはメモリ・アドレスの読取りポインタと関連づけられ、読取りポインタは、それぞれのプログラム・コンポーネントに選択的に割り当てられた指定のメモリ・ブロック全体をスクロール(scroll)していく。
【0009】
別の実施例では、暗号解読(decryption)デバイスを含んでいて、パケット固有(packet specific) の暗号解読キーに従ってペイロード・データを暗号解読するようにしている。
【0010】
さらに別の実施例では、検出器(detector)を含んでいて、資格データ(entitlement data)を含むペイロードを検出するようにしている。資格データを含んでいるペイロードは共通バッファ・メモリを経由してスマート・カード(smart card)に送られ、スマート・カードはパケット固有の暗号解読キーを生成する。
【0011】
メモリからのデータ出力は、それぞれのプログラム・コンポーネント・プロセッサと相互接続されたバスと結合されている。それぞれのプログラム・コンポーネント・プロセッサからのデータ要求と、コンポーネント・ペイロード・ソース(component payload source)からのデータ書込み要求を受けると、読取り機能と書込み機能のメモリ・アクセスが仲裁(arbitrate) されて、到来するプログラム・データの紛失を防止し、すべてのコンポーネント・プロセッサがサービスを受けるようにしている。
【0012】
【実施例】
以下、添付図面を参照して本発明について説明する。
【0013】
図1は、複数の異なるテレビジョンまたは対話式テレビジョン・プログラム(interactive television programs) のコンポーネントである信号パケットを表している、一連のボックスからなる信号ストリームを示す図である。以下の説明では、これらのプログラム・コンポーネントは圧縮データから形成されているものと想定しているので、それぞれのイメージ(画像、映像など)のビデオ・データ量は可変になっている。パケットは固定長になっている。類似の添字付きの英字が付いたパケットは、単一プログラムのコンポーネントを表している。例えば、Vi ,Ai ,Di はビデオ、オーディオおよびデータ・パケットを表し、V1 ,A1 ,D1 と名づけたパケットは、プログラム1のビデオ、オーディオおよびデータ・コンポーネントを表し、V3 ,A31,A32,D3 は、プログラム3のビデオ、オーディオ1、オーディオ2およびデータ・コンポーネント3を表している。データ・パケットDi には、例えば、受信装置内のある種のアクションを開始させるコントロール・データ(control data)を収めておくことが可能であり、また、例えば、受信装置内に置かれた、あるいは受信装置と関連づけられたマイクロプロセッサに実行させる実行可能コード(アプリケーションを構成している)を含めておくことも可能である。
【0014】
一連のパケットの上段に示すように、特定のプログラムのそれぞれのコンポーネントは1つにグループ化されている。しかし、同一プログラムからのパケットは、一連のパケット全体に示すように、グループ化する必要はない。また、それぞれのコンポーネントが現れるシーケンスにも、特定の順序はない。
【0015】
それぞれのパケットは、図2に示すようにプレフィックス(prefix)とペイロードを含むように配列されている。この例のプレフィックスは、5つのフィールドを構成する2個の8ビット・バイトからなり、そのうちの4フィールド(P,BB,CF,CF)は1ビット・フィールドであり、1フィールド(SCID)は12ビット・フィールドになっている。フィールドCFは、パケットのペイロードがスクランブル(scramble)されているかどうかを示すフラグを収めており、フィールドCSは、2つの代替アンスクランブル(unscrambling)キーのどちらを使用して、スクランブルされたパケットをアンスクランブルするかを示すフラグを収めている。すべてのパケットのプレフィックスは、パケット単位で境界合わせ(packet aligned)されているので、それぞれのフィールドのロケーションは容易に識別可能になっている。
【0016】
すべてのペイロード内にはヘッダがあり、ヘッダはモジュロ16の連続性カウント(continuity count)CCと、プログラム・コンポーネント固有(program component specific)になっているTOGGLEフラグ・ビットを収めている。連続性カウントは、同一プログラム・コンポーネントの連続するパケットに連続番号を付けたものにすぎない。TOGGLEフラグ・ビットは1ビット信号であり、これは、ビデオ・コンポーネントでは、ロジック・レベル(logic level) を変更するか、あるいはパケット内でトグルし、新しいピクチャ(フレーム)の始まりつまり、ピクチャ層ヘッダを収めているパケットを定義している。
【0017】
図3は、テレビジョン信号受信装置のうち、逆トランスポート・プロセッサのエレメント(構成要素)を含んでいる部分を、ブロック形式で示す図である。信号はアンテナ10によって検出され、チューナ検出器11に入力され、そこで受信信号の特定周波数帯域(frequency band)が抽出され、ベースバンド圧縮信号が2進形式で得られる。周波数帯域はマイクロプロセッサ19を通して利用者によって選択されるが、その方法は従来と同じである。通常、ブロードキャスト・ディジタル信号は、例えば、Reed-Solomon・フォワード・エラー訂正(forward error correcting - FEC)符号化を用いてすでにエラー符号化(error encoded) されている。従って、ベースバンド信号はFECデコーダ12に入力される。FECデコーダ12は受信ビデオを同期化し、図1に示すタイプの信号パケット・ストリームを出力する。FEC12はパケットを定期的間隔で出力することも、例えば、メモリ・コントローラ17からの要求を受けて出力することもできる。どちらの場合も、パケット・フレーミング(framing) または同期化信号がFEC回路から出力され、その信号はパケット情報がFEC12から転送されるタイミングを示している。
【0018】
検出された周波数帯域は、複数の時分割多重化(time division multiplexed) プログラムをパケット形式で収めていることがある。有用なものにするために、単一プログラムからのパケットだけを別の回路エレメントへ受け渡すようにすると好都合である。この実施例では、どのパケットが選択されるかが利用者に分かっていないものと想定している。この情報はプログラム・ガイド(program guide) に収められており、このガイド自身も、SCIDを通してプログラム信号コンポーネント間を関係づけるデータからなるプログラムであり、例えば、加入者の資格に関する情報を含んでいることもある。このプログラム・ガイドは、それぞれのプログラムのオーディオ、ビデオ、およびデータ・コンポーネントのSCIDを、各プログラム別にリストしたものである。プログラム・ガイド(図1のパケットD4)には一定のSCIDが割り当てられている。電力が受信装置に供給されたとき、マイクロプロセッサ19は、プログラム・ガイドに関連するSCIDを、同種のプログラマブルSCIDレジスタ・バンク13のうちの1つにロードするようにプログラムされている。FEC12からの信号のそれぞれの検出パケットのプレフィックス部分のSCIDフィールドは、別のSCIDレジスタ14に連続的にロードされる。プログラマブル・レジスタと受信SCIDレジスタは比較(comparator)回路15のそれぞれの入力ポートに結合されており、受信したSCIDはプログラム・ガイドSCIDと比較される。あるパケットのSCIDがプログラム・ガイドSCIDと一致していると、コンパレータ15は、メモリ・コントローラ17がそのパケットをメモリ18内のあらかじめ決めたロケーションへ送って、マイクロプロセッサが使用できるようにする。受信したSCIDがプログラム・ガイドSCIDと一致していなければ、対応するパケットが破棄(dump)されるだけである。
