JP3682237B2 - 複数経路設定方法及びシステム - Google Patents

複数経路設定方法及びシステム Download PDF

Info

Publication number
JP3682237B2
JP3682237B2 JP2001037068A JP2001037068A JP3682237B2 JP 3682237 B2 JP3682237 B2 JP 3682237B2 JP 2001037068 A JP2001037068 A JP 2001037068A JP 2001037068 A JP2001037068 A JP 2001037068A JP 3682237 B2 JP3682237 B2 JP 3682237B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
link
node
metric
information
path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2001037068A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002247084A (ja
Inventor
康行 松岡
崇 栗本
淳 錦戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2001037068A priority Critical patent/JP3682237B2/ja
Publication of JP2002247084A publication Critical patent/JP2002247084A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3682237B2 publication Critical patent/JP3682237B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、IPネットワークにおけるMPLS( multiprotocol label switching )による経路設定に際し、分散型障害回復機能及び負荷分散のためのロードバランス機能を実現するために、事前に複数の経路を重複することなく設定する方法及びシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
IPネットワークの信頼性向上のために、パケットの転送経路をシステムの障害時や、ネットワークの管理上の要求から、例えば輻輳時のトラヒック分散のために代替経路に切り替える必要がある。こうした場合に、代替経路を事前に設定する方式と、切り替え要求が発生したときに代替経路を選択する方式とがある。MPLSは、ノード間で終端されたコネクションをネットワーク層の経路情報に従って関連付け、この関連付けられたコネクションは、「ラベル」を付けて識別できるようにして、パケット中のルーティング情報にラベルを対応付け、これらのラベルに従って高速にル−ティング処理を行なうようにする。
【0003】
このようなMPLSネットワークにおいて、分散型障害回復機能を実現する際には、障害発生を検知したノードがオンデマンドで経路の設定を行うリルーティング型復旧方式と、障害発生以前に予備経路を確立しておくプロテクション型復旧方式とが採られている。前者のリルーティング型復旧方式では、障害リンクが発生した場合に同時に大量の復旧用経路設定要求が起こり、復旧用の代替経路同士の衝突を避ける必要がある。そこで、このような衝突を回避するために、ノード毎に復旧用経路設定の計算を行う時間をずらす策が採られるが、現実的にはトポロジー情報の更新を待つことができず、復旧用経路の早期確立が困難である。また、後者のプロテクション型復旧方式では、障害リンク通知を受け取った保守者がネットワーク全体のトポロジー情報を考慮することにより代替経路を指定して、手動で通過ノードの経路テーブルを書き換えるようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、前記プロテクション型の復旧方式を改善し、事前に複数の経路を重複せずに自律的に設定する方法及びシステムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、IPネットワークにおけるMPLSによる経路設定に当り、ネットワークの入口のノードからネットワークの出口のノードまでをダイキストラアルゴリズム計算による最小メトリックのMPLS経路を1本張り、該1本目の通過ノードの位置情報をラベルマッピングメッセージに書き込み、該位置情報を入口ノードに通知し、前記1本目の経路のリンク及び必要帯域が取れないリンクのメトリックを回避リンク情報を保持するデータベースに通知し、該データベースでは1本目の経路のリンク及び必要帯域が取れないリンクのメトリックを無限大、または、他のどのリンクメトリックよりも大きくした値に一時的に置き換えて、前記回避リンク情報を保持するデータベースを用いてダイキストラアルゴリズムによる最小メトリック経路を計算し、必要帯域が取れないリンクを通過することを避け、且つ前記1本目の経路と重複をしないように2本目以降の経路を自律的に設定するようにする。
