JP3681619B2 - Cdma無線通信システムにおけるソフトハンドオフを改善するための方法および装置 - Google Patents

Cdma無線通信システムにおけるソフトハンドオフを改善するための方法および装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般的には、無線通信システム、より詳細には、無線符号分割多元アクセス(CDMA)システムおよび他のタイプの無線システム内で用いるソフトハンドオフを遂行するための技法に関する。
【0002】
【従来の技術】
IS−95 CDMAセルラおよびPCS(パーソナル通信サービス、Personal Communication Service)無線通信システムにおける重要な事項として進行中の呼あるいは他の通信を、隣接するセルあるいはアンテナセクタの間でハンドオフする問題がある。これらシステム内の各セルは、通常、基地局を含み、ある与えられたセルと関連する基地局は、移動機、例えば、携帯電話機や携帯コンピュータと通信するための全指向性アンテナあるいはマルチセクタ指向性アンテナを備える。移動機がシステム内を移動するにつれて、そのシステムの基地局に対する相対位置が変化し、進行中の呼あるいは他の通信を、ある基地局から別の基地局あるいはある基地局内のあるアンテナセクタから別のアンテナセクタにハンドオフすることが必要となる。
【0003】
隣接基地局およびアンテナセクタは、典型的には、同一チャネル干渉などの影響を最小限にするために、異なる通信周波数を用いる。あるセルあるいはセクタから別のセルあるいはセクタへのハンドオフは、従って、現在の周波数から新たな周波数への通信チャネル周波数の変更を伴う。このようなハンドオフは、通常、ハードハンドオフ、周波数間ハンドオフ、あるいは他周波ハンドオフと呼ばれる。これとは対照的に、通信周波数の変更を伴わないハンドオフはソフトハンドオフと呼ばれる。例えば、IS−95 CDMAシステムにおける典型的なソフトハンドオフにおいては、ある与えられた基地局と通信している移動機は、新たな基地局との通信を与えられた基地局との通信を中断することなく開始する。このタイプのソフトハンドオフは、複数の基地局間の境界の所に、多様な順方向、つまり、基地局から移動機へのトラヒックチャネル、および逆方向、つまり、移動機から基地局へのトラヒックチャネル経路を提供するように設計される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
IS−95 CDMAシステム内で用いられている現在のソフトハンドオフアルゴリズムと関連する一つの重要な問題として、このアルゴリズムは無線周波数(RF)が動的に変化する環境においては性能が劣化し、このため、このような環境においては呼損率が過剰となるという問題がある。
【0005】
従って、CDMAシステムおよび他のタイプの無線セルラシステムにおいて用いるための動的に変化するRF環境下での呼損率を大幅に低減することができる改善されたソフトハンドオフ技法に対する必要性が存在する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、CDMAシステムおよび他のタイプの無線通信システム内でのソフトハンドオフを改善するための方法および装置を提供する。より具体的には、本発明によると、向上されたセットのソフトハンドオフパラメータを用いることで、システムが変化するRF条件により容易に適応できるようにされる。一つの実施例においては、複数のソフトハンドオフパラメータの特定の一つに対する値が、セットのパラメータ選択規則に従って選択される。一例としてのセットのパラメータ選択規則においては、(1)パイロットのアクティブなセット内のメンバーと関連するセットの追加閾値の内の最小(小さな方)の追加閾値が選択され;(2)前記アクティブなセット内のメンバーと関連するセットの脱落閾値の内の最大(大きな方の)の脱落閾値が選択され;(3)前記アクティブなセット内のメンバーと関連するセットの脱落タイマ閾値の内の最小の脱落タイマ閾値が選択され;(4)前記選択された追加閾値が選択された脱落閾値より小さい場合は、前記アクティブなセット内の最小の追加閾値を持つメンバーと関連する追加および脱落閾値が選択され;(5)前記選択された追加閾値と選択された脱落閾値が等しい場合は、同一の追加および脱落閾値が選択される。
【0007】
次に、品質尺度が、アクティブなセットのメンバーの少なくともサブセットの各メンバーに対して、一つあるいは複数の選択されたソフトハンドオフパラメータ値、および一つあるいは複数の追加のパラメータ、例えば、それらメンバーと関連する追加切片、脱落切片および勾配パラメータの値に基づいて決定される。次に、これら追加のパラメータの特定の値が、決定された品質尺度に基づいて選択される。これら選択されたパラメータ値が、次に、対応する移動機によって、例えば、他の点では従来のソフトハンドオフ過程において用いられ、この過程を通じて、移動機は、進行中の通信を現在の主基地局からシステムの別の基地局にハンドオフすることを指令される。
