JPS58154339A

JPS58154339A - 無停電化電源装置

Info

Publication number: JPS58154339A
Application number: JP57035433A
Authority: JP
Inventors: 白井　誠一; 寿郎大賀
Original assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Current assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date: 1982-03-06
Filing date: 1982-03-06
Publication date: 1983-09-13
Also published as: JPH0130378B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は中央制御装置と複数の端末機とから成る宅内シ
ステムにおいて、簡単な構成で各端末機の通信・情報処
理回路を無停電化する電源装置に関するものである。

ユーザの宅内に設置される複数の端末機をもつ通信・情
報処理システムとしては、現在、ＰＢＸ％ヂタン電話シ
ステム、および遠隔入出力装置を用いる計算機システム
などが例としてあげられる。ｐＢｘ、ｚタン電話システ
ムでは端末機を無停電で動作させるための電力があまり
大きくないので１通常の電話と同様、通信回線を介して
送電している。一方、計算機システムでは端末機が比較
的大規模であるので、その動作のための電力は、それぞ
れの端末機毎に商用交流電源よシ受電しておシ、無停電
を要求する回路については、電池を内蔵するなどの方法
で端末機毎に対処している。

しかしながら、ユーザの宅内に設置される通信・情報処
理システムの端末機は今後、急速に多様化すると予想さ
れる。例えば、一般家庭において、電話・インターホン
・テレビジョン・ラジオ・エアコン−その他インテリジ
ェント化された家電製品を結合し、ホームコンピュータ
で制御・管理するシステムについては、すでにアイデア
が提出されている。こうした多様なシステムにおいても
、電話その他の重要な回路には、商用電源が停電しても
正常に動作することが要求されるが、大小さまざまの規
模をもつ各端末機に、必要に応じて無停電電源装置を内
蔵させるのは初期コスト、保守のコスト等から見Ｉ′！て問題かあ、つた。

本発明は上記従来の欠点を除去するため、情報伝送線と
同様に中央制御装置と複数の端末機との間に電力供給線
をそれぞれ設けるとともに、中央制御装置に商用電源よ
り独立した無停電の直流電源を設け、通常は上記電力供
給線を介して各端末機に商用電力を供給し、停電時には
上記直流電源からの直流電力を供給するようにし、各端
末機では商用電力供給時にその交流電力を直流電力に変
換して、また貫流電力供給時にはその直流電力を直接、
各端末機の通信・情報処理回路へ送出するようにしたも
ので、その目的とするところは簡単な構成で各端末機の
通信・情報処理回路へ無停電電力を供給する電源装置を
提供することにある。以下、図面について詳細に説明す
る。

図面は本発明の一実施例を示すもので、図中１は通信・
情報処理部２および電源供給部３からな゛る中央制御装
置、４は端末機、５は情報伝送線であり、該情想１１１
＋伝送線５は宅内の適所に設けられたコネクタ６と、該
コネクタ６に分離・結合自在に接続する端末Ｉａ４９１
１１のコネクタ６′とを介して上記通信・情報処理部２
と複数の各端末機４との間にそれぞれ接続され、該通信
・情報処理部２から情報伝送線５を介して各端末機４の
通信・情報処理回路（図示せず）に対して指令を与えた
り、通信回線を経て外部と通信を行う如くなっている。

７は電力供給線で、既存の３線による宅内配線を利用し
たものであり、２本の電力線７１゜７２と１本の接地＃
７３とよりなっている。電力供給線７はコネクタ６に並
設された既存の第３図に示すようなコンセント８と、該
コンセント８に分離・結合自在に接続する端末機４側の
ゾラグ９によって電源供給部３と各端末機４との間をそ
′・れぞれ接続し電力を供給する如くなっている。

