JP3675938B2

JP3675938B2 - Wheel stopper

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Publication number: JP3675938B2
Application number: JP07468396A
Authority: JP
Inventors: 民夫山中
Original assignee: Shinmaywa Industries Ltd
Current assignee: Shinmaywa Industries Ltd
Priority date: 1996-03-28
Filing date: 1996-03-28
Publication date: 2005-07-27
Anticipated expiration: 2016-03-28
Also published as: JPH09263172A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、貨物自動車の後部に装着される昇降可能なテールゲートリフタなどの停止プレート上に車輪を有する移動体を載置した状態で該移動体の車輪を転動不能に係止するようにした車輪止め装置に関し、特に、車輪止め装置の組付作業性及びコストダウンを図る対策に係る。
【０００２】
【従来の技術】
従来、このような車輪止め装置は、例えば、実公平７−２６１９９号公報に開示されるように、テールゲートリフタなどの上下方向に昇降可能な停止プレートのプレート幅方向と直交する縦方向一側寄りに設けられ、上記停止プレート上に車輪を有する台車などの移動体を載せて停止させた状態で、この移動体の車輪の転動を規制するようにしている。
【０００３】
具体的には、停止プレートのプレート幅方向に延びる凹所のプレート幅方向と直交する縦方向一側に、後端が軸を介して回動自在に支持された上下方向に回動自在なストッパプレートを備えている。また、上記凹所とストッパプレートとの間には、上記ストッパプレートを上方に回動付勢して起立姿勢に保持し上記移動体の車輪を当接せしめてその転動を規制する弾発部材が装着されている。さらに、上記停止プレートには、上記弾発部材の付勢力に抗して下方に回動付勢された上記ストッパプレートに係合する係止手段が設けられ、この係止手段によってストッパプレートの倒伏姿勢を保持するようにしている。
【０００４】
上記弾発部材は、凹所内をプレート幅方向に延びる軸部と、その軸部の周りに捩じりを生じさせるよう該軸部の両端部よりストッパプレート側及び凹所側に交互に延びる延出部とを有するトーションバーを備えている。このトーションバーの軸部は、ストッパプレートの裏面側に左右一対の固定片をネジ止めして取り付けられている。そして、ストッパプレートの回動時、軸部の一端よりストッパプレート側に延びる延出部をストッパプレートの裏面に当接させた状態で、軸部の他端より凹所側に延びる延出部の先端を凹所の底面に押し付けることで、その凹所側の延出部をストッパプレート側の延出部に対して側面視で相対方向に撓ませて軸部の周りに捩じりを生じさせ、ストッパプレートに弾発部材の付勢力として付与するようになっている。
【０００５】
また、上記ストッパプレートの組付けは、トーションバーを予め左右一対の固定片によりストッパプレートの裏面にネジ止めした状態で、凹所内を左右方向に延びる軸の外周面に対してストッパプレート裏面の軸受部を左右方向一側より嵌合させることによりなされる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の車輪止め装置では、ストッパプレートの組付けがトーションバーを取り付けた状態で行われるため、軸の外周面に対してストッパプレートの軸受部を左右方向一側から嵌合させていくと、トーションバーの凹所側延出部の先端が凹所の底面に接触し、この時点から、ストッパプレートと凹所との間でトーションバーによる付勢力が作用することになり、それ以後の軸に対する軸受部の嵌合が、トーションバーの付勢力に邪魔されてスムーズに行えない。
【０００７】
また、経時的な疲労などによりトーションバーを交換する際には、上述の組付手順とは逆にストッパプレートの軸受部を凹所内の軸から抜き取ってから、各固定片のネジを弛めて取り外す必要があり、トーションバー自身の脱着作業性が悪いことに加え、トーションバーの交換にストッパプレートの脱着作業が伴うためにサービス性が著しく悪化することになる。
【０００８】
さらに、ストッパプレートの回動時にはトーションバーの凹所側延出部の先端に該凹所側延出部を撓ませる荷重が集中するため、この先端が摩耗してトーションバーの付勢力が低下したり、その凹所側延出部の先端が接触する凹所の底面に傷が付いてストッパプレートの回動時に先端が凹所の底面に対してスムーズに移動しないといった欠点もある。
【０００９】
しかも、上記トーションバーをストッパプレートの裏面に取り付ける上で、一対の固定片及びネジなどの固定具が別途必要とされて部品点数が増加することに加え、この各固定片をネジ止めするためのネジ孔をストッパプレートの裏面に穿設する必要もあり、部品点数の増加とも相俟ってコストが高くつくといった欠点もある。
【００１０】
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、弾発部材を、ストッパプレートの組付後に装着可能な形状のトーションバーにより構成し、トーションバー自身の脱着性、ストッパプレートの組付作業性及びトーションバーのサービス性を高めつつ、ストッパプレートの開閉動作をスムーズに行えるようにするとともに、部品点数を削減しそれに伴う作業も廃止してコストダウンを図ることにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項１記載の発明が講じた解決手段は、車輪を有する移動体が停止する停止プレートと、該停止プレートのプレート幅方向に延びる凹所と、該凹所のプレート幅方向と直交する縦方向一側に上下方向に回動自在に設けられたストッパプレートと、上記凹所とストッパプレートとの間に装着され、上記ストッパプレートを上方に回動付勢して起立姿勢に保持し上記移動体の車輪を当接せしめてその転動を規制する弾発部材とを備えた車輪止め装置を前提とする。そして、上記弾発部材に、上記凹所内をプレート幅方向に延びる軸部と、該軸部の両端部より側面視で略くの字状に上記ストッパプレート側及び凹所側に交互に延びる延出部とを有するトーションバーを備え、該トーションバーを、その延出部同士を側面視で相対方向に撓ませて軸部の周りに捩じりを生じさせるように構成する。さらに、上記各延出部の先端部を側面視で該延出部同士のなす角度の広角側に略直角に折曲形成して、上記ストッパプレートの縦方向他側及び凹所内に、上記各延出部の先端を回動自在に嵌合支持する嵌合部をプレート幅方向に延ばして設ける構成としたものである。
【００１２】
この構成により、請求項１記載の発明では、弾発部材つまりトーションバーは、ストッパプレートを開放させた状態で、そのストッパプレートのストッパ片と凹所との開口を介してストッパプレート側および凹所側のうちのいずれか一方の延出部の先端をストッパプレート又は凹所内の嵌合部に嵌合支持する一方、他方の延出部の先端を凹所内又はストッパプレートの嵌合部に嵌合支持することで取り付けられる。このため、トーションバーを取り外した状態でストッパプレートを凹所内に組付けることが可能となり、ストッパプレートは、その軸受部が凹所内の軸に対してプレート幅方向一側から終始スムーズに嵌合されて、トーションバーの付勢力に邪魔されることなく組み付けられる。また、トーションバーは、ストッパプレートの組付後に各延出部の先端をストッパプレート及び凹所内の嵌合部に嵌合支持することで取り付けられることから、経時的な疲労などによりトーションバーを交換する際に、ストッパプレートを凹所から取り外す必要はなく、ストッパプレートを取り付けた状態で、各延出部の先端をストッパプレート及び凹所内の嵌合部より取り外せばトーションバーが交換され、トーションバー自身の脱着作業が簡単に行えることに加え、トーションバーの交換時にストッパプレートの脱着作業が不要となってサービス性が著しく高められる。さらに、ストッパプレートの開閉時にはトーションバーの各延出部の先端が嵌合部内で回動し、延出部同士が相対方向に撓んで軸部に捩じりを生じさせることから、延出部同士を撓ませる荷重は、嵌合部内で回動する各延出部の先端により軸部側に効率良く伝達されることになり、各延出部の先端への撓み荷重の集中を防止して摩耗によるトーションバーの付勢力の低下を防止する一方、ストッパプレート及び凹所内の嵌合部への傷付きも防止して、各延出部の先端の嵌合部での回動が無理なく円滑に行え、ストッパプレートの開閉動作がスムーズに行える。しかも、上記トーションバーの各延出部の先端がストッパプレート及び凹所内の嵌合部に支持されることから、トーションバーを固定する固定片及びネジなどの固定具が不要となるとともに、ネジ孔などの穿設作業も不要となり、部品点数の削減及び穿設作業の廃止によってコストが低廉化される。
【００１３】
また、上記各延出部の先端部を折曲させることで、該先端部よりも基端側部分がストッパプレート及び凹所の底面に対して離間するため、該ストッパプレートの開閉動作時に、嵌合部に対して上記各延出部が干渉しないようにすることができる。
【００１４】
請求項２記載の発明が講じた解決手段は、請求項１記載の発明の弾発部材を特定し、凹所内をプレート幅方向に延びる２つの軸部と、該各軸部の両端部より側面視で略くの字状にストッパプレート側及び凹所側に交互に延びる延出部と、該各延出部のうちのストッパプレート側又は凹所側の一方に延びる延出部の先端を上記各軸部とほぼ平行に延びて連結する平行軸部とを有するトーションバーを備える。そして、上記トーションバーを、１本の棒体を各部ごとに折曲して２つの軸部を交差させるように形成する構成としたものである。