【0006】
さらに本発明の他の例では、IPネットワークにおけるMPLSによる経路設定に当り、ネットワークの入口のノードからネットワークの出口のノードまでをダイキストラアルゴリズム計算による最小メトリックのMPLS経路を1本張り、該1本目の通過ノードの位置情報をラベルマッピングメッセージに書き込み、該位置情報を入口ノードに通知し、前記1本目の経路のリンク及び必要帯域が取れないリンクのメトリックを回避リンク情報を保持するデータベースに通知し、該データベースでは1本目の経路のリンク及び必要帯域が取れないリンクのメトリックを無限大、または、他のどのリンクメトリックよりも大きくした値に一時的に置き換えて、前記回避リンク情報を保持するデータベースを用いてダイキストラアルゴリズムによる最小メトリック経路を計算し、前記1本目の経路のリンク及び必要帯域が取れないリンクの位置情報をラベルリクエストメッセージに書込み、各ノードに1本目の通過ノード及び必要帯域が取れないリンクの位置情報を通知し、各通過ノードでは、1本目の経路のリンク及び必要帯域が取れないリンクの位置情報を、回避リンク情報を保持するデータベースに通知し、該データベースでは1本目の経路のリンク及び必要帯域が取れないリンクのメトリックを無限大、または、他のどのリンクメトリックよりも大きくした値に一時的に置き換えて、前記回避リンク情報を保持するデータベースを用いてダイキストラアルゴリズムによる最小メトリック経路を計算することにより、必要帯域が取れないリンクを通過することを避け、かつ、前記1本目の経路と重複をしないように2本目以降の経路を自律的に設定する
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態をシステムの装置例及び方法の例につき説明する。
【0008】
(装置例)
(1)第1実施例:明示的経路設定法
図1は、IPネットワークの入口ノードでの本装置例の概略を示す概略構成ブロック図であり、図2は、通過ノードでの本装置例の概略を示す概略構成ブロック図である。
【0009】
図1に示す入口ノードにおける本例装置Aは、インタフェース部10とプロセッサ部20とから成り、インタフェース部10は回避リンク位置情報読取部11、転送経路テーブル12、LSP(label switched path)対応テーブル13及び明示的経路情報書込み部14を具えており、プロセッサ部20はOSPF(open shortest path first)データベース21、回避リンク情報を保持するデータベース22及びダイキストラ(Dijkstra)アルゴリズム計算による最小メトリックの経路計算部23を具えている。
【0010】
IPネットワークにおけるMPLSによる明示的経路設定に際し、先ず、入口ノードの本装置Aでは、回避リンク位置情報読取部11が、この装置Aに到着して、LSP(label switching path)対応テーブル13にてLSPのIDを基に検索したラベルマッピングメッセージ(label mapping message)及びノウティフィケーションメッセージ(notification message)内にある回避リンク位置情報を読み取り、この情報をプロセッサ部20における回避リンク情報を保持しているデータベース22に送信する。次いで、このデータベース22はOSPF(open shortest path first)データベース21を複製し、回避リンク位置情報読取部11から受け取った情報を1本目の経路のリンク及び必要帯域が取れないリンクのメトリックを無限大、または他のどのメトリックよりも大きくした値に置き換える。次いで、ダイキストラ最小メトリック経路計算部23にて、回避リンク情報を保持するデータベース22からの情報を基にネットワーク状態に対応した最適な経路を算出して転送経路テーブル12を作成する。
【0011】
明示的経路情報書込み部14では、ラベルリクエストメッセージ(label request message)に出口ノードまでの経路情報を書き込む。ラベルリクエストメッセージは転送経路テーブル12で出口ポート番号を引き、LSP対応テーブル13にLSPのIDと出口ポート番号を書込み、このラベルリクエストメッセージのパケットを出口ポートに出力して、次ぎのノードに転送する。
【0012】
図2に示す通過ノードにおける本例装置Bのインターフェース部30は、次ノードアドレス情報読取部31と、転送経路テーブル32と、LSP対応テーブル33と、自ノード位置情報書込み部34とを具えている。
【0013】