【0008】
本発明によると、上述の品質尺度は、最初に、アクティブなセットのN個のメンバー(Nは典型的には6以下)のおのおのに対する品質尺度を決定することで行なわれる。アクティブなセットのN個のメンバーの与えられた一つに対する品質尺度は、アクティブなセットのメンバーと関連する値の内の最小の追加閾値、およびアクティブなセットの与えられた一つと関連する追加切片およびソフト勾配パラメータ値を用いて決定される。こうして、アクティブなセットの各メンバーに対して品質尺度が決定された後に、追加のパラメータ値が、アクティブなセットの全てのメンバーの内の最大の品質尺度を持つ特定のアクティブなセットのメンバーと関連する追加のパラメータ値として選択される。
【0009】
本発明は、好ましくは、動的に変化するRF環境内で、他の点では従来のソフトハンドオフアルゴリズムの性能を最適化するために用いられるが、これによって、このような環境下でのソフトハンドオフと関連する呼損率が大幅に削減される。本発明は、同様に、他の多様なソフトハンドオフアルゴリズムに対してパラメータの選択を改善するために用いることもできる。加えて、本発明は、無線CDMAシステムおよび他のタイプの無線システム内で用いるための改善されたソフトハンドオフアルゴリズムを実現するために用いることもできる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下では、本発明が、一例として、IS−95符号分割多元アクセス(CDMA)無線通信システムとの関連で説明される。ただし、本発明は、特定のタイプの通信システムとの使用に制限されるものではなく、より一般的に、ソフトハンドオフ性能の改善が要求される任意の通信システムに適用できる。例えば、本発明の技法は、IS−95 CDMAセルラおよびPCS(パーソナル通信サービス)システムとの関連で説明されるが、当業者においては明らかなように、本発明の技法は、他のCDMAシステムや、他のタイプの広帯域および狭帯域無線システムにも同様に適用できる。
【0011】
“主基地局(primary base station)”なる用語は、ここでは、一般的に、ある与えられた移動機と直接に通信する基地局、例えば、移動機に対する現在進行中の呼を扱っている基地局を指す。“ソフトハンドオフ(soft handoff)”なる用語は、一般的に、進行中の呼あるいは他の通信のある無線セルラシステムのあるセルあるいはセクタから、そのシステムの別のセルあるいはセクタへの通信周波数の変更を伴わないハンドオフを指し、この用語は、さらに、当分野において“ソフター(softer)”ハンドオフあるいは“セミソフト(semiュsoft)”ハンドオフとして知られるハンドオフ技法も指す。
【0012】
図1は、一例としてのセルラあるいはPCS(パーソナル通信サービス)システム10を示す。システム10は、以下の標準ドキュメント、つまり:TIA/EIA/IS−95AおよびTIA/EIA/IS−95B,“Mobile StationュBase Station Compatibility Standard for DualュMode Wideband Spread Spectrum Cellular System(ジュアルモード広帯域スペクトラム拡散セルラシステムに対する移動機と基地局の間のコンパチビィリティ)”,TIA/EIA/IS−97A,“Recommended Minimum Performance Standards for Base Station Supporting DualュMode Wideband Spread Spectrum Cellular Mobile Stations(ジュアルモード広帯域スペクトラム拡散セルラ移動機をサポートする基地局に対して推奨される最小限の性能基準)”,およびTIA/EIA/ISュ98A,“Recommended Minimum Performance Standards for DualュMode Wideband Spread Spectrum Cellular Mobile Stations(ジュアルモード広帯域スペクトラム拡散セルラ移動機に対して推奨される最小限の性能基準)”,およびANSI J−STD−008,“Personal Station ュ Base Station Compatibility Requirements for 1.8 ~ 2.0 GHz Code Division Multiple Access(CDMA) Personal Communication Systems(1.8 ~ 2.0 GHz符号分割多元アクセス(CDMA)パーソナル通信システムに対するパーソナル機と基地局の間のコンパチビィリティ標準"の一つあるいは複数に従って構成される。
