JP3674967B2 - 極低温冷却装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、超電導磁石装置に付随する極低温冷却装置に関する。この極低温冷却装置は、例えば超電導磁気浮上式鉄道(リニアモーターカー)に車載された超電導磁石装置を冷却する車載用極低温冷却装置として適応できる。
【0002】
【従来の技術】
極低温冷却装置は冷凍機で冷却することにより長時間運転が可能である。従来の極低温冷却装置は、例えば特公昭5622387号公報に記載されたものがある。図を参照して、従来技術について説明する。図は、従来技術に係る超伝導磁石装置の概略図であり、1は液体ヘリウム貯槽、2は液体ヘリウム、3 は液体ヘリウム内に浸漬された超電導磁石、4は超伝導磁石用真空断熱外槽、5は真空層、25は真空排気部である。真空排気部25に用いられる真空排気弁6は、車載用としては通常安全弁機能を有したシールオフバルブが用いられる。
【0003】
に一例として代表的なシールオフバルブの断面図を示し、また図に真空排気時のシールオフバルブの状態を示す。図において、60は中空孔を有する弁体、61はキャップ、62はポペット、63はプラグ、64はディスク、65 、66 、67 はゴムOリング、68は圧縮コイルバネ、69は引っ張りコイルバネ、70は真空引き専用オペレータである。弁体60は真空断熱外槽4に気密溶接されている。キャップ61は中心に孔が設けられており、弁体60の外側に設けられたねじ部60aで、弁体60にねじ込み固定されている。キャップ61の外側には引っ張りコイルバネ69が固着されており、引っ張りコイルバネ69の他端には、ポペット62が固着されている。従って、ポペット62は引っ張りコイルバネ69により常にキャップ61に引き寄せられている。プラグ63は中心及び円周方向に複数個の貫通孔が設けられており、外周部に形成されたネジ部と弁体60の内側ねじ部60bで、弁体60にねじ込み固定されている。プラグ63の先端には圧縮コイルバネ68が固着されており、圧縮コイルバネ68の他端はディスク64に固着されている。従って、ディスク64は圧縮コイルバネ68により常に一定の力で弁体60に押し付けられている。弁体60とディスク64はゴムOリング65により気密にシールされており、弁体60とキャップ61は、ゴムOリング66により気密にシールされており、キャップ61とポペット62は、ゴムOリング67により気密にシールされている。
【0004】
液体ヘリウム貯槽1の破損等により、液体ヘリウムが真空層5内に洩れた場合、真空層5の真空が著しく悪くなり、正圧設定圧力(例えば約0.35kg/cm2 G)以上になると、ディスク64は圧縮コイルバネ68の力に抗した方向に移動し、開放状態となる。するとガス化した液体ヘリウムは、ディスク64と弁体60の隙間から弁体60内部の空間A内に侵入し、更にプラグ63の中心及び円周方向に設けられた複数個の貫通孔を経て、空間B内に侵入する。ヘリウムガスは更にキャップ61の中心孔より空間Cに侵入する。そして、ポペット62を引っ張りコイルバネ69の力に抗した方向に移動させて開放状態とし、ポペット62とキャップ61の隙間から外部へ排出される。このようにして、真空層内に洩れた液体ヘリウムはガス状態となってシールオフバルブから外気へ噴出し、外層容器の破損を防ぐ安全弁の役目をする。
【0005】
真空排気を行う場合は、図に示すように、キャップ61とポペット62を弁体60から取り外し、専用オペレータ70を弁体60に取付け、ディスク64を圧縮コイルバネ68に抗して弁体から引き上げ、専用オペレータ70を介して真空排気を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の極低温冷却装置は、上記のように構成されているため、真空断熱外槽に設けられた真空排気弁のゴムOリングを介して、外気に含まれた僅かなヘリウムガスが透過により真空層内部へ侵入してくる。その結果、真空層の真空度が悪くなり、液体ヘリウムの蒸発量が著しく多くなるため度々真空排気を行わなければならず、また付属冷凍装置の容量を大きくする等の対策が必要となり、所要電力も多くなる等の欠点があった。
【0007】
故に、本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、真空層の真空度の劣化を皆無にし、超高真空を長時間安定して維持すると共に、所要電力の少ない極低温冷却装置を提供することを、その技術的課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記技術的課題を解決するために請求項1の発明において講じた技術的手段(以下、第1の技術的手段と称する。)は、超電導磁石を収納した冷媒貯槽と、前記冷媒貯槽を覆う輻射熱シールド板と、前記冷媒貯槽と前記輻射熱シールド板とを収納した超電導磁石用真空断熱外槽とを有する超電導磁石装置と、