通過ノードの本装置Bでは、通過ノードに到着するラベルリクエストメッセージ内にある明示的経路情報を次ノードアドレス情報読取部31で読み取り、これにて次ノードを決定して、転送経路テーブル32を作成する。ラベルマッピングメッセージはLSP対応テーブル33でLSPのIDを認識した後、転送経路テーブル32にラベルと出口ポートを書込む。自ノード位置情報書込み部34ではラベルマッピングメッセージに自ノード位置情報を書込んで出口ポートに出力する。
【0014】
(2)第2実施例:ホップ・バイ・ホップ(hop by hop)経路設定法
図3は、入口ノードでの本装置例を示す概略構成ブロック図であり、図4は、通過ノードでの本装置例を示す概略構成ブロック図である。これらの図において、前記図1及び図2における各構成要素と同じか、同様の機能をする部分には同じ参照番号を付して示してある。
【0015】
ホップ・バイ・ホップ経路設定法の場合における図3に示す入口ノードにおける本例装置Aの構成は、ホップ・バイ・ホップ経路設定法の場合における図3に示す図1の場合の入口ノードの装置Aとは、インタフェース部10の明示的経路情報書込み部14の代わりに、回避リンク位置情報書込み部15を用いている点が相違しているだけである。
【0016】
IPネットワークにおけるMPLSによるホップ・バイ・ホップ経路設定に際し、先ず、この図3の入口ノードの本装置Aでは、回避リンク位置情報読取部11が、この装置Aに到着して、LSP対応テーブル13にてLSPのIDを基に検索したラベルマッピングメッセージ及びノウティフィケーションメッセージの回避リンク位置情報を読み取り、この情報をプロセッサ部20における回避リンク情報を保持しているデータベース22に送信する。次いで、このデータベース22はOSPFデータベース21を複製し、回避リンク位置情報読取部11から受け取った情報を置き換える。回避リンク情報を保持するデータベース22からの情報を基にダイキストラ最小メトリック経路計算部23では、ネットワーク状態に対応した最適な経路を算出して転送経路テーブル12を作成する。
【0017】
回避リンク位置情報書込み部15では、先に設定した1本目の経路及び必要帯域が取れないリンクの位置情報をラベルリクエストメッセージに書き込む。ラベルリクエストメッセージは転送経路テーブル12で出口ポート番号を引き、LSP対応テーブル13にLSPのIDと出口ポート番号を書込み、メッセージパケットを出口ポートに出力する。
【0018】
ホップ・バイ・ホップ経路設定法の場合における図4に示す通過ノードの本装置Bは、図1の入口ノードの装置Aにおけるものと同じプロセッサ部20を具え、且つ回避リンク位置情報読取部11、回避リンク位置情報書込み部15、転送経路テーブル32、LSP対応テーブル33及び自ノード位置情報書込み部34を含むインタフェース部30も具えている。
【0019】
図4の通過ノードにおける装置Bでは、この通過ノードに到着するラベルリクエストメッセージ及びノウティフィケーションメッセージ内にある回避リンク位置情報を回避リンク位置情報読取部11で読み取り、回避リンク情報を保持するデータベース22に転送する。回避リンク情報を保持するデータベース22はOSPFデータベース21を複製し、回避リンク位置情報読み取り部11から受け取った情報を置き換える。回避リンク情報を保持するデータベース22からの情報を基にダイキストラ最小メトリック経路計算部23では、ネットワーク状態に対応した最適な経路を算出して転送経路テーブル12を作成する。
【0020】
回避リンク位置情報書込み部15では、1本目の経路及び必要帯域が取れないリンクの位置情報をラベルリクエストメッセージに書き込む。ラベルリクエストメッセージは転送経路テーブル32で出口ポート番号を引き、LSP対応テーブル33にLSPのIDと出口ポート番号を書込み、メッセージパケットを出口ポートに出力する。ラベルマッピングメッセージはLSP対応テーブル33でLSPのIDを認識した後、転送経路テーブル32にラベルと出口ポートを書込む。自ノード位置情報書込み部34ではラベルマッピングメッセージに自ノード位置情報を書込んで出口ポートに出力する。
【0021】
(方法例)
次ぎに、本発明による複数経路設定方法の明示的経路設定法及びホップ・バイ・ホップ経路設定法の各実施例につき説明する。
【0022】
(1)第1実施例:明示的経路設定法
図5は、この明示的経路設定例の入口ノードでの実行手順を示すフローチャートであり、図6は、通過ノードでの実行手順を示すフローチャートである。
【0023】