【0013】
システム10は、図示されるように、移動機(MS)12および複数の基地局BS1、BS2、BS3、およびBS4を含む。図1の基地局BS1は、主基地局を表し、移動機12と実線の両方向矢印24にて表現される経路を介して通信しており、周囲の基地局BS2、BS3、およびBS4は、二次基地局として機能する。これら二次基地局は、点線の一方向矢印26にて表現される経路を介して送信される信号を検出することができる。主基地局BS1は、移動機12と、上述の標準ドキュメントに記述されるCDMA技法を用いて通信する。移動機12がシステム10内を移動すると、ハンドオフが発生し、基地局BS1以外の基地局が移動機12と通信する主基地局となる。さらに、ハンドオフは、主基地局のある与えられたアンテナセクタからその基地局の別のアンテナセクタへと行なわれることもある。
【0014】
システム10は、説明の実施例においては、さらに、第一および第二の移動体交換センタ(MSC)14−1、14−2を備える。ある移動体交換センタ(MSC)は、典型的には、複数の基地局(BS)を公衆電話網(PSTN)16に接続する。例えば、移動体交換センタ(MSC)14−1は、基地局BS1と基地局BS2を公衆電話網(PSTN)16に接続し、移動体交換 センタ(MSC)14−2は、基地局BS3と基地局BS4を公衆電話網(PSTN)16に接続する。システム10は、さらに、メモリ18を備える。メモリ18は、ホームロケーションレジスタ(HLR)20およびビジタロケーションレジスタ(VLR)22を含む複数のレジスタを有する。ホームロケーションレジスタ(HLR)20およびビジタロケーションレジスタ(VLR)22は、システム10の各移動機12に対してユーザデータおよび課金情報を格納する。
【0015】
図2は、システム10の移動機12あるいは基地局BSi(i=1,2,3,4,)の任意の一つを表す装置をより詳細に示す。この装置は、システム10の他の要素との間で信号を送受するアンテナ32を備える。受信信号は、ダイプレクサフィルタ33によって受信機34の入力に向けられる。受信機34は、受信信号に関して、従来のダウン変換、復調、デジタルアナログ変換、その他の処理を遂行する。送信機35は、補完的な動作、例えば、アナログデジタル変換、変調およびアップ変換を遂行することで、送信信号を生成し、これら信号は、送信のために、ダイプレクサ33を介してアンテナ32に送られる。
【0016】
プロセッサ36が受信機34および送信機35の両方に接続される。プロセッサ36は、メモリ38と共同して動作し、基地局BSiあるいは移動機12の通信機能を制御する。例えば、受信信号の一部を形成するメッセージの形式にてデータあるいは他の情報がプロセッサ36に供給され、プロセッサ36は、これら情報を用いて、図3との関連で後に詳細に説明する過程のステップを遂行する。プロセッサ36は、さらに、受信信号の電力および信号対雑音比の測定を遂行し、メッセージを生成する。このメッセージは、送信信号内に組み込んで、システム10の一つあるいは複数の他の要素に送信される。
【0017】
本発明は、従来の技法と比較して性能が改善された、例えば、動的に変化するRF環境下での呼損率を低減できるソフトハンドオフ技法を提供する。本発明は、現存のソフトハンドオフ過程、例えば、他の点では従来のIS−95 CDMAソフトハンドオフ過程の性能を改善するために用いることも、あるいはIS−95 CDMAシステムあるいは他のタイプの無線セルラシステム内で用いるための新たなソフトハンドオフアルゴリズムを生成するために用いることもできる。
【0018】
本発明の、ここではパート1と呼ばれる一面においては、セットのIS−95CDMAソフトハンドオフパラメータの決定が、セットのパラメータ選択規則に従って修正される。本発明のこの一面に従って修正されるIS−95 CDMAソフトハンドオフパラメータには以下が含まれる:
1.Pilot Detection Threshold (T_ADD)。この値は、移動機によって、例えば、あるパイロット(信号)の隣接セットあるいは残りのセットから候補セットへの、もしくは候補セットからアクティブなセットへの変更(移転)をトリガするため、あるいは、ソフトハンドオフ過程を先導するPSMM(Pilot Strength Measurment Message:パイロット強度測定メッセージ)の送信をトリガするために用いられる。この値は、この明細書においては“追加閾値(add threshold)”とも呼ばれる。
【0019】
2.Pilot Drop Threshold (T_DROP)。この値は、移動機によって、アクティブなセットおよび候補セット内のパイロットに対してハンドオフドロップタイマを始動するために用いられる。この値は、この明細書においては“脱落閾値(drop threshold)”とも呼ばれる。
【0020】
