JP3683884B2 - Ground maintenance tool - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、グランドなど荒れた地面上を圧し均したり、土、砂の中にある小石を濾しながら地面を綺麗に掃除して整備する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、広いグランド、テニスコート等の地面を整備する方法としては、コートブラシ、グランドレーキ(砂ならし)などで地面上を擦らしながら引っ張って均す方法が取られている。これは荒れた地面を均したり盛り上がった土、砂を窪んだ場所に移し平坦にするだけの作業であり、グランドに自然に点在する小石、ゴミ、枯葉などは人の手作業で拾い集めなければならない。このような整備作業の後に競技が行われている。
【0003】
特公昭55−119810(校庭及びグランドなどにおける小石の採取機)公報では、掘り起こし機で地面を浅く掘り起こし、ローラーで地面の石や危険物をバケットに採取し、バケットで選別された砂などを均等に地面に落下させ地面の表面を整地しながら進む小石の採取機械が提案されている。
【0004】
また、出願人は先に特願2001−248658号で、前部に取り付けたブラシローラーの回転力を利用して土、砂、小石、ゴミを網上に跳ね上げ、その網上で濾されて落ちた土、砂を後部に取り付けたグランドレーキと同じ機能のある均し板を、擦らしながら引っ張ることによって均す方法を提案している。
【0005】
【発明が解決しょうとする課題】
競技を始める前に必ず荒れた地面の整備作業をする必要がある。それは広範囲のグランド上には自然に小石、ゴミ、枯葉など、土、砂以外のものが混じり込んでいるので、野球の場合これらのものによって競技中にボールの方向を変えて、このボールが競技者の顔や身体等に当たって怪我を引き起こしたり、転けた時に怪我をしたり競技中の選手に大きく影響する場合がある。
【0006】
地面を平坦にするために人はコートブラシ・グランドレーキをもって広範囲のグランドを歩き回らなければならないので、時間の掛かる作業である。コートブラシは細長い木の下面に植え込んだブラシで地面を撫でるようにして均すだけのものである。また、グランドレーキも木・鉄・アルミなどで作られた長方形の厚板をある角度で引っ張ることによって地面上を掻いて均すだけものであり、何も取り除くことが出来ないもので、地面を圧し均すことも出来ないものである。スポーツの種類やその日の天候やグランドの所在地によって、グランド面の状態は様々な固さをしていたり荒れ方をしたり汚れ方をしているので、現在使用されている整備具では対処されていない。そのような様々な状態に合わせて対処することの出来る機能を備えた整備具が必要である。
【0007】
また、校庭及びグランドなどにおける小石の採収機械は、地面を掘り起こしてローラーで採収したものをバケットより地面に落下させるだけのものであるから、砂は地面に撒かれるだけで全く均一に均されるものではない。
【0008】
さらに、出願人の先の特願2001−248658号の提案では、グランドの土、砂が乾燥した状態で使用した場合は早く濾されて均すことが出来るが、水分を十分含んで荒れたグランドで使用した場合は、網上に土、砂、小石などが濾されずに残り、均し板に加わる重量によって抵抗が大きくなり、擦らしながら引っ張るには重くなり過ぎる問題点がある。
【0009】
本発明は、上述の点に鑑みて、様々なグランド状態に対応して、スピードを上げて引っ張りながらグランド均しと掃除と砂粒を一定の大きさに調整することを、比較的小さな力で同時に効率よく出来るようにすることを課題としたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明の請求項1記載のグランド整備具(以下、本発明1と言う)は、底面を長方形の網2とし、この網2の一方の長辺から水平に伸びているか又は、前方斜めに伸びているか又は、斜め下方に伸びており且その先端に水平部を有する掬い板7を取り付け、他の三辺に側板4、4と長側板6を設け、後方に延長された両側板4、4の間に回転自在にして軸支させた均しローラー3、或いは均しブラシローラー13を備えた濾し具において、掬い板7の前方まで伸びている両支持板9,9の後方瑞部を、両側板4、4の前方瑞部に取り付け、両支持板9,9の前方瑞部に2個の車輪18、18を回転自在にして設けたことを特徴としている。
【0011】
かかる構成により、本発明1を引っ張った場合は、前方に設けた両車輪18、18によって一定の高さの地面上を掬い板7で削り、掬い板7上に集積した土、砂、小石、ゴミなどは網2上に押し上げられ、本発明1を引っ張って移動する時の振動を利用して小石・ゴミなどは、網2上で振り分けられた後、濾されて落ちた土、砂は後部の均しローラー3、或いは均しブラシローラー13によってグランド面を綺麗に圧し均す事が出来るものである。
【0012】
請求項2記載のグランド整備具(以下、本発明2と言う)は、上記濾し具1において、両側板4、4の前方瑞部に、掬い板(7)の前方まで伸びている両支持板9,9の後方瑞部を取り付け、この両支持板9,9の前方瑞部の間に、回転自在にして軸支させたブラシローラー5、或いは均しローラー3を配設したことを特徴としている。
【0013】
かかる構成により、本発明2を引っ張ることによって前後のローラーは同時に回転し、その間に設けた掬い板7で一定の高さの地面上を削り、掬い板7の上や前に集積した土、砂、小石、ゴミなどは前部のブラシローラー5の回転力を利用して効率よく網2上に跳ね上げられる。また、別の均しローラー3の場合は、掬い板7で削る前に回転して地面を圧し均すので、地面を一定の深さに削り易くすることが出来る。そして本発明2を引っ張って移動する時の振動を利用して小石・ゴミなどは、網2上で振り分けられ濾されて落ちた土、砂を後部に設けた均しローラー3、或いは、均しブラシローラー13によってグランド面を綺麗に圧し均らすことが出来るものである。
【0014】
請求項3記載のグランド整備具(以下、本発明3と言う)は、平行にした2枚の固定板14、14の間に、複数の均しローラー3又は、均しブラシローラー13を回転自在に軸支させ、少なくとも一つの間にローラーと平行に削り具15を設けたことを特徴としている。
【0015】
