JP3676447B2 - 油性原料の改質方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、油性原料の改質方法に関するものであり、一層詳細には、油脂類、ロウ類、炭化水素類、ならびにこれらの構成成分である高級脂肪酸類、高級アルコール類と合成エステルなどの油性原料の改質方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
一般に、油性原料としては、油脂類、ロウ類、炭化水素類、ならびにこれらの構成成分である高級脂肪酸類、高級アルコール類と合成エステルなどがある。
【0003】
油脂類(oil and fat)は、天然の動植物界に広く存在していて、主成分は高級脂肪酸とグリセリンのエステル(トリグリセライド)で、化粧品の原料として良く使用されている。
ロウ類は、高級脂肪酸と一価のアルコールのエステルが主成分で、遊離脂肪酸、遊離アルコール、炭化水素、樹脂などが含まれている複雑な構造のものが多い。
【0004】
また、炭素と水素だけでできている化合物である炭化水素は、有機化合物の基本的化合物であり、その基原、構造などから鎖式炭化水素と環式炭化水素を含む鉱物性炭化水素、スクワラン、ブリスタンなどの動物性炭化水素などに分類され、飽和の直鎖式炭化水素(ノーマルパラフィン)、側鎖式炭化水素(イソパラフィン)系の流動パラフィン、ワセリン、パラフィン、マイクロクリスタリンワックス、セレシン等と、動物性炭化水素のスクワランやポリスチレン末、アズレンなどが化粧品原料として使用されている。
【0005】
高級脂肪酸は、動植物性油脂、ロウを構成している成分で、R−COOHの一般式で示され、化粧品に使用されるのはC12以上の飽和脂肪酸で、なかでも昔からステアリン酸が良く使用されている。
また、アルコールはR−OH(Rは飽和または不飽和の炭化水素類)の一般式で示される化合物で、C6 以下の低級アルコールは溶剤、合成エステルの原料に使用されるが、C12以上の高級アルコールは油性原料として化粧品に使用されている。なお、分子内に2個以上の水酸基(OH基)を有する多価アルコールにはグリセリン、ソルビトール、ブドウ糖、ショ糖、プロピレングリコール、エチレングリコールとその重合体などがあり、保湿柔軟効果のあるものが多い。
【0006】
さらに、合成エステルは、脂肪酸とアルコールから合成された油様物質で皮膚にたいする滲透性がよく、油脂と同様に皮膚に対する柔軟作用を有するだけでなく各種成分との相溶性もよく、化粧品に配合する色素、ビタミン、防腐剤などの溶剤としても使用されている。
【0007】
そして、化粧品などに欠くことのできない油性成分としてのこれらの原料は、皮膚の細胞を柔軟にして吸収力を増し、表皮の水分の蒸発を抑制して乾燥および肌あれを防ぎ、表面を覆って機械的刺激や薬物の刺激から保護し、炎症をおさえ表皮形成をうながすなどの種々の作用が認められているが、のび(展延性)やべとつくなどの使用感の面で改良すべき点があった。
【0008】
一方、発明者は、澱粉および/又は穀類と種子と卵殻とを混合したのち加水分解して複合醗酵させたのち熟成し、さらに濾過することにより得られる水溶性ミネラル含有液につき特許出願(特願平2−290869号) を行っており、水にこの水溶性ミネラル含有液を添加すると、個々の水分子(単分子)がミネラルイオンを取り囲んでミネラルイオンを分散するため、細分化された水とともにミネラルイオンが皮膚細胞から吸収されることが確認されている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そこで、この発明では、油脂類、ロウ類、炭化水素類、ならびにこれらの構成成分である高級脂肪酸類、高級アルコール類と合成エステルなどの油性原料90.0〜99.9重量部に対し、澱粉および/又は穀類と種子と卵殻とを混合したのち加水分解して複合醗酵させて熟成し、さらにこれを濾過して得られた水溶性ミネラル含有液0.1〜10.0重量部を加え、この油性原料と水溶性ミネラル含有液の混合物を磁気雰囲気において超音波振動を加えながら磁気スターラで所定時間攪拌して水溶性ミネラル含有液を分散させ、該油性原料に含まれる水素イオンを二価の金属イオンと置き換えて鎖状や環状構造にすることにより、のびやべたつき感を改善しようとするものである。
【0010】