3.Active Set Versus Candidate Set Comarision Threshold (T_COM)。移動機は、候補セット内のパイロットの強度がアクティブなセット内のパイロットの強度よりこのマージンだけ超える場合に、PSMMメッセージを送信する。この値は、この明細書においては“比較閾値(comparison threshold)”とも呼ばれる。
【0021】
4.Drop Timer Value (T_TDROP)。これは、移動機によって、アクティブなセットあるいは候補セット内のメンバーであって、かつ、その強度がT_DROPより小さくなったパイロットに対して行動が取られるまでのタイマ値を表す。パイロットがアクティブなセットのメンバーである場合は、PSMMメッセージが発行され、パイロットが候補セットのメンバーである場合は、そのパイロットは、隣接セットに変更(移転)される。
【0022】
“アクティブなセット(active set)”なる用語は、IS−95の背景においては、ある与えられた移動機に対して割当てられた順方向トラヒックチャネル、つまり、基地局から移動機への通信チャネルと関連するセットのパイロットを指す。“候補セット(candidate set)”なる用語は、IS−95の背景においては、現在はアクティブなセット内には含まれないが、移動機によって、関連する順方向トラヒックチャネルを正しく復調するのに十分な強度にて受信されるセットのパイロットを指す。“隣接セット(neighbor set)”なる用語は、ISュ95の背景においては、現在、アクティブなセットあるいは候補セットのいずれにも含まれず、かつ、ハンドオフに対する候補として十分なパイロットを指す。“残りのセット(remaining set)”なる用語は、IS−95の背景においては、現在のシステム内の、現在のCDMA周波数割当て上の、アクティブなセット、候補セットおよび隣接セット内のパイロットを除く、可能な全てのセットのパイロットを指す。ただし、上述のように、本発明は、IS−95システムとの使用に制限されるものではなく、従って、本発明は、必ずしも、アクティブなセット、候補セット、隣接セットおよび残りのセットというこれら特定の定義を要求するものではない。
【0023】
典型的なIS−95ソフトハンドオフ過程においては、ある与えられた移動機は、新たな基地局との通信を、現在の主基地局との通信を中断することなく開始する。IS−95システムにおけるソフトハンドオフは、通常、同一の周波数割当てを持つCDMAチャネルの間で行なわれる。上述のように、ソフトハンドオフは、基地局の間の境界の所に、多様な順方向、つまり、基地局から移動機へのトラヒックチャネル、および逆方向、つまり、移動機から基地局へのトラヒックチャネル経路を提供するように設計される。ソフトハンドオフ過程の一部分として、移動機は、現在のCDMA周波数割当て上のパイロットを探索することで、CDMAチャネルの存在を検出し、それらの強度を測定する。移動機が、現在割当てられている任意の順方向トラヒックチャネルとは関連しない十分な強度のパイロットを検出すると、移動機は、上述のPSMMメッセージを主基地局に送信する。すると、主基地局は、その十分な強度のパイロットと関連する順方向トラヒックチャネルを移動機に割当て、移動機に対して、対応する基地局へのソフトハンドオフを遂行するように指令する。
【0024】
図3は、本発明のパート1の一例としてのセットのパラメータ選択規則の動作を示す流れ図である。これらの各パラメータ選択規則について以下に説明する。説明の実施例においては、ソフトハンドオフパラメータ選択過程の範囲は、ECPC(Ececutive Control Processor Complex:管理制御プロセッサ複合体)毎、かつ、セクタ毎に行なわれ、全てのソフトハンドオフパラメータの値は、セクタ毎に、かつ、キャリア毎に設定されるものと想定される。ECPCは、一般的には、選択された一群の基地局、つまり、共通の制御機能の下に置かれる特定の基地局の複合体を指し、本発明の目的に対しては、これには、ここに説明される共通のソフトハンドオフ過程を遂行する任意の一群の基地局が含まれる。ただし、これら想定は、本発明の必須要件ではなく、パラメータの選択およびパラメータ値の設定は、他のやり方で行なうこともできることに注意する。
【0025】
図3のステップ100において、上述のパート1のパラメータ選択規則がアクティブなセット内の少なくとも一つのメンバーに対して起動されているか決定される。パート1のパラメータ選択規則がアクティブなセット内の少なくとも一つのメンバーに対して起動されている場合は、ステップ102において、パート1のパラメータ選択規則が、アクティブなセット内の全てのメンバーに対して起動される。パート1のパラメータ選択規則がアクティブなセット内のどのメンバーに対しても起動されてない場合は、パート1のパラメータ選択規則ではなく、周知の従来のソフトハンドオフパラメータの選択が適用される。
【0026】
