JP3680879B2 - カラー表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は色別の発光を行う発光素子を備えた光源と、該光源からの入射光の通過を制御して表示を行う光シャッターを備えたカラー表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶、エレクトロクロミック、透明圧電素子等を用いた光シャッターを備えた受動型の表示装置は小型・薄型に適しまた消費電力も少ないという長所を有するので、情報機器や事務機器の表示装置として広く用いられている。そして近年これらの表示装置についても、表示の訴求力および多様性を高めるためカラー表示が要求されている。受動型のカラー表示装置としては、光源を白色発光素子または外部の自然光とし光シャッターの各表示画素毎に色別のカラーフィルタを設けた第1の方式のものと、特公昭63−41078号公報に記載するように光源自体を色別の発光素子とする第2の方式のものがある。
【0003】
受動型カラー表示装置における前記第2の方式のものとして、前記公報に記載するように前記第1の方式のものに比して光シャッターの構造が簡単になるとともに表示の解像度を上げることができる。ところで前記公報に記載された第2の方式のもののカラー表示の原理は三原色(赤色、緑色、青色またはR、G、B)の発光素子をタイミングをずらせて発光させ、それに液晶光シャッターの対応するセグメントを同期して開閉し、経時的な加法混色法により、所望のセグメントに所望の色を表示するものであり、フィールド順次型といわれるものである。
【0004】
上記三原色とカラー表示の表示色については次のような性質がある。すなわち、Bの波長を一定としたとき、Rの波長が長くなるほど、またGの波長が短くなるほど色表現の範囲が広がる。図10はCIE色度図においてR、G、Bの位置を表示したものである。ここで、xは赤の割合を、yは緑の割合を示す。そして、図には示していないがzを青の割合とし、常に
x+y+z=1
の関係があるとしている。青の割合がゼロのときの色は
x+y=1
の直線上に位置し、赤が強いときはこの直線上で、x=1(y=0)の点に近づき、緑が強いときはこの直線上で、y=1(x=0)の点に近づく。
【0005】
三原色のうちのR、Gはx+y=1の直線上に位置し、Rについていえば波長が長くなるほど、赤が強くなりx=1の点に近づき、x+y=1の直線上を下方に移動する。Gについていえば波長が短くなるほど、緑が強くなりy=1の点に近づき、x+y=1の直線上を上方に移動する。加法混色の色表現の範囲はCIE色度図においてR、G、Bのなす略三角形に囲まれた範囲となる。従って上記のようにRの波長が長くなるほど、またGの波長が短くとなるほど図10に示すような略三角形に囲まれた範囲が広がり色表現の範囲が広がるのである。しかしながら、このようにして色表現の範囲を広げた場合には、照明の強度を上げる上においては不利となる。その理由を以下に説明する。すなわち、照明の強度に関する要因として、視感度と、発光素子の発光効率がある。
【0006】
視感度とは光に対する目の感度であり、各波長に対して一様でなく、555nmの波長に対し最高の感度を有し、他の光に対しては感度が落ちる。この比を比視感度(αsとする。)といい、555nmのときαs=1であり、これからはなれるとαsは1より低下し、380nm以下および780nm以上ではαs=0となる。発光効率は発光素子の消費エネルギーのうち電磁波としての光のエネルギーとして変換される比率(ηhとする。)をいう。発光効率は発光素子の種類や材質により異なり、光の波長に一義的に依存するものではない、しかし、例えばLEDの場合発光色が異なれば、材質が異なり、発光効率ηhが変化する。そしてRやBに比べてGの場合は発光効率ηhがかなり低下する傾向にある。
【0007】
今、発光素子の消費電力Phとしたとき、その明るさΦhは
Φh=αs・ηh・Ph
となる。三原色の加法混色による照明の明るさを上げるには、R、G、Bの各発光素子の明るさΦhを高く維持することが必要である。そのためには、各発光素子について比視感度と発光効率の積αs・ηhを低下させることは好ましくない。αs・ηhが低い状態で明るさΦhを無理に上げようとすると消費電力Phを増やさなければならず、電池寿命の短縮、装置の大型化、発熱等を招き好ましくない。三原色のうちRの発光素子については波長を上げると比視感度αsは顕著に低下し前記αs・ηhは確実に低下する傾向がある。Gの発光素子については波長を下げた場合、比視感度αsの変化は必ずしも顕著ではないが、発光素子の種類によっては発光効率ηhが低下する場合がある。特にLEDの場合は発光効率ηhの低下が無視できないものとなり、結果として前記αs・ηhは大きく低下する。