この場合、油性原料に加える水溶性ミネラル含有液は0.3〜3.0重量部が好ましく、0.1重量部未満では油性原料の水素イオンと水溶性ミネラル含有液に含まれる二価の金属イオンとの置換が充分に行われないため、のびやべたつきの改善が充分でなく、また10.0重量部を超えると多過ぎて溶解不良を起こして沈澱し、この沈澱残渣の分離作業が必要となる。
【0011】
一方、前記水溶性ミネラル含有液は、詳しくは、澱粉および/または穀類と種子と卵殻とを2.5:3.0:0.5の重量比で含む粉砕混合物を醗酵タンクに投入し、この混合原料1に対し水3を加え、攪拌しながら50〜100℃に加熱して澱粉をα化した後、30〜40℃に保温して粘稠な混合液とし、この混合液を30〜40℃に保持して所定料の麹菌など加えて複合醗酵させ、さらにこの複合醗酵させた混合液を1〜2ケ月熟成させて濾過することにより調整される。そしてこのようにして得られた水溶性ミネラル含有液は5〜10重量%のミネラル成分(灰分)を含み、多量のカルシュウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、鉄などのミネラルイオンの他に燐、銅、亜鉛、マンガン、硫黄、珪素などの微量ミネラル元素を含有している。
【0012】
また、水溶性ミネラル含有液の調整に使用する澱粉としては、サツマイモ澱粉、バレイショ澱粉などの芋澱粉やトウモロコシ澱粉など特に制限はなく、穀類についても同様に、例えば、米粉、小麦粉、そば粉などを使用することができ、さらに、種子としては、胡桃、杏、白桃、黄桃、アプリコット、梅など種々のものを使用することができる。
【0013】
さらに複合醗酵させる際には麹菌だけでなく、麹菌や酵母などに、例えば、酒石酸、クエン酸、乳酸あるいは酢酸等のカルボキシル基を有する有機酸を補助的に加えてもよく、さらにまた麹菌、酵母などとカルボキシル基を有する有機酸とを併用してもよい。
【0014】
【発明の実施の態様】
この発明では、水溶性ミネラル含有液を添加された油性原料は、磁気雰囲気において超音波振動を加えられながら磁気スターラによって攪拌されると、ミネラルイオンを取り囲んだ水の単分子が油性原料中に分散し、油性材料の分子構造の末端に位置するの水素イオンが二価の金属イオンに置き替わり、鎖状や環状の分子構造なるものである。
【0015】
【実施例】
次に、本発明に係る油性原料の改質方法の好適な実施例として動物性炭化水素であるスクワランの改質方法を例示して説明する。
【0016】
実施例1
まず、深海産のサメの肝油から得られた炭化水素(squalene) に水素を添加して飽和させた市販のスクワラン(squalane)100ccと、前述の方法によって調整された水溶性ミネラル含有液2ccを用意した(この水溶性ミネラル含有液100g中にはミネラル成分としてカルシウム2100mg、マグネシウム68mg、ナトリウム130mg、カリウム6mgが含まれている)。
次に、ビーカーに投入したスクワランに水溶性ミネラル含有液を滴下した。
そしてスクワランと水溶性ミネラル含有液との混合液を入れたビーカーを、超音波振動器(周波数35KHz〜55KHz、超音波出力35W〜50W)の振動テーブル上に載置するとともに、ビーカー外周に磁束密度が1500ガウス程度の多数の磁石を千鳥状にかつ3段に配置することにより磁気雰囲気(磁場)を形成した。そしてビーカー内に磁気スターラを静かに投入した後、超音波振動器を作動させ、磁気スターラを6時間連続的に回動(回転速度400〜600回/分)して混合液の攪拌をおこなった。この場合、超音波振動は2方向(2次元)以上から超音波をあてて振動させるのが好ましい。
【0017】
なお、スクワランに水溶性ミネラル含有液を滴下した当初は、スクワランと水溶性ミネラル含有液とは油層と水層とに分離していたが、磁気雰囲気で超音波振動をかけながら磁気スターラによって攪拌を始めると水溶性ミネラル含有液が次第に分散しはじめて若干白濁状態となった。その後、80℃〜90℃で30分〜60分加熱する。
そして、攪拌が終了して所定時間静置後に観察するとスクワラン中に水溶性ミネラル含有液が完全に分散して透明な粘稠液となっていた。
このようにして得られたスクワランAと、市販のスクワランBを用意し、50人の被験者について下記の事項につき下記の方法で比較評価をしてもらい、次のような結果を得た。
【0018】
のびぐあい(展延性)
皮膚表面にスクワランAとスクワランBを別々に等量滴下して指先でのばし、そののばした感覚を評価する。
○・・・非常によくのびて透明感がある。