“アクティブなセット”なる用語は、ここでは、対応するパイロットと関連するセルを指すことも、基地局を指すことも、あるいはセクタを指すこともあることに注意する。従って、アクティブなセットのメンバーとは、パイロットと見ることも、そのパイロットと関連するセルと見ることも、基地局と見ることも、あるいはセクタと見ることもできる。さらに、上述のように、本発明は、ISュ95標準ドキュメントに定義されるそれとは異なるアクティブなセットに対して用いることもできる。
【0027】
1.T_ADD。図3のステップ104において、アクティブなセット内のメンバーのT_ADD値の内の最小(小さな方)のT_ADD値が用いられる。例えば、ある与えられた移動機が、T_ADD=−12dBのセルAと、T_ADD=−13dBのセルBの2つのセルから成るアクティブなセットとソフトハンドオフモードにある場合、主基地局は、移動機に対して、T_ADD=−13dBを用いるように通知する。こうすることで、移動機は、より簡単にその候補セットにパイロットを追加することができ、結果として、呼はより安全となる。つまり、脱落される可能性が少なくなる。
【0028】
2.T_DROP。図3のステップ106において、アクティブなセット内のメンバーのT_DROP値の内の最大(大きな方)の値が用いられる。例えば、ある与えられた移動機が、T_DROP=−15dBのセルAと 、T_DROP=−16dBのセルBの2つのセルから成るアクティブなセットとソフトハンドオフモードにある場合、主基地局は、移動機に対して、T_DROP=−15dBを用いるように通知する。こうすることで、移動機は、その候補セット内により強いパイロットを保ち、弱いパイロットは、早く脱落させることが可能となる。
【0029】
3.T_TDROP。図3のステップ108において、アクティブなセット内のメンバーのT_TDROP値の内の最小(小さな方)の値が用いられる。最小の値を用いることで、タイマは、移動機がRF状態の変化により迅速に応答できるようにし、全てのセットの保守をよりタイムリーに行なうことが可能となる。
【0030】
4.T_COMP。図3のステップ110において、アクティブなセット内のメンバーのT_COMP値の内の最小(小さな方)の値が用いられる。T_ADDは、現在最小であり、このため、移動機はより迅速にパイロットを追加できる。このように最小の比較値を用いることで、移動機がRF状態の変化により迅速に応答すること、および全てのセットの保守をよりタイムリーに行なうことが可能となる。
【0031】
5.ステップ112において、選択されたT_ADDが、選択されたT_DROPより小さなことが決定された場合は、ステップ114において、最小(より小さな)のT_ADDを持つセルからのT_ADDおよびT_DROPパラメータが選択される。例えば、セルAが(T_ADD、T_DROP)=(−12dB、−14dB)を持ち、セルBが(T_ADD、T_DROP)=(−15dB、−17dB)を持つ場合は、主基地局から移動機に送信される(T_ADD、T_DROP)パラメータは(−15dB、−17dB)とされる。
【0032】
6.ステップ116において、選択されたT_ADDが選択されたT_DROPと等しいことが決定された場合は、ステップ118において、主基地局によって、パラメータT_ADD=T_DROPが移動機に送信される。例えば、セルAが(T_ADD、T_DROP)=(−13dB、−15dB)を持ち、セルBが(T_ADD、T_DROP)=(−15dB、−17dB)を持つ場合、移動機に送信される(T_ADD、T_DROP)は(−15dB、−15dB)とされる。
【0033】
ここでパート2と呼ばれる本発明のもう一面は、以下に図4の流れ図との関連で詳細に説明するソフトハンドオフアルゴリズムに関する。このアルゴリズムは、説明の実施例においては、ISュ95Bソフトハンドオフに対しては、それぞれ、T_ADD_BおよびT_DROP_Bと呼 ばれる異なるセットのT_ADDおよびT_DROPパラメータを用いる。パラメータT_ADDおよびT_DROPについては、上述のISュ95Aドキュメントに定義されているそれからの変更はない。図4のステップ200において、アクティブなセット内のセルAおよびBに対して、以下のパラメータが計算、すなわち、決定される:
【数1】
Figure 0003681619
【0034】
ステップ202において、ステップ200における計算に基づいて、Quality(a)=Quality(b)であるか否か決定される。Quality(a)=Quality(b)でない場合は、ステップ204において、パラメータSOFT_SLOPE、ADD_INTERCEPTおよびDROP_INTERCEPTがQuality(ab)と関連するセルから選択される。
【0035】