【0008】
従って、三原色による照明の明るさを上げる目的にたいしてはR(赤色)の波長をなるべく短く、G(緑色)の波長を必要に応じてなるべく長く選択し前記αs・ηhが低下しないように配慮することが必要となる。このような選択の方向は先に述べた色表現の範囲を広げるためのR(赤色)、G(緑色)の波長の選択の方向とは逆行するものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
特公昭63−41078号公報に記載したような受動型の表示装置の光源の三原色(赤色、緑色、青色)の各発光素子は従来は各原色につきそれぞれ1の波長の発光素子により構成していた。このため、従来は色表現を優先する場合にはすでに説明したようにして、赤色について波長の長い1の色例えばピーク発光波長νpがλp=660±10nmである発光色(以下URと呼ぶ。)の発光素子を、緑色については波長の短い1の色例えばλp=557±5nmである発光色(以下PGと呼ぶ)の発光素子を選択していた。これにより前述のように比視感度と発光効率の積αs・ηhが低下し照明の明るさを上げる上では不利な状態となっていた。
【0010】
そして、従来は、照明の明るさを優先する場合には、赤色については波長の短い1の色例えばピーク発光波長νpがλp=630±10nmである発光色(以下SDと呼ぶ)を、緑色については波長の大なる1の色例えばλp=570±10nmである発光色(以下YGと呼ぶ。)を選択していた。これにより、前述のCIE色度図においてR、G、Bのなす略三角形に囲まれた範囲が狭くなり、表現できる色相の範囲が減少し、色表現の機能が低下する。このように従来は特公昭63−41078号公報に記載したような、赤、緑、青の各色別の発光を行う発光素子を備えた光源と、前記発光素子をそれぞれ独立に駆動する光源駆動回路と、前記光源からの入射光の通過を制御して表示を行う光シャッターと、該光シャッターの動作を制御するシャッター制御回路を備えたカラー表示装置においては、色表現の機能を上げるように三原色赤、緑、青の各色別の発光素子の波長を選択すれば、照明の明るさ、すなわち、表示の明るさが低下し、または明るさを上げることが困難となり、逆に表示の明るさを上げるように三原色赤、緑、青の各色別の発光素子の波長を選択すれば、色表現の機能が低下するという問題があった。
【0011】
本発明は、従来の受動型カラー表示装置の光源に関するこのような問題を解決することを課題とし、色表現の機能に優れ、且つ表示の明るさを上げることができるカラー表示装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するための第1の手段として本発明は、赤、緑、青の各色別の発光を色ごとにタイミングをずらせて行うLEDを備えた共通の光源と、前記LEDをそれぞれ独立に駆動する光源駆動回路と、前記光源からの入射光の通過を制御して表示を行う複数の表示素子よりなる光シャッターと、該光シャッターの動作を制御するシャッター制御回路を備えたフィールド順次型のカラー表示装置において、前記赤色のLEDとしてピーク波長λpがλp=660±10nmの色を発光する第 1 の種類の赤色LEDと、ピーク波長λpがλp=630±10nmの色を発光する第2の種類の赤色LEDと用いたことを特徴とする。
【0013】
上記の課題を解決するための第2の手段として本発明は、前記赤色のLEDとして、前記第 1 の種類の赤色LEDと前記第2の種類の赤色LEDのいずれか一方を目的に応じて選択的に駆動することを特徴とする。
【0014】
上記の課題を解決するための第3の手段として本発明は、前記緑色のLEDとして、ピーク波長λpがλp=570±10nmの色を発光する第 1 の種類の緑色LEDと、ピーク波長λpがλp=557±5nmの色を発光する第2の種類の緑LEDと用いたことを特徴とする。
【0016】
【請求項4】
上記の課題を解決するための第4の手段として本発明は、 前記光源は前記赤、緑、青のLED及びこれらが配列される基板とよりなるLEDブロックと、そのLEDブロックからの発光を反射集光する反射枠と、該反射枠と前記基板からの反射光およびLEDブロックからの直接光を面状に拡散し外部に投射する拡散板を有することを特徴とする。