【００１５】
この構成により、請求項２記載の発明では、１本のトーションバーにより２つの軸部にそれぞれ捩じりを生じさせてストッパプレートが開閉し、プレート幅方向に長いストッパプレートの開閉動作が、２つの軸部の捩じりと、その各軸部両端の延出部の撓みとによってよりスムーズに行える。
【００１６】
請求項３記載の発明が講じた解決手段は、請求項１記載の発明の弾発部材を特定し、凹所内をプレート幅方向に延びる軸部と、該軸部の両端部より側面視で略くの字状にストッパプレート側及び凹所側に交互に延びる延出部とを有するトーションバーを２本備える。そして、この２本のトーションバーを、それぞれ個別の棒体を各部ごとに折曲形成し、２つの軸部を交差させるように平面視で左右対称形に配置する構成としたものである。
【００１７】
この構成により、請求項３記載の発明では、２本のトーションバーに個別の軸部を備えることで、該各トーションバーをそれぞれ個別に加工することが可能となり、長尺な１本のトーションバーに２つの軸部を必要とするものに比べて加工が容易に行える。しかも、２本のトーションバーは、２つの軸部を１本のトーションバーに備えるものにおいてストッパプレート側又は凹所側の延出部の先端同士を連結する上で必要であった平行軸部が不要となることから、１本のトーションバーの半分以下の短尺な棒体で形成することが可能となり、コストの面でも有利なものとなる。
【００１８】
請求項４記載の発明が講じた解決手段は、請求項２又は請求項３記載の発明の構成要件に加えて、２つの軸部よりストッパプレート側及び凹所側のいずれか一方に延びる延出部間の間隔を、他方に延びる延出部間の間隔よりも広く形成するとともに、上記延出部間の間隔が広い該各延出部の長さを、上記延出部間の間隔が狭い該各延出部の長さよりも長く形成する構成としたものである。
【００１９】
この構成により、請求項４記載の発明では、ストッパプレートの閉塞位置において、２つの軸部よりストッパプレート側及び凹所側の一方に長く延びて間隔も広い各延出部の内側に、ストッパプレート側及び凹所側の他方に短く延びて間隔も狭い各延出部が収容されることになり、ストッパプレートの閉塞位置での各延出部同士の干渉が確実に回避される。
【００２０】
請求項５記載の発明が講じた解決手段は、請求項２ないし請求項４のうちのいずれか１つに記載の発明の弾発部材を特定し、２つの軸部を連結して該両軸部の捩じりセンタを一体化する連結部材を備える構成としたものである。
【００２１】
この構成により、請求項５記載の発明では、両軸部の捩じりセンタの一体化によって２つの軸部による違和感を招くことなくストッパプレートの開閉動作がスムーズに行える。
【００２２】
さらに、請求項６記載の発明が講じた解決手段は、請求項１ないし請求項５のうちのいずれか１つに記載の発明の構成要件に加えて、停止プレート及びストッパプレートを押出型材より構成し、嵌合部を、停止プレート及びストッパプレートの押出成形により停止プレートの凹所内及びストッパプレートに一体的に成形する構成としたものである。
【００２３】
この構成により、請求項６記載の発明では、停止プレートの押出成形により凹所及び嵌合部が停止プレートに一体的に成形されて凹所及び嵌合部が簡単に形成されるとともに、ストッパプレートの押出成形によりストッパ片及び嵌合部がストッパプレートに一体的に成形されてストッパ片及び嵌合部が簡単に形成される。
【００２４】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【００２５】
（第１の実施の形態）
図１及び図２は本発明の第１の実施の形態に係る車輪止め装置を用いた貨物自動車の後部に装備されるテールゲート（停止プレート）を示し、このテールゲート１の上面には、キャスタ３（車輪）を有する台車４（移動体）が後端より乗り入れられて停止状態で載置されるようになっている。上記テールゲート１は、前後方向に３分割したゲート板２（図では後側及び中央のもののみ示す）を繋ぎ合わせて構成されている。上記テールゲート１は、図示しない荷箱の後端部下端位置に回動自在に支持されている。該テールゲート１は、上記荷箱の後面に沿って倒伏してその後面を閉塞する閉塞位置と、荷箱の後面に対して略直角に保持してその後面を開放する開放位置（図に示す位置）との間で上開きに略９０°回動するようになっている。また、上記テールゲート１は、図示しない昇降装置により、荷箱に対して荷物を積み込み可能とする荷箱底面とほぼ略一致する積込位置と、地面に接地する搭載位置との間を昇降移動するリフタとして機能するようになっている。そして、荷物は、キャスタ３（車輪）を備えた台車４（移動体）上に搭載され、この台車４ごとテールゲート１上に搭載されて搭載位置と積込位置との間を昇降させるようにしている。
【００２６】
上記テールゲート１の縦方向（プレート幅方向と直交する方向）一端寄りとなる後端部（後側のゲート板２）には、そのテールゲート１上で台車４のキャスタ３を転動不能に係止する車輪止め装置５が設けられている。上記後側のゲート板２には、その後端部を左右方向（プレート幅方向）全域に亘って延びる凹所８が設けられている。上記車止め装置５は、テールゲート１の後端側に上下方向に回動自在に支持されたストッパプレート７を備えている。上記凹所８内には、その底部後端より上向きに突出する第１凸状部９を備えている。この第１凸状部９は、凹所８内を左右方向全域に亘って延設され、その先端には断面円形状の軸９ａが膨出形成されている。一方、上記ストッパプレート７の下面後端には、下向きに突出する第２凸状部１０がストッパプレート７の左右方向全域に亘って延設されている。この第２凸状部１０には軸受凹部１０ａが形成され、下方に開口するほぼ四分の三円弧状の軸受部として構成されている。該軸受凹部１０ａは、上記第１凸状部９の軸９ａの外周面に対して軸９ａ回りに回動自在に嵌合している。そして、上記第１凸状部９の軸９ａおよび第２凸状部１０の軸受凹部１０ａにより回動支持部６が構成されている。上記回動支持部６は、ストッパプレート７の後端を凹所８に対して回動自在に支持してストッパプレート７の前端側を開閉させるようにしている。この場合、ストッパプレート７は、凹所８の左右方向一側より第２凸状部１０の軸受凹部１０ａを第１凸状部９の軸９ａの外周面に対して嵌合させつつ凹所８の他側に押し込んで組付けられる。
【００２７】
上記ストッパプレート７の前端には、その前端より下方に延びるストッパ片１１が設けられている。該ストッパ片１１は、ストッパプレート７の左右方向全域に亘って設けられ、ストッパプレート７の開放動作時に上記テールゲート１上に載置した台車４のキャスタ３に当接せしめてその転動を規制するようにしている。また、上記ストッパ片１１は、ストッパプレート７の閉塞動作時に凹所８内に格納され、この状態で、ストッパプレート７の上面は、テールゲート１の上面に対して面一状となるように倒伏して凹所８を閉塞するようになっている。一方、上記ストッパプレート７の後端（第２凸状部１０よりも後方）には、ストッパプレート７の開放動作時に凹所８の底面後端に当接して該ストッパプレート７の開放動作時における起立位置での姿勢（起立姿勢）を保持する当接面７ａが設けられている。
【００２８】
さらに、図３にも示すように、上記凹所８とストッパプレート７との間には、弾発部材１２が装着されている。該弾発部材１２は、上記凹所８内を左右方向に延びる２つの軸部１３，１３を備えてなり、この両軸部１３は、互いに交差した状態で配置されている。上記両軸部１３のうちの一方の軸部１３（図１及び図２では上側）の一端（図３では右側）及び他方の軸部１３（図１及び図２では下側）の他端（図３では左側）には、ストッパプレート７側（図３では上側）に延びるストッパプレート側延出部１４が設けられている。また、上記一方の軸部１３の他端及び他方の軸部１３の一端には、凹所８側（図３では下側）に延びる凹所側延出部１５が設けられている。上記各ストッパプレート側延出部１４の先端には、上記各軸部１３とほぼ平行に互いに向き合って延びる第１平行軸部１６が設けられている。上記各凹所側延出部１５の先端には、その先端同士を上記各軸部１３とほぼ平行に延びて連結する第２平行軸部１７（平行軸部）が設けられている。そして、これらの各部１３〜１７は、１本の棒体を各部１３〜１７ごとに折曲形成してなる１本のトーションバー１８により構成されている。
【００２９】
該トーションバー１８は、その各延出部１４，１５同士を側面視で相対方向に撓ませて２つの軸部１３の周りに捩じりを生じさせるようになっている。また、図４に示すように、上記各軸部１３の周りに捩じりが生じない状態（弾発部材１２としてストッパプレート７と凹所８との間に装着する前の状態）では、上記ストッパプレート側延出部１４と凹所側延出部１５とは、各軸部１３の両端より角度α存してストッパプレート７側及び凹所８側に交互に延び、側面視で略くの字状を呈している。さらに、図１及び図２に示すように、上記各延出部１４，１５は、その先端が側面視で互いに広角側（各延出部１４，１５の反撓み方向）にそれぞれ略直角に折曲形成されて略Ｌ字状を呈しており、それらの先端部を折曲させることで該先端部よりも基端側部分がストッパプレート７及び凹所８の底面に対して離間し、ストッパプレート７の開閉動作時、後述する第１及び第２突起２１，２３に対して各延出部１４，１５が干渉しないようになっている。
【００３０】