電源供給部３は商用電源よシ独立゛した無停電の直流°
電源、例えば２次電池３１と、交直変換回路３２と、停
電監視回路３３と切替スイッチ３４とからなっている。

上記切替スイッチ３４は電力供給線７の電力線７１．７
２にそれぞれ接続した可動接点３４１．３４２と商用電
源給電線３５．３６にそれぞれ接続した端子３４３゜３
４４と上記２次電池３１の（−）極に接続した端子３４
５．３４６とからなっておジ、上記可動接点３４１，３
４２は商用電源給電線３５と３６との間の電圧を検出す
る停、′電監視回路３３によって、商用電源が正常の時
は端子３４３゜３４４に接続し、商用電源が停電等の障
害を起し電圧が下がった時には端子３４５．３４６に接
続するよう制御される如くなっている。なお、上記の如
き停電監視回路３３と切替スイッチ３４は商用電力を整
流する整流回路と２つの切替え接点を有するリレー等に
て容易に実現される。

また上記２次電池３１の（＋）極は接地＃７３に接続さ
れてお９、該２次電池３１は交直変換回路３２で商用電
源ヲ繊流に変換した電力によって常に十分な充電状態に
保たれている。

端末機４の電源部４′は交直変換回路４１とダイオード
４２．４３と電圧監、視回路４４と切替スイッチ４５と
を備えておル、電力供給線７がら一般の大電力を必要と
する機能系へ直接、商用電力を供給するとともに、接地
線７３と直流給電線４６より通信・情報処理回路へ直流
電力を供給する。上記交直変換口Ｎ４ｘは電力＃７１゜
７２に商用電力が給電されている間、該商用電力を上記
２次電池３１と同一電圧の直流電力に変換する。切替ス
イッチ４５は直流給電＃４６に接続した可動接点４５１
と交直変換回路４１の直流出力＃４１１に接続した端子
４５２とダイオード４２．４３を介して電力＠７１．７
２に接続した端子４５３とからなっておシ、上記可動接
点４５１は電力ｌｍ７１と７２との間の電圧を検出する
電圧監視回路４４によって、電力線７１　、７−．２に
商用電力が供給されている間は端子４５２に接続し、２
次電池３１の電力が供給されている間、即ち電力１ｊ！
７１−７２間に電圧差がない場合は端子４５３に接続す
る如くなっている。　　　　　　　　　■。

次に電源供給部３と端末＠４の電源部４′の動作につい
て述べる。商用電源によｐ正規の商用電力が供給されて
いる時は電力？ｆＭ７１．７２’ｉ介して端末機４の一
般の機能系へ該商用電力が供給されるとともに交直変換
回路４１よシ直流給電線４６を介して通信・情報処理回
路へ直流電力が供給される。商用電源が停電等の事故を
生じ、その電圧が低下すると、停電監視回路３３がこれ
を検出し、切替スイッチ３４を制御して電力線７１．７
２に２次電池３１の（−）極を接続し、電力１ｆｉＡ７
１．７２と接地線７３との間に直流電力を給電する。こ
のとき電力線７１．７２は同電位となシ、電圧監視歯［
４４はこれを検出して切替スイッチ４５を制御し、直流
給電線４６にダイオード４２．４３ｆ：、介して電力＠
７１゜７２を２接続し、２次電池３１の直流電力を給電
する。このとき、電力？ＦＭ７１．７２は同電位である
ため一般の機能系は停止状態となる。

このように上記実施例によれば、各端末機４毎に電池等
の無停電！源を設けることなく無停電直流電力全通信・
情報処理回路へ供給し続けることができ、各端末機４の
コストヲ低下せしめ、保守・管理を容易にし得る利点が
ある。ま念電力供給線７およびコンセント８は既存の宅
内配線をそのまま利用し得るから、新たに配線を施す必
要がなく、実施が容易であ勺、またコンセント８とプラ
グ９とによって分離・結合自在であるから端末機４の移
動・交換が自由に・できる利点がある。また、停電時に
は電力ｌ！７１゜７２の双方に同電位の直流電力を加え
るようになしたため、一般の機能系では、電力は消費さ
れず、従って２次電池３１の容量は各端末機４の通信・
情報処理回路の消費電力の総和にょシ決定され、必要最
小限のものとなし得る。

なお、上記電源供給部３に既存の電力配線系の積算電力
計、サーキットブレーカ、７ユーズ等を含めて、これら
の情報を通信・情報処理部２を通じて外部へ送出するよ
う構成することもできる。また通信・情報処理部２は停
電監視回路３３から商用電源の状態全読取り、その状態
に応じた指令を各端末機４へ送出するように構成するこ
とも可能である。また、交直変換回路３２０代りに２次
電池３１’ｔ−充電するものとして、太陽電池、燃料電
池等を使用することもでき、更にまた十分に大容量、高
信頼の１次電池が得られれば、これを２次電池３１に置
き換えて、交直変換回路３２を省略することもできる。