上述のIS−95ドキュメントにおいて定義されるように、SOFT_SLOPEなるパラメータは、アクティブなセットにパイロットを追加するための指定される不等式基準あるいはアクティブなセットからパイロットを脱落させるための指定される不等式基準に用いる勾配に関する値を指す。ADD_INTERCEPTなるパラメータは、上述のアクティブなセットにパイロットを追加するための指定される不等式基準に用いる切片に関する値を指し、DROP_INTERCEPTなるパラメータは、上述のアクティブなセットからパイロットを脱落させるための指定される不等式基準に用いる切片に関する値を指す。これら各パラメータは、典型的には、主基地局によって、無符号の二進数として設定される。ADD_INTERCEPTおよびDROP_INTERCEPTなるパラメータは、通常、dBなる単位にて表現される。
【0036】
アクティブなセットにパイロットを追加するための一例としての不等式基準は、上述のIS−95ドキュメントにおいては、以下のように与えられる:
【数2】
Figure 0003681619
ここで、PSは、アクティブなセットへの追加を考慮されているパイロットの電力レベルを表し、PSi(i∈A)は、アクティブなセット内のある与えられたメンバーの電力レベルを表す。上述の不等式が満たされた場合に、ソフトハンドオフ過程の一部分として上述のPSMMメッセージが主基地局に送信される。
アクティブなセットからパイロットを脱落するための一例としての不等式基準は、上述のIS−95ドキュメントにおいては、以下のように与えられる:
【数3】
Figure 0003681619
ここで、PSiは、アクティブなセット内のi番目のメンバーの電力レベルを表し、アクティブなセット内のメンバーは、電力レベルの昇順に配列される。上述の不等式が満たされた場合に、アクティブなセット内の対応するメンバーに対して脱落タイマが始動され、不等式が脱落タイマが経過しても満たされる場合に、そのメンバーがアクティブなセットから脱落される。
【0037】
図4に戻り、ステップ202において、Quality(a)=Quality(b)である場合は、ステップ206において、パラメータSOFT_SLOPE、ADD_INTERCEPTおよびDROP_INTERCEPTが、T_ADD(ab)と関連するセルから選択される。ステップ208において、ソフトハンドオフモードにあるセルに対して上述のパート1のパラメータ選択規則が起動されている場合は、主基地局は、選択アルゴリズムに従ってセットのソフトハンドオフパラメータを選択し、これらパラメータの選択された値を移動機に送信する。
【0038】
この一例としてのソフトハンドオフアルゴリズムにおいては、以下の追加の処理ステップが適用される:
1.ソフトハンドオフ過程の際に、パート1のパラメータ選択規則が(追加されている新たなメンバーは含み現在脱落されているメンバーは含まない)アクティブなセット内の任意のメンバーに対して起動されており、かつ、アクティブなセット内の全てのメンバーがパート1のパラメータ選択規則をサポートする場合は、ソフトハンドオフパラメータを決定するための選択アルゴリズムが起動される。
【0039】
2.ソフトハンドオフ過程の際に、アクティブなセット内の任意のメンバーがパート1のパラメータ選択規則をサポートしない場合は、全てのパラメータ選択機能が、つまり、上述のパート1とパート2が両方とも不能にされる。この場合は、主基地局は、自身のパラメータ値を用いる。
【0040】
3.上述の2つの項目に基づいてパート1のパラメータ選択規則が起動された場合は、主基地局は、パラメータSOFT_SLOPE、ADD_INTERCEPTおよびDROP_INTERCEPTを、アクティブなセット内の上述のIS−95Bソフトハンドオフアルゴリズムをサポートするメンバーのみから選択し、これをサポートしないメンバーは無視する。主基地局は、次に、パート1のパラメータ選択規則に従って、他のソフトハンドオフパラメータ(例えば、T_COMPなど)を選択する。
【0041】
4.アクティブなセット内のたった一つのメンバーが上述のISュ95Bソフトハンドオフアルゴリズムをサポートする場合は、主基地局は、以下を行なう:(a)主基地局がIS−95Bアルゴリズムをサポートする場合は、主基地局は、パート2のソフトハンドオフパラメータは自身の値を用い、他のソフトハンドオフパラメータは、パート1のパラメータ選択規則に従って、アクティブなセット内の他のメンバーから選択する。
【0042】
(b)主基地局がIS−95Bアルゴリズムをサポートしない場合は、主基地局は、IS−95Bソフトハンドオフパラメータのパート2の選択は無視し、他のソフトハンドオフパラメータは、パート1のパラメータ選択規則に従って選択する。
【0043】
5.アクティブなセット内のどのメンバーもIS−95Bアルゴリズムをサポートしない場合は、パラメータはパート1のパラメータ選択規則のみに従って選択される。
【0044】