また、上記弾発部材１２は、２つの軸部１３を遊嵌状態に連結して該両軸部１３の捩じりセンタＸ（図４参照）を一体化する連結部材としてのコイル状部材１９を備えている。該コイル状部材１９は、両軸部１３の左右両端部をそれぞれ個別に連結するものであり、このコイル状部材１９の外端側は、ストッパプレート側延出部１４の先端部に巻回されて両軸部１３の中央側へのコイル状部材１９の移動を阻止している。そして、図３に示すように、上記ストッパプレート側延出部１４，１４間の間隔ａは、上記凹所側延出部１５，１５間の間隔ｂよりも広く（ａ＞ｂ）形成されている。また、図４に示すように、上記各ストッパプレート側延出部１４の長さｃは、上記各凹所側延出部１５の長さｄよりも長く（ｃ＞ｄ）形成されている。これにより、ストッパプレート７の閉塞動作時、２つの軸部１３よりストッパプレート７側に長く延びて間隔も広い各ストッパプレート側延出部１４及び各第１平行軸部１６の内方に、２つの軸部１３より凹所８側に短く延びて間隔も狭い各凹所側延出部１５及び第２平行軸部１７が収容されることになり、ストッパプレート７の倒伏位置での各軸部１３、各延出部１４，１５及び各平行軸部１６，１７同士の互いの干渉が確実に回避されるようになっている。
【００３１】
そして、図５にも示すように、上記ストッパプレート７の下面前端部には、上記各第１平行軸部１６を回動自在に嵌合支持する第１嵌合溝２０（嵌合部）がストッパプレート７の左右方向全域に亘って延設されている。該第１嵌合溝２０は、上記ストッパ片１１と、該ストッパ片１１の直後方をストッパ片１１に沿って延びるリブ状の第１突起２１との間に各第１平行軸部１６の外径よりも大きな間隔を隔てて形成されている。また、上記凹所８の底面前側には、上記第２平行軸部１７を回動自在に嵌合支持する第２嵌合溝２２（嵌合部）が凹所８の左右方向全域に亘って延設されている。該第２嵌合溝２２は、凹所８の底面前側において第２平行軸部１７の外径と略一致する間隔を隔てて突出する前後一対のリブ状の第２突起２３，２３の間に形成されている。さらに、上記凹所８の前縁部つまり後側のゲート板２の上面前端には、ストッパプレート７を弾発部材１２（トーションバー１８）の付勢力に抗して倒伏位置に位置付ける左右一対の係止部材２４が設けられている。
【００３２】
このテールゲート１つまり各ゲート板２及びストッパプレート７は共にアルミニウム製の押出型材よりなる。つまり、第２嵌合溝２２は、後側のゲート板２の押出成形により、該後側のゲート板２に凹所８、第１凸部９（軸９ａ）及び各第２突起２３と共に一体的に成形されている。また、第１嵌合溝２０は、ストッパプレート７の押出成形により、ストッパプレート７に当接面７ａ、第２凸状部１０（軸受凹部１０ａ）、ストッパ片１１及び第１突起２１と共に一体的に成形されている。
【００３３】
ここで、弾発部材１２の取り付け手順を図５に基づいて説明する。
【００３４】
この場合、トーションバー１８の２つの軸部１３の左右両端部にそれぞれコイル状部材１９を連結して弾発部材１２として用意しておく。
【００３５】
先ず、ストッパプレート７を起立位置に位置付けた状態で、そのストッパプレート７のストッパ片１１と凹所８との前方に開口する開口部を介してトーションバー１８の各凹所側延出部１５を凹所８内に挿入（図５に一点鎖線で示す位置）し、第２平行軸部１７を凹所８内の第２嵌合溝２２に回動自在に嵌合支持する（図５に実線で示す位置）。
【００３６】
次いで、トーションバー１８の各ストッパプレート側延出部１４を側面視で狭角側（各延出部１４，１５の撓み方向）にそれぞれ撓ませて、ストッパプレート７のストッパ片１１と凹所８との開口部を介して各ストッパプレート側延出部１４を凹所８内に挿入し、各第１平行軸部１６をストッパプレート７の裏面前端の第１嵌合溝２０に回動自在に嵌合支持（図５に二点鎖線で示す位置）し、弾発部材１２の取り付けを完了する。このとき、第１嵌合溝２０が各第１平行軸部１６の外径よりも大きな間隔に形成されているので、第１嵌合溝２０に対する各第１平行軸部１６の嵌合支持がストッパプレート７の裏面側において盲作業となるにも拘らず、大きな間隔の第１嵌合溝２０に各第１平行軸部１６を余裕をもって嵌合支持できるようになっている。
【００３７】
次に、車輪止め装置５の使用形態について説明する。
【００３８】
先ず、テールゲート１を地面まで降下させ、この搭載位置において、該テールゲート１の上面にキャスタ３を転動させて台車４を載置する。このとき、台車４のキャスタ３は、テールゲート１後端の車輪止め装置５よりも前方（荷箱側）に位置している。
【００３９】
次いで、左右一対の係止部材２４，２４の先端部を共にストッパプレート７の上面と平面視でオーバーラップしない位置まで側方に回動させ、ストッパプレート７を弾発部材１２の付勢力により起立位置に位置付ける。これにより、キャスタ３は後方へ移動しようとしてもストッパプレート７のストッパ片１１に当接して後方への転動が規制され、台車４のテールゲート１からの落下が防止される。
【００４０】
その後、テールゲート１を積込位置まで上昇させ、この積込位置において、台車４を前方へ移動させて該台車４上の荷物を荷箱内に積み込む。しかる後、荷物を降して空となった台車４のキャスタ３を後方へ転動させてテールゲート１の車輪止め装置５手前に載せ、このキャスタ３をストッパプレート７のストッパ片１１に当接させて後方への転動を規制しておく。それから、テールゲート１を下降させて搭載位置に位置付ける。
【００４１】
この搭載位置において、ストッパプレート７を作業者が足で踏み込む等して弾発部材１２の付勢力に抗して倒伏させ、ストッパプレート７の上面をテールゲート１の上面に対して面一状となる倒伏位置に位置付けて弾発部材１２及びストッパ片１１を凹所８内に格納した後、左右一対の係止部材２４，２４の先端部を凹所８に対して平面視でオーバーラップする位置まで回動させてストッパプレート７の上面前端側を押さえ、ストッパプレート７を倒伏位置に位置付けておく。これにより、上記台車４のキャスタ３はテールゲート１の後端側に転動可能となり、上記テールゲート１上から後方にキャスタ３を転動させて台車４を地面に降す。
【００４２】
このように、上記第１の実施の形態では、トーションバー１８（弾発部材１２）を取り外した状態で、ストッパプレート７の第２凸状部１０の軸受凹部１０ａを凹所８の左右方向一側より第１凸状部９の軸９ａの外周面に対して嵌合させつつ他側に押し込んでストッパプレート７を凹所８内に組付けることが可能となり、ストッパプレート７は、第１凸状部９の軸９ａの外周面に対して第２凸状部１０が左右方向一側から終始スムーズに嵌合されて、トーションバー１８の付勢力に邪魔されることなくストッパプレート９を凹所８内に組み付けることができる。
【００４３】
また、トーションバー１８は、ストッパプレート７の組付後に第１及び第２平行軸部１６，１７を第１及び第２嵌合溝２０，２２に嵌合支持することで取り付けられることから、経時的な疲労などによりトーションバー１８を交換する際に、ストッパプレート７を取り外す必要はなく、ストッパプレート７を取り付けた状態で、第１及び第２平行軸部１６，１７を第１及び第２嵌合溝２０，２２より取り外してトーションバー１８が交換され、トーションバー１８自身の脱着作業を簡単に行うことができ、トーションバー１８の交換時にストッパプレート７の脱着作業が不要となってサービス性を著しく向上させることができる。
【００４４】
さらに、ストッパプレート７の開閉時にはトーションバー１８の第１及び第２平行軸部１６，１７が第１及び第２嵌合溝２０，２２内で回動し、ストッパプレート側及び凹所側延出部１４，１５同士が相対方向に撓んで各軸部１３に捩じりを生じさせることから、ストッパプレート側及び凹所側延出部１４，１５同士を撓ませる荷重は、両嵌合溝２０，２２内で回動する第１及び第２平行軸部１６，１７により両軸部１３側に効率良く伝達されることになり、第１及び第２平行軸部１６，１７への撓み荷重の集中を防止して摩耗によるトーションバー１８の付勢力の低下を防止できる一方、ストッパプレート７の裏面及び凹所８の底面への傷付きつまり第１及び第２嵌合溝２０，２２への傷付きも防止して、第１及び第２平行軸部１６，１７の第１及び第２嵌合溝２０，２２での回動が無理なく円滑に行える上、２つの軸部１３を連結して該両軸部１３の捩じりセンタＸを一体化するコイル状部材１９により、２つの軸部１３による違和感を招くことなくストッパプレート７の開閉動作をスムーズに行うことができる。また、１本のトーションバー１８により２つの軸部１３にそれぞれ捩じりを生じさせ、この軸部１３の左右両端のストッパプレート側及び凹所側延出部１４，１５によりストッパプレート７の左右両端部を付勢してストッパプレート７が開閉するので、左右方向に長いストッパプレート７の開閉動作がよりスムーズに行える。
【００４５】
しかも、上記トーションバー１８の第１及び第２平行軸部１６，１７が第１及び第２嵌合溝２０，２２に支持されることから、トーションバー１８を固定する固定片及びネジなどの固定具が不要となるとともに、ネジ孔などの穿設作業も不要となり、部品点数の削減及び穿設作業の廃止によってコストダウンを図ることができる。
【００４６】
さらにまた、テールゲート１の各ゲート板２及びストッパプレート７がアルミニウム製の押出型材よりなるので、後側のゲート板２の押出成形により凹所８、第１凸状部９（軸９ａ）及び各第２突起２３を一体的に成形して第２嵌合溝２２を簡単に成形することができるとともに、ストッパプレート７の押出成形により当接面７ａ、第２凸状部１０（軸受凹部１０ａ）、ストッパ片１１及び第１突起２１を一体的に成形して第１嵌合溝２０を簡単に成形することができる。
【００４７】
（第２の実施の形態）
図６は、本発明の第２の実施の形態に係るものであり、本形態では弾発部材の構成を変更している。
【００４８】