【0019】
マイクロプロセッサは、インタフェース20を経由してユーザからプログラミング・コマンドが送られてくるのを待っている。なお、インタフェースとしてコンピュータのキーボードが示されているが、従来のリモート・コントロールにすることも、受信装置のフロントパネル・スイッチにすることも可能である。ユーザはチャネル4(アナログTVシステムの用語を用いるとすれば)で提供されるプログラムを見ることを要求することができる。マイクロプロセッサ19は、メモリ18にロードされているプログラム・ガイド・リストを走査して、チャネル4のプログラム・コンポーネントのそれぞれのSCIDを探し出し、これらのSCIDを、対応するコンポーネント信号処理経路(path)に関連づけられたレジスタ・バンク13のプログラマブル・レジスタの他のそれぞれにロードすようにプログラムされている。
【0020】
オーディオ、ビデオまたはデータ・プログラム・コンポーネントの受信パケットが、望みのプログラムのものであるときは、最終的に、それぞれのオーディオ23、ビデオ22、または補助データ21(24)信号プロセッサへ送らなければならない。データは相対的に一定レートで受信されるが、信号プロセッサは、通常、バースト(burst) 形式(例えば、それぞれの圧縮解除タイプに応じた)の入力データを要求している。図3のシステム例では、まず、それぞれのパケットはメモリ18内のあらかじめ決めたメモリ・ロケーションへ送られる。そのあと、それぞれのプロセッサ21〜24はコンポーネント・パケットをメモリ18に要求する。コンポーネントをメモリ経由で送ることにより、望ましい信号データ・レート・バッファリングまたはスロットリング(throttling)の方法が得られる。
【0021】
オーディオ、ビデオおよびデータ・コンポーネントはあらかじめ決めたそれぞれのメモリ・ロケーションにロードされるので、信号プロセッサは、コンポーネント・データを都合よくバッファ・アクセス(buffered access) することができる。それぞれのコンポーネント・パケットのペイロードが該当のメモリ・エリアにロードされるようにするために、それぞれのSCIDコンパレータはこれらのメモリ・エリアに関連づけられている。この関連づけはメモリ・コントローラ17に布線論理で行う(hardwired) ことができるが、関連づけをプログラマブルにすることも可能である。前者の場合は、特定の1つのプログラマブル・レジスタ13は、それぞれオーディオ、ビデオおよびデータSCIDに常に割り当てられることになる。後者の場合は、オーディオ、ビデオおよびデータSCIDは、プログラマブル・レジスタ13のどれにでもロードできるので、該当する関連づけは、それぞれのSCIDがプログラマブル・レジスタにロードされるときメモリ・コントローラ17によりプログラムされることになる。
【0022】
定常状態では、プログラムSCIDがプログラマブル・レジスタ13にストアされると、受信信号パケットのSCIDは、プログラマブルSCIDレジスタに入っているSCIDのすべてと比較される。ストアされたオーディオ、ビデオまたはデータSCIDと一致するものが見つかると、対応するパケット・ペイロードは、それぞれオーディオ、ビデオまたはデータ・メモリ・エリアまたはブロックにストアされる。
【0023】
それぞれの信号パケットはFEC12から信号暗号解読器(signal decryptor)16を経由してメモリ・コントローラ17へ渡される。信号ペイロードだけがスクランブルされ、パケット・ヘッダは、未変更のまま暗号解読器から渡される。パケットをデスクランブル (descramble- 暗号解読)するかどうかは、パケット・プレフィックスに入っているCFフラグから判断され、パケットをどのようにデスクランブルするかはCFフラグから判断される。それぞれのパケットでSCIDが一致していないと、暗号解読器はデータを受け渡すことを禁止されるだけである。別の方法として、パケットでSCIDが一致していないとき、暗号解除器がその最後の設定状態(setting) に応じて暗号解読するのを許可し、メモリ書込みコントロールがそれぞれのパケットをダンプするのを禁止することも可能である。
【0024】
暗号解読デバイスは、スマート・カード装置(smart card apparatus)31から与えられる暗号解読キーでプログラムされている。スマート・カードは、プログラム・ガイドの特定パケットに入っている資格情報(entitlement information) に応じて該当の暗号解読キーを生成する。この例のシステムでは、2レベルの暗号化またはプログラム・アクセス、資格コントロール・メッセージECM、および資格管理メッセージEMMが採用されている。プログラム資格コントロールおよび管理情報は、プログラム・ガイドを構成するパケット・ストリームに含まれる特定SCIDで識別可能なパケットに入っており定期的に送信される。これらのパケットに入っているECM情報は、暗号解読器で使用される暗号解読キーを生成するためにスマート・カードによって使用される。また、これらのパケットに入っているEMM情報は、加入者が資格のあるプログラム内容を判断するために加入者固有(subscriber specific) のスマート・カードによって使用される。これらのパケット内のEMM視覚情報は地域固有(geographically specific) にすることも、グループ固有(group specific)にすることも、加入者固有(subscriber specific) にすることも可能である。例えば、この例のシステムは、料金請求(billing) 情報をスマート・カードからプログラム提供者、例えば、衛星放送会社へ伝達するためのモデム(図示せず)を含んでいる。スマート・カードは、例えば、受信側ロケーションのエリア・コードと電話交換局(telephone exchange)をもつようにプログラムすることが可能である。EMMには、スマート・カードによって処理されたとき、特定のプログラムを特定のエリア・コードで受信する資格を与えるか、あるいは拒否するデータを含めることができる。
【0025】
プログラム提供者は、特定のエリアまたはグループを非常に短時間のリードタイム(lead time) でブラックアウト(black out−放送停止)する能力を望んでいる場合がある。例えば、放送会社は、フットボール・ゲームのチケットが売り切れていないとき、スタジアムにあるローカルのエリアでフットボール・ゲームをブラックアウトする必要が起こる場合がある。この情報は、ゲーム時間の直前までは得られない。このような短時間のリードタイムでは、ローカル・エリアをブラックアウトするようにEMMをプログラムすることは不可能である場合がある。瞬時のブラックアウトを可能にするために、資格情報をさらに符号化したものが資格データのペイロード内に含まれている。