【0018】
上記の課題を解決するための第7の手段として本発明は、前記第3の手段において、赤、緑、青の各色別の発光を行うLEDを1組として構成した光源ブロックの赤、緑、青の各色別の発光を行うLEDの個数の比率を順に1:2:1とし、緑色のLEDをそれぞれピークの発光波長λpがλp=570±10nmとλp=557±5nmであるLEDによって構成したことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下図面に基づいて本発明のカラー表示装置の実施の形態を実施例について説明する。図1、図2および図3は本発明の好適な第1の実施例を示す図であり、図1はカラー表示装置の構造を示す斜視図である。図2は図1のA−A断面図、図3は光源1の平面図である。図1において、1は光源でその構成は、発光素子として基板2上に赤色の発光素子として発光波長のピーク値(ピーク発光波長)λpがλp=660±10nmであるURのLED3aとλp=630±10nmであるSDのLED3bを、緑色の発光素子としてλp=570±10nmであるYGのLED3cとλp=557±5nmであるPGのLED3dを、青色の発光素子としてλp=430±10nmである発光色(以下SBと呼ぶ。)のLED3eを順次1列に配列する。ここで、LED3a〜3dは1個づつ、LED3eは2個配列する。このようにしてLEDブロック3を構成する。
【0020】
光源1はLEDブロック3からの発光を反射、集光する略矩形形状の反射枠4と、該反射枠4と基板1からの反射光およびLEDブロック3からの直接光を面状に拡散し外部に投射する拡散板5を有し、該拡散板5は反射枠4の端面に取付けられている。光源1のLEDブロック3の各LEDは光源駆動回路6により独立に駆動るすることができる。光源1の前面には該光源1から入射する光の通過を制御する光シャッターとしての液晶シャッター7を配置する。液晶シャッター7は表示セグメント8を有し、シャッター制御回路9は各表示セグメント8の光の透過状態を制御する。液晶シャッター7はセグメントタイプに限らずマトリクスタイプでもよい。この場合もシャッター制御回路9は各画素の光の透過状態を制御する。
【0021】
第1の実施例の動作につき、説明する。光源駆動回路から供給する点灯信号によって光源1においてLEDを赤、緑、青の色ごとにタイミングをずらせて、一定の順序で点灯させる。すなわち、フィールド順次型の照明により、表示の1フィールドを3つのサブフィールドに分割し、例えば第1のサブフィールドには赤色として前記のLED3aとLED3bを、第2のサブフィールドには緑色として前記のLED3cとLED3dを、第3のサブフィールドには青色として前記のLED3eをサブフィールド毎に切り替えて点灯する。
【0022】
一方このサブフィールドに同期してシャッター制御回路9から色別のデータ信号に基づく制御信号により液晶シャッター7の各表示セグメント8の透過状態を制御し、いわゆるマルチカラー表示またはフルカラー表示を行う。いわゆるマルチカラー表示を行う場合には表示すべきセグメントの色の色分けに応じて、その色が点灯されている期間(サブフィールド)のみそのセグメントを透過状態とするように制御し、セグメントを赤、緑、青またはこれらのうちの2色に色分けして表示する。またいわゆるフルカラー表示を行う場合には、経時混色を行うことによりセグメントに対応して所望の中間色を表示することができる。
【0023】
すなわち、そのセグメントに対する所望の中間色の色合いに応じてセグメントを透過状態とする複数のサブフィールドを選択する。例えば青と赤の中間の色をあるセグメントで表示する場合はそのセグメントを前記第1のサブフィールドと第3のサブフィールドの期間は透過状態とし、第2のサブフィールドの期間は非透過状態となるようシャッター制御回路により制御する。例えば青味の勝った青と赤の中間の色の表示を行う場合は第1のサブフィールドの期間はフィールドによってセグメントを透過状態にしたり非透過状態にしたりし、第2のサブフィールドの期間は常に非透過状態とし、第3のサブフィールドの期間は常に透過状態とするように制御する。赤、緑、青の中間の色も第1、第2、第3のサブフィールドの期間を同様にして適当に選択して対象となるセグメントを透過状態にするように制御することにより表示できる。
【0024】