かかる構成により、本発明3の削り具15を地面に接しない位置に固定して使用した場合、前後の2個のローラーの回転で地面上を圧し固めて均すことが出来る。また、削り具5のアングルの先端部25を地面に接するように固定した場合、ローラーの間に設けた削り具15は、地面の余分な土、砂を平らに削り柔らかくしながら前後の2個のローラーによって窪みを埋めながら圧し固めて均すことが出来るものである。
【0016】
請求項4記載のグランド整備具(以下、本発明4と言う)は、底面を長方形の網2とし、この網2の一方の長辺から前方斜めに伸びているか又は、斜め下方に伸びており且その先端に水平部を有する掬い板7を取り付け、他の三辺に側板4、4と長側板6を設け、掬い具17まで伸びている両支持板9,9の後方瑞部を両側板4、4の前方瑞部に取り付け、両側板4,4の後方瑞部に2個の車輪18、18と、両支持板9,9の前方瑞部に2個の車輪24,24を回転自在にして軸支させたことを特徴としている。
【0017】
かかる構成により、この本発明4をグランドや芝生上で引っ張って使用した場合は、掬い具17に多数本配置させた掬い棒16の先端は、地面、芝生などの中を潜って止められることなく前進することが出来るので、枯葉、小枝、ゴミ、小石や地面に半分埋もれている小石などを掬い集めることが出来るものである。
【0018】
請求項5記載のグランド整備具(以下、本発明5と言う)は、細長い均し具32の長手方向中央部に握り棒20の先端を取り付け、均し具32の両端に握り棒20と平行にして、外側上端部に突起状ストッパー30を取り付けた固定側板31,31を設け、この両固定側板31,31と平行にして設けた2枚の固定板14,14の一方瑞部の間に、上記固定側板31、31を介して均し具32を回動可能にして軸支させ、上記2枚の固定板14,14の他方端部の間に、均しローラー3を回転自在にして軸支させたことを特徴とするグランド整備具。
【0019】
かかる構成により、本発明5の握り棒20を持ち地面上を擦らしながら前後動させたり、引っ張って地面を削りながら歩き廻って均していく場合、その作業中の上下動や振動に影響されずに均しローラー3は、均し具32に連動して回転しながら地面上を圧し均すことが出来る。また、両固定側板31、31に取り付けた両突起状ストッパー30、30で両固定板14、14を止めることによって均しローラー3だけで均すことも、均し具32を重くして均すことも出来るものである。
【0020】
請求項6記載のグランド整備具(以下、本発明6と言う)は、長方形の天板28の下面にはブラシ27、上面にはブラシ27か均し具32又は、溝付き掬い具33の何れか一つ又は二つを取り付け、上記天板28の両側面又は側面に取り付けた両側板4,4に、固定板14,14の一方端部を回動可能にして設け、その固定板14,14の他方端部の間に、均しローラー3を回転自在にして軸支させたことを特徴としている。
【0021】
かかる構成により、この本発明6に握り棒20或いは、紐用穴34に紐を取り付けてブラシ27を下側にして地面上を引き摺る場合に、長方形のブラシ27は地面を掃きながら均していくので、掃かれた土、砂によって窪みを埋めていくことが出来る。そして平坦になった地面をブラシ27の振動や動きに影響されずに、均しローラー3によって地面上を更に綺麗に圧し均すことが出来る。そして下面にブラシ27を取り付けた長方形の天板28の上下を反転させて使用した場合は、均し具32で地面を均し、溝付き掬い具33で小石、ゴミなどを掬うことが出来るものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
実施の形態の一例として、図1は本発明1の斜視図を、図2は本発明1の他の例の斜視図を示している。底面を長方形の網2とし、この網2の一方の長辺から水平に伸びているか又は、前方斜めに伸びているか又は、斜め下方に伸びており且その先端に水平部を有する掬い板7を取り付け、他の三辺に側板4、4と長側板6を設け、後方に延長された両側板4、4の間に回転自在にして軸支させた均しローラー3、或いは均しブラシローラー13を備えた濾し具1において、掬い板7の前方まで伸びている両支持板9,9の後方瑞部を、両側板4、4の前方瑞部に取り付け、両支持板9,9の前方瑞部に2個の車輪18、18を回転自在にして設けたことで構成されている。
【0023】
この本発明1を引っ張る場合、掬い板7は両車輪18、18によって地面を削り過ぎないように、一定の深さを保ちながら地面上を削りながら進むので、盛り上がった土、砂などは掬い板7上や前に集められる。その量が増えると掬い板7を乗り越え網2上に押し上げられ、本発明1の掬い板7を擦らしながら移動する時の車輪やローラーの振動を利用して、小石・ゴミなどは網2上で振り分けられ濾されて落ちた土、砂は、後方の均しローラー3、或いは均しブラシローラー13によって、グランド面を綺麗に圧し均す事が出来るものである。
【0024】
実施の形態の一例として濾し具1の網2は、長さ99cm、幅12cmで線径2mmのステンレスの4メッシュを使用しているが、グランドを調整する時の砂粒の大きさに合わせて網目の粗さを変える事は出来る。両側板4、4と長側板6はステンレスの平板を使用し、車輪18は直径75mmのゴム製のものを使用している。均しブラシローラー13は、太さ0.6mmの波付きの長さ2.5cmのナイロン製のもので、直径5cmの軸に一箇所38本束ねたものを周回16箇所に植え、全長は98cmに80箇所に植えたのものを使用しているが、他のブラシとしてはシダ毛や金属製でも良い。均しローラー3の全長は98cmで直径10cmのものを使用し、材質はゴム、合成樹脂、金属製のパイプなどを使用してその大きさや重量を替えることによって、グランド面を仕上げる状態に応じて使い分けることが出来る。車輪18の取り付け位置は車輪の跡形が消えるように後部のローラーの両端より内側に取り付ける必要がある。
【0025】
この本発明1を引っ張る方法としては、図1、2で示すように握り棒20の先端に取り付けたコ字状横棒を両側板4、4に回動可能にして設けて引っ張る方法と、両側板4、4にパイプ、チェーン、ベルト、紐などを取り付け引っ張る方法などがあり、本発明1の本体の大きさ、形状に応じて選択することが出来る。前部に車輪18を取り付け後部には均しローラー3、或いは均しブラシローラー13を取り付けることによって、網2上に乗った土、砂の量で濾し具1が重くなった場合も引っ張る力を軽くし、その重量を利用して地面を綺麗に圧し固めて均すことが出来る。