【0026】
資格データを収めているパケットは、特別に符号化された4つの32ビット群に配置された128ビットのペイロード・ヘッダを含んでいる。整合フィルタ(matched filter)またはEコード・デコーダ30は、128ビット・ヘッダ内のビット・パターンのある種の組合せを検出するように構成されている。一致したものが見つかると、デコーダはメモリ・コントローラ17およびスマート・カード31と連絡をとって、資格ペイロードの残余部分をスマート・カードが利用できるようにする(メモリ18を経由して)。一致するものが見つからなければ、ペイロードは特定の受信装置によって受け取られない。特殊コードは、整合フィルタ30がプログラマブルになっていれば、定期的に変更することが可能である。これらのコードはスマート・カードから定期的に与えられるようにすることができる。視聴者の資格に係わりをもつ、スマート・カードのオペレーションに関する詳細説明については、THE SATELLITE BOOK, A COMPLETE GUIDE TO SATELLITE TV THEORY AND PRACTICEのセクション25 (Swift Television Publications, 17 Pittsfield, Cricklade, Wilts, England)を参照されたい。
【0027】
整合フィルタまたはEコード・デコーダは第2の機能を実行するように構成されている。第2の機能とは、特定のMPEGビデオ・ヘッダを検出することである。これらのヘッダまたはスタート・コードは32ビット長である(この長さにしたのは、資格ペイロードのヘッダが32ビット群に符号化されるためである)。ビデオ・データが紛失したとき、MPEGビデオ検出器はビデオ・データの復元(圧縮解除)を、特定のデータ・エントリ・ポイント(entry point) だけからリスタートすることができる。これらのエントリ・ポイントはMPEGスタート・コードと一致している。デコーダは、ビデオ・パケットが紛失したあと、メモリ・コントローラ17と連絡をとってビデオ・データがメモリへ流れるのを禁止し、次のMPEGスタート・コードがデコーダ30によって検出された後にのみ、ビデオ・ペイロードをメモリへ書くことを再開するように構成することもできる。
【0028】
図4は、図3に示すメモリ・コントローラ17の装置例を示す図である。各プログラム・コンポーネントは、メモリ18の異なる連続ブロックにストアされる。さらに、マイクロプロセッサ19やスマート・カードによって生成されたデータなどの、他のデータもメモリ18にストアしておくことが可能である。
【0029】
アドレスはマルチプレクサ105によってメモリ18に入力され、入力データはマルチプレクサ99によってメモリ18に入力される。メモリ管理回路からの出力データは、別のマルチプレクサ104によって信号プロセッサに渡される。マルチプレクサ104から得られる出力データは、マイクロプロセッサ19からのものと、メモリ18からのものと、直接的にはマルチプレクサ99からのものとがある。プログラム・データは標準的ピクチャ解像度と品質になっていて、特定のデータ・レートで現れるものと想定している。他方、高精細テレビジョン(high definition television)信号HDTVは、この受信装置から得ることができるものであるが、はるかに高いデータ・レートで現れる。FECから得られる、ほとんどすべてのデータはマルチプレクサ99とメモリ入出力回路102を経由してメモリ18を通って送られるが、高レートのHDTV信号は例外で、マルチプレクサ99からマルチプレクサ104へ直接に送ることが可能である。データは、暗号解読デバイス16、スマート・カード回路、マイクロプロセッサ19、およびメディア・エラー・コード(media error code)のソース(発生源)100からマルチプレクサ99へ送られる。ここで「メディア・エラー・コード」という用語が用いられているが、これは、それぞれの信号プロセッサ(デコンプレッサ)がスタート・コードなどの、あらかじめ決めたコードワード(codeword)を検出するまで処理を一時中止(suspend) し、そのあとで、例えばスタート・コードに従って処理を再開するように条件づけるために、データ・ストリームに挿入される特殊なコードワードのことである。
【0030】
メモリ・アドレスは、プログラム・アドレシング回路(program addressing circuitry)79〜97からと、マイクロプロセッサ19からと、スマート・カード装置31からと、そして、補助パケット・アドレス・カウンタ(auxiliary packet address counter)78から、マルチプレクサ105へ渡される。任意の特定時期で特定のアドレスを選択することは、ダイレクト・メモリ・アクセス(direct memory access - DMA)回路98によって制御される。コンパレータ15からのSCIDコントロール信号とそれぞれの信号プロセッサからの「データ必要(data needed) 」信号はDMA98に入力され、これらの信号に応じてメモリ・アクセス競合(memory access contention)が仲裁(arbitrate) される。DMA98はサービス・ポインタ・コントローラ(Service Pointer Controller)93と協力し合って、それぞれのプログラム信号コンポーネントの該当する読取りまたは書込みアドレスを出力する。
【0031】
種々の信号コンポーネントのメモリ・ブロックのそれぞれのアドレスは、プログラム・コンポーネントまたはサービス・ポインタ・レジスタ83,87,88,92の4つのグループによって生成される。それぞれの信号コンポーネントがストアされる、それぞれのメモリ・ブロックの開始ポインタ(starting pointer)は、それぞれの信号コンポーネントのレジスタ87に収められている。開始ポインタは固定値にすることも、従来のメモリ管理手法によってマイクロプロセッサ19で計算することも可能である。
【0032】
それぞれのブロックの最終アドレス・ポインタは、起こり得る各プログラム・コンポーネントごとに1つあて設けられている、サービス・レジスタのバンク(bank of service register)88にストアされる。開始アドレスと同様に、終了アドレスは固定値にすることも、マイクロプロセッサ19から得られる計算値にすることも可能である。開始ポインタと終了ポインタに計算値を使用すると、より汎用的なシステムが得られ、メモリが低減化されるので、計算値を使用した方が好ましい。
【0033】
メモリ書込みポインタまたはヘッド・ポインタは、加算器(adder) 80とサービス・ヘッド・レジスタ(service head register) 83によって生成される。サービス・ヘッド・レジスタは起こり得る各プログラム・コンポーネントごとに設けられている。書込みまたはヘッド・ポインタ値はレジスタ83にストアされ、メモリ書込みサイクル期間にアドレス・マルチプレクサ105へ渡される。ヘッド・ポインタも加算器80に結合されており、そこで1単位ずつインクリメントされ、インクリメントされたポインタは次の書込みサイクル期間に該当のレジスタ83にストアされる。レジスタ83は、現在サービスを受けている該当のプログラム・コンポーネントのためのものが、サービス・ポインタ・コントローラ93によって選択される。
【0034】