△・・・のびは普通であるがギラギラ感があって重い
×・・・のびがあまり良くなく、ギラギラ感がある
べたつき感
皮膚表面にスクワランAとスクワランBを別々に等量滴下して指先でのばして10分後にべたつきの感覚を評価する。
○・・・ほとんどべたつかずサラサラしている
△・・・普通
×・・・べたつく
【0019】
【0020】
前記の比較評価のうち、のびぐあいが非常に良くなったのは、スクワラン(C30H62)における末端の水素(H)が、水溶性ミネラル含有液のイオン化されたカルシウム(Ca)と置き変わったからであり、このカルシウム(Ca)は二価のイオンであるからもう一方に別のスクワラン(C30H62)が結びつき、スクワラン同士がイオン化されたカルシウム(Ca)によって鎖状につながったからである(化1参照)。
しかし、イオン化されていないカルシウムではこのような働きはなく、分離してしまう。もともと炭化水素類はCaCI2 で鹸化し、不鹸化物である炭化水素をつくっているものであり、さらには分子蒸留により油脂成分だけを分離しているため、金属イオンは含まれていない。
しかし本発明に係る改質方法では、水の分子集団を変えるのと同じようにイオン化されたカルシウムがスクワランの分子集団を変えるのである。
【0021】
【化1】
・スクワラン(squalane)
C30H62 → (C30H61)2 Ca
【0022】
また、べたつき感の解消については、スクワランの分子集団が水の分子集団と同様に細分化されるからであり、この事実は皮膚への吸収がよくなるだけでなく浸透性が向上し、さらには水とも融合し易くなるということである。
【0023】
なお、上記実施例では動物性炭化水素であるスクワランを例示して説明したが、例えば、動植物油脂としてのパルミチン酸やステアリン酸、高級アルコールとしてのセリルアルコール(蜜蝋)なども、イオン化されたカルシウムによって次のようにつながり、分子集団の細分化が行われるものである(化2参照)。
【0024】
【化2】
【0025】
【発明の効果】
先に述べたように、本発明では油脂類、ロウ類、炭化水素類、ならびにこれらの構成成分である高級脂肪酸類、高級アルコール類と合成エステルなどの油性原料に、澱粉および/又は穀類と種子と卵殻とを混合したのち加水分解して複合醗酵させて熟成しさらにこれを濾過して得られた水溶性ミネラル含有液を加えた後、磁気雰囲気において超音波振動を加えながら磁気スターラで所定時間攪拌して水溶性ミネラル含有液を分散させるので、油性原料の分子構造の末端に位置する水素イオンが二価の金属イオンと置換されて鎖状もしくは環状構造となるので、のびやべたつき感の改善を図ることができるだけでなく、化粧品などに使用した場合は、皮膚の細胞の柔軟性、水分蒸発の抑制、刺激からの保護、さらには表皮形成の促進などの点でも大幅な改善を図ることができるなど種々の利点を有するものである。
以上、本発明に係る油性原料の改質方法の好適な実施例につき説明したが、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、本発明の精神を逸脱しない範囲内において種々の油性原料に適用できることは勿論である。
Claims (1)
- 油性原料90.0〜99.9重量部に、
澱粉および/又は穀類と種子と卵殻とを混合したのち加水分解して醗酵熟成しさらに濾過することにより得られた水溶性ミネラル含有液0.1〜10.0重量部を加え、
磁気雰囲気において超音波振動を加えながら磁気スターラで所定時間攪拌することにより、前記水溶性ミネラル含有液を分散させ、前記油性原料に含まれる水素イオンを二価の金属イオンと置き換えて鎖状もしくは環状構造にすることを特徴とする油性原料の改質方法。
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JP25724195A JP3676447B2 (ja) | 1995-09-11 | 1995-09-11 | 油性原料の改質方法 |
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- 1995-09-11 JP JP25724195A patent/JP3676447B2/ja not_active Expired - Fee Related
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