前記の駆動方法によれば、第1のサブフィールドにおいては、前記LED3aとLED3bが同時に点灯する。すでにのべたように、LED3aはλp=660±10nmであるURの色すなわち波長の長い赤色を発光するので、輝度(明るさ)は上げにくいが色表現の性質に優れている。一方LED3bはλp=630±10nmであるSDの色すなわち波長の短い赤色を発光するので、色表現の性質には劣るが輝度を上げることが容易である。よって第1のサブフィールドにおいては光源1はLED3aとLED3bの発光が混色し、輝度が高く色表現の性質にも優れた赤色の照明光を発色することができる。第2のサブフィールドにおいては、前記LED3cとLED3dが同時に点灯する。
【0025】
すでにのべたように、LED3cはλp=570±10nmであるYGの色すなわち波長の長い緑色を発光するので、輝度(明るさ)は上げ易く、色表現の性質には劣っている。一方LED3dはλp=557±5nmであるPGの色すなわち波長の短い緑色を発光するので、色表現の性質には優れ、輝度を上げることに不利である。よって、第2のサブフィールドにおいては光源1はLED3cとLED3dの発光が混色し、輝度が高く色表現の性質にも優れた緑色の照明光を発色することができる。従って、本実施例のカラー表示装置により色分けの表示(いわゆるマルチカラー表示)を行う場合には赤と緑の色の明るさを上げることができると同時にこれらの色の色合も、すでに説明した従来の明るさを重視したカラー表示装置により特公昭63−41078号公報に記載したようなフィールド順次型の照明方法により色分け表示を行う場合よりも、それぞれ純粋の赤、純粋の緑により近づいた、より鮮やかな色として表示することができる。
【0026】
また、本実施例のカラー表示装置により中間色表示(いわゆるフルカラー表示)を行う場合も前記第1および第2のサブフィールドにおける照明の明るさを上げることができるので、経時混色による中間色の明るさを上げることができる。そして、前記のように第1および第2のサブフィールドにおいて、それぞれ色表現の性質の優れた赤色および緑色の照明をするので、従来の明るさを重視したカラー表示装置により特公昭63−41078号公報に記載したようなフィールド順次型の照明方法により経時混色による中間色表示を行う場合よりも、図の色度図において略三角形RGBで囲まれた色表現の範囲が広がり、中間色の範囲を広げ、色相豊かなカラー表示をすることができる。
【0027】
本実施例のカラー表示装置のフィールド順次型の照明方法としては、上記の方法の外に、必要に応じて第1のサブフィールドにおいてLED3aまたはLED3bのいずれかを、第2のサブフィールドにおいてLED3cまたはLED3dのいずれかを定常的に或いは間欠的に選択して発光させることもできる。例えば、明るさよりも色表現を優先させたい場合は、第1のフィールドにおいてLED3aを、第2のフィールドにおいてLED3dを選択することにより、色表現を更に豊かにすることができる。そしてこの選択を間欠的に行い、選択を行う期間と、選択を行わず、第1フィールドにおいてはLED3aとLED3b、第2フィールドにおいてはLED3aとLED3bを共に発光させる期間を混在させて設けることにより、表示の色表現と明るさをきめ細かく選択することができる。
【0028】
本実施例のカラー表示装置の照明方法はフィールド順次型に限られない。例えば画像を色分けをせずに表示する場合には、本実施例のカラー表示装置において、LED3ブロックの一部または全部を継続して発光させることにより、すでに説明したLED3a〜LED3dの発光を同時混色等することにより、すでにのべたのと同様の理由により明るく、色表現に優れたカラー表示をすることができる。
【0029】
以下図面に基づいて本発明のカラー表示装置の実施の形態を他の実施例について図面を用いて説明する。図4は本発明のカラー表示装置の第2の実施例の光源1の構成を示す平面図である。カラー表示装置のその他の部分の構成は第1図に示した第1の実施例と同様である。図4に示すように光源1の構成は、基板2上に赤色の発光素子として発光の波長のピーク値λp=630± nmであるSDのLED3bを2個、緑色の発光素子としてλp=570± nmであるYGのLED3cとλp=557± nmであるPGのLED3dを1個づつ、青色の発光素子としてλp=440± nmであるSBのLED3eを2個順次に配列する。電源1に於けるその他の部分の構成およびその表示番号は第1の実施例と同様である。
【0030】
