JP3687265B2 - デジタル端末装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、屋内外のガスメータなどのメータセンサや、パーソナルコンピュータなどの端末装置をISDN回線に接続するためのデジタル端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ISDN回線はメタルケーブル2線により各家庭に提供され、このインターフェースをLI点インターフェースと呼んでいる。通常、保安器を介して屋内に引き込まれ、回線終端装置に接続される。回線終端装置はS/T点インターフェースと呼ぶメタルケーブル4線のインターフェースに変換する。このS/T点インターフェースにバス状にパーソナルコンピュータなどの端末装置が接続される形態がとられている。最も多い接続形態は、ターミナルアダプタと呼ばれる装置を利用してS/T点インターフェースにアナログ電話機や、パーソナルコンピュータを接続する形態である。また、特開平3−35687号公報に開示されているように、回線終端装置はターミナルアダプタなどの端末装置に内蔵する形態もある。特開平7−38621号公報では回線終端装置内に自動検針などのテレメータ端末装置を内蔵する手段が開示されているが、屋内へはメタルケーブル4線のS/T点インターフェースを提供する提案がなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来のデジタル端末装置では、メタルケーブル4線を主体とするので、種々の問題がある。
【0004】
(1)従来のアナログ電話網に端末装置を接続する場合、端末装置までメタルケーブル2線を敷設して接続する。ISDN回線に切り替える場合、メタルケーブル4線を利用したS/T点インターフェースにバス状に端末装置を接続する形態であるため、メタルケーブル4線を新たに敷設しなければならない。
【0005】
たとえば、ビル内の異なる場所に設置されている2台のアナログ電話機を、端末装置の1つであるISDN電話機に置き換える場合、つぎのような問題がある。通常、公衆アナログ電話回線は、ビルの所定の箇所から集配線ボックス(以下、MDFと称す)に引き込まれ、前記MDFからアナログ電話機の設置位置まで敷設される構内のメタルケーブル2線と接続される形態となっている。ISDN回線網の1回線に2台のISDN用の端末装置を接続する場合、2台の端末装置はS/T点インターフェースに接続する必要がある。回線終端装置を一方の端末装置の設置位置に設置すると、他方の端末装置を回線終端装置と接続するためには前記2つの端末装置の設置位置間にメタルケーブル4線を敷設して接続しなければならない。
【0006】
(2)通常、各家庭の電話回線は、屋外に設置される保安器から屋内にメタルケーブル2線で引き込まれている。したがって、ISDN回線の端末装置を屋外にも設置しようとすると、回線終端装置を屋外に設置し、メタルケーブル4線を屋外と屋内との両方に敷設しなければならない。
【0007】
(3)屋外に回線終端装置やテレメータ端末を設置する場合、一般的なモジュラプラグ・ジャックによる接続では腐食などに起因する接触不良が考えられるとともに、ケーブル配線などに大変手間がかかる。
【0008】
(4)屋外への回線終端装置やテレメータ端末を個別に設置するとコスト高となる。
【0009】
(5)ガスメータを接続するとともにアナログ電話回線に接続して自動検針通報するテレメータ端末は、電池を電源として利用している。しかし、ISDN回線に接続するテレメータ端末装置を実現するためには、少量の電池電源では高速処理および常時の受信待機に対応できない。しかも、屋外設置であるためにAC電源を確保しにくく、また停電時には動作できない。なお、回線終端装置には局から供給される電力で動作するものがある。
【0010】
本発明は上記の課題を解決するもので、配線が容易なメタルケーブル2線を用い、また敷設済みのメタルケーブル2線を活用して、S/T点インターフェースを端末装置の設置位置に容易に展開設置でき、また、屋外にも容易、かつ高い信頼性で端末装置を設置でき、また、屋外でも電源を容易に確保でき、さらに設置工事が簡単なデジタル端末装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係わる本発明は、ISDN回線のLI点を終端して接続する回線終端装置のS/T点インターフェースを、4線2線変換装置、メタルケーブル2線、2線4線変換装置の順に接続して任意の位置まで延長し、そのS/T点インターフェースに端末装置を接続するようにしたデジタル端末装置である。
【0012】
これにより、S/T点インターフェースを4線2線変換装置と2線4線変換装置とによりメタルケーブル2線で延長し、そのS/T点インターフェースに端末装置を接続できる。なお、回線終端装置のS/T点インターフェースには他の装置を接続してもよいことは言うまでもない。
【0013】
請求項2に係わる本発明は、回線終端装置のS/T点インターフェースにテレメータ端末装置を接続して設けた請求項1に係わるデジタル端末装置である。