この例では、開始ポインタと終了ポインタが16ビット・ポインタであるものと想定している。レジスタ83は16ビット書込みまたはヘッド・ポインタを収めている。16ビット・ポインタを選択したのは、開始ポインタと終了ポインタをレジスタ87と88にロードするとき、16ビットまたは8ビット・バスが使用できるためである。他方、メモリ18は18ビット・アドレスになっている。18ビット書込みアドレスは、開始ポインタの最上位の2ビットを16ビット・ヘッド・ポインタと連結することにより作られ、開始ポインタ・ビットは連結された18ビット書込みアドレスの最上位ビット位置に置かれている。開始ポインタはそれぞれのレジスタ87からサービス・ポインタ・コントローラ93へ渡される。サービス・ポインタ・コントローラは、レジスタ87に入っている開始ポインタからの上位開始ポインタ・ビットを解析(parse) し、これらのビットを16ビット・ヘッド・ポインタ・バスと関連づける。これを具体的に示すと、バス96はマルチプレクサ85から出たヘッド・ポインタ・バスと結合され、図5には、太線の矢印で示されている。
【0035】
図5に示すように、上段、中段および下段のボックスは、それぞれ開始ポインタ、アドレスおよびヘッドまたはテイル(tail)ポインタのビットを表している。大きい番号のボックスは上位ビット位置を表している。矢印は、開始またはヘッド/テイル・ポインタのどのビット位置からアドレスが求められたかを示している。このアドレス計算では、太字の矢印は定常状態のオペレーションを表している。
【0036】
同様に、メモリ読取りポインタまたはテイル・ポインタは加算器79とサービス・テイル・レジスタ(service tail register) 92によって生成される。サービス・テイル・ポインタは起こり得る各プログラム・コンポーネントごとに設けられている。読取りまたはテイル・ポインタ値はレジスタ92にストアされ、メモリ読取りサイクル期間にアドレス・マルチプレクサ105へ渡される。テイル・ポインタも加算器79に結合されており、そこで1単位ずつインクリメントされ、インクリメントされたポインタは次の読取りサイクル期間に該当のレジスタ92にストアされる。レジスタ92は、現在サービスを受けているプログラム・コンポーネントのためのものが、サービス・ポインタ・コントローラ93によって選択される。
【0037】
レジスタ92は16ビット・テイル・ポインタを収めている。18ビット読取りアドレスは、開始ポインタの最上位の2ビットを16ビット・テイル・ポインタに連結することにより作られ、開始ポインタ・ビットは連結された18ビット読取りアドレスの最上位ビット位置に置かれている。サービス・ポインタ・コントローラはレジスタ87に入っている開始ポインタからの上位開始ポインタ・ビットを解析(parse) し、これらのビットを16ビット・テイル・ポインタ・バスと関連づける。これを具体的に示すと、バス94はマルチプレクサ90から出たテイル・ポインタ・バスと結合される。
【0038】
データは、計算で求めたアドレスからメモリ18にストアされる。データ・バイトをストアすると、ヘッド・ポインタは1だけインクリメントされ、そのプログラム・コンポーネントの終了ポインタと比較される。これらが一致していれば、ヘッド・ポインタの上位ビットは開始ポインタの下位14ビットで置き換えられ、アドレスのヘッダ・ポインタ部分の下位2ビット位置にゼロが入れられる。これは、図5に開始ポインタとアドレス間の線影矢印で示されている。このオペレーションはサービス・ポインタ・コントローラ93から出て、マルチプレクサ85からのヘッド・ポインタ・バスに向かう矢印97で示されている。ここでは、下位14開始ポインタ・ビットが入力されると、ヘッド・ポインタ・ビットがオーバライドされることを想定している。この1書込みサイクル期間にヘッド・ポインタ・ビットをアドレスの下位開始ポインタ・ビットで置き換えると、メモリは上位2開始ポインタ・ビットで指定されたメモリ・ブロックをスクロールしていくので、各パケットの先頭にある書込みアドレスを、ブロック内の固有のメモリ・ロケーションにプログラミングし直す必要がなくなる。
【0039】
ヘッド・ポインタがテイル・ポインタ(メモリ18のどこからデータを読み取るかを示すために使用される)と一致しているようなことがあると、ヘッドとテイルのクラッシュが起こったことを知らせるために、信号がマイクロプロセッサの割込みセクションに送られる。このプログラム・チャネルからメモリ18への書込みを続けることは、マイクロプロセッサがチャネルを再び使用可能にするまで禁止される。このケースは非常にまれであり、通常のオペレーションでは起こることがないはずである。
【0040】
データは、それぞれの信号プロセッサの要求を受けてメモリ18から取り出されるが、その取出しは加算器79とレジスタ92によって計算されたアドレスから行われる。ストアされたデータのバイトが読み取られると、テイル・ポインタは1単位だけインクリメントされ、サービス・ポインタ・コントローラ93でこの論理チャネルの終了ポインタと比較される。テール・ポインタと終了ポインタが一致していれば、テイル・ポインタの上位ビットは開始ポインタの下位14ビットで置き換えられ、アドレスのテイル・ポインタ部分の下位2ビット位置にゼロが入れられる。これは、コントローラ93から出て、マルチプレクサ90からのテイル・ポインタ・バスに向かう矢印95で示されている。そのとき、テイル・ポインタがヘッド・ポインタと一致していれば、それぞれのメモリ・ブロックは空であると定義されるので、このプログラム・チャネルのFECから追加データが送られてくるまでは、これ以上バイトは関連の信号プロセッサへ送られない。それぞれの書込みまたは読取りアドレスのヘッドまたはテイル・ポインタ部分を、開始ポインタの下位14ビットで実際に置き換えることは、適当な多重化(multiplexing)によって、あるいは3ステート・インターコネクト(three state interconnects) の使用によって行われる。
【0041】
補助パケットに入れて送信されるデータは、ディレクトリ(directory) 、ヘッダまたはコントロール情報であるのが通常であるので、その処理の仕方はプログラム・コンポーネント・データと若干異なっている。補助パケットに入るデータは、それぞれのプログラム・コンポーネントと、含まれているアプリケーションのために必須のメモリ・ストーレッジ・エリアを設定するの必要な情報を含んでいる。従って、補助パケットには所定の優先権(preference)が与えられている。2つのサービス・ブロックが各コンポーネントのために用意されている。各ブロックは8ビット連続アドレスまたは256バイトのデータ用の記憶ロケーションをもっている。各ブロックは、図6に示すように、総計で18ビットのアドレスをもっている。アドレスの最下位(LSB)8ビットは順次カウンタ(sequential counter)から与えられる。9番目のビットは、トランスポート・プレフィックス(transport prefix)からのCSまたはスクランブル・キー・ビットによって与えられる。10番目から12番目までのビットは、プログラム検出のために割り当てられた特定のSCIDに応じて生成される。この実施例では、システムは5つのプログラム・コンポーネント(プログラム・ガイドを含む)またはサービスを処理し、検出する機能を備えているものと想定している。それぞれのプログラマブルSCIDレジスタ13にプログラムされたSCIDが5つあり、SCIDコンパレータが5つある(15)のはそのためである。