ソフトハンドオフ過程の残りの部分は、周知の従来のやり方、つまり、上述のIS−95標準において記述されるやり方で遂行され、このため、ここでは詳細には説明しない。例えば、上述のように、選択されたパラメータを用いて、パイロットがアクティブなセット/候補セットに追加あるいはこれから削除され、上述のPSMMメッセージが対応する移動機から現在の主基地局に送信される。現在の主基地局は、すると、例えば、移動機に対して、進行中の順方向チャネル通信をシステムの別の基地局にハンドオフすることを指令する。
【0045】
図5は、上述のソフトハンドオフパラメータ選択過程の動作の一例を示す。この例においては、セルAおよびセルBのパラメータは以下の通りであるものと想定される:
【数4】
Figure 0003681619
【数5】
Figure 0003681619
【0046】
図5は、これらパラメータを、Ec/Ioの観点から、結合されたEc/Ioの関数として示す。Ec/Ioは、1疑似ランダムノイズ(PN)チップ期間に渡って累積されたパイロット信号のエネルギー(Ec)の受信された帯域幅内の総電力スペクトル密度(Io)に対する比を表す。上述のパラメータ値を与えられた場合、前述の選択過程の動作は、以下の通りとなる。つまり、図4のステップ200にリストされる計算から以下が得られる:
【数6】
Figure 0003681619
【0047】
Quality(a)=Quality(b)ではなく、かつ、セルAとセルBを比較した場合、セルAの品質尺度(Quality値)の方が大きなために、この例では、図4のステップ206において、パラメータSOFT_SLOPE、ADD_INTERCEPTおよびDROP_INTERCEPTは、セルAから選択される。ソフトハンドオフ過程は、その後、上述のやり方で進行する。
【0048】
上述のパラメータQuality(a)およびQuality(b)の計算においては、結合されたパラメータT_ADD(ab)が用いられるが、これによって、パート1のパラメータ選択過程がパート2のソフトハンドオフアルゴリズムに影響を及ぼさないことが確保されると共に、様々な基地局からのQualityパラメータが正しく比較されることが確保される。
【0049】
上述の解説では、アクティブなセットは、メンバーAとメンバーBから成るものと想定されたが、本発明は、より一般的に、アクティブなセットが任意の数のメンバーから成る場合にも適用する。さらに、本発明によるパラメータの選択(曲面1)およびハンドオフアルゴリズム(曲面2)は、ある与えられたアクティブなセット内の全てのメンバーに対して適用することも、あるいはこれらメンバーの適当なサブセットに対して適用することもできる。アクティブなセットがA1〜ANのN個のメンバーから成る場合は、品質(Qaulity)尺度を決定するための上述の等式は以下のように記述される:
【数7】
Figure 0003681619
【0050】
T_ADD(A12...AN)などのパラメータおよび他の要求されるパラメータは、他の点ではセルAとセルBに対応する2つのメンバーから成るアクティブなセットに対して上で説明したそれと類似のやり方で選択あるいは決定される。Nの値は典型的には6かこれ以下とされるが、ただし、Nは、これ以外の値であっても構わない。
【0051】
それぞれ図3および図4のソフトハンドオフパラメータの選択規則および選択アルゴリズムは、全体あるいは一部を一つあるいは複数のソフトウエアプログラムの形態にて実現し、これを、適当な処理ハードウエア、例えば、図2の装置のプロセッサ36およびメモリ38を用いて実行することも考えられる。本発明は、全体あるいは一部を一つあるいは複数の基地局内で実現することも、一つあるいは複数の移動機内で実現することも、あるいは基地局と移動機との協力で実現することも考えられる。
【0052】
本発明の上述の説明は単に解説のためのものである。例えば、システム10、基地局BSi、および移動機12の上述の構成は単に解説のためのものであり、本発明は、これら特定の構成あるいは説明の実施例に制限されるものではない。さらに、図3に示すセットの選択規則および図4に示すソフトハンドオフアルゴリズムも単に解説のためのものであり、他の実現として他の規則あるいは処理ステップを用いることもでき、これら実現も特許請求の範囲に入るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるソフトハンドオフが適用される一例としての符号分割多元(CDMA)無線通信システムを示す図である。
【図2】本発明によるソフトハンドオフを遂行するために用いられる装置を示すブロック図である。
【図3】本発明によるソフトハンドオフパラメータ選択過程を示す流れ図である。
【図4】本発明によるソフトハンドオフアルゴリズムの一部を示す流れ図である。
【図5】本発明によるパラメータ選択過程の一部を示す略図である。
【符号の説明】
10 セルラあるいはPCS(パーソナル通信サービス)システム
12 移動機(MS)
BS1〜BS4 基地局