本実施例の光源においては、赤色の発光はλp=630±10nmであるSDのLED3bの発光によるものであり、すでに説明したように明るさを上げることができる。また緑色の発光は、λp=570±10nmであるYGのLED3cとλp=557±5nmであるPGのLED3dの発光によるものであり、すでに説明したように明るさを上げることができ、色表現の性質にも優れている。よって、第1の実施例と同様の方法により、光源を点灯して照明を行うことにより、従来に比して、明るく且つ色表現にも優れたカラー表示装置を提供することができる。なお本実施例を第1の実施例と比較すると、表示の色表現においては若干劣るが、明るさの点で若干優れている。
【0031】
以下図面に基づいて本発明のカラー表示装置の実施の形態を他の実施例について図面を用いて説明する。図5は本発明のカラー表示装置の第3の実施例の光源1の構成を示す平面図である。カラー表示装置のその他の部分の構成は第1図に示した第1の実施例と同様である。図5に示すように光源1の構成は、基板2上に赤色の発光素子として発光の波長のピーク値λpがλp=660±10nmであるURのLED3aとλp=630±10nmであるSDのLED3bを1個づつ、緑色の発光素子としてλp=570±10nmであるYGのLED3cを2個、青色の発光素子としてλp=430±10nmであるSBのLED3eを2個順次に配列する。光源1に於けるその他の部分の構成およびその表示番号は第1の実施例と同様である。本実施例の光源においては、赤色の発光はλp=660±10nmであるURのLED3aとλp=630±10nmであるSDのLED3bの発光によるものであり、すでに説明したように色表現の性質に優れ、且つ明るさを上げることができる。
【0032】
また緑色の発光は、λp=570±10nmであるYGのLED3cの発光によるものであり、すでに説明したように明るさを上げることができる。よって、第1の実施例と同様の方法により、光源を点灯して照明を行うことにより、従来に比して、明るく且つ色表現にも優れたカラー表示装置を提供することができる。なお本実施例を第1の実施例と比較すると、表示の色表現においては若干劣るが、明るさの点で若干優れている。
【0033】
以下図面に基づいて本発明のカラー表示装置の実施の形態をもう一つの他の実施例について図面を用いて説明する。図6は本発明のカラー表示装置の第4の実施例の光源1の構成を示す平面図である。カラー表示装置のその他の部分の構成は第1図に示した第1の実施例と同様である。光源の構成要素で第1の実施例と同じものは第1の実施例と同じ表示記号または表示番号を用いて表示する。電源1の構成は、基板2上に赤色、緑色および青色の発光素子として、LED素子3a、3c、および3eを順次並べ、第1のLEDブロック3Aを構成し、第1のLEDブロック3Aから若干離れて、赤色、緑色および青色の発光素子として前記のLED素子3b、3d、および3eを順次並べ第2のLEDブロック3Bを構成する。光源1に於けるその他の部分の構成は第1の実施例と同様である。
【0034】
本実施例におけるLED素子の種類および数は第1の実施例と同様であり、その点灯方法も第1の実施例と同様である。しかし、第1の実施例のように赤色、緑色、青色の発光素子が色ごとにかたまっておらず、互いに分散して配置されている。色ごとにかたまっている場合には、拡散板を用いても、光の拡散が理想的に行われないかぎり、拡散板から出て光シャッターに入射する光の強さは拡散板面の場所に依存して不均一となる。従って、表示される原色は色ごとに明るさのムラを生じ、表示される中間色は色調のムラを生ずる。本実施例においては、光源において前記の色ごとの発光素子同士が適切な間隔をおいて配置されるので、表示における色ごとの明るさの場所による均一性が改善され、色ごとの明るさのムラや、中間色の色調のムラを低減または阻止することができる。全体的な表示の明るさや色表現に対する性能は、第1の実施例において説明したのと同様の理由により、従来のものよりもすぐれている。
【0035】
以下図面に基づいて本発明のカラー表示装置の実施の形態をもう一つの他の実施例について図面を用いて説明する。図7は本発明のカラー表示装置の第5の実施例の光源1の構成を示す平面図である。カラー表示装置のその他の部分の構成は第1図に示した第1の実施例と同様である。光源の構成要素で第1の実施例と同じものは第1の実施例と同じ表示記号または表示番号を用いて表示する。光源1の構成は、基板2上に赤色、緑色および青色の発光素子として、LED素子3a、3c、および3eを順次並べ、第1のLEDブロック3Aを構成し、第1のLEDブロック3Aから若干離れて、赤色、緑色および青色の発光素子としてLED素子3b、3c、および3eを順次並べ、第2のLEDブロック3Bを構成する。光源1に於けるその他の部分の構成は第1の実施例と同様である。