すなわち、本実施の形態では、図６に示すように、弾発部材３１は、軸部１３と、該軸部１３の両端部より側面視で略くの字状にストッパプレート７側及び凹所８側に交互に延びるストッパプレート側及び凹所側延出部１４，１５と、該ストッパプレート側及び凹所側延出部１４，１５の先端より上記各軸部１３とほぼ平行で互いに向き合う方向に延びる第１平行軸部１６とを有するトーションバー３２を２本備えている。上記ストッパプレート７側の第１平行軸部１６及び凹所８側の平行軸部１６は、それぞれ第１及び第２嵌合溝２０，２２に回動自在に嵌合支持されている。そして、上記２本のトーションバー３２は、それぞれ個別の棒体を各部１３〜１６ごとに折曲形成し、互いの軸部１３を交差させるように平面視で左右対称形に配置されている。
【００４９】
また、上記弾発部材３１は、２つの軸部１３を遊嵌状態に連結して該両軸部１３の捩じりセンタＸを一体化する連結部材としてのコイル状部材３３を備えている。該コイル状部材３３は、両軸部１３の左右両端部をそれぞれ連結するものであり、このコイル状部材１９は、２つの軸部１３の略全長に亘って配されている。上記コイル状部材３３は、両軸部１３の左右両端部付近では巻回幅が密となるように巻回されているのに対し、両軸部１３の中央部付近では巻回幅が疎となるように巻回されている。尚、弾発部材３１を除くその他の構成は上記実施の形態の場合と同じであり、同一の部分については同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
【００５０】
したがって、上記第２の実施の形態では、弾発部材３１が２本のトーションバー３２により構成されているので、トーションバー３２をそれぞれ個別に加工することが可能となり、長尺な１本のトーションバーに２つの軸部を必要とするものに比べて加工を容易に行うことができる。しかも、２本のトーションバー３２は、２つの軸部を１本のトーションバーに備えるものにおいて凹所側延出部の先端同士を連結する第２平行軸部が不要となることから、１本のトーションバーの半分以下の短尺な棒体で形成することが可能となり、コストの面でも有利なものとなる。
【００５１】
尚、本発明は上記各実施の形態に限定されるものではなく、その他種々の変形例を包含するものである。例えば、上記各実施の形態では、テールゲート１上に荷物を搭載可能な台車４を載せた場合について述べたが、車輪を備えた移動体であればなんでも良く、この移動体を車両のフロアなどの停止プレート上で停止させて水平方向に輸送するようにしても良いのは勿論である。
【００５２】
また、上記各実施の形態では、ストッパプレート側及び凹所側延出部１４，１５のうちの少なくとも一方の先端を第１平行軸部１６によって第１および第２嵌合溝２０，２２に回動自在に嵌合支持させたが、第１平行軸部は特に必要なものではなく、このストッパプレート側及び凹所側延出部のうちの少なくとも一方の先端が嵌合溝のような嵌合部に対して直に回動自在に嵌合支持されるようにしても良い。
【００５３】
さらに、上記各実施の形態では、２つの軸部１３を有するトーションバー１８，３２を用いたが、１つの軸部と、該軸部の両端部より側面視で略くの字状にストッパプレート側及び凹所側に交互に延びる延出部と、該各延出部の先端より上記軸部とほぼ平行に延びる平行軸部とを有するトーションバー、つまり第２の実施の形態で用いた２本のトーションバーのうちの１本であっても良い。
【００５４】
しかも、上記第１の実施の形態では、トーションバー１８の第２平行軸部１７を第２嵌合溝２２に嵌合支持してから各第１平行軸部１６を第１嵌合溝２０に嵌合支持してトーションバー１８を取り付けたが、各第１平行軸部を第１嵌合溝に嵌合支持してから第２平行軸部を第２嵌合溝に嵌合支持してトーションバーが取り付けられるようにしても良い。また、各第１平行軸部を第２嵌合溝に、第２平行軸部を第１嵌合溝にそれぞれ嵌合支持しても良い。しかも、上記第１の実施の形態では、各コイル状部材１９の外端側をストッパプレート側延出部１４の先端部に巻回したが、凹所側延出部の先端部に各コイル状部材の外端側を巻回して両軸部の中央側へのコイル状部材の移動が阻止されるようにしても良い。
【００５５】
さらにまた、上記各実施の形態では、連結部材としてコイル状部材１９，３３を用いたが、２つの軸部を連結して該両軸部の捩じりセンタを一体化するものであれば、どのような形状のものであっても良い。
【００５６】
【発明の効果】
以上の如く、請求項１記載の発明における車輪止め装置によれば、ストッパプレート及び凹所内にトーションバーの各延出部先端を回動自在に嵌合支持する嵌合部を設けたので、トーションバーの取付性及びストッパプレートの組付性の向上を図ることができるとともに、嵌合部に対する各延出部先端の嵌合支持のみによりトーションバー自身の脱着作業性及びトーションバーの交換時のサービス性の向上を図ることもできる。しかも、ストッパプレートの開閉動作時の摩耗によるトーションバーの付勢力の低下及び嵌合溝への傷付きを防止してストッパプレートの開閉動作をスムーズに行うことができるとともに、トーションバーを固定する固定具の廃止及び付随作業の廃止によってコストダウンを図ることができる。
【００５７】
また、上記各延出部の先端部を側面視で互いに広角側に略直角に折曲させることで、該先端部よりも基端側部分がストッパプレート及び凹所の底面に対して離間し、該ストッパプレートの開閉動作時に、嵌合部に対して各延出部が干渉しないようにすることができる。
【００５８】
請求項２記載の発明における車輪止め装置によれば、１本のトーションバーによりストッパプレートを開閉させるので、横方向に長いストッパプレートの開閉動作を両軸部の捩じりとその両端での各延出部同士の撓みとによってよりスムーズに行うことができる。
【００５９】
請求項３記載の発明における車輪止め装置によれば、２本のトーションバーにそれぞれ軸部を備えるので、各トーションバーをそれぞれ個別に加工して加工の簡単化を図ることができるとともに、各トーションバーを短尺な棒体で形成してさらなるコストダウンを図ることができる。
【００６０】
請求項４記載の発明における車輪止め装置によれば、長く間隔も広い各延出部の内側に、短く間隔も狭い各延出部をストッパプレートの倒伏位置において収容可能に構成し、ストッパプレートの倒伏位置での延出部同士の互いの干渉を確実に回避することができる。
【００６１】
請求項５記載の発明における車輪止め装置によれば、２つの軸部を連結部材によって両軸部の捩じりセンタを一体化し、２つの軸部による違和感を招くことなくストッパプレートの開閉動作をスムーズに行うことができる。
【００６２】
さらに、請求項６記載の発明における車輪止め装置によれば、停止プレート及びストッパプレートを押出型材により成形したので、停止プレートおよびストッパプレートの押出成形により各嵌合部を簡単に成形することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施の形態に係るストッパプレートを起立位置に位置付けた状態での車止め装置の縦断側面図である。
【図２】同ストッパプレートを倒伏位置に位置付けた状態での図１相当図である。
【図３】同じく図４のＡ−Ａ線における断面図である。
【図４】同じく弾発部材の側面図である。
【図５】同弾発部材の取り付け手順を説明する図１相当図である。
【図６】本発明の第２の実施の形態に係る図３相当図である。
【符号の説明】
１テールゲート（停止プレート）
３キャスタ（車輪）
４台車（移動体）
５車輪止め装置
７ストッパプレート
８凹所
１２，３１弾発部材
１３軸部
１４ストッパプレート側延出部（延出部）
１５凹所側延出部（延出部）
１７第２平行軸部（平行軸部）
１８，３２トーションバー
１９，３３コイル状部材（連結部材）
２０第１嵌合溝（嵌合部）
２２第２嵌合溝（嵌合部）
ａストッパプレート側延出部間の間隔
ｂ凹所側延出部間の間隔
ｃストッパプレート側延出部の長さ
ｄ凹所側延出部の長さ
Ｘ捩じりセンタ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
  In the present invention, a moving body having wheels is placed on a stop plate such as a tailgate lifter that can be moved up and down, which is mounted on the rear part of a lorry, so that the wheels of the moving body are locked so as not to roll. In particular, the present invention relates to measures for reducing the cost of assembling and reducing the cost of the wheel stopper device.
[0002]
[Prior art]
  Conventionally, such a wheel stopper is, for example, as disclosed in Japanese Utility Model Publication No. 7-26199, on one side in the vertical direction perpendicular to the plate width direction of a stop plate that can be moved up and down such as a tailgate lifter. In a state where a moving body such as a carriage having wheels is provided on the stop plate and stopped, rolling of the wheels of the moving body is restricted.