14 移動体交換センタ(MSC)
16 公衆電話網(PSTN)
18 メモリ
20 ホームロケーションレジスタ(HLR)
22 ビジタロケーションレジスタ(VLR)
32 アンテナ
33 ダイプレクサ
34 受信機
35 送信機
36 プロセッサ

Claims (10)

  1. 移動機が一つあるいは複数の基地局と通信する無線通信システム内でソフトハンド過程において用いるパラメータを決定するための方法であって、
    少なくとも第一のソフトハンドオフパラメータの値を、おのおのがパイロットのアクティブなセットの特定のメンバーと対応するセットのパラメータ値から、セットの選択規則に従って選択するステップ;
    品質尺度( quality measure )を前記アクティブなセットのメンバーの少なくとも各サブセットに対して決定するステップであって、この品質尺度が前記アクティブなセット内の与えられた少なくとも一つのメンバーに対して、少なくとも一部選択されたソフトハンドオフパラメータ値およびその与えられたメンバーと関連する少なくとも一つの追加のパラメータの値を用いて決定されるようなステップ;及び
    前記第一および追加のハンドオフパラメータが前記ソフトハンドオフ過程において用いられるように、前記少なくとも一つの追加のパラメータの特定の値を、少なくとも一部前記決定された品質尺度に基づいて選択するステップを含むことを特徴とする方法。
  2. 前記少なくとも一つの追加のパラメータが追加切片、脱落切片、および勾配の少なくとも一つから成る請求項1の方法。
  3. 前記セットの選択規則の与えられた一つが、前記アクティブなセット内のメンバーと関連するセットの追加閾値の内の最小(小さな方)の追加閾値を、前記ソフトハンドオフ過程において用いるために選択することを指定する請求項1の方法。
  4. 前記セットの選択規則の与えられた一つが、前記アクティブなセット内のメンバーと関連するセットの脱落閾値の内の最大(大きな方)の脱落閾値を、前記ソフトハンドオフ過程において用いるために選択することを指定する請求項1の方法。
  5. 前記セットの選択規則の与えられた一つが、前記アクティブなセット内のメンバーと関連するセットの脱落タイマ閾値の内の最小(小さな方)の脱落タイマ閾値を、前記ソフトハンドオフ過程において用いるために選択することを指定するものである請求項1の方法。
  6. 前記セットの選択規則の与えられた一つが、前記アクティブなセット内のメンバーと関連するセットの比較閾値の内の最小(小さな方)の比較閾値を、前記ソフトハンドオフ過程において用いるために選択することを指定するものである請求項1の方法。
  7. 前記セットの選択規則の与えられた一つが、前記選択された追加閾値が選択された脱落閾値より小さい場合は、前記アクティブなセット内の最小(より小さな)の追加閾値を持つメンバーと関連する追加および脱落閾値を、前記ソフトハンドオフ過程において用いるために選択することを指定するものである請求項1の方法。
  8. 前記セットの選択規則の与えられた一つが、前記選択された追加閾値と選択された脱落閾値が等しい場合は、同一の追加および脱落閾値を、前記ソフトハンドオフ過程において用いるために選択することを指定するものである請求項1の方法。
  9. 前記決定ステップがさらに、前記アクティブなセット内のメンバーの前記与えられた一つに対する品質尺度を、前記アクティブなセット内のメンバーと関連する値の内の最小(小さな方)の追加閾値、並びに前記アクティブなセット内の前記与えられたメンバーと関連する追加切片および傾斜パラメータ値を用いて決定するステップを含む請求項1の方法。
  10. 移動機が一つあるいは複数の基地局と通信する無線通信システム内でソフトハンド過程において用いるパラメータを決定するための装置であって、
    (1)少なくとも第一のソフトハンドオフパラメータの値を、おのおのがパイロットのアクティブなセットの特定のメンバーと対応するセットのパラメータ値から、セットの選択規則に従って選択し;(2)品質尺度を前記アクティブなセットのメンバーの少なくとも各サブセットに対して決定し、ここで、この品質尺度が前記アクティブなセット内の与えられた少なくとも一つのメンバーに対して、少なくとも一部選択されたソフトハンドオフパラメータ値およびその与えられたメンバーと関連する少なくとも一つの追加のパラメータの値を用いて決定され;さらに(3)前記少なくとも一つの追加のパラメータの特定の値を、少なくとも一部前記決定された品質尺度に基づいて選択するよう動作するプロセッサ;及び
    前記プロセッサに接続されたメモリであって格納された値が前記ソフトハンドオフ過程において用いられるよう前記第一および追加のハンドオフパラメータの選択された値を格納するメモリを含むことを特徴とする装置。
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