【0036】
本実施例におけるLED素子の種類および数は第3の実施例と同様であり、その点灯方法も第3の実施例または第1の実施例と同様である。しかし、第3の実施例のように赤色、緑色、青色の発光素子が色ごとにかたまっておらず、各色ごとに1個づつ異なるブロックに分散して配置されている。従って第3の実施例の説明において述べたのと同様の理由により、表示における色ごとの明るさの場所による均一性が改善され、色ごとの明るさのムラや、中間色の色調のムラを低減または阻止することができる。全体的な表示の明るさや色表現に対する性能は、第3の実施例において説明したのと同様の理由により、従来のものよりも優れている。
【0037】
以下図面に基づいて本発明のカラー表示装置の実施の形態をもう一つの他の実施例について図面を用いて説明する。図8は本発明のカラー表示装置の第6の実施例の光源1の構成を示す平面図である。カラー表示装置のその他の部分の構成は第1図に示した第1の実施例と同様である。光源の構成要素で第1の実施例と同じものは第1の実施例と同じ表示記号または表示番号を用いて表示する。図8に示す光源1の構成は、基板2上に順次緑色、赤色、青色、緑色の発光素子として、LED素子3c、3b、3e、および3dを順次並べてLEDブロック3を構成する。光源1に於けるその他の部分の構成は第1の実施例と同様である。
本実施例における、赤色、緑色および青色の色別の発光素子の点灯方法は第1の実施例と同様である。
【0038】
本実施例においては赤色、緑色および青色の各色別の発光素子を構成するLED素子の数の比は順に1:2:1となっているので、相対的に輝度の低い緑色の発光の明るさを高めて他の色(赤色および青色)との輝度バランスをとることができる。これによりカラー表示における表示の色ムラや輝度ムラを低減することができる。また発光素子であるLED素子の種類も第2の実施例と同様である。従って第2の実施例と同様の利点すなわち、従来例より優れた表示の明るさや色表現に対する性能を有する。
【0039】
次に本実施例の変形例につき図面を用いて説明する。図9は本発明のカラー表示装置の第6の実施例の変形例の光源1の構成を示す平面図である。カラー表示装置のその他の部分の構成は第1図に示した第1の実施例と同様である。光源の構成要素で第1の実施例と同じものは第1の実施例と同じ表示記号または表示番号を用いて表示する。図に示す光源1の構成は、基板2上に順次緑色、赤色、緑色、青色の発光素子として、LED素子3c、3b、3d、および3eを順次配列して第1のLEDブロック3Aを構成し、第1のLEDブロック3Aから配列の方向に適切な間隔おいて同様の色順序でLED素子3c、3a、3d、および3eを順次配列して第2のLEDブロック3Bを構成する。本実施例においても赤色、緑色および青色の各色別の発光素子を構成するLED素子の数の比を順に1:2:1となっているので、すでに説明したように各原色間の輝度バランスをとることができる。
【0040】
これによりカラー表示における表示の色ムラや輝度ムラを低減することができる。また発光素子であるLED素子の種類は第1の実施例と同様である。従って第1の実施例と同様の利点すなわち、従来例より優れた表示の明るさや色表現に対する性能を有する。更に、赤色、緑色、青色の発光素子が色ごとにかたまっておらず、各色ごとに異なるブロックに分散して配置されている。従ってすでに述べたのと同様の理由により、表示における色ごとの明るさの場所による均一性が改善され、色ごとの明るさのムラや、中間色の色調のムラを低減または阻止することができる。
【0041】
以上に本発明の実施の形態を光源の発光素子として発光ダイオード(LED)を用いた実施例により説明したが、本発明はこれに限らず、光源の発光素子として、電場発光(EL)、プラズマ等による発光素子を用いても実施でき、LEDを用いた場合と同様の作用・効果を有する場合もあることは勿論である。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、受動型のカラー表示装置において、その光源の三原色(赤色、緑色、青色)の発光素子を少なくとも1の色につき異なる発光波長を有する複数の発光素子によって構成することにより、従来実現が困難であった、色表現の機能に優れ、且つ表示の明るさを上げることができるカラー表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す斜視図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】本発明の第1の実施例の光源を示す平面図である。