5つのコンパレータの各々は出力端子をもち、その端子にプログラム・コンポーネントが割り当てられている。5つのコンパレータ出力端子に関連づけられる、5つまで可能なプログラムには3ビット・コードが割り当てられるが、これは、3ビットが5つのステートを表すことができる最小数のビットであるためである。3ビット・コードは、補助パケット・アドレスの10番目から12番目までのビットとして挿入される。そこで、5つのそれぞれのプログラム・コンポーネントのSCIDが1−5の任意の番号を付けたプログラマブル・レジスタに割り当てられていると想定する。プログラマブル・レジスタ1〜5に割り当てられたコンポーネントに割り当てられた3ビット・コードは、それぞれ000,001,010,011,100である。どのプログラム・コンポーネントが現在検出されているかに応じて、現在のプログラム・コンポーネントSCIDを収めているプログラマブル・レジスタに関連する3ビット・コードは、メモリ書込みアドレスの10番目から12番目までのビット位置に挿入される。
【0042】
18ビット補助アドレスの最上位6ビットは、従来のメモリ管理手法に従ってマイクロプロセッサから与えられる。
【0043】
図7は、補助メモリ・アドレス生成回路の例を示す図である。図7には、マイクロプロセッサ19に渡すプレフィックス・ビットCSを取り込むために使用されるプレフィックス・レジスタ125が含まれている。SCID検出器15からの5つのコントロール・ライン(control line)は、5コントロール・ラインから3ビットに変換するコンバータ126に入力されるが、このコンバータは単純なブール論理演算器(Boolean logic operator)である。コンバータ126から生成された3ビットはマイクロプロセッサ19に入力され、そこで補助アドレスのそれぞれの最上位10ビット(MSB)部分が構成される。補助パケットが検出されると、10−MSBアドレス部分は、レジスタ・バンク128のうちの1つのMSB部分に入力される。それぞれのレジスタ128の8−LSB部分は、各補助パケットの始まりであらかじめ決めた値(ゼロが代表的である)にセットされる。8−LSB部分は10−MSB部分に付加されて、10:1マルチプレクサ129の入力ポートに入力される。マルチプレクサ129から得られた、それぞれのアドレスの8−LSB部分は加算器130に渡され、そこで8−LSBアドレス値は1単位だけインクリメントされ、別のマルチプレクサ127を経由して戻されて、レジスタ128の8−LSB部分に入れられる。インクリメントされたLSB部分(そのMSB部分と共に)は、それぞれの補助パケットの次の連続アドレスとして使用される。マルチプレクサ127と129はDMAコントローラ98によって制御され、アドレスされる現メモリ・ブロックが選択される。なお、別の構成として、μPC(マイクロプロセッサ)19は、補助アドレスの少なくとも一部を設定するように構成することも可能である。
【0044】
補助パケットは典型的には独立に処理され、補助パケット・ペイロード全体がメモリにロードされてから利用可能になるのが典型的である。そのために、現補助パケットをそこに書き込むためにアドレスされるメモリ・ブロックは読取り目的と書込み目的のために同時にアドレスされないのが通常である。そのため、読取りと書込みのアドレシングのために同一レジスタが使用可能である。補助パケットがそれぞれのメモリ・ブロックにストアされると、8−LSB部分はデータ読出しに備えて、あらかじめ決めた開始アドレスにリセットされる。別の構成として、エレメント127〜130に類似するレジスタ、マルチプレクサおよび加算器からなる並列バンクで構成して、読取りアドレスを生成することも可能である。これらの読取りアドレスは、マルチプレクサ129とカスケード接続された別のマルチプレクサを使用して、時分割多重化することができる。
【0045】
メモリの読取り/書込み制御は、サービス・ポインタ・コントローラと直接メモリ・アクセスDMAエレメント93,94によって行われる。DMAは、読取りと書込みサイクルをスケジュールするようにプログラムされている。スケジューリングは、FEC12がメモリに書き込むべきデータを渡そうとしているのかどうかによって決まる。FECデータ書込みオペレーションは、到来する信号コンポーネント・データが紛失しないように優先して行われる。図4に示す装置の例では、4種類の装置がメモリをアクセスできるようになっている。それはスマート・カード、FEC12(正確には、暗号解読デバイス16)、マイクロプロセッサ19およびオーディオ・プロセッサやビデオ・プロセッサなどのアプリケーション・デバイス(application device)である。メモリの競合は次のように処理される。DMAは、上に列挙した種々処理エレメントからデータ要求を受けると、それぞれのプログラム・コンポーネント用にメモリ・ブロックを割り振る。メモリへのアクセスは95nSタイムスロット(time slot) で行われ、その期間にデータ・バイトがメモリ18から読み取られ、あるいはメモリ18へ書き込まれる。主要なアクセス割振りモードは2つあり、これらは「FECはデータを提供する」(FEC Providing Data)および「FECはデータを提供しない」(FEC Not Providing Data)と定義されている。この2モードのどちらの場合も、タイムスロットは、最大FECデータ・レートが5MB/秒であるとして、つまり、各200nSごとに1バイトであるとして、次のように割り振られ、優先順位付けされる。これらのモードは次のとおりである。
FECはデータを提供する
1)FECデータ書込み
2)アプリケーション・デバイス読取り/マクロプロセッサ読取り/書込み
3)FECデータ書込み
4)マイクロプロセッサ読取り/書込み
FECはデータを提供しない
1)スマート・カード読取り/書込み
2)アプリケーション・デバイス読取り/マイクロプロセッサ読取り/書込み
3)スマート・カード読取り/書込み
4)マイクロプロセッサ読取り/書込み
FECデータ書込みは先延ばしできないので、FEC(正確には、暗号解読デバイス)は、データを提供するとき、各200nSインターバル期間の間、メモリ・アクセスが保証されていなければならない。交互のタイムスロットはアプリケーション・デバイスとマイクロプロセッサによって共有される。要求側デバイスに送るべきデータがないときは、マイクロプロセッサにアプリケーション・タイムスロットの使用権が与えられる。
【0046】
コントローラ93はSCID検出器と連絡をとって、メモリ書込みオペレーションのとき、それぞれの開始、ヘッドおよび終了ポインタ・レジスタのどれをアクセスすべきかを判断する。コントローラ93はDMAと連絡をとって、メモリ読取りオペレーションのとき、開始、終了およびテイル・レジスタのどれをアクセスすべきかを判断する。DMA98は、マルチプレクサ99,104および105による対応するアドレスおよびデータの選択を制御する。
【0047】