図7に示すネットワークのように、ネットワーク入口のノードでは、先ず図1の装置Aにつき述べたように、ネットワーク出口ノードまでの最小メトリック経路をダイキストラアルゴリズムにより計算し、通過ノードアドレスを明示的に指定してCR-LDPのストリクト(strict)指定でラベルリクエストメッセージにその情報を付加する。図8のようにメッセージを各通過ノードへ通知していき、途中で必要帯域を取れないリンクがある場合には、ノウティフィケーションメッセージにそのリンクの位置情報を付加してネットワークの入口ノードに通知する。入口ノードではこのように収集した必要帯域が取れないリンクメトリックを無限大、または、他のどのリンクメトリックよりも大きくした値に一時的に置き換えて、ダイキストラアルゴリズムによる最小メトリック経路を計算し、通過ノードアドレスを明示的に指定してラベルリクエストメッセージにその情報を付加する。メッセージを各通過ノードヘ通知していき、出口ノードまでラベルリクエストメッセージが通知できた場合には、同じ経路をラベルマッピングメッセージとして戻り、各通過ノードではIPフローとMPLSラベルの関連付けを行い、同時に通過ノードのアドレスをそのメッセージに付加して入口ノードに通知する。
【0024】
図9のように、2本目以降の経路を設定する際は、1本目の経路のリンクと必要帯域が取れないリンクのメトリックを無限大、または、他のどのリンクメトリックよりも大きくした値に一時的に置き換えて、ダイキストラアルゴリズムによる最小メトリック経路を計算し、1本目の経路と重複しない経路を設定する。
【0025】
(2)第2実施例:ホップ・バイ・ホップ経路設定法
図10は、このホップ・バイ・ホップ経路設定例の各ノードでの実行手順を示すフローチャートである。
【0026】
図7に示すネットワークのように各ノードでは、CR-LDPのルーズ(loose)指定で隣接ノードにラベルリクエストメッセージを通知し、ホップ・バイ・ホップでダイキストラアルゴリズムによる最小メトリック経路計算を行う。メッセージを各通過ノードに通知していき、途中で必要帯域を取れないリンクがある場合には、ノウティフィケーションメッセージにそのリンクの位置情報を付加して、一つ前のノードに通知する。通知されたリンクでは必要帯域が取れないリンクメトリックを無限大、または、他のどのリンクメトリックよりも大きくした値に一時的に置き換えて、ダイキストラアルゴリズムによる最小メトリック経路を計算し、隣接ノードに必要帯域が取れないリンク情報を持ったラベルリクエストメッセージを通知する。図8のように出口ノードまでラベルリクエストメッセージが通知できた場合には、同じ経路をラベルマッピングメッセージとしてIPフローとMPLSラベルの関連付けを行いながら戻り、必要帯域が取れないリンク情報と通過ノードの位置情報をそのメッセージに付加して入口ノードに通知する。
【0027】
図9のように、2本日以降の経路を設定する際は、ラベルリクエストメッセージに1本目の経路のリンクと必要帯域が取れないリンクの位置情報を付加し、隣接ノードに通知する。各ノードではラベルリクエストメッセージに付加されている、1本目の経路のリンク及び必要帯域が取れないリンクのメトリックを無限大、または、他のどのリンクメトリックよりも大きくした値に一時的に置き換えて、ダイキストラアルゴリズムによる最小メトリック経路を計算し、1本目の経路と重複しない経路を設定する。
【0028】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、保守者を介すことなく自律的に複数の経路を重複することなく設定することが可能であり、特にネットワーク全体のトポロジーを把握していなくても、経路設計が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態であるシステムの入口ノードの概略構成ブロック図である。
【図2】 本発明の第1実施形態であるシステムの通過ノードの概略構成ブロック図である。
【図3】 本発明の第2実施形態であるシステムの入口ノードの概略構成ブロアク図である。
【図4】 本発明の第2実施形態であるシステムの通過ノードの概略構成ブロック図である。
【図5】 本発明の第1実施形態の方法の入口ノードでの実行手順を示すフローチャートである。
【図6】 本発明の第1実施形態の方法の通過ノードでの実行手順を示すフローチャートである。
【図7】 本発明の経路設定シグナリングを説明する図である。
【図8】 本発明の経路設定シグナリングを説明する図である。
【図9】 本発明の経路設定シグナリングを説明する図である。
【図10】 本発明の第2実施形態の方法の各ノードでの実行手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
A 入口ノード装置
B 通過ノード装置
10 インターフェイス部
11 回避リンク位置情報読取部
12 転送経路テーブル
13 LSP対応テーブル
14 明示的経路情報書込み部
15 回避リンク位置情報書込み部
20 プロセッサ部
21 OSPFデータベース
22 回避リンク情報を保持するデータベース
23 ダイキストラ最小メトリック経路計算部
30 インタフェース部
31 次ノードアドレス情報読取部
32 転送経路テーブル
33 LSP対応テーブル
34 自ノード位置情報書込み部