[0003]
  Specifically, a stopper that is pivotable in the vertical direction with its rear end pivotally supported via a shaft on one side in the vertical direction perpendicular to the plate width direction of the recess extending in the plate width direction of the stop plate. It has a plate. Further, between the recess and the stopper plate, a resilient member that urges the stopper plate upward to hold it in an upright position and abuts the wheel of the moving body to restrict its rolling. Is installed. Further, the stop plate is provided with a locking means that engages with the stopper plate that is pivotally biased downward against the biasing force of the elastic member, and the locking plate causes the stopper plate to fall down. I try to keep my posture.
[0004]
  The elastic member extends alternately from the shaft portion extending in the plate width direction in the recess and from both ends of the shaft portion to the stopper plate side and the recess side so as to cause torsion around the shaft portion. A torsion bar having an exit is provided. The shaft portion of the torsion bar is attached to the back side of the stopper plate by screwing a pair of left and right fixing pieces. When the stopper plate is rotated, the extending portion extending from the one end of the shaft portion toward the stopper plate is brought into contact with the back surface of the stopper plate, and the extending portion extending from the other end of the shaft portion toward the recess is provided. By pressing the tip against the bottom surface of the recess, the extension on the recess side is deflected relative to the extension on the stopper plate side in a side view, causing torsion around the shaft. The stopper plate is applied as a biasing force of the elastic member.
[0005]
  The stopper plate is assembled in such a manner that the torsion bar is screwed to the back surface of the stopper plate in advance with a pair of left and right fixing pieces, and the bearing on the back surface of the stopper plate with respect to the outer peripheral surface of the shaft extending in the left and right direction in the recess This is done by fitting the part from one side in the left-right direction.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
  However, in the conventional wheel stopper, the stopper plate is assembled with the torsion bar attached, so the bearing portion of the stopper plate is fitted to the outer peripheral surface of the shaft from one side in the left-right direction. Then, the tip of the recess side extension of the torsion bar comes into contact with the bottom surface of the recess, and from this point, the urging force by the torsion bar acts between the stopper plate and the recess, and thereafter The fitting of the bearing portion to the shaft cannot be performed smoothly because it is obstructed by the urging force of the torsion bar.
[0007]
  Also, when replacing the torsion bar due to fatigue over time, reverse the above assembly procedure, remove the stopper plate bearing from the shaft in the recess, and then loosen the screws of each fixed piece. Since it is necessary to remove the torsion bar itself, the detachability of the torsion bar itself is poor, and the replacement of the torsion bar involves the detachment operation of the stopper plate.
[0008]
  Furthermore, when the stopper plate rotates, the load that deflects the recess-side extension portion concentrates on the tip of the recess-side extension portion of the torsion bar, so that the tip is worn and the urging force of the torsion bar decreases. There is also a drawback that the bottom surface of the recess with which the tip of the recess-side extension part contacts is damaged, and the tip does not move smoothly with respect to the bottom surface of the recess when the stopper plate rotates.
[0009]
  In addition, when the torsion bar is attached to the back surface of the stopper plate, a pair of fixing pieces and a fixing tool such as a screw are separately required, and the number of parts increases, and the fixing pieces are screwed. It is also necessary to make screw holes on the back surface of the stopper plate, and there is a disadvantage that the cost is high in combination with an increase in the number of parts.
[0010]
  The present invention has been made in view of the above points. The object of the present invention is to form the resilient member by a torsion bar having a shape that can be mounted after the stopper plate is assembled. In addition to improving the plate assembly workability and serviceability of the torsion bar, the stopper plate can be opened and closed smoothly, the number of parts is reduced, and the associated work is eliminated to reduce costs.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
  In order to achieve the above object, the solution provided by the invention according to claim 1 is that a stop plate in which a moving body having wheels stops, a recess extending in the plate width direction of the stop plate, and a plate of the recess A stopper plate provided on one side in the vertical direction perpendicular to the width direction is provided so as to be rotatable in the vertical direction. The stopper plate is mounted between the recess and the stopper plate. It is premised on a wheel stopper device provided with a resilient member that maintains the posture and abuts the wheel of the moving body to restrict its rolling. Then, the elastic member has an axial portion extending in the plate width direction in the recess, and an extension extending alternately from the both ends of the axial portion to the stopper plate side and the recess side in a substantially square shape in side view. A torsion bar having a protruding portion is provided, and the torsion bar is configured to bend around the shaft portion by bending the extending portions in a relative direction in a side view. further,The tip of each extension part is bent at a substantially right angle on the wide-angle side of the angle formed by the extension parts in a side view,In the other longitudinal side of the stopper plate and in the recess, a fitting portion is provided that extends in the plate width direction so as to rotatably fit and support the tip of each extending portion.
[0012]
  With this configuration, in the invention described in claim 1, the resilient member, that is, the torsion bar, in the state in which the stopper plate is opened, the stopper plate side and the recess through the opening of the stopper piece and the recess of the stopper plate. One end of the extension part is fitted and supported in the stopper plate or the fitting part in the recess, while the other extension part is fitted in the recess or the fitting part of the stopper plate. It is attached by supporting. For this reason, the stopper plate can be assembled in the recess with the torsion bar removed, and the stopper plate is smoothly fitted from the one side in the plate width direction to the shaft in the recess. And assembled without being disturbed by the urging force of the torsion bar. In addition, the torsion bar is attached by fitting and supporting the tip of each extension part to the stopper plate and the fitting part in the recess after the stopper plate is assembled. There is no need to remove the stopper plate from the recess, and the torsion bar is replaced if the tip of each extension is removed from the stopper plate and the fitting in the recess with the stopper plate attached. In addition to being able to easily detach itself, the stopper plate is not required to be removed when replacing the torsion bar, and serviceability is significantly improved. Furthermore, when the stopper plate is opened and closed, the tip of each extension part of the torsion bar rotates within the fitting part, and the extension parts bend in relative directions to cause twisting of the shaft part. The load that deflects each other is efficiently transmitted to the shaft side by the tip of each extending part that rotates in the fitting part, and prevents concentration of the bending load at the tip of each extending part. While preventing the urging force of the torsion bar from lowering due to wear, it also prevents damage to the stopper plate and the fitting part in the recess, and the rotation at the fitting part at the tip of each extension part is smooth and smooth. The stopper plate can be opened and closed smoothly. In addition, since the tip of each extending portion of the torsion bar is supported by the stopper plate and the fitting portion in the recess, a fixing piece such as a fixing piece and a screw for fixing the torsion bar becomes unnecessary, and a screw hole Such a drilling operation is not necessary, and the cost is reduced by reducing the number of parts and eliminating the drilling operation.
[0013]
  Further, by bending the distal end portion of each of the extending portions, the base end side portion from the distal end portion is separated from the stopper plate and the bottom surface of the recess. It is possible to prevent the extension portions from interfering with the joint portion.
[0014]
  According to a second aspect of the present invention, there is provided a solution means that identifies the resilient member according to the first aspect of the present invention, and includes two shaft portions extending in the plate width direction in the recess, and side surfaces from both end portions of the shaft portions. The extension portions extending alternately to the stopper plate side and the recess side in a substantially U-shape as viewed, and the tips of the extension portions extending to one of the stopper plate side or the recess side of the extension portions are described above. A torsion bar having a parallel shaft portion extending and connected substantially parallel to each shaft portion is provided. And the said torsion bar is set as the structure formed so that one shaft may be bent for every part and two axial parts may cross | intersect.
[0015]
  With this configuration, in the invention described in claim 2, the stopper plate is opened and closed by twisting the two shaft portions by one torsion bar, and the opening and closing operation of the stopper plate that is long in the plate width direction is 2 This can be performed more smoothly by twisting the two shaft portions and bending the extending portions at both ends of each shaft portion.
[0016]
  According to a third aspect of the present invention, there is provided a solution means that identifies the resilient member according to the first aspect of the invention, and includes a shaft portion extending in the plate width direction in the recess, and substantially in side view from both end portions of the shaft portion. Two torsion bars having extending portions alternately extending toward the stopper plate side and the recess side in a square shape are provided. The two torsion bars are configured such that individual rods are bent at respective portions, and are arranged symmetrically in plan view so as to intersect two shaft portions.
[0017]
  With this configuration, in the invention described in claim 3, by providing the individual shaft portions on the two torsion bars, each of the torsion bars can be individually processed, and one long torsion bar is provided. In addition, machining can be performed more easily than those requiring two shaft portions. In addition, the two torsion bars are provided with two shaft portions in one torsion bar, and the parallel shaft portions that are necessary for connecting the tips of the extension portions on the stopper plate side or the recess side are provided. Since it becomes unnecessary, it can be formed with a short rod body that is half or less of one torsion bar, which is advantageous in terms of cost.
[0018]
  The solution provided by the invention according to claim 4 is an extension extending from the two shaft portions to either the stopper plate side or the recess side in addition to the constituent features of the invention according to claim 2 or claim 3. The interval between the portions is formed wider than the interval between the extension portions extending to the other side, and the length of each extension portion having a wide interval between the extension portions is set to be narrower than the interval between the extension portions. The length is longer than the length of each extending portion.
[0019]
  According to this configuration, in the invention according to claim 4, at the stopper plate closing position, the stopper plate is disposed on the inner side of each extending portion extending longer from the two shaft portions to one of the stopper plate side and the recess side and having a wider interval. The extended portions that extend short to the other of the side and the recess side and have a narrow interval are accommodated, and interference between the extended portions at the closed position of the stopper plate is reliably avoided.