【0014】
これにより屋内と屋外をメタルケーブル2線で接続する形態であっても、屋外に回線終端装置およびテレメータ端末装置を設置し、屋内に端末装置を設置することができ、屋外と屋内とにそれぞれ端末装置を設置するようにできる。
【0015】
請求項3に係わる本発明は、回線終端装置と4線2線変換装置とテレメータ端末装置とを同一筺体内に収納するとともに、LI点の接続端子、4線2線変換装置の2線インターフェースの接続端子、およびテレメータ端末装置からメータセンサへの接続端子をそれぞれ外部接続端子として設け、それぞれネジ止めで筺体外部の配線と接続するようにした請求項2に係わるデジタル端末装置である。
【0016】
これにより、工事時のケーブリング配線箇所数を低減することができ、また、外気から遮蔽して信頼性を高めることができる。
【0017】
請求項4に係わる本発明は、回線終端装置と4線2線変換装置とテレメータ端末装置とを互いにS/T点インターフェースで接続するのではなく、トランジスタ回路で結合するようにしたデジタル端末装置である。
【0018】
これにより、S/T点インターフェースで接続する場合に比べ、トランスや直流電源電圧供給回路を省くことができる。
【0019】
請求項5に係わる本発明は、ISDN回線から電力供給を受け、回線終端装置と4線2線変換装置とテレメータ端末装置とに電力を供給するようにしたデジタル端末装置である。
【0020】
これにより、回線終端装置、4線2線変換装置、およびテレメータ端末装置は、局からISDN回線を通じて電力を供給され、エネルギー源を容易に確保できるとともに、停電の恐れもない。
【0021】
請求項6に係わる本発明は、太陽電池を搭載し、回線終端装置と4線2線変換装置とテレメータ端末装置とに電力を供給するようにしたデジタル端末装置である。
【0022】
これにより、回線終端装置、4線2線変換装置、およびテレメータ端末装置の各装置を太陽電池から供給される電力を利用して動作し、屋外に設置する利点として太陽エネルギーを活用することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
請求項1ないし請求項6において、4線2線変換装置は4線全2重のS/T点インターフェースを半2重のインターフェースに変換する手段を意味し、また、2線4線変換装置は2線半2重のインターフェースを4線全2重のS/T点インターフェースに変換する手段を意味し、いずれも従来手段のものを用いることができる。屋外に4線2線変換手段を設置し、その2線半二重のインターフェースをメタルケーブル2線により屋外から屋内に延長した先に2線4線変換手段を接続し、その出力を屋内のS/T点インターフェースとする。したがって、たとえば屋外と屋内とがメタルケーブル2線で接続される形態の場合でも、屋外の回線終端装置のS/T点インターフェースとは別に、屋内のS/T点インターフェースを設けることができる。その他は記載の通りである。
【0024】
以下、実施例について説明する。
(実施例1)
以下、本発明のデジタル端末装置の実施例1について図面を参照しながら説明する。
【0025】
図1は本実施例の構成を示すブロック図である。図において、ISDN回線のLI点7を終端して接続するとともに、S/T点インターフェース6aに変換する回線終端装置1と、メタルケーブル4線によるS/T点インターフェース6aをメタルケーブル2線の2線インターフェース5aに変換する4線2線変換装置2aと、2線インターフェース5aをメタルケーブル4線によるS/T点インターフェース6bに変換する2線4線変換装置3aと、2線4線変換装置3aのS/T点インターフェース6bに接続する端末装置4aと、メタルケーブル4線によるS/T点インターフェース6aをメタルケーブル2線の2線インターフェース5bに変換する4線2線変換装置2bと、2線インターフェース5bをメタルケーブル4線によるS/T点インターフェース6cに変換する2線4線変換装置3bと、2線4線変換装置3bのS/T点インターフェース6cに接続する端末装置4bとでデジタル端末装置を構成している。なお、回線終端装置1と4線2線変換装置2aおよび4線2線変換装置2bとはビル内のMDF付近に設置し、2線4線変換装置3aは端末装置4aの側に、2線4線変換装置3bは端末装置4bの側に設置する。
【0026】
以上のように本実施例によれば、S/T点インターフェースを、4線2線変換装置と2線4線変換装置を介して、既に敷設されているメタルケーブル2線を使用して遠隔位置に延長し、延長したS/T点インターフェース6bおよび6cに端末装置を接続することができ、改めてメタルケーブル4線を敷設することなくデジタルの端末装置を接続することができる。
【0027】
なお、本実施例では2組の2線4線変換装置と4線2線変換装置とにより延長する場合について説明したが、さらに多数組により延長してそれぞれに端末装置を接続できることは言うまでもない。
【0028】
(実施例2)
以下、本発明のデジタル端末装置の実施例2について図面を参照しながら説明する。