メモリ・アドレスをインクリメントするときの、好ましい代替回路を示したのが図8であり、この回路は図4または図7の装置全体の中で利用することが可能である。図8は、図4に示すテイル・ポインタがインクリメントするのと同じように実現された回路を示している。パケットの始まりで、関連レジスタ92Aに入っているポインタは加算器79Aに渡され、そこで1だけインクリメントされる。インクリメントされた中間テイル・ポインタを図8のレジスタ92A(図4の92)にストアするのではなく、インクリメントされた中間ポインタ値は連続的に作業レジスタ107にストアされる。最後のポインタ値が信号パケットに対して生成されると、レジスタ107内の更新されたポインタは、パケットSCIDに関連するレジスタ92Aへ転送される。
【0048】
メモリ・バッファ内のデータを省く必要が起こっても、これは異常なことではない。例えば、システム・エラーやデータ割込みが起こったとき、不完全なパケット(partial packet)がストアされていることがある。メモリ・スペースを節減するために、データを省くことは不完全なデータ・パケットをオーバライト(overwrite) することだけで行われる。このデータのオーバライトは該当するポインタを、パケットの始まりで示されていた値にリセットすることで行われる。このリセットは、レジスタ107内の値をポインタ・レジスタへ転送することなく行われる。つまり、なにも行われない。
【0049】
パケットが紛失したとき、メディア・エラー・コードをビデオ・コンポーネント信号ストリームに挿入しておくと、特定の信号エントリ・ポイントがデータ・ストリーム中に現れるまで、ビデオ信号デコンプレッサ(video signal decompressor) が圧縮解除(復元)を一時中止するという利点が得られる。次のエントリ・ポイントがどこに現れ、どのビデオ・パケットに現れるかを予測することは実用的でない。次のエントリ・ポイントをできる限り早く見つけるためには、パケット紛失を検出したあとの最初のビデオ・パケットの始まりにメディア・エラー・コードを挿入しておく必要がある。図4に示す回路では、すべてのビデオ・パケットの始まりにメディア・エラー・コードを挿入しておき、先行するパケットが紛失していなければ、それぞれのパケットに入っているメディア・エラー・コードを抜き出すようになっている。メディア・エラー・コードは、現ビデオ・パケット・ペイロード用に予約されていた最初のMメモリ・アドレス・ロケーションに挿入されるが、これは、ビデオ・ペイロードが暗号解読デバイスから送られてくる前のM個の書込みサイクル期間にメモリ18に書き込むことによって行われる。これと同時に、マルチプレクサ99は、ソース100からのメディア・エラー・コードをメモリ18 I/Oに入力するようにDMA98によって条件づけられる。Mは、メディア・エラー・コードをストアするために必要な整数個のメモリ・ロケーションである。メモリに8ビット・バイトをストアし、メディア・エラー・コードが32ビットであるとすると、Mは4になる。
【0050】
メディア・エラー・コードをメモリにロードするためのアドレスは、マルチプレクサ82とマルチプレクサ85を通してそれぞれのビデオ・コンポーネント・サービス・レジスタ83から与えられる。このことから理解されるように、他の場合には、ビデオ・コンポーネント・データと一緒にロードされるメディア・エラー・コードを、メモリ・ロケーションにロードするためにポインタ・レジスタ83から与えられる最初のM個のアドレスは、単純に次のM個の連続アドレスであり、これは、通常は、ビデオ・ヘッド・ポインタから与えられるものである。これらの同じアドレスはMステージ・ディレイ・エレメント(delay element) 84に入力されるので、メディア・エラー・コードの最後のバイトがメモリ18にストアされた直後に、M個のアドレスの最初のアドレスがディレイ・エレメント84の出力から得られるようになる。
【0051】
メディア・エラー・コードをメモリにロードするときのタイミングは、パケット紛失の判断と符合している。パケット紛失の判断と同時にメディア・エラー・コードをロードすると、付加的な時間的制約を受けることなく信号フロー処理を行うことができる。
【0052】
パケット紛失が検出されると、現パケットのビデオ・コンポーネントは、そのコンポーネント用に設定されたメモリ・ブロックの次の、つまり、(M+1)番目のアドレス・ロケーションからメモリ18にストアされていく。これは、該当のレジスタ83からの非遅延(undelayed) ヘッド・ポインタを渡し続けるようにマルチプレクサ85を条件づけることにより行われる。これとは逆に、パケット紛失が検出されていなければ、現パケットに入っているビデオ・コンポーネントの最初のMバイトは、メディア・エラー・コードが直前にストアされていたメモリ・ロケーションにストアされる。これは、サービス・ポインタ・コントローラが、ディレイ・エレメント84からの遅延ヘッド・ポインタを、M書込みサイクル期間に渡し続けるようにマルチプレクサ85を条件づけることにより行われる。M書込みサイクルの終了時に、サービス・ポインタ・コントローラ93は、非遅延ヘッド・ポインタを渡すように再度マルチプレクサを条件づけることになる。マルチプレクサがスイッチして非遅延(non delayed) ポインタに戻ると、次の非遅延ポインタはM+1番目のアドレスに一致することになる。
【0053】
パケット・エラーまたは紛失の検出は、現パケットのCCおよびDDデータを受けてエラー検出器101によって行われる。検出器101は現パケット内の連続性カウント(continuity count)CCを調べて、それが前のパケットのCCと1単位だけ異なっているかどうかを判断する。さらに、現パケット内のTOGGLEビットが調べられ、それが前のパケットから変更を受けていたかどうかが判断される。CC値が正しくなければ、TOGGLEビットのステートが検査される。CCビットにエラーがあるか、TOGGLEビットが変更されているか、あるいはCCビットにエラーがあり、かつTOGGLEビットが変更されているかに応じて、エラー回復(error remediation) の第1モードまたは第2モードが開始される。CCにエラーがあり、かつTOGGLEビットが変更されていると開始される第2モードでは、システムは、ピクチャ層ヘッダを収めているパケットにリセットするように条件づけられる。CCだけにエラーがある場合の第1モードでは、システムは、スライス・スタート・コードを収めているパケットにリセットするように条件づけられる(スライス層(slice layer) とは、フレーム内の圧縮データのサブセットである)。第1モードと第2モードの両方では、メモリに書かれたメディア・エラー・コードは、回復アクションを開始するようにデコンプレッサに警告するために、それぞれのペイロードに残されている。
【0054】
ある受信装置がどのように設計されているかに応じて、それぞれのコンポーネント・トランスポート・パケットが紛失したとき、信号コンポーネントのいくつか異なるコンポーネントにメディア・エラー・コードを挿入しておくと、好都合な場合と好都合でない場合とがある。さらに、信号コンポーネント形式や圧縮プロセスが異なるごとに異なるメディア・エラー・コードを利用すると、好都合な場合がある。従って、必要になるメディア・エラー・コード・ソースは1つの場合と複数の場合とがある。
【0055】