[0020]
  According to a fifth aspect of the present invention, there is provided a solution means that the elastic member of the invention according to any one of the second to fourth aspects is specified and the two shaft portions are connected to each other. It is set as the structure provided with the connection member which integrates the torsion center of a part.
[0021]
  With this configuration, in the invention according to claim 5, the opening and closing operation of the stopper plate can be smoothly performed without causing a sense of incongruity due to the two shaft portions by integrating the torsion centers of both shaft portions.
[0022]
  Further, in the solution means taken by the invention according to claim 6, in addition to the constituent features of the invention according to any one of claims 1 to 5, the stop plate and the stopper plate are made of an extrusion mold material. The fitting portion is integrally formed in the recess of the stop plate and the stopper plate by extrusion molding of the stop plate and the stopper plate.
[0023]
  With this configuration, in the invention according to claim 6, the recess and the fitting portion are formed integrally with the stop plate by extrusion molding of the stop plate, and the recess and the fitting portion are easily formed, and the stopper plate The stopper piece and the fitting portion are integrally formed on the stopper plate by the extrusion molding, so that the stopper piece and the fitting portion are easily formed.
[0024]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
  Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0025]
  (First embodiment)
  FIG. 1 and FIG. 2 show a tailgate (stop plate) provided at the rear part of the truck using the wheel stopper according to the first embodiment of the present invention. A carriage 4 (moving body) having 3 (wheels) is entered from the rear end and placed in a stopped state. The tailgate 1 is configured by connecting gate plates 2 (only the rear side and the center are shown in the drawing) divided into three in the front-rear direction. The tailgate 1 is rotatably supported at a lower end position of a rear end portion of a packing box (not shown). The tailgate 1 falls along the rear surface of the cargo box and closes the rear surface thereof, and an open position (shown in the figure) that holds the rear surface by holding the rear surface substantially perpendicular to the rear surface of the cargo box. (Position) is rotated approximately 90 ° upward. Further, the tailgate 1 is moved up and down between a loading position that is substantially coincident with the bottom surface of the cargo box that enables loading of the cargo on the cargo box and a mounting position that contacts the ground by a lifting device (not shown). To function as a lifter. The luggage is mounted on a cart 4 (moving body) having casters 3 (wheels), and the cart 4 is mounted on the tailgate 1 so as to move up and down between the loading position and the loading position. ing.
[0026]
  A caster 3 of the carriage 4 cannot be rolled on the tail end 1 at the rear end (rear side gate plate 2) close to one end of the tail gate 1 in the vertical direction (direction perpendicular to the plate width direction). A wheel stopper 5 for locking is provided. The rear gate plate 2 is provided with a recess 8 whose rear end extends in the left-right direction (plate width direction). The vehicle stop device 5 includes a stopper plate 7 supported on the rear end side of the tailgate 1 so as to be rotatable in the vertical direction. The recess 8 includes a first convex portion 9 that protrudes upward from the bottom rear end thereof. The first convex portion 9 extends in the recess 8 over the entire region in the left-right direction, and a shaft 9a having a circular cross section is bulged at the tip. On the other hand, at the rear end of the lower surface of the stopper plate 7, a second convex portion 10 that protrudes downward extends over the entire region in the left-right direction of the stopper plate 7. The second convex portion 10 is formed with a bearing concave portion 10a and is configured as a substantially three-quarter arc bearing portion that opens downward. The bearing recess 10a is fitted to the outer peripheral surface of the shaft 9a of the first convex portion 9 so as to be rotatable about the shaft 9a. The rotation support portion 6 is configured by the shaft 9 a of the first convex portion 9 and the bearing concave portion 10 a of the second convex portion 10. The rotation support portion 6 supports the rear end of the stopper plate 7 so as to be rotatable with respect to the recess 8 and opens and closes the front end side of the stopper plate 7. In this case, the stopper plate 7 has the recess 8 while fitting the bearing concave portion 10a of the second convex portion 10 to the outer peripheral surface of the shaft 9a of the first convex portion 9 from one side of the concave portion 8 in the left-right direction. It is assembled by pushing into the other side.
[0027]
  A stopper piece 11 extending downward from the front end is provided at the front end of the stopper plate 7. The stopper piece 11 is provided over the entire left and right direction of the stopper plate 7 and abuts against the caster 3 of the carriage 4 placed on the tailgate 1 when the stopper plate 7 is opened to restrict its rolling. Like to do. Further, the stopper piece 11 is stored in the recess 8 when the stopper plate 7 is closed, and in this state, the upper surface of the stopper plate 7 lies so as to be flush with the upper surface of the tailgate 1. Thus, the recess 8 is closed. On the other hand, the rear end of the stopper plate 7 (behind the second convex portion 10) is brought into contact with the rear end of the bottom surface of the recess 8 when the stopper plate 7 is opened, and the stopper plate 7 is opened during the opening operation. An abutment surface 7a that holds the posture at the standing position (standing posture) is provided.
[0028]
  Further, as shown in FIG. 3, a resilient member 12 is mounted between the recess 8 and the stopper plate 7. The elastic member 12 includes two shaft portions 13 and 13 extending in the left-right direction in the recess 8, and the shaft portions 13 are arranged so as to cross each other. One end (upper side in FIGS. 1 and 2) of one of the shaft sections 13 (on the right side in FIG. 3) and the other end (on the lower side in FIGS. 1 and 2) ( On the left side in FIG. 3, there is provided a stopper plate side extending portion 14 extending to the stopper plate 7 side (upper side in FIG. 3). Further, the other end of the one shaft portion 13 and one end of the other shaft portion 13 are provided with a recess side extending portion 15 extending to the recess 8 side (lower side in FIG. 3). A first parallel shaft portion 16 is provided at the tip of each of the stopper plate side extending portions 14 and extends so as to face each other substantially parallel to the shaft portions 13. A second parallel shaft portion 17 (parallel shaft portion) is provided at the tip of each recess-side extension portion 15 so as to extend and connect the tips to each shaft portion 13 in parallel. And these each part 13-17 is comprised by the one torsion bar 18 formed by bending one rod body for every part 13-17.
[0029]
  The torsion bar 18 is configured to bend around the two shaft portions 13 by bending the extending portions 14 and 15 in a relative direction in a side view. Further, as shown in FIG. 4, in a state where no twisting occurs around each shaft portion 13 (a state before mounting between the stopper plate 7 and the recess 8 as the elastic member 12), The stopper plate side extension portion 14 and the recess side extension portion 15 extend alternately to the stopper plate 7 side and the recess 8 side at an angle α from both ends of each shaft portion 13, and are abbreviated in side view. It has a letter shape. Further, as shown in FIGS. 1 and 2, the extended portions 14 and 15 have their tips folded at substantially right angles to each other on the wide angle side (reverse bending direction of the extended portions 14 and 15) in a side view. Bently formed to have a substantially L-shape, and by bending the distal end portion thereof, the proximal end portion is separated from the bottom surfaces of the stopper plate 7 and the recess 8 with respect to the distal end portion. 7, the extending portions 14 and 15 do not interfere with first and second protrusions 21 and 23 described later.
[0030]
  Further, the elastic member 12 is a coil-shaped member 19 as a connecting member that connects the two shaft portions 13 in a loosely fitted state and integrates the torsion centers X of the shaft portions 13 (see FIG. 4). It has. The coil-shaped member 19 individually connects the left and right end portions of both shaft portions 13, and the outer end side of the coil-shaped member 19 is wound around the distal end portion of the stopper plate side extending portion 14. Thus, the movement of the coil-shaped member 19 toward the center side of both shaft portions 13 is prevented. As shown in FIG. 3, the interval a between the stopper plate side extending portions 14, 14 is formed wider (a> b) than the interval b between the recess side extending portions 15, 15. Yes. Further, as shown in FIG. 4, the length c of each of the stopper plate side extending portions 14 is longer than the length d of each of the recess side extending portions 15 (c> d). As a result, when the stopper plate 7 is closed, the stopper plate side extending portions 14 and the first parallel shaft portions 16 that extend longer than the two shaft portions 13 toward the stopper plate 7 and have a large interval are inward The recess-side extending portions 15 and the second parallel shaft portions 17 that are shortly extended toward the recess 8 side from the two shaft portions 13 and are narrowly spaced are accommodated, and each shaft portion in the lying position of the stopper plate 7 is accommodated. 13, mutual interference between the extended portions 14 and 15 and the parallel shaft portions 16 and 17 is surely avoided.
[0031]
  As shown in FIG. 5, the front end portion of the lower surface of the stopper plate 7 has a first fitting groove 20 (fitting portion) for fittingly supporting the first parallel shaft portions 16 in a rotatable manner. The stopper plate 7 extends over the entire left and right direction. The first fitting groove 20 is formed between the stopper piece 11 and the rib-shaped first protrusion 21 extending along the stopper piece 11 immediately after the stopper piece 11 and outside the first parallel shaft portions 16. It is formed with an interval larger than the diameter. Further, on the front side of the bottom surface of the recess 8, a second fitting groove 22 (fitting portion) for fittingly supporting the second parallel shaft portion 17 so as to be rotatable is provided over the entire left and right direction of the recess 8. It is extended. The second fitting groove 22 is formed between a pair of front and rear rib-like projections 23, 23 projecting at an interval substantially equal to the outer diameter of the second parallel shaft portion 17 on the front side of the bottom surface of the recess 8. Is formed. Further, a pair of left and right positioning stopper plates 7 is positioned at the lying position against the urging force of the resilient member 12 (torsion bar 18) at the front edge of the recess 8, that is, the front end of the upper surface of the rear gate plate 2. A locking member 24 is provided.