冷凍機と、前記冷凍機の低温部を真空断熱する冷凍機用真空断熱外槽と、ジュールトムソン回路とを有する極低温装置と、
からなる極低温冷却装置において、前記超電導磁石用真空断熱外槽あるいは前記冷凍機用真空断熱外槽の少なくとも一方に設けられた真空排気弁と、前記真空排気弁の外側に前記真空排気弁を気密に密閉する外殻体を設け、前記外殻体の一部を破裂手段で構成したことを特徴とする、極低温冷却装置としたことである。
【0009】
上記技術的課題を解決するために請求項2の発明において講じた技術的手段(以下、第2の技術的手段と称する。)は、前記外殻体と前記超伝導磁石用真空断熱外槽あるいは冷凍機用真空断熱外槽とを金属シール部材によりシールしたことを特徴とする、請求項1記載の極低温冷却装置としたことである。
【0010】
上記技術的課題を解決するために請求項3の発明において講じた技術的手段(以下、第3の技術的手段と称する。)は、前記金属シール部材として、インジウムを使用したことを特徴とする、請求項2記載の極低温冷却装置としたことである。
【0011】
上記技術的課題を解決するために請求項4の発明において講じた技術的手段(以下、第4の技術的手段と称する。)は、前記金属シール部材として、金属Oリングを使用したことを特徴とする、請求項2記載の極低温冷却装置としたことである。
【0012】
上記技術的課題を解決するために請求項5の発明において講じた技術的手段(以下、第5の技術的手段と称する。)は、前記破裂板の外側に、金属または非金属の防護部材を設け、前記防護部材は、気体を透過する性質をもつことを特徴とする、請求項1記載の極低温冷却装置としたことである。
【0013】
【作用】
上記第1の技術的手段によれば、真空排気弁を外側から覆う外殻体を設け、外殻体と真空断熱槽とを気密に接続した。また外殻体の一部に破裂手段を設けた。
【0014】
外殻体と真空断熱槽とが気密に接続されているために、外気からのヘリウムガスが透過して真空層内部に侵入することはない。また外殻体の一部に破裂手段を設けたことにより、液体ヘリウム貯槽の破損等によりヘリウムガスが真空排気弁から洩れた場合、内部圧力によって破裂手段が破裂し、ヘリウムガスが外部に放出される。このようにして、安全弁としての機能をも有する。
【0015】
上記第2の技術的手段によれば、外殻体と真空断熱外槽とを金属シール部材によりシールした。これにより、従来のゴムOリングによるシールに比べて外気と真空断熱外槽との気密性が向上し、真空層の真空度劣化を皆無にすることができる。
【0016】
上記第3の技術的手段によれば、第2の技術的手段における金属シール部材として、インジウムを使用した。インジウムは、ヘリウムガスを全く透すことなく、またシール部材に適した物理的性質を有する。これにより、従来のシール方法に比べて外気と真空断熱外槽との気密性が向上し、真空層の真空度劣化を皆無にすることができる。
【0017】
上記第4の技術的手段によれば、第2の技術的手段における金属シール部材として、金属Oリングを使用した。これにより、従来のOリングによるシールに比べて外気と真空断熱外槽との気密性が向上し、真空層の真空度劣化を皆無にすることができる。
【0018】
上記第5の技術的手段によれば、外殻体の一部に設けられた破裂板の外側に、金属または非金属の防護部材を設けた。またこの防護部材は、気体を透過させる性質を持つものとした。これにより、外殻体の外部からの衝撃により、破裂板が破壊され、気密シールの機能を失うことを防止する。また防護部材は気体透過性であるため、破裂板が正常に破裂した場合、外殻体内のヘリウムガスはこの防護部材を介して外部に放出されるために、安全弁としての機能を損なうことはない。
【0019】
【実施例】
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0020】
図1は本発明に係る極低温冷却装置の全体概略図であり、図2は本発明の第1実施例における真空排気弁及び外殻体の部分断面図、図は本発明の第2実施例における真空排気弁及び外殻体の部分断面図、図は本発明の第3実施例における真空排気弁及び外殻体の
部分断面図であるが、図、図、図に示した従来例のものと同一部分に対しては、同一符号を記す。