【0026】
図3は、図1のA−A横断面図を示している。本発明1の掬い板7を平板とした場合は、地面上に密着する面積が大きくなり、地面上の土、砂、小石などを残さず掬うことが出来るので、土、砂の量の少ないグランドでの使用に適している。均しブラシローラー13は、多少の起伏のある地面もブラシの柔軟性によって地面に密着しソフトに圧し均すことが出来る。また、図4は、図2のB−B横断面図を示している。実施の一例として、本発明1の掬い板7の先端部から前方水平に伸びているか、斜め下方に伸びているか、斜め下方に伸びており且その先端に水平部を有する掬い棒16を、隣の棒16と所定の間隔を開けて多数本設けても良い。こうすることにより地面の土、砂、小石などは掘り起こされて柔らかくなり土、砂などを掬い板7上に掬い易くすることが出来る。そして前方に水平部を有する掬い板7を取り付けた場合には、網2の位置を地面より高くすることが出来るので、掬い板7の前面に多量の土、砂を貯め、その土、砂を窪みに埋めながら均すことが出来るので、土、砂の量の多いグランドに適している。
【0027】
更に実施の一例としては、掬い板7の全面に櫛の歯のように細い溝を設けることで、細かい土、砂を濾すことも出来る。また、両側板4、4と長側板6の変わりに網を使用することで濾す土、砂の量を増やし、網2の位置を地面より高くすることによって、地面との空間に多くの土、砂を落とし、連続して濾し続けることが出来る。そして本発明1を水分量の多い地面で使用した場合は、ブラシやローラーの表面に土、砂などが付着するので、それを防止するために両側板4,4の間にローラーに接近させて、砂落し具21を取り付けることで解決することが出来る。この砂落し具21はゴム、合成樹脂や金属の平板や金属製のブラシ状のものなどが良い。
【0028】
図5は本発明2の実施の形態の一例を示す斜視図である。図6は本発明2の実施の形態の他の例を示す斜視図である。上記濾し具1において、両側板4、4の前方瑞部に、掬い板7の前方まで伸びている両支持板9,9の後方瑞部を取り付け、この両支持板9,9の前方瑞部の間に、回転自在にして軸支させたブラシローラー5、或いは均しローラー3を配設したことで構成されている。
【0029】
実施の形態の一例として図6で示しているのは、本発明2を引っ張る方法として握り棒20の先端に取り付けたコ字状横棒を両支持板9、9或いは、ローラー軸などに回動可能にして取り付け握り棒を引っ張る方法があるが、それ以外にベルト、チェーン、パイプ、紐などを両支持板9、9に取り付けて引っ張ることも出来る。図7は、図5のC−C横断面図であり、前部にブラシローラー5を後部に均しブラシローラー13取り付けたものを示している。また、図8は、図6のD−D横断面図であり、それらは前後には同じ形のローラーを取り付けたものを示しているが、用途に合わせて異なったローラーの組み合わせにすることも出来る。
【0030】
図8で示すように、前部に均しローラー3を取り付けた形のものは、小石やゴミが無い綺麗なグランドの場合に使用し荒れた地面を圧すための機能強化させて整備することが出来る。また、後部に均しローラー3を取り付けた場合も、表面の柔らかい土、砂を圧し均して平らな地面に整備することが出来る。そして人や自転車で引っ張る時は、小さな直径の軽いローラーを使用し、バイク、自動車で引っ張る時は、大きい直径の重いローラーを使用すると良い。ローラーの種類、重さ、直径の大きさによって、そのスポーツの各種目に適した最適なグランド面に整備することが可能となる。
【0031】
実施の一例として図9は、本発明2の整備動作の説明図である。本発明2を引っ張ることによって前後のローラーは同時に矢印F,Gの方向に回転し、地面に密着している掬い板1で削った砂10、小石11などは、ブラシローラー5に多数植えられたブラシで矢印Hの方向に跳ね上げられ網2上で濾された後、矢印Iで示すように地面に落ち後部の均しブラシローラー13で均されている状態を示している。本発明1と同様に本発明2においても、掬い板1の先端部に掬い棒16を、隣の棒16と所定の間隔を開けて多数本設け地面を掘り起こすことで掬い板7上に小石などを掬い易くすることも出来る。
【0032】
グランドの中の水分量によってブラシローラー5や均しローラーの表面に土、砂などが付く場合は、両側板4,4の間に取り付けた砂落し具21によって削り落とすことが出来る。ブラシローラー5によって跳ね上げられた砂10、小石11などは、両側板4,4間に取り付けた飛び出し防止板12によって、濾し具1内の網2上に全て積もらせることが出来るので、ブラシローラー5の回転を上げて、跳ね上げる土、砂の量を増やすことが出来る。そして網2上に乗った多量の砂、小石などで重くなった濾し具1も前後部に取り付けた均しブラシローラー13、均しローラー3の回転によって軽く引っ張ることが出来るので、人が走って使用したり自転車、バイク、自動車などで引っ張ることも可能になり、広範囲のグランドの整地作業には特に適しているものである。
【0033】
スポーツの各種目に適した最適なグランド面に整備するために、掬い板1の削る深さを調整する場合と、グランド整備具を長年使用してブラシやローラーが摩耗してきた場合は、両支持板9、9と両側板4の間を締めている螺子7によって、掬い板1とローラーの位置関係を最良の状態に変更することが出来るが、その他に側板4を掬い板7の前方まで延長して両側板4,4の間にローラーを設けた場合は、側板4の前方瑞部に長穴を縦向けに開けることによってローラーを上下に調整させることも出来る。
【0034】
実施の形態として、図10は本発明3の実施の一例を示す斜視図である。平行にした2枚の固定板14、14の間に、複数の均しローラー3又は、均しブラシローラー13を回転自在に軸支させ、少なくとも一つの間にローラーと平行に削り具15を設けたことで構成されている。
【0035】