[0032]
  The tail gate 1, that is, each gate plate 2 and the stopper plate 7 are both made of an aluminum extrusion mold. That is, the second fitting groove 22 is integrally formed with the recess 8, the first protrusion 9 (shaft 9 a), and the respective second protrusions 23 on the rear gate plate 2 by extrusion molding of the rear gate plate 2. Molded. The first fitting groove 20 is integrally formed with the stopper plate 7 together with the contact surface 7 a, the second convex portion 10 (bearing concave portion 10 a), the stopper piece 11, and the first protrusion 21 by extrusion molding of the stopper plate 7. It is molded into.
[0033]
  Here, the attachment procedure of the elastic member 12 is demonstrated based on FIG.
[0034]
  In this case, coiled members 19 are respectively connected to the left and right end portions of the two shaft portions 13 of the torsion bar 18 and prepared as the resilient members 12.
[0035]
  First, in a state in which the stopper plate 7 is positioned at the standing position, the respective recess side extending portions 15 of the torsion bar 18 are opened through the opening portions opened in front of the stopper pieces 11 and the recesses 8 of the stopper plate 7. It is inserted into the recess 8 (position indicated by a one-dot chain line in FIG. 5), and the second parallel shaft portion 17 is rotatably fitted and supported in the second fitting groove 22 in the recess 8 (solid line in FIG. 5). The position indicated by
[0036]
  Next, each stopper plate side extending portion 14 of the torsion bar 18 is bent toward the narrow angle side (the bending direction of each extending portion 14, 15) in a side view, so that the stopper piece 11 and the recess 8 of the stopper plate 7 are bent. The stopper plate side extending portions 14 are inserted into the recesses 8 through the openings, and the first parallel shaft portions 16 are rotatable in the first fitting grooves 20 at the front end of the back surface of the stopper plate 7. The fitting is supported (position indicated by a two-dot chain line in FIG. 5), and the mounting of the elastic member 12 is completed. At this time, since the first fitting grooves 20 are formed at a larger interval than the outer diameter of each first parallel shaft portion 16, the fitting support of each first parallel shaft portion 16 with respect to the first fitting groove 20 is performed. The first parallel shaft portions 16 can be fitted and supported in the first fitting grooves 20 with a large space despite the blind operation on the back side of the stopper plate 7.
[0037]
  Next, the usage pattern of the wheel stopper 5 will be described.
[0038]
  First, the tailgate 1 is lowered to the ground, and the caster 3 is rolled on the upper surface of the tailgate 1 at this mounting position to place the carriage 4. At this time, the caster 3 of the carriage 4 is located in front of the wheel stopper device 5 at the rear end of the tailgate 1 (the cargo box side).
[0039]
  Next, the distal end portions of the pair of left and right locking members 24, 24 are both turned sideways to a position where they do not overlap the top surface of the stopper plate 7 in plan view, and the stopper plate 7 is raised by the urging force of the resilient member 12. Position to position. Thereby, even if the caster 3 tries to move rearward, the caster 3 abuts against the stopper piece 11 of the stopper plate 7 and the backward rolling is restricted, and the carriage 4 is prevented from falling from the tailgate 1.
[0040]
  Thereafter, the tailgate 1 is raised to the loading position, and at this loading position, the carriage 4 is moved forward to load the cargo on the carriage 4 into the packing box. After that, the caster 3 of the cart 4 that has been emptied after being unloaded is rolled backward and placed in front of the wheel stopper 5 of the tailgate 1, and this caster 3 is brought into contact with the stopper piece 11 of the stopper plate 7. Let's restrict the rolling backward. Then, the tailgate 1 is lowered and positioned at the mounting position.
[0041]
  In this mounting position, an operator steps on the stopper plate 7 with his / her foot to lie down against the urging force of the elastic member 12 so that the upper surface of the stopper plate 7 is flush with the upper surface of the tailgate 1. After the elastic member 12 and the stopper piece 11 are stored in the recess 8 at the lying position, the position where the distal ends of the pair of left and right locking members 24, 24 overlap the recess 8 in plan view. Until the top end of the stopper plate 7 is pressed, and the stopper plate 7 is positioned at the lying position. As a result, the caster 3 of the cart 4 can roll to the rear end side of the tailgate 1, and the caster 3 rolls backward from above the tailgate 1 to lower the cart 4 to the ground.
[0042]
  Thus, in the first embodiment, the bearing concave portion 10a of the second convex portion 10 of the stopper plate 7 is aligned with the horizontal direction of the concave portion 8 with the torsion bar 18 (the resilient member 12) removed. The stopper plate 7 can be assembled into the recess 8 by being pushed into the other side while being fitted to the outer peripheral surface of the shaft 9a of the first convex portion 9 from the side. The second convex portion 10 is smoothly fitted from one side in the left-right direction to the outer peripheral surface of the shaft 9a of the shape portion 9, and the stopper plate 9 is recessed without being disturbed by the urging force of the torsion bar 18. 8 can be assembled.
[0043]
  The torsion bar 18 is attached by fitting and supporting the first and second parallel shaft portions 16 and 17 in the first and second fitting grooves 20 and 22 after the stopper plate 7 is assembled. It is not necessary to remove the stopper plate 7 when replacing the torsion bar 18 due to, for example, fatigue, and the first and second parallel shaft portions 16 and 17 are fitted to the first and second fittings with the stopper plate 7 attached. The torsion bar 18 is replaced by being removed from the joint grooves 20 and 22, and the torsion bar 18 itself can be easily attached / detached. When the torsion bar 18 is replaced, the stopper plate 7 is not required to be attached / removed, thereby improving serviceability. It can be significantly improved.
[0044]
  Further, when the stopper plate 7 is opened and closed, the first and second parallel shaft portions 16 and 17 of the torsion bar 18 rotate within the first and second fitting grooves 20 and 22 and extend on the stopper plate side and the recess side. Since the portions 14 and 15 are bent in the relative directions to cause the shaft portions 13 to be twisted, the load for bending the stopper plate side and the recess side extending portions 14 and 15 is set to the fitting grooves 20. , 22 is efficiently transmitted to both shaft portions 13 by the first and second parallel shaft portions 16, 17 rotating in the first and second parallel shaft portions 16, 17. While the concentration can be prevented to prevent the urging force of the torsion bar 18 from decreasing due to wear, the back surface of the stopper plate 7 and the bottom surface of the recess 8 are scratched, that is, the first and second fitting grooves 20 and 22 are scratched. The first and second parallel shaft portions 16, 17 are also prevented. The first and second fitting grooves 20 and 22 can be smoothly and smoothly rotated, and the two shaft portions 13 are connected and the torsion center X of the both shaft portions 13 is integrated. The opening / closing operation of the stopper plate 7 can be performed smoothly without causing a sense of incongruity due to the two shaft portions 13. Further, the torsion bar 18 causes the two shaft portions 13 to twist, and the left and right ends of the shaft portion 13 on the stopper plate side and the recess-side extending portions 14 and 15 cause the left and right ends of the stopper plate 7 to move. Since the stopper plate 7 opens and closes by urging both ends, the opening and closing operation of the stopper plate 7 that is long in the left-right direction can be performed more smoothly.
[0045]
  Moreover, since the first and second parallel shaft portions 16 and 17 of the torsion bar 18 are supported by the first and second fitting grooves 20 and 22, fixing such as a fixing piece and a screw for fixing the torsion bar 18. In addition to the need for tools, drilling work such as screw holes is also unnecessary, and the cost can be reduced by reducing the number of parts and eliminating the drilling work.
[0046]
  Furthermore, since each gate plate 2 and the stopper plate 7 of the tailgate 1 are made of an aluminum extrusion mold, the recess 8, the first convex portion 9 (shaft 9a) and the rear gate plate 2 are formed by extrusion molding. Each of the second protrusions 23 can be integrally formed to easily form the second fitting groove 22, and the contact surface 7a and the second convex portion 10 (bearing concave portion 10a) can be formed by extrusion molding of the stopper plate 7. ), The stopper piece 11 and the first protrusion 21 can be formed integrally to form the first fitting groove 20 easily.
[0047]
  (Second Embodiment)
  FIG. 6 relates to the second embodiment of the present invention. In this embodiment, the configuration of the elastic member is changed.
[0048]
  That is, in the present embodiment, as shown in FIG. 6, the elastic member 31 includes the shaft portion 13 and the recesses in the stopper plate 7 side and the recesses in a substantially U shape in a side view from both end portions of the shaft portion 13. Stop plate side and recess side extending portions 14 and 15 that alternately extend to the 8 side, and directions substantially parallel to the shaft portions 13 from the tips of the stopper plate side and recess side extension portions 14 and 15 and facing each other. Two torsion bars 32 having a first parallel shaft portion 16 extending in the direction are provided. The first parallel shaft portion 16 on the stopper plate 7 side and the parallel shaft portion 16 on the recess 8 side are rotatably supported by the first and second fitting grooves 20 and 22, respectively. The two torsion bars 32 are arranged symmetrically in plan view so that individual rods are bent at respective portions 13 to 16 and the shaft portions 13 are crossed.