図9は、DMA98のメモリ・アクセス・プロセスのフローチャート例である。DMAは、受信パケットが検出されたか、検出されなかったかをSCIDの検出を通して判断する{200}。SCIDが検出され、メモリに書くべき暗号解読デバイス16からのデータが存在することを示していれば、暗号解読デバイスからのプログラム・データの1バイトがバッファ・メモリ18に書かれる{201}。そのバイトがどのメモリ・ブロックに書かれるかは、現在のSCIDに応じてプロセッサ93により判断される。次に、DMAは、スマート・カードとμPCを含めて、プログラム・コンポーネント・プロセッサのいずれかがデータを要求しているか、あるいはメモリ18へのデータ読み書き(R/W)アクセスを要求しているかを判断する。DMAに対しデータ要求を行っていなければ、プロセスはステップ{200}へ戻る。データR/W要求が行われていれば、DMAはその要求のプライオリティ(優先度)を判断する{203}。これは、データを要求しているプログラム・プロセッサの任意の順序で、従来の割込みルーチンにより、あるいは別の方法として、連続1バイト・サービス(sequential one byte service) により行われる。例えば、アクセス・プライオリティの任意の順序は、ビデオ、オーディオI、オーディオII、スマート・カード、およびμPCになっているとする。また、ビデオ、オーディオIIおよびμPCだけがメモリ・アクセスを要求しているとする。ステップ{203}の現オペレーションでは、ビデオのバイトがメモリから読み取られる。ステップ{203}の次のオペレーションでは、オーディオIIのバイトがメモリから読み取られ、ステップ{203}のそのあとに続く次のオペレーションでは、μPCデータのバイトがメモリ18へ書かれるか、メモリから読み取られる。以下、同様である。なお、スマート・カードとμPCがアクセスするときのアドレスは、それぞれスマート・カードとμPCから得られるが、ビデオ、オーディオおよびプログラム・ガイドの場合のアドレスは、アドレス・ポインタ構成(80〜93)から得られる。
【0056】
プライオリティ・アクセスが判断されると{203}、要求側プログラム・プロセッサがサービスを受け{204}、データの1バイトがメモリ18に書かれるか、メモリから読み取られる。次に、暗号解読デバイス16からのデータの1バイトがメモリに書かれる{205}。μPCがアクセスを要求しているかを判断する検査が行われる{206}。μPCがアクセスを要求していれば、μPCがサービスを受け{207}、データの1バイトが読み書きされる。μPCがアクセスを要求していなければ、プロセスはステップ{202}へジャンプし、プログラム・プロセッサのいずれかがアクセスを要求しているかどうかが判断される。このようにして、到来するデータは、1つ置きのメモリ・アクセス期間へのアクセスが常に保証され、その間のメモリ・アクセス期間はプログラム・プロセッサ間に分散されている。
【0057】
暗号解読デバイス16から送られてきたデータが現在なければ、つまり、SCIDが現在検出されていなければ、プロセス{208〜216}が実行される。まず{208}で、スマート・カードが検査され、メモリ・アクセスを要求しているかどうかが判断される。要求していれば、1バイトのメモリ・アクセスが許可され{209}、そうでなければ、プログラム・プロセッサのいずれかがメモリ・アクセスを要求しているかどうかを判断する検査が行われる{210}。データR/W要求が行われていれば、DMAはその要求のプライオリティを判断する{211}。該当するプロセッサがサービスを受け{212}、1バイトのメモリ読取りまたは書込みアクセスが行われる。プログラム・プロセッサがデータR/W要求を行っていなければ、プロセスはステップ{213}へジャンプし、そこでスマート・カードがメモリ・アクセスを要求しているかどうかを判断するテストが行われる。そうであれば、サービスを受け{216}、1バイトのメモリ・アクセスが行われれ、そうでなければ、プロセスはステップ{200}へジャンプする。
【0058】
以上から理解されるように、現在説明している実施例では、「FECはデータを提供していない」モードにあるときは、スマート・カードには他のすべてのプログラム・プロセッサに対して2対1のアクセス優先権(two-to-one access precedence)が与えられている。このプライオリティはDMA装置内のプログラマブル・ステート・マシン(programmable state machine)にプログラムされており、μPCによる変更の対象になっている。前述したように、システムの目的は対話式サービスを提供することであるので、μPCは対話式データを受けると、それに応じて対話式オペレーションを少なくとも部分的に実行するようになっている。この役割では、μPC19はアプリケーション・ストアと作業メモリの両目的のためにメモリ18を使用する。このような場合には、システム・オペレータは、より頻度の大きいメモリ・アクセス権をμPC19に与えるためにメモリ・アクセス・プライオリティを変更することが可能である。メモリ・アクセス・プライオリティの再プログラミングは、対話式アプリケーション命令のサブセットとして組み入れておくことが可能である。
【0059】
ある受信装置がどのように設計されているかに応じて、それぞれのコンポーネント・トランスポート・パケットが紛失したとき、信号コンポーネントのいくつか異なるコンポーネントにメディア・エラー・コードを挿入しておくと、好都合な場合と好都合でない場合とがある。さらに、信号コンポーネント形式や圧縮プロセスが異なるごとに異なるメディア・エラー・コードを利用すると、好都合な場合がある。従って、必要になるメディア・エラー・コード・ソースは1つの場合と複数の場合とがある。
【0060】
図10は、条件付きアクセス情報またはMPEGスタート・コードを含んでいるパケットを検出する装置の例を示す図である(図3のデコーダ30)。デコーダ30が資格ペイロードまたはMPEGスタート・コードを検出するように条件づけられるかどうかは、現在受信されているSCIDによって決まる。図10では、暗号解読デバイス16から得られるデータは8ビット・バイトであり、パケット境界合わせされているものと想定されている。すなわち、資格ペイロードの第1バイトまたはMPEGスタート・コードの第1バイトはパケット・ペイロードの先頭と正確に境界合わせされているので、特定のヘッダまたはスタート・コードワードを検出するときは、ビット/バイト・ストリーム内のその位置は正確に分かっている。暗号解読デバイス16からのデータは8ビット・レジスタ250に入力される。このレジスタは8ビット並列出力ポートがコンパレータ254のそれぞれの第1入力接続端に結合されており、コンパレータは、例えば、それぞれの出力接続端がANDゲートおよびラッチに結合されている8個の排他的NOR(XNOR)回路からなるバンクで構成することが可能である。ラッチは、各バイト・インターバルでANDゲートの結果をラッチするように構成されたデータ・ラッチにすることができる。
【0061】
32ビットMPEGスタート・コードは4バイトとして8ビット・レジスタ・バンク265にストアされる。資格ヘッダ・コードは8ビット・バイトとして16個のレジスタからなるバンク257にストアされる。レジスタ・バンク251と265のローディングはマイクロプロセッサ19および/またはスマート・カードによって制御される。スタート・コード・レジスタ265は4:1マルチプレクサ266に結合され、資格ヘッダ・レジスタは16:1マルチプレクサ257に結合されている。マルチプレクサ257と266の出力ポートは2:1マルチプレクサ249に結合されている。マルチプレクサ249のそれぞれの出力接続端は、コンパレータ254の対応する、それぞれの第2入力端子に結合されている。なお、マルチプレクサ249,257および266の入力接続端と出力接続端は8ビット・バスになっている。レジスタ250のそれぞれの出力接続端に現れたそれぞれの値が、マルチプレクサ249のそれぞれの出力接続端に現れたそれぞれの出力値と同じであれば、真(true)信号が対応するデータ・バイトに対してコンパレータ254回路によって生成される。