【0029】
図2は本実施例の構成を示すブロック図である。図において、ISDN回線のLI点7を終端して接続するとともにS/T点インターフェース6aに変換する回線終端装置1と、メタルケーブル4線による前記S/T点インターフェース6aをメタルケーブル2線の2線インターフェース5に変換する4線2線変換装置2とを屋外に設置するとともに、2線インターフェース5は屋内に設置した2線4線変換装置3とメタルケーブル2線により接続され、その2線4線変換装置3のS/T点インターフェース6bに端末装置4を接続する。さらに、屋外のガスメータなどのメータセンサ9を接続するテレメータ端末装置8を屋外に設置して回線終端装置1のS/T点インターフェース6aに接続している。
【0030】
以上のように本実施例によれば、屋内と屋外とをメタルケーブル2線によリ接続し、屋外と屋内とにそれぞれS/T点インターフェース6aと6bとを設けることができるため、屋外にもテレメータ端末装置8を設置することができる。
【0031】
(実施例3)
以下、本発明のデジタル端末装置の実施例3について説明する。なお、本実施例の全体の構成は図2に示した構成と同じである。本実施例では、屋外に設置する回線終端装置1、4線2線変換装置2、およびテレメータ端末装置8の各装置を同一筺体内に収納し、外部接続端子として、LI点との接続端子、4線2線変換装置2の2線インターフェースとの接続端子、メータセンサ9との接続端子のみを設け、それぞれネジ止めで接続するようにした構成とする。
【0032】
以上のように本実施例によれば、屋外に設置する各装置を同一筺体内に収納し、外部の配線とネジ止めにより接続するようにしたことにより、設置工事のケーブリング配線が少なくて済むとともに、全体の信頼性を向上させることができる。
【0033】
(実施例4)
以下、本発明のデジタル端末装置の実施例4について説明する。本実施例の構成は図2と同じである。本実施例が実施例3と異なる点は、回線終端装置1と4線2線変換装置2とテレメータ端末装置8とを互いにS/T点インターフェースで接続せず、トランジスタ回路で結合することにある。
【0034】
これにより、相互に信号のみを伝達し合えばよいので、S/T点インターフェースで接続する場合に比べて、回線トランスや直流電源電圧供給回路が不要となる。
【0035】
以上のように本実施例によれば、回線終端装置1と4線2線変換装置2とテレメータ端末装置8とを互いにトランジスタ回路を介して結合することにより、全体の構成を簡単にでき、低コストのデジタル端末装置を実現することができる。
【0036】
(実施例5)
以下、本発明のデジタル端末装置の実施例5について説明する。図3は本実施例の構成を示すブロック図である。なお、全体の構成は図2と同じである。図3において、回線終端装置1、4線2線変換装置2、およびテレメータ端末装置8と、LI点7からISDN回線から電力供給を受け、回線終端装置1、4線2線変換装置2、およびテレメータ端末装置8の各装置に電力を供給する回線電源装置10を備えている。
【0037】
上記構成において、回線終端装置1、4線2線変換装置2、およびテレメータ端末装置8の各装置は、局からISDN回線を通じて供給される電力を利用して動作する。
【0038】
以上のように本実施例によれば、回線電源装置10により局からISDN回線を介して電力を供給するようにしたことにより、屋外に設置する場合に容易に電源を確保でき、かつ停電などの恐れもない。
【0039】
(実施例6)
以下、本発明のデジタル端末装置の実施例6について説明する。本実施例では太陽電池を搭載し、前記太陽電池から回線終端装置1、4線2線変換装置2、およびテレメータ端末装置8の各装置に電力を供給する。
【0040】
以上のように本実施例によれば、回線終端装置1、4線2線変換装置2、およびテレメータ端末装置8の各装置を前記太陽電池から供給される電力により駆動させることができ、電源を容易に確保することができる。
【0041】
なお、前記太陽電池には、発生した電気エネルギーを2次電池などに蓄積して供給する手段を備えてもよいことは言うまでもない。
【0042】
【発明の効果】
請求項1に係わる本発明は、ISDN回線のLI点を終端して接続する回線終端装置のS/T点インターフェースを、4線2線変換装置、メタルケーブル2線、2線4線変換装置の順に接続して任意の位置まで延長し、そのS/T点インターフェースに端末装置を接続するようにしたデジタル端末装置とすることにより、回線終端装置のS/T点インターフェースを4線2線変換装置とメタルケーブル2線を介した2線4線変換装置とにより任意の位置に延長し、そのS/T点インターフェースの端末装置を接続でき、メタルケーブル2線のみが敷設された場所にもS/T点インターフェースを設けることができる。
【0043】
請求項2に係わる本発明は、回線終端装置のS/T点インターフェースにテレメータ端末装置を接続した請求項1に係わるデジタル端末装置とすることにより、たとえば屋内と屋外をメタルケーブル2線で接続する形態であっても屋外と屋内とにそれぞれS/T点インターフェースを設置して、屋外にもテレメータ端末を設置することができる。