【0021】
図1において、27は極低温装置、18は冷凍機用真空断熱外槽、19は冷凍機側真空層、20は冷凍機側真空排気部、21は冷凍機、21aは冷凍機21の低温部、22は冷凍機圧縮部、23は冷凍機駆動部、24はジュールトムソン回路用圧縮機である。ヘリウムガスは、冷凍機用真空断熱外槽18内の冷凍機低温部21a及び熱交換器で逐次冷却され、ジュールトムソン膨張弁により液化される。超伝導磁石装置26は、被冷却体である超電導磁石3、超電導磁石3を浸漬している液体ヘリウム2、液体ヘリウム2を封入している液体ヘリウム貯槽1、液体ヘリウム貯槽1を覆うように設けられ外部からの輻射熱を遮蔽する輻射熱シールド板7、輻射熱シールド板7を覆うように設けられた超電導磁石用真空断熱外槽4から構成される。また超伝導磁石用真空断熱外槽4には、真空排気部25が設けられている。
【0022】
真空排気部20及び25の具体的構成を、真空排気部25を例にとって図2、図4、図5に示す。図2は、本発明における第1実施例が示されている。図2において、真空排気弁6は超伝導磁石用真空断熱外槽4に気密溶接されている。真空排気弁6の外側には、外殻体13が設けられている。外殻体13は、本体部14、破裂板支持部15、破裂手段8から構成されており、本体部14は、ボルト12により超伝導磁石用真空断熱外槽4に固定されている。また本体部14と破裂板支持部15は、気密溶接されている。破裂手段8は、破裂部材9と破裂板破壊歯10とで構成されており、破裂板支持部15と破裂部材9、破裂部材9と破裂板破壊歯10はそれぞれ気密溶接されている。また外気に含まれたヘリウムガスがボルト12と外殻体の本体部14との隙間を伝わって真空排気弁6内のOリングを透過して真空槽5内に流入するのを防止するため、インジウム11が、外殻体13と超伝導磁石用真空断熱外槽4との間に設けられ、金属シールの役割を果たしている。
【0023】
図3は、図2における真空排気部のD方向矢視図である。破裂板破壊歯10は破裂部材9の外周の一部に設けられており、破裂部材9が破裂板破壊歯10に接触して破裂することにより、外殻体13と外気とが連通するように構成されている。
【0024】
このように構成された極低温冷却装置において、通常状態においては外殻体13はインジウム11により超伝導磁石用真空断熱外槽4と金属シールされ、またその他の接続部は気密溶接されているため、外気から外殻体13を経て真空層内にヘリウムガスが侵入することはない。また真空排気を行う場合は、ボルト12を外して外殻体13を取り外し、さらに真空排気弁6の図示せぬキャップとポペットを外し、専用オペレーターにより真空排気をすることができる。また液体ヘリウム層の破損等により液体ヘリウムが真空層内に洩れた場合、真空層の真空度が著しく悪くなり、正圧設定圧力の約0.35kg/cm2 G(0.034MPa)以上になると、真空層内に洩れた液体ヘリウムはガス状態となって真空排気弁6から外殻体13の内側に噴出する。すると、外殻体内部の圧力が上昇し、破裂部材9は内部圧力により、破裂板破壊歯10の方へ膨張する。更に圧力が上昇し、0.5kg/cm2 (0.049MPa)以上になると破裂部材9が破裂板破壊歯10に接触し、破裂部材9は破壊し、ヘリウムガスは外気に噴出する。このようにして、外槽の破損を防ぐ。
【0025】
図4は、本発明の第2実施例を示す真空排気部25の断面図である。図4において11aは、金属Oリングである。
【0026】
上記のように構成された極低温冷凍装置において、金属Oリングは前述のインジウムと同様の働きをする。
【0027】
図5は、本発明の第3実施例を示す真空排気部の25断面図である。図5において、16は破裂板外側支持部材、17は破裂板外側支持部材16に固定された金属または非金属の防護部材である。破裂板外側支持部材16は、破裂板破壊歯10に溶接されている。また防護部材17は、例えば金属メッシュや焼結金属のような、気体を通し、大きな固体は通さないようなものである。
【0028】
このように構成された真空排気部において、防護部材17は外部からの接触力または飛石等により破裂手段8が破壊されるのを防止する。また気体を透過させるため、外殻体13の内部からの圧力上昇に対しては、破裂手段8は破壊し、内部のヘリウムガスは防護部材17を経て外部に噴出する。このため、安全弁としての機能も損なうことはない。
【0029】
【発明の効果】
請求項1の発明は、以下の如く効果を有する。
【0030】