また、上記実施例では直流電力に関してはプラス接地接
続を例示しているが、マイナス接地接続でも同様に使用
可能であ゛る。また上記実施例では商用電源停電時に電
力線７１．７２に同電位の直流電力を加えているが、こ
れをそれぞれ電圧の異なるものとすることもできる。

なお、上記実施例では情報伝送線５と電力線７とは別々
に配しているが、これを一本化し、合わせてコネクタ６
とコンセント８、およびコネクタ６′とプラグ９とをそ
れぞれ一体化することもでき、この様にすれば配線、接
続等がより簡易となる。

以上説明したように本発明によれば、無停電直流電力を
必要とする通信・情報処理面路を備えた端末機を複数個
有し、該複数の端末機を中央制御装置で一括して制御す
る宅内システムにおいて、上記中実制御装置と複数の端
末機との間に電力供給１１ｉをそれぞれ設けるとともに
、中央制御装置、には商用電源よシ独立し念無停電の直
流電源と、上記電力供給線に商用電源または上記直流電
源を接続する切替スイッチと、商用電源の電圧検出時は
上記電力供給線に商用電源を接続し、停電時は直流電源
を接続するよう上記切替スイッチを制御する停電監視回
路を設け、端末機には商用電力供給時に電力供給線から
上記直流電源と同一電圧の直流電力を取シ出す交直変換
回路と、通信・情報処理回路へ直流電力を与える直流給
電線に上記交直変換回路の直流出力線または上記電力供
給線を接続する切替スイッチと、上記電力供給線の商用
電力を検出した時は上記直流給電線に交直変換回路の直
流出力線を接続し、不検出時は電力供給線を接続す１・
　　′するよ５上記切替スイツチを制御する電圧監視回路を設け
たので、各端末機毎に保守や管理の手を供給でき、各端
末機の構成を簡略化し、コストを低下せしめ、更にシス
テム全体の保守・管理を容易にする等の利点がある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は本発明
の無停電化電源装置を適用した宅内システムの概要を示
す説明図、第２図は本発明の無停電化電源装置の回路図
、第３図は本発明の電力供給線に使用するコンセントと
プラグの斜視図である。１・・・中央制御装置、２・・・通信・情報処理部、３
・・・電源供給部、４・・・端末機、４′・・・端末機
４の電源部、５・・・情報伝送線、７・・・電力供給線
、３１・・・２次電池、３３・・・停電監視回路、３４
゜４５・・・切替スイッチ、４１・・・交直変換回路、
４４・・・電圧監視回路、４６・・・直流給電線、４１
１１：′：・・・直流出力線　　　・・・・特許出願人　　日本電信電話公社

Claims

【特許請求の範囲】

無停電直流電力を必要とする通信・情報処理回路を備え
た端末機を複数個有し、該複数の端末機を中央制御装置
で一括して制御する宅内システムにおいて、Ｊ：記中央
制御装置と複数の端末機との間に電力供給線をそれぞれ
設けるとともに、中央制御装置には商用電源よシ独立し
た無停電の直流電源と１．上記電力供給線に商用電源ま
たは上記直流電源を接続する切替スイッチと１．商用電
源の電圧検出時は上記電力供給線に商用電源を接続し、
停電時は直流電源を接続するよう上記切替スイッチを制
御する停電監視回路を設け、端末機には商用電力供給時
に電力供給線から上記直流電源と同一電圧の直流電力を
取り出す交直変換回路と１通信・情報処理回路へ直流電
力を与える直流給電線に上記交直変換回路の直流出力線
または上記電力供給線を接続する切替スイッチと、上記
電力供給線の商用電力を検出した時は上記直流給電線に
交直変換回路の直流出力Ｓを接続し、不検出時は電力供
給線を接続するよう上記切替スイッチを制御する電圧監
視回路を設けたことを特徴とする無停電化電源装置。