実施の形態の一例として、図10、11では削り具15の中央部に設けた両固定小板26に支持させた回動軸19に握り棒20の先端を回動可能にして取り付け、削り具15の両端を削り具15が地面に接しない位置にして両固定板14に螺子8で固定し、握り棒20を操作して前後動させて使用した場合、前後の2個のローラーは地面上を回転して圧し固めて均すことが出来ることを示している。固定板14の螺子8の位置が中央より少し右に寄っているのは、削り具15を回動させるための軸の位置が回動軸19とアングルの先端部25の間に位置するためであり偏心して回動することになるからである。また、図12では、図11で固定していた削り具15の位置を反対側に握り棒20を回動させて変えた場合を示している。これはアングルの先端部25で地面上を削れるような位置に削り具15を両固定板14,14に固定して、握り棒20を操作して前後動させながら使用すると、2本のローラーの間に設けた削り具15によって地面を均一に削り前後の均しローラー3,3によって削られた土、砂を圧し均すことが出来るものであり、グランド面はコンクリートの舗装面のような状態に仕上げることが出来るものである。削る深さを調整するには、両固定板14、14に縦向けに開けた長穴の螺子8で削り具15を上下させて決定した位置で固定するか、削り具15のアングルの先端部25を好みの深さに削れる位置まで回動させて、そこで固定することによって調整することも出来る。握り棒20自体は回動することが出来るので、このように反転させても何ら問題はない。
【0036】
実施例では2本のローラーのものを示したが、ローラーの数はもっと増やしても良いし、各ローラーの中間には削り具15を設けても良い。本発明3を引っ張る別の方法としては、両固定板14、14にパイプ、チェーン、ベルトなどを取り付ける方法があり、バイク、自動車で引っ張ることも出来るので、大型のものを製作することも可能である。この削り具15の形状は断面L字状を示しているが、平板を立てたものや斜めにしたもの或いは、断面U字状であっても良く、掬い具17のようなものなど地面を均一に削れるものであれば良い。また、コートブラシを取り付けても良く、小石やゴミの少ない整備されたグランドでの使用に適している。そして均しブラシローラー13を取り付けた場合においてもまた、違うローラーの組み合わせをしても同様の性能を発揮することが出来ものである。
【0037】
実施の形態の一例として、図13は本発明4の実施の一例を示す斜視図である。底面を長方形の網2とし、この網2の一方の長辺から前方斜めに伸びているか又は、斜め下方に伸びており且その先端に水平部を有する掬い板7を取り付け、他の三辺に側板4、4と長側板6を設け、掬い具17まで伸びている両支持板9,9の後方瑞部を両側板4、4の前方瑞部に取り付け、両側板4,4の後方瑞部に2個の車輪18、18と、両支持板9,9の前方瑞部に2個の車輪24,24を回転自在にして軸支させたことで構成されている。
【0038】
掬い具17に取り付けられた多数の掬い棒16をグランドや芝生の中を前進させる場合、掬い棒16の所定の間隔以内の大きさの土、砂、小石、草などは、地面と補強板22の間も掬い棒16の所定間隔以上に開けてあるので、掬い棒16の間を何の障害も無く通過して、地面上に落ちている所定の間隔以上の大きさの枯葉、小枝、ゴミ、小石や地面に半分埋もれている小石などを掬い具17で掬われ網2上に押し上げられる。三辺側面に囲い網23を設けることで多量のものを集めることが出来る。また、掬い棒16の別の形態としては、櫛の歯のような形の平板を多数本配置させた掬い具17でも良い。そして様々な場所のグランドや芝生の中の状態に合わせて、最も掬い具17を掬い集め易い深さにするためには、支持板17と側板4を止めている螺子8で車輪18の高さを調整することによって出来る。また、その他に側板4を掬い具17の上方まで延長して両側板4,4の間に車輪24を設けた場合は、側板4の前方瑞部に長穴を縦向けに開けることによって車輪24を上下に調整させることも出来る。
【0039】
実施の形態の一例として本発明4を使用する方法としては、握り棒の先端に取り付けたコ字状横棒を両側板4、4或いは、両支持板9,9や両側板4、4に回動可能にして設けて引っ張る方法又は、パイプ、チェーン、ベルトなどを両側板4、4或いは、両支持板9、9に取り付けて人、自転車、バイクで引っ張ることも来るので、簡単に誰にでもグランドや草地の掃除をすることが出来るものである。手動式のものとしては単純な構造になっているので、安価に作ることも出来る。また、本発明4の幅広い大型のものは、救い具17の中央部前方に車輪24を追加して取り付け製作することが出来るので、バイク、自動車に設置してスピードを上げて使用することで、ゴルフ場、サッカー場、野球場など広範囲の掃除を効率良く出来るものである。
【0040】
請求項4で言う、掬い具17まで伸びている意味とは、図14の図13のK−K横断面図で示しているように、車輪24の位置を掬い具17の上部あたりに設けることを指している。また、支持板9と側板4は螺子9によって取り付けてあるが、側板4を掬い具17上部まで延長して車輪24を設けることも出来る。この場合は、前方側板4の瑞部に長穴を縦向けに開けて車輪24を上下の位置に調整させることも出来る。
【0041】
実施の形態の一例として、図15は本発明5の斜視図を示している。本発明5は、細長い均し具32の長手方向中央部に握り棒20の先端を取り付け、均し具32の両端に握り棒20と平行にして、外側上端部に突起状ストッパー30を取り付けた固定側板31,31を設け、この両固定側板31,31と平行にして設けた2枚の固定板14,14の一方瑞部の間に、上記固定側板31、31を介して均し具32を回動可能にして軸支させ、上記2枚の固定板14,14の他方端部の間に、均しローラー3を回転自在にして軸支させたことで構成されている。
【0042】
本発明5の握り棒20を持ち地面上を均し具32で前後動させたり、引っ張りながら歩き回ることにより、荒れたり盛り上がった場所の土、砂は削られながら柔らかく広げられるが、均し具32に接近させて取り付けてある均しローラー3は、固定板14によって連動して回転しているので、その重量によって地面を圧し均すことが出来るものである。
【0043】
実施の形態の一例として、本発明5の均し具32はアングルを使用している。両端に取り付けた固定側板31には回動軸19又は軸穴が設けてあり、固定側板31の形状は重い均しローラー3を軸支させた固定板14を止めるための突起状ストッパー30を取り付けるためには長方形のものが良い。固定側板31の外側上端部に設けたストッパーの厚みは、固定板14と同じ厚みのものである。図面の形状では台形をしているが、丸でも四角でも良い。均し具32に中実体の角材のように端面のあるものを使用した場合には、突起状ストッパー30と回動軸19又は軸穴を設けた長方形の固定側板31を取り付け、固定板14と回動可能に軸支出来るようにしなければならない。また、均し具32に中空体のように端面の無いものを使用した場合も、同様に突起状ストッパー30と回動軸19又は軸穴を設けた固定側板31を取り付ける必要がある。