Claims (4)

  1. IPネットワークにおけるMPLSによる経路設定に当り、ネットワークの入口のノードからネットワークの出口のノードまでをダイキストラアルゴリズム計算による最小メトリックのMPLS経路を1本張り、該1本目の通過ノードの位置情報をラベルマッピングメッセージに書き込み、該位置情報を入口ノードに通知し、前記1本目の経路のリンク及び必要帯域が取れないリンクのメトリックを回避リンク情報を保持するデータベースに通知し、該データベースでは1本目の経路のリンク及び必要帯域が取れないリンクのメトリックを無限大、または、他のどのリンクメトリックよりも大きくした値に一時的に置き換えて、前記回避リンク情報を保持するデータベースを用いてダイキストラアルゴリズムによる最小メトリック経路を計算し、必要帯域が取れないリンクを通過することを避け、且つ前記1本目の経路と重複をしないように2本目以降の経路を自律的に設定することを特徴とする複数経路設定方法。
  2. IPネットワークにおけるMPLSによる経路設定に当り、ネットワークの入口のノードからネットワークの出口のノードまでをダイキストラアルゴリズム計算による最小メトリックのMPLS経路を1本張り、該1本目の通過ノードの位置情報をラベルマッピングメッセージに書き込み、該位置情報を入口ノードに通知し、前記1本目の経路のリンク及び必要帯域が取れないリンクのメトリックを回避リンク情報を保持するデータベースに通知し、該データベースでは1本目の経路のリンク及び必要帯域が取れないリンクのメトリックを無限大、または、他のどのリンクメトリックよりも大きくした値に一時的に置き換えて、前記回避リンク情報を保持するデータベースを用いてダイキストラアルゴリズムによる最小メトリック経路を計算し、前記1本目の経路のリンク及び必要帯域が取れないリンクの位置情報をラベルリクエストメッセージに書込み、各ノードに1本目の通過ノード及び必要帯域が取れないリンクの位置情報を通知し、各通過ノードでは、1本目の経路のリンク及び必要帯域が取れないリンクの位置情報を、回避リンク情報を保持するデータベースに通知し、該データベースでは1本目の経路のリンク及び必要帯域が取れないリンクのメトリックを無限大、または、他のどのリンクメトリックよりも大きくした値に一時的に置き換えて、前記回避リンク情報を保持するデータベースを用いてダイキストラアルゴリズムによる最小メトリック経路を計算することにより、必要帯域が取れないリンクを通過することを避け、かつ、前記1本目の経路と重複をしないように2本目以降の経路を自律的に設定することを特徴とする複数経路設定方法。
  3. 入口ノードと通過ノードと出口ノードからなるIPネットワークにおけるMPLSによる複数経路設定システムであって、
    前記入口ノードは、
    ネットワークの入口ノードからネットワークの出口ノードまでに張られたダイキストラアルゴリズム計算による最小メトリックの1本のMPLS経路の通過ノードの位置情報が書き込まれたラベルマッピングメッセージを読み込んで、前記1本目のMPLS経路のリンク及び必要帯域が取れないリンクのメトリックを、回避リンク情報を保持するデータベースに通知する手段と、
    前記データベースにて、前記1本目のMPLS経路のリンク及び必要帯域が取れないリンクのメトリックを無限大、または、他のどのリンクメトリックよりも大きくした値に一時的に置き換えて、前記回避リンク情報を保持するデータベースを用いてダイキストラアルゴリズムによる最小メトリック経路を算出する計算手段と、
    出口ノードまでの経路情報をラベルリクエストメッセージに書き込む手段を備え、
    前記通過ノードは、
    到着するラベルリクエストメッセージ内にある経路情報を読み取り、この情報により次ノードを決定する手段と、
    到着するラベルマッピングメッセージに自ノード位置情報を書き込んで出力する手段を備え、
    必要帯域が取れないリンク通過することを避け、かつ前記1本目のMPLS経路と重複をしないように2本目以降のMPLS経路を自律的に設定するようにしたことを特徴とする 複数経路設定システム。
  4. 入口ノードと通過ノードと出口ノードからなるIPネットワークにおけるMPLSによる複数経路設定システムであって、
    前記入口ノードは、
    ネットワークの入口ノードからネットワークの出口ノードまでに張られたダイキストラアルゴリズム計算による最小メトリックの1本のMPLS経路の通過ノードの位置情報が書き込まれたラベルマッピングメッセージを読み込んで、前記1本目のMPLS経路のリンク及び必要帯域が取れないリンクのメトリックを、回避リンク情報を保持するデータベースに通知する手段と、
    前記データベースにて、前記1本目のMPLS経路のリンク及び必要帯域が取れないリンクのメトリックを無限大、または、他のどのリンクメトリックよりも大きくした値に一時的に置き換えて、前記回避リンク情報を保持するデータベースを用いてダイキストラアルゴリズムによる最小メトリック経路を算出する計算手段と、
    前記1本目のMPLS経路のリンク及び必要帯域が取れないリンクの位置情報をラベルリクエストメッセージに書き込む手段を備え、
    前記通過ノードは、
    到着するラベルリクエストメッセージ内にある前記1本目のMPLS経路のリンク及び必要帯域が取れないリンクの位置情報を読み取り、この情報を回避リンク情報を保持するデータベースに通知する手段と、
    前記データベースにて、前記1本目のMPLS経路のリンク及び必要帯域が取れないリンクのメトリックを無限大、または、他のどのリンクメトリックよりも大きくした値に一時的に置き換えて、前記回避リンク情報を保持するデータベースを用いてダイキストラアルゴリズムによる最小メトリック経路を算出する計算手段と、
    前記1本目のMPLS経路のリンク及び必要帯域が取れないリンクの位置情報をラベルリクエストメッセージに書き込む手段と、
    到着するラベルマッピングメッセージに自ノード位置情報を書き込んで出力する手段を備え、
    必要帯域が取れないリンク通過することを避け、かつ前記1本目のMPLS経路と重複をしないように2本目以降のMPLS経路を自律的に設定するようにしたことを特徴とする複数経路設定システム。
JP2001037068A 2001-02-14 2001-02-14 複数経路設定方法及びシステム Expired - Lifetime JP3682237B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001037068A JP3682237B2 (ja) 2001-02-14 2001-02-14 複数経路設定方法及びシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001037068A JP3682237B2 (ja) 2001-02-14 2001-02-14 複数経路設定方法及びシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002247084A JP2002247084A (ja) 2002-08-30
JP3682237B2 true JP3682237B2 (ja) 2005-08-10