[0049]
  The elastic member 31 includes a coil-shaped member 33 as a connecting member that connects the two shaft portions 13 in a loosely fitted state and integrates the torsion centers X of the shaft portions 13. The coil-shaped member 33 connects the left and right ends of both shaft portions 13, and the coil-shaped member 19 is disposed over substantially the entire length of the two shaft portions 13. The coil-shaped member 33 is wound so that the winding width is close in the vicinity of both left and right ends of both shaft portions 13, whereas the winding width is sparse in the vicinity of the central portion of both shaft portions 13. It is wound to become. The rest of the configuration excluding the elastic member 31 is the same as in the above embodiment, and the same parts are denoted by the same reference numerals and detailed description thereof is omitted.
[0050]
  Therefore, in the second embodiment, since the resilient member 31 is constituted by the two torsion bars 32, the torsion bars 32 can be individually processed, and one long torsion bar is obtained. The processing can be easily performed as compared with a bar that requires two shaft portions. In addition, since the two torsion bars 32 include two shaft portions in one torsion bar, the second parallel shaft portion that connects the tips of the recess-side extending portions is not necessary. It is possible to form with a short rod that is less than half of the torsion bar, which is advantageous in terms of cost.
[0051]
  The present invention is not limited to the above-described embodiments, but includes various other modifications. For example, in each of the above-described embodiments, the case where the cart 4 capable of carrying a load is placed on the tailgate 1 has been described. However, any mobile body provided with wheels may be used, such as a vehicle floor. Of course, it may be stopped on the stop plate and transported horizontally.
[0052]
  Further, in each of the above embodiments, at least one tip of the stopper plate side and recess side extending portions 14, 15 is rotated to the first and second fitting grooves 20, 22 by the first parallel shaft portion 16. The first parallel shaft part is not particularly necessary, but the tip of at least one of the stopper plate side and the recess side extension part is fitted like a fitting groove. It may be fitted and supported so as to be directly rotatable with respect to the portion.
[0053]
  Further, in each of the above embodiments, the torsion bars 18 and 32 having the two shaft portions 13 are used. However, one shaft portion and a stopper plate in a substantially square shape in a side view from both end portions of the shaft portion. A torsion bar having extending portions alternately extending to the side and the recess side and a parallel shaft portion extending substantially parallel to the shaft portion from the tip of each extending portion, that is, 2 used in the second embodiment. One of the torsion bars may be used.
[0054]
  Moreover, in the first embodiment, after the second parallel shaft portion 17 of the torsion bar 18 is fitted and supported in the second fitting groove 22, each first parallel shaft portion 16 is changed to the first fitting groove 20. The torsion bar 18 is attached with the fitting supported, but after the first parallel shaft portions are fitted and supported in the first fitting grooves, the second parallel shaft portions are fitted and supported in the second fitting grooves, and the torsion is performed. A bar may be attached. Further, each first parallel shaft portion may be fitted and supported in the second fitting groove, and the second parallel shaft portion may be fitted and supported in the first fitting groove. Moreover, in the first embodiment, the outer end side of each coil-shaped member 19 is wound around the distal end portion of the stopper plate-side extending portion 14, but each coil-shaped member 19 is wound around the distal end portion of the recess-side extending portion. The outer end side of the member may be wound so that the movement of the coiled member toward the center side of both shaft portions may be prevented.
[0055]
  Furthermore, in each of the above embodiments, the coil-shaped members 19 and 33 are used as the connecting members. However, if the two shaft portions are connected and the torsion centers of the both shaft portions are integrated, Any shape may be used.
[0056]
【The invention's effect】
  As described above, according to the wheel stopper device of the first aspect of the present invention, since the fitting portion for rotatably fitting and supporting the distal end of each extending portion of the torsion bar is provided in the stopper plate and the recess, the torsion It is possible to improve the mounting property of the bar and the assembling property of the stopper plate, and the service of removing and installing the torsion bar itself and replacing the torsion bar only by the fitting support at the end of each extending portion with respect to the fitting portion. It is also possible to improve the performance. Moreover, the stopper plate can be smoothly opened and closed by preventing the urging force of the torsion bar from being lowered and the fitting groove from being damaged due to wear during opening and closing of the stopper plate, and the fixing to fix the torsion bar. Costs can be reduced through the abolition of tools and associated work.
[0057]
  Further, by bending the distal end portions of the respective extending portions at a substantially right angle to the wide angle side in a side view, the base end side portion is separated from the stopper plate and the bottom surface of the recess, When the stopper plate is opened and closed, each extending portion can be prevented from interfering with the fitting portion.
[0058]
  According to the wheel stopper device of the second aspect of the invention, since the stopper plate is opened and closed by one torsion bar, the opening and closing operation of the stopper plate that is long in the lateral direction is performed by twisting both shaft portions and at both ends thereof. This can be performed more smoothly by bending between the extending portions.
[0059]
  According to the wheel stopper device of the invention described in claim 3, since the two torsion bars are each provided with the shaft portion, each torsion bar can be processed individually to simplify the processing, and each torsion bar It is possible to further reduce costs by forming the bar with a short bar.
[0060]
  According to the wheel stopper device of the invention described in claim 4, the extended portions with short and narrow intervals are accommodated in the extended positions of the stopper plate inside the extended portions with long and wide intervals. It is possible to reliably avoid mutual interference between the extended portions at the lying position.
[0061]
  According to the wheel stopper device of the fifth aspect of the present invention, the twisting centers of the two shaft portions are integrated by the connecting members of the two shaft portions, and the stopper plate can be opened and closed without causing a sense of incongruity due to the two shaft portions. It can be done smoothly.
[0062]
  Furthermore, according to the wheel stopper device of the invention described in claim 6, since the stop plate and the stopper plate are formed by the extrusion mold material, each fitting portion can be easily formed by the extrusion molding of the stop plate and the stopper plate. .
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal side view of a car stopper device in a state where a stopper plate according to a first embodiment of the present invention is positioned in an upright position.
FIG. 2 is a view corresponding to FIG. 1 in a state where the stopper plate is positioned at a lying position.
3 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
FIG. 4 is a side view of the elastic member.
FIG. 5 is a view corresponding to FIG. 1 for explaining a procedure for attaching the bullet member.
FIG. 6 shows the first of the present invention.2FIG. 3 is a view corresponding to FIG. 3 according to the embodiment.
[Explanation of symbols]
        1 Tailgate (stop plate)
        3 Casters (wheels)
        4 dolly (mobile)
        5 Wheel stopper
        7 Stopper plate
        8 recess
  12, 31 bullet member
      13 Shaft
      14 Stopper plate side extension (extension part)
      15 Recessed side extension (extension part)
      17 Second parallel shaft (parallel shaft)
  18, 32 Torsion bar
  19, 33 Coiled member (connecting member)
      20 First fitting groove (fitting part)
      22 Second fitting groove (fitting part)
        a Space between the stopper plate side extension
        b Spacing between recess-side extensions
        c Length of the stopper plate side extension
        d Length of recess side extension
        X torsion center

Claims

A stop plate on which a moving body having wheels stops;
A recess extending in the plate width direction of the stop plate;
A stopper plate provided to be vertically rotatable on one side in the vertical direction perpendicular to the plate width direction of the recess;
A resilient member that is mounted between the recess and the stopper plate, urges the stopper plate upward to hold it in an upright position, abuts the wheels of the moving body, and restricts its rolling; A wheel stopper device comprising:
The resilient member includes a shaft portion extending in the plate width direction in the recess, and extending portions alternately extending from the both end portions of the shaft portion to the stopper plate side and the recess side in a substantially square shape in a side view. The torsion bar is configured to bend the extension parts in a relative direction in a side view to cause torsion around the shaft part,
Each of the extending portions is formed to be bent at a substantially right angle on the wide-angle side of the angle formed by the extending portions in a side view,
A wheel characterized in that a fitting portion is provided in the other side in the longitudinal direction of the stopper plate and in the recess so as to extend and extend in the plate width direction to rotatably support the tip of each extending portion. Stop device.

The elastic member alternately extends to the stopper plate side and the recess side in a substantially U shape in a side view from the two shaft portions extending in the plate width direction in the recess and both end portions of the shaft portions. A torsion bar having an extending portion and a parallel shaft portion that extends and connects the tip of the extending portion that extends to one of the stopper plate side and the recessed side of the extending portions substantially in parallel with the shaft portions. With
2. The wheel stopper according to claim 1, wherein the torsion bar is formed so as to bend one rod body at each portion so as to intersect two shaft portions.

The resilient member includes a shaft portion extending in the plate width direction in the recess, and extending portions alternately extending from the both end portions of the shaft portion to the stopper plate side and the recess side in a substantially square shape in a side view. With two torsion bars with
These two torsion bars are formed by bending individual bars for each part,
The wheel stopper device according to claim 1, wherein the wheel stopper device is arranged symmetrically in a plan view so as to intersect two shaft portions.

The interval between the extending portions extending from the two shaft portions to either the stopper plate side or the recess side is formed wider than the interval between the extending portions extending to the other,
4. The length of each of the extending portions having a wide interval between the extending portions is longer than the length of each of the extending portions having a small interval between the extending portions. 5. Wheel stop device.

The said elastic member is provided with the connection member which connects two axial parts and integrates the torsion center of both these axial parts. Wheel stop device.

The stop plate and stopper plate are made of extruded mold material.
The wheel stopper according to any one of claims 1 to 5, wherein the fitting portion is integrally formed in the recess of the stop plate and the stopper plate by extrusion molding of the stop plate and the stopper plate. apparatus.