【0044】
本発明5の実施形態の一例として図16では、L字形の形状をしたアングルの均し具32を使用しているので、前後動がし易く地表面を薄く均して使用できることを示している。そして本発明5の握り棒20を持ち上げて図16の矢印の方向に均し具32を反転させた場合、図17で示しているように突起状ストッパー30で止めることにより、均し具32は地面から浮いた状態になるので、均しローラー3だけでグランドを均すこともできる。また、実施の形態の一例として図18は、地表面をアングルの先端部25で強く削っている状態を示している。均し具32をこの状態にして図18の矢印の方向に均しローラー3を反転させて突起状ストッパー30で止めた場合、図19で示すような状態となり、均しローラー3全体の重量を均し具32に乗せることができる。これは乾燥した固い地面やひどく荒れている場所などを均し易くすることが出来る。また、突起状ストッパー30は一定の位置に固定して使用することもできる。このように均し具32と均しローラー3の使用方法を変えることによって様々な地面の状態に合わせて本発明5を使用して地面を均すことができるものである。
【0045】
均し具32の材質は鉄、ステンレス、木の角材、樹脂、アルミなどで製作することが出来る。均し具32の別の形状としては、熊手のようなものや鋸刃のようなものや固いブラシを取り付けることも出来る。均しローラー3は直径5センチメートル、長さ1メートルあり、材質は鉄、ステンレス、樹脂などが良い。重さは2キログラムあるが、使用条件によって長さや重さは変えて製作することも出来る。
【0046】
実施の形態の一例として、図20は本発明6の実施の一例を示す斜視図である。本発明6は、長方形の天板28の下面にはブラシ27、上面にはブラシ27か均し具32又は、溝付き掬い具33の何れか一つ又は二つを取り付け、上記天板28の両側面又は側面に取り付けた両側板4,4に、固定板14,14の一方端部を回動可能にして設け、その固定板14,14の他方端部の間に、均しローラー3を回転自在にして軸支させたことで構成されている。
【0047】
実施の形態の一例として、長方形の天板の下面に設けたブラシ27の大きさは幅1m50cm、奥行15cm、長さは2cmである。前面に削り板29を取り付け握り棒20或いは、紐用穴34に紐を取り付け引っ張って地面を擦らせて行く場合、地面を削って削り板29の前面に土、砂が盛り上がり地面との隙間が無くなるので、その場所に土、砂、小石、ゴミなどは溜められるが、徐々に細かいものは削り板29の下を潜っていくことになる。そして削り具29の下を潜れない比較的大きい小石、ゴミはその場所に残されるので取り除くことが出来る。また削り板29を潜ってブラシ27の中に入った小石、ゴミ、枯葉などはブラシの毛の間に挟まるものは引き摺ってグランドの端まで運んで除去することも出来る。ブラシ27が通リ過ぎた地面は、固定板14によって回動自在に動く均しローラー3の回転によって綺麗に均すことが出来る。また、図20の矢印の方向に均しローラー3を反転させた場合、図21で示すように天板28上に均しローラー3が乗り、その重さがブラシ27に加わることによって地面をより強く掃きながら均すことができるものである。
【0048】
実施の形態の一例として、図22は図20で示している天板28の下面に取り付けたブラシ27を反転させた状態を示している。均し具32を天板28の前部に取り付け、天板28の後部には掬い板面を水平にした溝付き掬い具33を設けたことで、前部の均し具32で地面を削りながら均した後、後部の溝付き掬い具33の溝幅より大きい小石、ゴミなどを掬い上げて溜めることができるので、グランドに点在する小石、ゴミを効率良く取り除くことが出来る。そして、その地面は両固定板14に回動可能にした均しローラー3によって圧し均すことができる。図22の矢印の方向に均しローラー3を反転させてブラシ27上に乗せた場合は、その重量が加わり強く削りながら深く掬い上げることが出来る。このようにして本発明6は、一台で二種類の作業をすることが出来る整備具である。
【0049】
本発明6のブラシ27の材質は、ポリエチレン製人口芝を天板28に張り付けたものを使用しているが、天板28にナイロン製の毛、其の他合成樹脂製の毛や金属製の毛を植え込んだものでも良い。均し具32としてはアングル、底面が平面になったものに多数の突起物を並べて取り付けたもの、木の角材、人口木材の角材、金属製角パイプ、熊手状のもの、固いブラシ、ゴム、合成樹脂などで製作できる。溝付き掬い具33としては、アングルに細長い溝を多数設けたもの、長孔のパンチング、エキスパンドメタルなどがあり、材質はステンレス、鉄の金属製で摩耗し難いものが適している。天板28の材質は、ゴムチップを固めたもの、人口木材、樹脂、アルミ板、鉄板、ステンレスなどが適している。また、削り板29の材質は、ゴム、天然木、樹脂などブラシ27と同時に摩耗するものをが良い。野球、テニス、サッカーなど競技種目によってグランドの整備の状態が異なるので、本発明6はその競技に応じた材質を使用してその競技に合ったサイズの整備具を製作することが出来るものである。
【0050】
尚、実験結果では、本発明1,2は地面が晴天続きの乾燥したサラサラの砂の状態の時は、細かい網目を使用して濾しながら均すことが出来た。また、人、自転車、バイク、自動車などによって本発明2を引っ張った場合、速く濾して綺麗に均すことも出来たが、水分を含んだ地面の状態で本発明1、2を引っ張った場合、土、砂、小石などは濾され難くいが、網2上に積み上げられた土、砂の重量によって、水平に取り付けられた掬い板1は地面に圧し付けられても、前後に取り付けた車輪18やローラーの回転によって引っ張り易く綺麗に平坦に均すことが出来た。本発明3は、地面の水分量に関係なく窪んだ部分の周りの土、砂も集めて地面を圧し固めて綺麗に平らにすることが出来た。また、本発明4は、広範囲のグランドに散らばっている半分埋まっている石やサッカー場や野球場の外野などの芝生上の小枝、枯葉、ゴミなどを効率良く掬い集めることが出来た。本発明5は、グランドの荒れた場所の土、砂を圧し固めたり、盛り上がった固い土を削って均したり、土、砂を掻き集めて窪みを埋めて固い平坦な地面にすることが出来た。本発明6は、ブラシ27を取り付けた片面で掃き均した後、均しローラー3で圧し均して簡単に綺麗なグランドに整備することが出来る。また他方片面では溝付き掬い具33によって比較的大きい小石、ゴミなどを掬って溜めて取り除くことが出来た。