Family

ID=18900250

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001037068A Expired - Lifetime JP3682237B2 (ja) 2001-02-14 2001-02-14 複数経路設定方法及びシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3682237B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100490900B1 (ko) * 2002-11-26 2005-05-24 한국전자통신연구원 조건 기반 레이블 분배 프로토콜((cr)ldp)기반mpls 망과 자원 예약 프로토콜(rsvp)기반전광망의 자동 연결 설정 방법
JP4374307B2 (ja) 2004-10-20 2009-12-02 株式会社日立コミュニケーションテクノロジー ラベルスイッチパスの経路制御方法
JP4579669B2 (ja) * 2004-12-16 2010-11-10 富士通株式会社 信頼性検証プログラムおよび信頼性検証方法
US7961603B2 (en) * 2006-12-14 2011-06-14 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Path management for enhanced protection
US8155028B2 (en) * 2008-03-17 2012-04-10 Alcatel Lucent Method and apparatus for providing full logical connectivity in MPLS networks

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002247084A (ja) 2002-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7126907B2 (en) Label switched communication network, a method of conditioning the network and a method of data transmission
CN1973486B (zh) 在采用受保护链路的数据网络中避免微环的方法和装置
CN101371150B (zh) 针对一个或多个te-lsp的头端节点的故障的动态保护
US6904018B2 (en) Method for high speed rerouting in multi protocol label switching network
US7675848B2 (en) Dynamic forwarding adjacency
US7983153B2 (en) Fast reroute (FRR) protection at the edge of a RFC 2547 network
US7602702B1 (en) Fast reroute of traffic associated with a point to multi-point network tunnel
JP4434867B2 (ja) Mplsネットワークシステム及びノード
US20160087873A1 (en) Network Topology Discovery Method and System
US20040042406A1 (en) Constraint-based shortest path first method for dynamically switched optical transport networks
CN104737502A (zh) 用于从次优主要的p2mp切换流量至备用p2mp的方法与系统
CN103354521B (zh) 一种基于ldp的lsp更新的优化方法和装置
US7969898B1 (en) Technique for breaking loops in a communications network
US20090052444A1 (en) Methods, systems, and computer program products for providing multi-service communication networks and related core networks
JP4297636B2 (ja) 伝送システム
JP2007067690A (ja) 最適経路選択方式
CN103532840B (zh) 一种链路切换方法和装置
JPWO2005057864A1 (ja) ネットワークの経路切替えシステム
CN106572012A (zh) 一种vpn frr的实现方法和pe设备
WO2017152596A1 (zh) 一种p2mp主隧道节点保护的方法及装置
CN110601979B (zh) 具有标签栈的标签交换路径的平滑重启过程
CN101964743A (zh) 多协议标签交换路径aps保护管理方法、设备及系统
JP3682237B2 (ja) 複数経路設定方法及びシステム
JP4128944B2 (ja) マルチキャスト転送経路設定方法、マルチキャスト転送経路計算装置、プログラムおよび記録媒体
JP2003179628A (ja) ラベル節減パスプロテクション通信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041109

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050107

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050517

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050520

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 3682237

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090527

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090527

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100527

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100527

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110527

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120527

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130527

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140527

Year of fee payment: 9

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term