外部からのヘリウムガスが透過して真空層内部に侵入することを防止するため、真空排気弁の外側を覆う外殻体を設け、外殻体と真空断熱外槽とを気密に接続した。また、外殻体の一部に破裂手段を設けた。このように構成することにより、安全弁としての機能を損なうことなく、かつ外部からのヘリウムガスの侵入を防止できるため、真空層の真空度劣化を皆無にし、超高真空を長時間安定して維持することができる。また、付属冷凍機の容量を大きくする等の対策も必要とせず、所要電力の少ない極低温冷却装置を提供することができる。
【0031】
請求項2の発明は、以下の如く効果を有する。
【0032】
外殻体と真空断熱外槽とを、金属シール部材によりシールした。これにより、ゴムOリングによるシールよりも気密にシールすることができ、真空層の真空度劣化をさらになくすことができる。
【0033】
請求項3の発明は、以下の如く効果を有する。
【0034】
外殻体と真空断熱外槽とをシールする金属シール部材として、インジウムを使用した。インジウムはシール性が非常に優れた材料であり、これを使用することにより、更に一層真空層の真空度劣化を皆無にすることができる。
【0035】
請求項4の発明は、以下の如く効果を有する。
【0036】
外殻体と真空断熱外槽とを、金属Oリングによりシールした。これにより、ゴムOリングによるシールよりも気密にシールすることができ、真空層の真空度劣化をさらになくすことができる。
【0037】
請求項5の発明は、以下の如く効果を有する。
【0038】
外殻体の一部に設けられた破裂手段の外側に、金属または非金属の防護部材を設けた。またこの防護部材は、気体を透過させる性質を持つものとした。これにより、外殻体の外部からの衝撃によって破裂手段が破壊され、安全弁としての機能を失うことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る極低温冷却装置の全体概略図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る極低温冷却装置の真空排気部の部分断面図である。
【図3】図2におけるD方向矢視図である。
【図4】本発明の第2実施例に係る極低温冷却装置の真空排気部の部分断面図である。
【図5】本発明の第3実施例に係る極低温冷却装置の真空排気部の部分断面図である。
【図6】従来技術に係る超伝導磁石装置の概略図である。
【図7】従来技術に係る極低温冷却装置の真空排気弁の断面図である。
【図8】従来技術に係る極低温冷却装置の真空排気弁の真空排気時の状態を表す断面図である。
【符号の説明】
1 液体ヘリウム貯槽(冷媒貯槽)
2 液体ヘリウム
3 超電導磁石
4 超伝導磁石用真空断熱外槽
5 真空層
6 真空排気弁
7 輻射熱シールド板
8 破裂手段
9 破裂部材
10 破裂板破壊歯
11 インジウムシール部材
11a 金属Oリング
12 ボルト
13 外殻体
14 本体部
15 破裂板支持部
16 破裂板外側支持部
17 防護部材
18 冷凍機用真空断熱外槽
19 冷凍機側真空層
20 冷凍機側真空排気部
21 冷凍機
21a 冷凍機低温部
22 冷凍機圧縮部
23 冷凍機駆動部
24 ジュールトムソン回路用圧縮機
25 真空排気部
26 超伝導磁石装置
27 極低温装置

Claims (5)

  1. 超電導磁石を収納した冷媒貯槽と、前記冷媒貯槽を覆う輻射熱シールド板と、前記冷媒貯槽と前記輻射熱シールド板とを収納した超電導磁石用真空断熱外槽とを有する超電導磁石装置と、
    冷凍機と、前記冷凍機の低温部を真空断熱する冷凍機用真空断熱外槽と、ジュールトムソン回路とを有する極低温装置と、
    からなる極低温冷却装置において、前記超電導磁石用真空断熱外槽あるいは前記冷凍機用真空断熱外槽の少なくとも一方に設けられた真空排気弁と、前記真空排気弁の外側に前記真空排気弁を気密に密閉する外殻体を設け、前記外殻体の一部を破裂手段で構成したことを特徴とする、極低温冷却装置。
  2. 前記外殻体と前記超伝導磁石用真空断熱外槽あるいは冷凍機用真空断熱外槽とを金属シール部材によりシールしたことを特徴とする、請求項1記載の極低温冷却装置。
  3. 前記金属シール部材として、インジウムを使用したことを特徴とする、請求項2記載の極低温冷却装置。
  4. 前記金属シール部材として、金属Oリングを使用したことを特徴とする、請求項2記載の極低温冷却装置。
  5. 前記破裂板の外側に、金属または非金属の防護部材を設け、前記防護部材は、気体を透過する性質をもつことを特徴とする、請求項1記載の極低温冷却装置。
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