【0051】
【発明の効果】
本発明1によれば、日常的に使用することによって今までグランドで拾われなかったものや、競技中にスパイク、運動靴などによって荒らされ地中から出て来た小石・ゴミなどものが除去されるようになり、自然にグランドの土質が安全な細かな砂粒に変換されて、グランドの窪んだ場所も平らに均されてくる。このことは競技中に思い切ったプレーが出来ることになりグランドでの怪我も少なくなった。
【0052】
本発明2によれば、全て生じると共に、人が走ったり自転車、バイク、自動車などで引っ張ることによって、広範囲のグランド整備を短縮して綺麗に行うことが出来るものである。
【0053】
本発明3によれば、小石、ゴミの無い綺麗なグランドにおいて、人が圧しながら前後動させることにより、グランド使用後の柔らかくなった地面を圧し固めながら整備出来るものであり、また、地面を削りながら窪んだ場所を埋めつつ地面を硬く平らな面に直すことが出来るものである。更に、大型のものをバイク、自動車などで引っ張ることによって、広範囲のグランド整備を短縮して綺麗に行うことが出来るものである。
【0054】
本発明4によれば、野球場やサッカー場やゴルフ場などの広範囲の芝生上に乗っているゴミ、枯葉、小枝やグランド上に散らばっている石などを掬い集めることが出来る。また、大型のものを自転車、バイク、自動車などで引っ張ることによって、グランド掃除を簡単に時間を短縮して行えるものである。
【0055】
本発明5によれば、グランドの荒れた場所の土、砂を圧し固めたり、盛り上がった固い土を削って均したり、土、砂を掻き集めて窪みを埋めて固い平坦な地面にすることが出来るものである。
【0056】
本発明6によれば、ブラシ27を取り付けた片面で土、砂、小石、ゴミ、小枝などを押さえて引き摺りながら掃き均した後、均しローラー3で圧し均すことが出来るので、簡単に綺麗なグランドに整備することが出来る。また本発明6の上下を反転させた他方片面では溝付き掬い具33によって比較的大きい小石、ゴミなどを掬って溜めて取り除くことが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明1の実施の形態の一例を示す斜視図である。
【図2】本発明1の実施の形態の他の例を示す斜視図である。
【図3】図1のA−A横断面図である。
【図4】図2のB−B横断面図である。
【図5】本発明2の実施の形態の一例を示す斜視図である。
【図6】本発明2の実施の形態の他の例を示す斜視図である。
【図7】図5のC−C横断面図である。
【図8】図6のD−D横断面図である。
【図9】本発明2の整備動作の説明図である。
【図10】本発明3の実施の形態の一例を示す斜視図である。
【図11】本発明3の整備動作の説明図である。
【図12】本発明3の他の整備動作の説明図である。
【図13】本発明4の実施の形態の一例を示す斜視図である。
【図14】図13のK−K横断面図である。
【図15】本発明5の実施の形態の一例を示す斜視図である。
【図16】本発明5のの整備動作の説明図である。
【図17】本発明5のの整備動作の説明図である。
【図18】本発明5のの整備動作の説明図である。
【図19】本発明5のの整備動作の説明図である。
【図20】本発明6の実施の形態の一例を示す斜視図である。
【図21】本発明6の整備動作の説明図である。
【図22】本発明6の整備動作の説明図である。
【図23】本発明6の整備動作の説明図である。
【符号の説明】
1 濾し具
2 網
3 均しローラー
4 側板
5 ブラシローラー
6 長側板
7 掬い板
8 螺子
9 支持板
10 砂
11 小石
12 飛び出し防止板
13 均しブラシローラー
14 固定板
15 削り具
16 掬い棒
17 掬い具
18 車輪
19 回動軸
20 握り棒
21 砂落し具
22 補強板
23 囲い網
24 車輪
25 アングルの先端部
26 固定小板
27 ブラシ
28 天板
29 削り板
30 突起状ストッパー
31 固定側板
32 均し具
33 溝付き掬い具
34 紐用穴[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method of cleaning and maintaining the ground cleanly while pressing and leveling on rough ground such as a ground, or filtering pebbles in soil and sand.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a method of preparing a ground such as a wide ground or tennis court, a method of pulling and leveling the ground with a court brush, a ground rake (sand leveling) or the like has been used. This is a work that just leveles the rough ground, raises the soil, and moves the sand to a recessed place and flattens it, and manually collects pebbles, garbage, dead leaves, etc. that are naturally scattered on the ground. There must be. The competition is held after such maintenance work.
[0003]