【0062】
スタート・コードが検出されたときは、マルチプレクサ266はカウンタ258によってスキャンされ、暗号解読デバイス16からの最初の4データ・バイトの出現と同期して4つの異なるレジスタを順次にXNORと結合していく。また、資格ペイロード・ヘッダが検出されたときは、マルチプレクサ257はカウンタ258によってスキャンされ、レジスタ265の1つひとつを連続的にコンパレータ回路に結合していく。
【0063】
コンパレータ回路の出力は累算およびテスト回路(accumulate and test circuit)255に入力される。この回路はあらかじめ決めた数のバイト一致条件(byte matching conditions)が現れたかどうかを判断し、もし現れていれば、検査している特定ペイロードの一部に入っている資格データに対して書込み許可信号(write enabel signal) を生成する。本システムでは、資格ペイロード・ヘッダは、4個の32ビット・セグメントに配列された128ビットからなっている。異なる加入者は128ビットの異なるバイト組合せを探すように構成されている。例えば、ある加入者装置は、資格ペイロード・ヘッダの最初の4バイトに一致するように構成することが可能である。また、別の加入者装置は、資格ペイロード・ヘッダの2番目の4バイトに一致するように構成することが可能である。以下、同様である。これらの例のどちらの場合も、回路255は、該当する4連続バイトで一致するものが見つかったかどうかを判断する。
【0064】
図10の装置も、すべてゼロの資格ペイロード・ヘッダ条件を検出する回路(エレメント261〜263)を含んでいる。それぞれの到着したデータ・バイトのビットは、8ビットORゲート263のそれぞれの端子に結合されている。これらのビットのいずれかが論理1であると、ORゲート263は論理1の出力を生成する。ORゲート263の出力は2入力ORゲート262の一方の入力端に結合され、ゲートの出力端と第2入力端はそれぞれDタイプ・ラッチ261のデータ入力端とQ出力端に結合されている。Dタイプ・ラッチは、到来データ・バイトの到着と同期してタイミング回路259によってクロックがとられる。ラッチがリセットされたあとに現れたデータ・バイトのいずれかに論理1であるビットがあると、ラッチ261は、次のリセット・パルスが現れるまでそのQ出力端から論理1を出力する。ラッチ261のQ出力端はインバータに結合され、インバータはラッチが1の出力レベルを出力すると、ゼロの出力レベルを出力する。従って、ヘッダの128ビット(16バイト)がレジスタ250を通過していれば、インバータの出力はハイ(高)になり、128ビットはゼロの値であると評価される。資格ペイロード・ヘッダが通過したあと、インバータからのハイ(高)出力レベルが検出されると、回路255はデータ書込み許可信号を生成する。
【0065】
システムを分割して、SCID検出器、暗号解読デバイス、アドレシング回路、条件付きアクセス・フィルタ、およびスマート・カード・インタフェースをすべて単一の集積回路上に実装すると、特に効率的であることが判明している。このようにすると、タイミングに重大な制約がある外部経路の数が制限される。
【図面の簡単な説明】
【図1】時分割多重化パケット・テレビジョン信号を示す図である。
【図2】それぞれの信号パケットを示す図である。
【図3】本発明を実現する多重化コンポーネント信号のパケットを選択し、処理する受信装置を示すブロック図である。
【図4】図3のエレメント17用として実現することができるメモリ管理回路の例を示すブロック図である。
【図5】サービス・チャネル・データのメモリ・アドレスがどのように作られるかを示す図である。
【図6】補助パケット・データのメモリ・アドレスがどのように作られるかを示す図である。
【図7】補助パケットのメモリ・アドレスを生成する回路例を示すブロック図である。
【図8】メモリ・アドレスをインクリメントする代替レジスタ回路を示すブロック図である。
【図9】メモリ・アドレス制御のオペレーションを示すフローチャートである。
【図10】条件付きアクセス・フィルタ/スタート・コード検出器を示すブロック図である。
【符号の説明】
11 時分割多重化パケット化信号のソース
12 時分割多重化パケットのソース
13 SCID検出器
14 SCID検出器
15 SCID検出器
17 メモリ・コントローラ(メモリ制御)
18 共通バッファ・メモリ
19 マイクロプロセッサ(制御装置)
21 プログラム・コンポーネント処理装置
22 プログラム・コンポーネント処理装置
23 プログラム・コンポーネント処理装置
24 プログラム・コンポーネント処理装置
78 アドレス生成回路
82 書込みアドレス入力手段
83 レジスタ
86 書込みアドレス入力手段
87 レジスタ
88 レジスタ
89 書込みアドレス入力手段
90 書込みアドレス入力手段
93 連結回路
96 連結回路
99 第1マルチプレクサ
104 第3マルチプレクサ
105 第2マルチプレクサ

Claims (5)

  1. プログラムコンポーネントの時分割多重化パケットを有する信号を処理するオーディオ/ビデオ信号トランスポート・プロセッサにおける装置であって、各パケットがコンポーネントデータのペイロードおよびコンポーネント識別子であるSCIDを持つヘッダを有し、所定のコンポーネントの各ペイロードが各パケットから抽出されバッファメモリにストアされ、前記装置は、検出された前記識別子に応答して、相互に排他的なダイレクト・メモリ・アクセス・アドレス・シーケンスを生成し、前記バッファメモリの相互に排他的なブロックにコンポーネントデータのペイロードを書き込むダイレクト・メモリ・アクセス回路を有することを特徴とする装置。
  2. 請求項1に記載の装置において、前記ダイレクト・メモリ・アクセス回路に適用するための複数のNビット(Nは整数)のスタートおよびエンド・ポインタを生成し前記バッファメモリの相互に排他的なブロックを決定するようにプログラムされた制御装置をさらに有することを特徴とする装置。
  3. 請求項2に記載の装置において、前記ダイレクト・メモリ・アクセス回路は、前記複数のNビットのスタート・ポインタおよびNビットのエンド・ポインタを各々ストアする第1および第2のような複数のレジスタと、1つのユニットによって連続するライトアドレスをインクリメントするアキュムレータを有する前記Nビットスタート・ポインタからライトアドレスを形成する手段とを有することを特徴とする装置。
  4. 請求項1に記載の装置において、前記ダイレクト・メモリ・アクセス回路の各1つが、相互に排他的なメモリブロックに関連する外側のアドレスを生成することを防止するコンパレータを含む回路をさらに有することを特徴とする装置。
  5. 請求項1に記載の装置において、前記ダイレクト・メモリ・アクセス回路から前記バッファメモリのアドレスポートへのアドレスを多重化するマルチプレクサをさらに有することを特徴とする装置。
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