【0044】
請求項3に係わる本発明は、回線終端装置と4線2線変換装置とテレメータ端末装置と同一筺体内に収納するとともに、LI点の接続端子、4線2線変換装置の2線インターフェースの接続端子、およびメータセンサの接続端子のみを外部接続端子として設け、それぞれネジ止めで配線と接続するようにしたデジタル端末装置とすることにより、工事時のケーブリング配線箇所数を低減することができるとともに工事ミスも低減でき、また、外気から遮蔽して信頼性を高めることができる。
【0045】
請求項4に係わる本発明は、回線終端装置と4線2線変換装置とテレメータ端末装置とを互いにS/T点インターフェースで接続するのではなく、トランジスタ回路で結合するようにしたデジタル端末装置とすることにより、S/T点インターフェースで接続する場合に比べ、トランスや直流電源電圧供給回路を省くことができ、安価なデジタル端末装置を実現することができる。
【0046】
請求項5に係わる本発明は、ISDN回線から電力供給を受け、回線終端装置と4線2線変換装置とテレメータ端末装置とに電力を供給するようにしたデジタル端末装置とすることにより、回線終端装置、4線2線変換装置、およびテレメータ端末装置は、局からISDN回線を通じて電力を供給され、AC電源のない場所でもエネルギー源を容易に確保できるとともに、停電の恐れもなく、電池電源などを用いないので、バックアップの必要もない。
【0047】
請求項6に係わる本発明は、太陽電池を搭載し、回線終端装置と4線2線変換装置とテレメータ端末装置とに電力を供給するようにしたデジタル端末装置とすることにより、回線終端装置、4線2線変換装置、およびテレメータ端末装置の各装置を太陽電池から供給される電力を利用して動作させ、屋外に設置する利点として太陽エネルギーを活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタル端末装置の実施例1の構成を示すブロック図
【図2】本発明のデジタル端末装置の実施例2の構成を示すブロック図
【図3】本発明のデジタル端末装置の実施例5の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 回線終端装置
2、2a、2b 4線2線変換装置
3、3a、3b 2線4線変換装置
4、4a、4b 端末装置
5、5a、5b 2線インターフェース
6a、6b、6c S/T点インターフェース
7 LI点
8 テレメータ端末装置
9 メータセンサ
10 回線電源装置
Claims (6)
- ISDN回線のLI点を終端するとともにS/T点インターフェースに変換する回線終端装置と、メタルケーブル4線による前記S/T点インターフェースをメタルケーブル2線の2線インターフェースに変換する4線2線変換装置と、前記2線インターフェースをメタルケーブル4線によるS/T点インターフェースに変換する2線4線変換装置と、前記2線4線変換装置のS/T点インターフェースに接続する端末装置とを備え、前記メタルケーブル2線と前記2線4線変換装置とにより任意の位置にS/T点インターフェースを設置して前記端末装置を接続するようにしたデジタル端末装置。
- 回線終端装置のS/T点インターフェースに接続したテレメータ端末装置と、前記テレメータ端末装置に接続したメータセンサとを備えた請求項1記載のデジタル端末装置。
- 回線終端装置と4線2線変換装置とテレメータ端末装置とを同一筺体内に収納するとともに、LI点、4線2線変換装置の2線インターフェース、およびメータセンサの各外部接続端子のみ設け、それぞれをネジ止めで前記筺体の外部の配線と接続するようにした請求項2記載のデジタル端末装置。
- 回線終端装置と4線2線変換装置とテレメータ端末装置とを互いにS/T点インターフェースで接続するのではなく、トランジスタ回路で結合した請求項3記載のデジタル端末装置。
- ISDN回線から電力を供給される回線電源装置を備え、前記回線電源装置から回線終端装置と4線2線変換装置とテレメータ端末装置とに電力を供給するようにした請求項2ないし4のいずれか1項記載のデジタル端末装置。
- 太陽電池を搭載し、前記太陽電池から回線終端装置と4線2線変換装置とテレメータ端末装置とに電力を供給するようにした請求項2ないし4のいずれか1項記載のデジタル端末装置。
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JPH10290301A JPH10290301A (ja) | 1998-10-27 |
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1997
- 1997-04-16 JP JP09880797A patent/JP3687265B2/ja not_active Expired - Fee Related
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