In Japanese Patent Publication No. 55-198110 (pebbles collection machine in school grounds and grounds), the ground is dug shallowly by a digging machine, ground stones and dangerous materials are collected in a bucket by a roller, and sand sorted by the bucket is evenly distributed. There has been proposed a pebbles collecting machine that falls on the ground and advances while leveling the surface of the ground.
[0004]
In addition, the applicant previously referred to Japanese Patent Application No. 2001-248658, using the rotational force of the brush roller attached to the front part to jump up soil, sand, pebbles, and garbage on the net and filtered on the net. It proposes a leveling method by pulling the leveling plate, which has the same function as a ground rake with a fallen soil and sand attached to the rear, while rubbing it.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
It is necessary to work on rough ground before starting the competition. It is natural that pebbles, garbage, dead leaves, etc., other than soil and sand, are mixed on the wide ground, so in the case of baseball, these balls change the direction of the ball during the competition, and this ball competes. It may cause injury by hitting a person's face or body, or may be injured when he falls, or it may greatly affect the players in competition.
[0006]
Since it is necessary for a person to walk around a wide range of ground with a coat brush / ground rake in order to flatten the ground, it is a time-consuming work. The coat brush is a brush that is planted on the bottom of a long and narrow tree, and it is just a matter of stroking the ground. Also, the ground rake is just a matter of scratching and smoothing the ground by pulling a rectangular plank made of wood, iron, aluminum, etc. at an angle, and nothing can be removed. It cannot be squeezed out. Depending on the type of sport, the weather of the day and the location of the ground, the ground surface can be variously hardened, rough, or dirty, so it is not addressed by currently used maintenance tools. Absent. A maintenance tool having a function capable of coping with such various conditions is required.
[0007]
Also, the pebbles collection machines in schoolyards and grounds only dig up the ground and drop the material collected by the rollers from the bucket to the ground, so the sand is evenly distributed just by being sown on the ground. Is not to be done.
[0008]
Further, according to the proposal of the applicant's earlier Japanese Patent Application No. 2001-248658, when the ground soil and sand are used in a dry state, the ground can be quickly filtered and leveled, but the ground is sufficiently rough and contains moisture. When used in, soil, sand, pebbles, etc. remain unfiltered on the net, and the resistance increases due to the weight applied to the leveling plate, which makes it too heavy to pull while rubbing.