【図4】本発明の第2の実施例の光源を示す平面図である。
【図5】本発明の第3の実施例の光源を示す平面図である。
【図6】本発明の第4の実施例の光源を示す平面図である。
【図7】本発明の第5の実施例の光源を示す平面図である。
【図8】本発明の第6の実施例の光源を示す平面図である。
【図9】本発明の第6の実施例の変形例の光源を示す平面図である。
【図10】三原色と表示色の関係を示すCIE色度図である。
【符号の説明】
1 光源
2 基板
3 LEDブロック
4 反射枠
5 拡散板
6 光源駆動回路
7 液晶シャッター
8 表示セグメント
9 シャッター制御回路
Claims (4)
- 赤、緑、青の各色別の発光を色ごとにタイミングをずらせて行うLEDを備えた共通の光源と、前記LEDをそれぞれ独立に駆動する光源駆動回路と、前記光源からの入射光の通過を制御して表示を行う複数の表示素子よりなる光シャッターと、該光シャッターの動作を制御するシャッター制御回路を備えたフィールド順次型のカラー表示装置において、前記赤色のLEDとしてピーク波長λpがλp=660±10nmの色を発光する第 1 の種類の赤色LEDと、ピーク波長λpがλp=630±10nmの色を発光する第2の種類の赤色LEDと用いたことを特徴とするカラー表示装置。
- 前記赤色のLEDとして、前記第 1 の種類の赤色LEDと前記第2の種類の赤色LEDのいずれか一方を目的に応じて選択的に駆動することを特徴とする請求項1に記載のカラー表示装置。
- 前記緑色のLEDとして、ピーク波長λpがλp=570±10nmの色を発光する第 1 の種類の緑色LEDと、ピーク波長λpがλp=557±5nmの色を発光する第2の種類の緑LEDと用いたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のカラー表示装置。
- 前記光源は前記赤、緑、青のLED及びこれらが配列される基板とよりなるLEDブロックと、そのLEDブロックからの発光を反射集光する反射枠と、該反射枠と前記基板からの反射光およびLEDブロックからの直接光を面状に拡散し外部に投射する拡散板を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のカラー表示装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP21914196A JP3680879B2 (ja) | 1996-08-02 | 1996-08-02 | カラー表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21914196A JP3680879B2 (ja) | 1996-08-02 | 1996-08-02 | カラー表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1049083A JPH1049083A (ja) | 1998-02-20 |
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Family Applications (1)
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| JP21914196A Expired - Fee Related JP3680879B2 (ja) | 1996-08-02 | 1996-08-02 | カラー表示装置 |
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| JP (1) | JP3680879B2 (ja) |
-
1996
- 1996-08-02 JP JP21914196A patent/JP3680879B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1049083A (ja) | 1998-02-20 |
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