[0009]
In view of the above-mentioned points, the present invention simultaneously adjusts the ground leveling, cleaning, and sand particles to a certain size while increasing the speed and pulling in response to various ground conditions with a relatively small force. The problem is to be able to do it efficiently.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In view of this, the ground maintenance tool according to
[0011]
With this configuration, when the
[0012]
The gland maintenance tool according to claim 2 (hereinafter referred to as the present invention 2) is a double support plate that extends to the front side of the
[0013]
With this configuration, the front and rear rollers are rotated simultaneously by pulling the
[0014]
The ground maintenance tool according to claim 3 (hereinafter referred to as the present invention 3) is capable of freely rotating a plurality of
[0015]
With this configuration, when the
[0016]
The ground maintenance tool according to claim 4 (hereinafter referred to as the present invention 4) has a
[0017]
With this configuration, when the
[0018]
The ground maintenance tool according to claim 5 (hereinafter referred to as the present invention 5) has the tip of the
[0019]
With this configuration, when holding the
[0020]
The ground maintenance tool according to claim 6 (hereinafter referred to as the present invention 6) has a
[0021]
With this configuration, when the string is attached to the
[0022]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
As an example of the embodiment, FIG. 1 is a perspective view of the
[0023]
When the
[0024]
As an example of the embodiment, the
[0025]
As a method of pulling the
[0026]
FIG. 3 shows an AA cross-sectional view of FIG. In the case where the scooping
[0027]
Furthermore, as an example of implementation, by providing a narrow groove like comb teeth on the entire surface of the
[0028]
FIG. 5 is a perspective view showing an example of the
[0029]
As an example of the embodiment, FIG. 6 shows a method of pulling the
[0030]
As shown in FIG. 8, the type with the leveling
[0031]
As an example of implementation, FIG. 9 is an explanatory diagram of the maintenance operation of the second aspect of the present invention. By pulling the
[0032]
When soil, sand or the like adheres to the surface of the brush roller 5 or leveling roller due to the amount of moisture in the ground, it can be scraped off by the
[0033]
Support both when adjusting the cutting depth of scooping
[0034]
As an embodiment, FIG. 10 is a perspective view showing an example of the
[0035]
As an example of the embodiment, in FIGS. 10 and 11, the tip of the gripping
[0036]
In the embodiment, two rollers are shown, but the number of rollers may be increased, and a
[0037]
As an example of the embodiment, FIG. 13 is a perspective view showing an example of the fourth embodiment of the present invention. The bottom surface of the
[0038]
When a large number of scooping
[0039]
As an example of the embodiment, as a method of using the
[0040]
The meaning of extending to the
[0041]
As an example of the embodiment, FIG. 15 shows a perspective view of the fifth aspect of the present invention. In the fifth aspect of the present invention, the tip of the
[0042]
By holding the
[0043]
As an example of the embodiment, the leveling
[0044]
As an example of the embodiment of the present invention 5, FIG. 16 shows that the
[0045]
The material of the leveling
[0046]
As an example of the embodiment, FIG. 20 is a perspective view showing an example of the
[0047]
As an example of the embodiment, the
[0048]
As an example of the embodiment, FIG. 22 shows a state in which the
[0049]
The material of the
[0050]
As a result of the experiment, the
[0051]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, items that have not been picked up at the ground by daily use, or pebbles and garbage that have been damaged by spikes, sports shoes, etc. during the competition and have come out of the ground are removed. Naturally, the ground soil is converted into fine sand grains that are safe, and the ground depression is leveled. This made it possible to play drastically during the competition, and fewer injuries at the ground.
[0052]
According to the second aspect of the present invention, all of them are generated, and when a person runs or is pulled by a bicycle, a motorcycle, an automobile or the like, a wide range of ground maintenance can be shortened and performed cleanly.
[0053]
According to the
[0054]
According to the fourth aspect of the present invention, garbage, dead leaves, twigs and stones scattered on the ground can be collected and collected on a wide range of lawns such as baseball fields, soccer fields, and golf courses. In addition, by pulling a large object with a bicycle, a motorcycle, a car, etc., the ground cleaning can be easily performed with a reduced time.
[0055]
According to the fifth aspect of the present invention, the soil and sand in the rough ground can be pressed and hardened, the raised hard soil can be ground and leveled, or the soil and sand can be scraped to fill the depressions to form a hard flat ground. It is possible.
[0056]
According to the sixth aspect of the present invention, it is possible to press and smooth with the smoothing
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an example of an embodiment of the
FIG. 2 is a perspective view showing another example of the embodiment of the
3 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
4 is a cross-sectional view taken along the line BB in FIG.
FIG. 5 is a perspective view showing an example of an embodiment of the
FIG. 6 is a perspective view showing another example of the
7 is a cross-sectional view taken along the line CC of FIG.
8 is a cross-sectional view taken along the line DD of FIG.
FIG. 9 is an explanatory diagram of a maintenance operation according to the second aspect of the present invention.
FIG. 10 is a perspective view showing an example of an embodiment of the
FIG. 11 is an explanatory diagram of a maintenance operation according to the third aspect of the present invention.
FIG. 12 is an explanatory diagram of another maintenance operation according to the third embodiment of the present invention.
FIG. 13 is a perspective view showing an example of an embodiment of the
14 is a cross-sectional view taken along the line KK of FIG.
FIG. 15 is a perspective view showing an example of an embodiment of the present invention 5;
FIG. 16 is an explanatory diagram of a maintenance operation according to the fifth aspect of the present invention.
FIG. 17 is an explanatory diagram of a maintenance operation according to the fifth aspect of the present invention.
FIG. 18 is an explanatory diagram of a maintenance operation according to the fifth aspect of the present invention.
FIG. 19 is an explanatory diagram of a maintenance operation according to the fifth aspect of the present invention.
FIG. 20 is a perspective view showing an example of an embodiment of the
FIG. 21 is an explanatory diagram of a maintenance operation according to the sixth aspect of the present invention.
FIG. 22 is an explanatory diagram of a maintenance operation according to the sixth aspect of the present invention.
FIG. 23 is an explanatory diagram of a maintenance operation according to the sixth aspect of the present invention.
[Explanation of symbols]
1 Filter
2 Net
3 Leveling roller
4 side plate
5 Brush roller
6 Long side plate
7 scooping board
8 Screw
9 Support plate
10 Sand
11 Pebbles
12 Jump-out prevention plate
13 Leveling brush roller
14 Fixing plate
15 Sharpener
16 Crawling stick
17 Ugly Tools
18 wheels
19 Rotating shaft
20 Grip stick
21 Sand remover
22 Reinforcing plate
23 fence
24 wheels
25 Angle tip
26 Fixed platelet
27 Brush
28 Top plate
29 Sharpener
30 Protruding stopper
31 Fixed side plate
32 Leveling equipment
33 Grooving Utensil
34 Hole for string
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